JP4282569B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、前面枠の前面の一側方に前面カバー部材を開閉可能に軸支したパチンコ遊技機等の遊技機に関する。
従来の遊技機、例えば、パチンコ遊技機においては、遊技盤を着脱可能な前面枠の前面の一側方に前面カバー部材(ガラス枠)を開閉可能な状態に軸支し、前面カバー部材には大きな開口部を開設するとともに該開口部を透明部材(ガラス)で塞いで、遊技盤上に形成された遊技領域を開口部から前方へ臨ませている。また、前面カバー部材の裏面には、前面カバー部材の開状態を検出する開閉検出器(開閉スイッチ)を備えている。この開閉検出器は、前面カバー部材の閉じ忘れや施錠し忘れを抑制して、前面カバー部材と前面枠との間の隙間から不正部材を挿入する等の不正行為を未然に防止できるように取り付けられている。そして、この開閉検出器を、取付スペースを確保し易い箇所、具体的には前面カバー部材の中央より軸支部側に取り付ける旨が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2002−35349号公報
ところで、前面カバー部材が開くと、前面枠と前面カバー部材の軸支端(軸着基端)側との間に形成される隙間は、前面枠と前面カバー部材の自由端側との間に形成される隙間よりも狭く形成される。そのため、開閉検出器を前面カバー部材の軸支側に取り付けると、前面カバー部材が僅かな開角度で開いている場合に、前面カバー部材の自由端側で或る程度の隙間(例えば、不正部材が侵入可能な隙間)が形成されているにも拘らず、開閉検出器が前面カバー部材の開状態を検出しない虞がある。
また、開閉検出器が、前面カバー部材を施錠して前面枠に係止する箇所から離れているので、閉状態の前面カバー部材が前面枠に対して最も密接となる位置の状態を検出することができない。このことから開閉検出器によって前面カバー部材の開閉状態が誤検出される虞がある。
そして、開閉検出器は、組立時や交換時において前面カバー部材に容易に着脱可能な構造を備えることが望ましい。
そこで、本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、僅かな開角度であっても前面カバー部材が開状態であることを検出することができ、また、前面カバー部材からの着脱が容易な開閉検出器を備えた遊技機を提供しようとするものである。
本発明は、上記目的を達成するために提案されたものであり、請求項1に記載のものは、遊技盤を着脱可能な前面枠と、該前面枠の前面の一側方に開閉可能に軸支され、遊技盤の前面を覆う透明部材を保持する前面カバー部材と、該前面カバー部材の開閉状態を検出部の変位により検出可能な開閉検出器と、を備えた遊技機において、
前記前面カバー部材は、
前記遊技盤を視認可能な開口部を有し、該開口部を塞ぐ状態で前記透明部材を取り付けるベース部材と、
当該前面カバー部材の回動自由端側を上下方向全域に亘って補強する自由端補強プレートと、
を備え、
前記ベース部材は、
前記前面カバー部材の回動自由端側の裏面に開設された裏面開口部と、
前記裏面開口部から検出部が突出する状態で前記開閉検出器を装着可能な検出器装着部と、
を形成し、
前記自由端補強プレートは、
前記前面枠と前記前面カバー部材とを係止するために、上下方向の上寄りに2箇所、下寄りに1箇所設けられた係止片と、
上寄りに設けられた2箇所の係止片の間であって、前記裏面開口部と連通する状態で開設されたプレート開口部と、
前記開閉検出器よりも前記前面カバー部材の自由端側に当該自由端補強プレートの長手方向の全幅に亘って形成され、前面枠へ向けて突出した不正防止起立壁と、
を設け、
前記裏面開口部から前記プレート開口部を経て検出部を前面枠へ向けて突設させる状態で、前記開閉検出器を検出器装着部に装着し、該検出器装着部の前側から覆う装飾蓋部材を着脱可能に取り付け、
該装飾蓋部材は、
前記開閉検出器に対向する箇所に、開閉検出器の前後方向の移動を規制する移動規制部を開閉検出器の前面へ近接或いは当接させた状態で形成し、
前記開閉検出器は、
前記検出部の前後方向への変位により前記前面カバー部材の開閉状態を検出可能な検出スイッチと、
該検出スイッチを保持するスイッチホルダと、
から構成され、
前記検出スイッチは、
後部に前記検出部を、一側部に凹状の係合受部をそれぞれ備え、
前記スイッチホルダは、
前記検出スイッチを収納するスイッチ収納部と、
該スイッチ収納部の一側部の内側に設けられ、前記検出スイッチの係合受部に係合する凸状のスイッチ係合部と、
前記検出器装着部の内部に係止する係止爪と、
前記検出器装着部に前方から当接する当接部と、
前記スイッチ収納部の後部および他側部を開放する前記検出スイッチの着脱開口部と、
を形成し、
前記検出器装着部は、
