JPH10183085A - 粘着剤組成物及び粘着加工品 - Google Patents

粘着剤組成物及び粘着加工品

Info

Publication number
JPH10183085A
JPH10183085A JP20608497A JP20608497A JPH10183085A JP H10183085 A JPH10183085 A JP H10183085A JP 20608497 A JP20608497 A JP 20608497A JP 20608497 A JP20608497 A JP 20608497A JP H10183085 A JPH10183085 A JP H10183085A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
monomer
sensitive adhesive
pressure
meth
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP20608497A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomomoto Toda
智基 戸田
Juichi Watanabe
重一 渡辺
Motoi Nagano
基 長野
Juichi Fukaya
重一 深谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP20608497A priority Critical patent/JPH10183085A/ja
Publication of JPH10183085A publication Critical patent/JPH10183085A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高発泡倍率のフォーム基材への密着性に優
れ、かつ、耐熱性に優れたアクリル系粘着剤組成物、及
び、それを用いた粘着加工品を提供する。 【解決手段】 アルキル基の炭素数が2〜18である
(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー(A−
1)59.5〜98.99重量%、分子中に水酸基を含
有し、上記(A−1)とラジカル共重合可能であるビニ
ル系モノマー(A−2)0.01〜0.5重量%、一般
式(1)で表される重合性ポリマー(A−3)1〜10
重量%、及び、上記(A−1)と共重合可能であるビニ
ル系モノマー(A−4)0〜30重量%をラジカル共重
合することにより得られるアクリル系共重合体(A)1
00重量部、軟化点が120〜145℃である粘着付与
樹脂(B)2〜30重量部、並びに、イソシアネート系
架橋剤(C)0.01〜5重量部からなる粘着剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡体基材への密
着性及び耐熱性に優れたアクリル系粘着剤組成物及びそ
れを用いた粘着加工品に関する。
【0002】
【従来の技術】粘着テープ、粘着シート等の粘着加工品
は基材の表面に粘着剤組成物を積層して、両面粘着テー
プ、発泡体粘着テープ等としたものが一般的であり、建
材、家電製品、自動車用緩衝材、すき間テープ等の用途
に幅広く用いられている。
【0003】このような粘着加工品用の粘着剤組成物と
しては、耐候性、耐久性、耐熱性、耐寒性、耐水性等に
優れている点でアクリル樹脂を主体とする溶剤型粘着剤
組成物が多く使用されている。近年、このような粘着加
工品の用途拡大に伴い、用いられるアクリル系粘着剤組
成物の諸特性についてもより高度なものが要求されるよ
うになっている。
【0004】各種ゴム系発泡体を基材とする粘着テープ
は、基材が多孔質であるため粘着剤組成物溶液を発泡体
基材に直接塗工するのは困難であり、粘着剤組成物溶液
を離型紙等に一旦塗工して乾燥した後、発泡体基材に圧
着転写する製造方法が一般に行われている。しかし、ウ
レタン発泡体等の発泡倍率の大きい基材にこの方法を使
用した場合には、転写による接着面積が不足し、粘着剤
組成物層の発泡体基材への密着性が低くなる等の問題点
がある。
【0005】特開平3−281587号公報には、アク
リル系重合体及び粘着付与樹脂を主成分として含有する
アクリル系粘着剤組成物において、粘着付与樹脂が樹脂
酸及び多価アルコールを反応させて得られる樹脂酸エス
テルであり、この樹脂酸エステルの水酸基価が50〜1
00であるアクリル系粘着剤組成物が諸特性に優れてい
ることが開示されているが、このアクリル系粘着剤組成
物はウレタン発泡体等の発泡倍率の大きい基材に使用し
た場合には、転写による接着面積が不足し、基材への密
着性が低くなる。
【0006】上記問題点を解決する方法としては、アク
リル系粘着剤組成物に単純に液状成分や軟化点の低い粘
着付与樹脂を添加することにより、粘着剤組成物乾燥皮
膜の弾性率を下げる方法があるが、この方法では粘着剤
組成物の耐熱性が低下する等の欠点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記に鑑み、
高発泡倍率の基材への密着性に優れ、かつ、耐熱性に優
れたアクリル系粘着剤組成物、及び、それを用いた粘着
加工品を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の粘着剤
組成物(以下「本発明1」という)は、アルキル基の炭
素数が2〜18である(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルモノマー(X−1)59.5〜98.99重量%、
分子中に水酸基を含有し、上記(メタ)アクリル酸アル
