JP2003024544A - 入賞装置の構造 - Google Patents

入賞装置の構造

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JP2003024544A
JP2003024544A JP2001219721A JP2001219721A JP2003024544A JP 2003024544 A JP2003024544 A JP 2003024544A JP 2001219721 A JP2001219721 A JP 2001219721A JP 2001219721 A JP2001219721 A JP 2001219721A JP 2003024544 A JP2003024544 A JP 2003024544A
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game ball
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game board
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JP2001219721A
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Kazuhiro Tsunemi
和宏 常見
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Heiwa Corp
Original Assignee
Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 パチンコ機の入賞口に設ける前飾りを遊技者
にとって興趣のある形状とした入賞装置の構造を提供す
る。 【解決手段】 遊技基板8とガラス板11との間に、取
付ベース9上の前飾り6に遊技球の入賞口5を形成する
入賞装置4を、取付ベース9および前飾り6が遊技基板
8の所定孔8aに侵入する形状にして遊技基板8側に設
置し、入賞口5の直下方を遊技基板8側に臨ませてか
ら、前飾り6裏側に略垂直通路部10を形成し、略垂直
通路部10に遊技球の検出スイッチ13を設けた。ま
た、前飾り6にシールの貼着用凹部12を形成した。略
垂直通路部10が遊技基板8側に移動したので、ガラス
板11と前飾り6の間隔が大きくなり、前飾り6前面を
興趣を起こさせる立体的な形状にできる。また、入賞口
5の湾曲によって遊技球の落下速度が減速され、遊技球
の検出スイッチ13による検出が確実になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ機におい
て、遊技者にとって興趣のある遊技盤となるような入賞
装置の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機は、遊技基板に釘、入
賞装置およびチューリップ等が装着されて遊技盤を構成
し、垂直に配した遊技盤の前方を、遊技球が流下するの
に必要な間隔を開けた位置に設置したガラス板によって
密閉し、遊技球は遊技盤とガラス板との間を、釘に弾発
して向きを変えたりしながら流下し、当たりもしくは外
れの孔に入るようにされている。
【0003】図3に示すように、遊技盤1にはチューリ
ップ2、表示装置3および入賞装置4等を遊技者の興趣
を高めるように配置されている。また、チューリップ2
の表面には遊技性を高める図柄が印刷され、入賞装置4
では遊技球入賞口5を形成する前飾り6の表面に多彩な
シール7が貼られている。
【0004】図4ないし図6に示すように、入賞装置4
は遊技基板8に開けた所定孔8aに取付ける取付ベース
9と、取付ベース9に装着して遊技球の入賞口5を形成
する前飾り6とで構成される。また、図5に示すよう
に、入賞装置4は前飾り6の上部開口(入賞口5)から
下方に延びる入賞球の垂直通路部10を形成し、入賞球
の垂直通路部10は前飾り6の下部に相当する位置から
後方に延び、遊技基板8の所定孔8aを通過するように
なっている。前飾り6の裏側の垂直通路部10では取付
ベース9の前面側において垂直通路部10を構成してい
る。したがって、遊技球の通過する前飾り6の上部開口
(入賞口5)に連続する前飾り6の前面は、ガラス板1
1側に接近した位置に配置されることになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、入賞装置4
の取付ベース9は、平面的な変化のある曲線で外周を形
成し、また、前飾り6にはシール7が貼着され、遊技者
の興味を引くように遊技盤が構成されている。また、前
飾り6は取付ベース9の形状に合わせて、正面視左右方
向(下方向も)に変化のある曲線で外周を形成してい
る。しかしながら、ガラス板11と遊技基板8との前後
方向の距離は、従来のパチンコ機の例では20mm程度
のため、入賞球の通路を備える前飾り6の前面を彫刻の
浮き彫りのように製作することは困難であった。必然的
に、前飾り6の表面形状は平面状にならざるを得ず、シ
ール7を貼着する前飾り6の凹部12とガラス板11と
の間隔aは狭く、印刷したシール7以外の凹凸の厚みの
あるシール7は装着が困難であった。従来のパチンコ機
の例では、前飾り6の凹部12とガラス板11との間隔
aはほぼ2mm程度であった。
【0006】また、図5(b)に示すように、前飾り6
の内部に遊技球通過を検出する検出スイッチ13を設け
る構造においては、検出スイッチ13を取付けるスペー
スの確保が必要であり、前飾り6の前面の細工は難しく
なる。
【0007】本発明は、パチンコ機の入賞口に設ける前
飾りを、遊技者にとって興趣のある形状にする入賞装置
