JP2010195734A - フィチン酸、カルボン酸、および糖類の相乗効果による脂肪吸収抑制作用を有する組成物 - Google Patents

フィチン酸、カルボン酸、および糖類の相乗効果による脂肪吸収抑制作用を有する組成物 Download PDF

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Abstract

【課題】良好な脂肪吸収抑制作用を示し、しかも副作用がなく安全で簡便に継続して摂取することができ、ひいては、過剰な脂肪吸収に関連する状態、例えば、肥満や高脂血症を予防および/または改善することができる組成物を提供する。
【解決手段】本発明は、フィチン酸、カルボン酸および糖類を有効成分として含有する、脂肪吸収抑制用組成物に関する。
【選択図】図1

Description

本発明は、消化管内の脂肪分が吸収されるのを阻害する、脂肪吸収抑制用組成物に関する。より詳細には、フィチン酸、カルボン酸および糖類を有効成分とし、安全で簡便に摂取できる脂肪吸収抑制用組成物に関する。
近年、運動不足および食生活の欧米化に伴い、肥満者の人口に占める割合は、増大してきており、肥満は現代社会における生活習慣病の危険因子の1つになっている。糖尿病、高脂血症、高血圧、インスリン抵抗性などの上流には内臓脂肪の蓄積があることが指摘され、肥満に加えて、高脂血、高血圧または高血糖の2項目以上の併発は、メタボリックシンドロームとよばれ、心血管疾患の高リスク群と認識されている。肥満の主たる要因は消費量を超える脂肪の過剰吸収であるが、個人差が大きく、他に遺伝的素因、社会的要因、家庭環境など様々な因子が影響しており、十分な予防・改善方法はないのが現状である。
国内では、肥満に対する治療薬として食欲抑制剤のマジンドールが唯一承認されているが、重篤な肥満にしか適用がなく、耐性や依存性、口渇、便秘、胃部不快感、悪心・嘔吐などの副作用が報告されている。また、外国ではリパーゼ阻害作用により腸管から脂肪吸収を抑制する作用を持つオルリスタットが肥満改善薬として市販されているが、放屁、脂肪便、排便数の増加、軟便、下痢および腹痛等の副作用が報告され、排便が気になって外出もできなくなるなど著しくクオリティオブライフ(QOL)を低下させるという問題がある。
また、血液中の脂質であるリポ蛋白質を分解する、リポ蛋白質リパーゼ(以下、LPLという)を活性化させて、脂質低下を図ろうとする試みが行われている。例えば、特許文献1には、フィチン酸を静脈内に投与すると、血液中の遊離脂肪酸量が増加し、LPLが活性化されることが開示されている。しかしながら、フィチン酸は経口投与しても殆ど体内に吸収されないため、その使用にあたっては、注射製剤などの医薬品として用いる必要があり、日常的に使用するには困難がある。しかもLPLを活性化しても、リポ蛋白質量が一時的に低下するだけで、体外に排出されるわけではないので、脂質低下作用が得られるのかは不明である。
このように、医薬品による肥満の改善は、リスクがあることを承知したうえで、それでも肥満を改善しなければ多大な不利益があるような場合に限定して行う必要がある。
肥満の予防・改善のためには、適度な運動を継続すると共に、食事制限により摂取カロリーを減らし、蓄積した脂肪を排出することが有効な手段ではあるものの、過剰な運動や食事制限はかえって身体にとっては有害であり、また、リバウンドの問題もあって、日常生活においての実行は困難である場合が多い。したがって、食事由来の脂肪が体内に吸収されることを安全かつ健康的に抑制し、体内脂肪の自然な排出を促すことは、肥満および関連する疾患の予防・治療のために極めて有用であると考えられる。
医薬品ではない特定保健用食品として、脂肪吸収を抑制する効果を標榜するものが市販されており、膵リパーゼ阻害により脂肪吸収を抑制するグロビン蛋白分解物や、脂肪に比べて消化吸収されにくい性質を持つジアシルグリセロールなどが市販されている。さらに同様の目的で新たな素材の探索も精力的に行われており、例えば、特許文献2には、脱脂米胚芽から抽出されたリパーゼ阻害剤が開示されており、また特許文献3には、小麦胚芽由来の塩基性蛋白質を有効成分とするリパーゼ阻害剤が開示されている。特許文献4には、ウーロン茶の主たるカテキン成分であるエピガロカテキンガレートを酵素で重合させたウーロンテアニンガレートを有効成分とするリパーゼ阻害剤が開示されている。
