JP2003022978A - 基板処理装置 - Google Patents

基板処理装置

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JP2003022978A
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Hideto Yamaguchi
英人 山口
Masaaki Ueno
正昭 上野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のヒータそれぞれに対応して得られる複
数の検出温度が互いに強く干渉し合う熱処理炉において
も、振動することなく精度良く制御し、かつ制御系の調
整が容易となる基板処理装置を得る。 【解決手段】 加算器d1〜d3により複数ゾーンにお
ける測定温度と複数のヒータh1〜h3の温度設定値c
1〜c3をそれぞれ比較し、比較結果のそれぞれを複数
の調節部f1〜f3に入力して、電力制御信号a1〜a
3を演算し、干渉比率演算部20により演算された電力
制御信号a1〜a3のそれぞれに各ゾーンが干渉し合う
割合を掛けて最終的な電力制御信号とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、複数の設定温度と
検出温度の偏差に基づいて、複数のヒータへの電力制御
信号を演算し、温度制御を行うようにした半導体製造装
置等を含む基板処理装置に関する。 【0002】 【従来の技術】例えば、枚葉装置などでは、熱処理炉に
シリコンウェーハ等の基板を収容し、炉内の温度を適切
な温度に維持もしくは炉内を指定した温度変化に追従さ
せ、反応ガスを供給して、基板上に薄膜を形成する。こ
のような半導体製造装置においては、熱処理炉の温度条
件が極めて重要であり、この温度制御の精度がウェーハ
膜の均一性に大きく影響する。図6は、このような半導
体製造装置の概略構成例を示す図である。図6に示した
熱処理炉1は、その内部に、薄膜を形成する基板2と、
基板2を支持するサセプタ3と、3つのゾーン(端ゾー
ン、中間ゾーン、中心ゾーン)に分割されたヒータh1
〜h3を有する。これらヒータh1〜h3は、それぞれ
の電力制御信号入力端から入力された信号によって個別
に加熱することができ、基板が存在する空間をできるだ
け速やかに、かつ、正確に設定された温度に保つことが
できるように構成されている。 【0003】そして、この熱処理炉1内の温度を制御す
る方法として、従来では、設定温度c1〜c3の入力端
を備え、熱処理炉1内に取り付けられた温度センサt1
〜t3と、温度センサt1〜t3からの検出温度b1〜
b3と設定温度c1〜c3の偏差を出力する加算器d1
〜d3と、これら加算器d1〜d3の出力をそれぞれ独
立にPID(比例・積分・微分)演算し、電力制御信号
a1〜a3を出力するPID調節部f1〜f3とで構成
され,検出温度b1〜b3それぞれが設定温度c1〜c
3それぞれに維持されるようにヒータh1〜h3それぞ
れの発熱量を加減する方法が用いられてきた。 【0004】すなわち、ヒータh1〜h3それぞれの制
御のために、温度センサt1〜t3を設置し、それぞれ
のゾーン毎に独立に加算器d1〜d3とPID調節部f
1〜f3でなるフィードバック制御を施している。その
ため、温度センサt1〜t3は、基板2が存在する空間
全体の温度を考慮しつつ、それぞれ対応するヒータh1
〜h3からの熱的な影響が強い位置に設置するのが通常
である。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、最近で
は薄膜の均一性に対する要求が厳しくなり、より正確な
温度制御が要求されるに従い、温度センサt1〜t3が
熱処理炉1内の基板2により近い位置に設置されること
が多くなってきた。その場合、図6に示すような構成で
制御を行うと、3つのゾーン(中心、中間、端)間の相
互の熱的干渉が比較的強くなるため、図7に示すように
検出温度b1〜b3が振動してしまい、温度を良好に制
御することが難しくなってきた。また検出温度b1〜b
3の変化は電力制御信号a1〜a3の変化が相互に影響
