JP2003040781A - 飲食物および医薬品 - Google Patents
飲食物および医薬品Info
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Abstract
が提供される。この癌抑制剤によれば、ヒトを含む哺乳
動物の悪性腫瘍を日常経口的に摂取でき、かつ、副作用
がなく、迅速に改善治療することができる。この癌抑制
剤は、大腸癌、口腔癌、食道癌、および胃癌などに有効
である。この癌抑制剤は、フラボノイド化合物(例え
ば、ディオスミン、ルテオリン、またはケルセチン)の
ひとつまたは複数と組み合わされて、癌抑制剤組成物が
提供される。またこの癌抑制剤は、飲食物に含まれても
よい。
Description
たは抗癌剤ともいう)に関する。この癌抑制剤は、発癌
を予防、または、治療するために、飲食物、または、医
薬品として利用される。
ラボノイド化合物が数多く知られている。しかしなが
ら、その多くのものは、in vivoでの生理活性が
確認されていなかったり、たとえin vivoで生理
活性が確認されていても難溶性であるため、食品素材と
しては充分には利用されていないのが現状である。
もそのひとつで、古くからビタミンPとして血圧を下げ
る作用が知られている(神谷真太郎、新ビタミン学、
(日本ビタミン学会)1969、p439)。近年で
は、抗アレルギー作用(松田英秋et al.;薬学雑
誌、111、193−198(1991)、 J.
A.Da Silva Emim et al.;
J. Pharm. Pharmacol., 46,
118−712(1994) )、LDL−コレステ
ロールを減少させ血中コレステロール値を改善する作用
(M. T. Monforte et al.; I
l Farmaco, 50, 595−599(19
95))、抗癌作用(T. Tanaka, et a
l.; Cancer Research, 54,
4653−4659(1994)、T.Tanaka,
et al.; Cancer Research,
57, 246−252(1997)T. Tana
ka, et al.; Carcinogenesi
s, 18, 761−769(1997)、T. T
anaka, et al.; Carcinogen
esis, 18, 957−965(1997))な
どの生理作用も報告され、さらには、前駆脂肪細胞の分
化を促進することが明らかになり、糖尿病などの症状を
改善する作用も期待されているが、食品用途にはほとん
ど利用されていない。
示すためには、比較的多量のヘスペリジンを投与する必
要があった。多量のヘスペリジンを投与すると、ヘスペ
リジンが難溶性であるため、例えば、血管内あるいは腹
腔内で不溶化または結晶化し、生体に危害を及ぼすとい
う欠点があった。また、ヘスペリジンを飲食物に用いる
場合には、難溶性であるため、消化管内で不溶化または
結晶化し、吸収されずそのまま排出されるという欠点が
あった。
には、溶解性が悪いという欠点があった。さらに、ヘス
ペリジンは独特の臭い(薬品的な臭い)を有するという
特徴がある。このため、一般的に、ヘスペリジンを食品
に添加すると、ヘスペリジンの独特の臭いにより、食品
の味または風味が低下しやすい。
解決することを目的とする。具体的には、日常経口的に
摂取でき、かつ、副作用がなく悪性腫瘍に対し有効な癌
抑制剤(発癌抑制剤)を提供することを目的とする。
抑制剤、組成物および飲食物が提供される。
癌発生抑制剤。
記項1に記載の抑制剤。
記項1に記載の抑制剤。
記項1に記載の抑制剤。
項1に記載の抑制剤。
