JP2003042913A - 尿自動測定装置及び尿の採取方法 - Google Patents

尿自動測定装置及び尿の採取方法

Info

Publication number
JP2003042913A
JP2003042913A JP2001233383A JP2001233383A JP2003042913A JP 2003042913 A JP2003042913 A JP 2003042913A JP 2001233383 A JP2001233383 A JP 2001233383A JP 2001233383 A JP2001233383 A JP 2001233383A JP 2003042913 A JP2003042913 A JP 2003042913A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urine
container
sample container
measuring
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001233383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003042913A5 (ja
JP4694732B2 (ja
Inventor
Masatoshi Tanabe
正敏 田辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP2001233383A priority Critical patent/JP4694732B2/ja
Publication of JP2003042913A publication Critical patent/JP2003042913A/ja
Publication of JP2003042913A5 publication Critical patent/JP2003042913A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4694732B2 publication Critical patent/JP4694732B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 患者数の多い病院では、サンプル容器(75)
からの尿の採取に多くの時間と人手が必要となり、深夜
や早朝での交換が困難となり、昼間の交換は患者に不便
などを感じさせる場合となることもあるため、尿サンプ
ルの取出しを容易として患者や看護婦などの負担を軽く
することのできる尿自動測定装置(10)を提供する。 【解決手段】 マイクロコンピュータ(15)に制御され
て尿比重などを測定するために尿を蓄える計量容器(4
1)と、計量容器(41)に一時的に蓄えた尿の一部を蓄
えるサンプル容器(75)と、サンプル容器(75)の尿の
一部を採取するスピッツ管(105)とを内蔵し、サンプ
ル容器(75)は回転転倒可能に支持され、サンプル容器
(75)の尿の一部をスピッツ管(105)に移した後、サ
ンプル容器(75)を転倒させて洗浄する尿自動測定装置
(10)とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、入院患者などの尿
量や尿比重を自動測定する装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】今日、病院では、各病室に設けられる洗
面所などに自動的に特定の患者の尿を検査測定する装置
が設置されるようになってきた。この尿自動測定装置
は、患者が排尿を行ったとき、この尿の比重や容量を自
動計測して記録すると共にナースセンターなどに測定結
果を送信し、且つ、尿の一部を溜めておき、別途精密測
定を行えるようにする装置である。
【0003】この尿自動測定装置の一例としては、図4
に示すように、正面の上方に液晶パネル17を有すると共
に複数個のカップ挿入扉21を備え、下方にはサンプル容
器取出し扉71を備えた尿自動測定装置10とされるものが
有る。この尿自動測定装置10では、図5に示すように、
上部にマイクロコンピュータ15を内蔵し、液晶パネル17
に操作ガイドの表示を行うと共に、所定の患者の尿を採
取した採尿カップ31をカップ挿入扉21に取り付けてカッ
プルーム25に挿入したとき、マイクロコンピュータ15に
よって自動的に尿量や尿比重の測定を行いつつ尿の一部
を患者毎に分けてサンプル容器75に残すように制御して
いるものである。
【0004】この尿自動測定装置10の内部構造として
は、カップ挿入扉21の内側に採尿カップ31を固定するカ
ップホルダー23を有し、カップ挿入扉21の下端をヒンジ
構造としてカップ挿入扉21を開閉可能としている。そし
て、カップ挿入扉21の上方を引き出してカップ挿入扉21
を略水平に開き、カップホルダー23に採尿カップ31を固
定してカップ挿入扉21を閉じると、採尿カップ31をカッ
プルーム25内で転倒傾斜させ、採尿カップ31内の尿をカ
ップルーム25に排出させることができるようにされてい
る。
【0005】尚、カップ挿入扉21を横開き式や引出し式
とし、カップ挿入扉21の裏側のカップホルダー23に採尿
カップ31を固定してカップ挿入扉21を閉じると、カップ
ホルダー23がカップルーム25内にスライドして採尿カッ
プ31をカップルーム25内に引き込み、採尿カップ31をカ
ップルーム25内に引き込んだ後、採尿カップ31を回転転
