JP2014106559A - 会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法 - Google Patents

会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法 Download PDF

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Abstract

【課題】店舗が提供する会員サービスへの入会処理をユーザに負担をかけずに行うことができる会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法を提供すること。
【解決手段】実施形態に係る会員登録システムは、情報管理装置と店舗会員管理装置とを有する。情報管理装置は、端末装置のユーザに関する情報であるユーザ情報を端末装置から受信し、ユーザ情報記憶手段に記憶する。店舗会員管理装置は、端末装置から会員登録要求があった場合に、端末装置のユーザに対応するユーザ情報の送信要求を情報管理装置へ送信し、情報管理装置から取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて店舗会員管理記憶手段に会員情報として設定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法に関する。
従来、店舗における販売促進の方法の1つとして、ポイントサービスやスタンプサービスなどの会員サービスを提供することが知られている。かかる会員サービスでは、例えば、会員となるユーザが店舗の台帳などに氏名や性別などのユーザ情報を記入し、店舗側がポイントカードやスタンプカードなどの会員カードを発行する。
店舗側は、会員カードを発行する際に、ユーザ情報を会員データベースに登録する作業が必要となり、手間がかかる。そこで、特許文献1には、ポイント入力端末にユーザ情報を入力することによって、会員登録を行うことができる技術が提案されている。
特開2007−148696号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ユーザがポイント入力端末へ情報を入力しなければ、会員登録が行われないことから、ユーザにとって負担となり、店舗における販売促進を十分に図ることができないおそれがある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、店舗が提供する会員サービスへの入会処理をユーザに負担をかけずに行うことができる会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法を提供することを目的とする。
本願に係る会員登録システムは、情報管理装置と店舗会員管理装置とを備えた会員登録システムであって、ユーザに関する情報であるユーザ情報をユーザ情報記憶手段に記憶する記憶処理手段と、前記店舗会員管理装置からユーザ情報の送信要求があった場合に、当該送信要求に応じたユーザ情報を前記店舗会員管理装置へ送信する送信手段と、を有し、前記店舗会員管理装置は、店舗が提供する会員サービスの会員情報を記憶する店舗会員管理記憶手段と、端末装置から会員登録の要求があった場合に、当該端末装置のユーザに対応するユーザ情報の送信要求を前記情報管理装置へ送信し、前記情報管理装置から取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて前記店舗会員管理記憶手段に会員情報として設定する設定手段と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、店舗が提供する会員サービスへの入会処理をユーザに負担をかけずに行うことができる会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法を提供することができる。
図1は、第1の実施形態に係る会員登録処理の説明図である。 図2は、第1の実施形態に係る会員登録システムの構成例を示す図である。 図3は、ユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図4は、会員データテーブルの一例を示す図である。 図5は、会員カードアプリの設定データの一例を示す図である。 図6は、会員カードアプリの表示画面の例を示す図である。 図7は、第1の実施形態に係る情報管理装置の処理フローを示す図である。 図8は、第1の実施形態に係る店舗会員管理装置の処理フローを示す図である。 図9は、第2の実施形態に係る会員登録処理の説明図である。 図10は、第2の実施形態に係る会員登録システムの構成例を示す図である。 図11は、第2の実施形態に係る店舗会員管理装置の処理フローを示す図である。 図12は、第2の実施形態に係る会員登録処理の説明図である。
以下に、本願に係る会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る会員登録システム、店舗会員プログラムおよび会員登録方法が限定されるものではない。また、以下においては、データベースをDBと記載する。
〔1.第1の実施形態〕
〔1.1.会員登録処理〕
まず、第1の実施形態に係る会員登録処理について説明する。図1は、第1の実施形態に係る会員登録処理の説明図であり、かかる会員登録処理によって会員登録サービスが提供される。なお、以下においては、会員登録サービスに参加している店舗を加盟店と記載する。
本実施形態に係る会員登録処理では、端末装置のユーザが情報管理装置に対してユーザ情報を登録することによって、無線端末のユーザが会員登録サービスの加盟店へ来店した際に、かかる加盟店で提供される会員サービスへの加入を容易に行うことができる。
図1に示すように、第1の実施形態に係る会員登録システムは、端末装置、情報管理装置および加盟店側装置を有する。また、加盟店側装置は、無線通信装置および店舗会員管理装置を有する。端末装置、情報管理装置および加盟店側装置は、互いに通信ネットワークを介して接続される。通信ネットワークは、例えば、インターネットなどのIP(Internet Protocol)ネットワークである。
端末装置には、専用アプリケーションとして会員カードアプリケーション(以下、会員カードアプリと記載する)のプログラムがインストールされている。無線端末は、例えば、通信ネットワークを介して情報管理装置から提供される会員カードアプリのプログラムデータを取得し、かかるプログラムデータを内部の記憶部に展開することにより会員カードアプリを実行可能にする。
まず、端末装置のユーザは、会員カードアプリを実行することによって、情報管理装置に対するユーザ登録を行う(Step1)。具体的には、端末装置のユーザが、端末装置において会員カードアプリを起動し、当該ユーザに関する情報であるユーザ情報を入力した後、登録指示の操作を行うことで、端末装置から無線基地局を介して情報管理装置に対してユーザ登録要求が送信される。情報管理装置に端末装置のユーザのユーザIDおよびパスワードが既に設定されている場合、端末装置のユーザは、ユーザIDおよびパスワードを入力し、登録指示の操作を行い、操作に応じて端末装置から情報管理装置に対してユーザ登録要求が送信される。
端末装置は、無線通信を行うことができる無線端末であり、例えば、無線LAN(Local Area Network)通信および公衆データ通信を行うことができるスマートフォンである。端末装置のユーザは、これらの通信機能を用いて情報管理装置に対してユーザ登録要求を送信する。
例えば、端末装置は、無線基地局が公衆データ通信基地局である場合には、公衆データ通信機能によってユーザ登録要求を送信し、無線基地局が無線LANルータや無線LANアクセスポイントである場合には、無線LAN機能によってユーザ登録要求を送信する。
情報管理装置は、ユーザ登録要求を受信すると、ユーザ登録を行う(Step2)。具体的には、情報管理装置は、ユーザIDおよびパスワードを含まないユーザ登録要求を送信した端末装置のユーザに対して新たなユーザIDおよびパスワードを発行して割り当てる。端末装置から送信されるユーザ登録要求には、ユーザ情報が含まれており、情報管理装置は、ユーザ登録要求に含まれるユーザ情報を新たに割り当てたユーザIDおよびパスワードに関連付けてユーザ情報DBのユーザ情報テーブルに設定する。また、ユーザIDおよびパスワードを含むユーザ登録要求を送信した端末装置のユーザに対しては、ユーザ登録要求に含まれるユーザIDおよびパスワードがユーザ情報DBのユーザ情報テーブルに設定されているか否かの認証処理を行う。
情報管理装置は、端末装置へ無線基地局を介して登録完了通知を行う(Step3)。具体的には、ユーザIDおよびパスワードを含まないユーザ登録要求を送信した端末装置に対しては、新たに割り当てたユーザIDを含むユーザ登録完了通知を送信する。端末装置は、新たに割り当てられたユーザIDを受信すると、会員カードアプリの機能によって、受信したユーザIDを内部の記憶部に設定データとして記憶する。なお、ユーザ登録完了通知に含ませることもできる。
一方、ユーザIDおよびパスワードを含むユーザ登録要求を送信した端末装置に対しては、認証したユーザIDを含むユーザ認証完了通知を送信する。端末装置は、ユーザ認証完了通知を受信すると、会員カードアプリの機能によって、ユーザ認証完了通知に含まれるユーザIDを内部の記憶部に設定データとして記憶することもできる。
その後、端末装置のユーザが移動し、会員登録サービスの加盟店へ入店する。かかる加盟店には、無線通信装置が設置されている。かかる無線通信装置は、例えば、無線LANアクセスポイントやNFC(Near Field Communication)装置である。無線LANは、例えば、IEEE802.11によって規定される無線LANなどであり、NFCは、例えば、Felica、ISO/IEC14443(MIDARE)などがある。NFCによる通信は、電波に限定されるものではなく、例えば、赤外線通信、可視光通信、音波などを用いることもできる。
