JP5410632B1 - 情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法 - Google Patents

情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法 Download PDF

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Abstract

【課題】無線通信エリアに進入した無線端末に情報管理装置からの情報を提供することができる情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法を提供する。
【解決手段】実施形態に係る無線端末は、ユーザの行動履歴に応じた無線LANアクセスポイントの識別情報のリストを有し、このリストに識別情報が含まれる無線LANアクセスポイントの通信エリアへ進入した場合に、情報管理装置から進入場所に応じた情報を受信する。
【選択図】図1B

Description

本発明は、情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法に関する。
近年、公衆無線LAN(Local Area Network)通信が急速に普及している。駅、空港、店舗等の様々な場所には無線LANアクセスポイントが設置され、また、パーソナルコンピュータ、携帯電話機、ポータブルゲーム機等の様々なモバイル機器には無線LAN通信機能が標準搭載されるようになってきた。
かかる公衆無線LAN通信はさらに普及することが予測され、無線端末であるモバイル機器のユーザは、さらに様々な場所で高速なインターネットへ接続環境を利用することが可能となると予測される。
そこで、本出願人は、無線LANアクセスポイントと情報管理装置とを備え、無線端末のユーザへの情報通知を適切に行うことができる情報提供システムを提案している(特許文献1参照)。
特許第5175401号公報
特許文献1に記載の技術では、無線端末のユーザへの情報通知を適切に行うことができるが、無線LANアクセスポイントに対し、無線LAN通信エリア内に存在する無線端末を検出して検出情報を情報管理装置へ送信する機能を付加しなければならない。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、情報管理装置へ検出情報を送信する機能を無線LANアクセスポイントに設けることなく、無線通信エリアに進入した無線端末に情報管理装置からの情報を提供することができる情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法を提供することを目的とする。
本願に係る情報提供システムは、無線LAN通信機能を有する無線端末と、複数の無線LANアクセスポイントと、情報管理装置とを備える。前記無線端末は、リスト生成部と、進入検出部と、情報送信部と、情報受信部とを備える。前記リスト生成部は、前記無線端末のユーザの行動履歴に応じた前記無線LANアクセスポイントの識別情報のリストを生成する。前記進入検出部は、前記リストに含まれる識別情報を有する前記無線LANアクセスポイントの通信エリアへの進入を検出する。前記情報送信部は、前記進入検出部によって前記通信エリアへの進入が検出された場合に、進入した前記通信エリアを有する前記無線LANアクセスポイントの識別情報を前記情報管理装置へ送信する。前記情報受信部は、前記情報送信部による前記識別情報の送信に応じて前記情報管理装置から送信される情報を受信する。前記情報管理装置は、前記無線端末から送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に応じた情報を前記無線端末へ送信する情報提供部を備える。
実施形態の一態様によれば、検出情報を無線LANアクセスポイントから情報管理装置へ送信することなく、無線通信エリアに進入した無線端末に情報管理装置からの情報を提供することができる情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法を提供することができる。
図1Aは、実施形態に係る情報提供処理の説明図(その1)である。 図1Bは、実施形態に係る情報提供処理の説明図(その2)である。 図2は、実施形態に係る情報提供システムの構成例を示す図である。 図3は、図2に示す無線LANアクセスポイントの構成例を示す図である。 図4は、図2に示す無線端末の構成例を示す図である。 図5は、無線端末のAP−IDリストの一例を示す図である。 図6は、無線端末の設定情報の一例を示す図である。 図7は、無線端末の滞在状態判定テーブルの一例を示す図である。 図8は、無線端末の行動履歴情報の一例を示す図である。 図9は、無線端末の表示部に表示される画面の例を示す図である。 図10は、図2に示す情報管理装置の構成例を示す図である。 図11は、情報管理装置の広告情報テーブルの一例を示す図である。 図12は、情報管理装置の場所情報テーブルの一例を示す図である。 図13は、実施形態に係る無線端末の情報処理の一例を示すフローチャートである。 図14は、実施形態に係る情報管理装置の情報処理の一例を示すフローチャートである。
以下に、本願に係る情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る情報提供システム、無線端末、プログラムおよび情報提供方法が限定されるものではない。なお、以下においては、データベースをDBと記載する。
[1.情報提供処理の構成]
まず、実施形態に係る情報提供処理について説明する。図1Aおよび図1Bは、実施形態に係る情報提供処理の説明図であり、本実施形態においては情報提供システムにより情報提供処理が実行される。なお、以下においては、広告コンテンツを情報提供処理における提供情報の一例として説明するが、提供情報は広告コンテンツに限定されるものではない。
実施形態に係る情報提供システムは、図1Aに示すように、無線端末と、無線LAN(Local Area Network)アクセスポイント(無線LAN−AP)と、情報管理装置とを有する。無線LANアクセスポイントおよび情報管理装置は、通信ネットワークを介して接続される。また、無線端末は、無線LANアクセスポイント経由で通信ネットワークに接続されるが、通信ネットワークに直接接続することもできる。
なお、図示していないが、無線LANアクセスポイントは、事業者の店舗や施設などの場所毎に1以上設置される。事業者の店舗や施設は、例えば、小売店、飲食店、美容院・理容院、病院、ホテル、複合レジャー施設などの店舗の他、コンサートやスポーツなどが行われるイベント会場である。なお、事業者の店舗や施設は、事業所と言い換えることもできる。
情報管理装置は、広告主端末から入稿された広告情報をDBに記憶する。広告情報には、広告コンテンツと配信条件とが含まれる。情報管理装置は、例えば、広告配信業者によって管理され、配信条件を満たすユーザの無線端末へ広告コンテンツを提供する。広告コンテンツは、例えば、テキスト広告、静止画広告、動画広告、バナー広告、アニメーション広告などであり、また、例えば、商品やサービスの情報、クーポン情報、特売情報などである。
また、情報管理装置は、無線LANアクセスポイントの識別情報(以下、AP−IDと記載する)と、無線LANアクセスポイントの設置場所に関する情報(以下、設置場所情報と記載する)とを関連付けた情報(以下、AP情報と記載する)をDBに記憶する。
無線端末は、無線LAN通信機能を有する端末装置である。無線端末は、ユーザの行動履歴に応じたAP−IDリストを記憶した記憶部を有する。かかるAP−IDリストは、1以上のAP−IDを含むリストであり、ユーザの行動に基づき、無線端末の制御部によって生成および更新される。
無線端末は、AP−IDリストにAP−IDが含まれる無線LANアクセスポイントの無線LAN通信エリア(以下、AP通信エリアと記載する)に進入したことを検出すると、進入情報を情報管理装置へ送信する。これにより、情報管理装置から無線LANアクセスポイントの設置情報に応じた広告コンテンツが無線端末へ送信される。
ここで、実施形態に係る情報提供処理の一例について、図1Bを参照して説明する。広告主端末は、通信ネットワークを介して広告情報を情報管理装置へ送信することにより広告情報を入稿する(ステップS1)。情報管理装置の制御部は、広告主端末から広告情報を受信すると、受信した広告情報をDBに記憶する(ステップS2)。
また、無線LANアクセスポイントを有する事業者BYは、無線LANアクセスポイントのAP情報を事業者BYの端末装置から通信ネットワークを介して情報管理装置へ送信する(ステップS3)。情報管理装置の制御部は、AP情報をDBに記憶する(ステップS4)。
無線端末の制御部は、ユーザの行動に基づき、AP−IDリストの生成を行う(ステップS5)。ここでは、AP−IDリストには、図1Aに示すように、「A101」、「A105」、・・・などのAP−IDが設定されているものとする。AP−IDは、例えば、無線LANアクセスポイントの無線LAN通信部のMACアドレス(Media Access Control address)またはESS−ID(Extended Service Set Identifier)であり、以下においては、便宜上、「A101」や「A102」などと表記する。