倒させて採尿カップ31内の尿をカップルーム25に排出さ
せるものもある。
【0006】そして、カップルーム25は、その内部にカ
ップ洗浄ノズル28やルーム洗浄ノズル27を有し、又、カ
ップルーム25の底壁を傾斜させてカップルーム25内に排
出された尿などの液体を略垂直な誘導口35に流すことが
できるようにしている。この誘導口35は、計量容器41に
カップルーム25内の尿などの液体を導くもので有り、計
量容器41は、感圧素子を備えた容器支持台45で支持し、
液面測定器47の測定端子48を内側に備えると共に、底部
中央にはバルブを備えた排尿口42を有するものである。
【0007】更に、排尿口42の下方には略垂直な流下管
61を有し、バルブ制御器46により排尿口42から計量容器
41内の液体を排出したとき、この液体を分配管63に導く
ことができるようにしている。この分配管63は、揺動又
は回動により分配管63の下端位置を移動させることがで
きるように分配管63の上端近くが軸支され、分配制御器
64に内蔵したモーターによって分配管63の下端位置を移
動させるように揺動又は回動するものである。
【0008】尚、4人の患者の尿を測定する尿自動測定
装置10では、この分配管63の下方位置であって、サンプ
ル容器取出し扉71の内側に設けられている容器取付部73
に4個のサンプル容器75を並べて収納固定可能とし、分
配管63の下端は、この容器取付部73に固定した各サンプ
ル容器75の上方位置と、サンプル容器75から外れた廃棄
位置である図面に示されない廃棄管の上方位置とに移動
するように制御されるものである。
【0009】そして、この尿自動測定装置10では、マイ
クロコンピュータ15に登録された患者の尿を入れた採尿
カップ31を所定の患者用のカップ挿入扉21の内側に取り
つけてカップ挿入扉21を閉じたとき、マイクロコンピュ
ータ15は所定時間後に容器支持台45に設けた感圧素子か
らの信号によって尿重量を測定し、液面測定器47からの
信号によって計量容器41内の液面高さ、即ち尿量を測定
し、両測定値から尿比重を算出して尿量と尿比重を算出
する。
【0010】尚、この尿量と尿比重の値は、計測時刻と
合わせて記憶しておくと共に、1日分の尿量として前回
の尿量に今回の尿量を加算した値と合わせてナースセン
ターなどの親機に送信することも有る。更に、マイクロ
コンピュータ15は、開閉されたカップ挿入扉21に合わせ
たサンプル容器75の位置に分配管63の下端を合わせるよ
うに分配制御器64を制御し、バルブ制御器46を制御して
計量容器41中の尿の一部だけを計量容器41の排尿口42か
ら流下管61に排出させる。
【0011】その後、分配管63の下端を廃棄管の上方に
移動させ、バルブ制御器46を制御して計量容器41の排尿
口42を開放することにより計量容器41に残った尿を排出
させると共に、カップルーム25のカップ洗浄ノズル28や
ルーム洗浄ノズル27から洗浄液を噴出させ、カップルー
ム25や誘導口35及び計量容器41や流下管61更には分配管
63に残留付着する尿分などを洗い流す。
【0012】尚、洗浄液は、水道水に洗浄剤を混入した
洗浄液を図面に示していない洗浄液タンクに蓄え、図面
に示していないポンプ及び配管により洗浄液タンクの洗
浄液をカップルーム25のカップ洗浄ノズル28やルーム洗
浄ノズル27に送るものや、水道水の水圧を利用し、図面
に示さないバルブを有する配管により水道水をカップ洗
浄ノズル28やルーム洗浄ノズル27に導くものとし、配管
内を流れる流水中に洗浄剤を適宜混入してカップ洗浄ノ
ズル28やルーム洗浄ノズル27から噴出させるものが有
る。
【0013】又、計量容器41に残った尿やカップルーム
25から流れた洗浄液は、分配管63の下端を廃棄位置であ
る廃棄管の上方に位置させているため、図示しない廃棄
管を通して排水口から尿自動測定装置10の外部に排出す
るものが多い。このように、この尿自動測定装置10で
は、マイクロコンピュータ15に登録された患者の排尿毎
に尿比重や尿量を測定時刻と合わせて記録し、毎回の測
定毎に10ミリリットル程度をサンプル容器75に残すこ
とができ、1日に1回、サンプル容器75に集めた患者毎
の尿を取出して病状に合わせた精密測定を別途に行うこ
とができる。
【0014】尚、図4に示した尿自動測定装置10は、カ
ップ挿入扉21が複数個設けられ、各カップ挿入扉21で使
用する患者を定めているも、カップ挿入扉21を1個と
し、タッチパネルなどの操作により患者を特定するもの
や、採尿カップ31に患者識別用のバーコードを貼り付
け、バーコードリーダーで患者を識別して特定し、各患
者の尿比重や尿量の測定を行うと共に、尿の一部を患者
毎に分けてサンプル容器75に残すようにするものも有
る。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】前述の様に、複数患者
の尿を自動測定して一部をサンプル容器に残す尿自動測
定装置では、異なる患者の尿の測定を短時間の内に続け
て行うことになることも有る。このとき、流下管や分配
管は極力鉛直に配置して内部に水分が残らないようにさ
れているも、前の患者の尿測定に続いて別の患者の尿を
測定するとき、この後の患者の尿の一部をサンプル容器
に溜める際、流下管や分配管の内部に洗浄液の水滴など
が残っていることも有り、サンプル容器に取出す尿に洗
浄液等が不純物として混入されることとなり、サンプル
容器に取出す尿の量が少ないため、別途に行う精密検査
に影響を及ぼすことが有った。
【0016】又、サンプル容器から精密測定用に尿を別
