JP2003032098A - 出力バッファ回路 - Google Patents

出力バッファ回路

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JP2003032098A
JP2003032098A JP2001215376A JP2001215376A JP2003032098A JP 2003032098 A JP2003032098 A JP 2003032098A JP 2001215376 A JP2001215376 A JP 2001215376A JP 2001215376 A JP2001215376 A JP 2001215376A JP 2003032098 A JP2003032098 A JP 2003032098A
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Toshimichi Seike
利通 清家
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Oki Micro Design Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Micro Design Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 DC特性を満足したまま、入力信号INに対
する出力信号OUTの立ち上がり及び立ち下がりの変化
を低速に抑え、低消費電力及び低ノイズを実現する。 【解決手段】 例えば、INが“L”から“H”へ立ち
上がると、ノードN12,N13が“L”に立ち下が
り、PMOS18がオン状態、NMOS19がオフ状態
になる。この時、OUTが“L”であるため、NAND
14の出力が“H”となっており、NMOS16がオン
状態となり、ノードN12がプルアップされる。このた
め、PMOS18のドライブ能力が小さくなり、OUT
は緩やかに“H”へ上昇していく。OUTがNAND1
4の閾値電圧より高くなると、NAND14の出力が
“L”になり、NMOS16がオフ状態になる。これに
より、ノードN12の電圧が完全に“L”となり、PM
OS18のドライブ能力も大きくなり、OUTが急激に
“H”へ上昇する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体集積回路
(以下「IC」という。)等に設けられる出力バッファ
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の出力バッファ回路の一構
成例を示す回路図である。この出力バッファ回路は、例
えば、相補型MOSトランジスタ(以下「CMOS」と
いう。)ICで構成されており、入力信号INを入力す
る入力端子1を有し、この入力端子1にインバータ2が
接続されている。インバータ2は、Pチャネル型MOS
トランジスタ(以下「PMOS」という。)2a及びN
チャネル型MOSトランジスタ(以下「NMOS」とい
う。)2bを有し、これらが電源電位VDDノードと接
地電位VSSノード(即ち、グランド)との間に直列に
接続されている。PMOS2aのゲートとNMOS2b
のゲートは入力端子1に接続され、このPMOS2aの
ドレインとNMOS2bのドレインがノードN2に接続
されている。
【0003】ノードN2には、インバータ3を介して、
出力信号OUT出力用の出力端子4が接続されている。
インバータ3は、PMOS3a及びNMOS3bを有
し、これらが電源電位VDDノードと接地電位VSSノ
ードとの間に直列に接続されている。PMOS3aのゲ
ートとNMOS3bのゲートは、ノードN2に接続さ
れ、これらのPMOS3aのドレインとNMOS3bの
ドレインが、出力端子4に接続されている。PMOS3
a及びNMOS3bのドライブ能力は、出力信号OUT
の出力電流や出力電圧といったCMOSICの直流(以
下「DC」という。)特性を満足するように設計されて
いる。
【0004】図3は、図2の動作を説明するための電圧
波形図である。以下、図3を参照しつつ、図2の出力バ
ッファ回路の動作を説明する。例えば、入力信号INの
電圧が時刻t1において、“H”レベル(=VDD)か
ら“L”レベル(=VSS)へ立ち下がっていくと、時
刻t2においてPMOS2aがオン状態、NMOS2b
がオフ状態となる。PMOS2aがオン状態になると、
電源電位VDDからPMOS2aを介してノードN2へ
電源電流が流れ、このノードN2の電圧が上昇してい
く。ノードN2の電圧が上昇していき、時刻t3になる
と、PMOS3aがオフ状態、NMOS3bがオン状態
になる。
【0005】NMOS3bがオン状態になると、出力信
号OUTの電圧が“H”レベル(=VDD)から“L”
レベル(=VSS)へ立ち下がっていく。時刻t4にお
いて、入力信号INの電圧が“L”レベルになり、これ
に追従して時刻t5で、ノードN2の電圧が“H”レベ
ルになり、さらに時刻t6で出力信号OUTの電圧が
“L”レベルになる。また、入力信号INの電圧が
“L”レベルから“H”レベルに立ち上がると、これに
応答して時刻t1〜t3,t4〜t6の時間だけ遅れ
て、出力信号OUTの電圧が“L”レベルから“H”レ
ベルに立ち上がる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
出力バッファ回路では、次のような課題があった。出力
バッファ回路の設計では、出力信号OUTの出力電圧や
出力電流といったDC特性を考慮して設計する必要があ
り、これらの出力電圧及び出力電流の特性を満たすため
に、PMOS3aやNMOS3bの素子を大きく設計す
るのが一般的である。しかし、PMOS3aやNMOS
3bの素子サイズを大きくすると、入力信号INの立ち
