JP2003035893A - 両面型液晶表示装置および両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器 - Google Patents
両面型液晶表示装置および両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器Info
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- JP2003035893A JP2003035893A JP2001225072A JP2001225072A JP2003035893A JP 2003035893 A JP2003035893 A JP 2003035893A JP 2001225072 A JP2001225072 A JP 2001225072A JP 2001225072 A JP2001225072 A JP 2001225072A JP 2003035893 A JP2003035893 A JP 2003035893A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 両面が使用可能であり、かつ、視認に十分な
輝度を確保できる全透過型のカラー液晶表示装置および
その液晶表示装置を備える携帯情報機器を提供する。 【解決手段】 液晶パネルと、該液晶パネルの前後に配
設された一対の導光板と、該一対の導光板の前後に配設
され、印加電圧により透過／反射の特性間を遷移する一
対の調光素子と、前記一対の導光板に隣接して配設され
たバックライトと、前記液晶パネルへの画像表示を制御
する液晶パネル制御手段と、印加電圧の調節により前記
調光素子の透過／反射の特性を切り替え制御する調光素
子制御手段と、前記バックライトの点灯／消灯を制御す
るバックライト制御手段と、筐体の開閉状態を検知する
開閉状態検知手段と、該開閉状態検知手段により検知し
た筐体開閉状態に基づき、表示画面および画像表示方向
を含む表示モードを決定し、該表示モードの切り替え制
御を行う表示切り替え制御手段とを有する。
輝度を確保できる全透過型のカラー液晶表示装置および
その液晶表示装置を備える携帯情報機器を提供する。 【解決手段】 液晶パネルと、該液晶パネルの前後に配
設された一対の導光板と、該一対の導光板の前後に配設
され、印加電圧により透過／反射の特性間を遷移する一
対の調光素子と、前記一対の導光板に隣接して配設され
たバックライトと、前記液晶パネルへの画像表示を制御
する液晶パネル制御手段と、印加電圧の調節により前記
調光素子の透過／反射の特性を切り替え制御する調光素
子制御手段と、前記バックライトの点灯／消灯を制御す
るバックライト制御手段と、筐体の開閉状態を検知する
開閉状態検知手段と、該開閉状態検知手段により検知し
た筐体開閉状態に基づき、表示画面および画像表示方向
を含む表示モードを決定し、該表示モードの切り替え制
御を行う表示切り替え制御手段とを有する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置およ
び液晶表示装置を備える携帯情報機器に関する。
び液晶表示装置を備える携帯情報機器に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の透過型カラー液晶表示装置では、
液晶パネルの裏面から、ＬＥＤなどを利用したバックラ
イト（および導光板や反射板など）を使用して輝度を高
めるという手法が採用されている。
液晶パネルの裏面から、ＬＥＤなどを利用したバックラ
イト（および導光板や反射板など）を使用して輝度を高
めるという手法が採用されている。
【０００３】特開平１１−２８７９８７号公報は、両面
表示可能な液晶表示装置および電子機器について開示し
ている。この液晶表示装置は、一対の基板の間に液晶を
挟持してなる液晶素子と、この基板の外側に配設された
光学フィルタと、この光学フィルタの外側に配設された
吸収型偏光板とを備える。上記光学フィルタは、入射光
について、透過容易軸（透過軸）と平行な振動面は透過
し、直交する振動面は吸収するシートであり、この透過
容易軸と上記吸収型偏光板の透過容易軸とはほぼ一致す
る構成を採る。
表示可能な液晶表示装置および電子機器について開示し
ている。この液晶表示装置は、一対の基板の間に液晶を
挟持してなる液晶素子と、この基板の外側に配設された
光学フィルタと、この光学フィルタの外側に配設された
吸収型偏光板とを備える。上記光学フィルタは、入射光
について、透過容易軸（透過軸）と平行な振動面は透過
し、直交する振動面は吸収するシートであり、この透過
容易軸と上記吸収型偏光板の透過容易軸とはほぼ一致す
る構成を採る。
【０００４】この液晶表示装置では、筐体が開いた状態
において、電圧印加時、入射光は、液晶の背後の光学フ
ィルタにより反射され視者は白色を得る。また、電圧無
印加時、入射光は、液晶の背後の光学フィルタにより透
過され、黒色を得る。同様に、筐体が閉じた状態におい
ても、電圧印加時に白色、電圧無印加時に黒色を得る。
において、電圧印加時、入射光は、液晶の背後の光学フ
ィルタにより反射され視者は白色を得る。また、電圧無
印加時、入射光は、液晶の背後の光学フィルタにより透
過され、黒色を得る。同様に、筐体が閉じた状態におい
ても、電圧印加時に白色、電圧無印加時に黒色を得る。
【０００５】しかし、この構造では、全透過型のカラー
液晶においては、使用上の点において十分な視認性を確
保できないという問題は解決しきれていない。カラー液
晶の透過率が低いため、表示部背後からの光量を確保で
きないからである。
液晶においては、使用上の点において十分な視認性を確
