JP2007127724A - 液晶表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】2つの液晶表示部を重ね合わせ、視認側の液晶パネルのみを利用する場合と、他方の液晶パネルのみを利用する場合とを有する液晶表示装置を提供する。
【解決手段】第1の液晶表示部(10)及び第1の液晶表示部の上側に視認側を同一にして配置される第2の液晶表示部(20)を有する液晶表示装置(1〜8)において、第1の液晶表示部は透過モード又は反射モードの少なくとも一方の表示モードを有し、第2の液晶表示部は透過モードと反射モードの2つの表示モードを有していることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、液晶表示装置、特に一方の側から視認可能な2つの液晶表示部を有する液晶表示装置に関する。
2つの液晶パネルを重ね合わせた構造を有し、観察者の視認側に配置された第1の液晶パネルをシャッタとして利用して、他方の第2の液晶パネルの表示部分の一部を隠すことが可能な液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献1)。このような液晶表示装置では、第2の液晶パネルの表示部分の一部を隠すことによって、シークレットモード等を設けることが可能となった。
2つの液晶パネルを重ね合わせた構造を有し、バックライト側の液晶パネルを開閉手段として利用し、他方の液晶パネルを反射型及び透過型のいずれの使用状態においても十分なコントラストが得られるような液晶表示装置が知られている(例えば、特許文献2)。ここで、開閉手段として利用されるバックライト側の液晶パネルは、バックライト非点灯時には他方の液晶パネルが反射型として使用される場合には他方の液晶パネルを透過した光を吸収し、バックライト点灯時にはバックライトからの光を透過させる機能を有している。
特許第3154498号公報(図1、図5) 特開平11−258603号公報(図1)
しかしながら、従来の2つの液晶パネルを重ね合わせた構造を有する液晶表示装置では、両方の液晶パネルを協働させて利用し、1方の液晶パネルをオン状態とする時は、他方の液晶パネルをオフ状態とすることによって、液晶表示装置全体として消費電力を低減させようという試みはなされていなかった。
本発明は、2つの液晶パネルを重ね合わせ、視認側の液晶パネルのみを利用する場合と、他方の液晶パネルのみを利用する場合とを有する液晶表示装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、2つの液晶表示部を重ね合わせ、1方の液晶パネルをオン状態とする時は、他方の液晶パネルをオフ状態とすることによって消費電力を低減させることを可能とする液晶表示装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、詳細な表示が可能な第1の液晶表示部と、簡単な表示を行うための第2の液晶表示部とを有し、特に第2の液晶表示部において表示を行う場合に液晶表示装置全体の消費電力を極めて低くなるように設定した液晶表示装置を提供することを目的とする。
本発明に係る液晶表示装置は、第1の液晶表示部及び第1の液晶表示部の上側に視認側を同一にして配置される第2の液晶表示部を有し、第1の液晶表示部は透過モード又は反射モードの少なくとも一方の表示モードを有し、第2の液晶表示部は透過モードと反射モードの2つの表示モードを有していることを特徴とする。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第1の液晶表示部を照射するために第1の液晶表示部の下側に配置されたバックライトを有することが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、バックライトを点灯し、第1の液晶表示部をオン状態とし、第2の液晶表示部をオフ状態とする第1の状態と、バックライトを消灯し、第1の液晶表示部をオフ状態とし、第2の液晶表示部をオン状態とする第2の状態と、を切り替えることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第2の液晶表示部は、第1の液晶表示部よりも最大消費電力が小さく設定されていることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第2の液晶表示部は、第1の液晶表示部よりも画素数が少ないことが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第1の液晶表示部はパッシブ駆動によるドットマトリクス駆動され、第2の液晶表示部はスタティック駆動されることが好ましい。簡素な表示を行うための第2の液晶表示部における消費電力を極力下げる構成とした。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第2の液晶表示部はパッシブ駆動され、第1の液晶表示部はアクティブ駆動されることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第2の液晶表示部は、スタティック駆動又はドットマトリクス駆動されることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第1の液晶表示部とバックライトとの間に配置された第1の吸収型偏光板と、第2の液晶表示部の上側に配置された第2の吸収型偏光板と、第1の液晶表示部と第2の液晶表示部との間に配置され、第2の液晶表示部に入射した外光を反射するための反射型偏光板を更に有することが好ましい。詳細な表示が可能な第1の液晶表示部は透過型の使用状態とし、簡単な表示を行うための第2の液晶表示部は反射型の使用状態とする構成とした。