JP3928194B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、基板ボックス内に半導体素子を設けた回路基板を組み込んでなる制御装置を備えた遊技機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えばパチンコ機に使用する制御装置は、図8に示したように、ボックス本体100と蓋体(図示せず)の組合せ構造である基板ボックス101と、その基板ボックス101内に固着した回路基板102と、その回路基板102に直接または半導体ソケット103を介して装着した半導体素子104とからなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
近年、パチンコ機等の遊技の分野において、前記制御装置からゲーム内容のプログラムを記録したROM(半導体素子104)を取り外し、それを不正なROM(いわゆる裏ROM)に交換して大当たりの確率を高めるような犯罪行為が多発している。しかるに、プラグラムの内容は外見では判らないため、ROMが不正に交換されたものであるか否かの確認に手間が掛かる問題点があった。特に最近では、ROM104を回路基板102に接続するための半導体ソケット103内に不正なROMを組み込み、真正なROM104を機能させない状態にして前記半導体ソケット103上に設置しておく偽装工作が行われており、手口が巧妙化して不正なROMの発見が益々困難なものになってきている。
【0004】
本発明は、上記問題点等に鑑みなされたもので、その目的は、基板ボックス内にある半導体素子またはソケット等に対する不正確認が短時間で簡単に行える遊技機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため本発明は、基板ボックスと、その基板ボックス内に設けられる回路基板と、その回路基板の一の面に設けられる半導体素子とを有して構成される制御装置を備えた遊技機において、前記基板ボックスは、ボックス本体と、前記回路基板の一の面を視認可能とする視認部を有するボックス蓋体とを有して構成され、前記回路基板 、前記半導体素子の裏面に対向する透視部を有すると共に前記ボックス本体は、前記回路基板の透視部を介して前記半導体素子の裏面を視認可能とする裏面視認部を有する遊技機を提供する。
また、基板ボックスと、その基板ボックス内に設けられる回路基板と、その回路基板の一の面に設けられる半導体ソケットと、その半導体ソケットに装着される半導体素子とを有して構成される制御装置を備えた遊技機において、前記基板ボックスは、ボックス本体と、前記回路基板の一の面を視認可能とする視認部を有するボックス蓋体とを有して構成され、前記回路基板は、前記半導体素子の裏面に対向する透視部を有すると共に前記ボックス本体は、前記回路基板の透視部を介して前記半導体素子の裏面または前記半導体ソケットを視認可能とする裏面視認部を有する遊技機を提供する。
【0006】
【作用】
半導体素子や半導体ソケットを不正に交換した場合、半導体素子や半導体ソケットの裏面にその痕跡が現れる場合が多い。本発明の遊技機によれば、前記回路基板の透視部ボックス本体裏面視認部を通して半導体素子の裏面または半導体ソケットが視認可能であるため、半導体素子または半導体ソケットに対する不正の確認が短時間で簡単に行える。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態をパチンコ機を例示して説明する。なお、図1は制御装置の要部を示す分解斜視図、図2は要部の横断平面図、図3は要部の縦断正面図、図4はパチンコ機の裏面図である。
【0008】
制御装置1は、直方体形状の基板ボックス2の中に回路基板3を組み込んで構成されている。基板ボックス2は、ボックス本体4と蓋体5の組合せ構造であって、ボックス本体4に対し蓋体5が着脱可能な状態に被せられ、その両者がビスなどの結合手段で一体に止められている。ボックス本体4は金属製であって、四角い底板4aの四辺に側板4bを立設してなる。一方、蓋体5はボックス本体4と同様な金属製のボディに透明または半透明の合成樹脂板5a(図4参照)がはめ込まれていて、そこから基板ボックス2の内部が見えるようにしてある。
【0009】
