JP2003037485A - クロック発生回路 - Google Patents

クロック発生回路

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JP2003037485A
JP2003037485A JP2001223355A JP2001223355A JP2003037485A JP 2003037485 A JP2003037485 A JP 2003037485A JP 2001223355 A JP2001223355 A JP 2001223355A JP 2001223355 A JP2001223355 A JP 2001223355A JP 2003037485 A JP2003037485 A JP 2003037485A
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circuit
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frequency dividing
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Jingo Nakanishi
甚吾 中西
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リセット信号を外部から導入することなく、
エッジの揃った周波数の異なる複数のクロック信号を生
成することが可能なクロック発生回路を提供する。 【解決手段】 半導体集積回路装置のクロック発生回路
において、直列接続されて初段が参照クロック信号CL
KRを受け、各々がリセット信号を必要としない分周回
路1〜3と、それぞれ参照クロック信号CLKRおよび
分周回路1〜3の出力クロック信号CLK1〜CLK3
を半導体集積回路装置の内部回路に伝達させるためのバ
ッファ4〜7とを設ける。したがって、リセット信号を
入力するための外部ピンや、リセット信号を生成するた
めの回路を別途設ける必要がない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はクロック発生回路
に関し、特に、周波数の異なる複数のクロック信号を生
成するクロック発生回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体集積回路装置には、エ
ッジの揃った周波数の異なる複数の内部クロック信号を
生成するためのクロック発生回路が設けられている。複
数の内部クロック信号は、半導体集積回路装置内である
部分(たとえばコア部)を高速動作させるとともに他の
部分(たとえばバスインターフェイス部)を低速動作さ
せる場合や、通常動作時は内部回路を高速動作させ、軽
負荷時は内部回路を低速動作させることにより消費電力
の低減化を図る場合などに使用される。
【0003】図26は、そのようなクロック発生回路の
構成を示す回路ブロック図である。図26において、こ
のクロック発生回路は、リセット機能付きの分周回路8
1〜83とバッファ84〜87とを備える。分周回路8
1は、図27に示すように、セレクタ90、フリップフ
ロップ91およびインバータ92を含む。フリップフロ
ップ91は、参照クロック信号CLKRが「L」レベル
の期間にセレクタ90の出力信号φ90のレベルを取込
み、参照クロック信号CLKRの立上がりエッジに応答
して、取込んだレベルを出力する。フリップフロップ9
1の出力クロック信号CLK1は、インバータ92を介
してセレクタ90に与えられる。セレクタ90は、リセ
ット信号/RSTが活性化レベルの「L」レベルの場合
は「H」レベル(電源電位VCC)をフリップフロップ
91に与え、リセット信号/RSTが非活性化レベルの
「H」レベルの場合はインバータ92の出力信号をフリ
ップフロップ91に与える。
【0004】リセット信号/RSTが活性化レベルの
「L」レベルの期間は、セレクタ90の出力信号φ90
は「H」レベルに固定され、フリップフロップ91の出
力クロック信号CLK1は「H」レベルに固定され、イ
ンバータ92の出力信号は「L」レベルに固定される。
【0005】図28に示すように、参照クロック信号C
LKRのある立上がりエッジ(時刻t0)に同期してリ
セット信号/RSTが非活性化レベルの「H」レベルに
立上げられると、セレクタ90の出力信号φ90が
「L」レベルに立下げられる。参照クロック信号CLK
Rが「L」レベルの期間に「L」レベルの信号がフリッ
プフロップ91に取込まれ、参照クロック信号CLKR
の立上がりエッジに応答して、取込まれた「L」レベル
の信号がフリップフロップ91から出力される。フリッ
プフロップ91から出力された「L」レベルの信号は、
インバータ92で反転されてフリップフロップ91に入
力される。したがって、フリップフロップ91の出力ク
ロック信号CLK1は、参照クロック信号CLKRを1
/2の分周比で分周した信号となる。分周回路81の出
力クロック信号CLK1は、バッファ85を介して半導
体集積回路装置の内部回路に与えられる。
【0006】分周回路82は、参照クロック信号CLK
Rを1/4の分周比で分周して内部クロック信号CLK
2を生成する。分周回路82は、分周回路81のフリッ
プフロップ91を2段のフリップフロップで置換したも
のである。分周回路82の出力クロック信号CLK2
は、バッファ86を介して内部回路に与えられる。
【0007】分周回路83は、参照クロック信号CLK
Rを1/8の分周比で分周して内部クロック信号CLK
3を生成する。分周回路83は、分周回路81のフリッ
プフロップ91を3段のフリップフロップで置換したも
のである。分周回路83の出力クロック信号CLK3
は、バッファ87を介して内部回路に与えられる。
【0008】また、参照クロック信号CLKRはバッフ
ァ84を介して内部回路に与えられる。このようにし
て、立上がりエッジの揃った(時刻t2)、周波数の異
なる複数の内部クロック信号CLKR,CLK1〜CL
K3が生成される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
クロック発生回路では、リセット信号/RSTを使用し
なければ、分周回路81〜83が分周を開始するタイミ
ングがばらばらになって立上がりエッジを揃えることが
できない。
【0010】しかし、リセット信号/RSTを使用する
ためには、リセット信号/RSTを外部から入力する
か、リセット信号/RSTを生成するためのたとえばパ
ワーオンリセット回路を別途設ける必要があった。この
ため、半導体集積回路装置の外部ピンの数が増加した
り、回路構成が複雑化するという問題があった。
【0011】それゆえに、この発明の主たる目的は、リ
セット信号を外部から導入することなく、エッジの揃っ
た周波数の異なる複数のクロック信号を生成することが
可能なクロック発生回路を提供することである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクロック
発生回路は、周波数の異なる複数のクロック信号を生成
するクロック発生回路であって、直列接続されて初段が
参照クロック信号を受け、それぞれ複数のクロック信号
を出力する複数の分周回路を備えたものである。ここ
