JP2002150097A - ポイント発行システム、及びポイント発行方法 - Google Patents

ポイント発行システム、及びポイント発行方法

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JP2002150097A
JP2002150097A JP2000342015A JP2000342015A JP2002150097A JP 2002150097 A JP2002150097 A JP 2002150097A JP 2000342015 A JP2000342015 A JP 2000342015A JP 2000342015 A JP2000342015 A JP 2000342015A JP 2002150097 A JP2002150097 A JP 2002150097A
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Kazumichi Ishida
和道 石田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ランニングコストを低減させると共に、ポイ
ント制度の変更を容易に行えるようにする。 【解決手段】 ポイント発行サーバ102により、ポイ
ントを発行するポイント発行システム100であって、
サービス提供拠点(S)に設置され、サービス利用者が
所有する携帯端末装置108と通信することによって識
別情報を取り出すと共に、該識別情報をポイント発行サ
ーバ102に送信する識別情報抽出装置104を備え、
ポイント発行サーバ102は、携帯端末装置108の識
別情報を登録識別情報として記憶部に予め記録し、受信
した識別情報と一致している登録識別情報に対応させ
て、記憶部に累積ポイントを更新記録し、携帯端末装置
108から無線通信を介してポイント参照要求を受けた
場合には、携帯端末装置108の識別情報と一致する登
録識別情報の累積ポイントを携帯端末装置108に送信
して、携帯端末装置108の情報表示部に累積ポイント
を表示させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サービス提供者
が、サービス利用者に対してポイントを発行するポイン
ト発行システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば飲食店や電化製品量販店、
衣類販売店等ではポイント制度を設けていることが多
い。このポイント制度は、サービス提供者である各店舗
がサービス利用者である顧客に対してポイントを発行
し、その累積ポイントに応じて、顧客に対して購入割引
サービスを提供したり、或いは商品交換サービスを提供
したりするものである。
【0003】ポイント制度を店舗側が用意する理由の一
つは、顧客が、ポイントを積算するために同一店舗に何
度も足を運ぶようになるので、その店舗の顧客吸引力が
増大して売り上げが延びることが期待されるからであ
る。
【0004】このポイント制度を実現するために、従来
は、所定カードに対してポイント印を手作業で押印する
手法が広く採用されていた。しかし近年では、リライタ
ブル画面を有する磁気カードを顧客に配布し、その磁気
カードにポイントを磁気書込みすると共に、そのリライ
タブル画面にポイントを表示させる手法も普及してきて
いる。
【0005】図13に、このポイント発行システム1の
構成を示す。
【0006】ポイント発行システム1は、レジ等のPO
S端末10に接続されたカードリライト装置12と、こ
のカードリライト装置12に挿入されて情報が書き込ま
れるリライタブルカード14とを備える。
【0007】図14に示されるように、リライタブルカ
ード14にはリライタブル画面14aが形成されてお
り、カードリライト機12の熱処理によって各種情報が
何度でも書き込めるようになっている。又特に図示しな
いが背面には磁気記録領域が形成され、そこにもポイン
ト情報、顧客情報等が磁気によって書き込まれている。
【0008】一般的にリライタブルカード14は、その
ポイント発行者(企業等)特有のデザインによって全体
が装飾されて広告媒体として機能するように考慮されて
いる。又リライタブル画面14aには、現在の累積ポイ
ントや、会員になった日、利用支店名、前回利用日、氏
名等が表示される。
【0009】図13に戻って、POS端末10には、タ
ッチスキャナ(バーコードリーダ)16が接続されてお
り、商品18に添付されているバーコード18aを読み
取ってPOS端末10に出力し、POS端末10側で商
品名称や価格等を自動的に認識するようになっている。
その間に、店員はリライタブルカード14を顧客から受
け取ってカードリライト装置12に挿入する。カードリ
ライト装置12は、このリライタブルカード14から各
種情報を読みとると共に、累積ポイント等の情報を更新
書込する。なお、その時のポイント数は、POS端末1
0に提示されている商品価格等から自動的に算出される
ようになっている。
【0010】リライタブルカード14が磁気記録領域に
加えてリライタブル画面14aを備えている理由として
は、磁気記録だけでは顧客が現在ポイント等を視覚的に
確認することが出来ないからである。つまり、リライタ
ブルカード14をパーソナルコンピュータに例えるとす
れば、磁気記録領域がメモリ等の記憶装置に該当し、リ
ライタブル画面14aがその記録内容を表示するディス
プレイに相当することになる。
【0011】なお、このようなポイント発行システム1
を採用すると、サービス提供時にリライタブルカード1
4から顧客情報を抽出することができるので、顧客単位
の商品購入履歴等をデータベースに蓄積することが可能
となり、顧客個人の好みや、年齢層による売れ筋商品の
