JP2003026918A5

JP2003026918A5 -

Info

Publication number: JP2003026918A5
Application number: JP2001212973A
Authority: JP
Filing date: 2001-07-13
Publication date: 2005-08-25

Claims

下記一般式（化１）により表される第１の繰り返し単位を有し、重量平均分子量が５０００〜２０万である第１のポリアミドと、

（ただし、Ｒ¹は下記構造式群（化２）のいずれかにより表される４価の有機基であり、Ｒ²は２価の有機基であり、Ｒ³は炭素数３〜１０のアルキル基又は炭素数３〜１０のフルオロアルキル基である）

下記一般式（化３）により表される第２の繰り返し単位及び下記一般式（化５）により表される第３の繰り返し単位を有し、重量平均分子量が５０００〜２０万である第２のポリアミドとを含むことを特徴とする液晶配向膜材料。

（ただし、Ｒ⁴は下記一般式（化４）により表される４価の有機基であり、Ｒ⁵は２価の有機基であり、Ｒ⁶は炭素数３〜１０のアルキル基又は炭素数３〜１０のフルオロアルキル基である）

（ただし、Ｘは飽和又は不飽和炭化水素基である）

（ただし、Ｒ⁷は炭素数６〜２０の直鎖アルキル基又は炭素数６〜２０の直鎖フルオロアルキル基である）
上記第１のポリアミドと、上記第２のポリアミドとの重量比は、９９：１〜５：９５であり、
上記第２のポリアミド分子の全繰り返し単位数に占める上記第３の繰り返し単位数の割合は、１モル％〜５０モル％であることを特徴とする請求項１記載の液晶配向膜用材料。
上記第１のポリアミドは、下記一般式（化６）により表される第４の繰り返し単位をさらに有し、

（ただし、Ｒ⁸は下記構造式群（化７）のいずれかにより表される４価の有機基である）

上記第１のポリアミド分子の全繰り返し単位数に占める上記第１の繰り返し単位の割合は、酸二無水物の原料比で３０モル％以上であることを特徴とする請求項１記載の液晶配向膜用材料。
上記第１のポリアミド一分子中に含まれる複数の上記Ｒ²のうち少なくとも一部は、カルボキシル基及び水酸基の少なくともいずれかを置換基として有することを特徴とする請求項１記載の液晶配向膜用材料。
上記第１のポリアミド一分子中に含まれる複数の上記Ｒ²のうち少なくとも一部は、下記一般式（化８）により表される有機基であることを特徴とする請求項１又は４記載の液晶配向膜用材料。

（ただし、Ｙ¹〜Ｙ⁴は、それぞれ、水素原子、水酸基、炭素数１〜８のカルボキシル基、炭素数１〜８のアルデヒド基、炭素数１〜８のアルキル基、又は、炭素数１〜８のアリール基であり、Ｒ⁹は２価の有機基又は酸素原子である）
上記Ｒ²は、下記構造式（化９）により表される有機基であることを特徴とする請求項５記載の液晶配向膜用材料。
上記第１のポリアミド一分子中に含まれる複数の上記Ｒ²のうち、８０モル％以下が含ケイ素有機基であることを特徴とする請求項１記載の液晶配向膜用材料。
上記第２のポリアミド一分子中に含まれる複数の上記Ｒ⁵のうち、８０モル％以下が含ケイ素有機基であることを特徴とする請求項１記載の液晶配向膜用材料。
上記含ケイ素有機基は、下記構造式群（化１０）のいずれかにより表される有機基の少なくとも一つであることを特徴とする請求項７又は８に記載の液晶配向膜用材料。
上記第２のポリアミドは、上記Ｒ⁴として、下記一般式群（化１１）のいずれかにより表される有機基を備えることを特徴とする請求項１記載の液晶配向膜用材料。

（ただし、Ｚ¹〜Ｚ⁸はそれぞれ、水素原子、炭素数１〜８のアルキル基及び炭素数１〜８のアリール基のいずれかであり、ｎは１〜８の整数、ｍは１〜４の整数、ｐは１〜８の整数、ｑは１〜４の整数、ｒは１又は２、ｓは１〜４の整数、ｔは１又は２、ｕは１〜４の整数、ｖは１又は２、ｗは１〜４の整数である）
さらに溶媒を含み、固形分濃度が１〜７０重量％であることを特徴とする請求項１〜１０のいずれかに記載の液晶配向膜用材料。
それぞれ電極を有し該電極が対向するように配置された２枚の基板と、該基板の間に保持された液晶と、電極及び液晶の間に配置された液晶配向膜とを備える液晶表示素子において、
上記液晶配向膜は、請求項１〜１１のいずれかに記載の液晶配向膜用材料の硬化物からなることを特徴とする液晶表示素子。
請求項１２記載の液晶表示素子を備えることを特徴とする液晶表示装置。
電極を有する基板の表面に、請求項１〜１１のいずれかに記載の液晶配向膜用材料を成膜して焼成することにより樹脂膜を得る工程と、
上記樹脂膜をラビング処理して液晶配向膜とする工程とを備えることを特徴とする液晶表示素子の製造方法。