JP2002251596A - Icカード - Google Patents

Icカード

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JP2002251596A
JP2002251596A JP2001046531A JP2001046531A JP2002251596A JP 2002251596 A JP2002251596 A JP 2002251596A JP 2001046531 A JP2001046531 A JP 2001046531A JP 2001046531 A JP2001046531 A JP 2001046531A JP 2002251596 A JP2002251596 A JP 2002251596A
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Fumihiro Hanazawa
文浩 花澤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 非接触型ICカードの機能が動作しなくなっ
た場合に無駄なコストを生じさせることなくその機能を
復旧させることができるとともに低コストで非接触型I
Cカードの機能を新たに付加する。 【解決手段】 接触型ICカードとして機能するカード
基材5に、非接触状態で情報の書き込み及び読み出しが
可能な非接触型ICチップ3と非接触型ICチップ3に
対して情報の書き込み及び読み出しを非接触状態で行う
ためのアンテナ4とが設けられたラベル9を剥離可能に
貼付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ICチップが内蔵
されたICカードに関し、特に、非接触状態にて情報の
書き込み及び読み出しを行うことができるICカードに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報化社会の進展に伴って、情報
をカードに記録し、該カードを用いた情報管理や決済等
が行われている。
【0003】このような情報管理や決済等に用いられる
カードは、ICチップが内蔵されたICカードや、磁気
により情報が書き込まれた磁気カード等があり、専用の
装置を用いて情報の書き込み及び読み出しが行われる。
【0004】さらに、ICカードにおいては、情報の書
き込み及び読み出しを専用の装置に接触させることによ
り行う接触型ICカードと、専用の装置に近接させるだ
けで情報の書き込み及び読み出しを行うことができる非
接触型ICカードがある。これらのICカードは、磁気
カードと比較してセキュリティ性が高いとともに書き込
み可能な情報量が多く、また、1枚のカードを多目的に
使用できるため、市場における普及度は増加の一途を辿
っている。また、その中でも、非接触型ICカードにお
いては、情報の書き込みあるいは読み出しを行う際、カ
ードを取り出して専用の装置に挿入したりする必要がな
く取り扱いに便利なため、そのカード及び該カードに書
き込まれた情報を読み取るための装置の急速な普及が進
みつつある。
【0005】また、上述したようなカードどうしを組み
合わせたカードも実用化されており、磁気カードと接触
型ICカードとを組み合わせたカードや、磁気カードと
非接触型ICカードとを組み合わせたカードや、接触型
ICカードと非接触型ICカードとを組み合わせたカー
ドや、磁気カードと接触型ICカードと非接触型ICカ
ードとを組み合わせたカードが実用化されている。
【0006】図3は、接触型ICカードと非接触型IC
カードとを組み合わせたICカードの一例を示す図であ
り、(a)は表面構造を示す図、(b)は内部構造を示
す図、(c)は(b)に示したA−A’断面図である。
なお、本従来例は、接触型ICチップと非接触型ICチ
ップとが別個のチップとして構成された2チップタイプ
のICカードである。
【0007】図3に示すように本従来例においては、カ
ード基材105に、接触状態にて情報の書き込み及び読
み出しが可能な接触型ICチップ101と、接触型IC
チップ101と接続され、接触型ICチップ101に対
して情報の書き込み及び読み出しを接触状態で行うため
に外部と接触可能な端子102と、非接触状態で情報の
書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICチップ10
3と、接点107を介して非接触型ICチップ103と
接続され、非接触型ICチップ103に対して情報の書
き込み及び読み出しを非接触状態で行うためのアンテナ
104とが埋め込まれている。また、カード基材105
の表面には、所定の情報が印字された印字領域106が
設けられている。
【0008】上記のように構成されたICカードにおい
ては、接触型ICカードとして使用する場合は、外部に
設けられた情報書込/読出装置(不図示)に端子102
を接触させると、その状態で端子102を介して情報書
込/読出装置と接触型ICチップ101との間にて情報
のやりとりが行われ、それにより、接触型ICチップ1
