JP2003043980A - 表示装置の基板、アレイ基板、検査用回路、検査方法および液晶セルの製造方法 - Google Patents

表示装置の基板、アレイ基板、検査用回路、検査方法および液晶セルの製造方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アレイ検査用の回路とセル検査用の回路とを
一体的にしかつ検査時に必要なプルーブの数を低減する
ことのできる新たな検査回路を提供する。 【解決手段】 アクティブ・マトリックス表示装置を構
成する複数のデータ信号線12a〜12fに対して、検
査用の信号を供給するための、第1の検査回路4であっ
て、この第1の検査回路4は、共通する第1の検査信号
を、所定数のデータ信号線12a〜12fのいずれか
に、選択的に供給する第1の回路部4aと、前記所定数
のデータ信号線12a〜12fに対して、各々独立して
第2の検査信号を供給する、第2の回路部4bと、を備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブ・マト
リックス表示装置の製造工程における検査に用いられる
検査回路に関する。
【0002】
【従来の技術】現在広く普及しているTFT(Thin Fil
m Transistor:薄膜トランジスタ)カラー液晶表示装置
の製造工程は、大きく、液晶セルの製造工程、液晶モジ
ュールの製造工程、そして、液晶モニターの製造工程に
分けることができる。液晶モジュールは、液晶セルにド
ライバICと、それに入力する制御信号を生成する駆動
回路とを接続し、バックライトと機構部品を装着するこ
とにより完成される。また、この液晶モジュールに、さ
らに、入力する画像情報を含む信号を生成するグラフィ
ックアダプタを接続し、機構部品を装着することで、液
晶モニターが完成する。液晶表示装置の製造において
は、製造効率を上げるために、製造工程におけるごみの
混入や寸法誤差から生ずる欠陥を早期に発見することが
必要とされる。このことから、液晶表示装置の製造工程
の各段階において、ギャップ検査や点灯検査等の各種検
査が行われる。
【0003】例えば、特開昭60−2989号公報は、
液晶セルを構成するTFTアレイ基板のデータ/走査信
号線の断線・短絡検出を行う方法を開示している。X駆
動回路が1系統しかない液晶表示装置において、データ
/走査信号線の断線検出を可能としたものであり、X駆
動回路の反対側に検査用トランジスタ群を設けることに
より、データ/走査信号線の断線・短絡を検出してい
る。具体的には、駆動回路から入力された特定の検査信
号を、検査用トランジスタから出力させることにより、
検査を行っている。このほかにも、特開平3−1889
1号公報、特開平3−20721号公報、特開平5−5
897号公報、特開平5−11000号公報において、
駆動回路の反対側で、検査用の信号線、もしくはスイッ
チング回路をアクティブ・マトリックス・アレイに接続
して、TFTアレイ基板の検査を行うことが開示されて
いる。また、ドライバICを接続する前に、アクティブ
・マトリックス・アレイの断線検査を、アナログ・スイ
ッチ機能をもつ選択回路を利用して行うことが、特開平
2−154292号公報に記載されている。
【0004】これらの検査の一つとして、TFT液晶セ
ルが完成した後に行われる画質検査がある。TFT液晶
セルの画質検査方法は種々のものが知られているが、主
に行われているのは、多ピンプローブ方式と呼ばれる検
査方法である。多ピンプローブ方式は、液晶セル製造の
最終工程において、液晶セルの全ての信号入力端子のそ
れぞれ独立にプローブで接触し、液晶モジュールにおけ
るドライバICからの入力信号と等価な電気信号を入力
することにより行われる。これにより、最終製品におけ
る液晶セルの駆動を完全に再現することができるので、
最終製品の表示画面を視覚的にチェックすることによ
り、検査を行うことができる。この場合、入力信号を準
備することで、あらゆる種類の画面を表示することが可
能となる。しかし、この多ピンプローブ方式による検査
には、次に述べるいくつかの問題点がある。
【0005】まず、多ピンプローブは高コストであり、
その製造に多くの時間が必要とされる。例えば画素数1
024画素(×3画素)×768行を有する液晶セルに
おいては、少なくても3840本の信号を入力すべき配
線を持つため、画質検査を行うためには4000箇所近
い信号入力端子に接触できるプローブを準備しなければ
ならない。また、検査の安定性にも問題がある。近年の
液晶セルの大型高精細化にともなって、プローブ箇所が
増大、高密度化してきているため、プローブの電気的接
触の不安定性が問題になってきている。電気的接触が不
安定になると、入力すべき信号が与えられない配線に沿
って検査画面が表示されず、そのため検査効率が著しく
低下してしまう。これは、画像処理などによる自動検査
を行う場合は致命的となる。さらに、液晶セルの高精細
化にともなって、互いに隣接するプローブ間の間隔が小
さくなるため、検査安定性の低下のみならず、プローブ
の作成そのものが限界にきている。加えて、多ピンプロ
ーブは多品種に対応できないために、コスト増大と検査
効率の低下を招いている。これは、液晶セルを多品種製
造する場合、各品種の仕様の違いによりプローブ配置に
ついての品種間の共通化が困難なため、品種毎にプロー
ブセットを用意し、検査装置に付け替える必要があるた
めである。以上のことから、表示できる検査用画面の種
類が限られたとしても、多ピンプローブを使わずに済む
ような検査方法が求められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】改善されたTFTアレ
イ基板の検査方法が、M.Kodate他により1999 Societyf
or Information Display International Symposiumにお
いて発表された"Next-Generation TFT-Array Testing f
or High-Resolution/High-Content AMLCDs" に開示され
ている。この検査方法は、TFTアレイ基板の外周部
に、画素に蓄えられた電位量を測定する信号配線を選択
するための第1の選択素子(TFT)と、測定しない信
号配線電位を固定するための第2の選択素子(TFT)
を設け、かつ複数の信号配線を第1の選択素子を介して
束ねた構成の検査回路を形成する点に特徴がある。この
検査回路によれば、複数の信号線を第1の選択端子で束
ねていることから、検査時に必要なプローブの数を低減
することができる。
【0007】TFT液晶セルが完成した後に行われる画
質検査においても、検査時に必要なプローブの数を低減
することのできる検査回路が、特開平11−33837
6号公報に開示されている。特開平11−338376
号公報に開示された検査回路は、複数のデータ信号線お
よび走査信号線のそれぞれに個別に、検査用の表示信号
または検査用の走査信号の供給をスイッチングするため
の検査用TFTを接続している。この検査回路はさら
に、データ信号線に接続された検査用TFTに検査用の
表示信号を供給する検査用表示信号線を各素子共通に接
続する一方、検査用TFTを導通・遮断する制御信号を
入力する検査用制御信号線を表示色に併せて3本設けて
いる。
【0008】以上のように、検査時に必要なプローブの
数を低減することのできる検査回路ないしは検査方法が
開発されている。しかし、アレイ基板検査用の回路と液
晶セル検査用の回路とは、別個独立に形成されていた。
したがって本発明は、アレイ基板検査用の回路とセル検
査用の回路とを一体的にしかつ検査時に必要なプローブ
の数を低減することのできる新たな検査回路の提供を課
題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、基板本体と、
前記基板本体上にマトリックス状に配置された画素部
と、前記画素部に信号を送る、複数の信号線と、前記基
板本体上に形成された検査用回路と、を備えた表示装置
の基板であって、前記検査用回路は、M(Mは2以上の
整数)本の前記信号線毎に第1の検査信号を入力するた
めの検査信号入力端子と、前記信号線と前記検査信号入
力端子との間に各々配置された、複数の第1の選択素子
と、前記複数の第1の選択素子の各々に対して制御信号
を供給するための、n×M(nは正の整数)本の第1の
制御配線と、前記信号線の各々に接続された、複数の第
2の選択素子と、前記複数の第2のスイッチングを介し
て前記信号線の各々に第2の検査信号を供給するため
の、複数の検査信号配線と、前記複数の第2の選択素子
の各々に対して制御信号を供給するための、n×M(n
は正の整数)本の第2の制御配線と、を備えることを特
徴とする表示装置の基板である。
