JP2003026554A - 染毛剤 - Google Patents

染毛剤

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JP2003026554A
JP2003026554A JP2001211363A JP2001211363A JP2003026554A JP 2003026554 A JP2003026554 A JP 2003026554A JP 2001211363 A JP2001211363 A JP 2001211363A JP 2001211363 A JP2001211363 A JP 2001211363A JP 2003026554 A JP2003026554 A JP 2003026554A
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hair
carbon atoms
hair dye
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JP2001211363A
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English (en)
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Toshio Kawagishi
俊雄 川岸
Takayuki Ito
孝之 伊藤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 幅広い範囲の色調に染色することが可能であ
り、染毛性及び耐久性に優れた酸化染毛剤を提供する。 【解決手段】 下記の一般式(1)で表わされる化合物
の少なくとも1種を用いる染毛剤。 【化1】 一般式(1)において、 Zはカルバモイル基、アシル
基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
ル基、スルホニル基またはスルファモイル基を表し、Q
はCとともに5〜7員の不飽和の環を形成する原子群を
表す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はブロックされたヒド
ラジン又はアミン化合物を含有させた染毛剤に関するも
のであり、特に酸化染毛剤に関し、染毛処理の際に色調
に優れ、均染性、耐洗浄性に優れるものに関する。
【0002】
【従来の技術】染毛剤には、一時的着色剤、半永久染毛
剤、永久染毛剤がある。酸化染毛剤は永久染毛剤の中で
最も広く使用されているものであり、染毛剤中の顕色剤
が毛髪に浸透した後に酸化縮合が起こり発色し、結果と
して毛髪を化学的に染着するため染着力が強く、色持ち
が良い。この酸化染毛剤は、通常顕色剤(酸化染料とも
呼ばれる)を含む第一剤と、酸化剤を含む第二剤とを使
用時に混合した後、毛髪に塗布して染毛する2剤型が多
いが、粉末剤で使用時に水と混合して用いる1剤型や、
3剤以上の多剤型もある。何れの場合も、酸化染毛剤は
酸化縮合反応によって化学的に毛髪を染める。従って酸
化染毛剤の毛髪への塗布性が悪いと染色ムラ等を生じや
すい。この染色ムラを防ぐために染毛剤組成物を毛髪に
塗布する際に、すばやく、均一に塗布できるように、酸
化染毛剤組成物に各種溶剤、分散媒等を添加して液の流
動性を高くする工夫や、あるいは特開平9−20628
号公報に記載されているように増粘剤の工夫がなされて
きたが、更なる改良が望まれた。また、繰り返しシャン
プーしても色落ちしない、一層の堅牢性が要求されてき
た。酸化染毛剤における顕色剤としてはオルト-又はパ
ラ-フェニレンジアミン、オルト-又はパラ-アミノフェ
ノールがよく知られている。これらの顕色剤によって得
られる色合いは、カプラー(カップラーとも呼ばれる)
を共存することにより変えることができることが特表平
11−507068号により知られている。しかしなが
ら、昨今の染毛に対する意識の変化により、これまでに
ない色調に染毛できる新規な染毛剤が強く求められるよ
うになった。本発明者は、種々検討を重ねた結果、新規
な顕色剤とカプラーを用いることにより、各種の色調に
おいて意図した着色を得ることが可能であり、強力な染
色と高い耐久性を得ることができる染毛剤を見出した。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、幅広
い範囲の色調に染色することが可能であり、染毛性及び
耐久性に優れた酸化染毛剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題は以下に示す方
法によって達成された。 (1)下記の一般式(1)で表わされる化合物の少なく
とも1種を用いることを特徴とする染毛剤。
【0005】
【化4】
【0006】一般式(1)において、 Zはカルバモイ
ル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリールオ
キシカルボニル基、スルホニル基またはスルファモイル
基を表し、QはCとともに5〜7員の不飽和の環を形成
する原子群を表す。 (2)下記の一般式(2)で表わされる化合物の少なく
とも1種を用いることを特徴とする染毛剤。
【0007】
【化5】
【0008】一般式(2)において、R1〜R4は水素原
子又は置換基を表し、R5はアルキル基、アリール基、
又はヘテロ環基を表す。 (3)下記の一般式(3)で表わされる化合物の少なく
とも1種を用いることを特徴とする染毛剤。
【0009】
【化6】
【0010】一般式(3)において、R6はアルキル
基、アリール基、又はヘテロ環基を表し、Yはカルバモ
イル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アリール
オキシカルボニル基、スルホニル基、又はスルファモイ
ル基を表し、Xは−N(R9)−、酸素原子、又は硫黄
原子を表し、R7及びR8は水素原子又は置換基を表し、
7とR8が結合して5〜7員の環を形成してもよい。R
9はアルキル基、アリール基、又はヘテロ環基を表す。 (4)前記一般式(1)、(2)又は(3)で表される
化合物及びカプラーを用い、酸化剤成分の作用で色素を
形成し染毛することを特徴とする(1)〜(3)項のい
ずれか1項に記載の染毛剤。
【0011】
【発明の実施の形態】一般式(1)で表わされる化合物
について詳しく説明する。一般式(1)においてZはカ