違いなどを分析して更なるサービス品質の向上に資する
ことができるようにもなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ポイント発行システム1は下記のような問題点を有して
いる。
【0013】(1)リライタブルカードの個人所有枚数
の増大 ポイント発行システム1におけるリライタブルカード1
4はいつでもポイントを確認することが出来て大変便利
であり、現在では非常に多くの企業が採用している。そ
の結果、顧客であるサービス利用者は、各企業、各店舗
によって別々に配布されるリライタブルカード14を多
数枚持ち歩かなければならない状況に陥っている。
【0014】(2)コスト面等の問題 このポイント発行システム1では、会員が増える度に
(例え1回しか利用しないような会員にさえも)リライ
タブルカード14を発行しなければならず、システムの
ランニングコスト(即ちカード費用)が高いという問題
があった。
【0015】(3)譲渡の問題 リライタブルカード14は、他人に容易に譲渡又は貸与
できるという特性を有している。というのも、顔写真が
添付されていない限りリライタブルカード14とその所
持者を店頭で照合させることが困難だからである。従っ
て、1枚のポイントカードを複数人で共有する状況等が
頻発するので、リライタブルカード14の顧客情報と実
際の顧客とが異なり、正確な顧客管理が難しい状態にあ
る。
【0016】(4)新ポイント制度移行の困難性 近年、記録メディア等の技術の進歩が著しく、現在のリ
ライタブルカード14よりも更に利便性の高いカードが
開発される可能性が高い。しかし、既に大量のリライタ
ブルカード14を発行してきている会社は、ポイントの
最終有効期限が切れるまでは既存のシステムを維持して
おかなければならないという問題があった。
【0017】又新しいポイントカードに移行する際に
は、再度新たなカードを配布すると共に、旧リライタブ
ルカード14からの新カードへのポイント移行手続等を
その都度行わなければならず、以前にも増して設備コス
ト、ランニングコスト等が必要となるという問題があっ
た。
【0018】同様に、リライタブルカード14等を含む
ポイント発行システム1自体は同じ構成であっても、ポ
イントの付与体系が新しく変更されるのに伴ってカード
デザインや表示態様を変更する必要がある場合、新たな
リライタブルカード14を発行しなければならないとい
う問題があった。
【0019】(5)ポイント統合等の対応の問題 最近は、他企業との業務提携や合併等が日常的に行われ
ている。従って、例えば合併前の各社が独自に発行して
いたポイントを、合併後の新たな会社において共有した
いとの要請があるが、リライタブルカード14のデザイ
ン等が従前のままでは新会社との不一致が発生し顧客の
利用意欲が減少してしまう。
【0020】つまり、リライタブルカード14を一旦発
行してしまうと、社名やカードデザインの柔軟な変更が
困難となり、結局、新たなデザインの統合カードを再発
行する他に手段がないという問題があった。
【0021】又例えば、各支店毎に独立してカードを発
行したり、或いは顧客がカードを持参するのを忘れたり
することで、1つの企業内においても1人の顧客に対し
て複数枚のカードが発行されてしまうことがある。後に
なって、それらを1枚にまとめる必要性が生じた場合
に、その統合作業が大変面倒であるという問題があっ
た。
【0022】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、リライタブルカードと同等以上の満足をサービ
ス利用者に与えると共に社名変更等に柔軟に対応でき、
ランニング費用も低減されたポイント発行システムを得
ることを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】本発明は、ポイント発行
サーバにより、サービス提供者がサービス利用者に対し
てポイントを発行するポイント発行システムであって、
サービス提供拠点に設置され、情報表示部を有する前記
サービス利用者が所有する携帯端末装置と通信すること
によって、該携帯端末装置に固有に付与されている識別
情報を取り出すと共に、該識別情報を前記ポイント発行
サーバに送信するように促す識別情報抽出装置を備え、
前記ポイント発行サーバは、前記携帯端末の前記識別情
報が登録識別情報として予め記録されている記憶部と、
受信した前記識別情報と一致している前記登録識別情報
に対応させて、前記記憶部に累積ポイントを更新記録す
るポイント処理部と、前記携帯端末装置から、該携帯端
末装置の無線通信処理部による無線通信を介してポイン
ト参照要求を受けた場合に、該携帯端末装置の前記識別
情報と一致する前記登録識別情報の前記累積ポイントを
前記記憶部から読み出して前記携帯端末装置に送信し
て、該携帯端末装置の前記情報表示部に該累積ポイント
を表示するように促すポイント情報提供部と、を備える
ことにより上記目的を達成するものである。
【0024】従来のポイント発行システムの問題を解決
するものとして、例えば、各企業の枠組みを越えた各社
共通のリライタブルカードを発行して顧客の所有枚数を
減少させることも検討した。しかし、1つのリライタブ
ル画面で複数会社のポイントを管理(表示)するのが困
難であり、又カードのデザインを各社共通の一般的なも
のにしなければならず、各企業イメージをデザインに反
映させることが出来ないと推察された。
【0025】そこで本発明者はリライタブルカードの基
本機能に着目したところ、その基本機能とは、(イ)ポ
イント発行時に顧客を識別するための識別機能、(ロ)
ポイントをいつでも顧客(所有者)に表示できるポイン
ト表示機能、の2つであるという結論に達し、この基本