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第1の液晶表示部が高分子散乱型の液晶表示部であることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、反射型偏光板と第1の液晶表示部との間に配置された第3の吸収型偏光板を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、反射型偏光板と第1の液晶表示部との間に配置された位相差板を更に有し、第1の液晶表示部が高分子散乱型の液晶表示部であることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第2の液晶表示部と反射型偏光板との間に配置された色偏光板を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、反射型偏光板と第1の液晶表示部との間に配置された第3の吸収型偏光板を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第1の液晶表示部とバックライトとの間に配置された第1の吸収型偏光板と、第2の液晶表示部の上側に配置された第2の吸収型偏光板と、第1の液晶表示部と第2の液晶表示部との間に配置された第4の吸収型偏光板とを有し、第1の液晶表示部が第2の液晶表示部に入射した外光を反射可能な半透過型の液晶表示部であることが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、第1の液晶表示部とバックライトとの間に配置された第1の吸収型偏光板と、第2の液晶表示部の上側に配置された色偏光板と、第1の液晶表示部と第2の液晶表示部との間に配置され、第2の液晶表示部に入射した外光を反射するための反射型偏光板を更に有することが好ましい。
さらに、本発明に係る液晶表示装置では、反射型偏光板と第1の液晶表示部との間に配置された第3の吸収型偏光板を更に有することが好ましい。
本発明に係る液晶表示装置は、第1の液晶表示部と、第1の液晶表示部の表示画像を透過可能に第1の液晶表示部の上側に配置される第2の液晶表示部と、第1の液晶表示部を照射するために第1の液晶表示部の下側に配置されたバックライトと、第1の液晶パネルがオン状態の場合に第1の液晶表示部を透過した前記バックライトからの光を透過し且つ第2の液晶パネルがオフ状態の場合に第2の液晶パネルを透過した光を反射する反射型偏光板を有することを特徴とする。
本発明に係る液晶表示装置では、1方の液晶パネルをオン状態とする時は、必ず他方の液晶パネルをオフ状態とするように制御しているので、常に消費電力を低減させることが可能となった。
また、本発明に係る液晶表示装置では、簡単な表示を行う第2の液晶表示部をスタティック駆動する場合には、詳細な表示を行う第1の液晶表示部をオフ状態とし且つバックライトを消灯するように構成したので、第2の液晶表示部を例えば携帯電話の待ち受け画面に利用する場合には、待ち受け時の消費電力を極めて低くすることが可能となった。
以下図面を参照して、本発明に係る液晶表示装置について説明する。
図1は、本発明に係る液晶表示装置1の概略構成を示す図である。
図1に示す様に、液晶表示装置1は、第1液晶パネル10、第1液晶パネル駆動回路15、第2液晶パネル20、第2液晶パネル駆動回路25、バックライト30、点灯回路35、及び制御部40等から構成される。
第1液晶パネル10は、アクティブ駆動されるTFTタイプの液晶表示部であり、2.4インチ、QVGAサイズ(350×240画素)の表示を行うことができる。また、第1の液晶パネル10は、透明な2枚のガラス基板にネマテック液晶層がシール材によって挟持される構成を有しており、2枚のガラス基板のそれぞれには導電体による複数のソース電極と複数のゲート電極がパターン形成されている。なお、ソース電極とゲート電極には、それぞれの画素に対してTFT素子が接続されている。この電極上に液晶と配向させるための配向膜をそれぞれ形成し、90°ツイストになるように配向処理がなされている。液晶層は、この配向膜により90°ツイストした状態となっている。
なお、第1液晶パネルとして、高分子散乱型液晶表示部を利用することもできる。高分子散乱型液晶表示部には、液晶分子を含んだ微小なカプセルをバインダー内に多数分散した高分子分散型液晶パネルやPN(ポリマーネットワーク)型液晶パネル等が含まれる。
第1液晶パネル駆動回路15は、制御部40からの制御信号に応じて、第1液晶パネル10をオン/オフ制御する。オン状態では、第1液晶パネル駆動回路15は、ソース電極及びゲート電極に所定の信号を印加することによって、第1液晶パネル10をアクティブ駆動する。また、オフ状態では、第1液晶パネル駆動回路15は、液晶を駆動しないように制御を行う。なお、「液晶を駆動しない」と言った場合、液晶に電圧を完全に印加しないように制御する場合、及び通常の画像表示を行う場合の1/2程度以下の電圧を印加する場合を含むものとする。
第2液晶パネル20は、スタティック駆動される透過型のTNタイプの液晶表示部であり、表示サイズは2.4インチ、200セグメントの単色の表示を行うことができる。また、第2の液晶パネル20は、透明な2枚のガラス基板にTN液晶層がシール材によって挟持される構成を有しており、2枚のガラス基板のそれぞれには透明導電体による複数のセグメント電極と複数のコモン電極がパターン形成されている。なお、セグメント電極とコモン電極が重なり合う部分が表示画素となる。
なお、第2液晶パネル20として、ドットマトリックス駆動される透過型のSTNタイプの液晶表示部や、TNタイプの液晶表示部を用いることができる。特に、TNタイプの液晶表示部を利用する場合には、透過率が高いことから、第1液晶パネルの表示をより鮮明にすることが可能となる。又、STNタイプの液晶表示部を用いれば、電圧平均化法によるマトリクス駆動が可能となり、より多くの画素を駆動することができる。