01に情報が書き込まれたり、接触型ICチップ101
に書き込まれた情報が読み出されたりする。また、非接
触型ICカードとして使用する場合は、外部に設けられ
た情報書込/読出装置(不図示)にこのICカードをか
ざすと、情報書込/読出装置からの電磁誘導によってア
ンテナ104に電流が生じ、この電流が接点107を介
して非接触型ICチップ103に供給され、それによ
り、非接触型ICチップ103に情報が書き込まれた
り、非接触型ICチップ103に書き込まれた情報が読
み出されたりする。
【0009】上述したようなICカードにおいては、カ
ードを作製する際に、接触型ICチップ101、端子1
02、非接触型ICチップ103及びアンテナ104を
カード基材105に埋め込むとともに、印字領域106
に所定の情報を印字する。
【0010】また、図3に示したようなICカード以外
にも、上述したような、磁気カードと非接触型ICカー
ドとを組み合わせたカードや、磁気カードと接触型IC
カードと非接触型ICカードとを組み合わせたカードに
おいても、カードを作製する際に、上述したものと同様
に、それぞれの部品をカード基材に埋め込むとともに所
定の情報をカード表面に印字する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
たような、接触型ICカードあるいは磁気カードと非接
触型ICカードとを組み合わせたカードにおいては、カ
ードを作製する際に、カードを構成する部品が全てカー
ド基材に埋め込まれるため、接触型ICカードあるいは
磁気カードとして機能する部品と非接触型ICカードと
して機能する部品とのいずれか一方が破損した場合、他
方の機能が正常に動作するにもかかわらずカードそのも
のを作製しなおさなければならず、無駄なコストが生じ
てしまうという問題点がある。特に、非接触型ICカー
ドとして機能する部品は磁気カードや接触型ICカード
として機能する部品に比べて破損する頻度が高いため、
結果的に、その度毎に磁気カードあるいは接触型ICカ
ードとして機能する部品が正常に動作するにも関わらず
廃棄されることになってしまう。また、非接触型ICカ
ードを用いた他のアプリケーションを利用する場合は、
現在所持しているカードの他にそのアプリケーションに
利用可能な非接触型ICカードを新たに作製しなければ
ならないという問題点がある。
【0012】また、所定の情報がカード基材の表面に印
字されるため、印字された情報が所有者の所属部署等の
ように、その情報が変更された場合、情報を印字し直す
ことができず、そのため、カード基材の表面に印字され
る情報が必要最低限の情報に限られてしまうという問題
点がある。また、所定の情報をカード基材の表面に印字
する際に間違った情報を印字してしまった場合、カード
そのものを作製し直さなければならず、上記同様に無駄
なコストが生じてしまうという問題点がある。
【0013】また、磁気カードや接触型ICカードに非
接触型ICカードの機能を追加する場合、非接触型IC
カードの機能が追加されたカードを新たに作製しなけれ
ばならないという問題点がある。
【0014】本発明は、上述したような従来の技術が有
する問題点に鑑みてなされたものであって、磁気カード
や接触型ICカードに非接触型ICカードの機能が付加
されたICカードであって、非接触型ICカードの機能
が動作しなくなった場合に無駄なコストを生じさせるこ
となく非接触型ICカードの機能を復旧させることがで
きるとともに低コストで非接触型ICカードの機能を新
たに付加することができ、また、カード表面に印字され
た情報を書き換えることができるICカードを提供する
ことを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、非接触状態で情報の書き込み及び読み出し
が可能な非接触型ICモジュールと、該非接触型ICモ
ジュールに対して情報の書き込み及び読み出しを非接触
状態で行うためのアンテナとが、所定の情報が書き込ま
れたカード基材上に設けられてなるICカードにおい
て、前記非接触型モジュール及びアンテナは、前記カー
ド基材から剥離可能なラベルに設けられて当該カード基
材に剥離可能に貼付されていることを特徴とする。
【0016】また、前記ラベルは、印字による情報の書
き換えが可能な領域を有することを特徴とする。
【0017】また、前記カード基材は、磁気により情報
の書き込み及び読み出しが可能であることを特徴とす
る。
【0018】また、前記カード基材は、接触状態にて情
報の書き込み及び読み出しが可能な接触型ICモジュー
ルと、前記接触型ICモジュールと接続され、該接触型
ICモジュールに対して情報の書き込み及び読み出しを
接触状態で行うために外部と接触可能な端子とを有する
ことを特徴とする。
【0019】また、前記ラベルは、前記端子が設けられ
ている面とは反対側の面に剥離可能に貼付されているこ
とを特徴とする。
【0020】(作用)上記のように構成された本発明に
おいては、磁気カードあるいは接触型ICカードとして
機能するカード基材に、非接触状態で情報の書き込み及