前記係止爪を受ける係止受部と、
前記当接部を当接してスイッチホルダの前後方向を位置決めする位置決め部と、
を備え、
前記開閉検出器を前記検出器装着部へ装着して、前記当接部を位置決め部に当接した状態で係止爪を係止受部に係止すると、前記開閉検出器が検出器装着部内に、前記当接部よりも後側の部分を裏面開口部およびプレート開口部に嵌合してスイッチホルダの後端部および検出スイッチの本体部分の後端面を自由端補強プレートの裏面と同一面上に配置した状態、且つ前記検出部を前記裏面開口部およびプレート開口部から後方へ突出した状態で位置決めされて取り付けられ、前記検出スイッチの他側部を前記検出器装着部の内面および裏面開口部の側縁に当接し、
前記不正防止起立壁の突出端を前記開閉検出器の検出部の先端よりも後方へ延出し、
前記前面枠には、不正防止起立壁を挿入可能な溝状の不正防止係合部を形成し、
前記前面カバー部材を閉じると、不正防止係合部に前記不正防止起立壁を挿入し、前面枠の前面に前記検出部を当接すると共に検出部を押し込んで、前面カバー部材の開閉状態を検出可能としたことを特徴とする遊技機である。
本発明によれば、以下のような優れた効果を奏する。
請求項1に記載の発明によれば、前面カバー部材は、遊技盤を視認可能な開口部を有し、該開口部を塞ぐ状態で透明部材を取り付けるベース部材と、当該前面カバー部材の回動自由端側を上下方向全域に亘って補強する自由端補強プレートとを備え、ベース部材は、前面カバー部材の回動自由端側の裏面に開設された裏面開口部と、裏面開口部から検出部が突出する状態で開閉検出器を装着可能な検出器装着部とを形成し、自由端補強プレートは、前面枠と前面カバー部材とを係止するために、上下方向の上寄りに2箇所、下寄りに1箇所設けられた係止片と、上寄りに設けられた2箇所の係止片の間であって、裏面開口部と連通する状態で開設されたプレート開口部と、開閉検出器よりも前面カバー部材の自由端側に当該自由端補強プレートの長手方向の全幅に亘って形成され、前面枠へ向けて突出した不正防止起立壁とを設け、裏面開口部から前記プレート開口部を経て検出部を前面枠へ向けて突設させる状態で、開閉検出器を検出器装着部に装着したので、回動軸支端(軸着基端)よりも回動量(移動量)が大きくなる回動自由端側で前面カバー部材と前面枠との隙間を検出することでき、僅かな開角度であっても、前面カバー部材の開状態を検出することができる。また、開閉検出器を前面枠と前面カバー部材との係止位置に近づけて配置することができる。したがって、開閉検出器は、閉状態の前面カバー部材が前面枠に対して最も密接となる位置の状態を検出することができる。このことから、前面カバー部材が閉じているにも拘らず開閉検出器により開状態であると誤検出してしまう不都合を抑えることができる。
また、不正防止起立壁の突出端を前記開閉検出器の検出部の先端よりも後方へ延出し、前面枠には、不正防止起立壁を挿入可能な溝状の不正防止係合部を形成し、前面カバー部材を閉じると、不正防止係合部に前記不正防止起立壁を挿入し、前面枠の前面に前記検出部を当接すると共に検出部を押し込んで、前面カバー部材の開閉状態を検出可能としたので、前面カバー部材が僅かに開いた状態であっても開閉検出器によりこの開状態を検出でき、しかも前面カバー部材と前面枠との間に形成された隙間から不正部材が挿入されることを阻止することができる。
さらに、ベース部材は、検出器装着部の前側から覆う装飾蓋部材を着脱可能に取り付け、該装飾蓋部材は、開閉検出器に対向する箇所に、開閉検出器の前後方向の移動を規制する移動規制部を開閉検出器の前面へ近接或いは当接させた状態で形成したので、開閉検出器が前後方向へ大きくぐらついてしまう不都合を抑制することができ、前面カバー部材の開閉状態の検出を常時安定して行えるようにすることができる。
そして、開閉検出器は、検出部の前後方向への変位により前面カバー部材の開閉状態を検出可能な検出スイッチと、該検出スイッチを保持するスイッチホルダとから構成され、検出スイッチは、後部に検出部を、一側部に凹状の係合受部をそれぞれ備え、スイッチホルダは、検出スイッチを収納するスイッチ収納部と、該スイッチ収納部の一側部の内側に設けられ、検出スイッチの係合受部に係合する凸状のスイッチ係合部と、検出器装着部の内部に係止する係止爪と、検出器装着部に前方から当接する当接部と、スイッチ収納部の後部および他側部を開放する検出スイッチの着脱開口部とを形成し、検出器装着部は、係止爪を受ける係止受部と、当接部を当接してスイッチホルダの前後方向を位置決めする位置決め部とを備え、前記開閉検出器を前記検出器装着部へ装着して、前記当接部を位置決め部に当接した状態で係止爪を係止受部に係止すると、前記開閉検出器が検出器装着部内に、前記当接部よりも後側の部分を裏面開口部およびプレート開口部に嵌合してスイッチホルダの後端部および検出スイッチの本体部分の後端面を自由端補強プレートの裏面と同一面上に配置した状態、且つ前記検出部を前記裏面開口部およびプレート開口部から後方へ突出した状態で位置決めされて取り付けられ、前記検出スイッチの他側部を前記検出器装着部の内面および裏面開口部の側縁に当接するので、検出スイッチを簡単な構造のスイッチホルダに保持することができ、検出スイッチの組み付け作業を容易に行うことができる。また、開閉検出器を、特別な工具等を使用することなく簡単に着脱することができ、前面カバー部材の組立作業やメンテナンス作業の負担の軽減を図ることができる。
