JP2003041232A - 感圧性接着剤及び感圧性接着テープ - Google Patents

感圧性接着剤及び感圧性接着テープ

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JP2003041232A
JP2003041232A JP2001230118A JP2001230118A JP2003041232A JP 2003041232 A JP2003041232 A JP 2003041232A JP 2001230118 A JP2001230118 A JP 2001230118A JP 2001230118 A JP2001230118 A JP 2001230118A JP 2003041232 A JP2003041232 A JP 2003041232A
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pressure
sensitive adhesive
acrylate
meth
glass
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JP2001230118A
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English (en)
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Taihei Sugita
大平 杉田
Hajime Nosetani
元 野世渓
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外力によって変形される時に応力緩和現象を
有効に発生させることにより、より強固な接着力を発生
させうる感圧性接着剤及び感圧性接着テープを提供す
る。 【解決手段】 炭素数2〜20のアルキル基を有するア
ルキル(メタ)アクリレートを主成分とし、これと共重
合可能なラジカル重合性モノマーとを光重合開始剤の存
在下に共重合したアクリル系ポリマー100重量部に対
し、表面がシリカ微粒子により被覆されたガラスバルー
ン又はガラスビーズ5〜50重量部が配合されてなるこ
とを特徴とする感圧性接着剤、及び、剥離性支持体の片
面又は非剥離性支持体の片面もしくは両面に上記の感圧
性接着剤層が形成されてなることを特徴とする感圧性接
着テープ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、接合材やシール材
として用いられる感圧性接着剤及び感圧性接着テープに
関する。
【0002】
【従来の技術】近年、住宅や建材分野に使用される接合
材料やシール材料においては、有機溶剤残分等の環境に
影響を与える成分の存在が問題視されている。特に住宅
などに使用される材料には、人体などへの影響をさける
ため、殆どの場合、VOC(揮発性有機物質)対策が施
されている。また、住宅や建材分野では、接合材料やシ
ール材料に耐候性も要求される。VOC対策としては、
接合材料やシール材料を非溶剤系にする場合が多く、そ
の一例として粘着性テープが使用されるようになってき
ている。このような粘着性テープの中で、耐候性も備え
たものとして、アクリル系単量体を紫外線塊状重合で重
合させたものを粘着剤として用いるものがある。
【0003】上記の粘着性テープは、VOC対策面及び
耐候性面では問題ないが、接着力が不十分であるという
問題があった。この問題を解決するために、特開昭53
−141346号公報では、このような接着剤にガラス
バルーンなどの充填材を配合させたものを用い、外力に
よって接着剤層が変形される時に応力緩和現象を発生さ
せることにより、より強固な接着力を発生させようとし
ている。
【0004】しかしながら、上記のような応力緩和現象
は配合される充填材によって程度差が生じ、必ずしも有
効な応力緩和が発生するとは限らないものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
に鑑みてなされたもので、外力によって変形される時に
応力緩和現象を有効に発生させることにより、より強固
