JP2019168850A - 駐車場管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】外出した際に車両を利用して荷物を受け取ること。【解決手段】車番認識部103は、駐車スペースに駐車されたことが検知された車両の車両番号を認識する。配達有無判断部104は、認識された車両番号の車両の乗車員を受取人として且つ駐車場を利用した配達が存在するか否かを判断する。駐車場識別情報通知部105は、駐車場を利用した配達のために登録された車両番号を示す配達情報を、その車両番号の車両が駐車された駐車場の識別情報と共に配達業者に通知する。配達人特定部202は、通知された情報に基づいて、駐車場に駐車された車両に荷物を配達する担当の配達人を特定する。配達人通知部203は、特定された配達人に配達情報及び駐車場の識別情報を通知する。【選択図】図7

Description

本発明は、配達を支援する技術に関する。
配達を支援する技術が知られている。例えば特許文献1には、荷物の受け取りに車両を用いて、その車両の位置情報をGPSにより測定して通知する技術が開示されている。
特開2006−206225号公報
特許文献1の技術のように自宅以外の場所で荷物を受け取る場合、受け取った荷物をそのまま車に載せて持ち運べると便利である。
そこで、本発明は、外出した際に車両を利用して荷物を受け取ることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明は、1以上の駐車場に駐車されている車両の識別情報を取得し、荷物の搬送先に指定された車両が駐車されている駐車場の情報を前記荷物の配達人に通知する駐車場管理システムを第1の態様として提供する。
第1の態様の駐車場管理システムによれば、外出した際に車両を利用して荷物を受け取ることができる。
上記の第1の態様の駐車場管理システムにおいて、前記駐車場に設置された撮影装置が撮影した車両の画像を認識して当該車両の識別情報を取得する、という構成が第2の態様として採用されてもよい。
第2の態様の駐車場管理システムによれば、撮影された車両の画像を利用しない場合に比べて受取人の手間を少なくすることができる。
上記の第2の態様の駐車場管理システムにおいて、前記駐車場の駐車スペースに駐車された車両を撮影可能に設置された撮影装置が撮影した車両の画像を認識して当該車両の識別情報を取得し、当該車両が駐車されている駐車スペースの情報を含む前記駐車場の情報を通知する、という構成が第3の態様として採用されてもよい。
第3の態様の駐車場管理システムによれば、駐車スペースの情報が含まれない場合に比べて配達人による車両の場所の特定を容易にすることができる。
上記の第1から第3のいずれか1の態様の駐車場管理システムにおいて、前記荷物の配達人に対応付けられた通信装置に記憶されている、前記指定された車両を開錠するための開錠情報を当該車両に設けられた施錠装置に送信し、当該施錠装置が当該識別情報を前記通信装置から受信した場合に当該車両が開錠される、という構成が第4の態様として採用されてもよい。
第4の態様の駐車場管理システムによれば、配達人以外の者に車両が開錠されることを防ぐことができる。
上記の第1から第4のいずれか1の態様の駐車場管理システムにおいて、前記指定された車両が駐車される駐車場に配置されている精算機に当該車両を開錠するための開錠情報を送信し、前記荷物の配達人に対応付けられた通信装置に当該開錠情報を前記精算機が送信する、という構成が第5の態様として採用されてもよい。
第5の態様の駐車場管理システムによれば、開錠情報を通信装置に予め記憶させておく場合に比べて、車両が不正に開錠される事態を起こりにくくすることができる。
上記の第5の態様の駐車場管理システムにおいて、前記通信装置は前記指定された車両に設けられた施錠装置と通信可能であり、当該施錠装置が前記通信装置から前記開錠情報を受信した場合に当該車両が開錠される、という構成が第6の態様として採用されてもよい。
第6の態様の駐車場管理システムによれば、配達人以外の者に車両が開錠されることを防ぐことができる。
本発明によれば、外出した際に車両を利用して荷物を受け取ることができる。
実施例に係る駐車場配達システムの全体構成を表す図 各装置のハードウェア構成を表す図 料金精算機のハードウェア構成を表す図 車番認識装置のハードウェア構成を表す図 ロックレス端末のハードウェア構成を表す図 車両のハードウェア構成を表す図 駐車場配達システムが実現する機能構成を表す図 表示された配達情報通知画面の一例を表す図 表示された到着通知の一例を表す図 表示された完了通知の一例を表す図 配達支援処理における各装置の動作手順の一例を表す図 変形例で実現される機能構成の一例を表す図 変形例で実現される機能構成の別の一例を表す図 変形例で表示された配達状況通知の一例を表す図 表示された問合せ画面の一例を表す図
[1]実施例
図1は実施例に係る駐車場配達システム1の全体構成を表す。駐車場配達システム1は、駐車場に駐車する車両を配達先として利用した荷物の配達(つまりは駐車場を利用した配達)を支援するシステムである。荷物には、通信販売及び実店舗等で注文された商品の他、搬送サービスを利用する顧客からの預り物などが含まれる。駐車場配達システム1は、荷物を配達する配達業者と、配達される荷物を受け取る受取人という2種類のユーザによって主に利用される。
駐車場配達システム1は、ネットワーク2と、配達業者システム3と、駐車場管理システム4と、受取人端末80と、車両90とを備える。ネットワーク2は、移動体通信網及びインターネット等を含む通信システムであり、自システムにアクセスする装置同士のデータのやり取りを中継する。ネットワーク2には、配達業者システム3が備える各装置と、駐車場管理システム4が備える各装置とが有線通信で(無線通信でもよい)アクセスする。
配達業者システム3は、駐車場配達システム1において荷物を配達する配達業者が配達業務に関して利用するシステムである。駐車場管理システム4は、駐車場配達システム1において荷物の配達で利用される駐車場に関するシステムである。配達業者システム3は、配達業者サーバ装置10と、配達業者端末70とを備える。駐車場管理システム4は、配達情報DB装置20(DB:Data Base)と、駐車場P1及びその他の駐車場(本発明の「1以上の駐車場」の一例)にそれぞれ設置される各装置を備える。