容器に取出すことは、1台の尿自動測定装置に関しては
短時間で行えるも、患者数の多い病院では、全ての患者
の尿を採取するのに多くの時間と人手が必要となり、患
者が排尿を行わない深夜や早朝での採取が困難となり、
昼間に採取を行うと、患者に不便や不快感などを感じさ
せることも有った。
【0017】本発明はこのような欠点を排除し、不純物
濃度を極力低くした複数患者の尿サンプルを残して正確
な精密測定を可能とすると共に、尿サンプルの取出しを
容易として患者や看護婦など関係者の負担を軽くするこ
とのできる尿自動測定装置を提供するものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、マイクロコン
ピュータ(15)に制御されて尿比重と尿量を測定するた
めに尿を一時的に蓄える計量容器(41)と、この計量容
器(41)に一時的に蓄えた尿の一部を患者毎に分けて蓄
えるサンプル容器(75)と、各サンプル容器(75)の尿
の一部を各々採取するスピッツ管(105)を内蔵し、サ
ンプル容器(75)は回転転倒可能に支持され、タイマー
により一定時刻になると全てのサンプル容器(75)に蓄
えられている尿の一部を各々スピッツ管(105)に移し
た後、サンプル容器(75)を転倒させてサンプル容器
(75)を洗浄する尿自動測定装置(10)とする。
【0019】このように、サンプル容器(75)とスピッ
ツ管(105)を内蔵しているため、1日分の尿をサンプル
容器(75)に蓄え、一定時刻になるとサンプル容器(7
5)に蓄えた尿の一部をスピッツ管(105)に移してサン
プル容器(75)を洗浄する故、洗浄時刻を患者が当該尿
自動測定装置(10)を利用する可能性が低い時刻としつ
つ精密測定に必要な尿サンプルをスピッツ管(105)に
残し、新たな1日分の尿をサンプル容器(75)に蓄える
ことができる。
【0020】又、本発明では、サンプル容器(75)を洗
浄排水室(91)内で回転可能に固定する容器台(81)を
有し、サンプル容器(75)の転倒位置に合わせた容器洗
浄ノズル(93)と空気ノズル(94)とを備え、サンプル
容器(75)を転倒させたとき、容器洗浄ノズル(93)か
ら洗浄液を噴出させる制御機能と、洗浄液の噴出停止後
に空気ノズル(94)から圧縮空気を噴出させる制御機能
とを有するマイクロコンピュータ(15)とすることが好
ましい。
【0021】このように、サンプル容器(75)の転倒位
置に合わせて容器洗浄ノズル(93)と空気ノズル(94)
とを備えているため、サンプル容器(75)を転倒させて
サンプル容器(75)の開口部を下方に向けた状態で容器
洗浄ノズル(93)から洗浄液を噴出させることができ
る。従って、洗浄後の洗浄液をサンプル容器(75)から
確実に排出することができ、且つ、空気ノズル(94)を
有すると共に洗浄液噴出停止後に空気噴出制御をマイク
ロコンピュータの制御によって行うことができるように
しているため、圧縮空気の噴出によってサンプル容器
(75)内に水滴などが残らないようにすることができ
る。
【0022】又、本発明は、計量容器(41)から各患者
用のサンプル容器(75)に尿の一部を採取するに際し、
気液両用ポンプを採尿ポンプ(65)として用い、この採
尿ポンプ(65)により計量容器(41)から尿の一部を吸
い上げ、この吸上げた尿を分配管(63)を介してサンプ
ル容器(75)内に移した後、計量容器(41)に洗浄液を
満たしたとき、この洗浄液を採尿ポンプ(65)で吸上げ
て分配管(63)までの流路を洗浄し、その後、計量容器
(41)内の空気を採尿ポンプ(65)で吸い込み、計量容
器(41)から分配管(63)までの流路に空気を流して流
路中の水分を流し去る複数患者用の尿自動測定装置(1
0)における尿の採取方法とする。
【0023】このように、採尿ポンプ(65)として気液
両用ポンプを用いているため、尿や洗浄液などの液体の
みでなく、空気も計量容器(41)から吸込むことがで
き、計量容器(41)内の洗浄液を吸込んで分配管(63)
の下端までの流路を洗浄した後、空気を吸い込んで流路
内を乾燥させることができる。従って、短時間に続けて
計量容器(41)から次の尿を採取する場合にも、採取し
た尿に不純物を混ぜたり水分により尿を薄くするおそれ
を無くすことができる。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明に係る尿自動測定装置の実
施の形態は、内部にマイクロコンピュータを内蔵し、正
面に液晶表示パネルや複数のカップ挿入扉を有すること
は従来と同様である。そして、図1に示すように、尿自
動測定装置10の正面下方には、2つの扉を備え、従来と
同様のサンプル容器取出し扉71の下方に、更にスピッツ
管取出し扉101を備えるものである。
【0025】そして、図2に示すように、カップルーム
25や誘導口35、及び、計量容器41や容器支持台45は従来
と略同様であるも、計量容器41の内部には、吸込み口52
を計量容器41の排尿口42の近くに位置させた吸上げパイ
プ51と、吸入パイプ及び排出パイプを組み合せた採尿管
56とを設けている。この採尿管56は、計量容器41内の液
体を吸上げる吸入パイプと、吸入パイプから吸上げられ
て密度比重測定器55の内部を通過した液体を計量容器41
に戻す排出パイプとを組合せたものである。
【0026】従って、密度比重測定器55に組み込む循環
ポンプにより採尿管56の吸入パイプから計量容器41中の
尿を吸い上げ、この尿を密度比重測定器55内の測定流路
を通過させて超音波により尿比重を測定し、採尿管56の
