JP2003029402A - 紫外線硬化性樹脂組成物及びドライフィルム - Google Patents
紫外線硬化性樹脂組成物及びドライフィルムInfo
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- JP2003029402A JP2003029402A JP2001220039A JP2001220039A JP2003029402A JP 2003029402 A JP2003029402 A JP 2003029402A JP 2001220039 A JP2001220039 A JP 2001220039A JP 2001220039 A JP2001220039 A JP 2001220039A JP 2003029402 A JP2003029402 A JP 2003029402A
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Abstract
めっき性に優れ、特にプリント配線板等のソルダーレジ
スト形成用途に好適に用いることができる、希アルカリ
水溶液にて現像可能な紫外線硬化性樹脂組成物を提供す
る。 【解決手段】 A.1分子中にカルボキシル基と2個以
上のエチレン性不飽和基とを有する紫外線硬化性樹脂、
B.1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ
化合物、C.上記構造式(1)で示されるポリペンタエ
リスリトールに、1分子中にカルボキシル基とエチレン
性不飽和基とを有する化合物をエステル結合させた構造
を有する化合物、D.光重合開始剤及びE.希釈剤を含
有する。 【化1】
Description
熱硬化性を有する希アルカリ水溶液で現像可能な紫外線
硬化性樹脂組成物及びこの紫外線硬化性樹脂組成物から
成形されるドライフィルムに関するものであり、特には
んだ耐熱性に優れ、プリント配線板の製造のためのフォ
トソルダーレジストとして好適に用いられるものに関す
るものである。
配線板の導体パターンの微細化、高密度化に伴い、ソル
ダーレジスト形成もより優れた解像性及び寸法精度等を
求められるようになった。そのため今日では、スクリー
ン印刷法に替わり液状のフォトソルダーレジストインク
を用いる方法が行われている。これらフォトソルダーレ
ジストは、一般に、特開昭61−243869号公報、
特開平2−173747号公報、特開平7−72624
号公報、特開平9−235348号公報などに開示され
ているように、ノボラック型エポキシ樹脂あるいはアク
リル系共重合体に不飽和結合基及びカルボキシル基を付
与させた紫外線硬化性樹脂組成物を用いたものである。
な紫外線硬化性樹脂組成物を用いたフォトソルダーレジ
ストインクは、プリント基板上に塗布した後、紫外線等
により必要部位を硬化させ、また不必要部位を現像によ
り除去する。そしてはんだリフロー法等によって、実装
部品を実装するものである。
したフォトソルダーレジストインクの露光時にインクの
塗膜とフォトマスクとを密着させる際には、インクの有
する粘着性によってこのインクがフォトマスクに付着
し、形成されるソルダーレジスト層に欠けが生じてしま
う場合があった。また、耐金めっき性も充分であるとは
いえず、プリント基板上のソルダーレジスト層にて被覆
されていない部分に金めっきを施そうとすると、ソルダ
ーレジスト層に剥離が発生する場合があった。
あり、粘着性が著しく抑制され、かつ硬化物の耐金めっ
き性に優れ、特にプリント配線板等のソルダーレジスト
形成用途に好適に用いることができる、希アルカリ水溶
液にて現像可能な紫外線硬化性樹脂組成物及びこの紫外
線硬化性樹脂組成物からなるドライフィルムを提供する
ことを目的とするものである。
紫外線硬化性樹脂組成物は、 A.1分子中にカルボキシル基と2個以上のエチレン性
不飽和基とを有する紫外線硬化性樹脂、 B.1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ
化合物、 C.下記構造式(1)で示されるポリペンタエリスリト
ールに、1分子中にカルボキシル基とエチレン性不飽和
基とを有する化合物をエステル結合させた構造を有する
化合物、 D.光重合開始剤及び E.希釈剤を含んで成ることを特徴とするものである。
て、化合物Cが、ポリペンタエリスリトールに(メタ)
アクリル酸をエステル結合させた構造を有するものであ
ることを特徴とするものである。
て、化合物Cが、ポリペンタエリスリトール1分子に対
して5〜8分子の(メタ)アクリル酸をエステル結合さ
せた構造を有するものであることを特徴とするものであ
る。
いずれかにおいて、化合物Cを希釈剤E中の有機溶剤を
除外した紫外線硬化性樹脂組成物の成分全量中で0.0
5〜40重量%含有して成ることを特徴とするものであ
る。
ムは、請求項1乃至4のいずれかに記載の紫外線硬化性
樹脂組成物を乾燥することにより得られる被膜を支持体
の表面に形成して成ることを特徴とするものである。
する。尚、本明細書において、(メタ)アクリ−とある
場合は、アクリ−とメタクリ−を総称し、(メタ)アク
リル酸とある場合は、アクリル酸とメタクリル酸を総称
したものである。
子中にカルボキシル基と2個以上のエチレン性不飽和基
とを有する紫外線硬化性樹脂A、1分子中に2個以上の
エポキシ基を有するエポキシ化合物B、上記構造式
(1)で示されるポリペンタエリスリトールに、1分子
中にカルボキシル基とエチレン性不飽和基とを有する化
合物をエステル結合させた構造を有する化合物C、光重
合開始剤D及び希釈剤Eを必須の成分とするものであ
り、特に化合物Cを含有することで、粘着性が著しく低
く、かつ硬化物の耐金めっき性が優れ、特にプリント配
線板製造用のソルダーレジスト形成用途に好適に用いら
