JP2003044935A - 会員管理システム - Google Patents

会員管理システム

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JP2003044935A JP2001229290A JP2001229290A JP2003044935A JP 2003044935 A JP2003044935 A JP 2003044935A JP 2001229290 A JP2001229290 A JP 2001229290A JP 2001229290 A JP2001229290 A JP 2001229290A JP 2003044935 A JP2003044935 A JP 2003044935A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の店舗やグループが共同で会員管理を行
うシステムを提供することにより、会員の登録手続きの
簡素化と、利用者の利便性の向上を図ることを目的とす
る。 【解決手段】 会員の所持する非接触ICタグ6には、
会員の「ID」情報のみが記憶される。会員制のサービ
スを提供するグループ(企業)は、グループ会員DB2
5を有しており、会員情報が登録されている。本部管理
サーバの全会員DB15には全てのグループの会員の情
報が登録されている。会員は、登録しているグループで
あれば、どのグループであっても店舗30に設置されて
いるリーダ5にICタグ6を近づけることにより照合処
理を行うことが可能であり、会員サービスを受けること
が可能となる。また、新規グループの会員に加入する際
にもICタグ6をリーダ5に読み込ませるだけの操作で
完了する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、会員制のサービス
を提供しているグループ(企業)が運営する会員管理シ
ステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、会員カード(ポイントカード等と
も言う)と呼ばれているカードが存在する。会員カード
には、個人店が独自に発行しているものや、チェーング
ループ企業が発行しているもので、全てのチェーン店で
利用可能なものなどがある。
【0003】会員登録した会員は、店舗で買い物をした
時に、この会員カードを提示する。店舗では、カードリ
ーダなどによって会員カードの情報を読み取り、ポイン
トの加算処理などを行う。また、会員に対して割引サー
ビスなどを行っている場合もある。さらに、会員の買い
物の内容や、来店時間、来店場所などの情報を集計する
ことが可能となるので、この集計データを利用して、会
員のニーズにあった情報を提供するなど、付加価値の高
いサービスを会員に対して提供することが可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような会員カード
を発行している店舗、グループは非常に多く、それぞれ
の個人店やチェーングループが独自のサービスを提供し
ている。したがって、利用者は、いろいろな店舗で会員
サービスを受けたいのであれば、それぞれの店舗におい
て会員登録をする必要がある。
【0005】会員登録の手続きは所定の用紙に、住所、
氏名、年齢、電話番号、など必要な情報を書き込む必要
があり、あらたな会員になる度にこれらの手続きをする
ことは非常に面倒である。また、手続きに時間を要する
ことは、新規会員加入の促進が図れないため、サービス
提供側にとっても課題となっている。
【0006】また、会員登録後においても利便性に問題
がある。会員は会員登録した店舗で買い物する際には、
その店舗で利用することのできる会員カードを所持して
いなければならない。初めから訪問する店舗が決まって
いる場合には、訪問する店舗の会員カードを持参すれば
よいわけであるが、急に思いついた買い物をする場合に
は、会員カードを所持していないという場面が多い。ま
た、訪問する店舗が決まっていても会員カードを忘れる
ということもある。
【0007】さらに、前述のごとく、複数の店舗で会員
サービスを受けるためには、複数の店舗ごとの会員登録
をする必要があるため、利用客は、複数の会員カードを
所持することとなる。このため、いつ、どこで買い物を
しても、会員サービスを受けることができるようにする
ために、全ての会員カードを常に携帯しておく必要があ
り、非常に利便性が悪かった。結局、財布に入りきらな
くなった会員カードの殆どは家に置いたままになり、い
ざ利用しようとするときには会員カードを持っていない
ということになる。
【0008】そこで、本発明は前記問題点に鑑み、複数
の店舗やグループが共同で会員管理を行うシステムを提
供することにより、会員の登録手続きの簡素化と、利用
者の利便性の向上を図ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1の発明は、会員制のサービスを提供してい
るグループが、会員の個人情報を管理するシステムであ
って、a)複数の異なるグループの全会員の個人情報を一
括して管理する会員データベースと、b)前記個人情報を
特定するための識別情報が書き込まれた可搬性の記憶手
段と、c)各グループの店舗に設置され、会員が所持する