駐車場P1に設置される各装置には、情報管理端末30と、料金精算機40と、車番認識装置50と、ロックレス端末60−1、60−2、・・・(それぞれ区別しない場合は「ロックレス端末60」という)とが含まれている。ロックレス端末60は、駐車場P1が備える各駐車スペースについてそれぞれ設置されている。なお、これらの装置は、通常は駐車場P1の敷地内に配置されるが、厳密に敷地内である必要はない。例えば駐車場P1内の車両を撮影する車番認識装置50は、車両の撮影が可能であれば、駐車場P1から離れた場所に配置されていてもよい。
配達業者サーバ装置10は、荷物の配達に関する処理を行う。配達業者サーバ装置10は、例えば、荷物を識別する荷物IDと、荷物の名称、配達先(受取人)の氏名、住所、連絡先等を対応付けて記憶して、配達業者端末70を介してそれらの配達情報(配達に関する情報)を配達人に伝達する。配達業者端末70は、配達人が利用する端末であり、例えば配達業者サーバ装置10から送られてくる配達情報を表示して配達人に伝達する。
受取人端末80は、受取人が利用する端末であり、例えばスマートフォンである。受取人は、前述したように、自宅への配達の他に、駐車場を利用した配達(駐車場に駐車する車両を配達先として利用した荷物の配達)を選択することができる。その場合、配達業者サーバ装置10は、配達先の住所の代わりに、又はそれに加えて、配達先となる車両(本実施例では車両90)の識別情報(例えば車両番号)を示す情報を配達情報として記憶する。
この車両識別情報は、例えば受取人が荷物の注文等の際に受取人端末80等を用いて登録する。この車両識別情報の登録の時点では、車両90が駐車される駐車場が決まっていない。そこで、駐車場管理システム4は、配達先となる車両が駐車された駐車場を特定し、特定した駐車場を識別する識別情報及び車両識別情報を配達業者サーバ装置10に送信する。
駐車場の識別情報とは、その駐車場を識別するための情報であり、例えば駐車場の名称及び住所の一方又は両方を示す情報である。配達業者サーバ装置10は、通知された駐車場の識別情報及び車両識別情報を、配達業者端末70を介して配達人に通知する。配達人は、こうして通知された識別情報が示す駐車場を訪れて、同じく通知された車両識別情報が示す車両(配達先となる車両)を探し出す。
車両90は、遠隔からの操作で開錠及び施錠が可能なドアを有している。配達人は、車両90の駐車場所に到着すると受取人端末80を用いて受取人に通知する。受取人は、到着の通知を受け取ると、受取人端末80を操作して車両90のドアを開錠する。配達人は、開錠されたドアから車両90に荷物を格納し、格納し終わったらドアを閉じる。閉じられたドアは自動的に施錠される。駐車場を利用した配達は以上のとおり行われる。
続いて駐車場管理システム4が備える各装置を説明する。配達情報DB装置20は、配達情報及びそれに関係する情報をデータベースに格納する。情報管理端末30は、駐車場P1に設置された各装置に関する情報を管理すると共に、配達情報DB装置20に格納された情報を用いて上記の配達において利用される駐車場を特定する。この特定方法の詳細は後述する。料金精算機40は、駐車場P1を利用する利用者の駐車場利用料金を精算する。
車番認識装置50は、駐車場P1の出入口付近を撮影し、駐車場P1に入場する車両と駐車場P1から退場する車両の車両番号を認識する。ロックレス端末60は、車両留め(ロック)を用いない駐車(いわゆるロックレス駐車)を管理するための端末である。ロックレス端末60は、駐車スペースに車両が駐車されたことを検知し、駐車された車両を撮影して車両番号を認識する。
図2は各装置のハードウェア構成を表す。各装置とは、配達業者サーバ装置10、配達情報DB装置20、情報管理端末30、配達業者端末70及び受取人端末80である。これらの装置は、いずれも、プロセッサ11と、メモリ12と、ストレージ13と、通信装置14と、入力装置15と、出力装置16とを備えるコンピュータである。各装置が備える同名のハードウェアは、生産元、モデル、仕様及び性能等は一律でないが、主要な用途は変わらない同種のハードウェアである。
プロセッサ11は、CPU(Central Processing Unit)等を備え、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する機能を有するデバイスである。プロセッサ11は、プログラム及びデータ等をストレージ13及び通信装置14からメモリ12に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。メモリ12は、プロセッサ11が読み取り可能なデータを記憶する機能を有する記録デバイスであり、例えばROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等である。
ストレージ13は、プロセッサ11が読み取り可能なデータを記憶する機能を有する記録デバイスであり、例えばハードディスクドライブ及びフラッシュメモリ等である。通信装置14は、有線ネットワーク又は/及び無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行う機能を有する通信デバイスである。
入力装置15は、例えばキーボード、操作パネル又はタッチスクリーン等を備え、外部からの入力を受け付ける機能を有する入力デバイスである。出力装置16は、例えばディスプレイ、スピーカ又はタッチスクリーン等を備え、外部への出力を実施する機能を有する出力デバイスである。プロセッサ11及びメモリ12等の各装置は、情報を通信するためのバスを介して互いにアクセス可能となっている。
図3は料金精算機40のハードウェア構成を表す。料金精算機40は、プロセッサ41と、メモリ42と、ストレージ43と、通信装置44と、精算装置45とを備えるコンピュータである。プロセッサ41、メモリ42、ストレージ43及び通信装置44は、図2に表すものと同種のハードウェアである。精算装置45は、駐車場P1の駐車料金を精算する装置である。精算装置45は、時刻等がプリントされた駐車券を発行する発行手段と、駐車料金を表示する表示手段と、駐車料金の精算(支払い)を行うための精算ボタンと、硬貨及び紙幣を投入する入金手段と、釣り銭を払い出す出金手段とを有する。
図4は車番認識装置50のハードウェア構成を表す。車番認識装置50は、プロセッサ51と、メモリ52と、ストレージ53と、通信装置54と、撮影装置55とを備えるコンピュータである。プロセッサ51、メモリ52、ストレージ53及び通信装置54は、図2に表すものと同種のハードウェアである。撮影装置55は、イメージセンサ等を備えるデジタルカメラであり、例えば車両のナンバープレートを撮影する。