保できないという問題は解決しきれていない。カラー液
晶の透過率が低いため、表示部背後からの光量を確保で
きないからである。
【０００６】特開平１０−１９８２９１号公報は、両面
表示液晶ディスプレイおよび携帯情報端末装置について
開示している。ここでの「両面表示」とは、一つの液晶
パネルを表部・裏部に分割して共用することを指してお
り、筐体の状態によって表示を制御して表裏表示を切り
替えるものではない。
表示液晶ディスプレイおよび携帯情報端末装置について
開示している。ここでの「両面表示」とは、一つの液晶
パネルを表部・裏部に分割して共用することを指してお
り、筐体の状態によって表示を制御して表裏表示を切り
替えるものではない。
【０００７】特開平１１−２８４７００号公報に開示さ
れている携帯端末は、表示部に設けられた蓋の開閉状態
を検知する手段を有し、この手段による状態検知に対応
して、自動的に動作モードおよび表示方向を切り替え制
御する。この技術の場合、情報が表示される方向を縦／
横で切り替える。また、蓋開き角度に対応してバックラ
イトを点灯させる。
れている携帯端末は、表示部に設けられた蓋の開閉状態
を検知する手段を有し、この手段による状態検知に対応
して、自動的に動作モードおよび表示方向を切り替え制
御する。この技術の場合、情報が表示される方向を縦／
横で切り替える。また、蓋開き角度に対応してバックラ
イトを点灯させる。
【０００８】特開２０００−１２２０８５号公報は、印
加電圧の調節により透過率および反射率が可変制御され
る液晶調光ガラスについて開示している。
加電圧の調節により透過率および反射率が可変制御され
る液晶調光ガラスについて開示している。
【０００９】特表平１１−５０８３７７号公報は、反射
状態と透過状態とを切り替え可能な光学パネルについて
開示している。この光学パネルは、切り替え可能な透過
反射器を有する。この透過反射器は、バックライト使用
時には透過型に、周辺光使用時には反射型に切り替え制
御される。
状態と透過状態とを切り替え可能な光学パネルについて
開示している。この光学パネルは、切り替え可能な透過
反射器を有する。この透過反射器は、バックライト使用
時には透過型に、周辺光使用時には反射型に切り替え制
御される。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来の透過型液晶表示
装置におけるバックライトを使用した輝度確保の方法を
両面表示形式に適用しようとした場合、拡散板や反射板
などを用いることはできず背面から光量が散ってしまう
構造になってしまうため、輝度が十分に確保できないと
いう問題点がある。本発明の両面型の全透過型カラー液
晶表示装置では、液晶パネルに対して表示面背後からい
かに輝度を確保するかということが重要な課題となる。
装置におけるバックライトを使用した輝度確保の方法を
両面表示形式に適用しようとした場合、拡散板や反射板
などを用いることはできず背面から光量が散ってしまう
構造になってしまうため、輝度が十分に確保できないと
いう問題点がある。本発明の両面型の全透過型カラー液
晶表示装置では、液晶パネルに対して表示面背後からい
かに輝度を確保するかということが重要な課題となる。
【００１１】本発明は、かかる問題点に鑑みてなされた
ものであり、両面に画像表示可能であり、かつ、視認に
十分な輝度を確保できる全透過型のカラー液晶表示装置
およびその液晶表示装置を備える携帯情報機器を提供す
ることを第１の目的とする。
ものであり、両面に画像表示可能であり、かつ、視認に
十分な輝度を確保できる全透過型のカラー液晶表示装置
およびその液晶表示装置を備える携帯情報機器を提供す
ることを第１の目的とする。
【００１２】また、筐体の開閉状態などに応じて表示モ
ードを自動的に切り替えることのできる両面型の全透過
型カラー液晶表示装置を備える携帯情報機器を提供する
ことを第２の目的とする。
ードを自動的に切り替えることのできる両面型の全透過
型カラー液晶表示装置を備える携帯情報機器を提供する
ことを第２の目的とする。
【００１３】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、請求項１記載の発明は、液晶パネルと、液晶パネ
ルの前後に配設された一対の導光板と、一対の導光板の
前後に配設され、印加電圧に応じて透過／反射の特性間
を遷移する一対の調光素子と、液晶パネルへの画像表示
を制御する液晶パネル制御手段と、印加電圧の調節によ
り調光素子の透過／反射の特性を切り替え制御する調光
素子制御手段と、一対の導光板に隣接して配設されるバ
ックライトと、バックライトの点灯／消灯を制御するバ
ックライト制御手段と、を有し、表画面の画像表示を行
う際、調光素子制御手段は、表側の調光素子を透過特性
に、かつ、裏側の調光素子を反射特性に制御し、バック
ライト制御手段は、表側のバックライトを消灯に、か
つ、裏側のバックライトを点灯に制御し、裏画面の画像
表示を行う際、調光素子制御手段は、表側の調光素子を
反射特性に制御し、かつ、裏側の調光素子を透過特性に
制御し、バックライト制御手段は、表側のバックライト
を点灯に、かつ、裏側のバックライトを消灯に制御する
ことを特徴としている。
めに、請求項１記載の発明は、液晶パネルと、液晶パネ
ルの前後に配設された一対の導光板と、一対の導光板の
前後に配設され、印加電圧に応じて透過／反射の特性間
を遷移する一対の調光素子と、液晶パネルへの画像表示
を制御する液晶パネル制御手段と、印加電圧の調節によ
り調光素子の透過／反射の特性を切り替え制御する調光
素子制御手段と、一対の導光板に隣接して配設されるバ
ックライトと、バックライトの点灯／消灯を制御するバ
ックライト制御手段と、を有し、表画面の画像表示を行
