JP2003043885A - 潤滑剤塗布装置 - Google Patents

潤滑剤塗布装置

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JP2003043885A JP2001227859A JP2001227859A JP2003043885A JP 2003043885 A JP2003043885 A JP 2003043885A JP 2001227859 A JP2001227859 A JP 2001227859A JP 2001227859 A JP2001227859 A JP 2001227859A JP 2003043885 A JP2003043885 A JP 2003043885A
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彰久 丸山
Tomoki Kutsuwada
知己 轡田
Noritaka Kuroda
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Masakazu Takahashi
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修 半田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 回転するブラシロールにより固形潤滑剤から
粒径のほぼ揃った粉体状の潤滑剤を感光体等の像担持体
に塗布することができる潤滑剤塗布装置を提供する。 【解決手段】 固形潤滑剤3と、この固形潤滑剤3と像
担持体2とに同時に当接して一方向に回転するブラシロ
ール4とを備えた潤滑剤塗布装置1において、そのブラ
シロール4の固形潤滑剤3からブラシロール回転方向
(A)下流側となる部位に当接する当接部材5を配置し
た。この当接部材50は、そのブラシロール4と当接し
終わる終点とそのブラシロールの像担持体2と当接し始
める始点とのなす角度が180°以上となる部位に配置
するとよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トナーからなる像
を形成するプリンタ、複写機、ファクシミリ、複合機等
の画像形成装置における感光体、中間転写体等の像担持
体に潤滑剤を塗布するための潤滑剤塗布装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】この種の潤滑剤塗布装置は、通常、トナ
ー像を担持し得る感光体等の像担持体が、その表面に残
留付着するトナー等の付着物を除去するために摺擦させ
るクリーニングブレードやクリーニングブラシにより磨
耗するため、かかる像担持体に潤滑剤を塗布することに
よりその像担持体とクリーニングブレード等との間にお
ける摩擦抵抗を低減させて上記磨耗等を防止するために
使用される(特開平2000−162938号公報な
ど)。
【0003】図10は、従来の潤滑剤塗布装置の一例を
示すものである。この図示の塗布装置は、ステアリン酸
亜鉛等の潤滑剤を固形状にした固形潤滑剤100と、こ
の固形潤滑剤100と像担持体としての感光体200と
に同時に当接して一方向に回転するブラシロール150
とを備えたものである。そして、この塗布装置によれ
ば、ブラシロール150が回転すると、その固形潤滑剤
100がブラシロール150の摺擦により削られて粉体
となってブラシロール150に付着し、そのブラシロー
ル150に付着した粉体状の潤滑剤が感光体200の表
面に塗布されるようになっている。図中の符号110は
固形潤滑剤を保持するホルダー、120は固形潤滑剤1
00がブラシロール150の長手方向にわたって均一な
圧接力で圧接するように弾性的に支持する複数のバネ、
250は感光体200に当接するクリーニングブレード
を示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
潤滑剤塗布装置においては、その固形潤滑剤100から
ブラシロール150で掻き取って付着させた粉体状の潤
滑剤を直接、感光体200に塗布しているため、その掻
き取った潤滑剤の粒径がばらついていることにより、粒
径の揃った潤滑剤を感光体200に均一に塗布すること
ができないという課題があった。
【0005】このため、特に初期の段階においては、そ
の粒径の異なる潤滑剤の塗布に起因して感光体200上
に摩擦係数の異なる箇所が発生し、クリーニングブレー
ド250が感光体200との間で小刻みにスリップした
ように摺擦して当接する、いわゆるスティックスリップ
現象が起こる。そして、このスティックスリップ現象が
起こった場合には、クリーニングブレード250の当接
する先端角部(エッジ)が早期に劣化し、クリーニング
