JP2003035622A - ワークの漏れ検査装置、漏れ検査装置用チャンバおよび漏れ検査方法 - Google Patents
ワークの漏れ検査装置、漏れ検査装置用チャンバおよび漏れ検査方法Info
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Abstract
所の特定ができるとともにガス漏れ量の定量測定が可能
な正確で精度のよいガス漏れ検出ができる配管の漏れ検
査装置、漏れ検査装置用チャンバおよび漏れ検査方法を
提供すること。 【解決手段】 チャンバ12で被検査用配管11の接合
部分の周囲に密閉空間部部19a,19bを形成できる
ようにした。そして、被検査用配管11または密閉空間
部19a,19bにヘリウムガスを供給するヘリウムボ
ンベ13と、被検査用配管11から密閉空間部19a,
19bに漏れてくるトレースガス、または密閉空間部1
9a,19bから被検査用配管11に漏れてくるトレー
スガスを検出するヘリウムリークディテクター14とを
備えた構成にした。
Description
査用ガス)を利用して、配管の接合部分や加工部等、ワ
ークの被検査部分における漏れを検出するワークの漏れ
検査装置、漏れ検査装置用チャンバおよび漏れ検査方法
に関する。
用の配管や、自動車で使用される排気ガスや燃料用の配
管等、各種の気体供給用の配管や、液体供給用の配管等
の中には、気密性が要求されるものがある。そして、従
来から、このような気密性を要する配管等における接合
部分からの漏れを検出するための検査が行われており、
このような検査に、トレースガスとしてヘリウムガスを
用いた装置や方法がある。例えば、スニファー方式と呼
ばれる検査方法やチャンバ方式と呼ばれる検査方法であ
る。
検査用配管の一端の開口部にヘリウムガスを供給するた
めのヘリウムガス供給装置を接続するとともに、他の開
口部を全て栓を用いて閉塞する。そして、ヘリウムガス
供給装置から被検査用配管内にヘリウムガスを供給しな
がら、被検査用配管の接合部分に、ヘリウムガス漏れ検
出装置のスニファープローブを近づけて接合部分から外
部へのヘリウムガスの漏れを検出するものである。
検査用配管の一端開口部にヘリウムガス供給装置を接続
して、他の全ての開口部を栓を用いて閉塞し、その状態
の被検査用配管を、ヘリウムガス漏れ検出装置が接続さ
れた密閉箱型のチャンバ内に配置する。そして、ヘリウ
ムガス供給装置から被検査用配管内にヘリウムガスを供
給したときに、被検査用配管からチャンバ内に漏れるヘ
リウムガスの有無をヘリウムガス漏れ検出装置で検出す
るというものである。
ァー方式による検査方法では、ガス漏れの有無といった
大まかな検査ができるだけで、例えば、気流のある環境
で検査を行う場合には、その気流の影響を受けるため漏
れ量の定量化は難しく、正確な検査ができないという問
題がある。また、ガス漏れ検出の際に、スニファープロ
ーブの先端で各接合部の周囲を辿るようにして作業を行
うため、検出作業が面倒で長時間を要するという問題も
ある。
被検査用配管全体をチャンバ内に入れるため、大きなチ
ャンバが必要になり、装置が大型化しコストが高くなる
という問題がある。さらに、被検査用配管に複数の接合
部分がある場合には、どの接合部分からガス漏れが生じ
ているかの特定ができず、この特定を行う場合には、再
度別の方法による検査を行う必要が生じるという問題も
ある。
になされたもので、その目的は、装置が小型でその構造
が簡単になり、また、ガス漏れを検出した場合そのガス
漏れ箇所の特定ができるとともに、ガス漏れ量の定量化
ができて、正確で精度のよい漏れ検出ができるワークの
漏れ検査装置、漏れ検査装置用チャンバおよび漏れ検査
方法を提供することである。
ワークの漏れ検査装置の特徴は、内部側を密閉空間部に
したワークの外面における被検査部分の周囲にシール部
を密着させた状態で被検査部分を被覆し、被検査部分の
周囲に密閉空間部を形成するチャンバと、ワークおよび
チャンバの一方に接続手段を介して接続されて同一方に
トレースガスを供給するトレースガス供給装置と、ワー
クおよびチャンバの他方に接続手段を介して接続されて