第2液晶パネル駆動回路25は、制御部40からの制御信号に応じて、第2液晶パネル20をオン/オフ制御する。オン状態では、第2液晶パネル駆動回路25は、セグメント電極及びコモン電極に所定の信号を印加することによって、第2液晶パネル20をスタティック駆動する。また、オフ状態では、第2液晶パネル駆動回路25は、液晶を駆動しないように制御を行う。なお、「液晶を駆動しない」と言った場合、液晶に電圧を完全に印加しないように制御する場合、及び通常の画像表示を行う場合の1/2程度の電圧を印加する場合を含むものとする。
バックライト30は、白色LEDと導光板等から構成され、第1液晶パネル10を照明する面発光源として機能する。点灯回路35は、制御部40からの制御信号に基づいて白色LEDの点灯制御を行う。
制御部40は、CPU、RAM、ROM等から構成され、第1及び第2液晶パネル駆動回路15、25、点灯回路35等を予めROM等に記憶されたプログラムに従って制御する。
図2は、液晶表示装置の1の概略断面図である。
液晶表示装置1は、観察者の視認側から、第1の吸収型偏光板100、第2液晶パネル20、反射型偏光板101、第3の吸収型偏光板102、第1液晶パネル10、第2の吸収型偏光板103、及びバックライト30の順に構成される。即ち、第1と第2液晶パネル10、20が重ね合わさった構造を有している。反射型偏光板101は、透過軸と、透過軸に対して約90度の角度を持った反射軸とを有し、反射軸と平行な偏光方向を有する光を反射する特性を有している。図2の例では、住友スリーエム社製のDBEF(商品名)を反射型偏光板101として用いた。
図2において、第1の吸収型偏光板100及び反射型偏光板101は、第2の液晶パネル20の透明基板上に接着され、第2及び第3の吸収型偏光板103、102は、第1の液晶パネル10の透明基板上に接着されている。また、反射型偏光板101と第3の吸収型偏光板102との間には、接着層なしで配置した。なお、反射型偏光板101と第3の吸収型偏光板102を接着し、第1の吸収型偏光板100を接着した第2の液晶パネル20を接着層なしで配置しても良い。
図3は、液晶表示装置1の動作を説明するための図である。
図3(a)及び(b)は、第1液晶パネル10をオフ状態とし、バックライト30は消灯された状態で、第2液晶パネル20を反射型の液晶パネルとして利用する状態を示している。また、図3(c)及び(d)は、第2液晶パネル20をオフ状態とし、バックライト30は点灯した状態で、第1液晶パネル10を透過型の液晶パネルとして利用する状態を示している。
なお、第1及び第2液晶パネル10、20に挟持される液晶は、所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されないと、液晶パネルに入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過させるように設定され、所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されると、液晶パネルに入射した直線偏光成分の光の偏光方向を変更せずにそのまま透過させるように設定されている。
図3(a)は、第2液晶パネル20の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されている状態を示している。この場合、第1の吸収型偏光板100に入射した外光(L1)は、第1の吸収型偏光板100によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、第2液晶パネル20に入射する。第2液晶パネル20に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を変更せずにそのまま透過する。反射型偏光板101の反射軸は、第2液晶パネル20を透過した光の偏光方向と平行に設定されている。したがって、第2液晶パネル20を透過した光は、反射型偏光板101で反射されて、第2液晶パネル20及び第1の吸収型偏光板100を透過して、液晶表示装置の視認側に出射する。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、明るい表示(白表示)となる。
図3(b)は、第2液晶パネル20の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されていない状態又は液晶に駆動電圧が印加されているが液晶をほぼねじれた状態に維持している状態を示している。この場合、第1の吸収型偏光板100に入射した外光(L1)は、第1の吸収型偏光板100によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、第2液晶パネル20に入射する。第2液晶パネル20に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過する。反射型偏光板101の透過軸は、第2液晶パネル20を透過した光の偏光方向と平行に設定されているため、第2液晶パネル20を透過した光は反射型偏光板101を透過する。反射型偏光板101を透過した光は、更に第3の吸収型偏光板102、第1液晶パネル10及び第2の吸収型偏光板103を透過してバックライト30で吸収される。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、暗い表示(黒表示)となる。