び読み出しが可能な非接触型ICモジュールと該非接触
型ICモジュールに対して情報の書き込み及び読み出し
を非接触状態で行うためのアンテナとが設けられたラベ
ルが剥離可能に貼付されることにより、磁気カードある
いは接触型ICカードに非接触型ICカードとを組み合
わせたICカードが構成されているので、非接触型IC
カードとして機能する部品が破損した場合、非接触型I
Cカードとして機能するラベルのみを交換するだけで、
磁気カードあるいは接触型ICカードと非接触型ICカ
ードとを組み合わせたICカードとしての機能が復旧す
ることになる。また、非接触型ICカードを用いた他の
アプリケーションを利用する場合においても、非接触型
ICカードとして機能するラベルのみを交換するだけ
で、所望のアプリケーションが利用可能となる。
【0021】また、ラベルに、印字による情報の書き換
えが可能な領域を設けた場合は、ICカードに印字され
た情報が変更された場合にその情報を書き換えることが
できるようになり、変更される可能性がある情報を含め
て所望の情報を印字することができる。
【0022】また、ラベルを接触型ICカードとして機
能するカード基材に貼付する場合、接触型ICチップに
対して情報の書き込み及び読み出しを接触状態で行うた
めに外部と接触可能な端子が設けられた面とは反対側の
面にラベルを貼付すれば、ラベルの大きさや形状の自由
度が増す。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0024】図1は、本発明のICカードの実施の一形
態を示す図であり、(a)は表面構造を示す図、(b)
は内部構造を示す図、(c)は(b)に示したA−A’
断面図である。なお、本形態は、接触型ICカードに非
接触型ICカードの機能を付加したものである。
【0025】本形態は図1に示すように、外部に設けら
れた情報書込/読出装置(不図示)を用いて接触状態に
て情報の書き込み及び読み出しが可能な接触型ICカー
ドとして機能するカード基材5に、外部に設けられた情
報書込/読出装置(不図示)を用いて非接触状態にて情
報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカード
として機能するラベル9が剥離可能に貼付されて構成さ
れている。
【0026】カード基材5には、接触状態にて情報の書
き込み及び読み出しが可能な接触型ICチップ1と、接
触型ICチップ1と接続され、接触型ICチップ1に対
して情報の書き込み及び読み出しを接触状態で行うため
に外部と接触可能な端子2とが埋め込まれている。
【0027】また、ラベル9には、非接触状態で情報の
書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICチップ3
と、接点7を介して非接触型ICチップ3と接続され、
非接触型ICチップ3に対して情報の書き込み及び読み
出しを非接触状態で行うためのアンテナ4と、ラベル9
がカード基材5に貼付された際にカード基材2に設けら
れた端子2がカード表面に露出するように設けられた穴
8とが設けられている。また、ラベル9の表面には、所
定の情報が書き換え可能に印字された印字領域6が設け
られている。
【0028】上記のように構成されたICカードにおい
ては、接触型ICカードとして使用する場合は、外部に
設けられた情報書込/読出装置(不図示)に端子2を接
触させると、その状態で端子2を介して情報書込/読出
装置と接触型ICチップ1との間にて情報のやりとりが
行われ、それにより、接触型ICチップ1に情報が書き
込まれたり、接触型ICチップ1に書き込まれた情報が
読み出されたりする。また、非接触型ICカードとして
使用する場合は、外部に設けられた情報書込/読出装置
(不図示)にこのICカードをかざすと、情報書込/読
出装置からの電磁誘導によってアンテナ4に電流が生
じ、この電流が接点7を介して非接触型ICチップ3に
供給され、それにより、非接触型ICチップ3に情報が
書き込まれたり、非接触型ICチップ3に書き込まれた
情報が読み出されたりする。
【0029】以下に、上述したICカードの作製方法に
ついて説明する。
【0030】まず、カード基材5に、接触型ICチップ
1及び端子2を埋め込み、それにより、接触型ICカー
ドとして機能するカード基材5を作製する。
【0031】また、ラベル9の印字領域6に所定の情報
を印字し、その後、ラベル9に穴8を形成し、さらに、
穴8が形成されたラベル9に、非接触型ICチップ3、
接点7及びアンテナ4を設ける。なお、ラベル9の印字
領域6に対する情報の印字は、ラベル9に穴8を形成
し、非接触型ICチップ3、接点7及びアンテナ4を設
けた後に行ってもよい。
【0032】その後、カード基材5にラベル9を貼付
し、それにより、接触型ICカードに非接触型ICカー
ドの機能が付加されたICカードが完成する。なお、ラ
ベル9の印字領域6に対する情報の印字を、カード基材
5にラベル9を貼付した後に行ってもよい。
【0033】このように作製されたICカードにおい