で、分周回路は、直列接続されて初段の入力端子が第1
の電位を受け、各々が、分周回路の入力クロック信号が
第2の電位の期間に入力端子の電位を取込み、取込んだ
電位を分周回路の入力クロック信号が第2の電位から第
1の電位に変化したことに応じて出力し、最終段から第
1の電位が出力されたことに応じてリセットされて第2
の電位を出力する複数のフリップフロップを含む。複数
のフリップフロップのうちの予め定められたフリップフ
ロップの出力クロック信号が分周回路の出力クロック信
号となる。
【0013】また、この発明に係る他のクロック発生回
路は、周波数の異なる複数のクロック信号を生成するク
ロック発生回路であって、帰還クロック信号と参照クロ
ック信号の位相が一致するように出力クロック信号の位
相を制御する位相制御回路と、直列接続されて初段が位
相制御回路の出力クロック信号を受け、それぞれ複数の
クロック信号を出力し、最終段の出力クロック信号が帰
還クロック信号としても使用される複数の分周回路とを
備えたものである。
【0014】好ましくは、分周回路は、直列接続されて
初段の入力端子が第1の電位を受け、各々が、分周回路
の入力クロック信号が第2の電位の期間に入力端子の電
位を取込み、取込んだ電位を分周回路の入力クロック信
号が第2の電位から第1の電位に変化したことに応じて
出力し、最終段から第1の電位が出力されたことに応じ
てリセットされて第2の電位を出力する複数のフリップ
フロップを含む。複数のフリップフロップのうちの予め
定められたフリップフロップの出力クロック信号が分周
回路の出力クロック信号となる。
【0015】また好ましくは、位相制御回路は、制御信
号が活性化レベルにされたことに応じて活性化されると
ともに制御信号が非活性化レベルにされたことに応じて
非活性化される。参照クロック信号は、最終段の分周回
路の出力クロック信号の代わりに、複数のクロック信号
のうちの1つのクロック信号として使用される。
【0016】また好ましくは、さらに、複数の分周回路
のうちの最終段の分周回路以外の各分周回路に対応して
設けられて対応の分周回路の出力クロック信号を遅延さ
せ、遅延させたクロック信号と最終段の分周回路の出力
クロック信号との位相を一致させるための遅延回路が設
けられる。
【0017】また好ましくは、さらに、各分周回路に対
応して設けられ、対応の分周回路の出力クロック信号の
デューティ比を所定の値に補正するための補正回路が設
けられる。
【0018】また好ましくは、補正回路は、その入力端
子が対応の分周回路の出力クロック信号を受け、対応の
分周回路の入力クロック信号が第2の電位の期間に入力
端子の電位を取込み、取込んだ電位を対応の分周回路の
入力クロック信号が第2の電位から第1の電位に変化し
たことに応じて出力するフリップフロップを含む。
【0019】また好ましくは、補正回路は、対応の分周
回路の出力クロック信号と対応の分周回路の所定ノード
に現われる信号とを受け、デューティ比が補正されたク
ロック信号を出力する論理回路を含む。
【0020】また好ましくは、最終段の分周回路以外の
各分周回路に対応する補正回路は、対応の分周回路とそ
の後段の分周回路との間に介挿される。
【0021】また好ましくは、さらに、最終段の補正回
路以外の各補正回路に対応して設けられて対応の補正回
路の出力クロック信号を遅延させ、遅延させたクロック
信号と最終段の補正回路の出力クロック信号との位相を
一致させるための遅延回路が設けられる。
【0022】また、この発明に係るさらに他のクロック
発生回路は、周波数の異なる複数の第1クロック信号お
よび複数の第2クロック信号を生成するクロック発生回
路であって、帰還クロック信号と参照クロック信号の位
相が一致するように出力クロック信号の位相を制御する
位相制御回路と、直列接続されて初段が位相制御回路の
出力クロック信号を受け、それぞれ複数の第1クロック
信号を出力し、最終段から出力される第1クロック信号
が帰還クロック信号としても使用される複数の第1分周
回路と、直列接続されて初段が最終段の第1分周回路か
ら出力される第1クロック信号を受け、それぞれ複数の
第2クロック信号を出力する複数の第2分周回路を備え
たものである。ここで、第2分周回路は、直列接続され
て初段の入力端子が第1の電位を受け、各々が、第2分
周回路の入力クロック信号が第2の電位の期間に入力端
子の電位を取込み、取込んだ電位を第2分周回路の入力
クロック信号が第2の電位から第1の電位に変化したこ
とに応じて出力し、最終段から第1の電位が出力された
ことに応じてリセットされて第2の電位を出力する複数
の第1フリップフロップを含み、複数の第1フリップフ
ロップのうちの予め定められた第1フリップフロップの
出力クロック信号が第2分周回路から出力される第2ク
ロック信号となる。
【0023】好ましくは、第1分周回路は、直列接続さ
れて初段の入力端子が第1の電位を受け、各々が、第1
分周回路の入力クロック信号が第2の電位の期間に入力
端子の電位を取込み、取込んだ電位を第1分周回路の入
力クロック信号が第2の電位から第1の電位に変化した
ことに応じて出力し、最終段から第1の電位が出力され
たことに応じてリセットされて第2の電位を出力する複
数の第2フリップフロップを含み、複数の第2フリップ
フロップのうちの予め定められた第2フリップフロップ
の出力クロック信号が第1分周回路から出力される第1
クロック信号となる。
【0024】また好ましくは、位相制御回路は、制御信
号が活性化レベルにされたことに応じて活性化されると
ともに制御信号が非活性化レベルにされたこと応じて非
活性化される。初段の第2分周回路は、最終段の第1分
周回路から出力される第1クロック信号の代わりに参照
クロック信号を受ける。
【0025】
【発明の実施の形態】[実施の形態1]図1は、この発
明の実施の形態1による半導体集積回路装置のクロック
発生回路の構成を示す回路ブロック図である。このクロ
ック発生回路は、外部からリセット信号を受けることな
く、外部から与えられた参照クロック信号CLKRに従
って、エッジの揃った周波数の異なる複数の内部クロッ
ク信号CLKR,CLK1〜CLK3を生成し、半導体
集積回路装置の内部回路(図示せず)に与えるものであ
る。
【0026】図1において、このクロック発生回路は、
分周回路1〜3およびバッファ4〜7を備える。参照ク
ロック信号CLKRは、分周回路1に入力されるととも
に、バッファ4を介して内部回路に与えられる。分周回
路1は、所定の分周比1/i(ただし、iは2以上の整
数である)を有し、参照クロック信号CLKRを分周し
てクロック信号CLK1を生成する。クロック信号CL
K1の周波数f1は、参照クロック信号CLKRの周波
数f0の1/i倍になる(f1=f0/i)。クロック
信号CLK1は、分周回路2に入力されるとともに、バ
ッファ5を介して内部回路に与えられる。
【0027】分周回路2は、所定の分周比1/j(ただ
し、jは2以上の整数である)を有し、分周回路1の出
力クロック信号CLK1を分周してクロック信号CLK
2を生成する。クロック信号CLK2の周波数f2は、
クロック信号CLK1の周波数f1=f0/iの1/j
倍になる(f2=f0/ij)。クロック信号CLK2
は、分周回路3に入力されるとともに、バッファ6を介