機能は、サービス利用者が所有する携帯端末装置で実現
できるという考えに至った。
【0026】具体的には、本発明に係るポイント発行シ
ステムでは、サービス利用者が所有している携帯端末装
置に固有に付与されている識別情報を、サービス拠点
(例えばレジ)に設置される識別情報抽出装置によって
取り出してサービス利用者を判断し、その識別情報に基
づいてポイント発行サーバ側でポイントを管理すること
ができる。即ち上記(イ)の機能を実現することが出来
る。
【0027】又、この携帯端末装置の無線通信処理部に
よって、サービス利用者は、(無線通信が可能なエリア
内では)いつでも累積ポイントを情報表示部に表示させ
ることが出来るので、上記(ロ)の機能も満足すること
が出来る。
【0028】結果として、従来のリライタブルカードの
代用品として携帯端末装置を機能させることができる。
【0029】このようにすると、新会員に対してカード
を発行する必要が無くなるので、サービス利用者のカー
ド所持枚数が全く増えない。従来、カードが増えて財布
が満載となるのが嫌で会員になることを敬遠してきたサ
ービス利用者も、本システムでは手軽に入会することが
出来るようになる。特に、複数の会社が携帯端末装置を
利用した同様なポイント発行システムを独自に構築した
としても、顧客にとっては携帯端末装置が1つあれば済
み、更に全企業のポイントを常に所持することが出来る
ので、サービス利用者にとって大変便利である。
【0030】又サービス提供者側にとっても、サービス
利用者が所有する携帯端末装置を利用してポイントを発
行するので、ランニングコストが極めて安く済むという
メリットがある。
【0031】更に、携帯端末装置に固有に設定される識
別情報を取り出して利用するので、携帯端末装置自体を
他人に譲渡或いは貸さない限り、他人が本人になりすま
してポイントを共同利用することが出来ない。実際に
は、携帯端末装置を他人に貸したり譲渡したりする行為
は、カードよりも慎重になると考えられるので、ポイン
トを利用している者が会員本人である蓋然性は、従来と
比較して高いと言える。その結果、会員のサービス利用
データを正確に管理することが出来るようになる。
【0032】又、例えば業務提携や企業合併等によって
累積ポイント数やサービス提供拠点が変更されたとして
も、携帯端末装置に直に情報が書き込まれているわけで
はなく、基本的にはポイント発行サーバ側でポイントを
管理することができるので、その移行が極めて容易であ
る。移行後の新たなポイントやシステム等は無線通信を
介して携帯端末装置の情報表示部にいつでも表示するこ
とが出来る。
【0033】なお、従来のリライタブルカードではカー
ドのデザインによって自社ブランドをアピールしていた
が、その代わりとして携帯端末装置に送信する累積ポイ
ント表示画面のデザインを工夫すれば済むようになる。
その結果、流行に沿ったデザインに逐一変更したり、或
いは業務提携による統一デザイン等に移行するのも容易
である。
【0034】ところで、携帯端末装置に固有に付されて
いる識別情報の概念には、例えば、電話番号、TCP/
IPにおけるIPアドレス、IPアドレスに対応するド
メインネーム、各携帯端末装置の設定されるMACアド
レス等の他にも、固有情報が付されたカード(例えばシ
ムカード)が、携帯端末装置に挿入されて一体化された
場合におけるこの固有情報も含まれる。この場合、シム
カードを交換すると携帯端末装置の固有情報も交換され
てしまうが、結局、流通している総てのシムカードのそ
れぞれに固有情報が付与されている限り、携帯端末装置
間で識別情報が一致することにはならないので、携帯端
末装置に固有に付されていることと同義である。つま
り、1つの携帯端末装置に結果として1つだけ設定さ
れ、他の携帯端末装置と決して一致することがないもの
であれば何でもよい。
【0035】なお参考として上記発明では、携帯端末装
置の識別情報に加えてサービス利用者のサービス利用状
況をポイント発行サーバが受信するようにし、ポイント
処理部が、そのサービス利用状況に応じて所定の発行ポ
イントを算出し発行するようにすることが好ましい。こ
のようにすれば、例えば購入商品金額に対応させたポイ
ント数を発行することが出来るようになり、よりきめ細
かなポイント発行サービスを提供することが出来るよう
になる。但し、これはサービス提供者のポイント制度の
内容によって異なり、その算定方法はサービス提供者に
よって適宜設定されるものである。
【0036】又、上記発明では、前記ポイント発行サー
バが、ポイント発行態様が異なる2以上のサービス提供
拠点グループを管理するものとし、前記サービス提供拠
点グループに属する前記識別情報抽出装置が、前記携帯
端末装置に付される前記識別情報に加えて、前記サービ
ス提供拠点グループを識別するグループ管理情報を前記
ポイント発行サーバに送信するように促すことが望まし
い。
【0037】このようにすると、一台のポイント発行サ
ーバで、複数の異なるポイント制度をグループとして管
理することができるようになり、設備コストを更に低減
させることができるようになる。又、このポイント発行
サーバ内で管理されている範囲内では、異なるポイント
制度(即ち、異なるサービス提供拠点グループ)の統合
や変更を簡単に実現することができる。なお、勿論、各
グループ毎にポイント発行サーバを設けても構わない。
【0038】更に上記発明では、前記ポイント発行サー
バが、前記携帯端末装置の前記識別情報と共に前記サー
ビス利用者のポイント利用要求を受信した場合には、該
ポイント発行サーバの前記ポイント処理部が、前記ポイ
ント利用要求に応じて所定累積ポイントを減ずるように
する事が好ましい。このようにすると、サービス提供拠
点に設置される識別情報抽出装置等を介してサービス利