ルバモイル基(炭素数1〜20、好ましくは炭素数1〜
10のカルバモイル基で、例えば、無置換カルバモイ
ル、メチルカルバモイル、N−エチルカルバモイル、N
−プロピルカルバモイル、N−sec−ブチルカルバモ
イル、N−ベンジルカルバモイル)、アシル基(炭素数
1〜20、好ましくは炭素数1〜10のアシル基で、例
えば、ホルミル、アセチル、2−メチルプロパノイル、
シクロヘキシルカルボニル、オクタノイル、ベンゾイ
ル)、アルコキシカルボニル基(炭素数2〜20、好ま
しくは炭素数2〜10のアルコキシカルボニル基で、例
えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、イソ
ブチルオキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボ
ニル、ベンジルオキシカルボニル)、アリールオキシカ
ルボニル基(炭素数6〜20、好ましくは炭素数6〜1
0のアリールオキシカルボニル基で、例えば、フェノキ
シカルボニル、4−オクチルオキシフェノキシカルボニ
ル、2−ヒドロキシメチルフェノキシカルボニル)、ス
ルホニル基(炭素数1〜20、好ましくは炭素数6〜1
0のスルホニル基で、例えば、メチルスルホニル、ブチ
ルスルホニル、オクチルスルホニル、フェニルスルホニ
ル)、又はスルファモイル基(炭素数1〜20、好まし
くは炭素数1〜10のスルファモイル基で、例えば、無
置換スルファモイル、N−エチルスルファモイル基、N
−(2−エチルヘキシル)スルファモイル )を表す。
【0012】Zで表される基はさらに置換基を有しても
よく、好ましい置換基としてはハロゲン原子(例えば、
フッ素原子、塩素原子、臭素原子)、アルキル基(好ま
しくは炭素数1〜10の、直鎖、分岐、又は環状のアル
キル基で、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプ
ロピル、ブチル、t−ブチル、1−オクチル、トリデシ
ル、シクロプロピル、シクロペンチル、シクロヘキシ
ル)、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜10のアル
ケニル基で、例えば、ビニル、アリル、3−ブテン−1
−イル)、アリール基(好ましくは炭素数6〜10のア
リール基で、例えば、フェニル、1−ナフチル、2−ナ
フチル)、ヘテロ環基(好ましくは炭素数1〜10の、
5〜8員環のヘテロ環基で、例えば、2−チエニル、4
−ピリジル、2−フリル、2−ピリミジニル、2−ピリ
ジル、2−ベンゾチアゾリル、1−イミダゾリル、1−
ピラゾリル、ベンゾトリアゾール−2−イル)、シアノ
基、ヒドロキシル基、ニトロ基、アルコキシ基(好まし
くは炭素数1〜10のアルコキシ基で、例えば、メトキ
シ、エトキシ、1−ブトキシ、2−ブトキシ、イソプロ
ポキシ、t−ブトキシ、シクロペンチルオキシ、シクロ
ヘキシルオキシ、2−メトキシエトキシ、2−(2−エ
トキシ)エトキシエトキシ)、アリールオキシ基(好ま
しくは炭素数6〜10のアリールオキシ基で、例えば、
フェノキシ、2−ナフトキシ)、
【0013】ヘテロ環オキシ基(好ましくは炭素数1〜
10のヘテロ環オキシ基で、例えば、1−フェニルテト
ラゾール−5−オキシ、2−テトラヒドロピラニルオキ
シ、2−フリルオキシ)、アシルオキシ基(好ましくは
炭素数2〜10のアシルオキシ基で、例えば、アセトキ
シ、ピバロイルオキシ、ベンゾイルオキシ)、アルコキ
シカルボニルオキシ基(好ましくは炭素数2〜10のア
ルコキシカルボニルオキシ基で、例えば、エトキシカル
ボニルオキシ、t−ブトキシカルボニルオキシ、シクロ
ヘキシルオキシカルボニルオキシ)、アリールオキシカ
ルボニルオキシ基(好ましくは炭素数7〜10のアリー
ルオキシカルボニルオキシ基で、例えば、フェノキシカ
ルボニルオキシ)、カルバモイルオキシ基(好ましくは
炭素数1〜10のカルバモイルオキシ基で、例えば、
N,N−ジメチルカルバモイルオキシ、N−ブチルカル
バモイルオキシ)、スルファモイルオキシ基(好ましく
は炭素数1〜10のスルファモイルオキシ基で、例え
ば、N,N−ジエチルスルファモイルオキシ、N−プロ
ピルスルファモイルオキシ)、アルキルスルホニルオキ
シ基(好ましくは炭素数1〜32のアルキルスルホニル
オキシ基で、例えば、メチルスルホニルオキシ)、アリ
ールスルホニルオキシ(好ましくは炭素数6〜10のア
リールスルホニルオキシ基で、例えば、フェニルスルホ
ニルオキシ)、アシル基(好ましくは炭素数1〜10の
アシル基で、例えば、ホルミル、アセチル、ピバロイ
ル、ベンゾイル、シクロヘキシルカルボニル)、アルコ
キシカルボニル基(好ましくは炭素数2〜10のアルコ
キシカルボニル基で、例えば、メトキシカルボニル、エ
トキシカルボニル、シクロヘキシルオキシカルボニ
ル)、
【0014】アリールオキシカルボニル基(好ましくは
炭素数7〜12のアリールオキシカルボニル基で、例え
ば、フェノキシカルボニル)、カルバモイル基(好まし
くは炭素数1〜10のカルバモイル基で、例えば、カル
バモイル、N,N−ジブチルカルバモイル、N−エチル
−N−オクチルカルバモイル、N−プロピルカルバモイ
ル)、アミノ基(好ましくは炭素数10以下のアミノ基
で、例えば、アミノ、メチルアミノ、 シクロヘキルア
ミノ)、アニリノ基(好ましくは炭素数6〜12のアニ
リノ基で、例えば、アニリノ、N−メチルアニリノ)、
ヘテロ環アミノ基(好ましくは炭素数1〜10のヘテロ
環アミノ基で、例えば、4−ピリジルアミノ)、カルボ
ンアミド基(好ましくは炭素数2〜10のカルボンアミ
ド基で、例えば、アセトアミド、ベンズアミド、テトラ
デカンアミド)、ウレイド基(好ましくは炭素数1〜1
0のウレイド基で、例えば、ウレイド、N,N−ジメチ
ルウレイド、N−フェニルウレイド)、イミド基(好ま
しくは炭素数4〜32のイミド基で、例えば、N−スク
シンイミド、N−フタルイミド)、アルコキシカルボニ
ルアミノ基(好ましくは炭素数2〜10のアルコキシカ
ルボニルアミノ基で、例えば、メトキシカルボニルアミ
ノ、エトキシカルボニルアミノ、t−ブトキシカルボニ
ルアミノ、シクロヘキシルオキシカルボニルアミノ)、
アリールオキシカルボニルアミノ基(好ましくは炭素数
7〜12のアリールオキシカルボニルアミノ基で、例え
ば、フェノキシカルボニルアミノ)、スルホンアミド基
(好ましくは炭素数1〜10のスルホンアミド基で、例
えば、メタンスルホンアミド、ブタンスルホンアミド、
