JP4634197B2 - 基板処理装置、半導体装置の製造方法 - Google Patents

基板処理装置、半導体装置の製造方法 Download PDF

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本発明は、制御対象の温度や圧力などの状態を制御するための制御手段、例えば、制御対象の温度を制御するための温度調節器を備えた半導体製造装置などの基板処理装置に関し、特に、制御対象の各部の温度を均一に制御するための温度調節器を備えた基板処理装置に関するものである。
例えば、半導体製造プロセスを実行する半導体製造装置などの基板処理装置に備えられた熱処理装置としては、図1に示すような熱酸化装置などがある。この熱酸化装置1は、載置台2に置かれたシリコンのウェーハ3を多数のランプPで加熱して酸化する枚葉式高速熱処理装置などのRTP装置である。すなわち、この熱酸化装置1は、ウェーハ3に対して水平方向に分割して配置された多数の加熱体としてのランプPを何本かごとにまとめ、複数の制御領域(以下、ゾーンと言う)に分けている。この例では、多数のランプPを4つのゾーン(すなわち、第1ゾーンであるゾーン107、第2ゾーンであるゾーン207、第3ゾーンであるゾーン307、及び第4ゾーンであるゾーン407)に分け、それぞれのゾーンに対応する温度測定用放射温度計4(すなわち、第1の温度センサであるProbe101、第2の温度センサであるProbe201、及び第3の温度センサであるProbe301、)を有し、温度制御は図示しないマイクロコンピュータによってゾーンごとに個別に行なわれている。
すなわち、第1の温度センサであるProbe101の検出値に基づいて、目標温度になるように第1ゾーンであるゾーン107のランプPのパワーが操作され、第2の温度センサであるProbe201の検出値に基づいて、目標温度になるように第2ゾーンであるゾーン207のランプPのパワーが操作され、第3の温度センサであるProbe301の検出値に基づいて、目標温度になるように第3ゾーンであるゾーン307のランプP及び第4ゾーンであるゾーン407のランプPのパワーが操作される。
図4は、図1に示す熱酸化装置における従来の制御ブロックを示す構成図である。図4に示すように、熱酸化装置における従来の制御ブロックにおいては、温度測定用放射温度計4の3つの温度センサであるProbe101、Probe201、Probe301が検出した温度信号は、それぞれ、AD変換器7の対応するAD102、AD202、AD302によってアナログ温度信号よりデジタル温度信号に変換される。そして、それぞれのデジタル温度信号は、マイクロコンピュータ8のPID103、PID203、及びPID303に入力されて所定の設定値10と比較されてPID制御(比例・積分・微分制御)が行われる。
それぞれのPID103、PID203、及びPID303によってPID制御された信号は、マイクロコンピュータ8のそれぞれ対応するBIAS104、BIAS204、BIAS304、BIAS404に入力される。なお、PID303の制御信号はBIAS304及びBIAS404に入力される。
それぞれのBIAS104、BIAS204、BIAS304、BIAS404から出力された信号は、DA変換器9のそれぞれ対応するDA105、DA205、DA305、DA405でデジタル温度信号よりアナログ温度信号に変換された後、それぞれ対応するSCR106、SCR206、SCR306、SCR406に入力され、それぞれ、第1ゾーンであるゾーン107、第2ゾーンであるゾーン207、第3ゾーンであるゾーン307、及び第4ゾーンであるゾーン407のランプの電力を制御して温度制御を行う。
また、複数ゾーンの中から一部のゾーンの温度を検出することにより、基板面内の均一な温度制御を行うことができる半導体製造装置の温度制御方法に関する技術も開示されている(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、あらかじめ複数ゾーンの加熱源それぞれのパワー比率を定めておき、一部のゾーンの検出温度に基づいてそれぞれの予め定めたパワー比率に基づいてパワー制御を行うことにより、基板の表面全体に亘って均一な温度制御を行うことができる。
