JPH0432152Y2 - - Google Patents

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JPH0432152Y2
JPH0432152Y2 JP1986167903U JP16790386U JPH0432152Y2 JP H0432152 Y2 JPH0432152 Y2 JP H0432152Y2 JP 1986167903 U JP1986167903 U JP 1986167903U JP 16790386 U JP16790386 U JP 16790386U JP H0432152 Y2 JPH0432152 Y2 JP H0432152Y2
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JP
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pachinko machine
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recess
accessory
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JP1986167903U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、パチンコ機が立設されたその状態を
知ることができる検知器を備えたパチンコ機に関
する。
(従来の技術) 従来、パチンコ機を設置する時は、パチンコ機
に向つてその上部が遠ざかる方向に幾分傾斜させ
ている。また、パチンコ機が水平に設置されてい
るかどうか遊技者および遊技機管理者が確認でき
るようなものとして、気泡管からなる水準器を遊
技盤に設けたパチンコ機がある(実公昭44−
10358号公報参照)。これにより水準器内の気泡を
目視することができるので、パチンコ機の傾きを
調整できる。
(考案が解決しようとする問題点) しかしながら上記公報に開示された技術にあつ
ては、パチンコ機の遊技盤に水準器を設けた構成
であることから、水準器が正面ガラスの内側に位
置し、パチンコ機の設置環境によつては、水準器
に照射される照明光がパチンコ機の外枠、作業者
または遊技者自身などによつて遮られることがあ
る。
このよう場合には、水準器内の気泡と液体とを
明確に識別できず、水準器の気泡の位置を容易に
認識できないので、パチンコ機の傾き調整に手間
取つたり、遊技場において遊技者がパチンコ機を
強制的に傾斜させる不正行為を容易に発見できな
いという問題を招いていた。
また上記公報に開示された技術は、水準器が遊
技盤に対して直接取り付けられているので、水準
器を取り付けるための孔あけ加工および仕上げな
どを遊技盤面に施さなければならない。このため
遊技盤の制作工数が通常時よりも増加するので、
水準器の取り付けに起因した遊技盤のコストアツ
プおよび作業性の低下を抑止できないという問題
を招く。
そこで本考案は上記問題点を解決するためにパ
チンコ機の立設状態を迅速容易に認識する水準器
を設けることにより、パチンコ機の水平や傾斜度
合が検知できるので設置作業が容易で、しかも遊
技者に信頼性を与えるパチンコ機を提供すること
を目的とする。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するための本考案の特徴は、パ
チンコ機の遊技盤面に役物を設け、該役物の表側
に凹所を設け、該凹所には透光性を有する素材か
らなり前記凹所に係合可能な筒体内に気泡および
液体が封止された水準器を設け、該水準器を前記
凹所に係止させる係止部材を設け、前記水準器の
背後には前記筒体に光を後方から照射するための
光源を配置したことである。
(作用) 上記構成によつて、パチンコ機を設置する際、
光源は筒体に光を後方から照射し、水準器内の気
泡と液体との明確な識別を可能にするので、気泡
の位置は筒体を通して容易に確認でき、この気泡
の位置を見ながら、それぞれのパチンコ機の微妙
な傾斜を容易に調節できるし、設置後、遊技者が
遊技中に水準器(検知器)を見ることによつて正
しい設置状態であることの信頼感を得ることがで
きる。また遊技者が不正にパチンコ機を押したり
した場合なども検知することができる。また水準
器は役物の凹所に係止部材を介して係止されてい
るので、水準器を設けるための特別な加工を遊技
盤面に施すことなく、水準器を遊技盤面に取り付
けることができる。
(実施例) 以下に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。まず、第1図は、本考案のパチンコ機1の一
実施例であつて、このパチンコ機1の遊技盤2面
には検知器が備えられておりこの検知器は、第2
図に示すように周知の水準器3であつて、封止さ