して内部回路に与えられる。
【0028】分周回路3は、所定の分周比1/k(ただ
し、kは2以上の整数である)を有し、分周回路2の出
力クロック信号CLK2を分周してクロック信号CLK
3を生成する。クロック信号CLK3の周波数f3は、
クロック信号CLK2の周波数f2=f0/ijの1/
k倍になる(f3=f0/ijk)。クロック信号CL
K2は、バッファ7を介して内部回路に与えられる。
【0029】このクロック発生回路では、リセット信号
が与えられないので、3つの分周回路1〜3がそれぞれ
独自のタイミングで分周を開始する可能性があるが、3
つの分周回路1〜3は直列接続されているので、最終的
には4つのクロック信号CLKR,CLK1〜CLK3
はエッジの揃ったクロック信号となる。すなわち、この
クロック発生回路によれば、リセット信号を外部から導
入することなしに、エッジの揃った複数のクロック信号
を生成することができる。
【0030】なお、この実施の形態1では、3つの分周
回路1〜3を直列接続したが、これに限るものではな
く、2つの分周回路を直列接続してもよいし、4つ以上
の分周回路を直列接続してもよいことは言うまでもな
い。以下、分周回路の具体的構成について説明する。
【0031】(具体例1)図2は、分周比が1/2の分
周回路Aの構成を示す回路ブロック図である。図2で
は、この分周回路が初段の分周回路1として使用されて
いる状態が示される。
【0032】図2において、この分周回路Aは、リセッ
ト機能付きフリップフロップ8,9とインバータ10と
を含む。フリップフロップ8,9のクロック端子には参
照クロック信号CLKRが入力され、それらのリセット
端子には分周回路1内で生成されたリセット信号/RS
Tが入力される。フリップフロップ8の入力端子には電
源電位VCC(「H」レベル)が与えられ、その出力ク
ロック信号が分周回路1の出力クロック信号CLK1と
なる。クロック信号CLK1はフリップフロップ9の入
力端子に与えられ、フリップフロップ9の出力信号φ9
がインバータ10で反転されてリセット信号/RSTと
なる。
【0033】フリップフロップ8は、図3に示すよう
に、入力端子8a、出力端子8b、クロック端子8c、
リセット端子8d、NANDゲート11,12、トラン
スファーゲート13〜16、およびインバータ17〜1
9を含む。リセット信号/RSTは、リセット端子8d
を介してNANDゲート11,12の一方入力ノードに
入力される。入力端子8aには、電源電位VCCが与え
られる。トランスファーゲート13は、入力端子8aと
NANDゲート11の他方入力ノードN13との間に接
続される。NANDゲート11の出力信号は、インバー
タ17およびトランスファーゲート14を介してNAN
Dゲート11の他方入力ノードN13に入力される。ま
たNANDゲート11の出力信号は、トランスファーゲ
ート15およびインバータ18を介して出力端子8bに
出力される。インバータ18の出力信号CLK1はNA
NDゲート12の他方入力ノードに入力され、NAND
ゲート12の出力信号はトランスファーゲート16を介
してインバータ18の入力ノードに与えられる。
【0034】参照クロック信号CLKRは、クロック端
子8cを介してトランスファーゲート13,16のPチ
ャネルMOSトランジスタ側のゲートおよびトランスフ
ァーゲート15,14のNチャネルMOSトランジスタ
側のゲートに直接入力されるとともに、クロック端子8
cおよびインバータ19を介してトランスファーゲート
13,16のNチャネルMOSトランジスタ側のゲート
およびトランスファーゲート15,14のPチャネルM
OSトランジスタ側のゲートに入力される。
【0035】リセット信号/RSTが非活性化レベルの
「H」レベルの場合は、NANDゲート11,12の各
々は他方入力ノードに入力される信号に対してインバー
タとして動作する。参照クロック信号CLKRが「L」
レベルの場合は、トランスファーゲート13,16が導
通するとともにトランスファーゲート14,15が非導
通になり、ノードN13が「H」レベルにされるととも
に、出力端子8bのレベルがNANDゲート12、トラ
ンスファーゲート16およびインバータ18によってラ
ッチされる。参照クロック信号CLKRが「H」レベル
になると、トランスファーゲート13,16が非導通に
なるとともに、トランスファーゲート14,15が導通
し、ノードN13のレベルがNANDゲート11、イン
バータ17およびトランスファーゲート14でラッチさ
れるとともに、ノードN13のレベルがNANDゲート
11、トランスファーゲート15およびインバータ18
を介して出力端子8bに伝達される。
【0036】リセット信号/RSTが活性化レベルの
「L」レベルの場合は、NANDゲート11,12の出
力信号はともに「H」レベルに固定される。参照クロッ
ク信号CLKRが「L」レベルの場合はNANDゲート
12の出力信号がトランスファーゲート16およびイン
バータ18を介して出力端子8bに出力され、参照クロ
ック信号CLKRが「H」レベルの場合はNANDゲー
ト11の出力信号がトランスファーゲート15およびイ
ンバータ18を介して出力端子8bに出力される。した
がって、リセット信号/RSTが活性化レベルの「L」
レベルの場合は、出力端子8bは「L」レベルに固定さ
れる。フリップフロップ9もフリップフロップ8と同じ
構成である。
【0037】図4は、図2および図3で示した分周回路
Aの動作を示すタイムチャートである。図4において、
参照クロック信号CLKRのサイクル1における立上が
りエッジ(時刻t1)に応答してリセット信号/RST
が「L」レベルされ、フリップフロップ8,9がリセッ
トされてフリップフロップ8,9の出力信号CLK1,
φ9がともに「L」レベルにされる。サイクル1におけ
る参照クロック信号CLKRが「L」レベルの期間に、
「H」レベルがフリップフロップ8に取込まれ、「L」
レベルがフリップフロップ9に取込まれる。
【0038】サイクル2における参照クロック信号CL
KRの立上がりエッジ(時刻t2)に応答して、フリッ
プフロップ8の出力信号CLK1が「H」レベルに立上
げられる。このとき、フリップフロップ9の出力信号φ
9は「L」レベルのまま変化しない。サイクル2におけ
る参照クロック信号CLKRが「L」レベルの期間に、
「H」レベルがフリップフロップ8,9に取込まれる。
【0039】サイクル3における参照クロック信号CL
KRの立上がりエッジ(時刻t3)に応答して、フリッ
プフロップ9の出力信号φ9が「H」レベルに立上げら
れる。これに応じてリセット信号/RSTが活性化レベ
ルの「L」レベルに立下げられ、フリップフロップ8,
9の出力信号CLK1,φ9が「L」レベルにリセット
される。信号CLK1,φ9は、サイクル3では「L」
レベルのまま変化しない。このようにして、クロック信
号CLK1は、参照クロック信号CLKRを1/2の分
周比で分周した信号となる。
【0040】(具体例2)図5は、分周比が1/3の分
周回路Bの構成を示す回路ブロック図である。図5で
は、この分周回路Bが初段の分周回路1として使用され
ている状態が示されている。
【0041】図5において、この分周回路Bが図2の分
周回路Aと異なる点は、インバータ10が削除され、フ
