JP2007163621A - 広告配信システム、広告配信方法、広告配信装置および広告受信端末 - Google Patents

広告配信システム、広告配信方法、広告配信装置および広告受信端末 Download PDF

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Abstract

【課題】自店舗に関心を持っているユーザに選択的に自店舗の広告情報を提供できるようにする。
【解決手段】広告配信装置2は、店舗識別情報であるハッシュ値を微弱な無線電波に乗せてその店舗近傍の通信サービスエリア20に送信する。広告受信端末3は、関心のある店舗のハッシュ値を、WWWサーバ4上の店舗のホームページからあらかじめ取得しておく。そして、広告受信端末3が通信サービスエリアに入ると、広告配信装置2が送信するハッシュ値を受信し、それが関心のある店舗のハッシュ値であったときには、そのハッシュ値を広告配信装置2へ返信する。広告配信装置2は、返信されたハッシュ値が送信したハッシュ値と同じであったときには、店舗の広告情報をその受信端末3へ送信する。受信端末3はその店舗の広告情報を表示する。
【選択図】図1

Description

本発明は、店舗の広告情報を、その店舗に関心を持っているユーザを選別して提供する広告配信システム、広告配信方法、広告配信装置および広告受信端末に関する。
従来、広告といえば、テレビや新聞などのマスメディアを利用して多数の消費者に対して同じ商品情報を提供し、広告したものと同じ商品を多数の消費者に買ってもらうことが目的であった。ところが、近年は、消費者の嗜好や消費行動が多様化してきているため、従来のように不特定多数を相手に広告するだけでは、その広告の効果が上がらなくなってきた。そこで、昨今の広告業界には、不特定多数を対象として広告をするマスマーケッティングから、消費者個々人の嗜好や消費行動に合わせた適切な広告を行うワントゥワンマーケッティングへと変貌する兆しが見られる。
例えば、特許文献1には、店舗などに情報提供装置を設置し、その店舗の近くに来た人が所持する携帯電話などに対し、無線LANなどの電波を利用することにより、その店舗の商品などの広告情報を提供する情報提供システムの例が開示されている。この情報提供システムによれば、そのシステムのユーザが携帯電話などを所持して、その店舗へ近付くと、その店舗の広告情報がそのユーザの携帯電話などへ送信される。そのユーザは、その店舗の広告情報を得ることができる。
特開2002−183007号公報(段落0005、段落0020〜段落0038、図1〜図7)
しかしながら、特許文献1に開示された情報提供システムにおいては、店舗の広告配信装置は、単に、店舗の近くにいる人の携帯電話などに無差別に広告情報を提供するだけである。従って、前記店舗の広告配信装置は、その店舗の近くにいるシステムのユーザが自店舗に関心を持っているか否かなどの情報を得ることはできない。そのため、効率的な広告の効果を期待することはできない。一方、ユーザにとってみると、広告配信装置が設置されたあらゆる店舗から広告情報が提供されることになり、自分が関心のある店舗の情報を閲覧するには、提供された多数の情報の中からそれを選択するという余分な手間が掛かることになる。
そこで、本発明の目的は、自店舗の周辺にいるシステムのユーザのうち自店舗に関心を持っているユーザの数を把握することができ、かつ、自店舗に関心を持っているユーザに対して自店舗の広告情報を効率的に提供することが可能な広告配信システム、広告配信方法、広告配信装置および広告受信端末を実現することにある。
前記目的を達成するために、本発明の広告配信システムを、
(a)個々の店舗に設置され、その店舗の広告メッセージを記憶する広告メッセージ記憶手段およびその店舗を識別する店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶手段を少なくとも備えた広告配信装置と、
(b)ユーザによって所持され、そのユーザが関心のある店舗の店舗識別情報を記憶する関心店舗識別情報記憶手段および受信した広告メッセージを表示する広告メッセージ表示手段を少なくとも備えた広告受信端末と
を含むように構成した。そして、その広告配信システムにおいて、
(1)前記広告配信装置が、前記店舗識別情報記憶手段に記憶されている店舗識別情報を微弱な無線電波に乗せて、前記店舗の近傍エリアに送信し、
(2)広告受信端末が、前記店舗の近傍エリアに入り、前記広告配信装置が送信する店舗識別情報を受信したときには、その受信した店舗識別情報と前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、その店舗識別情報を微弱な電波に乗せて前記広告配信装置へ送信し、
(3)前記広告配信装置が、前記広告受信端末が送信した店舗識別情報を受信し、その受信した店舗識別情報と前記店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、前記広告メッセージ記憶手段に記憶している広告メッセージを微弱な電波に乗せて前記広告受信端末へ送信し、
(4)前記広告受信端末が、前記広告配信装置が送信する広告メッセージを受信し、その受信した広告メッセージを前記広告メッセージ表示手段によって表示する