加盟店の店舗内に設置された無線通信装置の通信エリアに端末装置が進入した場合、端末装置の会員カードアプリを起動していれば、端末装置は無線通信装置を介して店舗会員管理装置に対してユーザIDを含む会員登録要求を送信する(Step4)。会員登録要求に含まれるユーザIDは、情報管理装置によって端末装置のユーザに割り当てられたユーザIDである。
また、端末装置の会員カードアプリを起動していなくても、無線通信装置の通信エリアに端末装置が進入した後、端末のユーザが会員カードアプリを起動すると、端末装置は無線通信装置を介して店舗会員管理装置に対してユーザIDを含む会員登録要求を送信する。
このように、無線通信装置の通信エリア内に端末装置がある場合、端末装置の会員カードアプリによって会員登録要求が送信されるが、端末装置は、会員カードアプリの機能によって、所定の無線通信装置である場合に限り、会員登録要求を送信するようにすることができる。端末装置は、例えば、無線通信装置の識別情報に基づいて所定の無線通信装置であるか判定する。
なお、端末装置は、会員設定が行われていない店舗会員管理装置に対し、会員カードアプリの機能によってユーザIDを含む会員登録要求を送信する。したがって、会員設定が行われている店舗会員管理装置に対しては、会員登録要求の送信は行われない。すなわち、端末装置は、会員IDが設定データとして内部の記憶部に記憶されている店舗会員管理装置に対して会員登録要求の送信は行わない。
店舗会員管理装置は、端末装置から会員登録要求を受信すると、会員登録要求を送信した端末装置のユーザに対応するユーザ情報を要求するユーザ情報要求を情報管理装置へ送信する(Step5)。かかるユーザ情報要求には情報管理装置によって端末装置のユーザに割り当てられたユーザIDが含まれる。
情報管理装置は、店舗会員管理装置からユーザ情報要求を受信すると、かかるユーザ情報要求に含まれるユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報DBのユーザ情報テーブルから抽出し(Step6)、抽出したユーザ情報を店舗会員管理装置へ送信する(Step7)。
店舗会員管理装置は、情報管理装置からユーザ情報を取得すると、かかるユーザ情報と端末装置から取得したユーザIDとを新たに割り当てた会員IDと関連付けて会員サービスの会員情報として会員DBの会員情報テーブルに登録する(Step8)。そして、店舗会員管理装置は、会員登録した旨の通知である会員登録通知を無線通信装置を介して端末装置へ送信する(Step9)。なお、店舗会員管理装置は、店舗に設置された会員カード発行装置に対し、新たに割り当てた会員IDを送信することによって、会員カード発行装置に会員カードを発行させることもできる。
このように、実施形態に係る会員登録システムでは、端末装置のユーザが情報管理装置に対してユーザ登録を行った後、加盟店の店舗内に設置された無線通信装置の通信エリアに進入することで、端末装置のユーザが会員サービスの会員として登録される。そのため、会員サービスへの入会処理をユーザの手間をかけずに行うことができ、また、店舗側にとっても、ユーザ情報の手作業による会員DBへの登録が不要である。
なお、上述においては、無線基地局を介して端末装置からのユーザ登録要求を送信するようにしたが、有線通信網を介して端末装置から情報管理装置へユーザ登録要求を送信するようにしてもよい。また、店舗会員管理装置は加盟店の店舗内に設置されるようにしてもよく、加盟店がチェーン店であればその本部に設置されるようにしてもよい。
以下、上述した会員登録処理を実行する会員登録システムについて、具体的構成および具体的処理の内容について図面を参照して説明する。
〔1.2.会員登録システムの構成〕
図2を用いて、第1の実施形態に係る会員登録システムの構成例について説明する。図2は、第1の実施形態に係る会員登録システムの構成例を示す図である。なお、以下においては、端末装置として無線通信を行う無線端末を例に挙げ、また、通信装置として無線LANアクセスポイントを例に挙げて説明する。以下において、「会員」とは、加盟店の店舗が提供するサービスを享受できる無線端末のユーザを意味する。
図2に示すように、会員登録システム1は、無線LANアクセスポイント2と、情報管理装置3と、店舗会員管理装置4とを有する。無線LANアクセスポイント2は、無線通信装置の一例であり、店舗会員管理装置4は、店舗会員管理装置の一例である。かかる会員登録システム1は、無線端末5のユーザに対して、無線LANアクセスポイント2の設置店舗である加盟店が提供する会員サービスへの入会処理を実行する。
会員サービスは、後述する会員データテーブルに会員情報が登録された無線端末5のユーザに提供されるサービスである。かかる会員サービスとしては、例えば、ポイントサービス、スタンプサービス、割引サービスなどの種々のサービスがあるが、以下においては、ポイントサービスについて説明する。なお、スタンプサービスは、店舗側から提供されるスタンプの数が所定数となった場合に、例えば、景品や割引券の提供などを行うサービスである。また、割引サービスは、提供する商品や役務の割引を行うサービスである。
無線端末5は、スマートフォンなどのように、無線LAN通信機能を有する携帯電話機であり、無線LANアクセスポイント2や無線WAN基地局6との間で通信が可能である。なお、図2に示す例では、一つの無線端末5のみが記載されているが、かかる無線端末5は各ユーザによって所有される。また、加盟店に設置される無線通信装置がNFC装置である場合、無線端末5は、NFC機能を搭載した端末装置である。
店舗会員管理装置4は、加盟店が提供する会員サービス毎に設けられる。例えば、家電量販店が提供するポイントサービス、衣服量販店が提供するスタンプサービスなど、それぞれのサービス毎に店舗会員管理装置4が設けられる。また、加盟店がチェーン店である場合には、チェーン店単位で店舗会員管理装置4を設けてもよく、また、業種が異なる加盟店のグループに対して一つの会員サービスを提供する場合には、かかるグループに対して店舗会員管理装置4を設けてもよい。
無線LANアクセスポイント2および店舗会員管理装置4は、例えば、店舗の管理者によって管理され、情報管理装置3は、例えば、情報提供サービス業者によって管理される。なお、店舗会員管理装置4および情報管理装置3は、情報提供サービス業者によって管理されるようにしてもよい。
〔1.2.1.無線LANアクセスポイント2〕
まず、無線LANアクセスポイント2について説明する。無線LANアクセスポイント2は、図2に示すように、無線LAN部21と、制御部22と、通信部23と、記憶部24とを有する。無線LAN部21は、無線LAN通信機能を搭載した無線端末5との間で情報の送受信を行い、通信部23は通信ネットワーク7との間で情報の送受信を行う。
制御部22は、無線LANアクセスポイント2の全体を制御し、情報中継処理などを実行する。情報中継処理は、例えば、無線端末5から無線LAN部21を介して取得した情報を通信部23から情報管理装置3や店舗会員管理装置4へ送信し、また、情報管理装置3や店舗会員管理装置4から通信部23を介して取得した情報を無線LAN部21から無線端末5へ送信する処理である。
〔1.2.2.情報管理装置3〕
次に情報管理装置3について説明する。情報管理装置3は、図2に示すように、通信部31と、ユーザ情報DB32と、制御部33とを有する。さらに制御部33は、受信部34と、情報管理部35と、送信部36とを有する。
通信部31は、NIC(Network Interface Card)等のインタフェースである。制御部33は、通信部31および通信ネットワーク7を介して、店舗会員管理装置4や無線端末5との間で各種の情報を送受信する。ユーザ情報DB32は、例えば、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、光ディスク等の記憶装置である。ユーザ情報DB32は、後述するように、ユーザの情報を記録するためのユーザ情報テーブルを記憶する。
制御部33は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部33は、CPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)によって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、受信部34、情報管理部35および送信部36として機能する。なお、制御部33の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受信部34は、通信ネットワーク7を介して店舗会員管理装置4や無線端末5からの要求を受信する。無線端末5からの要求は、上述したようにユーザ登録要求であり、無線端末5のユーザに関するユーザ情報、または、ユーザIDおよびパスワードが含まれる。また、店舗会員管理装置4からの要求は、上述したようにユーザ情報要求であり、ユーザIDが含まれる。
情報管理部35は、ユーザ情報テーブルの設定や更新を行う。例えば、情報管理部35は、無線端末5からのユーザ登録要求が受信部34によって受信された場合に、新たなユーザIDおよびパスワードを発行し、かかるユーザIDおよびパスワードがユーザ登録要求に含まれるユーザ情報をユーザ情報テーブルに設定する。
また、受信部34によって受信されたユーザ登録要求にユーザIDおよびパスワードが含まれる場合、情報管理部35は、かかるユーザIDおよびパスワードがユーザ情報テーブルに設定されているか否かの認証処理を行う。情報管理部35は、ユーザIDおよびパスワードがユーザ情報テーブルに設定されている場合、認証ができたと判定する。