【0010】本発明の表示装置の基板にかかる検査回路
は、TFTアレイ基板に対する断線・短絡の検査(以
下、アレイ検査)および液晶セルの画質検査(以下、セ
ル検査)を行うための回路が融合されている。つまり、
アレイ検査時には、前記検査信号入力端子からアレイ検
査のための第1の検査信号を入力し、かつ第1の選択素
子によって第1の検査信号を供給する信号線を選択す
る。このとき、第2の選択素子は、選択されない信号線
の電位を固定(ホールド)するために用いることができ
る。一方、セル検査時には、前記検査信号配線に対して
供給されたセル検査のための第2の検査信号を第2の選
択素子を介して信号線に対して供給する。このとき、検
査信号配線が複数設けてあるので、隣接する信号線に対
して、逆極性になる電位の検査信号を供給することがで
きる。また、隣接する信号線に対して独立した検査信号
を供給することができるため、任意の色、パターンの画
像をセル検査時に形成することができる。
【0011】また本発明は、多数配線されている信号線
のうちM本毎に前記検査信号入力端子を設けている。し
たがって、アレイ検査時に必要なプローブの数を低減す
ることができる。前記検査信号配線については、複数、
つまり2以上あれば足りるから、そのための端子の数も
極めて少なくて済む。
【0012】本発明の表示装置の基板において、以上の
効果を得るために、以下の構成をさらに備えることが望
ましい。すなわち、1つの検査信号入力端子に接続され
る複数の前記第1の選択素子は、異なる前記第1の制御
配線に接続されていること、所定数の前記第1の選択素
子は、共通する前記第1の制御配線に接続されているこ
と、1つの検査信号入力端子に接続される複数の前記第
2の選択素子は、異なる前記第2の制御配線に接続され
ていること、所定数の前記第2の選択素子は、共通する
前記第2の制御配線に接続されていること、隣接する前
記第2の選択素子は、異なる前記検査信号配線に接続さ
れていること、前記Mが6またはその倍数であること、
が本発明にとって望ましい形態である。
【0013】以上の本発明による、表示装置の基板は、
TFT液晶表示装置のアレイ基板として具現化すること
ができる。つまり本発明は、スイッチング素子を有する
画素部がマトリックス状に配列されたアレイ基板であっ
て、前記画素部に信号を送る、複数の信号線と、前記複
数の信号線のそれぞれに接続され、かつ前記画素部への
第1の検査信号の入力を制御する第1の検査用トランジ
スタと、前記第1の検査用トランジスタのON/OFF
を制御する制御信号を供給する複数の第1の制御配線
と、前記複数の信号線のそれぞれに接続され、かつ前記
画素部への第2の検査信号の入力を制御する第2の検査
用トランジスタと、前記第2の検査用トランジスタに所
定の電位を供給する複数の電位供給配線と、前記第2の
検査用トランジスタのON/OFFを制御する制御信号
を供給する複数の第2の制御配線と、を備えることを特
徴とするアレイ基板を提供する。本発明のアレイ基板
は、アレイ検査終了後に、アレイ検査に用いる回路部分
を除去することもできるが、そのまま残存させてもよ
い。また、セル検査終了後に、検査回路を除去すること
もできるが、そのまま残存させてもよい。
【0014】本発明のアレイ基板において、所定数の前
記信号線毎に前記第1の検査用トランジスタに対して前
記第1の検査信号を入力するための検査信号入力端子を
備えることにより、接触するプローブの数を低減するこ
とができる。また本発明のアレイ基板において、1つの
検査信号入力端子に接続される前記第1の検査用トラン
ジスタは、各々異なる前記第1の制御配線に接続されて
いることが望ましい。さらに本発明のアレイ基板におい
て、前記第1の制御配線は、前記検査信号入力端子に接
続された前記信号線の前記所定数MまたはMの整数倍だ
け配線されていることが望ましい。
【0015】本発明のアレイ基板において、1つの検査
信号入力端子に接続される前記第2の検査用トランジス
タは、各々異なる前記第2の制御配線に接続されている
ことが望ましい。また本発明のアレイ基板において、前
記第2の制御配線は、前記検査信号入力端子に接続され
た前記信号線の前記所定数MまたはMの整数倍だけ配線
されていることが望ましい。さらに本発明のアレイ基板
において、隣接する前記第2の検査用トランジスタは、
各々異なる前記電位供給配線に接続されていることが望
ましい。
【0016】本発明は、例えばアレイ基板上に展開され
る以下の検査用回路を提供する。すなわち本発明は、第
1の検査信号を供給する第1の信号供給配線と、前記第
1の信号供給配線にそのソース(またはドレイン)が接
続された複数の第1の薄膜トランジスタと、複数の前記
第1の薄膜トランジスタの各々のゲートに接続された複
数の第1の制御配線と、複数の前記第1の薄膜トランジ
スタの各々のドレイン(またはソース)にそのドレイン
(またはソース)が接続された第2の薄膜トランジスタ
と、複数の前記第2の薄膜トランジスタの各々のゲート
に接続された複数の第2の制御配線と、複数の前記第2
の薄膜トランジスタの各々のソース(またはドレイン)
に接続され、かつ所定数の第2の薄膜トランジスタ毎に
第2の検査信号を供給する複数の第2の信号供給配線
と、を備えたことを特徴とする検査用回路を提供する。
本発明の検査用回路は、例えば、TFTアレイ基板上に
構成することができる。また、TFTアレイ基板を含む
液晶セルあるいは液晶表示装置に存在することもでき
る。本発明の検査用回路は、以上のような構成を備えて
いるから、アレイ検査およびセル検査の両者を行うこと
のできる一体的な回路を構成する。本発明の検査用回路
においても、隣接する前記第2の薄膜トランジスタには
異なる前記第2の信号供給配線を接続することが望まし
い。
【0017】本発明の検査用回路において、第1の検査
信号をアレイ検査のために供給する場合には、以下のよ
うに信号、電位が供給される。すなわち、前記第1の制
御配線を介して複数の前記第1の薄膜トランジスタのい
ずれかに選択電位が、他の前記第1の薄膜トランジスタ
に非選択電位が供給され、かつ前記第2の制御配線を介
して前記第2の薄膜トランジスタのうちで前記選択電位
が供給される前記第1の薄膜トランジスタに接続された
前記第2の薄膜トランジスタに対して非選択電位が、他
の前記第2の薄膜トランジスタに選択電位が供給された
状態で、前記第1の信号供給配線に対して第1の検査信
号が供給される。また、本発明の検査用回路において、
第2の検査信号をセル検査のために供給する場合には、
以下のように信号、電位が供給される。すなわち、前記
第2の制御配線を介して全ての前記第2の薄膜トランジ
スタに対して選択電位が供給された状態で、前記第2の
信号供給配線に対して第2の検査信号が供給される。
【0018】以上説明したところから明らかなように、
本発明は、共通する第1の検査信号を、所定数の信号線
のいずれかに、選択的に供給する機能と、前記所定数の
信号線に対して、各々独立して第2の検査信号を供給す
る機能とを備えた検査用回路を提供するものである。す
なわち本発明は、アクティブ・マトリックス表示装置を
構成する複数の信号線に対して、検査用の信号を供給す
るための、検査用回路であって、共通する第1の検査信
号を、所定数の信号線のうちのいずれかに、選択的に供
給する、第1の検査信号供給回路と、前記所定数の信号
線のうち隣接する信号線に対して異なる第2の検査信号
を供給する、第2の検査信号供給回路と、を備えること
を特徴とする検査用回路を提供する。
【0019】本発明の検査用回路において、前記第1の
検査信号供給回路は、前記第1の検査信号を入力するた
めの検査信号入力端子と、前記第1の検査信号入力端子
から入力された前記第1の検査信号を、前記所定数の信
号線のいずれに供給するかを選択する、薄膜トランジス
タから構成されるスイッチ手段と、を備えることが望ま
しい。本発明の検査用回路において、前記第2の検査信
号供給回路は、前記所定数の信号線の各々に接続され
た、薄膜トランジスタと、第2の検査信号を前記薄膜ト
ランジスタの各々に供給する、前記所定数の検査信号配
線と、前記薄膜トランジスタのON/OFFを制御する
制御信号を供給する、前記所定数の制御配線と、を備え
ることが望ましい。さらに本発明の検査回路において、
前記信号線は、データ信号線および走査信号線のどちら
にも適用できるが、データ信号線であることが望まし
い。走査信号線に比べて、データ信号線の数が多い場合
に、本発明の検査回路をデータ信号線側に用いると効果
的である。
【0020】本発明では、以上述べた表示装置の基板に
ついて以下の検査方法をも提供する。つまり本発明は、
基板本体と、前記基板本体上にマトリックス状に配置さ
れた画素部と、前記画素部に信号を送る複数の信号線
と、M(Mは2以上の整数)本の前記信号線毎に第1の