ことを特徴とする。
また、本発明は、以上の広告配信システムにおける広告配信方法、広告配信装置および広告受信端末である。
本発明によれば、広告配信システムのユーザ、つまり、広告受信端末の所持者は、関心のある店舗の店舗識別情報を広告受信端末の関心店舗識別情報記憶手段に記憶させておくことができる。従って、広告受信端末は、広告配信装置からその広告配信装置が設置されている店舗の店舗識別情報が送信されてきたときには、その送信されてきた店舗識別情報と関心店舗識別情報記憶手段に記憶されている店舗識別情報と比較することにより、自らの所持者がその店舗に関心を持っているか否かを容易に判断することができる。そこで、広告受信端末は、自らの所持者がその店舗に関心を持っている場合には、関心があることを知らせるために、その店舗識別情報をその店舗の広告配信装置に送信する。
広告配信装置は、広告受信端末が送信する店舗識別情報を受信し、その受信した店舗識別情報を自らの店舗識別情報記憶手段に記憶されている店舗識別情報と比較することによって、自らが設置されている店舗にその広告受信端末の所持者が関心を持っているか否かを知ることができる。そして、広告配信装置は、自らが設置されている店舗に関心を持っているユーザが所持する広告受信端末に対して、その店舗の広告メッセージを送信する。従って、広告配信装置は、自らが設置されている店舗の近傍にいるユーザで、その店舗に関心を持っているユーザの数を知ることができる。
本発明によれば、店舗に設置している広告配信装置によって、自店舗の周辺にいるシステムのユーザのうち自店舗に関心を持っているユーザの数を把握することができ、かつ、自店舗に関心を持っているユーザに対して自店舗の広告情報を効率的に提供することが可能になる。
以下、図1〜図7を参照して本発明の実施形態について詳しく説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る広告配信システムの構成の例を示した図である。図1に示すように、広告配信システム1は、店舗それぞれに設置され、それぞれが微弱電波により自店舗の広告情報を発信する広告配信装置2と、それらの店舗の近隣を歩行する消費者などによって所持され、広告配信装置2から発信される店舗の広告情報を受信する広告受信端末3と、それらの店舗のホームページ情報を蓄積するとともに、そのホームページ情報を発信するWWW(World Wide Web)サーバ4とを含んで構成される。また、広告配信装置2および広告受信端末3は、インターネットを含む通信ネットワーク5、携帯電話通信網を含む携帯電話基地局6などのネットワーク通信手段を介してWWWサーバ4に接続されている。
ここで、広告配信装置2は、無線LAN(Local Area Network)の通信機能(例えば、IEEE(Institute of Electrical and Electronic Engineers)802.11仕様など)を有するパソコンなどで構成され、また、広告受信端末3は、同様の無線LANの通信機能を有する携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)などで構成される。なお、広告配信装置2および広告受信端末3の詳細な構成については後記する。
以上のように構成された広告配信システム1において、そのシステムのユーザは、まず、広告受信端末3から携帯電話基地局6および通信ネットワーク5を介してWWWサーバ4をアクセスし、自分が関心のある店舗のホームページを閲覧する。そして、そのホームページを閲覧する行為のなかで、その関心のある店舗の識別情報を広告受信端末3に記憶させる。その後、そのユーザがその広告受信端末3を所持して、その店舗の近隣、具体的には、広告配信装置2と広告受信端末3とが微弱な無線電波で情報の送受信が可能なエリア(以下、広告配信装置2の通信サービスエリア20という)にさしかかると、広告配信装置2から所定の広告情報が広告受信端末3へ送信される。このとき、広告受信端末3は、その広告配信装置2が送信する広告情報を受信し、その受信した広告情報を表示装置に表示する。なお、サービスエリア20の広さは、その目的を考慮すると、半径50m〜200m程度が適切である。
このとき、広告配信装置2と広告受信端末3との間では、広告情報の送受信に先立ち、店舗の識別情報を互いに送受信することによって、相手が広告情報の送受信を求めているか否かを判定し、その識別情報が一致するときのみに有効な広告情報の送受信を行うようにしている。従って、広告受信端末3は、ユーザが関心を持っている店舗の広告情報だけを選別して受信することができる。また、広告配信装置2は、自分の通信サービスエリア20に入ったユーザの広告受信端末3からその店舗の識別情報が送信されるので、自分の通信サービスエリア20の中に所在する自店舗に関心を持っているユーザの数などの情報を得ることができる。なお、本明細書では、旅館、駅、図書館、公官庁など所定のサービスを提供する施設も店舗に含むものとする。
次に、図2および図3を参照して広告配信装置2および広告受信端末3それぞれについて、その構成およびその構成要素の機能について説明する。なお、WWWサーバ4については、一般のパソコンやワークステーションで構成された通常のWWWサーバと特に変わることはないので、その構成の説明を省略する。