特開2001−210596号公報(段落番号0030〜0061、及び図1参照)
しかしながら、図1に示すような熱酸化装置において各ゾーンは熱的に連続しているので、一つのゾーンのランプによる熱量は、そのゾーンのみならず、他のゾーンの温度センサにも影響を与えてしまう。つまり、各ゾーンは相互に温度干渉を生じる。このような温度干渉のため、PIDループ間において相互に干渉し合うような制御干渉の状態が生じるため、特に、過渡時や外乱時においては安定した温度制御を行うことが困難となる。また、前記の特許文献1の技術においては、「パワー比率」を設定温度に対応する温度帯ごとに実際の製品ウェーハへの熱処理に先立って予め求めておかなければならず、余計な労力等を費やすこととなり、準備が大変であった。また、「パワー比率」の値を一度設定した際には、その値が固定されて使用することとなり、その時々に発生してしまう外乱による温度の乱れ等に対応できず、安定した温度制御が困難であった。
本発明は、以上のような問題点に鑑みてなされたものであり、各ゾーン間の温度干渉に対応し、ウェーハなどの制御対象を安定した目標温度に制御することができるような基板処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明に係る基板処理装置は、基板を処理する処理室と、複数のゾーンに分割して配置された複数の加熱体によって処理室内を加熱する加熱手段(ランプP)と、複数のゾーンの各ゾーンに対向するように配置された複数の温度検出手段(温度測定用放射温度計4)と、複数のゾーンのうち第1のゾーン(ゾーン107)に含まれる加熱体に対して、あらかじめ設定した目標温度となるように、第1のゾーンに対向する第1の温度検出手段(Probe101)の検出値に基づいて演算を行って第1の操作量(MV)を求め、第1の操作量に応じて第1のゾーンに含まれる加熱体の加熱制御を行う第1の制御手段(PID103)と、複数のゾーンのうち第2のゾーン(ゾーン207、ゾーン307、ゾーン407)に対向する第2の温度検出手段(Probe201、Probe301)の検出値に基づいて演算を行って操作比率(G)を求め、第1の操作量に操作比率を乗算することにより第2の操作量(G×MV)を算出し、第2の操作量に応じて第2のゾーンに含まれる加熱体の加熱制御を行う第2の制御手段(PID203と乗算演算処理部11a及びPID303と乗算演算処理部11b)とを備える構成を採っている。
本発明の基板処理装置によれば、各ゾーンの分割制御を行うときに各ゾーンで干渉を生じるような制御対象を温度制御する場合、PIDループ間で相互に悪影響を及ぼすことなく、安定した目標値制御を行うことができる。これによって、従来は基板処理装置の据付時に行わなければならなかった加熱体の各ゾーン間の温度干渉に対応するためのパワー比率調整(パワーバランスチューニング)を行わなくてもよくなる。また、従来の制御ブロックのパラメータ方式では発生する可能性のあった基板処理装置の運用上の設定ミスもなくなる。これによって、信頼性が高く操作性のよい基板処理装置を構築することができるので、ウェーハなどの製品歩留りを向上させることができる。
以下、本発明における基板処理装置の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の基板処理装置に適用される熱酸化装置の構成図である。つまり、図1に示す熱酸化装置1の構成は従来と本発明とにおいて変わるものではないが、ここで、本発明の理解を容易にするために熱酸化装置1の概略的な構成及び動作について改めて説明する。熱酸化装置1は、多数のランプPによって容器(チャンバ)内(すなわち、処理室)を加熱しながら載置台2に搭載されたウェーハ3に対して所定の酸化処理が施されるように構成されている。すなわち、ウェーハ3に対して水平方向に分割して配置された4つのゾーン(すなわち、第1ゾーンであるゾーン107、第2ゾーンであるゾーン207、第3ゾーンであるゾーン307、及び第4ゾーンであるゾーン407)のそれぞれのランプPによってウェーハ3を加熱している。そして、3つの温度センサからなる温度測定用放射温度計4(すなわち、第1の温度センサであるProbe101、第2の温度センサであるProbe201、及び第3の温度センサであるProbe301、)によってウェーハ3の各部の温度を検出し、図示しないマイクロコンピュータによってゾーンごとに個別に温度制御を行っている。