同他方に漏れてくるトレースガスを検出する検出装置と
を備えたことにある。
るチャンバの密閉空間部またはワークの密閉空間部を減
圧するための減圧装置を設けることが好ましい。
ば、チャンバに設けられたシール部がワークの被検査部
分の周囲に密着し、それによってワークの一部である被
検査部分の周囲だけに密閉空間部を形成することができ
る。そして、トレースガス供給装置によって、ワークの
密閉空間部か、またはチャンバの密閉空間部にトレース
ガスを供給するようになっている。ワークの密閉空間部
にトレースガスを供給する場合には、ワークの密閉空間
部からチャンバの密閉空間部に漏れてくるトレースガス
を、チャンバの密閉空間部に連通する接続手段を介して
検出装置で検出する。
スを供給する場合には、ワークの密閉空間部に連結され
る接続手段を介して、チャンバの密閉空間部からワーク
の密閉空間部に漏れてくるトレースガスを検出装置で検
出するようになっている。したがって、チャンバの大き
さは、ワークの被検査部分の周囲に密閉空間部を形成し
てその被検査部分を被覆できるだけの大きさでよいた
め、チャンバの大幅な小型化が図れる。また、チャンバ
をワークの周囲を被覆できるだけの小型に設定できるた
め、被検査部分を複数有するワークの場合、それぞれの
被検査部分にチャンバを取り付け、個別に検査をするこ
とができる。このため、欠陥のある被検査部分を特定す
ることができ、かつ、その際のガス漏れ量の定量化もで
きる。
密閉空間部に漏れてくるトレースガスを検出する場合に
は、減圧装置を、接続手段を介してチャンバの密閉空間
部に連結することにより、より精度のよい検査が行える
ようになる。すなわち、この場合には、ワークの密閉空
間部にはトレースガスが圧入され、チャンバの密閉空間
部は減圧されるため、ガス漏れの欠陥を生じさせる被検
査部分の穴や亀裂の大きさが小さい場合でもトレースガ
スは被検査部分を通過してチャンバの密閉空間部側に移
動する。
密閉空間部に漏れるトレースガスを検出する場合には、
減圧装置を、ワークの密閉空間部に接続することによ
り、同様にして、精度のよい検査が行える。
ャンバの構成上の特徴は、ワークの外面における被検査
部分の周囲に着脱自在に取り付け可能で、被検査部分の
周囲に空間部を形成するための被覆部と、被検査部分の
周囲に形成される空間部を密閉するために、被覆部にお
けるワークとの接触部側に設けられ、ワークの外面に密
着可能なシール部と、被覆部の内部と外部を連通させる
気体流通路とを備えたことにある。
け、この空気注入部に空気を注入することにより、空気
圧を利用して、ワークの外面と被覆部との間の空間部を
密閉するようにすることができる。また、被覆部を略円
筒状体で構成するとともに、その円筒状体を軸線方向に
沿って複数個に分割し、かつ、そのそれぞれの分割面に
ガス漏れ防止用のシール部を設けることもできる。
ば、ワークの漏れ検査装置用チャンバは小型にできると
ともに、密閉性のよいものになる。また、気体流通路を
介して被覆部内の密閉空間部にトレースガスを供給した
り、密閉空間部内を減圧したりすることができる。さら
に、シール部に空気注入部を設けることにより、ワーク
の大きさに多少の大小があっても、密閉空間部の密閉状
態を良好にすることができる。また、被覆部を、中心軸
に沿って複数個に分割することにより、着脱が容易にな
るとともに、ワークの形状が複雑なもの、例えば、T形
になった配管や、直径の異なる配管を連結したもの等の
場合でも、被検査部分の被覆ができるためガス漏れ検査
を行うことができるようになる。
徴は、内部側を密閉空間部にしたワークの外面における
被検査部分の周囲に、シール部を備えたチャンバを密着
させて密閉空間部を形成する工程と、ワークの密閉空間
部およびチャンバの密閉空間部の一方にトレースガスを
供給する工程と、ワークの密閉空間部およびチャンバの
密閉空間部の他方に被検査部分を通過して漏れてくるト
レースガスを検出する工程とからなることにある。この
場合、ワークの密閉空間部およびチャンバの密閉空間部
の他方に漏れてくるトレースガスを検出する際に、トレ
ースガスを検出するワークの密閉空間部およびチャンバ
の密閉空間部の他方を減圧することが好ましい。