リップフロップ20およびインバータ21が追加されて
いる点である。フリップフロップ20のクロック端子に
は参照クロック信号CLKRが入力され、そのリセット
端子にはリセット信号/RSTが入力され、その入力端
子にはフリップフロップ9の出力信号φ9が入力され
る。フリップフロップ20の出力信号φ20は、インバ
ータ21で反転されてリセット信号/RSTとなる。
【0042】図6は、図5に示した分周回路Bの動作を
示すタイムチャートである。図6において、初期状態で
はフリップフロップ8,9,20がリセットされてフリ
ップフロップ8,9,20の出力信号CLK1,φ9,
φ20がともに「L」レベルにされている。このとき、
参照クロック信号CLKRが「L」レベルの期間に、
「H」レベルがフリップフロップ8に取込まれ、「L」
レベルがフリップフロップ9,20に取込まれる。
【0043】サイクル0における参照クロック信号CL
KRの立上がりエッジ(時刻t0)に応答して、フリッ
プフロップ8の出力信号CLK1が「H」レベルに立上
げられる。このときフリップフロップ9,20の出力信
号φ9,φ20は「L」レベルのまま変化しない。サイ
クル0における参照クロック信号CLKRが「L」レベ
ルの期間に、「H」レベルがフリップフロップ8,9に
取込まれるとともに「L」レベルがフリップフロップ2
0に取込まれる。
【0044】サイクル1における参照クロック信号CL
KRの立上がりエッジ(時刻t1)に応答して、フリッ
プフロップ9の出力信号φ9が「H」レベルの立上げら
れる。このときフリップフロップ8,20の出力信号C
LK1,φ20はそれぞれ「H」レベルおよび「L」レ
ベルのまま変化しない。サイクル1における参照クロッ
ク信号CLKRが「L」レベルの期間に、「H」レベル
がフリップフロップ8,9,20に取込まれる。
【0045】サイクル2における参照クロック信号CL
KRの立上がりエッジ(時刻t2)に応答して、フリッ
プフロップ20の出力信号φ20が「H」レベルに立上
げられる。これに応じてリセット信号/RSTが活性化
レベルの「L」レベルに立下げられ、フリップフロップ
8,9,20の出力信号CLK1,φ9,φ20が
「L」レベルにリセットされる。この後は、サイクル0
〜2と同じ動作が繰返される。このようにしてクロック
信号CLK1は、参照クロック信号CLKRを1/3の
分周比で分周した信号となる。
【0046】(具体例3)図7は、分周比が1/4の分
周回路Cの構成を示す回路ブロック図である。図7にお
いて、この分周回路Cが図5の分周回路Bと異なる点
は、インバータ21が削除され、フリップフロップ22
およびインバータ23が追加されている点である。フリ
ップフロップ22のクロック端子には参照クロック信号
CLKRが入力され、そのリセット端子にはリセット信
号/RSTが入力され、その入力端子にはフリップフロ
ップ20の出力信号φ20が入力される。フリップフロ
ップ22の出力信号φ22は、インバータ23で反転さ
れてリセット信号/RSTとなる。また、フリップフロ
ップ9の出力クロック信号は、この分周回路Cの出力ク
ロック信号CLK1となる。
【0047】図8は、図7に示した分周回路Cの動作を
示すタイムチャートである。図8において、この分周回
路Cでは、参照クロック信号CLKRのサイクル0,
1,2,3における立上がりエッジ(時刻t0,t1,
t2,t3)に応答して、フリップフロップ8,9,2
0,22の出力信号φ8,CLK1,φ20,φ22が
「H」レベルに立上げられる。フリップフロップ22の
出力信号φ22が「H」レベルに立上げられると、リセ
ット信号/RSTが「L」レベルに立下げられ、フリッ
プフロップ8,9,20,22がリセットされる。この
ようにしてクロック信号CLK1は、参照クロック信号
CLKRを1/4の分周比で分周した信号となる。
【0048】なお、具体例1〜3からわかるように、分
周比が1/N(ただし、Nは2以上の整数である)の分
周回路は、直列接続されたN個のリセット機能付きフリ
ップフロップと、最終段のフリップフロップの出力信号
を反転させてリセット信号を生成するインバータとで構
成される。
【0049】[実施の形態2]図9は、この発明の実施
の形態2による半導体集積回路装置のクロック発生回路
の構成を示す回路ブロック図である。このクロック発生
回路は、外部からリセット信号を受けることなく、外部
から与えられた参照クロック信号CLKRに従って、エ
ッジの揃った複数の内部クロック信号CLK10〜CL
K13を生成し、半導体集積回路装置の内部回路(図示
せず)に与えるものである。
【0050】図9において、このクロック発生回路は、
PLL(位相同期ループ)回路30、分周回路31〜3
3およびバッファ34〜37を備える。分周回路31
は、所定の分周比1/l(ただし、lは2以上の整数で
ある)を有し、PLL回路30の出力クロック信号CL
K13を分周してクロック信号CLK12を生成する。
クロックCLK12の周波数f12は、PLL回路30
の出力クロック信号CLK13の周波数f13の1/l
倍になる(f12=f13/l)。クロック信号CLK
12は、分周回路32に入力されるとともに、バッファ
36を介して内部回路に与えられる。
【0051】分周回路32は、所定の分周比1/m(た
だし、mは2以上の整数である)を有し、分周回路31
の出力クロック信号CLK12を分周してクロック信号
CLK11を生成する。クロック信号CLK11の周波
数f11は、クロック信号CLK12の周波数f12=
f13/lの1/m倍になる(f11=f13/l
m)。クロック信号CLK11は、分周回路33に入力
されるとともに、バッファ35を介して内部回路に与え
られる。
【0052】分周回路33は、所定の分周比1/n(た
だし、nは2以上の整数である)を有し、分周回路32
の出力クロック信号CLK11を分周してクロック信号
CLK10を生成する。クロック信号CLK10の周波
数f10は、クロック信号CLK11の周波数f11=
f13/lmの1/n倍になる(f10=f13/lm
n)。クロック信号CLK10は、PLL回路30に入
力されたとともに、バッファ34を介して内部回路に与
えられる。
【0053】分周回路31,32,33は、実施の形態
1で示した分周回路と同じものであり、それぞれ直列接
続されたl,m,n個のリセット機能付きフリップフロ
ップと、インバータとを含む。
【0054】PLL回路30は、参照クロック信号CL
KRと分周回路33の出力クロック信号CLK10とを
受け、クロック信号CLK10の周波数および位相が参
照クロック信号CLKRの周波数および位相に一致する
ようにクロック信号CLK13の周波数および位相を制
御する。したがって、クロック信号CLK10の周波数
f10は参照クロック信号CLKRの周波数f0と同じ
になる。また、クロック信号CLK13の周波数f13
は、参照クロック信号CLKRの周波数f0のlmn倍
になる(f13=lmnf0,f12=mnf0,f1
1=nf0,f10=f0)。
【0055】以上より、このクロック発生回路によれ
ば、リセット信号を外部から導入することなしに、エッ
ジの揃った複数のクロック信号CLK10〜CLK13
を生成することができる。
【0056】なおこの実施の形態2では、3つの分周回
