JP2003031770A - 半導体記憶装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体記憶装置及びその製造方法

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JP2003031770A
JP2003031770A JP2001220189A JP2001220189A JP2003031770A JP 2003031770 A JP2003031770 A JP 2003031770A JP 2001220189 A JP2001220189 A JP 2001220189A JP 2001220189 A JP2001220189 A JP 2001220189A JP 2003031770 A JP2003031770 A JP 2003031770A
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Kazuaki Isobe
和亜樹 磯辺
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    • H10B41/42Simultaneous manufacture of periphery and memory cells

Abstract

(57)【要約】 【課題】 半導体記憶装置の製造工程を削減するため、
セルトランジスタのゲートパターンを形成するためのマ
スクを用いてN型不純物を注入すると、P型コンタクト
を形成する領域にもN型不純物が注入されて、コンタク
トをとるのに十分な不純物濃度を得られない。 【解決手段】 半導体基板1表面のPウェル3の内部に
セル領域と周辺領域とを分離するシリコン酸化膜4aを
形成する。このため、周辺領域を覆うとともにセル領域
のゲートパターンを有するフォトレジストを用いてセル
トランジスタ7のゲート電極9を形成し、このフォトレ
ジストをそのまま用いてイオン注入できる。このとき、
P型不純物拡散層6が形成される領域はフォトレジスト
で覆われているためN型不純物は注入されず、フォトリ
ソグラフィ工程を削減できるとともに、コンタクトを取
るのに十分なP型不純物拡散層6の不純物濃度を得られ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリセルと周辺
回路が混載された半導体記憶装置及びその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、フラッシュメモリ等の半導体記
憶装置はチップ内部にメモリセルのほか、その動作に必
要なロジック回路等の周辺回路を有している。したがっ
て、これらの周辺回路を構成する抵抗、トランジスタ等
の素子もチップ内部に形成されている。
【0003】上記したような構成のフラッシュメモリを
製造する際、製造コストを低減するため、製造プロセス
の効率化が要求される。このため、メモリセルを構成す
るセルトランジスタと、周辺回路を構成するトランジス
タをほぼ同一の製造プロセスを用いて製造することによ
り、効率化が図られている。
【0004】図12(a)は、従来のフラッシュEEP
ROM(Electrically Erasable Programmable Read On
ly Memory)を上から見た平面図である。図12(a)
に示すように、このフラッシュメモリは、図示せぬメモ
リセルが形成される領域(以下、セル領域と称す)と周
辺回路を構成する例えば図示せぬMOSFET(Metal
Oxide Semiconductor Field Effect Transistor)が形
成される領域(以下、周辺領域と称す)とを有する。半
導体基板31内にNウェル32aが形成され、このNウ
ェル32a内にPウェル33が形成される。参照符号3
4aはシリコン酸化膜であり、Nウェル32aの周囲を
囲むように形成される。このシリコン酸化膜34aは、
セル領域と周辺領域とを分離する。
【0005】図12(b)は図12(a)に示すフラッ
シュメモリのXIIB−XIIB線に沿った断面図である。
図12(b)に示すように、P型の半導体基板31の表
面内に、Nウェル32a,32bが形成され、Nウェル
32a内にPウェル33が形成される。半導体基板31
の表面上に選択的に複数のシリコン酸化膜34が形成さ
れ、半導体基板31の表面上の上記Nウェル32a,3
2b相互間にシリコン酸化膜34aが形成される。シリ
コン酸化膜34により素子領域が分離され、シリコン酸
化膜34aにより上記セル領域と周辺領域が分離され
る。
【0006】上記セル領域のNウェル32a内にN型不
純物拡散層35が形成され、Pウェル33内の上記シリ
コン酸化膜34相互間にP型不純物拡散層36が形成さ