しあった結果なので、PID調節部f1〜f3の調整が
困難となり、制御仕様を達成するためには多くの時間を
必要とする。 【0006】なお、従来より、複数の設定温度と検出温
度の偏差に基づいて、複数のヒータへの電力制御信号を
演算し、温度制御を行うようにした基板処理装置とし
て、特開2000−183072号公報が知られてい
る。この公報に示される図1では、PIDによる温度制
御と、干渉行列および近似関数による温度制御を切替え
て制御する装置の構成を示しているが、近似関数を予め
求めて装置に登録し、制御しなければならず、即ち近似
関数が必要不可欠であって、予めデータ取得により求め
ておかなければならず、手間がかかるという問題があ
る。 【0007】また、同公報の図10では、パラメータ補
正値出力部9Cで干渉率を掛け、パターン発生部の近似
関数で演算した後、PID制御部に入力される構成を示
しているが、かかる構成では、端子biからの主温度検
出値→加算器1−i→パラメータ補正値出力部9C→パ
ターン発生部8A−i→切替器6−iによって干渉行列
及び近似関数により求められる制御量は、端子ciの目
標値となり、このci目標値と端子ciからの副温度検
出値が加算器4−iにより比較され、その比較値がPI
D調節部12−iに入り、その演算結果をヒータ制御量
としている結果、図10に示す構成は端子ciでの温度
を目標値とするための制御構成を示すものであり、本発
明の課題とは異なるものである。 【0008】本発明は、上記事情に鑑みて為されたもの
で、複数のヒータそれぞれに対応して得られる複数の検
出温度が互いに強く干渉し合う熱処理炉においても、振
動することなく精度良く制御し、かつ制御系の調整が容
易となる基板処理装置を得ることを目的とする。 【0009】 【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ため、本発明は、基板を加熱する複数の加熱手段を前記
基板が加熱される複数ゾーンそれぞれに対応して設け、
これら加熱手段により加熱される前記複数ゾーンそれぞ
れの温度を測定し、該測定温度に基づいて前記複数の加
熱手段への電力供給量をそれぞれ制御する基板処理装置
において、前記複数ゾーンにおける測定温度と前記複数
の加熱手段の温度設定値をそれぞれ比較する比較手段
と、前記比較手段により比較された比較結果のそれぞれ
が入力され、電力制御信号を演算する少なくとも積分
(I)要素を有する複数の調節部と、前記複数の調節部
それぞれにより演算された電力制御信号が入力され、前
記電力制御信号のそれぞれに各ゾーンが干渉し合う割合
を掛けて最終的な電力制御信号とすることにより、前記
複数の加熱手段への電力量を調整する干渉比率演算部と
を備えたことを特徴とするものである。 【0010】このような構成において、比較手段は、複
数ゾーンにおける測定温度と複数の加熱手段の温度設定
値をそれぞれ比較する。複数の調節部は、前記比較手段
により比較された比較結果のそれぞれが入力され、電力
制御信号を演算する。干渉比率演算部は、前記複数の調
節部それぞれにより演算された電力制御信号が入力さ
れ、前記電力制御信号のそれぞれに各ゾーンが干渉し合
う割合を掛けて最終的な電力制御信号とすることによ
り、前記複数の加熱手段への電力量を調整する。そし
て、これにより、複数のヒータそれぞれに対応して得ら
れる複数の検出温度が互いに強く干渉し合う熱処理炉に
おいても、振動することなく精度良く制御し、かつ制御
系の調整が容易となる基板処理装置を得ることができ
る。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を用いて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る
基板処理装置を半導体製造装置に例をとって示した構成
図である。図1において、図6に示す従来例と同一部分
は同一符号を付してその説明は省略する。新たな符号と
して、干渉比率演算部20は、PID調節部f1〜f3
とヒータh1〜h3との間に設けられ、予め取得した電
力制御信号a1〜a3から検出温度b1〜b3への伝達
ゲイン行列を内部メモリに有し、その伝達ゲイン行列の