排出パイプから計量容器41に尿を戻すことができる。
又、この採尿管56により、尿比重や尿量の測定後、計量
容器41内の尿を排出して洗浄液を計量容器41に溜めたと
きは、この洗浄液を吸入パイプから密度比重測定器55を
通して排出パイプに循環させ、密度比重測定器55の流路
を洗浄することもできる。
【0027】そして、吸上げパイプ51は、採尿ポンプ65
の吸込み口に接続し、採尿ポンプ65の吐出口は、接続管
67を介して分配管63に接続している。尚、この採尿ポン
プ65には気液両用ポンプを用いるもので有る。又、分配
管63は、その下端位置を各患者用のサンプル容器75の上
方位置と廃棄位置とに位置させるように、分配制御器64
によって下端位置を変えるように揺動又は回動させるこ
とができるものであること、及び、この分配管63の下端
位置の制御は、マイクロコンピュータ15によるものであ
ることは従来と同様である。
【0028】そして、本発明に係る尿自動測定装置10で
は、計量容器41の排尿口42の下方に設ける流下管61は、
洗浄排水室91に開口させている。この洗浄排水室91は、
サンプル容器75を回動転倒させることを可能とする広さ
の空間とし、前方にサンプル容器取出し扉71を位置さ
せ、このサンプル容器取出し扉71の内側でサンプル容器
取出し扉71と一体とされた容器取付部73に容器台81を設
け、サンプル容器75をこの容器台81に固定するようにし
てサンプル容器75を収納するものである。
【0029】そしてこの容器台81は、下部容器台82が容
器取付部73に固定され、回転軸85を中心にして上部容器
台83を回動させ、この上部容器台83に固定するサンプル
容器75を転倒させることができるものであり、図3に示
すサンプル容器75の排出バルブ口77から排出される尿を
誘導管88に導く流路を、図2には示していないが、各サ
ンプル容器75毎に対応させた各誘導管88の上部ロート口
と各サンプル容器75の排出バルブ口77とをつなぐように
この容器台81を貫通させて形成しているものである。
【0030】更に、容器台81の内部には、図示していな
いが、上部容器台83を回転させる転倒用モータ及び減速
歯車や、サンプル容器75の排出バルブ口77に設けたバル
ブロッドを押し上げるカム及びカム駆動モータ、各誘導
管88の下端をスピッツ管ホルダー103に固定した各スピ
ッツ管105の位置に合わせ又はスピッツ管105の口部から
外した位置に移動させる誘導管揺動モータを組み込んで
いる。
【0031】尚、スピッツ管ホルダー103に固定された
各スピッツ管105の口部から僅かに離れた位置には、図
2には示していないが、誘導管88をスピッツ管105の口
部から外した位置としたときの誘導管88の下端位置に合
わせて開口するパイプを設け、このパイプは上端の開口
から下方に傾斜して下端を洗浄排水室91に開口する洗浄
液廃棄パイプとしているものである。
【0032】そして、この洗浄排水室91では、容器取付
部73の上に正置される各サンプル容器75の上方に補助洗
浄ノズル92を設けると共に、上部容器台83を回転させ、
サンプル容器75を転倒させたときのサンプル容器75の開
口部位置に合わせた容器洗浄ノズル93及び空気ノズル94
を設けている。尚、この尿自動測定装置10では、スピッ
ツ管取出し扉101を開くことにより、各サンプル容器75
の直下に位置させて各々のスピッツ管105をスピッツ管
ホルダー103に着脱可能としているもので有る。
【0033】又、サンプル容器取出し扉71を開くと、サ
ンプル容器取出し扉71はその下端を回動軸としてサンプ
ル容器取出し扉71と容器取付部73が回動し、容器取付部
73の上面に固定されている容器台81の上部容器台83にサ
ンプル容器75を装着固定するように取りつけることがで
きるものであり、このサンプル容器75は、図3に示すよ
うに、上方を開口する容器であって、底部に排出バルブ
口77を有し、排出バルブ口77を貫通するバルブロッドを
備えたバルブにより、通常は容器内に納めた液体が漏れ
ないようにされるものである。
【0034】従って、この尿自動測定装置10では、カッ
プ挿入扉21を開いて採尿カップ31をカップ挿入扉21の内
側に固定し、カップ挿入扉21を閉じると採尿カップ31を
転倒させて尿を計量容器41に溜めることができ、容器支
持台45に取りつけた感圧素子によって尿重量を測定する
ことができる。そして、循環ポンプを駆動して採尿管56
により計量容器41内の尿を密度比重測定器55に送り、密
度比重測定器55により尿比重を測定することができる。
【0035】このように、本実施の形態では、超音波測
定により比重を測定する密度比重測定器55によって尿比
重を測定するため、尿比重を正確に測定することがで
き、計量容器41に溜めた尿の表面に泡が発生して液面高
さを正確に求めることが困難だった従来の尿量測定及び
尿比重の算出測定に比較し、高精度の尿比重の測定及び
比重と重量からの尿量の算出測定を行うことができる。
【0036】又、尿量や尿比重の測定後は、マイクロコ
ンピュータ15により分配制御器64を制御して分配管63の
下端を所定の患者用サンプル容器75の上方に位置させて
気液両用ポンプである採尿ポンプ65を駆動し、10ミリ
リットルなどの所定量の尿をサンプル容器75に移し、バ
ルブ制御器46を駆動して計量容器41の排尿口42を開き、
計量容器41内の尿を流下管61から洗浄排水室91に流して
廃棄するものである。
【0037】その後、分配制御器64を制御して分配管63