ば、チャンバの密閉空間部の容積を必要最小限なものに
設定することができるため、検査精度が向上するととも
に、迅速な作業が可能になる。
を用いて説明する。図1は同実施形態に係る漏れ検査装
置10を示している。この漏れ検査装置10は、被検査
用配管11の外周面における接合部分を密閉状態で被覆
するチャンバ12と、被検査用配管11内に検査用のト
レースガスであるヘリウムガスを供給するヘリウムボン
ベ13と、ヘリウムガスの漏れを検出するヘリウムリー
クディテクター14を備えている。被検査用配管11
は、T字形の配管11aと、3個の直線状の短い配管1
1b,11c,11dの計4個の配管からなり、配管1
1aの3箇所の端部にそれぞれ配管11b,11c,1
1dを溶接によって連結して構成されている。そして、
被検査用配管11における接合部にチャンバ12がそれ
ぞれ取り付けられている。
15によって互いに開閉自在に連結された2個の樋状の
被覆部16a,16bを備えており、その合わせ面17
a,17bを接面させて組み付けることにより円筒形の
被覆部16が形成される。なお、図2は、被覆部16a
と蝶番15の一片15aが取り外された状態を示してお
り、もう一方の他片は、被覆部16bに固定されている
(図示せず)。一片15aは他片に対して回動自在にな
っており、一片15aと被覆部16aをねじによって固
定することにより、蝶番15を中心として、被覆部16
aと被覆部16bは互いに開閉するようになる。
せ面17a,17bに中心軸に沿って延びる半円柱状の
凹部18a,18bが設けられており、その凹部18
a,18bは、被覆部16a,16bを合わせて閉じる
と、被検査用配管11を内嵌できる形状および大きさに
設定されている。また、その凹部18a,18bの中心
軸に沿った中心側には、凹部18a,18bの直径より
も大きな直径を有する半円柱状の空間部19a,19b
が設けられている。この空間部19a,19bは、被覆
部16a,16bの内部に被検査用配管11を入れて、
被覆部16a,16bを合わせて閉じると、被検査用配
管11の外周面に形成される円筒状の空間部になる。
18a,18bの表面には、それぞれ断面形状が半円状
の無端状の溝20a,20bが設けられており、この溝
20a,20b内に、断面形状が円形状に形成された無
端状の密閉用のシールゴム21a,21bが固定されて
いる。シールゴム21a,21bは、その円形状に形成
された断面形状における円形の半分の部分を合わせ面1
7a,17bから突出させた状態で、かつ互いに対称に
なる位置に固定されている。
被覆部16a,16bを組み付けると、合わせ面17
a,17bのように被検査用配管11に接触しない位置
では、シールゴム21a,21bは互いに圧接される。
また、凹部18a,18bのように被検査用配管11に
接触する位置では、それぞれのシールゴム21a,21
bが被検査用配管11と密着することによって、空間部
19a,19bで形成される密閉空間部は完全に外部か
ら密閉された状態になる。
壁面と被検査用配管11の外周面との間は、凹部18
a,18bに位置するシールゴム21a,21bによっ
て密閉され、被覆部16aと被覆部16bの間は、合わ
せ面17a,17bに位置するシールゴム21a,21
b同士の圧接によって密閉される。このように、シール
ゴム21a,21bと被検査用配管11が圧接すること
によって、被検査用配管11の一部分である接合部とそ
の周囲部分のみで密閉空間部を形成し、この密閉空間部
で漏れを検査できる。
を形成する内周面と被覆部16bの外周面との間には気
体流通路22が設けられて、その気体流通路22の外部
側の開口部には気体流通用の配管22aが連結されてい
る。また、被覆部16aにおける蝶番15が固定された
部分と反対の部分には被係合用の突起23aが設けら
れ、被覆部16bにおける突起23aと相対峙する部分
には、突起23aと着脱自在に係合可能な係合部23b
が設けられている。
じた状態で、係合部23bを突起23aに係合させる
と、内部の空間部19a,19bを密閉して被覆部16
が閉成した状態が維持され、係合部23bと突起23a
の係合を解除すると、被覆部16aと被覆部16bを開