図5はロックレス端末60のハードウェア構成を表す。ロックレス端末60は、プロセッサ61と、メモリ62と、ストレージ63と、通信装置64と、撮影装置65と、対物センサ66とを備えるコンピュータである。プロセッサ61、メモリ62、ストレージ63、通信装置64及び撮影装置65は、図4に表すものと同種のハードウェアである。対物センサ66は、赤外線センサ又は超音波センサ等を備え、物体の接近を検知する。ロックレス端末60が駐車スペースの奥に設置されることで、対物センサ66は、車両が駐車スペースに入ってきたことを検知する。
図6は車両90のハードウェア構成を表す。車両90は、プロセッサ91と、メモリ92と、ストレージ93と、通信装置94と、走行装置95と、ドア施錠装置96とを備えるコンピュータである。プロセッサ91、メモリ92、ストレージ93及び通信装置94は、図2に表すものと同種のハードウェアである。走行装置95は、エンジン及び駆動力伝達装置等を有し、車両90を走行させる。
ドア施錠装置96は、車両90のドアに設けられ、プロセッサ91の制御によりドアの開錠及び施錠を制御する。ドア施錠装置96は、通信装置94と通信する外部装置(例えば受取人端末80)により遠隔から操作可能である。駐車場配達システム1が備える各装置には、本システムで提供されるプログラムが記憶されており、各装置のプロセッサがプログラムを実行して各部を制御することで以下に述べる機能群が実現される。
図7は駐車場配達システム1が実現する機能構成を表す。駐車場管理システム4は、特定配達情報記憶部101と、駐車検知部102と、車番認識部103と、配達有無判断部104と、駐車場識別情報通知部105と、遠隔開錠部111と、施錠検知部112と、配達状況通知部113とを備える。配達業者システム3は、配達情報記憶部201と、配達人特定部202と、配達人通知部203と、到着通知部204とを備える。受取人端末80は、通知表示部301と、開錠指示部302とを備える。
配達業者システム3の配達情報記憶部201は、上述した配達情報(荷物ID、荷物名称、配達先(受取人)の氏名、住所、連絡先等)を記憶する。配達情報記憶部201は例えば配達業者サーバ装置10によって実現される。配達情報記憶部201は、商品の注文又は荷物の搬送の依頼が行われた場合に、ユーザによって登録された情報等に基づいて配達情報を記憶する。配達情報記憶部201は、記憶した配達情報が車両識別情報を示している場合は、その配達情報を駐車場管理システム4に送信する。
駐車場管理システム4の特定配達情報記憶部101は、配達業者システム3から送信されてきた配達情報、すなわち、駐車場を利用した配達で用いられる配達情報という特定の配達情報を、その配達情報の送信元の宛先情報(IP(Internet Protocol)アドレス等)と共に記憶する。特定配達情報記憶部101は例えば配達情報DB装置20によって実現される。
配達情報記憶部201は、送信した配達情報が示す荷物IDにより識別される荷物の搬送が完了すると、該当する配達情報の破棄を駐車場管理システム4に指示する。特定配達情報記憶部101は、この指示を受け取ると、該当する配達情報を削除する。つまり、特定配達情報記憶部101は、未配達の配達物を示す配達情報を記憶する。
駐車場管理システム4の駐車検知部102は、駐車スペースに車両が駐車されたことを検知する。駐車検知部102は例えばロックレス端末60によって実現される。駐車検知部102は、図6に表す対物センサ66の測定結果に基づいて、自機能を実現するロックレス端末60が設けられた駐車スペースに車両が駐車されたことを検知する(例えば車両が一定の距離以上近づいてきた場合に駐車されたと検知する)。駐車検知部102は、車両が駐車されたことを検知すると、その旨を配達待ち車番認識部103に通知する。
車番認識部103は、駐車検知部102により駐車スペースに駐車されたことが検知された車両の車両番号を認識する。この車両番号は、個々の車両を識別する情報であり、本発明の「識別情報」の一例である。車番認識部103はロックレス端末60によって実現される。車番認識部103は、駐車スペースを撮影し、撮影された画像に写った車両のナンバープレートの文字及び数字を文字認識の技術を用いて認識して、車両番号を認識する。車番認識部103は、認識した車両番号を、その車両番号の車両が駐車された駐車スペースの名称(各駐車スペースに割り当てられた番号等)と共に配達有無判断部104に通知する。
配達有無判断部104は、車番認識部103により認識された車両番号の車両の乗車員を受取人として且つ駐車場を利用した配達が存在するか否かを判断する。配達有無判断部104は例えば情報管理端末30によって実現される。具体的には、配達有無判断部104は、認識された車両番号が、駐車場を利用した配達のために配達業者システム3に登録されているか否かを判断する。
配達有無判断部104は、この認識された車両情報を示す配達情報が記憶されているか否かを特定配達情報記憶部101に問い合わせる。特定配達情報記憶部101は、そのような配達情報を記憶している場合は、その配達情報を配達有無判断部104に供給し、記憶していない場合は、その旨を配達有無判断部104に通知する。
配達有無判断部104は、該当する配達情報が記憶されていない場合は、上記乗車員を受取人とする駐車場を利用する配達が存在しないと判断して動作を終了する。配達有無判断部104は、該当する配達情報が記憶されている場合は、その配達情報及びその配達情報の送信元の宛先情報を特定配達情報記憶部101から読み出して、車番認識部103から通知された車両番号及び駐車スペースの名称に対応付けて駐車場識別情報通知部105に供給する。
駐車場識別情報通知部105は、供給された配達情報、すなわち、駐車場を利用した配達のために登録された車両番号を示す配達情報を、その車両番号の車両が駐車された駐車場の識別情報(駐車場を識別するための情報)と共に配達業者に通知する。駐車場識別情報通知部105は例えば情報管理端末30によって実現される。駐車場識別情報通知部105は、例えば自端末が配置される駐車場の名称及び住所を駐車場の識別情報として予め記憶しておく。
駐車場識別情報通知部105は、配達有無判断部104から供給された配達情報、車両番号及び駐車スペースの名称と、記憶している駐車場の名称及び住所を示す駐車通知データを生成し、同じく供給された送信元の宛先情報を用いて配達業者サーバ装置10に送信する。配達業者サーバ装置10は、送信されてきた駐車通知データを配達人特定部202に供給する。
配達人特定部202は、駐車場管理システム4から通知された情報に基づいて、駐車場に駐車された車両に荷物を配達する担当の配達人を特定する。担当の配達人の特定方法は主に2つある。1つ目は、該当の荷物の配達人がまだ決まっていない場合の特定方法である。この場合、配達人特定部202は、地域毎の配達人のリストを記憶しておき、駐車通知データが示す駐車場の住所を含む地域の配達人(複数人いればそのいずれかの配達人)を担当の配達人として特定する。