不良を誘発させるようになる。このようなスティックス
リップ現象の発生やクリーニング不良の誘発は、トナー
としてその粒形が球形に近いいわゆる球形トナーを使用
した場合に、その球形トナー等を確実に除去するためク
リーニングブレード250を感光体200に強く圧接さ
せることから、顕著になりやすいという傾向にある。
【0006】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その主な目的とするところは、回転する
ブラシロールにより固形潤滑剤から粒径のほぼ揃った粉
体状の潤滑剤を感光体等の像担持体に塗布することがで
きる潤滑剤塗布装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の潤滑剤塗布装置
1は、図1に例示するように、トナーからなる像を担持
し得る像担持体2に潤滑剤を塗布する装置であって、そ
の潤滑剤を固形状にした固形潤滑剤3と、この固形潤滑
剤3と前記像担持体2とに同時に当接して一方向に回転
するブラシロール4とを備えた潤滑剤塗布装置におい
て、前記ブラシロール4の前記固形潤滑剤3からブラシ
ロール回転方向(A)下流側となる部位に当接する当接
部材5を配置したことを特徴とするものである。
【0008】ここで、上記像担持体2は、電子写真方
式、静電記録方式等を利用した画像形成装置におけるド
ラム形態又はベルト形態からなる感光体、中間転写体な
どである。固形潤滑剤3は、像担持体2の有する特性を
損なうことなく当該像担持体2に圧接するクリーニング
ブレード等の圧接部材との間における摩擦抵抗(係数)
を低減できる潤滑性を示す材料(潤滑剤)を固形状にし
たものである。この固形潤滑剤3は、像担持体2の幅方
向有効領域の全域に相当する幅をもつ形状に形成され
る。また、この固形潤滑剤3は、ブラシロール3による
偏った掻き取りが発生することを回避する観点から、回
転するブラシロール3の当接によりそのロール回転方向
Aの上流側及び下流側に揺動しないように固定した状態
で支持することが好ましい。
【0009】ブラシロール4は、通常、回転軸の軸周面
に合成樹脂繊維等からなるブラシ毛を所定の密度及び高
さで一様に植立させてロール状の形態にしたものであっ
て、そのブラシ毛が少なくとも像担持体2の幅方向有効
領域の全域にわたって当接し得るものである。このブラ
シロール4は、像担持体2と周速差をもって回転駆動さ
せることが好ましい。また、ブラシロール4は、潤滑剤
塗布装置を像担持体2のブレード方式のクリーニング装
置の一部として組み込んで構成する場合には、クリーニ
ングブラシとして機能させるように構成してもよい。
【0010】そして、当接部材5は、少なくともブラシ
ロール4のブラシ毛先端部を瞬間的に弾性変形させるこ
とが可能な程度に当接するものであればよいが、一般に
はブラシロール4に対して所定の食い込み量となるよう
に予め設定されて配置される。この当接部材5の先端形
状や材質等については、ブラシロール4に付着する粒形
の比較的大きい潤滑剤を払い落とすことができるもので
あれば特に制約されるものではない。また、この当接部
材5は、固形潤滑剤3と別体の取付支持構造を採用して
もよいが、潤滑剤塗布装置の小型化や当接部材の取付け
作業の容易化や部品点数の削減化ができる等の観点から
すると、固形潤滑剤3の保持体(支持体)に一体的に取
り付けて支持する取付け支持構造を採用するとよい。
【0011】このような潤滑剤塗布装置1によれば、固
形潤滑剤3に当接した後のブラシロール4が像担持体2
に当接する前に当接部材5と当接するようになる。これ
により、ブラシロール4により固形潤滑剤3から掻き取
られた粉体状の潤滑剤のうち粒径が比較的大きな潤滑剤
が当接部材5の当接によりブラシロール4から払い(振
り)落とされる一方で、その粒径が比較的小さな潤滑剤
のみがブラシロール4に付着して像担持体2との当接位
置まで運ばれる。この結果、粒径がほぼ揃った潤滑剤が
像担持体2に塗布されるようになる。また、図1に例示
するように像担持体2のブラシロール4から像担持体回
転方向B下流側にクリーニングブレード6が配置されて
いる場合には、そのクリーニングブレード6によるステ
ィックスリップ現象の発生が低減されるようになる。
【0012】また、この潤滑剤塗布装置1では、当接部
材5を、その当接部材5のブラシロール4と当接し終わ
る終点E5とそのブラシロール4の像担持体2と当接し
始める始点S2とのなす角度θが180°以上となる部
位に配置するように構成するとよい。なお、この場合、
固形潤滑剤3は、ブラシロール4の当接部材5から回転
方向A上流側に配置されていることは言うまでもない。
【0013】この場合には、ブラシロール4が当接部材
5を通過してから像担持体2に至る時間及び領域を比較