の下端を廃棄位置に移動させると共に、計量容器41の排
尿口42を閉じ、カップ洗浄ノズル28やルーム洗浄ノズル
27から洗浄液を噴出させてカップルーム25及び誘導口35
を洗浄する。そして、循環ポンプを駆動して計量容器41
内の洗浄液を採尿管56から密度比重測定器55に循環さ
せ、密度比重測定器55の流路を洗浄すると共に、採尿ポ
ンプ65も駆動させ、吸い上げパイプや採尿ポンプ65内の
液体流路及び接続管67や分配管63の内部も洗浄する。
【0038】尚、分配管63の下端は廃棄位置とされてい
るため、分配管63から流出する洗浄液は、図示していな
い廃棄管を流下して洗浄排水室91の底部に流れ、排水口
97から尿自動測定装置10の外部に排出される。又、計量
容器41の排尿口42を開いたとき、流下管61から洗浄排水
室91に落とされる洗浄液も、排水口97から外部に排出さ
れる。
【0039】そして、この尿自動測定装置10では、バル
ブ制御器46によって排尿口42を開き、計量容器41内の洗
浄液を排出した後も、一定時間だけ採尿ポンプ65の駆動
を継続するようにマイクロコンピュータ15による制御を
行っている。このように、気液両用ポンプである採尿ポ
ンプ65の駆動を計量容器41を空にした後も持続させるこ
とにより、計量容器41内の空気を吸上げパイプ51や接続
管67及び分配管63の内部に流し、吸上げパイプ51、採尿
ポンプ65の内部、接続管67や分配管63の内部に残る水滴
を排出し、少量の尿を採取してサンプル容器75に送る流
路に水分が残らないようにすることができ、尿を薄めた
り不純物を混入しないようすることができる。
【0040】又、この尿自動測定装置10では、サンプル
容器75を洗浄排水室91の内部で回転転倒可能とすると共
に、サンプル容器75に排出バルブ口77を設け、排出バル
ブ口77から流下する尿を誘導管88によってサンプル容器
75の直下に取りつけたスピッツ管105に導くことができ
るようにしている。従って、マイクロコンピュータ15の
制御により、1日に1回だけ、深夜又は早朝の一定時刻
になると、先ず、誘導管揺動モータを駆動して誘導管88
の下端をスピッツ管ホルダー103に固定したスピッツ管1
05の口部に位置させ、カム駆動モータを駆動してカムを
回転させることにより各サンプル容器75の排出バルブ口
77に設けられたバルブロッドを押し上げ、10ミリリッ
トル乃至20ミリリットル程度の尿をスピッツ管105に
採取するようにしている。
【0041】その後、マイクロコンピュータ15の制御に
より誘導管88の下端をスピッツ管105の口部から外すよ
うに誘導管揺動モータを駆動し、再度サンプル容器75の
排出バルブ口77を開いてサンプル容器75内に残る尿を廃
棄し、補助洗浄ノズル92から洗浄液を噴出させる。従っ
て、この洗浄液を排出バルブ口77から誘導管88に流下さ
せ、誘導管88内部を洗浄することができ、誘導管88から
流下する洗浄液は、図示していない洗浄液廃棄パイプを
介して洗浄排水室91に流れ込み、排水口97から尿自動測
定装置10の外部に排出される。
【0042】そして、補助洗浄ノズル92からの洗浄液の
噴出を停止した後、転倒用モータの駆動を開始し、上部
容器台83を回転させてサンプル容器75を転倒させ、容器
洗浄ノズル93から洗浄液を噴出させてサンプル容器75内
を洗浄し、洗浄液の噴出停止後、空気ノズル94から空気
を噴出させてサンプル容器75内に残る水滴を吹き飛ばす
ようにする。
【0043】その後、転倒用モータを逆転させて上部容
器台83と共にサンプル容器75を元の正常位置に戻して次
の尿の採取を行うものである。尚、誘導管揺動モータに
変えてソレノイドを用いて誘導管88を揺動させることも
あり、又、誘導管揺動モータやソレノイドも省略し、排
出バルブ口77に設けられたバルブロッドを押し上げるカ
ムと連動するカム機構を用いて誘導管88を揺動させるこ
とももある。
【0044】このように、バルブロッドと誘導管88とを
カムにより駆動する場合は、カム機構が多少複雑となる
も、1つのカム駆動用モータにより誘導管88の位置と合
わせて排出バルブ口77の開閉を制御することができる。
又、サンプル容器75から10ミリリットル乃至20ミリ
リットル程度の尿をスピッツ管105に採取した後、マイ
クロコンピュータ15の制御により誘導管88の下端をスピ
ッツ管105の口部から外すように誘導管揺動モータを駆
動すると共に転倒用モータの駆動を開始し、上部容器台
83を回転させてサンプル容器75を転倒させ、サンプル容
器75内に残った尿を洗浄排水室91に流して廃棄すること
も有る。この場合は、更に転倒用モータを逆転させて上
部容器台83と共にサンプル容器75を元の正常位置に戻
し、再度カム駆動モータを駆動して排出バルブ口77を開
放状態とし、補助洗浄ノズル92から洗浄液を噴出させ
る。
【0045】従って、この洗浄液を排出バルブ口77から
誘導管88に流下させ、誘導管88内部を洗浄することがで
きる。そして、この場合は、転倒用モータを駆動して再
度サンプル容器75を転倒させ、容器洗浄ノズル93から洗
浄液を噴出させてサンプル容器75内を洗浄し、洗浄液の
噴出停止後、空気ノズル94から空気を噴出させてサンプ
ル容器75内に残る水滴を吹き飛ばすようにするものであ
る。
【0046】このように、サンプル容器75を転倒させた
状態で洗浄液を吹き付けてサンプル容器75を洗浄し、更
に圧縮空気を吹き付ける故、サンプル容器75内に水滴や
水分を残留させないようすることができ、水滴や水分の
残留しないサンプル容器75を正立させて次の尿サンプル