なお、情報管理部35は、無線端末5のユーザが無線端末5以外の端末装置から、ユーザによって選択されたユーザIDを含むユーザ登録要求が行われた場合でも、かかるユーザ登録要求を受け付ける。この場合、情報管理部35は、ユーザによって選択されたユーザIDがユーザ情報テーブルに設定されていない場合に限り、ユーザが選択したユーザIDを認証および発行し、ユーザ登録要求に含まれるパスワードと共にユーザ情報テーブルに設定する。
図3は、ユーザ情報DB32に記憶されたユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図3に示すように、ユーザ情報テーブルには、「ユーザID」毎に、「パスワード」、「ユーザ情報」を対応付けた情報が含まれる。
「ユーザID」は、無線端末5のユーザ毎に割り当てられた固有のIDであり、例えば、無線端末5から情報管理装置3に対してユーザ登録を行った場合に、情報管理部35によって割り当てられてユーザ情報に関連付けられてユーザ情報テーブルに設定される。「パスワード」は認証用の情報であり、ユーザまたは情報管理部35によって割り当てられる。
なお、ユーザ情報テーブルが会員カードアプリ専用のテーブルでなく、後述する他のネットワークサービスの会員データテーブルの場合、無線端末5以外の端末装置から情報管理装置3に対してユーザ登録が行われる場合もある。この場合、ユーザIDは、ユーザ情報テーブルに設定済みのユーザIDと重複しないことを条件として、無線端末5のユーザによって指定され、情報管理部35によって承認および発行される。
「ユーザ情報」は、無線端末5のユーザ属性に関する情報(以下、属性情報と記載する場合がある)であり、「デモグラフィック属性」の情報と「サイコグラフィック属性」の情報とを含む。「デモグラフィック属性」は、人口統計学的な属性であり、ユーザの「性別」、「年齢」、「名前」、「住所」などに区分分けされる。図3に示す例では、ユーザの性別、年齢、名前、住所を一例として記載しているが、これに限定されるものではなく、ユーザの職業、家族構成、年収、学歴など様々な区分種別を「デモグラフィック属性」とすることができる。
「サイコグラフィック属性」は、ユーザの価値観、ライフスタイル、性格、嗜好などを示す情報である。ここでは、「サイコグラフィック属性」として、図3に示すように、「パソコン」、「ケーキ」、「洋食」などに区分分けされる。図3に示す例では、区分毎に、ユーザの嗜好が相対的に高い場合に「1」が対応付けられ、それ以外の場合には「0」が対応付けられるが、これに限定されるものではなく、例えば、ユーザの嗜好を3段階以上に評価したものであってもよい。また、区分種別についても、種々の変更が可能である。
図3に示すユーザ情報テーブルは、会員カードアプリ用のユーザ情報テーブルであるとして説明するが、かかるユーザ情報テーブルは、会員カードアプリ用のテーブルに限定されるものではない。例えば、ユーザ情報テーブルは、SNS(social networking service)、音楽配信サービス、動画配信サービス、ネットワークゲームサービス、ポータルサイトサービス、検索サービスなどの他のネットワークサービスのユーザ情報テーブルであってもよい。
なお、他のネットワークサービスのユーザ情報テーブルである場合、例えば、図3に示すユーザ情報のうち「サイコグラフィック属性」は、情報管理部35が、ネットワークサービスの利用内容に応じてユーザの嗜好等を解析し、ユーザ情報テーブルを設定および更新することができる。例えば、情報管理部35は、検索サービスのユーザ情報テーブルの場合、無線端末5のユーザによる検索内容によって嗜好等を解析して「サイコグラフィック属性」を更新することができる。なお、この場合も、情報管理部35は、図3に示すユーザ情報のうち「デモグラフィック属性」を、ユーザ登録要求に含まれるユーザ情報によって設定および更新することができる。
送信部36は、ユーザIDおよびパスワードを含まないユーザ登録要求を送信した端末装置に対し、情報管理部35によって新たに割り当てられたユーザIDを含むユーザ登録完了通知を無線端末5へ送信する。また、送信部36は、ユーザIDおよびパスワードを含むユーザ登録要求を送信した端末装置に対し、情報管理部35によって認証されたユーザIDを含むユーザ認証完了通知を送信する。
また、送信部36は、ユーザ情報テーブルから属性情報を抽出して送信する処理を行う。例えば、送信部36は、情報管理装置3からのユーザ情報要求が受信部34によって受信された場合に、かかるユーザ情報要求に含まれるユーザIDに関連する属性情報をユーザ情報テーブルから抽出し、店舗会員管理装置4へ通信ネットワーク7を介して送信する。
例えば、ユーザ情報要求に含まれるユーザIDが「201」である場合、送信部36は、ユーザ情報テーブルから「201」のユーザIDに対応する属性情報を抽出して店舗会員管理装置4へ送信する。
ユーザ情報DB32には、会員カードアプリのプログラムデータも記憶されている。送信部36は、無線端末5から会員カードアプリ送信要求があった場合、ユーザ情報DB32から会員カードアプリのプログラムデータを取得し、通信ネットワーク7を介して無線端末5へ送信する。なお、会員カードアプリのプログラムデータは、情報管理装置3とは異なるプログラム配信装置から無線端末5へ配信するようにしてもよい。
このように、情報管理装置3の制御部33は、無線端末5から送信されたユーザ情報をユーザ情報テーブルに設定し、また、店舗会員管理装置4からの要求に応じてユーザ情報テーブルに設定されたユーザ情報を送信する。
〔1.2.3.店舗会員管理装置4〕
店舗会員管理装置4は、図2に示すように、通信部41と、会員DB42と、制御部43とを有する。さらに制御部43は、受信部45と、設定部46と、送信部47と、判定部48とを有する。
通信部41は、例えば、NIC等のインタフェースである。制御部43は、通信部41を介して、無線LANアクセスポイント2、情報管理装置3および無線端末5との間で各種の情報を送受信する。
会員DB42は、例えば、ハードディスク、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、光ディスク等の記憶装置である。会員DB42は、加盟店が提供する会員サービスに入会しているユーザの会員情報を記憶する。
図4は、会員DB42に記憶される会員データテーブルの一例を示す図である。図4に示すように、会員データテーブルには、「会員ID」毎に、「ユーザID」、「ポイント」、「購入金額」、「ユーザ属性」などの情報を対応付けた情報が含まれる。
「ポイント」は、例えば、ユーザが加盟店の商品やサービスを購入した際に付与されるものであり、商品やサービスの購入金額に対して所定割合のポイントが付与される。例えば、会員IDが「104」のユーザが「2,000円」の商品を購入した場合、図4に示すように、商品購入金額の3%である「60」がポイントとして付与される。
かかるポイントの付与は、通信ネットワーク7に接続された図示しない店舗端末に会員IDと購入金額を入力することで、店舗端末から店舗会員管理装置4へ送信され、後述する設定部46によって会員データテーブルに設定される。
無線端末5は、後述するように、会員カードアプリの機能によって、設定データに含まれる会員IDをバーコードに変換して表示部52に表示することができ、かかるバーコード化された会員IDは、店舗端末に接続されたバーコードリーダによって入力される。なお、無線端末5がNFCによって会員IDを送信できる場合、店舗端末に接続されたNFC装置により会員IDが受信されて会員データテーブルに設定することもできる。
「購入金額」は、ユーザが加盟店の商品やサービスを購入した場合に、更新される情報であり、会員毎に、商品やサービスの購入金額の合計を示す。例えば、図4に示す例では、会員IDが「101」のユーザは、商品やサービスの購入金額の合計が「50,000円」である。かかる購入金額は、上述したように、図示しない店舗端末に会員IDと購入金額を入力することで、後述する設定部46によって会員データテーブルに設定および更新される。
「ユーザ属性」は、会員のユーザ属性を示す情報であり、図4に示す例では、性別、年齢、名前、住所、嗜好の情報である。なお、ユーザの価値観、ライフスタイル、性格などを示す情報を「ユーザ属性」に含めるようにしてもよい。
制御部43は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部43は、CPUまたはMPUによって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、受信部45、設定部46、送信部47および判定部48として機能する。なお、制御部43の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受信部45は、情報管理装置3や無線端末5から通信ネットワーク7を介して送信される情報を受信する。例えば、受信部45は、無線端末5から送信される会員登録要求を通信部41経由で受信し、また、情報管理装置3から送信されるユーザ情報を通信部41経由で受信する。
設定部46は、受信部45によって無線端末5からの会員登録要求が受信された場合、無線端末5のユーザの情報を会員サービスの会員情報として会員DB42の会員データテーブルに登録する。会員登録要求にはユーザIDが含まれており、設定部46は、通信部41および通信ネットワーク7を介し、情報管理装置3に対して会員登録要求に含まれるユーザIDに対応する属性情報を要求する。かかる要求に対し、情報管理装置3は、ユーザ情報DB32からユーザIDに対応する属性情報を取得し、店舗会員管理装置4へ送信する。