キルエステルモノマー(X−1)とラジカル共重合可能
であるビニル系モノマー(X−2)0.01〜0.5重
量%、下記一般式(1);
【0009】
【化3】
【0010】(式中、R1 は水素又はメチル基を表す。
2 は重量平均分子量が2000〜5万であり、ガラス
転移温度が−30℃以下である非重合性ポリマーを表
す。)で表される重合性ポリマー1〜10重量%、及
び、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー
(X−1)と共重合可能であるビニル系モノマー(X−
3)0〜30重量%をラジカル共重合することにより得
られるアクリル系共重合体(A)100重量部、軟化点
が120〜145℃である粘着付与樹脂(B)2〜30
重量部、並びに、イソシアネート系架橋剤(C)0.0
1〜5重量部とからなり、酢酸エチルに対する不溶分率
が20〜50重量%であることを特徴とするものであ
る。
【0011】請求項2記載の粘着剤組成物(以下「本発
明2」という)は、請求項1記載のアクリル系共重合体
100重量部と、軟化点120〜160℃であるロジン
エステル系粘着付与樹脂(B−1)2〜20重量部、液
状粘着付与樹脂(B−2)0.1〜5重量部、並びに、
イソシアネート系架橋剤0.01〜5重量部とからなる
ことを特徴とするものである。
【0012】請求項3記載の粘着剤組成物(以下「本発
明3」という)は、請求項1又は請求項2記載の粘着剤
組成物であって、アクリル系共重合体(A)が、一分子
内に2個以上のペルオキシ結合を有する過酸化物(Z)
を開始剤として、下記モノマー混合物(X)又はモノマ
ー混合物(Y)のいずれか一方の混合物を加えて一段目
の重合を行い、次いで、これに一段目の重合で使用しな
かったモノマー混合物(X)又は(Y)を加えて二段目
の重合を行うことにより得られたものであることを特徴
とするものである。
【0013】ここで、モノマー混合物(X)は、アルキ
ル基の炭素数が2〜18である(メタ)アクリル酸アル
キルエステルモノマー(X−1)59.5〜98.99
重量%と、分子中に水酸基を含有しアクリル酸アルキル
エステルモノマー(X−1)とラジカル共重合可能であ
るビニル系モノマー(X−2)0.01〜0.5重量%
と、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー
(X−1)とラジカル共重合可能であるビニル系モノマ
ー(X−3)0〜30重量%とからなる。
【0014】モノマー混合物(Y)は、単独重合体とし
たときのガラス転移温度が−30℃以下である(メタ)
アクリル酸アルキルエステルモノマー(Y−1)70〜
100重量%と、上記(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルモノマー(Y−1)とラジカル共重合可能であるビ
ニル系モノマー(Y−2)0〜30重量%とからなる。
【0015】請求項4記載の粘着剤組成物は、請求項1
乃至請求項3のいずれかに記載の粘着剤組成物であっ
て、モノマー混合物(X)とモノマー混合物(Y)との
重量比率(X)/(Y)が70〜99/1〜30で用い
られたものである。
【0016】請求項5記載の粘着加工品は、請求項1乃
至請求項4記載の粘着剤組成物の少なくとも1種が他の
物品に積層されてなることを特徴とするものである。
【0017】以下に本発明を詳述する。アクリル系共重
合体(A)を構成する(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルモノマー(X−1)としては特に限定されず、例え
ば、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸n
−ブチル、(メタ)アクリル酸2−エチルヘキシル、
(メタ)アクリル酸n−オクチル、(メタ)アクリル酸
イソオクチル、(メタ)アクリル酸ラウリル等が挙げら
れる。好適には(メタ)アクリル酸n−ブチル、(メ
タ)アクリル酸2−エチルヘキシル等が用いられる。
【0018】又、ビニル系モノマー(X−2)としては
特に限定されず、例えば、(メタ)アクリル酸2−ヒド
ロキシエチル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロ
ピル、(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシブチル等が挙
げられる。
【0019】一般式(1)で表される重合性ポリマーは
マクロモノマーであり、一方の末端に重合性の(メタ)
アクリレート基を有し、他方の末端に非重合性のポリマ
ーセグメントR2 を有するものである。
【0020】上記R2 で表される非重合性ポリマーセグ
メントは重量平均分子量2000〜5万であり、ガラス
転移温度が−30℃以下である。重量平均分子量が小さ
くなりすぎると高温における粘着剤組成物の弾性率まで
も小さくなりすぎ、耐熱性、耐クリープ性が低下する。
また、重量平均分子量が大きくなりすぎると重合性ポリ
マーの反応性が低下するので上記範囲に限定される。好
ましくは3000〜2万である。更に、ガラス転移温度
が−30℃を超えると常温における粘着剤組成物の弾性
率が大きく、発泡体基材への密着性が低下するので上記
範囲に限定される。
【0021】非重合性ポリマーセグメントR2 の好適な
ものとしては、例えば、ポリn−ブチルアクリレート、
ポリ2−エチルヘキシルアクリレート等が挙げられる。
【0022】上記ビニル系モノマー(X−3)としては
特に限定されず、例えば、(メタ)アクリル酸メチル、
(メタ)アクリル酸ベンジル、(メタ)アクリル酸シク
ロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メ