上がりや立ち下がりに追従して、出力信号OUTの立ち
上がりや立ち下がりの変化が高速になってしまい、出力
波形のオーバシュートやアンダシュートが発生する。ま
た、短時間ではあるが、PMOS3a及びNMOS3b
が同時にオン状態になり、電源電位VDDから接地電位
VSSへの貫通電流が増加し、消費電力が大きくなった
り、電源ノイズも大きくなってしまう等の問題がある。
【0007】このように、従来の出力バッファ回路で
は、DC特性を満足したまま、出力信号OUTの変化を
低速に抑えることが困難であった。本発明は、前記従来
技術が持っていた課題を解決し、DC特性を満足したま
ま、出力信号の変化を低速に抑えることができる出力バ
ッファ回路を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】以上詳細に説明したよう
に、第1の発明によれば、出力バッファ回路において、
論理レベルの入力信号を入力する入力端子に接続され、
前記入力信号を反転して立ち上がり及び立ち下がり特性
が緩慢な電圧をそれぞれ出力する第1及び第2のインバ
ータと、前記入力端子と論理レベルの出力信号を出力す
る出力端子とに接続され、前記出力信号のレベルが第1
の閾値電圧よりも低いときには、前記第1のインバータ
の出力電圧をプルアップし、前記出力信号のレベルが第
1の閾値電圧を越えると、前記入力信号に基づき前記第
1のインバータの出力電圧のプルアップを停止するプル
アップ制御手段と、前記入力端子と前記出力端子とに接
続され、前記出力信号のレベルが第2の閾値電圧よりも
高いときには、前記第2のインバータの出力電圧をプル
ダウンし、前記出力信号のレベルが第2の閾値電圧以下
になると、前記入力信号に基づき前記第2のインバータ
の出力電圧のプルダウンを停止するプルダウン制御手段
と、第1の電源電位ノードと前記出力端子との間に接続
され、前記第1のインバータの出力電圧により導通状態
が制御される第1の出力トランジスタと、第2の電源電
位ノードと前記出力端子との間に接続され、前記第2の
インバータの出力電圧により導通状態が制御される第2
の出力トランジスタとを備えている。
【0009】このような構成を採用したことにより、例
えば、入力信号が“L”レベルから“H”レベルへ立ち
上がると、第1及び第2のインバータの出力電圧が緩や
かに立ち下がっていく。この時、出力信号の電圧が第1
の閾値電圧よりも低いので、プルアップ制御手段によっ
て第1のインバータの出力電圧がプルアップされる。こ
のため、第1のインバータとプルアップ制御手段のプル
アップで分圧された電圧が、第1の出力トランジスタに
与えられ、この第1の出力トランジスタのドライブ能力
が小さいので、出力信号は緩やかに“H”レベルへ上昇
していく。出力信号が第1の閾値電圧よりも高くなる
と、プルアップ制御手段のプルアップ動作が停止し、第
1のインバータの出力電圧が完全に“L”レベルとな
る。これにより、第1の出力トランジスタのドライブ能
力も大きくなり、出力信号が急激に上昇して完全に
“H”レベルになる。
【0010】第2の発明は、出力バッファ回路におい
て、論理レベルの入力信号を入力する入力端子に接続さ
れ、前記入力信号を反転して立ち上がり及び立ち下がり
特性が緩慢な電圧をそれぞれ出力する第1及び第2のイ
ンバータと、前記入力端子に接続され、前記入力信号を
所定の遅延時間だけ遅延させ、前記遅延時間内では、前
記第1のインバータの出力電圧をプルアップし、前記遅
延時間が経過すると、前記遅延された入力信号に基づき
前記第1のインバータの出力電圧のプルアップを停止す
るプルアップ制御手段と、前記入力端子に接続され、前
記入力信号を所定の遅延時間だけ遅延させ、前記遅延時
間内では、前記第2のインバータの出力電圧をプルダウ
ンし、前記遅延時間が経過すると、前記遅延された入力
信号に基づき前記第2のインバータの出力電圧のプルダ
ウンを停止するプルダウン制御手段と、第1の電源電位
ノードと前記出力端子との間に接続され、前記第1のイ
ンバータの出力電圧により導通状態が制御される第1の
出力トランジスタと、第2の電源電位ノードと前記出力
端子との間に接続され、前記第2のインバータの出力電
圧により導通状態が制御される第2の出力トランジスタ
とを備えている。
【0011】このような構成を採用したことにより、例
えば、入力信号が“L”レベルから“H”レベルに立ち
上がると、第1及び第2のインバータの出力電圧が
“H”レベルから“L”レベルへ緩やかに立ち下がって
いく。入力信号はプルアップ制御手段で所定の遅延時間
だけ遅延される。この遅延時間内では、プルアップ制御
手段によって第1のインバータの出力電圧がプルアップ
され、第1のインバータとプルアップ制御手段のプルア
ップで分圧された電圧が、第1の出力トランジスタに与
えられる。このため、第1の出力トランジスタのドライ
ブ能力は小さくなり、出力信号が緩やかに“H”レベル
へ上昇していく。プルアップ制御手段の遅延時間が経過
すると、プルアップ制御手段によるプルアップ動作が停
止され、第1のインバータの出力電圧が完全に“L”レ
ベルになる。これにより、第1の出力トランジスタのド
ライブ能力も大きくなり、出力信号が急激に上昇して完
全に“H”レベルになる。
【0012】第3の発明によれば、第1又は第2の発明
の出力バッファ回路において、第1、第2のインバー
タ、プルアップ制御手段、及びプルダウン制御手段の入
力をイネーブル信号により制御して、出力端子をハイ・
インピーダンス(以下「Hiz」という。)状態にする
ゲート回路を設けている。これにより、イネーブル信号
の制御によって出力端子をHiz状態にでき、3ステー
ト型出力バッファ回路を実現できる。
【0013】第4の発明によれば、第1〜第3のいずれ
か1つの発明の出力バッファ回路において、第1及び第