図2は、本実施形態に係る広告配信装置の構成の例を示した図である。図2に示すように、広告配信装置2は、図示しないCPU(Central Processing Unit)、メモリ、ハードディスク記憶装置などを含んで構成された情報処理部21と、通信ネットワーク5に接続され、WWWサーバ4などと通信を行うネットワークインターフェース22と、キーボードやマウスなどからなるキー入力部23と、LCD(Liquid Crystal Display)などからなる表示部24と、広告受信端末3との間でIEEE 802.11仕様などに基づく局所的な通信を行う無線LAN通信部25とを含んで構成される。
情報処理部21は、さらに、ハッシュ値設定部211、ハッシュ値比較部212、広告メッセージ送信部213、ハッシュ値記憶部214、広告メッセージ記憶部215などを含んで構成される。ここで、ハッシュ値記憶部214および広告メッセージ記憶部215は、情報処理部21を構成するメモリまたはハードディスク装置の上に確保された所定の記憶領域である。また、ハッシュ値設定部211、ハッシュ値比較部212、広告メッセージ送信部213の所定の機能は、情報処理部21を構成するCPUがメモリまたはハードディスク装置に記憶されている所定のプログラムを実行することによって実現される。
ここで、ハッシュ値は、当該広告配信装置2が設置されている店舗を識別する店舗識別情報である。本実施形態では、その店舗識別情報は、WWWサーバ4に開設されているその店舗のホームページのURL(Uniform Resource Locator)アドレスから所定のハッシュアルゴリズムにより算出されるハッシュ値であるとする。従って、ハッシュ値記憶部214は、請求項でいう店舗識別情報記憶手段に相当する。また、広告メッセージ記憶部215は、広告メッセージ記憶手段に相当する。
ハッシュ値設定部211は、WWWサーバ4で算出され、WWWサーバ4から送信されるハッシュ値を、通信ネットワーク5およびネットワークインターフェース22を介して受信し、ハッシュ値記憶部214に記憶する。なお、このハッシュ値設定部211の処理は、広告配信装置2と広告受信端末3との間で通信が行われる以前に行うものとする。
無線LAN通信部25は、いわゆる、無線LANのアクセスポイントを構成する。そして、無線LAN通信部25からは、ハッシュ値記憶部214に記憶されているハッシュ値(店舗識別情報)を乗せたビーコン波を所定の時間間隔で発信し、当該広告配信装置2の通信サービスエリア20に入ってくる広告受信端末3に対し、そのハッシュ値(店舗識別情報)を通知する。広告受信端末3は、後記するように、受信したビーコン波に含まれるハッシュ値と自らが記憶しているハッシュ値とが同じであったときにだけ、その同じハッシュ値を乗せたビーコン波を広告配信装置2へ返送する。また、無線LAN通信部25は、広告受信端末3から返送されたビーコン波を受信し、そのビーコン波に含まれるハッシュ値を取り出し、その取り出したハッシュ値を情報処理部21へ入力する。
ハッシュ値比較部212は、無線LAN通信部25から入力されたハッシュ値がハッシュ値記憶部214に記憶されているハッシュ値と同じであるか否かを判定する。そして、その判定の結果、両者のハッシュ値が同じであった場合には、広告メッセージ送信部213は、広告メッセージ記憶部215に記憶されている店舗の広告メッセージを、無線LAN通信部25を介して広告受信端末3へ送信する。
なお、本明細書でいうビーコン波とは、ビーコン信号、ビーコンパケットなどとも呼ばれ、所定の時間間隔または適宜に送信される電波であり、通常は、無線LANの通信装置が、その装置の識別情報に相当するESSID(Extended Service Set Identity)を、周囲に所在する他の通信装置に対して通知するために使用される。ビーコン波には、ESSIDのほか、他の情報も乗せることができる。このようなビーコン波は、所定の規格を満たした無線LANの通信装置であれは、任意に受信することができる。
また、本明細書では、「ビーコン波または電波に情報を乗せる」とは、「ビーコン波または電波である搬送波を情報で変調して出力する」こという。なお、IEEE 802.11仕様の無線LANなどにおいては、情報はPSK(Phase Shift Keying)などで変復調し、スペクトラム拡散方式の搬送波で通信される。
図3は、本実施形態に係る広告受信端末の構成の例を示した図である。図3に示すように、広告受信端末3は、図示しないCPU、メモリなどを含んで構成された情報処理部31と、携帯電話基地局6と無線で接続された携帯電話通信部32と、キーボタンなどからなるキー入力部33と、LCDなどからなる表示部34と、バーコードを光学的に読み取るバーコード入力部35と、広告配信装置2との間でIEEE 802.11仕様などに基づく局所的な通信を行う無線LAN通信部36とを含んで構成される。ここで、表示部34は、請求項でいう広告メッセージ表示手段に相当する。