イド化合物の1種または複数種とを含む、癌抑制剤組成
物であって、該フラボノイド化合物が、ヘスペリジン配
糖体ではない、組成物。
ペリジン、ディオスミン、ルテオリン、またはケルセチ
ンである、癌抑制剤組成物。
記項6または7に記載の組成物。
記項6または7に記載の組成物。
上記項6または7に記載の組成物。
記項6または7に記載の組成物。
記載の抑制剤を含有する制癌用飲食物。
化合物の配糖体を含有する、癌抑制剤。
イド化合物が、ヘスペリジン、ディオスミン、ルテオリ
ン、またはケルセチンである、上記項13の癌抑制剤。
果、フラボノイド化合物の配糖体、例えば、ヘスペリジ
ンに糖が結合したヘスペリジン配糖体(α−グリコシル
ヘスペリジンとも称する)を生体に投与することによ
り、癌の発生が著しく減少することを見出した。つま
り、フラボノイド化合物の配糖体(例えば、ヘスペリジ
ン配糖体)単独、または、フラボノイド化合物の配糖体
とフラボノイド化合物(例えば、ヘスペリジン)とを共
存させたものを生体に投与することにより、発癌を抑制
する生理活性を発揮できることを初めて明らかにした。
ったフラボノイド化合物(例えば、ヘスペリジン)も顕
著な効果が期待でき、しかも投与量を大幅に減じ、生体
にかかる負担を減らすことができるようになった。
あるため、血管内あるいは腹腔内で不溶化または結晶化
し易い。血管内あるいは腹腔内で不溶化または結晶化す
ると、それが異物として認識され、生体において不要な
免疫反応が起こる可能性がある。これが炎症性サイトカ
インを活性化すれば、アレルギーや免疫疾患などきわめ
て重要な問題を引き起こすことになる。経口的であれ、
経皮的であれ、または注射であれ、一般に不溶なもの、
過剰量のものを生体に導入することは慎まねばならな
い。健康の維持向上を考えれば、生体にとって、必要な
ものを必要なときに必要な量だけ供給することが最善で
あることは自明である。従って、本発明により、投与量
を減少させることができるという効果は、極めて重要な
意義を有する。
であるが、ヘスペリジン以外のフラボノイド化合物であ
っても発癌抑制作用を有するものであれば、それを配糖
化したものは同様の効果を発揮する。
リジンとの混合物が口腔癌、食道癌、大腸癌などを抑制
することも報告されており(T. Tanaka, e
tal.; Cancer Research, 5
7, 246−252(1997)T. Tanak
a, et al.; Carcinogenesi
s, 18, 761−769(1997)、T. T
anaka, et al.; Carcinogen
esis, 18, 957−965(1997))、
同様の効果を期待できる。さらに、ケルセチン、ルテオ
リンなども発癌抑制作用が報告されており、同様の効果
を期待できる。
ンと組み合わせることにより発癌抑制効果が得られるこ
とが明らかとなっているので、フラボノイド化合物の配
糖体との組み合わせにより相加的あるいは相乗的な効果
が得られることが期待できる。
を開発し、本発明を完成することができた。
件で行なうことができる。例えば、糖転移反応のために
用いる酵素は糖転移酵素であれば、いずれのものでも利
用できる。つまり、サイクロデキストリン合成酵素、ア
ミラーゼなどを用いて反応を行なうことができ、ヘスペ
リジン配糖体を得ることができる(T. Kometa
ni, et al, Biosci. Biotec
h. Biochem., 58, 517−520
(1994). T. Kometani, et a
l, Biosci. Biotech. Bioch
em., 58,1990−1994(1994).