れるものである。
有するもののほか、二種以上の構造を有するものが混在
しているものを用いても良い。
ン性不飽和基とを有する化合物としては、アクリル酸、
メタクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、2−アクリロイル
オキシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチ
ルコハク酸、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸、
2−メタクリロイルオキシエチルフタル酸、β−カルボ
キシエチルアクリレート、アクリロイルオキシエチルサ
クシネート、メタクリロイルオキシエチルサクシネー
ト、2−プロペノイックアシッド,3−(2−カルボキ
シエトキシ)−3−オキシプロピルエステル、2−アク
リロイルオキシエチルテトラヒドロフタル酸、2−メタ
クリロイルオキシエチルテトラヒドロフタル酸、2−ア
クリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸、2−メ
タクリロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸等のエ
チレン性不飽和基を1個のみ有するもの、並びにペンタ
エリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトー
ルトリメタクリレート、トリメチロールプロパンジアク
リレート、トリメチロールプロパンジメタクリレート、
ジペンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタ
エリスリトールペンタメタクリレート等のヒドロキシル
基を有する多官能アクリレートや多官能メタクリレート
に二塩基酸無水物を反応させて得られるもののような、
エチレン性不飽和基を複数有するものが挙げられる。
ポリペンタエリスリトールに上記のような1分子中にカ
ルボキシル基とエチレン性不飽和基とを有する化合物を
エステル結合させた構造を有するものであり、好ましく
は、(メタ)アクリル酸をエステル結合させた構造を有
するものである。
(1)に示されるポリペンタエリスリトール1分子に対
して5〜8分子の(メタ)アクリル酸、好ましくはアク
リル酸をエステル結合させた構造を有するものであるこ
とが好ましく、この場合、特に粘着性が低減されると共
に、耐金めっき性が著しく向上する。
が3であるトリペンタエリスリトールである場合には、
このトリペンタエリスリトール1分子に対して、5〜8
分子のアクリル酸をエステル結合させた構造を有するも
のであるトリペンタエリスリトールペンタアクリレー
ト、トリペンタエリスリトールヘキサアクリレート、ト
リペンタエリスリトールヘプタアクリレート、トリペン
タエリスリトールオクタアクリレート等を用いることが
好ましい。
剤を除外した紫外線硬化性樹脂組成物の成分全量中で、
0.05重量%以上であることが好ましく、この場合に
は特に粘着性が低減されると共に、耐金めっき性が著し
く向上する。またこの配合量は40重量%以下であるこ
とが好ましく、この場合乾燥塗膜の表面粘着性が更に低
減される。特に好ましくは0.5〜25重量%であり、
この範囲で最適な結果が得られる。
性不飽和単量体(光重合性単量体)を配合する場合に
は、この光重合性単量体と化合物Cとの総量が、希釈剤
E中の有機溶剤を除外した紫外線硬化性樹脂組成物の成
分全量中で、0.05〜40重量%であることが好まし
いものであり、また特に好ましくはこの配合量を0.5
〜25重量%とするものである。このように光重合性単
量体と化合物Cの配合量を調整すると、乾燥被膜の表面
粘着性と得られるソルダーレジストの物性の良好なバラ
ンスをとることができるものである。
ルボキシル基と2個以上のエチレン性不飽和基とを有す
る紫外線硬化性樹脂について特別な制限はないが、露光
の前における紫外線硬化性樹脂Aに希アルカリ水溶液に
対する溶解、分散又は膨潤性を付与し、また本発明の組
成物の塗膜の露光される部分について、露光の前後で希
アルカリ水溶液に対する溶解、分散又は膨潤性が充分な
変化を生じさせるためには、前記の通り分子中にカルボ
キシル基と2個以上のエチレン性不飽和基とを併有して
いるものでなければならない。紫外線硬化性樹脂Aにお
いてカルボキシル基に由来する酸価は25〜250mg
KOH/gであることが好ましく、特に好ましくは25
〜150mgKOH/gである。なお、エチレン性不飽
和基は、バックボーンポリマーに分子末端に或いは側鎖
として光重合性のエチレン性不飽和基或いは光重合性の
エチレン性不飽和結合を有する基を2個或いは多数導入
したものでよい。
例えばエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体
(a)とその他のエチレン性不飽和単量体(b)とを共
重合させて得られる化合物に、カルボキシル基を有する
エチレン性不飽和化合物(d)と飽和あるいは不飽和酸
無水物(e)とを反応させて得られる紫外線硬化性樹脂
(A−1)、及び1分子中に2個以上のエポキシ基を有
するエポキシ化合物(c)にカルボキシル基を有するエ
チレン性不飽和化合物(d)と飽和あるいは不飽和酸無
水物(e)とを反応させて得られる紫外線硬化性樹脂
(A−2)、酸無水物共重合体(f)とエチレン性不飽
和基を有するアルコール(g)とを反応させて得られる
紫外線硬化性樹脂(A−3)、及びカルボキシル基を有
するエチレン性不飽和化合物(d)とこれと共重合可能
なエチレン性不飽和単量体(b)とを共重合させて得ら
れる化合物に、エポキシ基を有するエチレン性不飽和単
量体(a)を反応させて得られる紫外線硬化性樹脂(A
−4)等を挙げることができ、これらは単独、或いは組