その後、無線端末のユーザが、無線LANアクセスポイントのAP通信エリアに進入すると、無線端末は、無線LANアクセスポイントから送信される無線信号を検出する(ステップS6)。かかる無線信号には、AP−IDが含まれており、無線端末の制御部は、無線信号に含まれるAP−IDがAP−IDリストに含まれているか否かを判定する。
無線端末の制御部は、無線信号に含まれるAP−IDが「A101」である場合、AP−IDリストに含まれるAP−IDの無線LANアクセスポイントのAP通信エリアに進入したことを検出し(ステップS7)、AP−ID「A101」を含む進入情報を通信ネットワーク経由で情報管理装置へ送信する(ステップS8)。
情報管理装置の制御部は、無線端末から進入情報を受信すると、無線端末の進入場所に応じた広告コンテンツをDBから抽出する(ステップS9)。情報管理装置のDBには、上述したように、AP−IDと設置場所情報を関連付けたAP情報が記憶されており、情報管理装置の制御部は、進入情報に含まれるAP−IDに対応する設置場所情報をDBから取得する。そして、情報管理装置の制御部は、設置場所情報に対応する配信条件が指定された広告コンテンツをDBから抽出する。
情報管理装置の制御部は、DBから抽出した広告コンテンツを通信ネットワーク経由で無線端末へ送信する(ステップS10)。無線端末の制御部は、情報管理装置から広告コンテンツを受信すると、受信した広告コンテンツを表示部に表示する(ステップS11)。また、情報管理装置の制御部は、広告主の広告コンテンツ毎に、無線端末への送信履歴に基づき、事業者BYに対する対価額を算出し、決済処理を行う(ステップS12)。
このように、実施形態に係る情報提供処理では、無線端末のユーザの行動履歴に応じたAP−IDリストに基づいて無線端末から進入情報が送信され、無線端末のユーザに対して広告コンテンツが提供される。したがって、無線端末のユーザの行動に応じた適切な広告コンテンツを無線端末のユーザへ提供することができる。
また、無線LANアクセスポイントを有する事業者BYは、AP情報を事業者BXの情報管理装置へ提供することで、事業者BXから情報提供の対価を得ることができる。したがって、無線LANアクセスポイントを有する事業者が積極的に情報提供サービスに参加する動機付けとなり、情報提供サービスの規模の拡大を容易に行うことができる。
[2.情報提供システム1の構成]
図2を用いて、実施形態に係る情報提供システム1の構成例について説明する。図2は、実施形態に係る情報提供システム1の構成例を示す図である。
図2に示すように、情報提供システム1は、複数の無線LANアクセスポイント21〜2m(以下、無線LANアクセスポイント2と総称する場合がある)、複数の無線端末31〜3n(以下、無線端末3と総称する場合がある)と、情報管理装置4とを備える。
無線端末31〜3nは、それぞれユーザU1〜Un(以下、ユーザUと総称する場合がある)に保持される。また、無線LANアクセスポイント21〜2mおよび情報管理装置4は、通信ネットワーク6に接続される。通信ネットワーク6は、例えば、インターネットなどのWAN(Wide Area Network)である。また、広告主端末5やサイトサーバ8なども通信ネットワーク6に接続される。
無線LANアクセスポイント21〜2mは、無線LAN通信によりそれぞれAP通信エリア71〜7m(以下、AP通信エリア7と総称する場合がある)内に存在する無線端末3との通信を行い、無線端末3からの要求に応じて通信ネットワーク6に接続された情報管理装置4やサイトサーバ8との間の通信を中継する。
無線LANは、例えば、IEEE802.11によって規定される無線LANなどがあるが、かかる規格の無線LANに限定されるものではない。なお、サイトサーバ8は、無線端末3からの要求に応じてWebページなどの情報を提供する。
無線端末3は、モバイルPC(Personal computer)などのように無線LAN通信機能を有する端末装置であり、無線LANアクセスポイント2との間で通信が可能である。また、無線端末3は、スマートフォンなどのように無線LAN通信機能と無線WAN通信機能を有する端末装置であってもよく、この場合、無線端末3は、無線LANアクセスポイント2および無線WAN基地局との間で通信が可能である。なお、無線WAN基地局は、通信ネットワーク6に接続される。
無線端末3には、情報通知アプリケーション(以下、情報通知アプリと記載する)がインストールされている。無線端末3は、例えば、通信ネットワーク6を介して情報管理装置4から提供される情報通知アプリプログラムのデータを取得し、内部の記憶部に展開することにより情報通知アプリを実行可能にする。
情報管理装置4は、広告主端末5からの広告情報の入稿を受け付け、無線端末3の進入場所に応じて広告情報に含まれる広告コンテンツを無線端末3へ提供する。以下、無線LANアクセスポイント2、無線端末3および情報管理装置4の順にそれぞれの構成を説明する。
[3.無線LANアクセスポイント2の構成]
まず、無線LANアクセスポイント2の構成例について具体的に説明する。図3は、無線LANアクセスポイント2の構成例を示す図である。図3に示すように無線LANアクセスポイント2は、無線LAN通信部11と、WAN通信部12と、制御部13と、記憶部14とを有する。
無線LAN通信部11は、無線LAN通信を行う通信インタフェースであり、無線LAN通信機能を搭載した無線端末3との間で情報の送受信を行う。WAN通信部12は、通信ネットワーク6に接続され、通信ネットワーク6に接続された装置(例えば、情報管理装置4やサイトサーバ8)との間で情報の送受信を行う。かかるWAN通信部12は、通信ネットワーク6との接続を有線または無線で行う。
制御部13は、情報中継処理を行う。制御部13は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。制御部13は、内部のCPU(Central Processing Unit)またはMPU(Micro Processing Unit)によって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、情報中継処理を実行する。
制御部13は、例えば、無線端末3から無線LAN通信部11を介して取得した情報をWAN通信部12から情報管理装置4やサイトサーバ8へ送信し、また、情報管理装置4やサイトサーバ8からWAN通信部12を介して取得した情報を無線LAN通信部11から無線端末3へ送信する。
なお、無線LAN通信部11は、無線パケット(例えば、ビーコン)をブロードキャストしている。かかる無線パケットには、無線LAN通信部11のMACアドレスやESS−IDの情報が含まれており、無線端末3は、無線LAN通信部11から無線パケットを受信することで、無線LANアクセスポイント2のAP−IDを取得することができる。
また、無線LAN通信部11は、無線端末3からプローブ要求と呼ばれる無線パケットがブロードキャストなどによって送信された場合に、プローブ応答と呼ばれる無線パケットを無線端末3へ送信するようにしてもよい。かかるプローブ応答には、無線LAN通信部11のMACアドレスやESS−IDの情報が含まれており、無線端末3は、無線LAN通信部11からプローブ応答を受信することで、無線LANアクセスポイント2のAP−IDを取得することができる。
[4.無線端末3]
次に、無線端末3の構成について説明する。図4は、無線端末3の構成例を示す図である。図3に示すように、無線端末3は、無線LAN通信部20と、無線WAN通信部21と、表示部22と、操作部23と、位置検出部24と、記憶部25と、制御部26とを有する。無線LAN通信部20は、無線LANアクセスポイント2との間で情報の送受信を行う通信インタフェースである。無線WAN通信部21は、無線WAN基地局(図示せず)との間で情報の送受信を行う通信インタフェースである。無線WAN基地局は、例えば、公衆電話通信網の無線基地局や公衆データ通信網の無線基地局である。
表示部22は、タッチパネル式のディスプレイである。無線端末3のユーザUは、表示部22の画面上を指などで操作することで、表示部22に表示された情報通知カードアプリの操作画面に対する操作が可能である。かかる表示部22は、例えば、小型のLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。
操作部23は、文字、数字およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボードや、電源ボタンなどを有する。
位置検出部24は、GPS(Global Positioning System)受信機能を有し、無線端末3の現在位置の情報を取得する。現在位置の情報は、緯度および経度であるが、住所であってもよい。
[4.1.記憶部25]
記憶部25は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。かかる記憶部25は各種プログラムが記憶される。記憶部25に記憶されるプログラムは、例えば、OS(Operating System)、情報管理装置4から取得された情報通知カードアプリプログラムなどである。
