JP2005004621A - ポイント交換システムおよびポイント交換プログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ユーザ端末から、交換ポイント数と、交換元発行者を特定する交換元固有情報と、交換先発行者を特定する交換先固有情報とが入力される交換要求入力手段1と、交換元発行者から、第1の交換レートで、前記交換ポイント数を取得し、前記交換先発行者へ、第2の交換レートで、取得した前記交換ポイント数を譲渡するためのポイント数計算手段5と、各発行者ごとに予め設定される第1の交換レートおよび第2の交換レートとを格納する固定レートマスタ200Bとを備え、交換元発行者と交換先発行者とが同一である場合に、第2の交換レートは、第1の交換レートの逆数となるように設定されているので、ポイント交換後にその還元行為を行うとポイント数は元に戻ってしまうので、ポイント交換による不当なポイント数の増加を防止することが可能である。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ポイント交換システムおよびポイント交換プログラムに関し、特に、インターネットを介してホームページにアクセスしたり、あるいは、当該ホームページにて物品を購入する等のユーザの行為により獲得されるサービスポイントを交換するためのポイント交換システムおよびポイント交換プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のポイント交換システムにおいては、ポイント交換所を設けておき、会員端末からのポイント交換の要求を受け付けて、交換が要求されたカード会社に交換の要求を伝える。各カード会社は、交換するポイント値を交換レートにより換算し、交換により減少あるいは増加する顧客会員のポイント残高を更新し、また、換算された新たな交換ポイント値をポイント交換所に通知する。ポイント交換所は、カード会社からの前述の応答により顧客のカードのポイントの交換を完成させ、その旨を顧客に通知する。このとき、ポイント交換所と各カード会社とは、ポイント交換に際して、各カード会社が交換されるポイント値の数パーセントを手数料としてポイント交換所に支払うことを予め契約している(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
上述したように、従来のポイント交換システムにおいては、人気のあるカード会社とそうでないカード会社とが生じるため、交換にアンバランスが生じることが考えられるため、各カード会社相互間のポイントの交換レートを変更して対応している。
【0004】
このとき、カード会社Aからカード会社Bへポイントを交換する場合、交換レートが仮に1.5倍であったとすると、カード会社Aの交換ポイント100をカード会社Bに移管させると、カード会社Bに150ポイントが加算されることとなり、ポイント数が交換により増加することになる。さらに、他のカード会社Cへカード会社Bからポイントを交換させる場合の交換レートが1.2倍であったとすると、当該150ポイントは180ポイントとなる。カード会社Cからカード会社Aへの交換レートが0.7倍であったとすると、180ポイントが126ポイントになってカード会社Aに戻ってくる。このように、交換レートの設定の仕方によっては、交換を重ねて1周させることによって、ポイント数を実質的に増加させることが可能になる。これを防ぐために、従来技術においては、ポイント交換所が手数料をとることにしている。
【0005】
【特許文献1】
特開2002−083240号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
従来のポイント交換システムにおいては、ポイント交換によって不当にポイント数が増加してしまうことを抑制するために、ポイント交換所において交換行為の度に手数料をとることにしているが、例えば、優良顧客などに対して特別な個人レート(例えば、2倍)を設けるか、キャンペーン期間中においては交換レートを3倍にするというように設定した場合等を想定して考えると、ポイント交換所の手数料程度ではポイント数の増加を抑えられないため、ユーザが悪質な目的で、ポイント交換を計画的に繰り返し行った場合には、ポイント数が不当に多くなってしまうという問題点があった。
【0007】
この発明は、かかる問題点を解決するためになされたものであり、ポイント交換による不当なポイント数の増加を防止することが可能なポイント交換システムおよびポイント交換プログラムを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
この発明は、複数の発行者が発行するサービスポイントをユーザ端末より入力される交換要求に従って当該発行者間で交換するためのポイント交換システムであって、前記ユーザ端末から、ユーザを特定するユーザ固有情報と、交換ポイント数と、交換元発行者を特定する交換元固有情報と、交換先発行者を特定する交換先固有情報とが入力される交換要求入力手段と、前記交換元発行者から、第1の交換レートで、前記交換ポイント数を取得する交換ポイント数取得手段と、前記交換先発行者へ、第2の交換レートで、取得した前記交換ポイント数を譲渡する交換ポイント数譲渡手段と、各前記発行者ごとに予め設定される前記第1の交換レートおよび前記第2の交換レートを格納する固定レート格納手段とを備え、前記交換元発行者と前記交換先発行者とが同一である場合に、前記第2の交換レートは、前記第1の交換レートの逆数となるように設定されているポイント交換システムである。
【0009】
また、さらに、特定のレートを有する所定の条件を満たしたユーザがポイントの取得または譲渡をしたとき、当該取得後のポイント数および譲渡後のポイント数を交換履歴として格納する交換履歴格納手段と、前記ユーザがポイントの取得または譲渡をしたとき、前記交換履歴格納手段に格納されている交換履歴を検索して、格納されていた場合には、今回のポイント交換が還元行為であると判定する還元行為確認手段とを備え、前記還元行為確認手段は、還元行為であると判定したときに、前記交換要求入力手段に入力された前記交換ポイント数のうち、前記交換履歴格納手段に格納されている前記取得後のポイント数および前記譲渡後のポイント数の分については、前期ユーザの特定レートで取得または譲渡を許容し、残りのポイント数は、前期ユーザの特定のレートでの取得または譲渡を許容しないポイント交換システムである。
【0010】