み合わせて用いることが可能である。
チレン性不飽和基とを有する紫外線硬化性樹脂Aのう
ち、(A−1)及び(A−4)で使用される(a)成分
であるエポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体とし
ては、例えばアクリル酸又はメタクリル酸のエポキシシ
クロヘキシル誘導体類、アクリレート又はメタクリレー
トの脂環エポキシ誘導体、及びβ−メチルグリシジルア
クリレート又はβ−メチルグリシジルメタクリレート等
を挙げることができこれらは単独で又は組み合わせて用
いることができる。特に、汎用されて入手が容易なグリ
シジルアクリレート又はグリシジルメタクリレートを用
いるのが好ましい。(A−1)及び(A−4)で使用さ
れる(b)成分であるエチレン性不飽和単量体として
は、上記(A−1)においては(a)成分とまた(A−
4)においては(d)成分とそれぞれ共重合可能なエチ
レン性不飽和単量体であればよく、光硬化性の調整及び
硬化膜物性の調整のために必要に応じて併用されるが、
特に直鎖又は分岐の脂肪族、芳香族、あるいは脂環族
(但し、環中に一部不飽和結合を有してもよい)のアク
リル酸エステル又はメタクリル酸エステル、ヒドロキシ
アルキルアクリレート又はヒドロキシアルキルメタクリ
レート、アルコキシアルキルアクリレート又はアルコキ
シアルキルメタクリレート、ベンジルアクリレート又は
ベンジルメタクリレート等、並びにN−フェニルマレイ
ミド、N−シクロヘキシルマレイミド等のN−置換マレ
イミド類等が挙げられ、これらはそれぞれ単独で又は併
せて用いることができる。これら(b)成分は紫外線硬
化性樹脂の被膜硬度及び油性の調節、並びに最終的に形
成されるレジストの硬度の調節が容易である等の点で特
に好適である。
1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ化合
物としては、適宜のエポキシ樹脂や重合系エポキシ化合
物等を単独で又は組み合わせて用いることができる。特
に、トリグリシジルイソシアヌレート、YX4000
(油化シェルエポキシ社製)、フェノールノボラック型
エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂及びビスフェノールA
−ノボラック型エポキシ樹脂等が望ましく、これらはそ
れぞれ単独で又は併せて用いることができる。
使用される(d)成分であるカルボキシル基を有するエ
チレン性不飽和単量体としては、例えばアクリル酸、メ
タクリル酸、クロトン酸、桂皮酸、2−アクリロイルオ
キシエチルコハク酸、2−メタクリロイルオキシエチル
コハク酸、2−アクリロイルオキシエチルフタル酸、2
−メタクリロイルオキシエチルフタル酸、β−カルボキ
シエチルアクリレート、アクリロイルオキシエチルサク
シネート、メタクリロイルオキシエチルサクシネート、
2−プロペノイックアシッド,3−(2−カルボキシエ
トキシ)−3−オキシプロピルエステル、2−アクリロ
イルオキシエチルテトラヒドロフタル酸、2−メタクリ
ロイルオキシエチルテトラヒドロフタル酸、2−アクリ
ロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸、2−メタク
リロイルオキシエチルヘキサヒドロフタル酸等のエチレ
ン性不飽和基を1個のみ有するもの、並びにペンタエリ
スリトールトリアクリレート、ペンタエリスリトールト
リメタクリレート、トリメチロールプロパンジアクリレ
ート、トリメチロールプロパンジメタクリレート、ジペ
ンタエリスリトールペンタアクリレート、ジペンタエリ
スリトールペンタメタクリレート等のヒドロキシル基を
有する多官能アクリレートや多官能メタクリレートに二
塩基酸無水物を反応させて得られるもののような、エチ
レン性不飽和基を複数有するものが挙げられ、これらを
それぞれ単独で、又は併せて用いることができる。これ
らの中でもカルボキシル基を1個のみ有するものが好ま
しく、特にアクリル酸又はメタクリル酸を単独又は併せ
て用いる場合やアクリル酸若しくはメタクリル酸又はこ
れらの混合物を主成分とするのが好ましい。すなわち、
アクリル酸やメタクリル酸により導入されるエチレン性
不飽和基は光反応性に優れるので、カルボキシル基を有
するエチレン性不飽和単量体(d)としてアクリル酸や
メタクリル酸を用いるのが好ましいものである。
(e)成分である飽和あるいは不飽和酸無水物として
は、例えば、無水コハク酸、無水メチルコハク酸、無水
マレイン酸、無水シトラコン酸、無水グルタル酸、無水
イタコン酸、無水フタル酸、テトラヒドロ無水フタル
酸、メチルテトラヒドロ無水フタル酸、無水メチルナジ
ック酸、ヘキサヒドロ無水フタル酸、メチルヘキサヒド
ロ無水フタル酸等の二塩基酸無水物、及び無水トリメリ
ット酸、無水ピロメリット酸、無水ベンゾフェノンテト
ラカルボン酸、メチルシクロヘキセンテトラカルボン酸
無水物等の三塩基酸以上の酸無水物が挙げられ、これら
は単独で又は組み合わせて用いることができる。
有するエチレン性不飽和単量体(a)の含有率は、共重
合体の製造に用いられる重合性単量体成分全量中で40
〜95モル%の範囲であることが好ましい。これが40
モル%以上であることで、十分な光硬化性を得ると共
に、パターン形成工程において良好な感度や解像性が得
られ、また最終的に形成されるソルダーレジストのはん
だ耐熱性を更に向上することができる。特に好ましい範
囲は50〜95モル%であり、この範囲では形成される
ソルダーレジストが特に優れたはんだ耐熱性及び耐電蝕
性を示す。
(a)と(b)とを反応させて得られる共重合体は、公
知の重合方法例えば溶液重合、エマルジョン重合等によ
り得られる。溶液重合で行う場合を例にすると、上記
(a)成分と(b)成分からなるエチレン性不飽和単量