タ)アクリルアミド、(メタ)アクリロニトリル、N−
ビニルピロリドン、酢酸ビニル、スチレン、(メタ)ア
クリル酸、無水マレイン酸、イタコン酸、クロトン酸等
が挙げられる。
【0023】(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノ
マー(X−1)が59.5重量%未満であるとタックが
低下し、98.99重量%を超えると凝集力が低下し、
耐熱性、耐クリープ性が悪くなるので上記範囲に限定さ
れる。ビニル系モノマー(X−2)が0.01重量%未
満であると架橋が不充分となり、耐熱性、耐クリープ性
が低下し、0.5重量%を超えると架橋しすぎてタック
や粘着力が低下するので上記範囲に限定される。
【0024】重合性ポリマーが1重量%未満であると常
温における弾性率が高く発泡体基材への密着性が低下
し、10重量%を超えると高温における弾性率までも大
きく低下させるため耐熱性が低下するので上記範囲に限
定される。ビニル系モノマー(X−3)が30重量%を
超えると粘着剤組成物が硬くなりタック、粘着力が低下
するので上記範囲に限定される。
【0025】本発明1の粘着剤組成物は、上記アクリル
系共重合体(A)100重量部と、軟化点が120〜1
45℃である粘着付与樹脂(B)2〜30重量部、及
び、イソシアネート系架橋剤(C)0.01〜5重量部
からなる。
【0026】上記粘着付与樹脂(B)は軟化点が120
〜145℃のものである。120℃未満であると粘着剤
組成物の高温付近の弾性率が低く耐熱性が悪く、145
℃を超えると粘着剤組成物の常温付近の弾性率が高くな
り発泡体基材への密着性が低下するので上記範囲に限定
される。好ましくは125〜140℃である。
【0027】粘着付与樹脂(B)としては特に限定され
ず、ロジン系樹脂、テルペンフェノール系樹脂、石油樹
脂等が挙げられるが、粘着物性のバランスに優れる点か
ら、好適にはロジン系樹脂が用いられる。例えば、スー
パーエステルA100(荒川化学工業社製、軟化点10
0℃)、スーパーエステルA115(荒川化学工業社
製、軟化点115℃)、スーパーエステルA125(荒
川化学工業社製、軟化点125℃)、ペンセルD125
(荒川化学工業社製、軟化点125℃)、ペンセルD1
35(荒川化学工業社製、軟化点135℃)、ペンセル
D160(荒川化学工業社製、軟化点160℃)等が挙
げられる。これらの樹脂は単独で用いてもよく、2種類
以上を併用してもよい。2種類以上を併用する場合は平
均軟化点(計算式:Σ(軟化点×部数)/Σ部数)が上
記範囲にあればよい。
【0028】粘着付与樹脂(B)の配合量は上記アクリ
ル系共重合体(A)100重量部に対して2〜30重量
部である。2重量部未満であるとオレフィンに対する粘
着力が悪くなり各種被着体への適応性が低下し、30重
量部を超えると耐熱性が低下するので上記範囲に限定さ
れる。好ましくは5〜20重量部である。
【0029】イソシアネート系架橋剤(C)としては、
分子中にイソシアネート基を2個以上有するものであれ
ば特に限定されず、例えば、トリメチロールプロパン、
ペンタエリスリトール等のポリオールと、トリエチレン
ジイソシアネート、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ヘキサメチレンジイソシアネート等のポリイソシア
ネートとをイソシアネート基過剰の条件で反応させて得
られるイソシアネートプレポリマー類等が挙げられる。
具体的には、例えば、住友バイエルウレタン社製、コロ
ネートL、イソシアネート0817、スミジュールN−
3500、デスモジュールZ−4370等が挙げられ
る。
【0030】イソシアネート系架橋剤(C)の配合量は
前記アクリル系共重合体(A)100重量部に対して
0.01〜5重量部である。0.01重量部未満である
と架橋が不充分となり耐熱性が低下し、5重量部を超え
ると架橋が進みすぎてゲル分率が50重量%を超え、ポ
リエチレン発泡体に対するタック、粘着力が低下するの
で上記範囲に限定される。好ましくは0.01〜3重量
部である。
【0031】本発明の粘着剤組成物には、本発明の効果
を阻害しない範囲で必要に応じて、軟化剤、可塑剤、増
粘剤、チクソ剤、増量剤、充填剤、顔料、安定剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、防錆剤等を配合してもよい。
【0032】本発明1の粘着剤組成物は、ガラス転移温
度が−30℃以下である重合性ポリマーセグメントがグ
ラフト重合した構造のアクリル系共重合体に、軟化点が
120〜145℃である粘着付与樹脂が配合されている
ので、高温における弾性率をあまり下げることなく常温
における弾性率を下げることができ、それにより耐熱性
や耐クリープ性を低下させることなく、発泡倍率の大き
いウレタン発泡体等の多孔質基材へ優れた密着性を発輝
する。また、イソシアネート系架橋剤で適度に架橋して
いるので、優れた耐熱性、耐クリープ性を発輝する。
【0033】本発明2で用いられるロジンエステル系粘
着付与樹脂(B−1)は、軟化点が120〜160℃の
ものである。120℃未満であると高温における粘着剤
組成物の弾性率が低く耐熱性が悪く、160℃を超える
と常温における粘着剤組成物の弾性率が高くなり、発泡
体基材への密着性が低下するので上記範囲に限定され
る。好ましくは125〜150℃である。
【0034】ロジンエステル系粘着付与樹脂(B−1)
としては特に限定されず、アビエチン酸等の樹脂酸又は
そのダイマー、不均化物、水添物等の誘導体と、グリセ
リン、ペンタエリスリトール等とのエステル等が挙げら
れる。例えば、スーパーエステルA100(荒川化学工
業社製、軟化点100℃)、スーパーエステルA115