れた透光性を有する素材からなる筒体4内に水、
アルコール等の液体5が一部、空気6と共に満た
されている。好ましくは、アルコールの方が気泡
が分割しないのでよい。この空気6の部分は、筒
体4が水平位置にあるときに中央に位置し、筒体
4の外周に、中央部分を中心にして両側に微妙な
傾斜角度の目盛表示である二筋の目盛7が付され
て、水平位置のときに空気6が中央になる目安と
なつている。この水準器3の取り付けは、第1図
に示す役物(後述)としてのセンタ役物8の本体
9に取り付ける場合、第3図に示すようにプラス
チツク材料からなる本体9に取付開口部10を形
成し、しかも、水準器3の直径を止めるように直
径の曲率に対応した突起11と共に取付部12を
内側に突き出させ、水準器3の直径を挟むような
形で折曲して形成する。この部分に水準器3を嵌
め込んで固定するために、その後側にはフアスナ
13が取り付けられている。フアスナ13の代わ
りに両端を爪部材13aを利用して止めてもよ
い。そして、背後には筒体4に光を後方から照射
するための光源としてランプ14が取り付けられ
て水準器3が良く見えるようになつている。これ
によりパチンコ機1の傾きを目視で明確に認識で
きるので、パチンコ機1が正規位置に設定されて
いるか否かの判定を迅速容易にできる。
また水準器3はセンタ役物8(または大入賞装
置15)の凹所としての取付部12にフアスナ1
3または爪部材13aを介して係止されている。
このため水準器3を設けるための特別な加工を遊
技盤2面に施すことなく、水準器3を遊技盤2面
に取り付けることができる。
なお上述した役物とは、パチンコ機の遊技盤面
に設けられ、予め定められた条件が満足されたと
きのみに所定の動作をするものである。
周知の役物としては、特定の入賞口への入賞に
基いて、数字記号などからなる複数種の識別情報
を表示するもの(たとえばセンタ役物8)、この
識別情報が特定の識別情報または特定の識別情報
の組合せであるときに、通常は入賞不能状態にあ
る入賞口が入賞可能状態に継続的に移行させるも
の(たとえば大入賞装置15)などがある。
第1図に示すように、役物(後述)としての大
入賞装置15の前面に取り付けられる水準器3の
場合は、本体16と共に位置しているが、その背
部は第4図に示すように、遊技盤2に彫り込まれ
た、取付溝17に嵌め込む。この時、本体16に
形成される取付開口部10は、水準器3の直径よ
りも小さくなつている。なお、第1図に示すよう
に遊技盤2の下部に位置している水準器3の取り
付けは、第4図に示すように遊技盤2に彫り込ま
れた取付溝17に嵌め込み、プラスチツク部材の
ようなものに上記したような取付開口部10を設
けて前面から押えてもよいし、またそのまま、取
付溝17内に接着剤によつて固定してもよい。
上記した水準器3の設置では、遊技盤2面に取
り付けられているのでパチンコ機1がその左右に
傾いているかどうか目視できるようになつている
が、このような場合には水準器3を遊技盤2に直
接取り付けるための孔あけ加工および仕上加工な
どの工数が増大する。
第5図および第6図には他の検知器としての平
衡器18が示されている。この平衡器18はパチ
ンコ機の微妙な角度を歯車機構を利用して拡大表
示する装置である。この平衡器18全体をおさめ
ている、基台19には橋状取付部20が立設さ
れ、その中心部には軸21が立設されている。こ
の軸21には、小歯車22がスペーサ23を介し
て大歯車24と固着されたものが回動自在に軸支
されている。小歯車22にはその上部に略扇形状
で、その弧に歯が形成されている扇形部材25が
噛み合い、扇形状の弧とは反対の端部は、基台1
9に立設している軸26に回動自在に軸支されて
いる。そして、扇形部材25の軸支部分は、下方
に長く、その端部に錘部27を備えた振子28と
固着されている。したがつて扇形部材25は振子
28によつて常時、真下に向くようになつてい
る。このことは大歯車24を常時、所定の回転位
置に維持するようにしている。さらに、大歯車2
4には基台19に立設されている軸29に回動自
在に軸支されている指示歯車30に噛み合い、指
示歯車30と一体に形成された指針31が下方を
指している。指針31の箇所には、目盛部32が
弧状に位置し、基台19に取り付けられている。
このような構成の平衡器18は、第6図および第
7図に示すように、パチンコ機1の外枠33の内
側に彫り込まれた取付溝17に嵌め込まれて外枠
33の表面と面するぐらいの状態に螺子止めされ
ている。これは、平衡器18が他の部分に当たら
ないようにすることである。平衡器18は、第7
図に示すように、パチンコ機1を設置する時、パ
チンコ機1が手前から奥行方向へ所定の傾斜角度
を持たせるように作業者が目視できるものであ
る。なお、第7図に示す平衡器18のように、第
2図に示した水準器3を、その長手方向が、パチ
