JP2008102674A - ポイント処理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ポイント取得者にとっての利便性が良くしてポイントを有価証券に交換するようにする。
【解決手段】ポイント処理システムは、ポイント取得者が操作する携帯端末と、ポイント管理手段と、有価証券交換手段とを備える。ポイント管理手段は、各ポイント取得者の交換取引識別情報に対応付けてポイント数を管理し、有価証券への交換指示の際、交換取引識別情報に基づいて、ポイント数の減算や有価証券交換価値への変換をする。有価証券交換手段は、ポイント管理手段から交換取引識別情報及び有価証券交換価値を受け取り、交換取引識別情報に基づいてポイント取得者からの交換取引であることを認証し、この交換取引識別情報に基づく認証が成功した場合、有価証券交換価値を用いて交換指示された有価証券と交換する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ポイント処理システムに関し、例えば、商品購入やサービス提供等の際、受けたポイントを有効に利用し得るポイント処理システムに適用できる。
近年、商品の購入やサービスの提供を受けた際、消費者は、企業等の事業者が発行したポイントを取得する機会がある。例えば、クレジットカードを利用した場合、利用金額に応じたポイントをカード事業者から取得したり、航空機を利用した場合、利用マイルに応じたポイントを旅客航空事業者から取得したり、店舗で商品購入した場合、購入金額に応じたポイントを店舗から取得したりする。
一般に、企業等の事業者は、ポイント数を磁気カード等に蓄積したり、ポイント数のシールを紙カードに貼り付けたりする等の形でポイントを発行し、ポイント取得者が、これらポイント数を提示することで、そのポイント数に応じた利益を消費させ、消費者に還元するのが一般的である。
しかし、ポイント取得者(すなわち消費者)にとって、多数の事業者から発行されたポイントを事業者毎に管理することはわずらわしく、ポイント数に応じた利益還元を充分に受けることができない場合があった。
このような不都合を解決するシステムとして、特許文献1及び2に示すようなポイント管理システムがある。
特開2001−250170号公報 特開2002−24724号公報
しかしながら、ポイント取得者が受けるポイント数に応じた利益は、一般に、ポイント数に応じて、商品との交換やサービスの提供であり、ポイント取得者が希望する商品やサービスであるとは限らない。
また、ポイント数に応じた利益を受けるためには有効期限が設けられている場合が多く、ポイント取得者が気づかない間に、有効期限が経過しており、ポイント数に応じた利益を得られない場合もある。
また、企業等の事業者が発行するポイントは、商品との交換等ができるものであるから、金銭的価値を有する。この金銭的価値のあるポイントの有効な利用として、ポイントを有価証券と交換することが考えられるが、ポイント取得者にとって必ずしも利便性の良いものではない。
そのため、ポイント取得者の利便性を向上させながら、ポイントを有価証券と交換することができるポイント処理システムが求められている。
かかる課題を解決するために、本発明のポイント処理システムは、ポイント取得者が操作する携帯端末と、複数のポイント取得者のポイント数を、ポイント取得者毎の有価証券との交換取引を識別する交換取引識別情報と対応付けて管理し、携帯端末から、交換取引識別情報と共にポイント取得者のポイント数を有価証券に交換する交換指示を受け取ると、交換取引識別情報と対応付けて管理する管理ポイント数から交換指示されたポイント数を減算する共に、交換指示されたポイント数を有価証券と交換可能な有価証券交換価値に変換し、変換した有価証券交換価値及び交換取引識別情報を出力するポイント管理手段と、ポイント管理手段から交換取引識別情報及び有価証券交換価値を受け取ると、交換取引識別情報に基づいてポイント取得者からの交換取引であることを認証し、この交換取引識別情報に基づく認証が成功した場合、有価証券交換価値を用いて交換指示された有価証券と交換する有価証券交換手段とを備えることを特徴とする。
かかるポイント処理システムによれば、ポイント取得者は、携帯端末を用いて交換指示をすることができるのでいつでもポイントの有効期間を確認しながら簡単に交換指示することができ、また、交換取引識別情報をキーとして交換指示をすることができるので簡単に交換指示をすることができる。
本発明のポイント処理システムは、さらに以下のような特徴を備える。すなわち、有価証券交換手段は、携帯端末から、交換取引識別情報と共にポイント取得者のポイント数を有価証券に交換する交換指示を受けると、交換取引識別情報に基づいてポイント取得者からの交換取引であることを認証し、この交換取引識別情報に基づく認証が成功した場合、交換指示されたポイント数及び交換取引識別情報をポイント管理手段に出力し、ポイント管理手段は、有価証券交換手段から、交換指示されたポイント数及び交換取引識別情報を受け取ると、交換取引識別情報と対応付けて管理する管理ポイント数から交換指示されたポイント数を減算する共に、交換指示されたポイント数を有価証券と交換可能な有価証券交換価値に変換して、変換した有価証券交換価値及び交換取引識別情報を有価証券交換手段に出力し、有価証券交換手段が、ポイント管理手段から交換取引識別情報及び有価証券交換価値を受け取ると、交換取引識別情報に基づいて有価証券交換価値を用いて交換指示された有価証券と交換することを特徴とする。