ベンゼンスルホンアミド)、スルファモイルアミノ基
(好ましくは炭素数1〜10のスルファモイルアミノ基
で、例えば、N,N−ジプロピルスルファモイルアミ
ノ)、アルキルチオ基(好ましくは炭素数1〜10のア
ルキルチオ基で、例えば、エチルチオ、オクチルチオ、
シクロヘキシルチオ)、アリールチオ基(好ましくは炭
素数6〜12のアリールチオ基で、例えば、フェニルチ
オ)、
【0015】ヘテロ環チオ基(好ましくは炭素数1〜1
0のヘテロ環チオ基で、例えば、2−ベンゾチアゾリル
チオ、2−ピリジルチオ、1−フェニルテトラゾリルチ
オ)、アルキルスルフィニル基(好ましくは炭素数1〜
10のアルキルスルフィニル基で、例えば、メタンスル
フィニル)、アリールスルフィニル(好ましくは炭素数
6〜12のアリールスルフィニル基で、例えば、フェニ
ルスルフィニル)、アルキルスルホニル基(好ましくは
炭素数1〜10のアルキルスルホニル基で、例えば、メ
チルスルホニル、オクチルスルホニル、シクロヘキシル
スルホニル)、アリールスルホニル基(好ましくは炭素
数6〜12のアリールスルホニル基で、例えば、フェニ
ルスルホニル、1−ナフチルスルホニル)、スルファモ
イル基(好ましくは炭素数10以下のスルファモイル基
で、例えば、スルファモイル、N−メチルスルファモイ
ル)、ホスフィノイルアミノ基(ジエトキシホスフィノ
イルアミノ、ジオクチルオキシホスフィノイルアミ
ノ)、スルホ基、カルボキシル基、ホスホノ基、ホスフ
ィニコ基が挙げられる。また、ポリエーテル、ペプチ
ド、ジペプチド、及びトリペプチド構造を置換基に有す
ることも好ましい。
【0016】QはCとともに5〜7員の不飽和の環を形
成する原子群を表し、不飽和の環の例としてはベンゼン
環、ピリジン環、ビラジン環、ピリミジン環、ピリダジ
ン環、1,2,4-トリアジン環、1,3,5−トリア
ジン環、ピロール環、イミダゾール環、ピラゾール環、
1,2,3−トリアゾール環、1,2,4−トリアゾー
ル環、テトラゾール環、1,3,4−チアジアゾール
環、1,2,4−チアジアゾール環、1,2,5−チア
ジアゾール環、1,3,4−オキサジアゾール環、1,
2,4−オキサジアゾール環、1,2,5−オキサジア
ゾール環、チアゾール環、オキサゾール環、イソチアゾ
ール環、イソオキサゾール環、チオフェン環などが好ま
しく、さらにこれらの環が互いに縮合した縮合環も好ま
しい。これらの環は置換基を有していてもよく、好まし
い置換基はZで表される基の置換基として挙げたものと
同じである。
【0017】次に、一般式(1)で表される化合物の好
ましい範囲について述べる。Zはカルバモイル基が好ま
しく、特に窒素原子上に水素原子を有するカルバモイル
基が好ましい。Qと炭素原子Cとで形成される不飽和環
は5〜6員の環が好ましく、ベンゼン環、ピリミジン
環、1,2,3−トリアゾール環、1,2,4−トリア
ゾール環、テトラゾール環、1,3,4−チアジアゾー
ル環、1,2,4−チアジアゾール環、1,3,4−オ
キサジアゾール環、1,2,4−オキサジアゾール環、
チアゾール環、オキサゾール環、イソチアゾール環、イ
ソオキサゾール環、およびこれらの環がベンゼン環もし
くは不飽和ヘテロ環と縮合した環であることがさらに好
ましい。
【0018】Zで表される基及び/又はQを含む不飽和
環は、その置換基として、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、無置換のアミノ基、スルホンアミド基、スルファモ
イルアミノ基、スルファモイル基、スルホ基、カルボキ
シル基、ホスホノ基、ホスフィニコ基を少なくとも一つ
以上有することが好ましく、無置換のアミノ基、スルホ
基、カルボキシル基、ホスホノ基、ホスフィニコ基を少
なくとも一つ以上有することがさらに好ましい。
【0019】一般式(1)で表される化合物の中でも、
Zが窒素原子上に1個の水素原子を有する総炭素数10
以下のカルバモイル基(−CONH−R、Rの総炭素数
が9以下)であり、 Qを含む不飽和環が5員もしくは
6員のヘテロ環であって、該ヘテロ環上の置換基の総炭
素数が10以下である化合物が好ましく、Zが窒素原子
上に1個の水素原子を有する総炭素数8以下のカルバモ
イル基(−CONH−R、Rの総炭素数が7以下)であ
り、 Qを含む不飽和環が環内に窒素原子2個以上含む
5員のヘテロ環であって、該ヘテロ環上の置換基の総炭
素数が7以下である化合物が特に好ましい。さらにQを
含む不飽和環が1,2,4−チアジアゾール及び1,
2,4−オキサジアゾールである場合が好ましい。
【0020】次に一般式(2)で表わされる化合物につ
いて詳しく説明する。一般式(2)において、R1〜R4
は水素原子又は置換基を表す。R1〜R4で表される置換
基は、一般式(1)におけるZが有してもよい置換基と
して挙げた原子又は置換基と同じ意味を表す。R5はア
ルキル基、アリール基、又はヘテロ環基を表し、これら
の基の好ましい炭素数及び具体例は、一般式(1)にお
けるZが有してもよい置換基の説明で挙げたものと同じ
である。
【0021】次に、一般式(2)で表される化合物の好
ましい範囲について述べる。R1及びR3は水素原子、ア
ルキル基、アリール基、アルコキシカルボニル基、カル
バモイル基、カルボンアミド基、ウレイド基、アルコキ
シカルボニルアミノ基、スルホンアミド基、及びスルフ
ァモイル基が好ましく、アルキル基、カルバモイル基、
カルボンアミド基、及びスルファモイル基がさらに好ま
しい。R2及びR4は水素原子が好ましい。R5はアリー
ル基及びヘテロ環基が好ましく、置換もしくは無置換の
フェニル基が最も好ましい。一般式(2)で表される化
合物は、その置換基に、ヒドロキシル基、アルコキシ
基、無置換のアミノ基、スルホンアミド基、スルファモ
イルアミノ基、スルファモイル基、スルホ基、カルボキ
シル基、ホスホノ基、ホスフィニコ基を少なくとも一つ
以上有することが好ましく、無置換のアミノ基、スルホ
基、カルボキシル基、ホスホノ基、ホスフィニコ基を少
なくとも一つ以上有することがさらに好ましい。
【0022】次に一般式(3)で表わされる化合物につ
いて詳しく説明する。一般式(3)において、R6はア
ルキル基、アリール基、又はヘテロ環基を表し、これら
の基の好ましい炭素数及び具体例は、一般式(1)にお
けるZが有してもよい置換基の説明で挙げたものと同じ
である。Yはカルバモイル基、アシル基、アルコキシカ
ルボニル基、アリールオキシカルボニル基、スルホニル