また、記憶部25は、AP−IDリスト31、設定情報32、滞在状態判定テーブル33、行動履歴情報34および提供情報35が記憶される。これらの情報は、制御部26が情報通知カードアプリを実行することにより、記憶部25に設定され、更新される。
なお、無線端末3は不図示の読取装置を備えており、制御部26は、読取装置を経由して記録媒体に記録されている情報通知カードアプリプログラムを読み込んで記憶部25に記憶することもできる。記録媒体としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
[4.1.1.AP−IDリスト31]
図5は、記憶部25に記憶されるAP−IDリスト31の一例を示す図である。図5に示すように、AP−IDリスト31は、「第1AP−ID」、「第2AP−ID」および「順位」が関連付けられた情報であり、リスト生成部41によって生成および更新される。
「第1AP−ID」は、無線LANアクセスポイント2のMACアドレスである。MACアドレスは、無線LANアクセスポイント2から送信される無線信号に含まれる情報である。
「第2AP−ID」は、無線LANアクセスポイント2のESS−IDと位置を示す緯度経度情報とを組み合わせた情報である。ESS−IDは、無線LANアクセスポイント2から送信される無線信号に含まれる情報であり、また、緯度経度情報は、位置検出部24によって検出される無線端末3の現在位置の情報である。
「順位」は、例えば、ユーザUの嗜好度合いを示し、ユーザUの嗜好度合いが高い場所のAP−IDほど「順位」が高く設定される。
[4.1.2.設定情報32]
図6は、記憶部25に記憶される設定情報32の一例を示す図である。図6に示すように、設定情報32は、「登録情報」、「リスト設定感度」および「進入検出感度」を関連付けた情報を含む。
「登録情報」は、「ユーザID」、「年齢」、「性別」および「エリア」の情報を含む。「ユーザID」は、無線端末3のユーザUに固有の識別情報であり、情報管理装置4によって付与される。「年齢」および「性別」は、ユーザUの年齢および性別を示す情報である。「エリア」は、ユーザUがよく行くエリアを示す情報である。
「リスト設定感度」は、AP−IDリスト31を生成するための基準を示す設定情報であり、「滞在状態」、「進入頻度/進入回数」、「クーポン情報利用」および「広告情報閲覧」の情報が含まれる。「滞在状態」は、滞在状態判定テーブル33によって判定されるAP通信エリア7での滞在状態の閾値、「進入頻度/進入回数」はAP通信エリア7への進入頻度の閾値またはAP通信エリア7への進入回数の閾値である。
「クーポン情報利用」は、クーポン情報をAP通信エリア7で利用した場合にAP−IDリスト31にAP通信エリア7に対応するAP−IDを追加するかどうかのフラグである。フラグが「1」である場合、クーポン情報をAP通信エリア7で利用した場合にAP−IDリスト31へのAP−IDの追加を行い、フラグが「0」である場合、AP−IDリスト31へのAP−IDの追加を行わない。
「広告情報閲覧」は、無線LANアクセスポイント2の設置場所に対応する広告情報へアクセスした場合に、AP−IDリスト31にAP−IDを追加するかどうかのフラグである。フラグが「1」である場合、AP−IDリスト31にAP−IDの追加を行い、フラグが「0」である場合、AP−IDリスト31にAP−IDの追加を行わない。
「進入検出感度」は、AP通信エリア7への無線端末3が進入したかどうかを判定するための情報であり、「滞在時間」および「電波強度」の情報を含む。「滞在時間」は、無線端末3のAP通信エリア7での滞在時間である。「電波強度」は、無線LANアクセスポイント2の無線信号を無線端末3で受信したときの電波強度である。
[4.1.3.滞在状態判定テーブル33]
図7は、滞在状態判定テーブル33の一例を示す図である。滞在状態判定テーブル33は、滞在状態の種類を滞在時間の長さと電波強度の強さとに関連付けたテーブルである。
図7に示す滞在状態判定テーブル33の例では、滞在状態の種類は、「通過/中距離」、「通過/近距離」、「徘徊/遠距離」、「徘徊/中距離」、「徘徊/近距離」、「滞在/遠距離」、「滞在/中距離」、「滞在/近距離」である。なお、図7に示す滞在状態の種類は、一例であり、他の種類分けによって滞在状態判定テーブル33を設定することもできる。
滞在状態判定テーブル33において、「短」は、滞在時間が第1時間閾値以上第2時間閾値未満である場合を示し、「並」は、滞在時間が第2時間閾値以上第3時間閾値未満である場合を示し、「長」は、滞在時間が第3時間閾値以上である場合を示す。
また、滞在状態判定テーブル33において、「弱」は、電波強度が第1強度閾値以上第2強度閾値未満である場合を示し、「中」は、電波強度が第2強度閾値以上第3強度閾値未満である場合を示し、「強」は、電波強度が第3強度閾値以上である場合を示す。なお、ここでは、「滞在時間」および「電波強度」をそれぞれ3つの状態に分けているが、2つまたは4つ以上の状態に分けてもよい。
[4.1.4.行動履歴情報34]
図8は、記憶部25に記憶される行動履歴情報34の一例を示す図である。図8に示すように、行動履歴情報34は、「AP−ID」と「行動履歴」とが関連付けられた情報である。なお、「AP−ID」は、「第1AP−ID」であるが、「第2AP−ID」であってもよい。
「行動履歴」は、無線端末3のユーザUの行動内容を示す情報である。例えば、図8に示す行動履歴情報34の行動履歴には、無線端末3が進入したAP通信エリア7における滞在日時および電波強度の情報が含まれる。
滞在日時および電波強度は、進入検出部42によって検出される情報であり、進入検出部42により行動履歴情報34に設定される。なお、電波強度は、無線LAN通信部20によって受信される無線LANアクセスポイント2からの無線信号の電波強度である。
また、図8に示す行動履歴情報34の行動履歴には、無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7におけるクーポン情報の利用を示す情報が含まれる。クーポン情報の利用を示す情報には、クーポン情報の内容および利用日時の情報が含まれる。
また、図8に示す行動履歴情報34の行動履歴には、無線LANアクセスポイント2の設置場所に対応する広告情報の閲覧を示す情報が含まれる。広告情報の閲覧を示す情報には、広告情報の内容および閲覧日時の情報が含まれる。
[4.1.5.提供情報35]
提供情報35は、例えば、情報管理装置4やサイトサーバ8から制御部26が取得した情報である。提供情報35は、例えば、情報管理装置4から提供されるクーポン情報や広告情報のアクセス情報である。アクセス情報は、広告情報へのアクセスのための情報であり、例えば、広告情報を提供する装置(例えば、情報管理装置4)のURL(Uniform Resource Locator)などである。
[4.2.制御部26]
制御部26は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部26は、例えば、CPUやMPU等によって、記憶部25に記憶されているプログラムが図示しない内部RAMを作業領域として実行されることにより後述する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
かかる制御部26は、記憶部25にプログラムデータが記憶されている情報通知カードアプリを実行することによって、リスト生成部41、進入検出部42、情報送信部43、情報受信部44および表示制御部45として機能する。なお、制御部26の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
[4.2.1.リスト生成部41]
リスト生成部41は、無線端末3のユーザUの行動履歴に応じたAP−IDリスト31を生成および更新する。かかるAP−IDリスト31に含まれるAP−IDは、ユーザUの行動に応じた場所に設置された無線LANアクセスポイント2のAP−IDである。ユーザUの行動に応じた場所は、例えば、ユーザUがよく行く場所、ユーザUの行動(例えば、クーポン情報の利用や広告情報の閲覧)から判定されたユーザUの好みの場所、ユーザUの行動から判定されたユーザUにお薦めの場所などである。
リスト生成部41は、記憶部25に記憶された行動履歴情報34に基づき、ユーザUの行動を解析し、ユーザUがよく行く店や好きな店などを判定し、かかる判定結果に基づき、AP−IDリスト31の生成および更新を行う。
具体的には、リスト生成部41は、行動履歴情報34に基づき、クーポン情報のユーザによる利用結果、広告情報へのアクセス結果、および、AP通信エリア7への進入状態などを判定し、ユーザUがよく行く場所、ユーザUの好みの場所およびユーザUにお薦めの場所などユーザUの行動に応じた場所を判定し、AP−IDリスト31の生成および更新を行う。
例えば、リスト生成部41は、ユーザUによってクーポン情報が利用されたAP通信エリア7の無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。また、リスト生成部41は、ユーザUによってクーポン情報が利用されなかったAP通信エリア7の無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31から削除することもできる。