れる。また、Pウェル33内の半導体基板31表面上に
セルトランジスタ37が形成される。このセルトランジ
スタ37は、ソース・ドレイン領域38a,38b及
び、半導体基板31上のゲート絶縁膜40上に順次形成
された浮遊ゲート電極41、ゲート電極間絶縁膜42、
制御ゲート電極43からなるゲート電極39により構成
される。
【0007】上記周辺領域のNウェル32b内の半導体
基板31表面上にN型のMOSFET44が形成され
る。このMOSFET44は、ソース・ドレイン領域4
5a,45b、及び半導体基板1上にゲート絶縁膜46
を介して形成されたゲート電極47により構成される。
【0008】図13(a)乃至図16(b)は、上記構
成のフラッシュメモリの製造工程を示している。図13
(a)に示すように、半導体基板31表面内にNウェル
32a,32bを形成し、Nウェル32a表面内にPウ
ェル33を形成する。次に、半導体基板31表面上にシ
リコン酸化膜34,34aを形成する。次に、ゲート絶
縁膜材40a、第1のゲート電極材41a、ゲート電極
間絶縁膜材42aを半導体装置全面に形成する。次に、
エッチングにより周辺領域のゲート電極間絶縁膜材42
a、第1のゲート電極材41a、ゲート絶縁膜材40a
を除去するとともに、シリコン酸化膜34aの上部を一
部除去する。次に、周辺領域にゲート絶縁膜材46aを
形成後、半導体装置上の全面に第2のゲート電極材43
aを形成する。
【0009】次に、図13(b)に示すように、フォト
リソグラフィ工程を用いて、セル領域のゲートパターン
を有し、周辺領域から上記シリコン酸化膜34aの周辺
領域側略4分の1まで覆うようなフォトレジスト54を
形成する。
【0010】次に、図14(a)に示すように、上記フ
ォトレジスト54をマスクとして、上記第2のゲート電
極材43a、ゲート電極間絶縁膜42a、第1のゲート
電極材41aをエッチングし、ゲート電極39を形成す
る。
【0011】次に、図14(b)に示すように、フォト
リソグラフィ工程を用いて、MOSFET44のゲート
パターンを有し、セル領域を覆うようなフォトレジスト
55を形成する。
【0012】次に、図15(a)に示すように、上記フ
ォトレジスト55をマスクとして、上記第2のゲート電
極材43aをエッチングし、ゲート電極47を形成す
る。
【0013】次に、図15(b)に示すように、上記フ
ォトレジスト55を除去し、フォトレジスト56を堆積
した後、フォトリソグラフィ工程及びイオン注入を行
い、ソース・ドレイン領域38a,38bを形成する。
【0014】次に、図16(a)に示すように、上記フ
ォトレジスト56を除去し、フォトレジスト57を堆積
する。次に、フォトリソグラフィ工程及びイオン注入を
行い、N型不純物拡散層35を形成するとともに、図示
せぬN型のMOSFETのソース・ドレイン領域を形成
する。
【0015】次に、図16(b)に示すように、上記フ
ォトレジスト57を除去し、フォトレジスト58を堆積
する。次に、フォトリソグラフィ工程及びイオン注入を
行い、Pウェル33の表面にP型不純物拡散層36を形
成するとともに、ソース・ドレイン領域45a,45b
を形成する。
【0016】次に、図12(b)に示すように、上記フ
ォトレジスト58を除去し、半導体装置全面上に図示せ
ぬBPSGまたはPSG膜を被覆した後、フォトリソグ
ラフィ工程及びエッチングを行い、PSGまたはBPS
G膜にコンタクトホールを形成する。
【0017】次に、半導体装置全面上に図示せぬAl配
線膜を堆積するとともに、上記コンタクトホールをAl
配線膜により埋め込む。続いて、フォトリソグラフィ工
程及びエッチングを行い、Al配線膜による配線パター
ンを形成する。次に、半導体装置全面上に図示せぬPS
G、シリコン窒化膜を堆積する。続いて、フォトリソグ
ラフィ工程を用いて、エッチングによりPSG及びシリ
コン窒化膜にボンディングパッド用のパターンを形成
し、ウェハとして完成する。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記構成の
フラッシュメモリは、図12(a),(b)に示すよう
に、セル領域と周辺領域とを分離するシリコン酸化膜3
4aがNウェル32aを囲むように形成される。このた
め、このフラッシュメモリを上記したような製造工程に
より形成すると以下のような問題を生ずる。すなわち、
図13(a)に示す工程後、図15(b)に示すよう
に、セルトランジスタ37,MOSFET44の各ゲー
ト電極39,47を形成し、セルトランジスタ37のソ
ース・ドレイン領域38a,38bを形成するまで数回
のフォトリソグラフィ工程を要する。半導体記憶装置の
製造において工程数を削減することは、製造プロセスの
効率を上げるため重要である。このため、1つでも多く
