JP2003041821A - 遠隔解錠方法、遠隔解錠システム、情報処理装置、及び情報処理プログラム - Google Patents

遠隔解錠方法、遠隔解錠システム、情報処理装置、及び情報処理プログラム

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JP2003041821A
JP2003041821A JP2001229552A JP2001229552A JP2003041821A JP 2003041821 A JP2003041821 A JP 2003041821A JP 2001229552 A JP2001229552 A JP 2001229552A JP 2001229552 A JP2001229552 A JP 2001229552A JP 2003041821 A JP2003041821 A JP 2003041821A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両1に設けられた開閉部の解錠を遠隔で行
う場合に、セキュリティを十分に確保しつつも車両所有
者の利便性を損なうことなく、第三者による開閉部の解
錠を可能にする。 【解決手段】 所有者端末21から、車両1の開閉部の
解錠許可を情報センター3に送信する許可ステップと、
第三者端末22から、車両1の開閉部の解錠要求を情報
センター3に送信する要求ステップと、許可ステップに
おける解錠許可を受けていることを条件に、情報センタ
ー3から車両1の車載機11に、開閉部を解錠するため
の解錠コードを送信するコード送信ステップとを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両に設けられた
開閉部の解錠を遠隔で行う遠隔解錠方法、遠隔解錠シス
テム、情報処理装置、及び情報処理プログラムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、ユーザー端末からの要求に応
じて情報を提供する情報センターを備えたシステムが知
られている(例えば、特開平11−143358号公報
参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車両に設け
られた各ドアや、トランクリッド(バックドア)等の開
閉部の解錠を、この車両の所有者が携帯する送信機と、
車両に設けられた受信機との間の無線通信により行う、
いわゆるキーレスエントリーシステムが知られている。
【0004】このキーレスエントリーシステムと、上記
情報センターを備えた情報提供システムとを組み合わせ
ると以下のような遠隔解錠システムが構成される。
【0005】すなわち、車両の所有者が有するユーザー
端末と上記車両とのそれぞれをネットワークを介して情
報センターに接続して遠隔解錠システムを構成する。そ
して、上記ユーザー端末は、開閉部の解錠要求をネット
ワークを介して情報センターに送信するように構成する
と共に、情報センターは、この解錠要求に応じて上記開
閉部の解錠をするための解錠コードをネットワークを介
して車両に送信するように構成する。そして、上記車両
は、受信した解錠コードに基づいてその開閉部を解錠す
るように構成する。こうして、情報センターを介した遠
隔操作により、車両の開閉部が解錠可能にするシステム
が構成される。
【0006】この遠隔解錠システムを利用すれば、車両
の所有者が車両から離れていてもその車両の開閉部が解
錠可能であるため、例えば、以下のようなサービスが実
現可能になると考えられる。
【0007】一つは、運送業者から配達される荷物を、
駐車している車両の車内(車室内又はトランクルーム
内)に入れてもらうサービスである。通常、運送業者か
らの荷物の受け取りは自宅等において行われるが、例え
ば自宅が留守であるときには荷物を受け取ることができ
ない。そこで、荷物の受け取り場所を自宅ではなく車両
にして、その荷物を上記車両の車内に入れてもらうよう
にすれば、荷物の受取人(車両の所有者)が不在であっ
ても荷物を受け取ることが可能になる。この場合は、運
送業者からの連絡を受けた車両の所有者がそのユーザー
端末を操作することにより、情報センターを介して解錠
コードを送信して車両の開閉部を解錠するようにすれ
ば、運送業者は車両の所有者がそこにいなくても、車内
に荷物を運び入れることができるようになる。
【0008】また、所有者が不在のときに車両の修理を
出張して行うサービスも考えられる。つまり、車両が故
障等した場合に、その車両のところにまで修理業者が出
張して修理を行うサービスにおいて、修理業者からの連
絡を受けた車両の所有者が、上述したように車両の開閉
部(例えばボンネット等)を解錠すれば、車両の所有者
がその場にいなくても、上記修理業者は車両の修理を行
うことが可能になる。
【0009】ところが、こうしたサービスにおいては、
運送業者や修理業者等の第三者が車両の開閉部を解錠し
たいタイミングで、情報センターから車両に解錠コード
を送信しなければならない。このため、車両の所有者
は、そのタイミングでユーザー端末を操作しなければな
らず、上記所有者にとってその操作が煩わしいことにな
ってしまう。また、そのときの所有者の状態によっては
(例えば会議中であったりしたときには)、遠隔解錠の
操作を行うことが困難であったり、操作をすることがで
きなかったりすることも考えられる。
【0010】しかしながら、車両所有者の許可なく、第
三者が情報センターに対して解錠要求を送信することで
開閉部の解錠を行い得るようにしたのでは、セキュリテ
ィを十分に確保することができない。
【0011】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とするところは、車両に設けら
れた開閉部の解錠を遠隔で行う場合に、セキュリティを
十分に確保しつつも車両所有者の利便性を損なうことな
く、第三者による開閉部の解錠を可能にすることにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、車両と、該車両の所有者が
有する所有者端末と、上記車両の所有者とは異なる第三
者が有する第三者端末と、情報センターとがネットワー
クを介して接続され、上記車両に設けられた開閉部を解
錠するための解錠コードを、上記ネットワークを介して
受信した上記車両が、該解錠コードに基づいてその開閉
部の解錠を行う遠隔解錠方法を対象とする。
【0013】そして、上記所有者端末から、上記車両の
開閉部の解錠許可を上記ネットワークを介して上記情報
センターに送信する許可ステップと、上記第三者端末か
ら、上記車両の開閉部の解錠要求を上記ネットワークを
介して上記情報センターに送信する要求ステップと、上
記要求ステップにおける解錠要求に応じて、上記許可ス
テップにおける解錠許可を受けていることを条件に、上
記情報センターから車両に、上記解錠コードを上記ネッ
トワークを介して送信するコード送信ステップとを備え
るものである。
【0014】ここで、車両に設けられた開閉部とは、具
体的には、ドア、トランクリッド(又はバックドア)、
及びボンネットである。また、ネットワークは、例えば
電話回線及びインターネット回線等の双方向の通信が可
能な通信回線により構成されたものとすればよい。
【0015】上記の遠隔解錠方法によると、第三者端末
から、車両の開閉部の解錠要求を情報センターに送信す
ると、この要求ステップに先立ち、所有者端末から上記
情報センターに、上記車両の開閉部の解錠許可が送信さ
れているときには、上記情報センターから車両に、解錠
コードがネットワークを介して送信される。これによ
り、解錠コードを受信した車両はこの解錠コードに基づ
いてその開閉部を解錠することになる。
【0016】一方、上記第三者端末から情報センターに
解錠要求を送信しても、所有者端末から情報センター
に、解錠許可が送信されていないときには、この情報セ
ンターから車両に解錠コードは送信されない。これによ
り、車両の開閉部は解錠されない。
【0017】このように、第三者端末からの解錠要求が
あったときでも、所有者端末からの解錠許可がないとき
には車両の開閉部は解錠されないため、セキュリティを
確保することができる。
【0018】一方、第三者端末から情報センターに解錠
要求がされる前に、所有者端末から情報センターに予め
解錠許可を送信しておくことで、第三者端末から情報セ
ンターに実際に解錠要求がされたときには、言い換える
と、第三者が実際に車両の開閉部を解錠しようとすると
きには、所有者端末において何の操作もしなくても情報
センターから車両に自動的に解錠コードが送信され、こ
れにより、車両の開閉部が解錠される。このため、車両
所有者は煩わしさから開放され、この車両所有者の利便
性が向上する。一方、第三者も、車両所有者の状態に拘
わらず、任意のタイミングで上記開閉部を解錠すること
ができるようになり、第三者の利便性も向上する。
【0019】尚、第三者端末から情報センターに解錠要
求をする前に、第三者端末から所有者端末に解錠許可を
請う旨を予め連絡しておくのが好ましい。この連絡は、
第三者端末から所有者端末に直接連絡してもよいし、第
三者端末から所有者端末に情報センターを介して連絡し
てもよい。こうすることで、車両所有者は、第三者が車
両の開閉部を解錠したいことを予め認識することがで
き、所有者端末から情報センターに、第三者端末から情
報センターに解錠要求がされる前に予め解錠許可を送信
しておくことが可能になる。
【0020】請求項2記載の発明は、車両の所有者が有
する所有者端末と、該車両の所有者とは異なる第三者が
有する第三者端末と、情報センターとがネットワークを
介して接続されると共に、上記第三者端末と上記車両と
が無線通信により接続され、上記車両に設けられた開閉
部を解錠するための解錠コードを、上記無線通信により
受信した上記車両が、該解錠コードに基づいてその開閉
部の解錠を行う遠隔解錠方法を対象とする。
【0021】そして、上記所有者端末から、上記車両の
開閉部の解錠許可を上記ネットワークを介して上記情報
センターに送信する許可ステップと、上記許可ステップ
における解錠許可に応じて、上記情報センターから第三
者端末に、上記解錠コードを上記ネットワークを介して
提供するコード提供ステップと、上記コード提供ステッ
プにおける解錠コードを受けた第三者端末から車両に、
該第三者端末の操作により、上記解錠コードを上記無線
通信によって送信するコード送信ステップとを備えるも
のである。
【0022】この遠隔解錠方法では、第三者から車両の
所有者に車両開閉部の解錠許可を請う旨を予め連絡等す
ることで、この車両の所有者が、車両の開閉部の解錠を
要求していることを認識した場合において、上記車両所
有者が第三者による開閉部の解錠を許可するときには所
有者端末を操作することにより、この所有者端末から情
報センターに上記車両の開閉部の解錠許可を送信する
と、この解錠許可を受けた情報センターから第三者端末
に解錠コードが提供される。
【0023】これにより、この解錠コードを受けた第三
者端末を第三者が操作することによって、この第三者端
末から車両に、上記解錠コードが無線通信により送信さ
れる。解錠コードを受信した車両は、その解錠コードに
基づいて開閉部を解錠することになる。
【0024】一方、車両所有者が第三者による開閉部の
解錠を許可しないときには、所有者端末から情報センタ
ーに、上記車両の開閉部の解錠許可を送信しなければ、
情報センターから第三者端末に解錠コードが送信され
ず、よって、第三者端末により車両の開閉部が解錠され
ることはない。こうして、セキュリティを確保すること
が可能になる。
【0025】このように、情報センターから第三者端末