T. Kometani, et al, Biosc
i. Biotech. Biochem., 60,
645−649(1996).)。また、この時、酵
素の起源などは問わない。これに加えて、有機化学的な
反応や植物組織培養を用いて、ヘスペリジンを配糖化す
ることも可能である(E. Lewinsohn, e
t al., Phytochemistry, 2
5, 2531−2535(1986))。
配糖体も、公知の方法で調製することができ、またはヘ
スペリジンと同様の配糖化方法で調製することができ
る。例えば、上述したヘスペリジンの代わりにディオス
ミンを用いることにより、ディオスミンの配糖体を得る
ことができる。
は、例えば特開平7−107972によって調製される
ヘスペリジンにブドウ糖が1から20個程度ついた配糖
体をいう。本明細書中においてフラボノイド化合物の配
糖体とは、同様に、フラボノイドにブドウ糖が1から2
0個程度ついた配糖体をいう。なお、本明細書中におい
て用語「ヘスペリジン」は、ヘスペリジンの配糖体を含
まない。さらに、本明細書中において、第1の成分とし
てフラボノイド化合物(例えば、ヘスペリジン)の配糖
体を含有し、さらに第2の成分としてフラボノイド化合
物(例えば、ヘスペリジン)を含む組成物に言及する場
合、当該第2の成分の「フラボノイド化合物」は、第1
の成分であるフラボノイド化合物(例えば、ヘスペリジ
ン)の配糖体を含まない。
うな条件で調製される。
び受容体としてヘスペリジンを0.5重量%含有するp
H9.5の基質溶液に、例えばAlkalophili
cBacillus sp. A2−5a(産業技術総
合研究所特許生物寄託センター受託番号FERM P−
13864)の生産するアルカリ耐性のサイクロデキス
トリングルカノトランスフェラーゼ(以下「CGTas
e」という)すなわち1,4−α−D−Glucan:
4−α−D−(1,4−glucano)−trans
ferase(E.C. 2.4.1.19)を2ユニ
ット/mlとなるように加えて、40度で反応を開始さ
せた。16時間の反応後、100度で10分間の加熱等
により、反応を停止させた。ここでは、ヘスペリジンの
溶解性を上げるために、pH9.5というアルカリ性領
域で反応を行っているが、この方法以外に、ヘスペリジ
ンの溶解性を上げて生産性を高める方法として、β−サ
イクロデキストリン(以下β−CDという)を反応液中
に添加し、β−CDとヘスペリジンを包接させる方法、
メチルセルロース等の増粘多糖類を添加して、ヘスペリ
ジンを可溶化させる方法などがある。またこれらの方法
を組み合わせる事により、ヘスペリジンの溶解度を高め
る事ができる。酵素反応を行った液は、凍結乾燥、噴霧
乾燥等の操作により粉末化でき、このように調製された
ヘスペリジン配糖体は、反応液に添加したヘスペリジン
の70〜80%が配糖化されている。したがって、ヘス
ペリジン配糖体としての純度は、添加する酵素量、糖供
与体及び受容体濃度等で変わってくるが、通常2〜50
%程度であり、未反応のヘスペリジン及びデキストリン
を含んでいる。このようにして生成されたヘスペリジン
配糖体は、通常、ヘスペリジン1分子にグルコースが1
から20程度結合した配糖体の混合物である。ヘスペリ
ジン配糖体は、ヘスペリジン1分子にグルコースが1か
ら15個程度結合していることが好ましい。より好まし
くは1〜10個である。
ジン配糖体として使用してもよく、また必要に応じて、
疎水性樹脂等を用いたカラムクロマトグラフィーによ
り、精製を行ってもよい。
ペリジン1〜10重量%、メチルセルロース0.1〜1
%を含むpH7〜12の溶液に、アルカリ耐性のCGT
aseを添加し、35〜45℃で10〜24時間酵素反