前記記憶手段から前記識別情報を読み取る読取手段と、
d)前記読取手段が読み取った識別番号について前記会員
データベースを参照することにより会員情報の照合を行
う照合手段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項2の発明は、請求項1に記載の会員
管理システムにおいて、さらに、e)前記照合手段による
照合の結果が正常であった場合、会員サービスに対応し
て前記会員データベースを更新する更新手段を備えるこ
とを特徴とする。
【0011】請求項3の発明は、請求項1または請求項
2に記載の会員管理システムにおいて、前記記憶手段
は、非接触で情報へのアクセスが可能な非接触記憶手
段、を含み、前記読取手段は、前記非接触記憶手段の情
報を非接触で読み取り可能な非接触読取手段、を含むこ
とを特徴とする。
【0012】請求項4の発明は、請求項3に記載の会員
管理システムにおいて、前記非接触記憶手段は、シート
状の部材に無線読み取り可能なICメモリが搭載された
ものであり、当該シート状部材を会員の携帯品に貼着さ
せたことを特徴とする。
【0013】請求項5の発明は、請求項1ないし請求項
4のいずれかに記載の会員管理システムにおいて、前記
会員データベースは、a-1)全グループの会員の個人情報
を蓄積する全会員データベースと、a-2)各グループの会
員の個人情報を蓄積する複数のグループ会員データベー
スと、に分散管理されており、前記照合手段および前記
更新手段は、前記グループ会員データベースに対して、
それぞれ照合処理および更新処理を行うことを特徴とす
る。
【0014】請求項6の発明は、請求項5に記載の会員
管理システムにおいて、前記グループは、当該グループ
の会員に対してポイント制のサービスを提供しており、
前記更新手段は、前記グループ会員データベースに蓄積
された各会員のポイントの更新処理を実行する手段、を
含むことを特徴とする。
【0015】請求項7の発明は、請求項5に記載の会員
管理システムにおいて、前記グループは、当該グループ
の会員に対して物品の販売予約サービスを提供してお
り、前記更新手段は、前記グループ会員データベースに
おいて管理された各会員の予約情報の更新処理を実行す
る手段、を含むことを特徴とする。
【0016】請求項8の発明は、請求項5に記載の会員
管理システムにおいて、前記グループは、当該グループ
の会員に対してチケットの予約サービスを提供してお
り、前記更新手段は、前記グループ会員データベースに
おいて管理された各会員の予約情報の更新処理を実行す
る手段、を含むことを特徴とする。
【0017】請求項9の発明は、請求項5ないし請求項
8のいずれかに記載の会員管理システムにおいて、前記
グループ会員データベースに登録される各会員の属性項
目は、前記全会員データベースに登録される各会員の属
性項目の一部の項目であることを特徴とする。
【0018】請求項10の発明は、請求項5ないし請求
項9のいずれかに記載の会員管理システムにおいて、さ
らに、f)前記グループ会員データベースに新規グループ
会員を登録する登録手段、を備え、前記登録手段は、前
記読取装置が読み取った識別情報が、前記全会員データ
ベースに登録されている場合には、前記全会員データベ
ースから個人情報を抽出することにより、前記グループ
会員データベースへの登録処理を実行する手段、を含む
ことを特徴とする。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ本発明の
実施の形態について説明する。
【0020】{1.第1の実施の形態} <1−1.全体概略構成>まず、図1を参照しながら、
本実施の形態にかかる会員管理システムの運営形態につ
いて説明する。ここでは、3つのグループA,B,Cが
共同の会員管理システムを運営している場合を例とす
る。この明細書において、グループとは、企業、会社等
と同様の意味であり、たとえば、チェーン店による販売
を展開している電気製品の販売会社や、薬品販売会社、
スーパー、その他、コンビニエンスストアなどが想定さ
れる。また、1店舗のみからなる個人経営の店舗なども
含むものとする。そして、グループA,B,Cは、相互
に、経済的、営業的に関連のないグループであり、これ
ら別個のグループが共通の会員管理システムを運営する
場合を例としている。
【0021】グループAは複数の店舗30A,30A・
・・を有しており、グループBは複数の店舗30B,3
0B・・・、グループCは複数の店舗30C,30C・
・・を有している。これら、店舗30A,30B,30
C(これらを総称して、適宜、店舗30として説明す
る)の店内には、それぞれ後述する非接触ICタグ6
(適宜、ICタグ6と略して説明する。)から情報を読
み取るためのリーダ5が設置されている。
【0022】各グループA,B,Cは、それぞれのグル
ープに独自の会員サービスを行っている。そして、それ
ぞれの会員情報を管理するグループ管理サーバ20A,
20B,20C(適宜、これらサーバを総称してグルー
プ管理サーバ20と呼ぶ)が構築されている。さらに、
これらグループ管理サーバ20を統括して管理する本部
管理サーバ10が構築されている。
【0023】これら、グループ管理サーバ20、本部管
理サーバ10の物理的な設置場所は特に限定されるもの
ではないが、本実施の形態においては、各グループ管理