う際、調光素子制御手段は、表側の調光素子を透過特性
に、かつ、裏側の調光素子を反射特性に制御し、バック
ライト制御手段は、表側のバックライトを消灯に、か
つ、裏側のバックライトを点灯に制御し、裏画面の画像
表示を行う際、調光素子制御手段は、表側の調光素子を
反射特性に制御し、かつ、裏側の調光素子を透過特性に
制御し、バックライト制御手段は、表側のバックライト
を点灯に、かつ、裏側のバックライトを消灯に制御する
ことを特徴としている。
【００１４】請求項２記載の発明は、請求項１記載の発
明において、液晶パネルはカラー液晶パネルであること
を特徴としている。
明において、液晶パネルはカラー液晶パネルであること
を特徴としている。
【００１５】請求項３記載の発明は、請求項記載の発明
において、バックライトは、ＬＥＤであることを特徴と
している。
において、バックライトは、ＬＥＤであることを特徴と
している。
【００１６】請求項４記載の発明は、ディスプレイ部
と、キーボードなどの各ユニットを含む本体部とが軸に
より開閉可能に接続構成された携帯情報機器であって、
液晶パネルと、液晶パネルの前後に配設された一対の導
光板と、一対の導光板の前後に配設され、印加電圧によ
り透過／反射の特性間を遷移する一対の調光素子と、一
対の導光板に隣接して配設されたバックライトと、液晶
パネルへの画像表示を制御する液晶パネル制御手段と、
印加電圧の調節により調光素子の透過／反射の特性を切
り替え制御する調光素子制御手段と、バックライトの点
灯／消灯を制御するバックライト制御手段と、筐体の開
閉状態を検知する開閉状態検知手段と、開閉状態検知手
段により検知した筐体開閉状態に基づき、表示画面およ
び画像表示方向を含む表示モードを決定し、表示モード
の切り替え制御を行う表示切り替え制御手段とを有し、
内側画面の画像表示を行う際、調光素子制御手段は、内
側の調光素子を透過特性に、かつ、外側の調光素子を反
射特性に制御し、バックライト制御手段は、内側のバッ
クライトを消灯に、かつ、外側のバックライトを点灯に
制御し、外側画面の画像表示を行う際、調光素子制御手
段は、内側の調光素子を反射特性に、かつ、外側の調光
素子を透過特性に制御し、バックライト制御手段は、内
側のバックライトを点灯に、かつ、外側のバックライト
を消灯に制御し、液晶パネル制御手段は、表示モードに
応じて、画像表示方向の切り替え処理を行うことを特徴
としている。
と、キーボードなどの各ユニットを含む本体部とが軸に
より開閉可能に接続構成された携帯情報機器であって、
液晶パネルと、液晶パネルの前後に配設された一対の導
光板と、一対の導光板の前後に配設され、印加電圧によ
り透過／反射の特性間を遷移する一対の調光素子と、一
対の導光板に隣接して配設されたバックライトと、液晶
パネルへの画像表示を制御する液晶パネル制御手段と、
印加電圧の調節により調光素子の透過／反射の特性を切
り替え制御する調光素子制御手段と、バックライトの点
灯／消灯を制御するバックライト制御手段と、筐体の開
閉状態を検知する開閉状態検知手段と、開閉状態検知手
段により検知した筐体開閉状態に基づき、表示画面およ
び画像表示方向を含む表示モードを決定し、表示モード
の切り替え制御を行う表示切り替え制御手段とを有し、
内側画面の画像表示を行う際、調光素子制御手段は、内
側の調光素子を透過特性に、かつ、外側の調光素子を反
射特性に制御し、バックライト制御手段は、内側のバッ
クライトを消灯に、かつ、外側のバックライトを点灯に
制御し、外側画面の画像表示を行う際、調光素子制御手
段は、内側の調光素子を反射特性に、かつ、外側の調光
素子を透過特性に制御し、バックライト制御手段は、内
側のバックライトを点灯に、かつ、外側のバックライト
を消灯に制御し、液晶パネル制御手段は、表示モードに
応じて、画像表示方向の切り替え処理を行うことを特徴
としている。
【００１７】請求項５記載の発明は、請求項４記載の発
明において、表示モードについてのユーザによる設定を
受け付けて管理する表示モード設定手段をさらに有する
ことを特徴としている。
明において、表示モードについてのユーザによる設定を
受け付けて管理する表示モード設定手段をさらに有する
ことを特徴としている。
【００１８】請求項６記載の発明は、請求項４または５
に記載の発明において、ユーザによる表示モードの切り
替え用の表示モード切り替え入力手段をさらに有し、表
示切り替え制御手段は、表示モード切り替え入力手段に
よる入力信号に基づき、表示モードの切り替え制御を行
うことを特徴としている。
に記載の発明において、ユーザによる表示モードの切り
替え用の表示モード切り替え入力手段をさらに有し、表
示切り替え制御手段は、表示モード切り替え入力手段に
よる入力信号に基づき、表示モードの切り替え制御を行
うことを特徴としている。
【００１９】請求項７記載の発明は、請求項４から６の
いずれか１項に記載の発明において、液晶パネルはカラ
ー液晶パネルであることを特徴としている。
いずれか１項に記載の発明において、液晶パネルはカラ
ー液晶パネルであることを特徴としている。
【００２０】請求項８記載の発明は、請求項４から７の
いずれか１項に記載の発明において、バックライトは、
ＬＥＤであることを特徴としている。
いずれか１項に記載の発明において、バックライトは、
ＬＥＤであることを特徴としている。
【００２１】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面を参照しながら詳細に説明する。
図面を参照しながら詳細に説明する。
【００２２】図１は、本発明の実施の形態における携帯
情報機器１の主要部の構造を示す図である。また、図２
は、本発明の実施の形態における液晶表示装置２の主要
部の構造を示す図である。また、図３は、携帯情報機器
