JP2003027024A - スポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物 - Google Patents

スポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着剤組成物

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JP2003027024A JP2001216660A JP2001216660A JP2003027024A JP 2003027024 A JP2003027024 A JP 2003027024A JP 2001216660 A JP2001216660 A JP 2001216660A JP 2001216660 A JP2001216660 A JP 2001216660A JP 2003027024 A JP2003027024 A JP 2003027024A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ウエットスーツ、スポーツグッズ等のスポンジ
とジャージの接着において、従来のラテックス系接着剤
では達成できなかった良好な作業性と接着物性を満足さ
せるクロロプレンゴムラテックス接着剤組成物を提供す
る。 【解決手段】スルホン酸塩型又は硫酸エステル塩型乳化
剤を用いて乳化重合したクロロプレンゴムラテックス1
00重量部(固形分換算)に対し、ポリイソシアネート
化合物を1〜20重量部配合してなる接着剤組成物であ
って、B型粘度計によりNo.4ローター、60rp
m、60秒、23℃の条件下で測定された接着剤組成物
の粘度が1500〜9000mPa・s、かつ接着剤組
成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分比率5
5%〜70%であるスポンジ及びジャージ接着用クロロ
プレンゴムラテックス接着剤組成物を製造し、用いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、クロロプレンゴム
ラテックス接着剤組成物に関し、更に詳しくは、スポン
ジとナイロン又はポリエステル等から作られるジャージ
との接着に対し良好な接着性を発揮するクロロプレンゴ
ムラテックス接着剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ウェットスーツ、サポーター等のスポー
ツグッズやスポーツシューズ等の靴の製造において、各
種スポンジとナイロン又はポリエステル等からなるジャ
ージの接着が行われている。従来、これらの接着におい
て、クロロプレンゴム等をベースとした溶剤系接着剤が
用いられてきた。しかしながら、これらの接着剤に使用
される有機溶剤の揮散が、作業者の健康障害、あるいは
作業場の火災等を引き起こす原因となっており、このよ
うな心配のないラテックス系接着剤が切望されて来た。
【0003】クロロプレン単量体の重合体及び/又はク
ロロプレン単量体とアクリル酸、メタクリル酸の如きカ
ルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体ラテックス
を製造する方法、及びそれを用いた接着剤組成物につい
ては、特開昭61−12710号、特開昭62−257
918号、特開平9−3423号等で知られている。
【0004】また、ウエットスーツ等のクロロプレンゴ
ムスポンジとナイロンジャージの接着におけるラテック
ス系接着剤組成物に関する特許としては、例えば特開2
000−104028号,特開2001−89737号
等があるが、特開2000−104028号ではジャー
ジへの接着剤組成物の染み込み性が制御されておらず、
ジャージやスポンジの種類によっては接着物性としては
不十分である。例えば、接着物性が低めになる硬度の高
いスポンジ等を用いると接着剤のジャージへの染み込み
の影響が大きく現れ、接着物性としては実用上問題があ
る。また特開2001−89737号では、接着剤とし
てロジン酸アルカリ金属塩を乳化剤として用いたクロロ
プレンゴムラテックスを接着剤として使用しているため
ラテックス安定性や接着剤組成物の配合安定性が悪く、
接着剤をスポンジ表面に塗布する場合、ゴムの析出や粘
度上昇、過度の発泡等が生じやすく接着剤としてのポッ
トライフが短いという課題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、従来のク
ロロプレンゴムテックス系接着剤では接着強度が不十分
であるという問題があった。
【0006】本発明は、上記した問題点に鑑みてなされ
たものであり、その目的は、従来のクロロプレンゴムラ
テックス系接着剤では十分な接着強度が得られなかった
各種スポンジとナイロン又はポリエステル等からなるジ
ャージの接着を可能にするクロロプレンゴムラテックス
接着剤組成物を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、このよう
な背景の下、上記課題を解決するため鋭意検討した結
果、本発明を完成させるに至った。即ち本発明は、スル
ホン酸塩型又は硫酸エステル塩型乳化剤を用いて乳化重
合したクロロプレンゴムラテックスにおいて、その固形
分であるクロロプレンゴムが、クロロプレン単量体の重
合体又はクロロプレン単量体と共重合可能なエチレン性
不飽和単量体との共重合体であるクロロプレンゴムラテ
ックス100重量部(固形分換算)に対し、ポリイソシ
アネート化合物を1〜20重量部配合してなる接着剤組
成物であって、B型粘度計によりNo.4ローター、6
0rpm、60秒、23℃の条件下で測定された接着剤
組成物の粘度が1500〜9000mPa・sの範囲に
あり、かつ接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテック
スの固形成分比率が、以下の一般式(1)で示される式
において55%〜70%であることを特徴とするスポン
ジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテックス接着
剤組成物に関するものである。
【0008】 (A/(A+B))×100 (1) (ここで、Aは接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴ
ムラテックスの固形成分の質量、Bは接着剤組成物中の
水分の質量を示す。) 以下、本発明について詳細に説明する。
【0009】本発明によって得られた接着剤配合物を用
いて各種スポンジとナイロン又はポリエステル等からな
るジャージを接着するには、スルホン酸塩型又は硫酸エ
ステル塩型乳化剤を用いて乳化重合したクロロプレンゴ
ムラテックスにおいて、その固形分であるクロロプレン
ゴムが、クロロプレン単量体の重合体又はクロロプレン
単量体と共重合可能なエチレン性不飽和単量体との共重
合体であるクロロプレンゴムラテックス100重量部
(固形分換算)に対し、ポリイソシアネート化合物を1
〜20重量部配合してなる接着剤組成物であって、B型
粘度計によりNo.4ローター、60rpm、60秒、
23℃の条件下で測定された接着剤組成物の粘度が15
00〜9000mPa・sの範囲にあり、かつ接着剤組
成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分比率
が、以下の一般式(1)で示される式において55%〜
70%であることが重要である。
【0010】 (A/(A+B))×100 (1) (ここで、Aは接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴ
ムラテックスの固形成分の質量、Bは接着剤組成物中の
水分の質量を示す。) ロジン酸アルカリ金属塩等の乳化剤を使用してなるクロ
ロプレンゴムラテックスを用いた場合、ラテックス安定
性や接着剤組成物の配合安定性が悪いため、接着剤とし
ての使用可能時間が短くなるという欠点がある。スルホ
ン酸塩型又は硫酸エステル塩型の乳化剤を用いたクロロ
プレンゴムラテックスではラテックス安定性、接着剤組
成物の配合安定性が良好で接着剤としての使用可能時間
が長く、生産性に優れた接着剤を提供できる。また固形
分換算でクロロプレンゴム100重量部に対し1〜20
重量部のポリイソシアネート化合物を配合する事が重要
であり、1重量部未満では架橋密度が不十分であるため
接着強度が出ず、20重量部より多く配合すると、耐水
接着性等が極端に低下するため好ましくない。また接着
剤組成物の粘度としては、1500〜9000mPa・
sであることが重要であり、1500mPa・sより低
い場合には十分な接着性が得られず、9000mPa・
sを越えると作業性が劣る。接着剤の粘度は各種増粘剤
の配合により所望の粘度に調節できる。接着剤組成物に
含まれるクロロプレンゴムラテックスの固形成分の比率
は、55%〜70%であることが重要である。55%未
満の場合、接着剤組成物がジャージに吸収されやすく接
着剤層が薄くなるため十分な接着強度が発現されない。
また固形成分の比率が70%を越える場合、乾燥速度が
速すぎるため接着剤組成物表面に皮膜が形成されジャー
ジへの投錨効果が失われ、接着性が阻害される。クロロ
プレンゴムラテックス接着剤組成物の固形成分を調節す
る方法には特に限定はないが、例えばクロロプレンゴム
ラテックスを重合する際に、水に対するモノマー仕込み
量を変える方法、水の蒸留等によりクロロプレンゴムラ
テックスを濃縮して調節する方法、スポンジ表面に塗布
された接着剤組成物を乾燥させ固形分を調節する方法、
又はシリカ、クレー、水酸化アルミニウム等の無機充填
材の配合によって固形分を調節する方法も可能である。
【0011】本発明のラテックスの重合方法としては特
に制限のあるものではなく、例えば、クロロプレン単量
体の単独乳化重合、又はクロロプレン単量体と共重合可
能なエチレン性不飽和単量体とをラジカル乳化共重合す
ればよい。乳化重合は公知の方法に従って、水、単量
体、乳化・分散剤、重合開始剤、連鎖移動剤等を乳化
し、所定温度にて重合を行えばよい。各原料はいずれも
一括添加、逐次添加、分割添加してもよい。特に、クロ
ロプレン単量体とカルボキシル基含有ビニル単量体との
共重合体は、ポリイソシアネート化合物との架橋反応性
に優れるため、高い接着強度を発現させるのに有利であ
る。共重合可能なエチレン性不飽和単量体として、例え
ば、エチレン、メタクリル酸メチル、アクリロニトリ
ル、2,3−ジクロロブタジエン、1−クロロブタジエ
ン等の通常クロロプレンの共重合に用いられる単量体が
30重量部以下の量で適宜用いられる。
【0012】また共重合可能なカルボキシル基含有ビニ
ル単量体としては、例えばアクリル酸、メタクリル酸、
2−メタクリロイロキシエチルコハク酸、2−メタクリ
ロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、フマル酸、マ
レイン酸、クロトン酸等の不飽和脂肪酸等が挙げられる
が、これらの内、クロロプレン単量体との共重合性の点
から、メタクリル酸が好適である。クロロプレン単量体
100重量部に対してメタクリル酸0.1〜15重量部
が好適であるが、0.1重量部では十分な接着強度が得
られず、15重量部を越えるとラテックスの安定性が低
下するため、0.5〜7重量部が最も好ましい。カルボ
キシル基含有ビニル単量体を0.1〜15重量部用いる
ことでポリイソシアネート化合物との架橋により高い接
着力が得られる。
【0013】重合に使用する乳化剤としては、スルホン
酸型、硫酸エステル塩型であるものであれば特に限定す
るものではなく、例えば、アルキルスルホン酸のアルカ
リ金属塩、アルキルスルホン酸のアミン塩、アルキルス