(荒川化学工業社製、軟化点115℃)、スーパーエス
テルA125(荒川化学工業社製、軟化点125℃)、
ペンセルD125(荒川化学工業社製、軟化点125
℃)、ペンセルD135(荒川化学工業社製、軟化点1
35℃)、ペンセルD160(荒川化学工業社製、軟化
点160℃)等が挙げられる。これらの樹脂は単独で用
いてもよく、2種類以上を併用してもよい。2種類以上
を併用する場合は平均軟化点(計算式:Σ(軟化点×部
数)/Σ部数)が上記範囲にあればよい。
【0035】ロジンエステル系粘着付与樹脂(B−1)
の配合量は上記アクリル系共重合体(A)100重量部
に対して2〜20重量部である。2重量部未満であると
オレフィンに対する粘着力が悪くなり各種被着体への適
応性が低下し、20重量部を超えると耐熱性が低下する
ので上記範囲に限定される。好ましくは5〜15重量部
である。
【0036】液状粘着付与樹脂(B−2)としては、常
温、常圧で液状のものであれば特に限定されず、例え
ば、ロジンエステル系樹脂、テルペンフェノール系樹
脂、キシレン−ホルムアルデヒド系樹脂等が挙げられ、
なかでも、ロジンエステル系樹脂が好適に用いられる。
例えば、スーパーエステルL(荒川化学工業社製)ステ
ベライトエステル3(ハーキュレス社製)等が挙げられ
る。
【0037】液状粘着付与樹脂(B−2)の配合量はア
クリル系共重合体(A)100重量部に対して0.1〜
5重量部である。0.1重量部未満であると発泡体基材
に対する密着性が不充分であり、5重量部を超えると耐
熱性が低下するので上記範囲に限定される。好ましくは
0.5〜3重量部である。
【0038】本発明2の粘着剤組成物において、アクリ
ル系共重合体(A)、(メタ)アクリル酸アルキルエス
テルモノマー(X−1)、ビニル系モノマー(X−
2)、重合性ポリマー、ビニル系モノマー(X−3)及
び上記イソシアネート系架橋剤(C)の種類及び組成
は、本発明1で詳述したものと同様である。
【0039】本発明2の粘着剤組成物は、ガラス転移温
度が−30℃以下である非重合性ポリマーセグメントが
グラフト重合した構造のアクリル系共重合体に、軟化点
が120〜160℃であるロジンエステル系粘着付与樹
脂及び液状粘着付与樹脂がそれぞれ適量配合されている
ので、高温における弾性率を低く設定しながら常温にお
ける弾性率を下げることができ、それにより耐熱性や耐
クリープ性を低下させることなく、発泡倍率の大きいウ
レタン発泡体等の多孔質基材へ優れた密着性を発輝す
る。また、イソシアネート系架橋剤で適度に架橋してい
るので優れた耐熱性、耐クリープ性を発輝する。
【0040】本発明3の粘着剤組成物で、アクリル系共
重合体(A)の重合に用いる開始剤としての、一分子内
に2個以上のペルオキシ結合を有する過酸化物(Z)と
しては、例えば、2,5−ジメチル−2,5−ジ(2−
エチルヘキシルペルオキシ)ヘキサン、1,1−ビス
(t−ヘキシルペルオキシ)−3,3,5−トリメチル
シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ヘキシルペルオキ
シ)シクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチルペルオ
キシ)3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、1,1
−ビス(t−ブチルペルオキシ)シクロヘキサン、1,
1−ビス(t−ブチルペルオキシ)シクロドデカン、
2,5−ジメチル−2,5−(m−トルイルペルオキ
シ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベンゾ
イルペルオキシ)ヘキサン、2,2−ビス(t−ブチル
ペルオキシ)ブタン、n−ブチル−4,4−ビス(t−
ブチルペルオキシ)バレレート、2,2−ビス(4,4
−ジ−t−ブチルペルオキシシクロヘキシル)プロパ
ン、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2−メチルシ
クロヘキサン、
【0041】ジ−t−ブチルペルオキシトリメチルアジ
ペート、ビス(t−ブチルペルオキシ)−α−n−ブチ
ルスベレート、ビス(t−アミルペルオキシ)−α−n
−ブチルスベレート、ビス(t−ヘキシルペルオキシ)
−α−n−ブチルスベレート、ビス(1,1,3,3−
テトラメチルブチルペルオキシ)−α−n−ブチルスベ
レート、ジクミルペルオキシ−α−n−ブチルスベレー
ト等が挙げられる。
【0042】上記のうち、分解温度が異なる2種類以上
のペルオキシ結合を有するものを用いると二段重合でブ
ロック共重合体が得られやすく、粘着剤組成物の耐熱性
と発泡体基材への密着性にも優れるので好ましい。好適
には、10時間半減温度が10℃以上異なるペルオキシ
結合を有する、1,1−ジ−t−ブチルペルオキシ−2
−メチルシクロヘキサン、ジ−t−ブチルペルオキシト
リメチルアジペート、ビス(t−ブチルペルオキシ)−
α−n−ブチルスベレート、ビス(t−アミノペルオキ
シ)−α−n−ブチルスベレート、ビス(t−ヘキシル
ペルオキシ)−α−n−ブチルスベレート、ビス(1,
1,3,3−テトラメチルブチルペルオキシ)−α−n
−ブチルスベレート、ジクミルペルオキシ−α−n−ブ
チルスベレートが用いられる。
【0043】モノマー混合物(X)を構成する(メタ)
アクリル酸アルキルエステルモノマー(X−1)、ビニ
ル系モノマー(X−2)及び(X−3)は、前記本発明
1で述べたものと同じものである。
【0044】モノマー混合物(Y)を構成する、ガラス
転移温度が−30℃以下である(メタ)アクリル酸アル
キルエステルモノマー(Y−1)は上記モノマー(X−
1)と同様のものが、また、モノマー(Y−1)とラジ