１の側面図、および、液晶表示装置２の断面図である。
図３において、携帯情報機器１は、液晶表示装置部２と
本体部３とが軸により開閉可能に接続される構成を採
る。筐体の開閉は、所定の角度範囲内において自由に行
うことが可能であり、状態の固定が可能である。本体部
３は、ＣＰＵ、メモリ、キーボード、通信手段など、情
報処理や画像表示のための各ユニットを備える。また、
液晶表示装置部２と本体部３とは、信号線により接続さ
れる。液晶表示装置（両面型カラー液晶表示装置）２
は、画像表示可能な２つの表示面ａとｂを有する。ａ
は、筐体を開いた状態における内側表示面であり、ユー
ザは、キーボード使用時など、こちらの表示面を視認す
る。ｂは、筐体を閉じた状態における外側表示面であ
り、ユーザは、キーボード非使用時、画面のみ参照する
時などにこちらの表示面を視認することができる。
情報機器１の主要部の構造を示す図である。また、図２
は、本発明の実施の形態における液晶表示装置２の主要
部の構造を示す図である。また、図３は、携帯情報機器
１の側面図、および、液晶表示装置２の断面図である。
図３において、携帯情報機器１は、液晶表示装置部２と
本体部３とが軸により開閉可能に接続される構成を採
る。筐体の開閉は、所定の角度範囲内において自由に行
うことが可能であり、状態の固定が可能である。本体部
３は、ＣＰＵ、メモリ、キーボード、通信手段など、情
報処理や画像表示のための各ユニットを備える。また、
液晶表示装置部２と本体部３とは、信号線により接続さ
れる。液晶表示装置（両面型カラー液晶表示装置）２
は、画像表示可能な２つの表示面ａとｂを有する。ａ
は、筐体を開いた状態における内側表示面であり、ユー
ザは、キーボード使用時など、こちらの表示面を視認す
る。ｂは、筐体を閉じた状態における外側表示面であ
り、ユーザは、キーボード非使用時、画面のみ参照する
時などにこちらの表示面を視認することができる。
【００２３】また、図４は、本発明の実施の形態におけ
る携帯情報機器１の様々な外観を示す斜視図である。図
４に参照されるように、外側表示面ｂ．１、ｂ．２、
ｂ．３では、それぞれ画像の表示方向が異なっている。
る携帯情報機器１の様々な外観を示す斜視図である。図
４に参照されるように、外側表示面ｂ．１、ｂ．２、
ｂ．３では、それぞれ画像の表示方向が異なっている。
【００２４】図１に戻り、携帯情報機器１の構成につい
て説明する。本発明の携帯情報機器１は、カラー液晶表
示装置２と、ＬＣＤ制御手段８と、表示切り替え制御手
段９と、調光ガラス制御手段１０と、ＬＥＤ制御手段１
１と、開閉状態検知手段１２とを含んで構成される。ま
た、加えて、表示切り替え入力手段１２を備えていても
よい。
て説明する。本発明の携帯情報機器１は、カラー液晶表
示装置２と、ＬＣＤ制御手段８と、表示切り替え制御手
段９と、調光ガラス制御手段１０と、ＬＥＤ制御手段１
１と、開閉状態検知手段１２とを含んで構成される。ま
た、加えて、表示切り替え入力手段１２を備えていても
よい。
【００２５】カラー液晶表示装置２の構成について説明
する。図２を参照すると、カラー液晶表示装置２は、液
晶パネル４と、導光板５と、調光ガラス６と、ＬＥＤ７
と、ＬＣＤ制御手段８と、表示切り替え制御手段９と、
調光ガラス制御手段１０と、ＬＥＤ制御手段１１とを含
んで構成される。
する。図２を参照すると、カラー液晶表示装置２は、液
晶パネル４と、導光板５と、調光ガラス６と、ＬＥＤ７
と、ＬＣＤ制御手段８と、表示切り替え制御手段９と、
調光ガラス制御手段１０と、ＬＥＤ制御手段１１とを含
んで構成される。
【００２６】図５は、カラー液晶表示装置２を分解した
図である。カラー液晶表示装置２は、カラー液晶パネル
４と、導光板５ａ・５ｂと、調光ガラス（調光素子）６
ａ・６ｂと、ＬＥＤ７ａ・７ｂと、外枠とから構成され
る。カラー液晶パネル４、導光板５、調光ガラス６の各
部は、実際にはそれぞれ０．１〜０．２ｍｍ程度のクリ
アランスで隣接配置されるのが望ましい。
図である。カラー液晶表示装置２は、カラー液晶パネル
４と、導光板５ａ・５ｂと、調光ガラス（調光素子）６
ａ・６ｂと、ＬＥＤ７ａ・７ｂと、外枠とから構成され
る。カラー液晶パネル４、導光板５、調光ガラス６の各
部は、実際にはそれぞれ０．１〜０．２ｍｍ程度のクリ
アランスで隣接配置されるのが望ましい。
【００２７】各部の構成について順に説明する。カラー
液晶パネル４は、一対の偏光板、一対の透明基板、カラ
ーフィルタ、透明電極、配向膜、液晶物質、スペーサ
材、および駆動回路などの公知要素から構成される。表
示の仕組みなどについては公知なので説明を省略する。
液晶パネル４は、一対の偏光板、一対の透明基板、カラ
ーフィルタ、透明電極、配向膜、液晶物質、スペーサ
材、および駆動回路などの公知要素から構成される。表
示の仕組みなどについては公知なので説明を省略する。
【００２８】カラー液晶パネル４の前後面には、導光板
５ａ・５ｂが配設される。また、両導光板５の上下に
は、光を入射するバックライトとして、ＬＥＤ７ａ・７
ｂが配設される。本装置では、輝度確保のためのバック
ライト光源として、ＬＥＤを用いているが、光源の種類
は特に限定しない。導光板５は、ＬＥＤ７からの光を伝
導し、表示面に向けて透過光を提供する。また、調光ガ
ラス６が不透明（反射・散乱）状態の時、ＬＥＤ７から
の光の一部は、調光ガラス６で反射されて表示面方向に
提供される。
５ａ・５ｂが配設される。また、両導光板５の上下に
は、光を入射するバックライトとして、ＬＥＤ７ａ・７
ｂが配設される。本装置では、輝度確保のためのバック
ライト光源として、ＬＥＤを用いているが、光源の種類
は特に限定しない。導光板５は、ＬＥＤ７からの光を伝
導し、表示面に向けて透過光を提供する。また、調光ガ
