JP5574437B2 - 遊技機 - Google Patents

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遊技機枠及び遊技機に関する。
パチンコ機等の遊技機においては、弾球された遊技球が遊技領域(遊技盤面又はその近傍に形成された領域であって、遊技球の流下による遊技や演出を実現するための領域。)を流下して、その流下の過程で遊技球が遊技領域内の遊技釘や風車に衝突しつつ転回して流下方向が変化する。その結果、遊技領域上に配置された各種入賞口に遊技球が入賞すれば所定の賞球の払出しがされ、一方いずれの入賞口にも入賞せずアウト口に遊技球が流入すれば賞球の払出しはされない。遊技者は、弾球における自らの技量を発揮して、又は遊技球の流下における偶然性を利用しつつ遊技球の入賞及び賞球の払出しを期待し、遊技を楽しむのである。
パチンコ機、パチスロ機等を含む遊技機は、遊技装置体としての遊技盤やリール(回胴装置)を保持するために遊技機枠を有している。遊技機枠は、内部のメンテナンス等のために開閉可能とされているが、遊技者等による不正開放を防止するために、施錠装置によって閉鎖施錠されることが多い。更に、不正開放を検出するための開閉センサが設けられることもある(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2010−148909号公報
しかしながら、この開閉センサに対する不正行為が行われることもある。すなわち、遊技機枠を不正に開放している状態であるにも拘わらず、閉鎖状態であるかのようなセンサ信号を出力させる不正行為が行われることもある。したがって、開閉センサ近傍における不正対策を図って、開閉センサに対する不正行為が行われないよう、又は、不正行為が行われ難いようにすることが要望されている。
本願発明は、上記事情に鑑みたもので、遊技機枠の開閉センサ近傍における不正対策を強化し、開閉センサに対する不正行為を一層強固に防止し得る遊技機枠及び遊技機を提供することを例示的課題とする。
上記の課題を解決するために、本発明の例示的側面としての遊技機枠は、後方に位置する後方枠体と、後方枠体の前方に位置する前方枠体とを有して、遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体を保持し、両枠体の一側端近傍において軸支され、他側端近傍が揺動開閉可能とされた遊技機枠であって、後方枠体又は前方枠体の一方に、前後方向に進退する検出片と開閉センサとを有して両枠体の開閉を検出する開閉センサ部が設けられ、後方枠体又は前方枠体の他方に、両枠体の閉鎖時に検出片を退避方向に押し込む当接片を有する当接部が設けられ、両枠体の閉鎖時に当接片が検出片を退避方向に押し込むことにより、開閉センサによって両枠体の閉鎖が検出されるようになっており、開閉センサ部には、進出時における検出片の高さ以上の高さでその周囲を囲む検出片保護壁が設けられ、当接部には、当接片の周囲を囲む当接片保護壁が設けられ、両枠体の閉鎖時において、検出片保護壁と当接片保護壁とが入れ子状となるように構成されている。
本発明の他の例示的側面としての遊技機は、後方に位置する後方枠体と、後方枠体の前方に位置する前方枠体とを有して、遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体を保持し、両枠体の一側端近傍において軸支され、他側端近傍が揺動開閉可能とされた遊技機枠であって、後方枠体又は前方枠体の一方に、前後方向に進退する検出片と開閉センサとを有して両枠体の開閉を検出する開閉センサ部が設けられ、後方枠体又は前方枠体の他方に、両枠体の閉鎖時に検出片を退避方向に押し込む当接片を有する当接部が設けられ、両枠体の閉鎖時に当接片が検出片を退避方向に押し込むことにより、開閉センサによって両枠体の閉鎖が検出されるようになっており、開閉センサ部には、進出時における検出片の高さ以上の高さでその周囲を囲む検出片保護壁が設けられ、当接部には、当接片の周囲を囲む当接片保護壁が設けられ、両枠体の閉鎖時において、検出片保護壁と当接片保護壁とが入れ子状となるように構成されている遊技機枠と、遊技装置体と、を有する。