の工程を減らすことが要求される。
【0019】本発明は、上記課題を解決するためになさ
れたものであり、その目的とするところは、半導体記憶
装置の製造工程を削減し、製造プロセスの効率を向上可
能な半導体記憶装置及びその製造方法を提供しようとす
るものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体記憶装置
は、上記課題を解決するため、第1導電型の半導体基板
表面内に選択的に形成された第2導電型の第1のウェル
と、前記第1のウェルの表面内に選択的に形成された第
1導電型の第2のウェルと、前記第2のウェルの平面内
でメモリセル領域を囲むように形成され、前記メモリセ
ル領域とその周囲の周辺領域とを素子分離する素子分離
絶縁膜と、前記メモリセル領域内に配設されたセルトラ
ンジスタと、前記周辺領域側に位置する前記第1のウェ
ルの表面内に形成され、前記第1のウェルに電位を与え
るための第2導電型の第1のコンタクト層と、前記周辺
領域側に位置する前記第2のウェルの表面内に形成さ
れ、前記第2のウェルに電位を与えるための第1導電型
の第2のコンタクト層と、を具備することを特徴とす
る。
【0021】また、本発明の別の観点によれば、第1導
電型の半導体基板表面内に第2導電型の第1のウェルを
形成する工程と、前記第1のウェルの表面内に第1導電
型の第2のウェルを形成する工程と、前記第2のウェル
の平面内でセルトランジスタが形成されるメモリセル領
域を囲むように、前記メモリセル領域とその周囲の周辺
トランジスタが形成される周辺領域とを素子分離する素
子分離絶縁膜を形成する工程と、前記メモリセル領域内
で前記第2のウェルの表面上に第1のゲート絶縁膜、第
1の導電膜、第1の絶縁膜を順次形成する工程と、前記
周辺領域内であって前記第1のウェルの外部に第2のゲ
ート絶縁膜を形成する工程と、前記メモリセル領域内の
前記第1の絶縁膜上から前記周辺領域内の前記第2のゲ
ート絶縁膜上に亘って第2の導電膜を形成する工程と、
前記第2の導電膜上に、前記セルトランジスタのゲート
パターンを有するとともに少なくとも前記周辺領域を覆
うマスク層を形成する工程と、前記メモリセル領域に形
成された前記第2の導電膜、前記第1の絶縁膜、及び前
記第1の導電膜を前記マスク層をマスクとしてエッチン
グすることにより、前記セルトランジスタのゲート構造
を形成する工程と、前記マスク層をマスクとして前記半
導体基板表面に不純物を注入し、前記セルトランジスタ
のソース・ドレイン領域を形成する工程と、前記周辺ト
ランジスタのゲート構造及びソース・ドレイン領域を形
成する工程と、前記周辺領域側に位置する前記第1のウ
ェル表面内に第2導電型の不純物を注入し、前記第1の
ウェルに電位を与えるための第2導電型の第1のコンタ
クト層を形成する工程と、前記周辺領域側に位置する前
記第2のウェル表面内に第1導電型の不純物を注入し、
前記第2のウェルに電位を与えるための第1導電型の第
2のコンタクト層を形成する工程と、を具備することを
特徴とする半導体記憶装置の製造方法を提供できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明者等は、本発明の開発の過
程において、図13(a)〜図16(b)を参照して述
べたようなフラッシュメモリの製造工程を削減可能なフ
ラッシュメモリ及びその製造方法について研究した。そ
の結果、本発明者等は、以下に述べるような知見を得
た。
【0023】すなわち、図14(a)に示す工程で、フ
ォトリソグラフィ工程によりゲート電極39のゲートパ
ターンを形成後、フォトレジスト54を次の工程で除去
する前にフォトレジスト54をマスクとして半導体基板
31表面にN型不純物をイオン注入する。このイオン注
入により、図12(b)に示すソース・ドレイン領域3
8a,38b、N型不純物拡散層35を形成する。こう
することによって、図15(b)に示す工程、すなわち
フォトレジスト56を形成し、フォトリソグラフィ工程
によりソース・ドレイン領域38a,38bが形成され
る領域をフォトレジストに転写する工程を削減できる。
【0024】しかしながら上記方法によると、N型の不
純物を注入する際、図12(b)に示すP型不純物拡散
層36が形成される領域にもN型不純物が注入されてし
まう。このため、図16(a)に示す工程で、このP型
不純物拡散層36が形成される領域にP型不純物を注入
しても、P型不純物濃度を十分に得られない。したがっ
て、後工程で、このP型不純物拡散層36でコンタクト
を取れない場合がある。このような不具合は、図12
(b)に示すP型不純物拡散層36の不純物濃度がソー
ス・ドレイン領域38a,38bの不純物濃度の8倍以
下の場合、特に顕著である。