検査信号を入力するための検査信号入力端子と、前記信
号線と前記検査信号入力端子との間に各々配置された、
複数の第1の選択素子と、前記複数の第1の選択素子の
各々に対して制御信号を供給するための、n×M(nは
正の整数)本の第1の制御配線と、前記信号線の各々に
接続された、複数の第2の選択素子と、前記複数の第2
の選択素子を介して前記信号線の各々に第2の検査信号
を供給するための、複数の検査信号配線と、前記複数の
第2の選択素子の各々に対して制御信号を供給するため
の、n×M(nは正の整数)本の第2の制御配線と前記
基板本体上に形成された検査用回路と、を有する検査用
回路と、を備えた表示装置の基板の検査方法であって、
前記検査方法は、第1の検査と、第1の検査の後に行わ
れる第2の検査を有している。そして、前記第1の検査
は、前記第1の制御配線を介して前記第1の選択素子に
制御信号を供給し、かつ前記第2の制御配線を介して前
記第2の選択素子に制御信号を供給しつつ、前記検査信
号入力端子に前記第1の検査信号を入力する。また、前
記第2の検査は、前記第2の制御配線を介して前記第2
の選択素子に制御信号を供給しつつ、前記検査信号配線
に前記第2の検査信号を供給する。
【0021】前記第1の検査において、前記第1の制御
配線を介する前記第1の選択素子への制御信号の供給
は、複数の前記第1の選択素子のいずれか1つの第1の
選択素子に対して選択信号を、他の第1の選択素子に対
して非選択信号を供給するものとし、前記第2の制御配
線を介する前記第2の選択素子への制御信号の供給は、
選択信号が供給された前記第1の選択素子に対応する前
記第2の選択素子に対して非選択信号を、他の第2の選
択素子に対して選択信号を供給するものとすることがで
きる。また、前記第2の検査において、前記第2の制御
配線を介する前記第2の選択素子への制御信号の供給
は、全ての前記第2の選択素子に選択信号を供給するも
のとすることができる。
【0022】本発明はさらに、以上の検査手法に基づく
液晶セルの製造方法を提供する。つまり本発明の液晶セ
ルの製造方法は、第1の検査信号を供給する第1の信号
供給配線と、前記第1の信号供給配線にそのソース(ま
たはドレイン)が接続された複数の第1の薄膜トランジ
スタと、複数の前記第1の薄膜トランジスタの各々のゲ
ートに接続された複数の第1の制御配線と、複数の前記
第1の薄膜トランジスタの各々のドレイン(またはソー
ス)にそのドレイン(またはソース)が接続された第2
の薄膜トランジスタと、複数の前記第2の薄膜トランジ
スタの各々のゲートに接続された複数の第2の制御配線
と、複数の前記第2の薄膜トランジスタの各々のソース
(またはドレイン)に接続され、かつ前記第2の薄膜ト
ランジスタに第2の検査信号を供給する複数の第2の信
号供給配線と、を備えた検査回路をアレイ基板上に形成
するステップと、前記第1の制御配線を介して複数の前
記第1の薄膜トランジスタのいずれかに選択電位を、他
の前記第1の薄膜トランジスタに非選択電位を供給し、
かつ前記第2の制御配線を介して前記第2の薄膜トラン
ジスタのうちで前記選択電位が供給される前記第1の薄
膜トランジスタに接続された前記第2の薄膜トランジス
タに対して非選択電位を、他の前記第2の薄膜トランジ
スタに選択電位を供給しつつ、前記第1の信号供給配線
に対して第1の検査信号を供給する第1の検査ステップ
と、液晶材料を挟んで前記アレイ基板とカラーフィルタ
基板とを積層することによりセルを作成するステップ
と、前記第2の制御配線を介して全ての前記第2の薄膜
トランジスタに対して選択電位を供給しつつ、前記第2
の信号供給配線に対して第2の検査信号を供給する第2
の検査ステップと、を備えることを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施の形態に基づい
て説明する。図1は、本発明による実施の形態における
液晶セルの全体構造を示した概略図である。図1におい
て、1は液晶セル、2はTFTアレイ基板、3はTFT
アレイ基板2と互いに平行に配置された対向基板であ
る。ここには図示しないが、TFTアレイ基板2と対向
基板3との間には、シール材と封止樹脂とで液晶が封入
されている。また、液晶セル1には、配向膜、トランス
ファ、偏光フィルムなどが形成され、両基板の距離は、
その間に設けられたスペーサによって保たれている。本
実施形態において、対向基板3は、RGBのカラーフィ
ルタが形成されたカラーフィルタ基板である。
【0024】配向膜は、液晶の初期配向を決めるため
に、2つの基板のそれぞれの向かい合う面に形成され
る。シール材は、2つの基板を接着し、液晶を基板間に
閉じ込めておくために、表示領域6の外側に形成され
る。また、封止樹脂は、注入口と呼ばれるあらかじめ設
けたシール材の非形成領域から、2つの基板の間に液晶
を注入した後に、そこを密閉するために形成される。ス
ペーサは、2つの基板間の間隙を決めるための絶縁物
で、基板の一方に形成される。表示領域6の外側に形成
されるトランスファは、TFTアレイ基板2上の端子か
ら入力された共通電極電位を、対向基板3上の共通電極
に与えるための電導性物質である。偏光フィルムは、貼
り合わされた2つの基板の外側各面に形成され、液晶セ
ル1に入る光の偏光を制御する。図1において、4およ
び5は、アレイ検査およびセル検査を行うための第1の
検査回路および第2の検査回路である。第1の検査回路
4および第2の検査回路5はTFTアレイ基板2上に形
成されている。6は液晶セル1において実際に表示を行
う表示領域である。7は表示領域6の外周領域であり、
表示領域6に画面表示信号を入力するドライバICが接
続される。
【0025】図2は、TFTアレイ基板2の表示領域6
の回路構造を説明するための概略図である。図2におい
て、11は一方向に互いに平行に延在し、走査信号が供
給される複数の走査信号線、12は走査信号線11と交
差する方向に互いに平行に延在し、映像信号が供給され
る複数のデータ信号線である。TFTアレイ基板2は、
表示領域6内に、マトリックス状に配列された複数の画
素13を備え、各画素13は、走査信号線11とデータ
信号線12とによって囲まれている。各画素13は、液
晶に電界を加える画素電極15(ITO膜)、画素電極
15の電荷保持能力を補完する付加容量(Cs)18、
さらに、走査信号線11およびデータ信号線12と画素
電極15とを接続し、スイッチング機能を有する薄膜ト
ランジスタ(TFT)14とを有している。表示領域6
の外側には、第1の検査回路4および第2の検査回路5
や、走査信号線11、データ信号線12に電気信号を入
力するための表示信号入力端子(図示せず)などが形成
されている。なお、第1の検査回路4および第2の検査
回路5の構造は後に詳述する。
【0026】対向基板3(図2には図示せず)上には、
RGB三原色を分離するためのカラーフィルタと、TF
Tアレイ基板2上の画素電極15との間の電界により液
晶の配向を制御するための共通電極17などが形成され
ている。各画素13は、R(赤)、G(緑)、B(青)
いずれか1色のカラーフィルタを有する。液晶セル1の
表示は、各画素電極15と共通電極17との電位差によ
り、封入された液晶の配向を制御することで行うことが
でき、この電位差制御は、TFT14によって入力され
る信号を操作することで行われる。液晶の配向により、
液晶セル1を透過する光の量が制御される。本実施の形
態において、TFT14はアモルファス・シリコンによ
り形成され、後述するように、第1の検査回路4および
第2の検査回路5も選択素子としてアモルファス・シリ
コンTFTを備える。従って、フォトマスク上にパター
ンを追加することにより、第1の検査回路4および第2
の検査回路5は、TFT14と同時に形成することがで
きる。また、第1の検査回路4および第2の検査回路5
の配線および検査用端子も、TFT14と同時に形成す
ることが可能である。この結果、この第1の検査回路4
および第2の検査回路5の形成のために、付加的な製造
工程を必要としない。なお、TFTアレイ基板2の製造
工程は、フォトレジストを用いた、堆積、エッチング・
プロセスを用いて行われるが、これらは広く知られた技
術であり、ここでは詳細な説明を行わない。
【0027】次に、図3〜図5に基づいて第1の検査回
路4および第2の検査回路5について説明する。図3
は、第1の検査回路4および第2の検査回路5のTFT
アレイ基板2上の配置を示す図である。なお、図は説明
の便宜上、回路の部分的構造のみを示し、全体構造は記
載されていない。図3に示すように、第1の検査回路4
および第2の検査回路5は、表示領域6の外側に表示領
域6に沿って形成されている。第1の検査回路4は、デ
ータ信号線12に接続されており、アレイ検査時および
セル検査時にデータ信号線12に対して検査用の信号を