また、所定の条件を満たしたユーザに対して、特定レートを設定する特定レート設定手段と、前記特定レートが設定された前記ユーザのユーザ固有情報を前記特定レートとともに格納している特定レート格納手段と、前記第1の交換レートに前記特定レートを乗算して、第3の交換レートとして出力する第一交換レート計算手段と、前記第2の交換レートに前記特定レートを乗算して、第4の交換レートとして出力する第二交換レート計算手段と、前記交換要求入力手段に入力される前記ユーザ固有情報に基づいて、当該ユーザが、前記所定の条件を満たしたユーザとして前記特定レートが設定されているユーザであるかを確認するユーザ確認手段と、前記第3の交換レートでの取得および第4の交換レートでの譲渡が行われたときに、当該取得後のポイント数および譲渡後のポイント数を交換履歴として格納する交換履歴格納手段と、前記交換要求入力手段に入力された前記交換元発行者が交換先発行者である前記第4の交換レートでの譲渡および前記交換要求入力手段に入力された前記交換先発行者が交換元発行者である前記第3の交換レートでの取得を行った交換履歴が前記交換履歴格納手段に格納されているかを検索して、格納されていた場合には、今回のポイント交換が還元行為であると判定する還元行為確認手段と、前記第1の交換レートに前記特定レートの逆数を乗算して、第5の交換レートとして出力する第三交換レート計算手段と、前記第2の交換レートに前記特定レートの逆数を乗算して、第6の交換レートして出力する第四交換レート計算手段とをさらに備え、前記交換元発行者と前記交換先発行者とが同一である場合に、前記第3の交換レートは、前記第6の交換レートの逆数となるように設定され、前記ユーザ確認手段により前記ユーザが前記特定レートが設定されているユーザであると確認され、かつ、還元行為確認手段により還元行為でないと判定されたときに、前記交換ポイント数取得手段は、前記第3の交換レートで前記取得を行い、前記交換ポイント数譲渡手段は、前記第4の交換レートで前記譲渡を行い、前記ユーザ確認手段により前記ユーザが前記特定レートが設定されているユーザであると確認され、かつ、還元行為確認手段により還元行為であると判定されたときに、前記入力要求入力手段に入力された前記交換ポイント数のうち、前記交換履歴格納手段に格納されている前記取得後のポイント数および前記譲渡後のポイント数の分については、前記交換ポイント数取得手段は、前記第5の交換レートで前記取得を行い、前記交換ポイント数譲渡手段は、前記第6の交換レートで前記譲渡を行い、残りのポイント数の分については、前記交換ポイント数取得手段は、前記第3の交換レートで前記取得を行い、前記交換ポイント数譲渡手段は、前記第4の交換レートで前記譲渡を行う。
【0011】
また、前記特定レートは、前記ユーザの所定の行為に基づく条件により設定される個人レートである。
【0012】
また、前記特定レートは、所定の期間に基づく条件により設定される期間特別レートである。
【0013】
また、前記発行者は、1つのホームページ内に構築されたサイトから構成される。
【0014】
また、前記発行者はホームページから構成される。
【0015】
また、複数の発行者が発行するサービスポイントをユーザ端末より入力される交換要求に従って当該発行者間で交換するためのポイント交換プログラムであって、各前記発行者ごとに、交換元発行者と交換先発行者とが同一である場合に、第2の交換レートが第1の交換レートの逆数となるように設定した、前記第1の交換レートおよび前記第2の交換レートを格納する固定レート格納ステップと、前記ユーザ端末から、ユーザを特定するユーザ固有情報と、交換ポイント数と、交換元発行者を特定する交換元固有情報と、交換先発行者を特定する交換先固有情報とが入力される交換要求入力ステップと、前記交換元発行者から、前記第1の交換レートで、前記交換ポイント数を取得する交換ポイント数取得ステップと、前記交換先発行者へ、前記第2の交換レートで、取得した前記交換ポイント数を譲渡する交換ポイント数譲渡ステップとをコンピュータに実行させるためのポイント交換プログラムである。
【0016】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るポイント交換システムの構成の概略を示したものである。図1に示すように、インターネット(図示省略)上に構築された1つのホームページ内において、ポイント交換処理を行うポイント交換サイト100に、複数のポイント制サイト20,21,・・・,29が接続されている。ポイント制サイト20,21,・・・,29は、ユーザが所定の行為(例えば、当該サイトへのアクセスや、当該サイトでの物品の購入や投稿またはアンケート等への回答あるいはゲーム等の各種イベントの利用など)を行ったときに、当該ユーザに対して所定のポイント数を付与するとともに、ユーザからの要求に従って当該ポイント数に応じた所定のサービスや景品等を提供する。ポイント制サイト20,21,・・・,29には、当該サイトに登録されている会員ユーザの固有情報が格納されている会員データベース20a,21a,・・・,29aがそれぞれ接続されている。会員データベース20a,21a,・・・,29aには、会員ユーザの固有情報として、ユーザの氏名、メールアドレス、ユーザID、パスワード、連絡先電話番号等の情報が格納されている。ユーザ端末300は、インターネットを経由して、ポイント交換サイト100およびポイント制サイト20,・・・,29へアクセスすることができる。
【0017】
本実施の形態に係るポイント交換システムにおいては、各ポイント制サイト20,・・・,29において獲得したポイントの利用(所定のサービスや景品との交換など)は、そのサイト内に閉じておらず、上記のポイント交換サイト1の管理により、任意のポイント制サイト20,・・・,29間でのポイント交換が可能となっている。すなわち、ポイント交換サイト100は、各ポイント制サイト20,・・・,29からポイントを取得するとともに、他のポイント制サイト20,・・・,29へポイントを譲渡することを可能としている。ポイント交換サイト100には、交換レートや交換履歴などの各種データを格納するための格納手段200が接続されている。なお、格納手段200には、後述の図4に示すユーザマスタ200A、固定レートマスタ200B、ユーザ保有ポイント記憶手段200C、交換履歴格納手段200D、個人レートマスタ200Eが含まれる。
【0018】
ポイント交換を行う際の交換レートは、固定の値にしておいて、どのポイント制サイトからどのポイント制サイトへポイントを移管しても同じ交換レートでポイント交換が行われるようにしてもよいが、人気のあるポイント制サイトとそうでないポイント制サイトとが生じる可能性があるため、ポイント交換にアンバランスが生じることが考えられるため、各ポイント制サイト間のポイントの交換レートを個別に設定するようにする。
【0019】
