JP2001250170A - ポイント総合管理システム - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 各クライアント企業のガードポイントと共通
ポイントとを相互に交換可能なポイント総合管理システ
ムを提供することである。 【解決手段】 第１のクライアント企業のポイントを共
通ポイントに交換するための交換レートを記憶する換算
レート記憶部４６と、前記交換レートに基づいて前記第
１のクライアント企業のポイントを共通ポイントに交換
し累積記憶する共通ポイント情報記憶部４８と、前記共
通ポイント記憶手段に記憶されている共通ポイントを前
記ポイント精算情報により特定されている第２のクライ
アント企業のポイントとして精算するための精算レート
を記憶する換算レート記憶部４６と、前記精算レートに
基づいて前記共通ポイント記憶手段に記憶されている共
通ポイントを前記第２のクライアント企業のポイントと
して精算するデータ処理部４２とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】この発明は、異なる企業が発
行するポイントを総合的に管理するポイント総合管理シ
ステムに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】ポイントシステムには、カード事業者が
クレジットカードの利用金額に応じてポイントを発行す
るもの、旅客航空事業者が利用マイル数に応じてポイン
トを発行するもの、チェーン店事業者がチェーン店での
売上金額に応じてポイントを発行するものなど、様々な
形態のポイントシステムが存在する。このようなポイン
トシステムにおいては、ポイントを発行した事業者がポ
イント数に応じて顧客に対して商品、搭乗券の提供を行
ったり売上代金の割引などを行うのが一般的である。

【０００３】

【発明が解決しようとする課題】しかし、上述のポイン
トシステムにおいては、事業者単位でポイントシステム
の管理運営を行っていることから、顧客はポイントの種
類毎にポイントを集めなければならず、複数のポイント
システムにポイントが分散し、ポイントに基づくサービ
スを充分に受けることができなかった。

【０００４】この発明の課題は、各クライアント企業の
ガードポイントと共通ポイントとを相互に交換可能なポ
イント総合管理システムを提供することである。

【０００５】

【課題を解決するための手段】請求項１記載のポイント
総合管理システムは、第１のクライアント企業のポイン
トを共通ポイントに交換するための交換レートを記憶す
る交換レート記憶手段と、前記交換レートに基づいて前
記第１のクライアント企業のポイントを共通ポイントに
交換し共通ポイント記憶部に累積記憶する共通ポイント
累積記憶制御手段と、前記共通ポイント記憶部に記憶さ
れている共通ポイントを第２のクライアント企業のポイ
ントとして精算するための精算レートを記憶する精算レ
ート記憶手段と、前記精算レートに基づいて前記共通ポ
イント記憶部に記憶されている共通ポイントを前記第２
のクライアント企業のポイントとして精算するポイント
精算手段とを備えることを特徴とする。

【０００６】この請求項１記載のポイント総合管理シス
テムによれば、交換レート記憶手段に記憶されている交
換レートに基づいて第１のクライアント企業のポイント
を共通ポイントに交換でき、また精算レート記憶手段に
記憶されている精算レートに基づいて共通ポイントを第
２のクライアント企業のポイントとして精算することが
できるため、各クライアント企業のポイントを任意に選
択した特定企業のポイントに集中させることができる。
従って、ポイントに基づくサービスを効率よく受けるこ
とができる。

【０００７】また、請求項２記載のポイント総合管理シ
ステムは、第１のクライアント企業のポイントを共通ポ
イントに交換するためのポイント交換情報を受付けるポ
イント交換情報受付手段と、前記ポイント交換情報によ
り特定されている前記第１のクライアント企業のポイン
トを共通ポイントに交換するための交換レートを記憶す
る交換レート記憶手段と、前記交換レートに基づいて前
記第１のクライアント企業のポイントを共通ポイントに
交換し共通ポイント記憶部に累積記憶する共通ポイント
累積記憶制御手段と、前記共通ポイント記憶部に記憶さ
れている共通ポイントを第２のクライアント企業のポイ
ントとして精算するためのポイント精算情報を受付ける
ポイント精算情報受付手段と、前記共通ポイント記憶部
に記憶されている共通ポイントを前記ポイント精算情報
により特定されている前記第２のクライアント企業のポ
イントとして精算するための精算レートを記憶する精算
レート記憶手段と、前記精算レートに基づいて前記共通
ポイント記憶部に記憶されている共通ポイントを前記第
２のクライアント企業のポイントとして精算し、前記第
２のクライアント企業のポイント管理装置に対してポイ
ント精算情報を送信するポイント精算情報送信手段とを
備えることを特徴とする。

