JP2003020036A - 折り畳みコンテナー - Google Patents

折り畳みコンテナー

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JP2003020036A JP2001207464A JP2001207464A JP2003020036A JP 2003020036 A JP2003020036 A JP 2003020036A JP 2001207464 A JP2001207464 A JP 2001207464A JP 2001207464 A JP2001207464 A JP 2001207464A JP 2003020036 A JP2003020036 A JP 2003020036A
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Hitoshi Mori
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】相対する一方の側壁3を略垂直に立て、次
いで、もう一方の相対する側壁2を略垂直に立てて、箱
型に組み立て可能な折り畳みコンテナーにおいて、折り
畳みコンテナーの折り畳みの際に、後から倒される側壁
3に形成されたヒンジ雄部H4を構成する支持片h3の
内側垂直端面h3aを、側壁3の内面3a1より引っ込
ませたものである。 【効果】略垂直に立てられた状態の側壁のヒンジ雄部を
構成する支持片と底部の土手部との間に間隙を形成する
ようなことなく、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナ
ーの高さを低くすることができ、折り畳まれた状態の折
り畳みコンテナーの収納効率を高めることができるとと
もに、収容物の取り出し作業や折り畳みコンテナーの折
り畳み作業に支障をきたすようなことがない。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、底部を囲むように
配設された側壁が、底部に重なるように折り畳むことが
できる折り畳みコンテナーに関するものである。 【0002】 【従来の技術】先ず最初に、図4〜図13を用いて、従
来の折り畳みコンテナーについて説明する。 【0003】先ず最初に、図4、図6及び図8を用い
て、合成樹脂で一体に成形された底部について説明す
る。 【0004】1は、平面形状が略長方形状の底部であ
り、底部1の相対する短辺側には、短辺に垂直な断面形
状が、略逆U字状の短辺側土手部1aが形成されてお
り、短辺側土手部1aの水平部1a1の上面1a1’の
外側縁には、上方に延在する外壁(以下、単に、短辺側
外壁という。)1bが、短辺側土手部1aの外壁面と略
面一になるように立設されている。また、短辺側土手部
1aの水平部1a1の上面1a1’の内側縁には、所定
の間隔で、略垂直な板状部h1が立設されており、板状
部h1の上端には、短辺側外壁1bの方向に延在すると
ともに下方に湾曲したフックh2が形成されており、板
状部h1とフックh2とにより、短辺側雌ヒンジ部材H
1が構成されている。短辺側雌ヒンジ部材H1は所定の
間隔を置いて、適当数、形成されている。短辺側雌ヒン
ジ部材H1のフックh2の上端と、短辺側外壁1bの上
端1b1とは同じ高さに形成されている。 【0005】短辺側外壁1bの内面1b2と短辺側土手
部1aの水平部1a1の上面1a1’とにより形成され
る隅部には、方形状の規制片1cが、所定数、形成され
ており、規制片1cの上端1c1は、短辺側外壁1bの
上端1b1と同じ高さか或いは若干、高くなるように形
成されており、また、規制片1cの垂直端1c2は、短
辺側土手部1aの内壁面1a2と面一になるように構成
されている。 【0006】また、底部1の相対する長辺側には、短辺
側土手部1aより低い、同様の長辺側土手部1dが形成
されており、長辺側土手部1dの上面1d1の外側縁に
は、上方に延在する外壁(以下、単に、長辺側外壁とい
う。)1eが、長辺側土手部1dの外壁面と略面一にな
るように、且つ、所定の間隙を置いて形成されている。
図4には、長辺側外壁1eが、外壁中央部1e1と、外
壁中央部1e1と所定の間隔を置いて配置された外壁端
部1e2とから構成されている例が示されている。ま
た、長辺側外壁1eの高さは、短辺側外壁1bの高さよ
り低く形成されている。 【0007】長辺側土手部1dの上面1d1の内側縁に
は、長辺側外壁1eを構成する外壁中央部1e1及び外
壁端部1e2と対向するように、所定の間隔で、略垂直
な板状部h1が立設されており、板状部h1の上端に
は、長辺側外壁1e方向に延在するとともに下方に湾曲
したフックh2が形成されており、板状部h1とフック
h2とにより、長辺側雌ヒンジ部材H2が構成されてい
る。また、長辺側雌ヒンジ部材H1のフックh2の上端
と、長辺側外壁1eを形成する外壁中央部1e1の上端
1e1’及び外壁端部1e2の上端1e2’とは同じ高
さに形成されている。この長辺側雌ヒンジ部材H2は、
上述した短辺側雌ヒンジ部材H1と同一構造を有してい
る。長辺側雌ヒンジ部材H2は、所定の間隔を置いて、
適当数、形成されている。 【0008】底部1の4つの角部には、長辺側外壁1e
及び短辺側外壁1bを越えて上方に延在する、平面形状