的多めに確保することができるため、当接部材5の当接
による前記した粒形の比較的大きい潤滑剤の払い落とし
がより一層確実に行われるようになり、ブラシロール4
による粒径がほぼ揃った潤滑剤の像担持体2への塗布も
より的確に行われるようになる。しかも、当接部材5に
より払い落とされた潤滑剤やトナーが、重力によってブ
ラシロールから離れる方向に自然落下させやすくなり、
ブラシロールに再付着しにくくなる。
【0014】以上のような潤滑剤塗布装置1は、像担持
体2のブレード方式のクリーニング装置と別体の独立し
たものとして構成することができるが(なお、この場合
には、当接部材5の当接により払い落とされる粒径の比
較的大きい潤滑剤などを捕獲収容する部材を併設するこ
とが好ましい)、その設置スペースの低減化などの観点
からすると、かかるクリーニング装置の一部として組み
込むように構成することが望ましい。この場合、潤滑剤
塗布装置1におけるブラシロール4は、前記したように
クリーニング装置のクリーニングブレード6よりも像担
持体2の回転方向Bの上流側に配置される。また、その
ブラシロール4は、クリーニングブラシとして機能する
ように構成してもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図2及び図3は
本発明の実施の形態1を示すものであり、図2は本発明
の潤滑剤塗布装置を適用した画像形成装置の要部を示す
概略構成図、図3は潤滑剤塗布装置を主に示す要部拡大
図である。
【0016】この画像形成装置20は、矢印B方向に回
転するドラム状の感光体21を有し、この感光体21の
表面を帯電装置22により均一に帯電した後、その表面
に走査露光式等の潜像書き込み装置23により画像情報
に基づく露光を行って静電潜像を形成し、その静電潜像
を現像装置24により現像してトナー像として可視化す
るようになっている。また、この画像形成装置20は、
感光体20上のトナー像を、記録用紙等の記録媒体25
に直接又は中間転写体26を介して静電的に転写するよ
うになっている。この際、トナー像の記録媒体25又は
中間転写体26への転写は転写装置27により行う。ト
ナー像が転写された記録媒体25は定着装置(図示省
略)に送り込まれて定着処理される。これによりトナー
からなる画像が形成された記録媒体25が得られる。
【0017】そして、この画像形成装置20は、上記転
写後の感光体20の表面を、クリーニングブレード32
を有するクリーニング装置30により清掃するようにな
っている。また、このクリーニング装置30には、後述
するように感光体21の表面に潤滑剤を塗布するための
潤滑剤塗布装置10が組み込まれている。
【0018】クリーニング装置30は、基本的に、感光
体21と対向する側が開口したハウジング31に、合成
ゴム等からなるクリーニングブレード32をその自由端
部が感光体21の表面に当接するような状態で取付け支
持板33により取り付けるとともに、回転軸35aの周
面にブラシ毛35bが一様に立設されたロール形態のク
リーニングブラシ35をそのブラシ毛35bが感光体2
1の表面に当接するような状態で回転可能に取り付けら
れている。このうちクリーニングブレード32は、感光
体21の周面(の軸方向の有効幅全域)に対して所定の
角度及び食い込み量(例えば食い込み量が0.7〜1.
3mm程度)となるように当接した状態で取り付けられ
ている。クリーニングブラシ35は、感光体21の表面
(の軸方向の有効幅全域)に対して所定の食い込み量
(例えば0.7〜1.3mm程度)となるように当接し
た状態で取り付けられているとともに、例えば後述の搬
送オーガ27の回転動力が分配されて矢印A方向に感光
体21と所定の周速差をもって回転駆動するようになっ
ている。
【0019】また、このクリーニング装置30は、その
ハウジング31の底部側に、クリーニングブレード32
やクリーニングブラシ35等により除去されて落下する
トナー、紙粉等を回収ボックス(図示省略)に搬送する
スクリュー状の搬送オーガー37を回転駆動するように
設けている。図2中において符号38は、クリーニング
ブレード32等により除去したトナー等が外部にこぼれ
出すのを防止するためのシール部材である。
【0020】そして、このクリーニング装置30には、
そのクリーニングブラシ35を潤滑剤塗布用のブラシロ
ール(14)として兼用し、そのクリーニングブラシ3
5のほぼ最上の位置で当接するように配置される固形潤
滑剤13と、この固形潤滑剤13を通過した後のクリー
ニングブラシ35(14)に当接するように配置される
フリッカー(当接部材)15とを主に備えた潤滑剤塗布
装置10が装備されている。
【0021】ブラシロール(14)として兼用するクリ
ーニングブラシ35は、固形潤滑剤13から粒径の比較