を蓄える故、サンプル容器75に蓄える尿に他の液体が混
入して尿が薄くなったり不純物を含むことを防止でき
る。
【0047】尚、このスピッツ管105への尿の採取やサ
ンプル容器75の転倒及び洗浄はマイクロコンピュータ15
のタイマー機能によって開始するも、この尿の採取やサ
ンプル容器75の洗浄に際しては、スピッツ管105の有無
の検出を行い、マイクロコンピュータ15に登録されてい
る患者の数とスピッツ管105の数に合わせて各サンプル
容器75からの採取やサンプル容器75の洗浄を同時に行う
ものであり、スピッツ管105の欠落やその他の異常が発
生したときは、ナースセンターなどに設ける親機である
中央コンピュータに異常を通知し、又、スピッツ管105
への採取及びサンプル容器75の洗浄開始に際しては、液
晶パネル17に表示して利用しようとする者に注意を与え
るようにしている。
【0048】このように、本実施の形態に係る尿自動測
定装置10では、患者の排尿時毎に尿比重や尿量を患者毎
に測定及び記録することができると共に、毎回の測定時
に少量のサンプルを患者毎に残して1日分の尿を蓄積す
るサンプル容器75を備え、このサンプル容器75の他、精
密測定に必要な少量だけをサンプル容器75から自動採取
するスピッツ管105も内蔵し、又、サンプル容器75を転
倒させて1日分の尿を廃棄し且つサンプル容器75を洗浄
することもタイマー機能を利用して自動的に行うことを
可能としているため、深夜や早朝にサンプル容器75から
スピッツ管105に必要量だけ移して利用者の少ない深夜
や早朝にサンプル用に蓄えた1日分の尿を自動廃棄し、
新たな1日分の蓄積を行うことができる。
【0049】従って、スピッツ管105に採取した尿サン
プルは、午前中又は昼間などに順次回収して各患者の病
状に合わせた精密検査を行うことができ、使用者に不便
を感じさせることが少なく、且つ、病院関係者の作業負
担などを軽減することができるものである。尚、この尿
自動測定装置10は、図2に示したように、内部に脱臭フ
ィルタ111を設け、このフィルタに尿自動測定装置10内
の空気を送るファン115を更に脱臭フィルタ111と組合せ
て取付けており、尿自動測定装置10内の空気を常に脱臭
フィルタ111を通過させることにより尿自動測定装置10
内の臭いを脱臭フィルタ111に吸着させ、装置内部及び
周辺に異臭が生じないようにしている。
【0050】
【発明の効果】請求項1に記載した本願発明は、一定時
刻になると尿の一部をスピッツ管に残してサンプル容器
を自動的に洗浄する尿自動測定装置であるから、人手を
掛けずに深夜や早朝にサンプル容器を洗浄して翌日分の
採尿を行うことができる。又、請求項2に記載した本願
発明は、サンプル容器の転倒位置に合わせって容器洗浄
ノズルと空気ノズルとを備えているため、サンプル容器
を転倒させて洗浄し、洗浄後に水滴が残らないように転
倒させたサンプル容器内の水分を空気で吹き飛ばすこと
ができ、洗浄液などの不要な水分の残らないサンプル容
器に尿サンプルを溜めて正確な精密測定が可能な尿サン
プルを採取することができる。
【0051】そして、請求項3に記載した本願発明は、
気液両用ポンプを採尿ポンプとして計量容器からサンプ
ル容器に採尿する方法であり、計量容器からサンプル容
器に尿を採取した後、洗浄液を計量容器から吸込んで流
路を洗浄し、その後、空気を計量容器から吸い込む採尿
方法であるから、尿サンプルの採取後、洗浄を行い且つ
洗浄液を空気により流路から排出するため、続けて尿サ
ンプルを採取する場合にも流路内を乾燥させて尿サンプ
ルに洗浄液などの不純物を混入させずにサンプル容器に
尿サンプルを溜めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る尿自動測定装置の一例を示す正面
図。
【図2】本発明に係る尿自動測定装置の一例を示す内部
構造概略側面図。
【図3】本発明に係る尿自動測定装置に用いるサンプル
容器の一例を示す図。
【図4】従来の尿自動測定装置の一例を示す正面図。
【図5】従来の尿自動測定装置の一例を示す内部構造概
略側面図。
【符号の説明】
10 尿自動測定装置 15 マイクロコンピュータ 17 液晶パ
ネル 21 カップ挿入扉 23 カップ
ホルダー 25 カップルーム 27 ルーム
洗浄ノズル 28 カップ洗浄ノズル 31 採尿カ
ップ 35 誘導口 41 計量容
器 42 排尿口 45 容器支
持台 46 バルブ制御器 47 液面測
定器 48 測定端子 51 吸上げ
パイプ 52 吸込み口 55 密度比
重測定器 56 採尿管 61 流下管 63 分配管 64 分配制
御器 65 採尿ポンプ 67 接続管 71 サンプル容器取出し扉 73 容器取
付部 75 サンプル容器 77 排出バ
ルブ口 81 容器台 82 下部容
器台 63 上部容器台 85 回転軸 88 誘導管 91 洗浄排
水室 92 補助洗浄ノズル 93 容器洗
浄ノズル 94 空気ノズル 97 排水口 101 スピッツ管取出し扉 103 スピ
ッツ管ホルダー 105 スピッツ管 111 脱臭
フィルタ 115 ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G045 AA15 BB14 CB03 GC03 GC06 HA03 HA06 HA14 JA07 2G052 AA32 AD06 AD46 CA04 CA19 CA29 CA40 DA04 DA21 FC05 FC06 FC07 FC12 FC19 GA08 GA26 JA06 JA09