カル共重合可能なビニル系モノマー(Y−2)は上記ビ
ニル系モノマー(X−3)と同様のものである。
【0045】二段重合におけるラジカル共重合の方法は
特に限定されないが、粘着剤組成物の配合及び塗工は通
常溶液状態で行われるので溶液重合法が好適である。溶
液重合で用いられる溶剤としては特に限定されず、例え
ば、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族系溶剤;
アセトン、メチルエチルケトン等のケトン系溶剤;酢酸
メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等の酢酸エステル系溶
剤;n−ヘキサン、n−ヘプタン等の脂肪族系溶剤;シ
クロヘキサン等の脂環族系溶剤等が用いられる。
【0046】溶液重合においては分子量を調整するため
に適当な連鎖移動剤を使用してもよい。連鎖移動剤とし
ては、例えば、ドデシルメルカプタン等が挙げられる。
この場合、アクリル系共重合体(A)の重量平均分子量
は30〜200万になるようにするのが好ましい。30
未満であると凝集力が不足し、耐熱性、耐クリープ性が
低下し、200万を超えると粘着剤溶液の粘度が高くな
りすぎるので塗工性が低下する。
【0047】本発明1〜3の粘着剤組成物は、酢酸エチ
ルに対する不溶分率(ゲル分率)が20〜50重量%で
あることが好ましい。この理由は、耐熱性及び発泡体基
材、特にポリエチレン発泡体に対する密着性と粘着力と
が確保されたものとなるからである。
【0048】ここでいうゲルとは粘着剤の酢酸エチルに
対する不溶分を指す。粘着剤組成物溶液を離型紙の離型
面に乾燥後の厚みが65μmとなるように塗工し、80
℃の乾燥機中で5分間乾燥させ、更に粘着剤塗工面に離
型紙の離型面を貼り合わせたものを20℃、60%RH
の条件で1週間養生する。このようにして得られた粘着
剤の重量をW1 とする。これを酢酸エチルに浸漬して3
日間震蕩させた後180メッシュのステンレス網で濾過
し、網に残った不溶分を80℃の乾燥機中で3時間乾燥
し、酢酸エチルを完全に揮発させたものの重量をW2
する。ゲル分率は次式で得られた値である。 ゲル分率(重量%)=(W2 /W1 )×100
【0049】上記ゲル分率が20重量%未満であると架
橋が不充分で耐熱性が低下し、50重量%を超えると架
橋が進みすぎて発泡ポリエチレンとの密着性が低下し、
タック、粘着力が低下する。好ましくは25〜45重量
%である。
【0050】本発明の粘着剤組成物には、本発明の効果
を阻害しない範囲で必要に応じて、軟化剤、可塑剤、増
粘剤、チクソ剤、増量剤、充填剤、顔料、安定剤、酸化
防止剤、紫外線吸収剤、防錆剤等を配合してもよい。
【0051】本発明5の粘着加工品は、本発明1乃至4
の粘着剤組成物の少なくとも1種が表面に積層されてな
るものであり、片面粘着テープ、両面粘着テープ、発泡
体粘着テープ、粘着シート等のものであってもよく、ま
た、基材を用いることなく、例えば、離型紙上に本発明
の粘着剤組成物の少なくとも1種を塗工して得られる粘
着剤組成物そのものからなる粘着フィルムもしくはシー
トであってもよい。
【0052】上記基材の種類としては特に限定されず、
例えば、セロハン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポ
リエステル、ポリスチレン等の各種フィルム;レーヨン
系、セルロース系等の各種不織布;ポリエチレン発泡
体、ポリプロピレン発泡体、ポリウレタン発泡体等の各
種プラスチック発泡体;天然ゴム発泡体、スチレン−ブ
タジエンゴム発泡体、クロロプレンゴム発泡体、アクリ
ロニトリル−ブタジエンゴム発泡体等の各種ゴム系発泡
体等が挙げられる。
【0053】上記基材を用いて粘着加工品を作成する場
合は、基材に対する本発明の粘着剤組成物の密着性を更
に高めるために、粘着剤組成物を塗工すべき基材面(塗
工面)に予めコロナ放電処理、プライマー塗工等の表面
処理を施しておいてもよく、また、粘着剤組成物を塗工
しない基材面(以下「非塗工面」という)からの粘着剤
組成物の離型性(展開性)を高めるために、基材の非塗
工面に予め離型処理を施しておいてもよい。
【0054】基材に粘着剤組成物を積層する方法は、通
常行われる方法を用いればよく、例えば、ロールコータ
ー、バーコーター、フローコーター、スプレーコータ
ー、ドクターブレード等を用いて直接塗布する方法、ま
た、離型紙に塗布乾燥して形成した粘着剤層を転写する
方法などがある。
【0055】積層される粘着剤組成物の厚みは、得られ
る粘着加工品の目的、用途等に応じて適宜選択されれば
よく、特に限定されるものでないが、一般的には、乾燥
後の膜厚で10〜200μm程度が好ましい。
【0056】粘着加工品が基材の両面に粘着剤組成物が
塗工されてなるものである場合、それぞれの面に塗工さ
れる粘着剤組成物は同一の組成であってもよく、又、異
なるものであってもよい。
【0057】上記粘着加工品は、基材を用いるもの又は
基材を用いないもののいずれの場合も、1種類の粘着剤
組成物が単層又は複数層積層されたものであってもよ
く、2種類以上の粘着剤組成物が複数層積層されたもの
であってもよい。
【0058】本発明3の粘着加工品は、本発明の粘着剤
組成物が積層されてなるので、優れた発泡体基材への密
着性を有しながら耐熱性、耐クリープ性に優れ、広範な
目的、用途に好適に用いられる。
【0059】
【発明の実施の形態】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0060】(実施例1〜9、及び、比較例1〜7) (1)アクリル系共重合体の重合 攪拌機、還流冷却管、滴下ロート及び温度計を備えた4
口フラスコに、表1及び表2に示した組成のモノマー
類、重合性ポリマー、及び、酢酸エチル81.8重量部
を仕込み、昇温して30分還流させた後、ベンゾイルパ
ーオキサイド0.1重量部を滴下し、7時間反応させ
た。次いでベンゾイルパーオキサイド0.1重量部を滴
下し3時間反応させた。その後トルエン40.4重量部
を加え冷却して固形分45%のアクリル系共重合体溶液
を得た。
【0061】(2)粘着剤組成物の調製 得られたアクリル系共重合体溶液に、表1及び表2に示
した組成の粘着付与樹脂及び液状粘着付与樹脂を添加混
合し、更にトルエンで固形分40%に希釈したのち、表
1及び表2に示した架橋剤を添加混合して粘着剤組成物
溶液を得た。
【0062】(3)発泡体粘着テープの作成 上記粘着剤組成物溶液をドクターブレードを用いて離型
紙の離型面に乾燥後の膜厚が65μmとなるように塗工
した後、80℃の乾燥機中で5分間乾燥させた。次い
で、圧着ローラーを用い、厚さ10mmのウレタン系発
泡体基材に粘着剤組成物の乾燥皮膜を貼り合わせ、圧着
して20℃、65%RHで一週間養生して発泡体粘着テ
ープを得た。
【0063】(実施例10〜20、及び、比較例8〜1
6) (1)アクリル系共重合体(A)の重合 攪拌機、還流冷却管、温度計、窒素吹き込みラインを備
えた4口フラスコに、酢酸エチル53.3重量部、及び
表3に示した第一段目のモノマー混合物を仕込み、窒素
パージ下で所定の温度まで昇温した後、所定の重合開始
剤を添加して所定時間反応させた。ついで、所定の温度
まで昇温し表3に示した第二段目のモノマー混合物を添
加して所定時間重合反応を継続した。その後、トルエン
96.7重量部を加え冷却し、固形分40%のアクリル
系共重合体(A)溶液を得た。
【0064】(2)粘着剤組成物及び発泡体粘着テープ
の作製 上記アクリル系共重合体(A)溶液に表4及び表5に示
した組成の粘着付与樹脂及び液状粘着付与樹脂を添加混
合し、更にトルエンで固形分40%に希釈したのち、表
4及び表5に示した架橋剤を添加混合して粘着剤組成物
溶液を得た。この粘着剤組成物溶液を用いて、実施例1
〜9と同様にして発泡体粘着テープを作製した。
【0065】評価(80℃剥離保持力) 各実施例及び各比較例の発泡体粘着テープを幅25mm
としてSUS板に貼り付け、2kgのローラーを1往複
して圧着した後、20℃、65%RHで1日養生した。
次いで80℃のオーブン中で30分放置した後、同オー
ブン内で発泡体粘着テープ面が下になるようにして50
gの静荷重を懸け、1時間放置した後、剥離による落下
の有無を確認し、落下していない場合は剥離長さを測定
した。以上の結果を実施例については表1と表4に、比
較例については表2と表5に示した。
【0066】
【表1】
【0067】
【表2】
【0068】
【表3】
【0069】
【表4】
【0070】
【表5】
【0071】〔注〕物性以外の単位は重量部である。 * :発泡体界面で剥離した。 ※1:荒川化学工業社製(軟化点100℃,商品名「ス
ーパーエステルA100」) ※2:荒川化学工業社製(軟化点125℃,商品名「ス
ーパーエステルA125」) ※3:荒川化学工業社製(軟化点125℃,商品名「ペ
ンセルD125」) ※4:荒川化学工業社製(軟化点135℃,商品名「ペ
ンセルD135」) ※5:荒川化学工業社製(軟化点160℃,商品名「ペ
ンセルD160」) ※6:三井石油化学工業社製(融点125℃,商品名
「FTR6125」) ※7:ハーキュレス社製(商品名「ステベライトエステ
ル3」) ※8:住友バイエルウレタン社製,3個のイソシアネー
ト基を有するもの(商品名「コロネートL55」)
【0072】
【発明の効果】発明の粘着剤組成物は、上述の通りであ
るので、ウレタン発泡体やポリエチレン発泡体等の発泡
倍率の高い多孔質基材に対する密着性に優れ、かつ、耐
熱性及び耐クリープ性に優れており、この粘着剤組成物
が塗工された粘着加工品は建材、家電製品等、広範な目
的、用途に好適に用いられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI // C08F 265/06 C08F 265/06 290/02 290/02 C08L 75/04 C08L 75/04 (C09J 175/04 193:04 201:00) (72)発明者 深谷 重一 大阪府三島郡島本町百山2−1 積水化学 工業株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アルキル基の炭素数が2〜18である
    (メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー(X−
    1)59.5〜98.99重量%、分子中に水酸基を含
    有し、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマ
    ー(X−1)とラジカル共重合可能であるビニル系モノ
    マー(X−2)0.01〜0.5重量%、下記一般式
    (1); 【化1】 (式中、R1 は水素又はメチル基を表す。R2 は重量平
    均分子量が2000〜5万であり、ガラス転移温度が−
    30℃以下である非重合性ポリマーを表す。)で表され
    る重合性ポリマー1〜10重量%、及び、 上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー(X
    −1)と共重合可能であるビニル系モノマー(X−3)
    0〜30重量%をラジカル共重合することにより得られ
    るアクリル系共重合体(A)100重量部、 軟化点が120〜145℃である粘着付与樹脂(B)2
    〜30重量部、並びに、イソシアネート系架橋剤(C)