用者がポイントを利用することが出来るようになる。
【0039】なお、前記識別情報抽出装置が通信コネク
タ部を有しており、該通信コネクタ部が、前記携帯端末
装置に備えられる通信接続部に接続されることで前記識
別情報を取り出すようにしてもよい。又、前記識別情報
抽出装置が、前記携帯端末装置との直接の無線通信によ
って前記識別情報を取り出すようにしてもよく、一例と
して、bluetooth規格、赤外線通信(IrDA
規格)、HomeRF規格等に準拠した比較的近距離の
無線通信によって識別情報を取り出すようにしてもよ
い。
【0040】又本発明のポイント発行システムは、更
に、前記携帯端末装置と通信することによって該携帯端
末装置の前記識別情報を取り出して前記ポイント発行サ
ーバに送信し、且つ前記サービス利用者からのポイント
利用要求を受け付けるポイント交換装置を備え、該ポイ
ント交換装置が前記ポイント利用要求に応じた権利書を
前記サービス利用者に発行する一方で、前記識別情報を
受信した前記ポイント発行サーバの前記ポイント処理部
が、前記ポイント利用要求によって減じられた前記累積
ポイントを更新記録するようにしてもよい。
【0041】このようにすると、上記のようにサービス
利用者がサービス提供拠点で直接ポイントを消費する以
外にも、商品券等の権利書に一旦交換して保持すること
が出来るようになる。なお、このポイント交換装置は、
上記サービス拠点の識別情報抽出装置と一体となってい
ても、又別体であっても良い。別体として設ける場合に
は特に、各コンビニエンスストアや駅構内に設置される
キオスク端末に設置することで、店舗外でも権利書に交
換できるようにすることが好ましい。
【0042】又上記ポイント発行システムの発想は、ポ
イント発行方法として捉えることが出来る。具体的に
は、ポイント発行サーバにより、サービス提供者がサー
ビス利用者に対してポイントを発行するポイント発行方
法であって、サービス提供拠点に設置される識別情報抽
出装置が、情報表示部を有する前記サービス利用者が所
有する携帯端末装置との通信を介して、該携帯端末装置
に固有に付与されている識別情報を取り出すと共に、該
識別情報を前記ポイント発行サーバに送信し、一方、前
記ポイント発行サーバは、前記携帯端末装置の前記識別
情報を登録識別情報として記憶部に予め記録しておき、
受信した前記識別情報と一致する前記登録識別情報を検
索して、該登録識別情報に対応させて累積ポイントを前
記記憶部に更新記録し、更に、前記携帯端末装置から、
該携帯端末装置が有する無線通信処理部による無線通信
を介してポイント参照要求を受けた場合に、該携帯端末
装置の前記識別情報と一致する前記登録識別情報の前記
累積ポイントを前記記憶部から読み出して前記携帯端末
装置に送信し、該携帯端末装置の前記情報表示部に該累
積ポイントを表示させるようにする。
【0043】
【発明の実施の形態】以下図面を参照しながら本発明の
実施の形態の例について詳細に説明する。
【0044】図1に、本発明の実施形態に係るポイント
発行システム100の全体構成を示す。
【0045】ポイント発行システム100は、ある企業
(サービス提供者)の本社Hに設置されるポイント発行
サーバ102により、サービス利用者である顧客に対し
てサービスの利用状況に応じてポイントを発行するもの
である。
【0046】サービス提供拠点となる各支店Sには識別
情報抽出装置104が設置され、この識別情報抽出装置
104にはPOS端末106が接続される。このPOS
端末106には、インターネットIを経て本社Hのポイ
ント発行サーバ102が接続されている。なお、このポ
イント発行サーバ102はPOSサーバとしても機能
し、商品の在庫管理や売上管理等を統括して行うことが
出来る。
【0047】本ポイント発行システム100におけるポ
イント発行サーバ102は、インターネットI及びモバ
イルサーバMを経た無線通信によって、顧客が所有する
携帯電話(携帯端末装置)108と通信可能となってい
る。又更にポイント発行サーバ102には、インターネ
ットIを介してポイント交換装置110が接続されてい
る。このポイント交換装置110は、コンビニエンスス
トアや駅構内等に設置されるキオスク端末Kに格納され
ている。
【0048】図2に、識別情報抽出装置104とポイン
ト交換装置110の外観を模式的に示す。
【0049】図2(A)に示されるように識別情報抽出
装置104の外観は箱状であり、液晶表示画面104a
及び通信コネクタ104bが設けられている。液晶表示
画面104aは、顧客に対して現在ポイントを一時的に
表示したりPOS端末106からの入力情報を表示した
りするものであり、又通信コネクタ104bは、携帯電
話108の通信接続部108aと接続されることで、直
接通信することが出来る。なお、携帯電話108にも液
晶画面等の情報表示部108bが設けられており各種情
報を表示可能となっている。
【0050】図2(B)に示されるポイント交換装置1
10はいわゆるキオスク端末Kに内蔵されるものであ
り、携帯電話108の通信接続部108aと接続可能な
通信コネクタ110aと、権利書を発行するためのプリ
ンタ110bと、入力タッチパネル110cが設けられ
ている。
【0051】次に、本ポイント発行システム100の具
体的な内部構成を図3を参照して説明する。 識別情報
抽出装置104は情報抽出部150及び送受信部152
を備えており、情報抽出部150が携帯電話108と通
信することによって携帯電話108の電話番号情報を取
り出し、送受信部152がこの電話番号情報をPOS端
末106を経てポイント発行サーバ102に送信する。
詳細には、POS端末106がポイント発行サーバ10
2に送信していることになるので、送受信部152はP
OS端末106に送信を「促す」機能を有することにな