情報処理部31は、さらに、WWWブラウザ311、ハッシュ値取得部312、ハッシュ値比較部313、広告メッセージ受信部314、広告メッセージ表示部315、ハッシュ値記憶部316などを含んで構成される。ここで、ハッシュ値記憶部316は、情報処理部31を構成するメモリに確保された所定の記憶領域である。また、WWWブラウザ311、ハッシュ値取得部312、ハッシュ値比較部313、広告メッセージ受信部314、広告メッセージ表示部315の所定の機能は、情報処理部31を構成するCPUがメモリに記憶されている所定のプログラムを実行することによって実現される。また、ハッシュ値記憶部316は、請求項でいう関心店舗識別情報記憶手段に相当する。
図3において、WWWブラウザ311は、キー入力部33などから入力されるURLアドレスに基づき、WWWサーバ4からそのURLアドレスで指定されるホームページの情報を読み出し、表示部34に表示する。また、ハッシュ値取得部312は、WWWサーバ4が送信するそのホームページに対応付けられて算出されたハッシュ値を受信し、その受信したハッシュ値をハッシュ値記憶部316に記憶する。
無線LAN通信部36は、通常が受信待機状態にあり、広告受信端末3がいずれかの広告配信装置2の通信サービスエリア20に入ると、その広告配信装置2から送信されるビーコン波を受信する。無線LAN通信部36は、そのビーコン波に含まれるハッシュ値を取り出し、その取り出したハッシュ値を情報処理部31へ入力する。
ハッシュ値比較部313は、無線LAN通信部36から入力されたハッシュ値がハッシュ値記憶部316に記憶されているハッシュ値と同じか否かを判定し、その判定の結果、両者のハッシュ値が同じであった場合には、無線LAN通信部36に対し、広告配信装置2へのハッシュ値返送を指示する。また、両者のハッシュ値が異なった場合には、当該広告配信装置2とのその後の通信の中止を指示する。
無線LAN通信部36は、ハッシュ値比較部313からハッシュ値返送の指示を受けた場合には、ハッシュ値を乗せたビーコン波を広告配信装置2へ向けて送信する。そして、その後に広告配信装置2から広告メッセージが送信されてきたときには、その広告メッセージを受信する。一方、情報処理部31(ハッシュ値比較部313)から広告配信装置2との通信の中止の指示を受けた場合には、その後にこの広告配信装置2から広告メッセージなどが送信されてきたとしても、その広告メッセージなどを受信しないようにする。
広告メッセージ受信部314は、広告配信装置2から送信された広告メッセージを無線LAN通信部36によって受信し、受信した広告メッセージをメモリに記憶する。広告メッセージ表示部315は、メモリに記憶された広告メッセージを表示部34に表示する。また、バーコード入力部35は、必要に応じて設けられ、その必要な場合は、本実施形態の変形例として後記する。
次に、図4〜図7を参照して、本実施形態に係る広告配信システムおいて行われる広告配信の手順について詳しく説明する。ここで、図4は、本実施形態に係る広告配信システムにおける広告配信手順のうち、広告受信端末に店舗のハッシュ値を設定するまでの処理の流れの例を示した図である。
図4に示すように、まず、最初に、WWWサーバ4に店舗のホームページを開設し、通信ネットワーク5に対し、その店舗のホームページを公開する(ステップS11)。そのとき、そのホームページにはURLアドレスが割り当てられるので、そのURLアドレスから所定のハッシュアルゴリズムによりその店舗のハッシュ値を算出する(ステップS12)。このハッシュ値は、その後、当該店舗を識別する店舗識別情報として利用されることになる。そこで、WWWサーバ4は、そのハッシュ値を当該店舗の広告配信装置2へ送信する(ステップS13)。一方、広告配信装置2は、その店舗のハッシュ値を受信し(ステップS14)、その受信した店舗のハッシュ値をハッシュ値記憶部214に記憶する(ステップS15)。
以上により、広告配信装置2における広告配信の準備が整ったことになり、これ以降、広告配信装置2は所定の広告配信ができるようになる。
続いて、広告受信端末3は、その所持者が関心を持っている店舗を指示するために、WWWサーバ4におけるその店舗のホームページをアクセスする(ステップS21)。そのアクセスを受けたWWWサーバ4は、その店舗のホームページ情報とハッシュ値とを広告受信端末3へ送信する(ステップS22)。広告受信端末3は、その店舗のホームページ情報と店舗のハッシュ値とを受信し、その受信した店舗のホームページ情報を表示部34に表示し(ステップS23)、さらに、その店舗のハッシュ値をハッシュ値記憶部316に記憶する(ステップS24)。
図5は、本実施形態に係る広告受信端末の表示部に表示された店舗のホームページの表示画面の例を示した図である。図5に示すように、その表示画面には、店舗のホームページの通常の表示画面に加えて、例えば、「広告受信」などと表示したボタンが表示されるようにしておく。このボタンは、そのとき表示されているホームページの店舗に関心を持っている広告受信端末3の所持者が、その店舗から送信される広告の受信を指示するためのボタンである。従って、このボタンが押されたときに、店舗のハッシュ値をハッシュ値記憶部316に記憶する処理(ステップS24)が実行され、押されないときは実行されない。