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイクロコンピュータに制御されて尿比
    重と尿量を測定するために尿を一時的に蓄える計量容器
    と、この計量容器に一時的に蓄えた尿の一部を患者毎に
    分けて蓄えるサンプル容器と、各サンプル容器の尿の一
    部を各々採取しておくスピッツ管とを内蔵し、各サンプ
    ル容器は回転転倒可能に支持され、一定時刻になると全
    てのサンプル容器に蓄えられた尿の一部を各スピッツ管
    に移した後、サンプル容器を回転転倒させてサンプル容
    器を洗浄することを特徴とする尿自動測定装置。
  2. 【請求項2】 サンプル容器を洗浄排水室内で回転可能
    に固定する容器台を有し、サンプル容器の転倒位置に合
    わせた容器洗浄ノズルと空気ノズルとを備え、サンプル
    容器を転倒させたとき、容器洗浄ノズルから洗浄液を噴
    出させる制御機能と、洗浄液の噴出停止後に空気ノズル
    から圧縮空気を噴出させる制御機能とを有するマイクロ
    コンピュータとされていることを特徴とする請求項1に
    記載した尿自動測定装置。
  3. 【請求項3】 計量容器から各患者用のサンプル容器に
    尿の一部を採取するに際し、気液両用ポンプを採尿ポン
    プとして用い、この採尿ポンプにより計量容器から尿の
    一部を吸い上げ、この吸上げた尿を分配管を介して各患
    者用のサンプル容器内に移した後、計量容器に洗浄液を
    満たしたとき、この洗浄液を採尿ポンプで吸上げて分配
    管までの流路を洗浄し、その後、計量容器内の空気を採
    尿ポンプで吸い込み、計量容器から分配管までの流路に
    空気を流して流路中の水分を流し去ることを特徴とする
    複数患者用の尿自動測定装置における尿の採取方法。
JP2001233383A 2001-08-01 2001-08-01 尿自動測定装置 Expired - Fee Related JP4694732B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001233383A JP4694732B2 (ja) 2001-08-01 2001-08-01 尿自動測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001233383A JP4694732B2 (ja) 2001-08-01 2001-08-01 尿自動測定装置