な接着力を発生させうる感圧性接着剤及び感圧性接着テ
ープを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
(以下、「本発明1」と記す)による感圧性接着剤は、
エラストマー100重量部に対し、表面がシリカ微粒子
により被覆されたガラスバルーン又はガラスビーズ5〜
50重量部が配合されてなることを特徴とする。
【0007】請求項2に記載の発明(以下、「本発明
2」と記す)による感圧性接着剤は、上記本発明1の感
圧性接着剤において、ガラスバルーン又はガラスビーズ
の表面の25%以上がシリカ微粒子により被覆されてな
ることを特徴とする。
【0008】請求項3に記載の発明(以下、「本発明
3」と記す)による感圧性接着剤は、上記本発明1又は
2の感圧性接着剤において、エラストマーがアクリル系
ポリマーからなることを特徴とする。
【0009】請求項4に記載の発明(以下、「本発明
4」と記す)による感圧性接着剤は、上記本発明3の感
圧性接着剤において、アクリル系ポリマーが、炭素数2
〜20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレ
ートを主成分とし、これと共重合可能なラジカル重合性
モノマーとを光重合開始剤の存在下に共重合したもので
あることを特徴とする。
【0010】請求項5に記載の発明(以下、「本発明
5」と記す)による感圧性接着テープは、剥離性支持体
の片面に上記本発明1〜4のいずれか1つの感圧性接着
剤層が形成されてなることを特徴とする。
【0011】請求項6に記載の発明(以下、「本発明
6」と記す)による感圧性接着テープは、非剥離性支持
体の片面に上記本発明1〜4のいずれか1つの感圧性接
着剤層が形成されてなることを特徴とする。
【0012】又、請求項7に記載の発明(以下、「本発
明7」と記す)による感圧性接着テープは、非剥離性支
持体の両面に上記本発明1〜4のいずれか1つの感圧性
接着剤層が形成されてなることを特徴とする。
【0013】本発明でいうエラストマーとは、接着性を
有する、弾力性の顕著な高分子材料をいい、例えば、ア
クリル系ポリマー、ゴム系ポリマー等が挙げられ、特に
アクリル系ポリマーが好ましい。
【0014】上記アクリル系ポリマーとしては、アルキ
ル(メタ)アクリレートを重合又は共重合して得られる
ポリアルキル(メタ)アクリレートを主成分とするポリ
マーが挙げられ、アルキル(メタ)アクリレートと共重
合可能なラジカル重合性モノマーとの共重合体でもよ
い。
【0015】上記のアルキル(メタ)アクリレートとし
ては、炭素数が2〜20のアルキル基を有するアルキル
(メタ)アクリレートが特に好ましく、例えば、エチル
(メタ)アクリレート、n−ブチル(メタ)アクリレー
ト、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、イソオ
クチル(メタ)アクリレート、n−オクチル(メタ)ア
クリレート、イソノニル(メタ)アクリレート、ラウリ
ル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アク
リレート、n−ステアリル(メタ)アクリレート、イソ
ステアリル(メタ)アクリレート、セチル(メタ)アク
リレート、n−ヘプタデシル(メタ)アクリレート、n
−ヘキサデシル(メタ)アクリレート、n−ペンタデシ
ル(メタ)アクリレート、n−オクタデシル(メタ)ア
クリレート、n−ノナデシル(メタ)アクリレート、n
−エイコシル(メタ)アクリレート等が挙げられる。上
記アルキル(メタ)アクリレートは単独で使用されても
よいし、二種以上が併用されてもよい。尚、本発明で言
う(メタ)アクリレートとはアクリレート又はメタクリ
レートを意味する。
【0016】上記共重合可能なラジカル重合性モノマー
としては、例えば、(メタ)アクリル酸、マレイン酸、
フマル酸、イタコン酸等のカルボキシル基含有モノマー
及びその無水物、(メタ)アクリロニトリル、N−ビニ
ルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、アクリロイ
ルモルホリン、(メタ)アクリルアミド、ジメチルアミ
ノエチル(メタ)アクリレート、ジエチルアミノエチル