ルホン酸のアンモニウム塩、アルキル硫酸エステルのア
ルカリ金属塩、アルキル硫酸エステルのアンモニウム金
属塩、アルキル硫酸エステルのアミン金属塩、アルキル
アリールスルホン酸のアルカリ金属塩、アルキルアリー
ルスルホン酸のアンモニウム塩、アルキルアリールスル
ホン酸のアミン塩、アルキルアリール硫酸エステルのア
ルカリ金属塩、アルキルアリール硫酸エステルのアンモ
ニム塩、アルキルアリール硫酸エステルのアミン金属
塩、ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル硫酸
エステルのアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアルキ
ルアリールエーテル硫酸エステルのアンモニウム塩、ポ
リオキシエチレンアルキルアリールエーテル硫酸エステ
ルのアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテル硫
酸エステルのアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンアル
キルエーテル硫酸エステルのアンモニウム塩、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル硫酸エステルのアミン塩等
が挙げられる。分散剤としては、特に特定するものでは
なく例えば、ナフタリンスルホン酸ナトリウムとホルム
アルデヒドとの縮合物等が挙げられる。クロロプレン単
量体とカルボキシル基含有ビニル単量体との共重合体の
場合には、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸の
アルカリ金属塩及びトリエタノールアミン塩、ドデシル
ベンゼンスルホン酸のアルカリ金属塩及びトリエタノー
ルアミン塩、ラウリル硫酸のアルカリ金属塩及びトリエ
タノールアミン塩、ポリオキシエチレンアルキルエーテ
ルスルホン酸のアルカリ金属塩、ポリオキシエチレンア
ルキルフェニルエーテルスルホン酸のアルカリ金属塩等
が酸性下での乳化重合において好適に用いられる。使用
量としては、重合時の安定性及び接着剤組成物とした場
合の接着性能を考慮すると、クロロプレン単量体100
重量部に対して0.5〜10重量部が好ましい。
【0014】重合開始剤としては、公知のフリーラジカ
ル生成物質、例えば、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニ
ウム等の過硫酸化物、過酸化水素、t−ブチルヒドロパ
ーオキサイド等の無機又は有機過酸化物を用いることが
できる。また、これらは単独又は還元性物質、例えば、
ハイドロサルファイト、チオ硫酸塩、チオ亜硫酸塩、硫
酸第一鉄、アスコルビン酸、有機アミン等とのレドック
ス系で用いてもよい。
【0015】重合可能な温度としては0〜80℃の範囲
で行うことができ、好ましくは10〜50℃の範囲であ
る。
【0016】連鎖移動剤としては、アルキルメルカプタ
ン、ハロゲン化炭化水素、ジアルキルキサントゲンジス
ルフィド、テトラアルキルチウラムジスルフィド、α−
メチルスチレンダイマー、1,1−ジフェニルエチレン
及びイオウ等の分子量調節剤が挙げられる。その使用量
は0.1〜3重量部が好ましく、0.3〜1重量部がさ
らに好ましい。
【0017】重合終了時期は特に限定するものではない
が、単量体の転化率が60〜100%まで重合を行うこ
とが好ましく、90〜100%まで重合を行うことが更
に好ましい。単量体が残存する場合は、モノマーストリ
ップ等により単量体を除去すれば良い。またモノマー回
収後、濃縮による固形分調整を行う事が好ましい。
【0018】濃縮方法としては特に限定するものではな
く、通常ラテックスの濃縮に使用される方法であれば如
何なる方法でも利用できる。
【0019】重合停止剤としては、通常用いられる停止
剤、例えば2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール
等のヒンダードフェノール系化合物、フェノチアジン、
ヒドロキシルアミン等が使用できる。これらの停止剤
は、有機溶剤及び/又はクロロプレン単量体に溶解した
ものを直接添加するか、水に乳化したものを添加すれば
良く、添加は所定転化率に到達した時点で添加すればよ
い。
【0020】本発明によって得られた接着剤組成物の粘
度は、各種増粘剤の配合により所望の粘度に調整でき
る。例えば、ポリアルキレンオキサイド、ポリビニルア
ルコール、疎水化セルロース、会合型ノニオン界面活性
剤等の水溶性ポリマー、及びカルボキシル基含有ポリマ
ーから構成されるアルカリ可溶型の増粘剤、ヘクトライ
ト等のシリケート化合物等の使用が可能である。
【0021】一般的に、クロロプレンゴムは結晶性を有
するポリマーであり、結晶性は、重合温度が低いほど、
及び/又はコモノマー量が少ないほど高くなる。結晶性
の高いクロロプレンゴムラテックスから得られる接着剤
組成物は、十分な接着強度を発現する反面、接着後の素
材の風合いが劣る場合があり、結晶性の低いクロロプレ
ンゴムラテックスから得られる接着剤組成物は、十分な
接着強度を得られない。
【0022】本発明において、架橋剤(硬化剤)とし
て、ポリイソシアネート化合物を用いることが重要であ
る。ポリイソシアネート化合物を用いることにより、ク
ロロプレンゴムの結晶性の高低にかかわらず、十分な接
着強度と接着後の風合いを維持できるものである。
【0023】ポリイソシアネート化合物としては、特に
制限はなくクロロプレンゴムラテックスに均一に混合で
きる化合物であれば用いることができる。例えば、テト
ラメチレンジイソシアネート、ペンタメチレンジイソシ
アネート、ヘキサメチレンジイソシアネート(HD
I)、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、リ