【０００８】この請求項２記載のポイント総合管理シス
テムによれば、ポイント交換情報受付手段により受付け
たポイント交換情報に基づき、交換レート記憶手段に記
憶されている交換レートに基づいて第１のクライアント
企業のポイントを共通ポイントに交換でき、またポイン
ト精算情報受付手段により受付けたポイント精算情報に
基づき、精算レート記憶手段に記憶されている精算レー
トに基づいて共通ポイントを第２のクライアント企業の
ポイントとして精算することができる。従って、各クラ
イアント企業のポイントを任意に選択した特定企業のポ
イントに集中させることができポイントに基づくサービ
スを効率よく受けることができる。

【０００９】また、請求項３記載のポイント総合管理シ
ステムは、請求項２記載のポイント総合管理システムの
前記ポイント交換情報には、共通ポイントに交換する交
換要求ポイント数が含まれており、前記共通ポイント累
積記憶制御手段は、前記第１のクライアント企業のポイ
ント管理装置に記憶されているポイント数が前記交換要
求ポイント数以上の場合に、前記第１のクライアント企
業のポイントを共通ポイントに交換することを特徴とす
る。

【００１０】この請求項３記載のポイント総合管理シス
テムによれば、ポイント交換を行う場合に、第１のクラ
イアント企業のポイント管理装置に記憶されているポイ
ント数が交換要求ポイント数以上か否かの判断を行うた
め、確実にポイント交換を行うことができる。

【００１１】また、請求項４記載のポイント総合管理シ
ステムは、請求項１〜請求項３の何れか一項に記載のポ
イント総合管理システムにおいて、前記交換レート及び
前記精算レートをそれぞれ複数有することを特徴とす
る。

【００１２】この請求項４記載のポイント総合管理シス
テムによれば、季節毎等の期間毎に異なる交換レートで
ポイント交換、ポイント精算を行うことができる。

【００１３】また、請求項５記載のポイント総合管理シ
ステムは、請求項２〜請求項４の何れか一項に記載のポ
イント総合管理システムの前記ポイント交換情報受付手
段がポイント交換情報をインターネット、パソコン通信
等の通信媒体を介して受付け、前記ポイント精算情報受
付手段がポイント精算情報を通信媒体を介して受付ける
ことを特徴とする。

【００１４】この請求項５記載のポイント総合管理シス
テムによれば、ポイント交換情報、ポイント精算情報を
通信媒体を介して入力することができるため、パソコ
ン、移動電話等を端末とした通信媒体によりポイント交
換、ポイント精算を受け付けることができる。

【００１５】また、請求項６記載のポイント総合管理シ
ステムは、請求項２〜請求項４の何れか一項に記載の前
記ポイント交換情報受付手段がポイント交換情報をデー
タ入力装置を介して受付け、前記ポイント精算情報受付
手段がポイント精算情報をデータ入力装置を介して受付
けることを特徴とする。

【００１６】この請求項６記載のポイント総合管理シス
テムによれば、ポイント交換情報、ポイント精算情報を
キーボード等のデータ入力装置を介して入力することが
できるため、ファクシミリ、電話等によってもポイント
交換、ポイント精算を受け付けることができる。

【００１７】

【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態にかかるカードポイント総合管理システム
ついて説明する。

【００１８】図１は、カードポイント総合管理システム
の全体構成図である。このカードポイント総合管理シス
テムは、カードポイント総合管理センタ２に旅客航空事
業者が管理運営するマイル管理システム４、カード事業
者が管理運営するカードポイント管理システム６、チェ
ーン店事業者が管理運営する売上ポイント管理システム
８が接続されている。また、インターネット１０を介し
て旅客航空事業者、カード事業者及びチェーン店事業者
の顧客が使用するパソコン１２が接続されている。

【００１９】ここで旅客航空事業者が管理運営するマイ
ル管理システム４は、顧客に対して利用マイル数に応じ
てポイントを発行するものであり、発券端末１４が専用
回線により構成される発券端末ネットワーク１６を介し
てマイル管理装置１８に接続されている。また、マイル
管理装置１８は、カードポイント総合管理センタ２に設
置されているカードポイント総合管理装置４０（図２参
照）に接続されている。