かかるポイント処理システムによれば、交換取引識別情報をキーとしているので、ポイント取得者は有価証券交換手段に対して交換指示をする場合であっても、ポイントを有価証券に交換することができ、利便性が良い。
本発明のポイント処理システムは、さらに、以下のような特徴を有する。すなわち、ポイント管理手段が、1ポイント当りの価値が異なる複数種類の個別ポイントを取り込み、これら個別ポイントの価値を共通のポイント価値に変換する共通ポイント変換部を有することを特徴とする。
かかるポイント処理システムによれば、従来、多数の事業者毎のポイントを管理する必要があったが、共通ポイントとすることで、ポイント管理を容易にすることができる。
本発明のポイント処理システムは、さらに、以下のような特徴を有する。すなわち、交換取引識別情報が、各ポイント取得者が有する携帯端末を一意に識別可能とする情報であることを特徴とする。
かかるポイント処理システムによれば、交換取引識別情報を携帯端末を一意に識別可能とする情報とすることで、ポイントを有価証券と交換する交換取引の安全性を与えることができる。
以上、本発明のポイント処理システムによれば、ポイント取得者の利便性を向上させながら、ポイントを有価証券と交換することができる。
(A)実施形態
以下、本発明のポイント処理システムの実施形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
この実施形態では、本発明のポイント処理システムを利用して、ポイント取得者の取得したポイント数を管理し、ポイント取得者からの指示に応じて、管理ポイントを用いて有価証券と交換するシステムを実現するものである。
なお、以下で説明する実施形態では、共通ポイントを有価証券と交換する場合を説明するが、各個別ポイントを有価証券と交換する場合にも適用できる。
また、有価証券とは、一定の資本をもつ権利を表した資本証券(例えば、国債・公債等や、株券・新株引受権を表す証券や、投資信託の受益証券や、又は貸付信託の受益証券等)であり、この実施形態では、有価証券として株式を想定して説明する。
(A−1)実施形態の構成
(A−1−1)全体構成
図1は、本実施形態のポイント処理システムの全体構成を示すブロック図である。
図1において、実施形態のポイント処理システム1は、複数の個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)と、共通ポイントを管理すると共に、共通ポイントのポイント数を有価証券と交換可能な価値に変換した有価証券交換価値に変換する統括ポイント管理装置7と、有価証券交換価値に基づいてポイント取得者が指示した株式を注文する証券取引装置9と、携帯端末10などを有して構成される。
個別ポイントシステム2−1〜2−n(nは正の整数)は、それぞれの企業等の事業者が独自に運営するポイント処理システムである。個別ポイントシステム2−1〜2−nは、ネットワーク5(5−1〜5−n)を通じて接続する個別ポイント管理装置3(3−1〜3−n)と店舗端末4(4−1〜4−n)とを少なくとも有して構成される。個別ポイントシステム2−1〜2−nは、例えば、消費者が商品を購入した際、その商品価格に応じてポイントを発行したり、また例えば、ポイント取得者がポイント数に応じた利益を得るために、ポイント消費をしたりする。
携帯端末10は、ポイント取得者が所持するものであって、少なくとも移動通信網11と通信する通信機能、入力機能、表示機能を有する通信端末であり、例えば、携帯電話機、PDA、PHS端末、携帯型のゲーム機等が該当する。この実施形態において、携帯端末10は、統括ポイント管理装置7又は証券取引装置9にアクセスできる通信機能やブラウザ機能を有する。
この実施形態において、共通ポイントを有価証券と交換する方法は、携帯端末10が統括ポイント管理装置7にアクセスして、統括ポイント管理装置7との間で情報を授受することによる方法と、携帯端末10が証券取引装置9にアクセスして、証券取引装置9との間で情報を授受することによる方法とがある。
なお、携帯端末10は、ポイント取得者の操作により、共通ポイントを有価証券と交換するための初期設定操作や、有価証券への交換取引の際、共通ポイントを有価証券交換価値に変換するための指示や、有価証券への交換取引の際、希望する企業銘柄や、株数や取引内容等の交換要求内容(又は売買注文内容)の指示や、取引口座の開設のための情報入力や、個人情報の入力などに用いられる。もちろん、このほかに、個別ポイントを共通ポイントに変換するための指示や、個別ポイント又は共通ポイントに基づいて商品等に交換するための指示等にも用いるようにすることができる。また、携帯端末10は、ポイント換算装置8にアクセスして現在所持する有価証券交換価値の表示確認や、証券取引装置9にアクセスして交換した株式数等の表示確認等をすることができる。さらに、携帯端末10は、図示しない近距離無線通信部(例えば、Bluetooth(登録商標)や、赤外線通信部等)を有し、店舗端末4(4−1〜4−n)の近距離無線通信部と近距離無線通信するようにしてもよい。
統括ポイント管理装置7は、ポイント取得者により指示された個別ポイントを共通ポイントに変換し、その共通ポイントをポイント取得者毎の交換取引識別情報に対応付けて管理するものである。また、統括ポイント管理装置7は、携帯端末10から又は証券取引装置9を通じて携帯端末10から、交換取引識別情報及び交換要求内容を受け取ると、指示された共通ポイントのポイント数を有価証券交換価値に変換し、その変換した有価証券交換価値、交換取引識別情報及び交換要求内容を証券取引装置9に与えるものである。