ジンジイソシアネート(LDI)、イソホロンジイソシ
アネート(IPDI)、キシリレンジイソシアネート
(XDI)、水添キシリレンジイソシアネート(水添X
DI)、トリレンジイソシアネート(TDI)、4,4
−ジフェニルメタンジイソシアネート(MDI)、重合
MDI、ナフチレンジイソシアネート(NDI)、パラ
フェニレンジイソシアネート(PPDI)、テトラメチ
ルキシリレンジイソシアネート(TMXDI)、ジシク
ロヘキシルメタンジイソシアネート(HMDI)、シク
ロヘキシルジイソシアネート(CHPI)、トリジンジ
イソシアネート(TODI)等が挙げられる。一般的に
入手可能なポリイソシアネート化合物の具体的な例とし
ては、アクアネートシリーズ(日本ポリウレタン工業株
式会社製)、タケネートWDシリーズ(武田薬品工業株
式会社製)、SBUシリーズ(住友バイエルウレタン株
式会社製)、CRシリーズ(大日本インキ化学工業株式
会社製)等が挙げられるが、これに限定されるものでは
ない。また、配合量としては、クロロプレンゴム重合体
100重量部に対して、ポリイソシアネート化合物1〜
20重量部である。上記ポリイソシアネート化合物は、
クロロプレンゴムがカルボキシル基含有ビニル単量体と
の共重合体である場合には、特に架橋剤として有効に作
用する。また、適宜、イソシア反応の促進剤を配合して
も良く、例えばトリエチルアミン、N,N,N’,N’
−テトラメチルエチレンジアミン、N,N,N’,N’
−テトラメチル−1,6−ヘキサンジアミン等の三級ア
ミン類、N,N’−ジメチルピペラジン、N−メチルモ
ルホリン、1,2−ジメチルイミダゾール等の環状アミ
ン類、ジメチルアミノエタノール、N,N,N’−トリ
メチルアミノエチルエタノールアミン、N−メチル−
N’−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン等のアルコ
ールアミン類、ジブチルチンジアセテート、ジブチルチ
ンジラウレート、ジブチルチンジメレエート、フェニル
水銀プロピオン酸塩、オクテン酸鉛等の有機金属類等が
使用できるが、イソシア反応の促進剤となる化合物であ
れば特に制限なく用いることができる。これらの促進剤
は、ポリイソシアネート化合物100重量部に対して0
〜100重量部を添加する事が出来る。促進剤の添加量
により、所望の架橋速度に調整できるが、100重量部
を越えると、ラテックスの安定性、及び接着剤組成物に
おける接着性能の低下を招く恐れがある。
【0024】接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴム
の分子量については特に制限はないが、分子量が低すぎ
る場合は十分な接着強度が得られない。具体的には、接
着剤組成物に含まれるクロロプレンゴムをクロロホルム
に10%濃度になるように溶解した際に、クロロホルム
不溶部が存在せず、その溶液粘度が100mPa・S以
上であることが好ましく、クロロホルムに可溶であれば
特に上限はない。また、クロロホルムに不溶であって
も、クロロプレンゴムラテックスを製造する際に、前述
の連鎖移動剤の何れかを用いて重合したものであれば特
に問題はない。
【0025】このように本発明は、即ち本発明は、スル
ホン酸塩型又は硫酸エステル塩型乳化剤を用いて乳化重
合したクロロプレンゴムラテックスにおいて、その固形
分であるクロロプレンゴムが、クロロプレン単量体の重
合体又はクロロプレン単量体と共重合可能なエチレン性
不飽和単量体との共重合体であるクロロプレンゴムラテ
ックス100重量部(固形分換算)に対し、ポリイソシ
アネート化合物を1〜20重量部配合してなる接着剤組
成物であって、B型粘度計によりNo.4ローター、6
0rpm、60秒、23℃の条件下で測定された接着剤
組成物の粘度が1500〜9000mPa・sの範囲に
あり、かつ接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテック
スの固形成分比率が、以下の一般式(1)で示される式
において55%〜70%であることを特徴とする (A/(A+B))×100 (1) (ここで、Aは接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴ
ムラテックスの固形成分の質量、Bは接着剤組成物中の
水分の質量を示す。)スポンジ及びジャージ接着用クロ
ロプレンゴムラテックス接着剤組成物であり、更にまた
クロロプレン単量体と共重合可能なエチレン性不飽和単
量体としてカルボキシル基含有ビニル単量体を用いる事
を特徴とするスポンジ及びジャージ接着用のクロロプレ
ンゴムラテックス接着剤組成物に関するものである。
【0026】こうして得られたスポンジ及びジャージ接
着用の接着剤組成物は、ロールコーター、刷毛、スプレ
ー等によりスポンジに塗布した後、ジャージをのせ、常
温〜150℃で1分〜数時間乾燥させて使用されるが、
塗布方法、塗布量、乾燥条件に特に制限はない。また、
必要に応じて、ロジンエステル、テルペンフェノール、
石油樹脂、クマロン樹脂等の粘着付与樹脂、加硫促進
剤、老化防止剤、防腐剤、凍結防止剤、造膜助剤、可塑
剤、pH調整剤等を適宜配合しても良い。
【0027】以上の構成からなる本発明の接着剤組成物
は、ウエットスーツ、スポーツグッズ等のスポンジとジ
ャージの接着において、従来のラテックス系接着剤では
達成できなかった良好な作業性と接着物性を満足させる
ものであり、本発明の接着剤組成物を用いて品質が格段
に優れた製品を迅速に製造する事が可能となる。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
するが、これらの実施例のみに限定されるものではな
い。なお、実施例において得られたクロロプレンゴムラ
テックス中のクロロプレンゴムをクロロホルムに10%