前記回路基板3は基板ボックス2のボックス本体4内にビス止めされている。回路基板3とボックス本体4の底板4aとの間には軸筒状のスペーサー6が介装されていて適当な空間Sが設けられている。この回路基板3には周知のようにプリント配線が施され、そのプリント配線に合わせて半導体素子7,7…や抵抗など多数の電子部品が半田付けされている。
【0010】
図示した半導体素子7は、ゲーム内容のプログラムを記録したいわゆるROMであって、合成樹脂製の本体部7aから複数本の電極ピン7b,7b…を突設してなり、半導体ソケット8を介して回路基板3に装着されている。前記半導体ソケット8は二本のソケット本体8a,8aを三本の横材8b,8b,8bで一体に連結したいわゆる梯子型であって、ソケット本体8aに前記半導体素子7と同数の電極ピン8c,8c…があり、その電極ピン8cを回路基板3の取付孔9,9…に差し込んで半田付けしてある。また、半導体ソケット8のソケット本体8aには前記半導体素子7の電極ピン7bを受け入れる接続孔8d,8d…が設けられていて、その接続孔8dに半導体素子7の電極ピン7bを差し込むようになっている。半導体素子7は、電極ピン7bを半導体ソケット8の接続孔8dに差し込むことにより、回路基板3に対して電気的に接続される。
【0011】
しかして、前記回路基板3には半導体ソケット8の裏面であって中央の横材8bに対向する位置に透孔10が穿設されている。透孔10は図示した円形以外に長円、楕円、三角、四角など、どのような形状であってもよく、また、個数も一個に限定されない。一方、基板ボックス2のボックス本体4の底板4aには、前記回路基板3の透孔10の中心を通る軸線上に自己の円心を置く窓孔11が穿設されている。この窓孔11も前記透孔10と同様どのような形状であってもよく、また、個数も一個に限定されない。なお、窓孔11には透明キャップ12が嵌め込まれている。この透明キャップ12は本発明において必須の構成要素ではないが、例えば凸レンズ状にするなどして拡大機能を付加すれば後述する半導体素子7のチェックが行いやすくなる。
【0012】
以上のように構成される制御装置1は、図4に示したように、パチンコ機Pの遊技板13裏面に取り付けた入賞球集合カバー14に設置され、前記ROM(半導体素子7)のプログラムに従い、主としてパチンコ機Pのゲームを制御する。
【0013】
次ぎに、半導体素子7のチェック方法について説明する。先ず、パチンコ機Pの前枠15を開いて制御装置1を入賞球集合カバー14から外し、その制御装置1を裏返しにする。なお、好ましくは図5に示したように、制御装置1の一側縁を蝶番16により回動自在な状態にして入賞球集合カバー14に取り付け、他側縁に止め外し自在なロック手段17を設けておくようにするのがよい。そうすることにより、前記ロック手段17を外して図5二点鎖線のように制御装置1を回動させることができるため、制御装置1を入賞球集合カバー14から一々取り外さなくてもよくなる。
【0014】
この状態で基板ボックス2の窓孔11を覗く。半導体ソケット8と半導体素子7が真正なものであれば、回路基板3の透孔10を介して半導体ソケット8の横材8bと半導体素子7の裏側が見える。もし、半導体ソケット8が不正な裏ROMを組み込んだ不正なソケットに交換されていれば、その不正なソケットに隠れて真正な半導体素子7の裏側が見えなくなるため一見して判る。
【0015】
なお、好ましくは基板ボックス2の窓孔11の周辺に照明用の補助孔18(図1参照)を設け、その補助孔18から室内光を取り入れるか、または懐中電灯のような照明具を当てて透孔10の内部を明るく照らすようにするのがよい。或いは、ボックス本体4の側板4bに照明用の補助孔を設け、そこから室内光を取り入れるか、または懐中電灯のような照明具を当てて基板ボックス2内(特に回路基板3とボックス本体4の空間S)を明るく照らすようにしてもよい。そうすることにより、透孔10を通して半導体素子7や半導体ソケット8の裏側が見易くなり、チェックの精度及び作業性が格段に向上する。
【0016】
以上本発明を実施の形態により説明したが、もちろん本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、実施形態では半導体素子7としてROMを対象としたが、半導体素子7にはCPU(中央演算処理装置)などそれ以外のものも含まれる。
【0017】