サーバ20は、各グループA,B,Cのシステム管理セ
ンタや営業本部などに設置されており、本部管理サーバ
10は、この会員管理システムの管理本部などに設置さ
れるものとする。そして、各店舗30と、グループ管理
サーバ20間はネットワーク41により接続され、グル
ープ管理サーバ20と本部管理サーバ10はネットワー
ク42により接続されている。ネットワーク41,42
は、電話回線、専用線、インターネットなどが利用可能
である。
【0024】ただし、本部管理サーバ10と各グループ
管理サーバ20を同一の管理センタにおいて管理するこ
とも可能である。また、これらサーバ機能を1台のサー
バで構築することも可能である。
【0025】以上の構成により、各グループ管理サーバ
20において、各グループの会員の情報が管理され、本
部管理サーバ10においては、全グループの全会員の情
報が管理される。
【0026】<1−2.データベース構造および各サー
バ機能>次に、図2を参照しながら、本部管理サーバ1
0およびグループ管理サーバ20のデータベース構造に
ついて説明する。
【0027】本部管理サーバ10は、全会員データベー
ス(以下、全会員DBと略す)15を備えている。本部
管理サーバ10は、前述のごとく、全グループの全会員
情報を管理するため、全会員データベース10には、グ
ループA,B,Cのいずれに登録される会員についても
その会員情報が登録される。また、初期登録の段階で
は、いずれのグループ会員にも属さない会員登録をする
ことも可能である。
【0028】図中、全会員DB15に登録するデータベ
ース項目(属性項目)の例を示している。全会員DB1
5には、各登録会員について、「ID」、「携帯Eメー
ルアドレス」、「携帯電話番号」、「名前」、「年
齢」、「性別」、「パスワード」、「生年月日」、「住
所」、「電話番号」の各項目についての個人情報が登録
される。
【0029】各グループのグループ管理サーバ20A,
20B,20Cは、それぞれグループA会員データベー
ス25A,グループB会員データベース25B,グルー
プC会員データベース25Cを備えている。図2、およ
び、以下の説明においては、適宜、これらを総称してグ
ループ会員DB25として説明する。ただし、各グルー
プのグループ会員DB25には、共通して必要となるデ
ータベース項目以外に、独自のデータベース項目を持た
せることも可能である。
【0030】グループ管理サーバ20は、前述のごと
く、各グループの会員情報を管理するため、グループ会
員DB25には、各グループに加入している会員情報が
登録される。
【0031】図中、グループ会員DB25に登録するデ
ータベース項目の例を示している。グループ会員DB2
5には、「ID」、「携帯Eメールアドレス」、「名
前」、「年齢」、「性別」、「ポイント」の各項目につ
いての情報が登録される。
【0032】このように、グループ会員DB25には、
全会員DB15のデータベース項目のうち、一部の項目
が登録されるようになっている。したがって、全会員D
B15に登録されている会員について、あらたに、いず
れかのグループ会員DB25への会員登録を行うために
は、全会員DB15からのデータベース項目の抽出操作
を行えばよい。ただし、「ポイント」項目等、各グルー
プが独自で管理する情報については、全会員DB15の
登録項目ではないので、各グループ会員DB25におい
て生成すればよい。
【0033】以上のようなデータベースを保有する本部
管理サーバ10およびグループ管理サーバ20は、それ
ぞれ照合部11,21、登録部12,22を有してい
る。照合部11,21は、リーダ5が読み取った「I
D」情報をもとに、データベース検索を行い照合処理を
行う機能部であり、登録部12,22は、新規登録会員
の情報を各データベースに登録処理する機能部である。
【0034】また、グループ管理サーバ20の備えるポ
イント管理部23は、グループ会員DB25の「ポイン
ト」項目について加算処理などを行う。予約管理部24
については後述するが、物品の予約販売管理や各種チケ
ットの予約管理を行う。メール送信部26は、販売促進
のメール等を会員に自動送信する機能部である。本部管
理サーバ10の備えるURL自動配信部13は、会員の
携帯Eメールアドレスに対して、様々な情報を提供する
ためのURL情報を送信する機能部である。
【0035】これら照合部11,21、登録部12,2
2、URL自動配信部13、ポイント管理部23、予約
管理部24、メール送信部26は、各サーバにインスト
ールされたソフトウェアが、サーバのハードウェア資源
を利用して実現される機能部である。
【0036】<1−3.ICタグ>上述したように、会
員の個人情報は、全会員DB15およびグループ会員D
B25に登録される。そして、両DB15,25のデー
タベース項目のうち、「ID」項目に登録される情報
は、これら個人情報を特定するための識別番号として利
用される。つまり、両DB15,25のキー情報とな
る。
【0037】そして、このキー情報「ID」が、会員が
所持する非接触ICタグ6のICメモリ61に記憶され
る。非接触ICタグは、RFID(無線を用いた認証技
術)を利用して、非接触で通信を行い、ICメモリ内の
情報の読み出し、書き込みなどを可能とした記憶手段で
ある。
【0038】前述のごとく、各店舗30には、ICメモ