ラス６が不透明（反射・散乱）状態の時、ＬＥＤ７から
の光の一部は、調光ガラス６で反射されて表示面方向に
提供される。
【００２９】各導光板５の表側には、調光ガラス（調光
素子）６ａ・６ｂが配設される。調光ガラス６は、調光
ガラス制御手段１０による電圧制御により、透明／不透
明（＝透過／反射（散乱））の特性状態の間を遷移す
る。調光ガラス制御手段１０は、本体部３の開閉状態検
出手段１２による筐体の開閉状態の検知、または、ユー
ザによる任意の設定や指示に基づいて、調光ガラス６の
制御を行う。
素子）６ａ・６ｂが配設される。調光ガラス６は、調光
ガラス制御手段１０による電圧制御により、透明／不透
明（＝透過／反射（散乱））の特性状態の間を遷移す
る。調光ガラス制御手段１０は、本体部３の開閉状態検
出手段１２による筐体の開閉状態の検知、または、ユー
ザによる任意の設定や指示に基づいて、調光ガラス６の
制御を行う。
【００３０】調光ガラス６の一例として、公知技術で
は、ネマティック液晶のカプセルが分散した透明ポリマ
ーフィルムを透明導電膜付きフィルムで挟んだ構成の液
晶調光素子を用いることができる。この素子は、電圧無
印加時には、入射光は散乱し、不透明となり、また、電
圧印加時には、入射光は散乱せず直進し、透明となる特
性を持つ。
は、ネマティック液晶のカプセルが分散した透明ポリマ
ーフィルムを透明導電膜付きフィルムで挟んだ構成の液
晶調光素子を用いることができる。この素子は、電圧無
印加時には、入射光は散乱し、不透明となり、また、電
圧印加時には、入射光は散乱せず直進し、透明となる特
性を持つ。
【００３１】ＬＣＤ制御手段８は、画像信号を読み込
み、カラー液晶表示装置２を制御して画像表示を行わせ
る。
み、カラー液晶表示装置２を制御して画像表示を行わせ
る。
【００３２】開閉状態検知手段１２は、何らかのセンサ
・スイッチ技術を用いて構成される。例えば、機械式ス
イッチ、角度センサ、光センサ、リードスイッチとホー
ルＩＣなどを用いることができる。開閉状態検知手段１
２は、筐体の開閉状態を、開／閉の２値で、あるいは、
連続的な傾き角度で検知する。例えば、図９に参照され
るように、液晶表示装置部２と本体部３の成す角度が０
°付近で、安全のためにロックされる状態とロックが外
れる状態とを閉／開状態に対応させる方法がある。ま
た、液晶表示装置部２と本体部３の成す角度が９０°付
近を閉／開状態の境界とし、表示画面をａとｂの間で切
り替える方法がある。開閉状態検知手段１２が検知した
筐体状態情報は、表示切り替え制御手段９その他が利用
する。
・スイッチ技術を用いて構成される。例えば、機械式ス
イッチ、角度センサ、光センサ、リードスイッチとホー
ルＩＣなどを用いることができる。開閉状態検知手段１
２は、筐体の開閉状態を、開／閉の２値で、あるいは、
連続的な傾き角度で検知する。例えば、図９に参照され
るように、液晶表示装置部２と本体部３の成す角度が０
°付近で、安全のためにロックされる状態とロックが外
れる状態とを閉／開状態に対応させる方法がある。ま
た、液晶表示装置部２と本体部３の成す角度が９０°付
近を閉／開状態の境界とし、表示画面をａとｂの間で切
り替える方法がある。開閉状態検知手段１２が検知した
筐体状態情報は、表示切り替え制御手段９その他が利用
する。
【００３３】表示切り替え制御手段９は、開閉状態検知
手段１２により提供される筐体状態情報に基づき、表示
モードを切り替える。図４に参照されるように、筐体の
開閉状態によって、表示方向は異なるためである。図４
では、例として４種類の表示モードを示している。表示
モードは、内側／外側（表／裏、ａ／ｂ）、上／下
（ｂ．１／ｂ．２）、横長／縦長（ｂ．３）などの要素
からなる。表示切り替え制御手段９は、開閉状態情報に
応じて、設定情報を参照しながら、表示モードを決定す
る。表示切り替え制御手段９は、表示モードを切り替え
る際、調光ガラス制御手段１０、ＬＣＤ制御手段８、お
よびＬＥＤ制御手段１１に対して制御指示を出力する。
手段１２により提供される筐体状態情報に基づき、表示
モードを切り替える。図４に参照されるように、筐体の
開閉状態によって、表示方向は異なるためである。図４
では、例として４種類の表示モードを示している。表示
モードは、内側／外側（表／裏、ａ／ｂ）、上／下
（ｂ．１／ｂ．２）、横長／縦長（ｂ．３）などの要素
からなる。表示切り替え制御手段９は、開閉状態情報に
応じて、設定情報を参照しながら、表示モードを決定す
る。表示切り替え制御手段９は、表示モードを切り替え
る際、調光ガラス制御手段１０、ＬＣＤ制御手段８、お
よびＬＥＤ制御手段１１に対して制御指示を出力する。
【００３４】また、表示切り替え制御手段９は、開閉状
態情報に基づく表示モード切り替えに加えて、ユーザに
よる指示や設定に基づいて表示モードを切り替えること
ができる。表示切り替え制御手段９は、ユーザおよびア
プリケーションによる表示切り替え指示（要求）を受
け、それに基づき表示切り替え制御を行う。ユーザによ
る表示モード切り替えのために、特に、キーボードとは
別に、専用ボタンなどの表示切り替え入力手段１３を筐
体に設けてもよい。ユーザが表示切り替え入力手段１３
を手操作することにより、表示モード切り替え指示を示
す制御信号が表示切り替え制御手段９に入力される。表
示切り替え入力手段１３の手操作により、各種表示モー
ド間を行き来することができる。
態情報に基づく表示モード切り替えに加えて、ユーザに
よる指示や設定に基づいて表示モードを切り替えること
ができる。表示切り替え制御手段９は、ユーザおよびア
プリケーションによる表示切り替え指示（要求）を受
け、それに基づき表示切り替え制御を行う。ユーザによ
る表示モード切り替えのために、特に、キーボードとは