また、例えば、リスト生成部41は、ユーザUによって閲覧された広告情報に対応する無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。また、リスト生成部41は、ユーザUによって閲覧されない広告情報に対応する無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31から削除することもできる。
また、例えば、リスト生成部41は、無線端末3のAP通信エリア7への進入頻度、進入回数または進入状態が設定情報32に設定された条件を満たす無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
具体的には、リスト生成部41は、無線端末3のAP通信エリア7への進入頻度が閾値以上である無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。また、リスト生成部41は、無線端末3のAP通信エリア7への進入回数が閾値以上である無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
また、リスト生成部41は、行動履歴情報34から無線端末3のAP通信エリア7における滞在時間および電波強度を抽出し、記憶部25に記憶された滞在状態判定テーブル33に基づき、無線端末3のAP通信エリア7への進入状態の種類を判定する。
例えば、設定情報32の「滞在状態」として「滞在/近滞在」および「滞在/中距離」が設定され、設定情報32の「進入回数」として「3回」が設定されているとする。この場合、リスト生成部41は、「滞在/近滞在」または「滞在/中距離」の状態が「3回」以上検出されたAP通信エリア7のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
また、設定情報32の「滞在状態」として「徘徊/遠距離」、「徘徊/中距離」および「徘徊/近距離」が設定され、設定情報32の「進入頻度」として「2回/週」が設定されているとする。この場合、リスト生成部41は、「徘徊/遠距離」、「徘徊/中距離」および「徘徊/近距離」の状態が「2回/週」以上の頻度で検出されたAP通信エリア7のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
なお、リスト生成部41は、設定情報32において「登録情報」の「エリア」が設定されている場合、「エリア」に設定されているエリアに存在するAP−IDのみをAP−IDリスト31に追加することもできる。記憶部25には、無線LANアクセスポイント2の無線信号を受信した場合の緯度経度情報とAP−IDとが関連付けられたAP位置情報が記憶されており、リスト生成部41は、記憶部25に記憶されているAP位置情報に基づいて、エリアを判定する。
[4.2.2.進入検出部42]
進入検出部42は、AP−IDリスト31に含まれるAP−IDを有する無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7への進入を検出する。
例えば、進入検出部42は、無線LANアクセスポイント2から送信される無線信号に含まれるMACアドレスがAP−IDとしてAP−IDリスト31に含まれている場合、AP−IDリスト31に対応するAP通信エリア7へ進入したことを検出する。
また、無線LAN通信部20が動作していない場合、進入検出部42は、位置検出部24からの移動経度の情報を取得し、かかる移動経度と一致または近傍の緯度経度の情報を含む第2AP−IDが含まれている場合、AP−IDリスト31に対応するAP通信エリア7への進入を検出する。
例えば、AP−IDリスト31が図5に示す状態であるとする。この場合、進入検出部42は、位置検出部24によって検出された緯度経度情報が「緯度経度A」である場合、AP−IDリスト31に含まれるAP−ID「A101」に対応するAP通信エリア7へ無線端末3が進入したことを検出する。
また、進入検出部42は、設定情報32に含まれる「進入検出感度」の条件を満たす場合に、AP通信エリア7への進入を検出する。具体的には、無線LANアクセスポイント2から送信される無線信号の電波強度が設定情報32に含まれる「進入検出感度」の「電波強度」以上であり、また、無線LANアクセスポイント2から送信される無線信号の受信継続期間が設定情報32に含まれる「進入検出感度」の「滞在時間」以上である場合に、AP通信エリア7へ進入したことを検出する。
このように、進入検出部42は、AP−IDリスト31にAP−IDが含まれる無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7に進入し、かつ、「進入検出感度」の条件を満たした場合に、AP−IDリスト31に含まれるAP−IDを有する無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7へ進入したと判定する。
そして、進入検出部42は、AP−IDリスト31に含まれるAP−IDを有する無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7への進入を検出すると、進入情報を情報送信部43へ出力する。進入情報は、例えば、無線端末3が進入したAP通信エリア7を有する無線LANアクセスポイント2のAP−ID(例えば、第1AP−ID)と、無線端末3のユーザUのユーザIDとを含む情報である。なお、進入検出部42は、進入情報にはユーザIDを含まないようにしてもよい。
また、進入検出部42は、AP−IDリスト31に関係なく、無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7への進入を検出すると、検出結果を行動履歴としてAP−IDと関連付けて行動履歴情報34へ追加する。
例えば、AP−ID「A101」の無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7に進入した日時が2013年6月19日の12時28分50秒から12時38分15秒であり、無線LAN通信部20で受信した無線LANアクセスポイント2の無線信号の電波強度が「8」であるとする。
この場合、進入検出部42は、図8に示すように、AP−ID「A101」の行動履歴として、「滞在時間:2013/6/19 12:28:50−12:38:15」と「電波強度:8」の情報を行動履歴情報34に追加する。なお、ここでは、説明の便宜上、電波強度を相対的な強度として0〜10の範囲であるとしているが、dBmを単位としてもよい。
なお、進入検出部42は、無線LANアクセスポイント2の無線信号を受信した場合、位置検出部24から緯度経度情報を取得し、かかる緯度経度情報を無線LANアクセスポイント2のAP−IDと関連付けて上述したAP位置情報として記憶部25に記憶する。
[4.2.3.情報送信部43]
情報送信部43は、進入検出部42によってAP通信エリア7への進入が検出された場合に、進入検出部42から取得した進入情報を情報管理装置4へ送信する。かかる進入情報は、上述したように、無線端末3が進入している無線LANアクセスポイント2のAP−IDを含む。
また、情報送信部43は、操作部23へのユーザ操作に応じた要求を送信する。例えば、操作部23へのユーザ操作により情報通知アプリの初期設定が行われた場合、情報送信部43は、登録情報を含む登録要求を無線LAN通信部20または無線WAN通信部21を介して情報管理装置4へ送信する。登録情報は、例えば、設定情報32の「登録情報」である。
また、例えば、操作部23へのユーザ操作により広告情報のアクセス情報が選択された場合、情報送信部43は、アクセス情報に基づいたアクセス先に対する広告情報送信要求を無線LAN通信部20または無線WAN通信部21を介してアクセス先の装置(例えば、情報管理装置4またはサイトサーバ8)へ送信する。アクセス情報は、例えば、提供情報35に含まれる情報である。
[4.2.4.情報受信部44]
情報受信部44は、情報送信部43による進入情報の送信に応じて情報管理装置4から送信される広告コンテンツを受信し、受信した広告コンテンツを記憶部25の提供情報35に追加する。なお、進入情報に対して情報管理装置4から送信される情報は、広告コンテンツに加え、ニュースや周辺情報なども含む場合がある。
また、情報受信部44は、情報送信部43による登録要求の送信に応じて情報管理装置4から送信されるクーポン情報を受信し、受信したクーポン情報を記憶部25の提供情報35に追加する。また、情報受信部44は、情報送信部43による登録要求の送信に応じて情報管理装置4から送信される登録情報を受信し、受信した登録情報を記憶部25の設定情報32に追加する。
また、情報受信部44は、情報送信部43による広告情報送信要求の送信に応じて情報管理装置4から送信される広告情報を受信し、受信した広告情報を記憶部25の提供情報35に追加する。