に解錠コードを送信することで、この第三者端末が解錠
コードを有するようになる。これにより、第三者は、こ
の第三者端末を用いて任意のタイミングで開閉部を解錠
することができる。すなわち、車両の開閉部を解錠する
ときには、所有者端末において操作をする必要がない。
このため、車両所有者は煩わしさから開放され、この車
両所有者の利便性が向上すると共に、第三者も任意のタ
イミングで開閉部を解錠することができるようになり、
第三者の利便性も向上する。
【0026】請求項2記載の発明においては、第三者端
末から、上記車両の開閉部の解錠要求をネットワークを
介して情報センターに送信する要求ステップを備えるよ
うにし、コード提供ステップは、上記要求ステップにお
ける解錠要求に応じて、許可ステップにおける解錠許可
を受けたことを条件に、解錠コードをネットワークを介
して上記第三者端末に提供するステップであるとしても
よい。
【0027】こうすることで、所有者端末から情報セン
ターに、解除許可を送信することに加えて、第三者端末
から情報センターに解錠要求を送信することによって、
情報センターから第三者端末に解錠コードが送信される
ようになる。このため、情報センターにおいて、所有者
端末が解錠を許可した第三者と、この情報センターに解
錠を要求した第三者との照合を行うことが可能になる。
これにより、セキュリティ性をさらに向上させることが
できる。
【0028】上記請求項1記載の発明においては、コー
ド送信ステップは、第三者端末からの解錠要求に関し
て、所定の規制条件が成立するか否かを判定する判定ス
テップと、該判定ステップにおける判定結果に応じて車
両への解錠コードの送信を規制する規制ステップとを有
するようにしてもよい。
【0029】ここで、規制条件としては、例えば次の
(I)〜(III)の条件が考えられる。すなわち、
(I)の条件は、解錠要求をしたときの第三者端末と、
そのときの車両とが所定距離以上離れているという条件
である。つまり、第三者端末と、車両とが所定距離以上
離れているときは解錠コードの送信を規制するようにす
る。これは、第三者が車両の近傍にいないときにその車
両の開閉部を解錠してしまうと、セキュリティ性が低下
してしまうためである。
【0030】(II)の条件は、第三者端末からの解錠要
求が、所有者端末からの解錠許可を情報センターが受信
してから所定時間以上経過してなされているという条件
である。つまり、所有者端末からの解錠許可を情報セン
ターが受信してから所定時間以上経過した後に第三者端
末からの解錠要求があったときには、解錠コードの送信
を規制するようにする。これは、第三者による開閉部の
解錠を、余りに長時間許可したのでは、セキュリティ性
が低下してしまうためである。
【0031】(III)の条件は、第三者端末からの解錠
要求の回数が、所定回数以上であるという条件である。
つまり、第三者端末からの解錠要求が、所定回数以上あ
ったときには、解錠コードの送信を規制するようにす
る。これは、第三者による開閉部の解錠を余りに多数回
許可したのでは、セキュリティ性が低下してしまうため
である。
【0032】このように、第三者端末からの解錠要求に
関して、所定の規制条件が成立するかを判定し、その判
定結果に応じて車両への解錠コードの送信を規制するこ
とにより、第三者が車両の開閉部の解錠を行う場合であ
っても、セキュリティを十分に確保することができる。
【0033】一方、上記請求項2記載の発明において
は、コード送信ステップは、第三者端末の操作に関し
て、所定の規制条件が成立するか否かを判定する判定ス
テップと、該判定ステップにおける判定結果に応じて車
両への解錠コードの送信を規制する規制ステップとを有
するようにしてもよい。
【0034】ここでの規制条件としては、例えば次の
(i)〜(iv)の条件が考えられる。すなわち、(i)
の条件は、開閉部を解錠するための操作をしたときの第
三者端末の位置と、そのときの車両とが所定距離以上離
れているという条件である。つまり、第三者端末と車両
とが所定距離以上離れているときは、解錠コードの送信
を規制するようにする。
【0035】(ii)の条件は、第三者端末における操作
により開閉部を解錠した回数が、所定回数以以上である
という条件である。つまり、第三者端末における操作に
より開閉部を所定回数以上解錠したときには、解錠コー
ドの送信を規制するようにする。
【0036】(iii)の条件は、第三者端末における開
閉部を解錠するための操作の回数が、所定回数以上であ
るという条件である。つまり、第三者端末における操作
を所定回数以上行ったときには、解錠コードの送信を規
制するようにする。ここで、上記(ii)の条件における
「開閉部を解錠した回数」と、この(iii)の条件にお
ける「操作の回数」とは必ずしも一致しない。つまり、
第三者端末において操作をすることにより解錠コードを
送信しても、車両においてその解錠コードを受信できな
かったときは開閉部は解錠されない。このため、解錠コ
ードの送信を規制する条件としては、上記(ii)及び(ii
i)の二つの条件が考えられる。
【0037】(iv)の条件は、第三者端末における操作
により開閉部を最初に解錠してから所定時間が経過して
いるという条件である。つまり、第三者端末における操
作によって最初に開閉部を解錠してから所定時間が経過
するまでは、再度、上記開閉部を解錠することを認める
(解錠コードを送信する)一方、開閉部の最初の解錠か
ら所定時間が経過すれば、解錠コードの送信を規制する
ようにする。
【0038】このように、第三者端末における操作に関
して、所定の規制条件が成立するかを判定し、その判定
結果に応じて車両への解錠コードの送信を規制すること
により、第三者が車両の開閉部の解錠を行う場合であっ
ても、セキュリティを十分に確保することができる。
【0039】こうして、規制ステップにおいて解錠コー
ドの送信を規制するときには、第三者端末においてその
規制の理由を報知する報知ステップを備えるのが好まし
い。
【0040】こうすることで、第三者は、第三者端末を
操作しても開閉部が解錠しない場合において、その開閉
部が解錠しない理由を認識することができるようにな
る。これにより、この第三者の利便性が向上する。
【0041】尚、請求項1記載の発明のように情報セン
ターから車両に解錠コードが送信される場合においてそ
の解錠コードの送信が規制される場合には、この情報セ
ンターから第三者端末に規制の理由を送信するようにす
ればよい。
【0042】また、判定ステップを、所定の規制条件が
成立するか否かを判定すると共に、該規制条件が成立す
る可能性を判定するステップとして、上記判定ステップ
における成立可能性についての判定結果に応じて第三者
端末においてその旨を警告する警告ステップを備えるよ
うにしてもよい。
【0043】ここで、「規制条件が成立する可能性」と
は、請求項4記載の如く、規制条件が第三者端末からの
解錠要求に関する場合にあっては、次のようになる。
【0044】規制条件が、第三者端末と車両との距離に
基づく条件(上記の(I)の条件)であるときには、上
記成立可能性は、第三者端末が車両から所定距離以上離
れてしまうまでの残りの距離を意味し、その距離が大き
いときは成立可能性が低く、その距離が小さいときは成
立可能性が高いことになる。
【0045】規制条件が、情報センターが所有者端末か
らの解錠許可を受信してからの時間に基づく条件(上記
の(II)の条件)であるときには、上記成立可能性は、
所定時間となるまでの残り時間を意味し、その時間が長
いときは成立可能性が低く、その時間が短いときは成立
可能性が高いことになる。
【0046】また、規制条件が、第三者端末からの解錠
要求の操作の回数に基づく条件(上記の(III)の条
件)であるときには、上記成立可能性は、上記解錠要求
の回数が所定回数となるまでの残り回数を意味し、その
回数が多いときは成立可能性が低く、その回数が少ない
ときは成立可能性が高いことになる。
【0047】一方、請求項5記載の如く、規制条件が第
三者端末の操作に関する場合にあっては、次のようにな
る。
【0048】規制条件が、第三者端末と車両との距離に
基づく条件(上記の(i)の条件)であるときには、上
記成立可能性は、第三者端末が車両から所定距離以上離
れてしまうまでの残りの距離を意味し、その距離が大き
いときは成立可能性が低く、その距離が小さいときは成
立可能性が高いことになる。
【0049】また、規制条件が、第三者端末の操作によ
る開閉部を解錠した回数に基づく条件(上記の(ii)の
条件)であるときには、上記成立可能性は、開閉部を解
錠した回数が所定回数に至るまでの残り回数を意味し、
その回数が多いときは成立可能性が低く、その回数が少
ないときは成立可能性が高いことになる。
【0050】規制条件が、第三者端末における操作の回
数に基づく条件(上記の(iii)の条件)であるときに
は、上記成立可能性は、第三者端末における操作の回数
が所定回数に至るまでの残り回数を意味し、その回数が
多いときは成立可能性が低く、その回数が少ないときは
成立可能性が高いことになる。
【0051】規制条件が、第三者端末における操作によ
り最初に開閉部を解錠してからの時間に基づく条件(上
記の(iv)の条件)であるときには、上記成立可能性
は、所定時間となるまでの残り時間を意味し、その時間
が長いときは成立可能性が低く、その時間が短いときは
成立可能性が高いことになる。
【0052】そして、上記成立可能性が高いときには、
その旨を第三者端末において警告することによって、第
三者は、開閉部が解錠できなくなる虞があることを予め
認識することができる。その結果、この第三者の利便性
がより一層向上する。
【0053】上記車両の開閉部が解錠されたときには、
所有者端末においてその解錠の旨を通知する解錠通知ス
テップを備えるのが好ましい。
【0054】つまり、車両の所有者は、実際に車両の開
閉部が解錠される前に、予め解錠許可を行うため、いつ
第三者によって車両の開閉部が解錠されたかを知ること
ができない。そこで、上記所有者の安心感及びセキュリ
ティを確保すべく、車両の開閉部が解錠されたときに、
所有者端末においてその解錠の旨を通知することが好ま
しい。この通知は、例えば車両から情報センターを介し
て所有者端末に通知する、又は第三者端末から情報セン
ターを介して所有者端末に通知するようにすればよい。
【0055】また、車両の開閉部が解錠された後、当該
開閉部が施錠されたときには、所有者端末においてその
施錠の旨を通知する施錠通知ステップを備えるのが好ま
しい。
【0056】上記と同様に、車両の所有者は、いつ車両
の開閉部が施錠されたかを知ることができない。このた
め、車両の開閉部が施錠されたときには、所有者端末に
おいてその解錠の旨を通知することで、上記所有者の安
心感及びセキュリティを確保することができる。この通
知も、例えば車両から情報センターを介して所有者端末
に通知する、又は第三者端末から情報センターを介して
所有者端末に通知するようにすればよい。
【0057】請求項10記載の発明は、車両と、該車両
の所有者が有する所有者端末と、該車両の所有者とは異
なる第三者が有する第三者端末と、情報センターとがネ
ットワークを介して接続されて構成された遠隔解錠シス
テムを対象とする。
【0058】そして、上記車両を、該車両に設けられた
開閉部を解錠するための解錠コードを、上記ネットワー
クを介して受信すると共に、該解錠コードに基づいてそ
の開閉部の解錠を行うように構成し、上記所有者端末
を、上記車両の開閉部の解錠許可を上記ネットワークを
介して上記情報センターに送信するように構成する。
【0059】また、上記第三者端末を、上記車両の開閉
部の解錠要求を上記ネットワークを介して上記情報セン