しかしながら、上記のリパーゼ阻害剤は、効果が十分なものとはいえない上、オルリスタットと同様、リパーゼ阻害作用に基づく、放屁、脂肪便、排便数の増加、軟便、下痢および腹痛等の副作用があるため、継続的に摂取することはできない。
特開平1−294630号公報 特開平7−25779号公報 特開平4−300839号公報 特開2006−1909号公報
本発明の課題は、上記のような問題に鑑み、良好な脂肪吸収抑制作用を示し、しかも副作用がなく安全で簡便に継続して摂取することができ、ひいては、過剰な脂肪吸収に関連する状態、例えば、肥満や高脂血症を予防および/または改善することができる組成物を提供することである。
本発明者らは、上記の問題点に鑑み、安全性の高い食経験のある種々の成分の検討を行い、フィチン酸、カルボン酸および糖類を組み合わせると、リパーゼ阻害作用が極めて低いにもかかわらず、良好な脂肪吸収抑制作用が得られることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、以下の発明を包含する。
(1)フィチン酸、カルボン酸および糖類を有効成分として含有する、脂肪吸収抑制用組成物。
(2)カルボン酸がヒドロキシ酸である、(1)記載の組成物。
(3)糖類がデキストリンである、(1)または(2)記載の組成物。
(4)過剰な脂肪吸収に関連する状態を予防および/または改善するための、(1)〜(3)のいずれかに記載の組成物。
(5)過剰な脂肪吸収に関連する状態が肥満および/または高脂血症である、(4)記載の組成物。
(6)リパーゼ阻害作用がないかまたは極めて低いことを特徴とする、(1)〜(5)のいずれかに記載の組成物。
本発明によれば、良好な脂肪吸収抑制作用を示し、しかもリパーゼ阻害剤のような放屁、脂肪便、排便数の増加、軟便、下痢および腹痛等の副作用がなく、安全な脂肪吸収抑制用組成物が提供される。本発明の脂肪吸収抑制用組成物は、食経験のある成分を原料としているため、簡便に継続して摂取することができる。さらに本発明の脂肪吸収抑制用組成物は、過剰な脂肪吸収に関連する状態、例えば、肥満や高脂血症を予防および/または改善するためにも使用できる。
実施例、比較例の各組成物による、イントラリピッド経口投与後の脂肪吸収量(5時間の血中濃度のAUC)の阻害作用(平均値±標準誤差)を示す。
以下、本発明の好適な実施形態について具体的に説明する。
本発明において、脂肪吸収抑制とは、摂取された脂肪が、腸管から吸収されて生体内に取り込まれることを抑制するか、または遅延させる作用をさす。また、血液中の脂肪や脂肪酸の量を低下させ、脂肪摂取後の血液中脂肪増加を抑制することも、脂肪吸収抑制に包含される。本発明の組成物は体外からの脂肪の吸収そのものを抑制するため、LPLの活性化のような体内の脂肪を脂肪酸に分解するといった作用とは、作用機構のみならず、作用効果の点においても明確に区別される。脂肪吸収抑制を評価する方法としては、定量された脂肪を経口摂取するなどして腸管内に投与した後、血液中や便中の脂肪量を測定する方法、体脂肪量を経時的に測定する方法、摘出腸管標本の粘膜側から漿膜側への脂肪の移行を測定する方法などが挙げられる。
本発明において、リパーゼ阻害作用とは、生体において主として膵臓から分泌される膵リパーゼのトリグリセリド分解作用を阻害する作用をさす。食品中の脂肪分、すなわちトリグリセリドはそのままでは生体に吸収されず、リパーゼによってモノアシルグリセロールと脂肪酸に加水分解されて吸収される。そのため、リパーゼ阻害作用を有する成分は、脂肪の体内吸収を抑制するが、吸収も分解もされなかったトリグリセリドが腸管内に多量に残存する結果、様々な副作用が現れてQOLが低下する。リパーゼ阻害作用を評価する方法としては、被検物質の存在下、リパーゼを基質のトリグリセリドとともにインキュベートし、分解されて遊離する脂肪酸量を測定する方法、リパーゼを基質のトリグリセリドとインキュベートし、残存するトリグリセリド量を測定する方法などが挙げられる。