また、情報受信部44は、広告情報送信要求に応じた広告情報を受信した場合に、かかる広告情報の閲覧履歴を行動履歴情報34に追加する。広告情報には、関連する無線LANアクセスポイント2のAP−IDが含まれており、情報受信部44は、広告情報の閲覧履歴を広告情報に含まれるAP−IDに対応付けて行動履歴情報34へ追加する。図8に示す行動履歴情報34では、AP−ID「A105」の無線LANアクセスポイント2に対応する広告情報Abが閲覧されたことを示す情報が含まれている。
なお、広告情報の閲覧履歴は、情報送信部43がアクセス情報に基づいたアクセス先に対する広告情報送信要求を送信した場合に、情報送信部43によって行動履歴情報34へ追加されるようにしてもよい。
[4.2.5.表示制御部45]
表示制御部45は、記憶部25に記憶された設定情報32や提供情報35を表示部22に表示する。設定情報32には、上述した「登録情報」、「リスト設定感度」および「進入検出感度」の他、例えば、初期設定画面や情報表示画面などのレイアウト情報が含まれる。
表示制御部45は、例えば、ユーザUの操作部23への操作(以下、ユーザ操作と記載する)により初期設定が選択された場合、記憶部25から設定情報32やレイアウト情報を取得し、初期設定画面を表示部22に表示する。図9(a)は、初期設定画面の一例を示す図である。かかる初期設定画面において、ユーザUは、操作部23への入力により、「年齢」、「性別」および「エリア」を入力し、「登録確定」ボタン81を操作すると、表示制御部45は、入力された登録情報を設定情報32に追加し、また、入力された登録情報を含む登録要求を情報送信部43が情報管理装置4へ送信する。
また、情報送信部43によって広告コンテンツが受信されて提供情報35に追加された場合、提供情報35に追加された広告コンテンツを記憶部25から抽出して表示部22に表示する。図9(b)は、表示部22に表示される広告コンテンツ82の一例を示す図である。
このように、ユーザUの行動履歴に応じたAP−IDリスト31にAP−IDが含まれる無線LANアクセスポイント2に無線端末3が進入した場合に、ユーザUに広告コンテンツが提供される。なお、図9(b)に示す例では、広告コンテンツ82にアクセス情報85が付加されている。アクセス情報85には、「カフェX」のURLが含まれる。かかるアクセス情報85が、ユーザ操作により選択されると、情報送信部43からアクセス先へのアクセスが行われ、「カフェX」の広告情報(例えば、カフェXのWebページ)が情報受信部44により取得される。
また、表示制御部45は、例えば、情報送信部43によってアクセス情報が受信されて提供情報35に追加された場合、提供情報35に追加されたアクセス情報を記憶部25から抽出して表示部22に表示する。図9(c)は、表示部22に表示されるアクセス情報83の一例を示す図である。
図9(c)に示す例では、アクセス情報83として、「カフェX」、「カフェY」および「カフェZ」のURLがそれぞれ含まれる。かかるアクセス情報83のいずれかのURLが、ユーザ操作により選択されると、上述したように、情報送信部43からアクセス先へのアクセスが行われ、アクセス情報83に対応する広告情報が情報受信部44により取得される。
また、表示制御部45は、例えば、ユーザ操作により提供情報35のクーポン情報が選択された場合、クーポン情報を記憶部25から抽出して表示部22に表示する。図9(d)は、表示部22に表示されるクーポン情報84の一例を示す図である。
図9(d)に示すクーポン情報は、二次元バーコードとしているが、一次元バーコードやその他の情報であってもよい。表示制御部45は、クーポン情報84を表示部22に表示すると、かかるクーポン情報が利用されたと判定し、クーポン情報84の利用履歴として行動履歴情報34に追加する。
クーポン情報84の利用履歴には、利用されたクーポン情報84の内容が含まれる。表示制御部45は、進入検出部42で現在検出されている無線LANアクセスポイント2のAP−IDを利用されたクーポン情報の内容と共に、行動履歴情報34に追加する。図8に示す行動履歴情報34には、AP−ID「A101」でクーポン情報Caが利用されたことを示す情報が含まれている。
なお、表示制御部45は、例えば、ユーザ操作により初期設定が選択された場合、初期設定画面として、「登録情報」に加え、「リスト設定感度」や「進入検出感度」などの情報の入力枠を表示部22に表示することもできる。この場合、ユーザUは、操作部23への入力により、「登録情報」に加え、「リスト設定感度」や「進入検出感度」を入力し、「登録確定」ボタン81を操作すると、表示制御部45は、入力された情報を設定情報32に追加し、また、情報送信部43が登録要求を情報管理装置4へ送信する。
また、表示制御部45は、ユーザ操作により設定情報変更が選択された場合、設定情報変更画面として、「リスト設定感度」や「進入検出感度」の入力枠を表示部22に表示し、ユーザ操作により入力された情報に基づき、設定情報32を更新する。
[5.情報管理装置4]
次に、情報管理装置4の構成について具体的に説明する。図10は、情報管理装置4の構成例を示す図である。図10に示すように情報管理装置4は、通信部50と、記憶部51と、制御部52とを有する。さらに、記憶部51は、広告情報DB61と、場所情報DB62と、ユーザ情報DB63とを有し、制御部52は、広告情報取得部71と、場所情報取得部72と、情報提供部73と、決済処理部74とを有する。
通信部50は、NIC等のインタフェースである。制御部52は、通信部50および通信ネットワーク6を介して、無線LANアクセスポイント2、無線端末3およびサイトサーバ8との間で各種の情報を送受信することができる。広告情報DB61、場所情報DB62およびユーザ情報DB63は、例えば、ハードディスク、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、光ディスク等の記憶装置である。
制御部52は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部52は、内部のCPUまたはMPUによって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、広告情報取得部71、場所情報取得部72、情報提供部73および決済処理部74として機能する。
なお、制御部52の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。また、情報管理装置4は不図示の読取装置を備えており、制御部52は、読取装置を経由して記録媒体に記録されているプログラムを内部の記憶装置に読み込んだ後、かかるプログラムを実行することにより、上述した制御部52の機能を実現することができる。なお、記録媒体としては、光ディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク等が挙げられる。
[5.1.広告情報取得部71]
広告情報取得部71は、広告主の装置から広告情報の配信要求を受け付ける。配信要求には広告情報が含まれ、かかる広告情報には、配信先や配信数などの配信条件と、配信対象の広告コンテンツの情報とが含まれる。広告情報取得部71は、広告情報の配信要求を受け付けると、受け付けた広告情報を広告情報DB61の広告情報テーブルに設定する。
図11は、広告情報DB61に記憶される広告情報テーブルの一例を示す図である。図11に示すように、広告情報テーブルは、「広告ID」に対して「配信条件」および「広告コンテンツ」を対応付けた情報を含む。
「広告ID」は、受け付けられた配信要求毎に割り当てられる識別情報であり、広告情報取得部71によって割り当てられる。「配信条件」は、配信要求で指定された広告コンテンツの配信先の条件である。「広告コンテンツ」は、配信対象の広告コンテンツであり、例えば、テキスト広告、静止画広告、動画広告、アニメーション広告、バナー広告などがある。
「配信条件」は、例えば、地域、業種、店舗、時間帯などを配信先とする条件である。例えば、図11に示す例では、広告ID「O1」の配信条件として「午後1時から午後2時の間に東京都千代田区にいるユーザ」が設定され、広告ID「O2」の配信条件として「東京都千代田区のカフェにいるユーザ」が設定され、広告ID「O3」の配信条件として、「バーZにいるユーザ」が設定される。
また、広告情報DB61には、上述したクーポン情報やアクセス情報なども記憶しており、これらのクーポン情報やアクセス情報は、例えば、関連する店舗の場所と関連付けられて広告情報DB61に記憶される。例えば、クーポン情報には、このクーポン情報が利用される店舗の場所情報が関連付けられ、また、アクセス情報には、アクセスにより取得される広告情報に対応する場所情報が関連付けられる。
[5.2.場所情報取得部72]
場所情報取得部72は、無線LANアクセスポイント2のAP情報を事業者の端末装置から取得し、場所情報DB62の場所情報テーブルに設定する。AP情報は、無線LANアクセスポイント2のAP−IDと、無線LANアクセスポイント2の設置場所に関する情報である設置場所情報とを関連付けた情報である。設置場所情報には、店舗名、業種、店舗位置などが含まれるが、さらに、店舗での混雑具合、客層、営業時間、提供商品や提供サービスの内容などを含めてもよい。