路31〜33を直列接続したが、これに限るものではな
く、2つの分周回路を直列接続してもよいし、4つ以上
の分周回路を直列接続してもよいことは言うまでもな
い。
【0057】また、図10に示すように、PLL回路3
0をPLL回路30′で置換し、分周回路33の出力ク
ロック信号CLK10の代わりに参照クロック信号CL
KRをバッファ34に与えてもよい。PLL回路30′
は、信号φEが「H」レベルの場合に活性化され、信号
φEが「L」レベルの場合は非活性化される。通常動作
時は、信号φEを「H」レベルにしてPLL回路30′
を活性化させ、参照クロック信号CLKRを逓倍したク
ロック信号CLK11〜CLK13を使用する。低速動
作時は、信号φEを「L」レベルにしてPLL回路3
0′を非活性化させ、参照クロック信号CLKRのみを
使用する。この場合は、周波数が高いクロック信号CL
K11〜CLK13が不要な低速動作時にPLL回路3
0′を停止させるので、消費電力の低減化を図ることが
できる。
【0058】また、実施の形態1と2を組合せ、図9お
よび図10のクロック発生回路のバッファ34を図1の
クロック発生回路と置換してもよい。この場合は、参照
クロック信号CLKRを分周した周波数の低いクロック
信号と、参照クロック信号CLKRを逓倍した周波数の
高いクロック信号とを生成することができる。
【0059】[実施の形態3]図11は、この発明の実
施の形態3による半導体集積回路装置のクロック発生回
路を示す回路ブロック図であって、図1と対比される図
である。図11を参照して、このクロック発生回路が図
1のクロック発生回路と異なる点は、遅延回路40〜4
5が追加されている点である。
【0060】図4で示したように、分周回路1の入力ク
ロック信号CLKRの立上がりエッジと出力クロック信
号CLK1の立上がりエッジの間には、分周回路1の遅
延時間による位相差が生じる。分周回路2,3の各々で
も入力クロック信号と出力クロック信号の間に位相差が
生じる。
【0061】そこで、この実施の形態3では、分周回路
2とバッファ6の間に1つの遅延回路40を接続し、分
周回路1とバッファ5の間に2つの遅延回路41,42
を直列接続し、分周回路1の入力ノードとバッファ4の
間に3つの遅延回路43〜45を直列接続する。
【0062】遅延回路40〜45の1つ当たりの遅延時
間は、分周回路1〜3の1つ当たりの遅延時間と等しく
設定されている。したがって、4つの内部クロック信号
CLKR,CLK1〜CLK3の位相差はキャンセルさ
れる。
【0063】なお、この方法は、実施の形態2のクロッ
ク発生回路にも適用可能であることは言うまでもない。
【0064】[実施の形態4]図12は、この発明の実
施の形態4による半導体集積回路装置のクロック発生回
路の構成を示す回路ブロック図であって、図1と対比さ
れる図である。図12を参照して、このクロック発生回
路が図1のクロック発生回路と異なる点は、デューティ
補正回路46〜48が追加されている点である。
【0065】図4、図6および図8で示したように、分
周回路の出力クロック信号のデューティ比は50%より
も大きくなる。そこで、この実施の形態4では、分周回
路1〜3とバッファ5〜7の間にそれぞれデューティ補
正回路46〜48を設ける。これにより、内部クロック
信号CLKR,CLK1〜CLK3の各々のデューティ
比を50%にすることが可能になる。以下、デューティ
補正回路の具体的な構成について説明する。
【0066】(具体例1)図13は、分周比が1/2の
分周回路Aの出力信号CLK1のデューティ比を補正す
るためのデューティ補正回路50の構成を示す回路ブロ
ック図である。
【0067】図13において、このデューティ補正回路
50はフリップフロップ51を含む。フリップフロップ
51のクロック端子には分周回路Aの入力クロック信号
である参照クロック信号CLKRが与えられ、その入力
端子には分周回路Aの出力クロック信号CLK1が与え
られる。フリップフロップ51は、図14に示すよう
に、参照クロック信号CLKRが「L」レベルの期間に
クロック信号CLK1のレベルを取込み、参照クロック
信号CLKRの立上がりエッジに応答して、取込んだレ
ベルを出力する。したがって、フリップフロップ51す
なわちデューティ補正回路50の出力クロック信号CL
K1′は、デューティ比が50%のクロック信号とな
る。
【0068】(具体例2)図15は、分周比が1/2の
分周回路Aの出力クロック信号CLK1のデューティ比
を補正するための他のデューティ補正回路52の構成を
示す回路ブロック図である。
【0069】図15において、このデューティ補正回路
52は、ANDゲート53およびインバータ54を含
む。分周回路Aの出力クロック信号CLK1はANDゲ
ート53の一方入力ノードに与えられ、信号φ9はイン
バータ54を介してANDゲート53の他方入力ノード
に入力される。ANDゲート53の出力クロック信号C
LK1′は、図16に示すように、クロック信号CLK
1が「H」レベルであり、かつ信号φ9が「L」レベル
である期間に「H」レベルになる。したがって、デュー
ティ補正回路52の出力クロック信号CLK1′は、デ
ューティ比が50%のクロック信号となる。
【0070】(具体例3)図17は、分周比が1/3の
分周回路Bの出力クロック信号CLK1のデューティ比
を補正するためのデューティ補正回路55の構成を示す
回路ブロック図である。
【0071】図17において、このデューティ補正回路
55はANDゲート56を含む。ANDゲート56の一
方入力ノードには分周回路Bの出力クロック信号CLK
1が入力され、その他方入力ノードにはフリップフロッ
プ20に含まれるNANDゲート11の出力信号φ11
が入力される。信号φ11は、図18に示すように、ク
ロック信号CLK1が「H」レベルに立上げられた後の
参照クロック信号CLKRの2回目の立下がりエッジに
応答して「H」レベルから「L」レベルに立下げられ、
クロック信号CLK1の立下がりエッジと同時に「L」
レベルから「H」レベルに立上げられる。ANDゲート
56の出力クロック信号CLK1′は、クロック信号C
LK1,φ11がともに「H」レベルの期間に「H」レ
ベルになる。したがって、デューティ補正回路55の出
力クロック信号CLK1′は、デューティ比が50%の
クロック信号となる。
【0072】(具体例4)図19は、分周比が1/4の
分周回路Cの出力クロック信号CLK1のデューティ比
を補正するためのデューティ補正回路57の構成を示す
回路ブロック図である。
【0073】図19において、このデューティ補正回路
57はフリップフロップ58を含む。フリップフロップ
58のクロック端子には分周回路Cの入力クロック信号
である参照クロック信号CLKRが与えられ、その入力
端子には分周回路Cの出力クロック信号CLK1が与え
られる。フリップフロップ58は、図20に示すよう
に、参照クロック信号CLKRが「L」レベルの期間に
クロック信号CLK1のレベルを取込み、参照クロック
信号CLKRの立上がりエッジに応答して、取込んだレ
ベルを出力する。したがって、フリップフロップ58で
のデューティ補正回路57の出力クロック信号CLK
1′は、デューティ比が50%のクロック信号となる。