(メタ)アクリレート、ジメチルアミノプロピルアクリ
ルアミド、N−ビニルアセトアミド等の窒素含有モノマ
ー、2−ヒドロキシ(メタ)アクリレート、2−ヒドロ
キシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロ
ピル(メタ)アクリレート、4−ヒドロキシブチル(メ
タ)アクリレート、カプロラクトン変性(メタ)アクリ
レート等の酸素含有モノマー、アシッドホスホキシエチ
ル(メタ)アクリレート、3−クロロ−2−アシッドホ
スホキシジプロピル(メタ)アクリレート等の燐酸基含
有モノマー等が挙げられる。
【0017】上記アクリル系ポリマーとしては、炭素数
2〜20のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリ
レートを主成分とし、これと共重合可能なラジカル重合
性モノマーとを光重合開始剤の存在下に共重合したもの
が、特に適している。
【0018】上記ゴム系ポリマーとしては、天然ゴムや
合成ゴムが挙げられ、合成ゴムとしては、クロロプレン
ゴム、NBR、SBR、イソブチレンゴムやスチレン−
イソプレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−ブ
タジエン−スチレンブロック共重合体及びこれらの水添
物等が挙げられる。
【0019】本発明の感圧性接着剤において、エラスト
マーには粘着力を付与するために種々の粘着付与樹脂を
添加してもよい。粘着付与樹脂としては、上記アルキル
(メタ)アクリレートに対する相溶性又は非相溶性は特
に限定されるものではなく、例えば、脂環族系石油樹
脂、ジシクロペンタジエン系水添石油樹脂、脂肪族系水
添石油樹脂、水添テルペン樹脂等が挙げられる。
【0020】上記脂環族系石油樹脂としては、例えば、
荒川化学工業社から商品名「アルコンPシリーズ」(具
体例として、「アルコンP−70」、「アルコンP−9
0」、「アルコン−P100」、「アルコンP−12
5」、「アルコンP−140」)、「アルコンMシリー
ズ」で、理化ハーキュレス社から商品名「リガライトR
−90」、「リガライトR−100」、「リガライトR
−125」で市販されている。
【0021】又、上記ジシクロペンタジエン系水添石油
樹脂としては、例えば、トーネックス社から商品名「エ
スコレッツ5000シリーズ」、「エスコレッツECR
−299D」、「エスコレッツECR−228B」、
「エスコレッツECR−143H」、「エスコレッツE
CR−327」で、出光石油化学社から商品名「アイマ
ープ」で市販されている。
【0022】更に、上記脂肪族系水添石油樹脂として
は、例えば、丸善石油化学社から商品名「マルカレッツ
H」で市販され、加えて、上記水添テルペン樹脂として
は、例えば、ヤスハラケミカル社から商品名「クリアロ
ン P、M、Kシリーズ」で市販されている。
【0023】そして、上記粘着付与樹脂の添加量は、多
いと、ポリマーの高温における保持力が低下することが
あるので、例えばエラストマーがアクリル系ポリマーの
場合には、ポリマー100重量部に対して70重量部以
下が好ましく、1〜70重量部がより好ましい。
【0024】上記粘着付与樹脂がアクリル系ポリマー作
製時のアルキル(メタ)アクリレートに対して相溶性が
低い場合は、ポリマー作製時に相溶化剤を用いることに
より均一な感圧性接着剤とするのが好ましい。このよう
な相溶化剤としては、例えば、ポリブタジエンやポリイ
ソプレン等の炭化水素系鎖状セグメントの末端に、他の
重合性モノマーと共重合可能なラジカル重合性不飽和二
重結合を有するものが挙げられる。なお、炭化水素系鎖
状セグメントは耐候性の観点から水素添加により飽和さ
れていてもよく、又、上記ラジカル重合性不飽和二重結
合としては、ビニル基、(メタ)アクリロイル基、スチ
リル基、アリル基等が挙げられる。
【0025】詳細には、上記相溶化剤としては、イソプ
レンやブタジエン等のジエン系モノマー等のアニオン重
合性モノマーを、ブチルリチウム等のアルカリ金属系開
始剤を用いてアニオンリビング重合処理し、得られたリ
ビングポリマーと、p−ビニルベンジルクロリドの如き
ハロゲン及びラジカル重合性不飽和二重結合を有する化
合物とを反応させて得られる化合物;上記リビングポリ
マーとエチレンオキシドとを反応させた後、これにアク
リル酸クロリドやメタクリル酸クロリド等の酸ハライド
を反応させて得られる化合物;カルボニル化合物(キレ
ート剤)を含むバナジウム触媒成分と周期律表第I族乃
至第III 族金属の有機金属化合物とからなる重合触媒の
存在下、低温にてプロピレンを重合し、得られた活性末
端を有するポリプロピレン重合体を芳香族ジビニル化合
物と反応させ、次いで、プロトン供与体又はハロゲンと
反応させて得られる下記式(1)に示した化合物等が挙
げられる。
【0026】
【化1】
【0027】但し、R1 は水素原子又は炭素数3以下の
アルキル基、R2 は水素原子又はハロゲン原子、n=1
0〜10,000の整数であり、ベンゼン環における置
換基の相対位置はo−、m−、p−の位置の何れでもよ
い。
【0028】ポリマー作製時に上記相溶化剤を用いて重
合させると、上記相溶化剤は、そのラジカル重合性不飽
和二重結合部分において上記アルキル(メタ)アクリレ
ートと共重合することによりポリ(メタ)アクリル酸エ
ステル主鎖から上記相溶化剤を構成する炭化水素系鎖状
セグメントが枝分かれしたグラフト共重合体が得られ
る。
【0029】そして、上記グラフト共重合体の枝分かれ
重合体部分を構成する上記相溶化剤の炭化水素系鎖状セ
グメントが、上記重合の際における上記アルキル(メ
タ)アクリレートと上記粘着付与剤との相溶性を改善
し、たとえ上記粘着付与剤が多量に添加されていても上
記粘着付与剤が上記の重合を阻害するのを大幅に低減さ
せ重合速度を向上させるとともに、得られる重合体中に
おける残存するモノマー量の低減を図ることができる。
【0030】上記相溶化剤の炭化水素系鎖状セグメント
の数平均分子量は、高いと、ラジカル重合性モノマーの
重合速度が低下することがあり、又、低いと、アルカリ
(メタ)アクリレートと粘着付与樹脂との相溶性を向上
させる効果が発現しにくいので、1,000〜50,0
00が好ましく、2,000〜30,000がより好ま
しい。
【0031】上記相溶化剤の使用量は、多いと、得られ
る重合体中における未反応の相溶化剤量が増加して重合
体のアルキル(メタ)アクリレート由来の物性が得られ
なくなったり、経済的にも不利であり、又、少ないと、
上記アルキル(メタ)アクリレートと上記粘着付与剤と
の相溶効果が低減して重合速度が低下することがあるの
で、アルキル(メタ)アクリレート100重量部に対し
て5〜50重量部が好ましい。
【0032】本発明の感圧性接着剤において、エラスト
マーとしてアクリル系ポリマーを用いる場合、ポリマー
の凝集力を高めるために架橋をしてもよい。この架橋に
際しては架橋剤や架橋性モノマーを用いる。
【0033】上記架橋剤としては特に限定されず、例え
ば、イソシアネート系架橋剤、エポキシ系架橋剤、アジ
リジン系架橋剤、メラミン系架橋剤等が挙げられる。
【0034】上記架橋性モノマーとしては、例えば、ヘ
キサンジオールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)エチ
レングリコールジ(メタ)アクリレート、(ポリ)プロ
ピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチ
ルグリコールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリ
トールジ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトール
トリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパント
リメタクリレート、(メタ)アクリル酸アリル、(メ
タ)アクリル酸ビニル、ジビニルベンゼン、エポキシア
クリレート、ポリエステルアクリレート、ウレタンアク
リレート等が挙げられる。
【0035】上記架橋剤又は架橋性モノマーの使用量
は、少ないと、架橋度が不足して必要な凝集力が得られ
なくなり接着力が低下し、又、多いと、架橋密度が高く
なりすぎて得られるポリマーがもろくなり、接着性が失
われるとともに、大きな変形に追随しなくなるため、ア
ルキル(メタ)アクリレート100重量部に対し0.0
1〜5重量部が好ましく、0.02〜3重量部がより好
ましい。
【0036】本発明の感圧性接着剤において、エラスト
マーとして、炭素数2〜20のアルキル基を有するアル
キル(メタ)アクリレートを主成分とし、これと共重合
可能なラジカル重合性モノマーとを光重合開始剤の存在
下に共重合したアクリル系ポリマーが用いられる場合に
ついて以下説明する。
【0037】上記光重合開始剤としては、従来から光重
合の際に使用されている一般的な開始剤が使用でき、例
えば、2−ヒドロキシ−2−メチル−1−フェニルプロ
パン−1−オン(例えば、メルク社製、商品名「ダロキ
ュア1173」)、2,2−ジメトキシ−1,2−ジフ
ェニルエタン−1−オン(例えば、チバスペシャルティ
ケミカルズ社製、商品名「イルガキュア651」)、1
−ヒドロキシ−シクロヘキシル−フェニルケトン(例え
ば、チバスペシャルティケミカルズ社製、商品名「イル
ガキュア184」)、2,2−ジメチル−2−フェニル
アセトフェノン、4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニル(2−ヒドロキシ−2−プロピル)ケトン(例え
ば、メルク社製、商品名「ダロキュア2959」)、メ
トキシアセトフェノン等のアセトフェノン系光ラジカル
開始剤;ベンジルメチルケタール等のケタール系光ラジ
カル開始剤;ハロゲン化ケトン、アシルフォスフィノキ
シド、アシルホスフォナート等が挙げられる。
【0038】上記光重合開始剤の使用量は、少ないと、
重合転化率が低下し、モノマー臭の強い重合物しか得ら
れなくなり、又、多いと、ラジカルの発生量が多くな
り、得られるアクリル系ポリマーの分子量が低下して必
要な凝集力を得られないことがあるので、アルキル(メ
タ)アクリレート100重量部に対し0.01〜5重量
部が好ましく、0.05〜3重量部がより好ましい。
【0039】次に、上記の光重合する方法は、従来公知
の任意の方法が採用されてよく、例えば、上記アルキル
(メタ)アクリレート、ラジカル重合性モノマー及び光
重合開始剤に、必要に応じて上記架橋性モノマー、更
に、必要に応じてその他の添加剤を添加してなる組成物
を離型紙上に塗布し、低圧水銀灯、中圧水銀灯、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、ケミカルランプ、ブラックライト
ランプ、マイクロウエーブ励起水銀灯、メタルハライド
ランプ等の450nm以下の波長の光を発光し得るラン
プで光を照射することにより重合する方法が挙げられ、
光重合開始剤の活性波長領域を効率良く発光させるとと
もに光重合開始剤以外の光吸収が少なく内部まで光が透
過し高膜厚を形成することができるケミカルランプを用
いて重合する方法が好ましい。この時の光の照射強度
は、得られるポリマーの重合度を左右する要因であり、
目的とする感圧性接着剤の性能毎に、適宜、制御される
べきであるが、通常アセトフェノン基を有する開裂型の
開始剤を使用した場合は、開始剤の光分解に有効な波長
領域の光強度は0.1〜100mW/cm2 が好まし
い。上記重合開始剤の光分解に有効な波長領域は、重合
開始剤の種類により異なるが、通常、365〜420n
mである。
【0040】上記の光重合は空気中の酸素及び光重合性
組成物に溶解する酸素によって反応が阻害されるので、
光照射は酸素による阻害を除くことのできる手法により
実施する必要がある。その手法としては、光重合を窒素
や炭酸ガスのような不活性ガス雰囲気(酸素濃度は50
00ppm以下が好ましく、より好ましくは300pp
m以下である。)で行う方法、光重合性組成物層を離型
処理されたポリエチレンテレフタレート、ポリテトラフ
ルオロエチレン等のフィルムで覆い、光をこのフィルム
を介して照射する方法等が挙げられる。
【0041】本発明の感圧性接着剤には、表面がシリカ
微粒子により被覆されたガラスバルーン又はガラスビー
ズが配合される。上記のガラスバルーン又はガラスビー
ズの化学的組成としては、特に限定されず、例えば、硼
珪酸ガラス等がある。
【0042】ガラスバルーン又はガラスビーズをシリカ
微粒子により被覆する理由は以下の通りである。通常、