て、非接触型ICチップ3等の非接触型ICカードとし
て機能する部品が破損した場合、カード基材5からラベ
ル9を剥離し、新たに上述したものと同様に作製された
ラベル9をカード基材5に貼付する。
【0034】また、ユーザが非接触型ICカードを用い
た他のアプリケーションを利用する場合、現在カード基
材5に貼付されているラベル9を剥がし、利用するアプ
リケーションに用いられる非接触型ICチップが設けら
れたラベルを新たにカード基材5に貼付する。
【0035】また、ラベル9の印字領域6に印字された
内容を書き換える場合は、印字領域6が書き換え可能で
あるため、印字領域6に現在印字されている情報を消去
し、新たな情報を印字する。また、現在カード基材5に
貼付されているラベル9を剥がし、新たな情報が印字さ
れたラベルをカード基材5に貼付してもよい。
【0036】このように本形態においては、接触型IC
カードとして機能するカード基材5がまず作製され、こ
のカード基材5に、非接触型ICカードとして機能する
ラベル9が剥離可能に貼付されることにより、接触型I
Cカードと非接触型ICカードとを組み合わせたICカ
ードが作製されるので、非接触型ICカードとして機能
する部品が破損した場合、非接触型ICカードとして機
能するラベル9のみを交換するだけで、接触型ICカー
ドと非接触型ICカードとを組み合わせたICカードの
機能を復旧させることができる。また、非接触型ICカ
ードを用いた他のアプリケーションを利用する場合にお
いても、非接触型ICカードとして機能するラベル9の
みを交換するだけで、所望のアプリケーションを利用す
ることが可能となる。
【0037】また、ICカードの表面に貼付されるラベ
ル9には印字情報が書き換え可能な印字領域6が設けら
れているので、ICカードに印字された情報が変更され
た場合にその情報を書き換えることができるようにな
り、変更される可能性がある情報を含めて所望の情報を
印字することができる。印字領域6に印字される情報と
しては、例えば、所有者の氏名や生年月日、部署名、役
職等が挙げられる。それにより、ラベル9に必要な個人
属性情報を印字すれば、ICカードを名札として利用す
ることもできる。
【0038】また、カード基材5の表面にラベル9が貼
付されているため、カード基材5が摩耗しにくくなると
ともに、傷がつきにくくなる。
【0039】また、個人属性情報が印字されるラベル9
に非接触型ICチップ3が設けられているため、ラベル
9の偽造をしにくくさせることができる。
【0040】なお、上述した実施の形態においては、ラ
ベル9がカード基材5に貼付された際にカード基材5に
設けられた端子2がカード表面に露出するような穴8が
ラベル9に設けられているが、ラベル9の大きさを、ラ
ベル9がカード基材5に貼付された際にカード基材5に
設けられた端子2がカード表面に露出するような大きさ
とすれば、ラベル9に穴8を設ける必要はない。
【0041】また、カード基材5が磁気カードの機能を
有するものにおいては、ラベル9の形状を、ラベル9が
カード基材5に貼付された際に、カード基材5に設けら
れた磁気ストライプ(不図示)を覆わないような形状と
する必要がある。
【0042】(他の実施の形態)図2は、本発明のIC
カードの他の実施の形態を示す図であり、(a)は表面
構造を示す図、(b)は内部構造を示す図、(c)は
(b)に示したA−A’断面図である。なお、本形態
は、接触型ICカードに非接触型ICカードの機能を付
加したものである。
【0043】本形態は図2に示すように、外部に設けら
れた情報書込/読出装置(不図示)を用いて接触状態に
て情報の書き込み及び読み出しが可能な接触型ICカー
ドとして機能するカード基材5に、外部に設けられた情
報書込/読出装置(不図示)を用いて非接触状態にて情
報の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICカード
として機能するラベル19が剥離可能に貼付されて構成
されている。
【0044】カード基材5には、接触状態にて情報の書
き込み及び読み出しが可能な接触型ICチップ1と、接
触型ICチップ1と接続され、接触型ICチップ1に対
して情報の書き込み及び読み出しを接触状態で行うため
に外部と接触可能な端子2とが埋め込まれている。
【0045】また、ラベル19には、非接触状態で情報
の書き込み及び読み出しが可能な非接触型ICチップ3
と、接点7を介して非接触型ICチップ3と接続され、
非接触型ICチップ3に対して情報の書き込み及び読み
出しを非接触状態で行うためのアンテナ4とが設けられ
ている。また、ラベル19の表面には、所定の情報が書
き換え可能に印字された印字領域6が設けられている。
【0046】なお、ラベル19は、カード基材5の端子
2が設けられている面とは反対側の面に剥離可能に貼付
されている。
【0047】本形態においては、図1に示したものに対
して、ラベル19がカード基材5の端子2が設けられて
いる面とは反対側の面に貼付されているため、ラベル1
9がカード基材5に貼付された際にカード基材2に設け