図2(a)に、各交換レートの一例が格納された固定レートマスタ200Bを示す。なお、以下の説明においては、説明の簡略化のため、ポイント制サイト20,21,・・・,29のうち、ポイント制サイト20および21のみを例に挙げて説明する。なお、図2において、“A”はポイント制サイト20、“B”はポイント制サイト21、“N”はポイント制サイト29、“EX”はポイント交換サイト100を示す。図2の例においては、例えば、ポイント交換サイト100がポイント制サイト20からポイントを取得する場合の交換レートは2倍、ポイント交換サイト100がポイント制サイト20へポイントを譲渡する交換レートは1/2倍、ポイント交換サイト100がポイント制サイト21からポイントを取得する交換レートは4倍、ポイント交換サイト100がポイント制サイト21へポイントを譲渡する交換レートは1/4倍というように設定されている。すなわち、本実施の形態においては、取得の交換元と譲渡の交換先とが同じサイトの場合には、交換レートは互いに逆数になっている。例えば、A→EX(取得)の交換レートは、その逆向きのEX→A(譲渡)の交換レートの逆数になっており、B→EX(取得)およびEX→B(譲渡)も同様に逆数になっている。このことは、正方向の交換レートをr1、逆方向()の交換レートをr2とすると、以下の式(1)で示される。
r2=1/r1 (1)
【0020】
このとき、ユーザXがポイント制サイト(A)20で、ポイントを200点蓄積していたと仮定する。ユーザXがそのうちの100ポイントを、ポイント制サイト(B)21のポイントに交換する場合を考えると、交換するポイントは、ポイント制サイト(A)20から、ポイント交換サイト(EX)1に一旦取得されてから、ポイント制サイト(B)21に譲渡される。すなわち、まず、図2(a)の表に示されるように、A→EXの交換レートは2倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100に、100ポイント×2倍=200ポイントが取得される。次に、図2(a)の表に示されるように、EX→Bの交換レートは1/4倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100からポイント制サイト(B)21に、200ポイント×(1/4)倍=50ポイントが譲渡される。
【0021】
このとき、ユーザXが、この50ポイントを、ポイント制サイト(A)20のポイントに戻す場合を考える。当該50ポイントは、ポイント制サイト(B)21から、ポイント交換サイト(EX)100に一旦取得されてから、ポイント制サイト(A)20に譲渡されるので、すなわち、まず、図2(a)の表に示されるように、B→EXの交換レートは4倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100に、50ポイント×4倍=200ポイントが取得される。次に、図2(a)の表に示されるように、EX→Aの交換レートは1/2倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100からポイント制サイト(A)20に、200ポイント×(1/2)倍=100ポイントが譲渡される。このように、本実施の形態においては、所定の方向の交換レートを、その逆の方向の交換レートの逆数になるように設定したので、もともと、ポイント制サイト(A)20における100ポイントは、他のポイント制サイト(B)21に交換された後に、元に戻しても、同数のポイント数になり、増加することはない。
【0022】
ところが、例えば、ユーザZが優良顧客で、図3のユーザマスタ200Aに示すように、個人レートが、通常の交換レート(以下、固定レートと呼ぶ。)の2倍と設定されていたとする。これにより、ユーザZの交換レートは、図2(b)に示すように、図2(a)の通常の固定レート(A→EX:2倍、EX→A:1/2倍、B→EX:4倍、EX→B:1/4倍)のぞれぞれの2倍となるため、A→EX:4倍、EX→A:1倍、B→EX:8倍、EX→B:1/2倍となる。
【0023】
この交換レートにおいて、ユーザZが、上述のユーザXと同じように、ポイント制サイト(A)20のポイントである100ポイントを、ポイント制サイト(B)21のポイントに交換した後に、また、ポイント制サイト(A)20に戻す場合を考える。まず、図2(b)の表に示されるように、A→EXの交換レートは4倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100に、100ポイント×4倍=400ポイントが取得される。次に、図2(b)の表に示されるように、EX→Bの交換レートは1/2倍であるため、ポイント交換サイト(EX)1からポイント制サイト(B)21に、400ポイント×(1/2)倍=200ポイントが譲渡される。次に、ユーザZが、この200ポイントを、ポイント制サイト(A)20のポイントに戻すとすると、図2(b)の表に示されるように、B→EXの交換レートは8倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100に、200ポイント×8倍=1600ポイントが取得される。次に、図2(b)の表に示されるように、EX→Aの交換レートは1倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100からポイント制サイト(A)20に、1600ポイント×(1)倍=1600ポイントが譲渡される。このように、もともと、ポイント制サイト(A)20に蓄積されていた100ポイントは、他のポイント制サイト(B)21に交換された後に、元に戻した場合には、1600ポイントになり、不当に増加する。
【0024】
そのため、本実施の形態においては、図2(b)に、還元レートとして示すように、交換した後に元のポイント制サイトに還元する場合には、その還元するポイントの分だけは、還元レートして別個に設定したレートにより、交換を行うようにする。個人レートをp、固定レートをrとすると、個人の交換レートk1は、以下の(2)式で示され、個人の還元レートk2は、以下の(3)式で示される。
k1=r×p (2)
k2=r×(1/p) (3)
すなわち、還元レートk2は、固定レートrに、個人レートpの逆数を乗算した値になる。なお、図2(b)から明らかなように、所定の方向の交換レートと、当該所定の方向の逆方向の還元レートとは、逆数の関係になっている。例えば、A→EXの交換レートは4倍であり、その逆方向EX→Aの還元レートは、4倍の逆数の1/4倍となっている。
【0025】