設定部46は、情報管理装置3から無線端末5のユーザの属性情報を取得すると、会員データテーブルの「ユーザ属性」に取得した属性情報を設定する。また、設定部46は、無線端末5のユーザに対して新たな会員IDを割り当て、割り当てた会員IDを無線端末5の端末IDと共に会員データテーブルに設定する。これにより、会員データテーブルにおいて、「会員ID」、「ユーザID」、および「ユーザ属性」が設定され、無線端末5のユーザに対する入会処理が完了する。
また、設定部46は、通信ネットワーク7に接続された図示しない店舗端末から会員IDと関連付けられた購入金額やポイントの情報を取得すると、かかる購入金額やポイントに基づいて会員データテーブルを更新する。
送信部47は、情報管理装置3や無線端末5へ通信ネットワーク7を介して情報を送信する。例えば、送信部47は、無線端末5のユーザに対する設定部46による入会処理が完了すると、通信部41および無線LANアクセスポイント2を介して無線端末5へ会員自動登録通知を行う。かかる会員自動登録通知は、会員登録が完了したことを示す情報や会員IDを含み、無線端末5は、会員自動登録通知を取得すると、表示部52に会員登録が完了したことを示す情報を表示する。
判定部48は、受信部45によって受信した無線端末5からの会員登録要求が、無線LANアクセスポイント2を介して行われたか否かを判定する。かかる判定は、例えば、無線LANアクセスポイント2に固有のID(以下、AP−IDと記載する)に基づいて行うことができる。
例えば、無線LANアクセスポイント2の制御部22は、無線端末5からの会員登録要求にAP−IDを含めて情報管理装置3へ送信し、判定部48は、会員登録要求にAP−IDが含まれる場合に、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2を介して行われたと判定する。なお、無線端末5から送信される会員登録要求に、会員登録したい店舗を識別する店舗IDが含まれている場合、判定部48は、会員登録要求に含まれる店舗IDとAP−IDとが対応する場合に、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2を介して行われたと判定することもできる。
また、無線端末5は、後述するように、無線LANアクセスポイント2から無線端末5に対して送信されるAP−IDを取得し、かかるAP−IDを会員登録要求に含めて店舗会員管理装置4へ送信することもできる。この場合も、判定部48は、会員登録要求にAP−IDが含まれる場合に、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2を介して行われたと判定する。
設定部46は、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2を介して行われたと判定した場合にのみ、会員登録要求に含まれるユーザ情報をユーザ情報テーブルに設定することもできる。この場合、設定部46は、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2を介して行われていないと判定すると、例えば、会員登録要求を行えない旨を無線端末5へ送信する。このようにすることで、加盟店に設置された無線LANアクセスポイント2からのみ会員登録が可能となる。これにより、加盟店に入店したユーザに対して加盟店の会員登録処理を自動的に行うことができるため、加盟店側は購買意欲の高いユーザの囲い込みを図ることができる。
なお、店舗会員管理装置4は、店舗が提供する会員サービス毎に設けられるものであるが、複数の会員サービスに対して店舗会員管理装置4を割り当てることもできる。この場合、設定部46は、会員ID、ユーザIDおよびユーザ属性に加え、店舗IDを会員データテーブルに設定する。これにより、複数の会員サービスに対する会員サービスを容易に構築することができる。
〔1.2.4.無線端末5〕
無線端末5は、図2に示すように、無線LAN部50と、無線WAN部51と、表示部52と、操作部53と、記憶部54と、位置検出部55と、制御部56とを有する。無線LAN部50は、無線LANアクセスポイント2との間で情報の送受信を行う。無線WAN部51は、無線WAN基地局6との間で情報の送受信を行う。無線WAN基地局6は、例えば、公衆電話通信網の無線基地局や公衆データ通信網の無線基地局である。
表示部52は、タッチパネル式のディスプレイである。無線端末5のユーザは、表示部52の画面上を指などで操作することで、表示部52に表示された会員カードアプリの操作画面に対する操作が可能である。かかる表示部52は、例えば、小型のLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。
操作部53は、文字、数字およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボードや、電源ボタンなどを有する。
記憶部54は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。かかる記憶部54は各種プログラムや設定データなどが記憶される。記憶部54に記憶されるプログラムは、例えば、OS(Operating System)、情報管理装置3から取得された会員カードアプリプログラムなどである。
位置検出部55は、GPS(Global Positioning System)受信機能を有し、無線端末5の現在位置の情報を取得する。現在位置の情報は、緯度および経度であるが、住所であってもよい。
制御部56は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部56は、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部54に記憶されているプログラムが図示しない内部RAMを作業領域として実行されることにより後述する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
かかる制御部56は、記憶部54にプログラムデータが記憶されている会員カードアプリを実行することによって、表示制御部61、変換部62および情報管理部63として機能する。また、制御部56は、記憶部54にプログラムデータが記憶されている会員カードアプリを実行することによって、会員カードアプリの設定データを記憶部54に記憶する。なお、制御部56の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
表示制御部61は、記憶部54に記憶された設定データやレイアウトデータに基づいて、会員カードアプリの表示画像を生成し、表示部52に表示する。設定データには、表示画面を生成するための画像データや各種のID情報が含まれている。
図5は、設定データの例を示す図である。図5に示すように、設定データには、ユーザID、第1店舗ID、第1店舗画像データ、第1店舗会員ID、第1店舗位置データ、第2店舗ID、第2店舗画像データ、第2店舗会員ID、第2店舗位置データ、第3店舗ID、第3店舗画像データ、第3店舗会員ID、第3店舗位置データなどが含まれる。
第1店舗は、図2に示す無線LANアクセスポイント2を設置した加盟店である。また、第2店舗や第3店舗も、無線通信装置を設置した加盟店であるが、図2では省略している。なお、第1店舗位置データは、第1店舗の位置およびアドレスを含み、第2店舗位置データは、第2店舗の位置およびアドレスを含み、第3店舗位置データは、第3店舗の位置およびアドレスを含む。アドレスは、各店舗に対応する店舗会員管理装置4のアドレスであり、かかるアドレスによって無線端末5から店舗会員管理装置4へのアクセスが行われる。なお、図示しないが設定データには、情報管理装置3のアドレスも含まれており、かかるアドレスによって無線端末5から情報管理装置3へのアクセスが行われる。
ユーザID、第1店舗会員ID、第2店舗会員IDおよび第3店舗会員IDはそれぞれ初期値として、「0」が設定される。かかるユーザIDや第1店舗会員IDは、例えば、情報管理装置3や店舗会員管理装置4から送信される情報が設定される。
例えば、無線端末5からのユーザ登録要求に対して情報管理装置3からユーザID「202」を含むユーザ登録完了通知が無線端末5へ送信された場合、設定データのユーザIDは、「202」になる。また、無線端末5からの会員登録要求に対して店舗会員管理装置4から会員ID「101」が送信された場合、設定データの第1店舗会員IDは、「101」になる。
なお、無線端末5からのユーザ登録要求に対して情報管理装置3からユーザ認証完了通知が無線端末5へ送信された場合、ユーザ登録要求に含まれるユーザIDが、設定データのユーザIDに設定される。例えば、ユーザID「212」を含むユーザ登録要求に対して、情報管理装置3からユーザ認証完了通知が無線端末5へ送信された場合、設定データのユーザIDは、「212」になる。
表示制御部61は、かかる設定データおよびレイアウトデータに基づいて、表示画面を生成する。図6は、無線端末5の表示画面の例を示す図であり、図6(a)は、会員カードアプリの「加盟店リスト表示画面」の一例を示す図である。
図6(a)に示す表示画像71では、第1店舗である「あいう書店」、第2店舗である「かきくカフェ」および第3店舗である「たちつ居酒屋」のそれぞれに関する会員カード画像81〜83が選択可能に表示部52に表示される。会員カード画像81は、第1店舗画像データから生成され、会員カード画像82は、第2店舗画像データから生成され、会員カード画像83は、第3店舗画像データから生成される。