ターに送信するように構成し、上記情報センターを、上
記第三者端末からの解錠要求を受信すると共に、該解錠
要求に応じて、上記所有者端末からの解錠許可を受信し
ていることを条件に、上記解錠コードを上記ネットワー
クを介して上記車両に送信するように構成することを特
定事項とするものである。これにより、請求項1記載の
発明と同様の作用効果が得られる。
【0060】請求項11記載の発明は、車両の所有者が
有する所有者端末と、該車両の所有者とは異なる第三者
が有する第三者端末と、情報センターとがネットワーク
を介して接続されると共に、上記第三者端末と上記車両
とが無線通信により接続されて構成された遠隔解錠シス
テムを対象とする。
【0061】そして、上記車両を、該車両に設けられた
開閉部を解錠するための解錠コードを、上記無線通信に
より受信すると共に、該解錠コードに基づいてその開閉
部の解錠を行うように構成し、上記所有者端末を、上記
車両の開閉部の解錠許可を上記ネットワークを介して上
記情報センターに送信するように構成する。
【0062】また、上記情報センターを、上記所有者端
末からの解錠許可を受信すると共に、該解錠許可に応じ
て上記解錠コードを上記ネットワークを介して上記第三
者端末に送信するように構成し、上記第三者端末を、上
記情報センターからの解錠コードを受信すると共に、該
受信した解錠コードを上記無線通信により上記車両に送
信するように構成することを特定事項とするものであ
る。これにより、上記請求項2記載の発明と同様の作用
効果が得られる。
【0063】上記請求項11記載の発明においては、第
三者端末を、車両の開閉部の解錠要求をネットワークを
介して情報センターに送信するように構成し、上記情報
センターを、上記第三者端末からの解錠要求を受信する
と共に、該解錠要求に応じて、上記所有者端末からの解
錠許可を受信したことを条件に、解錠コードを上記ネッ
トワークを介して上記第三者端末に送信するように構成
してもよい。これにより、上記請求項3記載の発明と同
様の作用効果が得られる。
【0064】また、請求項13記載の発明は、車両と、
該車両の所有者が有する所有者端末と、上記車両の所有
者とは異なる第三者が有する第三者端末とがネットワー
クを介して接続された情報処理装置を対象とする。
【0065】そして、上記第三者端末からネットワーク
を介して送信された解錠要求を受信すると共に、該解錠
要求に応じて、上記所有者端末からネットワークを介し
て送信された解錠許可を受信していることを条件に、上
記車両に設けられた開閉部を解錠するための解錠コード
を、上記ネットワークを介して上記車両に送信するよう
に構成することを特定事項とするものである。
【0066】請求項14記載の発明は、車両の所有者が
有する所有者端末と、該車両の所有者とは異なる第三者
が有する第三者端末とがネットワークを介して接続され
た情報処理装置を対象とする。
【0067】そして、上記所有者端末からネットワーク
を介して送信された解錠許可を受信すると共に、該解錠
許可に応じて、上記第三者端末から車両に無線通信によ
り送信されることで該車両に設けられた開閉部が解錠さ
れる解錠コードを、上記ネットワークを介して上記第三
者端末に送信するように構成することを特定事項とする
ものである。
【0068】上記請求項14記載の発明においては、第
三者端末からネットワークを介して送信された解錠要求
を受信すると共に、該解錠要求に応じて、所有者端末か
らの解錠許可を受信したことを条件に、解錠コードを上
記第三者端末に送信するように構成してもよい。
【0069】請求項16記載の発明は、車両と、該車両
の所有者が有する所有者端末と、上記車両の所有者とは
異なる第三者が有する第三者端末とがネットワークを介
して接続された情報処理装置を制御するための情報処理
プログラムを対象とする。
【0070】そして、上記情報処理装置に、上記第三者
端末からネットワークを介して送信された解錠要求を受
信させると共に、該解錠要求に応じて、上記所有者端末
からネットワークを介して送信された解錠許可を受信し
ていることを条件に、上記車両に設けられた開閉部を解
錠するための解錠コードを上記ネットワークを介して上
記車両に送信させることを特定事項とするものである。
【0071】請求項17記載の発明は、車両の所有者が
有する所有者端末と、該車両の所有者とは異なる第三者
が有する第三者端末とがネットワークを介して接続され
た情報処理装置を制御するための情報処理プログラムを
対象とする。
【0072】そして、上記情報処理装置に、上記所有者
端末からネットワークを介して送信された解錠許可を受
信させると共に、該解錠許可に応じて、上記第三者端末
から車両に無線通信により送信されることで該車両に設
けられた開閉部が解錠される解錠コードを、上記ネット
ワークを介して上記第三者端末に送信させることを特定
事項とするものである。
【0073】上記請求項17記載の発明においては、請
求項18記載の如く、情報処理装置に、第三者端末から
ネットワークを介して送信された解錠要求を受信させる
と共に、該解錠要求に応じて、所有者端末からの解錠許
可を受信したことを条件に、解錠コードを上記第三者端
末に送信させるようにしてもよい。
【0074】上記請求項16〜請求項18の情報処理プ
ログラムは、コンピュータが読み取り可能な記録媒体に
記録してもよい。
【0075】
【発明の効果】以上説明したように、本発明における遠
隔解錠方法、遠隔解錠システム、情報処理装置、及び情
報処理プログラムによれば、第三者端末からの解錠要求
があったときには、所有者端末からの解錠許可があった
ことを条件に車両の開閉部の解錠が可能になるため、セ
キュリティを確保することができる。
【0076】一方、第三者が実際に開閉部を解錠すると
きには、所有者端末において何の操作もしなくても車両
の開閉部が解錠されるため、車両所有者及び第三者双方
の利便性を向上させることができる。
【0077】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基いて説明する。
【0078】<第1実施形態>図1は、本発明の第1実
施形態に係る遠隔解錠システムAを示し、このものは、
車両1に搭載された車載機11と、この車両1の所有者
が有する所有者端末21と、上記車両1の所有者以外の
第三者が有する第三者端末22と、情報センター3とが
ネットワーク4を介して互いに接続されて構成されてい
る。尚、以下、所有者端末21と第三者端末22とを総
称してユーザー端末2ともいう。
【0079】そして、この第1実施形態に係る遠隔解錠
システムAは、車両1に設けられた開閉部(ドア、トラ
ンクリッド(バックドア)、又はボンネット)を解錠す
るための解錠コードを、上記情報センター3から車載機
11に上記ネットワーク4を介して送信することによ
り、上記車両1の開閉部を遠隔により解錠するシステム
に構成されている。
【0080】上記ネットワーク4は、例えば電話回線及
びインターネット回線等の双方向の通信が可能な通信回
線により構成されており、上記情報センター3は、有線
により上記ネットワーク4に接続されているのに対し、
車載機11及びユーザー端末2はそれぞれ、無線により
上記ネットワーク4に接続されている。
【0081】上記車載機11は、図2に示すように、例
えばGPS(Global Positioning System)を利用して
現在位置を検出する現在位置検出センサ12と、開閉部
を施錠状態及び解錠状態に切り替える施解錠アクチュエ
ータ13と、上記開閉部が開き状態にあることを検出す
る開検出センサ14と、開閉部が施錠状態にあることを
検出する施錠検出センサ15とを備えている。また、上
記車載機11は、制御プログラム等を記憶するROM1
6と、各種のデータを記憶するRAM17とを備えてい
る。さらに、上記車載機11は、上記ネットワーク4に
おけるデータ通信を行うための通信装置18と、上記ユ
ーザー端末2との間で近距離(例えば10m程度)の無
線データ通信を行うための近距離無線通信装置19とを
備えている。これらの各機器12〜19は信号の授受可
能にCPU110に接続されており、このCPU110
により、これらの各機器12〜19の制御が行われるよ
うに構成されている。
【0082】尚、この車載機11はバッテリにより駆動
されるものであって、車両1が停車中(エンジンが停止
中)でも駆動するように構成されている。これにより、
後述するように、上記車載機11は、車両1が停車中で
も情報センター3からの解錠コードを受信して開閉部の
解錠を行うことが可能されている。
【0083】この車載機11は開閉部の遠隔解錠を行う
ときの動作として、以下の動作を行うように構成されて
いる。すなわち、情報センター3からネットワーク4を
介して送信された解錠コードを通信装置18によって受
信すると共に、この受信した解錠コードが正規のもので
あるか否かの判定を行うように構成されている。そし
て、正規の解錠コードであるときには、上記施解錠アク
チュエータ13を駆動させて、開閉部の解錠を行うよう
に構成されている。一方、受信した解錠コードが正規の
ものでないときには、上記施解錠アクチュエータ13の
駆動を禁止して開閉部の解錠を行わないように構成され
ている。こうして開閉部を解錠したときには、開閉部が
解錠された旨を通信装置18によってネットワーク4を
介して情報センター3に通知するように構成されてい
る。
【0084】また、上記開閉部を解錠したときには、こ
の開閉部は所有者又は第三者により開けられると共に、
その開けられた開閉部はその後、閉められることにな
る。上記車載機11は、情報センター3からの解錠コー
ドに基づいて開閉部の解錠を行ったときには、その解錠
をした開閉部が一旦開けられ、その後に閉められたとき
に、そのことを開検出センサ14によって検出してその
検出結果に応じて施解錠アクチュエータ13を駆動させ
るように構成されている。開閉部を施錠するようにす
る。従って、所有者又は第三者が開いている開閉部を閉
めたときには、その開閉部は車載機11によって自動的
に施錠されることになる。また、上記車載機11は、上
記開閉部が施錠されたことを施錠検出センサ15によっ
て検出し、その検出結果に基づいて、開閉部が施錠され
た旨を通信装置18によりネットワーク4を介して情報
センター3に通知するように構成されている。
【0085】上記ユーザー端末2(所有者端末21及び
第三者端末22)は、具体的には、携帯電話やPDA
(Personal Digital Assistance)等の情報端末機器で
ある。本実施形態ではユーザー端末2を携帯電話とする
が、ユーザー端末2は携帯電話に限らず、その他の機器
の場合でも、本発明を実施することは可能である。
【0086】上記ユーザー端末2は、図3に示すよう
に、各種の情報を表示するディスプレイ23と、スピー
カ24及びマイク25と、例えば各種の情報(データ)
を入力したり、後述する解錠要求プログラムを起動した
りするときに、このユーザー端末2の利用者が操作をす
る操作スイッチ26とを備えている。
【0087】また、上記ユーザー端末2は、制御プログ
ラム等を記憶するROM27と、各種のデータ等を記憶
するRAM28と、上記ネットワーク4におけるデータ
通信を行うための通信装置29と、上記車載機11との
間で近距離の無線データ通信を行う近距離無線通信装置
210と、現在位置を検出するための現在位置検出セン
サ211とを備えている。これらの各機器23〜211
は、信号の授受可能にCPU212に接続されており、
このCPU212により、これらの各機器23〜211
の制御が行われるように構成されている。
【0088】このユーザー端末2は、情報センター3が