応を行う。反応終了後、加熱処理を行うことにより、酵
素反応を停止させる。このようにした反応液から、クロ
マトグラフィーにより、未反応のデキストリンおよびメ
チルセルロースを除去する。その後、乾燥することによ
り、粉末試料が得られる。
ペリジンとの混合物において、ヘスペリジン配糖体の含
有量は混合物全体に対して10重量%以上、好ましくは
20重量%以上、より好ましくは50重量%以上であ
る。上限は特になく、100重量%であってもよい。9
0重量%以下であってもよく、80重量%以下であって
もよい。
帯びており、ほとんど無味無臭である。また通常のヘス
ペリジン配糖体は、pH3〜13の間で安定である。加
熱に対しては通常、中性では120℃、15分間安定で
ある。
に評価することができる。消化酵素として、例えば、ラ
ットの小腸のアセトンパウダーから蒸留水で抽出した酵
素液を用いる。ヘスペリジン配糖体の試料(例えば、ヘ
スペリジンモノグルコサイドとヘスペリジンジグルコサ
イドの混合物)を蒸留水に溶解する。酵素液にヘスペリ
ジン配糖体溶液を加え、インキュベートし、経時的にH
PLCで分析する。ヘスペリジンまたはヘスペリジン配
糖体の消失を観察することにより消化性が評価され得
る。このようにヘスペリジン配糖体溶液にラット小腸由
来の酵素を作用させて容易にヘスペリジンに分解されれ
ば、ヘスペリジン配糖体は、ヘスペリジンと同様非常に
安全性の高い物質であることが確認される。従って短時
間で分解されてHPLCのピークが消失することが好ま
しい。本発明者らが行なった実験結果によると、通常、
3〜5時間以内に加水分解されることが明らかとなっ
た。
ことが知られている。ラットに対する急性毒性試験で死
亡例は皆無である。生化学血液検査および病理組織学的
検査においても異常が認められていない。例えば、ヘス
ペリジン配糖体のLD50は通常2000mg/Kgラ
ット前後であり、また、変異原性は通常認められない。
体(例えば、ヘスペリジン配糖体)は、モノグルコサイ
ドであっても、ダイグルコサイドであっても良い。さら
には、モノグルコサイドとオリゴグルコサイドの混合物
でも同様の効果を発揮する。加えて、この配糖体にヘス
ペリジンやそのアグリコンであるヘスペレチンが共存し
ても良い。
用を有する他のフラボノイド化合物を共存させることも
可能である。ヘスペリジン配糖体の共存により難溶性の
フラボノイド化合物であっても可溶化されることがわか
っているので、そのフラボノイド化合物単独で使用する
時より高い効果が期待できる。
スペリジン配糖体)は、そのまま溶液、粉末顆粒、錠
剤、乳剤、ゼリー状など任意の形態で単独投与、また
は、他の飲食物に混合して飲食することもできる。ヘス
ペリジン配糖体は、上述のように、熱安定性やpH安定
性が高いので、例えば、和菓子、洋菓子、氷菓、飲料、
スプレッド、ペースト、調味料、漬物、ビン缶詰、畜肉
加工品、魚肉・水産加工品、乳・卵加工品、野菜加工
品、果実加工品、穀類加工品など、広い範囲に利用する
ことができる。
スペリジン配糖体)の投与量は、有効な制癌効果を得ら
れる量であれば特に限定されない。
より異なるが、1〜50000mg/kg/日の範囲で
用いるのが好ましく、10〜5000mg/kg/日の
範囲で用いるのがより好ましく、20〜2000mg/
kg/日の範囲がさらに好ましく、50〜1000mg
/kg/日の範囲が特に好ましい。飲料として常用する
場合には、0.01〜1.0重量%溶液とすることが好
ましく、0.05〜0.5重量%がより好ましい。溶液
の摂取量は、10ml〜5000ml/日が好ましく、
100ml〜500ml/日がより好ましい。食品とす
る場合には、食品中のフラボノイド配糖体含有量を0.