2つ目は、該当の荷物の配達人が既に決まっている状況における特定方法である。この状況は、例えば、受取人が駐車場への配達を選択しつつ、必ずしも駐車場で受け取れるとは限らないので、一定期間が過ぎたら自宅への配達を行うという配達方法を選択した場合に起こり得る。この場合、配達情報記憶部201は、該当する荷物の荷物IDを示す配達情報に、配達人を識別する配達人IDを付加して記憶する。
配達人特定部202は、駐車通知データが示す配達情報と同じ荷物IDを示す配達情報を配達情報記憶部201から読み出し、読み出した配達情報が配達人IDを示している場合には、既に決まった配達人がいると判断し、その配達人を担当の配達人として特定する。配達人特定部202は、こうして特定した配達人の配達人IDを、駐車通知データと共に配達人通知部203に供給する。
配達人通知部203は、配達人特定部202から供給された配達人IDが示す配達人に、同じく供給された駐車通知データが示す通知内容を通知する。配達人通知部203は例えば配達業者サーバ装置10によって実現される。配達人通知部203は、例えば配達人IDに対応付けて各配達人IDが示す配達人が持ち運ぶ配達業者端末70の宛先情報を記憶しておく。配達人通知部203は、供給された配達人IDに対応付けて記憶している宛先情報を用いて、該当する配達人の配達業者端末70に駐車通知データを送信する。
配達業者端末70は、送信されてきた駐車通知データが示す各情報(配達情報、車両番号、駐車場の名称、住所及び駐車スペースの名称)を、配達情報を通知する画面に表示する。
図8は表示された配達情報通知画面の一例を表す。図8の例では、配達業者端末70は、「配達人Aさん。以下の配達の担当になりました。」という文字列と、荷物IDが「xxxxxx」、配達先駐車場が「駐車場B」、駐車スペースが「5番」、受取人の車両の車両番号が「練馬500 ら○○―○○」であることを示す通知画面を表示している。
配達人Aは、表示されたこれらの情報を見ることで、荷物ID「xxxxxx」の荷物を駐車場Bの5番の駐車スペースに駐車されている上記車両番号の車両まで配達することを把握することができる。以上のとおり、駐車場配達システム1は、1以上の駐車場に駐車されている車両の識別情報(車両番号)を取得し、荷物の搬送先に指定された車両が駐車されている駐車場の情報(駐車通知データが示す各情報)を荷物の配達人に通知する。
より詳細には、駐車場配達システム1は、駐車場に設置された撮影装置(ロックレス端末60の撮影装置65)が撮影した車両の画像を認識してその車両の識別情報を取得する。この撮影装置65は、駐車場の駐車スペース(ロックレス端末60が設置された駐車スペース)毎に設置され、その駐車スペースに駐車された車両を撮影可能に設置されている。駐車場配達システム1は、そのように設置された撮影装置65が撮影した画像から車両の識別情報を取得し、その車両が駐車されている駐車スペースの情報(駐車スペースの名称)を含む駐車場の情報を通知する。
配達人Aは、配達用車両にこの荷物を既に運んでいれば他の配達物との時間を調整した上でそのまま駐車場Bに向かい、その荷物をまだ積んでいなければ搬送センターに戻って荷物を積んでから駐車場Bに向かう。配達人Aは、駐車場Bに到着すると、通知された駐車スペースの場所に行き、車両90が駐車されていることを確認する。なお、この際に、配達人が乗ってきた車両は駐車場Bに駐車されていてもよいし、近隣の駐停車可能な場所に駐停車されていてもよい。配達人は、車両90を見つけると、配達先の車両90に到着したことを受取人Cに連絡する連絡操作を行う。
配達業者システム3の到着通知部204は、配達人が連絡操作を行うと、荷物の搬送先の車両の駐車場所に到着したことを受取人に通知する。到着通知部204は例えば配達業者端末70によって実現される。到着通知部204には、配達人通知部203から上述した駐車通知データ(配達情報、車両番号、駐車スペースの名称、駐車場の名称及び住所を示すデータ)が供給される。到着通知部204は、供給された駐車通知データに基づいて上記到着の通知を示す到着通知データを生成し、受取人の宛先に送信する。
本実施例では、配達情報が示す受取人の連絡先として、配達先への到着の通知を希望する宛先(電子メールアドレス等)が登録されているものとする。受取人端末80は、送信されてきた到着通知データを通知表示部301に供給する。通知表示部301は、供給された到着通知データが示す通知、すなわち配達人の到着通知を表示する。
図9は表示された到着通知の一例を表す。図9の例では、通知表示部301は、「受取人Cさん。以下荷物が駐車場に届いたので開錠願います。」という文字列と、荷物名が「商品D」、配達先駐車場が「駐車場B」、駐車スペースが「5番」、受取人の車両の車両番号が「練馬500 ら○○―○○」であることと、開錠ボタンB1とを表示している。
受取人は、この通知内容を見て自分宛の荷物であることを確認すると、開錠ボタンB1を押す操作を車両90のドアを開ける開錠操作として行う。通知表示部301は、開錠操作が行われるとその旨と開錠操作がされた車両の車両番号とを開錠指示部302に通知する。開錠指示部302は、この通知を受け取ると、すなわち、受取人により車両90のドアを遠隔から開く操作が行われると、通知された車両番号の車両(車両90)のドアの開錠を指示する指示データを生成する。
この指示データの送信先は、例えば車両のドアの遠隔制御サービスを提供するクラウドシステムであるが、本実施例では、駐車場管理システム4が同様の遠隔制御サービスを提供しているものとして説明する。開錠指示部302は、生成した指示データを駐車場管理システム4に送信する。駐車場管理システム4は、送信されてきた指示データを遠隔開錠部111に供給する。ここから説明する遠隔開錠部111、施錠検知部112及び配達状況通知部113は、例えば配達情報DB装置20又は情報管理端末30によって実現される。
遠隔開錠部111は、供給された指示データに従い、受取人により指示された車両(車両90)のドアを開錠する処理を行う。遠隔開錠部111は、遠隔制御対象として予め登録された車両の車両番号と通信の宛先とを対応付けた車両宛先テーブルを記憶している。遠隔開錠部111は、受け取った指示データが示す車両番号に対応付けられている宛先に開錠を指示する指示データを送信する。