2のインバータは、入力ノードから入力される入力電圧
によりゲートが制御される第1導電型の第1のMOSト
ランジスタと、出力ノードを介して前記第1のMOSト
ランジスタに直列に接続され、前記入力電圧によりゲー
トが制御される第2導電型の第2のMOSトランジスタ
と、第1の電源電位ノードと前記第1のMOSトランジ
スタとの間に順方向に接続され、電圧を降下する第1の
ダイオード又はダイオード接続された第1のトランジス
タと、前記第2のMOSトランジスタと第2の電源電位
ノードとの間に順方向に接続され、電圧を降下する第2
のダイオード又はダイオード接続された第2のトランジ
スタと、でそれぞれ構成している。これにより、第1、
第2のダイオード、又はダイオード接続された第1、第
2のトランジスタの働きにより、出力ノードの電圧の立
ち上がり及び立ち下がりの速度が低速になる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態) (1) 構成 図1は、本発明の第1の実施形態を示す出力バッファ回
路の回路図である。この出力バッファ回路は、例えば、
CMOSICで構成されており、入力信号INを入力す
る入力端子11を有し、この入力端子11に、第1及び
第2のインバータ12,13の入力端子が接続されてい
る。入力端子11と出力信号OUT出力用の出力端子2
0とには、2入力NANDゲート14の入力端子が接続
されている。NANDゲート14の出力端子には、プル
アップ用のNMOS16のゲートが接続されている。N
MOS16は、ドレインが第1の電源電位ノード(例え
ば、電源電位VDDノード)に接続され、ソースがイン
バータ12の出力側ノードN12に接続され、さらにバ
ックゲートが第2の電源電位ノード(例えば、接地電位
VSSノード)に接続されている。
【0015】NANDゲート14及びNMOS16によ
り、プルアップ制御手段が構成されている。このプルア
ップ制御手段は、出力信号OUTの電圧がNANDゲー
ト14の第1の閾値電圧VT14よりも低いときに、イ
ンバータ12の出力側ノードN12の電圧をプルアップ
し、出力信号OUTの電圧が第1の閾値電圧VT14を
越えると、入力信号INに基づきノードN12の電圧の
プルアップを停止する機能を有している。
【0016】入力端子11と出力端子20には、2入力
NORゲート15の入力端子が接続され、このNORゲ
ート15の出力端子が、プルダウン用のPMOS17の
ゲートに接続されている。PMOS17は、ソースがイ
ンバータ13の出力側ノードN13に接続され、ドレイ
ンが接地電位VSSのノードに接続され、バックゲート
が電源電位VDDのノードに接続されている。
【0017】NORゲート15及びPMOS17によ
り、プルダウン制御手段が構成されている。このプルダ
ウン制御手段は、出力信号OUTの電圧がNORゲート
15の第2の閾値電圧VT15よりも高いときに、イン
バータ13の出力側ノードN13の電圧をプルダウン
し、出力信号OUTの電圧が閾値電圧VT15以下にな
ると、入力信号INに基づきノードN13の電圧のプル
ダウンを停止する機能を有している。
【0018】プルアップ用のNMOS16とプルダウン
用のPMOS17は、オン状態のときのオン抵抗が大き
く設計されている。ノードN12には、第1の出力トラ
ンジスタ(例えば、出力用PMOS)18のゲートが接
続されている。PMOS18は、ソース及びバックゲー
トが電源電位VDDのノードに接続され、ドレインが出
力端子20に接続されている。ノードN13には、第2
の出力トランジスタ(例えば、出力用NMOS)19の
ゲートが接続されている。NMOS19は、ドレインが
出力端子20に接続され、ソース及びバックゲートが接
地電位VSSのノードに接続されている。
【0019】図4は、図1中のインバータ12(又は1
3)の構成例を示す回路図である。インバータ12は、
図1の入力端子11に接続された入力ノードNaを有
し、この入力ノードNaに、第1導電型の第1のMOS
トランジスタ(例えば、PMOS)12aのゲート、及
び第2導電型の第2のMOSトランジスタ(例えば、N
MOS)12bのゲートが接続されている。PMOS1
2aは、ドレインが出力ノードNbに接続され、ソース
が第1のトランジスタ(例えば、NMOS)12cのソ
ースに接続され、バックゲートが電源電位VDDノード
に接続されている。NMOS12cは、ゲート及びドレ
インが電源電位VDDノードに接続され、バックゲート
が接地電位VSSノードに接続されている。このNMO
S12cは、ダイオード接続され、電圧降下分(即ち、
閾値電圧)がVTnである。
【0020】NMOS12bは、ドレインが出力ノード
Nbに接続され、ソースが第2のトランジスタ(例え
ば、PMOS)12dのソースに接続され、バックゲー
トが接地電位VSSノードに接続されている。PMOS
12dは、ドレイン及びゲートが接地電位VSSノード
に接続され、バックゲートが電源電位VDDノードに接
続されている。このPMOS12dは、ダイオード接続
され、電圧降下分(即ち、閾値電圧)がVTpである。
図1のインバータ13は、図4のインバータ12と同一
の回路構成である。
【0021】(2) 動作 図5は、図4のインバータ12の動作を示す電圧波形図
である。さらに、図6は、図1の出力バッファ回路の動
作を示す電圧波形図である。例えば、図1の入力端子1
1に入力される入力信号INの電圧が、“H”レベル
(=VDD)から“L”レベル(=VSS)に立ち下が
ると、インバータ12,13の出力側ノードN12,N
13の電圧が立ち上がっていく。
【0022】即ち、図4のインバータ12,13では、
図5に示すように、時刻t11において、入力信号IN
の電圧(入力ノードNaの電圧)が時刻t14まで