すなわち、第1の温度センサであるProbe101の検出値に基づいて、ウェーハ3の温度が目標温度になるように第1ゾーンであるゾーン107のランプPの電力が制御され、第2の温度センサであるProbe201の検出値に基づいて、ウェーハ3の温度が目標温度になるように第2ゾーンであるゾーン207のランプPの電力が制御され、第3の温度センサであるProbe301の検出値に基づいて、ウェーハ3の温度が目標温度になるように第3ゾーンであるゾーン307のランプP及び第4ゾーンであるゾーン407のランプPの電力が制御される。
図2は、図1に示す熱酸化装置における本発明の制御ブロックを示す構成図である。図2における制御ブロックのProbe101、Probe201、Probe301及びゾーン107、ゾーン207、ゾーン307、ゾーン407は、それぞれ、図1に示す同符号のProbe及びゾーンに対応している。
図2において、Probe101、Probe201、Probe301とゾーン107、ゾーン207、ゾーン307、ゾーン407の間には、それぞれの系統に分離されたAD変換器7、マイクロコンピュータ8a、及びDA変換器9と、SCR106、SCR206、SCR306、SCR406が介在されている。
AD変換器7は、Probe101、Probe201、Probe301の各系統に対応したAD102、AD202、AD302を備えている。また、マイクロコンピュータ8aは、AD102、AD202、AD302の各系統に対応したPID103、PID203、PID303とBIAS104、BIAS204、BIAS304、BIAS404を備えると共に、入力されたMVとGの値に基づいてG×MVという演算を行う乗算演算処理部11a及び乗算演算処理部11bを備えている。なお、BIAS304とBIAS404はAD302及びPID303に対応している。
DA変換器9は、BIAS104、BIAS204、BIAS304、BIAS404の各系統に対応したDA105、DA205、DA305、DA405を備えている。さらに、DA105、DA205、DA305、DA405のそれぞれの系統に対応してサイリスタであるSCR106、SCR206、SCR306、SCR406が接続され、SCR106、SCR206、SCR306、SCR406のそれぞれの系統に対応してゾーン107、ゾーン207、ゾーン307、ゾーン407が接続されている。
次に、図1を参照しながら図2に示す制御ブロックの動作を説明する。図1に示すように、Probe101はウェーハ3の中心部分の温度を検出し、この検出温度信号は、図2に示すAD変換器7のAD102によってアナログ温度信号からデジタル温度信号に変換された後にマイクロコンピュータ8aのPID103へ入力される。そして、PID103が、所定の設定値10とAD102から入力されたデジタル温度信号の検出温度とに基づいてPID演算を行い、Probe101の温度が設定値10の温度になるように操作量の演算を行う。
さらに、PID103が演算した操作量はBIAS104を経由してDA変換器9のDA105に入力されてアナログ温度信号に変換された後、半導体制御素子であるSCR106に入力される。これによって、SCR106は演算された操作量に比例して第1ゾーンであるゾーン107のランプPの電力量制御(加熱制御)を行う。つまり、ゾーン107のランプPには、PID103の演算結果の操作量に比例した電力が出力されるので、Probe101の温度が設定値10の温度になるように制御される。なお、PID103の演算結果は、一般的には、−5%〜+105%という範囲の値になるように制御される。