提供するHTML文書によるページ(例えば後述する
「解錠要求用入力フォームのページ」や「解錠許可用入
力フォームのページ」等)を閲覧することが可能なブラ
ウザ機能と、上記情報センター3との間における、又は
所有者端末21と第三者端末22と間における電子メー
ルの送受信が可能な電子メール利用機能と、各種のプロ
グラム(後述する解錠要求プログラム)を実行可能なプ
ログラム実行機能とを有している。そして、車両1の開
閉部の遠隔解錠を行うときには、上記ユーザー端末2に
おける上記ブラウザ機能や電子メール利用機能、及びプ
ログラム実行機能を用いることで、情報センター3に対
して解錠の許可や解錠の要求を送信したり、情報センタ
ー3との間における、又は各ユーザー端末21,22間
における連絡や通知をしたりすることが可能にされてい
る。
【0089】上記情報センター3は、図4に示すよう
に、情報処理装置5を備えており、この情報処理装置5
は、上記にネットワーク4におけるデータ通信を行うた
めの通信装置52と、各種のプログラムを記憶するRO
M53と、各種のデータ等を記憶するRAM54と、こ
れらの各機器52〜54が信号の授受可能に接続されか
つ、この各機器52〜54の制御を行うCPU51とを
有している。
【0090】このCPU51には、データベース55が
接続されており、このデータベース55は、上記車両1
の所有者IDと、車両1のIDと、この車両1の開閉部
を解錠するための解錠コードとが互いに対応づけられて
構成されている。
【0091】これにより、この情報処理装置5は、詳し
くは後述するが、車両1の開閉部の遠隔解錠を行うとき
には、上記所有者端末21又は第三者端末22からネッ
トワーク4を介して送信された解錠要求を通信装置52
によって受信すると共に、上記データベース55を参照
して、上記受信した解錠要求に対応する車両1の車載機
11に、解錠コードをネットワーク4を介して送信する
ように構成されている。
【0092】この遠隔解錠システムAにおいては、車両
1の所有者が、情報センター3を介してこの車両1の開
閉部を遠隔で解錠する場合と、上記車両1の所有者とは
異なる第三者が、情報センター3を介してこの車両1の
開閉部を遠隔で解錠する場合との2つの場合において、
車両1の開閉部を遠隔解除することが可能に構成されて
いる。
【0093】−車両の所有者が開閉部の解錠を行う場合
の遠隔解錠方法−車両1の所有者が開閉部の解錠を行う
場合における遠隔解錠方法について説明する。このとき
は先ず、車両1の所有者が所有者端末21を操作するこ
とにより、この所有者端末21から情報センター3に車
両1の開閉部の解錠を要求する旨の解錠要求をネットワ
ーク4を介して送信する。この解錠要求は、上記情報セ
ンター3が提供する解錠要求用入力フォームのページ
(図示省略)において行うようにしてもよい。このペー
ジは、例えば所有者ID及びパスワード、並びに車両I
Dをそれぞれ入力するように構成して、このページに上
記情報を入力すれば、この情報が情報センター3に送信
されるように構成すればよい。
【0094】上記所有者端末21からの解錠要求を受信
した情報センター3(情報処理装置5)は、所有者ID
及びパスワードによってその所有者の認証を行い、本人
であることが確認できたときには、データベース55を
参照してその車両IDに対応する解錠コードを、ネット
ワーク4を介して車両1の車載機11に送信する。
【0095】上記解錠コードを受信した車載機11は、
上述したように、施解錠アクチュエータ13を作動させ
て車両1の開閉部を解錠する。こうして、車両1の所有
者が、その車両1の開閉部の解錠を遠隔で行うことがで
きるようになる。
【0096】−第三者が開閉部の解錠を行う場合の遠隔
解錠方法−車両1の所有者とは異なる第三者が、この車
両1の開閉部の解錠を遠隔で行う場合における遠隔解錠
方法について説明する。
【0097】ここで、第三者が車両1の開閉部の解除を
要求する場合を説明すると、例えば、運送業者からの荷
物を、駐車している車両1の車内(車室内又はトランク
ルーム内)に入れてもらう場合や、修理業者が車両1の
修理を出張して行う場合が考えられる。尚、第三者が車
両1の開閉部の解除を要求する場合としては、上記の2
つの場合に限らず、その他の場合であってもよい。
【0098】ここでは、第三者としての運送業者が車両
1に荷物を届ける場合を例に、第三者による車両の開閉
部(この場合は、ドア又はトランクリッド)の遠隔解錠
方法について、図5に示す遷移図を参照しながら説明す
る。
【0099】先ず、第三者が第三者端末22を操作する
ことにより、この第三者端末22から所有者端末21に
開閉部の解錠を依頼する(ステップS11)。この解錠
依頼は、第三者端末22から所有者端末21に例えば電
子メールを送信することで行えばよい。このときに第三
者を特定するデータも併せて送信する。具体的には、第
三者の氏名、電話番号(第三者端末22を特定するユー
ザー端末IDでもよい)、運送業者のID、荷物を運送
する車両のID等を送信すればよい。
【0100】そして、上記第三者端末22からの解錠依
頼を受けた所有者端末21では(ステップS12)、開
閉部の解錠を許可するときには、解錠許可の旨と受信し
た第三者を特定するデータとを、上記情報センター3に
送信する(ステップS13)。この解錠許可は、上記情
報センター3が提供する解錠許可用入力フォームのペー
ジ(図示省略)において行うようにしてもよい。このペ
ージは、例えば所有者ID、パスワード、及び開閉部の
解錠を許可する車両のID、並びに上記第三者の氏名、
電話番号、運送業者のID、及び荷物を運送する車両の
IDをそれぞれ入力するように構成して、このページで
入力した情報が、情報センター3に送信されるように構
成すればよい。このステップS13が、所有者端末か
ら、車両1の開閉部の解錠許可をネットワーク4を介し
て情報センター3に送信する許可ステップに対応する。
尚、開閉部の解錠を許可しないときには、情報センター
3への解錠許可を送信せず、所有者端末21から第三者
端末22に、情報センター3を介して又は直接に解錠を
許可しない旨を通知するようにすればよい(例えば、電
子メールにより通知してもよい)。
【0101】上記所有者端末21からの解錠許可を受信
した情報センター3は、この所有者端末21から許可が
された旨と、解錠要求プログラム及び解錠許可パスワー
ド等の各種データとをネットワーク4を介して第三者端
末22に送信する(ステップS14)。第三者端末22
は上記情報センター3から送信された解錠要求プログラ
ム等を受信する(ステップS15)。
【0102】ここで、この解錠要求プログラムは、第三
者が実際に開閉部を解錠するときに実行するプログラム
である。この解錠要求プログラムは、具体的には、上記
第三者端末22に、この第三者端末22を情報センター
3にネットワーク4を介して接続する接続機能と、この
第三者端末22から上記情報センター3に所定のデータ
を上記ネットワーク4を介して送信する送信機能とを実
行させるものである。尚、受信した解錠要求プログラム
は、第三者端末22のRAM28に一旦記憶されると共
に、この第三者端末22において所定の操作を行うこと
により起動するように構成されている。
【0103】また、上記解錠許可パスワードは、車両1
の所有者が解錠を許可したときに発行されるものであ
り、車両1の開閉部の解錠を許可されている第三者であ
ることを、情報センター3において認証するために用い
られる。
【0104】そして、第三者は、実際に車両1の開閉部
を解錠したいときには、第三者端末22の操作スイッチ
26を操作することによりこの解錠要求プログラムを起
動させる。これにより、この第三者端末22から情報セ
ンター3に、解錠許可パスワードを含む所定のデータが
ネットワーク4を介して送信される(ステップS1
6)。このステップS16が、第三者端末22から車両
1の開閉部の解錠要求をネットワーク4を介して情報セ
ンター3に送信する要求ステップに対応する。
【0105】この第三者端末22からのデータを受信し
た情報センター3は、その解錠許可パスワードに基づい
て車両1の所有者から開閉部の解錠の許可を受けた第三
者であるかの認証を行うと共に、第三者端末22からの
解錠要求に関して、規制条件が成立するか否かを判定す
る(ステップS17)。
【0106】ここで、上記規制条件とは、この規制条件
が成立するときには車両1への解錠コードの送信を規制
する条件であって、具体的には、以下の3つの条件が設
定されている。 (I)解錠要求をしたときの第三者端末と、そのときの
車両とが所定距離以上離れているという条件 (II)第三者端末からの解錠要求が、情報センターが所
有者端末からの解錠許可を受信してから所定時間以上経
過してなされているという条件 (III)第三者端末からの解錠要求の回数が、所定回数
以上であるという条件 つまり、第三者端末22と車両1とが所定距離以上離れ
ているときには、解錠コードの送信を禁止することによ
り車両1の開閉部の解錠を規制する。これは、第三者が
車両1の近傍にいないときにその車両1の開閉部を解錠
してしまうと、セキュリティが確保できなくなるためで
ある。
【0107】また、第三者端末22からの解錠要求が、
情報センター3が所有者端末21からの解錠許可を受信
してから所定時間以上経過してなされているときは、解
錠コードの送信を禁止することにより車両1の開閉部の
解錠を規制する。これは、余りに長時間、第三者による
開閉部の解錠を可能にしたのではセキュリティ性が低下
してしまうためである。
【0108】さらに、第三者端末22からの解錠要求
が、所定回数よりも多くなされたときは、解錠コードの
送信を禁止して開閉部の解錠を規制する。これは、何度
も第三者による開閉部の解錠を許可したのではセキュリ
ティ性が低下してしまうためである。
【0109】尚、第三者からの解錠要求に基づく開閉部
の解錠は、一回だけに規制してもよいし、複数回可能に
してもよい。この開閉部の解錠を複数回可能にするの
は、第三者が、開閉部を解錠した後に、続けてもう一度
開閉部の解錠を行いたい場合(例えば運送業者である第
三者が、開閉部を解錠して荷物を車内に運び込んだもの
の、荷物の積み残しに気づいた場合等)も考えられるた
めである。このように開閉部の解錠を複数回可能にした
場合は、第三者は、車両1の所有者に対して再度、開閉
部の解錠の依頼を行わなくても(つまり、上記ステップ
S11からの各ステップを行わなくても)、開閉部を解
錠することができるようになるため、第三者の利便性が
向上する。
【0110】ここで、第三者端末22と車両1との間の
距離の検出は、車載機11における現在位置検出センサ
12の検出結果と、第三者端末22における現在位置検
出センサ211の検出結果とに基づいて行えばよい。
【0111】具体的には、上記第三者端末22の現在位
置のデータは、この第三者端末22から情報センター3
に解錠要求プログラムによる解錠要求を行うときに(ス
テップS16)、現在位置検出センサ22の検出結果を
併せて送信するようにすればよい。
【0112】また、車両1の現在位置のデータについて
は、車載機11から情報センター3に直接提供する方法
(第1の方法)と、所有者端末21を介して情報センタ
ー3に提供する方法(第2の方法)とが考えられる。
【0113】第1の方法では、上記情報センター3から
車載機11に対して、現在位置のデータの提供をネット
ワーク4を介して要求すると共に、上記車載機11が、
その要求に応じて現在位置のデータを情報センター3に
ネットワーク4を介して送信するように構成すればよ
い。この場合、上記情報センター3が車載機11に、現
在位置データの提供を要求するタイミングとしては、第
三者端末22に解錠要求プログラムを提供する直前(ス