図12は、場所情報DB62に記憶される場所情報テーブルの一例を示す図である。図12に示すように、場所情報テーブルは、「AP−ID」、「店舗名」、「業種」および「店舗位置」などの場所情報を関連付けた情報である。「店舗名」、「業種」および「店舗位置」は、それぞれAP−IDに対応する無線LANアクセスポイント2が設置された店舗の名称、業種および住所である。
[5.3.情報提供部73]
情報提供部73は、無線端末3から送信された情報に応じた情報を広告情報DB61から取得し、取得した情報を無線端末3へ送信する。
例えば、情報提供部73は、無線端末3から進入情報を取得した場合、進入情報に含まれるAP−IDに対応する場所情報を場所情報テーブルから取得する。場所情報は、「店舗名」、「業種」および「店舗位置」であるが、場所情報テーブルに店舗での混雑具合、客層、営業時間、提供商品や提供サービスの内容などがある場合、情報提供部73は、これらの情報を取得することもできる。
情報提供部73は、場所情報を取得すると、かかる場所情報に応じた広告コンテンツを広告情報テーブルから抽出する。例えば、広告情報テーブルおよび場所情報テーブルがそれぞれ図11および図12に示す状態であり、かつ、進入情報に含まれるAP−IDが「A102」である場合、情報提供部73は、場所情報「バーZ」を配信条件とする広告ID「O3」の広告コンテンツYcを広告情報テーブルから取得する。
また、例えば、進入情報に含まれるAP−IDが「A101」である場合、情報提供部73は、業種「カフェ」および店舗位置「東京都千代田区」を配信条件とする広告ID「O2」の広告コンテンツYbを広告情報テーブルから取得する。
なお、広告ID「O1」の配信条件が「東京都千代田区」および「午後1時から午後2時の間」であることから、情報提供部73は、進入情報に含まれるAP−IDが「A101」である場合、時間帯が午後1時から2時の間であれば広告ID「O1」の広告コンテンツYaを広告情報テーブルから取得することもできる。情報提供部73は、広告コンテンツYaおよび広告コンテンツYbのいずれを取得するかを、例えば、広告コンテンツの配信単価や配信残数などによって決定することができる。
また、情報提供部73は、無線端末3から登録要求を受信した場合、登録要求に含まれる登録情報をユーザ情報DB63に記憶する。登録情報には無線端末3のユーザUがよく行く「エリア」の情報が含まれており、情報提供部73は、「エリア」に含まれる場所情報に関連付けられたクーポン情報を広告情報DB61から取得し、登録要求を行った無線端末3へ送信する。
例えば、「東京都千代田区のカフェX」や「東京都千代田区のレストランY」のクーポン情報が広告情報DB61に記憶されているとする。この場合、情報提供部73は、無線端末3からの登録情報の「エリア」が「東京都千代田区」である場合、「カフェX」や「レストランY」のクーポン情報を広告情報DB61から抽出し、登録要求を行った無線端末3へ送信する。
また、情報提供部73は、クーポン情報や広告コンテンツを送信する際に、広告情報DB61からアクセス情報を抽出し、クーポン情報や広告コンテンツにアクセス情報を付加することもできる。
[5.4.決済処理部74]
決済処理部74は、情報提供部73による場所情報に応じた広告コンテンツの送信履歴に基づき、無線LANアクセスポイント2を有する事業者(以下、AP事業者と記載する)に対する対価額を算出し、決済処理を行う。
広告コンテンツの送信回数は、AP―IDと関連付けて場所情報DB62に記憶され、決済処理部74は、場所情報を提供したAP事業者毎に、場所情報DB62に記憶された広告コンテンツの送信回数に基づき、AP事業者に対する対価額を算出し、決済処理を行う。なお、決済処理部74は、例えば、通信ネットワーク6に接続された決済サーバ(図示せず)へ対価の情報を含む決済要求を行うことによって決済処理を行う。
[6.情報提供システム1の処理フロー]
次に、実施形態に係る情報提供システム1による情報提供処理の手順について説明する。図13および図14は、情報提供システム1による情報提供処理フローを説明するための図である。以下においては、図13を参照して無線端末3の情報処理を説明し、図14を参照して情報管理装置4の情報処理を説明する。
[6.1.無線端末3の処理フロー]
まず、実施形態に係る無線端末3の情報処理について説明する。図13は、実施形態に係る無線端末3の情報処理の一例を示すフローチャートである。かかる動作は、無線端末3の制御部26によって繰り返し実行される処理である。
図13に示すように、無線端末3の制御部26は、ユーザ操作により情報(例えば、登録情報、リスト設定感度、進入検出感度など)が入力されたか否かを判定する(ステップS20)。かかる処理において、ユーザ操作により情報が入力されたと判定すると(ステップS20;Yes)、入力された情報を記憶部25に記憶する(ステップS21)。また、入力された情報が登録情報を含む場合、制御部26は、情報管理装置4へ登録要求を送信する。
ユーザ操作により情報が入力されていないと判定すると(ステップS20;No)、制御部26は、AP通信エリア7に無線端末3が進入したか否かを判定する(ステップS22)。かかる処理において、AP通信エリア7に無線端末3が進入したと判定すると(ステップS22;Yes)、制御部26は、進入情報通知処理を行う(ステップS23)。
具体的には、制御部26は、進入情報通知処理を開始すると、まず、無線端末3が進入したAP通信エリア7の無線LANアクセスポイント2のAP−IDがAP−IDリスト31に含まれるか否かを判定する。AP−IDリスト31に進入したAP通信エリア7に対応するAP−IDが含まれる場合、制御部26は、進入したAP通信エリア7に対応するAP−IDを含む進入情報を情報管理装置4へ送信する。
AP通信エリア7に無線端末3が進入していないと判定すると(ステップS22;No)、制御部26は、情報管理装置4またはサイトサーバ8から情報を受信したか否かを判定する(ステップS24)。情報を受信したと判定した場合(ステップS24;Yes)、制御部26は、受信した情報を表示部22に表示し、また、記憶部25の提供情報35に追加する(ステップS25)。
情報を受信していないと判定した場合(ステップS24;No)、制御部26は、AP−IDリスト31を更新するか否かを判定する(ステップS26)。かかる処理において、制御部26は、行動履歴情報34に基づいてAP−IDリスト31を更新するか否かを判定する。AP−IDリスト31を更新すると判定すると(ステップS26;Yes)、制御部26は、AP−IDリスト31を更新する(ステップS27)。
ステップS21、S23、S25、S27の処理が終了した場合、または、ステップS26において、AP−IDリスト31を更新しないと判定した場合(ステップS26;No)、制御部26は処理を終了する。
[6.2.情報管理装置4の処理フロー]
次に、情報管理装置4の情報処理について説明する。図14は、実施形態に係る情報管理装置4の情報処理を示すフローチャートである。かかる動作は、情報管理装置4の制御部52によって繰り返し実行される処理である。
図14に示すように、制御部52は、広告主端末5から広告情報の配信要求があるか否かを判定する(ステップS30)。かかる処理において、広告情報の配信要求があると判定すると(ステップS30;Yes)、制御部52は、広告情報の配信要求を受け付け、配信要求に含まれる広告情報を広告情報DB61の広告情報テーブルに追加して、広告情報テーブルを更新する(ステップS31)。
ステップS30において、広告情報の配信要求がないと判定した場合(ステップS30;No)、または、ステップS31の処理が終了した場合、制御部52は、通信部50を介して無線端末3から送信される進入情報を取得したか否かを判定する(ステップS32)。進入情報を取得したと判定した場合(ステップS32;Yes)、制御部52は、取得した進入情報に応じた広告コンテンツを広告情報DB61の広告情報テーブルから抽出し(ステップS33)、抽出した広告コンテンツを進入情報の送信元の無線端末3へ通信部50を介して送信する(ステップS34)。
ステップS32において、進入情報を取得していないと判定した場合(ステップS32;No)、または、ステップS34の処理が終了した場合、制御部52は、無線端末3から登録要求があるか否かを判定する(ステップS35)。かかる処理において、無線端末3から登録要求があると判定すると(ステップS35;Yes)、制御部52は、登録情報に応じたクーポン情報を広告情報DB61から抽出し(ステップS36)、抽出したクーポン情報を登録要求の送信元の無線端末3へ通信部50を介して送信する(ステップS37)。
ステップS35において、無線端末3から登録要求がないと判定した場合(ステップS35;No)、または、ステップS37の処理が終了した場合、制御部52は処理を終了する。
[7.変形例]
上述した情報管理装置4は、広告コンテンツの送信回数に基づいてAP事業者への対価額を算出し、決済処理を行うようにしたが、クーポン情報の利用履歴に基づいてAP事業者への対価額を算出し、決済処理を行うようにしてもよい。この場合、クーポン情報の提供元である店舗や事業者の装置(以下、店舗装置と記載する)において、クーポン情報の使用履歴の情報を場所情報DB62に記憶し、決済処理部74は、店舗装置から送信されるクーポン情報の使用履歴に基づいてAP事業者への対価額を算出し、決済処理を行う。なお、クーポン情報の利用履歴には、クーポン情報によるユーザUの商品またはサービスの購入履歴も含まれる。