【0025】以下に、このような知見に基づいて構成さ
れた本発明の実施の形態について図面を参照して説明す
る。なお、以下の説明において、略同一の機能及び構成
を有する構成要素については、同一符号を付し、重複説
明は必要な場合にのみ行う。
【0026】図1(a)は、実施形態に係るフラッシュ
EEPROMを上から見た平面図である。図1(a)に
示すように、このフラッシュメモリは、メモリセルのセ
ルトランジスタ(図示せぬ)が形成されるセル領域(メ
モリセル領域)と周辺回路を構成する例えばMOSFE
T(図示せぬ)等の周辺トランジスタが形成される周辺
領域とを有する。半導体基板1内に略四角形状のNウェ
ル2が形成され、このNウェル2内に略四角形状のPウ
ェル3が形成される。Pウェル3の平面内に略四角形状
のシリコン酸化膜4aが形成される。このシリコン酸化
膜4aにより囲まれた領域はセル領域とされ、周辺領域
と素子分離される。
【0027】図1(b)は図1(a)に示すフラッシュ
メモリのIB−IB線に沿った断面図である。図1
(b)に示すように、P型の例えばシリコンによる半導
体基板1の表面内にNウェル2a,2bが相互に所定間
隔離間して形成され、Nウェル2a表面内にPウェル3
が形成される。半導体基板1の表面上において、Nウェ
ル2a,2bの各端部、及びNウェル2aとPウェル3
との境界に素子分離絶縁膜としてのシリコン酸化膜4が
形成される。このシリコン酸化膜4により素子領域が分
離される。また、半導体基板1表面上のPウェル3内
に、セル領域と周辺領域の境界部を形成する絶縁膜とし
てのシリコン酸化膜4aが形成される。セル領域と周辺
領域とを分離するシリコン酸化膜4aは、上部一部分に
略凹状の溝を有する。また、シリコン酸化膜4aは、上
記したようにセル領域と周辺領域との相互間に、他のシ
リコン酸化膜4より広い幅を有し、さらに所定の大きさ
をもって形成される。その理由は、後述するようにセル
領域と周辺領域とにおいてゲート構造が相互に相違する
ため、このシリコン酸化膜4aを境としてセル領域と周
辺領域との各リソグラフィ工程のパターンが相違し、こ
の際のフォトレジストの加工精度、位置合わせ精度等を
考慮する必要があるためである。
【0028】上記周辺領域のNウェル2a内に、N型不
純物拡散層(Nウェルコンタクト層)5が形成される。
Nウェル2aとPウェル3との境界のシリコン酸化膜4
とシリコン酸化膜4aとの相互間に、不純物濃度が例え
ば2×1015cm−3のP型不純物拡散層6(Pウェ
ルコンタクト層)が形成される。また、半導体基板1表
面上のシリコン酸化膜4aに隣接した部分にメモリセル
のセルトランジスタ7が形成される。このセルトランジ
スタ7は、ソース・ドレイン領域8a,8b及び、ゲー
ト電極9により構成される。ソース・ドレイン領域8
a,8bは、半導体基板1表面内に、相互に所定間隔離
間して形成され、不純物濃度が例えば5×1014cm
−3である。ゲート電極9は、ソース・ドレイン領域8
a,8b相互間の半導体基板1上のゲート絶縁膜10上
に順次形成された浮遊ゲート電極11、ゲート電極間絶
縁膜12、制御ゲート電極13により構成される。
【0029】上記Nウェル2b内の半導体基板1表面上
に、周辺回路を構成する例えばN型のMOSFET14
が形成される。このMOSFET14は、半導体基板1
表面内に相互に所定間隔離間して形成されたソース・ド
レイン領域15a,15b、及びソース・ドレイン領域
15a,15b相互間の半導体基板1上にゲート絶縁膜
16を介して形成されたゲート電極17により構成され
る。
【0030】図2(a)乃至図10(b)は、上記構成
のフラッシュメモリの製造工程を順に示す図である。以
下、上記フラッシュメモリの製造方法を図2(a)乃至
図10(b)を参照して説明する。
【0031】図2(a)に示すように、半導体基板1表
面内に例えばリンを注入した後、高温アニール処理を用
いてリンを拡散(ドライブイン)させることにより、相
互に所定間隔離間するNウェル2a,2bを選択的に形
成する。次に、Nウェル2aに、例えばボロンを注入し
た後、高温アニール処理を用いてボロンを拡散すること
により、Nウェル2a表面内にPウェル3を選択的に形
成する。
【0032】次に、図2(b)に示すように、半導体基
板1上の全面に、例えば熱酸化によりシリコン酸化膜2
0を形成する。続いて、このシリコン酸化膜20上に、
例えばCVD法によりシリコン窒化膜21を形成する。
【0033】次に、図3(a)に示すように、上記シリ
コン窒化膜21上に図示せぬフォトレジストを形成す
る。このフォトレジストに、フォトリソグラフィ工程に
より、上記Pウェル3の一部、及び上記Pウェル3の端
部、及びNウェル2a,2bの端部に開口部を有するパ
ターンを転写する。続いて、このフォトレジストをマス