テップS14)であってもよいし、第三者端末22から
解錠要求プログラムによる解錠要求を受けたとき(ステ
ップS17)であってもよい。
【0114】一方、第2の方法では、車両1の所有者が
この車両1を停車して施錠をしたときに、その車載機1
1と所有者端末21との間の近距離無線通信によって、
この車載機11から所有者端末21にそのときの現在位
置データを送信するようにしかつ、所有者端末21のR
AM28にそのデータを記憶しておくようにすればよ
い。そして、この所有者端末21から情報センター3
に、第三者端末22からの解錠依頼に応じて解錠許可を
送信するときに(ステップS13)、その記憶している
車両1の現在位置を上記情報センター3に送信をするよ
うに構成すればよい。
【0115】尚、情報センター3が第三者端末22に解
錠要求プログラムを提供する前に、この情報センター3
が車両1の現在位置を取得している場合は、上記解錠要
求プログラムを第三者端末22に送信するときに(ステ
ップS14)、車両1の現在位置データも第三者端末2
2に送信するようにしてもよい。こうすれば、第三者
は、荷物の届け先である車両1の位置を的確に認識する
ことが可能になる。
【0116】そして、上記ステップS17の判定におい
て、解錠要求をした第三者(第三者端末22)が、車両
1の所有者から開閉部の解錠の許可を受けていると共
に、上記規制条件が成立しないときには、この情報セン
ター3から車載機11に、ネットワーク4を介して解錠
コードを送信する(ステップS110)。
【0117】一方、その第三者が、車両1の所有者から
開閉部の解錠の許可を受けていない、又は規制条件が成
立してしまうときには、情報センター3から車載機11
への解錠コードの送信を規制する。従って、ステップS
17が、第三者端末からの解錠要求に関して、所定の規
制条件が成立するか否かを判定する判定ステップに対応
し、このステップS110が、情報センター3から車両
1に、解錠コードをネットワーク4を介して送信するコ
ード送信ステップに対応する。解錠コードを送信しない
場合が規制ステップに対応する。
【0118】上記ステップS17において、解錠コード
を送信することを規制したときには、上記第三者端末2
2及び所有者端末21のそれぞれにおいて、エラーの旨
(解錠コードの送信を規制する旨)の表示を行うように
する(ステップS18,ステップS19)。ここで、第
三者端末22は情報センター3に接続した状態であるた
め、情報センター3から第三者端末22にエラーである
旨のデータを送信し、そのデータを受信した第三者端末
22において、その解錠要求プログラムにより、上記エ
ラーである旨をそのディスプレイ23に表示するように
構成すればよい。一方、所有者端末21は情報センター
3に接続した状態ではないため、例えば電子メールを情
報センター3から所有者端末21に送信することによっ
てエラーの旨を通知するようにすればよい。
【0119】また、このエラー表示においては、開閉部
の解錠が規制された理由も表示されるようになってい
る。具体的には、車両1の所有者から開閉部の解錠の許
可を受けていないこと、又は、第三者端末22と車両1
とが所定距離以上離れているときに解錠要求がなされた
こと(規制条件(I)が成立)、解錠要求が、所有者端
末21からの解錠許可を受けてから所定時間以上経過し
てなされたこと(規制条件(II)が成立)、若しくは第
三者端末22からの解錠要求の回数が所定回数以上であ
ること(規制条件(III)が成立)が、第三者端末22
及び所有者端末21に表示されるようになっている。
【0120】そして、上記情報センター3から上記車載
機11に、ネットワーク4を介して解錠コードが送信さ
れたときには、上記車載機11はこの解錠コードを受信
すると共に、受信した解錠コードが正規のものであるか
否かの判定を行う。正規の解錠コードであるときには、
上記施解錠アクチュエータ13を駆動させて開閉部の解
錠を行う(ステップS110)。一方、受信した解錠コ
ードが正規のものでないときには、上記施解錠アクチュ
エータ13の駆動を禁止して開閉部の解錠をする。
【0121】そして、車両1の開閉部が解錠されると、
車載機11から情報センター3に、開閉部が解錠された
旨が通知される。この通知を受けた情報センター3は、
その旨を所有者端末21に電子メールによる連絡をする
(ステップS111)。これにより、車両1の所有者
は、開閉部がいつ開けられたのかを知ることができるよ
うになる(ステップS112)。このステップS112
が、車両1の開閉部が解錠されたときに、所有者端末2
1においてその旨を通知する解錠通知ステップに対応す
る。
【0122】また、上記開閉部が解錠されると、第三者
である運送業者は開閉部(ドア又はトランクリッド)を
開けて車内に荷物を運び入れ、荷物の搬入が終了すれ
ば、その開閉部を閉めることになる。このとき、上記車
載機11は、その開閉部が閉められたことを開検出セン
サ14で検出し、その検出結果に基づいて施解錠アクチ
ュエータ13を駆動させて開閉部を施錠する(ステップ
S113)。この開閉部が施錠されたことは施錠検出セ
ンサ15で検出され、その検出結果に基づいて上記車載
機11は、開閉部が施錠された旨を情報センター3に通
知する。この通知を受けた情報センター3は、その旨を
所有者端末21に電子メールによって連絡をする(ステ
ップS114)。これにより、車両1の所有者は、開閉
部が施錠されたことを確認することができるようになる
(ステップS115)。このステップS115が、車両
1の開閉部が解錠された後、当該開閉部が施錠されたと
きに、所有者端末21においてその施錠の旨を通知する
施錠通知ステップに対応する。また、この開閉部が施錠
された旨は、情報センター3から第三者端末22にも電
子メールによって通知される(ステップS116)。こ
れにより、第三者も開閉部が施錠されたことを確認する
ことができるようになる。
【0123】このように、上記遠隔解錠システムAにお
ける遠隔解錠方法では、第三者端末22から情報センタ
ー3に、解錠要求プログラムによって車両1の開閉部の
解錠要求を送信する要求ステップがなされると(ステッ
プS16)、この要求ステップにおいて送信される解錠
許可パスワードに基づいて、所有者端末21から情報セ
ンター3に上記車両1の開閉部の解錠許可が送信されて
いるか否かが判定され、解錠許可が送信されているとき
には上記情報センター3から車両1の車載機11に、解
錠コードがネットワーク4を介して送信される。こうし
て、上記車両1の開閉部が解錠される。
【0124】一方、第三者端末22から情報センター3
に、車両1の開閉部の解錠要求が送信されたとしても、
所有者端末21から情報センター3に開閉部の解錠許可
が送信されていないことが判明したときには、情報セン
ター3から車載機11への解錠コードの送信が禁止され
る。従って、車両1の開閉部は解錠されない。
【0125】こうして、所有者端末21からの解錠許可
があったことを条件に、第三者からの要求に基づく車両
1の開閉部の解錠が行われるため、第三者が車両1の開
閉部を解錠する場合でも、セキュリティを確保すること
ができる。
【0126】また、第三者端末22から情報センター3
に解錠要求がされる前に、所有者端末21から情報セン
ター3に予め解錠許可を送信しておくため、実際に第三
者端末22から解錠要求がされたときには、所有者端末
21において何の操作もしなくても所定の条件を満たせ
ば情報センター3から車両1に自動的に解錠コードが送
信される。このため、車両所有者は煩わしさから開放さ
れ、この車両所有者の利便性が向上する。
【0127】また、第三者にとっても、実際に車両1の
開閉部を解錠する前に車両1の所有者からの解錠許可を
予めとっていることで、この第三者は、任意のタイミン
グで開閉部の解錠を行うことができる。これにより、こ
の第三者の利便性も向上する。
【0128】また、所有者端末21からの解錠許可があ
ったことだけでなく、所定の規制条件(上記の(I)〜
(III))が成立したときには、情報センター3から車
載機11への解錠コードの送信が規制されるため、セキ
ュリティ性を大幅に向上させることができる。
【0129】また、こうして解錠コードの送信が禁止さ
れたときには、その開閉部の解錠が規制された理由が、
第三者端末22及び所有者端末21に表示されるため
(ステップS18,19)、第三者又は車両1の所有者
は、開閉部の解錠が規制された理由を認識することがで
き、この第三者及び所有者の利便性が向上する。
【0130】尚、上記第1実施形態では、規制条件が成
立するときには、情報センター3から車載機11への解
錠コードの送信を規制する旨とその規制の理由とを、第
三者端末22においてエラー表示として表示するように
構成されているが、規制条件が成立するときだけではな
く、規制条件が成立する可能性を、上記情報センター3
において判定し、その成立可能性についての判定結果に
応じて第三者端末22においてその旨を警告するように
構成してもよい。
【0131】具体的には、解錠要求をしたときの第三者
端末22とそのときの車両1との距離が規制条件が成立
することになる所定距離よりも短いものの、その距離と
所定距離との差が小さいため規制条件が成立してしまう
可能性が高いときには、上記の規制条件(I)が成立す
る虞がある旨(例えば、あと何m車両1から離れると、
開閉部の解錠が規制されてしまう旨)を第三者端末22
において表示するようにする。
【0132】また、情報センター3が所有者端末21か
らの解錠許可を受信してから第三者端末22からの解錠
要求がなされるまでの時間が、規制条件が成立すること
になる所定時間を経過はしていないものの、その時間が
所定時間に近づいているため規制条件が成立してしまう
可能性が高いときには、上記の規制条件(II)が成立す
る虞がある旨(例えば、あと何分経過すれば、開閉部の
解錠が規制されてしまう旨)を第三者端末22において
表示するようにする。
【0133】さらに、第三者端末22からの解錠要求の
回数が、規制条件が成立することになる所定回数よりも
少ないものの、その回数と所定回数との差が小さいため
規制条件が成立してしまう可能性が高いときには、上記
の規制条件(III)が成立する虞がある旨(例えば、あ
と何回操作をすれば、開閉部の解錠が規制されてしまう
旨)を第三者端末22において表示するようにする。
【0134】このように、規制条件が成立する成立可能
性に応じた警告を第三者端末22において行うようにす
ると、この第三者は、開閉部の解錠が規制される前に、
予め解錠が規制される虞があることを認識することがで
きるようになる。これにより、第三者の利便性の向上が
図られる。
【0135】また、上記実施形態においては、車両1の
開閉部が解錠されると、車載機11から情報センター3
にその旨が通知される(ステップS111)と共に、こ
の開けられた開閉部が閉められかつ施錠されると、車載
機11から情報センター3にその旨が通知される(ステ
ップS114)ように構成されているが、例えば、車載
機11から情報センター3に、開閉部が解錠された旨が
通知された後、所定時間が経過してもその開閉部が施錠
された旨の通知が車載機11から情報センター3になさ
れないときには、この情報センター3から車載機11
に、上記開閉部を施錠するための施錠コードを送信する
ように構成してもよい。こうすることで、車両1の開閉
部を強制的に施錠させることができるため、セキュリテ
ィ性の向上を図ることができる。
【0136】−変形例− 上記第1実施形態では、第三者端末22から所有者端末
21に解錠依頼を直接送信するように構成されているが
(ステップS11,ステップS12)、第三者端末22