ここで、交換取引識別情報は、各ポイント取得者を一意に識別する識別情報であり、この実施形態では、例えば、各ポイント取得者が有する携帯端末10を一意に識別する識別情報である携帯電話機の電話番号を例に挙げて説明する。また、これ以外の交換取引識別情報としては、例えば、携帯端末のシリアル番号などを適用することができる。
証券取引装置9は、ポイントを有価証券に交換するポイント取得者の交換取引識別情報を管理しており、統括ポイント管理装置7を通じて携帯端末10から又は携帯端末10から、交換取引識別情報、有価証券交換価値及び交換要求内容を受け取ると、その交換取引識別情報に基づいてポイント取得者を認証し、この認証が成功すると、有価証券交換価値を用いて、交換要求内容に基づく有価証券を注文して、共通ポイントを有価証券に交換するものである。
(A−1−2)統括ポイント管理装置の詳細な構成
図2は、統括ポイント管理装置7の内部構成を示すブロック図である。図2に示すように、実施形態の統括ポイント管理装置7は、通信部71、個人認証部72、共通ポイント管理部73、有価証券交換価値変換部74、共通ポイント管理データベース75、換算率データベース76を少なくとも有するものである。
通信部71は、ネットワーク6を通じて、証券取引装置9や、携帯端末10や、各個別ポイントシステム2−1〜2−nと情報の授受を行なうものである。
個人認証部72は、ポイント取得者の個人認証を行なうものである。個人認証部72は、携帯端末10から又は証券取引装置9から、認証情報を受け取り、共通ポイント管理データベース75に格納されている情報を参照しながら、認証情報に基づいて個人認証を行なうものである。個人認証部72は、ポイント取得者の識別情報及びパスワードに基づいて個人認証を行なうものとしてもよいし、交換取引識別情報に基づいて個人認証を行なうものとしてもよいし、又は、ポイント取得者の識別情報、パスワード、交換取引識別情報の組み合わせに基づいて個人認証を行なうものとしてもよい。
個人認証部72による個人認証の結果が、正当なものである場合、ポイント取得者の指示に応じて、個人ポイントの共通ポイントへの変換処理や、共通ポイントの有価証券への交換処理等を行なわせ、不当である場合には、その旨を携帯端末10又は証券取引装置9に通知させ、個別ポイントの共通ポイントへの変換処理や共通ポイントへの有価証券への交換処理等は行なわない。
共通ポイント管理部73は、各ポイント取得者の共通ポイントを交換取引識別情報に対応付けて管理するものである。共通ポイント管理部73は、ポイント取得者の認証が成功した場合、ポイント取得者の携帯端末10若しくは店舗端末4−1〜4−nからの指示に従って、個別ポイントを共通ポイントに変換し、その変換した共通ポイントを交換取引識別情報と対応付けて共通ポイント管理データベース75に記憶するものである。
ここで、個別ポイントの共通ポイントへの変換処理の方法は、換算率データベース76に格納されている換算率を参照して行なう。換算率データベース76には、各個別ポイント毎に、個別ポイントから共通ポイントに変換するための換算率が格納されており、共通ポイント管理部73は、ポイント取得者に指示された個別ポイントのポイント数を個別ポイントシステム2−1〜2−nから受け取り、その個別ポイントのポイント数に対し、個別ポイント毎の換算率を乗じることで共通ポイントのポイント数を算出して共通ポイントに変換する。このとき、共通ポイント管理部73は、変換後の共通ポイントのポイント数を、共通ポイント管理データベース75で管理する当該ポイント取得者の共通ポイント数に加算する。
有価証券交換価値変換部74は、ポイント取得者の携帯端末10から又は証券取引装置9から、共通ポイントの有価証券への交換取引の要求を受けると、指示された共通ポイント数を、有価証券と交換可能な有価証券交換価値に変換するものである。また、有価証券交換価値変換部74は、変換した有価証券交換価値、交換取引識別情報及び交換要求内容を証券取引装置9に与えるものである。
有価証券交換価値変換部74は、図2に示すように、共通ポイント交換管理部741と有価証券交換価値口座開設部742と有価証券交換価値演算部743とを少なくとも有する。
共通ポイント交換管理部741は、共通ポイントの有価証券への交換処理を管理するものである。共通ポイント交換管理部741の機能については、動作の項で詳細に説明する。
有価証券交換価値口座開設部742は、有価証券と交換するために、有価証券交換価値の口座を開設するものである。この有価証券交換価値口座は、証券取引装置9の取引口座と対応させ、この口座にある有価証券交換価値を有価証券の交換対象として管理するものである。
有価証券交換価値演算部743は、ポイント取得者の認証が成功した場合、ポイント取得者により指示された共通ポイントのポイント数を、有価証券交換価値に変換するものである。
ここで、共通ポイントの有価証券交換価値への変換処理は、有価証券交換価値演算部743が換算率データベース76に格納されている換算率を参照して行なう。換算率データベース76には、共通ポイントを有価証券交換価値に変換する換算率が格納されており、有価証券交換価値演算部743が、ポイント取得者により指示された共通ポイントのポイント数に対し、共通ポイントを有価証券交換価値に変換する換算率を乗じることで、有価証券交換価値を算出する。