“H”レベルから“L”レベルへと立ち下がっていく
と、PMOS12aがオン状態、NMOS12bがオフ
状態となる。この時、PMOS12aのソースと電源電
位VDDとの間の電位差が、NMOS12cの閾値電圧
VTn以上になっているので、時刻t12において、ダ
イオード接続されたNMOS12cには大きな電流が流
れ、PMOS12aを通して出力ノードNbの電圧が高
速に立ち上がっていく。
【0023】時刻t13において、出力ノードNbの電
圧が(VDD−VTn)になると、PMOS12aのソ
ース電圧が電圧(VDD−VTn)と等しくなるため、
NMOS12cには電流がほとんど流れなくなり、出力
ノードNbの電圧が電源電位VDDへと緩やかに上昇し
ていく。つまり、時刻t13の経過後は、NMOS12
cにかかる電位差は閾値電圧VTn以下になっている
が、実際はこのNMOS12cに漏れ電流が流れるた
め、この漏れ電流によって出力ノードNbの電圧が緩や
かに上昇していき、時刻t15において電源電位VDD
に達する。
【0024】このように、入力ノードNaの電圧が
“H”レベルから“L”レベルに立ち下がると、出力ノ
ードNbの電圧が(VDD−VTn)まで高速に上昇
し、この電圧(VDD−VTn)から電源電位VDDま
で低速に上昇していく。このインバータ12と同様に、
図1のインバータ13も動作する。
【0025】また、図1の入力信号INが“L”レベル
から“H”レベルに立ち上がると、図4のインバータ1
2では、PMOS12aがオフ状態、NMOS12bが
オン状態になる。この時、NMOS12bのソースと接
地電位VSSとの間の電位差が、PMOS12dの閾値
電圧VTp以上になっているので、ダイオード接続され
たPMOS12dには大きな電流が流れ、出力ノードN
bの電圧がVTpまで高速に立ち下がっていく。出力ノ
ードNbの電圧がVTpになると、PMOS12dには
電流がほとんど流れなくなり、このPMOS12dに流
れる漏れ電流により、出力ノードNbの電圧が緩やかに
下降していき、接地電位VSSになる。このように、出
力ノードNbの電圧は、電源電位VDDから電圧VTp
まで高速に立ち下がっていき、電圧VTpから接地電位
VSSまで低速に立ち下がっていく。このインバータ1
2と同様に、図1のインバータ13も動作する。
【0026】次に、図1の出力バッファ回路の全体の動
作を、図6を参照しつつ説明する。例えば、図6の時刻
t21において、入力信号INの電圧が“L”レベル
(=VSS)から“H”レベル(=VDD)へ立ち上が
ると、インバータ12,13の出力側ノードN12,N
13が“L”レベルに立ち下がっていき、PMOS18
がオン状態、NMOS19がオフ状態になる。インバー
タ12の出力側ノードN12が“L”レベルに立ち下が
る際に、出力信号OUTの電圧が“L”レベルであるた
め、NANDゲート14の出力電圧は“H”レベルとな
っており、オン状態のNMOS16によってノードN1
2がプルアップされた状態になる。このため、インバー
タ12とNMOS16のプルアップで分圧された電圧
が、PMOS18のゲートに入力される。分圧されたゲ
ート電圧が入力されたPMOS18は、ドライブ能力が
小さいので、このPMOS18を通して出力信号OUT
の電圧が緩やかに“H”レベルへ上昇していく。
【0027】図6の時刻t22において、出力信号OU
Tの電圧がNANDゲート14の閾値電圧VT14まで
上昇すると、このNANDゲート14の出力電圧が
“L”レベルとなり、NMOS16がオフ状態になる。
これにより、NMOS16のプルアップ動作が停止さ
れ、インバータ12の出力側ノードN12は完全に
“L”レベルとなる。従って、PMOS18のドライブ
能力も大きくなり、このPMOS18を通して出力信号
OUTの電圧が急激に上昇し、完全に“H”レベル(=
VDD)になる。
【0028】また、入力信号INの電圧が“H”レベル
から“L”レベルに立ち下がると、インバータ12,1
3の出力側ノードN12,N13が“H”レベルへ立ち
上がっていき、PMOS18がオフ状態、NMOS19
がオン状態になる。この時、出力信号OUTの電圧は
“H”レベルであるため、NORゲート15の出力電圧
が“L”レベルとなり、PMOS17がオン状態にな
る。PMOS17がオン状態になると、インバータ13
の出力側ノードN13がプルダウンされた状態になり、
インバータ13とPMOS17のプルダウンで分圧され
た電圧が、NMOS19のゲートに入力される。
【0029】分圧されたゲート電圧が入力されたNMO
S19は、ドライブ能力が小さいため、出力信号OUT
の電圧が緩やかに“L”レベルに下降していく。出力信
号OUTの電圧がNORゲート15の閾値電圧VT15
より低くなると、このNORゲート15の出力電圧が
“H”レベルとなり、PMOS17がオフ状態となって
プルダウン動作が停止される。これにより、インバータ
13の出力側ノードN13が完全に“H”レベルとな
り、NMOS19のドライブ能力も大きくなり、出力信
号OUTの電圧は急激に下降して完全に“L”レベル
(=VSS)になる。本実施形態の出力バッファ回路に
おいて、プルアップ用NMOS16とプルダウン用PM
OS17は、オン抵抗が大きく設計されているが、この
理由を説明する。
【0030】インバータ12,13とプルアップ用NM
OS16及びプルダウン用PMOS17とで分圧すると
きに流れる電流値を小さくするために、NMOS16及
びPMOS17のオン抵抗を大きく設定している。ま
た、電流だけでなく、NMOS16及びPMOS17の
オン抵抗をあまり小さくし過ぎると、インバータ12,
13の出力電圧が後段のPMOS18及びNMOS19
の閾値電圧以下になってしまい、回路が動作しなくなる
こともあるので、NMOS16及びPMOS17のオン