クとして、例えばRIE法等の異方性エッチングを用い
て上記シリコン窒化膜21及びシリコン酸化膜20の一
部を除去する。こうすることにより、上記開口部に対応
して半導体基板1の表面を露出させる。次に、フォトレ
ジストを除去する。
【0034】次に、図3(b)に示すように、例えば1
000℃程度の水分を含んだ雰囲気中で半導体装置を酸
化することにより、露出した半導体基板1表面上に、厚
さが約1μm程度のシリコン酸化膜4,4aを形成す
る。
【0035】次に、図4(a)に示すように、例えば1
80℃に加熱した熱リン酸溶液を用いたウェットエッチ
ングにより上記シリコン窒化膜21を除去する。続い
て、例えばNHF等を用いたウェットエッチングによ
り上記シリコン酸化膜20を除去する。こうすることに
より、シリコン酸化膜4,4aが形成されていない領域
の半導体基板1表面が露出される。次に、半導体装置上
の全面に図示せぬシリコン酸化膜を形成し、上記セルト
ランジスタ7及びMOSFET14の閾値が所望の値に
なるように、これらセルトランジスタ7及びMOSFE
T14が形成される領域に不純物を導入する。次に、シ
リコン酸化膜を除去した後、露出した半導体基板1表面
に、例えば熱酸化によりゲート絶縁膜材10aを形成す
る。このゲート絶縁膜材10aを用いて、後工程でメモ
リセルのセルトランジスタ7のゲート絶縁膜10を形成
する。
【0036】次に、図4(b)に示すように、半導体装
置上の全面に、例えばCVD法を用いて例えば不純物と
してリンが導入されたポリシリコンによる第1のゲート
電極材11aを形成する。この第1のゲート電極材11
aを用いて、後工程でメモリセルトランジスタの浮遊ゲ
ート電極11を形成する。
【0037】次に、図5(a)に示すように、半導体装
置上の全面に図示せぬフォトレジストを堆積し、このフ
ォトレジストにフォトリソグラフィ工程を用いて、上記
シリコン酸化膜4aの略中央部に溝を持つ形状のパター
ンを転写する。続いて、このフォトレジストをマスクと
して、上記第1のゲート電極材11a及びシリコン酸化
膜4aに例えばRIE法等の異方性エッチングを施す。
こうすることにより、上記パターンの溝に対応して、第
1のゲート電極材11aの一部がエッチングにより除去
されるとともに、シリコン酸化膜4aの上部一部分が略
凹状にエッチングされ、スリット22が形成される。続
いて、フォトレジストを除去する。
【0038】次に、図5(b)に示すように、半導体装
置上の全面に、例えばCVD法を用いて例えばシリコン
酸化膜、シリコン窒化膜、シリコン酸化膜の積層構造か
らなるゲート電極間絶縁膜材12aを堆積する。このゲ
ート電極間絶縁膜材12aを用いて、後工程でメモリセ
ルのセルトランジスタ7のゲート電極間絶縁膜12を形
成する。
【0039】次に、図6(a)に示すように、半導体装
置上の全面にフォトレジスト23を堆積し、フォトリソ
グラフィ工程を用いて、セル領域から上記スリット22
の略中央部までフォトレジスト23が残存するようなパ
ターンをフォトレジスト23に転写する。
【0040】次に、図6(b)に示すように、上記フォ
トレジスト23をマスクとして、上記ゲート電極間絶縁
膜材12aの一部を例えばRIE法等の異方性エッチン
グを用いて除去する。続いて、同様に、上記フォトレジ
スト23をマスクとして上記第1のゲート電極材11a
の一部をCDE法により除去し、上記ゲート絶縁膜10
aの一部を例えばNHF等のウェットエッチングによ
り除去する。
【0041】次に、図7(a)に示すように、上記フォ
トレジスト23を除去した後、周辺領域の半導体基板1
上にゲート絶縁膜材16aを形成する。このゲート絶縁
膜材16aを用いて、後工程によりMOSFET14の
ゲート絶縁膜16を形成する。続いて、半導体装置上の
全面に、例えばCVD法を用いて第2のゲート電極材1
3aを堆積する。この第2のゲート電極材13aを用い
て、後工程によりセルトランジスタ7の制御ゲート電極
13を形成し、MOSFET14のゲート電極17を構
成する。
【0042】次に、図7(b)に示すように、半導体装
置全面上にフォトレジスト24を堆積する。続いて、フ
ォトリソグラフィ工程を用いて、セル領域においてシリ
コン酸化膜4aから所定間隔離間した位置にゲート電極
が形成されるようなゲートパターン、及び周辺領域から
上記シリコン酸化膜4a上の周辺領域側略4分の1まで
フォトレジストが残存するようなパターンをフォトレジ
スト24に転写する。
【0043】次に、図8(a)に示すように、このフォ
トレジスト24をマスクとして、上記第2のゲート電極
材13a、ゲート電極間絶縁膜材12a、第1のゲート
電極材11aをエッチングする。こうすることにより、
セルトランジスタ7のゲート電極9を形成する。