本発明において、リパーゼ阻害作用がない、または極めて少ないとは、後述する試験例2と同様のリパーゼ阻害作用の測定方法において、リパーゼ阻害率が20%以下、好ましくは15%以下であるものをさす。
フィチン酸は、ミオイノシトールに6つのリン酸が結合した化合物であり、別名、ミオイノシトール−6−リン酸やIPなどと呼ばれている。フィチン酸は植物の種子などに多く含まれ、強いキレート作用を有するため、フィチン(フィチン酸のカルシウムやマグネシウムの塩)の形態でリンの貯蔵に寄与している。本発明に用いるフィチン酸は、フィチンの形態でもフィチン酸の形態でもよく、さらにその塩の形態でもよく、取扱い性や組成物の製造工程を考慮して適宜選択することができる。塩としては、薬学的または食品として許容できる塩であれば特に制限されないが、例えば、ナトリウムおよびカリウム等のアルカリ金属との塩、カルシウムおよびマグネシウム等のアルカリ土類金属との塩、アンモニウムおよびトリエチルアミン等のアミン類との塩が挙げられる。
本発明に用いるフィチン酸は、植物、好ましくは植物種子、例えば米や大豆などから、抽出したものを用いることができる。また、化学合成法により合成して得られたものや試薬として販売されているものを用いることもできる。本発明の組成物を後述する医薬組成物として用いる場合は化学合成法により得られたものなど、精製度が高く安全性・品質が担保されたものを用いるのが好ましいが、本発明の組成物を食品や飼料として用いる場合は、植物より公知の方法を用いて抽出した物を用いてもよい。植物よりフィチン酸を抽出する方法としては、特開平10−59986号公報に記載された方法や、特開平11−178592号公報に記載された方法を挙げることができる。
特開平10−59986号公報に記載された方法は、フィチン酸を含有する原料から酸性条件でフィチン酸を溶解抽出し、その後加温しながらアルカリまたは塩を添加して純度の高いフィチン沈殿物を生成させることからなる、フィチンの製造方法である。
特開平11−178592号公報に記載された方法は、フィチン酸を含有する原料(米糠および大豆)を焙煎後に水を加えて混練し、さらにこれを発酵させた後、水を加えて上清をとり、煮沸して凝集物を除去し、さらに生じる沈殿物を除去することからなる、フィチン酸の製造方法である。
カルボン酸は、カルボキシル基(−COOH)を有する化合物の総称である。本発明で用いることができるカルボン酸としては、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、酪酸、カプロン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、オレイン酸、リノール酸、および安息香酸などのモノカルボン酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、アジピン酸およびフタル酸などのジカルボン酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、およびシキミ酸などの脂肪族ヒドロキシ酸、サリチル酸、バニリン酸、およびゲンチジン酸などの芳香族ヒドロキシ酸などが挙げられる。これらの中では、呈味性、取扱い性、製剤性などの観点から、ヒドロキシ酸、特に脂肪族ヒドロキシ酸を用いるのが好ましく、クエン酸を用いるのが最も好ましい。カルボン酸は、その塩の形態で用いてもよく、取扱い性や組成物の製造工程を考慮して適宜選択することができる。塩としては、薬学的または食品として許容できる塩であれば特に制限されないが、例えば、ナトリウムおよびカリウム等のアルカリ金属との塩、カルシウムおよびマグネシウム等のアルカリ土類金属との塩、アンモニウムおよびトリエチルアミン等のアミン類との塩が挙げられる。