01〜1.0重量%とすることが好ましく、0.05〜
0.5重量%がより好ましい。フラボノイド化合物の配
糖体含有食品の摂取量は、10mg〜5000mg/日
が好ましく、100mg〜500mg/日がより好まし
い。
造例を示す。
%、メチルセルロース0.5%を含むpH9.5の溶液
に、アルカリ耐性のCGTaseを2u/mlの濃度に
なるように添加し、40℃で16時間酵素反応を行っ
た。反応終了後、100℃で10分間加熱処理を行うこ
とにより、酵素反応を停止させた。このようにした反応
液から、アンバーライトXAD−16樹脂を用いたカラ
ムクロマトグラフィーにより、未反応のデキストリン及
びメチルセルロースを除去した後、噴霧乾燥をおこなっ
た。この粉末試料には、約20%の未反応のヘスペリジ
ンが含まれており、ヘスペリジン配糖体としての純度は
約80%であった。
いるが、ほとんど無味無臭であった。またpH3〜13
の間で安定であった。加熱に対しては中性では120
℃、15分間安定であった。
た。消化酵素としては、ラットの小腸のアセトンパウダ
ー(Sigma社製)100mgから、酵素を1mlの
蒸留水で抽出し、抽出液の遠心上清を酵素液とした。試
験を行ったヘスペリジン配糖体はヘスペリジンモノグル
コサイドとヘスペリジンジグルコサイドがほぼ1:1の
比で含まれる混合物を20mg/mlで蒸留水に溶解し
たものを用いた。このようにした酵素液50μlにヘス
ペリジン配糖体溶液50μlを加え、37度でインキュ
ベートし、経時的にHPLCで分析した。その結果、ヘ
スペリジンモノグルコサイドは1時間で、ヘスペリジン
ジグルコサイドは4時間で完全に分解され消失した。
ト小腸由来の酵素を作用させたところ、容易にヘスペリ
ジンに分解されたため、ヘスペリジン配糖体は、ヘスペ
リジンと同様非常に安全性の高い物質であると考えられ
る。
おいても異常が認められなかった。ヘスペリジン配糖体
のLD50は2000mg/Kgラットであり、また、
変異原性は認められなかった。
体混合物粉末試料を、以下の実施例におけるヘスペリジ
ン配糖体の試料として用いた。
ト(体重、約300g)を湿度50±10%、室温23
±2℃、12時間の明暗サイクルで飼育した。飲料水と
基本食(CE−2;日本クレア社製)は自由に摂食させ
た。CE−2の組成は、炭水化物45.5%、蛋白質2
4.8%、脂肪4.6%、灰分7.2%、セルロース
4.2%、ミネラル3.9%、ビタミン混合物1%、水
分8.8%であり、本試験に用いたフラボノイド類は全
く含んでいない。
キシメタン(AOM)20mg/Kg body we
ightをラットに1週間毎に2回腹腔内に注射した。
コントロール区は基本食を与えて4週間飼育した。ヘス
ペリジン配糖体投与区Aは、0.05%ヘスペリジン配
糖体を添加した飲料水を、AOM投与1週間前からAO
M投与2週間後まで与え、その後は基本食を与えて計4
週間飼育した。また、ヘスペリジン配糖体投与区Bは、
0.1%ヘスペリジン配糖体を添加した飲料水をヘスペ
リジン配糖体投与区Aと同様に与え4週間飼育した。ヘ
スペリジン配糖体投与区Cは、1%ヘスペリジン配糖体
を添加した飲料水をヘスペリジン配糖体投与区Aと同様
に与え4週間飼育した。これに加えて、基本食と飲料水
のみを与えた対照区A、基本食と1%ヘスペリジン配糖
体を添加した飲料水のみを与えた対照区B(共にAOM
を与えなかった)も設定した。
意差は観察されなかった。また、解剖時の臓器重量にも
有意差はなかった。
て発生している前癌症状を観察した。その結果を表1に
示した。
腺窩巣、 colon;大腸、 AOM;アゾキシメタン、 Hsp−Gn;ヘスペリジン配糖体、 None;無添加 コントロール区でのACF発生数を100とすると、ヘ
スペリジン配糖体投与区はいずれもACF数が半減し、
発癌抑制効果を示した。なお、対照区A、BともにAC
Fの発生は観察されなかった。
ットを用い、ヘスペリジンの投与効果について検証し
た。
キシメタン(AOM)20mg/Kg body we
ightをラットに1週間毎に2回腹腔内に注射した。