供給する。第2の検査回路5は、走査信号線11に接続
されており、アレイ検査時およびセル検査時に走査信号
線11に対して検査用の信号を供給する。これら検査用
の信号は、第1の検査回路4および第2の検査回路5の
制御に基づいて、表示領域6内の任意の画素13に供給
される。
【0028】図4は第1の検査回路4の概略を示す回路
図、図5は第2の検査回路5の概略を示す回路図であ
る。はじめに、図4に基づいて第1の検査回路4の構成
について説明する。図4に示すように、第1の検査回路
4は、図中点線より上側に位置する第1の回路部4aお
よび下側に位置する第2の回路部4bによって構成され
る。第1の回路部4aは、アレイ検査用端子21と、第
1の制御配線22と、第1の制御配線22の各々に接続
される第1の制御信号入力端子24a〜24fと、その
ゲート電極が第1の制御配線22に各々接続される第1
の選択素子23a〜23fとを備えている。
【0029】第1の回路部4aにおいて、アレイ検査用
端子21と複数本(本実施の形態では6本)のデータ信
号線12との間に、各々のデータ信号線12a〜12f
に対応した第1の選択素子23a〜23fが接続されて
いる。つまり、第1の選択素子23a〜23fのソース
電極(またはドレイン電極)がアレイ検査用端子21か
ら延びる第1の信号供給配線21aに、また第1の選択
素子23a〜23fのドレイン電極(またはソース電
極)が各々のデータ信号線12a〜12fに接続されて
いる。第1の選択素子23a〜23fは、そのゲート電
極が第1の制御配線22に接続されている。より具体的
には、第1の選択素子23aのゲート電極は第1の制御
信号入力端子24aが接続された第1の制御配線22
に、第1の選択素子23bのゲート電極は第1の制御信
号入力端子24bが接続された第1の制御配線22に、
第1の選択素子23cのゲート電極は第1の制御信号入
力端子24cが接続された第1の制御配線22に接続さ
れ、第1の選択素子23d以降も同様にして第1の制御
配線22に接続されている。したがって、第1の選択素
子23a〜23fは、各々第1の制御信号入力端子24
a〜24fから入力される制御信号によってON/OF
Fが制御される。かくして、アレイ検査用端子21から
入力される検査用の信号は、第1の制御信号入力端子2
4a〜24fから入力される制御信号に応じてデータ信
号線12a〜12fに入力される。
【0030】第2の回路部4bは、電位供給配線25
と、電位供給配線25の各々に接続される電位入力端子
26a〜26fと、第2の制御配線28と、第2の制御
配線28の各々に接続される第2の制御信号入力端子2
9a〜29fと、そのゲート電極が第2の制御配線28
に各々接続される第2の選択素子27a〜27fとを備
えている。
【0031】第2の回路部4bにおいて、第2の信号供
給配線としての電位供給配線25の始端には各々電位入
力端子26a〜26fが接続されている。そして、電位
入力端子26aが接続された電位供給配線25には第2
の選択素子27aのソース電極(またはドレイン電極)
が、電位入力端子26bが接続された電位供給配線25
には第2の選択素子27bのソース電極(またはドレイ
ン電極)が、電位入力端子26cが接続された電位供給
配線25には第2の選択素子27cのソース電極(また
はドレイン電極)が接続され、電位供給端子26d以降
についても同様に第2の選択素子27d…が接続されて
いる。また、第2の選択素子27a〜27fのドレイン
電極(またはソース電極)は、各々第1の選択素子23
a〜23fが接続されたデータ信号線12a〜12fに
接続されている。さらに、第2の選択素子27a〜27
fのゲート電極は、各々第2の制御信号入力端子29a
〜29fが接続された第2の制御配線28に接続されて
いる。第2の回路部4bは以上のような構成を備えてい
るから、第2の選択素子27a〜27fは、各々第2の
制御信号入力端子29a〜29fから入力される制御信
号によってON/OFFが制御される。かくして、電位
入力端子26a〜26fから入力される信号電位は、第
2の制御信号入力端子29a〜29fから入力される制
御信号によって制御される第2の選択素子27a〜27
fを介して、各々データ信号線12a〜12fに供給さ
れる。そして、データ信号線12a〜12fに対応する
各画素13は、セル検査時に供給された電位に応じた表
示を行うことになる。
【0032】以上では、TFTアレイ基板2上の第1の
検査回路4の一部について説明したが、実際には、図4
に示した回路構成を複数セットTFTアレイ基板2上に
配設している。TFTアレイ基板2上の第1の検査回路
4において、一つのアレイ検査用端子21に対して接続
されるデータ信号線12a〜12fの数をM本とする
と、それに対応して第1の選択素子23a〜23fはM
個だけ接続される。M個の第1の選択素子23a〜23
fは、各々異なる第1の制御信号入力端子24a〜24
fに各々接続されたM本(あるいはMの倍数本でもよ
い)の第1の制御配線22によって制御されることにな
る。換言すれば、第1の検査回路4において、所定数の
第1の選択素子23が、共通する第1の制御配線22に
接続されることになる。第1の選択素子23は、第1の
選択素子23a〜23fおよび他の第1の選択素子を含
めた概念である。また、TFTアレイ基板2上の第1の
検査回路4において、6N個の電位入力端子26a〜2
6fと電位入力端子26a〜26fに各々接続される6
N本の電位供給配線25を備えている。そして、6N本
の電位供給配線25とM本のデータ信号線12a〜12
fとの間に、M本のデータ信号線12a〜12fに各々
対応するM個の第2の選択素子27a〜27fが接続さ
れている。さらに、M個の第2の選択素子27a〜27
fは、各々異なる第2の制御信号入力端子29a〜29
fに各々接続されたM本(あるいはMの倍数本でもよ
い)の第2の制御配線28によって制御されることにな
る。ここでも、所定数の第2の選択素子27が、共通す
る第2の制御配線28に接続されることになる。
【0033】次に、図5に基づいて第2の検査回路5の
構成について説明する。図5に示すように、第2の検査
回路5は、図中点線より上側に位置する第1の回路部5
aおよび下側に位置する第2の回路部5bによって構成
される。第1の回路部5aは、アレイ検査用端子31
と、第1の制御配線32と、第1の制御配線32の各々
に接続される第1の制御信号入力端子34a〜34f
と、そのゲート電極が第1の制御配線32に各々接続さ
れる第1の選択素子33a〜33fとを備えている。
【0034】第1の回路部5aにおいて、アレイ検査用
端子31と複数本(本実施の形態では6本)の走査信号
線11との間に、各々の走査信号線11に対応した第1
の選択素子33a〜33fが接続されている。つまり、
第1の選択素子33a〜33fのソース電極(またはド
レイン電極)がアレイ検査用端子31に、また第1の選
択素子33a〜33fのドレイン電極(またはソース電
極)が各々の走査信号線11a〜11fに接続されてい
る。第1の選択素子33a〜33fは、そのゲート電極
が第1の制御配線32に接続されている。より具体的に
は、第1の選択素子33aのゲート電極は第1の制御信
号入力端子34aが接続された第1の制御配線32に、
第1の選択素子33bのゲート電極は第1の制御信号入
力端子34bが接続された第1の制御配線32に、第1
の選択素子33cのゲート電極は第1の制御信号入力端
子34cが接続された第1の制御配線32に接続され、
第1の選択素子33d以降も同様にして第1の制御配線
32に接続されている。したがって、第1の選択素子3
3a〜33fは、各々第1の制御信号入力端子34a〜
34fから入力される制御信号によってON/OFFが
制御される。かくして、アレイ検査用端子31から入力
される検査用の信号は、第1の制御信号入力端子34a
〜34fから入力される制御信号に応じて走査信号線1
1a〜11fに入力される。
【0035】第2の回路部5bは、電位供給配線35
と、電位供給配線35の各々に接続される電位入力端子
36a〜36bと、第2の制御配線38と、第2の制御
配線38の各々に接続される第2の制御信号入力端子3
9a〜39fと、そのゲート電極が第2の制御配線38
に各々接続される第2の選択素子37a〜37fとを備
えている。
【0036】第2の回路部5bにおいて、電位供給配線
35の始端には各々電位入力端子36a〜36bが接続
されている。そして、電位入力端子36aが接続された
電位供給配線35には第2の選択素子37a、37c、
37eのソース電極(またはドレイン電極)が、電位入
力端子36bが接続された電位供給配線35には第2の
選択素子37b、37d、37fのソース電極(または
ドレイン電極)が接続されている。また、第2の選択素
