JP2001167237A - Icタグ及びicカード - Google Patents

Icタグ及びicカード

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JP2001167237A JP34853099A JP34853099A JP2001167237A JP 2001167237 A JP2001167237 A JP 2001167237A JP 34853099 A JP34853099 A JP 34853099A JP 34853099 A JP34853099 A JP 34853099A JP 2001167237 A JP2001167237 A JP 2001167237A
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    • G06K19/06Record carriers for use with machines and with at least a part designed to carry digital markings characterised by the kind of the digital marking, e.g. shape, nature, code
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    • G06K19/077Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier
    • G06K19/07749Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card
    • G06K19/07758Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card arrangements for adhering the record carrier to further objects or living beings, functioning as an identification tag
    • G06K19/0776Constructional details, e.g. mounting of circuits in the carrier the record carrier being capable of non-contact communication, e.g. constructional details of the antenna of a non-contact smart card arrangements for adhering the record carrier to further objects or living beings, functioning as an identification tag the adhering arrangement being a layer of adhesive, so that the record carrier can function as a sticker

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、ICタグ及びICカードに関し、
特に非接触により所望のデータを送受するシステムに適
用して、簡易に、既存のカード読み取り器とICカード
読み取り器とが混在するカードシステムで使用すること
ができるようにする。 【解決手段】 本発明は、非接触により所望の情報を読
み出し可能な平板形状のICタグ31を所望の部材に貼
り付け可能とし、またこのICタグ31を所望のカード
に張り付けてICカードを構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICタグ及びIC
カードに関し、特に非接触により所望のデータを送受す
るシステムに適用することができる。本発明は、非接触
により所望の情報を読み出し可能な平板形状のICタグ
を所望の部材に貼り付け可能とすることにより、またこ
のICタグを所望のカードに張り付けてICカードを構
成することにより、簡易に、既存のカード読み取り器と
ICカード読み取り器とが混在するカードシステムで使
用することができるようにする。
【0002】
【従来の技術】従来、部屋の入出管理管理、バンキング
システム等においては、ユーザーに関する情報(以下個
人情報と呼ぶ)を記録したカードを用いて個々のユーザ
ーを認証するようになされている。
【0003】すなわちこの種の個人情報を記録するカー
ドにおいては、ほとんどがプラスチックにより平板形状
により形成され、最も単純なものは、肉眼により確認可
能に個人情報を記録して構成される。なおこのようなカ