なお、店舗のホームページが複数のページから構成されている場合、本明細書で店舗のホームページのURLアドレスというときには、その店舗のホームページのトップページなどあらかじめ定められた所定のページのURLアドレスを指すものとする。従って、図5に示した「広告受信」などと表示したボタンは、トップページなどあらかじめ定められた所定のページに表示するようにする。
図6は、本実施形態に係る広告配信システムにおいて、広告配信装置と広告受信端末との間で行われる広告配信の処理の流れの例を示した図である。
前記したように、広告配信装置2は、その無線LAN通信部25から所定の時間間隔でビーコン波を発信している。そして、そのビーコン波には、ハッシュ値記憶部214に記憶されている店舗のハッシュ値が乗せられている。そして、広告受信端末3が広告配信装置2の通信サービスエリア20に入ったときに、広告配信装置2と広告受信端末3との間で通信が行われる。
そこで、広告配信装置2が、ビーコン波に乗せて店舗のハッシュ値を送信していると(ステップS31)、広告受信端末3が、その広告配信装置2の通信サービスエリア20に入ったときに、そのビーコン波、つまり、店舗のハッシュ値を受信する(ステップS32)。そして、広告受信端末3は、その受信したハッシュ値とハッシュ値記憶部316に記憶しているハッシュ値とを比較する(ステップS33)。その比較の結果、両者のハッシュ値が同じであったときには(ステップS34でYes)、広告受信端末3は、ハッシュ値記憶部316に記憶しているハッシュ値をビーコン波に乗せて、広告配信装置2へ送信する(ステップS35)。また、ステップS33における比較の結果、両者のハッシュ値が同じでなかったときには(ステップS34でNo)、その後の通信処理を実行せずに、ステップS32へ戻る。
ここで、広告配信装置2が記憶しているハッシュ値は、その広告配信装置2が設置されている店舗の識別情報であり、また、広告受信端末3が記憶しているハッシュ値は、その所持者が広告の受信を求めている店舗の識別情報である。従って、以上までのステップにより、広告受信端末3は、その所持者が広告の受信を求めている店舗の広告配信装置2とは、さらに、通信を継続して行い、そうでない店舗の広告配信装置2とは通信を中止することができるようになっている。
続いて、広告配信装置2は、広告受信端末3からビーコン波に乗せられて送信されてくるハッシュ値を受信し(ステップS36)、その受信したハッシュ値とハッシュ値記憶部214に記憶しているハッシュ値とを比較する(ステップS37)。その比較の結果、両者のハッシュ値が同じであったときには(ステップS38でYes)、広告配信装置2は、その店舗の広告メッセージをビーコン波に乗せて広告受信端末3へ送信し(ステップS39)、ステップS31へ戻る。また、両者のハッシュ値が同じでなかったときには(ステップS38でNo)、その店舗の広告メッセージを広告受信端末3へ送信せずにステップS31へ戻る。一方、広告受信端末3は、ビーコン波に乗せて広告配信装置2から送信されてくる広告メッセージを受信し(ステップS40)、その受信した広告メッセージを表示部34に表示する(ステップS41)。
図7は、本実施形態に係る広告受信端末が広告メッセージを受信したときに表示部に表示される表示画面の例を示した図であり、(a)は、受信を通知するメッセージを表示した例、(b)は、広告メッセージを表示した例である。図7(a)に示すように、広告受信端末3が広告配信装置2から送信される店舗の広告メッセージを受信したときには、広告受信端末3は、まず、広告メッセージを受信したことを示すメッセージを表示する。そのとき、その表示画面には、広告メッセージを「見る」および「無視」のボタンが表示される。そこで、広告受信端末3の所持者が「見る」のボタンを押すと、図7(b)に示すような広告メッセージが表示される。また、「無視」のボタンを押すと、広告メッセージの表示は行われない。
以上のようにして、広告受信端末3は、その所持者がその受信を設定した店舗の広告配信装置2からの広告メッセージを選択して受信し、その広告メッセージを表示することができる。また、図6の処理の流れから分かるように、広告受信端末3が広告配信装置2の通信サービスエリア20内にある間は、広告受信端末3から広告配信装置2へハッシュ値を乗せたビーコン波が送信されるので、広告配信装置2は、通信サービスエリア20内に存在する広告受信端末3の数を知ることができる。すなわち、広告配信装置2は、自店舗に関心を持っている広告受信端末3の所持者の数を知ることができる。
以上に説明した本発明の実施形態の細部については、以下に示すように様々な変形が可能である。
(変形例−1)
前記実施形態においては、店舗を識別するための店舗識別情報は、その店舗のホームページのURLから所定のハッシュアルゴリズムによって算出されるハッシュ値であるとしているが、その店舗のホームページのURLに代えて、その店舗の番地やビル名などを含めた住所としてもよい。また、ハッシュ値に代えて、その店舗の電話番号としてもよい。要するに、店舗識別情報は、店舗を一意に識別可能な情報であればどんな情報でもよい。
ただし、ホームページのURLは、それ自体が一意に識別可能な情報であり、そのホームページをアクセスさえすれば、容易に入手可能な情報であるので、便利かつ優れた識別情報といえる。また、ハッシュ値を使用すると、店舗識別情報の長さを揃えることが容易になるほか、店舗識別情報にホームページのURLや店舗の住所など有意の情報を含めないようにすることができ、情報の匿名性を高めることができるなどの長所もある。