次に、Probe201はウェーハ3におけるProbe201で検出する位置よりも外部の温度を検出し、この検出温度信号は、図2に示すAD変換器7のAD202によってアナログ温度信号からデジタル温度信号に変換された後にマイクロコンピュータ8aのPID203へ入力される。そして、PID203が、所定の設定値10とAD202から入力されたデジタル温度信号の検出温度とに基づいてPID演算を行い、Probe201の温度が設定値10の温度になるように操作量の演算を行う。
ただし、PID203が行うPID演算は、ランプPの電力の操作量を求めるのではなく、Probe101の温度検出値に基づいて求められた操作量、すなわちPID103の演算結果を何倍にして出力するかを求めるPID演算として動作する。
つまり、PID203の演算結果“G”は、乗算演算処理部11aに入力されてPID103の演算結果“MV”と乗算される。そして、乗算結果である“G×MV”が、BIAS204を経由してDA変換器9のDA205に入力されてアナログ温度信号に変換された後、半導体制御素子であるSCR206に入力される。これによって、SCR206は、乗算演算処理部11aの乗算結果である“G×MV”に比例して第2ゾーンであるゾーン207のランプPの電力量制御を行う。つまり、第2ゾーンであるゾーン207のランプPには、乗算演算処理部11aの乗算結果“G×MV”の操作量に比例した電力が出力されて温度制御が行われる。
さらに、Probe301はウェーハ3における外周部分の温度を検出し、この検出温度信号は、図2に示すAD変換器7のAD302によってアナログ温度信号からデジタル温度信号に変換された後にマイクロコンピュータ8aのPID303へ入力される。そして、PID303が、所定の設定値10とAD302から入力されたデジタル温度信号の検出温度とに基づいてPID演算を行い、Probe301の温度が設定値10の温度になるように操作量の演算を行う。
ただし、PID303が行うPID演算についても、前述のPID203が行ったPID演算と同様に、ランプPの電力の操作量を求めるのではなく、Probe101の温度検出値に基づいて求められた操作量、すなわちPID103の演算結果を何倍にして出力するかを求めるPID演算として動作する。
つまり、PID303の演算結果“G”は、乗算演算処理部11bに入力されてPID103の演算結果“MV”と乗算される。そして、乗算結果である“G×MV”が、BIAS304及びBIAS404を経由してDA変換器9のDA305及びDA405に入力されてアナログ温度信号に変換された後、半導体制御素子であるSCR306及びSCR406に入力される。これによって、SCR306及びSCR406は、乗算演算処理部11bの乗算結果である“G×MV”に比例して第3ゾーンであるゾーン307のランプP及び第4ゾーンであるゾーン407のランプPの電力量制御を行う。つまり、第3ゾーンであるゾーン307及び第4ゾーンであるゾーン407のランプPには、乗算演算処理部11bの乗算結果“G×MV”の操作量に比例した電力が出力されて温度制御が行われる。
なお、PID203及びPID303の演算結果は、例えば−15%〜300%という範囲の値をとる。または、PID203及びPID303の演算結果“G”は一般的な−5%〜105%としておき、乗算演算処理部11a,11bによる演算処理の中で、[ゲイン定数]×[G]×[MV]という演算を行うことにして、ゲイン定数をパラメータ化してもよい。
このようにすることにより(つまり、図2に示すような制御ブロックの方式にすることにより)、ウェーハ3における外周部のランプPの電力が、ウェーハ3における中心部のランプPの電力より大きくなるような電力分布になるので、ウェーハ3の面内温度の分布をほぼ均一にすることができる。
また、図2に示すような制御ブロックの方式では、ウェーハ3の表面温度の分布はPID103で制御し、ウェーハ3の面内温度の分布はPID203とPID303で補正制御するという作用になる。したがって、図4に示す従来の制御ブロックによる制御方式で発生したようなPIDループ間で相互干渉を及ぼすような不安定な制御状態は発生しにくくなるので、本発明の基板処理装置では安定した温度制御を行うことができる。