車両90は、この指示データを受け取ると、指示データが示すとおりにドアを開錠する。配達人は、こうして開錠されたドアを開いて荷物を車両90の車内に格納する。配達人がドアを閉じると、車両90は、自動的にドアを施錠して、施錠した旨を通知する施錠通知データを、指示データの送信元である駐車場管理システム4に送信する。駐車場管理システム4は、送信されてきた施錠通知データを施錠検知部112に供給する。
施錠検知部112は、この施錠通知データが供給された場合に、受取人の指示により開錠された車両のドアが再び施錠されたことを検知する。施錠検知部112は、施錠を検知すると、その旨と検知対象の車両の車両番号を配達状況通知部113に通知する。配達状況通知部113には、遠隔開錠部111も、開錠を指示した車両の車両番号を通知する。配達状況通知部113は、配達人による荷物の配達状況を受取人に通知する。
配達状況通知部113は、開錠が指示された車両番号の車両において施錠が検知されたことが通知されると、配達人が荷物を車両に格納してドアを閉じたと判断して、配達が完了したことを受取人に通知する。配達状況通知部113は、配達が完了した車両の車両番号と配達が完了したことを示す完了通知データを生成して、開錠の指示データの送信元である受取人端末80に送信する。受取人端末80の通知表示部301は、送信されてきた完了通知データが示す通知、すなわち配達の完了通知を表示する。
図10は表示された完了通知の一例を表す。図10の例では、通知表示部301は、「受取人Cさん。以下荷物の車両への配達が完了しました。」という文字列と、荷物名、配達先駐車場名、駐車スペース名及び車両番号を表示している。受取人は、この完了通知を見ることで、自分が手配した荷物が車両90に無事配達されたことを知ることができる。駐車場配達システム1が備える各装置は、上記の構成に基づいて、駐車場を利用した配達を支援する配達支援処理を行う。
図11は配達支援処理における各装置の動作手順の一例を表す。この動作手順は、例えば、ユーザが商品の注文又は荷物の搬送の手配を行うことを契機に開始される。まず、配達業者システム3(配達情報記憶部201)は、これらの注文又は手配により登録された配達情報を記憶し(ステップS11)、そのうちの車両識別情報を示す配達情報を駐車場管理システム4に送信する(ステップS12)。
駐車場管理システム4(特定配達情報記憶部101)は、送信されてきた配達情報(特定の配達情報)を記憶する(ステップS13)。その後、駐車場管理システム4(駐車検知部102)は、駐車スペースに車両が駐車されたことを検知する(ステップS21)。次に、駐車場管理システム4(車番認識部103)は、ステップS21で駐車されたことが検知された車両の車両番号を認識する(ステップS22)。
続いて、駐車場管理システム4(配達有無判断部104)は、ステップS22で認識された車両番号が駐車場を利用した配達のために配達業者システム3に登録されているか否か、すなわち駐車場を利用した配達(駐車場利用配達)があるか否かを判断する(ステップS23)。駐車場管理システム4(配達有無判断部104)は、駐車場利用配達がない(NO)と判断した場合はステップS12(配達情報の受信)に戻って動作を続ける。
駐車場管理システム4(駐車場識別情報通知部105)は、駐車場利用配達がある(YES)と判断した場合は、ステップS22で認識された車両番号及びその車両番号の車両が駐車された駐車場の識別情報等を示す駐車通知データを生成し(ステップS24)、配達業者システム3に送信する(ステップS25)。配達業者システム3(配達人特定部202)は、送信されてきた駐車通知データが示す駐車場に駐車された車両に荷物を配達する担当の配達人を特定する(ステップS26)。
そして、配達業者システム3(配達人通知部203)は、特定された配達人に駐車場管理システム4から通知された内容(配達先の駐車場の識別情報等)を通知する(ステップS27)。この通知がされることで、配達人が通知された駐車場に向けて移動する。配達人は、通知された車両の駐車場所に到着すると、上述した連絡操作(配達先の車両に到着したことを受取人に連絡する操作)を行う。配達業者システム3(到着通知部204)は、連絡操作が行われると、搬送先の車両の駐車場所に到着したことを受取人に通知する到着通知データを生成し(ステップS31)、受取人端末80に送信する(ステップS32)。
受取人端末80(通知表示部301)は、送信されてきた到着通知データが示す配達人の到着通知を表示する(ステップS33)。次に、到着通知を見た受取人が開錠操作を行うと、受取人端末80(開錠指示部302)は、S32で通知された車両番号の車両のドアの開錠を指示する指示データを生成し(ステップS34)、生成した指示データを駐車場管理システム4に送信する(ステップS35)。
駐車場管理システム4(遠隔開錠部111)は、送信されてきた指示データが示す車両(受取人により指示された車両)のドアを遠隔から開錠する開錠処理を行う(ステップS36)。この後、車両90から施錠通知データが送信されてくると、駐車場管理システム4(施錠検知部112)は、この施錠通知データが供給された場合に、受取人の指示により開錠された車両のドアが再び施錠されたことを検知する(ステップS41)。
次に、駐車場管理システム4(配達状況通知部113)は、ステップS41での通知結果から配達が完了したと判断し、配達が完了した車両の車両番号と配達が完了したことを示す完了通知データを生成して(ステップS42)、受取人端末80に送信する(ステップS43)。受取人端末80(通知表示部301)は、送信されてきた完了通知データが示す配達の完了通知を表示する(ステップS44)。
本実施例では、以上のとおり配達先となる車両が駐車されている駐車場の情報(駐車場名及び住所等)が配達人に通知され、配達人は通知された情報に基づいて車両の駐車場所を訪れて荷物を配達する。これにより、受取人は、車両に乗って外出した際に、駐車場に駐車したその車両を利用して荷物を受け取ることができる。また、本実施例では、駐車場の情報に駐車スペースの情報が含まれている。これにより、駐車スペースの情報が含まれない場合に比べて配達人による車両の場所の特定を容易にすることができる。
[2]変形例
上述した実施例は本発明の実施の一例に過ぎず以下のように変形させてもよい。また、上述した実施例及び各変形例は必要に応じてそれぞれ組み合わせて実施してもよい。
[2−1]車両の開錠方法
車両の開錠方法は実施例で述べた方法に限らない。
図12は本変形例で実現される機能構成の一例を表す。図12の例では、図7に表す遠隔開錠部111に代えて開錠情報事前送信部114を備える駐車場管理システム4aと、図7に表す到着通知部204に代えて開錠情報送信部205を備える配達業者システム3aと、車両90とを備える駐車場配達システム1aが表されている。車両90は、開錠情報記憶部401と、開錠判定部402と、開錠部403と、開錠通知部404とを備える。