からの解錠依頼を、情報センター3を介して所有者端末
21に送信するように構成してもよい。
【0137】すなわち、図6に示すように、先ず、第三
者が第三者端末22を操作することにより、この第三者
端末22から所有者端末21に解錠依頼を行う(ステッ
プS21)。これと共に、この第三者端末22から情報
センター3に、第三者を特定するデータを送信すること
により、所有者への解錠依頼を改めて行う(ステップS
23)。この情報センター3への解錠依頼は、上記情報
センター3が提供する解錠依頼用入力フォームのページ
(図示省略)において行うようにしてもよい。このペー
ジは、例えば上記第三者の氏名、電話番号、運送業者の
ID、荷物を運送する車両のID、並びに車両1の所有
者の氏名等をそれぞれ入力するように構成して、このペ
ージで入力した情報が情報センター3に送信されるよう
に構成してもよい。
【0138】この解錠依頼を受けた情報センター3は、
第三者端末22から依頼がされた旨と、上記解錠依頼用
入力フォームのページのURL等の各種データとを所有
者端末21に送信する(ステップS24)。これによ
り、所有者端末21では、第三者端末22から直接に依
頼がされると共に、情報センター3を介して依頼がされ
るため第三者の特定を容易に行うことができる。これに
より、セキュリティ性を向上させることができる。
【0139】上記情報センター3からの解錠依頼を受信
した所有者端末21では、上記受信したURLにより指
定された解錠依頼用入力フォームのページを開いて、第
三者の確認をする。尚、このページには、上記第三者端
末22により入力された第三者の氏名、電話番号、運送
業者のID、荷物を運送する車両のIDが、既に入力さ
れている。そして、車両1の開閉部の解錠を許可すると
きには、上記ページにおいて、所有者ID、パスワー
ド、開閉部の解錠を許可する車両1のID等を追加入力
して、これらのデータを情報センター3に送信する(ス
テップS25)。一方、開閉部の解錠を許可しないとき
には、情報センター3への解錠許可の送信を行わない。
【0140】尚、上記ステップS26〜ステップS21
8は、上記第1実施形態におけるステップS14〜ステ
ップS116と同様であるため(図5参照)、その説明
は省略する。
【0141】<第2実施形態>図7は、第2実施形態に
係る遠隔解錠システムBの構成を示しており、このもの
では、車載機111がネットワーク4に接続されていな
い点が、上記第1実施形態とは異なる。
【0142】つまり、図8に示すように、上記車載機1
11は、ネットワーク4におけるデータ通信を行う通信
装置を備えておらず、ユーザー端末2との間で近距離の
無線データ通信を行う近距離無線通信装置19のみを備
えている。上記車載機111のその他の構成は、上記第
1実施形態のものと同様であるため、同一部材には同一
符号を付してその詳細な説明は省略する。また、上記遠
隔解錠システムBにおけるユーザー端末2、情報センタ
ー3、ネットワーク4及び情報処理装置5の構成は上記
第1実施形態と同様であるため、同一部材には同一符号
を付してその詳細な説明は省略する(図3及び図4参
照)。
【0143】このように、この遠隔解錠システムBにお
いては、車載機111がネットワーク4に接続されてい
ないため、上記第1実施形態のように情報センター3か
ら車載機111にネットワーク4を介して解錠コードを
送信することができない。このため、この遠隔解錠シス
テムBにおいては、ユーザー端末2(所有者端末21又
は第三者端末22)からの車両1の開閉部の解錠要求を
受けた情報センター3は、このユーザー端末2に、解錠
実行プログラムと解錠コードとを、ネットワーク4を介
して送信するように構成されている。
【0144】つまり、上記情報センター3に設置された
情報処理装置5は、上記所有者端末21又は第三者端末
22からネットワーク4を介して送信された解錠要求を
通信装置52によって受信すると共に、データベース5
5を参照することにより、開閉部を解錠するための解錠
コードと解錠実行プログラムとを、上記所有者端末21
又は第三者端末22に対しネットワーク4を介して送信
するように構成されている。
【0145】一方、上記解錠コード及び解錠実行プログ
ラムを受信したユーザー端末2は、その解錠コード及び
解錠実行プログラムを、一旦RAM28に記憶するよう
にする。ここで、上記解錠実行プログラムについて説明
すると、この解錠実行プログラムは、車両所有者又は第
三者が実際に開閉部を解錠するときに実行するプログラ
ムであり、このユーザー端末2において所定の操作を行
うことにより起動するように構成されている。上記解錠
実行プログラムは、上記ユーザー端末2に、このユーザ
ー端末2から車載機11に、解錠コードを近距離無線通
信によって送信する送信機能を実行させるように構成さ
れている。つまり、この解錠実行プログラムと、解錠コ
ードとを受信したユーザー端末2は、いわゆるキーレス
エントリーシステムにおける送信機と同様の機能を有す
るものとなる。
【0146】尚、上記解錠実行プログラムを予めユーザ
ー端末2が有するようにしてもよい。この場合は、上記
情報センター3からユーザー端末2には解錠コードのみ
を送信するように構成すればよい。
【0147】上記車載機11は、情報センター3からネ
ットワーク4を介して送信された解錠コードを通信装置
18によって受信することに代えて、ユーザー端末2か
ら近距離無線通信により送信された解錠コードを近距離
無線通信装置19によって受信する点を除けば、上記第
1実施形態における車載機11と同様の動作を行うた
め、その詳細な説明は省略する。
【0148】−車両の所有者が開閉部の解錠を行う場合
の遠隔解錠方法− 次に、車両1の所有者が開閉部の解錠を遠隔で行う場合
における遠隔解錠方法について説明する。このときは先
ず、車両1の所有者が所有者端末21を操作することに
より、この所有者端末21から情報センター3に車両1
の開閉部の解錠を要求する旨の解錠要求をネットワーク
4を介して送信する。この解錠要求は、所有者ID及び
パスワード、並びに車両IDをそれぞれ入力するように
構成された解錠要求用入力フォームのページ(図示省
略)において行うようにしてもよい。
【0149】上記所有者端末21からの解錠要求を受信
した情報センター3(情報処理装置5)は、所有者ID
及びパスワードによってその所有者の認証を行い、本人
であることが確認できたときには、データベース55を
参照してその車両IDに対応する解錠コードと解錠実行
プログラムとを、ネットワーク4を介して所有者端末2
1に送信する。
【0150】上記解錠コードを受信した所有者端末21
は、上述したように、上記解錠コードと解錠実行プログ
ラムをRAM28に記憶しておき、車両1の開閉部を解
錠するときに、上記所有者端末21において所定の操作
をすることで上記解錠実行プログラムを起動させる。上
記解錠実行プログラムを実行すると、この所有者端末2
1から車載機111に、解錠コードが近距離無線通信に
よって送信される。
【0151】上記解錠コードを受信した車載機111
は、上述したように、施解錠アクチュエータ13を作動
させて車両1の開閉部を解錠する。こうして、車両1の
所有者が、その車両1の開閉部の解錠を遠隔で行うこと
ができるようになる。
【0152】−第三者が開閉部の解錠を行う場合の遠隔
解錠方法− 車両1の所有者とは異なる第三者が、この車両1の開閉
部の解錠を遠隔で行う場合における遠隔解錠方法につい
て、第三者としての運送業者が荷物を車両1に届ける場
合を例に、図9に示す遷移図を参照しながら説明する。
【0153】ステップS31〜ステップS33は上記第
1実施形態におけるステップS11〜ステップS13
(図5参照)と同様であるため、その詳細な説明は省略
する。従って、ステップS33が、所有者端末21か
ら、車両1の開閉部の解錠許可をネットワーク4を介し
て情報センター3に送信する許可ステップに対応する。
【0154】上記所有者端末21からの解錠許可を受け
た情報センター3は、この所有者端末21から許可がさ
れた旨と、解錠コード及び解錠実行プログラム等の各種
データとをネットワーク4を介して第三者端末22に送
信する(ステップS34)。このステップS34が、情
報センター3から第三者端末22に、解錠コードをネッ
トワーク4を介して提供するコード提供ステップに対応
する。
【0155】上記第三者端末22は上記情報センター3
から送信された解錠実行プログラム等を受信し(ステッ
プS35)、この解錠実行プログラム等をRAM28に
記憶しておく。
【0156】第三者は、車両1の開閉部を解錠をすると
きには、第三者端末22において所定の操作を行うこと
で、上記解錠実行プログラムを起動させる。このとき、
この解錠実行プログラムによって、この第三者端末22
では、第三者端末22の操作(解錠実行プログラムの実
行)に関して、所定の規制条件が成立するか否かを判定
する。規制条件が成立しないときには解錠コードを近距
離無線通信によって車載機111に送信する(ステップ
S36)一方、上記規制条件が成立するときには、車載
機111への解錠コードの送信を規制する。この所定の
規制条件が成立するか否かを判定が、判定ステップに対
応すると共に、ステップS36が、第三者端末22から
車両1に、該第三者端末22の操作により、解錠コード
を無線通信によって送信するコード送信ステップに対応
する。また、解錠コードの送信が規制される場合が規制
ステップに対応する。
【0157】ここで、上記規制条件は、以下の4つの条
件が設定されている。 (i)開閉部を解錠するための操作をしたときの第三者
端末22と、そのときの車両1とが所定距離以上離れて
いるという条件 (ii)第三者端末22における操作により開閉部を解錠
した回数が、所定回数以上であるという条件 (iii)第三者端末22において行った開閉部を解錠す
るための操作の回数が、所定回数以上であるという条件 (iv)第三者端末22における操作によって最初に開閉
部を解錠してから所定時間経過しているという条件 上記(i)の規制条件は、第1実施形態における(I)の
規制条件に対応するものであり、第三者端末22と車両
1とが所定距離以上離れているときには、解錠コードの
送信を禁止することにより車両1の開閉部の解錠を規制
する。尚、車両1の現在位置は、車載機111から所有
者端末21を介して情報センター3に提供し、この情報
センター3から第三者端末22に提供するようにすれば
よい(上述した第2の方法)。
【0158】また、上記(ii)の規制条件は、第1実施
形態における(III)の規制条件に対応するものであ
り、第三者端末22における操作により車両1の開閉部
を解錠した回数が、所定回数よりも多くなされたとき
は、解錠コードの送信を禁止して開閉部の解錠を規制す
る。
【0159】さらに、上記(iii)の規制条件は、上記
(ii)の規制条件に類似したものであるが、(ii)の規
制条件における「開閉部を解錠した回数」と、(iii)
の条件における「操作の回数」とは必ずしも一致しない
ために設けられた条件である。つまり、第三者端末22
において操作をすることにより解錠コードを送信して
も、例えば通信不良等によって車載機11がその解錠コ
ードを受信できなかったとき等は開閉部は解錠されな
い。このため、解錠コードの送信を規制する条件として
は、「開閉部を解錠した回数」に基づく条件と、「操作
の回数」に基づく条件との二つの条件が考えられる。
尚、上記(ii)の規制条件と、(iii)の規制条件と
は、いずれか一方のみを設定してもよい。
【0160】加えて、(iv)の規制条件は、第三者端末
22における操作によって最初に開閉部を解錠してから
所定時間以内であれば解錠コードの送信を行う一方、こ