抵抗を大きく設定している。
【0031】(3) 効果 本実施形態では、次の(a)、(b)のような効果があ
る。 (a) 図4のインバータ12,13において、ダイオ
ード接続されたNMOS12c及びPMOS12dを設
けたので、このインバータ12,13の出力ノードNb
の電圧は、電源電位VDDと電圧(VDD−VTn)と
の間、及び接地電位VSSと電圧VTpとの間の電圧範
囲で、低速に変化するようになる。このため、出力信号
OUTの電圧も低速に変化するようになる。よって、出
力信号OUTのオーバシュートやアンダシュートの発生
を防止できる。
【0032】(b) 図1において、NMOS16によ
るプルアップ動作、及びPMOS17によるプルダウン
動作により、最初はPMOS16及びNMOS17のド
ライブ能力を小さくしているので、出力信号OUTの電
圧が緩やかに変化する。その後、プルアップ動作あるい
はプルダウン動作を停止させて、PMOS18及びNM
OS19のドライブ能力を大きくし、出力信号OUTの
電圧を急激に変化させるようにしている。このため、電
源電位VDDからPMOS18及びNMOS19を通し
て接地電位VSSへ流れる貫通電流を防止することがで
きる。これにより、消費電力が減少すると共に、電源ノ
イズも防止できる。
【0033】(第2の実施形態) (1) 構成 図7は、本発明の第2の実施形態を示す出力バッファ回
路の回路図であり、第1の実施形態を示す図1中の要素
と共通の要素には共通の符号が付されている。この出力
バッファ回路は、例えば、CMOSICで構成されてお
り、図1のNANDゲート14及びNORゲート15に
代えて、所定の遅延時間DTをそれぞれ有する遅延回路
24,25が設けられている点のみが、図1の出力バッ
ファ回路と異なっている。
【0034】各遅延回路24,25は、例えば、3段の
インバータが縦続接続された構成である。一方の遅延回
路24は、入力端子が入力端子11に接続され、出力端
子がプルアップ用NMOS16のゲートに接続されてい
る。他方の遅延回路25は、入力端子が入力端子11に
接続され、出力端子がプルダウン用PMOS17のゲー
トに接続されている。遅延回路24及びNMOS16に
より、プルアップ制御手段が構成されている。遅延回路
25及びPMOS17により、プルダウン制御手段が構
成されている。
【0035】図1に示す第1の実施形態では、NAND
ゲート14、NORゲート15、NMOS16及びPM
OS17により、出力信号OUTからのフィードバック
でノードN12,N13のプルアップ及びプルダウンを
制御している。これに対し、本実施形態では、遅延回路
24,25、NMOS16及びPMOS17により、遅
延時間DTでノードN12,N13のプルアップ及びプ
ルダウンを制御している点が、第1の実施形態と異なっ
ている。その他の構成は、第1の実施形態と同様であ
る。
【0036】(2) 動作 図8は、図7の動作を示す電圧波形図である。例えば、
図8の時刻t21において、入力信号INが“L”レベ
ル(=VSS)から“H”レベル(=VDD)へ立ち上
がると、インバータ12,13の出力側ノードN12,
N13は“L”レベルに立ち下がっていき、PMOS1
8がオン状態、NMOS19がオフ状態になる。インバ
ータ12の出力側ノードN12が“L”レベルに立ち下
がる際に、遅延回路24の遅延時間DTがあるため、こ
の遅延回路24の出力電圧がまだ“H”レベルになって
おり、プルアップ用NMOS16がオン状態である。こ
のため、インバータ12とNMOS16で分圧された電
圧が、インバータ12の出力側ノードN12の電圧にな
る。この分圧された電圧が入力されているPMOS18
のドライブ能力は、小さくなり、このPMOS18を通
して出力信号OUTの電圧が緩やかに“H”レベルへ上
昇していく。
【0037】時刻t21から遅延時間DTが経過した時
刻t22になると、遅延回路24の出力電圧が“L”レ
ベルに立ち下がる。このため、NMOS16がオフ状態
になり、インバータ12の出力側ノードN12の電圧も
完全に“L”レベルになる。これにより、PMOS18
のドライブ能力も大きくなり、このPMOS18を通し
て出力信号OUTの電圧が急激に上昇し、完全に“H”
レベル(=VDD)になる。
【0038】また、出力信号INが“H”レベルから
“L”レベルに立ち下がると、インバータ12,13の
出力側ノードN12,N13が“H”レベルへ立ち上が
っていき、PMOS18がオフ状態、NMOS19がオ
ン状態になる。インバータ13の出力側ノードN13が
“H”レベルへ立ち上がる際に、遅延回路25の遅延時
間DTによってこの遅延回路25の出力電圧はまだ
“L”レベルになっており、プルダウン用PMOS17
がオン状態である。このため、インバータ13とPMO
S17で分圧された電圧が、インバータ13の出力側ノ
ードN13の電圧になる。この分圧された電圧が入力さ
れているNMOS19のドライブ能力は小さくなり、こ
のNMOS19を通して出力信号OUTの電圧は緩やか
に“L”レベルへ下降していく。
【0039】次に、遅延回路25の遅延時間DT分だけ
遅れてこの遅延回路25の出力電圧が“H”レベルにな
ると、PMOS17がオフ状態になり、インバータ13
の出力側ノードN13の電圧も完全に“H”レベルにな
る。これにより、NMOS19のドライブ能力も大きく
なり、このNMOS19を通して出力信号OUTの電圧
が急激に下降して完全に“L”レベル(=VSS)にな
る。
【0040】(3) 効果 本実施形態では、第1の実施形態と同様に、出力信号O
UTの変化を低速にでき、さらにPMOS18及びNM
OS19を流れる貫通電流を防止でき、従来の出力バッ
ファ回路と同じDC特性を維持しながら、低消費電力化
及び低ノイズを実現できるという効果がある。しかも、