【0074】(具体例5)図21は、分周比が1/4の
分周回路Cの出力信号のデューティ比を補正するための
他のデューティ補正回路60の構成を示す回路ブロック
図である。
【0075】図21において、このデューティ補正回路
60は、ANDゲート61およびインバータ62を含
む。分周回路Cに含まれるフリップフロップ8の出力信
号φ8はANDゲート61の一方入力ノードに与えら
れ、フリップフロップ20の出力信号φ20はインバー
タ62を介してANDゲート61の他方入力ノードに入
力される。信号φ8は、図22に示すように、参照クロ
ック信号CLKRの1回目の立上がりエッジ(時刻t
0)に応答して「L」レベルから「H」レベルに立上げ
られ、参照クロック信号CLKRの4回目の立上がりエ
ッジ(時刻t3)に応答して「H」レベルから「L」レ
ベルに立下げられ、参照クロック信号CLKRの5回目
の立上がりエッジ(時刻t4)に応答して「L」レベル
から「H」レベルに立上げられる。また、信号φ20
は、参照クロック信号CLKRの3回目の立上がりエッ
ジ(時刻t2)に応答して「L」レベルから「H」レベ
ルに立上げられ、4回目の立上がりエッジ(時刻t3)
に応答して「H」レベルから「L」レベルに立下げられ
る。ANDゲート61の出力クロック信号CLK1′
は、クロック信号φ8が「H」レベルであり、かつクロ
ック信号φ20が「L」レベルである期間に「H」レベ
ルになる。したがって、デューティ補正回路60の出力
クロック信号CLK1′は、デューティ比が50%のク
ロック信号となる。
【0076】(変更例1)図23は、実施の形態4の変
更例1を示す回路ブロック図である。図23を参照し
て、このクロック発生回路が図12のクロック発生回路
と異なる点は、デューティ補正回路46,47の出力ク
ロック信号CLK1′,CLK2′がそれぞれ分周回路
2,3にも入力されている点である。このクロック発生
回路でも図12のクロック発生回路と同じ効果が得られ
る。
【0077】(変更例2)図24は、実施の形態4の変
更例2を示す回路ブロック図である。図24を参照し
て、このクロック発生回路が図12のクロック発生回路
と異なる点は、遅延回路63が追加されている点であ
る。遅延回路63は、デューティ補正回路46〜48の
各々と同じ遅延時間を有し、参照クロック信号CLKR
を遅延させてバッファ4に与える。したがって、内部ク
ロック信号CLKR,CLK1′〜CLK3′のエッジ
をより精度よく揃えることができる。
【0078】(変更例3)図25は、実施の形態4の変
更例3を示す回路ブロック図である。図25を参照し
て、このクロック発生回路が図23のクロック発生回路
と異なる点は、遅延回路70〜75が追加されている点
である。
【0079】遅延回路70は、デューティ補正回路47
の出力クロック信号CLK2′を遅延させてバッファ6
に与える。遅延回路71,72は、デューティ補正回路
46の出力クロック信号CLK1′を遅延させてバッフ
ァ5に与える。遅延回路73〜75は、参照クロック信
号CLKRを遅延させてバッファ4に与える。
【0080】遅延回路70〜75の1つ当たりの遅延時
間は、デューティ補正回路46〜48の1つ当たりの遅
延時間と等しく設定されている。したがって、4つの内
部クロック信号CLKR,CLK1′〜CLK3′の位
相差はキャンセルされる。
【0081】今回開示された実施の形態はすべての点で
例示であって制限的なものではないと考えられるべきで
ある。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求
の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味お
よび範囲内でのすべての変更が含まれることが意図され
る。
【0082】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るクロック
発生回路では、直列接続されて初段が参照クロック信号
を受け、それぞれ複数のクロック信号を出力する複数の
分周回路が設けられる。分周回路は、直列接続されて初
段の入力端子が第1の電位を受け、各々が、分周回路の
入力クロック信号が第2の電位の期間に入力端子の電位
を取込み、取込んだ電位を分周回路の入力クロック信号
が第2の電位から第1の電位に変化したことに応じて出
力し、最終段から第1の電位が出力されたことに応じて
リセットされて第2の電位を出力する複数のフリップフ
ロップを含む。複数のフリップフロップのうちの予め定
められたフリップフロップの出力クロック信号が分周回
路の出力クロック信号となる。したがって、リセット信
号を必要としない分周回路を複数個直列接続したので、
外部からリセット信号を導入することなく、エッジの揃
った周波数の異なる複数のクロック信号を生成すること
ができる。
【0083】また、この発明に係る他のクロック発生回
路では、帰還クロック信号と参照クロック信号の位相が
一致するように、出力クロック信号の位相を制御する位
相制御回路と、直列接続されて初段が位相制御回路の出
力クロック信号を受け、それぞれ複数のクロック信号を
出力し、最終段の出力クロック信号が帰還クロック信号
としても使用される複数の分周回路とが設けられる。し
たがって、分周回路を複数個直列接続したので、外部か
らリセット信号を導入することなく、エッジの揃った周
波数の異なる複数のクロック信号を生成することができ
る。
【0084】好ましくは、分周回路は、直列接続されて
初段の入力端子が第1の電位を受け、各々が、分周回路
の入力クロック信号が第2の電位の期間に入力端子の電
位を取込み、取込んだ電位を分周回路の入力クロック信
号が第2の電位から第1の電位に変化したことに応じて
出力し、最終段から第1の電位が出力されたことに応じ
てリセットされて第2の電位を出力する複数のフリップ
フロップを含む。複数のフリップフロップのうち予め定
められたフリップフロップの出力クロック信号が分周回
路の出力クロック信号となる。この場合は、リセット信
号を必要としない分周回路を複数個直列接続したので、
外部からリセット信号を導入することなく、エッジの揃
った周波数の異なる複数のクロック信号を生成すること
ができる。
【0085】また好ましくは、位相制御回路は、制御信
号が活性化レベルにされたことに応じて非活性化される
とともに制御信号が非活性化レベルにされたことに応じ
て非活性化され、参照クロック信号は、最終段の分周回
路の出力クロック信号の代わりに、複数のクロック信号
のうちの1つのクロック信号として使用される。この場
合は、参照クロック信号を逓倍した周波数の高いクロッ
ク信号が不要な場合は、位相制御回路を非活性化させて
参照クロック信号のみを使用することができ、消費電力
の低減化を図ることができる。
【0086】また好ましくは、さらに、複数の分周回路
のうちの最終段の分周回路以外の各分周回路に対応して
設けられて対応の分周回路の出力クロック信号を遅延さ
せ、遅延させたクロック信号と最終段の分周回路の出力
クロック信号との位相を一致させるための遅延回路が設
けられる。この場合は、複数のクロック信号のエッジを
より正確に揃えることができる。
【0087】また好ましくは、さらに、各分周回路に対
応して設けられ、対応の分周回路の出力クロック信号の