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2003042913A true JP2003042913A (ja) 2003-02-13
JP2003042913A5 JP2003042913A5 (ja) 2008-08-21
JP4694732B2 JP4694732B2 (ja) 2011-06-08

Family

ID=19065163

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001233383A Expired - Fee Related JP4694732B2 (ja) 2001-08-01 2001-08-01 尿自動測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4694732B2 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014036769A1 (zh) * 2012-09-07 2014-03-13 珠海沃姆电子有限公司 动态尿液监测器及动态尿液监测仪
CN106153617A (zh) * 2016-09-20 2016-11-23 幸韵(厦门)医疗科技有限公司 一种医院用尿液检测机
WO2023065531A1 (zh) * 2021-10-21 2023-04-27 杉木(深圳)生物科技有限公司 尿检仪
CN117990427A (zh) * 2024-04-03 2024-05-07 成都市应顺行环保科技有限公司 一种污水取样装置及污水排放系统

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6396554A (ja) * 1986-10-14 1988-04-27 Omron Tateisi Electronics Co 尿自動検査装置
JPH06194278A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Shin Etsu Chem Co Ltd 粉末品分析用試料の定容分取装置
JPH09127125A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Hitachi Ltd 尿自動分析装置
JPH1099204A (ja) * 1996-09-27 1998-04-21 Master Foods Kk 自動飲料抽出装置
JP2000126137A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Toto Ltd 健康管理装置
JP2000283827A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Omron Corp 尿測定装置
JP2000314736A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Koichi Nishimura 蓄尿装置による尿量の一定比率を検体として採取する尿量、尿比重の自動測定方法及びその装置。

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6396554A (ja) * 1986-10-14 1988-04-27 Omron Tateisi Electronics Co 尿自動検査装置
JPH06194278A (ja) * 1992-12-24 1994-07-15 Shin Etsu Chem Co Ltd 粉末品分析用試料の定容分取装置
JPH09127125A (ja) * 1995-11-06 1997-05-16 Hitachi Ltd 尿自動分析装置
JPH1099204A (ja) * 1996-09-27 1998-04-21 Master Foods Kk 自動飲料抽出装置
JP2000126137A (ja) * 1998-10-22 2000-05-09 Toto Ltd 健康管理装置
JP2000283827A (ja) * 1999-03-31 2000-10-13 Omron Corp 尿測定装置
JP2000314736A (ja) * 1999-04-30 2000-11-14 Koichi Nishimura 蓄尿装置による尿量の一定比率を検体として採取する尿量、尿比重の自動測定方法及びその装置。

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014036769A1 (zh) * 2012-09-07 2014-03-13 珠海沃姆电子有限公司 动态尿液监测器及动态尿液监测仪
US9895095B2 (en) 2012-09-07 2018-02-20 Zhuhai Womu Electronic Co., Ltd. Dynamic urine monitor and dynamic urine monitoring instrument
CN106153617A (zh) * 2016-09-20 2016-11-23 幸韵(厦门)医疗科技有限公司 一种医院用尿液检测机
CN106153617B (zh) * 2016-09-20 2019-03-19 幸韵(厦门)医疗科技有限公司 一种医院用尿液检测机
WO2023065531A1 (zh) * 2021-10-21 2023-04-27 杉木(深圳)生物科技有限公司 尿检仪
CN117990427A (zh) * 2024-04-03 2024-05-07 成都市应顺行环保科技有限公司 一种污水取样装置及污水排放系统
CN117990427B (zh) * 2024-04-03 2024-06-07 成都市应顺行环保科技有限公司 一种污水取样装置及污水排放系统

Also Published As

Publication number Publication date
JP4694732B2 (ja) 2011-06-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101864585B1 (ko) 자동 집뇨 및 검측 좌변기
KR101080828B1 (ko) 변좌 장착식 소변 분석 시스템용 소변 채취 장치
JP3384093B2 (ja) 尿サンプリング装置
US5518003A (en) Mid-stream fluid sampler
JP2003042913A (ja) 尿自動測定装置及び尿の採取方法
JPH085630A (ja) 液分取装置
US20060064034A1 (en) Midstream urination collection device
CN113218716A (zh) 一种泌尿科专用的化验样品采集装置
JP2002372547A (ja) 自動蓄尿検査装置
JP2001305133A (ja) 尿検査装置
JP2005106578A (ja) 尿採取装置
CN110095317A (zh) 一种检验科用尿液样本取样设备的尿杯移动机构
JP3752176B2 (ja) 自動蓄尿検査装置
JP3562033B2 (ja) 尿サンプリング装置の洗浄機構
JP2000314736A (ja) 蓄尿装置による尿量の一定比率を検体として採取する尿量、尿比重の自動測定方法及びその装置。
JP2003004731A (ja) 自動蓄尿検査装置
CN218636349U (zh) 一种呕吐物自动采样收集装置
JP3678246B2 (ja) 採尿装置を有する便器
CN211862856U (zh) 一种临床尿液收集器
JP3881531B2 (ja) 自動蓄尿検査装置
JPH08262012A (ja) 尿サンプリング装置
JP3651845B2 (ja) 自動蓄尿検査装置
JP3468249B2 (ja) 採尿装置を有する便器
JP2003043034A (ja) 自動蓄尿検査装置
JP2014021071A (ja) 蓄尿検査システム

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20040614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20040614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080707

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080707

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110224

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140304

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees