JP2012223271A - 収納ユニット及び遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ベース部材とカバー部材とで構成される収納ケースに対する不正開放行為の痕跡を一層確実に残存させ、ひいてはその不正開放行為を有効に防止し得る収納ユニット及び遊技機を提供すること。
【解決手段】この収納ユニットは、ベース部材と、ベース部材に締結されるカバー部材と、カバー部材に対し締結部材の上部を覆うように取り付けられる蓋部材とを有し、蓋部材が取付方向に沿って上方から下方に向けて順に第1保護部、第2保護部及び第3保護部を有しており、第1保護部は、外部と第2保護部との間を実質的に遮断するように配置されており、第2保護部は、締結部材の取付方向に沿った上方移動を規制しており、第3保護部は、軸部よりも大径であって頭部よりも小径である開口部を有すると共に、開口部に締結部材の軸部を挿通させることにより締結部材の頭部が第3保護部の上方に位置するように配置される。
【選択図】図5

Description

本発明は、収納ユニット及び遊技機に係る。
パチンコ機等の遊技機においては、弾球された遊技球が遊技領域(遊技盤面又はその近傍に形成された領域であって、遊技球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で遊技球が遊技領域内の遊技釘や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に遊技球が入賞すれば所定の賞球の払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に遊技球が流入すれば賞球の払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は遊技球の流下における偶然性を利用しつつ遊技球の入賞及び賞球の払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
このようなパチンコ機においては、年々遊技の態様や演出が複雑化・多様化してきており、それに伴い遊技機の動作や演出を制御するための電子回路基板の構造や機能も複雑化・多様化してきている。このような電子基板に対して不正な破壊や改造が行われると、遊技が適正に行われなかったり、一部の不正な遊技者に対して不当な利益が付与されてしまったりするおそれがある。そのため、電子基板を基板ケースによって内包し、外部からアクセスし難く構成している。
例えば、特許文献1には、基板ケース同士を封印結合する結合ピンの一部に脆弱部を形成することにより、不正が行われた際に基板ケースに破壊の痕跡を確実に残すことを目的とした構成が開示されている。また、特許文献2には、変形して開封の痕跡を残す開封残痕部を有する封印手段を設けた遊技機が開示されている。
特開2010−172437号公報 特開2004−105718号公報
しかしながら、基板ケースに限らず、不正アクセスや不正改造を予防したい構成物を収納する収納ケース等においても、その収納ケースの不正開放を一層確実に防止又は的確に発見したいという要望がある。収納ケースがネジ等の締結部材で締結されている場合に、その締結部材を不正に取り外そうとする行為を有効に防止し、不正行為の痕跡を一層確実に残存させる提案が望まれている。
本願発明は、上記の課題に鑑みて為されたもので、ベース部材とカバー部材とで構成される収納ケースに対する不正開放行為の痕跡を一層確実に残存させ、ひいてはその不正開放行為を有効に防止し得る収納ユニット及び遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するための例示的側面としての収納ユニットは、ベース部材と、ベース部材に対し特定の取付方向から締結部材を取り付けることにより締結されるカバー部材と、カバー部材に対し取付方向における締結部材の上部を覆うように取り付けられる蓋部材と、を有する遊技機用の収納ユニットであって、締結部材は、軸部とその軸部の上方に位置して軸部よりも大径とされた頭部とを有すると共に、軸部の一部にカバー部材と締結される締結部が形成されており、蓋部材が取付方向に沿って上方から下方に向けて順に第1保護部、第2保護部及び第3保護部を有しており、第1保護部は、外部と第2保護部との間を実質的に遮断するように配置されており、第2保護部は、頭部の上方近傍に位置することにより、締結部材の取付方向に沿った上方移動を規制しており、第3保護部は、軸部よりも大径であって頭部よりも小径である開口部を有すると共に、開口部に軸部を挿通させることにより頭部が第3保護部の上方に位置するように配置される。
他の例示的側面としての遊技機は、遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体と、遊技装置体を保持する遊技機枠と、上記の収納ユニットと、を有する。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
ベース部材とカバー部材とで構成される収納ケースに対する不正開放行為の痕跡を一層確実に残存させ、ひいてはその不正開放行為を有効に防止することができる。
本発明の実施の形態に係るパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 主制御基板ケースの正面図である。 主制御基板ケースの分解斜視図である。 主制御基板ケースにおける封止部近傍の斜視図である。 主制御基板ケースにおける封止部近傍を部分的に拡大した断面図である。 カシメキャップの底面膜における開口部近傍を拡大した断面図である。 小型開口の具体的な構造の一例を示す分解図である。 ネジ頭が開口部を通過する様子を説明する図である。 実施の形態に用いられるネジのネジ頭形状の例である。
実施するための形態
以下、実施の形態について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る基板ケースユニット(収納ユニット)47(図3参照)を有する遊技機としてのパチンコ機2の正面図であり、図2は、図1に示すパチンコ機2の背面図である。このパチンコ機2は、遊技機枠3、遊技盤ユニット5、ガラス10、発射ユニット(不図示)、球皿14を有している。発射ユニットは、遊技盤ユニット5に構成される遊技領域16に向けて1球ずつ遊技球23を発射可能である。
本実施の形態においては、収納ユニットの例として、主制御基板34を内部に収納する基板ケースユニット47を例示して説明する。しかしながら、収納ユニットは、他の種々の電子基板(演出制御基板、払出制御基板、電源基板等)を収納するものであってもよい。また、電子基板以外にも、外部からの不正アクセスを防止する必要のある電子素子や構成物を内部に収納する収納ユニットであってもよい。
パチンコ機2は、遊技者が後述する発射装置ハンドル15を操作することによって、遊技領域16に向けて遊技球が発射ユニットによって発射され、遊技球の流下による遊技が実現される。なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチスロ機、スロットマシン、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、遊技媒体を用いた遊技を実現する種々の遊技機が含まれる。なお、本実施の形態1においては、遊技機としてパチンコ機を例として説明するので、後述する遊技盤6が遊技装置体に相当するが、例えば、遊技機がパチスロ機やスロットマシンである場合には、リール(回胴装置)が遊技装置体に相当する。
また、遊技機がパチンコ機である場合には、遊技媒体は遊技球(パチンコ球)であるが、遊技媒体としては、遊技球に限定されない。遊技機の種類によっては、例えば、コイン、メダル、ボール等種々の遊技媒体を概念することができる。
なお、パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等のあらゆるパチンコ機が概念できるが、本実施の形態においては、デジパチ遊技(1種遊技、図柄変動遊技ともいう。)を実現するいわゆる1種タイプのパチンコ機について例示説明する。なお、図柄変動遊技については後述する。
本願においては、一般的な方向の定義として、パチンコ機を正面(遊技者側)から見た場合における方向で上下左右方向を定義する。また、遊技者からパチンコ機に向かう方向を後方、パチンコ機から遊技者に向かう方向を前方と定義する。部材やユニット等の詳細部分については、個別に別方向の名称を用いる場合もある。
パチンコ機2の遊技機枠3は、後述する遊技盤ユニット(遊技装置体)5を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲側面及び前方又はそれに加えて後方を囲むように構成される。遊技機枠3の内部側には、遊技盤ユニット5の他にも後述する各種制御基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、遊技機枠3によって周囲側面及び前方又はそれに加えて後方からのパチンコ機2内部側への不正アクセスが防止されるようになっている。
パチンコ機2の周囲を囲む外枠4、その内側にヒンジ22によって前方開閉可能に揺動支持されて遊技盤ユニット5を保持する前枠9、前枠9の前方にヒンジ22によって前方開閉可能に揺動支持されガラス10及びその周囲を装飾する装飾部材32を保持するガラス枠12、を有して遊技機枠3が構成される。なお、ガラス10は、遊技機枠3内部側に保持された遊技盤6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材である。
ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。ガラス10は、2枚の透明平板ガラスで形成されてガラス枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に遊技球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者がガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないようにする不正アクセス防止機能、を発揮する。
球皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態においては上球皿14aと下球皿14bとを有している。上球皿14aは、球抜き部材14cを有して遊技盤6の下方、すなわちガラス枠12の下方部分に配置され、下球皿14bは、その上球皿14aの更に下方に配置されている。
発射ユニットは、球送り装置(不図示)によって球皿14の一部としての上球皿14aから発射位置に送り出された遊技球23を遊技領域16の上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の遊技球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、前枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射装置ハンドル15がパチンコ機2の前面下方に設けられている。
遊技盤ユニット5は、遊技盤面6a側の略中央に遊技役物としてのセンター役物7が配置された遊技盤6を有しており、その遊技盤面6aには多数の遊技釘27も配置されている。センター役物7の中央部には、画像表示手段としての演出表示装置7aが配置されると共に、この演出表示装置7aの表示部7bを露出させるための表示開口部7dが形成されている。
遊技盤6は、その表面側に遊技球23の流下による遊技を実現するための遊技領域16を構成するための盤状部材であり、遊技盤6を前方から遊技者にとって視認可能となるように遊技機枠3(本実施の形態においては、遊技機枠3の一部としての前枠9。)に保持されている。その遊技盤6の表面には略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられており、レール飾り26の外レール26aが遊技盤に対して立設するように配置されている。そして、レール飾り26の外レール26aによって画定され、外レール26aに面した略円形状の領域が遊技領域16となっている。
遊技釘27は、遊技領域16を流下する遊技球23と衝突してその流下方向を変更させる流下変更部材であり、遊技領域16内に多数配置されている。また、遊技領域16には、普通入賞口28、始動入賞口29、大入賞口31等の入球部材及びアウト口30が配置されている。更に、遊技領域16には、ゲート33、風車25等が配置されており、流下する遊技球23が各入球部材に流入したり、ゲート33を通過したり、風車25を回転させたりすることによって、遊技球23による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
センター役物7は、演出表示装置7aの周囲を覆うように構成されており、図柄変動遊技(1種遊技)を実現するものである。センター役物7の上部には、図柄表示手段としての第1図柄(特別図柄)表示装置17が配置されると共に、センター役物7の中央部には、演出表示装置7aが配置されている。
第1図柄(特別図柄)表示装置17には、抽選手段の抽選結果である第1図柄の変動が表示される。第1図柄は、始動入賞口29への遊技球23の入球を契機として実行される第1抽選の結果に対応した図柄である。第1図柄の変動表示が所定の当選態様で停止することにより第1特別遊技としての大当りが発生する。
演出表示装置7aは、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されて遊技者が遊技盤面6a側から視認可能となるように配置され、その表示部7b上に映像表示を行うものである。この演出表示装置7aの表示部7bには、第1図柄に連動する第1装飾図柄の表示がなされる。第1装飾図柄は、第1抽選手段の抽選結果を視覚的に演出するための図柄であり、第1の遊技に対応する。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像も表示部7b上に表示されるようになっている。演出表示装置7aには、遊技制御手段としての演出制御基板が中継基板を介して電気的に接続されており、演出制御基板によって画像表示が制御される。
図2に示すように遊技盤6の裏面側には、パチンコ機2の全体の制御を行う電子基板としての主制御基板34を収納する主制御基板ケース(収納ケース)35と、演出表示装置7aの画像表示等演出の制御等を行う演出制御基板(図示せず)を収容した演出制御基板ケース36と、賞球の払出しを制御する払出制御基板(図示せず)を収容した払出制御基板ケース37と、電源基板(図示せず)を収容した電源基板ケース38と、が配置されている。この各制御基板ケースに収容された各制御基板によって遊技が実現される。更に、遊技盤6の裏面側には、パチンコ機2の遊技状態等の遊技情報を外部に出力するための外部出力端子板39が設けられている。
図示しない球発射装置により遊技球23が発射されると、遊技球23はレール飾り26の外レール26aに沿いつつ進行して遊技領域16内の上部に至る。その後、遊技球23は、複数の通過軌跡に沿って移動し、あるものはレール飾り26の外レール26aに沿って右側に移動し、あるものは遊技釘27に衝突しつつ遊技領域16内を下方に流下し、あるものは普通入賞口28に流入して一定数の賞球の払出し契機となり、あるものはいずれの入球装置にも流入せずに遊技領域16内最下部に位置するアウト口30に流入してアウト球としてパチンコ機2の外部側へと排出される。
図柄変動遊技中に遊技球23が始動入賞口29に流入すると、その流入に起因して演出表示装置7aの表示図柄7cが回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始し、その表示図柄7cが所定の図柄(例えば、「7・7・7」。)で停止表示すれば、図柄変動遊技における大当り(第1の特別遊技。以下、図柄変動大当りという。)が発生する。そして、大入賞口31が開放して多量の入賞球を受け入れ、多量の賞球が球皿14へと払い出されるようになっている。
次いで、主制御基板34及びこの主制御基板34を収納する主制御基板ケース35について図3及び図4を用いて詳細に説明する。以下の説明においては、上下及び前後左右の方向は、遊技者からパチンコ機2を見た際の方向に基づいて定義し、図中に適宜図示する。なお、本実施の形態では、主制御基板34及び主制御基板ケース35について例示して説明するが、他の制御基板ケースについても同様の構造を採用することが可能である。
図3は、主制御基板34を収容した主制御基板ケース35の正面図であり、図4は、主制御基板34及び主制御基板ケース35の分解斜視図である。
主制御基板ケース35は、遊技盤の裏面に装着されるカバーケース(カバー部材)35aと、カバーケース35aに対して着脱自在に固定される本体ケース(ベース部材)35bとの2つの基板ケースを有し、これら両者が協働して主制御基板34を内部に収納する。主制御基板34は、本体ケース35bの内面側に形成された開口部に固定されて、本体ケース35bとカバーケース35aとが係合することにより、主制御基板ケース35の内部に収容されるようになっている。この収容された状態では、主制御基板34に対して外部から接触することはできない。
主制御基板34は、板状の基板34aと、基板34aの表面34dに実装された電子部品と、を備えている。電子部品は、ROM、RAM、CPU等の集積回路34bと、接続コネクタ34cと、を有して構成されている。
主制御基板34の周囲には、本体ケース35bに固定するための固定穴34fが形成されている。主制御基板34の後側から固定穴34fに固定ネジを挿入して、この固定ネジと本体ケース35bのネジ穴(図示せず)とをネジ止めすることにより、主制御基板34が本体ケース35b内に固定されるようになっている。
図4に示す主制御基板ケース35の下側部には、ヒンジ部が設けられている。ヒンジ部は、主制御基板ケース35の下側壁面に沿った軸部(図示せず)と、この軸部に係止される円弧状の弧状爪部35eと、を有して構成され、軸部は本体ケース35bに形成され、弧状爪部35eはカバーケース35aに形成されている。本体ケース35bはカバーケース35aに対して軸部を中心として揺動可能に支持されており、本体ケース35bがカバーケース35aに対して回転移動することより、主制御基板ケース35の開口部を開放した開状態と閉鎖した閉状態とを実現する。
<封止部の説明>
主制御基板ケース35の上側部には、封止部41が設けられている。本実施の形態においては、主制御基板ケース35の下側部にヒンジ部が設けられ、上側部に封止部41が設けられる例について説明するが、封止部41が主制御基板ケース35のどの位置に設けられるかは、設計上変更可能な事項である。また、本実施の形態においては、カバーケース35aと本体ケース35bとがヒンジ部を中心として揺動開閉可能であるが、カバーケース35aと本体ケース35bとがどのような態様で開閉可能であるかについても設定的に変更可能な事項である。例えば、両ケースが左右方向にスライド移動することによりスライド開閉可能であってもよい。
図5は、封止部41近傍の斜視図であって、図6は、封止部41近傍を部分的に拡大した断面図である。封止部41においては、本体ケース35b側の取付面42に対し、カバーケース35a側の凹部43の底面44がネジ(締結部材)45によって取り付けられ、その凹部43にカシメキャップ(蓋部材)46が挿入されている。本体ケース35b、カバーケース35a及びカシメキャップ46を有して基板ケースユニット47が構成される。
凹部43は、カバーケース35aの一部に形成された略円筒形状の穴であって、その底面44の中心にネジ45を貫通させるための貫通孔44aが形成されている。貫通孔44aに対応する取付面42上の位置には、ネジ45を螺着するためのネジ穴42aが形成されている。本体ケース35bに対し、カバーケース35aを閉鎖した状態で取付面42と底面44とが合わさって、特定の取付方向(図5中の矢印X方向)からネジ45を取り付けることにより、本体ケース35bとカバーケース35aとが締結されるようになっている。なお、図5、図6において、矢印X方向は特定の取付方向を示しており、図中の上方向を特定の取付方向における上方とする。
本実施の形態において、ネジ45は、図10にその外観を示すように、段付きネジとされている。ネジ45は軸部45aとその軸部45aの上方に位置するネジ頭45b(頭部)とを有している。軸部45aの一部であってネジ頭45b寄りの部分は、略円柱形状の太軸部45eとされており、その太軸部45eの下方から先端45cまでが、ネジ部45fとされている。ネジ部45fは太軸部45eよりも小径とされており、ネジ穴42aに螺合する。太軸部45eとネジ部45fとの接合部分が段付き部45gとなっている。
ネジ頭45bは、軸部45aの太軸部45eよりも大径とされており、その上面に“+”又は“−”等のドライバー挿込み穴が形成されている。ドライバー挿込み穴にドライバーを挿し込んでネジ45を回転(右回転)させることにより、ネジ部45fがネジ穴42aと螺合してネジ45が下方(矢印X方向)に進行する。段付き部45gが凹部43の底面44を取付面42へと締結する。このとき、太軸部45eは、底面44より上方の凹部43内に存在しており、カシメキャップ46の取付けによって太軸部45eが開口部46gを貫通する。
ネジ45によって底面44と取付面42とを締結した後に、凹部43にはカシメキャップ46が挿入されて取り付けられる。したがって、凹部43の内面形状よりもカシメキャップ46の筒状部46bの外周形状は小さく形成されている。例えば、本実施の形態において説明するように、筒状部46bが矢印X方向に延びる円筒形状である場合には、凹部43は、それよりも外径が大きく矢印X方向に延びる円筒形状であってもよい。また、例えば、筒状部46bの断面径が下方に向かって小さくなるようになっていてもよい。
カシメキャップ46は、最上方に位置するキャップ部46aの下方に中空とされた略円筒形状の筒状部46bが延びて構成されている。キャップ部46aは、外周形状が凹部43の内面形状よりも大きくされており、凹部43にカシメキャップ46が挿入されたときにもキャップ部46aが凹部43内に落ち込んでしまわないようになっている。
キャップ部46aの下方であって筒状部46bの中空内部には、上方保護膜(第1保護部)46cが形成されている。上方保護膜46cは、ネジ45が不正に取り外されることにより、主制御基板ケース35が不正開放されてしまうのを防止するためのものである。
上方保護膜46cは、キャップ部46aと後述する下方保護膜(第2保護部)46dとの間に、キャップ部46aと下方保護膜46dとを実質的に遮断するように配置されている。その結果、主制御基板ケース35の外部とネジ45との間を実質的に遮断し、上方保護膜46cを破壊しない限り外部からネジ45へのアクセスが殆どできないようになっている。
ここで、実質的に遮断する、とは、筒状部46bの内面全体に上方保護膜46cが形成されて、筒状部46bの内面を完全に閉鎖する状態のみならず、例えば部分的に上方保護膜46cに小さな孔や切欠きが存在しても、ドライバーやピアノ線等の不正工具が上方保護膜46cの破壊なしにネジ45へと到達することができない状態をも含む趣旨である。
上方保護膜46cは、本実施の形態においては、樹脂薄膜(プラスチックフィルム)で形成され、筒状部46bの内面全体を閉鎖している。そして、上方保護膜46cは、透光性を有して透明又は半透明とされており、上方保護膜46cを介して外部から上方保護膜46cの下方(すなわち、下方保護膜46dやネジ45)を視認可能とされている。
上方保護膜46cが樹脂薄膜で形成され、破断可能とされているので、外部からキャップ部46aを介してドライバーやピアノ線等の不正工具を挿入しようとすると、上方保護膜46cが容易に破断されてしまう。上方保護膜46cの破断は、外部から簡単に視認可能であり、不正行為の痕跡を容易に発見し得る。したがって、不正行為の発見を恐れる不正行為者の心理を利用して、効果的に不正行為の防止に寄与している。
上方保護膜46cが破断可能な樹脂膜であれば、上述のように、不正行為の痕跡を容易に発見することができるという効果が得られる。また、上方保護膜46cが透光性を有していれば、その下方の下方保護膜46dやネジ45の状態を外部から容易に視認することができ、その結果、下方保護膜46dやネジ45における不正痕跡も容易に発見することができるという効果が得られる。
しかしながら、第1保護部に上方保護膜46cの代わりに例えば一定の強度を有する金属板を適用することももちろん可能である。この場合には、第1保護部が“破断可能であって不正行為の痕跡を容易に発見することができる”という効果の代わりに、“そもそも破断が困難で、外部からネジ45へのアクセスを困難とする”という効果を得ることができる。その場合には、第1保護部を介して下方が視認不可能となるが、例えば、後述するように第2保護部も金属板として主制御基板ケース35の下方からの不正行為も困難なものとすればよい。
上方保護膜46cの破断強度が部分的に変化するように構成されていてもよい。例えば、上方保護膜46cの中央近傍の膜厚が薄くされ、その周囲近傍の膜厚が厚くされることにより、中央近傍における破断強度が弱く、周囲近傍における破断強度が強くされていてもよい。不正工具が挿入されたときに集中的に中央近傍が破断されるので、破断箇所を1箇所に集約させることができ、不正行為痕跡の発見容易、早期発見に寄与する。
また、逆に、上方保護膜46cの中央近傍の膜厚が厚くされ、その周囲近傍の膜厚が薄くされることにより、中央近傍における破断強度が強く、周囲近傍における破断強度が弱くされていてもよい。不正工具が挿入されたときに中央近傍が破断されにくく、結果として、不正工具の先端が周囲近傍に導かれる。中央近傍の下方に位置するネジ45へとドライバー等の不正工具の先端が到達しにくくなる、という効果を得る。
上方保護膜46cの下方であって筒状部46bの中空内部には、下方保護膜(第2保護部)46dが形成されている。下方保護膜46dも、ネジ45が不正に取り外されることにより、主制御基板ケース35が不正開放されてしまうのを防止するためのものである。
下方保護膜46dは、カシメキャップ46が凹部43に挿入取付けされた状態において、ネジ45のネジ頭45bの上方近傍に位置するようになっている。本実施の形態における下方保護膜46dの材質、構成、構造については、上方保護膜46cと略同様である。しかし、下方保護膜46dの材質等は、上方保護膜46cと同様に、種々のバリエーションが適用できる。
下方保護膜46dは、ネジ頭45bの上方位置に配置される。より具体的には、ネジ頭45bから下方保護膜46dまでの距離は、ネジ45のネジ穴42aへの螺合長さ未満であることが必要である。例えば、取付面42の下方から本体ケース35bに不正に穴を開け、ネジ45の先端45c側からネジ45を取外し方向に回転させて主制御基板ケース35を不正開放しようとする不正行為がある。しかしながら、下方保護膜46dがネジ頭45bの上方近傍に配置されているので、ネジ45が取り外される前に上方移動によりネジ頭45bが下方保護膜46dに接触する。それ以上、無理にネジ45を取り外そうとすると、ネジ頭45bが下方保護膜46dを破断するので、その不正行為の痕跡が確実に残存することとなる。
不正行為の痕跡が確実に残存するので、不正行為の発見を恐れる不正行為者の心理を利用して、効果的に不正行為の防止に寄与している。また、上方保護膜46cも下方保護膜46dも透光性を有しているので、下方保護膜46dの破断の痕跡を、外部から容易に視認することができる。
もちろん、第1保護部が一定の強度を有する金属板である場合に、第2保護部も一定の強度を有する金属板であってもよい。この場合、第2保護部は、ネジ45の上方移動により破断しないが、その強度に基づき、ネジ45の上方移動を阻止する。その結果、ネジ45の不正な取外し行為自体を困難とすることができる。なお、下方保護膜46dが筒状部46bの全体を完全に閉鎖してもよく、部分的に小孔や切欠きが形成されていてもよい点は、上方保護膜46cと同様である。
なお、本実施の形態に係るカシメキャップ46には、図5、図6に示すように、その筒状部46bの周面に進退可能なフック(係合凸部)46eが設けられていてもよい。そして、カシメキャップ46の取付け時におけるフック46eの位置に対応する凹部43の内面に、フック46eが係合する鉤穴(係合凹部)43aが形成されていてもよい。カシメキャップ46の取付け時に、このフック46eと鉤穴43aとが係合することにより、カシメキャップ46の凹部43からの取外しを困難化することができ、不正防止に一層の効果を得ることができる。「取外しが困難」とは、実質的に取外しが不可能な場合を含むが、取外しが非常に難しい場合、取外しが可能であるが取外した場合に破損してその機能の一部を失う場合等も含む。
この実施の形態においては、鉤穴43aがカバーケース35aの凹部43に形成される場合について説明しているが、もちろん設計上の都合に応じて、鉤穴43aを本体ケース35b側に形成するかカバーケース35a側に形成するかは自由である。フック46eは、形成された鉤穴43aに対応する位置に設ければよい。
下方保護膜46dの更に下方であって筒状部46bの中空内部には、底面膜(第3保護部)46fが形成されている。この底面膜は、ネジ45及びカシメキャップ46の取付状態において、ネジ頭45bの下方に位置する。下方保護膜46dの略中央近傍であって、ネジ45に対応する位置には、開口部46gが開口形成されている。カバーケース35aと本体ケース35bとをネジ45によって締結し、その後にカシメキャップ46を凹部43に挿入取付けすることにより、ネジ頭45bが開口部46gを下から上に貫通し、底面膜46fと下方保護膜46dとの間に位置することとなる。
図7は、底面膜46fにおける開口部46g近傍を拡大した断面図である。本実施の形態においては、底面膜46fは、比較的強度の高い高強度板部46hとその高強度板部46hよりも強度の低い低強度板部46jとが重ね合された二重構造を有している。高強度板部46hは、例えば、上下方向(矢印X方向)の肉厚が厚い厚肉樹脂板(厚肉部)とされ、低強度板部46jは、上下方向の肉厚が薄い薄肉樹脂板(薄肉部)とされていてもよい。もちろん、肉の厚さでなく、材質や形状、構造等の相違によって高強度板部46hと低強度板部46jとが構成されていてもよい。低強度板部46jは、高強度板部46hの上面に重ね合わされている。
高強度板部46hには、大型開口46kが形成され、低強度板部46jには、小型開口46mが形成されており、大型開口46kと小型開口46mとが重なることにより開口部46gが構成されている。高強度板部46hは、殆ど弾性を有していない。そして、大型開口46kの直径D2は、ネジ頭45bの直径D1よりも大きくされている(D2>D1)。したがって、大型開口46kはネジ頭45bの通過を許容する。
図8は、小型開口46mの具体的な構造の一例を示す分解図である。この図において、小型開口46mは、複数の切欠きによって小片に分離された複数の弾性片46nによって構成されている。小型開口46mの直径D3は、ネジ頭45bの直径D1よりも小さくされている(D3<D1)。低強度板部46jは弾性を有している。そして、小型開口46mは、ネジ頭45bが下から上に通過するときに、低強度板部46jが有する弾性に基づいて上方に弾性変形して実質的にその開口径D3を拡大し、ネジ頭45bの通過を許容するようになっている(図9(a))。
一方、ネジ頭45bが上から下に通過しようとするときには、小型開口46mの下方への弾性変形が、低強度板部46jの下側で高強度板部46hによって支持されることにより阻止される。その結果、小型開口46mの開口径D3は拡大せず、ネジ頭45bが小型開口46mを通過することができない。したがって、取付状態のカシメキャップ46を上方(−X方向)に引き抜いて取り外そうとしても、ネジ頭45bが小型開口46mを通過することができず、カシメキャップ46を取り外すことができない。
ここで、小型開口46mが、脆弱性を有していれば、カシメキャップ46を無理に取り外そうとした場合に、ネジ頭45bに小型開口46mを損傷させることができる。すなわち、カシメキャップ46を取り外す際に、ネジ頭45bが小型開口46mを損傷させつつ無理やり押し広げて下方に通過するように構成することができる。損傷の程度は、キズや折り痕が付く程度であってもよいし、ネジ頭45bと高強度板部46hの大型開口46kとでせん断されるものであってもよい(図9(b))。
小型開口46mに損傷の痕跡が残るので、カシメキャップ46が無理に(不正に)取り外されたことを容易に発見することができる。不正行為の早期発見に寄与するので、結果的に不正行為者の不正行為を予防することができる。
図10は、この実施の形態に用いられるネジ45のネジ頭45b形状の例である。ネジ頭45bとしては、通常のナベネジ用のもの、皿ネジ用のもの、トラスネジ用のもの等を適用することもできるが、本実施の形態においては、ネジ頭45bの上面に、下方保護膜46dの破断を容易とするための、上方突起(突起部)45dが上方に向けて突出形成されている。ネジ45の不正な取外し行為によって、上方突起45dが下方保護膜46dをキズ付け、その破断を容易とする。
また、ネジ頭45bの下面には、小型開口46mへ損傷を与えるための、下方突起45hが下方に向けて突出形成されている。カシメキャップ46を不正に取り外そうとすると、下方突起45hが小型開口46mを損傷させ、不正行為の痕跡を残存させる。なお、ネジ45の中心軸から上方突起45dまでの距離L5は小型開口46mの直径D3の1/2(すなわち、小型開口46mの半径)よりも小さくされることが好ましい(L5<D3/2)。カシメキャップ46の取付けの際に、ネジ頭45bが小型開口46mを下から上に通過するが、L5<D3/2とされていれば、上方突起45dによる小型開口46mへの損傷を防止することができる。
また、ネジ45の中心軸から下方突起45hまでの距離L6は小型開口46mの直径D3の1/2(すなわち、小型開口46mの半径)よりも大きくかつ大型開口46kの直径D2の1/2(すなわち、大型開口46kの半径)よりも小さくされることが好ましい(D3/2<L6<D2/2)。カシメキャップ46が不正に取り外される際に、下方突起45hに小型開口46mのみを的確に損傷させることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
例えば、本実施の形態においては、高強度板部と低強度板部とが各々別々の構成が重ね合わされた二重構造として説明しているが、もちろん両者が一体的に構成され、肉厚を変化させることにより高強度部分と低強度部分とを実現してもよい。すなわち、一体部品の肉厚の厚い部分で大型開口を形成し、肉厚を薄い部分で小型開口を形成してももちろんよい。
D1:ネジ頭の直径
D2:大型開口の直径
D3:小型開口の直径
D4:軸部の直径
L5:ネジの軸中心から上方突起までの距離
L6:ネジの軸中心から下方突起までの距離
X:矢印
2:パチンコ機(遊技機)
3:遊技機枠
4:外枠
5:遊技盤ユニット(遊技装置体)
6:遊技盤
6a:遊技盤面
7:センター役物
7a:演出表示装置
7b:表示部
7c:表示図柄
7d:表示開口部
9:前枠
10:ガラス
12:ガラス枠
14:球皿
14a:上球皿
14b:下球皿
14c:球抜き部材
15:発射装置ハンドル
16:遊技領域
17:第1図柄(特別図柄)表示装置
22:ヒンジ
23:遊技球
25:風車
26:レール飾り
26a:外レール
27:遊技釘
28:普通入賞口
29:始動入賞口
30:アウト口
31:大入賞口
32:装飾部材
33:ゲート
34:主制御基板(電子基板)
34a:基板
34b:集積回路
34c:接続コネクタ
34d:表面
34f:固定穴
35:主制御基板ケース(収納ケース)
35a:カバーケース(カバー部材)
35b:本体ケース(ベース部材)
35e:弧状爪部
36:演出制御基板ケース
37:払出制御基板ケース
38:電源基板ケース
39:外部出力端子板
41:封止部
42:取付面
42a:ネジ穴
43:凹部
43a:鉤穴(係合凹部)
44:底面
44a:貫通孔
45:ネジ(締結部材)
45a:軸部
45b:ネジ頭
45c:先端
45d:上方突起(突起部)
45e:太軸部
45f:ネジ部
45g:段付き部
45h:下方突起
46:カシメキャップ(蓋部材)
46a:キャップ部
46b:筒状部
46c:上方保護膜(第1保護部)
46d:下方保護膜(第2保護部)
46e:フック(係合凸部)
46f:底面膜(第3保護部)
46g:開口部
46h:高強度板部(厚肉部)
46j:低強度板部(薄肉部)
46k:大型開口(開口部の一部)
46m:小型開口(開口部の一部)
46n:弾性片
47:基板ケースユニット(収納ユニット)

Claims (7)

  1. ベース部材と、
    該ベース部材に対し特定の取付方向から締結部材を取り付けることにより締結されるカバー部材と、
    該カバー部材に対し前記取付方向における前記締結部材の上部を覆うように取り付けられる蓋部材と、を有する遊技機用の収納ユニットであって、
    前記締結部材は、軸部とその軸部の上方に位置して軸部よりも大径とされた頭部とを有すると共に、該軸部の一部に前記カバー部材と締結される締結部が形成されており、
    前記蓋部材が前記取付方向に沿って上方から下方に向けて順に第1保護部、第2保護部及び第3保護部を有しており、
    前記第1保護部は、外部と前記第2保護部との間を実質的に遮断するように配置されており、
    前記第2保護部は、前記頭部の上方近傍に位置することにより、前記締結部材の前記取付方向に沿った上方移動を規制しており、
    前記第3保護部は、前記軸部よりも大径であって前記頭部よりも小径である開口部を有すると共に、該開口部に前記軸部を挿通させることにより前記頭部が該第3保護部の上方に位置するように配置される、収納ユニット。
  2. 前記開口部は、
    前記頭部が下方から上方に向けて通過する際に上方に弾性変形して開口径を拡大することにより損傷されることなく該頭部の通過を許容する弾性を有すると共に、
    前記頭部が上方から下方に向けて通過する際に該頭部により損傷される脆弱性を有する、請求項1に記載の収納ユニット。
  3. 前記第3保護部は、
    所定の肉厚を有する厚肉部と該厚肉部よりも薄肉とされた薄肉部とを有する構造とされており、
    前記開口部は、
    前記厚肉部に形成されて前記頭部より大径とされた大型開口と、前記薄肉部に形成されて前記頭部より小径とされた小型開口とを有して構成されている、請求項1又は請求項2に記載の収納ユニット。
  4. 前記頭部の上面に、前記第2保護部を損傷させるための突起部が形成されており、
    前記締結部材の軸中心から該突起部までの距離が、前記開口部の半径寸法未満とされている、請求項1から請求項3のうちいずれか1項に記載の収納ユニット。
  5. 前記第1保護部及び前記第2保護部は、共に破断可能な樹脂膜で形成されており、かつ、共に透光性を有している、請求項1から請求項4のうちいずれか1項に記載の収納ユニット。
  6. 前記蓋部材は、前記取付方向を長手方向とする略筒状部材とされており、
    前記蓋部材の周面に形成された係合凸部又は係合凹部が前記ベース部材及び前記カバー部材の少なくともいずれか一方に係合することにより、前記カバー部材からの前記蓋部材の取外しが困難化されている、請求項1から請求項5のうちいずれか1項に記載の収納ユニット。
  7. 遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体と、
    該遊技装置体を保持する遊技機枠と、
    請求項1から請求項6のうちいずれか1項に記載の収納ユニットと、を有する遊技機。
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