ガラスバルーン又はガラスビーズはその粒子自体が凝集
する(ブロッキング現象)傾向が強く、そのままでは感
圧性接着剤に配合しても個々の粒子の性能を十分に発揮
させることができない。シリカ微粒子はガラス表面と近
い材質であるのでガラスバルーン又はガラスビーズと分
離することなく被覆することができブロッキング防止効
果を発揮し、感圧性接着剤に配合するとガラスバルーン
又はガラスビーズの個々の粒子の性能を十分に発揮させ
ることができるようになる。
【0043】本発明の感圧性接着剤における、上記の表
面がシリカ微粒子により被覆されたガラスバルーン又は
ガラスビーズの配合量は、少なくなると、有効な応力緩
和を発生させることができなくなり、また、多過ぎても
有効な応力緩和を発生させることができなくなるので、
エラストマー100重量部に対し、5〜50重量部に限
定される。上記のガラスバルーンの場合は、比重が小さ
いので5〜15重量部が好ましく、上記のガラスビーズ
の場合は、10〜40重量部が好ましい。
【0044】表面がシリカ微粒子により被覆されたガラ
スバルーン又はガラスビーズを得るには、ガラスバルー
ン又はガラスビーズとシリカ微粒子を混合すればよい。
上記のガラスバルーン又はガラスビーズを得るためのシ
リカ微粒子の比表面積は、小さくなると、シリカ微粒子
の粒径が大きくなって表面を有効に被覆することができ
ず、ブロッキング防止効果がでにくくなり、また、大き
くなり過ぎると、シリカ微粒子の粒径が小さすぎるため
に被覆面積を稼ぐためには、かなりの量を使用しなけれ
ばならなくなるので、150〜500m2 /gが好まし
い。
【0045】表面がシリカ微粒子により被覆されたガラ
スバルーン又はガラスビーズの粒径としては、小さくな
ると感圧性接着剤の変形時に有効に応力緩和を発生させ
ることができにくくなり、また、大きすぎても有効な応
力緩和を発生させることができにくくなるので、10〜
100μmが好ましい。
【0046】ガラスバルーン又はガラスビーズの表面が
シリカ微粒子により被覆される割合は、大きければ大き
いほど好ましい。この被覆割合が小さ過ぎると、感圧性
接着剤層の変形時に有効に応力緩和を発生させることが
できにくくなるので、好ましくは10%以上、より好ま
しくは25%以上が被覆されていることが望ましい。逆
に、被覆割合が大き過ぎてもエラストマー層とガラスバ
ルーン又はガラスビーズが完全に隔離されたようになり
やすく、応力緩和が弱まることになるので、80%以下
が好ましい。
【0047】本発明5の感圧性接着テープは、剥離性支
持体の片面に本発明1〜4のいずれか1つの感圧性接着
剤層が形成されてなることを特徴とする。本発明6の感
圧性接着テープは、非剥離性支持体の片面に本発明1〜
4のいずれか1つの感圧性接着剤層が形成されてなるこ
とを特徴とする。本発明7の感圧性接着テープは、非剥
離性支持体の両面に本発明1〜4のいずれか1つの感圧
性接着剤層が形成されてなることを特徴とする。
【0048】上記非剥離性支持体は、従来感圧性接着テ
ープに用いられてきたもののいずれも使用可能であり、
例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニ
ル、酢酸ビニル−塩化ビニル共重合体、エチレン−酢酸
ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル−一酸化炭素共
重合体、エチレン−ブチルアクリレート−一酸化炭素共
重合体、ポリ塩化ビニリデン、ポリウレタン、ナイロ
ン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート等の樹脂フィルム、アルミニウムシート、織
布、不織布など、及びこれらの積層シートが挙げられ
る。
【0049】上記剥離性支持体は、従来感圧性接着テー
プに用いられてきたもののいずれも使用可能であり、例
えば、上記非剥離性支持体として列挙したものに、シリ
コーン系剥離剤や長鎖アルキルペンダント型剥離剤等を
塗布したものが挙げられる。
【0050】
【作用】本発明で用いられるガラスバルーン又はガラス
ビーズはその粒子自体が凝集する傾向が強く、そのまま