コントロール区は基本食を与えて4週間飼育した。ヘス
ペリジン投与区Aは、0.05%ヘスペリジンを添加し
た基本食を、AOM投与1週間前から投与1週間後まで
与え、その後は基本食を与えて計4週間飼育した。ま
た、ヘスペリジン投与区Bは、0.1%ヘスペリジンを
添加した基本食をヘスペリジン投与区Aと同様に与え4
週間飼育した。ヘスペリジン投与区Cは、1%ヘスペリ
ジンを添加した基本食をヘスペリジン投与区Aと同様に
与え4週間飼育した。これに加えて、基本食と引用水の
みを与えた対照区A、基本食と1%ヘスペリジンを添加
した飲料水のみを与えた対照区B(共にAOMを与えな
かった)も設定した。
意差は観察されなかった。また、解剖時の臓器重量にも
有意差はなかった。
て、発生している前癌症状を観察した。その結果を表2
に示した。
スペリジン投与区C(1%添加区)はACF数が半減
し、発癌抑制効果を示したが、ヘスペリジン投与区B
(0.1%添加区)では、効果が低くなり、ヘスペリジ
ン投与区A(0.05%添加区)では、ほとんど効果が
見られなかった。
配糖体は、ヘスペリジンよりも低濃度で発癌抑制効果を
示していることが明らかである。
発癌剤として4−ニトロキノリン 1−オキサイド(4
NQO)を用いて行った。4週齢のオスのF344ラッ
ト(体重、約300g)を湿度50±10%、室温23
±2℃、12時間の明暗サイクルで飼育した。飲料水と
基本食(CE−2;日本クレア社製)は自由に摂食させ
た。CE−2の組成は、炭水化物45.5%、蛋白質2
4.8%、脂肪4.6%、灰分7.2%、セルロース
4.2%、ミネラル3.9%、ビタミン混合物1%、水
分8.8%で、本試験に用いたフラボノイド類は全く含
んでいない。
基本食に加えて、発癌を起こす4NQOを20mg/K
g body weightを飲料水に添加してラット
に9週間摂取させた。ヘスペリジン配糖体投与区Aは、
コントロール区と同様に4NQOを与えた後に1週間基
本食のみを摂取させ、その後、基本食に加えて0.1%
ヘスペリジン配糖体を添加した飲料水を29週間摂取さ
せた。また、ヘスペリジン配糖体投与区Bは、ヘスペリ
ジン配糖体投与区Aと同様の処理を行ったが、ヘスペリ
ジン配糖体の添加量は1%とした。これらに加えて、基
本食と飲料水のみを与えた対照区A、基本食に1%ヘス
ペリジン配糖体を添加した飲料水を与えた対照区B(共
に4NQOを与えなかった)も設定した。
意差は観察されなかった。また、解剖時の臓器重量にも
有意差はなかった。
生している癌症状を観察した。その結果を表3に示し
た。
成;(乳頭状)組織などの増殖(腫瘍性増殖に移行す
る)。 Dysplasia;異形成;持続性のある上皮の変化
(腫瘍性増殖に移行する)。 Tumor;腫瘍 コントロール区でのHyperplasia(Papi
llary)、Pysplasia、Tumorの発生
数は全体の81%、88%、100%であったが、ヘス
ペリジン配糖体投与区ではいずれも発生率がほぼ半減
し、癌抑制効果を示した。なお、対照区A、Bともに腫
瘍の発生は観察されなかった。
は、実施例1の発癌剤(アゾキシメタン)に換えてN−
メチル−N−アミルニトロサミン12.5mg/Kg
body weightをF344ラットに腹腔内注射
した以外は、同様の実験を行った。その結果、良好な発
癌抑制効果が確認された。
は、実施例2の発癌剤(アゾキシメタン)に換えてN−
メチル−N−アミルニトロサミン12.5mg/Kg
body weightをF344ラットに腹腔内注射
した以外は、同様の実験を行った。
スペリジン配糖体は、ヘスペリジンよりも低濃度で発癌
抑制効果を示していることが明らかとなった。
実施例1の発癌剤(アゾキシメタン)に換えてN−メチ
ル−N−アミルニトロサミン12.5mg/Kg bo
dy weightをF344ラットに腹腔内注射し、
同様の実験を行った。その結果、その結果、良好な発癌
抑制効果が確認された。
実施例2の発癌剤(アゾキシメタン)に換えてN−メチ
ル−N−アミルニトロサミン12.5mg/Kg bo
dy weightをF344ラットに腹腔内注射し、
同様の実験を行った。