ンコ機1の手前から奥行方向になるようにすれ
ば、平衡器18と同じように使用できる。第8図
は、第7図に示す外枠33に、嵌め込まれるパチ
ンコ機1の主部34であり、これに遊技盤が着脱
自在となるもので嵌め込まれた後は、主部34
は、所定傾斜角度に設置された外枠33と同じ傾
斜になるものである。
第9図に示す他の検知器は封止されているガラ
ス管35内に水銀36を入れて、その一方からリ
ード線37を内部に突き出させて、水銀36がリ
ード線37間に接触すると短絡する水銀スイツチ
38である。これを、第7図に示すように、上記
した水準器3と同じように長手方向に取り付けれ
ば、例えば、遊技者がパチンコ機1の前面を強く
たたくことによるその行為を検知できるようにな
つているものである。
このような上記の構成から、第2図に示すよう
な水準器3を遊技盤2面に遊技者が目視できるよ
うに取り付ければ、遊技者は、パチンコ機1が正
確に設置されていることを知ることができる。第
7図に示すように、外枠33の内側に水準器3ま
たは平衡器18を取り付ければ、パチンコ機1を
設置する際、作業者が、それを見ることによつ
て、パチンコ機1を所定の傾斜角度に設置でき
る。この場合の水準器3および平衡器18の取り
付けは、あらかじめ、パチンコ機1が所定の傾斜
角度になるように外枠33に傾斜して取付溝17
を形成して行ない、設置の時は、水準器3の場合
は、空気6が目盛7の中央になるように、また、
平衡器18では、指針31が真下になるようにす
れば作業者にとつて設置作業がより簡単になる。
また、取付溝を外枠33に対して平行に設ければ
目盛に応じた任意の角度に設置できる。また、第
9図に示す水銀スイツチ38の場合は、パチンコ
機1の前面を強くたたくと、その衝撃によつて水
銀36が移動し、リード線37が短絡することに
よつて、乱暴な行為を察知できると共にパチンコ
機1の破損を防止できる。
なお、第1図に示した水準器3の取り付けは一
例を説明しただけであつて、センタ役物8の場
合、第4図に示した取り付けができることは勿論
のこと、大入賞装置15の場合、第3図に示すよ
うな取り付けができることも可能である。
(考案の効果) 以上述べたことから本考案のパチンコ機は、パ
チンコ機本体に、その立設状態を指示する検知器
を設け、さらに背後には筒体に光を後方から照射
するための光源を配置したことによつて、従来、
煩雑であつたパチンコ機の設置が容易となり、し
かも水準器を遊技者が目視できるように取り付け
たことによつて、遊技者に信頼感を与えることが
できる。このことから、新たに遊技者と遊技機管
理者との間に調和のとれたパチンコ機を提供する
ことができる。また水準器は役物の凹所に係止部
材を介して係止されているので、孔あけ加工およ
びその仕上げなどの遊技盤の制作工数を増加させ
なくてもよい。このため水準器の取り付けに起因
する遊技盤の作業性低下を抑止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の検知器を備えたパチンコ機
を示す正面図、第2図は、水準器を示す斜視図、
第3図は、水準器の取付例を第1図に矢印A−A
によつて示す断面図、第4図は、水準器の取付例
を第1図に矢印B−Bによつて示す断面図、第5
図は、平衡器を示す正面図、第6図は、第5図に
矢印C−Cによつて示す断面図、第7図は、第8
図の本体をおさめる外枠の斜視図、第8図は、パ
チンコ機本体を示す斜視図、第9図は、水銀スイ
ツチを示す傾視図である。 1……パチンコ機、3,18,38……検知器
(水準器、平衡器、水銀スイツチ)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. パチンコ機の遊技盤面に役物を設け、該役物の
    表側に凹所を設け、該凹所には透光性を有する素
    材からなり前記凹所に係合可能な筒体内に気泡お
    よび液体が封止された水準器を設け、該水準器を
    前記凹所に係止させる係止部材を設け、前記水準
    器の背後には前記筒体に光を後方から照射するた
    めの光源を配置したことを特徴とするパチンコ
    機。
JP1986167903U 1986-10-31 1986-10-31 Expired JPH0432152Y2 (ja)

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JP1986167903U JPH0432152Y2 (ja) 1986-10-31 1986-10-31

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JPS6374171U JPS6374171U (ja) 1988-05-18
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