図3(c)は、第1液晶パネル10の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されていない状態を示している。この場合、バックライト30から第2の吸収型偏光板103に入射した光(L2)は、第2の吸収型偏光板103によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、第1液晶パネル10に入射する。第1液晶パネル10に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過する。第3の吸収型偏光板102の偏光軸と反射型偏光板101の透過軸は、第1液晶パネル10を透過した光の偏光方向と平行に設定されているため、第1液晶パネル10を透過した光は、第3の吸収型偏光板102及び反射型偏光板101を透過して第2液晶パネル20に入射する。第2液晶パネル20はオフ状態であるため、第2液晶パネル20に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過する。第2液晶パネル20を透過した光の偏光方向は第1の吸収型偏光板100と平行であるため、第2液晶パネル20を透過した光は第1の吸収型偏光板100を透過して、液晶表示装置の視認側に出射する。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、明るい表示(白表示)となる。
図3(d)は、第1液晶パネル10の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されている状態を示している。この場合、バックライト30から第2の吸収型偏光板103に入射した光(L2)は、第2の吸収型偏光板103によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、第1液晶パネル10に入射する。第1液晶パネル10に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を変更せずにそのまま透過する。第1液晶パネル10を透過した光の偏光方向と、第3の吸収型偏光板102の偏光軸とは90度ずれているため、第1液晶パネル10を透過した光は第3の吸収型偏光板102に吸収される。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、暗い表示(黒表示)となる。
このように、液晶表示装置1では、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし(図3(c)及び(d)参照)、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には第1液晶パネル10をオフとして(図3(a)及び(b))として利用している。即ち、第2の液晶パネルを利用する場合には、第1の液晶パネルとバックライト30をオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。なお、第2液晶パネル20をオフ状態として、第1液晶パネルを透過型として利用する場合には、第1液晶パネル10を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されていることが重要である。
図4は、本発明に係る液晶表示装置1を携帯電話の表示部に利用した例を示す図である。
携帯電話の表示部枠体100内に、観察者(ユーザ)の視認側から順に、第2液晶パネル20、第1液晶パネル10、バックライト30が配置される。第2液晶パネル20は、携帯電話の待ち受け時の待ち受け画面として、簡易表示用に利用され、第1液晶パネル10は、メールやネットワーク接続画面、携帯電話に内蔵されるデジタルカメラで撮影されたデジタル画像を表示する為等の詳細表示用として利用される。なお、図4においては、第2液晶パネル20には、現在時刻及び日時が表示されているが、その時点の携帯電話のモードを示すマーク、受信状況を示すマーク等を表示するようにしても良い。
第2液晶パネルが反射モードで利用される場合には、第1液晶パネル10がオフ状態とされ、バックライト30が消灯されるので、液晶表示装置1全体で消費される電力を極めて低く抑えること(例えば、2mW以下)が可能となった。このため、携帯電話を利用しない場合においても待ち受け画面を完全に消さずに、第2液晶パネル20を長時間利用し続けることが可能となった。
一般的に、駆動回路を含めた消費電力は、スイッチ素子によるアクティブ駆動が、パッシブ駆動より大きくなっており、パッシブ駆動のなかでの関係も、ドットマトリクス駆動が、スタティック駆動より大きくなっている。
液晶表示装置1において、反射型偏光板101と第3の吸収型偏光板102とは、両者間に空気層が形成されないように接着しても良い。この場合には、空気層と反射型偏光板101の屈折率による界面反射が減少し、バックライトからの光のロスを少なくすることができるからである。また、反射型偏光板101が光散乱機能を有するように構成しても良いし、反射型偏光板101と第2液晶パネル20との間に光散乱層を更に有していても良い。反射する光を均一化することができるからである。
また、散乱層のヘイズ値(散乱度)は適切に選択する必要がある。理由は、ヘイズ値を高くすると、第2の液晶パネルを非駆動として第1の液晶パネルを視認する場合に、第1の液晶パネルの画像が散乱層で大きく散乱してぼやけてしまい、表示品質を落とすからである。このぼやけかたは第1の液晶パネルの解像度により気になる度合いがことなる。通常の携帯用液晶パネル(1インチから2.4インチ)の画素ピッチは0.18〜0.24mmであるので、発明者は、被験者20人に実験を行い0.18mmの第1の液晶パネルを用いて、ヘイズ値を可変したものと散乱層無しのものを比較実験した。これによると、ヘイズ値60では100%の人がぼやけかたが気になり、ヘイズ値50では70%の人がぼやけかたが気になり、ヘイズ値40で10%の人がぼやけ方が気になり、ヘイズ値30では100%の人がぼやけは視認できないと回答した。したがって、ヘイズ値は40%以下が最適で、それ以上はぼやけてしまい画質を損なう。