子37a〜37fのドレイン電極(またはソース電極)
は、各々第1の選択素子33a〜33fが接続された走
査信号線11a〜11fに接続されている。さらに、第
2の選択素子37a〜37fのゲート電極は、各々第2
の制御信号入力端子39a〜39fが接続された第2の
制御配線38に接続されている。第2の回路部5bは以
上のような構成を備えているから、第2の選択素子37
a〜37fは、各々第2の制御信号入力端子39a〜3
9fから入力される制御信号によってON/OFFが制
御される。かくして、電位入力端子36a〜36bから
入力される信号電位は、第2の制御信号入力端子39a
〜39fから入力される制御信号によって制御される第
2の選択素子37a〜37fを介して、各走査信号線1
1a〜11fに供給される。そして、走査信号線11a
〜11fに対応する各画素13は、供給された電位に応
じた表示を行うことになる。
【0037】次に、以上の第1の検査回路4および第2
の検査回路5を用いて行う、アレイ検査およびセル検査
の具体的内容について説明する。はじめに、図6〜図8
を参照しつつアレイ検査について説明する。アレイ検査
は、TFTアレイ基板2上に形成された画素13に順次
所定の電位を所定の時間だけ書き込み、保持し、その後
当該画素13から電位を読み出す。読み出した値が、当
該画素13にとって正常値なのか否かの判定を行う。こ
の電位は、データ信号線12a〜12fを介して供給さ
れる。したがって、アレイ検査において、各データ信号
線12a〜12f、各走査信号線11a〜11fに対し
て独立に電位を付与することが必要となる。
【0038】図6は、第1の検査回路4において書き込
むべき電位をデータ信号線12aに対して供給する際の
動作を示している。アレイ検査用端子21に対して第1
の検査信号として所定の書き込み電位を供給する。図6
中、電位が供給されている状態を太線で示している。こ
のとき、第1の選択素子23a〜23fのうち、データ
信号線12aに接続されている第1の選択素子23aが
ONされるように、第1の制御信号入力端子24aに接
続されている第1の制御配線22に選択電位を供給す
る。第1の選択素子23aを除く第1の選択素子23b
〜23fには非選択電位を供給する。このとき、第1の
選択素子23aに対応する、つまりデータ信号線12a
に接続された第2の選択素子27aを遮断しておくため
に、第2の選択素子27aのゲート電極に接続された第
2の制御配線28には非選択電位を供給する。このと
き、第2の選択素子27aを除く他の第2の選択素子2
7b〜27fが選択されるように、各々の第2の選択素
子27b〜27fに対応する第2の制御配線28には、
選択電位を供給する。かくして、データ信号線12aに
は、所定の電位が供給される。なお、図6中、選択電位
が供給されていることをHで、また非選択電位が供給さ
れていることをLで示している。
【0039】図7は、第2の検査回路5において書き込
むべき電位を走査信号線11aに対して供給する際の動
作を示している。アレイ検査用端子31に対して所定の
書き込み電位を供給する。図7中、電位が供給されてい
る状態を太線で示している。このとき、第1の選択素子
33a〜33fのうち、走査信号線11aに接続されて
いる第1の選択素子33aがONされるように、第1の
制御信号入力端子34aに接続されている第1の制御配
線32に選択電位を供給する。第1の選択素子33aを
除く第1の選択素子33b〜33fには非選択電位を供
給する。このとき、第1の選択素子33aに対応する、
つまり走査信号線11aに接続された第2の選択素子3
7aを遮断しておくために、第2の選択素子37aのゲ
ート電極に接続された第2の制御配線38には非選択電
位を供給する。このとき、第2の選択素子37aを除く
他の第2の選択素子37b〜37fが選択されるよう
に、各々の第2の選択素子37b〜37fに対応する第
2の制御配線38には、選択電位を供給する。かくし
て、走査信号線11aには、所定の電位が供給される。
なお、図7においても、選択電位が供給されていること
をHで、また非選択電位が供給されていることをLで示
している。
【0040】以上の説明から明らかなように、第1の検
査回路4は、アレイ検査用端子21から供給される共通
な検査信号を、所定数のデータ信号線12a〜12fの
いずれかに選択的に供給する回路を含んでいる。また、
第2の検査回路5は、アレイ検査用端子31から供給さ
れる共通な検査信号を、所定数の走査信号線11a〜1
1fのいずれかに選択的に供給する回路を含んでいる。
【0041】以上のように、第1の検査回路4によって
データ信号線12aに対して所定の電位が、また第2の
検査回路5によって走査信号線11aに対して所定の電
位が供給される。すると、図8に示すようにデータ信号
線12aおよび走査信号線11aによって特定される画
素13がアクティブになる。図8では、アクティブにな
っている画素13を塗りつぶしで示している。アレイ検
査は、画素13を順次アクティブにして所定の電位を書
き込み、かつ読み出す。この具体例を以下説明する。電
位の書き込み、読み出しのためのテスタ40の回路構成
を図9に示す。図9において、テスタ40は、リセット
・スイッチ(Reset−SW)およびコンデンサ
(C)を備えた積分器、スイッチ(SW−1)ならびに
電源(Vd)を備えている。テスタ40は、スイッチ
(SW−1)側の配線端が第1の検査回路4のアレイ検
査用端子21に接続され、他方の配線端はADコンバー
タ(ADC)に接続されているものとする。
【0042】はじめに、リセット・スイッチ(Rese
t−SW)を接続し、積分器をリセットする。このと
き、コンデンサ(C) に充電する。次いで、スイッチ
(SW−1)を電源(Vd)に接続することにより、ア
レイ検査用端子21を介してデータ信号線12aに電位
Vdを印加する。一方、走査信号線11aに選択電位
(Vgh)を印加することにより、画素13の付加容量
(Cs)18にVdが充電される。ここで、走査信号線
11aに保持電位(VgL)を印加する。その後、スイ
ッチ(SW−1)を積分器に接続すると、データ信号線
12aの電位はGND(グランド)レベルになる。次い
で、リセット・スイッチ(Reset−SW)を開放す
る。そして、走査信号線11aに再び選択電位(Vg
h)を印加すると、画素13の付加容量(Cs)18に
蓄えられていた電荷が、積分器のコンデンサ(C) に
移動する。それに伴い、積分器の出力電位が低下する。
ここで走査信号線11aに再びVgLを印加する。所定
時間経過後、積分値の出力電位をサンプルホールドし、
ADコンバータ(ADC)にてデジタル値に変換する。
この値により、画素13の良否を判定する。
【0043】走査信号線11aおよびデータ信号線12
aで特定される画素13についての検査、測定が終了す
ると、他の走査信号線11b…、データ信号線12b…
で特定される画素13について順次検査、測定を実行す
る。アレイ検査終了後には、第1の回路部4aおよび第
1の回路部5aは不要になる。したがって、アレイ検査
終了後には、図4、図5に記した点線の部分で切断する
ことにより、第1の回路部4aおよび第1の回路部5a
を除去してもよい。もちろん、第1の回路部4aおよび
第1の回路部5aを残存することもできる。第1の回路
部4aおよび第1の回路部5aを残存する場合には、第
1の回路部4a,5aおよび第2の回路部4b,5bが
形成された状態で、TFTアレイ基板2は液晶セル1の
製造工程に供される。この製造工程を概略説明すると、
TFTアレイ基板2と対向基板3とを液晶材料を挟んで
積層する。積層には、周知のように、シール剤が用いら
れる。液晶セル1が得られたならば、第2の回路部4
b,5bを用いてセル検査が実行される。以下、本実施
の形態によるセル検査、つまり画質検査方法の具体的内
容について説明する。
【0044】本実施の形態における、液晶セル1の画質
検査方法を説明する。この実施形態では、全画面を黄色
に表示する例を示す。図10に示すように、第1の検査
回路4において、データ信号線12a〜12fには、各
々、D(j+1)〜D(j+6)で示す第2の検査信号
(電位)が供給される。D(j+1)、D(j+4)が
R(赤)の画素13に対して供給される電位、D(j+
2)、D(j+5)がG(緑)の画素13に対して供給
される電位、D(j+3)、D(j+6)がB(青)の
画素13に対して供給される電位である。つまり、隣接
するデータ信号線12には異なる検査信号が供給され
る。この電位は、各々、電位入力端子26a〜26fか
ら供給される。データ信号線12a〜12fに電位D
(j+1)〜D(j+6)が供給される前提として、第
2の制御信号入力端子29a〜29fに対して選択電位
を供給して、第2の選択素子27a〜27fをONす