的小さい潤滑剤を掻き取って感光体21に塗布すること
が可能となる観点から、ポリエステル樹脂、アクリル樹
脂等からなる導電性のブラシ毛35bを適用したロール
外径が12〜25mmのブラシロールが使用される。ブ
ラシ毛35bの太さ、単位面積当たりの本数(密度)、
長さ等については、適宜選定される。
【0022】固形潤滑剤13は、ステアリン酸亜鉛等の
脂肪酸金属塩からなる潤滑剤を断面が矩形状の棒形態に
固めたものである。この固形潤滑剤13は、クリーニン
グブラシ35で掻き取って粒径の比較的小さい潤滑剤を
感光体21に塗布する観点からは、JISで規格される
鉛筆硬度B、F、HB等の硬度を有する固形体とするこ
とが好ましい。固形潤滑剤13は、クリーニングブラシ
35のほぼ真上(最上部)に位置するように配置され
る。
【0023】また、この固形潤滑剤13は、図3、4に
示すように、その上部を固形潤滑剤13の長さ(幅)よ
りも長いホルダー16に保持し、そのホルダー16の固
形潤滑剤13の端部から突出した両端部を、適宜折り曲
げ加工された(例えばZ字状に曲げられた)板ばね17
により引っ掛けて上方に吊り上げた状態となるように支
持フレーム31a(ハウジング31に取り付けられたフ
レーム)に取り付けられている。この取付支持構造によ
り、固形潤滑剤13は、上下方向に対しては弾性的に支
持されているが、クリーニングブラシ35の回転方向A
の上流側及び下流側に対してはほぼ固定された状態に維
持される。固形潤滑剤13は、クリーニングブラシ35
に対する荷重が0.03〜0.10N/mとなるように
支持することが好ましい。
【0024】フリッカー15は、クリーニングブラシ3
5の軸方向全域にわたって当接するような板形状のもの
であり、POM、SUS等により形成されている。この
フリッカー15のブラシ35と当接する先端部は、その
角度がアール状に形成されている。また、このフリッカ
ー15は、支持フレーム31aに一体的に取り付けられ
ている。このフリッカー15は、そのフリッカー15の
クリーニングブラシ35と当接し終わる終点E15とそ
のブラシ35の感光体21と当接し始める始点S21と
のなす角度(θ)が180°程度となるように配置され
ている。
【0025】このような潤滑剤塗布装置10を装備する
クリーニング装置30は、次のように動作する。
【0026】まず、クリーニング装置30は、クリーニ
ングブラシ35が矢印A方向に回転するとともに、搬送
オーガー37が所定の方向に回転する。そして、転写後
に感光体21の表面がこのクリーニング装置30を通過
すると、感光体21の表面に付着するトナー、紙粉等が
クリーニングブラシ35によりかき乱されてある程度掻
き取られるとともに感光体21との付着力が失われる。
その後、そのブラシ35により掻き取られなかったトナ
ー等が最終的にクリーニングブレード32により掻き取
られる。これにより、感光体21の表面が清掃される。
このとき掻き取られたトナー等は、ハウジング31の底
部側に落下した後、搬送オーガー37により回収ボック
スに搬送される。
【0027】この際、クリーニングブラシ35は、固形
潤滑剤13の下端部に当接するようにして回転すること
により、その固形潤滑剤13の下端部から潤滑剤を掻き
取って保持する。続いて、固形潤滑剤13を通過した後
のクリーニングブラシ35は、フリッカー15に当接し
て回転することにより、固形潤滑剤13から掻き取った
潤滑剤のうち粒径が比較的大きい潤滑剤が払い落とされ
る一方で、その粒径が比較的小さい潤滑剤のみがクリー
ニングブラシ35に付着した状態となる。また、これと
同時に、クリーニングブラシ35に付着した感光体21
からのトナー等も同時に払い落とされる。特に、この潤
滑剤塗布装置10では、クリーニングブラシ35がフリ
ッカー15を通過した後に感光体21に当接するまでに
十分な時間及び空間が確保されているため、上記粒径が
比較的大きい潤滑剤の払い落しとトナー等の払い落とし
が確実に実行される。
【0028】これにより、粒径が比較的小さい潤滑剤が
クリーニングブラシ35によって感光体21の表面に塗
布される。この結果、粒径がほぼ揃った潤滑剤を感光体
21の表面に塗布することができるため、特に初期段階
におけるクリーニングブレード32で発生しやすい前記
スティックスリップ現象を低減することができる。
【0029】したがって、この潤滑剤塗布装置10を使
用した場合には、クリーニングブレード32のライフを
向上させることが可能となり、クリーニング不良の発生
を防止することができる。なお、クリーニングブラシ3
5についても、フリッカー15の圧接通過によりトナー
等の振り払いが行われるため、そのクリーニング性能が
損なわれることなく、これによってもクリーニング不良
の発生が防止される。