スペリジン配糖体は、ヘスペリジンよりも低濃度で発癌
抑制効果を示していることが明らかとなった。
リジン配糖体を0.1%添加したジュースを作成した。
オレンジジュースは通常の搾汁、殺菌、充填工程を経て
作成した。味、香りにほとんど影響のないオレンジジュ
ースを作ることができた。
度のヘスペリジンを添加すると味および香りが低下す
る。ヘスペリジンは独特の臭い(薬品的な臭い)を有す
るためである。しかし、本実施例では、ヘスペリジン配
糖体を0.1%添加してもヘスペリジンを添加した場合
のような欠点のないジュースが得られた。
還元し、これに0.2%ヘスペリジン配糖体を添加して
ジュースを作成した。味、香りにほとんど影響のないオ
レンジジュースを作ることができた。
度のヘスペリジンを添加すると味および香りが低下す
る。ヘスペリジンは独特の臭い(薬品的な臭い)を有す
るためである。しかし、本実施例では、ヘスペリジン配
糖体を0.2%添加してもヘスペリジンを添加した場合
のような欠点のないジュースが得られた。
ースとを比較した。ヘスペリジン配糖体の添加量が多く
なれば、ややマイルドなジュースになる傾向があった。
ュースを還元し、これに0.075%ヘスペリジン配糖
体を添加してジュースを作成した。味、香りにほとんど
影響がなく、苦味および酸味がまろやかなオレンジジュ
ースを作ることができた。
ルーツジュースを還元し、これに0.075%ヘスペリ
ジン配糖体を添加してジュースを作成した。味、香りに
ほとんど影響がなく、苦味および酸味がまろやかなグレ
ープフルーツジュースを作ることができた。
30部、水20部、酸味料1部、香料および着色料を適
量配合したキャンディを作成した。グラニュー糖は水に
完全溶解しながら110℃まで加熱し、水飴を加えて1
25℃まで温度を上げた。さらに、145℃で煮詰めた
後、冷却板上に流し、酸味料、続いて、香料および着色
料、0.2部のヘスペリジン配糖体を混合し、キャンデ
ィとして成形した。ヘスペリジン配糖体を添加しても
味、香りにほとんど影響のないキャンディを作ることが
できた。
スペリジンを添加すると味および香りが低下する。ヘス
ペリジンは独特の臭い(薬品的な臭い)を有するためで
ある。しかし、本実施例では、ヘスペリジン配糖体を
0.2部添加してもヘスペリジンを添加した場合のよう
な欠点のないキャンディが得られた。
量を0.5部に変更した以外は実施例7Aと同様にキャ
ンディを作成した。ヘスペリジン配糖体を添加しても
味、香りにほとんど影響のないキャンディを作ることが
できた。
スペリジンを添加すると味および香りが低下する。しか
し、本実施例では、ヘスペリジン配糖体を0.5部添加
してもヘスペリジンを添加した場合のような欠点のない
キャンディが得られた。
ャンディを比較した。ヘスペリジン配糖体の添加量が多
くなれば、ややマイルドな味になる傾向があった。
量をさらに変更した以外は、実施例7Aと同様にキャン
ディを作成した。その結果、ヘスペリジン配糖体の添加
量が多くなるにつれて、ややマイルドな味になる傾向が
確認された。
部、砂糖200部、食用油脂80部、乳化油脂30部、
食塩0.6部、ベーキングパウダー4部、ヘスペリジン
配糖体0.5部を常法により混合し、その生地を生地比
重0.50に調整した。これを180℃30分焼成して
ヘスペリジン配糖体含有スポンジケーキを作成した。ヘ
スペリジン配糖体を添加しても味、香りにほとんど影響
のないケーキを作ることができた。
ジン配糖体配合量と同量のヘスペリジンを添加すると味
および香りが低下する。しかし、本実施例では、ヘスペ
リジン配糖体を添加してもヘスペリジンを添加した場合
のような欠点のないケーキが得られた。
食塩1部、香辛料適量を1000rpmでよく攪拌し、
通常のフレンチドレッシングを得た。一方、この配合に
0.3部のヘスペリジン配糖体を添加し、ヘスペリジン
配糖体配合のフレンチドレッシングを得た。野菜サラダ
にかけて食したところ、ヘスペリジン配糖体を含有しな
いドレッシングと同等の食味、食感が得られた。
ン配糖体配合量と同量のヘスペリジンを添加すると、ド