る。図11に示すように、第2の検査回路5において、
走査信号線11a〜11fには、各々、G(k+1)〜
G(k+6)で示す検査信号が供給される。走査信号線
11a〜11fに検査信号G(k+1)〜G(k+6)
が供給される前提として、第2の制御信号入力端子39
a〜39fに対して選択電位を供給して、第2の選択素
子37a〜37fをONする。
【0045】この本実施の形態における第1の検査回路
4、第2の検査回路5に加える検査用駆動波形の例を図
12に示す。この例は画素反転(ドット反転)駆動によ
り、全画面黄色表示を行うときのものである。図12
は、加えられる検査信号の一部を示したものにすぎな
い。実際は、この信号と同形の信号が連続して液晶セル
1に入力される。図12において、横軸は時間軸をあら
わす。期間T(1)、T(2)およびT(3)が、各々
1フレームの期間をあらわし、期間T(1)と期間T
(2)は、信号G(k+1)およびG(k+2)がそれ
ぞれ逆位相になっている点で相違する。これらの期間T
(1)、T(2)を1周期として、1つの検査画面を表
示している間、これらの信号が繰り返し連続して液晶セ
ル1に入力される。
【0046】この他の駆動例は、行反転(ロウ反転)駆
動、列反転(カラム反転)駆動等がある。入力信号波形
の変更によって、これらの必要な駆動方法を容易に実現
できる。さらに、入力信号電圧を可変とすることで、任
意の階調表示が可能となる。また、本例では、R、G、
Bの信号を独立に入力できるので、任意の色表示が可能
である。
【0047】図12において、電位入力端子26a〜2
6dに供給された検査信号電位D(j+1)〜D(j+
4)は、T(1)の期間に、走査信号線11a,11b
に対して検査信号G(k+1)およびG(k+2)が供
給されている時間に時分割で、それぞれのデータ信号線
12a〜12dに対応する画素13に与えられる。その
後、T(2)の期間に走査信号線11a,11bに検査
信号G(k+1)およびG(k+2)が供給されるまで
の間、これを保持する。図12に示すように、T(2)
の期間に与えられる電位は、T(1)とはそれぞれ逆極
性である。また、T(3)の期間には、T(1)の期間
と同極性の電位が与えられる。図12に示すように、D
(j+1)、D(j+2)およびD(j+4)の振幅が
小さいから、RおよびGに対応する画素13は明表示に
なる。D(j+3)の振幅が大きいので、Bに対応する
画素13は暗表示になる。したがって、表示領域6の全
面に黄色の単色表示がなされる。液晶セル1のセル検査
に際しては、上記のような方法をとれば、非常に少ない
信号入力端子数で、検査に必要な表示パターンを表示す
ることができ、安定して低コストな検査を実現すること
ができる。
【0048】上記のセル検査が行われたあと、この液晶
セル1にドライバICと、それに入力する制御信号を生
成する駆動回路とを接続し、バックライトと機構部品を
装着することにより、液晶モジュールが完成される。検
査用TFT、つまり第1の選択素子23a〜23f、3
3a〜33f、第2の選択素子27a〜27f、37a
〜37fは、最終製品の駆動時はオフになるようされ
る。これは、検査時に束ねた入力を安定的に切り離すこ
とを目的とする。なお、本実施の形態では、図13に示
すように、第1の選択素子23a〜23fと電位供給配
線25との間に、ドライバIC接続用パッド50を配置
することもできる。この場合、第1の回路部4aは除去
される。ただし、本実施の形態では、第1の回路部4a
を含め、第1の検査回路4および第2の検査回路5を最
終製品まで残しておいても良い。この場合、ドライバI
C接続用パッド50は、第1の制御配線22の外側に配
置されることになる。
【0049】以上のように、本実施の形態は、上記のよ
うな構成の検査回路を有するので、多ピンプローブを用
いることなくアレイ検査およびセル検査に必要な信号
を、液晶セル1に入力することができるので、検査を効
率的に行うことが可能となる。しかも、本実施の形態に
よる第1の検査回路4および第2の検査回路5は、アレ
イ検査用の回路とセル検査用の回路とを融合しているた
め、TFTアレイ基板2上で占有する面積を狭くするこ
とができる。アレイ検査用の回路とセル検査用の回路と
を各々独立に設ける場合、アレイ検査用の回路に選択素
子群が2列、セル検査用の回路に選択素子群が1列、合
計3列必要であるが、本実施の形態によれば、合計2列
の選択素子群でアレイ検査およびセル検査に用いる回路
を構成することができるのである。また、従来のアレイ
検査回路は、液晶セル1に残る領域以外に形成されてい
たが、本実施の形態によればその半分近くを液晶セル1
に残る領域に形成することができ、TFTアレイ基板2
を切り出すためのマザーガラスの有効使用領域を大きく
することができる。
【0050】本実施の形態において、アレイ検査用の回
路とセル検査用の回路とを融合することにより、セル検
査用の回路に欠陥がある場合に、アレイ検査の際にその
欠陥を知ることができるという利点もある。例えば、図
14に示すように、第1の検査回路4において、第2の
選択素子27bにソース−ドレイン間の短絡不良がある
場合(図中(a))、アレイ検査時にこの不良を検知す
ることができる。この短絡不良は、セル検査時には特定
することができないが、液晶表示装置となったときには
不良(線欠陥)になるので、事前に検知することが必要
である。アレイ検査時に、電位供給配線25には固定電
位(Vhold)が供給されるが、このVholdを変
化させ、読み出した値に同様の変化が現れれば、ソース
−ドレイン間の短絡不良を特定することができる。
【0051】また、例えば図14に示すように、第2の
選択素子27cにゲート−ドレイン間の短絡不良がある
場合(図中(b))、アレイ検査時にこの不良を検知す
ることができる。この短絡不良は、液晶表示装置となっ
たときに製品不良(線欠陥)となる。この短絡不良は、
セル検査時に特定することができるが、TFTアレイ基
板2の状態であれば修正可能な欠陥であるから、アレイ
検査時に特定できれば、製品不良の発生を未然に防止す
ることができる。つまり、アレイ検査時に、第2の選択
素子27cを制御する非選択電位が読み出されれば、こ
の短絡不良を特定することができる。さらに、例えば図
14に示すように、第2の選択素子27dにオープン不
良がある場合(図中(c))、アレイ検査時にこの不良
を検知することができる。この不良は、液晶表示装置と
なったときに製品不良となるものではないが、セル検査
時における不良となることから、事前に検知する必要が
ある。つまり、アレイ検査時に、第2の選択素子27d
に選択電位を供給しても、Vholdが読めなければ、
この不良を特定することができる。
【0052】なお、本実施の形態においては、走査信号
線11とデータ信号線12の双方に対して本発明に従っ
た検査回路を形成したが、その一方のみに本発明に従っ
た検査回路を設け、他方には従来の多ピンプローブを介
して検査信号を入力することも可能である。例えば、第
2の検査回路5の代わりに、多ピンプローブを接続する
こともできる。通常、列方向の画素数が行方向よりも多
いことから、データ信号線12に対して本発明にしたが
った検査回路を設けることが有効である。
【0053】また、表示画面種類や駆動条件の必要に応
じて、入力端子数を増減させることも可能である。具体
的には、本実施の形態においては、データ信号線12に
接続された接続端子は2セット(電位入力端子26a〜
26f,第2の制御信号入力端子29a〜29f)であ
るが、これをさらに増加させることにより、細かいブロ
ック表示を行うことが可能となる。反対に入力端子数を
減少させることも考えられる。例えば、画質検査とし
て、全画面の色表示検査のみを行う場合は、走査信号線
11側の検査回路には、1つの共通ソース端子のみを設
ける。信号配線側の検査回路には、R、G、Bのそれぞ
れの画素13用のそれぞれ一つずつの共通ソース端子の
みを形成する。この検査回路により、印加電圧を制御す
ることにより、少なくとも、全色の全画面表示を行うこ
とができる。
【0054】さらに、本実施の形態による第1の検査回
路4を用いて、TFTアレイ基板2上に電着膜を形成す
ることができる。この電着膜は、カラーフィルタとして
機能させることができる。例えば、図4において、R、
G、Bのうちのいずれかに対応する第2の選択素子27
a〜27fを制御する第2の制御配線28に選択電位を
与え、それに接続されている電位供給配線25に対して
所定の電位Veを与える。このとき、画素13を制御す
る全ての走査信号線11を選択電位としておけば、選択
した一色に対応する全ての画素電極に電位Veが与えら
れる。つまり、電着槽中で画素電極に所望の色のカラー
フィルタを形成することができる。この工程を、色を換