逆行列を用いて電力制御信号a1〜a3に干渉補償演算
を行い、新たな電力制御信号x1〜x3を出力するもの
である。 【0012】ここで述べている伝達ゲインとは、熱源か
ら温度センサへの熱の影響の度合いを示すものであり、
伝達ゲイン行列とは1つの熱源と1つの温度センサの伝
達ゲインを、とり得る全ての対に対して求め、それらを
行列で表したものである。図2に示すように、全ての温
度センサで得られる検出温度b1〜b3は、全ての熱源
の影響の和で表されるという考え方に基づいている。す
なわち、例えばヒータh1から温度センサt1への影響
度は、ヒータh1の発熱量を表す電力制御信号a1の変
化のG11がt1の検出温度b1の変化に現れるとし、伝
達ゲインG11で表される。そして、電力制御信号a1の
変化のG11倍、電力制御信号a2の変化のG12倍、電力
制御信号a3の変化のG13倍の総和が、温度センサt1
の温度b1の変化に現れる。以下、温度センサt2、t
3の検出温度b2、b3も同様である。このことを式で
表すと以下になる。 【数1】 【0013】干渉比率演算部2は、具体的には例えば次
のように構成される。図3(a)は、干渉比率演算部の
構成の第1の具体例としての干渉比率演算部20Aを示
す図である。演算器201は、3つの入力信号を適当な
時間間隔でサンプルし、次式に従って算出し、離散値の
ままか、または連続値に変換して出力するものである。 【数2】 ただし、out1…out3は3つの出力、in1…in3は3つの入
力、G-1は前述の伝達ゲイン行列の逆行列である。 【0014】ここで、具体的な数値を用いて、干渉比率
演算部20Aの作用について説明する。まず、新たな電
力制御信号x1〜x3から検出温度b1〜b3への伝達
ゲイン行列Gを以下のようにする。 【数3】 この伝達行列は、新たな電力制御信号x1が+1だけ変
化したとき、検出温度b1、b2、b3がそれぞれ+
1.0、+0.5、+0.2だけ変化することを示して
いる。それは、熱干渉が新たな電力制御信号x1に基づ
いて検出温度b2と検出温度b3に対して存在し、そし
て、その外の熱干渉は無いことを示している。ここで、
PID調節部f1〜f3の出力である電力制御信号a
1、a2、a3がそれぞれ+1、+2、+3であったと
する。PID調節部f1〜f3は、検出温度b1、b
2、b3をそれぞれ+1、+2、+3だけ変化させよう
としている、と考えることができる。 【0015】このとき、従来の構成では、電力制御信号
a1〜a3がそのまま電力制御信号となるため、 【数4】 となり、検出温度b1、b2、b3はそれぞれ+1、+
2.5、+3.2となってしまう。本実施の形態の場
合、干渉比率演算部20Aによる干渉補償演算が行われ
るので、この場合、 【数5】 から、新たな電力制御信号x1、x2、x3はそれぞれ
+1、+1.5、+2.8となる。 【0016】この新たな電力制御信号x1〜x3がヒー
タh1〜h3に直接与えられる最終的な電力制御信号と
なるので、 【数6】 となり、検出温度b1、b2、b3をそれぞれ+1、+
2、+3と思惑どおりに変化させることができる。 【0017】図3(b)は、干渉比率演算部の構成の第
2の具他例としての干渉比率演算部20Bを示す図であ
る。演算器201は図3(a)と同じである。211〜
213はそれぞれいわゆる平滑器であり、入力信号の高
周波成分を除去するものである。電力制御信号a1〜a
3に高周波の雑音が加わっていた場合、後段の変換器2
01の結果が正しく干渉を補償するものではなくなるた
め、予め演算器201の前段に平滑器211〜213を
設置し、高周波成分を除去する構成とした。 【0018】図3(c)は、干渉比率演算部の構成の第
3の具体例としての干渉比率演算部20Cを示す図であ
る。演算器201は図3(a)と同じである。221〜
223は電力制御信号の次元から温度の次元への変換テ
ーブルである。演算器201は、前述した伝達ゲイン行
列の定義から、入力が温度の次元であり出力が電力制御
信号の次元である。しかし、図6においてPID調節部
f1〜f3の出力であるa1〜a3は電力制御信号の次
元である。そのため、図1の構成で図3(a)の構成を