では感圧性接着剤に配合されても個々の粒子の性能を十
分に発揮させることはできない。その為に、凝集防止の
ためにブロッキング防止材で表面処理する必要がある。
本発明では、ガラス表面と近い材質であるシリカ微粒子
を用いてガラスバルーン又はガラスビーズの表面を被覆
するので、分離することなく被覆することができブロッ
キング防止効果を発揮することができる。
【0051】また、本発明により感圧性接着剤に高強度
を発現させる応力緩和現象とは次のようなものである。
図1(a)のように、被着体2及び被着体3を接着する
感圧性接着剤層1中に、表面がシリカ微粒子により被覆
されたガラスバルーン又はガラスビーズ4が存在する状
態で、矢印のように剥離変形の外力が加えられると、図
1(b)のように、感圧性接着剤層1は変形する。する
と、図1(c)に拡大して示す(図1(b)に○印で囲
んだ部分を拡大)ように、感圧性接着剤層1中の、表面
がシリカ微粒子により被覆されたガラスバルーン又はガ
ラスビーズ4とそれをとりまく感圧性接着剤層1とが剥
離を起こし(ボイド現象;猫の目のように剥がれて空隙
5を作ること)、変形量を多くすることにより応力を緩
和する現象のことであり、これにより耐外部応力性が高
まり高強度を発現することができる。本発明ではその応
力緩和現象を有効に発現させるために上述のようにガラ
スバルーン又はガラスビーズ表面にシリカ微粒子を被覆
している。このことによりボイドを容易に発生させるこ
とができる。これは、ガラス表面と近い組成であるシリ
カ微粒子は通常はガラスバルーン又はガラスビーズ表面
を被覆しているが、感圧性接着剤層が変形されると、ガ
ラスバルーン又はガラスビーズ表面から簡単に剥ぎ取ら
れボイドを発生させることができるからである。
【0052】
【実施例】(実施例1)n−ブチルアクリレート93重
量部、アクリル酸7重量部、シリカ微粒子被覆ガラスバ
ルーンA(東海工業社製、商品名「セルスター Z−2
7」、平均粒径30μm、シリカの比表面積 228m
2 /g、シリカ被覆率 40%)10重量部、ヘキサン
ジオールジアクリレート0.08重量部及び2,2−ジ
メトキシ−1,2−ジフェニルエタン−1−オン(チバ
スペシャルティケミカルズ社製、商品名「イルガキュア
651」)0.1重量部をセパラブルフラスコに供給し
て均一に拡散するまで攪拌した後、セパラブルフラスコ
内を窒素置換することによって溶存酸素を除去した。
【0053】次に、ブラックライトランプを用いて上記
の原料組成物に光を照射したところ、原料組成物の温度
が上昇するとともに、粘度が上昇した。そこで、原料組
成物の温度が5℃上昇したところで光照射を止めた。そ
の結果、得られた部分光重合増粘組成物の転化率は3.
7%、粘度2.2Pa・sであった。
【0054】次に、この部分光重合増粘組成物を離型処
理がされた厚さ38μmのポリエチレンテレフタレート
フィルムの離型処理面上に重合終了後の厚みが0.5±
0.1mmとなるように塗布し、更に、その上に上記と
同様のポリエチレンテレフタレートフィルムをその離型
処理面が内側となるようにカバーした。次に、ケミカル
ランプを用いて、上記のカバーされたポリエチレンテレ
フタレートフィルム上の照射強度が10mW/cm2
なるようにランプ高さを調整し、8分間光照射して感圧
性接着剤を得た。又、得られた感圧性接着剤中の残存モ
ノマーは0.1重量%未満であった。そして、得られた
感圧性接着剤を25mm巾×長さ40mmに裁断して感
圧性接着剤Aとした。
【0055】(実施例2)シリカ微粒子被覆ガラスバル
ーンAの代わりに、シリカ微粒子被覆ガラスバルーンB
(東海工業社製、商品名「セルスターT−36」、平均
粒径 30μm、シリカ比表面積 128m2 /g、シ
リカ被覆率 15%)を用いた以外は実施例1と同様に
して感圧性接着剤Bを作製した。
【0056】(比較例1)ガラスバルーンAの代わり
に、シリカ微粒子で被覆していないガラスバルーンC
(平均粒径 30μm)を用いた以外は実施例1と同様
にして感圧性接着剤Cを作製した。
【0057】(評価方法) 1)ガラスバルーン表面のシリカ微粒子被覆率測定方法 電子顕微鏡によりガラスバルーン表面を2000倍に拡
大した写真にとり、その表面の被覆部分と非被覆部分の