この交換レートおよび還元レートにおいて、ユーザZが、上述と同じように、ポイント制サイト(A)20のポイントである100ポイントを、ポイント制サイト(B)21のポイントに交換した後に、また、ポイント制サイト(A)20に戻す場合を考える。A→EX→Bについては上述と同じであるため、ポイント制サイト(A)20の100ポイントは、200ポイントとなって、ポイント制サイト(B)21に移管される。このとき、ユーザZが、この200ポイントを、ポイント制サイト(A)20のポイントに戻すとすると、還元レートにて交換が行われるため、図2(b)の表に示されるように、B→EXの還元レートは2倍であるため、ポイント交換サイト(EX)100に、200ポイント×2倍=400ポイントが取得される。次に、図2(b)の表に示されるように、EX→Aの還元レートは1/4倍であるため、ポイント交換サイト(EX)1からポイント制サイト(A)20に、400ポイント×(1/4)倍=100ポイントが譲渡される。このように、還元レートを用いることにより、もともと、ポイント制サイト(A)20に蓄積されていた100ポイントは、他のポイント制サイト(B)21に交換された後に、元に戻しても、同数のポイント数になり、増加することはない。
【0026】
図4に、本実施の形態に係るポイント交換システムの構成を示す。図4において、1は、ユーザから、ユーザIDと、ポイント交換を希望するポイント数と、交換元のポイント制サイト名と、交換先のポイント制サイト名とが入力される交換要求入力手段、2は、ユーザIDに基づいて、交換要求入力手段1に交換要求を入力した当該ユーザが、優良顧客か否かをユーザマスタ200Aのデータに基づいて確認するユーザ確認手段、3は、固定レートを固定レートマスタ200Bから検索して取得する固定レート検索手段、4は、固定レート検索手段3からの固定レート、後述する個人レート検索手段からの個人レート、および/または、後述する個人レート逆数計算手段からの逆数が入力されて、それらを用いて、交換レートを計算する交換レート計算手段、5は、交換レート計算手段4により得られた交換レートにより交換後のポイント数を計算するポイント数計算手段、6は、ポイント数計算手段5により得られたポイント数に基づいて、ユーザ保有ポイント記憶手段200Cのデータを更新するユーザ保有ポイント管理手段である。なお、図8に、ユーザ保有ポイント記憶手段200Cの一例を示す。図8に示すように、ユーザ毎に、各ポイント制サイト20,・・・,29における現在の保有ポイント数が記憶されている。
【0027】
また、図4の説明に戻り、7は交換後ポイント出力手段であり、交換後のポイント数をユーザ端末300に対して出力するユーザ向け出力部7aと、交換元のポイント制サイトと交換先のポイント制サイトに対して、それぞれの交換後のポイント数を出力するサイト向け出力部7bとを有している。8は、今回のポイント交換が過去に個人レートを用いて交換したポイントの還元行為であるか否かを確認する交換サイト確認手段である。交換サイト確認手段8は、ユーザ確認手段2により、当該ユーザが優良顧客であると確認された場合に、個人レートを用いて交換したポイントの履歴が格納されている交換履歴格納手段200Dに基づいて、交換要求入力手段1に入力された交換元のポイント制サイト名が交換先で、交換先のポイント制サイト名が交換元である交換履歴データがあるか否かを検索する。なお、図9に、交換履歴格納手段200Dの一例を示す。交換履歴格納手段200Dは、各ポイント制サイト20,・・・,29とポイント交換サイト100との間で個人レートを用いて移管されたポイントにつき(図9の上から順に、A→EX、EX→A、B→EX、EX→B、・・・、N→EX、EX→Nの方向に関するデータが順に格納されており)、それぞれ、データ更新日時、交換元でのポイント数、交換元のポイント制サイト名、交換先でのポイント数、交換先のポイント制サイト名、ユーザID、使用された個人レートが記憶されている。図4において、9は、交換サイト確認手段8により還元行為でないと確認された場合に、個人レートマスタ200Eから個人レートを検索して取得する個人レート検索手段である。図10に、個人レートマスタ200Eの一例を示す。図10に示すように、各ユーザ毎に、ユーザ固有情報とともに、所定の条件(例えば、保有総ポイント数が1000ポイント以上、アクセス回数が10回以上、所定期間内の購入金額が3万円以上、等)を満たすことにより設定される個人レートが記憶されている。
【0028】
また、10は、個人レート交換ポイント管理手段である。個人レート交換ポイント管理手段10は、交換サイト確認手段8により還元行為であると確認された場合に、交換履歴格納手段200Dから、個人レートを用いて交換したポイント数を取得する。交換要求入力手段1に入力されたポイント数を、還元行為の分のポイント数と還元行為でない分のポイント数とに分けて、還元行為の分のポイント数を後述する個人レート逆数計算手段11に入力するとともに、還元行為でない分のポイント数を個人レート検索手段9に入力する。11は、個人レートマスタ200Eから個人レートを検索して取得し、その逆数を計算する個人レート逆数計算手段である。12は、所定の条件を満たしたユーザに対して、個人レートを設定する個人レート設定手段である。個人レート設定手段12としては、ユーザマスタ200Aあるいはユーザ保有ポイント記憶手段200C等から必要なデータを取得して自動的に設定するようにしてもよく、あるいは、ユーザ端末300からの申請により、条件を満たしているか否かを判定した上で設定するようにしてもよい。
【0029】
図11は、ポイント制サイト20,21,・・・,29の構成を示した図である。30は、ユーザ端末からポイント交換要求が入力される交換要求入力手段である。入力データについては、図4の交換要求入力手段1に入力されるものと同じである。31は、交換要求入力手段30に入力されたデータをポイント交換サイト100に対して出力する交換要求出力手段、32は、ポイント交換サイト100によるポイント交換処理が終了したときに、交換後のポイント数が入力される交換後ポイント入力手段、33は、ユーザが所定の行為を行った場合に、当該行為に応じたユーザに付与すべきポイント数を計算するとともに、ユーザが蓄積したポイント数を利用して景品等を獲得するサービスを受けたときに、蓄積ポイントから当該サービスに相当するポイントを差し引いた値を計算するポイント数計算手段、34は、ユーザが保有するポイント数を管理するポイント管理手段、35はユーザ端末300に対する表示データを出力する表示データ出力手段である。
【0030】