えて3度繰り返すことにより、R,G,Bのカラーフィ
ルタをTFTアレイ基板2上に形成することができる。
なお、選択しない色に対応する電位供給配線25には、
電着槽中の対向電極電位を与えておくことが望ましい。
【0055】さらにまた、本発明の検査回路は、液晶セ
ル1のみならず、他のアクティブ素子を用いた表示装置
や、カラーフィルタを使用しない液晶表示装置にも適用
可能である。他の表示装置の例としては、有機膜に印加
する電圧をアクティブ素子で操作することにより、その
発光を制御するAM−PLED(アクティブマトリック
ス−ポリマー発光ダイオード)、または、AM−OLE
D(アクティブマトリックス−有機発光ダイオード)を
用いた、自発光型ディスプレイ等がある。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
アレイ検査用の回路とセル検査用の回路とを一体的にし
かつ検査時に必要なプローブの数を低減することのでき
る新たな検査回路が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態による液晶セルの概略構成を示
す平面図である。
【図2】 本実施の形態による液晶セルの回路構造を示
す概略図である。
【図3】 本実施の形態による第1および第2の検査回
路の配置を示す概略図である。
【図4】 本実施の形態による第1の検査回路の回路構
造を示す概略図である。
【図5】 本実施の形態による第2の検査回路の回路構
造を示す概略図である。
【図6】 本実施の形態によるアレイ検査時の動作を説
明するための図である。
【図7】 本実施の形態によるアレイ検査時の動作を説
明するための図である。
【図8】 本実施の形態によるアレイ検査時の動作を説
明するための図である。
【図9】 本実施の形態においてアレイ検査時に用いる
アレイテスタの構成を示すブロック図である。
【図10】 本実施の形態によるセル検査時の動作を説
明するための図である。
【図11】 本実施の形態によるセル検査時の動作を説
明するための図である。
【図12】 本実施の形態によるセル検査時に供給する
信号波形を示す図である。
【図13】 本実施の形態による検査回路の変形例を示
す概略図である。
【図14】 本実施の形態による第1の検査回路の欠陥
の例を示す図である。
【符号の説明】
1…液晶セル、2…TFTアレイ基板、3…対向基板、
4…第1の検査回路、4a…第1の回路部、4b…第2
の回路部、5…第2の検査回路、5a…第1の回路部、
5b…第2の回路部、6…表示領域、7…外周領域、1
1a〜f…走査信号線、12a〜f…データ信号線、1
3…画素、14…薄膜トランジスタ(TFT)、15…
画素電極、17…共通電極、18…付加容量(Cs)、
21,31…アレイ検査用端子、21a…第1の信号供
給配線、22,32…第1の制御配線、23a〜23
f,33a〜33f…第1の選択素子、24a〜24
f,34a〜34f…第1の制御信号入力端子、25,
35…電位供給配線、26a〜26f,36a〜36b
…電位入力端子、27a〜27f,37a〜37f…第
2の選択素子、28,38…第2の制御配線、29a〜
29f,39a〜39f…第2の制御信号入力端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02F 1/13 101 G02F 1/13 101 5C006 1/133 550 1/133 550 5C080 1/1345 1/1345 5C094 1/1368 1/1368 5G435 G09F 9/00 352 G09F 9/00 352 9/30 330 9/30 330Z G09G 3/36 G09G 3/36 (72)発明者 古立 学 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 2G014 AA02 AA03 AB21 AC00 AC09 AC10 2G036 AA25 AA27 BA33 BB12 CA00 2H088 FA11 HA02 HA06 HA08 HA12 HA28 MA20 2H092 GA40 JA24 JB22 JB31 JB77 MA57 NA29 NA30 PA06 PA08 PA13 2H093 NA31 NC09 NC11 NC24 ND41 ND56 5C006 AA22 BB16 BC20 BC21 EB01 EB05 5C080 AA10 BB05 CC03 DD15 DD28 FF11 JJ02 JJ03 JJ04 5C094 AA41 AA42 BA03 BA43 CA19 EA03 EA04 EA07 GB10 5G435 AA17 AA19 BB12 CC09 KK05 KK09 KK10

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板本体と、 前記基板本体上にマトリックス状に配置された画素部
    と、 前記画素部に信号を送る、複数の信号線と、 前記基板本体上に形成された検査用回路と、を備えた表
    示装置の基板であって、 前記検査用回路は、 M(Mは2以上の整数)本の前記信号線毎に第1の検査
    信号を入力するための検査信号入力端子と、 前記信号線と前記検査信号入力端子との間に各々配置さ
    れた、複数の第1の選択素子と、 前記複数の第1の選択素子の各々に対して制御信号を供
    給するための、n×M(nは正の整数)本の第1の制御
    配線と、 前記信号線の各々に接続された、複数の第2の選択素子
    と、 前記複数の第2の選択素子を介して前記信号線の各々に
    第2の検査信号を供給するための、複数の検査信号配線
    と、 前記複数の第2の選択素子の各々に対して制御信号を供
    給するための、n×M(nは正の整数)本の第2の制御
    配線と、を備えることを特徴とする表示装置の基板。
  2. 【請求項2】 1つの検査信号入力端子に接続される複
    数の前記第1の選択素子は、異なる前記第1の制御配線
    に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の表
    示装置の基板。
  3. 【請求項3】 所定数の前記第1の選択素子は、共通す
    る前記第1の制御配線に接続されていることを特徴とす
    る請求項2に記載の表示装置の基板。
  4. 【請求項4】 1つの検査信号入力端子に接続される複
    数の前記第2の選択素子は、異なる前記第2の制御配線
    に接続されていることを特徴とする請求項1に記載の表
    示装置の基板。
  5. 【請求項5】 所定数の前記第2の選択素子は、共通す
    る前記第2の制御配線に接続されていることを特徴とす
    る請求項4に記載の表示装置の基板。
  6. 【請求項6】 隣接する前記第2の選択素子は、異なる
    前記検査信号配線に接続されていることを特徴とする請
    求項1に記載の表示装置の基板。
  7. 【請求項7】 前記Mが6または6の倍数であることを
    特徴とする請求項1に記載の表示装置の基板。
  8. 【請求項8】 スイッチング素子を有する画素部がマト
    リックス状に配列されたアレイ基板であって、 前記画素部に信号を送る、複数の信号線と、前記複数の
    信号線のそれぞれに接続され、かつ前記画素部への第1
    の検査信号の入力を制御する第1の検査用トランジスタ
    と、前記第1の検査用トランジスタのON/OFFを制
    御する制御信号を供給する複数の第1の制御配線と、前
    記複数の信号線のそれぞれに接続され、かつ前記画素部
    への第2の検査信号の入力を制御する第2の検査用トラ
    ンジスタと、前記第2の検査用トランジスタに所定の電
    位を供給する複数の電位供給配線と、前記第2の検査用
    トランジスタのON/OFFを制御する制御信号を供給
    する複数の第2の制御配線と、を備えることを特徴とす
    るアレイ基板。
  9. 【請求項9】 前記第1の検査用トランジスタに対して
    前記第1の検査信号を入力するための検査信号入力端子
    を、所定数の前記信号線毎に設けることを特徴とする請
    求項8に記載のアレイ基板。
  10. 【請求項10】 1つの検査信号入力端子に接続される
    前記第1の検査用トランジスタは、各々異なる前記第1
    の制御配線に接続されていることを特徴とする請求項8
    に記載のアレイ基板。
  11. 【請求項11】 前記第1の制御配線は、前記検査信号
    入力端子に接続された前記信号線の前記所定数またはそ
    の整数倍だけ配線されていることを特徴とする請求項9
    に記載のアレイ基板。
  12. 【請求項12】 1つの検査信号入力端子に接続される