糖類は1つのカルボニル基(アルデヒド基またはケトン基)を有する多価アルコールの総称である。本発明において糖類には、単糖、二糖、オリゴ糖、ガラクトオリゴ糖、および多糖が包含される。単糖としては、グルコース、ガラクトース、マンノース、およびフルクトースなどのヘキソース、アラビノースなどのペントースが挙げられ、二糖としては、マルトース、トレハロース、ラクトース、およびスクロースなどが挙げられ、オリゴ糖としては、フルクトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖などが挙げられ、多糖としては、デンプン、アミロース、アミロペクチン、およびデキストリンなどが挙げられる。これらの中では、呈味性、取扱い性、製剤性などの観点から、多糖類を用いるのが好ましく、デキストリンを用いるのが最も好ましい。デキストリンは、澱粉を部分的に加水分解して得られる、鎖状または分岐鎖状にブドウ糖が結合したものである。澱粉の原料は特に限定されず、ジャガイモ、トウモロコシ(コーンスターチ、ワキシーコーンスターチなど)、タピオカに由来するものなどが挙げられる。澱粉を分解する方法としては、酸を用いる方法、アミラーゼやジアスターゼなどの酵素を用いる方法、ならびに熱で分解する方法などが挙げられ、これらを複数組み合わせてもよい。デキストリンは澱粉の分解の程度により、様々な形態があるが、本発明では、通常、ブドウ糖当量(DE値)4〜50のデキストリンが用いられ、好ましくはDE値5〜25のデキストリンが用いられる。ここでDE値とは、澱粉を加水分解したとき、どの程度にデキストリンとぶどう糖や麦芽糖ができているかを示すもので、全還元糖をぶどう糖に換算し、乾燥固形分に対する%で表した値である。すなわち、次式で表される。
DE値=直接還元糖(グルコースとして表示)/固形分×100
なお、本発明の糖類には、食物繊維、シクロデキストリン、難消化性多糖類を除く糖類が好適に用いられる。
本発明の組成物はフィチン酸、カルボン酸および糖類の3成分を合わせて適用することで、極めて高い脂肪吸収抑制作用を示す。3成分の含量は、本発明の効果が得られる限り制限されるものではないが、フィチン酸、カルボン酸および糖類を、1:0.1〜30:0.1〜50の質量比で含有させるのが好ましい。質量比は、より好ましくは、1:0.5〜12:0.5〜25であり、さらに好ましくは、1:0.8〜8:0.8〜10である。この範囲で3成分を含有させると、高い脂肪吸収抑制作用が得られるうえに、後述する、医薬品、食品および飼料などの各種形態として製造するのに好ましい性質、取扱い性、呈味性を示す。
本発明の脂肪吸収抑制用組成物は、過剰な脂肪吸収に関連する状態、すなわち、脂肪吸収およびそれに続く脂肪蓄積によって引き起こされる肥満、高脂血症、特に高グリセリド血症、糖尿病、高血圧およびメタボリックシンドロームなどの状態を予防および/または改善するために有効である。本発明の脂肪吸収抑制用組成物は、これらの状態のうち、リパーゼ活性に起因しない状態、あるいはリパーゼ活性を阻害しても予防および/または改善できない状態、リパーゼ活性を阻害することが好ましくない状態を、予防および/または改善するために特に有効である。また、本発明の脂肪吸収抑制用組成物は、リパーゼ阻害作用がないかまたは極めて低いことから、リパーゼ阻害作用に基づく副作用、例えば、放屁、脂肪便、排便数の増加、軟便、下痢および腹痛等を生じない点で有利である。
本発明において状態の予防には、その発生を抑えることおよび遅延させることが含まれ、再発に対する予防も含まれる。本発明において状態の改善には、治癒することおよび進行を抑えることが含まれる。
本発明の組成物の投与対象は、好ましくは、哺乳動物である。本明細書において哺乳動物は、温血脊椎動物をさし、例えば、ヒトおよびサルなどの霊長類、マウス、ラットおよびウサギなどの齧歯類、イヌおよびネコなどの愛玩動物、ならびにウシ、ウマおよびブタなどの家畜が挙げられる。本発明の組成物は、霊長類、特にヒトへの投与に好適である。
本発明の脂肪吸収抑制用組成物をヒトに適用する際は、特に制限されないが、例えば、医薬組成物および食品組成物として調製することができる。