なお、図2に示すように、Probe101のPID演算結果を“MV”とし、Probe201及びProbe301のPID演算結果を“G”として、乗算演算処理部11a,11bが“G×MV”として乗算しているメリットは次の点にある。すなわち、特にランプ制御のような熱輻射による加熱を主とする反応速度の速い制御系の場合は、PIDパラメータも反応速度の速い設定にしなければならない。しかし、例えば“MV−G”や“G+MV”というような加減算での制御方式であると、PID演算結果が激しく変化した場合に、その変化量がそのままランプ電力の変化量となってしまうので、そのまま処理室内やウェーハの温度変化すなわちProbeの検出する温度変化となって現われてしまう。つまり、補正の効き具合が強すぎてしまう。
そのため、PID演算がその効果の効き具合を打ち消そうとして、さらに激しく“MV”を変化させてしまうことになる。それにより、より激しく処理室内やウェーハの温度すなわちProbeの検出する温度がハンチングする結果となってしまう。つまり、温度制御系が不安定になってしまう。そこで、Probe203、Probe303の検出値による補正の効果をマイルドに出せるようにするために、本発明の制御ブロックでは“G×MV”の制御方式にした。このような“G×MV”の制御方式では、Probe203、Probe303の検出値による補正の効果は“MV”に比例させるよう、“MV”の何%と言うように効くので、結果的に補正の効果がマイルドになる。例えば、PIDの演算結果の分解能が1%単位だと仮定する。このとき、PID103の演算結果が“10%”だとする。このとき“MV±G”方式の場合、PID203の演算結果は1%単位でしか変化しないので、ゾーン2のSCRに出力される補正後の操作量の最小変化量は“1%”となる。つまり、“MV±G”方式の場合は、PID演算結果の分解能がそのままSCR操作量の分解能となる。一方、“G×MV”方式の場合、これはPID103の“MV”値(=10%)×PID203の“MV値”(=1%)ということになり、ゾーン207のSCRに出力される補正後の操作量の最小変化量は0.1%となることになり、補正の効果をマイルドにすることができる。もちろん、この最小変化量は、PID103のMV値が大きい場合は最小変化量は大きくなり、PID103のMV値が小さい場合は最小変化量は小さくなる。しかし、一般的なランプの出力特性は、操作量が小さい(〜50%位まで)間はランプの出力エネルギが急激に立ち上がり、それ以上の操作量(50%〜)の間ではランプの出力エネルギはあまり変化しないという、グラフに表すとΓ型の変化を示すので、それに適した操作量の動きとなる。
また、乗算演算処理部11a,11bによる演算処理の中で、[ゲイン定数]×[G]×[MV]という演算を行うことにより、ウェーハ外周部のランプ電力がウェーハ中心部のランプ電力より大きくなるような分布状態となる理由は次の通りである。すなわち、PIDの演算結果は、一般的には−5%〜+105%の値を採ることが多い。しかし、“G×MV”の制御方式では、PIDの演算結果をゲインとして使用しているため、100%以上の値も採りたいわけである。もちろん、この“MV”値の変化範囲は、例えば−15%〜+300%などというようにPIDの計算式次第で自由に変えてもよい。
しかし、図2に示す制御ブロック(コントローラ)では、PIDの演算処理はブロック化(つまり関数化)されており、そこに設定値,P,I,Dのパラメータなどを設定し、Probeの温度検出値が入力されると“MV”が求められる。このとき、PID演算ブロックの“MV”値が−5%〜+105%の範囲であったために、これを300%程度までの大きな範囲として使用したいために、「ゲイン定数」として「3」を設定し、−5%〜105%のPID演算結果を−15%〜+300%に増幅して使用する。つまり、PID演算の“MV”変化範囲を−15%〜300%と設定してPID計算するのと、〔(ゲイン定数=3)×(PID演算結果の“MV“値(5%〜105%))とは、変化範囲としては、同じ範囲となる。