(変形例−2)
前記実施形態においては、1つの店舗に1つのハッシュ値(店舗識別情報)を対応付けるようにしているが、複数の店舗に1つのハッシュ値を対応付けるようにしてもよい。例えば、あるチェーン店の全ての店舗に同じハッシュ値を対応付けたり、ある地域の書店の店舗に同じハッシュ値を対応付けたりしてもよい。
この場合、まず、WWWサーバ4に、複数の店舗をまとめて広告するホームページを開設する。そして、そのホームページのURLから算出されるハッシュ値を、その複数の店舗に設置されている全ての広告配信装置2へ送信し、そのそれぞれのハッシュ値記憶部214に記憶する。一方、ユーザは、そのホームページを閲覧し、そのホームページのURLから得られるハッシュ値を広告受信端末3のハッシュ値記憶部316に記憶させる。そして、ユーザがそのホームページに示されている複数の店舗のいずれかの店舗に近付くと、その店舗の広告メッセージがユーザの広告受信端末3に表示される。
従って、ユーザにしてみれば、同じように関心のある複数の店舗の店舗識別情報(ハッシュ値)をそれぞれ個々に広告受信端末3に記憶させる必要がないので、利便性が向上する。なお、このようにしても、広告メッセージを配信する広告配信装置2は、店舗それぞれに独立に設置されているので、たとえ、同じチェーン店の店舗であっても、店舗ごとにそれぞれ異なる独自の広告メッセージを広告受信端末3に送信することができる。
(変形例−3)
前記実施形態においては、広告受信端末3のハッシュ値記憶部316に記憶されるハッシュ値の数、つまり、店舗識別情報の数は1であるとしているが、1に限定される必要はない。すなわち、広告受信端末3のハッシュ値記憶部316に記憶されるハッシュ値の数は2以上であっても構わない。この場合には、広告受信端末3は、広告配信装置2からビーコン波に乗せて送信されるハッシュ値を受信したときには、その受信したハッシュ値をハッシュ値記憶部316に記憶される複数のハッシュ値と比較する。そして、受信したハッシュ値と同じハッシュ値がハッシュ値記憶部316に記憶されていれば、そのハッシュ値を乗せたビーコン波を広告配信装置2へ送信する。
このようにしておくことにより、ユーザは複数の関心のある店舗のハッシュ値を広告受信端末3に記憶させておくことができるので、複数の店舗をからそれぞれの店舗の広告メッセージを得ることができるようになり、ユーザの利便性が向上する。
(変形例−4)
前記実施形態においては、広告受信端末3は、WWWサーバ4に公開されている店舗のホームページをアクセスすることによって、その店舗のハッシュ値(店舗識別情報)を取得するとしているが、他の手段によって店舗のハッシュ値を取得してもよい。例えば、ある店舗のハッシュ値を取得した他人から電子メールなどを介し、そのハッシュ値を送信してもらうことによって取得してもよい。また、新聞や雑誌などの印刷物にその店舗の広告の一部として印刷された1次元または2次元のバーコードなどを、広告受信端末3に付属するバーコード入力部35(図3参照)などによって読み取ることによって、その店舗のハッシュ値を取得してもよい。
(変形例−5)
前記実施形態においては、店舗のハッシュ値は、その店舗のホームページがWWWサーバ4に開設されたときにWWWサーバ4で算出され、算出されたハッシュ値は、適宜、広告配信装置2および広告受信端末3へ送信されるとしているが、WWWサーバ4からは、単に、店舗のホームページのURLアドレスだけを送信し、広告配信装置2および広告受信端末3それぞれにおいて、適宜、受信した店舗のホームページのURLアドレスからハッシュ値を算出するようにしてもよい。
(変形例−6)
前記実施形態においては、広告配信装置2は、店舗のホームページのURLアドレスまたはそのハッシュ値を、WWWサーバ4から通信ネットワーク5を介してオンラインで広告配信装置2へ送信するが、店舗のホームページのURLアドレスまたはそのハッシュ値を、いったん、フレキシブルディスクなどの可搬記憶媒体に記憶させ、その可搬記憶媒体によってオフライン的に広告配信装置2へ転送するようにしてもよい。この場合には、広告配信装置2は、通信ネットワーク5に接続されていなくてもよい。
(変形例−7)
前記実施形態においては、広告配信装置2から広告受信端末3へ送信する広告メッセージは、ビーコン波に乗せて送信するとしているが、広告配信装置2と広告受信端末3との間で所定の通信リンクを確立した後、その通信リンクによるプロトコルに従って、広告メッセージを送信するようにしてもよい。その場合には、広告メッセージとして、データ量が大きくなることが許容されるので、広告メッセージがイメージデータや音声データを含んでもよい。