本発明の脂肪吸収抑制用組成物をヒトに適用する場合、フィチン酸の乾燥質量を基準ととして、成人1日当たり0.01〜5gの範囲で適用される。カルボン酸および糖類は、フィチン酸量を基準として前記の比率で含有させればよい。フィチン酸、カルボン酸および糖類は、食用としても広く用いられており、安全性の高いものであるため、その摂取量をさらに増やすこともできる。1日当たりの摂取量は、1回で摂取してもよいが、数回に分けて摂取してもよい。
本発明の脂肪吸収抑制用組成物を医薬組成物として調製する場合、上記の3成分をそのままで医薬組成物としてもよいが、通常は薬学的に許容される担体を含む製剤として調製する。医薬組成物は、通常、経口、経腸または経肛門にて投与される。本発明の効果を阻害しない限り、添加剤や、他の公知の脂肪吸収抑制剤などを配合してもよい。
医薬組成物の剤型としては、例えば、錠剤、カプセル剤、顆粒剤、散剤、シロップ剤、ドライシロップ剤、液剤および懸濁剤などの経口剤、ならびに吸入剤および坐剤などの経腸製剤などが挙げられる。これらのうちでは、経口剤が好ましい。
このような剤型の医薬組成物には、上述した3成分に、慣用される賦形剤、崩壊剤、結合剤、滑沢剤、界面活性剤、アルコール、水、水溶性高分子、甘味料、矯味剤および酸味料などの添加剤を剤型に応じて配合できる。なお、液剤および懸濁剤などの液体製剤は、服用直前に水または他の適当な媒体に溶解または懸濁する形であってもよく、また錠剤および顆粒剤の場合には周知の方法でその表面をコーティングしてもよい。
本発明に係る医薬組成物において、有効成分である3成分の含有量は、その剤型により異なるが、乾燥質量を基準として、3成分合計で、通常は、1〜99質量%の範囲内、好ましくは5〜80質量%の範囲内であり、上述した成人1日当たりの摂取量を摂取できるよう、1日当たりの投与量が管理できる形にすることが望ましい。
本発明の脂肪吸収抑制用組成物を食品組成物として調製する場合、その形態は特に制限されず、健康食品、機能性食品および特定保健用食品などの他、上記3成分を配合できるすべての食品が含まれる。具体的には、特定保健用食品では、経管経腸栄養剤などの流動食、錠剤、錠菓、チュアブル錠、粉剤、カプセル剤、顆粒剤などの各種製剤形態とすることができ、これらは前述の医薬組成物と同様の方法で製造することができる。本発明に係る食品には飲料も包含され、飲料の具体例としては、栄養補助食品(ドリンク剤など)、茶飲料(緑茶、ウーロン茶および紅茶など)、清涼飲料、ゼリー飲料、スポーツ飲料、乳飲料、炭酸飲料、果汁飲料、乳酸菌飲料、発酵乳飲料、粉末飲料、ココア飲料、コーヒー飲料、精製水などが挙げられる。さらに、本発明に係る食品は、スプレッド類(バター、ジャム、ふりかけ、マーガリンなど)、マヨネーズ、ショートニング、カスタードクリーム、ドレッシング類、パン類、米飯類、麺類、パスタ、味噌汁、豆腐、牛乳、ヨーグルト、スープ、ソース、菓子(例えば、ビスケット、クッキー、チョコレート、キャンディ、ケーキ、アイスクリーム、チューインガム、タブレット)などとして調製してもよい。
本発明に係る食品は、有効成分である上記3成分のほかに、食品や飼料の製造に用いられる他の食品素材、各種栄養素、各種ビタミン、ミネラル、アミノ酸、各種油脂、食物繊維、種々の添加剤(例えば、呈味成分、甘味料、有機酸などの酸味料、界面活性剤、pH調整剤、安定剤、酸化防止剤、色素、フレーバー)などを配合して、常法に従って製造することができる。また、通常食されている食品に上記3成分を配合することにより、本発明の脂肪吸収抑制用組成物としての食品組成物を製造してもよい。
本発明の脂肪吸収抑制用組成物を食品組成物とする場合、有効成分である3成分の含有量は、食品の形態により異なるが、乾燥質量を基準として、3成分合計で、通常は、0.5〜80質量%の範囲内、好ましくは1〜60質量%の範囲内、より好ましくは3〜50質量%の範囲内である。1日当たりの摂取量は、1回で摂取してもよいが、数回に分けて摂取してもよい。上述した、成人1日当たりの摂取量が飲食できるよう、1日当たりの摂取量が管理できる形にするのが好ましい。
本発明において食品には、ヒト用の食品のみならず、家畜および競走馬などの飼料、ならびにペットフードなども包含される。飼料は、対象が動物であることを除いて、食品とほぼ等しいことから、本明細書における食品に関する記載は、飼料についても同様に当てはめることができる。