    0.01〜5重量部とからなることを特徴とする粘着剤
    組成物。
  2. 【請求項2】 アルキル基の炭素数が2〜18である
    (メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー(X−
    1)59.5〜98.99重量%、分子中に水酸基を含
    有し、上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマ
    ー(X−1)とラジカル共重合可能であるビニル系モノ
    マー(X−2)0.01〜0.5重量%、下記一般式
    (1); 【化2】 (式中、R1 は水素又はメチル基を表す。R2 は重量平
    均分子量が2000〜5万であり、ガラス転移温度が−
    30℃以下である非重合性ポリマーを表す。)で表され
    る重合性ポリマー1〜10重量%、及び、 上記(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー(X
    −1)と共重合可能であるビニル系モノマー(X−3)
    0〜30重量%をラジカル共重合することにより得られ
    るアクリル系共重合体(A)100重量部、 軟化点120〜160℃であるロジンエステル系粘着付
    与樹脂(B−1)2〜20重量部、液状粘着付与樹脂
    (B−2)0.1〜5重量部、並びに、イソシアネート
    系架橋剤(C)0.01〜5重量部とからなることを特
    徴とする粘着剤組成物。
  3. 【請求項3】 アクリル系共重合体(A)が、一分子内
    に2個以上のペルオキシ結合を有する過酸化物(Z)を
    開始剤として、下記モノマー混合物(X)又はモノマー
    混合物(Y)のいずれか一方の混合物を加えて一段目の
    重合を行い、次いで、これに一段目の重合で使用しなか
    ったモノマー混合物(X)又は(Y)を加えて二段目の
    重合を行うことにより得られたものであることを特徴と
    する請求項1又は請求項2記載の粘着剤組成物。 モノマー混合物(X);アルキル基の炭素数が2〜18
    である(メタ)アクリル酸アルキルエステルモノマー
    (X−1)59.5〜98.99重量%と、分子中に水
    酸基を含有しアクリル酸アルキルエステルモノマー(X
    −1)とラジカル共重合可能であるビニル系モノマー
    (X−2)0.01〜0.5重量%と、上記(メタ)ア
    クリル酸アルキルエステルモノマー(X−1)とラジカ
    ル共重合可能であるビニル系モノマー(X−3)0〜3
    0重量%とからなる。 モノマー混合物(Y);単独重合体のガラス転移温度が
    −30℃以下である(メタ)アクリル酸アルキルエステ
    ルモノマー(Y−1)70〜100重量%と、(メタ)
    アクリル酸アルキルエステルモノマー(Y−1)とラジ
    カル共重合可能であるビニル系モノマー(Y−2)0〜
    30重量%とからなる。
  4. 【請求項4】 モノマー混合物(X)とモノマー混合物
    (Y)との重量比率(X)/(Y)が70〜99/1〜
    30で用いられたものである請求項1乃至請求項3のい
    ずれかに記載の粘着剤組成物。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4記載の粘着剤組成
    物の少なくとも1種が他の物品に積層されてなることを
    特徴とする粘着加工品。
JP20608497A 1996-10-22 1997-07-31 粘着剤組成物及び粘着加工品 Pending JPH10183085A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP20608497A JPH10183085A (ja) 1996-10-22 1997-07-31 粘着剤組成物及び粘着加工品

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27924696 1996-10-22
JP8-279246 1996-10-22
JP20608497A JPH10183085A (ja) 1996-10-22 1997-07-31 粘着剤組成物及び粘着加工品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10183085A true JPH10183085A (ja) 1998-07-07

Family

ID=26515442

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP20608497A Pending JPH10183085A (ja) 1996-10-22 1997-07-31 粘着剤組成物及び粘着加工品

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10183085A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068288A1 (fr) * 1999-05-07 2000-11-16 Sekisui Chemical Co., Ltd. Copolymere acrylique, composition d'adhesif acrylique autocollant, ruban ou feuille a adhesif acrylique autocollant, et composition acrylique adhesive