ードでは、この平板形状の表面の印刷により、又は凹凸
によりこれら個人情報が記録され、個人情報としては、
個人名、識別番号等が記録される。
【0004】また他のカードにおいては、専用の読み取
り器により読み取り可能にこれらの個人情報が記録さ
れ、この個人情報を記録する方式としてメモリを用いる
もの(いわゆるICカードである)と、メモリを用いな
いものとに分類される。
【0005】このうちメモリを用いないカードにあって
は、バーコードにより個人情報を記録し、又は部分的に
形成された磁気情報の記録領域に個人情報を記録するよ
うになされている。
【0006】これに対してメモリを用いるカードにあっ
ては、メモリを用いないカードに比して多くの個人情報
を記録でき、このメモリのアクセス方法により接触型と
非接触型とに分類される。
【0007】このうち接触型のICカードは、カードの
一部に形成された端子を介してメモリがアクセスされ、
このメモリに各種個人情報が記録され、またこのメモリ
に記録された個人情報が読み出されるのである。これに
対して非接触型のICカードは、磁気的な結合等により
非接触でメモリがアクセスされるものである。
【0008】図9は、このようなICカードのうち、磁
気的な結合によるICカードシステムの原理構成を示す
略線図である。このICカードを用いたシステムは、I
Cカード1と、このICカード1のメモリをアクセスす
るリードライタ2と、リードライタ2のアクセス結果を
処理するパソコン3より構成される。
【0009】ここでICカード1は、シート状の配線基
板に集積回路4のチップを実装した後、上下をシート材
により覆うことにより、薄型の平板形状に作成される。
ICカード1は、この配線基板にループアンテナ5が配
置され、このループアンテナ5の両端がメモリを内蔵し
た集積回路4に接続され、この集積回路4に個人情報を
記録するメモリが配置される。
【0010】ICカード1は、リードライタ2に所定距
離だけ近づくと、このリードライタ2の配置されたルー
プアンテナ6とループアンテナ5との磁気的な結合によ
りループアンテナ5に高周波信号が誘起される。ICカ
ード1は、この高周波信号の電力により集積回路4が動
作する。さらにICカード1は、このループアンテン5
に誘起される高周波信号を集積回路4により信号処理し
て、メモリに保持した個人情報を更新する。さらにIC
カード1は、メモリに保持した個人情報により集積回路
4でループアンテナ5を駆動し、個人情報をリードライ
タ2に送信する。
【0011】これに対してリードライタ2は、所定の駆
動回路によりループアンテナ6を駆動し、これによりI
Cカード1の動作用電源を供給する。またディジタルプ
ロセッシングユニット(DPU)7により変復調回路8
を駆動してループアンテナ6を駆動し、これによりIC
カード1に種々の情報を送信する。さらにリードライタ
2は、変復調回路8によりループアンテナ6に誘起され
る高周波信号を信号処理し、これによりICカード1よ
り送信された各種情報を取得する。ディジタルプロセッ
シングユニット7は、パソコン3の制御により、これら
情報の取得に関する制御を実行し、さらに取得した個人
情報をパソコン3に送出する。これによりこの種のシス
テムにおいては、例えば部屋の入退出管理、駅の自動改
札等に適用できるようになされている。
【0012】図10は、ICカード1、リードライタ2
を示すブロック図である。リードライタ2は、駆動回路
11により周波数13.56〔MHz〕の高周波信号で
ループアンテナ6を駆動し、これによりICカード1に
電力を供給する。さらにリードライタ2は、ディジタル
プロセッシングユニット(DPU)7により駆動回路1
1の動作を制御することにより、伝送に供する情報に応
じてループアンテナ6に供給する高周波信号の振幅を変
調し、これにより所望の情報をICカード1に送信す
る。またリードライタ2は、復調回路12によりループ
アンテナ6に誘起される高周波信号を信号処理し、これ
によりICカード1より送信された各種情報を取得す
る。
【0013】ICカード1では、ループアンテナ5に誘
起される高周波信号を検波し、その結果得られる直流成
分により動作用電源を生成し、さらにこの検波結果より
リードライタ2から送信された情報を取得する。すなわ
ちICカード1の集積回路4において、検波回路13
は、抵抗15、コンデンサ16の並列回路に、ダイオー
ド14を介してループアンテナ5に誘起される高周波信
号を入力し、これによりこの高周波信号を検波する。
【0014】電源回路17は、この並列回路のホット側
電圧を受け、この電圧を安定化することにより動作用電
源を生成し、この動作用電源をシーケンサ18等に出力
する。復調回路20は、コンデンサ21、抵抗22によ
るハイパスフィルタ回路19を介して並列回路のホット