さらに本発明の脂肪吸収抑制用組成物には、他の機能性成分として、上記したもの以外に、例えば、共役リノール酸、タウリン、グルタチオン、カルニチン、クレアチン、コエンザイムQ、グルクロン酸、グルクロノラクトン、トウガラシエキス、ショウガエキス、カカオエキス、ガラナエキス、ガルシニアエキス、テアニン、γ−アミノ酪酸、カプサイシン、カプシエイト、各種有機酸、フラボノイド類、ポリフェノール類、カテキン類、キサンチン誘導体、フラクトオリゴ糖などの難消化性オリゴ糖、ポリビニルピロリドン等を配合してもよい。これら機能性成分の配合量は、成分の種類と所望すべき摂取量に応じて適宜決められるが、本発明の脂肪吸収抑制用組成物中、通常、0.01〜70質量%の範囲内であり、好ましくは0.1〜50質量%の範囲内である。
以下、実施例に基づいて本発明をさらに具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(製造例)小麦からのフィチン酸の製造
脱脂小麦胚芽(日清ファルマ(株)製)1500kg、イオン交換水12000L、無水クエン酸131kg、澱粉分解酵素(液化酵素T:エイチビィアイ(株)製)15kgを釜に入れ、攪拌して温度を85℃にし、10分間分散させた。次に50℃に冷却し、澱粉分解酵素(液化酵素T:エイチビィアイ(株)製)15kg、蛋白分解酵素(プロテアーゼM:天野エンザイム(株)製)3.6kgを添加した。これをpH4.0に調節して50℃で14時間反応させた。反応終了後90℃で10分間処理して酵素を失活させた後、60℃に冷却した。ここに活性炭を添加し、60℃で1時間不溶物を吸着させた。混合液をフィルタープレスで濾過し、濾液を35℃まで冷却した。得られた抽出液としての濾液にNaOHを加えてpH8.0に調整し、不溶物を形成させた。得られた不溶物を85℃に維持しながらフィルターを用いて濾集し、減圧下で乾燥した。
このようにして16kgの乾燥固体状のフィチン酸含有組成物を得た。この組成物は白色、無味、無臭であり、フィチン酸を49質量%含有していた。
(実施例1)脂肪吸収抑制用組成物の製造
製造例で得られた組成物16kgを10%クエン酸溶液270L(pH3.1)に溶解した。濾過して微量の不溶物を除去した後、デキストリン52kgを加えて噴霧乾燥し、約95kgの乾燥固体状の本発明組成物を得た。この本発明組成物の各成分の含量は、フィチン酸9.2%、クエン酸28%およびデキストリン55%であった(質量%)。
(実施例2)脂肪吸収抑制用組成物の製造
50%フィチン酸水溶液(築野食品工業)1.5gを蒸留水で希釈後、クエン酸(和光純薬)2.7gを添加し、次いで水酸化マグネシウム(和光純薬)、水酸化カルシウム(和光純薬)、水酸化ナトリウム(純正化学)、水酸化カリウム(純正化学)をpH3.0になるよう適量添加した。次いで、デキストリン(DE8〜10/NSD300;ニッシ製)5.2gを加え、均一な水溶液を調製した。これを凍結乾燥し、約8.8gの粉末試料を得た。この本発明組成物の各成分の含量は、フィチン酸8.1%、クエン酸30%およびデキストリン59%であった(質量%)。
(実施例3〜8)脂肪吸収抑制用組成物の製造
実施例2と同様にして、市販の試薬を用いて表1の組成で本発明の脂肪吸収抑制用組成物を製造した。試薬として、50%フィチン酸水溶液(築野食品工業)、酢酸(純正科学)、リンゴ酸(昭和加工)、マレイン酸(和光純薬)、デキストリン(DE8/パインデックス#1;松谷化学)、デキストリン(DE12/マックス2000;松谷化学)、デキストリン(DE18/TK−16;松谷化学)およびデキストリン(DE8〜10;ニッシ)を用いた。
Figure 2010195734
(比較例1)
50%フィチン酸水溶液(築野食品工業)10gを蒸留水で希釈後、水酸化マグネシウム(和光純薬)、水酸化カルシウム(和光純薬)、水酸化ナトリウム(純正化学)、水酸化カリウム(純正化学)を適量加え、pH3.0に調整した。この均一な水溶液を凍結乾燥し、約7.1gの粉末試料を得た。
(比較例2)