このとき、共通ポイント交換管理部741は、共通ポイント管理データベース75で管理される当該交換取引識別情報に対応する共通ポイントのポイント数について、当該ポイント取得者に指示されたポイント数だけ減算すると共に、当該交換取引識別情報に対応する有価証券交換価値について、有価証券交換価値演算部743が算出した有価証券交換価値だけ加算する。
共通ポイント管理データベース75は、ポイント取得者の個人情報や共通ポイントのポイント数や有価証券交換価値等の情報をポイント取得者毎に管理するデータベースである。
図3は、共通ポイント管理データベース75が管理するポイント取得者毎の情報項目例を示す説明図である。図3に示すように、個人情報の項目は、「交換取引識別情報」、「ID番号」、「パスワード」、「氏名」、「住所」、「有価証券交換価値口座番号」、「有価証券交換価値」、「換算率」、「職業」、「共通ポイント数」等である。
「交換取引識別情報」は、ポイント取得者を一意に識別する識別情報であり、この実施形態では、例えばポイント取得者の携帯端末10の電話番号とする。
「ID番号」は、統括ポイント管理装置7が管理するために必要な独自の管理番号であり、「パスワード」は、ポイント取得者が独自に決定したものとしてもよい。「氏名」、「住所」、「職業」は、ポイント取得者の氏名、住所、職業である。なお、必要に応じて、他の個人情報の項目を設けるようにしても良い。
「有価証券交換価値口座番号」は、有価証券交換価値口座開設部742により開設された有価証券交換価値の口座番号である。
「有価証券交換価値」は、有価証券交換価値口座に蓄積されている有価証券交換価値の数である。
「換算率」は、有価証券交換価値演算部743が共通ポイントから有価証券交換価値に変換したときの換算率である。例えば、換算率が変動的である場合、有価証券交換価値毎の換算率を格納するようにしてもよい。
換算率データベース76は、個別ポイントを共通ポイントの変換する換算率を個別ポイントの種類毎に格納すると共に、共通ポイントを有価証券交換価値に変換する換算率を格納するものである。換算率データベース76が格納する換算率はいずれも、変動的なものであっても良いし又は固定的なものとしても良い。
(A−1−3)証券取引装置の詳細な構成
図4は、証券取引装置9の内部構成を示したブロック図である。図4において、実施形態の証券取引装置9は、通信部91と、証券取引実行部92と、投資家情報データベース97と、取引証券データベース96とを有する。また、証券取引実行部92は、交換取引確認部93と、売買注文部94と、ポイント交換受付部95とを有する。
通信部91は、ネットワーク6と通信可能な通信部である。通信部91は、ネットワーク6を通じて、統括ポイント管理装置7や携帯端末10と情報を授受するものである。
交換取引確認部93は、統括ポイント管理装置7から又は携帯端末10から、ポイント取得者の指示に従った有価証券交換価値、交換取引識別情報及び交換要求内容を受け取ると、当該交換取引識別情報を用いて投資家情報データベース97にエントリーされているか否かを確認し、当該交換取引識別情報がエントリーされている場合、当該交換取引識別情報に対応して設けられている取引口座に、統括ポイント管理装置7からの有価証券交換価値を取り込むものである。
ここで、共通ポイントを用いて有価証券に交換取引をする前に、証券取引装置9はポイント取得者との間で有価証券の交換取引をするための取引口座を開設するものとする。この取引口座の開設は、所定の新規開設申込みフォームをネットワーク6を介して携帯端末10に与え、ポイント取得者の操作により書込むことにより開設してもよいし、又、ポイント取得者に所定の申込書を郵送し、その申込書に基づいて手動で開設してもよい。
また、交換取引確認部93は、当該交換取引識別情報に対応して設けられている取引口座に有価証券交換価値が振込まれたことを確認すると、その旨を売買注文部94に報告するものである。
なお、交換取引識別情報が投資家情報データベース97にエントリーされていない場合には、交換取引確認部93は、その旨を統括ポイント管理装置7又は携帯端末10に通知する。
売買注文部94は、取引口座確認部93から取引口座に有価証券価値が振り込まれたことの報告を受けると、統括ポイント管理装置7から又は携帯端末10からの交換取引識別情報及び交換要求内容に基づいて、希望の取引形態で希望の企業銘柄の株式を希望数だけ注文を実行するものである。
希望銘柄の株式を注文する際、売買注文部94は、投資家情報データベース97で管理する当該ポイント取得者の取引口座から、希望の企業銘柄の株価に対し希望の株式数を乗じた額に対応する有価証券交換価値だけ減算するものとする。
投資家情報データベース97は、投資家情報を管理するデータベースである。図5は、投資家情報データベース97が管理する項目例を示す説明図である。
図5に示すように、投資家情報データベース97の項目は、「交換取引識別情報」、「ID番号」、「パスワード」、「氏名」、「住所」、「取引口座番号」、「振込まれた有価証券交換価値」、「有価証券交換価値口座番号」、「職業」、「年収」、「株式取引の履歴」等である。
「交換取引識別情報」は、ポイント取得者を一意に識別する識別情報であり、統括ポイント管理装置7で管理する交換取引識別情報と同じものである。すなわち、この実施形態では、ポイント取得者の携帯端末10である携帯電話機の電話番号である。