図5は、本発明に係る他の液晶表示装置2の概略断面図である。
図5に示す液晶表示装置2は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、反射型偏光板101と第1液晶パネル10の間に配置された第3の吸収型偏光板102を削除した点のみが異なっている。第3の吸収型偏光板102を削除したことにより、装置の薄型化(例えば約150μm)、部材の削減によるコストの削減を実現できる。
図5に示す液晶表示装置2の動作は、第3の吸収型偏光板102が削除されているだけで、実質的に図3に示すものと同様であるが、第3の吸収型偏光板102が削除されているため、図3(d)の状態での動作が異なる。即ち、第1の液晶パネル10を透過した光は、反射型偏光板101で反射され、視認側には反射されない。したがって、図5に示す液晶表示装置2においても、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には第1液晶パネル10をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置2においても、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合に、第1液晶パネル10を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されている。
図6は、本発明に係る更に他の液晶表示装置3の概略断面図である。
図6に示す液晶表示装置3は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、反射型偏光板101と第1液晶パネル10との間に配置された第3の吸収型偏光板102を削除した点、反射型偏光板101の代わりに第4の吸収型偏光板104を設けた点、第1液晶パネル10の代わりに半透過型液晶パネル11を設けた点のみが異なっている。第4の吸収型偏光板104は、第1の液晶パネル10の表示品質を保つために必要である。なお、第1の液晶パネル10の液晶モードに合わせて、必要に応じて、位相差フィルムと組み合わせたり、第4の吸収型偏光板104を省いたりすることも可能である。
半透過型液晶パネル11は、第1液晶パネル10と同様の構成であって、第1液晶パネル10側の下側又は上側ガラス基板の液晶層側に半透過反射膜が形成されている液晶パネルである。即ち、図2に示す液晶表示装置1における反射型偏光板101の機能を第1液晶パネル10に兼用させるようにしたものである。
図7は、図6に示す液晶表示装置3の動作説明をするための図である。
図7(a)及び(b)は、半透過型液晶パネル11をオフ状態とし、バックライト30は消灯された状態で、第2液晶パネル20を反射型の液晶パネルとして利用する状態を示している。また、図7(c)及び(d)は、第2液晶パネル20をオフ状態とし、バックライト30は点灯した状態で、半透過型液晶パネル11を透過型の液晶パネルとして利用する状態を示している。
なお、半透過型液晶パネル11に挟持される液晶は、第1液晶パネル10と同様に、所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されないと、液晶パネルに入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過させるように設定され、所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されると、液晶パネルに入射した直線偏光成分の光の偏光方向を変更せずにそのまま透過させるように設定されている。
図7(a)は、第2液晶パネル20の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されている状態を示している。この場合、第1の吸収型偏光板100に入射した外光(L1)は、第1の吸収型偏光板100によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、第2液晶パネル20に入射する。第2液晶パネル20に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を変更せずにそのまま透過する。第2液晶パネル20を透過した光は、第4の吸収型偏光板104を透過して、半透過型液晶パネル11に入射する。半透過型液晶パネル11の半透過反射膜の反射軸は、第4の吸収型偏光板104を透過した光の偏光方向と平行に設定されている。したがって、第4の吸収型偏光板104を透過した光は、半透過型液晶パネル11で反射されて、第4の吸収型偏光板104、第2液晶パネル20及び第1の吸収型偏光板100を透過して、液晶表示装置の視認側に出射する。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、明るい表示(白表示)となる。
図7(b)は、第2液晶パネル20の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されていない状態を示している。この場合、第1の吸収型偏光板100に入射した外光(L1)は、第1の吸収型偏光板100によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、第2液晶パネル20に入射する。第2液晶パネル20に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過する。半透過型液晶パネル11の半透過反射膜の透過軸は、第4の吸収型偏光板104を透過した光の偏光方向と平行に設定されているため、第4の吸収型偏光板104を透過した光は半透過型液晶パネル11を透過する。半透過型液晶パネル11を透過した光は、更に第2の吸収型偏光板103を透過してバックライト30で吸収される。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、暗い表示(黒表示)となる。