体の混合物を適当な有機溶剤中で、重合開始剤を添加
し、窒素雰囲気下で加熱攪拌する方法や共沸重合法等に
より重合を行う。
ケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、及びトルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、及び酢酸エチル、
酢酸ブチル、セロソルブアセテート、ブチルセロソルブ
アセテート、ブチルカルビトールアセテート、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテルアセテート等の酢酸エ
ステル類、及びジアルキルグリコールエーテル類等が挙
げられ、これらは単独で又は混合して用いることができ
る。
えばジイソプロピルベンゼンハイドロパーオキサイド等
のハイドロパーオキサイド類、ジクミルパーオキサイ
ド、2,5−ジメチル−2,5−ジ−(t−ブチルパー
オキシ)−ヘキサン等のジアルキルパーオキサイド類、
イソブチリルパーオキサイド等のジアシルパーオキサイ
ド類、メチルエチルケトンパーオキサイド等のケトンパ
ーオキサイド類、t−ブチルパーオキシビバレート等の
アルキルパーエステル類、ジイソプロピルパーオキシジ
カーボネート等のパーオキシジカーボネート類、アゾビ
スイソブチロニトリル等のアゾ化合物類が挙げられこれ
らは単独で又は組み合わせて用いることができる。ま
た、前記重合開始剤としてレドックス系の開始剤を使用
してもよい。
おいて、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量
体(d)の配合量は、(A−1)では上記共重合体につ
いて、又(A−2)ではエポキシ化合物(c)につい
て、存在するエポキシ基1モルあたり(d)成分に存在
するカルボキシル基が0.7〜1.2モルになるような
量であることが好ましく、特に好ましくは0.9〜1.
1モルの範囲とするものである。この範囲において紫外
線硬化性樹脂中におけるエポキシ基の残存量を特に低減
して、予備乾燥程度の弱い熱乾燥条件下での熱硬化反応
を抑制し、露光後の現像性の低下を防止することができ
ると共に未反応のカルボキシル基を有するエチレン性不
飽和単量体(d)の残存を抑制することができる。
おいて、(e)成分は、紫外線硬化性樹脂に酸価を与
え、希アルカリ水溶液による再分散、再溶解性をもたせ
ることを主たる目的として使用される。その使用量は、
該酸無水物を付加してなる紫外線硬化性樹脂の酸価が2
5〜150mgKOH/gの範囲になるように選択する
ことが好ましい。酸価が25mgKOH/g以上とする
ことで良好な現像性を得ることができ、またこれが15
0mgKOH/g以下とすることで熱硬化後のレジスト
中の残存カルボキシル基を低減し、ソルダーレジストの
良好な電気特性、耐電蝕性及び耐水性等を維持できる。
特に酸価が40〜100mgKOH/gである場合に最
適な効果が得られる。
おいて、カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量
体(d)及び飽和又は不飽和の酸無水物(e)の付加反
応は、公知の方法を用いて行うことができる。例えば、
カルボキシル基を有するエチレン性不飽和単量体(d)
の付加反応は、上記共重合体の溶剤溶液に熱重合禁止剤
としてハイドロキノンもしくはハイドロキノンモノメチ
ルエーテル等及び触媒としてベンジルジメチルアミン、
トリエチルアミン等の第3級アミン類、トリメチルベン
ジルアンモニウムクロライド、メチルトリエチルアンモ
ニウムクロライド等の第4級アンモニウム塩類もしくは
トリフェニルスチビン等を加え撹拌混合し、常法によ
り、好ましくは60〜150℃、特に好ましくは80〜
120℃の反応温度で反応させる。飽和又は不飽和多塩
基酸無水物(e)の付加反応も、上記と同様の方法で行
うことができる。
水物共重合体(f)としては、例えば、無水マレイン酸
とエチレン性不飽和単量体との共重合体、例えば、スチ
レン−マレイン酸共重合体(例えばアトケム社製SMA
シリーズ等)、メチルビニルエーテル−無水マレイン酸
共重合体(例えば、ISP社製ガントレットANシリー
ズ等)、(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸
共重合体、アルファオレフィン−無水マレイン酸共重合
体、無水マレイン酸−無水イタコン酸−その他の不飽和
単量体の共重合体、または無水マレイン酸−その他の不
飽和単量体の共重合体が挙げられ、これらは単独でも組
み合わせても使用できる。
基を有するアルコール(g)としては、2−ヒドロキシ
エチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル
(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メ
タ)アクリレート、ペンタエリスリトールジ(メタ)ア
クリレート、トリメチロールエタンジ(メタ)アクリレ
ート、トリメチロールプロパンジ(メタ)アクリレー
ト、グリセリン−1,3−ジ(メタ)アクリレート、ト
リメチロールメタンジ(メタ)アクリレート等が例示さ
れ、これらはそれぞれ単独で又は併せて用いられる。成
分(f)に反応させる(g)の割合は任意の範囲をとる
ことができる。また、これらと併せて不飽和基を有さな
いアルコールを用いてもよい。なお、生成される(A−
3)中に無水カルボン酸が残らないようにすることが望
ましい。例えば、上記アルコール類等の使用量を調節す
ることで無水カルボン酸が残らないようにすることが可
能となる。上記(f)と(g)の反応方法としては、例
えば、エーテル類や芳香族炭化水素類等の適当な溶媒中
で加熱することで得られる。この反応を行う場合、上記