以下、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機を例に挙げて本発明の実施の最良の形態を図面に基づき説明する。図1はパチンコ遊技機の正面図、図2は前面カバー部材を開放した状態におけるパチンコ遊技機の斜視図である。
パチンコ遊技機1は、外枠(機枠あるいは本体枠)2に、大きな矩形状開口部を有する略額縁状の前面枠(内枠)3の一側(図中左側)を開閉可能に取り付け、この前面枠3の遊技盤収納部4(図2参照)内に遊技盤5を着脱(交換)可能な状態で取り付け、遊技盤5の表面には、表示装置、大入賞口、一般入賞口(いずれも図示せず)、アウト口5′などを配設した遊技領域6をガイドレールなどの遊技領域区画部材7により区画することで形成している。また、前面枠3の前面側には、一側(図中左側)が軸着(軸支)された前面カバー部材8を開閉(回動)可能に設け、該前面カバー部材8に透視可能なガラス板9を収納し、このガラス板9を通して遊技領域6を前方から透視可能な状態で覆い、前面カバー部材8の下方に上皿ユニット10と下皿ユニット11とを左右に少し位置をずらした状態で上下に設けてある。そして、このパチンコ遊技機1は、その横に設置されたカードユニット(図示せず)のカード挿入口にプリペイドカード等の記憶媒体(遊技価値が記憶されている)を挿入し、前面カバー部材8の下部に設けられた球貸用操作ボタン12を操作すると、パチンコ遊技機1の内部に設けられた球排出装置(図示せず)が作動して遊技球が上皿ユニット10に排出されるとともに記憶媒体の記憶内容が書き換えられ、返却用操作ボタン13を操作するとカードユニット内の記憶媒体がカード挿入口から返却されるように構成されている。
次に、前面カバー部材(透明部材保持枠)8について説明する。
前面カバー部材8は、図3〜6に示すように、遊技盤5の遊技領域6の全体が視認可能な略円形の開口部21を開設したベース部材22と、該ベース部材22の前面上部に設けられたパイロットレンズユニット23と、パイロットレンズユニット23の左右両端部の下方に設けられたスピーカー24と、該スピーカー24の前方を覆うスピーカー装飾ユニット25と、ベース部材22の前面下部に設けられた下部装飾ユニット26と、開口部21の周縁部に設けられた略環状のレンズユニット27と、ベース部材22の裏側に開口部21を塞ぐ状態でガラス板9を取り付けるガラスユニット28(本発明の透明部材に相当)と、開口部21の下方部分に配設され、ガラスユニット28の下端を嵌合する裏面部材29と、ベース部材22の裏面上部に設けられ、ガラスユニット28を保持するためのガラスユニット保持部材30とから概略構成されている。そして、ベース部材22の一側(図5中右側)の上部に設けた蝶番機構(上側蝶番機構)31と一側下部に設けたヒンジ金具(下側蝶番機構)32とにより前面枠3の一側方(図2中左側)に開閉可能に軸支されている。また、ベース部材22の他側上部には開閉検出器33を、その検出部33aを後方へ突出する状態でベース部材22の前方から取り付け、検出部33aが前面枠3に押される等して生じる変位により前面カバー部材8の開閉状態を検出できるように構成されている。そして、開閉検出器33の前方には、前面カバー部材8の前面の一部を構成する検出器カバー34(本発明における装飾蓋部材に相当)を取り付け、該検出器カバー34の裏側、すなわち開閉検出器33に対向する箇所に、開閉検出器33の前後方向の移動(詳しくは前進)を規制する移動規制部34a(図16参照)を形成している。また、パイロットレンズユニット23には、中央部分に略逆三角形状のパイロットレンズ35を、該パイロットレンズ35の右側方には開閉ランプ用レンズ36および球排出エラーランプ用レンズ37を横に並べて備えている。なお、開閉検出器33やその取付構造については、後で詳細に説明する。
ベース部材22は、合成樹脂により成形された背面開放の浅いカバー状の部材である。このベース部材22は、上部の左右にスピーカー取付部38を設けて前方からスピーカー24をねじ等の止着部材(図示せず)により止着し、前面には複数の発光基板40を取り付け、各発光基板40の前面には、点状の発光体(例えば、LED)44を複数配設している。なお、パイロットレンズユニット23のパイロットレンズ35の後方に配設された発光体44は、遊技中における所謂大当り時に点灯するパイロットランプとして機能する。また、開閉ランプ用レンズ36の後方に配設された発光体44は、前面カバー部材8が前面枠3に対して開いたときに開閉検出器33からの信号に基づいて点灯する開閉ランプとして機能し、球排出エラーランプ用レンズ37の後方に配設された発光体44は、パチンコ遊技機1内の球排出機構(図示せず)に球詰まり等のエラーが発生したときに点灯する球排出エラーランプとして機能する。
また、ベース部材22の裏面には、図7に示すように、開口部21の内周縁の外側に壁状の防犯リブ48が立設され、該防犯リブ48の内側にガラスユニット28が装着されるように構成されている。そして、このベース部材22の裏面のうち開口部21の上方に横長な金属製の上補強プレート51をねじで固定するとともに、開口部21の一側(前面カバー部材8の回動軸支端側。図中右側。)に縦長な軸支端補強プレート52を、開口部21の他側(前面カバー部材8の回動自由端側。図中左側。)に縦長な自由端補強プレート53を、開口部21の下方に横長な下補強プレート54を軸支端補強プレート52の下端と自由端補強プレート53の下端とに接続した状態でそれぞれねじにより固定している。さらに、軸支端補強プレート52の前側(ベース部材22との間)に蝶番機構31の軸部材31aを設け、軸支端補強プレート52の下部にはヒンジ金具32の軸受穴32aを開設している。なお、上補強プレート51,軸支端補強プレート52,自由端補強プレート53,下補強プレート54はそれぞれ金属板製であり、ベース部材22の開口部21の四方を囲むように付設される補強材として機能する。なお、図7中、符号56はベース部材22の上部に取り付けられる配線カバー部材であり、符号57はベース部材22の右側に取り付けられる防犯兼配線カバー部材である。
次に、開閉検出器33およびその取付箇所について説明する。
ベース部材22は、図8および図9に示すように、前面枠3の他側方(図2中右側)に対向し得る位置、具体的には、当該ベース部材22の右上側(回動自由端周辺の上側)であって自由端補強プレート53を配置した部分、すなわち前面カバー部材8の回動自由端側の裏面に裏面開口部61を開設し、開閉検出器33を検出部33aが裏面開口部61から突出する状態で装着する検出器装着部60を形成している。この検出器装着部60は、裏面開口部61の左右両側の縁部には断面コ字状の装着壁部62を、その開放部分を互いに対向させた状態で前方へ突設し、装着壁部62間に開閉検出器33を挿脱(進退)可能な挿脱領域63を開設している。また、装着壁部62の内側には、開閉検出器33の係止爪64(後述する)を係止する係止受部65を左右両側から横方向へ向けて突設し、裏面開口部61の上下両側の縁部、すなわち挿脱領域63の上方および下方には、平面状の位置決め部66を、開閉検出器33の当接部67(後述する)を前方から当接できるように構成されている。
なお、検出器装着部60は、左右各側の装着壁部62を裏面開口部61の下寄りの位置に備えるとともに、各装着壁部62内の開放部分の幅を、後述の係止爪64に合わせて互いに異なった幅、具体的には右側の装着壁部62内の開放部分の幅を左側の装着壁部62内の開放部分の幅よりも狭く設定して、開閉検出器33が上下逆の状態で装着される不都合を防げるように構成されている。また、検出器装着部60に開閉検出器33を装着した状態については、後で詳細に説明する。
検出器装着部60の後方に配置される自由端補強プレート53は、前面カバー部材8の回動自由端側を上下方向全域に亘って補強するプレートであり、正面から見て右側縁(前面カバー部材8の回動自由端側に位置する側縁)に不正防止起立壁70を、後方の前面枠3へ向けて突出するとともに当該自由端補強プレート53の長手方向の全幅に亘って形成している。また、自由端補強プレート53のうち前面枠3に当接し得る裏側には、上視略L字形状の係止片53aを、当該自由端補強プレート53の上寄りに2箇所、下寄りに1箇所設け(図5参照)、前面カバー部材8の閉状態時において、この係止片53aに、前面枠3の他側方に設けられた係止鉤71(図2参照)を係止できるように構成されている。さらに、上寄りの2つの係止片53aの間に矩形状のプレート開口部72を開設し、該プレート開口部72と検出器装着部60の裏面開口部61とを前後方向に連通している。したがって、この自由端補強プレート53は、検出器装着部60の裏面開口部61に連通するプレート開口部72を開設し、該プレート開口部72の上方近傍および下方近傍に係止片53aをそれぞれ設け、この上下2つの係止片53aの間から検出器装着部60に装着された開閉検出器33の検出部33aを後方の前面枠3へ臨ませるように構成されている(図10参照)。
検出器装着部60に装着される開閉検出器33は、図11〜図14に示すように、前後方向に移動する検出部33aを備えた検出スイッチ74と、該検出スイッチ74を保持するスイッチホルダ75とから構成されている。検出スイッチ74は、厚肉のブロックを縦向きにした形状を呈しており、前上端部を切り欠いて形成された上向き段差面に、検出信号出力用の配線コネクタ77を当該検出スイッチ74の内側から臨ませた状態で設け、当該検出スイッチ74の一側部(正面から見て右側部。図12中左側に位置する側部)には、矩形凹状の係合受部78を形成している。また、検出スイッチ74の後部には、前後移動可能な検出部33aを後方へ付勢した状態で突出している。なお、検出部33aは、その先端部が検出スイッチ74の後面と略同一面上に配置する程度まで、検出スイッチ74内に押し込まれて移動(収納)される。そして、検出スイッチ74の下部には、低い線状の支持突起79を下方へ向けて突設し、該支持突起79とスイッチホルダ75の内面とを当接して検出スイッチ74の下方向の位置を決めるように構成されている。
スイッチホルダ75は、検出スイッチ74を内側に収納した略箱状のスイッチ収納部81を備え、該スイッチ収納部81の後部および他側部、具体的には検出スイッチ74の後側および他側(正面から見て右側)に対向する部分を大きく開放して検出スイッチ74が通過可能な着脱開口部82を開設し、スイッチ収納部81の内側であって検出スイッチ74の係合受部78と対向する箇所に、矩形凸状のスイッチ係合部83を突設し、該スイッチ係合部83を係合受部78へ係合することでスイッチ収納部81内の検出スイッチ74の前後位置および上下位置を決めるように構成されている。また、スイッチ収納部81の前上端部を切り欠いて配線コネクタ77を臨ませるコネクタ用開口84を開設し、該コネクタ用開口84の上縁端からスイッチ位置決め片85を下方へ向けて突設し、該スイッチ位置決め片85を検出スイッチ74の配線コネクタ77の後上方に形成された立上がり面に当接して検出スイッチ74の収納位置の前方向を規制するように構成されている。なお、スイッチホルダ75内に検出スイッチ74を収納した状態については、後で詳細に説明する。
また、スイッチ収納部81の上下外側には、検出器装着部60の位置決め部66に前方から当接する当接部67を、スイッチ収納部81の上下各面のうち前後方向の中間部分から突設し、スイッチ収納部81の前側部には左右一対の係止腕87を、左右各側縁から外方向に延設し、途中から後方へ向けて屈曲する状態で設け、該係止腕87の先端外側に係止爪64を突設している。なお、本実施形態の係止腕87および係止爪64は、その幅を装着壁部62の開放部分に挿入できる程度の寸法に設定している。また、正面から見て左側(図12中右側)の係止腕87および係止爪64の幅を、正面から見て右側(図12中左側)の係止腕87および係止爪64の幅よりも狭くして、左側の係止爪64が右側の幅狭な装着壁部62内に挿入されることを防ぐように構成されている。したがって、開閉検出器33が上下を逆にした状態(検出部33aを上寄りに配置した状態)で検出器装着部60に装着される虞がない。
このような構成を備えた検出スイッチ74およびスイッチホルダ75を組み付けて開閉検出器33を組み立てるには、図13に示すように、まず、スイッチホルダ75のスイッチ収納部81の後方から検出スイッチ74を、検出部33aを後方へ、配線コネクタ77を上方へそれぞれ向けた状態で近づけ、スイッチホルダ75の着脱開口部82からスイッチ収納部81内へ挿入する。このとき、検出スイッチ74をスイッチ係合部83が干渉しない程度に左側の係止腕87側へ寄せながら挿入する。そして、着脱開口部82へ挿入した検出スイッチ74の前端がスイッチ収納部81および係止腕87、具体的にはスイッチ収納部81の前部内面および左側の係止腕87の基端に当接すると(図14参照)、検出スイッチ74の立上がり面がスイッチ位置決め片85の裏側に当接し、また、検出スイッチ74の係合受部78がスイッチ係合部83の横に並んで対向する状態に配置される。係合受部78とスイッチ係合部83とが横並びに配置されたならば、検出スイッチ74を正面から見て右方向(図14中矢印方向)へずらす。すると、スイッチ係合部83が係合受部78に係合(嵌合)し、検出スイッチ74の右側面がスイッチ収納部81の右側内面部に当接する。そして、検出スイッチ74の上面がスイッチ収納部81の上側内面部に当接するとともに、支持突起79がスイッチ収納部81の下側内面部に当接する。したがって、検出スイッチ74は、スイッチ収納部81内において右方向、前後方向および上下方向の移動が規制される。このように検出スイッチ74を簡単な構造のスイッチホルダ75に保持することができ、検出スイッチ74の組み付け作業を容易に行うことができる。