られた端子2をカード表面に露出させるための穴をラベ
ル19に設けたり、ラベル19の大きさを、ラベル19
がカード基材5に貼付された際にカード基材2に設けら
れた端子2がカード表面に露出するような大きさとした
りする必要がなく、ラベル19の形状の自由度が増す。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明においては、
磁気カードあるいは接触型ICカードとして機能するカ
ード基材に、非接触状態で情報の書き込み及び読み出し
が可能な非接触型ICモジュールと該非接触型ICモジ
ュールに対して情報の書き込み及び読み出しを非接触状
態で行うためのアンテナとが設けられたラベルが剥離可
能に貼付されることにより、磁気カードあるいは接触型
ICカードに非接触型ICカードとを組み合わせたIC
カードが構成されているため、非接触型ICカードとし
て機能する部品が破損した場合、非接触型ICカードと
して機能するラベルのみを交換するだけで、磁気カード
あるいは接触型ICカードと非接触型ICカードとを組
み合わせたICカードとしての機能が復旧することにな
り、無駄なコストを生じさせることなく非接触型ICカ
ードとしての機能を復旧させることができる。
【0049】また、非接触型ICカードを用いた他のア
プリケーションを利用する場合においても、非接触型I
Cカードとして機能するラベルのみを交換するだけで、
所望のアプリケーションが利用可能となり、低コストで
非接触型ICカードの機能を新たに付加することができ
る。
【0050】また、ラベルに、印字による情報の書き換
えが可能な領域を設けたものにおいては、ICカードに
印字された情報が変更された場合にその情報を書き換え
ることができるようになり、変更される可能性がある情
報を含めて所望の情報を印字することができる。
【0051】また、ラベルを接触型ICカードとして機
能するカード基材に貼付する場合、接触型ICチップに
対して情報の書き込み及び読み出しを接触状態で行うた
めに外部と接触可能な端子が設けられた面とは反対側の
面にラベルを貼付したものにおいては、ラベルの大きさ
や形状の自由度が増すことになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のICカードの実施の一形態を示す図で
あり、(a)は表面構造を示す図、(b)は内部構造を
示す図、(c)は(b)に示したA−A’断面図であ
る。
【図2】本発明のICカードの他の実施の形態を示す図
であり、(a)は表面構造を示す図、(b)は内部構造
を示す図、(c)は(b)に示したA−A’断面図であ
る。
【図3】接触型ICカードと非接触型ICカードとを組
み合わせたICカードの一例を示す図であり、(a)は
表面構造を示す図、(b)は内部構造を示す図、(c)
は(b)に示したA−A’断面図である。
【符号の説明】
1 接触型ICチップ 2 端子 3 非接触型ICチップ 4 アンテナ 5 カード基材 6 印字領域 7 接点 8 穴 9,19 ラベル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 非接触状態で情報の書き込み及び読み出
    しが可能な非接触型ICモジュールと、該非接触型IC
    モジュールに対して情報の書き込み及び読み出しを非接
    触状態で行うためのアンテナとが、所定の情報が書き込
    まれたカード基材上に設けられてなるICカードにおい
    て、 前記非接触型モジュール及びアンテナは、前記カード基
    材から剥離可能なラベルに設けられて当該カード基材に
    剥離可能に貼付されていることを特徴とするICカー
    ド。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のICカードにおいて、 前記ラベルは、印字による情報の書き換えが可能な領域
    を有することを特徴とするICカード。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載のICカ
    ードにおいて、 前記カード基材は、磁気により情報の書き込み及び読み
    出しが可能であることを特徴とするICカード。
  4. 【請求項4】 請求項1または請求項2に記載のICカ
    ードにおいて、 前記カード基材は、 接触状態にて情報の書き込み及び読み出しが可能な接触
    型ICモジュールと、 前記接触型ICモジュールと接続され、該接触型ICモ
    ジュールに対して情報の書き込み及び読み出しを接触状
    態で行うために外部と接触可能な端子とを有することを
    特徴とするICカード。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のICカードにおいて、 前記ラベルは、前記端子が設けられている面とは反対側
    の面に剥離可能に貼付されていることを特徴とするIC
    カード。
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