次に、PID203、PID303の演算結果をPID103の演算結果範囲―5%〜105%よりも範囲の広い−15%〜300%とする場合の温度制御のメリットについて具体例を挙げて説明すると、ゾーン107、207、307、407はお互いに干渉しているため、例えばゾーン107とゾーン307にパワー出力をすると、ゾーン207もその煽りを受けて温度が上がってしまう場合があり、そのような状態でさらにSCR206に出力するとゾーン207はパワー過剰になり温度が高くなってしまう。このような場合、例えばゾーン107の出力が30%、ゾーン207の出力が25%、ゾーン307およびゾーン407の出力が45%といったパワー出力バランスになることが必要となり、“G×MV”の演算結果はPID103の演算結果より少なくとも低くする必要があり、少なくともPID203の演算結果は、100%未満の値となる必要がある。また、例えば、ウェーハを処理室内で連続熱処理した場合、チャンバの内壁等ウェーハの周りの部材に熱が蓄積されることがあり、例えば、ウェーハの周りの部材の温度が400℃位になっているとする。この場合、次回に熱処理するウェーハは、処理室内に常温でチャンバ内の載置台2に搭載されるため、搭載された時点ではウェーハの周りの部材の方が温度が高い状態となる。この熱の影響により、ウェーハは前記部材の熱を受けて外周側から先に温まり始めることになる。その場合、マイクロコンピュータ8は、Probe203、Probe303の検出する温度を受けて設定と比較し、PID203、PID303の演算値を100%未満の値(−15%〜99%)とし、“G×MV”の演算結果は、PID103の演算値より低くすることとなる。これにより、ウェーハの中心部をウェーハの外周側より大きいパワー出力とすることとなる。また、マイクロコンピュータ8は、ウェーハの温度を設定値(例えば、900℃)にしようと制御するので、パワー出力がウェーハ外周側に比べて大きいウェーハの中心部の温度は、その後、しばらくするとウェーハ外周部の温度を追い越して高くなる。このような状態では、反対に、ウェーハ中心部の温度よりウェーハ外周側の温度を高くする必要があり、マイクロコンピュータ8はPID203、PID303の演算値を100%を上回る値(101%〜300%)とし、“G×MV”の演算結果を出力し、PID103の演算値より高くすることができる。このように、チャンバ内の温度変化状況に応じた温度制御が可能となる。
以上説明した本発明の内容を要約すると、一般的に、物体を加熱する場合においては、十分に大きい熱源の上に被加熱物を置き、例えば、ウェーハを加熱する熱エネルギが熱源から一様な分布で面内に放出されている場合は、ウェーハの面内温度もほぼ一様になる。しかし、実際には、ウェーハの外周部からチャンバの壁面などに熱が逃げて行くため、面内の中心部を頂点とした山型の温度分布になる場合が多い。図3は、ウェーハの加熱時における一般的な温度分布の特性図である。すなわち、図3に示すようにウェーハの中心部を頂点とした山型の温度分布になっている。この場合、この山型の温度分布と上下逆の電力分布を熱源に与えることにより、ウェーハの温度分布は均一になる。
そこで、PID103の演算結果を第2ゾーンであるゾーン207、第3ゾーンであるゾーン307、及び第4ゾーンであるゾーン407に出力するときに、一定量のパワーを加算して出力する方法や一定の比率でパワー配分をして出力する方法などが用いられている。
しかし、実際にはこのようなケースの場合、ウェーハの温度が高くなればなるほど、外部に逃げて行く熱量も大きくなるため、このウェーハの温度分布の形態は目標温度によって変化するため、パワーバイアスやパワー比率の値は目標温度ごとに個別に設定しなければならない。このような個別設定の方法では、基板処理装置の据付時におけるチューニングに時間とコストがかかるなどの不具合が生じる。また、基板処理装置の運用中にパラメータの設定ミスが発生した場合は処理すべきウェーハに不良品が生じて製品歩留りが低下するなどの不具合が生じる。