るが、勿論、自分自身に促す、即ち送受信部152がP
OS端末106を経ることなく直接送信しても構わな
い。なお、この情報抽出部150や送受信部152は、
各種ハードウエアと処理プログラムとの組み合わせによ
って実現されるのが一般的である。
【0052】ポイント発行サーバ102は、データベー
スとなる記憶部156と、ポイントの処理を行うポイン
ト処理部158と、サーバ102自体をWWWサーバと
して機能させるポイント情報提供部160と、を備え
る。
【0053】記憶部156には、会員となった顧客が所
有する携帯電話108の電話番号情報が登録識別情報と
して予め記録されており、それに対応させて現在の累積
ポイント等も記録されている。
【0054】ポイント処理部158は、識別情報抽出装
置104から送信された電話番号情報と一致する登録識
別情報を検索し、更に、前記登録識別情報に対応させて
新たな累積ポイントを記憶部156に更新記録する。
【0055】なお、このポイント発行システム100で
は、追加ポイントの計算は識別情報抽出装置102側で
行うように設定されているため、識別情報抽出装置10
2で計算された追加ポイントをポイント処理部158が
受信して現在ポイントに加算し、その累積ポイントを記
憶部156に更新記録する。但し、ポイント処理部15
8側で追加ポイントを算出・発行することも可能であ
り、その場合は算出後の新たな累積ポイント156を記
録部156に直接更新記録し、それと同時に追加ポイン
トや新たな累積ポイントを識別情報抽出装置102側に
送信する。この場合は、識別情報抽出装置104が、電
話番号情報に加えてサービス利用状況(例えば購入価
格)をポイント発行サーバ102に事前に送信し、ポイ
ント処理部158側で、サービス利用状況に応じて所定
の発行ポイントを算出させるようにすることが好まし
い。
【0056】更に、識別情報抽出装置104が、電話番
号情報に加えて顧客のポイント利用要求をポイント発行
サーバ102に送信した場合には、ポイント発行サーバ
102のポイント処理部158が、そのポイント利用要
求に応じて累積ポイントを減算し、記録部156に更新
記録する。この場合も、識別情報抽出装置104側でポ
イントを減算して新たな累積ポイントを算出し、その結
果をポイント発行サーバ102に送信するようにしても
構わない。
【0057】ポイント情報提供部160は、携帯電話1
08からポイント参照要求を受けた場合に、この携帯電
話108の電話番号情報と一致する登録識別情報を記憶
部156から検索し、対応する累積ポイントを記憶部1
56から読み出して携帯電話108に例えばHTML形
式で送信する。その結果、WWWブラウザを備えた携帯
電話108の情報表示部108bに累積ポイントが表示
される。なお、ここでの情報のやり取りは、携帯電話1
08の無線通信処理部162による無線通信を介して行
われる。
【0058】ポイント交換装置110は、情報抽出部1
66、送受信部168及び出力処理部170を備える。
情報抽出部166は、通信コネクタ110aを介して携
帯電話108と通信して携帯電話108の電話番号情報
を取り出す。この電話番号は(タッチパネル110cか
ら入力される)ポイント利用要求と共に、送受信部16
8によってポイント発行サーバ102に送信される。出
力処理部170は、プリンタ110bを用いてポイント
利用要求に応じた権利書を顧客に発行する。なお、ポイ
ント発行サーバ102側ではポイント利用要求に応じた
ポイント更新処理がなされる。権利書の出力と、ポイン
ト発行サーバ102側のポイント更新は、トランザクシ
ョン処理によって実現されるのが一般的である。
【0059】次に、本ポイント発行システム100を用
いたポイント発行等の手順について説明する。
【0060】(1)会員登録 図4に示されるように、本実施形態では2通りの方法に
よって会員の登録を行っている。1つは企業における本
社Hや各支店Sにおける会員登録であり(ステップ20
0)、先ず、所定の会員申込書に住所、氏名、生年月
日、E−mail、パスワード、そして携帯電話108
の電話番号等を顧客に記入してもらい(ステップ20
2)、この記入済会員申込書(ステップ204)の内容
(会員データ)を支店S等で入力し(ステップ20
6)、ポイント発行サーバ102の記憶部156に所定
の会員データを記録することで会員登録する(ステップ
208)。
【0061】もう1つは、インターネットを介したwe
b上での登録であり(ステップ210)、自宅等のPC
を用いて企業のwebページにアクセスし、所定のフォ
ーマットに住所、氏名、パスワード、携帯電話番号等を
入力して送信することで(ステップ212)、自動的に
ポイント発行サーバ102の記憶部156に会員データ
が記録されて会員登録される(ステップ208)。
【0062】ところで、この記憶部156に登録される
会員データは、図5に示す番号体系によって管理されて
いる。ここでは携帯電話108の電話番号が登録識別情
報220(いわゆる会員番号)として登録され、その上
位階層として端末番号222が付されている。この端末
番号222は、各識別情報抽出装置104毎に設定され
ている番号である。端末番号222の上位階層には支店
Sの支店番号224が設定されている。これは、将来的
に、各支店224に複数の識別情報抽出装置104が設
置されることを想定している。更に上位階層には、1企
業に1つだけ設定される企業番号226が付与されてお
り、その上位階層には他の提携企業とのポイント共有等
を実現する提携番号228が設定される。
【0063】このようにして、会員のサービス利用履歴
をデータベースとして蓄積し、又、累積ポイントについ
ては提携番号228と会員番号220に対応させて一括
管理すれば、複数の企業内でポイントを共有することも