側電圧を受け、このホット側電圧の変化である検波結果
を信号処理することにより、リードライタ2から送信さ
れた情報を取得する。
【0015】シーケンサ18は、この復調回路20で取
得した情報を解析し、この解析結果によりメモリ23の
内容を更新する。また同様にしてメモリ23に保持した
個人情報により変調回路24を駆動する。
【0016】ここで変調回路24は、電界効果型トラン
ジスタ25のオン動作により、所定のインピーダンス素
子26でループアンテナ5を終端するように構成され、
この電界効果型トランジスタ25のオンオフ動作がシー
ケンサ18により制御されるようになされている。これ
により変調回路24は、このループアンテナ5と磁気的
に結合するリードライタ2側のループアンテナ6におい
て、このループアンテナ6における高周波信号の振幅を
個人情報に応じて変化させるようになされている。かく
するにつき、この場合ループアンテナ6においては、個
人情報により振幅変調された高周波信号が受信されるこ
とになる。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところでICカードに
おいては、多くの個人情報を記録できることにより、メ
モリを使用しないカードのシステムにおいても、ICカ
ードの導入が求められる。またメモリを使用したカード
においても、さらにメモリの容量を増大してより多くの
個人情報を記録することが求められる場合が考えられ
る。
【0018】このような場合に、カードシステムでは、
システム全体の構成をそれまでのカードによる構成から
ICカードによる構成からまとめて切り換えることが困
難であることにより、既存のカードとICカードとを併
用することが考えられる。
【0019】このような場合に、各個人が既存のカード
とICカードとを携帯し、読み取り側の構成に応じて使
い分けるとすると、極めて使い勝手が悪くなり、また使
い分けを誤る場合も多々発生すると考えられる。
【0020】本発明は以上の点を考慮してなされたもの
で、簡易に、既存のカード読み取り器とICカード読み
取り器とが混在するカードシステムで使用することがで
きるICカードと、このICカード等に適用するICタ
グを提案しようとするものである。
【0021】
【課題を解決するための手段】かかる課題を解決するた
め請求項1の発明においては、ICタグに適用して、ア
ンテナと、このアンテナを介して所望の情報を送受する
集積回路によるチップとを有する平板形状であって、所
望の部材に貼り付け可能な貼り付け面を有するようにす
る。
【0022】また請求項3の発明によれば、ICカード
に適用して、個人情報によるカード本体側情報を記録し
た平板形状のカード本体にICタグを張り付けたICカ
ードであって、このICタグが、アンテナと、前記アン
テナを介してICタグ側情報を送受する集積回路による
チップとを有する平板形状であるようにする。
【0023】請求項1の構成によれば、アンテナと、こ
のアンテナを介して所望の情報を送受する集積回路によ
るチップとを有する平板形状であって、所望の部材に貼
り付け可能な貼り付け面を有することにより、このIC
タグを例えば既存のカードに貼り付けるだけで、非接触
型のICカードに適用される読み取り器ではこのICタ
グより個人情報を読み取ることができ、既存のカードに
適用される読み取り器では、カード側より個人情報を読
み取ることができ、これにより簡易に、既存のカード読
み取り器とICカード読み取り器とが混在するカードシ
ステムで使用することができる。
【0024】また請求項3の構成によれば、個人情報に
よるカード本体側情報を記録した平板形状のカード本体
にICタグを張り付けたICカードであって、このIC
タグが、アンテナと、このアンテナを介してICタグ側
情報を送受する集積回路によるチップとを有する平板形
状であることにより、非接触型のICカードに適用され
る読み取り器ではこのICタグより個人情報を読み取る
ことができ、既存のカードに適用される読み取り器で
は、カード本体より個人情報を読み取ることができ、こ
れにより簡易に、既存のカード読み取り器とICカード
読み取り器とが混在するカードシステムで使用すること
ができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、適宜図面を参照しながら本
発明の実施の形態を詳述する。
【0026】(1)第1の実施の形態 図1は、本発明の第1の実施の形態に係るICタグを示
す略線図である。このICタグ31は、図9について上
述したICカード1と同様に薄型の平板形状に作成され
る。すなわちこのICタグ31は、シート状の配線基板
32に集積回路4のチップを実装した後、上下をシート
材33及び34により覆って作成される。ここでICタ
グ31は、この配線基板32にループアンテナ5が配置