変換部62は、表示部52から出力される操作の情報に基づいて、変換処理を行う。例えば、表示部52に表示画面71が表示されている状態で、表示部52または操作部53へのユーザ操作によって会員カード画像81が選択されたとする。この場合、変換部62は、記憶部54に記憶された設定データのうち会員カード画像81に対応する会員IDを読み出し、かかる会員IDを二次元バーコードに変換する。
図6(b)は、会員カードアプリの「会員ID表示画面」の一例を示す図であり、図6(b)に示す表示画像72のように、表示制御部61は、変換部62によって変換された二次元バーコード85を表示部52に表示する。無線端末5のユーザは、表示部52に表示された会員IDに対応する二次元バーコード85を加盟店側に提示することで、会員サービスを受けることができる。
また、表示制御部61は、ユーザが会員カードアプリを起動させた際に、記憶部54に記憶された設定データのユーザIDが「0」である場合、ユーザ属性情報入力画面を表示部52に表示し、無線端末5のユーザに属性情報の入力を促す。図6(c)は、会員カードアプリの「ユーザ属性情報入力画面」の一例を示す図である。
表示部52に表示画面73が表示されている状態で、操作部53からユーザによって属性情報が入力され、登録要求ボタン84が選択された場合、情報管理部63は、入力された属性情報を含むユーザ登録要求を情報管理装置3へ無線LAN部50を介して送信する。また、表示部52に表示画面73が表示されている状態で、操作部53からユーザによってユーザIDおよびパスワードが入力され、登録要求ボタン84が選択された場合、情報管理部63は、入力されたユーザIDおよびパスワードを含むユーザ登録要求を情報管理装置3へ無線LAN部50を介して送信する。
情報管理部63は、ユーザ登録要求の送信に応答して情報管理装置3からユーザ登録完了通知やユーザ認証完了通知が送信される場合、ユーザ登録完了通知やユーザ認証完了通知に含まれるユーザIDを設定データとして記憶部54に記憶する。なお、ユーザ認証完了通知にユーザIDが含まれない場合、情報管理部63は、送信したユーザ登録要求に含めたユーザIDを設定データとして記憶部54に記憶する。また、情報管理部63は、店舗会員管理装置4から会員IDが送信された場合、かかる会員IDを設定データとして対応する会員カード画像に関連付けて記憶部54に記憶する。
なお、記憶部54に記憶された設定データには上述のように第1〜第3店舗位置データが含まれており、表示制御部61は、位置検出部55によって検出された無線端末5の現在位置の情報と第1〜第3店舗の位置とを比較し、表示画面を生成することができる。
例えば、表示制御部61は、無線端末5の現在位置との距離に応じて、会員カード画像81〜83の表示位置や大きさを変更することができる。また、表示制御部61は、無線端末5の現在位置との距離に応じて会員カード画像81〜83の色を変えたり、点滅させたりすることもできる。
例えば、無線端末5の現在位置に対して、第2店舗の位置が最も近く、その次に、第1店舗の位置が近く、第3店舗が最も遠いとする。この場合、図6(d)の表示画面71aに示すように、会員カード画像82が最も大きくかつ最上方にあり、会員カード画像81、83の順で小さくかつ下方に位置する。このようにすることで、無線端末5のユーザは、会員カード画像82の選択を容易に行うことができる。
情報管理部63は、無線LANアクセスポイント2から無線端末5へ送信されるAP−IDを取得し、かかるAP−IDを会員登録要求に含めて店舗会員管理装置4へ送信することもできる。例えば、無線LANアクセスポイント2がビーコンと呼ばれる無線パケットを周期的に送信している場合、情報管理部63は、ビーコンに含まれるBSSID(Basic Service Set Identifier)をAP−IDとして取得し、会員登録要求に含めて店舗会員管理装置4へ送信する。
また、情報管理部63は、無線LANアクセスポイント2から無線端末5へ送信されるAP−IDが記憶部54に記憶されている設定データに含まれる店舗IDと同一である場合に、会員登録要求を送信することもできる。このようにすることで、無線端末5側で加盟店の無線通信装置を介した会員登録要求の送信であることを情報管理装置3へ伝えることができる。この場合、情報管理装置3は、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2を介して行われたか否かを判定する処理を行う必要がない。
また、情報管理部63は、無線LANアクセスポイント2を介して店舗会員管理装置4へアクセスし、店舗会員管理装置4から店舗IDを取得することもできる。情報管理部63は、店舗会員管理装置4から取得した店舗IDが記憶部54に記憶されている設定データに含まれる店舗IDと同一である場合に、店舗会員管理装置4に対して会員登録要求を送信する。
また、情報管理部63は、無線LANアクセスポイント2を介して情報管理装置3へアクセスし、情報管理装置3から送信される店舗IDを取得することもできる。情報管理部63は、情報管理装置3から取得した店舗IDが記憶部54に記憶されている設定データに含まれる店舗IDと同一である場合に、店舗会員管理装置4に対して会員登録要求を送信する。なお、この場合、情報管理装置3の制御部33は、無線LANアクセスポイント2を介して無線端末5からアクセスがあった場合、無線LANアクセスポイント2のAP−IDに対応する店舗IDを無線端末5へ送信する。情報管理装置3のユーザ情報DB32には、AP−IDと店舗IDとを対応付けた店舗情報テーブルが記憶されており、情報管理装置3の制御部33は、かかる店舗情報テーブルに基づいて、無線LANアクセスポイント2のAP−IDに対応する店舗IDを判定し、無線端末5へ送信する。
また、情報管理部63は、ユーザIDに加え、ユーザが会員登録したい店舗を識別する店舗IDを会員登録要求に含めて店舗会員管理装置4へ送信することもできる。例えば、表示部52に図6(a)に示す表示画面71が表示されている状態で、表示部52または操作部53へのユーザ操作によって会員カード画像81が選択されたとする。この場合、第1店舗会員IDが「0」の場合、情報管理部63は、第1店舗の位置データに基づき、第1店舗IDを会員登録要求に含めて店舗会員管理装置4へアクセスする。
〔1.3.会員登録システム1の処理フロー〕
次に、第1の実施形態に係る会員登録システム1による会員登録処理の手順について説明する。図7は、第1の実施形態に係る情報管理装置3の処理フローを示す図であり、図8は、第1の実施形態に係る店舗会員管理装置4の処理フローを示す図である。
まず、情報管理装置3の処理フローについて説明する。なお、以下においては、無線端末5から、ユーザIDおよびパスワードを含まないユーザ登録要求が送信される場合の処理の一例について説明する。
図7に示すように、情報管理装置3の制御部33は、無線端末5からのユーザ登録要求を受信したか否かを判定する(ステップS10)。ユーザ登録要求を受信したと判定すると(ステップS10;Yes)、制御部33は、新たなユーザIDを発行して割り当て(ステップS11)、ユーザ情報の登録を行う(ステップS12)。ユーザ情報の登録は、ユーザ登録要求に含まれるユーザ情報を新たに割り当てたユーザIDと関連付けてユーザ情報テーブルに設定することによって行われる。
ユーザ情報の登録が完了すると、制御部33は、ユーザ登録要求を行った無線端末5へ新たに割り当てたユーザIDを送信する(ステップS13)。無線端末5の制御部56は、情報管理装置3から送信されるユーザIDを設定データとして記憶部54に記憶する。
ステップS10において、無線端末5からのユーザ登録要求を受信していないと判定すると(ステップS10;No)、制御部33は、店舗会員管理装置4からユーザ情報要求を受信したか否かを判定する(ステップS14)。ユーザ情報要求を受信したと判定すると(ステップS14;Yes)、制御部33は、ユーザ情報要求に含まれるユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報テーブルから抽出して店舗会員管理装置4へ送信する(ステップS15)。
ユーザ情報要求を受信していないと判定すると(ステップS14;No)、制御部33は、無線端末5からプログラム要求を受信したか否かを判定する(ステップS16)。プログラム要求を受信したと判定すると(ステップS16;Yes)、制御部33は、会員DB42に記憶している会員カードアプリのプログラムデータを無線端末5へ送信する(ステップS17)。
プログラム要求を受信していないと判定した場合(ステップS16;No)、または、ステップS13、S15、S17の処理が終了した場合、制御部33は、処理を終了する。なお、ステップS10〜S17の処理は制御部33によって繰り返し実行される。
次に、店舗会員管理装置4の処理フローについて説明する。図8に示すように、店舗会員管理装置4の制御部43は、無線端末5から無線LANアクセスポイント2を介して行われた会員登録要求を受信したか否かを判定する(ステップS20)。会員登録要求を受信したと判定すると(ステップS20;Yes)、制御部43は、会員登録要求に含まれるユーザIDが未設定ユーザIDであるか否かを判定する(ステップS21)。未設定ユーザIDは、ユーザ情報が会員データテーブルに設定されていないユーザIDである。
会員登録要求に含まれるユーザIDが未設定ユーザIDでない場合(ステップS21;No)、制御部43は、会員登録要求に対して会員データテーブルに設定された会員IDを無線端末5へ送信する(ステップS22)。無線端末5は、店舗会員管理装置4から送信される会員IDを対応する店舗の会員IDとして設定データに設定する。
一方、会員登録要求に含まれるユーザIDが未設定ユーザIDである場合(ステップS21;Yes)、制御部43は、無線端末5のユーザに新たな会員IDを割り当てる(ステップS23)。また、制御部43は、情報管理装置3に対して会員登録要求に含まれるユーザIDに対応するユーザ情報を要求して取得する(ステップS24)。