の所定時間が経過すれば解錠コードの送信を規制する。
これは、余りに長時間、第三者による開閉部の解錠を可
能にしたのではセキュリティ性が低下してしまうためで
ある。
【0161】上記規制条件が成立するため、第三者端末
22から車載機111への解錠コードの送信が規制され
たときには、上記解錠実行プログラムは、上記第三者端
末22に、ディスプレイ23においてエラーの旨の表示
を行う表示機能と、所有者端末21に対してエラーの旨
の電子メールを送信する送信機能とを実行させる。尚、
上記のエラー表示においては、解錠コードの送信が規制
された理由も表示されるようになっている(報知ステッ
プ)。具体的には、第三者端末22と車両1とが所定距
離以上離れているときに第三者端末22の操作がなされ
たこと(規制条件(i)が成立)、開閉部の解錠回数が
所定回数以上であること(規制条件(ii)が成立)、第
三者端末22における操作回数が所定回数以上であるこ
と(規制条件(iii)が成立)、又は最初に開閉部を解
錠してから所定時間経過していること(規制条件(iv)
が成立)が、第三者端末22及び所有者端末21におけ
るディスプレイ23に表示されるようになる。
【0162】一方、上記の規制条件が成立することな
く、第三者端末22から車載機111に解錠コードが送
信されたときには、上記車載機111は、上記第三者端
末22からの解錠コードの正誤を判別して、正規の解錠
コードである場合には開閉部の解錠を行う(ステップS
37)。このとき、上記第三者端末22から情報センタ
ー3には、開閉部を解錠した旨の通知がなされ、この通
知を受けた情報センター3は所有者端末21に、電子メ
ールによる連絡をする(ステップS38,ステップS3
9)。
【0163】そして、上記開閉部が解錠されると、第三
者である運送業者は開閉部(ドア又はトランクリッド)
を開けて車内に荷物を運び入れ、荷物の搬入が終了すれ
ばその開閉部を閉める。このとき、上記車載機111
は、その開閉部が閉められたことを開検出センサ14で
検出し、その検出結果に基づいて施解錠アクチュエータ
13を駆動させて開閉部を施錠する(ステップS31
0)。この開閉部が施錠されたことは施錠検出センサ1
5で検出され、その検出結果に基づいて上記車載機11
1は、近距離無線通信によって開閉部が施錠された旨を
第三者端末22に通知する。これにより、第三者は開閉
部が施錠されたことを確認することができるようにな
る。また、上記通知を受けた第三者端末22は、その旨
を情報センター3に通知する(ステップS311)。そ
して、通知を受けた情報センター3は、その旨を所有者
端末21に電子メールによって連絡をする(ステップS
312)。これにより、車両1の所有者は、開閉部が施
錠されたことを確認することができるようになる(ステ
ップS313)。
【0164】こうして、この遠隔解錠システムBにおけ
る遠隔解錠方法では、車両所有者が第三者による開閉部
の解錠を許可するときには所有者端末21を操作するこ
とにより、この所有者端末21から情報センター3に車
両1の開閉部の解錠許可を送信すると、この解錠許可を
受けた情報センター3から第三者端末22に、解錠コー
ドが提供される。一方、第三者による開閉部の解錠を許
可しないときには所有者端末21から情報センター3に
解錠許可を送信しなければ、第三者端末22に解錠コー
ドは送信されない。こうして、セキュリティを確保する
ことが可能になる。
【0165】また、第三者に対して開閉部の解錠が許可
されたときには、第三者端末22が解錠コード及び解錠
実行プログラムを有するようになるため、上記第三者
は、この第三者端末22を用いて任意のタイミングで上
記解錠実行プログラムを実行して、開閉部の解錠をする
ことができるようになる。このため、開閉部を解錠する
ときには所有者端末21において操作をする必要がな
く、車両所有者は煩わしさから開放され、この車両所有
者の利便性が向上する。これと共に、第三者も任意のタ
イミングで開閉部を解錠することができるようになるた
め、この第三者の利便性も向上する。
【0166】また、第三者端末22に解錠コードを送信
しても、この第三者端末22おける操作に関して、所定
の規制条件(上記の(i)〜(iv))が成立するときに
は、第三者端末22から車載機11への解錠コードの送
信が規制されるため、セキュリティ性を大幅に向上させ
ることができる。
【0167】こうして解錠コードの送信が禁止されたと
きには、その開閉部の解錠が規制された理由が第三者端
末22及び所有者端末21に表示されるため、第三者
は、開閉部の解錠が規制された理由を認識することがで
き、この第三者の利便性が向上する。
【0168】尚、上記第2実施形態においても、第三者
端末22における操作に関して、規制条件が成立すると
きだけではなく、規制条件が成立する可能性を判定し、
その成立可能性についての判定結果に応じて第三者端末
22においてその旨を警告するように構成してもよい。
【0169】具体的には、上記の規制条件(i)が成立
する虞がある旨(例えば、あと何m車両1から離れる
と、開閉部の解錠が規制されてしまう旨)、上記の規制
条件(ii)が成立する虞がある旨(例えば、あと何回解
錠をすれば、開閉部の解錠が規制されてしまう旨)、上
記の規制条件(iii)が成立する虞がある旨(例えば、
あと何回操作をすれば、開閉部の解錠が規制されてしま
う旨)、及び上記の規制条件(iv)が成立する虞がある
旨(例えば、あと何分経過すれば、開閉部の解錠が規制
されてしまう旨)を第三者端末22において表示するよ
うにしてもよい。こうすると、第三者は、開閉部の解錠
が規制される前に、予め解錠が規制される虞があること
を認識することができる。これにより、第三者の利便性
の向上が図られる。
【0170】−第1変形例− 上記第2実施形態では、第三者端末22から所有者端末
21に解錠依頼を直接送信するように構成しているが
(ステップS31,ステップS32)、第三者端末22
からの解錠依頼を、情報センター3を介して所有者端末
21に送信するように構成してもよい。
【0171】すなわち、図10に示すように、先ず、第
三者が第三者端末22を操作することにより、この第三
者端末22から所有者端末21に解錠依頼を行う(ステ
ップS41,ステップS42)。これと共に、この第三
者端末22から情報センター3に第三者を特定するデー
タを送信することにより、所有者への解錠依頼を改めて
行う(ステップS43)。この情報センター3への解錠
依頼は、第三者の氏名、電話番号、運送業者のID、荷
物を運送する車両のID、並びに車両1の所有者の氏名
等をそれぞれ入力するように構成された解錠依頼用入力
フォームのページ(図示省略)において行うようにして
もよい。このステップS43が、第三者端末22から、
車両1の開閉部の解錠要求をネットワーク4を介して情
報センター3に送信する要求ステップに対応する。
【0172】そして、この解錠依頼を受けた情報センタ
ー3は、第三者端末22から依頼がされた旨と、上記解
錠依頼用入力フォームのページのURL等の各種データ
とを所有者端末21に送信する(ステップS44)。こ
れにより、所有者端末21では、第三者端末22から直
接に依頼がされると共に情報センター3を介して依頼が
されるため、第三者の特定を容易に行うことができる。
その結果、セキュリティ性を向上させることができる。
【0173】上記情報センター3からの解錠依頼を受信
した所有者端末21では、上記受信したURLにより指
定された解錠依頼用入力フォームのページを開いて、第
三者の確認をする。そして、車両1の開閉部の解錠を許
可するときには、上記ページにおいて、所有者ID、パ
スワード、開閉部の解錠を許可する車両1のID等を追
加入力して、これらのデータを情報センター3に送信す
る(ステップS45)。このステップS45が、所有者
端末21から、解錠許可をネットワーク4を介して情報
センター3に送信する許可ステップに対応する。一方、
開閉部の解錠を許可しないときには、情報センター3へ
の解錠許可の送信を行わない。
【0174】上記所有者端末21からの解錠許可を受け
た情報センター3は、この所有者端末21から許可がさ
れた旨と、解錠コード及び解錠実行プログラム等の各種
データとをネットワーク4を介して第三者端末22に送
信する(ステップS46)。このステップS46が、要
求ステップにおける解錠要求に応じて、許可ステップに
おける解錠許可を受けたことを条件に、情報センター3
から第三者端末22に、解錠コードをネットワーク4を
介して提供するコード提供ステップに対応する。
【0175】尚、上記ステップS47〜ステップS41
5は、上記第2実施形態におけるステップS35〜ステ
ップS313と同様であるため(図9参照)、その説明
は省略する。
【0176】−第2変形例− 上記第2実施形態では、第三者が、解錠実行プログラム
を起動させて車両1の開閉部を解錠をするときに、この
解錠実行プログラムにより、所定の規制条件が成立する
か否かを判定し、規制条件が成立しないときには解錠コ
ードを近距離無線通信によって車載機111に送信する
一方(ステップS36)。規制条件が成立するときに
は、車載機111への解錠コードの送信を規制するよう
に構成している。
【0177】これとは異なり、第三者端末22からは常
に解錠コードを送信するように構成する一方、上記解錠
コードを受信した車載機111において、上記第三者端
末22の操作に関して、所定の規制条件が成立するか否
かを判定すると共に、その判定結果に応じて上記車両の
開閉部の解錠を規制するように構成してもよい。ここで
の規制条件としては、上記の(ii),(iv)の条件を設
定することができる。
【0178】こうしたときも、規制条件が成立するとき
には開閉部の解錠が規制されるため、セキュリティ性を
大幅に向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係る遠隔解錠システムの構成を
示すブロック図である。
【図2】第1実施形態における車載機の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】所有者端末及び第三者端末の構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】情報センターの構成を示すブロック図である。
【図5】第1実施形態の遠隔解錠方法に係る遷移図であ
る。
【図6】第1実施形態の変形例の遠隔解錠方法に係る遷
移図である。
【図7】第2実施形態に係る遠隔解錠システムの構成を
示すブロック図である。
【図8】第2実施形態における車載機の構成を示すブロ
ック図である。
【図9】第2実施形態の遠隔解錠方法に係る遷移図であ
る。
【図10】第2実施形態の変形例の遠隔解錠方法に係る
遷移図である。
【符号の説明】
1 車両 11,111 車載機 21 所有者端末 22 第三者端末 3 情報センター 4 ネットワーク 5 情報処理装置 A,B 遠隔解錠システム
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 13/24 G08B 13/24 25/00 510 25/00 510K 25/01 25/01 A H04M 1/00 H04M 1/00 V 1/725 1/725 H04Q 9/00 301 H04Q 9/00 301B Fターム(参考) 2E250 AA21 BB08 BB47 BB49 BB59 CC12 CC26 CC27 CC28 DD01 DD06 EE03 FF24 FF36 GG06 GG08 GG13 HH01 JJ03 KK03 LL01 LL05 LL14 TT03 UU01 VV01 5C084 AA04 AA09 AA10 BB01 BB31 DD07 EE06 FF02 GG17 5C087 AA03 AA05 AA09 AA10 AA24 AA25 BB18 BB46 BB74 DD05 DD08 DD14 EE06 EE08 EE14 GG12 GG19 GG32 GG70 5K027 AA11 BB01 CC08 HH26 5K048 AA15 BA42 BA52 CA08 DB01 DC01 EA11 EB02 FC01 HA01 HA02 HA05 HA07 HA13 HA23