されて、この配線基板32がICカード1と同様に構成
される。これによりICタグ31は、ICカード1の読
み取り器であるリードライタ2により集積回路4に内蔵
のメモリをアクセスして個人情報を取得できるようにな
されている。
【0027】さらにICタグ31は、裏面側に両面テー
プ35が配置され、この両面テープにより所望の機材に
貼り付けることができるように構成される。これにより
ICタグ31は、裏面に、所望の部材に貼り付け可能な
貼り付け面が形成されるようになされている。
【0028】さらにICタグ31は、既存のカードにお
ける個人情報の読み出しを損なわないように既存のカー
ドに部分的に貼り付け可能で、かつこのように読み出し
を損なわないように既存のカードに貼り付けた際に、こ
の既存のカードより飛び出さないように、全体形状がI
Cカード1に比して小型に形成される。
【0029】以上の構成において、ICタグ31は、裏
面に貼り付けられた両面テープによる貼り付け面により
既存のカードに貼り付けて使用し、この既存のカードの
読み取り器による場合には、貼り付けられた側のカード
より個人情報を読み出すことができ、ICカード1に係
るリードライタ2による場合には、カード全体をリード
ライタ2に近接させてICタグ31に記録された個人情
報が読み出される。これにより既存のカードに貼り付け
るだけの簡易な処理により、既存のカード読み取り器と
ICカード読み取り器とが混在するカードシステムで使
用することができる。
【0030】以上の構成によれば、非接触により所望の
情報を読み出し可能な平板形状のICタグを所望の部材
に貼り付け可能とすることにより、簡易に、既存のカー
ド読み取り器とICカード読み取り器とが混在するカー
ドシステムで使用することができる。
【0031】(2)第2の実施の形態 図2は、第2の実施の形態に係るICタグを示す斜視図
である。このICタグ41は、印刷可能に、表面が粗面
により形成される点を除いて、第1の実施の形態に係る
ICタグ31と同一に構成される。
【0032】図2の構成によれば、第1の実施の形態の
効果に加えて、表面を印刷可能としたことにより、例え
ば個人の写真、バーコードによる情報等を表面に記録し
て、使い勝手を向上することができる。
【0033】(3)第3の実施の形態 図3は、第3の実施の形態に係るICカードを示す平面
図である。このICカード51は、カード本体52に上
述したICタグ31又は41を張り付けて作成される。
ここでカード本体52は、既存のカードであり、所定の
領域に印刷されたバーコード53により個人情報を読み
取ることができるように構成され、さらに印刷された名
前54により個人名を確認できるようになされている。
【0034】ICカード51は、読み取り器によりこの
バーコード53による個人情報の読み取りを損なうこと
がないように、また名前54の印刷を隠すことがないよ
うに、これらの領域を避けるようにICタグ31(4
1)が貼り付けられる。
【0035】図3に示す構成によれば、簡易に、バーコ
ード、印刷により個人情報を記録した既存のカードに係
るカード読み取り器とICカード読み取り器とが混在す
るカードシステムで使用することができる。
【0036】(4)第4の実施の形態 図4は、第4の実施の形態に係るICカードを示す平面
図である。このICカード61は、カード本体62に上
述したICタグ31又は41を張り付けて作成される。
ここでカード本体62は、既存のカードであり、長手方
向に、シート状の磁性材料が貼り付けられて磁気情報の
記録領域が作成される。これによりカード本体62は、
磁気情報により個人情報を記録し、専用の読み取り器に
よりこの個人情報を読み取ることができるように構成さ
れる。
【0037】ICカード61は、この磁気記録による個
人情報の読み取りを損なうことがないように、この磁気
記録の領域を避けるようにICタグ31(41)が貼り
付けられる。
【0038】図4に示す構成によれば、簡易に、磁気記
録により個人情報を記録した既存のカードに係るカード
読み取り器とICカード読み取り器とが混在するカード
システムで使用することができる。
【0039】(5)第5の実施の形態 図5は、第5の実施の形態に係るICカードを示す平面
図である。このICカード71は、カード本体72に上
述したICタグ31又は41を張り付けて作成される。
ここでカード本体72は、接触型のICカードで、メモ
リに個人情報を保持した既存のカードであり、上面に配
置された複数の端子73を読み取り器に接続して個人情
報を読み取ることができるように構成される。
【0040】ICカード71は、読み取り器による個人
情報の読み取りを損なうことがないように、この端子7
3の領域を避けるようにICタグ31(41)が貼り付
けられる。
【0041】図5に示す構成によれば、簡易に、接触型