また、無線端末3の制御部26は、無線LANアクセスポイント2のMACアドレスである第1AP−IDに基づいてAP通信エリア7への進入を検出したが、ESS−IDと緯度経度情報を含む第2AP−IDに基づいてAP通信エリア7への進入を検出することができる。
例えば、AP−IDリスト31が図5に示す状態であるとする。この場合、進入検出部42は、無線LANアクセスポイント2から送信される無線信号に含まれるESS−IDが「Bies9eds」であり、かつ、位置検出部24によって検出された緯度経度情報が「緯度経度A」である場合、AP−IDリスト31に対応するAP通信エリア7へ無線端末3が進入したことを検出する。
この場合、無線端末3の制御部26は、第2AP−IDを進入情報に含めて情報管理装置4へ送信する。情報管理装置4の制御部52は、無線端末3から取得した進入情報に含まれるESS−IDと緯度経度情報に対応する第2AP−IDが場所情報テーブルに含まれている場合、無線端末3が進入した無線LANアクセスポイント2の設置場所に対応する広告コンテンツを無線端末3へ送信する。
また、無線端末3から情報管理装置4へ送信される登録情報として「エリア」を一例に挙げて説明したが、「エリア」に代えて、例えば、ユーザUの好きな業種、商品、サービスなどの「ジャンル」を登録情報とすることもできる。また、「エリア」と「ジャンル」とを登録情報とすることもできる。なお、「エリア」や「ジャンル」は複数設定することができる。
また、無線端末3から情報管理装置4へ送信される登録情報に「エリア」や「ジャンル」の情報が含まれない場合であっても、無線LANアクセスポイント2を介して登録情報を取得した場合には、情報提供部73は、クーポン情報を無線端末3へ送信することができる。例えば、情報提供部73は、登録情報を中継した無線LANアクセスポイント2の場所情報を含むエリアまたは場所情報に対応するジャンルのクーポン情報を広告情報DB61から抽出し、無線端末3へ送信する。
また、上述においては、情報管理装置4の制御部52は、広告コンテンツの抽出を場所情報に基づいて行うが、さらに、ユーザ情報DB63に記憶したユーザ情報を考慮して広告コンテンツの抽出を行うこともできる。例えば、ユーザ情報DB63に記憶されているユーザ情報にユーザUの行動履歴(例えば、Webページの参照履歴や商品の購入履歴など)が含まれているとする。この場合、情報管理装置4の制御部52は、進入情報に対応する場所情報に応じた広告コンテンツのうち、ユーザ情報に対応する広告コンテンツを広告情報DB61から抽出する。
なお、上述においては、AP−IDの例として、MACアドレスと、ESS−IDおよび緯度経度情報の組み合わせとを例に挙げて説明したが、無線LANアクセスポイント2の識別情報であって無線端末3で取得できれば、上述した識別情報に限定されるものではない。
また、設定情報32に含まれる「クーポン情報利用」は、フラグに代えて、クーポン情報をAP通信エリア7で利用した回数または頻度の閾値であってもよい。同様に、設定情報32に含まれる「広告情報閲覧」は、フラグに代えて、無線LANアクセスポイント2の設置場所に対応する広告情報へのアクセス回数または頻度の閾値であってもよい。
また、上述においては、情報管理装置4は、無線LANアクセスポイント2のAP情報を事業者の端末装置から取得し、場所情報DB62の場所情報テーブルに設定するが、無線端末3からの情報に基づいて、場所情報テーブルを設定することもできる。例えば、クーポン情報に設置場所情報を含め、無線端末3の制御部26は、行動履歴情報34に含まれるクーポン利用情報とAP−IDとをAP情報として情報管理装置4へ送信することができる。
例えば、行動履歴情報34が図8に示す状態である場合、クーポン情報Caの情報とAP−ID「A101」とを含む情報が無線端末3から情報管理装置4へ送信される。情報管理装置4の制御部52は、無線端末3から送信されるクーポン情報Caから店舗の設置場所情報を特定し、特定した店舗の設置場所情報と無線端末3から送信されたAP−IDと関連付けて場所情報テーブルに追加する。なお、この場合、情報管理装置4の記憶部51には、クーポン情報Caと設置場所情報とを関連付けた情報が記憶されており、制御部52は、記憶部51に記憶された情報に基づいて、クーポン情報Caから店舗の設置場所情報を特定する。
[8.効果]
実施形態にかかる情報提供システム1は、複数の無線LANアクセスポイント2と、無線LAN通信機能を有する無線端末3と、情報管理装置4とを有する。無線端末3は、リスト生成部41と、進入検出部42と、情報送信部43と、情報受信部44とを備える。リスト生成部41は、無線端末3のユーザUの行動履歴に応じた無線LANアクセスポイント2のAP−ID(識別情報の一例)のAP−IDリスト31(リストの一例)を生成する。進入検出部42は、AP−IDリスト31に含まれるAP−IDを有する無線LANアクセスポイント2のAP通信エリア7への進入を検出する。情報送信部43は、進入検出部42によってAP通信エリア7への進入が検出された場合に、進入したAP通信エリア7を有する無線LANアクセスポイント2のAP−IDを情報管理装置4へ送信する。情報受信部44は、情報送信部43によるAP−IDの送信に応じて情報管理装置4から送信される広告コンテンツ(情報の一例)を受信する。情報管理装置4は、情報提供部73を有しており、情報提供部73は、無線端末3から送信されたAP−IDを含む進入情報を受信し、受信した進入情報に含まれるAP−IDに応じた広告コンテンツを無線端末3へ送信する。
このように、無線端末3は、ユーザUの行動履歴に応じたAP−IDリスト31に基づいて情報管理装置4から情報を取得するため、ユーザUの行動に応じた適切な広告コンテンツをユーザUへ提供することができる。また、広告主は、ある場所によく行くユーザUをターゲットとする配信条件で広告情報を入稿することができ、広告主にとって効率的かつ効果的に広告配信を行うことができる。
また、情報管理装置4は、無線LANアクセスポイント2のAP−IDと無線LANアクセスポイント2の設置場所に関する場所情報とを関連付けて記憶する場所情報DB62(場所情報記憶部の一例)を有する。情報提供部73は、無線端末3から送信された無線LANアクセスポイント2のAP−IDに対応する場所情報を場所情報DB62から取得し、この場所情報に応じた情報を無線端末3へ送信する。
これにより、ユーザUが進入したAP通信エリア7を有する無線LANアクセスポイント2の設置場所に応じた適切な広告コンテンツを無線端末3のユーザUへ提供することができる。
また、無線端末3の情報受信部44は、情報管理装置4からクーポン情報を取得する。そして、無線端末3のリスト生成部41は、ユーザUによるクーポン情報の利用場所に設置された無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
これにより、ユーザUによるクーポン情報の利用に基づき、AP−IDリスト31を更新することができ、ユーザUの行動履歴に応じたAP−IDリスト31を容易に生成または更新することができる。
また、無線端末3の情報送信部43は、ユーザUによって入力されたエリアを含む登録情報(入力情報の一例)を情報管理装置4へ送信する。情報管理装置4の情報提供部73は、無線端末3から登録情報を受信し、この登録情報に応じたクーポン情報を無線端末3へ送信する。
これにより、ユーザUの情報に基づいてユーザUの行動範囲を絞ることができ、利用される可能性がないクーポン情報が無線端末3へ送信されることを抑制することで、ユーザUに提供するクーポン情報が多すぎてクーポン情報の効果が薄れることを回避できる。
また、無線端末3の情報受信部44は、広告情報へのアクセスのためのアクセス情報を取得し、無線端末3のリスト生成部41は、広告情報へのアクセス結果に基づいて、この広告情報に対応する無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
このように、広告情報へのアクセス結果に基づき、AP−IDリスト31を更新するため、これによりユーザUの行動履歴に応じたAP−IDリスト31を容易に生成または更新することができる。
また、リスト生成部41は、AP通信エリア7への進入状態が所定の条件を満たす無線LANアクセスポイント2のAP−IDをAP−IDリスト31に追加する。
これにより、無線端末3のユーザUのAP通信エリア7での状況に応じてAP−IDリスト31を更新することができ、ユーザUの行動履歴に応じたAP−IDリスト31を容易に生成または更新することができる。
また、リスト生成部41は、無線LANアクセスポイント2での滞在時間、および/または、無線LANアクセスポイント2から受信される無線信号の電波強度に基づき、AP通信エリア7への進入状態を判定する。
このように、滞在時間や電波強度に基づき、AP通信エリア7への進入状態を判定することにより、無線端末3のユーザUのAP通信エリア7への進入を適切に判定することができる。例えば、滞在時間が短い場合や電波強度が弱い場合には、ユーザUはAP通信エリア7での用事がない場合も多く、このような場合には、無線端末3がAP通信エリア7で検出された場合でも、進入検出しないことで、進入検出を適切に行うことができる。