製造例のフィチン酸含有組成物(約2.5g)を蒸留水で懸濁後、クエン酸(和光純薬)を少しずつ約3.0g加え溶解させ、最終的にpH3.0に調整した。次いで、これを凍結乾燥し、約5.9gの粉末試料を得た。
(比較例3)
クエン酸(和光純薬)2.7gを蒸留水で溶解後、水酸化マグネシウム(和光純薬)、水酸化カルシウム(和光純薬)、水酸化ナトリウム(純正化学)、水酸化カリウム(純正化学)を適当量加え、pH3.0に調整した。次いで、デキストリン(ニッシ製NSD300)5.2gを加え、均一な水溶液を調製した。これを凍結乾燥し、約7.9gの粉末試料を得た。
(試験例1)脂肪吸収抑制活性の測定
ラット(SD、雄性)にイントラリピッド20%(テルモ製)の10mL/kg体重を経口投与し、経時的に採血して、脂肪が腸管から吸収されて血液中に移行する量を計測する試験を行った。実施例1、2および比較例1〜3の各組成物を下記表2の用量で強制経口投与し、同時にイントラリピッドを強制経口投与した。投与前および投与後2時間および5時間に尾静脈より採血し、トリグリセライド測定キット(和光純薬工業製)を用いて血液中の中性脂肪量を測定した。イントラリピッドのみ投与したものをコントロール群とした。結果は、投与から5時間のAUCを計算し評価した。各群の平均値を図1に示す。
Figure 2010195734
図1から、本発明組成物が血液中への中性脂肪の吸収を顕著に抑制することが分かる。一方、3成分の何れかを除いた比較例では、本発明の効果が得られないことがわかる。
(試験例2)リパーゼ阻害作用の測定
基質エマルション80μL(下記の緩衝液100mLにオリーブオイル3.0gを加えて超音波処理したもの)に、実施例1および2の本発明組成物の溶液10μL(最終濃度1mg/mL)を加え、37℃で10分間静置した。ここにリパーゼ溶液10μL(リパーゼ(シグマ製)を1.0mg/mLになるよう緩衝液で希釈した)を添加し、37℃で30分間酵素反応させた。反応終了後、銅試薬0.5mL(100mL中、トリエタノールアミン0.45mol、酢酸0.05mol、硫酸銅・5水和物3.8質量%、NaCl 20質量%を含有する水溶液)を添加し、さらに抽出試薬1.5mL(クロロホルム:n−ヘプタン:メタノール=49:49:1)を添加して30秒間よくミキシングした。これを遠心分離(3000rpm、10分間)して上清0.5mLをとり、これに発色液を加えて480nmの吸光度を測定した。陽性対照として、リパーゼ阻害作用が知られている(特開平3−284627号参照)、ピューロチオニン(シグマ社製)の最終濃度0.1、1mg/mLを用いた。結果は、本発明組成物、リパーゼ溶液を緩衝液に置換したブランク、および本発明組成物溶液を緩衝液に置換したコントロールの吸光度を用いて、下記式1にしたがってリパーゼ阻害率を算出した。その結果を表3に示す。
緩衝液組成:
タウロケノデオキシコール酸 1mmol/L
タウロコール酸ナトリウム 9mmol/L
コレステロール 0.1mmol/L
L−α−ホスファチジルコリン 0.8mg/mL
酢酸カルシウム 1mmol/L
トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン 100mmol/L
[式1]
阻害率(%)=[1−[本発明組成物の吸光度−ブランクの吸光度]/[コントロールの吸光度−ブランクの吸光度]]×100
Figure 2010195734
表3の結果から、本発明組成物が、リパーゼ阻害活性を示さないことが分かる。
(実施例9)錠剤の製造
実施例1の脂肪吸収抑制用組成物84g、結晶セルロース(旭化成)10gおよびポリビニルピロリドン(BASF)5gを混合し、これにエタノール30mLを添加して、湿式法により常法にしたがって顆粒を製造した。この顆粒を乾燥した後、ステアリン酸マグネシウム1.2gを加えて打錠用顆粒末とし、打錠機を用いて打錠し、1錠が1gの錠剤100個を製造した。
(実施例10)錠剤の製造
実施例1の脂肪吸収抑制用組成物167g、還元麦芽糖水飴(三菱商事フードテック)70gおよびセルロース(旭化成)79gを混合し、整粒して顆粒を製造した。この顆粒に二酸化ケイ素(富士シリシア化学)3gおよびショ糖エステル(三菱化学フーズ)15gを加えて打錠用顆粒末とし、打錠機を用いて打錠し、1錠が334mgの錠剤1000個を製造した。