リ61に記憶された情報を非接触で読み取り可能なリー
ダ5が設置されている。したがって、非接触ICタグ6
をリーダ5に近づけることによって、会員の「ID」情
報を読み取り、ネットワーク41,42を介してグルー
プ会員DB25や全会員DB15のデータベースとの照
合処理を行うことが可能となるのである。
【0039】本実施の形態における非接触ICタグ6
は、図2に示すように、略長方形状のシート材の中央付
近に小型のICメモリ61を搭載した構造としている。
したがって、非接触ICタグ6は、適当な接着手段を用
いて会員の携帯品などに貼り付けた場合でも、邪魔にな
ることはない。また、厚みもなく、非常に軽量であるの
で、利便性がよい。たとえば、会員の携帯電話の背面に
非接触ICタグ6を貼り付けておくと非常に利便性がよ
い。携帯電話は、常に、携帯するものであり、会員が来
店時にICタグ6を忘れるといった問題も解消できるか
らである。なお、非接触ICタグ6は、厚みの薄いもの
が好ましいが、平面形状は、図2に示した細長い形状の
もののほか、正方形状に近い形状なども利用することが
でき、その形状は特に限定されるものではない。
【0040】また、非接触ICタグ6には、最小限の情
報、つまり、両DB15,25のキー情報となる「I
D」情報のみを記憶しておけばよい仕組みとなっている
ので、非接触IDタグ6には大容量の記憶領域が必要と
されない。したがって、会員が所持する記憶手段である
非接触ICタグ6の単価を低く抑えることができるので
ある。
【0041】<1−4.初期登録、および、新規グルー
プ加入手順>次に、上述したシステム構成において、本
実施の形態の会員管理システムの初期登録作業および利
用形態について説明する。
【0042】まず、図3を参照しながら初期登録手順に
ついて説明する。いずれのグループに対しても未だ会員
登録していない利用者について、会員管理システムへの
登録を行うためには、まず、いずれかのグループの店舗
において登録作業を行う。ここでは、グループAの店舗
において初期登録作業を行う場合を例として説明する。
この初期登録作業では、全会員DB15への登録が行わ
れるので、利用者は、全会員DB15のデータベース項
目について、たとえば、所定の用紙(申し込み用紙)に
記入するなどの手続きを行う。
【0043】そして、店舗30Aの係員が、必要事項に
記載された用紙に基づいて店舗内の端末31で登録作業
を行う。端末31は、ネットワーク41,42を介して
グループサーバ20A、本部管理サーバ10に接続され
ており、端末31において登録された情報は、グループ
A会員DB25A、および、全会員DB15に登録され
る。この時、前述のごとく、グループA会員DB25A
には、全会員DB15に登録される項目のうち一部の項
目が登録される。そして、登録された会員については、
両DB15,25において同一の「ID」が付与され
る。
【0044】また、各店舗30には、あらかじめ本部に
おいて発行されたICタグ6が相当数準備されており
(たとえば、各申し込み用紙にICタグ6を貼り付けて
おくなどの方法が考えられる)、DB15,25への登
録作業が完了すると、付与された「ID」が書き込まれ
たICタグ6が新規会員となった利用者に手渡される。
つまり、各店舗30に準備されているICタグ6には、
あらかじめ「ID」が書き込まれており、端末31によ
る登録作業時には、この「ID」をデータベースのキー
情報として入力するようにするのである。このような手
続きとすることにより、店舗30におけるICタグ6の
発行手続きを簡素化することができる。新たな会員とな
った利用者は、受取ったICタグ6を、たとえば、図5
に示すように、自身の携帯電話7の背面などに貼り付け
て携帯するようにする。
【0045】ここで、非接触ICタグ6を貼り付ける物
は、特に限定されるものではないが、会員が普段携帯し
ている物が好ましい。たとえば、免許証や財布、定期入
れなどに貼り付けるようにしてもよい。もしくは、1枚
のカードに貼り付けておいて、財布内に収納しておくよ
うにしてもよい。この場合でも、従来のように複数枚の
カードを所持するといった不便はない。
【0046】また、非接触ICタグ6を携帯品に貼り付
けるためには、タグ発行時に適当な接着手段をいっしょ
に提供するようにすることが望ましいが(たとえば、シ
ール式にしておき、台紙をはがすだけですぐに貼り付け
ることができるようにしておくなど)、利用者が、好み
のシールなどを使用して貼り付けるようにしても、もち
ろん構わない。
【0047】また、非接触ICタグ6は、必ずしも、携
帯品に貼り付けておく必要はない。たとえば、図6に示
すように、携帯電話7の電池ボックス71を取り外し、
電池ボックス71と携帯電話本体の間に挿入させておく
だけでもよい。このように、本実施の携帯においては、
シート状の記憶手段を利用することで非常に利便性の高
い仕組みとなっている。
【0048】以上の手順により、利用者の新規登録作業
が行われ、新規会員はグループAの店舗で利用可能な非
接触ICタグ6を取得することができる。なお、ICタ
グ6への「ID」情報の書き込みは、本部で一括して行
うようにし、各店舗30に対しては、「ID」書き込み
済みのICタグ6を配布するようにすればよい。
【0049】次に、この会員がグループBの会員に加入