基、又はスルファモイル基を表し、これらの基の好まし
い炭素数及び具体例は、一般式(1)におけるZが有し
てもよい置換基の説明で挙げたものと同じである。R7
及びR8は水素原子又は置換基を表し、R7及びR8で表
される置換基は、一般式(1)におけるZが有してもよ
い置換基として挙げた原子又は置換基と同じ意味を表
す。R7とR8が結合して5〜7員の環を形成してもよ
い。R9はアルキル基、アリール基、又はヘテロ環基を
表し、これらの基の好ましい炭素数及び具体例は、一般
式(1)におけるZが有してもよい置換基の説明で挙げ
たものと同じである。
【0023】次に、一般式(3)で表される化合物の好
ましい範囲について述べる。Yはカルバモイル基、スル
ファモイル基、及びスルホニル基が好ましく、特に窒素
原子上に水素原子を有するカルバモイル基が好ましい。
Xは−N(R9)−が好ましく、R9はアルキル基が好ま
しい。R7及びR8は水素原子、アルキル基、及びアリー
ル基が好ましく、R7とR8が結合して環を形成する場合
にはベンゼン環であることが好ましい。
【0024】一般式(3)で表される化合物は、その置
換基に、ヒドロキシル基、アルコキシ基、無置換のアミ
ノ基、スルホンアミド基、スルファモイルアミノ基、ス
ルファモイル基、スルホ基、カルボキシル基、ホスホノ
基、ホスフィニコ基を少なくとも一つ以上有することが
好ましく、無置換のアミノ基、スルホ基、カルボキシル
基、ホスホノ基、ホスフィニコ基を少なくとも一つ以上
有することがさらに好ましい。
【0025】以下に一般式(1)〜(3)で表される化
合物の具体的化合物例を示すが、本発明の範囲はこれら
の具体例に限定されるものではない。
【0026】
【化7】
【0027】
【化8】
【0028】
【化9】
【0029】
【化10】
【0030】
【化11】
【0031】次に本発明の一般式(1)〜(3)で表さ
れる化合物の合成法について述べる。一般式(1)で表
される化合物は、特開平8−227131、同8−28
6340号、同9−152700号、同9−15270
1号、同9−152702号、同9−152703号、
及び同9−152704号の各明細書に記載された合成
法にしたがって合成することができる。
【0032】一般式(2)で表される化合物は、特開平
9−146245号、同9−146248、同9−15
806、同10−186564、同11−14303
7、及び同11−149146号の各明細書に記載され
た合成法にしたがって合成することができる。
【0033】一般式(3)で表される化合物は、特開平
8−202002号及び同8−234390号の各明細
書に記載された合成法にしたがって合成することができ
る。
【0034】合成例1(例示化合物D−15の合成) 下記スキームにしたがって合成した。
【0035】
【化12】
【0036】中間体INT−Bの合成 東京化成製の4,5−ジクロロフタロニトリル(INT
−A)202.6g(1.03mol)及び無水炭酸カリウム184g(1.33
mol)をN,N−ジメチルホルムアミド600mlに加え、50
℃で攪拌した。2−プロパンチオール89.7g(1.18mol)を
30分間かけて滴下し、さらに55〜60℃で1時間攪拌し
た。反応混合物を攪拌した冷水3リットルに注ぎ、20
分間攪拌後、濾取した。ウェットの結晶をアンチホルミ
ンを含む水1リットル中で10分間攪拌し、濾取し、水
でかけ洗いした後、ドラフト内で2日間風乾し、INT
−B244g(収率100%)を得た。
【0037】中間体INT−Cの合成 INT−B239g(1.01mol)及びタングステン酸ナトリウ
ム2水和物16.5g(50.0mmol)を酢酸960ml中に加え、45℃
で攪拌した。35%過酸化水素水491g(5.05mol)を1時間
かけて滴下し、さらに60〜70℃で2時間攪拌した。反応
混合物に水960mlをゆっくり加え、20℃までゆっくり冷
却した。析出した結晶を濾取し、水でかけ洗いした。風
乾して259g(収率95%)の中間体INT−Cを得た。
【0038】中間体INT−Dの合成 中間体INT−C261.4g(0.973mol)をジメチルスルホキ
シド1リットルに加えて攪拌し、冷水で冷却して内温を1
5℃にした。100%抱水ヒドラジン102g(2.04mol)を内温
を20℃以下に保って40分間で滴下した。さらに20分
間攪拌の後、水2リットルを40分かけて滴下し、析出
した結晶を濾取した。水でかけ洗いし、風乾して、245g
(収率95.3%)の中間体INT−Dを得た。
【0039】例示化合物D−15の合成 中間体INT−D22.6g(85.7mmol)をN,N−ジメチル
アセトアミド90mlに加え、室温で攪拌した。プロピルイ
ソシアネート8.39ml(89.5mmol)を20分間で滴下し、さ
らに1時間攪拌した。反応混合物を攪拌した水500ml中
に注ぎ、1時間攪拌した。析出した結晶を濾取し、水洗
して風乾し、粗結晶34gを得た。この粗結晶をアセトニ
トリル200mlで再結晶して22.1g(収率73.8%)の例示化
合物D−15を得た。 融点:197〜199℃
【0040】合成例2(例示化合物D−18の合成) 下記スキームにしたがって合成した。
【0041】
【化13】
【0042】特開平9−152702号明細書の合成例
2にしたがって合成した中間体INT−E{該明細書中
の化合物(7−a)}19.2g(100mmol)をN,N−ジメチ
ルアセトアミド100mlに加え、室温で攪拌した。プロピ
ルイソシアネート9.4ml(100mmol)を20分間で滴下し、
50℃に昇温してさらに2時間攪拌した。冷却後、反応混
合物を攪拌した水500mlに注ぎ、析出した結晶を濾取
し、水200ml、続いてアセトニトリル50mlでかけ洗いし
た。風乾して、24.3g(収率88%)の例示化合物D−1
8を得た。 融点:230〜231℃
【0043】合成例3(例示化合物D−21の合成) 下記スキームにしたがって合成した。
【0044】
【化14】
【0045】特開平2000−284435号明細書の
合成例1にしたがって合成した中間体INT−F{該明
細書中の化合物(T−1)}26.0g(0.200mol)をN,N
−ジメチルアセトアミド100mlに加えて、室温で攪拌し
た。プロピルイソシアネート17.9g(0.210mol)を30分
間で滴下し、さらに1時間攪拌した。反応液中に多量の
結晶が析出したので、メタノール200mlを加えて分散
後、濾取した。結晶を水200ml、続いてメタノール150ml