本変形例の配達人通知部203は、配達人特定部202により特定された担当の配達人の配達人IDを示す配達人データを駐車場管理システム4aに送信する。駐車場管理システム4aの開錠情報事前送信部114は、送信されてきた配達人データを受け取ると、その配達人データが示す配達人IDを、車両90のドアを開錠させる開錠情報として示す開錠データを生成して車両90に送信する。開錠情報事前送信部114は例えば情報管理端末30によって実現される。
車両90の開錠情報記憶部401は、送信されてきた開錠データを受け取ると、その開錠データが示す配達人IDを開錠情報として記憶する。配達人通知部203は、前述した配達人データを開錠情報送信部205にも供給する。開錠情報送信部205は配達業者端末70によって実現される。開錠情報送信部205は、供給された配達人データを受け取ると、その配達人データを記憶しておく。
配達人は、配達先の車両90の駐車場所に到着すると、車両90が備える通信装置94に配達業者端末70をかざす作業を行う。本変形例では、通信装置94及び配達業者端末70が備える通信装置14がNFC(Near field communication)の規格に準拠した近距離無線通信を行うものとする。開錠情報送信部205は、このNFC通信(近距離無線通信)が行われると、記憶していた配達人データを送信することで、その配達人データが示す開錠情報(配達人ID)を送信する。
車両90は、送信されてきた配達人データを開錠判定部402に供給する。開錠判定部402は、自機能を実現する車両90のドアを開錠する条件である開錠条件が満たされたか否かを判定する。開錠判定部402は、配達人データが供給されると、開錠情報記憶部401を参照し、供給された配達人データが示す配達人IDが開錠情報として記憶されているか否かを判断する。
開錠判定部402は、該当する配達人IDが記憶されている場合には開錠条件が満たされたと判定し、それが記憶されていない場合には開錠条件が満たされないと判定する。開錠判定部402は、開錠条件が満たされたと判定した場合、その旨を開錠部403に通知する。開錠部403は、この通知を受け取った場合、すなわち、開錠判定部402により開錠条件が満たされたと判定された場合、自機能を実現する車両90のドアを開錠する。
開錠部403は、ドアを開錠すると、その旨を開錠通知部404に通知する。開錠通知部404は、この通知を受け取った場合、すなわち、自機能を実現する車両90のドアが開錠された場合、その旨及び車両90の車両番号を通知する開錠通知データを生成し、駐車場管理システム4aに送信する。駐車場管理システム4aは、送信されてきた開錠通知データを配達状況通知部113に供給する。
配達状況通知部113は、送信されてきた開錠通知データが示す通知を、実施例における遠隔開錠部111からの通知と同様に受け取り、後は実施例と同様に配達状況を受取人に通知する。以上のとおり、開錠情報記憶部401、開錠判定部402、開錠部403及び開錠通知部404は、受取人により指定された車両である車両90のドアの施錠を制御する施錠制御装置405として機能する。施錠制御装置405は本発明の「施錠装置」の一例である。
駐車場配達システム1aでは、配達業者端末70が、自端末に記憶されている開錠情報(上記の例では配達人ID)をNFC通信で施錠制御装置405に送信する。配達業者端末70は、荷物の配達人に対応付けられ且つ通信機能を有する装置であり、本発明の「通信装置」の一例である。そして、施錠制御装置405が、NFC通信で送信されてくる開錠情報を配達業者端末70から受信した場合に車両90を開錠する。
上記の方法で開錠を行うことで、配達業者端末70を持たない者、すなわち配達人以外の者に車両が開錠されることを防ぐことができる。なお、開錠情報は上記情報(配達人ID)に限らない。例えば配達業者端末70に割り当てられた端末IDでもよいし、配達人への通知を行った日時を示すタイムスタンプの情報でもよい。要するに、配達業者端末70以外の端末には通常は記憶されていない情報であれば、どのような情報が開錠情報として用いられてもよい。
また、配達業者端末70及び施錠制御装置405が行う通信はNFC通信に限らない。例えばBluetooth(登録商標)の規格に準拠した通信であってもよいし、無線LAN(Local Area Network)の規格に準拠した通信であってもよい。要するに、車両の駐車場所を訪れた者が持っている通信端末とは通信可能で、それ以外の通信端末とは通信ができない程度の範囲で通信可能な無線通信の規格が用いられるとよい。それにより、車両の駐車場所まで行かなければドアの開錠ができないようにすることができる。
図13は本変形例で実現される機能構成の別の一例を表す。図13の例では、図12に表す各部に加えて開錠情報取得部206を備える配達業者システム3bを備える駐車場配達システム1bが表されている。この例では、配達人通知部203が、図12の例と異なり配達人データを開錠情報送信部205に供給せずに、駐車場管理システム4aにだけ配達人データを送信する。図13の例では、この配達人データを受け取る開錠情報事前送信部114は、料金精算機40によって実現される。
開錠情報事前送信部114は、図12の例と同様に、送信されてきた配達人データが示す配達人IDを開錠情報として示す開錠データを生成して車両90に送信する。車両90の開錠情報記憶部401は、送信されてきた開錠データが示す配達人IDを開錠情報として記憶する。図13の例では、配達人は、配達先の車両90の駐車場に到着すると、まず、料金精算機40が備える通信装置44に配達業者端末70をかざす作業を行う。
この例では、通信装置44もNFC通信を行うものとする。開錠情報事前送信部114は、このNFC通信(近距離無線通信)が行われると、記憶していた開錠情報を示す開錠データを配達業者端末70に送信する。配達業者端末70の開錠情報取得部206は、料金精算機40から送信されてくる開錠データが示す開錠情報を取得する。開錠情報取得部206は、取得した開錠情報を開錠情報送信部205に供給する。
開錠情報送信部205は、供給された開錠情報を記憶しておき、図12の例と同様に、車両90が備える通信装置94に配達業者端末70をかざす作業が行われた場合に、記憶している開錠情報を示す開錠データを車両90の施錠制御装置405に送信する。施錠制御装置405(開錠判定部402)は、送信されてきた開錠データが示す開錠情報に基づいて、上記と同様に開錠条件が満たされたか否かを判定する。