本実施形態では、遅延回路24,25の遅延時間DTに
より、インバータ12,13の出力側ノードN12,N
13のプルアップ及びプルダウンを制御しているので、
出力信号OUTの電圧に影響されずに、PMOS18及
びNMOS19のドライブ能力を制御でき、回路の設計
が容易になるという効果もある。
【0041】(第3の実施形態) (1) 構成 図9は、本発明の第3の実施形態を示す3ステート型出
力バッファ回路の回路図であり、第1の実施形態を示す
図1中の要素と共通の要素には共通の符号が付されてい
る。この3ステート型出力バッファ回路は、例えば、C
MOSICで構成され、図1の出力バッファ回路の入力
側にゲート回路を設け、イネーブル信号ENが例えば
“L”レベルのときに出力端子20がHiz状態になる
ようにしたものである。
【0042】ゲート回路は、イネーブル信号ENを入力
する入力端子31,32、インバータ33、2入力AN
Dゲート34、及び2入力ORゲート35で構成されて
いる。そして、図1の2入力NANDゲート14に代え
て、3入力NANDゲート14Aが設けられると共に、
図1の2入力NORゲート15に代えて、3入力NOR
ゲート15Aが設けられている。
【0043】入力端子31と入力端子11は、ANDゲ
ート34の入力端子に接続され、このANDゲート34
の出力端子が、インバータ12の入力端子に接続されて
いる。入力端子32は、インバータ33の入力端子に接
続され、このインバータ33の出力端子と入力端子11
とが、ORゲート35の入力端子に接続され、このOR
ゲート35の出力端子が、インバータ13の入力端子に
接続されている。入力端子31、ANDゲート34の出
力端子、及び出力端子20は、NANDゲート14Aの
入力端子に接続され、このNANDゲート14Aの出力
端子が、プルアップ用NMOS16のゲートに接続され
ている。インバータ33の出力端子、ORゲート35の
出力端子、及び出力端子20は、NORゲート15Aの
入力端子に接続され、このNORゲート15Aの出力端
子が、プルダウン用PMOS17のゲートに接続されて
いる。その他の構成は、図1の出力バッファ回路と同一
である。
【0044】(2) 動作 例えば、入力端子31,32に入力されるイネーブル信
号ENを“H”レベルにすると、ANDゲート34、O
Rゲート35、NANDゲート14A、及びNORゲー
ト15Aが開く。すると、入力端子11に入力された入
力信号INは、ANDゲート34を介してインバータ1
2及びNANDゲート14Aへ送られると共に、ORゲ
ート35を介してインバータ13及びNORゲート15
Aへ送られる。このため、図1の出力バッファ回路と同
様に、入力信号INの電圧が“H”レベルから“L”レ
ベルに立ち下がると、出力信号OUTの電圧も“H”レ
ベルから“L”レベルに立ち下がり、入力信号INの電
圧が“L”レベルから“H”レベルへ立ち上がると、出
力信号OUTの電圧も“L”レベルから“H”レベルへ
立ち上がる。つまり、イネーブル信号ENが“H”レベ
ルのときには、図1の出力バッファ回路と同一の動作を
行う。
【0045】また、イネーブル信号ENが“L”レベル
のときには、ANDゲート34、ORゲート35、NA
NDゲート14A、及びNORゲート15Aが閉じ、A
NDゲート34の出力電圧が“L”レベル、ORゲート
35の出力電圧が“H”レベル、NANDゲート14A
の出力電圧が“H”レベル、及びNORゲート15Aの
出力電圧が“L”レベルに固定される。このため、イン
バータ12の出力側ノードN12が“H”レベル、イン
バータ13の出力側ノードN13が“L”レベルに固定
され、NANDゲート14Aの“H”レベルの出力電圧
によってNMOS16がオン状態、NORゲート15A
の“L”レベルの出力電圧によってPMOS17がオン
状態になる。よって、ノードN12が“H”レベルにプ
ルアップされると共に、ノードN13が“L”レベルに
プルダウンされ、PMOS18及びNMOS19がオフ
状態となり、出力端子20がHiz状態になる。
【0046】(3) 効果 本実施形態では、イネーブル信号ENによって出力端子
20をHiz状態にできるので、第1の実施形態と同様
の効果が得られる上に、3ステート型になっているので
第1の実施形態よりも使い勝手を向上できる。
【0047】(第4の実施形態) (1) 構成 図10は、本発明の第4の実施形態を示す3ステート型
出力バッファ回路の回路図であり、第2の実施形態を示
す図7、及び第3の実施形態を示す図9中の要素と共通
の要素には共通の符号が付されている。この3ステート
型出力バッファ回路は、例えば、CMOSICで構成さ
れ、図7の出力バッファ回路の入力側に、図9の入力端
子31,32、ANDゲート34、及びORゲート35
からなるゲート回路が設けられ、イネーブル信号ENが
例えば“L”レベルのときに出力端子20がHiz状態
になるようになっている。
【0048】イネーブル信号ENを入力する入力端子3
1と、入力信号INを入力する入力端子11とは、AN
Dゲート34の入力端子に接続され、このANDゲート
34の出力端子が、インバータ12の入力端子及び遅延
回路24の入力端子に接続されている。イネーブル信号
ENを入力する入力端子32は、インバータ33の入力
端子に接続されている。インバータ33の出力端子と入
力端子11は、ORゲート35の入力端子に接続され、
このORゲート35の出力端子が、インバータ13の入
力端子及び遅延回路25の入力端子に接続されている。
その他の構成は、図7の出力バッファ回路と同一であ
る。
【0049】(2) 動作 例えば、入力端子31,32に入力されるイネーブル信
号ENが“H”レベルのとき、ANDゲート34及びO
Rゲート35が開き、入力端子11から入力された入力
信号INが、ANDゲート34を介してインバータ12