また、仮に1度目のウェーハへの熱処理が所望のウェーハ面内温度分布にて処理されたとしても、次回のウェーハへの熱処理時には、1度目の熱処理時の熱がチャンバ壁面等に残留している場合があり、その場合、その残留した熱の影響を特にウェーハの外周部では受け易いが、このような外影響を踏まえずに温度制御すると、所望のウェーハ面内温度分布にて処理することができなくなってしまう。このチャンバ壁面等の熱の残留によるウェーハ面内温度分布の乱れは、連続回引き続き熱処理をすると、熱が蓄積され、さらに顕著となってしまう。そこで、本発明のような制御ブロックの方式を適用することにより、チューニングの手間を省くことができると共に、基板処理装置の設定ミスによる製品歩留りの低下を防止することができ、さらに外影響による温度の乱れにも対応した温度制御ができる。
以上述べた実施の形態より、本発明の基板処理装置は次のように構成することができる。すなわち、本発明の基板処理装置は、制御対象(ウェーハ3)の状態を検出する複数の検出部(温度測定用放射温度計4)と、複数のPID演算手段(PID103、PID203、PID303)と、複数の操作量出力部(SCR106、SCR206、SCR306、SCR406)とを備えた基板処理装置において、制御対象の中心の検出値に基づいて制御対象を所定の目標値になるように操作量を演算する第1のPID制御ループ(PID103)と、その他の部分の検出値に基づいて前記操作量にかけるゲインを調整する第2のPID制御ループ(PID203、PID303、乗算演算処理部11a、乗算演算処理部11b)を有する制御ブロックを備える構成を採っている。
また、本発明の基板処理装置は次のように構成することもできる。すなわち、本発明の基板処理装置は、基板を処理する処理室と、複数のゾーンに区分けされて配置された複数の加熱体によって処理室内を加熱する加熱手段(ランプP)と、複数のゾーンのそれぞれのゾーンに対向するよう配置された複数の温度検出手段(温度測定用放射温度計4)と、複数のゾーンのうちの所定のゾーンに含まれる加熱体に対して、あらかじめ設定した目標温度となるように所定のゾーンに対向する第1の温度検出手段(Probe101)の検出値に基づいてPID演算して第1の操作量を求める第1のPID制御ループ(PID103)と、複数のゾーンのうちのその他の各ゾーンそれぞれに対向する第2の温度検出手段(Probe201及びProbe301)の検出値に基づいてPID演算して操作比率を求める第2のPID制御ループ(PID203、PID303、乗算演算処理部11a、乗算演算処理部11b)とを備える構成を採ることもできる。
また、本発明の基板処理装置は次のように構成することもできる。すなわち、本発明の基板処理装置は、前記発明の構成に加えて、前記操作比率と前記第1の操作量とを乗算することによりその他の各ゾーンそれぞれの第2の操作量を求める構成を採ることもできる。
また、本発明の基板処理装置は次のように構成することもできる。すなわち、本発明の基板処理装置は、前記発明の構成に加えて、前記第1の温度検出手段(Probe101)は、前記基板の主面に対し中心側を検出するように配置され、前記第2の温度検出手段(Probe201及びProbe301)は前記第1の温度検出手段に比べ、前記基板の主面に対し周縁側を検出するように配置された構成を採ることもできる。
また、本発明の基板処理装置は次のように構成することもできる。すなわち、本発明の基板処理装置は、前記発明の構成に加えて、第1の操作量より第2の操作量を大きくするように構成することもできる。
また、本発明は基板処理装置における温度制御方法を提供することもできる。すなわち、基板を処理する処理室と、複数のゾーンに区分けされ配置された複数の加熱体によって処理室内を加熱する加熱手段と、複数のゾーンのそれぞれのゾーンに対向するよう配置された複数の温度検出手段とを備え、複数のゾーンのうちの所定のゾーンに含まれる加熱体に対して、あらかじめ設定した目標温度となるよう所定のゾーンに対向する第1の温度検出手段の検出値に基づいて演算して第1の操作量を求める手順と、第1の操作量に応じて制御し、複数のゾーンのうちのその他の各ゾーンそれぞれに対向する第2の温度検出手段の検出値に基づいて演算して操作比率を求める手順と、第1の操作量に対して操作比率を乗算することによりその他の各ゾーンそれぞれの第2の操作量を求めて第2の操作量に応じて制御する手順とを含む温度制御方法を提供することもできる。