本発明の更なる目的又はその他の特徴は、以下添付図面を参照して説明される好ましい実施の形態によって明らかにされるであろう。
本発明によれば、遊技機枠の開閉センサ近傍における不正対策を強化し、開閉センサに対する不正行為を一層強固に防止することができる。
実施の形態1に係るパチンコ機の正面図である。 図1に示すパチンコ機の背面図である。 図1に示すパチンコ機の外観斜視図である。 右側端側において、外枠に対して前枠が前方に開放した状態を模式的に示す模式図である。 開閉センサ部及び当接部の周囲を拡大して示す要部拡大図である。 検出片の変形例を示す図である。 当接片保護壁と検出片保護壁と当接片とで構成されるクランク状の侵入通路を示す図である。 実施の形態2に係る開閉センサ部及び当接部の周囲を拡大して示す要部拡大図である。 実施の形態3に係る開閉センサ部及び当接部の周囲を拡大して示す要部拡大図である。 実施の形態4に係る開閉センサ部及び当接部の周囲を拡大して示す要部拡大図である。 実施の形態5に係るパチスロ機の正面図である。 図11に示すパチスロ機の外観斜視図である。 図11に示すパチスロ機の遊技機枠を開放状態とした場合を示す図である。 図13の要部を拡大した要部拡大図であって、(a)は外枠の右側端近傍を示し、(b)は前枠の右側端近傍を示している。
実施するための形態
[実施の形態1]
以下、本発明の実施の形態1について図面を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態1に係る遊技機枠3を有する遊技機としてのパチンコ機2の正面図であり、図2は、図1に示すパチンコ機2の背面図である。このパチンコ機2は、遊技機枠3、遊技盤ユニット5、ガラス10、発射ユニット(不図示)、球皿(貯留皿)14を有している。発射ユニットは、遊技盤ユニット5に構成される遊技領域16に向けて1球ずつ遊技球(遊技媒体)23が発射可能とされている。
パチンコ機2は、遊技者が後述する発射装置ハンドル15を操作することによって、遊技領域16に向けて遊技球が発射ユニットによって発射され、遊技球の流下による遊技が実現される。なお、遊技機は、パチンコ機2の他にパチスロ機、スロットマシン、コインゲーム機等のアーケードマシン、各種ゲーム機を概念することができ、要するに、遊技媒体を用いた遊技を実現する種々の遊技機が含まれる。なお、本実施の形態1においては、遊技機としてパチンコ機を例として説明するので、後述する遊技盤6が遊技装置体に相当するが、例えば、遊技機がパチスロ機やスロットマシンである場合には、リール(回胴装置)が遊技装置体に相当する。
また、遊技機がパチンコ機である場合には、遊技媒体は遊技球(パチンコ球)であるが、遊技媒体としては、遊技球に限定されない。遊技機の種類によっては、例えば、コイン、メダル、ボール等種々の遊技媒体を概念することができる。
なお、パチンコ機においても、アレンジボール機、雀球機等の組合せ式パチンコ機、いわゆるデジパチタイプ(1種タイプ)やハネモノタイプ(2種タイプ)のパチンコ機等のあらゆるパチンコ機が概念できるが、本実施の形態1においては、デジパチ遊技(1種遊技、図柄変動遊技ともいう。)を実現するいわゆる1種タイプのパチンコ機について例示説明する。なお、図柄変動遊技については後述する。
本願においては、一般的な方向の定義として、パチンコ機を正面(遊技者側)から見た場合における方向で上下左右方向を定義する。また、遊技者からパチンコ機に向かう方向を後方、パチンコ機から遊技者に向かう方向を前方と定義する。部材やユニット等の詳細部分については、個別に別方向の名称を用いる場合もある。
また、遊技球23が遊技領域16を流下する場合、原則として流下方向(下方)が下流側であり、逆方向(上方)が上流側となるが、下流、上流の概念は上下に限定されず、あくまで遊技球の流下する方向を下流側と定義する。
パチンコ機2の遊技機枠3は、後述する遊技盤ユニット5を保持するためのもので、このパチンコ機2の周囲側面及び前方又はそれに加えて後方を囲むように構成される。遊技機枠3の内部側には、遊技盤ユニット5の他にも後述する各種制御基板や遊技媒体用の経路等各種機構部品が配置され、遊技機枠3によって周囲側面及び前方又はそれに加えて後方からのパチンコ機2内部側への不正アクセスが防止されるようになっている。
パチンコ機2の周囲を囲む外枠4、その内側にヒンジ(軸支部)22によって前方に揺動開閉可能に軸支されて遊技盤ユニット5を保持する前枠9、前枠9の前方にヒンジ22によって前方に揺動開閉可能に軸支されガラス10及びその周囲を装飾する装飾部材32を保持するガラス枠12、を有して遊技機枠3が構成される。なお、ガラス10は、遊技機枠3内部側に保持された遊技盤(遊技装置体)6を前方から遊技者が視認することができるようにするための透明部材である。
ガラス10は、遊技盤6に対して一定距離以上離間して配置された透明板である。ガラス10は、2枚の透明平板ガラスで形成されてガラス枠12の裏面側に保持され、遊技盤6との間に遊技球23が流下する流下空間を形成する機能、遊技者がガラス10を通して遊技盤6を視認できるように視認性を確保する機能、遊技者が遊技盤6に不正にアクセス(接触)できないようにする不正アクセス防止機能、を発揮する。
球皿14は、遊技者の持ち球を貯留するためにパチンコ機2の前面に配置された皿部材であって、本実施の形態1においては上球皿14aと下球皿14bとを有している。上球皿14aは、球抜き部材14cを有して遊技盤6の下方、すなわちガラス枠12の下方部分に配置され、下球皿14bは、その上球皿14aの更に下方に配置されている。
発射ユニットは、球送り装置(不図示)によって球皿14の一部としての上球皿14aから発射位置に送り出された遊技球23を遊技領域16の上部に向けて発射(弾球)するためのものである。発射ユニットは、例えば発射位置の遊技球23を弾球する発射杆、その発射杆を駆動する発射モータ、発射杆を付勢して弾球力を発生させる発射バネ等を有してユニット構成され、前枠9に取り付けられている。その発射ユニットによる球発射のため、遊技者の操作に基づいて球発射のオンオフ及びその発射強度調整を実現する発射装置ハンドル15がパチンコ機2の前面下方に設けられている。
遊技盤ユニット5は、遊技盤面6a側の略中央に遊技役物としてのセンター役物7が配置された遊技盤6を有しており、その遊技盤面6aには多数の遊技釘27も配置されている。センター役物7の中央部には、画像表示手段としての演出表示装置7aが配置されると共に、この演出表示装置7aの表示部7bを露出させるための表示開口部7dが形成されている。
遊技盤6は、その表面側に遊技球23の流下による遊技を実現するための遊技領域16を構成するための盤状部材であり、遊技盤6を前方から遊技者にとって視認可能となるように遊技機枠3(本実施の形態1においては、遊技機枠3の一部としての前枠9。)に保持されている。その遊技盤6の表面には略円形状に周囲を囲むようにレール飾り26が取り付けられており、レール飾り26の外レール26aが遊技盤に対して立設するように配置されている。そして、レール飾り26の外レール26aによって画定され、外レール26aに面した略円形状の領域が遊技領域16となっている。
遊技釘27は、遊技領域16を流下する遊技球23と衝突してその流下方向を変更させる流下変更部材であり、遊技領域16内に多数配置されている。また、遊技領域16には、普通入賞口28、始動入賞口29、大入賞口31等の入球部材及びアウト口30が配置されている。更に、遊技領域16には、ゲート33、風車25等が配置されており、流下する遊技球23が各入球部材に流入したり、ゲート33を通過したり、風車25を回転させたりすることによって、遊技球23による流下遊技を楽しむことができるようになっている。
センター役物7は、演出表示装置7aの周囲を覆うように構成されており、図柄変動遊技(1種遊技)を実現するものである。センター役物7の上部には、図柄表示手段としての第1図柄(特別図柄)表示装置17が配置されると共に、センター役物7の中央部には、演出表示装置7aが配置されている。
第1図柄(特別図柄)表示装置17には、抽選手段の抽選結果である第1図柄の変動が表示される。第1図柄は、始動入賞口29への遊技球23の入球を契機として実行される第1抽選の結果に対応した図柄である。第1図柄の変動表示が所定の当選態様で停止することにより第1特別遊技としての大当りが発生する。
演出表示装置7aは、例えば、液晶表示装置・有機ELディスプレイ・LED等により構成されて遊技者が遊技盤面6a側から視認可能となるように配置され、その表示部7b上に映像表示を行うものである。この演出表示装置7aの表示部7bには、第1図柄に連動する第1装飾図柄の表示がなされる。第1装飾図柄は、第1抽選手段の抽選結果を視覚的に演出するための図柄であり、第1の遊技に対応する。また、例えば、キャラクター等によるストーリー仕立ての映像としての演出映像も表示部7b上に表示されるようになっている。演出表示装置7aには、遊技制御手段としての演出制御基板が中継基板を介して電気的に接続されており、演出制御基板によって画像表示が制御される。
図2に示すように遊技盤6の裏面側には、パチンコ機2の全体の制御を行う電子回路基板としての主制御基板(図示せず)を内包する主制御基板ケース35と、演出表示装置7aの画像表示等演出の制御等を行う演出制御基板(図示せず)を収容した演出制御基板ケース36と、賞球の払出しを制御する払出制御基板(図示せず)を収容した払出制御基板ケース37と、電源基板(図示せず)を収容した電源基板ケース38と、が配置されている。この各制御基板ケースに収容された各制御基板によって遊技が実現される。更に、遊技盤6の裏面側には、パチンコ機2の遊技状態等の遊技情報を外部に出力するための外部出力端子板39が設けられている。
図示しない球発射装置により遊技球23が発射されると、遊技球23はレール飾り26の外レール26aに沿いつつ進行して遊技領域16内の上部に至る。その後、遊技球23は、複数の通過軌跡に沿って移動し、あるものはレール飾り26の外レール26aに沿って右側に移動し、あるものは遊技釘27に衝突しつつ遊技領域16内を下方に流下し、あるものは普通入賞口28に流入して一定数の賞球の払出し契機となり、あるものはいずれの入球装置にも流入せずに遊技領域16内最下部に位置するアウト口30に流入してアウト球としてパチンコ機2の外部側へと排出される。
図柄変動遊技中に遊技球23が始動入賞口29に流入すると、その流入に起因して演出表示装置7aの表示図柄7cが回転表示(第1の特別遊技の抽選)を開始し、その表示図柄7cが所定の図柄(例えば、「7・7・7」。)で停止表示すれば、図柄変動遊技における大当り(第1の特別遊技。以下、図柄変動大当りという。)が発生する。そして、大入賞口31が開放して多量の入賞球を受け入れ、多量の賞球が球皿14へと払い出されるようになっている。
続いて、この実施の形態1に係る遊技機枠3について詳細に説明する。図3は、このパチンコ機2の外観斜視図である。パチンコ機2においては、正面視左側端(一側端)L近傍において外枠4と前枠9とがヒンジ22によって軸支されている。図3においては、ヒンジ22と反対側、すなわち正面視右側端(他側端)R側から見ている。図4は、この右側端R側において、外枠4に対して前枠9が前方に開放した状態を模式的に示す模式図である。なお、本実施の形態1においては、外枠4を後方枠体とし、前枠9を前方枠体として説明するが、もちろん、前枠9が後方枠体であってガラス枠12が前方枠体であってもよい。
外枠4の右端部R近傍には、開閉センサ部41が設けられている。そして、前枠9の右側端R近傍には、当接部51が設けられている。開閉センサ部41と当接部51とは、互いに対応する位置に配置されている。
図5は、開閉センサ部41及び当接部51の周囲を拡大して示す要部拡大図である。図5においては、開閉センサ部41及び当接部51を一部断面図として示している。開閉センサ部41は、検出片42と開閉センサ43とを有している。この検出片42は前後進退可能に構成されており、後方への退避状態で開閉センサ43に閉鎖状態を示すオン信号を出力させ、前方への進出状態(突出状態)で開閉センサ43に開放状態を示すオフ信号を出力させる。
検出片42は図示しないバネ等の付勢手段により常時前方へ進出するように付勢されており、外枠4に対して前枠9が前方開放すると、自動的に前方に進出して開閉センサ43にオフ信号を出力させる。外枠4に対して前枠9が閉鎖されると、検出片42は後述する当接片52によって後方へと退避させられ、開閉センサ43にオン信号を出力させる。なお、開閉センサ43には、検出片42の動作によってスイッチのオン・オフを切り替えるマイクロスイッチ、検出片42の動作によって遮光・透光を検出する光学センサ等を用いることができる。
開閉センサ部41においては、検出片42の周囲を囲むように検出片保護壁44が立設されている。検出片保護壁44は、外枠4と前枠9との隙間等からピアノ線等の不正具を挿入して検出片42にアクセスするのを防止するためのものである。したがって、検出片保護壁44の高さ(すなわち、進退方向寸法)は、実質的に進出時における検出片42の高さ以上とされている。
検出片42は、典型的には、進退方向に延びる円柱形状である。また、検出片保護壁44は、典型的には検出片42を囲む円筒形状である。検出片保護壁44の断面形状が円形状であるか多角形状であるかは設計的に変更可能な事項である。検出片42は、図6に示すように、先細り形状とされていれば、より好ましい。先細り形状とは、すなわち先端42aに近づくに従い細くなる(断面形状が小さくなる)形状である。
先細り形状としては、例えば、円錐形状や多角錐形状が考えられるが、必ずしも先端42aが頂点である必要はなく、円錐台形状や多角錐台形状であってもよい。つまり、検出片42の側面42bがテーパ面(斜面)となっていればよい。それにより、万一ピアノ線等の不正具が検出片42の側面42bに到達した場合であっても、不正具が側面42bに引っ掛かり難くなり、検出片42に対する不正行為(例えば、不正な加工行為)が有効に防止される。
また、検出片42が細い(すなわち、断面形状が小さい)と検出片42に対する不正行為が行い難いことから、検出片42を細く形成することが不正対策上有利である。例えば、検出片42の断面径が、5mm以下であれば、有効な不正防止効果を得ることができる。なお、ここで、「断面」は、検出片42の進退方向に直交する面内における断面を意味する。
当接部51は、当接片52を有している。当接片52は、前枠9から後方に向けて突出するように配置されており、外枠4と前枠9との閉鎖状態(以下、単に閉鎖状態と言う場合がある。)において検出片42を後方に(退避方向に)押し込むものである。当接片52は、典型的には円柱形状であるが、検出片42を確実に後方へ退避させることができればその形状は自由である。閉鎖状態において、当接片52は、検出片保護壁44で囲まれた凹空間44a内部に挿入されるように検出片42を押し込む。
当接部51においては、当接片52の周囲を囲むように当接片保護壁53が立設されている。当接片保護壁53は、検出片保護壁44と同様に、外枠4と前枠9との隙間からピアノ線等の不正具を挿入して検出片42にアクセスするのを防止するためのものである。当接片保護壁53は、典型的には当接片52を囲む円筒形状である。当接片保護壁53の断面形状が円形状であるか多角形状であるかは設計的に変更可能な事項である。
検出片保護壁44と当接片保護壁53とは、入れ子状となっている。本実施の形態1においては、閉鎖状態において、検出片保護壁44の外側を囲むような配置で当接片保護壁53が立設されている。その結果、閉鎖状態において、検出片保護壁44が当接片保護壁53と当接片52との間に形成される凹空間53a内部に挿入される。したがって、外枠4と前枠9との隙間等から挿入されたピアノ線等の不正具が、検出片42に到達するためには、図7に示すように、当接片保護壁53と検出片保護壁44と当接片52とで構成されるクランク状の侵入通路54を通過する必要があり、困難なものとされている。
なお、もちろん閉鎖状態において、検出片保護壁44の外側を囲むような配置で当接片保護壁53が立設されていることが好ましいが、当接片保護壁53の外側を囲むような配置で検出片保護壁44が立設されても構わない。また、当接片保護壁53の更に外側に第2の検出片保護壁が立設されていてももちろんよく、検出片保護壁44と当接片保護壁53とが交互に入れ子状となるように複数立設すれば、一層不正防止効果が高まる。
また、外枠4と前枠9のいずれに開閉センサ部41を設け、いずれに当接部51を設けるかについても、設計的に変更可能な事項であり、いずれの場合も本願発明の要旨の範囲内である。
[実施の形態2]
図8は、本願における実施の形態2に係る開閉センサ部41及び当接部51の周囲を拡大して示す要部拡大図である。図8においては、開閉センサ部41及び当接部51を一部断面図として示している。この実施の形態2において、実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。
この当接部51においては、当接片保護壁53の先端部53bに凸部53cが突出形成されている。凸部53cは、当接片保護壁53の全周に亘って突出する凸壁であることが好ましいが、部分的に先端部53bから突出するものであっても構わない。
開閉センサ部41においては、閉鎖状態において当接片保護壁53の先端部53bに対向する対向面41aが形成されている。この対向面41aに凹部41bが形成されており、閉鎖状態において、先端部53bの凸部53cが凹部41bに挿入されるようになっている。この凸部53cの凹部41bへの挿入により、この部分においても侵入通路54がクランク状となる(クランク数が増加する。)。したがって、閉鎖状態における外部からの不正具の侵入がより一層困難となる。
開閉センサ部41においては、検出片保護壁44の先端部44bに第2凸部44cが突出形成されている。第2凸部44cは、検出片保護壁44の全周に亘って突出する凸壁であることが好ましいが、部分的に先端部44bから突出するものであっても構わない。
当接部51においては、閉鎖状態において検出片保護壁44の先端部44bに対向する対向面51aが形成されている。この対向面51aに第2凹部51bが形成されており、閉鎖状態において、先端部44bの第2凸部44cが第2凹部51bに挿入されるようになっている。この第2凸部44cの第2凹部51bへの挿入により、この部分においても侵入通路54がクランク状となる(クランク数が増加する。)。したがって、閉鎖状態における外部からの不正具の侵入がより一層困難となる。
もちろん、検出片保護壁44や当接片保護壁53の先端部と対向面とのいずれに凸部を形成し、いずれに凹部を形成するかについては、設計的に変更可能な事項である。また、必ずしも検出片保護壁44と当接片保護壁53との両方に凸部を形成する必要はなく、いずれか一方に凸部を形成するだけでも、高い不正防止効果を発揮する。
[実施の形態3]
図9は、本願における実施の形態3に係る開閉センサ部41及び当接部51の周囲を拡大して示す要部拡大図である。図9においては、開閉センサ部41及び当接部51を一部断面図として示している。この実施の形態3において、実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。
この実施の形態3においては、当接部51における凹空間53a内の、例えば対向面51aに、補助開閉センサ55が配置されている。補助開閉センサ55自体の構成は、開閉センサ43と略同様であってよい。補助開閉センサ55は、検出片42と略同様の構成を有する検出片56を有しており、この検出片56の後方への進出により開放状態を示すオフ信号を出力し、前方への退避により閉鎖状態を示すオン信号を出力する。
検出片56は、開閉センサ部41側の検出片保護壁44に対応する位置に配置され、開放状態で検出片56が後方への進出状態となり、閉鎖状態で検出片保護壁44が検出片56を前方へと押し込むことにより退避状態となるようになっている。
開閉センサ43と補助開閉センサ55とは、例えば、主制御基板に接続されており、開閉センサ43の出力と補助開閉センサ55の出力とが主制御基板において論理演算されるようになっている。そして、開閉センサ43の出力と補助開閉センサ55の出力とが、両方ともに閉鎖状態を示す場合にのみ、主制御基板は、外枠4と前枠9との閉鎖状態を判断し、開閉センサ43の出力と補助開閉センサ55の出力の少なくともいずれか一方でも開放状態を示す場合には、主制御基板は、外枠4と前枠9との開放状態を判断する。これにより、不正行為による遊技機枠3の開放を一層困難とすることができる。
[実施の形態4]
図10は、本願における実施の形態4に係る開閉センサ部41及び当接部51の周囲を拡大して示す要部拡大図である。図10においては、開閉センサ部41及び当接部51を一部断面図として示している。この実施の形態4において、実施の形態1と同様の構成については、同様の符号を付し、その説明を省略する。
前枠9は、外枠4とヒンジ22で軸支されており、開閉の際にヒンジ22を中心として、揺動運動(円運動)を行う。そのため、開閉センサ部41に対する当接部51の移動軌跡Sは、図10に破線で示すように円弧状となる。検出片保護壁44と当接片52や当接片保護壁53との干渉を防止するために、種々の工夫を適用することができる。例えば、左右方向において、当接片52を当接片保護壁53の中心から右側端R側にずれた位置に配置することにより、開閉動作に伴う当接片52と検出片保護壁44との干渉を防止することができる。また、検出片保護壁44と当接片保護壁53との隙間を広くとること、特に、左側端L寄りにおける検出片保護壁44と当接片保護壁53との隙間Gを広くとることは干渉防止の観点から有効である。
また、例えば、検出片42と当接片52、検出片保護壁44と当接片保護壁53を、前枠9の開閉動作に伴う移動軌跡に沿った方向に延びるように配置することも有効である。すなわち、検出片42や検出片保護壁44を、前方に進むに従い若干左側端L側に傾くように配置したり、当接片52や当接片保護壁53を、後方に進むに従い若干右側端R側に傾くように配置することで、高い干渉防止効果を得ることができる。
[実施の形態5]
図11〜図14を用いて、実施の形態5について説明する。なお、本実施の形態5においても実施の形態1と同様の構成については同様の符号を付し、その説明を省略する。図11は、実施の形態5に係る遊技機枠63を備えた遊技機としてのパチスロ機62の正面図である。図12は、パチスロ機62の外観斜視図である。図13は、パチスロ機62の遊技機枠63を開放状態とした場合を示す図であり、図14は、その状態における要部を拡大した要部拡大図であって、(a)は外枠64の右側端R近傍を示し、(b)は前枠69の右側端R近傍を示している。
パチスロ機62は、遊技装置体としてのリール(回胴装置)66を有しており、そのリール66が外枠(遊技機枠の一部、後方枠体)64、前枠(遊技機枠の一部、前方枠体)69とによって内包されるように内部に保持されている。遊技者が、パチスロ機62の前方に配置されたメダル投入口70にメダル(遊技媒体)を投入し、BETボタン71を押した後にスタートレバー72を押下操作すると、リール66が回転する。その後にストップボタン73を押すことによりリール66が停止して、その停止図柄の組合せによって遊技者への利益付与の有無が決定される。このように、パチスロ機62はメダルを用いた遊技を実現しており、その遊技においてリール66が回転・停止することにより、停止図柄の組合せに基づく遊技者への興趣向上が図られている。
パチスロ機62においても、外枠64と前枠69とがその左側端近傍においてヒンジ76において軸支され、右側端近傍において、外枠64に対して前枠69が前方に揺動開閉可能とされている。図13及び図14に示すように、外枠64の右側端R近傍には、開閉センサ部41が配置され、前枠69の右側端R近傍、すなわちサイドレンズ74の裏面側(後方)には、当接部51が配置されている。
この開閉センサ部41と当接部51とには、上記実施の形態1〜4において説明した開閉センサ部41及び当接部51を適用することができる。すなわち、開閉センサ部41の検出片42は検出片保護壁44によって周囲が囲まれており、当接部51の当接片52は当接片保護壁53によって周囲が囲まれている。
外枠64と前枠69とが不正にこじ開けられると、遊技機枠63内部のリール66や払出前のメダルを貯留しているメダルホッパー75や各種制御基板に不正にアクセスされてしまい、遊技者に不正の利益を獲得されてしまうおそれがある。その場合において、開閉センサ部41に対して不正行為が行われていると、不正開放を検出することができず、遊技者による不正な利益獲得を充分に防止できない場合がある。
しかしながら、この実施の形態5に係るパチスロ機62は、遊技機枠63が上記実施の形態1〜4にて説明したような開閉センサ部41及び当接部51を有しているので、開閉センサ部41に対する不正行為が充分に防止される。遊技機枠63が不正に開放された状態であるにも拘わらず、「遊技機枠63の開放状態を検出できない」という事態を防止することができる。結果的に、遊技機枠63の不正な開放を防止し、遊技者による不正利益獲得を防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態を説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、その要旨の範囲内で様々な変形や変更が可能である。
G:隙間
L:左側端(一側端)
R:右側端(他側端)
S:移動軌跡
2:パチンコ機(遊技機)
3:遊技機枠
4:外枠(遊技機枠の一部、後方枠体)
5:遊技盤ユニット
6:遊技盤(遊技装置体)
6a:遊技盤面
7:センター役物
7a:演出表示装置
7b:表示部
7c:表示図柄
7d:表示開口部
9:前枠(遊技機枠の一部、前方枠体)
10:ガラス
12:ガラス枠(遊技機枠の一部)
14:球皿(貯留皿)
14a:上球皿
14b:下球皿
14c:球抜き部材
15:発射装置ハンドル
16:遊技領域
17:第1図柄(特別図柄)表示装置
22:ヒンジ(軸支部)
23:遊技球
25:風車
26:レール飾り
26a:外レール
27:遊技釘
28:普通入賞口
29:始動入賞口
30:アウト口
31:大入賞口
32:装飾部材
33:ゲート
35:主制御基板ケース
36:演出制御基板ケース
37:払出制御基板ケース
38:電源基板ケース
39:外部出力端子板
41:開閉センサ部(遊技機枠の一部)
41a:対向面
41b:凹部
42:検出片
42a:先端
42b:側面
43:開閉センサ
44:検出片保護壁
44a:凹空間
44b:先端部
44c:第2凸部
51:当接部(遊技機枠の一部)
51a:対向面
51b:第2凹部
52:当接片
53:当接片保護壁
53a:凹空間
53b:先端部
53c:凸部
54:侵入通路
55:補助開閉センサ
56:検出片
62:パチスロ機(遊技機)
63:遊技機枠
64:外枠(遊技機枠の一部、後方枠体)
66:リール(回胴装置、遊技装置体)
69:前枠(遊技機枠の一部、前方枠体)
70:メダル投入口
71:BETボタン
72:スタートレバー
73:ストップボタン
74:サイドレンズ
75:メダルホッパー
76:ヒンジ

Claims (3)

  1. 後方に位置する後方枠体と、該後方枠体の前方に位置する前方枠体とを有して、遊技媒体を用いた遊技を実現する遊技装置体を保持し、
    前記両枠体の一側端近傍において軸支され、他側端近傍が揺動開閉可能とされた遊技機枠であって、
    前記後方枠体又は前記前方枠体の一方に、前後方向に進退する検出片と開閉センサとを有して前記両枠体の開閉を検出する開閉センサ部が設けられ、
    前記後方枠体又は前記前方枠体の他方に、前記両枠体の閉鎖時に前記検出片を退避方向に押し込む当接片を有する当接部が設けられ、
    前記両枠体の閉鎖時に前記当接片が前記検出片を退避方向に押し込むことにより、前記開閉センサによって前記両枠体の閉鎖が検出されるようになっており、
    前記開閉センサ部には、進出時における前記検出片の高さ以上の高さでその周囲を囲む検出片保護壁が設けられ、
    前記当接部には、前記当接片の周囲を囲む当接片保護壁が設けられ、
    前記両枠体の閉鎖時において、前記検出片保護壁と前記当接片保護壁とが入れ子状となるように構成されている遊技機枠、及び、
    前記遊技装置体を有する遊技機であって、
    前記開閉センサ部には、前記当接片保護壁の先端部に対向するセンサ側対向面が形成され、
    前記当接片保護壁の先端部又は前記センサ側対向面の一方に凸部が設けられ、
    前記当接片保護壁の先端部又は前記センサ側対向面の他方に凹部が設けられ、
    前記両枠体の閉鎖時において、前記凸部が前記凹部に挿入されるように構成されている、遊技機。
  2. 前記センサ側対向面又は前記当接側対向面の少なくともいずれか一方に、前記両枠体の開閉を検出する補助開閉センサが設けられている、請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記検出片が、先細りとなる略円錐形状又は略多角錐形状である、請求項1又は請求項2に記載の遊技機。
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