及び遅延回路24へ送られると共に、ORゲート35を
介してインバータ13及び遅延回路25へ送られる。こ
れにより、図7の出力バッファ回路と同一の動作を行
う。
【0050】また、イネーブル信号ENが“L”レベル
のとき、ANDゲート34及びORゲート35が閉じ、
このANDゲート34の出力端子が“L”レベルに固定
されると共に、ORゲート35の出力端子が“H”レベ
ルに固定される。このため、インバータ12の出力側ノ
ードN12が“H”レベルに固定されると共に、インバ
ータ13の出力側ノードN13が“L”レベルに固定さ
れ、PMOS18及びNMOS19がオフ状態になり、
出力端子20がHiz状態になる。
【0051】(3) 効果 本実施形態では、イネーブル信号ENを制御することに
より、出力端子20をHiz状態にすることができるの
で、第2の実施形態と同様の効果が得られる上に、3ス
テート型になっているので第2の実施形態よりも使い勝
手を向上できる。
【0052】(第5の実施形態) (1) 構成 図11は、本発明の第5の実施形態を示すものであっ
て、図1中のインバータ12(又は13)の他の構成例
の回路図であり、第1の実施形態を示す図4中の要素と
共通の要素には共通の符号が付されている。
【0053】このインバータ12(又は13)は、図4
のダイオード接続されたNMOS12cに代えて、第1
のダイオード42cが設けられると共に、図4のダイオ
ード接続されたPMOS12dに代えて、第2のダイオ
ード42dが設けられている。ダイオード42cは、電
源電位VDDノードとPMOS12aのソースとの間に
順方向に接続されている。ダイオード42dは、NMO
S12bのソースと接地電位VSSノードとの間に順方
向に接続されている。その他の構成は、図4の回路と同
一である。
【0054】(2) 動作 例えば、ダイオード42c,42dの電圧降下分をVT
dioとする。本実施形態のインバータ12(又は1
3)では、ダイオード42c,42dが図4のNMOS
12c及びPMOS12dとほぼ同様の動作を行う。こ
のため、入力電圧が入力ノードNaに入力されると、出
力ノードNbの出力電圧が、接地電位VSSと電圧|V
Tdio|との間、及び電源電位VDDと電圧(VDD
−|VTdio|)との間の電圧範囲で、低速に変化す
るようになる。従って、図1の出力信号OUTの電圧も
低速に変化するようになる。
【0055】(3) 効果 本実施形態では、第1の実施形態の図4のインバータ1
2(又は13)と同様に、出力信号OUTの電圧の変化
を低速にすることができる。このため、図4のインバー
タ12(又は13)と同様に、出力波形のオーバシュー
トやアンダシュートの発生を防止でき、さらに出力電流
による電源ノイズ等を防止することができる。
【0056】(変形例)本発明は、上記実施形態に限定
されず、種々の変形が可能である。この変形例として
は、例えば、次の(i)〜(iv)のようなものがある。 (i) 図4及び図11のインバータ12(又は13)
は、PMOSをNMOSに変更し、NMOSをPMOS
に変更し、これに応じて電源電位VDDと接地電位VS
Sとを逆極性にしてもよい。あるいは、これらのPMO
S及びNMOSをバイポーラトランジスタ等のトランジ
スタで構成してもよい。
【0057】(ii) 図1及び図9のプルアップ制御手
段とプルダウン制御手段は、他のゲート回路やトランジ
スタで構成してもよい。 (iii) 図7及び図10のプルアップ制御手段とプルダ
ウン制御手段は、他の構成の遅延回路やトランジスタで
構成してもよい。 (iv) 実施形態の出力用のPMOS18及びNMOS
19は、電源電位の極性を変えることによってPMOS
をNMOSに、NMOSをPMOSに置き換えてもよ
い。また、これらをバイポーラトランジスタ等の他の出
力トランジスタで構成してもよい。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、第1及び第
2の発明によれば、第1のインバータの出力電圧をプル
アップ制御手段で制御し、第2のインバータの出力電圧
をプルダウン制御手段で制御するようにしたので、出力
信号の立ち上がり及び立ち下がりの変化を低速にするこ
とができ、出力波形のオーバシュートやアンダシュート
の発生を防止できると共に、出力電流による電源ノイズ
等を防止することができる。しかも、第1と第2の出力
トランジスタが同時にオン状態になることを防止でき、
これによって消費電力を減少できると共に、電源ノイズ
を防止できる。
【0059】第3の発明によれば、ゲート回路を設けた
ので、イネーブル信号の制御によって出力端子をHiz
状態にすることができる。これにより、出力バッファ回
路の使い勝手を向上できる。
【0060】第4の発明によれば、第1の電源電位ノー
ドと第1のMOSトランジスタとの間に、第1のダイオ
ード又はダイオード接続された第1のトランジスタを設
けると共に、第2のMOSトランジスタと第2の電源電
位ノードとの間に、第2のダイオード又はダイオード接
続された第2のトランジスタを設けるようにしたので、
出力ノードの電圧の立ち上がり及び立ち下がりの変化を
低速にすることができる。これにより、出力波形のオー
バシュートやアンダシュートの発生を防止できると共
に、出力電流による電源ノイズ等を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す出力バッファ回
路の回路図である。
【図2】従来の出力バッファ回路の構成例を示す回路図
である。
【図3】図2の動作を示す電圧波形図である。
【図4】図1中のインバータ12(又は13)の構成例
を示す回路図である。
【図5】図4の動作を示す電圧波形図である。
【図6】図1の動作を示す電圧波形図である。