以上のとおり、駐車場配達システム1bでは、配達業者システム3bが、指定された車両が駐車される駐車場に配置されている料金精算機40にその車両を開錠するための開錠情報を送信する。料金精算機40は本発明の「精算機」の一例である。料金精算機40は、送信されてきた開錠情報を、荷物の配達人に対応付けられた通信装置である配達業者端末70に送信する。
配達業者端末70は、前述したとおり、指定された車両である車両90に設けられた施錠制御装置405と通信可能である。施錠制御装置405は、配達業者端末70から開錠情報を受信した場合に、車両90のドアを開錠する。図13の例では、配達人は、駐車場に着いたら料金精算機40に配達業者端末70をかざしてから車両90のところに行き、配達業者端末70をかざして車両90のドアを開錠する。
以上のとおり、図13の例では、車両の施錠制御装置405と配達業者端末70が通信した場合に開錠されるので、配達業者端末70を持ち運ぶ配達人以外の者に車両が開錠されることを防ぐことができる。また、図13の例では、開錠情報が料金精算機40を介して配達業者端末70に記憶される。つまり、配達人が駐車場P1に到着するまでは、配達業者端末70が車両90を開錠可能な状態にならない。これにより、開錠情報を予め配達業者端末70に記憶させておく場合に比べて、配達業者端末70が車両を開錠可能な状態となる期間を短くし、万が一の配達業者端末70の紛失又は窃盗等により車両が不正に開錠される事態を起こりにくくすることができる。
[2−2]車両番号の取得方法
実施例では、駐車場に設置された撮影装置(ロックレス端末60)が撮影した車両の画像認識により車両番号が取得されたが、車両番号の取得方法はこれに限らない。駐車場配達システム1は、例えば、受取人が受取人端末80に車両番号を入力して駐車場管理システム4に送信する操作を行うことで、車両番号を取得してもよい。
このように手入力での取得方法が用いられる場合、受取人は、駐車場に到着する前から車両番号を入力しておくことで、駐車前から搬送の準備を開始させ、駐車後に車両番号が取得される場合に比べて早く配達をさせることができる。一方、実施例で述べた画像認識の取得方法が用いられると、車両番号を入力する手間が不要になるので、手入力での取得方法のように撮影された車両の画像を利用しない場合に比べて、車両に荷物を配達させる際の受取人の手間を少なくすることができる。
[2−3]配達状況の通知
配達状況通知部113は、実施例とは異なる状況を通知してもよい。配達状況通知部113は、例えば、遠隔開錠部111から開錠された車両の車両番号が通知されてから所定の期間が経過するまでに施錠検知部112から施錠された車両の車両番号が通知されない場合に、配達に問題が生じていることを警告する通知を配達状況の通知として行ってもよい。
図14は本変形例で表示された配達状況通知の一例を表す。図14の例では、受取人端末80の通知表示部301が、「受取人Cさん。荷物の配達で車両が開錠されて10分が経過しました。下記問合せ先に連絡するか、施錠操作をしてください。」という文字列と、荷物名、配達先駐車場名、車両番号と、配達人の連絡先と、連絡ボタンB2と、遠隔施錠ボタンB3とを表示している。
受取人が連絡ボタンB2を押す操作を行うと、受取人端末80が、配達人の配達業者端末70に電話をかける処理を行う(本変形例では両端末とも移動体通信機能を備えているものとする)。なお、連絡先は配達人ではなく配達業者の問い合わせ窓口等であってもよい。また、受取人が遠隔施錠ボタンB3を押す操作を行うと、受取人端末80は、図7の例で遠隔で開錠を指示したように、遠隔で施錠を指示する。これらの通知が行われることで、何らかの事情で車両のドアが開錠されたまま放置されることを防ぐことができる。
[2−4]配達人への通知内容
配達人に通知する内容は実施例で述べたものに限らない。配達人通知部203は、例えば、受取人の車両が駐車された時刻(駐車開始時刻)を通知してもよい。これにより、配達人は、例えば該当する駐車場に到着可能な時刻と駐車開始時刻とを比較して、その駐車場の車両90への配達が間に合うか否かを判断すること(例えば到着が駐車開始後10時間以上経過するようなら配達が間に合わないと判断するなど)ができる。
また、配達人通知部203は、車両が駐車場から退場する見込みの時刻を判定し、判定した時刻を配達人(配達業者)に通知してもよい。配達人通知部203は、例えば、各駐車場における駐車時間の平均値を予め記憶しておき、識別情報を通知する駐車場について記憶している駐車時間の平均値が駐車開始時刻から経過した時刻を、車両が駐車場から退場する見込みの時刻として通知する。
また、配達人通知部203は、駐車場配達システム1のユーザが過去に駐車場を利用したとき(受取人としての利用だけでもよいし、それ以外の利用を含んでいてもよい)の駐車時間の平均値を予め記憶しておき、配達される荷物の受取人について記憶している駐車時間の平均値が駐車開始時刻から経過した時刻を、車両が駐車場から退場する見込みの時刻として通知してもよい。
また、配達人通知部203は、受取人個人の駐車時間の平均値を、駐車場における駐車時間の平均値で補正した時間(後者の平均値が長いほど前者の平均値を長い時間に補正する)を用いてもよい。いずれの場合も、上述した見込みの時刻が通知されない場合に比べて、車両90への配達が間に合うか否かを配達人が判断しやすいようにすることができる。
[2−5]受取人への問い合わせ
駐車場配達システム1は、配達の可否を受取人に問い合わせてもよい。本変形例では、例えば、配達有無判断部104が、車番認識部103により認識された車両番号の車両の乗車員を受取人として且つ駐車場を利用した配達が存在することを判断した場合、すなわち、車両90を配達先とする荷物がある場合に、その荷物の受取人に配達の可否を問い合わせる。
配達有無判断部104は、例えば、該当する配達情報が示す荷物の名称とその荷物の搬送の可否とを問い合わせる問合せ画面を示す問合せデータを生成し、登録されたユーザの宛先に送信する。受取人は、スマートフォン等のユーザ端末でこの問合せデータを表示させ、配達の可否について回答する操作を行う。
図15は表示された問合せ画面の一例を表す。図15の例では、「受取人Cさん。以下の配達は可能でしょうか?」という文字列と、荷物名が「商品D」、配達先駐車場が「駐車場B」、駐車スペースが「5番」、受取人の車両番号が「練馬500 ら○○―○○」であることを示す問合せ画面が表示されている。受取人は、表示されたこれらの情報により、問い合わせされている配達対象と、配達先の場所(車両を駐車した駐車スペース)とを知ることができる。