の触媒や重合禁止剤を用いることもできる。
(d)とを反応させて得られる共重合体は、公知の重合
方法、例えば(A−1)の製造に用いたものと同様な方
法を用いて得ることができる。また、この共重合体に、
エポキシ基を有するエチレン性不飽和単量体(a)を付
加させる反応も公知の方法を用いることができ、例えば
(A−1)及び(A−2)の製造における(d)成分や
(e)成分の付加反応に用いた方法を採ることができ
る。なお、(A−4)の製造において、エポキシ基を有
するエチレン性不飽和単量体(a)の使用量は、製造さ
れた(A−4)中にカルボキシル基を残して、充分な酸
価が残存する量でなければならない。
えば(A−1)乃至(A−4))に関しては、単独或い
は組み合わせて使用できるが、その配合量は、紫外線硬
化性樹脂組成物の良好な感度及び作業特性並びに最終的
に形成されるレジストの良好な物性を確保するために、
同時に配合される希釈剤E中の有機溶剤を除外した紫外
線硬化性樹脂組成物の成分全量中で10〜80重量%で
あることが望ましい。
エポキシ化合物Bとしては、溶剤難溶性エポキシ化合
物、汎用の溶剤可溶性エポキシ化合物等が挙げられ、こ
れらは単独で又は組み合わせて用いることができる。特
に、トリグリシジルイソシアヌレート、YX4000
(油化シェルエポキシ社製)、フェノールノボラック型
エポキシ樹脂、クレゾールノボラック型エポキシ樹脂、
ビスフェノールA型エポキシ樹脂及びビスフェノールA
−ノボラック型エポキシ樹脂等が望ましい。紫外線硬化
性樹脂組成物中におけるB成分の配合量は、同時に配合
される希釈剤E中の有機溶剤を除外した紫外線硬化性樹
脂組成物の成分全量中で0.1〜50重量%であること
が望ましく、0.1重量%以上とすることで硬化塗膜の
耐はんだ性、耐めっき性等を更に向上することができ、
また50重量%以下とすることで現像性を更に向上する
ことができる。
インとそのアルキルエーテル類、アセトフェノン、2,
2−ジメトキシ−2−フェニルアセトフェノン等のアセ
トフェノン類、2−メチルアントラキノン等のアントラ
キノン類、2,4−ジメチルチオキサントン等のチオキ
サントン類、アセトフェノンジメチルケタール等のケタ
ール類、ベンゾフェノン、4−ベンゾイル−4’−メチ
ルジフェニルスルフィド等のベンゾフェノン類又はキサ
ントン類、2−メチル−1−[4−(メチルチオ)フェ
ニル]−2−モルフォリノ−プロパン−1−オン等の窒
素原子を含むもの、及び2,4,6−トリメチルベンゾ
イルジフェニルホスフィンオキシド等が挙げられ、これ
らは安息香酸系又はp−ジメチルアミノ安息香酸エチル
エステル、p−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエス
テル、2−ジメチルアミノエチルベンゾエート等の第三
級アミン系等の公知の光重合促進剤及び増感剤等と併用
しても良い。これらの光重合開始剤は各々単独で又は適
宜互いに組み合わせて配合される。
−ジエチルアミノ−4−メチルクマリン等のクマリン誘
導体、その他カルボシアニン色素系、キサンテン色素系
等を適宜選択することもでき、また本発明の紫外線硬化
性樹脂組成物を可視光又は近赤外線硬化性のものとする
ことができるが、紫外線硬化性を有する限りにおいてこ
れらを用いたものも含まれる。
開始剤Dの配合量は、光硬化性と得られるソルダーレジ
ストの物性の良好なバランスを得るために、同時に配合
される希釈剤E中の有機溶剤を除外した紫外線組成物の
成分全量中で0.1〜30重量%であることが望まし
い。
機溶剤を単独で又は併せて使用することができる。上記
光重合性単量体として、例えば、2−ヒドロキシエチル
アクリレート等の単官能アクリレート、並びにジエチレ
ングリコールジアクリレート、トリメチロールプロパン
ジアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレ
ート、ペンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタ
エリスリトールテトラアクリレート、ジペンタエリスリ
トールペンタアクリレート、ジペンタエリスリトールヘ
キサアクリレート等の多官能アクリレート或いはこれら
に対応するメタクリレートが挙げられる。光重合性単量
体は各々単独であるいは適宜互いに組み合わせて使用す
ることができる。任意成分としてこれらの光重合性単量
体を使用する場合、その好適配合量の範囲は0.05〜
40重量%である、また既述のようにこの光重合性単量
体と化合物Cとの総量が、希釈剤E中の有機溶剤を除外
した紫外線硬化性樹脂組成物の成分全量中で、0.05
〜40重量%、特に0.5〜25重量%であることが好
ましいものである。
ノール、プロピルアルコール、イソプロピルアルコー
ル、ヘキサノール、エチレングリコール等の直鎖、分
岐、2級あるいは多価のアルコール類、及びメチルエチ
ルケトン、シクロヘキサノン等のケトン類、及びトルエ
ン、キシレン等の芳香族炭化水素類、スワゾールシリー
ズ(丸善石油化学社製)、ソルベッソシリーズ(エクソ
ン・ケミカル社製)等の石油系芳香族系混合溶剤及びセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ等のセロソルブ類、及びカ
ルビトール、ブチルカルビトール等のカルビトール類、
及びプロピレングリコールメチルエーテル等のプロピレ
ングリコールアルキルエーテル類、及びジプロピレング
リコールメチルエーテル等のポリプロピレングリコール
アルキルエーテル類、及び酢酸エチル、酢酸ブチル、セ
ロソルブアセテート等の酢酸エステル類、及びジアルキ
ルグリコールエーテル類等が挙げられ、これらは各々単
独であるいは適宜互いに組み合わせて使用することがで
きる。