でかけ洗いし、風乾して25.9g(収率60%)の例示化合
物D−21を無色の結晶として得た。 融点:217℃(分解)
【0046】合成例4(例示化合物D−28の合成) 下記スキームにしたがって合成した。
【0047】
【化15】
【0048】中間体INT−Hの合成 イソブチロニトリル(INT−G)500g(7.23mol)及び5
0%ヒドロキシルアミン水溶液460g(7.0mol)をイソプロ
ピルアルコール1.5リットルに加えて、5時間加熱還流
した。常圧で溶媒約1.4リットルを留去し、残留物に酢
酸エチル1.0リットルと適量の無水硫酸マグネシウムを
加えて攪拌後、セライトを用いて濾過した。濾液を減圧
濃縮して718.3g(収率100%)の中間体INT−Hを得
た。
【0049】中間体INT−Iの合成 中間体INT−H585g(5.73mol)をアセトニトリル3.0リ
ットルに加え、氷水で冷却して攪拌した。トリクロロ酢
酸クロリド672ml(6.0mol)を内温を30℃以下に保つよう
にして滴下した。3時間加熱還流した後、冷却し、酢酸
エチル3リットル及び水3リットルを加えて抽出した。有
機層を重曹水で2回、水で1回、食塩水で1回洗浄し、
無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。濃縮して875gの油
状物を得た。1H NMRからこの油状物は約824g(収率63
%)の中間体INT−Iを含有することがわかった。
【0050】中間体INT−Jの合成 N,N−ジメチルアセトアミド60mlに100%抱水ヒドラ
ジン60gを加えて、氷水で冷却して攪拌した。含率94%
の中間体INT−I73.4g(0.30mol)を内温を20℃以下に
保って滴下した。冷却をやめ、室温で30分間攪拌後、
酢酸エチル500mlを加えて、分離した水層を分液により
除いた。有機層を飽和食塩水で2回洗浄し、無水硫酸マ
グネシウム状で乾燥後、濃縮して66.2gの油状物を得
た。1H NMRからこの油状物は33.7g(収率78%)の中間
体INT−Jを含有することがわかった。
【0051】例示化合物D−28の合成 含率51%の中間体INT−J5.0g(35.1mmol)をN,N−
ジメチルアセトアミド50mlに加え、室温で攪拌した。プ
ロピルイソシアネート3.14g(37.0mmol)を15分間で滴
下し、さらに1時間攪拌した。反応混合物に水150mlを
添加して20分間攪拌し、析出した結晶を濾取し、水で
かけ洗いした。風乾して5.50g(収率69%)の例示化合
物D−28を無色の結晶として得た。 融点:181〜182℃
【0052】合成例5(例示化合物D−47の合成) 下記スキームにしたがって合成した。
【0053】
【化16】
【0054】中間体INT−Lの合成 4−シアノピリジン(INT−K)52g(0.500mol)及び5
0%ヒドロキシルアミン水溶液36.3g(0.55mol)をイソプ
ロピルアルコール200mlに加えて、3時間加熱還流し
た。ロータリーエバポレーターを用いて減圧下に溶媒を
少し留去すると結晶が析出したので、濾取し、イソプロ
ピルアルコールでかけ洗いした。風乾して中間体INT
−L61.8g(収率90%)を得た。
【0055】中間体INT−Mの合成 中間体INT−L30.0g(0.219mol)をアセトニトリル300
mlに加え、氷水で冷却して攪拌した。トリクロロ酢酸ク
ロリド27ml(0.24mol)を内温を30℃以下に保つようにし
て滴下した。2時間加熱還流した後、冷却し、酢酸エチ
ル300ml及び水400mlを加えて抽出した。有機層を重曹水
で2回、水で1回、食塩水で1回洗浄し、無水硫酸マグ
ネシウム上で乾燥した。濃縮して得た油状物をシリカゲ
ルカラムクロマトグラフィーで精製後、ヘキサンから再
結晶して中間体INT−M18.5g(収率32%)を得た。
【0056】中間体INT−Nの合成 N,N−ジメチルアセトアミド35mlに100%抱水ヒドラ
ジン10gを加えて、氷水で冷却して攪拌した。中間体I
NT−M10.0g(37.8mmol)を内温を20℃以下に保って分
割添加した。冷却をやめ、室温で30分間攪拌後、反応
液を攪拌した氷水200mlに注ぎ込み、30分間攪拌し
た。析出した結晶を濾取し、水でかけ洗いした。風乾し
て中間体INT−N5.5g(収率82%)を得た。
【0057】例示化合物D−47の合成 中間体INT−N5.0g(28.2mmol)をN,N−ジメチルア
セトアミド30mlに加え、室温で攪拌した。プロピルイソ
シアネート2.8ml(30mmol)を10分間で滴下し、さらに
1時間攪拌後、一夜放置した。結晶が析出したので、酢
酸エチル60mlを加えて希釈後、析出した結晶を濾取し、
酢酸エチルでかけ洗いした。風乾して4.11g(収率56
%)の例示化合物D−47を得た。融点:240℃
【0058】合成例6(例示化合物D−30の合成) 下記スキームにしたがって合成した。
【0059】
【化17】
【0060】中間体INT−Qの合成 ベンゾニトリル(INT−P)102ml(1.00mol)及び塩酸
ヒドロキシルアミン83.4g(1.20mol)をエタノール1リッ
トルに加え、さらに28%ナトリウムメトキシドメタノー
ル溶液246ml(1.22mol)を加えて、2時間加熱還流した。
冷却後、水1リットを添加し、ロータリーエバポレータ
ーを用いて減圧下にアルコールを留去した。残留物に酢
酸エチルを加えて抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄
し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。ロータリーエ
バポレーターを用いて減圧下に濃縮すると固化したの
で、ヘキサンを加えて分散し、濾取した。ヘキサンでか
け洗いし、風乾して中間体INT−Q104g(収率76%)
を得た。
【0061】中間体INT−Rの合成 中間体INT−Q54.4g(0.400mol)をN,N−ジメチル
アセトアミド200mlに加え、氷水で冷却して攪拌した。
トリクロロ酢酸クロリド44.6ml(0.400mol)を内温を30℃
以下に保つようにして滴下した。40℃に昇温して2時間
攪拌した後、酢酸エチル600ml及び水1000mlを加えて抽
出した。有機層を重曹水で2回、水で1回、食塩水で1
回洗浄し、無水硫酸マグネシウム上で乾燥した。濃縮し
て得た油状物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーで
精製し、中間体INT−R31.8g(収率30%)を得た。
【0062】中間体INT−Sの合成 ジメチルスルホキシド30mlに100%抱水ヒドラジン30ml
を加えて、水で冷却して攪拌した。中間体INT−R3
1.8g(0.120mol)を添加して攪拌した。室温で1時間攪拌
後、反応液に水90mlを加え、30分間攪拌した。析出し
た結晶を濾取し、水でかけ洗いした。風乾して中間体I
NT−S20.5g(収率97%)を得た。
【0063】例示化合物D−30の合成 中間体INT−S1.76g(10.0mmol)をN,N−ジメチル
アセトアミド25mlに加え、室温で攪拌した。プロピルイ
ソシアネート0.94ml(10mmol)を10分間で滴下し、さら
に1時間攪拌した。水60mlを加えて、析出した結晶を濾
取した。風乾して得た粗結晶を少量のメタノールに溶解
し、酢酸エチルを加えて晶析した。濾取し、酢酸エチル
でかけ洗いし、風乾して1.60g(収率61%)の例示化合
物D−30を得た。 融点:204〜205℃
【0064】本発明における一般式(1)〜(3)の化
合物は、染毛剤組成物全体に対して0.001質量%〜
40質量%配合されるのが好ましく、更に好ましくは
0.01質量%〜30質量%である。
【0065】本発明の一般式(1)〜(3)の化合物
は、通常カプラーと呼ばれる化合物等とともに髪に浸透
し、酸化剤の働きで色素を形成する結果、染毛する方式
に用いることが好ましい。
【0066】本発明に用いることができるカプラーの骨
格としてハロゲン化銀写真感光材料の分野で知られてい
る活性メチレン、5−ピラゾロン、ピラゾロアゾール、
フェノール、ナフトール、ピロロトリアゾールと総称さ
れる化合物群が挙げられる。これらのカプラーはリサー
チ・ディスクロージャー(以下RDと略す) No.38957(1996
年9月),616〜624頁,”x.Dye image formers and
modifiers”に引用されている化合物の骨格をもった化
合物を好ましく使用することができる。
【0067】これらのカプラーはいわゆる2当量カプラ
ーと4当量カプラーとに分けることができる。2当量カ
プラーのアニオン性離脱基として作用する基としては、
ハロゲン原子(例えばクロル基、ブロム基)、アルコキ
シ基(例えばメトキシ基、エトキシ基)、アリールオキ
シ基(例えばフェノキシ基、4−シアノフェノキシ基、
4−アルコキシカルボニルフェノキシ基)、アルキルチ
オ基(例えばメチルチオ基、エチルチオ基、ブチルチオ
基)、アリールチオ基(例えばフェニルチオ基、トリル
チオ基)、アルキルカルバモイルオキシ基(例えばメチ
ルカルバモイルオキシ基、ジメチルカルバモイルオキシ
基、エチルカルバモイルオキシ基、ジエチルカルバモイ
ルオキシ基、ジブチルカルバモイルオキシ基、ピペリジ
ルカルバモイルオキシ基、モルホリルカルバモイルオキ
シ基)、アリールカルバモイルオキシ基(例えばフェニ
ルカルバモイルオキシ基、メチルフェニルカルバモイル
オキシ基、エチルフェニルカルバモイルオキシ基、ベン
ジルフェニルカルバモイルオキシ基)、アルキルカルボ
ニルオキシ基(例えばメチルカルボニルオキシ基、イソ
ブチルカルボニルオキシ基)、アシルオキシ基(例えば
アセトキシ基、プロピオニルオキシ基、ブチロイルオキ
シ基、ベンゾイルオキシ基)、N原子で結合する含窒素
複素環基(例えばピラゾリル、イミダゾリル基、ベンゾ
トリアゾリル基)等が挙げられる。
【0068】また、4当量カプラーのカチオン性離脱基
として作用する基としては、水素原子、ホルミル基、カ
ルバモイル基、置換基を有するメチレン基(置換基とし
ては、アリール基、スルファモイル基、カルバモイル
基、アルコキシ基、アミノ基、水酸基等)、アシル基、
スルホニル基等が挙げられる。
【0069】本発明に用いるカプラーは、総炭素数が2
0以下であり、ヒドロキシル基、アルコキシ基、スルホ
ンアミド基、スルファモイルアミノ基、スルファモイル
基、スルホ基、カルボキシル基、ホスホノ基、ホスフィ
ニコ基等の水溶性基を少なくとも一つ以上有することが
好ましい。
【0070】酸化剤としては、例えば、過酸化水素、過
炭酸ナトリウム、過炭酸カリウム、過ホウ酸ナトリウ
ム、過ホウ酸カリウム、過酸化ナトリウム、過酸化カリ
ウム、過酸化マグネシウム、過酸化バリウム、過酸化カ
ルシウム、過酸化ストロンチウム、硫酸塩の過酸化水素
付加物、リン酸塩の過酸化水素付加物、ピロリン酸塩の
過酸化水素付加物、過酸化尿素、過酸化メラミン等を用
いることができ、好ましくは過炭酸ナトリウム、過炭酸
カリウム、過ホウ酸ナトリウム、過ホウ酸カリウムであ
る。この酸化剤の使用量は、特に制限するものではない
が、一般式(1)〜(3)の化合物1モルに対し通常
0.5モル〜50モル、好ましくは1モル〜20モル、
より好ましくは2モル〜10モルである。
【0071】本発明において、染毛剤に顕色剤として使
用される化合物、例えばp−フェニレンジアミン、p−
トルエンジアミン、2−クロロ−p−フェニレンジアミ
ン、p−アミノフェノール、p−メチルアミノフェノー
ル、レゾルシン、m−フェニレンジアミン、5−アミノ
−2−メチルフェノール、4−ニトロ−o−フェニレン
ジアミン、2−ニトロ−p−フェニレンジアミン、ピク
ラミン酸およびそれらの塩から選ばれる1種または2種
以上の化合物を添加することにより、様々な色調が得ら
れると共に、より一層の染毛効果を得ることができる。
これらの染料の配合量は、染毛剤の全質量中、0.00
1質量%〜30質量%であり、染毛効果の点から好まし
くは0.01質量%〜20質量%である。本発明におい
て、この顕色剤を前記の一般式(1)〜(3)で表され
る化合物(顕色剤)と併用することにより、色の配合の
点でより効果がある。
【0072】本発明の染毛剤組成物には、上記の染料の
他、2,4−ジアミノフェネトール、1−メトキシ−2
−アミノ−4−(2−ヒドロキシエチル)アミノベンゼ
ン、およびそれらの塩、あるいは「医薬部外品原料規
格」(1991年6月発行、薬事日報社)に収載されて
いる染料を配合することができる。
【0073】本発明の染毛剤組成物は、本発明の効果が
損われない範囲で通常の染毛剤に用いられる他の成分を
配合することができる。例えば油性成分としては、天然
油脂、高級脂肪酸、ステロール類、エステル油、炭化水
素油、高級アルコール等が挙げられ、好ましくは天然油
脂、高級脂肪酸、ステロール類、エステル油である。天