次に、動作について説明する。図5は、本実施の形態1に係るポイント交換システムの処理の流れを示す流れ図である。図5に示すように、まず、インターネットを介してユーザ端末300を用いて、ユーザから、ユーザIDと、ポイント交換を希望するポイント数と、交換元のポイント制サイト名と交換先のポイント制サイト名とが入力される(ステップS1)。図12に入力画面の一例を示す。入力画面には、図12に示すように、ユーザが各ポイント制サイトで保有している各ポイント数と、当該ポイント制サイトの会員登録を行った日付と、ポイント交換サイトへの交換レートとが上欄に一覧表示され、下欄に、交換元ポイント制サイト名と、交換先ポイント制サイト名と、交換を希望するポイント数とを入力するための入力欄が設けられている。なお、ユーザ端末300から、直接、ポイント交換サイト100へ入力してもよいが、ユーザ端末300からポイント制サイトへ入力して、当該データがポイント交換サイト100へ入力されるようにしてもよい。この場合も、図12と同様の入力画面により入力を行う。入力が終わると、図13に示すようなポイント交換確認画面が表示されるので、内容を確認した後に、「交換実行」ボタンをクリックする。これにより、上記のステップS1の処理が完了する。入力し直す場合は、「戻る」ボタンをクリックして、前画面に戻る。次に、ユーザ確認手段2は、入力されたユーザIDに基づいて、交換要求入力手段1に交換要求を入力した当該ユーザが、優良顧客か否かをユーザマスタ200Aのデータに基づいて確認する(ステップS2)。ステップS2において、優良顧客であった場合には、後述の(F1)の処理へ進む。優良顧客でなかった場合には、固定レート検索手段3により、ステップS1で入力された交換元のポイント制サイトから交換先のポイント制サイトへのポイント交換時の固定レートを固定レートマスタ200Bから検索して取得する(ステップS3)。次に、ポイント数計算手段5により、固定レート検索手段3からの固定レートを用いて、交換後のポイント数を計算する(ステップS4)。次に、ユーザ保有ポイント管理手段6により、ポイント数計算手段5により得られたポイント数に基づいて、ユーザ保有ポイント記憶手段200Cのデータを更新する(ステップS5)。次に、交換後ポイント出力手段7により、交換後のポイント数をユーザ端末300に対して出力して、ユーザ端末300の表示装置に図14に示すようなポイント交換完了画面を表示する(ステップS6)。
【0031】
次に、上記の(F1)の処理について、図6を用いて説明する。上記の図5のステップS2において、ユーザ確認手段2により、当該ユーザが優良顧客であると確認された場合に、交換サイト確認手段8により、個人レートを用いて交換したポイントの履歴が格納されている交換履歴格納手段200Dに基づいて、交換要求入力手段1に入力された交換元のポイント制サイト名が交換先で、交換先のポイント制サイト名が交換元である交換履歴データがあるか否かを検索することにより、今回のポイント交換が過去に個人レートを用いて交換したポイントの還元行為であるか否かを確認する(ステップS10)。すなわち、ステップS1で、A→Bが入力された場合、A→EXおよびEX→Bが行われるので、交換履歴格納手段200D内に、反対方向であるEX→AおよびB→EXのデータがあるか否かを検索して、もしあれば、還元行為であると判断する。図9の例では、EX→Aのデータは無いが、B→EXのデータはあるため、EX→Bは還元行為と見なされる。還元行為であった場合には、後述の(F2)の処理に進む。還元行為でなかった場合には、個人レート検索手段9により、個人レートマスタ200Eから個人レートを検索して取得する(ステップS11)。次に、固定レート検索手段3により、固定レートマスタ200Eから固定レートを取得する(ステップS12)。次に、交換レート計算手段4により、固定レートと個人レートとを乗算して、今回の交換レートを計算する(ステップS13)。次に、ポイント数計算手段5により、当該交換レートを用いて、ポイント数を計算する(ステップS14)。以降は、図5のステップS5およびS6の処理を行う。
【0032】
次に、上記の(F2)の処理について、図7を用いて説明する。図6のステップS10において、交換サイト確認手段8により、今回のポイント交換(図9の例では、EX→B)が還元行為であると確認された場合に、個人レート交換ポイント管理手段10により、交換履歴格納手段200Dから、過去に個人レートを用いて交換した、交換先でのポイント数のデータ(図9の例では400ポイント)を取得する(ステップS20)。次に、同じく、個人レート交換ポイント管理手段10により、交換要求入力手段1に入力されたポイント数(例えば、600ポイント)とステップS20で取得したポイント数とを比較し、比較結果に応じて、以下の(1)または(2)の処理を行うとともに、還元行為の分のポイント数を後述する個人レート逆数計算手段11に入力するとともに、還元行為でない分のポイント数を個人レート検索手段9に入力する(ステップS21)。
【0033】
(1)このとき、上記の例では、ステップS20で取得したポイント数(以下、履歴ポイント数)は400ポイントで、交換要求入力手段1に入力されたポイント数(以下、交換希望ポイント数)は600ポイントであるため、
履歴ポイント数 < 交換希望ポイント数
の関係が成り立つ。
この場合には、交換希望ポイント数を、還元行為の分の履歴ポイント数(400ポイント)と還元行為でない分のポイント数(200ポイント)とに分けるとともに、図9の交換履歴格納手段200D内の過去に個人レートを用いて交換した今回のポイント交換とは逆向きのポイント交換履歴のデータを削除する。すなわち、ステップS20で取り出した還元行為の分のポイント数(400ポイント)については、今回のポイント交換の処理により、個人レートでのポイント増加を還元行為においては抑制し終わるので、図9の交換履歴格納手段200D内のB→EXに関するデータをすべて削除する。これにより、ユーザによりEX→Bのポイント交換の要求が次回にあった場合には、還元レートではなく、個人レートと固定レートとを乗算した通常のレートでポイント交換を行うことができる。
【0034】
(2)一方、ステップS20で取得したポイント数(以下、履歴ポイント数)が例えば700ポイントで、交換要求入力手段1に入力されたポイント数(以下、交換希望ポイント数)が600ポイントであったとすると、
履歴ポイント数 > 交換希望ポイント数
の関係が成り立つ。
この場合には、交換希望ポイント数は、すべて、還元行為の分の履歴ポイント数となり、還元行為でない分のポイント数は0となる。このときは、図9の交換履歴格納手段200D内の過去に個人レートを用いて交換した今回のポイント交換とは逆向きのポイント交換履歴のデータの700ポイントから600ポイントを差し引き、700−600=100ポイントに700ポイントだったデータを書き換え、更新日時も同時に現在の日時に書き換える。すなわち、ステップS20で取り出した還元行為の分のポイント数(700ポイント)のうちの600ポイントについては、今回のポイント交換の処理により、個人レートでのポイント増加を還元行為においては抑制し終わるので、図9の交換履歴格納手段200D内のB→EXに関するデータを更新して、残りの100ポイントだけを残しておく。これにより、ユーザによりEX→Bのポイント交換の要求が次回にあった場合には、当該残りの100ポイントについては還元レートでポイント交換が行われ、他のポイントについては、上記の(1)の場合のように、個人レートと固定レートとを乗算した通常のレートでポイント交換が行われる。