【００２０】また、カード事業者が管理運営するカード
ポイント管理システム６は、顧客に対してカード利用金
額に応じてポイントを発行するものであり、信用照会端
末２０が専用回線により構成されるクレジットカードネ
ットワーク２２を介してカード情報管理装置２４に接続
されている。また、カード情報管理装置２４は、カード
ポイント総合管理センタ２に設置されているカードポイ
ント総合管理装置４０に接続されている。

【００２１】また、チェーン店事業者が管理運営する売
上ポイント管理システム８は、顧客に対してチェーン店
での売上金額に応じてポイントを発行するものであり、
ＰＯＳレジスタ２６が専用回線により構成されるチェー
ン店ネットワーク２８を介してポイント管理装置３０に
接続されている。また、ポイント管理装置３０は、カー
ドポイント総合管理センタ２に設置されているカードポ
イント総合管理装置４０に接続されている。

【００２２】図２は、カードポイント総合管理センタ２
に設置されているカードポイント総合管理装置４０のブ
ロック構成図である。カードポイント総合管理装置４０
は、データ処理部４２にそれぞれ接続されている通信制
御部４４、換算レート記憶部４６、ポイント情報記憶部
４８及びデータ入力装置５０を備えている。

【００２３】ここで通信制御部４４は、パソコン１２か
らインターネット１０を介して送信されるポイント交換
情報（特定の企業のクライアント企業ポイントを共通ポ
イントに交換依頼するための情報）及びポイント精算情
報（共通ポイントを特定の企業のクライアント企業ポイ
ントに精算依頼するための情報）の受信を行うと共に、
マイル管理装置１８、カード情報管理装置２４及び売上
ポイント管理装置３０との間でポイント交換及び精算の
ためのデータの送受信を行う。

【００２４】換算レート記憶部４６には、クライアント
企業ポイントを共通ポイントに換算（交換）するための
レート及び共通ポイントをクライアント企業ポイントに
換算（精算）するためのレートが記憶されている（図３
参照）。なお、クライアント企業（Ａ航空）に関して
は、通常期間における換算レートと年末年始、ゴールデ
ンウイーク等の特別期間における換算レートが記憶され
ている。例えば、通常期間にＡ航空のクライアント企業
ポイントを共通ポイントに交換する場合には、５０ポイ
ント（Ａ航空のクライアント企業ポイント）を１ポイン
ト（共通ポイント）に交換することができ、通常期間に
共通ポイントをＡ航空のクライアント企業ポイントに交
換する場合には、１ポイント（共通ポイント）を５０ポ
イント（Ａ航空のクライアント企業ポイント）に交換す
ることができる。また、Ｂカードのクライアント企業ポ
イントを共通ポイントに交換する場合には、１ポイント
（Ｂカードのクライアント企業ポイント）を１ポイント
（共通ポイント）に交換することができ、共通ポイント
をＢカードのクライアント企業ポイントに交換する場合
には、１ポイント（共通ポイント）を５０ポイント（Ｂ
カードのクライアント企業ポイント）に交換することが
できる。更に、Ｃストアのクライアント企業ポイントを
共通ポイントに交換する場合には、２ポイント（Ｃスト
アのクライアント企業ポイント）を１ポイント（共通ポ
イント）に交換することができ、共通ポイントをＣスト
アのクライアント企業ポイントに交換する場合には、１
ポイント（共通ポイント）を５０ポイント（Ｃストアの
クライアント企業ポイント）に交換することができる。

【００２５】共通ポイント情報記憶部４８には、カード
ポイント総合管理センタ２における顧客ＮＯ．である共
通顧客ＮＯ．に対応させて、その顧客が現時点で有して
いる有効共通ポイント、各クライアント企業における顧
客ＮＯ．が記憶されている。なお、各クライアント企業
における顧客ＮＯ．は、ポイント交換情報に含まれてい
るものであり、この各クライアント企業における顧客Ｎ
Ｏ．が共通顧客ＮＯ．に対応させた状態で共通ポイント
情報記憶部４８に記憶される。

【００２６】データ入力装置５０は、キー入力装置等に
より構成されるものであり、顧客からファクシミリ、電
話等によりポイント交換ポイント精算の依頼を受けた場
合に、ポイント交換情報、ポイント精算情報の入力を行
うものである。