する場合の手順について説明する。既にグループAへの
会員登録を終えている会員は、グループBの店舗におい
て、グループBの会員登録を希望する旨を店員に伝え
る。そして、たとえば携帯電話7の背面に貼り付けられ
ている非接触ICタグ6をリーダ5に近づけて情報の読
み取りを行わせる。
【0050】ICタグ6から読み取られた情報は、グル
ープB会員DB25Bに転送され、照合部21におい
て、「ID」の照合処理が行われる。そして、該当する
「ID」が存在しない場合には、登録部22は、本部管
理サーバ10の照合部11に対して「ID」の照合処理
を依頼する。そして、全会員DB15に該当する「I
D」が存在する場合には、当該会員の会員情報を抽出
し、この抽出した会員情報をグループB会員DB25B
に登録することにより、グループBに対する新規会員登
録が完了するのである。
【0051】なお、グループB会員DB25Bに該当
「ID」が存在しない場合には、店舗30Bの端末画面
に、「グループBへの会員登録はされていません。会員
登録しますか?」といった内容のメッセージを表示し、
登録指示があった場合のみ、本部管理サーバ10への問
合せを行うようにすれば、手続きを確実に進めることが
可能となる。また、会員に対してパスワードの入力要求
を行うことで、登録手続きのミスを避けることもでき
る。
【0052】以上の手順により、グループA,Bにおけ
る会員登録が完了する。同様に、他のグループや他の個
人店舗など、本会員管理システムに加盟している店舗に
おいては、ICタグ6をリーダに読み込ませるだけで、
容易に、迅速に、新規会員登録が行えるのである。
【0053】<1−5.利用形態>次に、会員登録が完
了した会員が、各店舗において会員サービスを受ける手
順について、図4を参照しながら説明する。会員は、I
Cタグ6を貼り付けた携帯電話7を所持して、グループ
Aの店舗30Aに訪れたとする。そこで、会員は買い物
をした際、レジの付近に設置されたリーダ5で会員の所
持しているICタグ6の情報を読み取らせる。これによ
り、会員の「ID」情報が、グループ管理サーバ20A
に転送される。そこで、「ID」の照合が行われ、照合
結果が正常であれば、会員は会員サービスを受けること
が可能となる。たとえば、ポイントサービスであれば、
図2に示したように、データベースに登録されているポ
イント項目の加算処理が行われる。他にも、割引サービ
スなど、グループごとのサービスを受けることができ
る。
【0054】このように、通常の利用時においては、グ
ループ管理サーバ20に対してアクセスするだけであ
り、本部管理サーバ10へはアクセスする必要はない。
このようなシステム構成とすることで負荷分散が可能と
なるとともに、グループごとにサーバを独立させること
で独自サービスへの対応などメンテナンス性と拡張性に
も優れた構成となる。
【0055】この会員が、また、別のグループBにおい
て買い物をする際にも、店舗30Bのリーダ5によって
ICタグ6に記憶されている「ID」の読み取り操作を
行えばよい。そして、「ID」の照合が正常であった場
合には、グループBの会員サービスが受けられるのであ
る。
【0056】このように、グループAの店舗において会
員サービスを受けるために、また、グループBの店舗に
おいて会員サービスを受けるために必要となる所持品
は、同一のICタグ6であるので、グループごとに別の
会員カードを持ち歩くといった不便はない。グループ
A,Bのみならず、この会員管理システムに加盟してい
る全てのグループでの会員サービスを受けるために、会
員はICタグ6の貼り付けられた携帯電話7を所持して
いればよいのである。
【0057】さらに、本実施の形態においては、会員
「ID」の記憶手段として、非接触ICタグを利用して
いるので、店舗においても、「ID」の照合処理が非常
に楽に、迅速に行うことが可能である。
【0058】また、従来のタイプの会員カードでは、会
員カードを忘れた場合には、会員サービスを受けること
ができなかったが、本実施の形態においては、店舗の端
末において、携帯電話番号、もしくは、携帯Eメールア
ドレスを入力することにより、会員サービスを受けるこ
とが可能である。
【0059】つまり、ポイント等のデータはサーバ側に
蓄積されているので、携帯電話番号等を用いて会員照合
ができれば、サーバ側でポイントの更新処理が行えるか
らである。「ID」番号を会員が記憶することは困難で
あるが、自己の携帯電話番号や携帯Eメールアドレスで
あれば、本人が記憶しているものであるので、都合がよ
い。
【0060】<1−6.チケット予約>次に、チケット
予約サービスについて説明する。チケット予約サービス
は、劇場、イベント、列車などの各種の予約サービスを
会員に対して提供するものである。たとえば、あるグル
ープがチケット予約サービス会社である場合には、店舗
30の端末31において、チケット種別、日時などの所
定の情報を入力するとともに、リーダ5においてICタ
グ6の読み取り操作を行う。
【0061】グループ管理サーバ20の予約管理部24
は、入力情報、および、「ID」情報を受取ると、グル
ープ会員DB25にチケットの予約情報を登録するので
ある。このように、会員であれば、チケット予約時に、
自己の氏名、住所、電話番号などの記入手続きなどが一
切不要となる。また、チケット予約サービス会社も、簡
易、かつ、迅速に予約業務を行うことが可能となるので
ある。
【0062】さらに、このような予約手続きにおいて
は、会員に対して物理的なチケットを発行する必要がな
いという大きなメリットがある。つまり、劇場、イベン
ト会場、等にリーダ5を設置しておき、会員が劇場等に
訪れた際には、ICタグ6から情報を読み取ることで予
約状況の有無を確認することができるのである。会員
は、チケットを予約する際にも、また、実際に劇場等に
訪れる際にも、ICタグ6を携帯しておくだけで会員サ
ービスを受けることができるのである。
【0063】このように、本実施の形態における会員管
理システムは、チケット予約サービスに適応した場合に
も大きな効果を奏するものである。特に、デジタルチケ
ットとしての情報を会員側にダウンロードするのではな
く、デジタルチケットとしての情報(結局は、データベ
ース情報である)は、サーバ側に持たせておくことで、
予約管理を容易に行うことが可能となった。
【0064】また、ここでは、予約サービスとして、チ
ケット予約サービスを一例として説明したが、本会員管
理システムは、あらゆる物品の販売予約サービスに適用
可能である。
【0065】会員が、物品の購入予約をする手順につい
て説明する。会員は、携帯電話もしくはパソコンなどを
利用してネットワーク経由で物品の購入予約を行う。具
体的には、各グループのWEBサイトにおいて予約手続
きが行えるようにすればよい。この際、会員は、「I
D」情報、もしくは、「携帯Eメールアドレス」、「携
帯電話番号」などを入力する。これによりグループ管理
サーバ20の予約管理部24は、入力された情報をキー
として、該当する会員について予約情報の登録処理を実
行するのである。これによって、グループ会員DB25
に、会員の予約情報が登録される。後日、店舗30に商
品が届けられた場合には、会員は、店舗30においてI
Cタグ6を提示すればよい。これにより、「ID」情報
が読み取られ、データベースを参照することにより予約
内容が確認されれば商品を購入することが可能となるの
である。
【0066】別の方法を説明する。会員が実際に店舗3
0に訪れて、物品の購入予約をする際には、ICタグ6
を提示して「ID」を読み取らせることにより、住所、
氏名等の記入手続きをする必要なく予約手続きを行うこ
とが可能である。後日、店舗30に商品が届けられた場
合には、再びICタグ6を提示することにより、データ
ベースとの照合がとれれば商品を購入することが可能と
なるのである。もしくは、データベースには、会員の住
所等の情報が保有されているので、購買予約をした会員
に対して商品を配達で届けるサービスを行っても良い。
【0067】<1−7.他のサービス>以上説明したよ
うに、会員管理システムにおいては、異なるグループの
会員を管理本部のデータベースにおいて共同で管理して
いるので、会員情報の管理負担が非常に小さくなる。ま
た、新規加入時の手続きが簡素化されるので、会員の加
入促進が図れるといった利点がある。
【0068】さらに、本実施の形態の会員管理システム
では、全会員DB15、および、グループ会員DB25
のデータベースに会員の携帯Eメールアドレスを登録す
るようにしている。これによって、「携帯Eメールアド
レス」と会員「ID」との紐付けが可能となるので、携
帯電話に対してダイレクトメールの送信などの会員サー
ビスを提供することができる。各会員へのEメールの送
信は、グループ管理サーバ20の備えるメール送信部2
6により行われるが、本部管理サーバ10から全会員向
けにEメールによる情報提供を行うようにしても、もち
ろん良い。Eメールを利用した会員サービスは、郵便物
を利用した案内サービスなどと比べ、コストを低く抑え
ることができるという利点と、より即時性の高い情報を
提供できるといった利点がある。
【0069】本実施の形態における会員管理システムに
おいては、会員が所持する非接触ICタグ6には、「I
D」情報のみが登録されており、会員のポイントや、予
約情報などはグループ会員DB25に蓄積されている。
そこで、これらの情報をインターネット経由でブラウザ
から閲覧できるようにしておけばよい。
【0070】このような機能を提供することにより、会
員は、いつでも、どこでも、携帯電話を用いて、自己の
ポイント状況やチケットの予約状況を確認することが可
能である。また、チケットを紛失するといった心配もな
い。
【0071】また、本部管理サーバ10に登録されてい
る会員に対して資料請求サービスを提供することも可能
である。雑誌、広告、ポスターなどいろいろな形態で商
品情報やサービス情報が提供されており、それらの詳細
情報について資料請求する場合には、従来は、住所、氏
名、電話番号等の情報を記入する必要があった。もしく
は、電話などでこれらの情報を口頭で伝える必要があっ
た。
【0072】そこで、本実施の形態の会員管理システム
を利用すれば、会員は、口頭などにより、自己の「I
D」や「携帯Eメールアドレス」などを伝えればよい。
これにより、全会員DB15から当該会員の個人情報を
取得することができるので、資料の郵送や、URL情報
のメール配信サービスなどが提供できるのである。
【0073】{2.変形例}上述したように、本実施の
形態においては、会員が所持する記憶手段は、非接触の