JP2002167562A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Fujicopian Co Ltd 転写式感圧接着テープ
JP2002188062A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fujicopian Co Ltd 転写式感圧接着テープ
JP2005263959A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Dainippon Ink & Chem Inc 粘着シート
JP2006104389A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Sekisui Chem Co Ltd 無機系被着体固定用アクリル系粘着剤及び粘着テープ
US8357260B2 (en) 2002-11-13 2013-01-22 Nitto Denko Corporation Partially crosslinked adhesive-supported porous film for battery separator and its use
WO2015141382A1 (ja) * 2014-03-18 2015-09-24 綜研化学株式会社 偏光板用粘着剤組成物、粘着剤層、粘着シートおよび粘着剤層付き偏光板

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2000068288A1 (fr) * 1999-05-07 2000-11-16 Sekisui Chemical Co., Ltd. Copolymere acrylique, composition d'adhesif acrylique autocollant, ruban ou feuille a adhesif acrylique autocollant, et composition acrylique adhesive
JP2002167562A (ja) * 2000-12-01 2002-06-11 Fujicopian Co Ltd 転写式感圧接着テープ
JP2002188062A (ja) * 2000-12-21 2002-07-05 Fujicopian Co Ltd 転写式感圧接着テープ
US8357260B2 (en) 2002-11-13 2013-01-22 Nitto Denko Corporation Partially crosslinked adhesive-supported porous film for battery separator and its use
JP2005263959A (ja) * 2004-03-18 2005-09-29 Dainippon Ink & Chem Inc 粘着シート
JP4600727B2 (ja) * 2004-03-18 2010-12-15 Dic株式会社 粘着シート
JP2006104389A (ja) * 2004-10-07 2006-04-20 Sekisui Chem Co Ltd 無機系被着体固定用アクリル系粘着剤及び粘着テープ
WO2015141382A1 (ja) * 2014-03-18 2015-09-24 綜研化学株式会社 偏光板用粘着剤組成物、粘着剤層、粘着シートおよび粘着剤層付き偏光板
JPWO2015141382A1 (ja) * 2014-03-18 2017-04-06 綜研化学株式会社 偏光板用粘着剤組成物、粘着剤層、粘着シートおよび粘着剤層付き偏光板

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4623485B2 (ja) 粘着剤組成物及び表面保護フィルム
US8420164B2 (en) Solid type rubber-based pressure-sensitive adhesive composition and pressure-sensitive adhesive sheet thereof
JP6204633B2 (ja) 粘着剤組成物及び粘着シート
JP2003013027A (ja) アクリル系粘着剤組成物及び粘着テープ
JP3382638B2 (ja) 粘着テープ
JP2008037959A (ja) 水性感圧接着剤組成物の製造方法
WO2020162331A1 (ja) 粘着シート
JP2009280729A (ja) 粘着剤組成物および金属面貼付用粘着シート
JP7063690B2 (ja) 粘着シート
JPH08239639A (ja) 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着加工品
JP7185479B2 (ja) 樹脂組成物、樹脂層、および積層シート
JPH10204399A (ja) アクリル系粘着剤組成物
JPS63196676A (ja) 感圧性接着剤
JPH0570752A (ja) アクリル系粘着剤組成物および粘着テープ、ラベルもしくはシート
JPH09263742A (ja) 粘着剤組成物及びそれを用いた粘着加工品
JP2005263959A (ja) 粘着シート
JPH10183085A (ja) 粘着剤組成物及び粘着加工品
JPH08120248A (ja) アクリル系粘着剤組成物
JP7166052B2 (ja) 粘着シート
JP7125259B2 (ja) 粘着シート
JPH10183092A (ja) 粘着剤組成物及び粘着加工品
JP2005521774A (ja) ゴム‐アクリル接着剤配合物
JPH08199148A (ja) アクリル系粘着剤組成物
JPH08143847A (ja) アクリル系粘着剤組成物
JP6085200B2 (ja) 樹脂発泡体用粘着剤および粘着テープ