図7(c)は、半透過型液晶パネル11の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されていない状態を示している。この場合、バックライト30から第2の吸収型偏光板103に入射した光(L2)は、第2の吸収型偏光板103によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、半透過型液晶パネル11に入射する。半透過型液晶パネル11に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過する。第3の吸収型偏光板102の偏光軸と半透過型液晶パネル11の半透過反射膜の透過軸は、第1液晶パネル10を透過した光の偏光方向と平行に設定されているため、半透過型液晶パネル11に入射した光は、半透過型液晶パネル11、第4の吸収型偏光板104を透過して第2液晶パネル20に入射する。第2液晶パネル20はオフ状態であるため、第2液晶パネル20に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を略90度捻って透過する。第2液晶パネル20を透過した光の偏光方向は第1の吸収型偏光板100と平行であるため、第2液晶パネル20を透過した光は第1の吸収型偏光板100を透過して、液晶表示装置の視認側に出射する。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、明るい表示(白表示)となる。
図7(d)は、半透過型液晶パネル11の所定の画素に対応する液晶に駆動電圧が印加されている状態を示している。この場合、バックライト30から第2の吸収型偏光板103に入射した光(L2)は、第2の吸収型偏光板103によってその偏光軸と平行な方向(図の左右方向)の直線偏光成分を有する光のみが透過し、半透過型液晶パネル11に入射する。半透過型液晶パネル11に入射した光は、入射した直線偏光成分の光の偏光方向を変更せずにそのまま透過する。半透過型液晶パネル11を透過した光の偏光方向と、第4の吸収型偏光板104の偏光軸とは90度ずれているため、半透過型液晶パネル11を透過した光は第4の吸収型偏光板104に吸収される。この場合、所定画素は、観察者の視認側では、暗い表示(黒表示)となる。
このように、図6に示す液晶表示装置3においても、半透過型液晶パネル11を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には半透過型液晶パネル11をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置2においても、半透過型液晶パネル11を透過型として利用する場合に、半透過型液晶パネル11を透過した光が、半透過型液晶パネル11の半透過反射膜を透過するように設定されている。
図8は、本発明に係る更に他の液晶表示装置4の概略断面図である。
図8に示す液晶表示装置4は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、第3の吸収型偏光板102に位相差板110を挿入した点、第1液晶パネルの代わりにVA液晶パネル12(又はSTN液晶パネル)を用いた点のみが異なっている。
VA液晶パネル12は、第1液晶パネル10と同様の構成であって、視野角を従来より広げるように構成された液晶パネルである。
図8に示す液晶表示装置4の動作は、実質的に図3に示すものと同様である。したがって、図8に示す液晶表示装置4においても、VA液晶パネル12を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合にはVA液晶パネル12をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置4においても、VA液晶パネル12を透過型として利用する場合に、VA液晶パネル12を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されている。
図9は、本発明に係る更に他の液晶表示装置5の概略断面図である。
図9に示す液晶表示装置5は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、第2液晶パネル20と反射型偏光板101との間に、色偏光板120を挿入した点のみ異なっている。色偏光板120は、図3(a)において、反射型偏光板101から反射されて観測者の視認側に戻ってくる外光に所望の色を付ける機能を有している。したがって、色偏光板120が、B色偏光板である場合には、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合に、明るい表示が青色表示となる。
図9に示す液晶表示装置5の動作は、色偏光板120が追加されているだけで、実質的に図3に示すものと同様である。したがって、図9に示す液晶表示装置5においても、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には第1液晶パネル10をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置5においても、第1液晶パネルを透過型として利用する場合に、第1液晶パネル10を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されている。