容易に可能である。
【0064】なお、本実施形態では、提携番号が1つ、
即ちポイント制度(サービス提供拠点グループ)が1つ
の場合に限って示したが、2つ以上のポイント制度を1
台のポイント発行サーバで管理しても良い。この場合、
異なるポイント制度間は何ら関係を有しないが、将来の
提携等に容易に対応できる。
【0065】(2)ポイントの発行/使用 図6に示されるように、先ず、支店Sにおける買い物の
精算時に、会員である顧客が識別情報抽出装置104に
携帯電話108を装填する(ステップ230)。この状
態で識別情報抽出装置104が携帯電話108から電話
番号を読み取り(ステップ232)、POS端末106
を介してポイント発行サーバ102に電話番号及び端末
番号、支店番号等を送信する(ステップ234)。
【0066】電話番号等を受信したポイント発行サーバ
102ではポイント処理部158が起動され、記憶部1
56の顧客データを検索し、その電話番号が登録識別情
報(会員番号)として存在するか否かを判定する(23
6)。存在する場合には既に蓄積されている累積ポイン
トをPOS端末106に送信する(ステップ238)。
【0067】その後の支店S側では、ポイントを発行す
る場合とポイントを使用する場合の2通りがあり得る。
ポイントを発行する場合は(ステップ240→24
2)、POS端末106がその精算金額に基づいて追加
ポイント数を算出(発行)してポイント発行サーバ10
2に送信する(ステップ244)。なお、その場合は追
加ポイントと共に、端末番号、会員番号(もし、異なる
ポイント制度グループが一台のポイント発行サーバ10
2に混在している場合には望ましくはグループ管理番
号)等も一緒に送信する。
【0068】ポイントを使用する場合は(ステップ24
0→243)、POS端末106に使用ポイントが入力
され、POS端末106はその使用ポイント数を端末番
号等と共にポイント発行サーバ102に送信する(ステ
ップ244)。
【0069】そしてポイント発行サーバ102側におけ
るポイント処理部158は、受信した追加ポイント(加
算)或いは使用ポイント(減算)から新たな累積ポイン
トを算出し、この累積ポイントを登録識別情報(会員番
号)に対応させて記録部156に更新記録する(ステッ
プ246)。なお、識別情報抽出装置104の情報表示
画面104aにも新たな累積ポイントが表示され、その
ポイント数を会員が確認できるようになっている。それ
以外にも、識別情報抽出装置104から携帯電話108
に例えばHTML形式のページを送信することで、携帯
電話108の情報表示部108bに累積ポイントを表示
させるようにしても構わない。
【0070】(3)キオスク端末による現在ポイントの
確認/権利書の発行 本ポイント発行システム100では、各支店S以外の場
所に設置されるキオスク端末Kによって累積ポイントの
確認と権利書の発行ができるようになっている。
【0071】図7に示されるように、先ず顧客が、ポイ
ント交換装置110における通信コネクタ110aに携
帯電話108を装填する(ステップ250)。その状態
で、ポイント交換装置110は携帯電話108の電話番
号を読み込み(ステップ252)、更にその電話番号を
ポイント発行サーバ102送信する(ステップ25
4)。ポイント発行サーバ102ではポイント処理部1
56が起動され、受信した電話番号が会員登録されてい
るか否かを確認すると共に(ステップ256)、会員で
あれば現在の累積ポイントをポイント交換装置110に
送信する(ステップ258)。
【0072】累積ポイントを受信したポイント交換装置
110によって、キオスク端末Kのタッチパネル110
cには累積ポイントPと使用ボタンBが表示され(図8
参照)、顧客が現在の累積ポイントPを確認することが
出来る(ステップ260→262)。ポイントを使用す
る場合には、タッチパネル110cの使用ボタンBに触
れる。そうすると、図9に示されるようにテンキーTが
表示されるので、このテンキーTによって所望のポイン
ト数を入力する(260→264)。
【0073】その結果、プリンタ110bが起動され、
その入力ポイントに応じた権利書が印刷・発行される
(ステップ266:図10参照)。なお、ここでは権利
書として商品割引券が発行されるようになっているの
で、この権利書を支店Sに持参すれば所定の割引サービ
スを受けることが出来る。
【0074】又権利書が発行されると同時に、ポイント
交換装置110によって上記入力(使用)ポイントがポ
イント発行サーバ102に送信されるので(ステップ2
68)、ポイント処理部158によって記憶部264の
累積ポイントが更新される(ステップ270)。
【0075】(4)携帯電話単体による累積ポイント確
認 携帯電話108は、無線通信処理部162による無線通
信を介して、ポイント発行サーバ102にアクセスする
ことができる。このアクセスがあると、ポイント発行サ
ーバ102のポイント情報提供部166が起動され、図
11に示されるホームページHが携帯電話108に送信
されることで情報表示部102に表示される。このホー
ムページHには、電話番号である会員番号と、会員申し
込み時に顧客が設定したパスワードを入力するように構
成されており、この入力が完了すると、ポイント情報提
供部166のCGIを介してポイント処理部158が起
動されて記憶部156を参照し、その入力が正しいか否
かが判断される。その入力が正しい場合には、更に、会
員番号に対応する累積ポイントが読み出され、ポイント
情報提供部160を介して携帯電話108に送信され
る。その結果、図12に示されるようなwebページW
が携帯電話108の情報表示不108bに表示されるの
で、顧客が現在の累積ポイントを確認することが出来
る。
【0076】本ポイント発行システム100では、顧客