「ID番号」は、証券取引装置9が管理するために必要な独自の管理番号であり、「パスワード」は、ポイント取得者が独自に決定したものとしてもよい。また、よりセキュリティを高めるために、上記個人情報の項目のほかに、ポイント取得者のみが知る「暗証番号」を設けるようにしてもよい。「氏名」、「住所」は、当該ポイント取得者の氏名、住所である。「取引口座番号」は、ポイント取得者が開設した取引口座の番号である。
「振込まれた有価証券交換価値」は、取引口座に振込まれている現在の有価証券交換価値である。「有価証券交換価値口座番号」は、統括ポイント管理装置7において開設した有価証券交換価値口座番号である。「職業」、「年収」は、ポイント取得者の職業、年収であり、このような個人情報に基づいて、取引口座確認部93は、ポイント取得者の意思に応じた交換取引をする前に、これら個人情報に基づいて適正に株式取引できる者であるか否かを判断するようにしてもよい。そして、取引口座確認部93が適正でないと判断した場合、交換取引を止めさせるようにできる。
「株式取引の履歴」は、過去にポイントを用いて株式取引をした当該ポイント取得者の取引履歴である。
ポイント交換受付部95は、統括ポイント管理装置7を介さず、ポイント取得者の携帯端末10から直接、共通ポイントを有価証券に交換する要求を受け付けるものである。
(A−1−4)個別ポイントシステムの詳細な構成
図1における個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)は、それぞれの企業等が独自に運営するポイント処理(ポイント発行やポイント消費)システムである。
各個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)は、個別ポイント管理装置3(3−1〜3−n)と、店舗端末4(4−1〜4−n)等を有する。
なお、図1に示すように、個別ポイントシステム2−1はA社が運営するシステムであり、個別ポイントシステム2−2はB社が運営するシステムであり、個別ポイントシステム2−nはN社が運営するシステムである。また、各個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)は、各企業のシステム設計に応じて、システムの構成や大きさ等は異なる。従って、個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)は、いくつかの店舗を地域毎で管理する構成であったり、また、階層構造のシステムで管理したりしてもよい。
店舗端末4(4−1〜4−n)は、各企業の各店舗内に少なくとも1個以上設置される端末であり、ネットワーク5(5−1〜5−n)(例えば専用回線やインターネットなど)を介して、個別ポイント管理装置3(3−1〜3−n)と接続し得るものである。なお、図1には、説明便宜上、各個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)毎に1個の店舗端末4(4−1〜4−n)のみしか表記していないが各店舗で複数備えるようにしてもよい。
店舗端末4(4−1〜4−n)は、入力機能と表示機能とを有しており、ポイント取得者又は店員などの操作により、ポイント取得者の意志に応じて、共通ポイントをポイント換算値に変換するための指示や、ポイント換算値を有価証券に交換するための指示等を指示入力することができる。
また、店舗端末4(4−1〜4−n)は、近距離無線通信する近距離無線通信部(例えば、Bluetooth(登録商標)等の近距離無線通信部や、赤外線通信部など)を備えるようにして、携帯端末10と近距離無線通信できるようにしてもよい。
このようにすることで、ポイント取得者による入力操作の段階でのID情報など重要な情報の覗き見など防止することができる。
なお、店舗端末4(4−1〜4−n)は、いわゆるレジPOS端末に装備されるものであってもよいし、又は、レジPOS端末とは別個に設けられた独立したものであっても良い。
個別ポイント管理装置3(3−1〜3−n)は、対応する個別ポイントシステム2(2−1〜2−n)におけるポイント取得者の個別ポイントを管理するものである。
個別ポイント管理装置3(3−1〜3−n)は、例えば、個別ポイントを発行したり消費したりするポイント発行・消費機能や、ポイント取得者の個別ポイント管理機能や、ポイント取得者の個別ポイント又は共通ポイントやポイント取得者の個人情報などを定期的又は要求に応えて送信する送信機能や、ポイント取得者の認証やポイント発行・消費の承認を行なう認証承認機能や、蓄積した個別ポイント数又は共通ポイント数の把握機能などを担っているものである。
(A−2)実施形態の動作
次に、本実施形態に係るポイント処理システムの動作について、図面を参照しながら説明する。
以下では、ポイント取得者が統括ポイント管理装置7にアクセスして、共通ポイントを有価証券と交換する統括ポイント管理装置経由の交換処理と、ポイント取得者が証券取引装置9にアクセスして、共通ポイントを有価証券と交換する証券取引装置経由の交換処理とを説明する。
(A−2−1)統括ポイント管理装置経由の交換処理
図6及び図7は、統括ポイント管理装置7経由の共通ポイントの有価証券への交換処理の動作を示すフローチャートである。
まず、ポイント取得者は、自身が有する携帯端末10を操作して、統括ポイント管理装置7にアクセスする。そうすると、統括ポイント管理装置7から共通ポイントを有価証券と交換するための所定の入力フォームが携帯端末10に与えられ、携帯端末10がその入力フォームを表示する。