別に、専用ボタンなどの表示切り替え入力手段１３を筐
体に設けてもよい。ユーザが表示切り替え入力手段１３
を手操作することにより、表示モード切り替え指示を示
す制御信号が表示切り替え制御手段９に入力される。表
示切り替え入力手段１３の手操作により、各種表示モー
ド間を行き来することができる。
【００３５】ＬＣＤ制御手段８は、表示切り替え制御手
段９からの表示方向切り替え指示に基づき、画像の表示
方向を切り替える。画像の表示方向の切り替え方法とし
ては、液晶駆動ドライバの走査方向を変える、画像デー
タを反転処理するなどの方法が考えられる。できる限り
応答速度の速い方法を採用する。
段９からの表示方向切り替え指示に基づき、画像の表示
方向を切り替える。画像の表示方向の切り替え方法とし
ては、液晶駆動ドライバの走査方向を変える、画像デー
タを反転処理するなどの方法が考えられる。できる限り
応答速度の速い方法を採用する。
【００３６】調光ガラス制御手段１０は、表示切り替え
制御手段９からの表示方向切り替え指示に基づき、電圧
を制御して調光ガラス６の透明／不透明状態（＝透過／
反射（散乱）特性）を切り替える。筐体が開状態のとき
は、６ａを透明、６ｂを不透明に制御する。筐体が閉状
態のときは、６ａを不透明、６ｂを透明に制御する。
制御手段９からの表示方向切り替え指示に基づき、電圧
を制御して調光ガラス６の透明／不透明状態（＝透過／
反射（散乱）特性）を切り替える。筐体が開状態のとき
は、６ａを透明、６ｂを不透明に制御する。筐体が閉状
態のときは、６ａを不透明、６ｂを透明に制御する。
【００３７】ＬＥＤ制御手段１１は、表示モード切り替
え制御手段からの制御信号に基づき、ＬＥＤ７の点灯／
消灯を切り替え制御する。筐体が開状態のときは、７ａ
を消灯、７ｂを点灯に制御する。筐体が閉状態のとき
は、７ａを点灯、７ｂを消灯に制御する。
え制御手段からの制御信号に基づき、ＬＥＤ７の点灯／
消灯を切り替え制御する。筐体が開状態のときは、７ａ
を消灯、７ｂを点灯に制御する。筐体が閉状態のとき
は、７ａを点灯、７ｂを消灯に制御する。
【００３８】以上をまとめると、図６に参照されるよう
に、筐体が開いている状態においては、調光ガラス６ａ
を透明状態、調光ガラス６ｂを不透明状態に制御し、表
示面ａの反対側に位置しているＬＥＤ７ｂをバックライ
トとして点灯させる。これにより、カラー液晶４の表示
に必要な光量を確保することができる。
に、筐体が開いている状態においては、調光ガラス６ａ
を透明状態、調光ガラス６ｂを不透明状態に制御し、表
示面ａの反対側に位置しているＬＥＤ７ｂをバックライ
トとして点灯させる。これにより、カラー液晶４の表示
に必要な光量を確保することができる。
【００３９】逆に、図７に参照されるように、筐体が閉
じている状態では、調光ガラス６ａを不透明状態、調光
ガラス６ｂを透明状態に制御し、表示面ｂの反対側に位
置しているＬＥＤ７ａをバックライトとして点灯させ
る。これにより、カラー液晶４の表示に必要な光量が確
保できる。
じている状態では、調光ガラス６ａを不透明状態、調光
ガラス６ｂを透明状態に制御し、表示面ｂの反対側に位
置しているＬＥＤ７ａをバックライトとして点灯させ
る。これにより、カラー液晶４の表示に必要な光量が確
保できる。
【００４０】表示切り替え制御手段９は、筐体の開閉状
態、つまり、開閉状態検知手段１２による状態検知に応
じて、画像表示方向の切り替え制御を行い、視者にとっ
ての適切な表示状態を提供する。従って、ａ・ｂどちら
の面を視認する場合でも、バックライト７による光量確
保を伴い、カラー液晶の十分な視認を行うことができ
る。
態、つまり、開閉状態検知手段１２による状態検知に応
じて、画像表示方向の切り替え制御を行い、視者にとっ
ての適切な表示状態を提供する。従って、ａ・ｂどちら
の面を視認する場合でも、バックライト７による光量確
保を伴い、カラー液晶の十分な視認を行うことができ
る。
【００４１】また、表示方向を適切に切り替えることに
より、筐体開状態において、外側面ｂにおいて表示を行
うこともできる。これを利用して、少人数相手のプレゼ
ンテーションを行うなどの応用ができる。
より、筐体開状態において、外側面ｂにおいて表示を行
うこともできる。これを利用して、少人数相手のプレゼ
ンテーションを行うなどの応用ができる。
【００４２】図７は、本発明の実施の形態における液晶
表示装置２および携帯情報機器１での表示モード切り替
え動作を示すフローチャートである。筐体の開閉状態に
変化があった場合、開閉状態検知手段９は、筐体の開閉
状態を検知する（ステップＳ１）。表示切り替え制御手
段９は、開閉状態検知手段１２から筐体状態情報を受け
取り、切り替え先の表示モードを判断する（ステップＳ
２）。表示切り替え制御手段９は、筐体開閉状態に応じ
て表示モードを決定し、調光ガラス制御手段１０、ＬＣ
Ｄ制御手段８、およびＬＥＤ制御手段１１に対し制御指
示を出力して表示モードを切り替えさせる（ステップＳ
３、Ｓ７）。
表示装置２および携帯情報機器１での表示モード切り替
え動作を示すフローチャートである。筐体の開閉状態に
変化があった場合、開閉状態検知手段９は、筐体の開閉
状態を検知する（ステップＳ１）。表示切り替え制御手
段９は、開閉状態検知手段１２から筐体状態情報を受け
取り、切り替え先の表示モードを判断する（ステップＳ
２）。表示切り替え制御手段９は、筐体開閉状態に応じ
て表示モードを決定し、調光ガラス制御手段１０、ＬＣ
Ｄ制御手段８、およびＬＥＤ制御手段１１に対し制御指
示を出力して表示モードを切り替えさせる（ステップＳ
３、Ｓ７）。
【００４３】表示切り替え制御手段９は、筐体が開状態
の場合、予め設定してあるデフォルトの開状態表示モー
ド、例えば「ａ．１」に表示を切り替える制御を行う