濃度になるように溶解した際の溶液の溶液粘度(クロロ
プレンゴムの10%クロロホルム溶液粘度)、クロロプ
レンゴムラテックス中のクロロプレンゴムのゲル分、接
着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分
比率、接着剤組成物の粘度、発泡性、配合安定性、常温
剥離強度、耐水剥離強度、耐トルエン性は以下の方法で
測定及び評価した。 <クロロプレンゴムの10%クロロホルム溶液粘度>ク
ロロプレンゴムラテックスを凍結乾燥して得られた試料
20gとクロロホルム180gを225ccのマヨネー
ズ瓶に秤量、密閉し、これをボールミル上で23℃×2
4hr転がすことにより10%溶液を調整した。恒温槽
中で更に23℃×1hr静置後、JIS−K−7117
(1998年)に従ってB型粘度計を用いて溶液粘度を
測定した。 <クロロプレンゴム中のゲル分>クロロプレンゴムラテ
ックスを凍結乾燥して得られた試料2gとクロロホルム
198gを225ccのマヨネーズ瓶に秤量、密閉し、
これをボールミル上で23℃×24hr転がすことによ
り1%溶液を調整した。該溶液を100メッシュの金網
で濾過した後の濾物を乾燥(105℃×2hr)するこ
とによりクロロプレンゴムのゲル分を以下の式により算
出した。
【0029】 ゲル分(%)=濾物の乾燥物(g)/2(g)×100 <接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形
成分比率>接着剤組成物に含まれる以下の一般式(1)
で示されるクロロプレンゴムラテックスの固形成分比率
の調節は、予め減圧蒸留によって濃縮し固形分を調節し
たクロロプレンゴムラテックスを配合する方法a、又は
スポンジ表面にクロロプレンゴムラテックス接着剤組成
物を塗布後80℃で予備乾燥させ、水分を蒸発させ固形
分を調節する方法bのいずれかの方法によって調整し
た。
【0030】 (A/(A+B))×100 (1) (ここで、Aは接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴ
ムラテックスの固形成分の質量、Bは接着剤組成物中の
水分の質量を示す。) <接着剤組成物の粘度>実施例に示した手順により配合
した接着剤組成物を、恒温槽中で23℃×1hr静置
後、B型粘度計を用いて、No.4ローター、60rp
m、60秒、23℃の条件でラテックス粘度を測定し
た。 <発泡性>実施例に示した手順により接着剤組成物を作
製した際の、配合後4時間経過した時点の発泡度合いを
目視により確認した。結果は以下のように○、△、×で
示した。
【0031】 ○;発泡が認められない △;微量の発泡が認められる ×;多量の発泡が認められる <配合安定性>実施例に示した手順により接着剤組成物
を作製した際の、配合後4時間経過した時点でのゴム析
出の有無を目視により確認した。結果は以下のように
○、△、×で示した。
【0032】 ○;ゴムの析出が認められない △;微量のゴムの析出が認められる ×;多量のゴムの析出が認められる <剥離強度>常温強度、耐水強度、耐トルエン性等の接
着物性の評価には、被着体としてゴム硬度(JIS−K
−6253(1997年))が4と8である硬度の異な
る2種類のクロロプレンゴム製のスポンジを用いた。 <常温剥離強度>クロロプレンゴム製のスポンジ(15
0mm×100mm)の片面に接着剤組成物を約90g
/m2 (wet)塗布後、超撥水性ナイロンジャージ
(150mm×100mm)を皺が生じないようにの
せ、130℃のオーブン中で1分間乾燥した。恒温室に
おいて23℃×7日間養生後、25mm×150mmの
裁断機で打ち抜き、試験片を作製した。試験片を23
℃、引張り速度20mm/minの条件でテンシロン型
引張り試験機を用いて常温剥離強度を測定した。 <耐水剥離強度>常態剥離強度測定と同様にして作製し
た試験片(接着、乾燥した試験片を恒温室にて23℃×
7日間養生したもの)を、純水中に50℃で5日間浸漬
した後、試験片を23℃、引張り速度20mm/min
の条件でテンシロン型引張り試験機を用いて常温での剥
離強度を測定した。 <耐トルエン性>常態剥離強度測定と同様にして作製し
た試験片(接着、乾燥した試験片を恒温室にて23℃×
7日間養生したもの)を、トルエン中に10秒間浸漬し
た直後、試験片を23℃、引張り速度20mm/min
の条件でテンシロン型引張り試験機を用いて常温での剥
離強度を測定した。
【0033】重合例1 クロロプレン単量体80重量部、2,3−ジクロロ−
1,3−ブタジエン単量体20重量部、n−ドデシルメ
ルカプタン0.3重量部、アルキルジフェニルエーテル
ジスルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花
王)5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホル
ムアルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)
0.5重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.0
1重量部、トリエタノールアミン0.2重量部及び純水
85重量部を攪拌機付き10Lオートクレーブ中に8割
容量仕込み、12℃、窒素雰囲気中、3.5%過硫酸カ
リウム水溶液2.0重量部を連続的に添加した、転化率
96.0%で重合停止剤として2,6−t−ブチル−4
−メチルフェノール0.05重量部を加えてクロロプレ
ンゴムラテックスAを得た。また、得られたラテックス
中に含まれるクロロプレンゴムの性状はゲル分=0%、
10%クロロホルム溶液粘度は1760mPa・s(B
型粘度計No.3ローター、30rpm、25℃、60
sec.で測定)であった。
【0034】重合例2 クロロプレン単量体98.5重量部、メタクリル酸1.