また、実施形態では基板ボックス2の窓孔11をボックス本体4の底板4aに形成したが、図6,図7のように傾斜させた反射板19を設置することにより窓孔11を側板4bに設けることも可能である。また、図示しないが、このような傾斜させた反射板19を二枚対向させて組み合わせるか、或いは光ファイバーを使用すれば窓孔11を基板ボックス2の蓋体5に設けることもできる。このように窓孔11を基板ボックス2の側面や表側に設けるようにすれば、制御装置1をパチンコ機Pに設置したままの状態で前記チェック作業が行えるため、作業性が向上する。
【0018】
また、実施形態では半導体ソケット8に裏ROMを組み込む不正手段を想定したが、例えば半導体素子7の裏面に特定の刻印(ロゴマークなど)を施すなどの手段を講じておけば、半導体素子7自体が不正に交換された場合にもチェック可能である。
【0019】
また、実施形態では窓孔11を覗き込むことにより視覚で確認するチェック方法を説明したが、深さを測るゲージを使ってチェックすることも可能である。すなわち、ボックス本体4の窓孔11から半導体素子7の裏面までの距離は一定であるのに対し、半導体ソケット8に裏ROMを組み込めば半導体ソケット8が埋められた分だけ距離が短くなるのであるから、その距離の違いをゲージで検出するようにすればよい。なお、ゲージの種類は、測定子を差し込む方法や超音波による測定方法、または光による測定方法の何れであってもよい。測定子を窓孔11に差し込む方法の場合は、測定子の先端にゴムなどの保護カバーを被せておけば半導体素子7を傷つけるおそれがない。
【0020】
また、実施形態の制御装置1はパチンコ機Pに使用するものを例示したが、本発明は、それ以外にも半導体素子を交換して不正行為が行われるおそれがある全ての制御装置に対して適用可能である。例えばスロットルマシンその他のゲーム機に設置される制御装置がある。
【0021】
【発明の効果】
本発明の遊技機によれば、回路基板の透視部ボックス本体裏面視認部を通して半導体素子の裏面または半導体ソケットが視認可能であるため、半導体素子または半導体ソケットに対する不正の確認が短時間で簡単に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】 制御装置の要部を示す分解斜視図である。
【図2】 要部の横断平面図である。
【図3】 要部の縦断正面図である。
【図4】 パチンコ機の裏面図である。
【図5】 制御装置の好ましい取付構造を示す要部の横断平面図である。
【図6】 ボックス本体の側板に窓孔を設けた状態を示す要部の横断平面図である。
【図7】 ボックス本体の側板に窓孔を設けた状態を示す要部の縦断正面図である。
【図8】 従来装置の要部を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 …制御装置
2 …基板ボックス
3 …回路基板
4 …ボックス本体
5 …ボックス蓋体(蓋体)
7 …半導体素子
8 …半導体ソケット
10…透視部(透孔)
11…裏面視認部(窓孔)
P …遊技機(パチンコ機)

Claims (2)

  1. 基板ボックスと、その基板ボックス内に設けられる回路基板と、その回路基板の一の面に設けられる半導体素子とを有して構成される制御装置を備えた遊技機において、
    前記基板ボックスは、ボックス本体と、前記回路基板の一の面を視認可能とする視認部を有するボックス蓋体とを有して構成され、
    前記回路基板は、前記半導体素子の裏面に対向する透視部を有すると共に
    前記ボックス本体は、前記回路基板の透視部を介して前記半導体素子の裏面を視認可能とする裏面視認部を有することを特徴とする遊技機
  2. 基板ボックスと、その基板ボックス内に設けられる回路基板と、その回路基板の一の面に設けられる半導体ソケットと、その半導体ソケットに装着される半導体素子とを有して構成される制御装置を備えた遊技機において、
    前記基板ボックスは、ボックス本体と、前記回路基板の一の面を視認可能とする視認部を有するボックス蓋体とを有して構成され、
    前記回路基板は、前記半導体素子の裏面に対向する透視部を有すると共に
    前記ボックス本体は、前記回路基板の透視部を介して前記半導体素子の裏面または前記半導体ソケットを視認可能とする裏面視認部を有することを特徴とする遊技機
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