【0035】
ステップS21の処理において、上記の例は、(1)の場合であるので、ステップS21の交換希望ポイント数を、還元行為の分の履歴ポイント数(400ポイント)と還元行為でない分のポイント数(200ポイント)とに分けて、還元行為の分のポイント数を後述する個人レート逆数計算手段11に入力するとともに、還元行為でない分のポイント数を個人レート検索手段9に入力する(ステップS21)。次に、個人レート逆数計算手段11により、個人レートマスタ200Eから個人レート(2倍)を検索して取得し(ステップS22)、その逆数を計算する(ステップS23)。次に、固定レート検索手段3により、固定レートマスタ200Bから、EX→Bの固定レート(この例では、1/4倍)を検索し取得する(ステップS24)。次に、交換レート計算手段4により、固定レート(この例では、1/4倍)と個人レート(2倍)とを乗算して、還元行為でない分(200ポイント)のポイント交換のために、交換レートを計算するとともに、当該逆数(この例では、1/2倍)および固定レートとを乗算して、還元行為分のポイント交換のために、還元レートを計算する(ステップS25)。次に、ポイント数計算手段5により、還元行為の分のポイント数(400ポイント)に対しては還元レートによりポイント数を計算し、還元行為でない分のポイント数に対しては交換レートによりポイント数を計算する(ステップS26)。以降は、図5のステップS5およびS6の処理を行う。
【0036】
以上のように、本実施の形態においては、固定レートでポイント交換を行う際に、所定の方向の交換レートと、当該所定の方向とは逆向きの方向の交換レートとを、互いに逆数になるように設定したので、ポイント交換をユーザが繰り返し行っても、ポイント交換により不当にポイント数を増加させることができないので、ポイント交換による不当なポイント数の増加を防止することが可能となる。
【0037】
また、優良顧客等の所定の条件を満たしたユーザに対して、個人レートを設定した場合には、所定の方向の交換レートは、固定レートに個人レートを乗算した値とする。また、当該所定の方向とは逆向きの方向でポイント交換を行う還元行為をユーザが行おうとすると、今回のポイント交換のポイント数のうちのいくつのポイントが還元行為にあたるかを交換履歴格納手段により判定して、交換希望ポイント数が履歴ポイント数の範囲内であれば、個人レートでの交換を許容し、還元行為とみなすことは、交換を許容しない。つまり、還元行為の分については、固定レートに個人レートの逆数を乗算した値の還元レートによりポイント交換を行うようにしたので、ポイント交換による不当なポイント数の増加を防止することが可能となる。
【0038】
また、ポイント制サイト間でポイントの価値が違う場合には、ポイント交換サイトが持つサイト間の交換レートを用いて、ポイントを交換するようにしたので、不公平が無くなるようにすることができる。
【0039】
各ポイント制サイトは、ポイント交換を行う際に、他のポイント制サイトと直接交換処理を行わずに、必ず、ポイント交換サイトを経由するようにしたので、各ポイント制サイトは、ポイント交換サイトとのやりとりのみを定義すればよいので、複数のポイント制サイト間でポイントを交換する場合でも、図11に示すように、1つの交換のためのインターフェースのみ作成すればよいので、構成を簡易化することができる。ポイント交換サイトは、1つのホームページ内で構成されているため、1つのホームページ内の複数のサイト間でポイント交換するときも、ユーザはポイント交換サイトにログインすれば、複数のサイト間を移動することができる。つまり、「シングルサインオン」で本実施の形態で示した、ポイント交換を実現できる。
【0040】
実施の形態2.
上記の実施の形態1においては、個人レートして、所定のユーザに対して、優遇処置の交換レートを設定する例について説明したが、本実施の形態においては、キャンペーン等の所定の期間を設けて、当該期間内においては各ユーザに対して所定の期間特別レートを設定する例について説明する。
【0041】
本実施の形態においては、上記の個人レートが、そのまま、期間特別レートに代わったものとする。従って、上記の説明の「個人レート」を「期間特別レート」と読み替えればよく、構成については基本的に上記実施の形態1と全く同じとなる。すなわち、図4における個人レートマスタ200Eは期間特別レートマスタ200Eとなって(図10参照)、各ユーザ毎に、所定の条件(例えば、キャンペーン実施期間が、2003/04/01から2003/05/31まで、等)を満たすことにより設定される期間特別レートが記憶されている。また、交換履歴格納手段200Dには、図9に示すように、各ポイント制サイト20,・・・,29とポイント交換サイト100との間で期間特別レートを用いて移管されたポイントにつき(図9の上から順に、A→EX、EX→A、B→EX、EX→B、・・・、N→EX、EX→Nの方向に関するデータが順に格納されており)、それぞれ、データ更新日時、交換元でのポイント数、交換元のポイント制サイト名、交換先でのポイント数、交換先のポイント制サイト名、ユーザID、使用された期間特別レートが記憶されている。また、図4における個人レート検索手段9は、交換サイト確認手段8により還元行為でないと確認された場合に、期間特別レートマスタ200Eから期間特別レートを検索して取得する期間特別レート検索手段9となる。また、図4における個人レート交換ポイント管理手段10は、交換サイト確認手段8により還元行為であると確認された場合に、交換履歴格納手段200Dから、期間特別レートを用いて交換したポイント数を取得して、交換要求入力手段1に入力されたポイント数を、還元行為の分のポイント数と還元行為でない分のポイント数とに分けて、還元行為の分のポイント数を後述する期間特別レート逆数計算手段11に入力するとともに、還元行為でない分のポイント数を期間特別レート検索手段9に入力する期間特別レート交換ポイント管理手段となり、個人レート逆数計算手段11は、期間特別レートマスタ200Eから期間特別レートを検索して取得し、その逆数を計算する期間特別レート逆数計算手段となり、個人レート設定手段12は、各ユーザに対して所定の期間内にだけ期間特別レートを設定する期間特別レート設定手段となる。このように、本実施の形態においては、実施の形態1のユーザの所定の行為に基づく所定の条件で設定される個人レートの代わりに、期間に基づく所定の条件で設定される期間特別レートを設ける例について説明したが、この場合においても、還元行為については還元レートによりポイント交換を行うようにしたので、上記の実施の形態1と同様の効果が得られる。
【0042】
実施の形態3.