【0044】次に、図8(b)に示すように、上記フォ
トレジスト24及びゲート電極9をマスクとして、半導
体基板1表面にイオン注入を行うことにより、イオンが
自己整合的に拡散し、ゲート電極9の近傍にソース・ド
レイン領域8a,8bが形成される。
【0045】次に、図9(a)に示すように、フォトレ
ジスト24を除去した後、半導体装置上の全面にフォト
レジスト25を堆積する。続いて、フォトリソグラフィ
工程を用いて、MOSFET14のゲートパターン、及
びセル領域から上記シリコン酸化膜4aのメモリセル側
略4分の1までフォトレジストが残存するようなパター
ンをフォトレジスト25に転写する。
【0046】次に、図9(b)に示すように、このフォ
トレジスト25をマスクとして、例えばRIE法等の異
方性エッチングを用いて上記第2のゲート電極材13a
をエッチングすることにより、MOSFET14のゲー
ト電極17を形成する。
【0047】次に、図10(a)に示すように、上記フ
ォトレジスト25を除去した後、半導体装置上の全面に
フォトレジスト26を堆積する。続いて、フォトリソグ
ラフィ工程を用いて、上記Nウェル2が開口するような
パターンをフォトレジスト26に転写する。次に、この
フォトレジスト26マスクとしてイオン注入することに
より、N型不純物拡散層5が形成される。また、このイ
オン注入により、同時に図示せぬN型MOSFETのソ
ース・ドレイン領域を形成する。
【0048】次に、図10(b)に示すように、フォト
レジスト26を除去した後、半導体装置上の全面にフォ
トレジスト27を堆積する。続いて、フォトリソグラフ
ィ工程を用いて、シリコン酸化膜4aとこれに隣接する
シリコン酸化膜4との相互間、及びMOSFET14が
形成される予定の領域が開口するようなパターンをフォ
トレジスト27に転写する。次に、このフォトレジスト
27をマスクとしてイオン注入することにより、Pウェ
ル3の表面にP型不純物拡散層6が形成されるととも
に、P型のMOSFET14のソース・ドレイン領域1
5a,15bが形成される。
【0049】次に、図1(b)に示すように、フォトレ
ジスト27を除去した後、半導体装置全面上に図示せぬ
BPSGまたは、PSG膜を被覆する。続いて、BPS
GまたはPSG膜上に図示せぬフォトレジストを堆積
し、フォトリソグラフィ工程を用いて、フォトレジスト
に電極取り出し用のコンタクトホールのパターンを転写
する。次に、このフォトレジストをマスクとしてPSG
またはBPSG膜を例えばRIE法によりエッチングす
ることにより、コンタクトホールを形成する。このコン
タクトホール形成時に、上記ソース・ドレイン領域8
a,8b上に形成されたゲート絶縁膜材10a、及びN
型不純物拡散層5上とP型不純物拡散層6上とソース・
ドレイン領域15a,15b上とに形成されたゲート絶
縁膜材16aを除去する。次に、フォトレジストを除去
する。
【0050】次に、半導体装置全面上に図示せぬAl配
線膜を例えばスパッタリング法により堆積する。このと
き、上記コンタクトホールがAl配線膜により埋め込ま
れる。続いて、Al配線膜上に図示せぬフォトレジスト
を堆積する。このフォトレジストにフォトリソグラフィ
工程を用いて、配線パターンを転写し、このフォトレジ
ストをマスクとしてAl配線膜を例えばRIE法により
エッチングすることにより、配線パターンを形成する。
この後、フォトレジストを除去する。
【0051】次に、半導体装置全面上に図示せぬPSG
を堆積した後、PE−CVD法により図示せぬシリコン
窒化膜を堆積する。続いて、シリコン窒化膜上に図示せ
ぬフォトレジストを堆積し、フォトリソグラフィ工程を
用いて、フォトレジストにボンディングパッド用の開口
部を有するパターンを転写する。このフォトレジストを
マスクとして、上記PSG及びシリコン窒化膜を例えば
RIE法によりエッチングした後、フォトレジストを除
去し、ウェハとして完成する。
【0052】上記実施形態によれば、セル領域と周辺領
域を分離するシリコン酸化膜4aをPウェル3の内部に
形成する。このため、図8(a)に示す工程で、周辺領
域からシリコン酸化膜4aまでをフォトレジスト24で
覆い、セル領域でフォトレジスト24をマスクとしてセ
ルトランジスタ7のゲート電極9をエッチングにより形
成した後、このフォトレジスト24をこのままマスクと
してイオン注入し、ソース・ドレイン領域8a,8bを
形成できる。このとき、P型不純物拡散層6が形成され
る予定の領域はフォトレジスト24により覆われている
ため、この領域にN型不純物が注入されない。したがっ
て、従来例に比べ、セルトランジスタのゲート電極9を
形成後、セルトランジスタのソース・ドレイン領域8
a,8bを形成するために行うフォトリソグラフィ工程
を削減できるとともに、所望の不純物濃度を有するP型