用いると、PID調節部f1〜f3の出力の次元と干渉
比率演算部20Aの入力次元が異なり、PID調節部f
1〜f3がうまく適合しない可能性がある。そのため変
換テーブル221〜223の処理をすることによってそ
の不具合を未然に防ぐ構成とした。また、ヒータh1〜
h3の非線形性が無視できない場合でも、次元変換テー
ブル221〜223にその特性を反映できるので、非線
形性を補償することができる。 【0019】図3(d)は、干渉比率演算部の構成の第
4の具体例としての干渉比率演算部20Dを示す図であ
る。201Aは図3(a)と同じであるが、使用する伝
達ゲイン行列の逆行列を複数だけあらかじめ取得してお
き内部メモリに有している。複数の行列は、例えば、1
00℃のもの、200℃のものというように、温度別に
取得したものである。そして、演算に用いる行列は、後
述するセレクタ232の指示に従っていくつかの行列の
うち一つを選ぶようになっている。231は、3つの入
力信号を適当な時間間隔でサンプルし、次式に従って算
出し、離散値のままか、または連続値に変換して出力す
る演算器である。 【数7】 ただし、out1…out3は3つの出力、in1…in3は3つの入
力、Gは前述の伝達ゲイン行列である。 【0020】そして、演算器201Aと同様に、複数の
伝達ゲイン行列を予め取得しておき内部メモリに有して
おり、演算に用いる行列は、後述するセレクタ232の
指示に従っていくつかの行列のうち一つを選ぶようにな
っている。セレクタ232は、設定温度c1〜c3の情
報を基に、演算器201Aや演算器231が使用すべき
行列を選んで指示するものである。 【0021】例えば、設定温度c1〜c3が100℃付
近であれば100℃の行列を使用するように指示する。
例えば、設定温度c1〜c3が200℃付近であれば2
00℃の行列を使用するように指示する。セレクタ23
2は、予め幾つかの設定温度c1〜c3で定常状態に制
御されたときの新たな電力制御信号x1〜x3の定常値
を取得しておき、その温度が設定されたとき対応する定
常値を出力するものである。出力された定常値は、加算
器234〜236を介して新たな電力制御信号x1〜x
3に加算される。また、出力された定常値は、演算器2
31によって演算処理される。 【0022】演算器231の出力は、電力制御信号a1
〜a3に対応する定常値というべきものであり、減算器
237〜239によって電力制御信号a1〜a3からそ
の値を減ずることにより、電力制御信号a1〜a3の定
常値からの偏差が演算器201Aへ入力されるような構
成になっている。 【0023】このように構成することにより、演算器2
01Aで行われる行列演算は定常値からの偏差に対して
行われるようになる。したがって、予め取得した伝達ゲ
イン行列Gに誤差があった場合でも、その誤差の影響が
新たな電力制御信号x1〜x3に現れる不具合を少なく
することができる。さらに、演算器201A、231に
複数の伝達ゲイン行列を持たせて選ばせることにより、
温度に対する干渉特性の非線形性が無視できない場合で
も、その悪影響を小さくすることができる。 【0024】ところで、現実にヒータh1〜h3を制御
する場合には、コストや安全性などの制約から、新たな
電力制御信号x1〜x3の値に上下限を設けることが必
要である。そこで実際の制御では、リミッタ(制限器)
が制御装置内に設けられる。そのような場合、図1のP
ID調節部f1〜f3のように、設定温度と検出温度の
偏差を無くすために積分演算を用いる制御構成には、い
わゆるリセットワインドアップ対策が必要である。 【0025】図4は、図1の構成の場合の、リセットワ
インドアップ対策の構成例である。図4には、設定温度
c1、電力制御信号a1、新たな電力制御信号x1と、
1ゾーンのみ図示されているが、他のゾーンにも同様な
構成にすることができる。g1は、新たな電力制御信号
x1の値域にある一定の制限をし、y1を出力する出力
制限部である。s1は、出力制限部g1の入力値と出力
値の差を得る減算器である。干渉比率演算部20で行わ
れる干渉補償演算によって電力制御信号a1と新たな電
力制御信号x1の値は異なるが、減算器s1の出力を、