レッシングをサラダにかけて食するときの食味および食
感が低下する。しかし、本実施例では、ヘスペリジン配
糖体を添加してもヘスペリジンを添加した場合のような
欠点のないドレッシングが得られた。
ュー糖150g、牛乳700gの配合で、常法に従いプ
リンを調製した。これにヘスペリジン配糖体を2g配合
したヘスペリジン配糖体配合プリンも調製した。
ペリジン配糖体を添加したプリンも通常のプリンと同等
の食味が得られた。
体配合量と同量のヘスペリジンを添加すると、食味が低
下する。しかし、本実施例では、ヘスペリジン配糖体を
添加してもヘスペリジンを添加した場合のような欠点の
ないドレッシングが得られた。
結果からも理解されるように、ヘスペリジン配糖体には
味質の改善作用(苦味、渋味、青臭味などの低減化)が
あるため、添加された食品は、嫌味のないマイルドな風
味になる。例えば、果汁100%のオレンジジュースや
グレープフルーツジュースでは、0.075%程度のヘ
スペリジン配糖体の添加で苦味や酸味のまろやかなジュ
ースとなる。その他の食品においても、通常、0.03
〜0.1%程度の添加で味質がマイルドになる。
な臭い)を有するという特徴がある。このため、その食
品の持つ味や風味の強さによるが、一般的に、ヘスペリ
ジンを食品に0.1%程度以上添加すると、ヘスペリジ
ンの独特の臭いにより、食品の味または風味が低下して
しまう。
れ、味または風味の良好な食品が得られる。
ペリジン配糖体を含む癌抑制剤または飲食物が提供され
る。ヘスペリジン配糖体単独、または、ヘスペリジンと
ヘスペリジン配糖体とを共存させて可溶化したものを経
口投与した場合には、少量の投与量で発癌抑制効果が発
揮される。
Claims (14)
- 【請求項1】 ヘスペリジン配糖体を含有する、癌抑制
剤。 - 【請求項2】 抑制される癌が大腸癌である、請求項1
に記載の抑制剤。 - 【請求項3】 抑制される癌が口腔癌である、請求項1
に記載の抑制剤。 - 【請求項4】 抑制される癌が食道癌である、請求項1
に記載の抑制剤。 - 【請求項5】 抑制される癌が胃癌である、請求項1に
記載の抑制剤。 - 【請求項6】 ヘスペリジン配糖体と、フラボノイド化
合物の1種または複数種とを含む、癌抑制剤組成物であ
って、該フラボノイド化合物が、ヘスペリジン配糖体で
はない、組成物。 - 【請求項7】 前記フラボノイド化合物が、ヘスペリジ
ン、ディオスミン、ルテオリン、またはケルセチンであ
る、請求項6に記載の組成物。 - 【請求項8】 抑制される癌が大腸癌である、請求項6
または7に記載の組成物。 - 【請求項9】 抑制される癌が口腔癌である、請求項6
または7に記載の組成物。 - 【請求項10】 抑制される癌が食道癌である、請求項
6または7に記載の組成物。 - 【請求項11】 抑制される癌が胃癌である、請求項6
または7に記載の組成物。 - 【請求項12】 請求項1〜5のいずれか1項に記載の
抑制剤を含有する制癌用飲食物。 - 【請求項13】 制癌作用を有するフラボノイド化合物
の配糖体を含有する、癌抑制剤。 - 【請求項14】 前記制癌作用を有するフラボノイド化
合物が、ヘスペリジン、ディオスミン、ルテオリン、ま
たはケルセチンである、請求項13の癌抑制剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001226834A JP2003040781A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 飲食物および医薬品 |
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JP2001226834A JP2003040781A (ja) | 2001-07-26 | 2001-07-26 | 飲食物および医薬品 |
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---|---|
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