ポイント取得者は携帯端末10に表示された入力フォームに交換取引識別情報を入力し、その入力した交換取引識別情報が携帯端末10から統括ポイント管理装置7に与えられる(ステップS1101)。
なお、上記の入力フォームに、例えば、統括ポイント管理装置7におけるID番号やパスワードを入力させるようにし、交換取引識別情報と共に、これらID番号及びパスワードを統括ポイント管理装置7に与えるようにしても良い。
統括ポイント管理装置7では、個人認証部72が、共通ポイント管理データベース75を参照しながら、携帯端末10からの交換取引識別情報に基づいて当該ポイント取得者の認証処理を行なう(ステップS1102)。なお、ポイント取得者の認証処理の際、ID番号及び又はパスワードを用いて行なうようにしても良い。
個人認証部72による認証処理が失敗した場合、認証処理が失敗した旨が統括ポイント管理装置7から携帯端末10に与えられ、携帯端末10上に表示される(ステップS1103)。
一方、個人認証部72による認証処理が成功した場合、有価証券交換価値変換部74の共通ポイント交換管理部741が、有価証券交換価値に変換する共通ポイントのポイント数を携帯端末10に要求する(ステップS1104)。
これを受けて、ポイント取得者の操作により、有価証券交換価値に変換する共通ポイントのポイント数が携帯端末10に入力され、入力された共通ポイントのポイント数が統括ポイント管理装置7に与えられる(ステップS1105)。
統括ポイント管理装置7においては、有価証券交換価値演算部743が、共通ポイント管理データベース75を参照して、当該交換取引識別情報に対応付けて管理される「共通ポイント数」(図3参照)から、携帯端末10からの共通ポイントのポイント数を取り出し、その取り出した共通ポイントのポイント数に対し、換算率データベース76に格納されている所定の換算率を乗じて、有価証券交換価値を算出する(ステップS1106)。
有価証券交換価値演算部743がポイント取得者の指示した共通ポイントのポイント数を有価証券交換価値に変換すると、共通ポイント交換管理部741が当該交換取引識別情報に対応付けられた「共通ポイント数」及び「有価証券交換価値」の更新を行なう(ステップS1107)。
また、共通ポイント交換管理部741は、ポイント取得者が希望する有価証券取引の内容を携帯端末10に対し要求する(ステップS1108)。
これを受けて、ポイント取得者の操作により、ポイント取得者が希望する交換要求内容及び取引口座へ振込む有価証券交換価値の値の入力がなされ、入力された交換要求内容及び取引口座へ振込む有価証券交換価値の値が、統括ポイント管理装置7に与えられる(ステップS1109)。
ここで、交換要求内容は、例えば、企業銘柄、株式数(これはポイント換算値に応じた売買単位未満の株式数)、その他株式取引に必要な指示(例えば、指値注文又は成行注文の選択、注文の有効期限(本日限り、今週限り等))などである。
携帯端末10から取引口座へ振込む有価証券交換価値の値が与えられると、共通ポイント交換管理部741は、当該交換取引識別情報に対応付けられて管理されている「有価証券交換価値」から、取引口座に振込む有価証券交換価値の分だけ減算するよう更新する(ステップS1110)。
また、共通ポイント交換管理部741は、携帯端末10から指示された交換取引識別情報、取引口座に振込む有価証券交換価値、及び交換要求内容を証券取引装置9に送信する(ステップS1111)。
証券取引装置9では、図7に示すように、交換取引確認部93が、投資家情報データベース97を参照して、統括ポイント管理装置7からの交換取引識別情報がエントリーされているか否かを確認する(ステップS1112)。なお、交換取引識別情報が投資家情報データベース97にエントリーされていない場合、共通ポイントを用いた有価証券の交換を行うことができず、その旨を統括ポイント管理装置7を介して携帯端末10に与えるようにする。
交換取引識別情報が投資家情報データベース97にエントリーされている場合、交換取引確認部93は、携帯端末10からの有価証券交換価値を、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」に取り入れて更新する(ステップS1113)。
交換取引確認部93による処理がなされると、売買注文部94は、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」に蓄積されている有価証券交換価値を用いて、携帯端末10からの交換要求内容に従った企業銘柄の株式を注文する(ステップS1114)。
この約定が成立した後に(ステップS1115)、当該企業銘柄の株式について、各ポイント取得者の株式売買報告書が発行される(ステップS1116)。
また、今回の株式取引に応じた有価証券交換価値が、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」から引き落とされる(ステップS1117)。
(A−2−2)証券取引装置経由の交換処理
図8及び図9は、証券取引装置9経由の共通ポイントの有価証券への交換処理の動作を示すフローチャートである。
まず、ポイント取得者は、自身が有する携帯端末10を操作して、証券取引装置9のポイント交換受付部95にアクセスする。そうすると、証券取引装置9のポイント交換受付部95から共通ポイントを有価証券と交換するための所定の入力フォームが携帯端末10に与えられ、携帯端末10がその入力フォームを表示する。