【００２７】次に、図５に示すフローチャートにしたが
って、ポイント交換（クライアント企業ポイントから共
通ポイントへの交換）の処理を説明する。なお、以下に
おいては、顧客がＡ航空のクライアント企業ポイントと
Ｂカードのクライアント企業ポイントを共通ポイントに
交換する場合を例にとって説明する。

【００２８】先ず、ポイント交換を希望する顧客は、パ
ソコン１２を用いインターネット１０を介してカードポ
イント総合管理装置４０にポイント交換依頼情報を送信
する。例えば、Ａ航空のクライアント企業ポイント（２
５０００ポイント）とＢカードのクライアント企業ポイ
ント（２０００ポイント）共通ポイントに交換する場合
には、Ａ航空の顧客ＮＯ．（９９２５３）と交換を要求
するポイント数である２５０００ポイント、Ｂカードの
顧客ＮＯ．（３３２５６）と交換を要求するポイント数
である２０００ポイントを示す情報を含むポイント交換
依頼情報を送信する。

【００２９】データ処理部４２は、通信制御部４４を介
してポイント交換依頼情報を受信すると（ステップＳ１
０）、ポイント交換の依頼を行った顧客に対してカード
ポイント総合管理センタ２における顧客ＮＯ．である共
通顧客ＮＯ．が付されているか否かの確認を行い共通顧
客ＮＯ．が付されていない場合には、共通顧客ＮＯ．を
付す。この場合には、最初の依頼であり共通顧客ＮＯ．
が付されていないため共通顧客ＮＯ．（００００１）を
付す。なお、共通顧客ＮＯ．を有する顧客がポイント交
換の依頼を行う場合には、共通顧客ＮＯ．を含むポイン
ト交換依頼情報を送信する。

【００３０】次に、ポイント交換を行うクライアント企
業のポイント管理装置にカードポイント総合管理装置４
０を接続する（ステップＳ１１）。この場合には、先
ず、マイル管理システム４のマイル管理装置１８にカー
ドポイント総合管理装置４０を接続し、顧客ＮＯ．（９
９２５３）の顧客のＡ航空におけるクライアント企業ポ
イントの残数を受信し、２５０００ポイント以上有るか
否かの判断を行う（ステップＳ１２）。ここで２５００
０ポイント以上有る場合には（ステップＳ１３）、マイ
ル管理装置１８に対して２５０００ポイント分のポイン
ト交換要求を行う（ステップＳ１４）。これに伴いマイ
ル管理装置１８においては、顧客ＮＯ．（９９２５３）
の顧客のクライアント企業ポイントから２５０００ポイ
ントが差し引かれる。

【００３１】次に換算レートに基づいてクライアント企
業ポイントを共通ポイントに換算する（ステップＳ１
５）。この場合に、通常期間であるとすると通常期間の
換算レートが用いられるため、クライアント企業ポイン
ト（２５０００ポイント）が共通ポイント（５００ポイ
ント）に換算される。この間算された共通ポイントが共
通顧客ＮＯ．（００００１）の顧客の有効共通ポイント
として加算される（ステップＳ１６）。

【００３２】次に、ポイント交換依頼のあった全てのク
ライアント企業についてのポイント換算が終わったか否
かの判断が行われる（ステップＳ１７）。この場合に
は、Ｂカードについてのポイント換算が終わっていない
ことからステップＳ１１に戻り、ステップＳ１１〜ステ
ップＳ１５の処理を行うことにより、Ｂカードのクライ
アント企業ポイント（２０００ポイント）が共通ポイン
ト（２０００ポイント）に換算される。この換算された
共通ポイントが共通顧客ＮＯ．（００００１）の顧客の
有効共通ポイントとして加算される（ステップＳ１
６）。従って、共通顧客ＮＯ．（００００１）の顧客の
有効共通ポイントが２５００ポイントとなる。

【００３３】次に、図６に示すフローチャートにしたが
って、ポイント精算（共通ポイントからクライアント企
業ポイントへの精算）の処理を説明する。なお、以下に
おいては、顧客が共通ポイントをＡ航空のクライアント
企業ポイントとして精算する場合を例にとって説明す
る。