問合せ画面には、はいボタンB4といいいえボタンB5も表示されている。ユーザ端末は、受取人が操作したボタンを示す操作データを駐車場管理システム4に送信する。配達有無判断部104は、はいボタンB4を押す操作が行われたことを示す操作データを受け取った場合は、駐車場を利用した配達が存在すると判断し、いいいえボタンB5を押す操作が行われたことを示す操作データを受け取った場合は、駐車場を利用した配達が存在しないと判断する。
このように、本変形例では、駐車場管理システム4が、上記のとおり荷物の受取人に配達の可否を問い合わせ、駐車場を利用した配達が不要であることを示す応答があった場合、配達人への車両の識別情報及び駐車場の識別情報の通知を行わない。これにより、受取人が希望しない場合は車両90への配達が行われないようにすることができる。
[2−6]車両番号の認識方法
実施例では、駐車スペース毎に設置されたロックレス端末60が撮影する画像によって車両番号が認識されたが、車両番号の認識方法はこれに限らない。例えば、複数の車両スペースに駐車された車両のナンバープレートを撮影可能な位置に撮影装置を配置して、その撮影装置が撮影した画像を例えば情報管理端末30が取得して、車両番号を認識してもよい。この場合は情報管理端末30が車番認識部103を実現する。
また、例えば駐車場が車両留めを用いる方式である場合に、車番認識部103が、車番認識装置50が駐車場に入場した車両の車両番号を認識した後の一定期間内にロックされた車両留めの車両スペースを、その車両が駐車した駐車スペースとして判断する。つまり、車番認識部103は、その駐車スペースに駐車した車両の車両番号として、駐車場に入場した車両の車両番号を認識する。このように、車両番号を認識するための撮影装置は、駐車される車両のナンバープレートを撮影可能であれば、どこに配置されていてもよい。
[2−7]配達業者への通知内容
駐車場識別情報通知部105が配達業者に通知する内容(配達人に通知される内容でもある)は実施例で述べたもの(配達情報、車両番号、駐車スペースの名称、駐車場の名称及び住所)に限らない。駐車場識別情報通知部105は、例えば、配達情報、駐車スペースの名称及び駐車場の名称だけを通知してもよいし、配達情報、車両番号及び駐車場の住所だけを通知してもよい。
また、駐車場識別情報通知部105は、配達情報に代えて荷物IDだけを通知してもよい。要するに、駐車場識別情報通知部105は、配達する荷物と配達先の車両90とを特定可能な情報であれば、どのような情報を配達業者に通知してもよい。例えば車両番号が分かれば駐車スペースの名称が分からなくてもその車両番号の車両を特定することが可能である。
[2−8]駐車場
実施例では複数の駐車場に駐車場管理システム4が備える各装置(情報管理端末30及び料金精算機40等)が設置されていたが、少なくとも1つの駐車場にそれらの装置が設置されていればよい。その場合でも、上述した配達人への通知が行われることで、その駐車場に車両を駐車した場合に駐車場を利用した配達を行うことができる。
[2−9]各部を実現する装置
図7に表す各機能を実現する装置が図7とは異なっていてもよい。例えば情報管理端末30によって実現される機能を料金精算機40又は車番認識装置50等が実現してもよい。また、駐車場管理システム4によって実現される機能を配達業者システム3が実現してもよいし、その反対でもよい。要するに、駐車場配達システム全体としてこれらの機能が実現されていれば、駐車場配達システムが何台の装置を備えていてもよいし、どのような機能を備えていてもよい。
[2−10]発明のカテゴリ
本発明は、配達業者サーバ装置、情報管理端末、料金精算機、車番認識装置、ロックレス端末、配達業者端末、受取人端末及び車両という各情報処理装置と、それらの情報処理装置を備える駐車場配達システムのような情報処理システムとしても捉えられる。また、本発明は、各装置が実施する処理を実現するための情報処理方法としても捉えられるし、各装置を制御するコンピュータを機能させるためのプログラムとしても捉えられる。このプログラムは、それを記憶させた光ディスク等の記録媒体の形態で提供されてもよいし、インターネット等のネットワークを介してコンピュータにダウンロードさせ、それをインストールして利用可能にするなどの形態で提供されてもよい。
1…駐車場配達システム、3…配達業者システム、4…駐車場管理システム、10…配達業者サーバ装置、20…配達情報DB装置、30…情報管理端末、40…料金精算機、50…車番認識装置、60…ロックレス端末、70…配達業者端末、80…受取人端末、90…車両、101…特定配達情報記憶部、102…駐車検知部、103…車番認識部、104…配達有無判断部、105…駐車場識別情報通知部、111…遠隔開錠部、112…施錠検知部、113…配達状況通知部、114…開錠情報事前送信部、201…配達情報記憶部、202…配達人特定部、203…配達人通知部、204…到着通知部、205…開錠情報送信部、206…開錠情報取得部、301…通知表示部、302…開錠指示部、401…開錠情報記憶部、402…開錠判定部、403…開錠部、404…開錠通知部、405…施錠制御装置。

Claims (6)

  1. 1以上の駐車場に駐車されている車両の識別情報を取得し、荷物の搬送先に指定された車両が駐車されている駐車場の情報を前記荷物の配達人に通知する駐車場管理システム。
  2. 前記駐車場に設置された撮影装置が撮影した車両の画像を認識して当該車両の識別情報を取得する
    請求項1に記載の駐車場管理システム。
  3. 前記駐車場の駐車スペースに駐車された車両を撮影可能に設置された撮影装置が撮影した車両の画像を認識して当該車両の識別情報を取得し、当該車両が駐車されている駐車スペースの情報を含む前記駐車場の情報を通知する
    請求項2に記載の駐車場管理システム。
  4. 前記荷物の配達人に対応付けられた通信装置に記憶されている、前記指定された車両を開錠するための開錠情報を当該車両に設けられた施錠装置に送信し、当該施錠装置が当該識別情報を前記通信装置から受信した場合に当該車両が開錠される
    請求項1から3のいずれか1項に記載の駐車場管理システム。
  5. 前記指定された車両が駐車される駐車場に配置されている精算機に当該車両を開錠するための開錠情報を送信し、前記荷物の配達人に対応付けられた通信装置に当該開錠情報を前記精算機が送信する
    請求項1から4のいずれか1項に記載の駐車場管理システム。
  6. 前記通信装置は前記指定された車両に設けられた施錠装置と通信可能であり、当該施錠装置が前記通信装置から前記開錠情報を受信した場合に当該車両が開錠される
    請求項5に記載の駐車場管理システム。
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