（ステップＳ３、Ｓ４）。調光ガラス制御手段１０は、
筐体が開状態の場合、電圧を制御して、調光ガラス６ａ
を透明（透過状態）に、６ｂを不透明（反射・散乱状
態）に切り替える（ステップＳ５）。ＬＥＤ制御手段１
１は、表示切り替え制御手段９による指示に基づき、Ｌ
ＥＤ７の点灯／消灯を切り替える（ステップＳ６）。
の場合、予め設定してあるデフォルトの開状態表示モー
ド、例えば「ａ．１」に表示を切り替える制御を行う
（ステップＳ３、Ｓ４）。調光ガラス制御手段１０は、
筐体が開状態の場合、電圧を制御して、調光ガラス６ａ
を透明（透過状態）に、６ｂを不透明（反射・散乱状
態）に切り替える（ステップＳ５）。ＬＥＤ制御手段１
１は、表示切り替え制御手段９による指示に基づき、Ｌ
ＥＤ７の点灯／消灯を切り替える（ステップＳ６）。
【００４４】表示切り替え制御手段９は、筐体が閉状態
の場合、予め設定してあるデフォルトの閉状態表示モー
ド、例えば「ｂ．１」に表示を切り替える制御を行う
（ステップＳ７、Ｓ８）。調光ガラス制御手段１０は、
筐体が閉状態の場合、電圧を制御して、調光ガラス６ａ
を不透明（反射／散乱状態）に、６ｂを透明（透過状
態）に切り替える（ステップＳ９）。ＬＥＤ制御手段１
１は、表示切り替え制御手段９による指示に基づき、Ｌ
ＥＤ７の点灯／消灯を切り替える（ステップＳ１０）。
の場合、予め設定してあるデフォルトの閉状態表示モー
ド、例えば「ｂ．１」に表示を切り替える制御を行う
（ステップＳ７、Ｓ８）。調光ガラス制御手段１０は、
筐体が閉状態の場合、電圧を制御して、調光ガラス６ａ
を不透明（反射／散乱状態）に、６ｂを透明（透過状
態）に切り替える（ステップＳ９）。ＬＥＤ制御手段１
１は、表示切り替え制御手段９による指示に基づき、Ｌ
ＥＤ７の点灯／消灯を切り替える（ステップＳ１０）。
【００４５】以上で本発明の実施形態について説明し
た。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形
態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、
種々変形実施が可能である。
た。なお、上述した実施形態は、本発明の好適な実施形
態の一例を示すものであり、本発明はそれに限定される
ものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内において、
種々変形実施が可能である。
【００４６】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、カラー液晶の視認に十分な輝度を確保した両
面表示可能な全透過型カラー液晶表示装置およびこの液
晶表示装置を備える携帯情報機器を提供することができ
る。また、筐体の開閉状態などに応じて表示面を切り替
えることができる両面表示可能な全透過型カラー液晶表
示装置およびこの液晶表示装置を備える携帯情報機器を
提供することができる。
によれば、カラー液晶の視認に十分な輝度を確保した両
面表示可能な全透過型カラー液晶表示装置およびこの液
晶表示装置を備える携帯情報機器を提供することができ
る。また、筐体の開閉状態などに応じて表示面を切り替
えることができる両面表示可能な全透過型カラー液晶表
示装置およびこの液晶表示装置を備える携帯情報機器を
提供することができる。
【図１】本発明の実施の形態における携帯情報機器の主
要部の構成を示す図である。
要部の構成を示す図である。
【図２】本発明の実施の形態における液晶表示装置の主
要部の構成を示す図である。
要部の構成を示す図である。
【図３】携帯情報機器１の側面図および液晶表示装置２
の断面図である。
の断面図である。
【図４】本発明の実施の形態における携帯情報機器１の
様々な外観を示す斜視図である。
様々な外観を示す斜視図である。
【図５】液晶表示装置２の分解図である。
【図６】携帯情報機器１の筐体が開いた状態における断
面図である。
面図である。
【図７】携帯情報機器１の筐体が閉じた状態における断
面図である。
面図である。
【図８】本発明の実施の形態における液晶表示装置２お
よび携帯情報機器１での表示モード切り替えの動作を示
すフローチャートである。
よび携帯情報機器１での表示モード切り替えの動作を示
すフローチャートである。
【図９】筐体開閉状態と表示画面との対応の例を示す図
である。
である。
１ 携帯情報機器
２ カラー液晶表示装置
ａ 内側表示画面
ｂ 外側表示画面
４ カラー液晶パネル
５ａ、５ｂ 導光板
６ａ、６ｂ 調光ガラス
７ａ、７ｂ ＬＥＤ
８ ＬＣＤ制御手段
９ 表示切り替え制御手段
１０ 調光ガラス制御手段
１１ ＬＥＤ制御手段
１２ 開閉状態検知手段
１３ 表示モード切り替え入力手段
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０９Ｇ 3/20 ６８０ Ｇ０９Ｇ 3/20 ６８０Ｔ ５Ｇ４３５
3/34 3/34 Ｊ
3/36 3/36
Ｆターム(参考） 2H091 FA14Z FA23Z FA45Z GA11
LA15 LA16
2H093 NC42 ND08 ND17 NE06
5C006 AA22 AB01 AF51 AF53 AF61
BB11 BB28 BB29 EA01 FA01
5C080 AA10 BB05 CC03 DD21 EE23
JJ02 JJ06 JJ07 KK07
5C094 AA01 AA45 AA51 BA23 BA43
ED01 ED11
5G435 AA01 BB04 BB12 BB15 EE27
FF03 FF08 GG23 HH02 KK07
LL07
Claims (8)
- 【請求項１】 液晶パネルと、 該液晶パネルの前後に配設された一対の導光板と、 該一対の導光板の前後に配設され、印加電圧に応じて透