5重量部、n−ドデシルメルカプタン0.3重量部、ア
ルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム(ペ
レックスSSH(商標)花王)5重量部、ナフタレンス
ルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合物(デ
モールN(商標)花王)0.5重量部、ハイドロサルフ
ァイトナトリウム0.01重量部、トリエタノールアミ
ン0.2重量部及び純水85重量部を攪拌機付き10L
オートクレーブ中に8割容量仕込み、12℃、窒素雰囲
気中、3.5%過硫酸カリウム水溶液 2.0重量部を
連続的に添加した、転化率96.0%で重合停止剤とし
て2,6−t−ブチル−4−メチルフェノール0.05
重量部を加えてクロロプレンゴムラテックスBを得た。
また、得られたラテックスに含まれるクロロプレンゴム
の性状は、ゲル成分0%,10%クロロホルム溶液粘度
は2600mPa・S(B型粘度計 No.3ロータ
ー、12rpm、25℃、60sec.で測定)であっ
た。
【0035】重合例3 クロロプレン単量体100重量部、ジイソプロピルキサ
ントゲンジスルフィド0.19重量部、ロジン酸カリウ
ム(ロンジスK25T、荒川化学製)5重量部、ナフタ
レンスルホン酸ナトリウムとホルムアルデヒドとの縮合
物(デモールN(商標)花王)0.74重量部、水酸化
ナトリウム0.55重量部、ハイドロサルファイトナト
リウム0.01重量部、及び純水84重量部を攪拌機付
き10Lオートクレーブ中に8割容量仕込み、40℃、
窒素雰囲気中、3.5%過硫酸カリウム水溶液2.0重
量部を連続的に添加した。固形分(ラテックス約2.0
gを秤量し、170℃×20分乾燥後の重量を測定する
ことにより算出した)が54%を越えた時点で、更に4
0℃×2hrの熟成を行い、ラテックスCを得た。
【0036】また得られたラテックス中に含まれるクロ
ロプレンゴムの性状はゲル分=95%であった。
【0037】重合例4 クロロプレン単量体100重量部、n−ドデシルメルカ
プタン0.3重量部、アルキルジフェニルエーテルジス
ルホン酸ナトリウム(ペレックスSSH(商標)花王)
5重量部、ナフタレンスルホン酸ナトリウムとホルムア
ルデヒドとの縮合物(デモールN(商標)花王)0.5
重量部、ハイドロサルファイトナトリウム0.01重量
部、純水85重量部を攪拌機付き10Lオートクレーブ
中に8割容量仕込み、12℃、窒素雰囲気中、3.5%
過硫酸カリウム水溶液2.0重量部を連続的に添加し
た、転化率96.0%で重合停止剤として2,6−t−
ブチル−4−メチルフェノール0.05重量部を加えて
クロロプレンゴムラテックスDを得た。また、得られた
ラテックスに含まれるクロロプレンゴムの性状は、ゲル
成分0%,10%クロロホルム溶液粘度は3100mP
a・S(B型粘度計No.3ローター、12rpm、2
5℃、60sec.で測定)であった。
【0038】実施例1 重合例1で得られたラテックスAを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックス 100重量部と
架橋剤として水分散性ポリイソシアネート化合物 タケ
ネートWD−730(武田工業薬品製)5.0重量部、
及び粘度調節剤水溶性高分子ポリエチレンオキサイド
PEO−1(住友精化工業製)の10%水希釈品 5.