本実施の形態においては、1つのポイント制サイトにおいて、キャンペーンを行う場合について説明する。例として、ポイント制サイト(A)20において、キャンペーンを実施しているとする。キャンペーン内容としては、所定の期間内に、ポイント制サイト(A)20を交換先ポイントしてポイント交換を行ったユーザに対しては、図15のように、特別レートとして2倍のレートを設定する。他の交換レートは固定レートのままである。
【0043】
このとき、ポイント制サイト(B)21の100ポイントをポイント制サイト(A)20のポイントに交換する場合を考える。まず、キャンペーンを実施していないときには、B→EXは、100ポイント×固定レート4倍=400ポイントとなり、EX→Aは、400ポイント×固定レート(1/2倍)=200ポイントとなる。
【0044】
キャンペーン実施中であれば、B→EXは、100ポイント×固定レート4倍=400ポイントとなり、EX→Aは、400ポイント×固定レート(1/2倍)×特別レート(2倍)=400ポイントとなり、通常時の2倍のポイントを獲得することができる。
【0045】
しかしながら、2倍にした当該ポイントをユーザが元のポイント制サイト(B)21に戻すことを考えたとする。このときは、まず、A→EXは、図16の交換履歴格納手段200bのデータから還元行為であると判定されるので、400ポイント×還元レート(1倍)=400ポイントとなり、EX→Bは、400ポイント×固定レート(1/4倍)=100ポイントとなり、ポイント交換によりポイント数を不当に増加させることはできない。
【0046】
以上のように、本実施の形態においても、上記の実施の形態1および2と同様の効果を得ることができる。
【0047】
実施の形態4.
なお、上記の実施の形態1〜3の説明においては、ポイント交換サイト100がポイント交換を行う際に手数料をとらない例について示したが、その場合に限らず、手数料を取得するようにしてもよく、その場合には、交換によるポイント数の不当な増加をさらに抑えることができる。
【0048】
手数料の取得の仕方としては、例えば、ポイント交換サイト100を通過するたび毎に、10ポイント減算するようにする。すなわち、1回のポイント交換においては、A→EX、EX→Bのように、2回ポイント交換サイト100を通過するので、合計で20ポイント減算される。
【0049】
実施の形態5.
上記の実施の形態1〜4においては、1つのホームページ内の複数のサイト間でポイント交換を行う例について示したが、本実施の形態においては、ポイント制サイトが、それぞれ、図17に示すように、別の会社のホームページであるとする。この場合には、上記の説明において、「ポイント制サイト」を「会社」と読み替え、「ポイント交換サイト」を、インターネット上に構築されたホームページの「ポイント交換所」と読み替えればよいため、ここでは説明を省略する。本実施の形態においても、上記の実施の形態1〜4と同様の効果が得られる。
【0050】
なお、上記の実施の形態1〜5の説明において、各サイトまたは各ホームページを構成するサーバ等のコンピュータ装置において上記機能を実現し、各処理を実行するためのデジタル情報、すなわち、プログラムコードやデータは、言うまでもなく、通常、図示を省略した各コンピュータ装置の内部或いは外部記憶装置に格納され、随時読み取られて実行されるように構成されている。但し、各コンピュータ装置において上記各処理を実現するための機能を形成できれば、本発明を実施することができるので、例えば、個々のコンピュータ装置と分離可能なCD−ROMやFD等の可搬性記録媒体、あるいは、ネットワークに接続されたプログラムサーバ等に記録され、使用時に読み込まれて、上記コンピュータ装置の内部或いは外部記憶装置に記録されて随時実行に供されるものであっても良い。
【0051】
【発明の効果】
この発明は、複数の発行者が発行するサービスポイントをユーザ端末より入力される交換要求に従って当該発行者間で交換するためのポイント交換システムであって、前記ユーザ端末から、ユーザを特定するユーザ固有情報と、交換ポイント数と、交換元発行者を特定する交換元固有情報と、交換先発行者を特定する交換先固有情報とが入力される交換要求入力手段と、前記交換元発行者から、第1の交換レートで、前記交換ポイント数を取得する交換ポイント数取得手段と、前記交換先発行者へ、第2の交換レートで、取得した前記交換ポイント数を譲渡する交換ポイント数譲渡手段と、各前記発行者ごとに予め設定される前記第1の交換レートおよび前記第2の交換レートを格納する固定レート格納手段とを備え、前記交換元発行者と前記交換先発行者とが同一である場合に、前記第2の交換レートは、前記第1の交換レートの逆数となるように設定されているポイント交換システムであるので、ポイント交換による不当なポイント数の増加を防止することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムの構成を示した説明図である。
【図2】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおける固定レート、個人レートによる交換レートおよび還元レートを示した説明図である。
【図3】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおけるユーザマスタの一例を示した説明図である。
【図4】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおけるポイント交換サイトの構成を示したブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムの処理の流れを示した流れ図である。
【図6】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムの処理の流れを示した流れ図である。
【図7】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムの処理の流れを示した流れ図である。
【図8】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおけるユーザ保有ポイント記憶手段の一例を示した説明図である。
【図9】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおける交換履歴格納手段の一例を示した説明図である。
【図10】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおける個人レートマスタの一例を示した説明図である。
【図11】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおけるポイント制サイトの構成を示したブロック図である。
【図12】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおける交換要求入力画面の一例を示した説明図である。
【図13】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおけるポイント交換確認画面の一例を示した説明図である。