過／反射の特性間を遷移する一対の調光素子と、 前記液晶パネルへの画像表示を制御する液晶パネル制御
手段と、 印加電圧の調節により前記調光素子の透過／反射の特性
を切り替え制御する調光素子制御手段と、 前記一対の導光板に隣接して配設されるバックライト
と、 該バックライトの点灯／消灯を制御するバックライト制
御手段と、を有し、 表画面の画像表示を行う際、前記調光素子制御手段は、
表側の前記調光素子を透過特性に、かつ、裏側の前記調
光素子を反射特性に制御し、前記バックライト制御手段
は、表側の前記バックライトを消灯に、かつ、裏側の前
記バックライトを点灯に制御し、 裏画面の画像表示を行う際、前記調光素子制御手段は、
表側の前記調光素子を反射特性に制御し、かつ、裏側の
前記調光素子を透過特性に制御し、前記バックライト制
御手段は、表側の前記バックライトを点灯に、かつ、裏
側の前記バックライトを消灯に制御すること、を特徴と
する両面型液晶表示装置。 - 【請求項２】 前記液晶パネルはカラー液晶パネルであ
ることを特徴とする請求項１記載の両面型液晶表示装
置。 - 【請求項３】 前記バックライトは、ＬＥＤであること
を特徴とする請求項１または２に記載の両面型液晶表示
装置。 - 【請求項４】 ディスプレイ部と、キーボードなどの各
ユニットを含む本体部とが軸により開閉可能に接続構成
された携帯情報機器であって、 液晶パネルと、 該液晶パネルの前後に配設された一対の導光板と、 該一対の導光板の前後に配設され、印加電圧により透過
／反射の特性間を遷移する一対の調光素子と、 前記一対の導光板に隣接して配設されたバックライト
と、 前記液晶パネルへの画像表示を制御する液晶パネル制御
手段と、 印加電圧の調節により前記調光素子の透過／反射の特性
を切り替え制御する調光素子制御手段と、 前記バックライトの点灯／消灯を制御するバックライト
制御手段と、 筐体の開閉状態を検知する開閉状態検知手段と、 該開閉状態検知手段により検知した筐体開閉状態に基づ
き、表示画面および画像表示方向を含む表示モードを決
定し、該表示モードの切り替え制御を行う表示切り替え
制御手段と、を有し、 内側画面の画像表示を行う際、前記調光素子制御手段
は、内側の前記調光素子を透過特性に、かつ、外側の前
記調光素子を反射特性に制御し、前記バックライト制御
手段は、内側の前記バックライトを消灯に、かつ、外側
の前記バックライトを点灯に制御し、 外側画面の画像表示を行う際、前記調光素子制御手段
は、内側の前記調光素子を反射特性に、かつ、外側の前
記調光素子を透過特性に制御し、前記バックライト制御
手段は、内側の前記バックライトを点灯に、かつ、外側
の前記バックライトを消灯に制御し、 前記液晶パネル制御手段は、前記表示モードに応じて、
画像表示方向の切り替え処理を行うこと、を特徴とする
両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器。 - 【請求項５】 前記表示モードについてのユーザによる
設定を受け付けて管理する表示モード設定手段をさらに
有することを特徴とする請求項４記載の両面型液晶表示
装置を備える携帯情報機器。 - 【請求項６】 ユーザによる前記表示モードの切り替え
用の表示モード切り替え入力手段をさらに有し、 前記表示切り替え制御手段は、該表示モード切り替え入
力手段による入力信号に基づき、前記表示モードの切り
替え制御を行うこと、を特徴とする請求項４または５に
記載の両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器。 - 【請求項７】 前記液晶パネルはカラー液晶パネルであ
ることを特徴とする請求項４から６のいずれか１項に記
載の両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器。 - 【請求項８】 前記バックライトは、ＬＥＤであること
を特徴とする請求項４から７のいずれか１項に記載の両
面型液晶表示装置を備える携帯情報機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001225072A JP3533194B2 (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 両面型液晶表示装置および両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001225072A JP3533194B2 (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 両面型液晶表示装置および両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003035893A true JP2003035893A (ja) | 2003-02-07 |
| JP3533194B2 JP3533194B2 (ja) | 2004-05-31 |
Family
ID=19058125
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001225072A Expired - Fee Related JP3533194B2 (ja) | 2001-07-25 | 2001-07-25 | 両面型液晶表示装置および両面型液晶表示装置を備える携帯情報機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3533194B2 (ja) |
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