0重量部とを、ホモミキサーを用いて均一に混合し配合
した接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固
形成分比率が57%の接着剤組成物を作製した。この接
着剤組成物の粘度は7200mPa・sであった。
【0039】作製した接着剤組成物のスポンジ/ジャー
ジ接着評価結果は表1に示した。表1より、発泡性、配
合安定性、常温剥離強度、耐水剥離強度、耐トルエン性
において十分な性能であることが明らかである。
【0040】
【表1】 実施例2 重合例1で得られたラテックスAを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスを用い、架橋剤と
して水分散性ポリイソシアネート化合物WC−300
(日本ポリウレタン製イソシアネート)5.0重量部、
及びAZ−SW(大崎工業製酸化亜鉛エマルジョン)
1.0重量部、粘度調節剤として水溶性高分子ポリエチ
レンオキサイドPEO−1(住友精化工業製)の10%
水希釈品 1.2重量部を用いた以外は実施例1で示し
た方法と同様な方法で接着剤組成物を作成した。接着剤
組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分比率
57%、接着剤組成物の粘度4300mPa・sであっ
た。
【0041】作製した接着剤組成物の評価結果は表1に
示した。表1より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0042】実施例3 重合例1で得られたラテックスAを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスを用い、架橋剤と
して水分散性ポリイソシアネート化合物コロネート45
72(日本ポリウレタン製イソシアネート)5.0重量
部、及びAZ−SW(大崎工業製酸化亜鉛エマルジョ
ン)1.0重量部、粘度調節剤として水溶性高分子ポリ
エチレンオキサイドPEO−1(住友精化工業製)の1
0%水希釈品 1.5重量部を用いた以外は実施例1で
示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作成した。接
着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分
比率57%、接着剤組成物の粘度は6600mPa・s
であった。
【0043】作製した接着剤組成物の評価結果は表1に
示した。表1より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0044】実施例4 重合例1で得られたラテックスAを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスを用い、架橋剤と
して水分散性ポリイソシアネート化合物コロネート45
72(日本ポリウレタン製イソシアネート)5.0重量
部、pH調節剤としてトリエタノールアミン(50%水
希釈品)0.8重量部、及び粘度調節剤として水溶性高
分子ポリエチレンオキサイドPEO−1(住友精化工業
製)の10%水希釈品 3.0重量部を用いた以外は実
施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作成
した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの
固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は4800m
Pa・sであった。
【0045】作製した接着剤組成物の評価結果は表1に
示した。表1より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0046】実施例5 重合例1で得られたラテックスAを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスを用い、架橋剤と
して水分散性ポリイソシアネート化合物コロネート45
72(日本ポリウレタン製イソシアネート)5.0重量
部、pH調節剤として1,2−ジメチルイミダゾール
(50%水希釈品)1.6重量部、及び粘度調節剤とし
て水溶性高分子ポリエチレンオキサイドPEO−1(住
友精化工業製)の10%水希釈品 2.0重量部を用い
た以外は実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組
成物を作成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラ
テックスの固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度4
200mPa・sであった。
【0047】作製した接着剤組成物の評価結果は表1に
示した。表1より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0048】実施例6 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用いた以外は
実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作
成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックス
の固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は7700
mPa・sであった。
【0049】作製した接着剤組成物の評価結果は表2に
示した。表2より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0050】
【表2】 実施例7 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、架橋剤
として水分散性ポリイソシアネート化合物タケネートW
D−730(武田薬品工業製)0.5重量部を用いた以
外は実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物
を作成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテッ
クスの固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は79
00mPa・sであった。
【0051】作製した接着剤組成物の評価結果は表2に
示した。表2より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0052】実施例8 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、架橋剤
として水分散性ポリイソシアネート化合物タケネートW
D−730(武田薬品工業製)10.0重量部を用いた
以外は実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成
物を作成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテ
ックスの固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度65
10mPa・sであった。
【0053】作製した接着剤組成物の評価結果は表2に
示した。表2より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0054】実施例9 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、架橋剤
として水分散性ポリイソシアネート化合物SBU077
2(住友バイエルウレタン製)7.5重量部を用いた以
外は実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物
を作成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテッ
クスの固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は55
00mPa・sであった。
【0055】作製した接着剤組成物の評価結果は表2に
示した。表2より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0056】実施例10 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、粘度調
節剤として水溶性高分子 UH−438(旭電化製)の
30%水希釈品 5.0重量部を用いた以外は実施例1
で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作成した。
接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成
分比率57%、接着剤組成物の粘度は2500mPa・
sであった。
【0057】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0058】
【表3】 実施例11 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、粘度調
節剤として水溶性高分子ポリエチレンオキサイドPEO
−1(住友精化工業製)の10%水希釈品 0.5重量
部を用いた以外は実施例1で示した方法と同様な方法で
接着剤組成物を作成した。接着剤組成物中のクロロプレ
ンゴムラテックスの固形成分比率 57%、接着剤組成
物の粘度は2010mPa・sであった。
【0059】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0060】実施例12 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、粘度調
節剤として水溶性高分子ポリエチレンオキサイドPEO
−1(住友精化工業製)の10%水希釈品 6.0重量