次に、制御部43は、会員登録要求に含まれるユーザID、情報管理装置3から取得したユーザ情報およびステップS23で新たに割り当てた会員IDを新たな会員情報として会員データテーブルに設定する(ステップS25)。
会員データテーブルへの会員情報の設定が完了すると、無線端末5へ会員自動登録通知を行う(ステップS26)。会員自動登録通知には、新たな会員IDが含まれており、無線端末5は、会員自動登録通知に含まれる新たな会員IDを対応する店舗の会員IDとして設定データに設定する。
ステップS20において、会員登録要求を受信していないと判定すると(ステップS20;No)、制御部43は、図示しない店舗端末から購入情報を取得したか否かを判定する(ステップS27)。店舗端末から送信される購入情報には、会員IDと関連付けられた購入金額やポイントが含まれている。購入情報を取得したと判定すると(ステップS27;Yes)、制御部43は、取得した購入金額やポイントに基づいて会員データテーブルを更新する(ステップS28)。
購入情報を取得してないと判定した場合(ステップS27;No)、または、ステップS22、S26、S28の処理が終了した場合、制御部43は、処理を終了する。なお、ステップS20〜S28の処理は制御部43によって繰り返し実行される。
〔2.第2の実施形態〕
次に、第2の実施形態に係る会員登録処理について説明する。第1の実施形態に係る会員登録処理では、端末装置から会員登録要求があった場合に、店舗会員管理装置4が会員IDを割り当てるようにしたが、第2の実施形態に係る会員登録処理では、会員カードアプリの設定データに各加盟店の会員ID(以下、未設定会員IDと記載する)が予め設定されている点で異なる。
まず、図9を参照して、第2の実施形態に係る会員登録処理について説明する。図9は、第2の実施形態に係る会員登録処理の説明図である。図9に示すStep1〜3、Step5〜7の処理は、図1に示すStep1〜3、Step5〜7の処理と同様であるため、ここでは、Step4AおよびStep8Aについて説明する。
Step4Aにおいて、端末装置は、加盟店の店舗内に設置された無線通信装置を介して店舗会員管理装置に対してユーザIDおよび未設定会員IDを含む会員登録要求を送信する。未設定会員IDは、会員カードアプリの設定データに予め含まれており、情報管理装置が複数ある場合には、情報管理装置毎に割り当てられる固有のIDである。
会員登録は、図示しない店舗端末からも行うことができ、未設定会員IDは会員登録のルートを把握することができるIDとなっている。図9に示す例では、店舗端末からの会員登録によって割り当てる会員IDと区別可能な情報「A」が付された「201A」が未設定会員IDとして会員登録要求に含まれる。
Step8Aにおいて、店舗会員管理装置は、会員登録要求に含まれるユーザIDおよび未設定会員IDを情報管理装置から取得したユーザ情報と関連付けて会員情報テーブルに設定する。このように、端末装置から未設定会員IDが送信されることから、店舗会員管理装置は新たな会員IDを割り当てる必要がなく、処理負荷を軽減できる。しかも、未設定会員IDは、情報管理装置毎に区別可能に割り当てられるIDであることから、どの情報管理装置から取得したユーザ情報であるかを容易に把握することができる。
図10は、第2の実施形態に係る会員登録システムの構成例を示す図である。図10に示す会員登録システム1Aは、店舗会員管理装置4Aおよび無線端末5Aの一部の処理が図2に示す会員登録システム1と異なる。なお、図2に示す会員登録システム1と同様の処理を行う要素については会員登録システム1の要素と同様に符号を付し、説明を省略する。
図10に示すように、店舗会員管理装置4Aは、受信部45と、設定部46Aと、送信部47と、判定部48とを備える。設定部46Aは、受信部45において無線端末5Aからの会員登録要求が受信された場合、会員登録要求に含まれるユーザIDに基づいて情報管理装置3からユーザ情報を取得する。そして、設定部46Aは、情報管理装置3から取得したユーザ情報を、会員登録要求に含まれるユーザIDおよび未設定会員IDに関連付けて新たな会員情報として会員DB42のユーザ情報テーブルに設定することで、会員登録を完了する。
第1の実施形態に係る店舗会員管理装置4では、会員登録を完了した場合、会員IDを含む会員登録通知を無線端末5へ送信したが、店舗会員管理装置4Aでは、会員IDが送信されない。これは、会員情報として設定された会員IDが無線端末5Aから送信された情報であるからである。
無線端末5Aの制御部56Aは、表示制御部61と、変換部62と、情報管理部63Aとを有しており、情報管理部63Aは、上述したように、ユーザIDおよび未設定会員IDを含む会員登録要求を行う。未設定会員IDは、記憶部54に記憶された設定データに各加盟店の会員サービス毎に含まれており、図5に示す第1〜第3店舗会員IDとして予め設定される。
情報管理装置3の制御部33は、例えば、会員カードアプリのプログラムデータを無線端末5へ送信する際に、会員カードアプリの設定データとして加盟店毎に未設定会員IDを割り当てた情報を含める。
そして、無線端末5Aの情報管理部63Aは、無線LANアクセスポイント2の通信エリアに無線端末5Aが進入すると、ユーザIDおよび未設定会員IDを含む会員登録要求を店舗会員管理装置4Aへ送信する。
図11は、店舗会員管理装置4Aの処理フローを示す図である。なお、図11において、ステップS20、S21、S25〜S28の処理は、図8に示す処理と同様である。店舗会員管理装置4Aの制御部43Aは、会員登録要求に含まれるユーザIDが未設定ユーザIDでない場合(ステップS21;No)、制御部43Aは、会員情報テーブルを更新する(ステップS22A)。
具体的には、会員登録要求に含まれるユーザIDが未設定ユーザIDでない場合、ユーザIDには会員IDおよびユーザ情報が関連付けられており、制御部43Aは、会員情報テーブルにおいてユーザIDに関連する会員IDを会員登録要求に含まれる未設定会員IDへ更新する。これにより、無線端末5Aにおいて、会員カードアプリが再インストールされた場合であっても、店舗会員管理装置4Aでは、ユーザ情報を情報管理装置3から新たに取得することなく会員情報の変更を行うことができる。
また、会員登録要求に含まれるユーザIDが未設定ユーザIDである場合(ステップS21;Yes)、制御部43Aは、新たな会員IDを割り当てることなく、情報管理装置3から取得したユーザ情報を、会員登録要求に含まれるユーザIDおよび未設定会員IDに関連付けて新たな会員情報として会員DB42のユーザ情報テーブルに設定する(ステップS24A)。
以上のように、第2の実施形態に係る会員登録システム1Aでは、未設定会員IDを端末装置側で取得しておき、かかる未設定会員IDが会員情報テーブルに設定されることから、店舗会員管理装置4Aの処理負荷を軽減することができる。
なお、情報管理装置3の制御部33は、無線端末5Aからのユーザ登録要求を受けた時に、当該要求に対して割り当てたユーザIDと共に、会員カードアプリの設定データとして加盟店毎に未設定会員IDを割り当てた情報を送信することもできる。この際、制御部33は、ユーザIDと未設定会員IDをユーザ情報に関連付けてユーザ情報テーブルに設定してもよい。
このようにすることで、店舗会員管理装置4Aの制御部43Aは、未設定会員IDをキーとしてユーザ情報を情報管理装置3から取得することができる。情報管理装置3の制御部33は、未設定会員IDを含むユーザ情報要求を受信した場合、未設定会員IDに関連付けられたユーザ情報をユーザ情報テーブルから抽出して店舗会員管理装置4Aへ送信する。
〔3.第3の実施形態〕
次に、第3の実施形態に係る会員登録システムについて説明する。第1および第2の実施形態に係る会員登録システム1、1Aでは、店舗会員管理装置4、4AがユーザIDをキーとして情報管理装置3からユーザ情報を取得するようにしたが、第3の実施形態に係る会員登録システムでは、ダミーユーザIDをキーとして店舗会員管理装置が情報管理装置からユーザ情報を取得する。
図12を参照して、第3の実施形態に係る会員登録処理について説明する。図12は、第3の実施形態に係る会員登録処理の説明図である。なお、図12に示すStep1、Step7、Step9は、図1に示すStep1、Step7、Step9と同様の処理である。
端末装置は、会員カードアプリを実行することによって、まず、情報管理装置に対してユーザ登録要求を送信する(Step1)。情報管理装置は、ユーザ登録要求を受信すると、ユーザ登録を行う(Step2B)。具体的には、情報管理装置は、端末装置のユーザに対して新たなユーザIDおよびダミーユーザIDを発行して割り当てる。
端末装置から送信されるユーザ登録要求には、ユーザ情報が含まれており、情報管理装置は、ユーザ登録要求に含まれるユーザ情報を新たに割り当てたユーザIDおよびダミーユーザIDに関連付けてユーザ情報DBのユーザ情報テーブルに設定する。
情報管理装置は、新たに割り当てたダミーユーザIDを端末装置へ無線基地局を介して送信する(Step3B)。端末装置は、新たに割り当てられたダミーユーザIDを受信すると、会員カードアプリの機能によって、受信したダミーユーザIDを内部の記憶部に設定データとして記憶する。
その後、端末装置は、加盟店の店舗内に設置された無線通信装置を介して店舗会員管理装置に対してダミーユーザIDを含む会員登録要求を送信する(Step4B)。会員登録要求に含まれるダミーユーザIDは、情報管理装置によって端末装置のユーザに割り当てられたダミーユーザIDである。