然油脂としては、例えばアボガド油、ツバキ油、マカデ
ミアナッツ油、トウモロコシ油、ミンク油、オリーブ
油、ナタネ油、卵黄油、ゴマ油、小麦胚芽油、ヒマシ
油、アマニ油、サフラワー油、綿実油、大豆油、落花生
油、茶実油、コメヌカ油、ホホバ油、胚芽油、トリグリ
セリン、トリオクタン酸グリセリン、トリイソパルミチ
ン酸グリセリン等の液体油脂が挙げられる。
【0074】高級脂肪酸としては、例えば、ラウリン
酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘ
ン(ベヘニン)酸、オレイン酸、12−ヒドロキシステ
アリン酸、ウンデシレン酸、トール酸、イソステアリン
酸、リノール酸、リノレイン酸、エイコサペンタエン酸
(EPA)、ドコサヘキサエン酸(DHA)等が挙げら
れる。ステロール類としては、例えば、コレステロー
ル、フィトステロール等が挙げられる。
【0075】エステル油としては、ミリスチン酸イソプ
ロピル、オクタン酸セチル、ミリスチン酸オクチルドデ
シル、パルミチン酸イソプロピル、ステアリン酸ブチ
ル、ラウリン酸ヘキシル、ミリスチン酸ミリスチル、オ
レイン酸デシル、ジメチルオクタン酸ヘキシルデシル、
乳酸セチル、乳酸ミリスチル、酢酸ラノリン、ステアリ
ン酸イソセチル、イソステアリン酸イソセチル、12−
ヒドロキシステアリン酸コレステリル、ジ−2−エチル
ヘキシル酸エチレングリコール、ジペンタエリスリトー
ル脂肪酸エステル、モノイソステアリン酸N−アルキル
グリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、リ
ンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−ヘプチルウンデカン
酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキシル酸トリメチロ
ールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプ
ロパン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ペンタエリスリ
トール、トリ−2−エチルヘキシル酸グリセリン、セチ
ル−2−エチルヘキサノエート、エチルヘキシルパルミ
テート等が挙げられる。
【0076】炭化水素油としては、流動パラフィン、オ
ゾケライト、スクワレン、プリスタン、パラフィン、セ
レシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等が
挙げられる。高級アルコールとしては、ラウリルアルコ
ール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘ
ニルアルコール、ミリスチルアルコール、オレイルアル
コール、セトステアリルアルコール等の直鎖高級アルコ
ール、モノステアリルグリセリンエーテル(バチルアル
コール)、2−デシルテトラデシノール、ラノリンアル
コール、ヘキシルドデカノール、イソステアリルアルコ
ール、オクチドデカノール等の分岐鎖高級アルコールが
挙げられる。
【0077】またグリセリン、プロピレングリコール、
ジプロピレングリコール、ポリエチレングリコール、コ
ンドロイチン硫酸塩、ヒアルロン酸塩、ジグリセリン、
1,3−ブチレングリコール、ピロリドンカルボン酸
塩、ソルビトール、マルチトール、ラクトース、オリゴ
糖、小麦ポリペプタイド等の保湿剤、メチルフェニルポ
リシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキ
シエチレン)シロキサン共重合体、ゴム状ジメチルポリ
シロキサン、アミノ変性ポリシロキサン等のシリコーン
類を配合することができる。
【0078】また、チオグリコール塩酸、L−アスコル
ビン酸塩、亜硫酸水素塩、ハイドロサルファイト塩、硫
酸水素塩等の酸化防止剤及び安定化剤、コラーゲン加水
分解物、ケラチン加水分解物、シルクプロテイン加水分
解物、エラスチン加水分解物、大豆蛋白加水分解物等の
蛋白質加水分解物及びこれらの四級化物を配合すること
も可能である。また、乳化剤として、他の両親媒性物質
や、界面活性剤を用いることも可能である。
【0079】非イオン性界面活性剤としては、ポリオキ
シエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン脂肪
酸エステル、ポリオキシエチレン多価アルコール脂肪酸
部分エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油誘導体
等のポリオキシエチレン系界面活性剤、オクチルポリグ
リコシド等のアルキルポリグリコシド類、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステル、ポリグリセリンアルキルエーテル等
のポリグリセリン系界面活性剤、マルチトールヒドロキ
シアルキルエーテル等の糖アルコールヒドロキシアルキ
ルエーテル類、脂肪酸ジエタールアミド等が挙げられ、
高級脂肪酸塩類、アルキルベンゼンスルホン酸塩類、リ
ン酸エステル類、アルキル硫酸塩類、アルキル硫酸エス
テル塩類、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステル塩
類等のアニオン性界面活性剤、アミノ酸類、アルキルト
リメチルアンモニウム塩、ジアルキルジメチルアンモニ
ウム塩、アルキルジメチルアミンオキサイド等のカチオ
ン性界面活性剤等を適宜併用できる。
【0080】更に、例えば、エタノール、ブタノール、
プロパノール、イソプロパノール、ベンジルアルコール
等の低級アルコール類、2−エチルヘキシルアルコー
ル、2−ヘキシルデシルアルコール、2−デシルテトラ
デシルアルコール、イソステアリルアルコール、セトス
テアリルアルコール、ラウリルアルコール、ステアリル
アルコール、セチルアルコール等の高級アルコール類等
を配合することができる。また、金属イオン封鎖剤及び
防腐剤として、ヒドロキシエタンジホスホン酸塩類、フ
ェナセチン、EDTA及びその塩、パラベン類、スズ酸
塩類等が挙げられ、高分子化合物としては、ポリ(ジメ
チルアリルアンモニウムハライド)型カチオン性高分
子、ポリエチレングリコール、エピクロルヒドリン、プ
ロピレンアミン及び牛脂脂肪酸より得られるタロイルア
ミンの縮合生成物型であるカチオン性高分子、ポリエチ