によるICカード読み取り器と非接触によるICカード
読み取り器とが混在するカードシステムで使用すること
ができる。
【0042】(6)第6の実施の形態 図6は、第6の実施の形態に係るICカードを示す平面
図である。このICカード81は、カード本体82に上
述したICタグ31又は41を張り付けて作成される。
ここでカード本体82は、図9について上述した非接触
型のICカードであり、ICタグ31又は41と異なる
プロトコルにより専用のリードライタにより個人情報を
読み出すことができるようになされている。
【0043】図6に示す構成によれば、簡易に、非接触
型によるICカード読み取り器と、このICカードとは
異なる種類の非接触によるICカード読み取り器とが混
在するカードシステムで使用することができる。
【0044】(7)第7の実施の形態 この実施の形態においては、ICタグ31又は41と同
一のプロコトルに係る非接触型のカード本体に、図6に
ついて上述したと同様にしてICタグ31又は41を配
置してICカードが構成される。
【0045】この場合、図7に示すように、カード本体
82及びICタグ31(41)においては、双方がリー
ドライタ2のループアンテナ6と結合して同時に動作を
開始することになる。なおこの実施の形態においては、
カード本体82及びICタグ31(41)における処
理、リードライタ2における処理が異なる点を除いて、
第6の実施の形態について上述した構成、図9について
上述した構成と同一であることから、カード本体82に
ついては、符号Aを添えて、ICタグ31(41)につ
いては符号Bを添えて、対応する構成にこれら図6及び
図9で使用した符号を用いて示す。
【0046】このためリードライタ2においては、図8
に示すように、カード本体82及びICタグ31(4
1)に対して交互に呼びかけを繰り返し(ステップSP
1、SP2)、始めに呼びかけに応答した側に対して相
互認証の処理を実行する(この場合はカード本体82側
であり、ステップSP3〜SP6の処理である)。さら
に相互認証により正しいカード本体82と判断すると、
このシステムの構成に応じて、カード本体82に記録さ
れた個人情報の読み出しを指示し(符号Rにより示すス
テップSP7である)、またカード本体82に記録され
た個人情報の更新を指示する(符号Wにより示すステッ
プSP9である)。
【0047】さらにこのようにして一方の処理が完了す
ると(ステップSP10)、他方に呼びかけし(ステッ
プSP11)、相互認証の処理を実行する(ステップS
P13及びSP14)。さらにこのシステムの構成に応
じて、この場合はICタグ31、(41)に記録された
個人情報の読み出しを指示し(符号Rにより示すステッ
プSP15である)、またICタグ31、(41)に記
録された個人情報の更新を指示する(符号Wにより示す
ステップSP17である)。
【0048】この第7の実施の形態によれば、簡易な構
成により、非接触型ICカードのメモリ容量の増大に対
応して、カード本体に対して補助のメモリ空間をICタ
グにより構成することができる。
【0049】(8)他の実施の形態 なお上述の第7の実施の形態においては、リードライタ
側よりアクセス対象を交互に切り換えてカード本体及び
ICタグに記録された個人情報をアクセスする場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、リードライタ側
より選択的にカード本体及びICタグをアクセスするよ
うにしてもよい。なおこの場合、ホストよりカード本体
のメモリ空間を越えるアクセス要求があった場合に、I
Cタグをアクセスすることが考えられる。
【0050】また上述の第6及び第7の実施の形態にお
いては、リードライタ側よりアクセス対象を交互に切り
換えてカード本体及びICタグに記録された個人情報を
アクセスする場合について述べたが、本発明はこれに限
らず、カード本体側によりICタグの情報を管理するよ
うにしてもよい。
【0051】すなわちカード本体においては、リードラ
イタのループアンテナ、カード本体のループアンテナ、
ICタグのループアンテナが相互に結合することにな
り、これによりカード本体、ICタグ間でも種々のデー
タの送受が可能となる。これにより例えばカード本体に
おいて、カード本体が有するメモリ空間以上のアドレス
についてもメモリ管理するようにし、この管理によりカ
ード本体が有するメモリ空間以上のアクセスに対して
は、リードライタからの要求によりカード本体からIC
タグをアクセスするようにする。さらにこのようにして
得られるアクセス結果をカード本体からリードライタに
送信するようにする。このようにしてもメモリ空間の増
大に対応することができる。
【0052】また上述の第2の実施の形態においては、
印刷により写真等をICタグの表面に作成する場合につ