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両と、該車両の所有者が有する所有者
    端末と、上記車両の所有者とは異なる第三者が有する第
    三者端末と、情報センターとがネットワークを介して接
    続され、上記車両に設けられた開閉部を解錠するための
    解錠コードを、上記ネットワークを介して受信した上記
    車両が、該解錠コードに基づいてその開閉部の解錠を行
    う遠隔解錠方法であって、 上記所有者端末から、上記車両の開閉部の解錠許可を上
    記ネットワークを介して上記情報センターに送信する許
    可ステップと、 上記第三者端末から、上記車両の開閉部の解錠要求を上
    記ネットワークを介して上記情報センターに送信する要
    求ステップと、 上記要求ステップにおける解錠要求に応じて、上記許可
    ステップにおける解錠許可を受けていることを条件に、
    上記情報センターから車両に、上記解錠コードを上記ネ
    ットワークを介して送信するコード送信ステップとを備
    えることを特徴とする遠隔解錠方法。
  2. 【請求項2】 車両の所有者が有する所有者端末と、該
    車両の所有者とは異なる第三者が有する第三者端末と、
    情報センターとがネットワークを介して接続されると共
    に、上記第三者端末と上記車両とが無線通信により接続
    され、上記車両に設けられた開閉部を解錠するための解
    錠コードを、上記無線通信により受信した上記車両が、
    該解錠コードに基づいてその開閉部の解錠を行う遠隔解
    錠方法であって、 上記所有者端末から、上記車両の開閉部の解錠許可を上
    記ネットワークを介して上記情報センターに送信する許
    可ステップと、 上記許可ステップにおける解錠許可に応じて、上記情報
    センターから第三者端末に、上記解錠コードを上記ネッ
    トワークを介して提供するコード提供ステップと、 上記コード提供ステップにおける解錠コードを受けた第
    三者端末から車両に、該第三者端末の操作により、上記
    解錠コードを上記無線通信によって送信するコード送信
    ステップとを備えることを特徴とする遠隔解錠方法。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 第三者端末から、上記車両の開閉部の解錠要求をネット
    ワークを介して情報センターに送信する要求ステップを
    備え、 コード提供ステップは、上記要求ステップにおける解錠
    要求に応じて、許可ステップにおける解錠許可を受けた
    ことを条件に、解錠コードをネットワークを介して上記
    第三者端末に提供するステップであることを特徴とする
    遠隔解錠方法。
  4. 【請求項4】 請求項1において、 コード送信ステップは、第三者端末からの解錠要求に関
    して、所定の規制条件が成立するか否かを判定する判定
    ステップと、該判定ステップにおける判定結果に応じて
    車両への解錠コードの送信を規制する規制ステップとを
    有することを特徴とする遠隔解錠方法。
  5. 【請求項5】 請求項2において、 コード送信ステップは、第三者端末の操作に関して、所
    定の規制条件が成立するか否かを判定する判定ステップ
    と、該判定ステップにおける判定結果に応じて車両への
    解錠コードの送信を規制する規制ステップとを有するこ
    とを特徴とする遠隔解錠方法。
  6. 【請求項6】 請求項4又は請求項5において、 規制ステップにおいて解錠コードの送信を規制するとき
    に、第三者端末においてその規制の理由を報知する報知
    ステップを備えることを特徴とする遠隔解錠方法。
  7. 【請求項7】 請求項4又は請求項5において、 判定ステップは、所定の規制条件が成立するか否かを判
    定すると共に、該規制条件が成立する可能性を判定する
    ステップであり、 上記判定ステップにおける成立可能性についての判定結
    果に応じて第三者端末においてその旨を警告する警告ス
    テップを備えることを特徴とする遠隔解錠方法。
  8. 【請求項8】 請求項1又は請求項2において、 車両の開閉部が解錠されたときに、所有者端末において
    その旨を通知する解錠通知ステップを備えることを特徴
    とする遠隔解錠方法。
  9. 【請求項9】 請求項1又は請求項2において、 車両の開閉部が解錠された後、当該開閉部が施錠された
    ときに、所有者端末においてその施錠の旨を通知する施
    錠通知ステップを備えることを特徴とする遠隔解錠方
    法。
  10. 【請求項10】 車両と、該車両の所有者が有する所有
    者端末と、該車両の所有者とは異なる第三者が有する第
    三者端末と、情報センターとがネットワークを介して接
    続されて構成された遠隔解錠システムであって、 上記車両は、該車両に設けられた開閉部を解錠するため
    の解錠コードを、上記ネットワークを介して受信すると
    共に、該解錠コードに基づいてその開閉部の解錠を行う
    ように構成され、 上記所有者端末は、上記車両の開閉部の解錠許可を上記
    ネットワークを介して上記情報センターに送信するよう
    に構成され、 上記第三者端末は、上記車両の開閉部の解錠要求を上記
    ネットワークを介して上記情報センターに送信するよう
    に構成され、 上記情報センターは、上記第三者端末からの解錠要求を
    受信すると共に、該解錠要求に応じて、上記所有者端末
    からの解錠許可を受信していることを条件に、上記解錠
    コードを上記ネットワークを介して上記車両に送信する
    ように構成されていることを特徴とする遠隔解錠システ
    ム。
  11. 【請求項11】 車両の所有者が有する所有者端末と、
    該車両の所有者とは異なる第三者が有する第三者端末
    と、情報センターとがネットワークを介して接続される
    と共に、上記第三者端末と上記車両とが無線通信により
    接続されて構成された遠隔解錠システムであって、 上記車両は、該車両に設けられた開閉部を解錠するため
    の解錠コードを、上記無線通信により受信すると共に、
    該解錠コードに基づいてその開閉部の解錠を行うように
    構成され、 上記所有者端末は、上記車両の開閉部の解錠許可を上記
    ネットワークを介して上記情報センターに送信するよう
    に構成され、 上記情報センターは、上記所有者端末からの解錠許可を
    受信すると共に、該解錠許可に応じて上記解錠コードを
    上記ネットワークを介して上記第三者端末に送信するよ
    うに構成され、 上記第三者端末は、上記情報センターからの解錠コード
    を受信すると共に、該受信した解錠コードを上記無線通
    信により上記車両に送信するように構成されていること
    を特徴とする遠隔解錠システム。
  12. 【請求項12】 請求項11において、 第三者端末は、車両の開閉部の解錠要求をネットワーク
    を介して情報センターに送信するように構成され、 上記情報センターは、上記第三者端末からの解錠要求を
    受信すると共に、該解錠要求に応じて、上記所有者端末
    からの解錠許可を受信したことを条件に、解錠コードを
    上記ネットワークを介して上記第三者端末に送信するよ
    うに構成されていることを特徴とする遠隔解錠システ
    ム。
  13. 【請求項13】 車両と、該車両の所有者が有する所有
    者端末と、上記車両の所有者とは異なる第三者が有する
    第三者端末とがネットワークを介して接続された情報処
    理装置であって、 上記第三者端末からネットワークを介して送信された解
    錠要求を受信すると共に、該解錠要求に応じて、上記所
    有者端末からネットワークを介して送信された解錠許可
    を受信していることを条件に、上記車両に設けられた開
    閉部を解錠するための解錠コードを、上記ネットワーク
    を介して上記車両に送信するように構成されていること
    を特徴とする情報処理装置。
  14. 【請求項14】 車両の所有者が有する所有者端末と、
    該車両の所有者とは異なる第三者が有する第三者端末と
    がネットワークを介して接続された情報処理装置であっ
    て、 上記所有者端末からネットワークを介して送信された解
    錠許可を受信すると共に、該解錠許可に応じて、上記第
    三者端末から車両に無線通信により送信されることで該
    車両に設けられた開閉部が解錠される解錠コードを、上
    記ネットワークを介して上記第三者端末に送信するよう
    に構成されていることを特徴とする情報処理装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 第三者端末からネットワークを介して送信された解錠要
    求を受信すると共に、該解錠要求に応じて、所有者端末
    からの解錠許可を受信したことを条件に、解錠コードを
    上記第三者端末に送信するように構成されていることを
    特徴とする情報処理装置。
  16. 【請求項16】 車両と、該車両の所有者が有する所有
    者端末と、上記車両の所有者とは異なる第三者が有する
    第三者端末とがネットワークを介して接続された情報処
    理装置を制御するための情報処理プログラムであって、 上記情報処理装置に、 上記第三者端末からネットワークを介して送信された解
    錠要求を受信させると共に、該解錠要求に応じて、上記
    所有者端末からネットワークを介して送信された解錠許
    可を受信していることを条件に、上記車両に設けられた
    開閉部を解錠するための解錠コードを上記ネットワーク
    を介して上記車両に送信させることを特徴とする情報処
    理プログラム。
  17. 【請求項17】 車両の所有者が有する所有者端末と、
    該車両の所有者とは異なる第三者が有する第三者端末と
    がネットワークを介して接続された情報処理装置を制御
    するための情報処理プログラムであって、 上記情報処理装置に、 上記所有者端末からネットワークを介して送信された解
    錠許可を受信させると共に、該解錠許可に応じて、上記
    第三者端末から車両に無線通信により送信されることで
    該車両に設けられた開閉部が解錠される解錠コードを、
    上記ネットワークを介して上記第三者端末に送信させる
    ことを特徴とする情報処理プログラム。
  18. 【請求項18】 請求項17において、 情報処理装置に、 第三者端末からネットワークを介して送信された解錠要
    求を受信させると共に、該解錠要求に応じて、所有者端
    末からの解錠許可を受信したことを条件に、解錠コード
    を上記第三者端末に送信させることを特徴とする情報処
    理プログラム。
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