ICタグを利用しているので、様々な用途に応用可能で
ある。
【0074】たとえば、デパートのゲートに非接触読み
取りのリーダを設置しておくことにより、会員のデパー
ト入店時に、ポイントの加算を行うといったサービスも
可能である。
【0075】また、次のような利用の方法がある。多数
の企業が商品等の発表をする展示会がある。この展示会
では、出展企業がそれぞれパンフレットなどの資料の配
布を行っている。また、希望者にはさらに詳しい資料を
送付するために、住所、氏名等の記入をお願いしている
場合などがある。
【0076】そこで、本実施の形態の会員管理システム
を利用する。具体的には、各出展企業のブースにリーダ
5を設置する。そして、当該ブースに訪問した会員は、
資料請求をしたい場合には、ICタグ6をリーダ5に読
み取らせる操作だけ行えばよい。これにより、各グルー
プ管理サーバ20より会員に対して、該当する商品情報
などが記載されているホームページのURL情報がEメ
ールで送信されるのである。会員は、URL情報を受取
れば、ブラウザを利用して商品情報等を閲覧することが
可能となる。
【0077】もしくは、出展企業が、データベースを検
索して会員の住所等を確認し、資料を送付するようにし
てもよい。また、会員が資料請求をした全ての出展企業
のパンフレット等を一括して会員に郵送するようにすれ
ば、郵送コストの削減を図ることが可能になるととも
に、会員は、数多いパンフレットを集めまわって持ち帰
るといった手間が省けるのである。
【0078】また、上述した実施の形態においては、会
員の所持する記憶手段は非接触ICタグとしているが、
会員の所持する記憶手段は、必ずしも非接触読み取りタ
イプのものでなくてもよい。たとえば、会員の所持する
記憶手段としてバーコードを利用することも可能であ
り、この場合も全体のシステム構成は同様であり、店舗
においてはバーコード読み取り装置によって会員の「I
D」を読み取るようにすればよい。ただし、非接触IC
タグを利用することにより、読み取り操作が迅速、か
つ、容易となり、また、情報の書き換えが可能な点か
ら、より利便性が向上する。
【0079】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明では、複数の異なるグループの会員情報を共通の会員
データベースで管理し、会員に所持する可搬性の記憶手
段に会員情報を特定するための識別情報を記憶させたの
で、会員登録作業などの一元化を図ることができる。ま
た、会員は複数の会員カードを所持する必要がなくな
る。
【0080】請求項2記載の発明では、会員サービスに
対応してデータベースの更新処理を行うので、会員サー
ビスをデータベース側で管理することが可能となる。
【0081】請求項3記載の発明では、会員の所持する
可搬性の記憶手段を非接触読み取り可能なものとするこ
とにより、読み取り操作を迅速、かつ、容易に行うこと
ができる。
【0082】請求項4記載の発明では、非接触記憶手段
を会員の携帯品に貼着させるようにしたので、会員が記
憶手段の所持を忘れるといった問題が解消する。
【0083】請求項5記載の発明では、会員データベー
スは、全グループの会員情報が登録されたデータベース
と、グループごとの会員情報が登録されたデータベース
に分散管理されるので、データベースサーバの負荷分散
を行うことができる。
【0084】請求項6記載の発明では、ポイント制のサ
ービスを提供しているグループがある場合には、グルー
プ会員データベースでポイント管理を行うことにより、
グループ会員データベースへのアクセスのみでサービス
の提供が可能となる。また、会員の所持する記憶手段に
ポイントを蓄積する方式ではないので、会員が記憶手段
を所持していない場合であっても、サービスの適用を受
けることが可能となる。
【0085】請求項7記載の発明では、物品の販売予約
管理をグループ会員データベースで行うので、会員は、
記憶手段を所持していれば、簡易な手続きで物品の購入
予約を行うことが可能である。
【0086】請求項8記載の発明では、予約管理をグル
ープ会員データベースで行うことにより、デジタルチケ
ットと同様の効果が得られる。しかも、デジタルチケッ
トしての情報がデータベース側に蓄積されているので、
会員側へのダウンロード処理などは不要である。
【0087】請求項9記載の発明では、グループ会員デ
ータベースには、各会員の個人情報について全会員デー
タベースの属性項目のうち一部の項目のみを登録するよ
うにしているので、不必要な個人情報の流出を防止する
ことが可能である。
【0088】請求項10記載の発明では、全会員データ
ベースに既に登録されている会員については、あらたな
グループへの加入手順は記憶手段から識別情報を読み取
らせる操作だけで完了するので、グループ会員への加入
手続きが大幅に簡素化される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態にかかる会員管理システムの全体
構成図である。
【図2】会員管理システムのデータベース構造およびサ
ーバ機能を示す図である。
【図3】会員管理システムの初期登録手順およびグルー
プ加入手順を示す図である。
【図4】会員管理システムの利用手順を示す図である。
【図5】非接触ICタグを携帯電話の背面に貼り付けた
状態を示す図である。