A等を希釈し、塗布し易い状態にすると共に酸価を調整
し、光重合性を与える。また、上記有機溶剤は、紫外線
硬化性樹脂A等を溶解、希釈し、液状として塗布可能に
すると共に乾燥により造膜させる。
の光重合性を有する成分は紫外線硬化性樹脂組成物に必
ずしも配合する必要はないが、配合する場合におけるそ
の合計量は、希釈剤Eとして同様に配合されている有機
溶剤を除外した紫外線硬化性樹脂組成物の成分全量中で
50重量%以下であることが望ましく、これにより、乾
燥塗膜の表面粘着性が強くなり過ぎるのを抑制して、パ
ターンを描いたネガマスクを乾燥した塗膜表面に直接当
てがって露光するときにネガマスクの汚損等を防止する
ことができる。
Eとして用いられる有機溶剤は本発明の希アルカリ水溶
液で現像可能な紫外線硬化性樹脂組成物の必須成分であ
り、仮乾燥時に速やかに揮散し、乾燥塗膜に残存しない
ように選択する必要がある。紫外線硬化性樹脂組成物中
における有機溶剤の配合量は、特に限定するものではな
いが、組成物の成分全量中で5〜99.5重量%配合す
ることが望ましく、これにより紫外線硬化性樹脂組成物
の良好な塗布性を維持することができる。尚、その好適
な配合量は塗布方法により異なるので、該塗布方法に応
じて適宜調節する必要がある。
記各成分の他に、例えばカプロラクタム、オキシム、マ
ロン酸エステル等でブロックされたトリレンジイソシア
ネート、モルホリンジイソシアネート、イソホロンジイ
ソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート系のブ
ロックドイソシアネート、及びメラミン、n−ブチル化
メラミン樹脂、イソブチル化メラミン樹脂、ブチル化尿
素樹脂、ブチル化メラミン尿素共縮合樹脂、ベンゾグア
ナミン系共縮合樹脂等のアミノ樹脂等の熱硬化成分、及
び紫外線硬化性エポキシアクリレート又は紫外線硬化性
エポキシメタクリレート、例えばビスフェノールA型、
フェノールノボラック型、クレゾールノボラック型、脂
環型エポキシ樹脂にアクリル酸又はメタクリル酸を付加
したもの、ジアリルフタレート樹脂、フェノキシ樹脂、
メラミン樹脂、ウレタン樹脂、フッ素樹脂等の高分子化
合物を適宜加えることができる。
要に応じて、エポキシ樹脂硬化剤及び硬化促進剤類、充
填剤及び着色剤、シリコーンやアクリレート共重合体、
レベリング剤、及びシランカップリング剤等の密着性付
与剤、チクソトロピー剤、重合禁止剤、ハレーション防
止剤、難燃剤、消泡剤、酸化防止剤等の各種添加剤及び
分散安定性を向上させるための界面活性剤や高分子分散
剤等を数重量部加えても良い。
ば、各配合成分及び添加剤等を三本ロール、ボールミ
ル、サンドミル等を用いる公知の混練方法によって調製
される。その場合に、上記A〜Eの成分の内の一部、例
えばE成分の一部及びB成分を予め混合して分散させて
おき、これとは別にA、D、E及びC成分の一部を予め
混合して分散させておき、使用時に本発明の紫外線硬化
性樹脂組成物の配合組成になるように混合調製する方法
を採っても良い。上記紫外線硬化性樹脂組成物をレジス
トインクとして使用して基板上へレジストパターンを形
成する方法は特に限定されない。その中で最も一般的な
方法を例示すれば以下の通りである。
(レジストインク)を浸漬法、スプレー、スピンコータ
ー、ロールコーター、カーテンコーター又はスクリーン
印刷等により塗布した後、希釈剤たる有機溶剤を揮発さ
せるために例えば60〜120℃で予備乾燥を行なう。
次にパターンを描いたネガマスクを乾燥した塗膜表面に
直接又は間接的に当てがい、ケミカルランプ、低圧水銀
灯、中圧水銀灯、高圧水銀灯、超高圧水銀灯、キセノン
ランプ又はメタルハライドランプ等を用いて紫外線を照
射した後、現像によりパターンを形成し、さらに例えば
120〜180℃で30〜90分程度の加熱によりエポ
キシ化合物を硬化させることでレジストの被膜強度、硬
度及び耐薬品性等を向上させるのである。
しては、炭酸ナトリウム水溶液、炭酸カリウム水溶液、
炭酸アンモニウム水溶液、炭酸水素ナトリウム水溶、炭
酸水素カリウム水溶液、炭酸水素アンモニウム水溶液、
水酸化ナトリウム水溶液、水酸化カリウム水溶液、水酸
化アンモニウム水溶液、水酸化リチウム水溶液などを例
示することができる。また、上記アルカリ以外でもモノ
エタノールアミン、ジエタノールアミン、トリエタノー
ルアミン、モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパ
ノールアミン、トリイソプロパノールアミン等の有機ア
ミンを使用することができ、これらは、単独でも組み合
わせても用いることができる。このアルカリ溶液の溶媒
としては、水単独のみならず、例えば水と低級アルコー
ル類等の親水性のある有機溶媒の混合物を用いることも
可能である。
支持体の表面に成膜していわゆるドライフィルムレジス
トとし、支持体とドライフィルムレジストとからなるド
ライフィルムを形成することもできる。この場合、膜の
厚さは10〜100μmとすることが好ましく、支持体
としては好ましくはポリエチレンテレフタレート等の厚
さ5〜100μmのフィルムが用いられる。紫外線硬化
性樹脂組成物の被膜は好ましくは支持体フィルム上に紫
外線硬化性樹脂組成物を塗布乾燥等することにより形成
される。
が、本発明はこれに限定されるものではない。尚、下記
に示される「部」及び「%」は、全て重量基準である。
置換用ガラス管及び攪拌機を取り付けた四つ口フラスコ
に、グリシジルメタクリレート70部、メチルメタクリ
レート30部、カルビトールアセテート100部、ラウ
リルメルカプタン0.2部、アゾビスイソブチロニトリ
ル3部を加え、窒素気流下で加熱、攪拌しつつ80℃に
おいて5時間重合を行い、50%共重合体溶液を得た。
次に、上記50%共重合体溶液に、ハイドロキノン0.