店舗会員管理装置は、端末装置から会員登録要求を受信すると、会員登録要求を送信した端末装置のユーザに対応するユーザ情報を要求するユーザ情報要求を情報管理装置へ送信する(Step5B)。かかるユーザ情報要求には情報管理装置によって端末装置のユーザに割り当てられたダミーユーザIDが含まれる。
情報管理装置は、店舗会員管理装置からユーザ情報要求を受信すると、かかるユーザ情報要求に含まれるダミーユーザIDに対応するユーザ情報をユーザ情報DBのユーザ情報テーブルから抽出し(Step6B)、抽出したユーザ情報を店舗会員管理装置へ送信する(Step7)。
店舗会員管理装置は、情報管理装置からユーザ情報を取得すると、かかるユーザ情報と端末装置から取得したダミーユーザIDとを新たに割り当てた会員IDと関連付けて会員サービスの会員情報として会員DBに登録する(Step8B)。そして、店舗会員管理装置は、会員登録した旨の通知である会員登録通知を無線通信装置を介して端末装置へ送信する(Step9)。
このように、店舗会員管理装置が端末装置や情報管理装置と送受信するIDは、ユーザIDではなくダミーユーザIDであることから、情報管理装置で管理されているユーザIDを店舗会員管理装置を管理する加盟店舗側に知られることなく、会員登録が可能となる。
したがって、情報管理装置のユーザ情報テーブルが会員カードアプリ専用でなく他のネットワークサービスのユーザ管理でも共通に用いられるもので、ユーザIDが他のネットワークサービスのユーザ認証に用いられるものであっても、ユーザIDの秘匿性を保持しつつ店舗会員管理装置へユーザ情報を提供することができる。ダミーユーザIDは、加盟店へのユーザ属性情報提供のためのユーザ特定処理にのみ使用可能なIDであり、よって、ダミーユーザIDが不正に漏洩しても、他のサービスへの不正ログインやユーザ情報の不正書き換えの恐れはなく、ユーザの損害を最小限に抑えられる。なお、情報管理装置から店舗会員管理装置へ送信するユーザ情報を、個人を特定することができる情報を除いたユーザ情報の一部の情報とすることで、秘匿性を向上させることができる。
なお、図12に示す例は、第1の実施形態に係る会員登録処理からの変更内容を示すものであるが、第2の実施形態に係る会員登録処理に対して適用することもできる。また、上述の処理は、各装置の対応する要素が行うものである。例えば、Step2B、6Bの処理は、情報管理装置3の情報管理部35が行う処理であり、Step3Bの処理は、情報管理装置3の送信部36が行う処理である。また、Step4Bの処理は、無線端末5(5A)の情報管理部63(63A)が行う処理であり、また、Step5B、8Bは、店舗会員管理装置4(4A)の設定部46(46A)が行う処理である。
〔4.変形例〕
情報管理装置3の制御部33は、無線端末5(5A)からの要求に応じて無線端末5(5A)のユーザに関するユーザ情報をユーザ情報テーブルから削除することもできる。また、ユーザ情報をユーザ情報テーブルから削除した場合、情報管理装置3の制御部33は、店舗会員管理装置4(4A)に対して削除した旨の通知を送信することもできる。
例えば、無線端末5(5A)の情報管理部63(63A)は、会員カードアプリの機能によって、内部の記憶部に記憶されている設定データに含まれるユーザIDを含むユーザID維持要求を定期的に送信する。情報管理装置3の制御部33は、無線端末5(5A)から定期的にユーザID維持要求を受信している場合には、ユーザ情報テーブルに設定されたユーザ情報を削除せず、ユーザID維持要求を受信しない期間が所定時間以上経過した場合に、ユーザ情報テーブルに設定されたユーザ情報を削除する。そして、制御部33は、店舗会員管理装置4(4A)に対して削除したユーザIDを含む削除情報を送信する。店舗会員管理装置4(4A)の設定部46(46A)は、削除情報を受信すると、かかる削除情報に含まれるユーザIDに対応するユーザ情報を会員情報テーブルから削除する。このようにすることで、複数の加盟店がそれぞれ提供する複数の会員サービスに会員登録した場合であっても、一括して会員登録の削除をすることができる。
また、情報管理装置3の制御部33は、会員カードアプリの設定データとして、無線端末5(5A)の位置に応じた店舗情報を含めるようにしてもよい。具体的には、無線端末5(5A)の制御部56(56A)は、無線端末5(5A)の位置情報を含めたプログラム要求を情報管理装置3へ送信する。情報管理装置3の制御部33は、プログラム要求に含まれる位置情報に応じた店舗情報を設定データに含む会員カードアプリのプログラムデータを生成して、無線端末5(5A)へ送信する。店舗情報は、図5に示すように加盟店の画像データ、会員ID、位置データなどを含む。例えば、情報管理装置3の制御部33は、店舗位置が無線端末5(5A)の位置情報に近いものから所定数の店舗情報を選択して設定データに含める。このようにすることで、無線端末5(5A)の位置に応じてカスタマイズされた会員カードアプリを実行することができる。
また、会員カードアプリには、新たな店舗情報を追加する機能を有しており、無線端末5(5A)の制御部56(56A)は、無線端末5(5A)の位置情報を含めた店舗情報要求を送信する。情報管理装置3の制御部33は、店舗情報要求に含まれる位置情報に応じた店舗情報を無線端末5(5A)へ送信する。無線端末5(5A)は、情報管理装置3から送信された店舗情報を設定データに加えることで、新たな会員カード画像を選択することが可能となる。
また、上述した各実施形態では、無線端末5(5A)の情報管理部63(63A)は、無線端末5(5A)が無線通信装置の通信エリア内に進入した場合に、会員登録要求を行うようにしたが、これに限定されるものではない。例えば、情報管理部63(63A)は、ユーザが会員カードアプリを最初に起動させた際に、ユーザ登録要求と共に会員登録要求を行うようにすることもできる。
また、図6(a)に示す表示画面71が表示部52に表示されている状態で無線端末5Aのユーザが会員カード画像81を選択した場合、無線端末5Aが無線LANアクセスポイント2の通信エリアに進入していれば、情報管理部63Aは、未設定会員IDとして設定された第1店舗会員IDを含む会員登録要求を店舗会員管理装置4Aへ送信することもできる。
〔5.効果〕
上述したように、実施形態に係る会員登録システム1(1A)は、情報管理装置3と店舗会員管理装置4(4A)とを有する。情報管理装置3において、無線端末5(5A)のユーザに関する情報であるユーザ情報をユーザ情報DB32(ユーザ情報記憶手段の一例に相当)に記憶し、送信部36(送信手段の一例に相当)が、店舗会員管理装置4(4A)からユーザ情報の送信要求があった場合に、当該送信要求に応じたユーザ情報をユーザ情報DB32へ送信する。また、店舗会員管理装置4(4A)において、会員DB42(店舗会員管理記憶手段の一例に相当)が、店舗が提供する会員サービスの会員情報を記憶し、設定部46(46A)(設定手段の一例に相当)が、無線端末5(5A)から会員登録要求があった場合に、無線端末5(5A)のユーザに対応するユーザ情報の送信要求を情報管理装置3へ送信し、情報管理装置3から取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて会員DB42に会員情報として設定する。
かかる構成により、会員サービスへの入会処理をユーザの手間をかけずに行うことができ、また、店舗側にとっても、ユーザ情報の手作業による会員DB42への登録が不要である。
また、店舗会員管理装置4において、設定部46(割当手段の一例に相当)が、無線端末5から会員登録要求があった場合に、無線端末5のユーザに会員サービスの新たな会員IDを割り当て、設定部46が、情報管理装置3から取得したユーザ情報を新たな会員IDに関連付けて会員DB42に設定すると共に、この新たな会員IDを無線端末5(5A)へ返信する。
かかる構成により、無線端末5のユーザに自動的に会員サービスの新たな会員IDを割り当てられることから、登録する可能性のある数の会員IDを事前に準備する必要がなく、また、事前に準備した場合の会員IDの管理も不要である。
また、無線端末5Aからの会員登録要求には、会員DB42に会員情報として未設定の会員IDが含まれており、設定部46Aが、無線端末5Aから会員登録要求があった場合、会員登録要求から取得したユーザ情報を会員登録要求に含まれる未設定の会員IDに関連付けて会員DB42に設定する。
かかる構成により、無線端末5Aから未設定の会員IDが送信されることから、店舗会員管理装置4Aは新たな会員IDを割り当てる必要がなく、処理負荷を軽減できる。しかも、情報管理装置3が複数ある場合、未設定の会員IDを情報管理装置3毎に区別可能なIDとすることによって、どの情報管理装置から取得したユーザ情報であるかを容易に把握することができる。
また、情報管理部35(ユーザID発行手段の一例に相当)が、無線端末5(5A)のユーザに対してユーザIDを発行し、無線端末5(5A)から受信したユーザ情報をユーザIDに関連付けてユーザ情報DB32へ記憶し、無線端末5(5A)から店舗会員管理装置4(4A)への会員登録要求には、ユーザIDが含まれており、店舗会員管理装置4(4A)の設定部46(46A)が、会員登録要求に含まれるユーザIDに関連付けられたユーザ情報を無線端末5(5A)のユーザに対応するユーザ情報として情報管理装置3から取得する。
かかる構成により、店舗会員管理装置4(4A)は、無線端末5(5A)のユーザが会員登録しているユーザIDを用いてユーザ情報を取得することができることから、店舗会員管理装置4(4A)がユーザ情報を取得するために別途IDを準備する必要がなく、処理負荷を低減することができる。