不純物拡散層6を得られる。
【0053】また、P型不純物拡散層6の不純物濃度が
ソース・ドレイン領域8a,8bの不純物濃度の8倍以
下の半導体記憶装置に本発明を適用した場合、上記効果
は特に顕著となる。
【0054】図11(a)は、本実施形態に係る半導体
装置のNウェル2a、Pウェル3、シリコン酸化膜4a
を、半導体基板1上に複数形成した際の平面図である。
図11(b)は、従来の半導体装置の複数のNウェル3
2a及びPウェル33、シリコン酸化膜34bを半導体
基板31上に形成した際の平面図である。
【0055】図11(a)に示すように、本実施形態を
適用することにより、所定の大きさを要するシリコン酸
化膜4aを形成する総面積が図11(b)に示す従来例
に比べて原則大きくなる。しかし、例えばセル領域と周
辺領域とが同一の基板上に形成された混載素子に本発明
を適用する場合、本実施形態の効果は特に顕著となる。
すなわち、混載素子において通常、セル領域は周辺領域
に比べサイズが小さいため、セル領域のみ形成された記
憶素子に対しシリコン酸化膜4aの占有面積が増大する
影響はほとんどないからである。
【0056】尚、上記実施形態において、第2のゲート
電極材13aとして、ポリシリコン膜を使用した。しか
し、これに限らず、例えばタングステンシリサイド、ま
たはモリブデンシリサイドを使用したり、SALICI
DE(Self-Aligned Silicide process)技術を用いる
こともできる。
【0057】また、上記実施形態において、LOCOS
(Local Oxidation of Silicon)技術を用いて素子分離
絶縁膜4,4aを形成した。しかし、これに限らず、例
えばSTI(Shallow Trench Isolation)技術を用いて
形成することもできる。
【0058】また、図8(b)に示す工程においてセル
トランジスタ7のソース・ドレイン領域8a,8bを形
成する際、ポケットイオン注入と呼ばれるP型の不純物
イオンを注入することもできる。こうすることにより、
セルトランジスタ7のパンチスルーを防ぎ、書き込み特
性を改善することができる。
【0059】また、上記実施形態において、セルトラン
ジスタ7としてN型のMOSFETを使用した。しか
し、P型のMOSFETを使用し、本発明を適用するこ
ともできる。
【0060】その他、本発明の思想の範疇において、当
業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るも
のであり、それら変更例及び修正例についても本発明の
範囲に属するものと了解される。
【0061】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明によれば、
製造工程を削減可能であるとともに、所望の濃度を有す
るP型不純物拡散層を得られる半導体記憶装置及びその
製造方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るフラッシュメモリを示す平面図及
び断面図。
【図2】図1に示すフラッシュメモリの製造工程を示す
断面図。
【図3】図2に続く工程を示す断面図。
【図4】図3に続く工程を示す断面図。
【図5】図4に続く工程を示す断面図。
【図6】図5に続く工程を示す断面図。
【図7】図6に続く工程を示す断面図。
【図8】図7に続く工程を示す断面図。
【図9】図8に続く工程を示す断面図。
【図10】図9に続く工程を示す断面図。
【図11】本発明、従来例のフラッシュメモリの平面
図。
【図12】従来のフラッシュメモリを示す平面図及び断
面図。
【図13】図12に示すフラッシュメモリの製造工程を
示す断面図。
【図14】図13に続く工程を示す断面図。
【図15】図14に続く工程を示す断面図。
【図16】図15に続く工程を示す断面図。
【符号の説明】
1…半導体基板、 2a,2b…Nウェル、 3…Pウェル、 4,4a…シリコン酸化膜、 5…N型不純物拡散層、 6…P型不純物拡散層、 7…セルトランジスタ、 14…周辺トランジスタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 27/115 H01L 27/08 321F 29/788 321N 29/792 321K Fターム(参考) 5F048 AA09 AB01 AB03 AC03 BB05 BB16 BB18 BE02 BE03 BE04 BF02 BF17 BG12 DA01 5F083 EP02 EP23 EP55 EP56 ER22 GA28 JA04 JA36 JA56 MA15 NA02 PR05 PR36 PR42 PR52 ZA05 ZA06 ZA07 5F101 BA29 BA36 BB05 BD14 BD36 BD37 BE07 BH09 BH21