デューティ比を所定の値に補正するための補正回路が設
けられる。この場合は、複数のクロック信号のデューテ
ィ比を所定値に揃えることができる。
【0088】また好ましくは、補正回路は、その入力端
子が対応の分周回路の出力クロック信号を受け、対応の
分周回路の入力クロック信号が第2の電位の期間に入力
端子の電位を取込み、取込んだ電位を対応の分周回路の
入力クロック信号が第2の電位から第1の電位に変化し
たことに応じて出力するフリップフロップを含む。この
場合は、補正回路を容易に構成することができる。
【0089】また好ましくは、補正回路は、対応の分周
回路の出力クロック信号と対応の分周回路の所定ノード
に現われる信号とを受け、デューティ比が補正されたク
ロック信号を出力する論理回路を含む。この場合も、補
正回路を容易に構成することができる。
【0090】また好ましくは、最終段の分周回路以外の
各分周回路に対応する補正回路は、対応の分周回路とそ
の後段の分周回路との間に介挿される。この場合は、デ
ューティ比が補正されたクロック信号が後段の分周回路
に与えられるので、分周動作の安定化を図ることができ
る。
【0091】また好ましくは、さらに、最終段の補正回
路以外の各補正回路に対応して設けられて対応の補正回
路の出力クロック信号を遅延させ、遅延させたクロック
信号と最終段の補正回路の出力クロック信号との位相を
一致させるための遅延回路が設けられる。この場合は、
複数のクロック信号のエッジをより正確に揃えることが
できる。
【0092】また、この発明に係るさらに他のクロック
発生回路では、帰還クロック信号と参照クロック信号の
位相が一致するように出力クロック信号の位相を制御す
る位相制御回路と、直列接続されて初段が位相制御回路
の出力クロック信号を受け、それぞれ複数の第1クロッ
ク信号を出力し、最終段から出力される第1クロック信
号が帰還クロック信号としても使用される複数の第1分
周回路と、直列接続されて初段が最終段の第1分周回路
から出力される第1クロック信号を受け、それぞれ複数
の第2クロック信号を出力する複数の第2分周回路とが
設けられる。第2分周回路は、上述した分周回路と同じ
構成である。したがって、第1分周回路を複数個直列接
続するとともに、リセット信号を必要としない第2分周
回路を複数個直列接続するので、外部からリセット信号
を導入することなく、エッジの揃った周波数の異なる複
数の第1クロック信号および複数の第2クロック信号を
生成することができる。
【0093】好ましくは,第1分周回路も上述した分周
回路と同じ構成にされる。この場合は、リセット信号を
必要としない第1分周回路を複数個直列接続するととも
に、リセット信号を必要としない第2分周回路を複数個
直列接続するので、外部からリセット信号を導入するこ
となく、エッジの揃った周波数の異なる複数の第1クロ
ック信号および複数の第2クロック信号を生成すること
ができる。
【0094】また好ましくは、位相制御回路は、制御信
号が活性化レベルにされたことに応じて活性化されると
ともに制御信号が非活性化レベルにされたことに応じて
非活性化され、初段の第2分周回路は、最終段の第1分
周回路から出力される第1クロック信号の代わりに参照
クロック信号を受ける。この場合は、参照クロック信号
を逓倍した周波数の高い第1クロック信号が不要な場合
は、位相制御回路を非活性化させて参照クロック信号を
分周した周波数の低い第2クロック信号のみを使用する
ことができ、消費電力の低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による半導体集積回
路装置のクロック発生回路の構成を示す回路ブロック図
である。
【図2】 図1に示した分周回路の具体例1を示す回路
ブロック図である。
【図3】 図2に示したフリップフロップの構成を示す
回路図である。
【図4】 図2に示した分周回路の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図5】 図1に示した分周回路の具体例2を示す回路
ブロック図である。
【図6】 図5に示した分周回路の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図7】 図1に示した分周回路の具体例3を示す回路
ブロック図である。
【図8】 図7に示した分周回路の動作を示すタイムチ
ャートである。
【図9】 この発明の実施の形態2による半導体集積回
路装置のクロック発生回路の構成を示す回路ブロック図
である。
【図10】 実施の形態2の変更例を示す回路ブロック
図である。
【図11】 この発明の実施の形態3による半導体集積
回路装置のクロック発生回路の構成を示す回路ブロック
図である。
【図12】 この発明の実施の形態4による半導体集積
回路装置のクロック発生回路の構成を示す回路ブロック
図である。
【図13】 図12に示したデューティ補正回路の具体
例1を示す回路ブロック図である。
【図14】 図13に示したデューティ補正回路の動作
を示すタイムチャートである。
【図15】 図12に示したデューティ補正回路の具体
例2を示す回路ブロック図である。
【図16】 図15に示したデューティ補正回路の動作
を示すタイムチャートである。
【図17】 図12に示したデューティ補正回路の具体
例3を示す回路ブロック図である。
【図18】 図18に示したデューティ補正回路の動作
を示すタイムチャートである。
【図19】 図12に示したデューティ補正回路の具体
例4を示す回路ブロック図である。
【図20】 図19に示したデューティ補正回路の動作
を示すタイムチャートである。
【図21】 図12に示したデューティ補正回路の具体
例5を示す回路ブロック図である。
【図22】 図21に示したデューティ補正回路の動作
を示すタイムチャートである。
【図23】 実施の形態4の変更例1を示す回路ブロッ
ク図である。
【図24】 実施の形態4の変更例2を示す回路ブロッ
ク図である。
【図25】 実施の形態4の変更例3を示す回路ブロッ
ク図である。
【図26】 従来の半導体集積回路装置のクロック発生
回路の構成を示す回路ブロック図である。
【図27】 図26に示した分周回路の構成を示す回路
ブロック図である。
【図28】 図26に示したクロック発生回路の動作を
示すタイムチャートである。
【符号の説明】
1〜3,A,B,C,31〜33,81〜83 分周回
路、4〜7,34〜37,84〜87 バッファ、8,
9,20,22,51,58,91 フリップフロッ
プ、10,17〜19,21,23,54,62,92
インバータ、11,12 NANDゲート、13〜1
6 トランスファーゲート、30,30′PLL回路、
40〜45,63,70〜75 遅延回路、46〜4
8,50,52,55,57,60 デューティ補正回
路、53,56,61 ANDゲート、90 セレク
タ。

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周波数の異なる複数のクロック信号を生
    成するクロック発生回路であって、 直列接続されて初段が参照クロック信号を受け、それぞ
    れ前記複数のクロック信号を出力する複数の分周回路を
    備え、 前記分周回路は、 直列接続されて初段の入力端子が第1の電位を受け、各