本発明の実施形態に係る広告配信システムの構成の例を示した図である。 本発明の実施形態に係る広告配信装置の構成の例を示した図である。 本発明の実施形態に係る広告受信端末の構成の例を示した図である。 本発明の実施形態に係る広告配信システムにおける広告配信手順のうち、広告受信端末に店舗のハッシュ値を設定するまでの処理の流れの例を示した図である。 本発明の実施形態に係る広告受信端末の表示部に表示された店舗のホームページの表示画面の例を示した図である。 本発明の実施形態に係る広告配信システムにおいて、広告配信装置と広告受信端末との間で行われる広告配信の処理の流れの例を示した図である。 本発明の実施形態に係る広告受信端末が広告メッセージを受信したときに表示部に表示される表示画面の例を示した図であり、(a)は、受信を通知するメッセージを表示した例、(b)は、広告メッセージを表示した例である。
符号の説明
1 広告配信システム
2 広告配信装置
3 広告受信端末
4 WWWサーバ
5 通信ネットワーク(ネットワーク通信手段)
6 携帯電話基地局(ネットワーク通信手段)
20 通信サービスエリア
21 情報処理部
22 ネットワークインターフェース
23 キー入力部
24 表示部
25 無線LAN通信部
31 情報処理部
32 携帯電話通信部
33 キー入力部
34 表示部
35 バーコード入力部
36 無線LAN通信部
211 ハッシュ値設定部
212 ハッシュ値比較部
213 広告メッセージ送信部
214 ハッシュ値記憶部(店舗識別情報記憶手段)
215 広告メッセージ記憶部(広告メッセージ記憶手段)
311 WWWブラウザ
312 ハッシュ値取得部
313 ハッシュ値比較部
314 広告メッセージ受信部
315 広告メッセージ表示部(広告メッセージ表示手段)
316 ハッシュ値記憶部(関心店舗識別情報記憶手段)

Claims (11)

  1. 個々の店舗に設置され、その店舗の広告メッセージを記憶する広告メッセージ記憶手段およびその店舗を識別する店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶手段を少なくとも備えた広告配信装置と、
    ユーザによって所持され、そのユーザが関心のある店舗の店舗識別情報を記憶する関心店舗識別情報記憶手段および受信した広告メッセージを表示する広告メッセージ表示手段を少なくとも備えた広告受信端末と、
    を含んで構成された広告配信システムであって、
    前記広告配信装置が、
    前記店舗識別情報記憶手段に記憶されている店舗識別情報を微弱な無線電波に乗せて、前記店舗の近傍エリアに送信し、
    前記広告受信端末が、
    前記店舗の近傍エリアに入り、前記広告配信装置が送信する店舗識別情報を受信したときには、その受信した店舗識別情報と前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、その店舗識別情報を微弱な電波に乗せて前記広告配信装置へ送信し、
    前記広告配信装置が、
    前記広告受信端末が送信した店舗識別情報を受信し、その受信した店舗識別情報と前記店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、前記広告メッセージ記憶手段に記憶している広告メッセージを微弱な電波に乗せて前記広告受信端末へ送信し、
    前記広告受信端末が、
    前記広告配信装置が送信する広告メッセージを受信し、その受信した広告メッセージを前記広告メッセージ表示手段によって表示すること
    を特徴とする広告配信システム。
  2. 前記広告配信システムは、前記広告配信装置が設置された店舗のホームページを蓄積するとともに、無線を含むネットワーク通信手段を介して前記広告受信端末が通信可能に接続されたWWWサーバを、さらに、含んで構成され、
    前記広告受信端末は、
    前記店舗のホームページをアクセスしたときに、前記WWWサーバからその店舗の店舗識別情報を取得し、その取得した店舗識別情報を前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶すること
    を特徴とする請求項1に記載の広告配信システム。
  3. 前記店舗の店舗識別情報は、その店舗のホームページのURLアドレスのハッシュ値であること
    を特徴とする請求項2に記載の広告配信システム。
  4. 個々の店舗に設置され、その店舗の広告メッセージを記憶する広告メッセージ記憶手段およびその店舗を識別する店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶手段を少なくとも備えた広告配信装置と、
    ユーザによって所持され、そのユーザが関心のある店舗の店舗識別情報を記憶する関心店舗識別情報記憶手段および受信した広告メッセージを表示する広告メッセージ表示手段を少なくとも備えた広告受信端末と、
    を含んで構成された広告配信システムにおける広告配信方法であって、
    前記広告配信装置が、
    前記店舗識別情報記憶手段に記憶されている店舗識別情報を微弱な無線電波に乗せて、前記店舗の近傍エリアに送信し、
    前記広告受信端末が、
    前記店舗の近傍エリアに入り、前記広告配信装置が送信する店舗識別情報を受信したときには、その受信した店舗識別情報と前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、その店舗識別情報を微弱な電波に乗せて前記広告配信装置へ送信し、
    前記広告配信装置が、