また、情報管理部35が、無線端末5(5A)のユーザに対してユーザIDおよびダミーユーザIDを発行し、無線端末5(5A)から受信したユーザ情報をユーザIDおよびダミーユーザIDに関連付けてユーザ情報DB32へ記憶し、無線端末5(5A)から店舗会員管理装置4(4A)への会員登録要求には、ダミーユーザIDが含まれており、店舗会員管理装置4(4A)へ設定部46(46A)が、会員登録要求に含まれるダミーユーザIDに関連付けられたユーザ情報を無線端末5(5A)のユーザに対応するユーザ情報として情報管理装置3から取得する。
かかる構成により、店舗会員管理装置4(4A)が無線端末5(5A)や情報管理装置3と送受信するIDが、ユーザIDではなくダミーユーザIDとなることから、情報管理装置3で管理されているユーザIDを店舗会員管理装置4(4A)を管理する加盟店舗側に知られることなく、会員登録が可能となる。
また、情報管理装置3(プログラム配信装置の一例に相当)において、送信部36(プログラム配信手段の一例に相当)が、無線端末5(5A)に会員カードアプリのプログラムデータ(店舗会員プログラムのデータの一例に相当)を配信する。会員カードアプリのプログラムは、無線端末5(5A)のユーザの会員登録要求を店舗会員管理装置4(4A)へ送信し、無線端末5(5A)のユーザに割り当てられる会員IDを記憶部54(店舗会員管理記憶手段の一例に相当)に設定データとして記憶する情報管理部63(送信手段の一例に相当)、記憶部54に記憶された会員IDをバーコードに変換する変換部62(変換手段の一例に相当)、変換部62によって変換されたバーコードを無線端末5(5A)の表示部52に表示する表示制御部61(表示制御手段の一例に相当)、として無線端末5(5A)を機能させる。
かかる構成により、バーコードにより会員カードを提供している店舗への適用を容易に行うことができる。なお、バーコードとして、二次元バーコード85の例を説明したが、一次元バーコードであってもよい。
また、実施形態に係る会員登録システム1(1A)では、会員サービスを提供する店舗に設置された無線LANアクセスポイント2またはNFC装置(通信装置の一例に相当)を有する。そして、店舗会員管理装置4(4A)において、判定部48(判定手段の一例に相当)が、無線端末5(5A)からの会員登録要求が無線LANアクセスポイント2またはNFC装置を介して行われたか否かを判定する。また、設定部46(46A)が、会員登録要求が無線LANアクセスポイント2またはNFC装置を介して行われた場合に、無線端末5(5A)のユーザに対応するユーザ情報を情報管理装置3から取得し、取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて会員DB42に設定する。
かかる構成により、会員サービスの提供を受ける店舗に無線端末5(5A)のユーザが来店することによって会員登録を行うことができ、また、会員サービスを提供する店舗からのみ会員登録が可能となることから必要のない会員登録が行われることを抑制できる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細および代表的な実施形態に限定されるものではない。したがって、添付の特許請求の範囲およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1、1A 会員登録システム
2 無線LANアクセスポイント
3 情報管理装置
4、4A 店舗会員管理装置
5、5A 無線端末
32 ユーザ情報DB
33 情報処理装置の制御部
34 受信部
35 情報管理部
36 送信部
42 会員DB
43、43A 店舗会員管理装置の制御部
45 受信部
46、46A 設定部
47 送信部
48 判定部
56、56A 無線端末の制御部
61 表示制御部
62 変換部
63、63A 情報管理部

Claims (9)

  1. 情報管理装置と店舗会員管理装置とを備えた会員登録システムであって、
    前記情報管理装置は、
    ユーザに関する情報であるユーザ情報をユーザ情報記憶手段に記憶する記憶処理手段と、
    前記店舗会員管理装置からユーザ情報の送信要求があった場合に、当該送信要求に応じたユーザ情報を前記店舗会員管理装置へ送信する送信手段と、を有し、
    前記店舗会員管理装置は、
    店舗が提供する会員サービスの会員情報を記憶する店舗会員管理記憶手段と、
    端末装置からユーザの会員登録の要求があった場合に、当該端末装置のユーザに対応するユーザ情報の送信要求を前記情報管理装置へ送信し、前記情報管理装置から取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて前記店舗会員管理記憶手段に会員情報として設定する設定手段と、
    を備えることを特徴とする会員登録システム。
  2. 前記店舗会員管理装置は、
    前記端末装置から前記会員登録の要求があった場合に、当該端末装置のユーザに前記会員サービスの新たな会員IDを割り当てる割当手段を備え、
    前記設定手段は、
    前記情報管理装置から取得したユーザ情報を前記新たな会員IDに関連付けて前記店舗会員管理記憶手段に設定すると共に、当該新たな会員IDを前記端末装置へ返信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の会員登録システム。
  3. 前記会員登録の要求には、前記店舗会員管理記憶手段に会員情報として未設定の会員IDが含まれており、
    前記設定手段は、
    前記端末装置から前記会員登録の要求があった場合、前記情報管理装置から取得したユーザ情報を当該要求に含まれる未設定の会員IDに関連付けて前記店舗会員管理記憶手段に設定する
    ことを特徴とする請求項1に記載の会員登録システム。
  4. 前記情報管理装置は、
    前記端末装置のユーザに対してユーザIDを発行するユーザID発行手段を備え、
    前記記憶処理手段は、
    前記端末装置から受信した前記ユーザ情報を前記ユーザIDに関連付けて前記ユーザ情報記憶手段へ記憶し、
    前記会員登録の要求には、ユーザIDが含まれており、
    前記設定手段は、
    前記会員登録の要求に含まれるユーザIDに関連付けられたユーザ情報を前記端末装置のユーザに対応するユーザ情報として前記情報管理装置から取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の会員登録システム。
  5. 前記情報管理装置は、
    前記端末装置のユーザに対してユーザIDおよびダミーユーザIDを発行するユーザID発行手段を備え、
    前記記憶処理手段は、
    前記端末装置から受信した前記ユーザ情報を前記ユーザIDおよび前記ダミーユーザIDに関連付けて前記ユーザ情報記憶手段へ記憶し、
    前記会員登録の要求には、前記ダミーユーザIDが含まれており、
    前記設定手段は、
    前記会員登録の要求に含まれる前記ダミーユーザIDに関連付けられたユーザ情報を前記端末装置のユーザに対応するユーザ情報として前記情報管理装置から取得する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の会員登録システム。
  6. 前記端末装置に店舗会員プログラムのデータを配信するプログラム配信装置を備え、
    前記店舗会員プログラムは、
    前記端末装置のユーザの会員登録の要求を店舗会員管理装置へ送信する送信手段、
    前記端末装置のユーザに割り当てられる会員IDを記憶するための店舗会員管理記憶手段、
    前記店舗会員管理記憶手段に記憶された前記会員IDをバーコードに変換する変換手段、
    前記変換手段によって変換されたバーコードを前記端末装置の表示部に表示する表示制御手段、として前記端末装置を機能させる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の会員登録システム。
  7. 前記会員サービスを提供する店舗に設置された通信装置を備え、
    前記店舗会員管理装置は、
    前記端末装置からの前記会員登録の要求が前記通信装置を介して行われたか否かを判定する判定手段を備え、
    前記設定手段は、
    前記会員登録の要求が前記通信装置を介して行われた場合に、前記端末装置のユーザに対応するユーザ情報を前記情報管理装置から取得し、取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて前記店舗会員管理記憶手段に設定する
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の会員登録システム。
  8. コンピュータを、
    ユーザの会員登録の要求を店舗会員管理装置へ送信する送信手段、
    前記ユーザに割り当てられる会員IDを記憶するための店舗会員管理記憶手段、
    前記店舗会員管理記憶手段に記憶された前記会員IDをバーコードに変換する変換手段、
    前記変換手段によって変換されたバーコードを表示部に表示する表示制御手段、として機能させることを特徴とする店舗会員プログラム。
  9. 店舗が提供する会員サービスの会員情報を登録する会員登録方法であって、
    情報管理装置が、ユーザに関する情報であるユーザ情報をユーザ情報記憶手段に記憶し、
    店舗会員管理装置が、端末装置から会員登録の要求があった場合に、当該端末装置のユーザに対応するユーザ情報の送信要求を前記情報管理装置へ送信し、
    前記情報管理装置が、前記店舗会員管理装置からの送信要求に応じたユーザ情報を前記店舗会員管理装置へ送信し、
    前記店舗会員管理装置は、前記情報管理装置から取得したユーザ情報を会員IDに関連付けて店舗会員管理記憶手段に会員情報として設定する
    ことを特徴とする会員登録方法。
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