(実施例11)顆粒剤の製造
実施例3の脂肪吸収抑制用組成物100g、乳糖(DMV)100gおよび結晶セルロース(旭化成)40gを混合し、これにエタノール130mLを練合機に添加し、通常の方法により5分間練合した。練合終了後、10メッシュで篩過し、乾燥機中にて50℃で乾燥した。乾燥後、整粒し、顆粒剤240gを得た。
(実施例12)顆粒剤の製造
実施例1の脂肪吸収抑制用組成物100g、還元麦芽糖水飴(三菱商事フードテック)53g、デキストリン(松谷化学)20g、ソルビトール(メルク)25g及びショ糖エステル(三菱化学フーズ)2gを混合し、流動層造粒機で造粒乾燥した。乾燥後、整粒し、顆粒剤200gを得た。
(実施例13)チュアブル剤の製造
実施例1の脂肪吸収抑制用組成物500g、ソルビトール(メルク)432g、スクラロース(三栄源)3gおよび香料(高砂香料)20gを混合し、整粒して顆粒を製造した。この顆粒に二酸化ケイ素(富士シリシア化学)10gおよびショ糖エステル(三菱化学フーズ)35gを加えて打錠用顆粒末とし、打錠機を用いて打錠し、1錠が1000mgのチュアブル剤1000個を製造した。
(実施例14)ドリンク剤の製造
実施例1の脂肪吸収抑制用組成物100g、スクラロース(三栄源)2.8g、クエン酸(昭和化工)10g、ビタミンB6(DSM)0.1g、ビタミンC(BASF)1g、ビタミンE(コグニスジャパン)3.75gおよびエリスリトール(日研化成)400gを飲料水10リットルに溶解させ、殺菌し、ドリンクを製造した。1本が100mlのドリンク100本を製造した。
(実施例15)パンの製造
小麦粉(強力粉)166gとドライイースト2gを混ぜた。これとは別に、実施例5の脂肪吸収抑制用組成物2g、砂糖25g、食塩3g、脱脂粉乳6gを温湯70gに溶かし、鶏卵1個を添加してよく混ぜた。これを上記の小麦粉とドライイーストの混合物に加え、よく手でこねた後、バター約40gを加えてよくこね、20個のロールパン生地を作った。次いで、これらのパン生地を発酵させた後、表面に溶き卵を塗り、オーブンにて180℃で約15分焼き、ロールパンを作成した。外観、味、食感ともに良好であった。
(実施例16)パスタ用ソースの製造
パスタ用のミートソース一人前(150g)を鍋に入れ、これに実施例7の脂肪吸収抑制用組成物1gを加えて加温した。このソースをパウチへ充填した後、窒素置換を行いながらパウチを密封し、121℃で15分間殺菌を行って、パスタ用ミートソースを得た。

Claims (6)

  1. フィチン酸、カルボン酸および糖類を有効成分として含有する、脂肪吸収抑制用組成物。
  2. カルボン酸がヒドロキシ酸である、請求項1記載の組成物。
  3. 糖類がデキストリンである、請求項1または2記載の組成物。
  4. 過剰な脂肪吸収に関連する状態を予防および/または改善するための、請求項1〜3のいずれか1項記載の組成物。
  5. 過剰な脂肪吸収に関連する状態が肥満および/または高脂血症である、請求項4記載の組成物。
  6. リパーゼ阻害作用がないかまたは極めて低いことを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項記載の組成物。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP3320905A4 (en) * 2015-07-10 2019-02-27 Universitat de les Illes Balears USE OF PHYTIC ACID OR SALTS THEREOF, ALONE OR IN COMBINATION WITH B6 VITAMERS, TO PREVENT THE FORMATION OF FINAL PRODUCTS FROM ADVANCED GLYCLATION
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