    前記広告受信端末が送信した店舗識別情報を受信し、その受信した店舗識別情報と前記店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、前記広告メッセージ記憶手段に記憶している広告メッセージを微弱な電波に乗せて前記広告受信端末へ送信し、
    前記広告受信端末が、
    前記広告配信装置が送信する広告メッセージを受信し、その受信した広告メッセージを前記広告メッセージ表示手段によって表示すること
    を特徴とする広告配信方法。
  5. 前記広告配信システムは、前記広告配信装置が設置された店舗のホームページを蓄積するとともに、無線を含むネットワーク通信手段を介して前記広告受信端末が通信可能に接続されたWWWサーバを、さらに、含んで構成され、
    前記広告受信端末は、
    前記店舗のホームページをアクセスしたときに、前記WWWサーバからその店舗の店舗識別情報を取得し、その取得した店舗識別情報を前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶すること
    を特徴とする請求項4に記載の広告配信方法。
  6. 前記店舗の店舗識別情報は、その店舗のホームページのURLアドレスのハッシュ値であること
    を特徴とする請求項5に記載の広告配信方法。
  7. 個々の店舗に設置され、その店舗の広告メッセージを記憶する広告メッセージ記憶手段およびその店舗を識別する店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶手段を少なくとも備えた広告配信装置と、
    ユーザによって所持され、そのユーザが関心のある店舗の店舗識別情報を記憶する関心店舗識別情報記憶手段および受信した広告メッセージを表示する広告メッセージ表示手段を少なくとも備えた広告受信端末と、
    を含んで構成された広告配信システムに用いられる広告配信装置であって、
    前記店舗識別情報記憶手段に記憶されている店舗識別情報を微弱な無線電波に乗せて、前記店舗の近傍エリアに送信し、
    その後、引き続いて、前記広告受信端末が微弱な無線電波に乗せて送信する店舗識別情報を受信したときには、その受信した店舗識別情報と前記店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、前記広告メッセージ記憶手段に記憶している広告メッセージを微弱な電波に乗せて前記広告受信端末へ送信すること
    を特徴とする広告配信装置。
  8. 前記広告配信システムは、前記広告配信装置が設置された店舗のホームページを蓄積するWWWサーバを、さらに、含んで構成され、
    前記店舗の店舗識別情報は、前記店舗のホームページのURLアドレスのハッシュ値であるとし、
    前記WWWサーバが送信する前記店舗のホームページのURLアドレスおよびそのハッシュ値の少なくとも一方を受信し、前記ハッシュ値を受信しない場合には、前記URLアドレスからハッシュ値を算出すること
    を特徴とする請求項7に記載の広告配信装置。
  9. 個々の店舗に設置され、その店舗の広告メッセージを記憶する広告メッセージ記憶手段およびその店舗を識別する店舗識別情報を記憶する店舗識別情報記憶手段を少なくとも備えた広告配信装置と、
    ユーザによって所持され、そのユーザが関心のある店舗の店舗識別情報を記憶する関心店舗識別情報記憶手段および受信した広告メッセージを表示する広告メッセージ表示手段を少なくとも備えた広告受信端末と、
    を含んで構成された広告配信システムに用いられる広告受信端末であって、
    前記広告配信装置が微弱な無線電波に乗せて送信する前記店舗の店舗識別情報を受信したときには、その受信した店舗識別情報と前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶している店舗識別情報とを比較し、両者の店舗識別情報が同じであった場合には、その店舗識別情報を微弱な電波に乗せて前記広告配信装置へ送信し、
    その後、引き続いて、前記広告配信装置が微弱な無線電波に乗せて送信する前記店舗の広告メッセージを受信し、その受信した広告メッセージを前記広告メッセージ表示手段によって表示すること
    を特徴とする広告受信端末。
  10. 前記広告配信装置が設置された店舗のホームページを蓄積したWWWサーバに、無線を含むネットワーク通信手段を介して通信可能に接続され、
    前記店舗のホームページをアクセスしたときに、前記WWWサーバからその店舗の店舗識別情報を取得し、その取得した店舗識別情報を前記関心店舗識別情報記憶手段に記憶すること
    を特徴とする請求項10に記載の広告受信端末。
  11. 前記店舗の店舗識別情報は、前記店舗のホームページのURLアドレスのハッシュ値であるとし、
    WWWサーバから前記店舗のホームページのURLアドレスおよびそのハッシュ値の少なくとも一方を取得し、前記ハッシュ値を取得しない場合には、前記URLアドレスからハッシュ値を算出すること
    を特徴とする請求項10に記載の広告受信端末。
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