    前記第2の検査用トランジスタは、各々異なる前記第2
    の制御配線に接続されていることを特徴とする請求項8
    に記載のアレイ基板。
  13. 【請求項13】 前記第2の制御配線は、前記検査信号
    入力端子に接続された前記信号線の前記所定数またはそ
    の整数倍だけ配線されていることを特徴とする請求項9
    に記載のアレイ基板。
  14. 【請求項14】 隣接する前記第2の検査用トランジス
    タは、各々異なる前記電位供給配線に接続されているこ
    とを特徴とする請求項8に記載のアレイ基板。
  15. 【請求項15】 第1の検査信号を供給する第1の信号
    供給配線と、 前記第1の信号供給配線にそのソース(またはドレイ
    ン)が接続された複数の第1の薄膜トランジスタと、 複数の前記第1の薄膜トランジスタの各々のゲートに接
    続された複数の第1の制御配線と、 複数の前記第1の薄膜トランジスタの各々のドレイン
    (またはソース)にそのドレイン(またはソース)が接
    続された第2の薄膜トランジスタと、複数の前記第2の
    薄膜トランジスタの各々のゲートに接続された複数の第
    2の制御配線と、 複数の前記第2の薄膜トランジスタの各々のソース(ま
    たはドレイン)に接続され、かつ所定数の第2の薄膜ト
    ランジスタ毎に第2の検査信号を供給する複数の第2の
    信号供給配線と、を備えたことを特徴とする検査用回
    路。
  16. 【請求項16】 所定数の前記第2の薄膜トランジスタ
    は、共通する前記第2の信号供給配線に接続されている
    ことを特徴とする請求項15に記載の検査用回路。
  17. 【請求項17】 前記第1の制御配線を介して複数の前
    記第1の薄膜トランジスタのいずれかに選択電位が、他
    の前記第1の薄膜トランジスタに非選択電位が供給さ
    れ、かつ前記第2の制御配線を介して前記第2の薄膜ト
    ランジスタのうちで前記選択電位が供給される前記第1
    の薄膜トランジスタに接続された前記第2の薄膜トラン
    ジスタに対して非選択電位が、他の前記第2の薄膜トラ
    ンジスタに選択電位が供給された状態で、前記第1の信
    号供給配線に対して第1の検査信号が供給されることを
    特徴とする請求項15に記載の検査用回路。
  18. 【請求項18】 前記第2の制御配線を介して全ての前
    記第2の薄膜トランジスタに対して選択電位が供給され
    た状態で、前記第2の信号供給配線に対して第2の検査
    信号が供給されることを特徴とする請求項17に記載の
    検査用回路。
  19. 【請求項19】 アクティブ・マトリックス表示装置を
    構成する複数の信号線に対して、検査用の信号を供給す
    るための、検査用回路であって、 共通する第1の検査信号を、所定数の信号線のうちのい
    ずれかに、選択的に供給する、第1の検査信号供給回路
    と、 前記所定数の信号線のうち隣接する信号線に対して異な
    る第2の検査信号を供給する、第2の検査信号供給回路
    と、を備えることを特徴とする検査用回路。
  20. 【請求項20】 前記第1の検査信号供給回路は、 前記第1の検査信号を入力するための検査信号入力端子
    と、 前記第1の検査信号入力端子から入力された前記第1の
    検査信号を、前記所定数の信号線のいずれに供給するか
    を選択する、薄膜トランジスタから構成されるスイッチ
    手段と、を備えることを特徴とする請求項19に記載の
    検査用回路。
  21. 【請求項21】 前記第2の検査信号供給回路は、 前記所定数の信号線の各々に接続された、薄膜トランジ
    スタと、 第2の検査信号を前記薄膜トランジスタの各々に供給す
    る、前記所定数の検査信号配線と、 前記薄膜トランジスタのON/OFFを制御する制御信
    号を供給する、前記所定数の制御配線と、を備えること
    を特徴とする請求項19に記載の検査用回路。
  22. 【請求項22】 前記信号線は、データ信号線であるこ
    とを特徴とする請求項19に記載の検査用回路。
  23. 【請求項23】 基板本体と、 前記基板本体上にマトリックス状に配置された画素部
    と、 前記画素部に信号を送る複数の信号線と、 M(Mは2以上の整数)本の前記信号線毎に第1の検査
    信号を入力するための検査信号入力端子と、前記信号線
    と前記検査信号入力端子との間に各々配置された、複数
    の第1の選択素子と、前記複数の第1の選択素子の各々
    に対して制御信号を供給するための、n×M(nは正の
    整数)本の第1の制御配線と、前記信号線の各々に接続
    された、複数の第2の選択素子と、前記複数の第2の選
    択素子を介して前記信号線の各々に第2の検査信号を供
    給するための、複数の検査信号配線と、前記複数の第2
    の選択素子の各々に対して制御信号を供給するための、
    n×M(nは正の整数)本の第2の制御配線と前記基板
    本体上に形成された検査用回路と、を有する検査用回路
    と、を備えた表示装置の基板の検査方法であって、 前記検査方法は、第1の検査と、第1の検査の後に行わ
    れる第2の検査を有し、 前記第1の検査は、 前記第1の制御配線を介して前記第1の選択素子に制御
    信号を供給し、かつ前記第2の制御配線を介して前記第
    2の選択素子に制御信号を供給しつつ、前記検査信号入
    力端子に前記第1の検査信号を入力し、 前記第2の検査は、 前記第2の制御配線を介して前記第2の選択素子に制御
    信号を供給しつつ、前記検査信号配線に前記第2の検査
    信号を供給する、ことを特徴とする検査方法。
  24. 【請求項24】 前記第1の検査において、 前記第1の制御配線を介する前記第1の選択素子への制
    御信号の供給は、複数の前記第1の選択素子のいずれか
    1つの第1の選択素子に対して選択信号を、他の第1の
    選択素子に対して非選択信号を供給するものであり、 前記第2の制御配線を介する前記第2の選択素子への制
    御信号の供給は、選択信号が供給された前記第1の選択
    素子に対応する前記第2の選択素子に対して非選択信号
    を、他の第2の選択素子に対して選択信号を供給するも
    のであることを特徴とする請求項23に記載の検査方
    法。
  25. 【請求項25】 前記第2の検査において、 前記第2の制御配線を介する前記第2の選択素子への制
    御信号の供給は、全ての前記第2の選択素子に選択信号
    を供給するものであることを特徴とする請求項23に記
    載の検査方法。
  26. 【請求項26】 第1の検査信号を供給する第1の信号
    供給配線と、 前記第1の信号供給配線にそのソース(またはドレイ
    ン)が接続された複数の第1の薄膜トランジスタと、 複数の前記第1の薄膜トランジスタの各々のゲートに接
    続された複数の第1の制御配線と、 複数の前記第1の薄膜トランジスタの各々のドレイン
    (またはソース)にそのドレイン(またはソース)が接
    続された第2の薄膜トランジスタと、 複数の前記第2の薄膜トランジスタの各々のゲートに接
    続された複数の第2の制御配線と、 複数の前記第2の薄膜トランジスタの各々のソース(ま
    たはドレイン)に接続され、かつ前記第2の薄膜トラン
    ジスタに第2の検査信号を供給する複数の第2の信号供
    給配線と、を備えた検査回路をアレイ基板上に形成する
    ステップと、 前記第1の制御配線を介して複数の前記第1の薄膜トラ
    ンジスタのいずれかに選択電位を、他の前記第1の薄膜
    トランジスタに非選択電位を供給し、かつ前記第2の制
    御配線を介して前記第2の薄膜トランジスタのうちで前
    記選択電位が供給される前記第1の薄膜トランジスタに
    接続された前記第2の薄膜トランジスタに対して非選択
    電位を、他の前記第2の薄膜トランジスタに選択電位を
    供給しつつ、前記第1の信号供給配線に対して第1の検
    査信号を供給する第1の検査ステップと、 液晶材料を挟んで前記アレイ基板とカラーフィルタ基板
    とを積層することによりセルを作成するステップと、 前記第2の制御配線を介して全ての前記第2の薄膜トラ
    ンジスタに対して選択電位を供給しつつ、前記第2の信
    号供給配線に対して第2の検査信号を供給する第2の検
    査ステップと、を備えることを特徴とする液晶セルの製
    造方法。
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