図10は、本発明に係る更に他の液晶表示装置6の概略断面図である。
図10に示す液晶表示装置6は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、第2液晶パネル20と反射型偏光板101との間に、色偏光板120を挿入した点、及び反射型偏光板101と第1液晶パネル1の間に配置された第3の吸収型偏光板102を削除した点のみが異なっている。色偏光板120は、図9に示す液晶表示装置5と同様に、図3(a)において、反射型偏光板101から反射されて観測者の視認側に戻ってくる外光に所望の色を付ける機能を有している。したがって、色偏光板120が、B色偏光板である場合には、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合に、明るい表示が青色表示となる。
図10に示す液晶表示装置6の動作は、第3の吸収型偏光板102が削除されて、色偏光板120が追加されているだけで、実質的に図3に示すものと同様である。したがって、図10に示す液晶表示装置6においても、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には第1液晶パネル10をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置6においても、第1液晶パネルを透過型として利用する場合に、第1液晶パネル10を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されている。
図11は、本発明に係る更に他の液晶表示装置7の概略断面図である。
図11に示す液晶表示装置5は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、第2液晶パネル20の視認側に配置された第1の吸収型偏光板100の代わりに色偏光板122を挿入した点のみ異なっている。色偏光板122は、図3(a)において、反射型偏光板101から反射されて観測者の視認側に戻ってくる外光に所望の色を付ける機能を有している。したがって、色偏光板122が、B色偏光板である場合には、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合に、明るい表示が青色表示となる。
図11に示す液晶表示装置7の動作は、第1の吸収型偏光板100の代わりに色偏光板122色偏光板120が挿入されているだけで、実質的に図3に示すものと同様である。したがって、図11に示す液晶表示装置7においても、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には第1液晶パネル10をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置7においても、第1液晶パネルを透過型として利用する場合に、第1液晶パネル10を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されている。
図12は、本発明に係る更に他の液晶表示装置8の概略断面図である。
図12に示す液晶表示装置8は、図2に示す液晶表示装置1と比べて、第2液晶パネル20の視認側に配置された第1の吸収型偏光板100の代わりに色偏光板122を挿入した点、及び反射型偏光板101と第1液晶パネル1の間に配置された第3の吸収型偏光板102を削除した点のみが異なっている。色偏光板122は、図11に示す液晶表示装置7と同様に、図3(a)において、反射型偏光板101から反射されて観測者の視認側に戻ってくる外光に所望の色を付ける機能を有している。したがって、色偏光板120が、B色偏光板である場合には、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合に、明るい表示が青色表示となる。
図12に示す液晶表示装置8の動作は、第1の吸収型偏光板100の代わりに色偏光板122を挿入した点及び第3の吸収型偏光板102が削除されているだけで、実質的に図3に示すものと同様である。したがって、図12に示す液晶表示装置8においても、第1液晶パネル10を透過型として利用する場合には第2液晶パネル20をオフとし、第2液晶パネル20を反射型として利用する場合には第1液晶パネル10をオフとして利用している。即ち、何れか一方の液晶パネルを利用する場合には、他方の液晶パネルをオフとして液晶表示装置全体の消費電力を低減させることができる。また、液晶表示装置8においても、第1液晶パネルを透過型として利用する場合に、第1液晶パネル10を透過した光が、反射型偏光板101を透過するように設定されている。
上記した本発明に係る液晶表示装置2〜8についても、液晶表示装置1と同様に、携帯電話等の表示部に利用することができ、その場合に、液晶表示装置1と同様な効果を奏することが可能である。また、上記した本発明に係る液晶表示装置1〜8において、第1液晶パネル10は透過モードで使用した。しかしながら、第1液晶パネル10を反射モードで使用するように構成することも可能である。
本発明に係る液晶表示装置1の概略構成を示す図である。 図1に示す液晶表示装置1の概略断面図である。 図1に示す液晶表示装置1の動作を説明するための図である。 図1に示す液晶表示装置1を携帯電話の表示部に利用した例を示す図である。 本発明に係る他の液晶表示装置2の概略断面図である。 本発明に係る更に他の液晶表示装置3の概略断面図である。 図6に示す液晶表示装置3の動作を説明するための図である。 本発明に係る更に他の液晶表示装置4の概略断面図である。 本発明に係る更に他の液晶表示装置5の概略断面図である。 本発明に係る更に他の液晶表示装置6の概略断面図である。 本発明に係る更に他の液晶表示装置7の概略断面図である。 本発明に係る更に他の液晶表示装置8の概略断面図である。