    々が、前記分周回路の入力クロック信号が第2の電位の
    期間に入力端子の電位を取込み、取込んだ電位を前記分
    周回路の入力クロック信号が第2の電位から第1の電位
    に変化したことに応じて出力し、最終段から第1の電位
    が出力されたことに応じてリセットされて第2の電位を
    出力する複数のフリップフロップを含み、 前記複数のフリップフロップのうちの予め定められたフ
    リップフロップの出力クロック信号が前記分周回路の出
    力クロック信号となる、クロック発生回路。
  2. 【請求項2】 周波数の異なる複数のクロック信号を生
    成するクロック発生回路であって、 帰還クロック信号と参照クロック信号の位相が一致する
    ように出力クロック信号の位相を制御する位相制御回
    路、および直列接続されて初段が前記位相制御回路の出
    力クロック信号を受け、それぞれ前記複数のクロック信
    号を出力し、最終段の出力クロック信号が前記帰還クロ
    ック信号としても使用される複数の分周回路を備える、
    クロック発生回路。
  3. 【請求項3】 前記分周回路は、 直列接続されて初段の入力端子が第1の電位を受け、各
    々が、前記分周回路の入力クロック信号が第2の電位の
    期間に入力端子の電位を取込み、取込んだ電位を前記分
    周回路の入力クロック信号が第2の電位から第1の電位
    に変化したことに応じて出力し、最終段から第1の電位
    が出力されたことに応じてリセットされて第2の電位を
    出力する複数のフリップフロップを含み、 前記複数のフリップフロップのうちの予め定められたフ
    リップフロップの出力クロック信号が前記分周回路の出
    力クロック信号となる、請求項2に記載のクロック発生
    回路。
  4. 【請求項4】 前記位相制御回路は、制御信号が活性化
    レベルにされたことに応じて活性化されるとともに前記
    制御信号が非活性化レベルにされたことに応じて非活性
    化され、 前記参照クロック信号は、最終段の分周回路の出力クロ
    ック信号の代わりに、前記複数のクロック信号のうちの
    1つのクロック信号として使用される、請求項2または
    請求項3に記載のクロック発生回路。
  5. 【請求項5】 さらに、前記複数の分周回路のうちの最
    終段の分周回路以外の各分周回路に対応して設けられて
    対応の分周回路の出力クロック信号を遅延させ、遅延さ
    せたクロック信号と前記最終段の分周回路の出力クロッ
    ク信号との位相を一致させるための遅延回路を備える、
    請求項1から請求項4のいずれかに記載のクロック発生
    回路。
  6. 【請求項6】 さらに、各分周回路に対応して設けら
    れ、対応の分周回路の出力クロック信号のデューティ比
    を所定の値に補正するための補正回路を備える、請求項
    1から請求項4のいずれかに記載のクロック発生回路。
  7. 【請求項7】 前記補正回路は、その入力端子が対応の
    分周回路の出力クロック信号を受け、対応の分周回路の
    入力クロック信号が第2の電位の期間に前記入力端子の
    電位を取込み、取込んだ電位を対応の分周回路の入力ク
    ロック信号が第2の電位から第1の電位に変化したこと
    に応じて出力するフリップフロップを含む、請求項6に
    記載のクロック発生回路。
  8. 【請求項8】 前記補正回路は、対応の分周回路の出力
    クロック信号と対応の分周回路の所定ノードに現われる
    信号とを受け、デューティ比が補正されたクロック信号
    を出力する論理回路を含む、請求項6に記載のクロック
    発生回路。
  9. 【請求項9】 最終段の分周回路以外の各分周回路に対
    応する補正回路は、対応の分周回路とその後段の分周回
    路との間に介挿される、請求項6から請求項8のいずれ
    かに記載のクロック発生回路。
  10. 【請求項10】 さらに、最終段の補正回路以外の各補
    正回路に対応して設けられて対応の補正回路の出力クロ
    ック信号を遅延させ、遅延させたクロック信号と前記最
    終段の補正回路の出力クロック信号との位相を一致させ
    るための遅延回路を備える、請求項9に記載のクロック
    発生回路。
  11. 【請求項11】 周波数の異なる複数の第1クロック信
    号および複数の第2クロック信号を生成するクロック発
    生回路であって、 帰還クロック信号と参照クロック信号の位相が一致する
    ように出力クロック信号の位相を制御する位相制御回
    路、 直列接続されて初段が前記位相制御回路の出力クロック
    信号を受け、それぞれ前記複数の第1クロック信号を出
    力し、最終段から出力される第1クロック信号が前記帰
    還クロック信号としても使用される複数の第1分周回
    路、および直列接続されて初段が最終段の第1分周回路
    から出力される第1クロック信号を受け、それぞれ前記
    複数の第2クロック信号を出力する複数の第2分周回路
    を備え、 前記第2分周回路は、 直列接続されて初段の入力端子が第1の電位を受け、各
    々が、前記第2分周回路の入力クロック信号が第2の電
    位の期間に入力端子の電位を取込み、取込んだ電位を前
    記第2分周回路の入力クロック信号が第2の電位から第
    1の電位に変化したことに応じて出力し、最終段から第
    1の電位が出力されたことに応じてリセットされて第2
    の電位を出力する複数の第1フリップフロップを含み、 前記複数の第1フリップフロップのうちの予め定められ
    た第1フリップフロップの出力クロック信号が前記第2
    分周回路から出力される第2クロック信号となる、クロ
    ック発生回路。
  12. 【請求項12】 前記第1分周回路は、 直列接続されて初段の入力端子が第1の電位を受け、各
    々が、前記第1分周回路の入力クロック信号が第2の電
    位の期間に入力端子の電位を取込み、取込んだ電位を前
    記第1分周回路の入力クロック信号が第2の電位から第
    1の電位に変化したことに応じて出力し、最終段から第
    1の電位が出力されたことに応じてリセットされて第2
    の電位を出力する複数の第2フリップフロップを含み、 前記複数の第2フリップフロップのうちの予め定められ
    た第2フリップフロップの出力クロック信号が前記第1
    分周回路から出力される第1クロック信号となる、請求
    項11に記載のクロック発生回路。
  13. 【請求項13】 前記位相制御回路は、制御信号が活性
    化レベルにされたことに応じて活性化されるとともに前
    記制御信号が非活性化レベルにされたこと応じて非活性
    化され、 初段の第2分周回路は、最終段の第1分周回路から出力
    される第1クロック信号の代わりに前記参照クロック信
    号を受ける、請求項11または請求項12に記載のクロ
    ック発生回路。
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