いて述べたが、本発明はこれに限らず、シールにより写
真等を貼り付けるようにしてもよい。
【0053】また上述の実施の形態においては、略長方
形形状によりICタグを構成する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、種々の形状により構成して
もよい。また、さらには非接触型のICカードをカード
本体にしてなる場合には、カード本体と同一の大きさに
よりICタグを作成してもよい。
【0054】また上述の実施の形態においては、カード
本体に1枚のICタグを配置する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、カード本体に複数枚のIC
タグを配置してもよい。
【0055】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、非接触に
より所望の情報を読み出し可能な平板形状のICタグを
所望の部材に貼り付け可能とすることにより、またこの
ICタグを所望のカードに張り付けてICカードを構成
することにより、簡易に、既存のカード読み取り器とI
Cカード読み取り器とが混在するカードシステムで使用
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るICタグを示
す斜視図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るICタグを示
す斜視図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るICカードを
示す平面図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るICカードを
示す平面図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態に係るICカードを
示す平面図である。
【図6】本発明の第6の実施の形態に係るICカードを
示す平面図である。
【図7】図6のICカードをリードライタと共に示すブ
ロック図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態に係るICカードに
おける通信手順を示す図である。
【図9】従来のICカードのシステムを示す略線図であ
る。
【図10】図9のブロック図である。
【符号の説明】
1、51、61、71、81……ICカード、2……リ
ードライタ、3……パソコン、5、6……ループアンテ
ナ、31、41……ICタグ、52、62、72、82
……カード本体

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アンテナと、前記アンテナを介して所望の
    情報を送受する集積回路によるチップとを有する平板形
    状であって、 所望の部材に貼り付け可能な貼り付け面を有することを
    特徴とするICタグ。
  2. 【請求項2】前記貼り付け面とは逆側の面が印刷可能な
    面に設定されたことを特徴とする請求項1に記載のIC
    タグ。
  3. 【請求項3】個人情報によるカード本体側情報を記録し
    た平板形状のカード本体にICタグを貼り付けたICカ
    ードであって、 前記ICタグは、 アンテナと、前記アンテナを介してICタグ側情報を送
    受する集積回路によるチップとを有する平板形状である
    ことを特徴とするICカード。
  4. 【請求項4】前記カード本体は、 肉眼により確認可能に、又は所定の読み取り器により確
    認可能に、前記カード本体側情報が記録されたことを特
    徴とする請求項3に記載のICカード。
  5. 【請求項5】前記ICタグ側情報が、 前記カード本体側情報に関連する情報であることを特徴
    とする請求項3に記載のICカード。
  6. 【請求項6】前記カード本体は、 アンテナと、前記アンテナを介して前記カード本体側情
    報を送信する集積回路によるチップとを有することを特
    徴とする請求項3に記載のICカード。
  7. 【請求項7】前記ICタグ側情報を記録するメモリが、 前記カード本体側情報を記録するメモリの補助のメモリ
    空間を構成することを特徴とする請求項6に記載のIC
    カード。
  8. 【請求項8】前記ICタグの前記アンテナ及び前記カー
    ド本体のアンテナを介して、前記ICタグ及び前記カー
    ド本体間で、前記ICタグ側情報及び又は前記カード本
    体側情報を送受し、 前記カード本体側の集積回路により、前記ICタグ側情
    報を管理することを特徴とする請求項6に記載のICカ
    ード。
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