05部、アクリル酸37部、ジメチルベンジルアミン
0.2部、を加えて100℃で24時間付加反応を行
い、続いて、無水テトラヒドロフタル酸45部、カルビ
トールアセテート79部を加え、100℃で3時間反応
させ、上記(A−1)成分に相当する紫外線硬化性樹脂
の50%溶液(A−1−1)を得た。
本インキ化学工業株式会社製のクレゾールノボラック型
樹脂、エポキシ当量214)214部をカルビトールア
セテート60部に溶解させたものに、攪拌しながらアク
リル酸74部、ハイドロキノン0.1部及びジメチルベ
ンジルアミン0.7部を加え、常法により90〜100
℃で24時間反応させた。この反応液にカルビトールア
セテート95部を加え、攪拌し、エポキシアクリレート
溶液を得た。続いて、テトラヒドロフタル酸無水物76
部、およびカルビトールアセテート87部を加えて10
0℃で3時間反応させ、上記(A−2)成分に相当する
紫外線硬化性樹脂の50%溶液(A−2−1)を得た。
記合成例で生成された紫外線硬化性樹脂溶液に、表1に
示す各配合組成の配合成分を3本ロールで混練し、実施
例1乃至10及び比較例1,2の希アルカリ水溶液で現
像可能な液状紫外線硬化性樹脂組成物を得た。各紫外線
硬化性樹脂組成物及びそれにより最終的にソルダーレジ
ストの形成されたプリント配線板の各性能を下記の試験
方法で評価した。
エポキシ社製のエポキシ化合物 (注2)エポキシ当量100の日産化学工業社製のトリ
グリシジルイソシアヌレート (注3)エポキシ当量214の大日本インキ化学工業社
製のクレゾールノボラック型樹脂 (注4)トリペンタエリスリトールのアクリル酸エステ
ル、広栄化学工業社製の「TPEA」 (注5)チバガイギー社製の光重合開始剤 (注6)モンサント社製のレベリング剤 (注7)丸善石油社製の芳香族系溶剤 各紫外線硬化性樹脂組成物により製造されるプリント配
線板の性能を確認するため、順次下記(I)から(V)の工程
を経ることによりテストピースを作成した。
スエポキシ基材からなる銅張積層板及びこれを予めエッ
チングしてパターンを形成しておいたプリント配線基板
の全面にスクリーン印刷により塗布し、基板表面にレジ
ストインク層を形成させた。
揮発させるために80℃で予備乾燥を20分行ない、膜
厚20μmの乾燥塗膜を得た。
当てがうとともに各紫外線硬化性樹脂組成物における最
適露光量の紫外線を照射し、基板表面上の乾燥塗膜の選
択的露光を行った。
ている部分を、炭酸ナトリウム水溶液を現像液として現
像することにより除去し、基板上に露光硬化された乾燥
塗膜のパターンを形成させた。
ンが形成されている基板を150℃で30分間加熱し、
乾燥塗膜の硬化を行い、テストピースを得た。
以下の評価を行った。結果を表6,7に示す。
クパターンによって形成されるレジストパターンの形成
状態を観察した。
樹脂残り又は欠落があった。 ○:パターンは形成されるが、線間、線幅の一定性にわ
ずかにむらがあった。 ◎:シャープなパターンを得ることができた。
面に直接当てがうとともに各紫外線硬化性樹脂組成物に
おける最適露光量の紫外線を照射した後、パターンを描
いたマスクを取り外すときの粘着の状態及び乾燥塗膜の
指触粘着性を、下記の評価基準により評価した。 ×:マスクを取り外すことが困難で、無理に剥すとマス
クパターンが毀損した。指触によっても顕著な粘着を感
じた。 △:マスクを取り外す際にわずかに剥離抵抗を感じると
共に、乾燥塗膜上にマスクの貼付痕が認められた。ま
た、指触によってもわずかな粘着を感じた。 ○:マスクを取り外した際には粘着を感じなかったが、
乾燥塗膜上にマスクのかすかな貼付痕が認められた。ま
た、指触によってもかすかに粘着を感じた。 ◎:マスクを取り外した際に全く剥離抵抗を感じず、貼
付痕もなかった。また、指触によっても全く粘着を感じ
なかった。
JIS K 5400に準拠して測定して評価した。
スに碁盤目状にクロスカットを入れ、次いでセロハン粘
着テープによるピーリング試験後の剥がれの状態を目視
により次の基準に従い判定した。 ◎:100個のクロスカット部分のうちの全てに全く変
化が見られない。 ○:100個のクロスカット部分のうち1箇所に僅かに
浮きを生じた。 △:100個のクロスカット部分のうち2〜10箇所に
剥がれを生じた。 ×:100個のクロスカット部分のうち11〜100箇
所に剥がれを生じた。
ンケミカル社製の水溶性フラックス)を用い、まずテス
トピースにフラックスを塗布し、次いでこれを260℃
の溶融はんだ浴に15秒間浸漬し、その後水洗した。こ
のサイクルを1回あるいは5回おこなった後の表面白化