の構造を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、請求項1の発明は、遊技基板とガラス板と
の間に設けられた取付ベース上の前飾りに、遊技球の入
賞口が形成されると共に、前記前飾り裏側に前記入賞口
から下方に延びる通路部を形成した入賞装置の構造であ
って、前記入賞口の直下方を前記遊技基板側に臨ませ
て、前記取付ベースの前記通路部の部分を前記遊技基板
の所定孔に侵入する形状にして設置すると共に前記前飾
りに形成した略垂直通路部に、接続したことを特徴とす
る。
【0009】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記略垂直通路部に遊技球の検出スイッチを設けた
ことを特徴とする。請求項3の発明は、請求項1の発明
において、前飾りにシールの貼着用凹部を形成したこと
を特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて説明する。図1及び図2に示すように、
パチンコ機の入賞装置4は取付ベース9および前飾り6
によって構成され、遊技基板8の所定孔8aに取付けら
れる。図1(a),(b)に示すように、取付ベース9
は前飾り6の入賞口5の位置において遊技基板8の所定
孔8aに侵入するように段差をつけて曲げられ、これに
より、前飾り6の開口(入賞口5)からすぐに遊技基板
8の所定孔8aに向かって臨ませた後、略垂直通路部1
0はその側面を遊技基板8の内部に入り込むようにして
形成される。
【0011】また、検出スイッチ13を略垂直通路部1
0に装着する場合も、その側面を遊技基板8の内部に食
い込ませた箇所に設置する。
【0012】以上により、取付ベース9を遊技基板8の
奥側に曲げて略垂直通路部10を形成したので、ガラス
面11と前飾り6の間隔が広がり、前飾り6の凹部12
を深く形成でき、エポキシ樹脂等の立体的な特殊シール
7を貼ることが可能になる。ここでは、ガラス面11と
前飾り6のシールを貼着する凹部12との間隔bがほぼ
4.2mm(従来例では2mm程度)程度に広がる。ま
た、前飾り6の前面を前後方向に厚くすることができる
ので、前飾り6の表面形状を曲面等の変化を持たせて浮
き彫りのような立体的な形状にすることができる。ま
た、入賞口5からの通路部の湾曲によって、流下する遊
技球が湾曲部(段差部)に当たって遊技球の落下速度を
減速させることができるため、検出スイッチ13による
遊技球通過の検出がより確実になる。
【0013】なお、入賞口5は前飾り6と取付ベース9
との形状により形成されるので、入賞口5も遊技基板8
側に位置させても良い。また、遊技球の落下を減速させ
る場合、入賞口5と略垂直通路部10とを互いに左右に
ずらせた位置に形成することで垂直通路部10内に遊技
球の衝突箇所ができる。また、本実施の形態の構成をチ
ューリップ2に適用しても良い。
【0014】
【発明の効果】本発明は以上述べた通りであり、請求項
1に記載の発明では、前飾りの裏側の略垂直通路部がガ
ラス板側より遊技基板側に寄って形成され、前飾りの前
面とガラス板との間隔が広くなり、前飾りの前部の厚み
によって前飾りの前面を立体的な変化のある形状にする
ことができる。
【0015】請求項2の発明は、入賞口の下方の略垂直
通路部に遊技球の検出スイッチを設けても略垂直通路部
が遊技基板側に位置するので、前飾りの前部厚みを干渉
せず、前飾りの前面を立体的な形状にすることができ、
また、入賞口の直下方が湾曲しているので、落下した遊
技球が側壁に衝突して減速され、検出スイッチの通過時
間が長くなり、遊技球の検出が確実になる。請求項3の
発明は、略垂直通路部が遊技基板側に変位しているの
で、前飾りの前部厚みが従来のものより大きくなる。こ
れにより、前飾りに形成したシールの貼着用凹部の深さ
が大きくなって例えば凹凸の変化の大きいシールを貼着
することができ、遊技に興趣を持たせることが可能にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における入賞装置の側面
(a)と側断面(b)の模式図である。
【図2】図1に示す入賞装置の表側(a)と裏側(b)
を示す斜視図である。
【図3】従来のパチンコ機の遊技盤の模式図である。
【図4】図3の遊技盤に装着した入賞装置の展開を、斜
め(a)と側面(b)から示す模式図である。
【図5】従来の入賞装置の側面(a)と側断面(b)の
模式図である。
【図6】図5の入賞装置の模式図である。
【符号の説明】
4 入賞装置 5 入賞口 6 前飾り 8 遊技基板 8a 所定孔 9 取付ベース 10 略垂直通路部 11 ガラス板 12 貼着用凹部 13 検出スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技基板とガラス板との間に設けられた
    取付ベース上の前飾りに、遊技球の入賞口が形成される
    と共に、前記前飾り裏側に前記入賞口から下方に延びる
    通路部を形成した入賞装置の構造であって、 前記入賞口の直下方を前記遊技基板側に臨ませて、前記
    取付ベースの前記通路部の部分を前記遊技基板の所定孔
    に侵入する形状にして設置すると共に前記前飾りに形成
    した略垂直通路部に、接続したことを特徴とする入賞装
    置の構造。
  2. 【請求項2】 前記略垂直通路部に遊技球の検出スイッ
    チを設けたことを特徴とする請求項1記載の入賞装置の
    構造。
  3. 【請求項3】 前飾りにシールの貼着用凹部を形成した
    ことを特徴とする請求項1記載の入賞装置の構造。
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