【図6】非接触ICタグを携帯電話本体と電池ボックス
の間に挿入した状態を示す図である。
【符号の説明】
5 リーダ(非接触読み取り) 6 非接触ICタグ 7 携帯電話 10 本部管理サーバ 15 全会員データベース 20 グループ管理サーバ 25 グループ会員データベース 30 店舗 31 (店舗)端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06K 17/00 G06K 17/00 F L

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 会員制のサービスを提供しているグルー
    プが、会員の個人情報を管理するシステムであって、 a)複数の異なるグループの全会員の個人情報を一括して
    管理する会員データベースと、 b)前記個人情報を特定するための識別情報が書き込まれ
    た可搬性の記憶手段と、 c)各グループの店舗に設置され、会員が所持する前記記
    憶手段から前記識別情報を読み取る読取手段と、 d)前記読取手段が読み取った識別番号について前記会員
    データベースを参照することにより会員情報の照合を行
    う照合手段と、を備えることを特徴とする会員管理シス
    テム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の会員管理システムにお
    いて、さらに、 e)前記照合手段による照合の結果が正常であった場合、
    会員サービスに対応して前記会員データベースを更新す
    る更新手段、を備えることを特徴とする会員管理システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の会員管
    理システムにおいて、 前記記憶手段は、 非接触で情報へのアクセスが可能な非接触記憶手段、を
    含み、 前記読取手段は、 前記非接触記憶手段の情報を非接触で読み取り可能な非
    接触読取手段、を含むことを特徴とする会員管理システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の会員管理システムにお
    いて、 前記非接触記憶手段は、シート状の部材に無線読み取り
    可能なICメモリが搭載されたものであり、当該シート
    状部材を会員の携帯品に貼着させたことを特徴とする会
    員管理システム。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし請求項4のいずれかに記
    載の会員管理システムにおいて、 前記会員データベースは、 a-1)全グループの会員の個人情報を蓄積する全会員デー
    タベースと、 a-2)各グループの会員の個人情報を蓄積する複数のグル
    ープ会員データベースと、に分散管理されており、 前記照合手段および前記更新手段は、前記グループ会員
    データベースに対して、それぞれ照合処理および更新処
    理を行うことを特徴とする会員管理システム。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の会員管理システムにお
    いて、前記グループは、当該グループの会員に対してポ
    イント制のサービスを提供しており、 前記更新手段は、 前記グループ会員データベースに蓄積された各会員のポ
    イントの更新処理を実行する手段、を含むことを特徴と
    する会員管理システム。
  7. 【請求項7】 請求項5に記載の会員管理システムにお
    いて、前記グループは、当該グループの会員に対して物
    品の販売予約サービスを提供しており、 前記更新手段は、 前記グループ会員データベースにおいて管理された各会
    員の予約情報の更新処理を実行する手段、を含むことを
    特徴とする会員管理システム。
  8. 【請求項8】 請求項5に記載の会員管理システムにお
    いて、前記グループは、当該グループの会員に対してチ
    ケットの予約サービスを提供しており、 前記更新手段は、 前記グループ会員データベースにおいて管理された各会
    員の予約情報の更新処理を実行する手段、を含むことを
    特徴とする会員管理システム。
  9. 【請求項9】 請求項5ないし請求項8のいずれかに記
    載の会員管理システムにおいて、 前記グループ会員データベースに登録される各会員の属
    性項目は、前記全会員データベースに登録される各会員
    の属性項目の一部の項目であることを特徴とする会員管
    理システム。
  10. 【請求項10】 請求項5ないし請求項9のいずれかに
    記載の会員管理システムにおいて、さらに、 f)前記グループ会員データベースに新規グループ会員を
    登録する登録手段、を備え、 前記登録手段は、 前記読取装置が読み取った識別情報が、前記全会員デー
    タベースに登録されている場合には、前記全会員データ
    ベースから個人情報を抽出することにより、前記グルー
    プ会員データベースへの登録処理を実行する手段、を含
    むことを特徴とする会員管理システム。
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