なお、組み上がった開閉検出器33は、検出スイッチ74の配線コネクタ77をスイッチ収納部81のコネクタ用開口84から臨ませることができる。このことから、検出スイッチ74をスイッチホルダ75に収納した後であっても検出スイッチ74に配線を接続することができ、組立作業やメンテナンス作業の効率向上を図ることができる。
さらに、検出器装着部60に開閉検出器33を装着するには、検出部33aと係止爪64とを後方へ、配線コネクタ77を上方へそれぞれ向けた状態の開閉検出器33を検出器装着部60の前方から近づけ、右側の装着壁部62内には右側の幅広な係止爪64および係止腕87を、左側の装着壁部62内には左側の幅狭な係止爪64および係止腕87をそれぞれ嵌合し、挿脱領域63には検出スイッチ74およびスイッチ収納部81の後部を挿入する。この挿入状態のまま開閉検出器33を後方へ押し込むと、一対の係止爪64が係止受部65に押されて係止腕87が内側に撓み、さらに開閉検出器33を押し込むと、係止爪64が係止受部65を乗り越えて係止腕87の撓みが元に戻り、係止爪64の返し部と係止受部65の後部とが係止する。したがって、開閉検出器33は、係止腕87と装着壁部62との嵌合により上下方向の移動を規制され、係止爪64と係止受部65との係止により前方向への移動を規制される(図15参照)。また、スイッチホルダ75の上部に配置された当接部67が上側の位置決め部66の前面に当接し、スイッチホルダ75の下部に配置された当接部67が下側の位置決め部66の前面に当接する。したがって、開閉検出器33は、当接部67と位置決め部66との当接により前後方向(後方向)への移動が規制された状態で、検出器装着部60に位置決めされる(図16参照)。
検出器装着部60に装着された開閉検出器33は、図15および図16に示すように、当接部67よりも後側の部分を裏面開口部61およびプレート開口部72に嵌合し、検出部33aを裏面開口部61からプレート開口部72を経て後方へ突出した状態で位置決めされ、検出部33aの周辺部(スイッチホルダ75の後端部および検出スイッチ74の本体部分の後端面)を自由端補強プレート53の裏面と略同一面上に配置する。さらに、検出スイッチ74のうち着脱開口部82から臨ませた左側部(他側部)を、検出器装着部60の内面、具体的には右側の装着壁部62の挿脱領域63側の側端部および裏面開口部61の右側縁に当接する。したがって、検出スイッチ74がスイッチ収納部81内で右方向へ移動することを規制することができる。このことから、開閉検出器33は、検出スイッチ74の前後方向、上下方向、左右方向の位置をスイッチホルダ75および検出器装着部60により維持することができ、前面カバー部材8の開閉状態の検出を安定して行うことができる。例えば、前面カバー部材8が閉状態であっても開閉検出器33の検出部33aが前面枠3により十分に押し込まれないという不具合を抑制することができ、前面カバー部材8の開状態が誤検出されることを発生し難くすることができる。
そして、配線コネクタ77に配線を接続して開閉検出器33の検出信号を制御装置(例えば、遊技制御装置。図示せず。)へ送信可能な状態にし、開閉検出器33の前方から検出器カバー34を、挿脱領域63を覆う状態で取り付けて、開閉検出器33の取付作業が完了する。なお、ベース部材22の前面には、検出器カバー34を取り付ける取付ボス89が前方へ向けて立設されており、検出器カバー34は、この取付ボス89内にベース部材22の裏側から開設された止着穴にねじ等の止着部材(図示せず)を通し、該止着部材によりベース部材22に着脱可能な状態で止着する。そして、止着された検出器カバー34は、その裏側の移動規制部34aを開閉検出器33の前面に近接あるいは当接させている。したがって、開閉検出器33が前後方向へ大きくぐらついてしまう不都合を抑制することができ、前面カバー部材8の開閉状態の検出を常時安定して行えるようにすることができる。
また、開閉検出器33を取り付けた前面カバー部材8は、図15に示すように、自由端補強プレート53の不正防止起立壁70を検出部33aよりも外側(回動自由端側)に設け、この不正防止起立壁70の突出端を開閉検出器33の検出部33aの先端よりも所定の距離X(例えば、1〜2mm)だけ後方へ延出している。したがって、前面カバー部材8が僅かに開いた状態であっても開閉検出器33によりこの開状態を検出でき、しかも前面カバー部材8と前面枠3との間に形成された隙間から不正部材がパチンコ遊技機1内へ挿入されることを阻止することができる。
このような開閉検出器33を備えた前面カバー部材8を前面枠3に対して十分に閉じると、図17に示すように、自由端補強プレート53の裏面、スイッチホルダ75の後端部および検出スイッチ74の本体部分の後端面が前面枠3の前面に当接するとともに、検出部33aが前面枠3の前面の一側方(右側方)により押し込まれる。したがって、開閉検出器33は、回動軸支端よりも回動量(移動量)が大きくなる回動自由端側で前面カバー部材8と前面枠3との隙間を検出することでき、僅かな開角度であっても、前面カバー部材8の開状態を検出することができる。