合計に対する、被覆部分の割合より算出した。被覆率算
出方法:ガラスバルーン表面写真の、ある一定面積の重
さW1を測定した後、被覆部分を切り出し、その重さW
2を測定し、W2÷W1×100(%)で算出。
【0058】2)接着力 実施例及び比較例に示した感圧性接着剤の接着力を評価
した。評価はJISZ 0237−2000の10の5
項の90°引き剥がし法に準じた。測定サンプル作製:
実施例及び比較例で作製した25mm巾×長さ40mm
の感圧性接着剤をまずコロナ処理した厚み50μmのポ
リエチレンテレフタレートフィルムに貼付した後、30
mm巾×100mm長さのSUS304板に2kgロー
ラーで1往復圧着させて作製した。
【0059】それぞれの評価結果を表1に示した。
【0060】
【表1】
【0061】
【発明の効果】本発明の感圧性接着剤は、上記の如き構
成を有するので、外力によって接着剤層が変形される時
に応力緩和現象を有効に発生させることにより、より強
固な接着力を発生させうる。本発明の感圧性接着テープ
は、上記の如き構成を有するので、外力によって変形さ
れる時に応力緩和現象を有効に発生させることにより、
より強固な接着力を発生させうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は応力緩和現象の模式的な説明図であり、
図1(a)は感圧性接着剤層に、剥離変形の外力が加え
られる前の状態、図1(b)は、感圧性接着剤層に外力
が加えられ変形した状態、図1(c)は図1(b)の部
分的拡大図である。
【符号の説明】
1 感圧性接着剤層 2,3 被着体 4 シリカ微粒子により表面被覆されたガラスバル
ーン又はガラスビーズ 5 空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 133/00 C09J 133/00 Fターム(参考) 4J004 AA05 AA10 AA18 AB01 CA03 CA04 CA05 CA06 CA08 CB01 CC02 CC03 DA04 DB03 EA05 FA08 FA10 GA01 4J037 AA30 CA24 DD05 DD07 EE03 EE28 FF23 4J040 CA011 CA071 CA081 CA151 DA131 DB051 DF041 DF051 DF081 DM011 HA301 HA341 JA09 JB09 KA03 KA07 KA42 LA06

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エラストマー100重量部に対し、表面
    がシリカ微粒子により被覆されたガラスバルーン又はガ
    ラスビーズ5〜50重量部が配合されてなることを特徴
    とする感圧性接着剤。
  2. 【請求項2】 ガラスバルーン又はガラスビーズの表面
    の25%以上がシリカ微粒子により被覆されてなること
    を特徴とする請求項1記載の感圧性接着剤。
  3. 【請求項3】 エラストマーがアクリル系ポリマーから
    なることを特徴とする請求項1又は2記載の感圧性接着
    剤。
  4. 【請求項4】 アクリル系ポリマーが、炭素数2〜20
    のアルキル基を有するアルキル(メタ)アクリレートを
    主成分とし、これと共重合可能なラジカル重合性モノマ
    ーとを光重合開始剤の存在下に共重合したものであるこ
    とを特徴とする請求項3記載の感圧性接着剤。
  5. 【請求項5】 剥離性支持体の片面に請求項1〜4のい
    ずれか1項に記載の感圧性接着剤層が形成されてなるこ
    とを特徴とする感圧性接着テープ。
  6. 【請求項6】 非剥離性支持体の片面に請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の感圧性接着剤層が形成されてなる
    ことを特徴とする感圧性接着テープ。
  7. 【請求項7】 非剥離性支持体の両面に請求項1〜4の
    いずれか1項に記載の感圧性接着剤層が形成されてなる
    ことを特徴とする感圧性接着テープ。
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