がもともと所有している携帯電話108を利用して会員
か否かを判断し、その電話番号に基づいてポイントを管
理する。更に、この携帯電話108の無線通信によっ
て、顧客は、累積ポイントを確認する。
【0077】その結果、携帯電話108が従来のポイン
トカードとして機能し、顧客の所持するカードの枚数が
入会に伴って増加することがないので便利である。又新
会員に対してカードを発行する必要が無くなるので、サ
ービス提供者(企業)側にとってもランニングコストが
極めて安く済むというメリットがある。
【0078】更に、携帯電話108との直接の通信によ
ってポイント管理されるので、携帯電話108自体が他
人に譲渡或いは貸されない限り、他人とポイントを共有
する等の行為が成立しない。一般的には携帯電話108
を他人に貸すのは慎む傾向にあり、ポイントを利用して
いる者が会員本人である蓋然性は、従来のカードを利用
する場合と比較して高くなり、会員のサービス利用状況
等を正確に管理することが出来るようになる。
【0079】又携帯電話108の情報表示部108bに
表示されるwebページW(ポイント確認ページ)は、
いつでもそのデザインを流行に沿った内容に変更するこ
とが容易である。又webページでポイントを参照する
ことから、そのページを介して、ポイント交換サービス
等の各種情報を顧客に提供することが出来るので、従来
のカードよりも更に具体的な情報を企業側が提示できる
ようになる。
【0080】又キオスク端末K等に設置されるポイント
交換装置110によって、ポイントを一旦商品券等の権
利書に交換して保持することが出来るようになる。な
お、このポイント交換装置110は、キオスク端末K等
に設置される以外にも、上記各支店Sに設置される識別
情報抽出装置104が兼ねるようにしても構わない。
【0081】又、従来のリライタブルカードのような直
接の情報書込によって累積ポイント等を表示するわけで
ないので、ポイント発行サーバ102側でそのポイント
制度の内容を柔軟に変更することが出来るようになる。
業務提携や企業合併等があったとしても、提携番号を新
設したり、又は提携番号の下位階層に新たな企業番号を
追加するだけでポイントの共有が可能となり、その移行
が極めて容易である。又移行後の新たなポイント等を、
無線通信を介して携帯電話108の情報表示部108b
に表示することが出来るので、情報書き換えの手間が省
略され移行コストも安く済む。
【0082】なお、本実施形態では、識別情報抽出装置
104とPOS端末106との間、或いはPOS端末1
06とポイント発行サーバ102との間の情報伝達手段
が有線である場合を示したが、勿論、無線通信を介して
接続されていても構わない。又有線の場合はインターネ
ットを介したWAN以外に、専用回線、パケット通信網
等を利用しても構わない。
【0083】又今回は識別情報抽出装置104とPOS
端末106が別体に構成されている場合を示したが、そ
れらは一体的に構成しても良く、又POS端末106が
無い場合も存在する。更にPOS端末106の代わりに
PCを用いる場合もあり得る。
【0084】以上では1つの実施形態を示したが、本発
明の要旨を逸脱しない範囲であれば、今回示した形態以
外の各種実施形態も存在する。即ち、明細書全文に表れ
てくるシステム構成等(機能・配置)はあくまで例示で
あって、これらの記載に限定されるものではない。
【0085】
【発明の効果】本発明によれば、ポイント発行システム
においてランニングコストを大幅に低減させることが出
来、更に顧客が所持するカード枚数を減少させることが
できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るポイント発行システム
の全体構成を示す概念図
【図2】同ポイント発行システムの識別情報抽出装置及
びポイント交換装置の外観構成を示す全体図
【図3】同ポイント発行システムの内部構成を示すブロ
ック図
【図4】同ポイント発行システムの会員登録手順を示す
フローチャート
【図5】同ポイント発行システムの記憶部に記録される
会員データの構成を示す概念図
【図6】同ポイント発行システムのポイント発行/使用
手順を示すフローチャート
【図7】同ポイント発行システムのポイント参照/権利
書発行手順を示すフローチャート
【図8】同ポイント発行システムのポイント参照時の表
示画面を示す模式図
【図9】同ポイント発行システムのポイント使用時の表
示画面を示す模式図
【図10】同ポイント発行システムによって発行される
権利書を示す図
【図11】同ポイント発行システムの携帯電話の表示画
面を示す図
【図12】同ポイント発行システムの携帯電話の表示画
面を示す図
【図13】従来のポイント発行システムの構成を示す概
念図
【図14】同ポイント発行システムのリライタブルカー
ドを示す全体図
【符号の説明】
100…ポイント発行システム 102…ポイント発行サーバ 104…識別情報抽出装置 106…POS端末 108…携帯電話 110…ポイント交換装置

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポイント発行サーバにより、サービス提供
    者がサービス利用者に対してポイントを発行するポイン
    ト発行システムであって、 サービス提供拠点に設置され、情報表示部を有する前記
    サービス利用者が所有する携帯端末装置と通信すること
    によって、該携帯端末装置に固有に付与されている識別
    情報を取り出すと共に、該識別情報を前記ポイント発行
    サーバに送信するように促す識別情報抽出装置を備え、 前記ポイント発行サーバは、 前記携帯端末の前記識別情報が登録識別情報として予め
    記録されている記憶部と、 受信した前記識別情報と一致している前記登録識別情報