レングリコール、エピクロルヒドリン、プロピレンアミ
ン及びヤシ油脂肪酸より得られるココイルアミンの縮合
生成物型であるカチオン性高分子、ビニルピロリドン、
ジメチルアミノメタアクリレート共重合体型カチオン性
高分子、第4級窒素含有セルロースエーテル型カチオン
性高分子類等が挙げられる。
【0081】また、ラウリン酸ジエタノールアミド、カ
ルボキシメチルセルロース、カルボキシビニルポリマ
ー、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、メチルセルロース、キサンタンガム、カラ
ギーナン、アルギン酸塩、ペクチン、フェーセラン、ア
ラビアガム、ガツチガム、カラヤガム、トラガントガ
ム、カンテン末、ベントナイト、架橋性ポリアクリル酸
塩等の増粘剤を配合することも可能である。
【0082】更に、本発明においては、塩酸、硫酸、硝
酸、燐酸、ピロリン酸、酢酸、乳酸、クエン酸、コハク
酸、酒石酸、リンゴ酸、レブリン酸、およびこれらのナ
トリウム、カリウム、アンモニウム塩等のpH調製剤、
色素、香料等を配合することも好ましく用いられる。本
発明の染毛剤は、使用時のpHは、好ましくは、3〜1
2、より好ましくは5〜11である。
【0083】本発明の染毛剤は、1剤型、あるいは酸化
染料を含む第1剤と酸化剤を含む第2剤からなる2剤
型、あるいはそれ以上の多剤型のいずれであってもよ
く、例えば液状物、クリーム状物、ゲル状物等、ケラチ
ン繊維の特にヒトの毛髪の染色を行うのに適する他のあ
らゆる状態で供することが可能である。また、保存時に
粉体で使用時に水を加えることにより液状物、クリーム
状物、ゲル状物等となることも好ましい。また、この染
毛剤は推進剤の存在下でエアゾル容器中に包装されるこ
とも好ましい。
【0084】
【実施例】以下に本発明を実施例により、更に詳細に説
明するが本発明はこれらに限定されるものではない。
【0085】実施例1 表1に示したヘアクリームタイプの本発明例及び比較例
の染毛用組成物を調製し、染毛効果と毛髪に与える影響
を比較した。使用直前に1剤と2剤とを1:1の質量比
で混合し、白髪に塗布した。30℃で30分間処理し、
水洗し、シャンプーを行い、風乾した。染毛効果及び毛
髪に与える影響は以下の基準で判定した。 <染毛効果の基準> <毛髪に与える影響> ◎:極めてよく染まる ◎:非常に艶があり、しなやかである ○:良く染まる ○:艶があり、ややしなやかである △:やや染まる △:どちらともいえない ×:ほとんど染まらない ×:艶がなく、ごわつく
【0086】
【表1】
【0087】表1より、本発明品の染毛効果はパラフェ
ニレンジアミンのみを用いた場合と同様であるが、毛髪
に与えるダメージが少ないことがわかる。また、本発明
の化合物を用いた場合には、赤みの強い茶色が可能にな
ることがわかった。
【0088】実施例2 (耐洗浄性試験) 実施例1にて染色性評価を行った後、毛束を2等分し、
一方を市販シャンプー液に浸して10回手もみ洗いした
後、乾燥した。これを10回繰り返し、シャンプーの前
後の毛束を並べて肉眼で比較し、耐洗浄性を以下の基準
で評価した。 ◎:全く褪色しない ○:かすかに褪色する △:褪色がはっきりわかる ×:褪色が著しい (均染性試験)実施例1の試料1〜6を用いて10人の
パネラーの頭髪を染毛処理し、染毛時の均染性を以下の
基準で評価した。 ◎:均一に染まった ○:殆ど均一に染まった △:染まり具合にややムラができた ×:はっきりと染めムラができた
【0089】得られた結果を表2に示す。表2より本発
明の化合物を用いた染毛組成物は均染性に非常に優れ、
更に耐洗浄性も良好であることがわかる。
【0090】
【表2】
【0091】
【発明の効果】本発明の染毛剤は染色性が良好で、色味
を調節でき、染毛処理の際に均染性に優れ、更に耐洗浄
性の良好な染毛剤組成物を与える。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4C036 AD05 AD21 AD26 4C056 AA01 AB02 AC05 AD01 AE03 AF06 FA14 FB20 FC01 4C083 AB412 AC012 AC022 AC072 AC122 AC182 AC432 AC552 AC762 AC831 AC852 AC862 AD092 CC36 EE06 EE07 EE26 4H006 AA01 AB99 TA02 TB59 4H057 AA01 BA01 BA09 CA07 CC02 DA01 DA21

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の一般式(1)で表わされる化合物
    の少なくとも1種を用いることを特徴とする染毛剤。 【化1】 一般式(1)において、 Zはカルバモイル基、アシル
    基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボニ
    ル基、スルホニル基またはスルファモイル基を表し、Q
    はCとともに5〜7員の不飽和の環を形成する原子群を
    表す。
  2. 【請求項2】 下記の一般式(2)で表わされる化合物
    の少なくとも1種を用いることを特徴とする染毛剤。 【化2】 一般式(2)において、R1〜R4は水素原子又は置換基
    を表し、R5はアルキル基、アリール基、又はヘテロ環
    基を表す。
  3. 【請求項3】 下記の一般式(3)で表わされる化合物
    の少なくとも1種を用いることを特徴とする染毛剤。 【化3】 一般式(3)において、R6はアルキル基、アリール
    基、又はヘテロ環基を表し、Yはカルバモイル基、アシ
    ル基、アルコキシカルボニル基、アリールオキシカルボ
    ニル基、スルホニル基、又はスルファモイル基を表し、
    Xは−N(R9)−、酸素原子、又は硫黄原子を表し、
    7及びR8は水素原子又は置換基を表し、R7とR8が結
    合して5〜7員の環を形成してもよい。R9はアルキル
    基、アリール基、又はヘテロ環基を表す。
  4. 【請求項4】 前記一般式(1)、(2)又は(3)で
    表される化合物及びカプラーを用い、酸化剤成分の作用
    で色素を形成し染毛することを特徴とする請求項1〜3
    のいずれか1項に記載の染毛剤。
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