ポイント取得者は携帯端末10に表示された入力フォームに交換取引識別情報を入力し、その入力した交換取引識別情報が携帯端末10から証券取引装置9のポイント交換受付部95に与えられる(ステップS2101)。
なお、上記の入力フォームに、例えば、証券取引装置9におけるID番号やパスワードを入力させるようにし、交換取引識別情報と共に、これらID番号及びパスワードを証券取引装置9に与えるようにしても良い。
証券取引装置9では、交換取引確認部93が、投資家情報データベース97を参照して、統括ポイント管理装置7からの交換取引識別情報がエントリーされているか否かを確認する(ステップS2102)。なお、交換取引識別情報が投資家情報データベース97にエントリーされていない場合、共通ポイントを用いた有価証券の交換を行うことができず、その旨を携帯端末10に与えるようにする。
また、交換取引確認部93は、投資家情報データベース97を参照し、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」の残数を確認する。そして、交換取引確認部93は、当該取引口座の「有価証券交換価値」の残数及び交換内容の要求を携帯端末10に対し送信する(ステップS2103)。
これにより、当該取引口座の「有価証券交換価値」の残数が携帯端末10上に表示され(ステップS2104)、ポイント取得者は、この表示を見て、有価証券交換価値の振込みをするか否かを判断する。
なお、この取引口座の「有価証券交換価値」の残数が充分残っている場合には、これから説明するステップS2105〜ステップS2113の有価証券交換価値変換処理を省略することができる。
また、ポイント取得者の操作により、ポイント取得者が希望する交換要求内容及び取引口座へ振込む有価証券交換価値の値に相当する共通ポイントのポイント数の入力がなされ、入力された交換要求内容及び取引口座へ振込む有価証券交換価値の値に相当する共通ポイントのポイント数が、証券取引装置9に与えられる(ステップS2105)。
証券取引装置9では、ポイント交換受付部95が、携帯端末10からの交換要求内容を一時的に記憶し、当該交換取引識別情報及び携帯端末10からの共通ポイントのポイント数を、統括ポイント管理装置7に送信する(ステップS2106)。
統括ポイント管理装置7では、個人認証部72が、共通ポイント管理データベース75を参照しながら、証券取引装置9からの交換取引識別情報に基づいて当該ポイント取得者の認証処理を行なう(ステップS2107)。
個人認証部72による認証処理が失敗した場合、認証処理が失敗した旨が、統括ポイント管理装置7から証券取引装置9に与えられ(ステップS2108)、証券取引装置9がさらに認証処理が失敗した旨を携帯端末10に与える(ステップS2109)。
一方、個人認証部72による認証処理が成功した場合、有価証券交換価値演算部743が、共通ポイント管理データベース75を参照して、当該交換取引識別情報に対応付けて管理される「共通ポイント数」から、証券取引装置9を通じて携帯端末10から指示を受けた共通ポイントのポイント数を取り出し、その取り出した共通ポイントのポイント数に対し、換算率データベース76に格納されている所定の換算率を乗じて、有価証券交換価値を算出する(ステップS2110)。
有価証券交換価値演算部743がポイント取得者の指示した共通ポイントのポイント数を有価証券交換価値に変換すると、共通ポイント交換管理部741が当該交換取引識別情報に対応付けられた「共通ポイント数」及び「有価証券交換価値」の更新を行なう(ステップS2111)。
また、共通ポイント交換管理部741が、有価証券交換価値演算部743が変換した有価証券交換価値及び交換取引識別情報を証券取引装置9に送信する(ステップS2112)。
証券取引装置9では、図9に示すように、交換取引確認部93が、統括ポイント管理装置7からの有価証券交換価値を、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」に取り入れて更新する(ステップS2113)。
交換取引確認部93による処理がなされると、売買注文部94は、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」に蓄積されている有価証券交換価値を用いて、携帯端末10からの交換要求内容に従った企業銘柄の株式を注文する(ステップS2114)。
この約定が成立した後に(ステップS2115)、当該企業銘柄の株式について、各ポイント取得者の株式売買報告書が発行される(ステップS2116)。
また、今回の株式取引に応じた有価証券交換価値が、当該交換取引識別情報に対応付けて管理されている取引口座の「有価証券交換価値」から引き落とされる(ステップS2117)。
(A−3)実施形態の効果
以上のように、この実施形態によれば、ポイント取得者の利便性を向上させながら、ポイントを有価証券と交換することができる。
(B)他の実施形態
上述した実施形態においても変形例を説明したが、以下では、そのほかの変形実施形態を説明する。
(B−1)上述した実施形態でも述べたが、個別ポイントを有価証券と交換することができる。この場合、例えば、各個別ポイント毎に、有価証券交換価値に変換する換算率を備える必要がある。各個別ポイントの換算率は、例えば、それぞれの個別ポイント管理装置3−1〜3−nが備えるようにしても良いし、又は統括ポイント管理装置7が一体的に備えるようにしても良い。