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1導電型の半導体基板表面内に選択的に
    形成された第2導電型の第1のウェルと、 前記第1のウェルの表面内に選択的に形成された第1導
    電型の第2のウェルと、 前記第2のウェルの平面内でメモリセル領域を囲むよう
    に形成され、前記メモリセル領域とその周囲の周辺領域
    とを素子分離する素子分離絶縁膜と、 前記メモリセル領域内に配設されたセルトランジスタ
    と、 前記周辺領域側に位置する前記第1のウェルの表面内に
    形成され、前記第1のウェルに電位を与えるための第2
    導電型の第1のコンタクト層と、 前記周辺領域側に位置する前記第2のウェルの表面内に
    形成され、前記第2のウェルに電位を与えるための第1
    導電型の第2のコンタクト層と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】前記素子分離絶縁膜は、上部に略凹状の溝
    を有することを特徴とする請求項1記載の半導体記憶装
    置。
  3. 【請求項3】前記周辺領域内で前記第1のウェルの外部
    に配設され、周辺回路を構成する周辺トランジスタをさ
    らに具備することを特徴とする請求項1記載の半導体記
    憶装置。
  4. 【請求項4】前記第2のコンタクト層の不純物濃度は、
    前記セルトランジスタのソース・ドレイン領域の不純物
    濃度の8倍より低いことを特徴とする請求項1記載の半
    導体記憶装置。
  5. 【請求項5】第1導電型の半導体基板表面内に第2導電
    型の第1のウェルを形成する工程と、 前記第1のウェルの表面内に第1導電型の第2のウェル
    を形成する工程と、 前記第2のウェルの平面内でセルトランジスタが形成さ
    れるメモリセル領域を囲むように、前記メモリセル領域
    とその周囲の周辺トランジスタが形成される周辺領域と
    を素子分離する素子分離絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセル領域内で前記第2のウェルの表面上に第
    1のゲート絶縁膜、第1の導電膜、第1の絶縁膜を順次
    形成する工程と、 前記周辺領域内であって前記第1のウェルの外部に第2
    のゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記メモリセル領域内の前記第1の絶縁膜上から前記周
    辺領域内の前記第2のゲート絶縁膜上に亘って第2の導
    電膜を形成する工程と、 前記第2の導電膜上に、前記セルトランジスタのゲート
    パターンを有するとともに少なくとも前記周辺領域を覆
    うマスク層を形成する工程と、 前記メモリセル領域に形成された前記第2の導電膜、前
    記第1の絶縁膜、及び前記第1の導電膜を前記マスク層
    をマスクとしてエッチングすることにより、前記セルト
    ランジスタのゲート構造を形成する工程と、 前記マスク層をマスクとして前記半導体基板表面に不純
    物を注入し、前記セルトランジスタのソース・ドレイン
    領域を形成する工程と、 前記周辺トランジスタのゲート構造及びソース・ドレイ
    ン領域を形成する工程と、 前記周辺領域側に位置する前記第1のウェル表面内に第
    2導電型の不純物を注入し、前記第1のウェルに電位を
    与えるための第2導電型の第1のコンタクト層を形成す
    る工程と、 前記周辺領域側に位置する前記第2のウェル表面内に第
    1導電型の不純物を注入し、前記第2のウェルに電位を
    与えるための第1導電型の第2のコンタクト層を形成す
    る工程と、 を具備することを特徴とする半導体記憶装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】前記第1の導電膜を形成後、前記素子分離
    絶縁膜の上部に略凹状の溝が形成されるまで、前記素子
    分離絶縁膜上で前記第1の導電膜を上方からエッチング
    する工程をさらに具備することを特徴とする請求項5記
    載の半導体記憶装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2のコンタクト層の不純物濃度は、
    前記セルトランジスタのソース・ドレイン領域の不純物
    濃度の8倍より低く形成されることを特徴とする請求項
    5記載の半導体記憶装置の製造方法。
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