【図14】本発明の実施の形態1に係るポイント交換システムにおけるポイント交換完了画面の一例を示した説明図である。
【図15】本発明の実施の形態3に係るポイント交換システムにおける固定レート、個人レートによる交換レートおよび還元レートを示した説明図である。
【図16】本発明の実施の形態3に係るポイント交換システムにおける交換履歴格納手段の一例を示した説明図である。
【図17】本発明の実施の形態5に係るポイント交換システムの構成を示した説明図である。
【符号の説明】
1 交換要求入力手段、2 ユーザ確認手段、3 固定レート検索手段、4 交換レート計算手段、5 ポイント数計算手段、6 ユーザ保有ポイント管理手段、7 交換後ポイント出力手段、8 交換サイト確認手段、9 個人レート検索手段、10 個人レート交換ポイント管理手段、11 個人レート逆数計算手段。
Claims (8)
- 複数の発行者が発行するサービスポイントをユーザ端末より入力される交換要求に従って当該発行者間で交換するためのポイント交換システムであって、
前記ユーザ端末から、ユーザを特定するユーザ固有情報と、交換ポイント数と、交換元発行者を特定する交換元固有情報と、交換先発行者を特定する交換先固有情報とが入力される交換要求入力手段と、
前記交換元発行者から、第1の交換レートで、前記交換ポイント数を取得する交換ポイント数取得手段と、
前記交換先発行者へ、第2の交換レートで、取得した前記交換ポイント数を譲渡する交換ポイント数譲渡手段と、
各前記発行者ごとに予め設定される前記第1の交換レートおよび前記第2の交換レートを格納する固定レート格納手段と
を備え、
前記交換元発行者と前記交換先発行者とが同一である場合に、前記第2の交換レートは、前記第1の交換レートの逆数となるように設定されている
ことを特徴とするポイント交換システム。 - さらに、特定のレートを有する所定の条件を満たしたユーザがポイントの取得または譲渡をしたとき、当該取得後のポイント数および譲渡後のポイント数を交換履歴として格納する交換履歴格納手段と、
前記ユーザがポイントの取得または譲渡をしたとき、前記交換履歴格納手段に格納されている交換履歴を検索して、格納されていた場合には、今回のポイント交換が還元行為であると判定する還元行為確認手段とを備え、
前記還元行為確認手段は、還元行為であると判定したときに、前記交換要求入力手段に入力された前記交換ポイント数のうち、前記交換履歴格納手段に格納されている前記取得後のポイント数および前記譲渡後のポイント数の分については、前期ユーザの特定レートで取得または譲渡を許容し、残りのポイント数は、前期ユーザの特定のレートでの取得または譲渡を許容しないことを特徴とする請求項1に記載のポイント交換システム。 - 所定の条件を満たしたユーザに対して、特定レートを設定する特定レート設定手段と、
前記特定レートが設定された前記ユーザのユーザ固有情報を前記特定レートとともに格納している特定レート格納手段と、
前記第1の交換レートに前記特定レートを乗算して、第3の交換レートとして出力する第一交換レート計算手段と、
前記第2の交換レートに前記特定レートを乗算して、第4の交換レートして出力する第二交換レート計算手段と、
前記交換要求入力手段に入力される前記ユーザ固有情報に基づいて、当該ユーザが、前記所定の条件を満たしたユーザとして前記特定レートが設定されているユーザであるかを確認するユーザ確認手段と、
前記第3の交換レートでの取得および第4の交換レートでの譲渡が行われたときに、当該取得後のポイント数および譲渡後のポイント数を交換履歴として格納する交換履歴格納手段と、
前記交換要求入力手段に入力された前記交換元発行者が交換先発行者である前記第4の交換レートでの譲渡、および前記交換要求入力手段に入力された前記交換先発行者が交換元発行者である前記第3の交換レートでの取得を行った交換履歴が前記交換履歴格納手段に格納されているかを検索して、格納されていた場合には、今回のポイント交換が還元行為であると判定する還元行為確認手段と、
前記第1の交換レートに前記特定レートの逆数を乗算して、第5の交換レートとして出力する第三交換レート計算手段と、
前記第2の交換レートに前記特定レートの逆数を乗算して、第6の交換レートとして出力する第四交換レート計算手段と
をさらに備え、
前記交換元発行者と前記交換先発行者とが同一である場合に、前記第3の交換レートは、前記第6の交換レートの逆数となるように設定され、
前記ユーザ確認手段により前記ユーザが前記特定レートが設定されているユーザであると確認され、かつ、還元行為確認手段により還元行為でないと判定されたときに、前記交換ポイント数取得手段は、前記第3の交換レートで前記取得を行い、前記交換ポイント数譲渡手段は、前記第4の交換レートで前記譲渡を行い、
前記ユーザ確認手段により前記ユーザが前記特定レートが設定されているユーザであると確認され、かつ、還元行為確認手段により還元行為であると判定されたときに、前記交換要求入力手段に入力された前記交換ポイント数のうち、前記交換履歴格納手段に格納されている前記取得後のポイント数および前記譲渡後のポイント数の分については、前記交換ポイント数取得手段は、前記第5の交換レートで前記取得を行い、前記交換ポイント数譲渡手段は、前記第6の交換レートで前記譲渡を行い、残りのポイント数の分については、前記交換ポイント数取得手段は、前記第3の交換レートで前記取得を行い、前記交換ポイント数譲渡手段は、前記第4の交換レートで前記譲渡を行う
ことを特徴とする請求項1に記載のポイント交換システム。 - 前記特定レートは、前記ユーザの所定の行為に基づく条件により設定される個人レートであることを特徴とする請求項3に記載のポイント交換システム。
- 前記特定レートは、所定の期間に基づく条件により設定される期間特別レートであることを特徴とする請求項3に記載のポイント交換システム。
- 前記発行者は、1つのホームページ内に構築されたサイトから構成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のポイント交換システム。
- 前記発行者はホームページから構成されることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載のポイント交換システム。
- 複数の発行者が発行するサービスポイントをユーザ端末より入力される交換要求に従って当該発行者間で交換するためのポイント交換プログラムであって、
各前記発行者ごとに、交換元発行者と交換先発行者とが同一である場合に、第2の交換レートが第1の交換レートの逆数となるように設定した、前記第1の交換レートおよび前記第2の交換レートを格納する固定レート格納ステップと、
前記ユーザ端末から、ユーザを特定するユーザ固有情報と、交換ポイント数と、交換元発行者を特定する交換元固有情報と、交換先発行者を特定する交換先固有情報とが入力される交換要求入力ステップと、
前記交換元発行者から、前記第1の交換レートで、前記交換ポイント数を取得する交換ポイント数取得ステップと、
前記交換先発行者へ、前記第2の交換レートで、取得した前記交換ポイント数を譲渡する交換ポイント数譲渡ステップと
をコンピュータに実行させるためのポイント交換プログラム。
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