【００３４】先ず、ポイント精算を希望する顧客は、パ
ソコン１２を用いインターネット１０を介してカードポ
イント総合管理装置４０にポイント精算依頼情報を送信
する。即ち、共通ポイント（２５００ポイント）をＡ航
空のクライアント企業ポイントとして精算する場合に
は、共通顧客ＮＯ．（００００１）、Ａ航空の顧客Ｎ
Ｏ．（９９２５３）と精算を要求するポイント数である
２５００ポイントを示す情報を含むポイント精算依頼情
報を送信する。

【００３５】データ処理部４２は、通信制御部４４を介
してポイント精算依頼情報を受信すると（ステップＳ２
０）、換算レートに基づいてクライアント企業ポイント
を共通ポイントに換算する（ステップＳ２１）。この場
合に、通常期間であるとすると通常期間の換算レートが
用いられるため、共通ポイント（２５００ポイント）が
クライアント企業ポイント（１２５０００ポイント）に
換算される。

【００３６】次に、ポイント精算を行うクライアント企
業のポイント管理装置にカードポイント総合管理装置４
０を接続する（ステップＳ２２）。この場合には、マイ
ル管理システム４のマイル管理装置１８にカードポイン
ト総合管理装置４０を接続し、顧客ＮＯ．（９９２５
３）の顧客のＡ航空におけるクライアント企業ポイント
に１２５０００ポイントを加算するための情報を出力す
る（ステップＳ２３）。これに伴いカードポイント総合
管理装置４０においては、共通顧客ＮＯ．（００００
１）の顧客の有効共通ポイントから２５００ポイントが
差し引かれる。

【００３７】このカードポイント総合管理システムによ
れば、ポイント交換情報に基づき、各クライアント企業
の発行するカードポイントを換算レート記憶部４６に記
憶されている交換レートに基づいて共通ポイントに換算
して累積記憶することができ、この累積記憶された共通
ポイントをポイント精算情報に基づき、換算レート記憶
部４６に記憶されている精算レートに基づいて特定のク
ライアント企業のカードポイントとして精算することが
できるため、各クライアント企業のカードポイントを特
定企業のカードポイントに集中させることができる。従
って、カードポイントに基づくサービスを効率よく受け
ることができる。

【００３８】なお、上述の実施の形態においては、カー
ドによってＩＤ管理を行うカードポイントシステムにつ
いて説明を行っているが、ＩＤ管理は、カードに限定さ
れるものではなく、ＩＤを記憶管理することが可能な腕
時計型の端末、移動電話端末等によってＩＤ管理を行う
ポイントシステムであっても良い。

【００３９】また、上述の実施の形態においては、パソ
コン１２を端末とした通信媒体としてインターネット１
０を利用してポイント交換情報、ポイント精算情報を送
信しているが、ファクシミリ、電話等のによりファクシ
ミリ、電話等のコールセンタを介してポイント交換情
報、ポイント精算情報をカードポイント総合管理センタ
に送信するようにしても良い。この場合には、データ入
力装置５０によりポイント交換情報、ポイント精算情報
の入力が行われる。

【００４０】また、上述の実施の形態においては、パソ
コン１２を端末とした通信媒体としてインターネット１
０を利用してポイント交換情報、ポイント精算情報を送
信しているが、通信媒体は、インターネット１０に限ら
ずパソコン通信等の通信媒体を利用するようにしても良
い。

【００４１】また、上述の実施の形態においては、パソ
コン１２を端末としインターネット１０を利用してポイ
ント交換情報、ポイント精算情報を送信しているが、携
帯電話、ＰＨＳ等の移動電話を端末としインターネット
１０を利用してポイント交換情報、ポイント精算情報を
送信するようにしても良い。

【００４２】

【発明の効果】この発明によれば、交換レート記憶手段
に記憶されている交換レートに基づいて第１のクライア
ント企業のポイントを共通ポイントに交換でき、また精
算レート記憶手段に記憶されている精算レートに基づい
て共通ポイントを第２のクライアント企業のポイントと
して精算することができるため、各クライアント企業の
ポイントを特定企業のポイントに集中させることができ
る。従って、ポイントに基づくサービスを効率よく受け
ることができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】実施形態にかかるカードポイント総合管理シス
テムの全体構成図である。

【図２】実施形態にかかるカードポイント総合管理セン
タに設けられているカードポイント総合管理装置のブロ
ック構成図である。。

【図３】実施形態にかかるカードポイント総合管理装置
に記憶されている換算レートを説明するための図であ
る。

【図４】実施形態にかかるカードポイント総合管理装置
に記憶されている共通ポイント情報記憶部を説明するた
めの図である。。

【図５】実施形態にかかるカードポイント総合管理装置
で実施されるポイント交換を説明するためのフローチャ
ートである。

【図６】実施形態にかかるカードポイント総合管理装置
で実施されるポイント精算を説明するためのフローチャ
ートである。

【符号の説明】

２…カードポイント総合管理センタ、４…マイル管理シ
ステム、６…ポイント管理システム、８…売上ポイント
管理システム、１０…インターネット、１２…パソコ
ン、４０…カードポイント総合管理装置、４２…データ
処理部、４４…通信制御部、４６…換算レート記憶部、
４８…共通ポイント情報記憶部、５０…データ入力装
置。

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁷ 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｇ０７Ｇ 1/14 Ｇ０７Ｇ 1/14

Claims (6)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 第１のクライアント企業のポイントを共
   通ポイントに交換するための交換レートを記憶する交換
   レート記憶手段と、 前記交換レートに基づいて前記第１のクライアント企業
   のポイントを共通ポイントに交換し共通ポイント記憶部
   に累積記憶する共通ポイント累積記憶制御手段と、 前記共通ポイント記憶部に記憶されている共通ポイント
   を第２のクライアント企業のポイントとして精算するた
   めの精算レートを記憶する精算レート記憶手段と、 前記精算レートに基づいて前記共通ポイント記憶部に記
   憶されている共通ポイントを前記第２のクライアント企
   業のポイントとして精算するポイント精算手段とを備え
   ることを特徴とするポイント総合管理システム。
2. 【請求項２】 第１のクライアント企業のポイントを共
   通ポイントに交換するためのポイント交換情報を受付け
   るポイント交換情報受付手段と、 前記ポイント交換情報により特定されている前記第１の
   クライアント企業のポイントを共通ポイントに交換する
   ための交換レートを記憶する交換レート記憶手段と、 前記交換レートに基づいて前記第１のクライアント企業
   のポイントを共通ポイントに交換し共通ポイント記憶部
   に累積記憶する共通ポイント累積記憶制御手段と、 前記共通ポイント記憶部に記憶されている共通ポイント
   を第２のクライアント企業のポイントとして精算するた
   めのポイント精算情報を受付けるポイント精算情報受付
   手段と、 前記共通ポイント記憶部に記憶されている共通ポイント
   を前記ポイント精算情報により特定されている前記第２
   のクライアント企業のポイントとして精算するための精
   算レートを記憶する精算レート記憶手段と、 前記精算レートに基づいて前記共通ポイント記憶部に記
   憶されている共通ポイントを前記第２のクライアント企
   業のポイントとして精算し、前記第２のクライアント企
   業のポイント管理装置に対してポイント精算情報を送信
   するポイント精算情報送信手段とを備えることを特徴と
   するポイント総合管理システム。
3. 【請求項３】 前記ポイント交換情報には、共通ポイン
   トに交換する交換要求ポイント数が含まれており、前記
   共通ポイント累積記憶制御手段は、前記第１のクライア
   ント企業のポイント管理装置に記憶されているポイント
   数が前記交換要求ポイント数以上の場合に、前記第１の
   クライアント企業のポイントを共通ポイントに交換する
   ことを特徴とする請求項２記載のポイント総合管理シス
   テム。
4. 【請求項４】 前記交換レート及び前記精算レートは、
   それぞれ複数有することを特徴とする請求項１〜請求項
   ３の何れか一項に記載のポイント総合管理システム。
5. 【請求項５】 前記ポイント交換情報受付手段は、ポイ
   ント交換情報を通信媒体を介して受付け、前記ポイント
   精算情報受付手段は、ポイント精算情報を通信媒体を介
   して受付けることを特徴とする請求項２〜請求項４の何
   れか一項に記載のポイント総合管理システム。
6. 【請求項６】 前記ポイント交換情報受付手段は、ポイ
   ント交換情報をデータ入力装置を介して受付け、前記ポ
   イント精算情報受付手段は、ポイント精算情報をデータ
   入力装置を介して受付けることを特徴とする請求項２〜
   請求項４の何れか一項に記載のポイント総合管理システ
   ム。