また、本発明は半導体装置の製造方法を提供することもできる。すなわち、基板を処理する処理室と、処理室に処理ガスを供給するガス供給手段と、処理室内を排気する排気手段と、複数のゾーンに区分けされ配置された複数の加熱体によって処理室内を加熱する加熱手段と、複数のゾーンのそれぞれのゾーンに対向するよう配置された複数の温度検出手段とを備えた基板処理装置を用いて基板を処理する半導体装置の製造方法において、複数のゾーンのうちの所定のゾーンに含まれる加熱体に対して、あらかじめ設定した目標温度となるように所定のゾーンに対向する第1の温度検出手段の検出値に基づいて演算して第1の操作量を求め、第1の操作量に応じて電力量の制御を行う工程と、複数のゾーンのうちのその他の各ゾーンそれぞれに対向する第2の温度検出手段の検出値に基づいて演算して操作比率を求める工程と、第1の操作量に操作比率を乗算することによりその他の各ゾーンそれぞれの第2の操作量を求め、第2の操作量に応じて電力量の制御する工程と、処理室にガスを供給しつつ排気して基板を処理する工程とを含む半導体装置の製造方法を提供することもできる。
本発明の基板処理装置に適用される熱酸化装置の構成図である。 図1に示す熱酸化装置における本発明の制御ブロックを示す構成図である。 ウェーハの加熱時における一般的な温度分布の特性図である。 図1に示す熱酸化装置における従来の制御ブロックを示す構成図である。
符号の説明
1 熱酸化装置
2 載置台
3 ウェーハ
4 温度測定用放射温度計
7 AD変換器
8,8a マイクロコンピュータ
9 DA変換器
10 設定値
11a,11b 乗算演算処理部
101,201,301 Probe
102,202,302 AD
103,203,303 PID
104,204,304,404 BIAS
105,205,305,405 DA
106,206,306,406 SCR
107,207,307,407 ゾーン

Claims (2)

  1. 基板を処理する処理室と、複数のゾーンに分割して配置された複数の加熱体によって前記処理室内を加熱する加熱手段と、前記複数のゾーンの各ゾーンに対向するように配置された複数の温度検出手段と、前記複数のゾーンのうち第1のゾーンに含まれる加熱体に対して、あらかじめ設定した目標温度となるように、前記第1のゾーンに対向する第1の温度検出手段の検出値に基づいて演算を行って第1の操作量を求め、該第1の操作量に応じて前記第1のゾーンに含まれる加熱体の加熱制御を行う第1の制御手段と、前記複数のゾーンのうち第2のゾーンに対向する第2の温度検出手段の検出値に基づいて演算を行って操作比率を求め、前記第1の操作量に前記操作比率を乗算することにより第2の操作量を算出し、該第2の操作量に応じて前記第2のゾーンに含まれる加熱体の加熱制御を行う第2の制御手段とを備えてなることを特徴とする基板処理装置。
  2. 基板を処理する処理室と、処理室に処理ガスを供給するガス供給手段と、処理室内を排気する排気手段と、複数のゾーンに区分けされ配置された複数の加熱体によって処理室内を加熱する加熱手段と、複数のゾーンのそれぞれのゾーンに対向するよう配置された複数の温度検出手段とを備えた基板処理装置を用いて基板を処理する半導体装置の製造方法において、複数のゾーンのうちの所定のゾーンに含まれる加熱体に対して、あらかじめ設定した目標温度となるように所定のゾーンに対向する第1の温度検出手段の検出値に基づいて演算して第1の操作量を求め、第1の操作量に応じて電力量の制御を行う工程と、複数のゾーンのうちのその他の各ゾーンそれぞれに対向する第2の温度検出手段の検出値に基づいて演算して操作比率を求める工程と、第1の操作量に操作比率を乗算することによりその他の各ゾーンそれぞれの第2の操作量を求め、第2の操作量に応じて電力量制御する工程と、処理室にガスを供給しつつ排気して基板を処理する工程とを含む半導体装置の製造方法。
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