くことのできる状態になる。なお、係合部23bは、突
起23aに係合可能な四角形の枠体23cと、被覆部1
6bに固定され、枠体23cを回転可能に支持するとと
もに、枠体23cを突起23aに軽く係合させた状態で
突起23aから遠ざかるように回転することにより前記
係合をより強固にすることにできる回転支持体23dと
で構成されている。
っ掛けて回転支持体23dを突起23aから遠ざかるよ
うに回転することにより突起23aと係合部23bの係
合ができて、被覆部16aと被覆部16bを閉じた状態
にできる。また、回転支持体23dを突起23a側に回
転させて枠体23cを突起23aから離すことにより、
突起23aと係合部23bの係合を解除して被覆部16
aと被覆部16bを開き、被覆部16を被検査用配管1
1から取り外すことができる。
介して、被検査用配管11の配管11dに接続されてお
り、検査時には、開閉バルブ24を開けて、内部に蓄積
しているヘリウムガスを被検査用配管11内に供給す
る。また、ヘリウムボンベ13には圧力計13aが取り
付けられて、内部のヘリウム量が分かるようになってい
る。
ぞれ開閉バルブ25a,25b,25cを備えた3個の
接続配管26a,26b,26cを介して、3個のチャ
ンバ12に接続されており、チャンバ12内の空間部1
9a,19bで形成される密閉空間部内におけるヘリウ
ムガスの有無およびその量を検出する。また、このヘリ
ウムリークディテクター14は、吸引機能も備えてお
り、ヘリウムガス検出の際、密閉空間部内を排気するこ
とによって減圧し、より精度の高い検出が行えるように
する。
用いて、被検査用配管11のガス漏れ検査を行う場合、
まず、配管11dに、開閉バルブ24を連結して、被検
査用配管11とヘリウムボンベ13を接続するととも
に、配管11b,11cの開口部をキャップ27a,2
7bで閉塞する。ついで、3個のチャンバ12をそれぞ
れ、配管11aと配管11bの接合部分、配管11aと
配管11cの接合部分および配管11aと配管11dの
接合部分に取り付ける。つぎに、接続配管26a,26
b,26cをそれぞれチャンバ12の配管22aに接続
して、チャンバ12内の空間部19a,19bとヘリウ
ムリークディテクター14を連通させる。
5b,25cを全て開いた状態にし、ヘリウムボンベ1
3から被検査用配管11内にヘリウムガスを供給すると
ともに、チャンバ12の空間部19a,19b内を減圧
しながら空間部19a,19b内のヘリウムガスを検出
する。この結果、ヘリウムガスが検出されなかった場合
は、この被検査用配管11の接合部分には欠陥はないと
判断して、つぎの被検査用配管の検査を行う。
には、開閉バルブ25a,25b,25cのうち検査す
るチャンバ12が接続された接続配管の開閉バルブだけ
を開けて、他の2個の開閉バルブは閉じた状態にして、
そのチャンバ12に被覆された接合部分の検査を行う。
この操作を順次各開閉バルブ25a,25b,25cを
開閉しながら繰り返すことにより、ガス漏れが生じる接
合部分の特定および漏れるガス量を測定する。
置10によれば、チャンバ12が、被検査用配管11の
接合部分およびその周囲だけを被覆する大きさにされて
いるため、小さなものですむ。また、被検査用配管11
に接合部分が複数有れば、そのそれぞれにチャンバ12
を取り付け、個別に検査をすることができるため、欠陥
のある接合部分を特定することができ、さらに、ヘリウ
ムリークディテクター14は、ヘリウムガスの有無だけ
でなく、量も測定できるためガス漏れ量の定量化もでき
る。
接合部分から漏れてくるトレースガスを検出するため、
より精度のよい検査が行えるようになる。さらに、チャ
ンバ12の被検査用配管11への取り付けが、被覆部1
6aと被覆部16bで接合部分を挟むようにして接合部
分とその周辺部の周面、すなわち、被検査用配管11の
検査部分とその周辺部という被検査用配管11全体から
見て一部分のみを被覆し、突起23aに係合部23bを
係合させるだけであるため極めて容易である。また、そ
の取り外しも、突起23aと係合部23bの係合を解除
するだけであるため簡単である。
1にヘリウムボンベ13を連結し、チャンバ12の空間