PID調節部f1の積分演算に反映させることで、干渉
比率演算部20が無い場合と同様に、リセットワインド
アップ現象を未然に防ぐことができる。 【0026】干渉比率演算部20から出力される新たな
電力制御信号x1〜x3は、他のゾーンからの熱干渉を
予め考慮されている値である。検出温度b1〜b3のう
ち1つが設定温度から離れるなどして、PID調節部f
1〜f3の出力である電力制御信号a1〜a3のうち1
つが大きく変化したとしても、新たな電力制御信号x1
〜x3のすべてが効率的に変化して速やかに制御するこ
とができる。したがって、図5に示すごとく制御性の悪
化を防ぎ、安定的に温度制御することができる。 【0027】またPID調節部f1〜f3の設計仕様の
変化が、あたかも熱干渉が無いかのように、対応する検
出温度b1〜b3に表れるため、PID調節部f1〜f
3の調節が容易となる。なお、本発明は、半導体製造装
置として枚葉装置を例に挙げて説明したが、その外に
も、制御すべき複数の制御手段を持ち、制御量が互いに
干渉し合う装置ならば適用できる。 【0028】 【発明の効果】以上に詳述したように、本発明によれ
ば、複数のヒータそれぞれに対応して得られる複数の検
出温度が互いに強く干渉し合う熱処理炉においても、振
動することなく精度良く制御し、かつ制御系の調整が容
易となる基板処理装置を得ることができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態における基板処理装置の概
略構成図である。 【図2】複数の温度センサそれぞれにおける複数の熱源
の影響を示す説明図である。 【図3】干渉比率演算部の具体例を示すブロック図であ
る。 【図4】リセットワインドアップ対策の構成例を示すブ
ロック図である。 【図5】実施の形態の動作結果を示すタイムチャートで
ある。 【図6】従来の基板処理装置の概略構成図である。 【図7】従来技術の動作を示す図である。 【符号の説明】 1 熱処理炉、2 基板、3 サセプタ、20,20
A,20B,20C,20D 干渉比率演算部、20
1,201A、231 演算器、211〜213平滑
器、221〜223 次元変換テーブル、232 セレ
クタ、233 定常値テーブル、a1〜a3,x1〜x
3 電力制御信号、b1〜b3 検出温度、c1〜c3
設定温度、d1〜d3 加算器、g1 出力制限部、
h1〜h3ヒータ、s1 減算器、t1〜t3 温度セ
ンサ。
フロントページの続き Fターム(参考) 4K056 AA09 BB05 CA18 FA04 5F045 BB02 EK07 EK22 GB05 GB17 5H004 GA03 GA05 GB15 HA01 HB01 JA22 JB08 KA52 KA71 KB02 KB04 KB06 5H323 AA27 BB02 CA06 CB02 CB42 DA01 FF01 FF10 HH02 KK05 LL01 LL02 LL11 MM06

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 基板を加熱する複数の加熱手段を前記基
    板が加熱される複数ゾーンそれぞれに対応して設け、こ
    れら加熱手段により加熱される前記複数ゾーンそれぞれ
    の温度を測定し、該測定温度に基づいて前記複数の加熱
    手段への電力供給量をそれぞれ制御する基板処理装置に
    おいて、 前記複数ゾーンにおける測定温度と前記複数の加熱手段
    の温度設定値をそれぞれ比較する比較手段と、前記比較
    手段により比較された比較結果のそれぞれが入力され、
    電力制御信号を演算する少なくとも積分要素を有する複
    数の調節部と、前記複数の調節部それぞれにより演算さ
    れた電力制御信号が入力され、前記電力制御信号のそれ
    ぞれに各ゾーンが干渉し合う割合を掛けて最終的な電力
    制御信号とすることにより、前記複数の加熱手段への電
    力量を調整する干渉比率演算部とを備えたことを特徴と
    する基板処理装置。
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