【図7】本発明の第2の実施形態を示す出力バッファ回
路の回路図である。
【図8】図7の動作を示す電圧波形図である。
【図9】本発明の第3の実施形態を示す3ステート型出
力バッファ回路の回路図である。
【図10】本発明の第4の実施形態を示す3ステート型
出力バッファ回路の回路図である。
【図11】本発明の第5の実施形態を示すものであっ
て、図1中のインバータ12(又は13)の他の構成例
を示す回路図である。
【符号の説明】
11 入力端子 12,13,33 インバータ 12a PMOS 12b NMOS 12c ダイオード接続されたNMOS 12d ダイオード接続されたPMOS 14,14A NANDゲート 15,15A NORゲート 16 プルアップ用NMOS 17 プルダウン用PMOS 18 出力用PMOS 19 出力用NMOS 20 出力端子 24,25 遅延回路 34 ANDゲート 35 ORゲート EN イネーブル信号 IN 入力信号 OUT 出力信号 VDD 電源電位 VSS 接地電位
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J055 AX25 BX16 CX27 DX17 DX22 DX56 EX07 EY23 EZ07 EZ22 EZ50 FX05 FX12 FX20 GX01 GX04 5J056 AA04 BB09 BB17 BB25 CC05 DD29 EE04 EE07 FF08 GG09 KK01

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 論理レベルの入力信号を入力する入力端
    子に接続され、前記入力信号を反転して立ち上がり及び
    立ち下がり特性が緩慢な電圧をそれぞれ出力する第1及
    び第2のインバータと、 前記入力端子と論理レベルの出力信号を出力する出力端
    子とに接続され、前記出力信号のレベルが第1の閾値電
    圧よりも低いときには、前記第1のインバータの出力電
    圧をプルアップし、前記出力信号のレベルが第1の閾値
    電圧を越えると、前記入力信号に基づき前記第1のイン
    バータの出力電圧のプルアップを停止するプルアップ制
    御手段と、 前記入力端子と前記出力端子とに接続され、前記出力信
    号のレベルが第2の閾値電圧よりも高いときには、前記
    第2のインバータの出力電圧をプルダウンし、前記出力
    信号のレベルが第2の閾値電圧以下になると、前記入力
    信号に基づき前記第2のインバータの出力電圧のプルダ
    ウンを停止するプルダウン制御手段と、 第1の電源電位ノードと前記出力端子との間に接続さ
    れ、前記第1のインバータの出力電圧により導通状態が
    制御される第1の出力トランジスタと、 第2の電源電位ノードと前記出力端子との間に接続さ
    れ、前記第2のインバータの出力電圧により導通状態が
    制御される第2の出力トランジスタと、 を備えたことを特徴とする出力バッファ回路。
  2. 【請求項2】 論理レベルの入力信号を入力する入力端
    子に接続され、前記入力信号を反転して立ち上がり及び
    立ち下がり特性が緩慢な電圧をそれぞれ出力する第1及
    び第2のインバータと、 前記入力端子に接続され、前記入力信号を所定の遅延時
    間だけ遅延させ、前記遅延時間内では、前記第1のイン
    バータの出力電圧をプルアップし、前記遅延時間が経過
    すると、前記遅延された入力信号に基づき前記第1のイ
    ンバータの出力電圧のプルアップを停止するプルアップ
    制御手段と、 前記入力端子に接続され、前記入力信号を所定の遅延時
    間だけ遅延させ、前記遅延時間内では、前記第2のイン
    バータの出力電圧をプルダウンし、前記遅延時間が経過
    すると、前記遅延された入力信号に基づき前記第2のイ
    ンバータの出力電圧のプルダウンを停止するプルダウン
    制御手段と、 第1の電源電位ノードと前記出力端子との間に接続さ
    れ、前記第1のインバータの出力電圧により導通状態が
    制御される第1の出力トランジスタと、 第2の電源電位ノードと前記出力端子との間に接続さ
    れ、前記第2のインバータの出力電圧により導通状態が
    制御される第2の出力トランジスタと、 を備えたことを特徴とする出力バッファ回路。
  3. 【請求項3】 第1、第2のインバータ、プルアップ制
    御手段、及びプルダウン制御手段の入力をイネーブル信
    号により制御して、出力端子をハイ・インピーダンス状
    態にするゲート回路を設けたことを特徴とする請求項1
    又は2記載の出力バッファ回路。
  4. 【請求項4】 第1及び第2のインバータは、 入力ノードから入力される入力電圧によりゲートが制御
    される第1導電型の第1のMOSトランジスタと、 出力ノードを介して前記第1のMOSトランジスタに直
    列に接続され、前記入力電圧によりゲートが制御される
    第2導電型の第2のMOSトランジスタと、 第1の電源電位ノードと前記第1のMOSトランジスタ
    との間に順方向に接続され、電圧を降下する第1のダイ
    オード又はダイオード接続された第1のトランジスタ
    と、 前記第2のMOSトランジスタと第2の電源電位ノード
    との間に順方向に接続され、電圧を降下する第2のダイ
    オード又はダイオード接続された第2のトランジスタ
    と、 でそれぞれ構成したことを特徴とする請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の出力バッファ回路。
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