(B−2)有価証券への交換後、有価証券購入により得た利益については、例えば、通常の有価証券の利益と同様に、金銭として特定口座に振込ませたり、また、有価証券交換価値に変換し、有価証券交換価値口座に振込ませたり、さらに、ポイントに変換し、共通ポイント又は個別ポイントとして蓄積させたりできる。
(B−3)有価証券交換価値への変換後、有価証券交換価値を、金銭や商品券などの金銭的価値を有するものと交換するようにしてもよい。
(B−4)携帯端末が電子メール機能を有し、統括ポイント管理装置が当該携帯端末の電子メールアドレスを管理する。この場合、統括ポイント管理装置は、共通ポイントの利用期限が近づいたときに(例えば有効期日から1月前など)、その旨をメール通知する機能を備えることができる。
また、統括ポイント管理装置は、証券取引装置と連携し、当該交換取引識別情報に基づいて過去の有価証券への交換履歴を探り、過去に交換した企業銘柄の現況の株価や、この企業銘柄と似たような銘柄の現況株価などの案内情報を、メールに添付するようにしてもよい。
(B−5)統括ポイント管理装置が備える構成要素や証券取引装置が備える構成要素は、上述した実施形態で説明した機能を実現できるのであれば、物理的に同一装置内にある必要はなく、それぞれネットワーク上に分散配置されるようにしても良い。
実施形態に係るポイント処理システムの全体構成を示すブロック図である。 実施形態に係る統括ポイント管理装置の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る共通ポイント管理データベースの情報項目例を示した説明図である。 実施形態に係る証券取引装置の内部構成を示すブロック図である。 実施形態に係る投資家情報データベースの情報項目例を示した説明図である。 実施形態に係る統括ポイント管理装置経由の有価証券への交換処理を示すフローチャートである(その1)。 実施形態に係る統括ポイント管理装置経由の有価証券への交換処理を示すフローチャートである(その2)。 実施形態に係る証券取引装置経由の有価証券への交換処理を示すフローチャートである(その1)。 実施形態に係る証券取引装置経由の有価証券への交換処理を示すフローチャートである(その2)。
符号の説明
1…ポイント処理システム、2(2−1〜2−n)…個別ポイントシステム、3(3−1〜3−n)…個別ポイント管理装置、4(4−1〜4−n)…店舗端末、5(5−1〜5−n)…ネットワーク、6…ネットワーク、7…統括ポイント管理装置、9…証券取引装置、10…携帯端末、11…移動通信網。

Claims (4)

  1. ポイント取得者が操作する携帯端末と、
    複数のポイント取得者のポイント数を、ポイント取得者毎の有価証券との交換取引を識別する交換取引識別情報と対応付けて管理し、上記携帯端末から、上記交換取引識別情報と共に上記ポイント取得者のポイント数を有価証券に交換する交換指示を受け取ると、上記交換取引識別情報と対応付けて管理する管理ポイント数から交換指示されたポイント数を減算する共に、上記交換指示されたポイント数を有価証券と交換可能な有価証券交換価値に変換し、上記変換した有価証券交換価値及び上記交換取引識別情報を出力するポイント管理手段と、
    上記ポイント管理手段から上記交換取引識別情報及び上記有価証券交換価値を受け取ると、上記交換取引識別情報に基づいて上記ポイント取得者からの交換取引であることを認証し、この交換取引識別情報に基づく認証が成功した場合、上記有価証券交換価値を用いて交換指示された有価証券と交換する有価証券交換手段と
    を備えることを特徴とするポイント処理システム。
  2. 上記有価証券交換手段は、
    上記携帯端末から、上記交換取引識別情報と共に上記ポイント取得者のポイント数を有価証券に交換する交換指示を受けると、上記交換取引識別情報に基づいて上記ポイント取得者からの交換取引であることを認証し、この交換取引識別情報に基づく認証が成功した場合、上記交換指示されたポイント数及び上記交換取引識別情報を上記ポイント管理手段に出力し、
    上記ポイント管理手段は、
    上記有価証券交換手段から、上記交換指示されたポイント数及び上記交換取引識別情報を受け取ると、上記交換取引識別情報と対応付けて管理する管理ポイント数から交換指示されたポイント数を減算する共に、上記交換指示されたポイント数を有価証券と交換可能な有価証券交換価値に変換して、上記変換した有価証券交換価値及び上記交換取引識別情報を上記有価証券交換手段に出力し、
    上記有価証券交換手段が、上記ポイント管理手段から上記交換取引識別情報及び上記有価証券交換価値を受け取ると、上記交換取引識別情報に基づいて上記有価証券交換価値を用いて交換指示された有価証券と交換する
    ことを特徴とする請求項1に記載のポイント処理システム。
  3. 上記ポイント管理手段が、1ポイント当りの価値が異なる複数種類の個別ポイントを取り込み、これら個別ポイントの価値を共通のポイント価値に変換する共通ポイント変換部を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のポイント処理システム。
  4. 上記交換取引識別情報が、各ポイント取得者が有する上記携帯端末を一意に識別可能とする情報であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のポイント処理システム。
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