【0030】また、感光体21の表面に粒径がほぼ揃っ
た潤滑剤を均一に塗布できることから、その感光体21
とクリーニングブレード32の間の摩擦係数を低くし続
けることが可能となり、クリーニングブレード32の感
光体21に対する当接圧を大きくすることが可能とな
る。このため、トナーとして球形トナーを使用した場合
には、クリーニングブレード32の感光体21に対する
当接圧を大きく設定することができ、一般に清掃が困難
とされている球形トナーの良好な除去清掃を実現するこ
とができるようになる。
【0031】図6は、初期段階におけるクリーニングブ
レード32の歪み量について測定した結果を示すもので
あり、(a)は本実施の形態に係る潤滑剤塗布装置を使
用した場合の測定結果を、(b)は従来の潤滑剤塗布装
置を使用した場合の測定結果をそれぞれ示すものであ
る。従来の潤滑剤塗布装置とは、本実施の形態に係る潤
滑剤塗布装置においてフリッカー15を設けないように
変更した点が異なるだけのものである。また、クリーニ
ングブレード32の歪み量は歪ゲージにより測定した。
さらに、クリーニングブレード32の歪み量の変動幅
が、スティックスリップの幅に相当するものである。そ
して、この図6に示す結果から明らかなように、本実施
の形態に係る潤滑剤塗布装置10を使用した場合には、
初期段階におけるスティックスリップ現象の低減効果が
あることがわかる。
【0032】また、この潤滑剤塗布装置10では、固形
潤滑剤13を前記したような板ばね17を使用した取付
け支持構造により支持しているため、図5に示すよう
に、回転するクリーニングブラシ35との当接により固
形潤滑剤13の取付け姿勢が変動することがなく一定し
ているため(同図a)、固形潤滑剤13の下端部がクリ
ーニングブラシ35により一定量ずつほぼ均等に掻き取
られて磨耗していく(同図b)。これにより、潤滑剤の
感光体21への均一な塗布を長期にわたって安定して行
うことが可能となる。
【0033】これに対し、固形潤滑剤13をその自重の
みでクリーニングブラシ35に当接させるように支持し
て、あるいは、コイルばね等により支持して取り付けた
場合には、図10に例示するように、かかる固形潤滑剤
13と回転するクリーニングブラシ35との間の摩擦に
より、その固形潤滑剤13の取付姿勢がクリーニングブ
ラシ35との当接により傾いた状態となり(同図a)、
その状態下でブラシ35による掻き取りが継続されるこ
とにより固形潤滑剤13の下端部が次第に片寄った状態
で磨耗(偏磨耗)してしまい(同図b)、長期的にはク
リーニングブラシ35による掻き取り量が増えて感光体
21への潤滑剤の供給量ひいては塗布量が徐々に増加し
て潤滑剤の均一な塗布ができなくなるという不具合があ
る。
【0034】さらに、かかる固形潤滑剤13と回転する
クリーニングブラシ35との間の摩擦が一定していない
場合には、固形潤滑剤13がクリーニングブラシ35の
回転方向Aの上流側及び下流側に対して揺動するように
変動するようになる。そして、このような揺動運動が発
生した場合は、短時間的にみると、潤滑剤の感光体21
への供給量に時間的なばらつきが生じる。
【0035】以上のような潤滑剤の感光体21への供給
量のばらつきは、微小ながらクリーニングブレード32
のスティックスリップ現象を引き起こしてしまう。特
に、真球により近い球形トナーを使用すればするほど、
かかるスティックスリップ現象が、そのクリーニング性
能の悪化を招くようになる。しかし、本実施の形態に係
る潤滑剤塗布装置10を使用した場合には、潤滑剤の感
光体21への供給量のばらつきが殆どないため、上記し
たような不具合が発生するおそれがない。
【0036】なお、実施の形態1においては、例えば、
図7に例示するように、固形潤滑剤13(のホルダー1
6)をスプリングばね50により上方に吊り上げた状態
でハウジング31に取り付けるように構成してもよい。
ただし、この場合には、固形潤滑剤13が前記揺動運動
を起こさないようにその取付け姿勢を規制するガイド部
材51を付設することが望ましい。
【0037】このように構成した場合には、固形潤滑剤
13をスプリングばね50により上方に少し引き上げる
ような状態に支持すると、クリーニングブラシ35に対
する固形潤滑剤13の食い込み量を、固形潤滑剤13お
よびホルダー16の自重によるより食い込み量に比べて
小さくすることができる。これにより、クリーニングブ
ラシ35の固形潤滑剤13からの掻き取り量を低減する
ことができ、粒径の比較的大きい潤滑剤の掻き取りを減
少させることができることに加え、固形潤滑剤13の磨
耗量を減少させることができる。この結果、固形潤滑剤
13の消費量を減少させることができ、その寿命(ライ
フ)を延長することができる。
【0038】また、実施の形態1においては、例えば、