部19a,19bとヘリウムリークディテクター14を
連通しているが、これを逆にして、被検査用配管11に
ヘリウムリークディテクター14を連結し、チャンバ1
2の空間部19a,19bとヘリウムボンベ13を連通
することもできる。この場合も、前記実施形態による漏
れ検査装置10と同様の作用効果を奏することができ
る。
を、チャンバ12内を減圧する際の流通路と、チャンバ
12内にヘリウムガスを供給する際の流通路とで共用し
てもよいし、別途、気体流通路および配管を設けて、チ
ャンバ12内の減圧と、チャンバ12内へのヘリウムガ
スの供給を別々に行うようにしてもよい。さらに、チャ
ンバ12を被検査用配管11に取り付ける際、シールゴ
ム21a,21bが当接する被検査用配管11の外周面
に、ゴムテープ等からなるシールを巻いておくこともで
きる。これによって、チャンバ12の空間部19a,1
9bの密閉がさらに確実なものになる。
を供給する際、被検査用配管11内を排気したのちヘリ
ウムガスの供給をしたり、キャップ27a,27bを外
した状態で、被検査用配管11内にヘリウムガスを供給
し、被検査用配管11内にヘリウムガスが充満したの
ち、キャップ27a,27bで被検査用配管11内を閉
塞したりすることもできる。これによって、被検査用配
管11内に供給されるヘリウムガスの量が増え、より精
度のよい検査が行えるようになる。
ンバ30を示している。チャンバ30は、一体からなる
円筒状の被覆部31を備えており、被覆部31の内周面
における両端側に、それぞれ円周に沿ったリング状の空
気注入凹部32a,32bが設けられている。この空気
注入凹部32a,32bは、被覆部31の内周面側のリ
ング状の開口部が幅狭に形成され、奥側が広くなった凹
部に形成されている。
に、断面形状が略Ω形で弾性を有して伸縮可能なシール
材33a,33bが、その開口側の縁部を、空気注入凹
部32a,32bの幅狭の開口部の内側壁部に係合させ
て抜け止めされた状態で取り付けられている。被覆部3
1の内径は、チャンバ30が取り付けられる被検査用配
管11が挿通できる大きさに設定されており、空気注入
凹部32a,32b内に空気を注入するとシール材33
a,33bが膨張して被検査用配管11の外周面に密着
するようになっている。したがって、空気注入凹部32
a,32bとシール材33a,33bとで、本発明のシ
ール部が構成される。
覆部31の壁部に設けられた空気注入孔34によって互
いに連通しており、さらに、空気注入孔34は外部に延
びる空気注入用配管35に連通している。したがって、
空気供給装置(図示せず)から供給される空気を、空気
注入用配管35を介して空気注入凹部32a,32bに
圧入すると、シール材33a,33bは膨張して、シー
ル材33a,33bの内周側の直径が小さくなる。この
チャンバ30では、被覆部31内におけるシール材33
a,33bの間の空間部36が密閉空間部となる。
成する内周面とその外周面との間には気体流通路37が
設けられて、その気体流通路37の外部側の開口部には
気体流通用の配管37aが連結されている。
て、被検査用配管11の接合部におけるガス漏れ検査を
行う場合、まず、チャンバ30を3個準備し、その空気
注入凹部32a,32bから空気を抜いた状態にしてお
く。ついで、各チャンバ30の中心穴にそれぞれ被検査
用配管11を差込み、その接合部にチャンバ30を位置
決めする。つぎに、空気供給装置から空気注入凹部32
a,32bに空気を供給して、シール材33a,33b
を膨張させ、空間部36を外部から密閉された密閉空間
部にする。
ウムボンベ13を連結するとともに、配管11b,11
cの開口部をキャップ27a,27bで閉塞し、つい
で、3個のチャンバ30の配管37aにそれぞれ、接続
配管26a,26b,26cを接続して、チャンバ30
内の空間部36とヘリウムリークディテクター14を連
通させる。そして、前記実施形態と同様の操作をして被
検査用配管11の漏れ検査を行う。
への取り付けが、チャンバ30の中心穴に被検査用配管
11を差込み、空気注入凹部32a,32bに空気を供
給するだけであるため、さらに簡単になるとともに、空