の程度を観察した。また、クロスカットによるセロハン
粘着テープ剥離試験をJIS D 0202に準拠して
行い、密着状態の変化を観察した。
れ又は剥離を生じた。 △:テープ剥離時にクロスカット部分に剥離が生じた。 ○:テープ剥離時にクロスカット部分に僅かに剥離が生
じた。 ◎:クロスカット部分の剥離を生じなかった。
−トリクロロエタン中に浸漬し、基板を観察して評価し
た。
察して評価した。
を用いて、テストピースのめっきを行い、めっきの状態
及び塗膜の密着状態を観察した。
る。 ◎:外観の変化、テープ剥離時の剥離、めっきの潜り込
みのいずれについても全くなかった。 ○:外観変化はなく、テープ剥離時においても剥離も生
じなかったが。レジスト の末端部分において、極めてわずかながら、めっきの潜
り込みがみられた。 △:外観変化はないが、テープ剥離時に一部剥離が見ら
れるもの。 ×:塗膜の浮きが見られ、テープ剥離時に剥離が見られ
るもの。
Bクーポンを用い、上記の条件で評価基板を作製し、く
し電極にDC100Vのバイアス電圧を印加し、40
℃、90%R.H.の条件下にて500時間後のマイグ
レーションの有無を確認して評価した。
紫外線硬化性樹脂組成物では、比較例1,2のものより
も、乾燥被膜の粘着性が低減され、且つ耐金めっき性が
向上した。また他の性能評価でも良好な結果が得られ
た。
外線硬化性樹脂組成物は、A.1分子中にカルボキシル
基と2個以上のエチレン性不飽和基とを有する紫外線硬
化性樹脂、B.1分子中に2個以上のエポキシ基を有す
るエポキシ化合物、C.上記構造式(1)で示されるポ
リペンタエリスリトールに、1分子中にカルボキシル基
とエチレン性不飽和基とを有する化合物をエステル結合
させた構造を有する化合物、D.光重合開始剤及びE.
希釈剤を含むため、その乾燥被膜は粘着性が低減され、
かつ硬化物は耐金めっき性に優れるものであり、特にプ
リント配線板のソルダーレジスト用途に好適に用いるこ
とができるものである。
て、化合物Cが、ポリペンタエリスリトールに(メタ)
アクリル酸をエステル結合させた構造を有するため、そ
の乾燥被膜は粘着性が著しく低減され、かつ硬化物は更
に優れた耐金めっき性を有するものである。
て、化合物Cが、ポリペンタエリスリトール1分子に対
して5〜8分子の(メタ)アクリル酸をエステル結合さ
せた構造を有するものであるため、その乾燥被膜は粘着
性が著しく低減され、かつ硬化物は更に優れた耐金めっ
き性を有するものである。
いずれかにおいて、化合物Cを希釈剤E中の有機溶剤を
除外した紫外線硬化性樹脂組成物の成分全量中で0.0
5〜40重量%含有するため、その乾燥被膜は粘着性が
著しく低減され、かつ硬化物は更に優れた耐金めっき性
を有するものである。
ムは、請求項1乃至4のいずれかに記載の紫外線硬化性
樹脂組成物を乾燥することにより得られる被膜を支持体
の表面に形成するため、その乾燥被膜は粘着性が低減さ
れ、かつ硬化物は耐金めっき性に優れるものであり、特
にプリント配線板のソルダーレジスト用途に好適に用い
ることができるものである。
Claims (5)
- 【請求項1】 A.1分子中にカルボキシル基と2個以
上のエチレン性不飽和基とを有する紫外線硬化性樹脂、 B.1分子中に2個以上のエポキシ基を有するエポキシ
化合物、 C.下記構造式(1)で示されるポリペンタエリスリト
ールに、1分子中にカルボキシル基とエチレン性不飽和
基とを有する化合物をエステル結合させた構造を有する
化合物、 D.光重合開始剤及び E.希釈剤を含んで成ることを特徴とする紫外線硬化性
樹脂組成物。 【化1】 - 【請求項2】 化合物Cが、ポリペンタエリスリトール
に(メタ)アクリル酸をエステル結合させた構造を有す
るものであることを特徴とする請求項1に記載の紫外線
硬化性樹脂組成物。 - 【請求項3】 化合物Cが、ポリペンタエリスリトール
1分子に対して5〜8分子の(メタ)アクリル酸をエス
テル結合させた構造を有するものであることを特徴とす
る請求項2に記載の紫外線硬化性樹脂組成物。 - 【請求項4】 化合物Cを希釈剤E中の有機溶剤を除外
した紫外線硬化性樹脂組成物の成分全量中で0.05〜
40重量%含有して成ることを特徴とする請求項1乃至
3のいずれかに記載の紫外線硬化性樹脂組成物。 - 【請求項5】 請求項1乃至4のいずれかに記載の紫外
線硬化性樹脂組成物を乾燥することにより得られる被膜
を支持体の表面に形成して成ることを特徴とするドライ
フィルム。
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