部を用いた以外は実施例1で示した方法と同様な方法で
接着剤組成物を作成した。接着剤組成物中のクロロプレ
ンゴムラテックスの固形成分比率 57%、接着剤組成
物の粘度は8910mPa・sであった。
【0061】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0062】実施例13 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分58%に濃縮した。このラテックスBを用いた以外は
実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作
成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックス
の固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は3770
mPa・sであった。
【0063】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0064】実施例14 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分73%に濃縮した。このラテックスBを用いた以外は
実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作
成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックス
の固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は8900
mPa・sであった。
【0065】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0066】実施例15 重合例2で得られたラテックスBを濃縮せず、そのまま
実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作
成した。接着剤組成物の粘度は1910mPa・sであ
った。得られた接着剤組成物をスポンジ表面に塗布後、
80℃で5秒間乾燥させ、配合した接着剤組成物中のク
ロロプレンゴムラテックスの固形成分比率を57%に調
節した。
【0067】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0068】実施例16 重合例4で得られたラテックスDを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスを用い、架橋剤と
して水分散性ポリイソシアネート化合物WD−730
(武田薬品工業製)7.5重量部、粘度調節剤として水
溶性高分子UH−438(旭電化製)を5重量部用いた
他は実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物
を作製した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテッ
クスの固形成分比率58%、接着剤組成物の粘度は48
00mPa・sであった。
【0069】作製した接着剤組成物の評価結果は表3に
示した。表3より、発泡性、配合安定性、常温剥離強
度、耐水剥離強度、耐トルエン性において十分な性能で
あることが明らかである。
【0070】比較例1〜比較例10 重合例1で得られたラテックスAを濃縮せず、そのまま
用い表4で示した処方で配合し接着剤組成物を作成し
た。接着剤組成物の粘度は表4に示した通りである。配
合した接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの
固形成分比率は全て50%であった。
【0071】作製した接着剤組成物の評価結果は表4に
示した。表4より固形成分比率が50%の時、ゴムスポ
ンジ硬度(JIS−K−6253(1997年))が4
のソフトスポンジでは接着物性は十分であるが、硬度が
8のハードスポンジでは不十分な結果となることが明ら
かである。
【0072】
【表4】 比較例11 重合例3で得られたラテックスCを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスCを用いた以外は
実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作
成した。接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックス
の固形成分比率57%、接着剤組成物の粘度は7200
mPa・sであった。
【0073】作製した接着剤組成物の評価結果は表5に
示した。表5より、接着物性は十分であるが発泡性、配
合安定性等の接着剤としてのポットライフが短いことが
明らかである。
【0074】
【表5】 比較例12〜比較例17 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、表5で
示した処方で配合し接着剤組成物を作成した。接着剤組
成物の粘度は表5に示した通りである。配合した接着剤
組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分比率
は全て57%であった。
【0075】作製した接着剤組成物の評価結果は表5に
示した。表5より架橋剤としてポリイソシアネート化合
物以外の化合物を用いた場合、接着物性は不十分である
ことが明らかである。
【0076】比較例18〜比較例19 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分60%に濃縮した。このラテックスBを用い、表6で
示した処方で配合し接着剤組成物を作成した。接着剤組
成物の粘度は表6に示した通りである。配合した接着剤
組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成分比率
は何れも57%であった。
【0077】作製した接着剤組成物の評価結果は表6に
示した。表6より接着剤組成物粘度が1500〜900
0mPa・sの範囲を外れた場合、接着物性は不十分で
あることが明らかである。
【0078】
【表6】 比較例20 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分56%に濃縮した。このラテックスBを用い、表6で
示した処方で配合し接着剤組成物を作成した。配合した
接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成
分比率は54%であり、接着剤組成物の粘度は6600
mPa・sであった。
【0079】作製した接着剤組成物の評価結果は表6に
示した。表6より接着剤組成物中のクロロプレンゴムラ
テックスの固形成分比率が55%未満の場合、接着物性
は不十分であることが明らかである。
【0080】比較例21 重合例2で得られたラテックスBを減圧蒸留により固形
分75%に濃縮した。このラテックスBを用い、表6で
示した処方で配合し接着剤組成物を作成した。配合した
接着剤組成物中のクロロプレンゴムラテックスの固形成
分比率は72%であり、接着剤組成物の粘度は1100
0mPa・sであった。
【0081】作製した接着剤組成物の評価結果は表6に
示した。表6より接着剤組成物中のクロロプレンゴムラ
テックスの固形成分比率が70%を越える場合、接着物
性は不十分であることが明らかである。
【0082】比較例22 重合例2で得られたラテックスBを濃縮せず、そのまま
実施例1で示した方法と同様な方法で接着剤組成物を作
成した。接着剤組成物の粘度は1910mPa・sであ
った。得られた接着剤組成物をスポンジ表面に塗布後、
80℃で10秒間乾燥させ、配合した接着剤組成物中の
クロロプレンゴムラテックスの固形成分比率を72%に
調節した。
【0083】作製した接着剤組成物の評価結果は表6に
示した。表6より、接着剤組成物中のクロロプレンゴム
ラテックスの固形成分比率が70%を越える場合、接着
物性は不十分であることが明らかである。
【0084】
【発明の効果】本発明により得られたクロロプレンゴム
ラテックス接着剤組成物は、ウエットスーツ、スポーツ
グッズ等のスポンジとジャージの接着において、従来の
ラテックス系接着剤では達成できなかった良好な作業性
と接着物性を満足させるものであり、本発明の接着剤組
成物を用いて品質が格段に優れた製品を迅速に製造する
事が可能となる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】スルホン酸塩型又は硫酸エステル塩型乳化
    剤を用いて乳化重合したクロロプレンゴムラテックスに
    おいて、その固形分であるクロロプレンゴムが、クロロ
    プレン単量体の重合体又はクロロプレン単量体と共重合
    可能なエチレン性不飽和単量体との共重合体であるクロ
    ロプレンゴムラテックス100重量部(固形分換算)に
    対し、ポリイソシアネート化合物を1〜20重量部配合
    してなる接着剤組成物であって、B型粘度計によりN
    o.4ローター、60rpm、60秒、23℃の条件下
    で測定された接着剤組成物の粘度が1500〜9000
    mPa・sの範囲にあり、かつ接着剤組成物中のクロロ
    プレンゴムラテックスの固形成分比率が、以下の一般式
    (1)で示される式において55%〜70%であること
    を特徴とするスポンジ及びジャージ接着用クロロプレン
    ゴムラテックス接着剤組成物。 (A/(A+B))×100 (1) (ここで、Aは接着剤組成物に含まれるクロロプレンゴ
    ムラテックスの固形成分の質量、Bは接着剤組成物中の
    水分の質量を示す。)
  2. 【請求項2】エチレン性不飽和単量体が、カルボキシル
    基含有ビニル単量体である事を特徴とする請求項1記載
    のスポンジ及びジャージ接着用クロロプレンゴムラテッ
    クス接着剤組成物。
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