図8に例示するように、固形潤滑剤13のブラシ回転方
向Aの下流側にフリッカー15を設けることに加え、そ
の固形潤滑剤13のブラシ回転方向Aの上流側にクリー
ニングブラシ35に当接する手前側当接部材(フリッカ
ーなど)60を併設するように構成してもよい。
【0039】このように構成した場合には、クリーニン
グブラシ35に掻き取られて付着したトナー等が固形潤
滑剤13を通過する前に、手前側当接部材60により払
い落とされるようになる。これにより、トナー等の付着
の少ないクリーニングブラシ35による固形潤滑剤13
からの潤滑剤の掻き取りが行われるようになるため、粒
径の比較的小さい潤滑剤をクリーニングブラシ35によ
り確実に付着させることができるようになる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の潤滑剤塗
布装置によれば、前記した当接部材を設けたことによ
り、回転するブラシロールにより固形潤滑剤から粒径の
ほぼ揃った粉体状の潤滑剤を感光体等の像担持体に塗布
することができるようになる。この結果、この潤滑剤塗
布装置を使用した場合には、例えば像担持体のクリーニ
ングブレードの初期段階におけるスティックスリップ現
象を低減することが可能となり、かかるクリーニングブ
レードのクリーニング不良の発生を防止することができ
るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の潤滑剤塗布装置を示す概念図。
【図2】 実施の形態1における画像形成装置の要部を
示す概要図。
【図3】 実施の形態1に係る潤滑剤塗布装置を装備し
たクリーニング装置を示す一部断面図。
【図4】 固形潤滑剤の取付け支持構造を示す一部断面
説明図。
【図5】 固形潤滑剤の取付け姿勢と磨耗状態を示す説
明図。
【図6】 (a)は実施の形態に係る潤滑剤塗布装置を
使用した場合におけるクリーニングブレードの歪み量の
測定結果を示すグラフ図、(b)は従来の潤滑剤塗布装
置を使用した場合におけるクリーニングブレードの歪み
量の測定結果を示すグラフ図。
【図7】 固形潤滑剤の取付け支持構造の他の構成例を
示す概要図。
【図8】 手前側当接部材を併設した場合の構成例を示
す概要図。
【図9】 従来の潤滑剤塗布装置を示す説明図。
【図10】 従来の固形潤滑剤の取付け姿勢と磨耗状態
を示す説明図。
【符号の説明】
1,10…潤滑剤塗布装置、2…像担持体、3,13…
固形潤滑剤、4…ブラシロール、5…当接部材、14,
35…クリーニングブラシ(ブラシロール)、15…フ
リッカー(当接部材)。
フロントページの続き (72)発明者 丸山 彰久 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 轡田 知己 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 黒田 能孝 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 高橋 正和 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 半田 修 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 (72)発明者 眞下 佳也 神奈川県海老名市本郷2274番地、富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 2H134 GA01 GA06 GB02 HB01 HB03 HB07 HB13 HB18 HB19 HD01 JA02 KB13 KD04 KD12 KF03 KF07 KG07 KG08 KH01 KH15 LA01

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トナーからなる像を担持し得る像担持体
    に潤滑剤を塗布する装置であって、その潤滑剤を固形状
    にした固形潤滑剤と、この固形潤滑剤と前記像担持体と
    に同時に当接して一方向に回転するブラシロールとを備
    えた潤滑剤塗布装置において、 前記ブラシロールの前記固形潤滑剤からブラシロール回
    転方向下流側となる部位に当接する当接部材を配置した
    ことを特徴とする潤滑剤塗布装置。
  2. 【請求項2】 前記当接部材を、その当接部材の前記ブ
    ラシロールと当接し終わる終点とそのブラシロールの前
    記像担持体と当接し始める始点とのなす角度が180°
    以上となる部位に配置する請求項1に記載の潤滑剤塗布
    装置。
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