符号の説明
1〜8 液晶表示装置
10 第1液晶パネル
11 半透過型液晶パネル
12 高分子散乱型液晶パネル
15 第1液晶パネル駆動回路
20 第2液晶パネル
25 第2液晶パネル駆動回路
30 バックライト
35 点灯回路
100、102、103、104 吸収型偏光板
101 反射型偏光板
120、122 色偏光版

Claims (18)

  1. 第1の液晶表示部と、前記第1の液晶表示部の上側に視認側を同一にして配置される第2の液晶表示部と、を有する液晶表示装置において、
    前記第1の液晶表示部は、透過モード又は反射モードの少なくとも一方の表示モードを有し、
    前記第2の液晶表示部は、透過モードと反射モードの2つの表示モードを有していることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記第1の液晶表示部を照射するために前記第1の液晶表示部の下側に配置されたバックライトを更に有する、請求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 前記バックライトを点灯し、前記第1の液晶表示部をオン状態とし、前記第2の液晶表示部をオフ状態とする第1の状態と、
    前記バックライトを消灯し、前記第1の液晶表示部をオフ状態とし、前記第2の液晶表示部をオン状態とする第2の状態とを切り替える、請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 前記第2の液晶表示部は、前記第1の液晶表示部よりも最大消費電力が小さい、請求項1〜3の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  5. 前記第2の液晶表示部は、前記第1の液晶表示部よりも画素数が少ない請求項1〜4の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  6. 前記第1の液晶表示部はパッシブ駆動によるドットマトリクス駆動され、前記第2の液晶表示部はスタティック駆動される、請求項1〜5の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  7. 前記第2の液晶表示部はパッシブ駆動され、前記第1の液晶表示部はアクティブ駆動される、請求項1〜5の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  8. 前記第2の液晶表示部は、スタティック駆動又はドットマトリクス駆動される、請求項7に記載の液晶表示装置。
  9. 前記第1の液晶表示部と前記バックライトとの間に配置された第1の吸収型偏光板と、
    前記第2の液晶表示部の上側に配置された第2の吸収型偏光板と、
    前記第1の液晶表示部と前記第2の液晶表示部との間に配置され、前記第2の液晶表示部に入射した外光を反射するための反射型偏光板と、
    を更に有する請求項2〜8の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  10. 前記第1の液晶表示部が高分子散乱型の液晶表示部である、請求項1〜9の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  11. 前記反射型偏光板と前記第1の液晶表示部との間に配置された第3の吸収型偏光板を更に有する請求項9に記載の液晶表示装置。
  12. 前記反射型偏光板と前記第1の液晶表示部との間に配置された位相差板を更に有する、請求項9に記載の液晶表示装置。
  13. 前記第2の液晶表示部と前記反射型偏光板との間に配置された色偏光板を更に有する請求項9に記載の液晶表示装置。
  14. 前記反射型偏光板と前記第1の液晶表示部との間に配置された第3の吸収型偏光板を更に有する請求項13に記載の液晶表示装置。
  15. 前記第1の液晶表示部と前記バックライトとの間に配置された第1の吸収型偏光板と、
    前記第2の液晶表示部の上側に配置された第2の吸収型偏光板と、
    前記第1の液晶表示部と前記第2の液晶表示部との間に配置された第4の吸収型偏光板とを有し、
    前記第1の液晶表示部が前記第2の液晶表示部に入射した外光を反射可能な半透過型の液晶表示部である、請求項2〜8の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  16. 前記第1の液晶表示部と前記バックライトとの間に配置された第1の吸収型偏光板と、
    前記第2の液晶表示部の上側に配置された色偏光板と、
    前記第1の液晶表示部と前記第2の液晶表示部との間に配置され、前記第2の液晶表示部に入射した外光を反射するための反射型偏光板と、
    を更に有する請求項2〜8の何れか一項に記載の液晶表示装置。
  17. 前記反射型偏光板と前記第1の液晶表示部との間に配置された第3の吸収型偏光板を更に有する請求項16に記載の液晶表示装置。
  18. 液晶表示装置であって、
    第1の液晶表示部と、
    前記第1の液晶表示部の表示画像を透過可能に前記第1の液晶表示部の上側に配置される第2の液晶表示部と、
    前記第1の液晶表示部を照射するために前記第1の液晶表示部の下側に配置されたバックライトと、
    前記第1の液晶パネルがオン状態の場合に前記第1の液晶表示部を透過した前記バックライトからの光を透過し、前記第2の液晶パネルがオフ状態の場合に前記第2の液晶パネルを透過した光を反射する反射型偏光板と、
    を有することを特徴とする液晶表示装置。
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