また、情報管理装置4は、場所情報取得部72と、決済処理部74とを備える。場所情報取得部72は、無線LANアクセスポイント2を有するAP事業者の装置から場所情報を取得して場所情報DB62に記憶する。決済処理部74は、情報提供部73による場所情報に応じた広告コンテンツ(情報の一例)の送信回数に基づき、AP事業者に対する対価額を算出し、決済処理を行う。決済処理部74は、広告情報の配信要求を受け付けた場合に、当該配信要求で指定される広告コンテンツの送信回数に基づいてAP事業者に対する対価額を算出することができ、また、広告コンテンツの送信実績に基づいてAP事業者に対する対価額を算出することができる。
したがって、無線LANアクセスポイント2を有するAP事業者は、場所情報を広告配信業者の情報管理装置4へ提供することで、広告配信業者から情報提供の対価を得ることができる。したがって、無線LANアクセスポイント2を有するAP事業者が積極的に広告配信業者が提供する情報提供サービスに参加する動機付けとなり、情報提供サービスの規模の拡大を容易に行うことができる。
また、情報管理装置4は、場所情報取得部72と、決済処理部74とを備える。場所情報取得部72は、無線LANアクセスポイント2を有するAP事業者の装置から場所情報を取得して場所情報DB62に記憶する。決済処理部74は、場所情報に応じた広告コンテンツによる商品またはサービスの販売履歴に基づき、AP事業者に対する対価額を算出し、決済処理を行う。
したがって、無線LANアクセスポイント2を有するAP事業者は、場所情報を広告配信業者の情報管理装置4へ提供することで、広告配信業者から情報提供の対価を得ることができる。したがって、無線LANアクセスポイント2を有するAP事業者が積極的に広告配信業者が提供する情報提供サービスに参加する動機付けとなり、情報提供サービスの規模の拡大を容易に行うことができる。
[9.その他]
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述した情報管理装置4は、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 情報提供システム
2、21〜2m 無線LANアクセスポイント
3、31〜3n 無線端末
4 情報管理装置
5 広告主端末
6 通信ネットワーク
7、71〜7m AP通信エリア
8 サイトサーバ
11、20、52 無線LAN通信部
12 WAN通信部
13、26 制御部
14、25、51 記憶部
21 無線WAN通信部
22 表示部
23 操作部
24 位置検出部
31 AP−IDリスト
32 設定情報
33 滞在状態判定テーブル
34 行動履歴情報
35 提供情報
41 リスト生成部
42 進入検出部
43 情報送信部
44 情報受信部
45 表示制御部
50 通信部
61 広告情報DB
62 場所情報DB
63 ユーザ情報DB
71 広告情報取得部
72 場所情報取得部
73 情報提供部
74 決済処理部

Claims (10)

  1. 無線LAN通信機能を有する無線端末と、複数の無線LANアクセスポイントと、情報管理装置とを備える情報提供システムにおいて、
    前記無線端末は、
    当該無線端末のユーザの行動履歴に応じた前記無線LANアクセスポイントの識別情報のリストを生成するリスト生成部と、
    前記リストに含まれる識別情報を有する前記無線LANアクセスポイントの通信エリアへの進入を検出する進入検出部と、
    前記進入検出部によって前記通信エリアへの進入が検出された場合に、進入した前記通信エリアを有する前記無線LANアクセスポイントの識別情報を前記情報管理装置へ送信する情報送信部と、
    前記情報送信部による前記識別情報の送信に応じて前記情報管理装置から送信される情報を受信する情報受信部と、を備え、
    前記情報管理装置は、
    前記無線端末から送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に応じた情報を前記無線端末へ送信する情報提供部を備える
    ことを特徴とする情報提供システム。
  2. 前記情報管理装置は、
    前記無線LANアクセスポイントの識別情報と前記無線LANアクセスポイントの設置場所に関する場所情報とを関連付けて記憶する場所情報記憶部を備え、
    前記情報管理装置の前記情報提供部は、
    前記無線端末から送信された前記無線LANアクセスポイントの識別情報に対応する場所情報を前記場所情報記憶部から取得し、当該場所情報に応じた情報を前記無線端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報提供システム。
  3. 前記無線端末の情報受信部は、
    前記情報管理装置からクーポン情報を取得し、
    前記無線端末の前記リスト生成部は、
    前記ユーザによる前記クーポン情報の利用場所に設置された前記無線LANアクセスポイントの識別情報を前記リストに追加する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報提供システム。
  4. 前記無線端末の前記情報送信部は、
    前記ユーザによるエリアの入力情報を前記情報管理装置へ送信し、
    前記情報管理装置の前記情報提供部は、
    前記無線端末から前記入力情報を受信し、当該入力情報に応じた前記クーポン情報を前記無線端末へ送信する
    ことを特徴とする請求項3に記載の情報提供システム。
  5. 前記無線端末の前記情報受信部は、
    広告情報へのアクセスのためのアクセス情報を取得し、
    前記無線端末の前記リスト生成部は、
    前記広告情報へのアクセス結果に基づいて、当該広告情報に対応する前記無線LANアクセスポイントの識別情報を前記リストに追加する
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の情報提供システム。
  6. 前記リスト生成部は、
    前記通信エリアへの進入状態が所定の条件を満たす前記無線LANアクセスポイントの識別情報を前記リストに追加する
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の情報提供システム。
  7. 前記リスト生成部は、
    前記無線LANアクセスポイントでの滞在時間、および/または、前記無線LANアクセスポイントから受信される無線信号の電波強度に基づき、前記通信エリアへの進入状態を判定する
    ことを特徴とする請求項6に記載の情報提供システム。
  8. ユーザの行動履歴に応じた無線LANアクセスポイントの識別情報のリストを生成するリスト生成部と、
    前記リストに含まれる識別情報を有する前記無線LANアクセスポイントの通信エリアへの進入を検出する進入検出部と、
    前記進入検出部によって前記通信エリアへの進入が検出された場合に、進入した前記通信エリアを有する前記無線LANアクセスポイントの識別情報を情報管理装置へ送信する情報送信部と、
    前記情報送信部による前記識別情報の送信に応じて前記情報管理装置から送信される情報を受信する情報受信部と、を備える
    ことを特徴とする無線端末。
  9. コンピュータを、
    ユーザの行動履歴に応じた無線LANアクセスポイントの識別情報のリストを生成するリスト生成部、
    前記リストに含まれる識別情報を有する前記無線LANアクセスポイントの通信エリアへの進入を検出する進入検出部、
    前記進入検出部によって前記通信エリアへの進入が検出された場合に、進入した前記通信エリアを有する前記無線LANアクセスポイントの識別情報を情報管理装置へ送信する情報送信部、
    前記情報送信部による前記識別情報の送信に応じて前記情報管理装置から送信される情報を受信する情報受信部、として機能させる
    ことを特徴とするプログラム。
  10. 情報管理装置から無線端末への情報提供方法であって、
    前記無線端末が、当該無線端末のユーザの行動履歴に応じた無線LANアクセスポイントの識別情報のリストを生成するリスト生成ステップと、
    前記無線端末が、前記リストに含まれる識別情報を有する前記無線LANアクセスポイントの通信エリアへの進入を検出する進入検出ステップと、
    前記無線端末が、前記進入検出ステップによって前記通信エリアへの進入が検出された場合に、進入した前記通信エリアを有する前記無線LANアクセスポイントの識別情報を前記情報管理装置へ送信する情報送信ステップと、
    前記情報管理装置が、前記無線端末から送信された前記識別情報を受信し、受信した前記識別情報に応じた情報を前記無線端末へ送信する情報提供ステップと、
    前記無線端末が、前記情報送信ステップによる前記識別情報の送信に応じて前記情報管理装置から送信される情報を受信する情報受信ステップと、を含む
    ことを特徴とする情報提供方法。
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