そして、前面カバー部材8は、前面枠3に形成された溝状の不正防止係合部89に不正防止起立壁70を挿入し、この挿入状態のままで係止片53aに前面枠3の係止鉤71を係止して前面枠3にロックされる。したがって、上寄りの係止片53a間に検出部33aを配置した開閉検出器33は、前面枠3と前面カバー部材8との係止位置に近づけて配置されていることになり、閉状態の前面カバー部材8が前面枠3に対して最も密接となる位置の状態を検出することができる。このことから、前面カバー部材8が閉じているにも拘らず開閉検出器33により開状態であると誤検出してしまう不都合を抑えることができる。
さらに、不正防止起立壁70が不正防止係合部89に挿入されて嵌り込むので、前面カバー部材8と前面枠3との間からピアノ線等の不正部材を挿入しようとしても、不正防止起立壁70が不正部材の侵入を阻止することができ、不正行為を未然に防ぐことができる。
また、係止片53aと係止鉤71との係止状態を解除し、前面枠3に対して前面カバー部材8を開くと、自由端補強プレート53の裏面、スイッチホルダ75の後端部および検出スイッチ74の本体部分の後端面が前面枠3の前面から離れ、不正防止起立壁70が不正防止係合部89から後退し、検出部33aが常時作用する後ろ向きの付勢力により後方へ突出する。すると、開閉検出器33は、検出部33aが後方へ移動したことを感知して、前面カバー部材8が開状態になったことを検出する。
そして、前面カバー部材8に取り付けた開閉検出器33を取り外すには、まず、止着部材を緩めて検出器カバー34を前面カバー部材8(ベース部材22)から外し、前面カバー部材8の前側に開閉検出器33を露出させる。開閉検出器33が露出したならば、配線コネクタ77から配線を引き抜き、左右両側の係止腕87を指でつまむ等して内側の挿脱領域63側(あるいは検出スイッチ74側)へ撓ませ、係止爪64の返し部と係止受部65の後部との係止状態を解除する。すると、開閉検出器33の前方への移動規制が解除され、開閉検出器33が検出器装着部60から脱離可能となる。そして、この脱離可能な状態、すなわち係止腕87を内側に撓ませたままで開閉検出器33を前方へ引き出すと、係止爪64および係止腕87が装着壁部62から脱離し、検出スイッチ74およびスイッチ収納部81が挿脱領域63から脱離して、開閉検出器33が検出器装着部60から取り外される。このようにして開閉検出器33は、特別な工具等を使用することなく簡単に着脱することができる。したがって、前面カバー部材8の組立作業や開閉検出器33の交換作業の負担の軽減を図ることができる。
なお、上記実施形態では、開閉検出器33を前面カバー部材8の回動自由端側の上寄りに取り付けたが、本発明はこれに限定されず、例えば、回動自由端側の下寄りに取り付けてもよいし、回動自由端側の中央に取り付けてもよい。
そして、上記実施形態は、代表的な遊技機であるパチンコ遊技機1を例に挙げて説明したが、本発明はこれに限らず、その他、前面枠の前面の一側方に前面カバー部材を開閉可能に軸支した遊技機であればよい。例えば、内部に封入した遊技球を循環させる封入球式パチンコ遊技機、アレンジボール式遊技機、雀球式遊技機等の遊技機であってもよい。
なお、前記した実施の形態は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明は、上記した説明に限らず特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれるものである。
パチンコ遊技機の正面図である。 前面カバー部材を開いた状態のパチンコ遊技機の斜視図である。 前面カバー部材の斜視図である。 前面カバー部材の正面図である。 前面カバー部材の背面図である。 前面カバー部材の前面側の分解斜視図である。 前面カバー部材の裏面側の分解斜視図である。 検出器カバー、開閉検出器、自由端補強プレートを取り外した状態の前面カバー部材の斜視図である。 ベース部材の検出器装着部周辺の部分正面図である。 前面カバー部材の開閉検出器周辺の部分背面図である。 開閉検出器の後下方から見た斜視図である。 (a)は開閉検出器の背面図、(b)は(a)のC−C断面図、(c)は(a)のD−D断面図である。 検出スイッチおよびスイッチホルダの後下方から見た斜視図である。 スイッチホルダに検出スイッチを収納する途中の斜視図である。 図4のA−A断面図であり、前面カバー部材を前面枠に対して開いた状態図である。 図10のB−B断面図である。 図4のA−A断面図であり、前面カバー部材を前面枠に対して閉じた状態図である。
符号の説明
1 パチンコ遊技機
3 前面枠
8 前面カバー部材