間部36の密閉も確実になる。それ以外の作用効果につ
いては、前記実施形態で用いられるチャンバ12と同様
である。
実施形態で示した被検査用配管11のような被検査用配
管だけでなく、種々の形状の被検査用配管にも使用可能
である。例えば、図4に示したように、太さの異なるゴ
ムホース38と配管39を金具によってかしめて接合し
た接合部分40や、T形の交差部分が接合部分41にな
った被検査用配管42にも用いることができる。
部の中心穴の直径が異なるものにしたり、T形の密閉空
間部を有する被覆部44を使用したりする等、被検査用
配管42等の形状に合った被覆部43,44等を数種類
予め用意しておくことにより、どのような被検査用配管
であっても検査が可能になる。また、被検査用配管とし
ては、溶接、かしめにより複数の配管が連結された配管
の他、ろう付け、くい込み継手、フランジ継手等によっ
て複数の配管が連結された配管等、種々の接合部分を有
する配管があるがどのような方法による接合部分を有す
る配管でも本発明は使用可能である。
1,42に対するガス漏れ検査の例を示しているが、検
査に使用されるワークは、配管に限定されず、ワークの
一部に当接し、その部分を覆うことでチャンバが形成で
きるものであれば適用できる。例えば、下記に記載した
もの等である。
るチャンバ45およびチャンバ45を用いて検査する被
検査用缶46を示している。チャンバ45は、全体形状
がリング状に形成され、図6に示すように、断面形状
は、縦片47と横片48からなる略L字状になってい
る。縦片47の上端内周側と横片48の内周側上面に
は、それぞれ円周に沿って突条47a,48aが突設さ
れ、その突条47a,48aの頂部にそれぞれ係合溝4
7b,48bが設けられている。そして、係合溝47
b,48bにそれぞれリング状のシールゴム47c,4
8cが先端部を外部に突出させた状態で嵌合している。
外周面との間には、気体流通路49が設けられて、その
気体流通路49の外部側の開口部には、ヘリウムリーク
ディテクター14に接続された配管49aが連結されて
いる。被検査用缶46はペール缶からなっており、筒状
の本体46aの下端縁部に底部46bの周縁部を重ねて
巻き込むようにして接合部分46cが形成されている。
なお、本体46aの上端には、本体46aの開口を密閉
可能な蓋部(図示せず)が着脱自在に取り付けられてい
る。また、この蓋部には配管を介してヘリウムボンベ1
3に連通可能な通気孔が設けられている。
て被検査用缶46のガス漏れ検査を行う場合、まず、被
検査用缶46の底部側をチャンバ45内に挿入し、被検
査用缶46の底部46bをシールゴム48cに接触さ
せ、本体46aの外周面をシールゴム47cに接触させ
る。ついで、配管49aを介して、チャンバ45の内面
と被検査用缶46における接合部分46cの周囲の面と
で囲まれる空間部内を排気して減圧する。
45内に吸引されるようになり、被検査用缶46とチャ
ンバ45の組み付けがより強固になって、前記空間部が
密閉状態になる。その状態で、被検査用缶46内にヘリ
ウムガスを供給することによりガス漏れの検査を行うこ
とができる。このチャンバ45では、缶のように、円筒
状の周面と、底部や蓋部との間に被検査部分があるもの
の漏れ検査ができる。それ以外の作用効果については、
前述した実施形態によるチャンバ12,30と同様であ
る。また、ヘリウムボンベ13とヘリウムリークディテ
クター14に接続する配管を適宜変更可能にできること
も前記実施形態と同様である。
ンバ50を示している。チャンバ50は、有底筒状の皿
形形状をしており、底部50aの中央には多孔物質から
なる円板状の支持台51が設けられている。それ以外の
部分の構成については、チャンバ45と同様である。し
たがって、同一部分に同一符号を記している。このチャ
ンバ50も被検査用缶46のような缶状のワークの検査
を行うことができ、この場合、底部50aに支持台51
が設けられているため、被検査用缶46の設置が安定し
たものになる。また、被検査部分の密閉は、被検査用缶
46の周面とチャンバ50のシールゴム47cとの接触
および被検査用缶46とチャンバ50の間の空間部の減
圧によって行われる。それ以外の作用効果については、