    に対応させて、前記記憶部に累積ポイントを更新記録す
    るポイント処理部と、 前記携帯端末装置から、該携帯端末装置の無線通信処理
    部による無線通信を介してポイント参照要求を受けた場
    合に、該携帯端末装置の前記識別情報と一致する前記登
    録識別情報の前記累積ポイントを前記記憶部から読み出
    して前記携帯端末装置に送信して、該携帯端末装置の前
    記情報表示部に該累積ポイントを表示するように促すポ
    イント情報提供部と、を備えることを特徴とするポイン
    ト発行システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記ポイント発行サーバが、ポイント発行態様が異なる
    2以上のサービス提供拠点グループを管理するものと
    し、 前記サービス提供拠点グループに属する前記識別情報抽
    出装置が、前記携帯端末装置に付される前記識別情報に
    加えて、前記サービス提供拠点グループを識別するグル
    ープ管理情報を前記ポイント発行サーバに送信するよう
    に促すようにしたことを特徴とするポイント発行システ
    ム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2において、 前記ポイント発行サーバが、前記携帯端末装置の前記識
    別情報と共に前記サービス利用者のポイント利用要求を
    受信した場合には、該ポイント発行サーバの前記ポイン
    ト処理部が、前記ポイント利用要求に応じて所定累積ポ
    イントを減ずるようにしたことを特徴とするポイント発
    行システム。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3において、 前記識別情報抽出装置が通信コネクタ部を有しており、
    該通信コネクタ部が、前記携帯端末装置に備えられる通
    信接続部に接続されることで前記識別情報を取り出すよ
    うにしたことを特徴とするポイント発行システム。
  5. 【請求項5】請求項1、2又は3において、 前記識別情報抽出装置が、前記携帯端末装置との直接の
    無線通信によって前記識別情報を取り出すようにしたこ
    とを特徴とするポイント発行システム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至5のいずれかにおいて、更
    に、 前記携帯端末装置と通信することによって該携帯端末装
    置の前記識別情報を取り出して前記ポイント発行サーバ
    に送信し、且つ前記サービス利用者からのポイント利用
    要求を受け付けるポイント交換装置を備え、 該ポイント交換装置が前記ポイント利用要求に応じた権
    利書を前記サービス利用者に発行する一方で、前記識別
    情報を受信した前記ポイント発行サーバの前記ポイント
    処理部が、前記ポイント利用要求によって減じられた前
    記累積ポイントを更新記録するようにしたことを特徴と
    するポイント発行システム。
  7. 【請求項7】ポイント発行サーバにより、サービス提供
    者がサービス利用者に対してポイントを発行するポイン
    ト発行方法であって、 サービス提供拠点に設置される識別情報抽出装置が、情
    報表示部を有する前記サービス利用者が所有する携帯端
    末装置との通信を介して、該携帯端末装置に固有に付与
    されている識別情報を取り出すと共に、該識別情報を前
    記ポイント発行サーバに送信し、 一方、前記ポイント発行サーバは、 前記携帯端末装置の前記識別情報を登録識別情報として
    記憶部に予め記録しておき、 受信した前記識別情報と一致する前記登録識別情報を検
    索して、該登録識別情報に対応させて累積ポイントを前
    記記憶部に更新記録し、更に、 前記携帯端末装置から、該携帯端末装置が有する無線通
    信処理部による無線通信を介してポイント参照要求を受
    けた場合に、該携帯端末装置の前記識別情報と一致する
    前記登録識別情報の前記累積ポイントを前記記憶部から
    読み出して前記携帯端末装置に送信し、該携帯端末装置
    の前記情報表示部に該累積ポイントを表示させるように
    促すことを特徴とするポイント発行方法。
  8. 【請求項8】サービス提供者がサービス利用者に対して
    ポイントを発行するポイント発行方法であって、 サービス提供拠点に識別情報抽出装置を設置して、前記
    サービス利用者が所有する携帯電話と接続して携帯電話
    の電話番号を読み取るようにし、 前記識別情報抽出装置を通信回線を介してポイント発行
    サーバに接続して、前記電話番号を該ポイント発行サー
    バに送信するようにし、 一方、前記ポイント発行サーバ側では、 前記携帯電話の前記電話番号を予め会員番号として記録
    しておくと共に、前記識別情報抽出装置から送信された
    前記電話番号と一致する前記会員番号を検索することで
    前記サービス利用者が会員か否かを判断し、且つ前記会
    員の累積ポイントを記録管理し、 前記携帯電話から無線通信及びインターネットを介して
    ポイント参照要求を受けた場合には、該携帯電話の前記
    電話番号に対応する前記会員番号の前記累積ポイントを
    前記携帯電話に送信して、該携帯電話の表示画面に該累
    積ポイントを表示させるようにして、 ポイントカードの代用として前記携帯電話を利用するよ
    うにしたことを特徴とするポイント発行方法。
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