9 ガラス板
21 開口部
22 ベース部材
23 パイロットレンズユニット
24 スピーカー
25 スピーカー装飾ユニット
26 下部装飾ユニット
27 レンズユニット
28 ガラスユニット
33 開閉検出器
33a 検出部
34 検出器カバー
34a 移動規制部
51 上補強プレート
52 軸支端補強プレート
53 自由端補強プレート
53a 係止片
54 下補強プレート
60 検出器装着部
61 裏面開口部
62 装着壁部
63 挿脱領域
64 係止爪
65 係止受部
66 位置決め部
67 当接部
70 不正防止起立壁
71 係止鉤
72 プレート開口部
74 検出スイッチ
75 スイッチホルダ
77 配線コネクタ
78 係合受部
79 支持突起
81 スイッチ収納部
82 着脱開口部
83 スイッチ係合部
84 コネクタ用開口
85 スイッチ位置決め片
87 係止腕
89 不正防止係合部

Claims (1)

  1. 遊技盤を着脱可能な前面枠と、該前面枠の前面の一側方に開閉可能に軸支され、遊技盤の前面を覆う透明部材を保持する前面カバー部材と、該前面カバー部材の開閉状態を検出部の変位により検出可能な開閉検出器と、を備えた遊技機において、
    前記前面カバー部材は、
    前記遊技盤を視認可能な開口部を有し、該開口部を塞ぐ状態で前記透明部材を取り付けるベース部材と、
    当該前面カバー部材の回動自由端側を上下方向全域に亘って補強する自由端補強プレートと、
    を備え、
    前記ベース部材は、
    前記前面カバー部材の回動自由端側の裏面に開設された裏面開口部と、
    前記裏面開口部から検出部が突出する状態で前記開閉検出器を装着可能な検出器装着部と、
    を形成し、
    前記自由端補強プレートは、
    前記前面枠と前記前面カバー部材とを係止するために、上下方向の上寄りに2箇所、下寄りに1箇所設けられた係止片と、
    上寄りに設けられた2箇所の係止片の間であって、前記裏面開口部と連通する状態で開設されたプレート開口部と、
    前記開閉検出器よりも前記前面カバー部材の自由端側に当該自由端補強プレートの長手方向の全幅に亘って形成され、前面枠へ向けて突出した不正防止起立壁と、
    を設け、
    前記裏面開口部から前記プレート開口部を経て検出部を前面枠へ向けて突設させる状態で、前記開閉検出器を検出器装着部に装着し、該検出器装着部の前側から覆う装飾蓋部材を着脱可能に取り付け、
    該装飾蓋部材は、
    前記開閉検出器に対向する箇所に、開閉検出器の前後方向の移動を規制する移動規制部を開閉検出器の前面へ近接或いは当接させた状態で形成し、
    前記開閉検出器は、
    前記検出部の前後方向への変位により前記前面カバー部材の開閉状態を検出可能な検出スイッチと、
    該検出スイッチを保持するスイッチホルダと、
    から構成され、
    前記検出スイッチは、
    後部に前記検出部を、一側部に凹状の係合受部をそれぞれ備え、
    前記スイッチホルダは、
    前記検出スイッチを収納するスイッチ収納部と、
    該スイッチ収納部の一側部の内側に設けられ、前記検出スイッチの係合受部に係合する凸状のスイッチ係合部と、
    前記検出器装着部の内部に係止する係止爪と、
    前記検出器装着部に前方から当接する当接部と、
    前記スイッチ収納部の後部および他側部を開放する前記検出スイッチの着脱開口部と、
    を形成し、
    前記検出器装着部は、
    前記係止爪を受ける係止受部と、
    前記当接部を当接してスイッチホルダの前後方向を位置決めする位置決め部と、
    を備え、
    前記開閉検出器を前記検出器装着部へ装着して、前記当接部を位置決め部に当接した状態で係止爪を係止受部に係止すると、前記開閉検出器が検出器装着部内に、前記当接部よりも後側の部分を裏面開口部およびプレート開口部に嵌合してスイッチホルダの後端部および検出スイッチの本体部分の後端面を自由端補強プレートの裏面と同一面上に配置した状態、且つ前記検出部を前記裏面開口部およびプレート開口部から後方へ突出した状態で位置決めされて取り付けられ、前記検出スイッチの他側部を前記検出器装着部の内面および裏面開口部の側縁に当接し、
    前記不正防止起立壁の突出端を前記開閉検出器の検出部の先端よりも後方へ延出し、
    前記前面枠には、不正防止起立壁を挿入可能な溝状の不正防止係合部を形成し、
    前記前面カバー部材を閉じると、不正防止係合部に前記不正防止起立壁を挿入し、前面枠の前面に前記検出部を当接すると共に検出部を押し込んで、前面カバー部材の開閉状態を検出可能としたことを特徴とする遊技機。
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