チャンバ45と同様である。
記チャンバ46,50では、シール部にシールゴム21
a,21b,47c,48cを用いているが、このシー
ルゴム21a,21b,47c,48cに代えて、図3
に示したチャンバ30のシール材33a,33bを使用
することもできる。これによって、エア等を注入するこ
とによって伸縮可能なシール部が構成されより密着性を
高める構造にすることができる。
のは、配管、缶以外のものでもよく、被検査部分の対象
も、接合部分に限らず、薄肉になった部分や曲げ加工に
よって割れが生じ易くなった部分、および、射出成形品
でヒケが生じそうな部分や「す」が生じそうな部分への
適用が可能である。さらに、排気の通路とトレースガス
の通路を共用したり別にする等、種々の構成を適宜変更
可能にできることは言うまでもない。
略図である。
き斜視図である。
用缶を示す斜視図である。
視図である。
視図である。
a,11b,11c,11d,22a,37a,39,
49a…配管、12,30,45,50…チャンバ、1
3…ヘリウムボンベ、14…ヘリウムリークディテクタ
ー、16,16a,16b,31,43,44…被覆
部、19a,19b,36…空間部、21a,21b,
47c,48c…シールゴム、22,37,49…気体
流通路、24,25a,25b,25c…開閉バルブ、
26a,26b,26c…接続配管、32a,32b…
空気注入凹部、33a,33b…シール材、34…空気
注入孔、35…空気注入用配管、38…ゴムホース、4
0,41,46c…接合部分、46…被検査用缶。
Claims (7)
- 【請求項1】内部側を密閉空間部にしたワークの外面に
おける被検査部分の周囲にシール部を密着させた状態で
前記被検査部分を被覆し、前記被検査部分の周囲に密閉
空間部を形成するチャンバと、 前記ワークおよび前記チャンバの一方に接続手段を介し
て接続されて同一方にトレースガスを供給するトレース
ガス供給装置と、 前記ワークおよび前記チャンバの他方に接続手段を介し
て接続されて同他方に漏れてくるトレースガスを検出す
る検出装置とを備えたことを特徴とするワークの漏れ検
査装置。 - 【請求項2】前記トレースガスの検出が行われるチャン
バの密閉空間部またはワークの密閉空間部を減圧するた
めの減圧装置を設けた請求項1に記載のワークの漏れ検
査装置。 - 【請求項3】ワークの外面における被検査部分の周囲に
着脱自在に取り付け可能で、前記被検査部分の周囲に空
間部を形成するための被覆部と、 前記被検査部分の周囲に形成される空間部を密閉するた
めに、前記被覆部における前記ワークとの接触部側に設
けられ、前記ワークの外面に密着可能なシール部と、 前記被覆部の内部と外部を連通させる気体流通路とを備
えたワークの漏れ検査装置用チャンバ。 - 【請求項4】前記シール部に空気注入部を設け、この空
気注入部に空気を注入することにより、空気圧を利用し
て、前記ワークの外面と前記被覆部との間の空間部を密
閉するようにした請求項3に記載のワークの漏れ検査装
置用チャンバ。 - 【請求項5】前記被覆部を略円筒状体で構成するととも
に、その円筒状体を軸線方向に沿って複数個に分割し、
かつ、そのそれぞれの分割面にガス漏れ防止用のシール
部を設けた請求項3または4に記載のワークの漏れ検査
装置用チャンバ。 - 【請求項6】内部側を密閉空間部にしたワークの外面に
おける被検査部分の周囲に、シール部を備えたチャンバ
を密着させて密閉空間部を形成する工程と前記ワークの
密閉空間部および前記チャンバの密閉空間部の一方にト
レースガスを供給する工程と、 前記ワークの密閉空間部および前記チャンバの密閉空間
部の他方に前記被検査部分を通過して漏れてくるトレー
スガスを検出する工程とからなるワークの漏れ検査方
法。 - 【請求項7】前記ワークの密閉空間部および前記チャン
バの密閉空間部の他方に漏れてくるトレースガスを検出
する際に、前記トレースガスを検出する前記ワークの密
閉空間部および前記チャンバの密閉空間部の他方を減圧
する請求項6に記載のワークの漏れ検査方法。
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