が略L字状の角部ブロック1fが形成されている。角部
ブロック1fの内側には、短辺側ヒンジ雌部H1と略同
じ高さを有する段部1f1が形成されている。 【0009】次に、図5及び図6を用いて、長側壁2に
ついて説明する。 【0010】長側壁2は、横長の板状部2aと、横長の
板状部2aの下端から水平方向に延在する下部フランジ
2bと、横長の板状部2aの上端から水平方向に延在す
る上部フランジ2cと、横長の板状部2aの両端に形成
されるとともに、下部フランジ2bの両端と上部フラン
ジ2cの両端を連結する側部フランジ2dを有してお
り、下部フランジ2b、上部フランジ2c及び側部フラ
ンジ2dとにより囲まれた板状部2aには、長側壁2を
補強するために、必要に応じて、適宜、適当数の横リブ
2e及び縦リブ2fが形成されている。 【0011】長側壁2の下部フランジ2bの下面には、
上述した底部1の長辺側土手部1dに形成された長辺側
雌ヒンジ部材H2に対応して、長側壁側ヒンジ雄部H3
が形成されており、長側壁側ヒンジ雄部H3は、下部フ
ランジ2bの下面に、所定の間隔を置いて垂設された一
対の下端縁が略半円形状に形成された支持片h3と、一
対の支持片h3に架橋された水平ピンh4とから構成さ
れている。なお、2g1は、長側壁2の上部両端部に形
成された一例としての長側壁側係止部材2gを形成する
凸条である。 【0012】2hは、長側壁2の下部角部に形成された
切り欠き凹部であり、折り畳みコンテナーが箱型に組み
立てられた際に、底部1の4つの角部に形成された略L
字状の角部ブロック1fのうち、長側壁2側に延在する
部分1f2が、長側壁2に干渉しないように、入り込む
ことができるように構成されている。なお、2iは、隣
り合う支持片h3を連結する連結梁である。 【0013】次に、図7及び図8を用いて、短側壁3に
ついて説明する。 【0014】短側壁3は、横長の板状部3aと、横長の
板状部3aの下端から水平方向に延在する下部フランジ
3bと、横長の板状部3aの上端から水平方向に延在す
る上部フランジ3cと、横長の板状部3aの両端に形成
されるとともに、下部フランジ3bの両端と上部フラン
ジ3cの両端を連結する側部フランジ3dを有してお
り、下部フランジ3b、上部フランジ3c及び側部フラ
ンジ3dとにより囲まれた板状部3aには、長側壁3を
補強するために、必要に応じて、適宜、適当数の横リブ
3e及び縦リブ3fが形成されている。 【0015】短側壁3の下部フランジ3bの下面には、
上述した底部1の短辺側土手部1bに形成された短辺側
雌ヒンジ部材H1に対応して、短側壁側ヒンジ雄部H4
が形成されており、短側壁側ヒンジ雄部H4は、下部フ
ランジ3bの下面に、所定の間隔を置いて垂設された一
対の下端縁が略半円形状に形成された支持片h3と、一
対の支持片h3に架橋された水平ピンh4とから構成さ
れている。短側壁側ヒンジ雄部H4は、上述した長側壁
側ヒンジ雄部H3と同一構造を有している。なお、3g
は、短側壁3の上部両端部から、板状部3aに対して略
垂直に延在する一例としての短側壁側係止部材であり、
短側壁側係止部材3gには、上述した長側壁側係止部材
2gを構成する凸条2g1が挿入可能な嵌合孔3g1が
形成されているとともに、折り畳みコンテナーが箱型に
組み立てられた際に、長側壁2の内壁に当接する、上下
スリット3g2間に形成された弾性を有する舌片3g3
が形成されている。 【0016】3hは、短側壁3の下部角部に形成された
切り欠き凹部であり、折り畳みコンテナーが箱型に組み
立てられた際に、底部1の4つの角部に形成された略L
字状の角部ブロック1fのうち、短側壁3側に延在する
部分1f3が、短側壁2に干渉しないように、入り込む
ことができるように構成されている。なお、3iは、短
側壁側ヒンジ雄部H4を構成する支持片h3と同様の下
部フランジ3bの下面に形成された垂下片であり、隣り
合う支持片h3と垂下片3iとは、連結梁3jで連結さ
れている。3kは、垂下片3i間に形成された間隙であ
り、折り畳みコンテナーを組み立てた際に、底部1に形
成された方形状の規制片1cが挿入されるように構成さ
れている。3mは、手持ち用開口である。 【0017】次に、主として、図6及び図8を用いて、
底部1、長側壁2及び短側壁3を、折り畳みコンテナー
に組み立てる作業について説明する。 【0018】底部1に、長側壁2を連結するには、底部
1に形成された長辺側雌ヒンジ部材H2のフックh2
と、長辺側外壁1eを構成する外壁中央部1e1と外壁
端部1e2との間隙に、長側壁2に形成された長側壁側
ヒンジ雄部H3の水平ピンh4を嵌入するとともに、水
平ピンh4を、上記底部1に形成された長辺側雌ヒンジ
部材H2のフックh2に引っ掛けることにより、底部1
と長側壁2とをヒンジ連結する。 【0019】また、底部1に、短側壁3を連結するに
は、同様にして、底部1に形成された短辺側雌ヒンジ部
材H1のフックh2と、短辺側外壁1bとの間隙に、短
側壁3に形成された短側壁側ヒンジ雄部H4の水平ピン
h4を嵌入するとともに、水平ピンh4を、上記底部1
に形成された短辺側雌ヒンジ部材H1のフックh2に引
っ掛けることにより、底部1と短側壁3とをヒンジ連結
する。このヒンジ連結の際に、垂下片3i間に形成され
た間隙3kに、底部1に形成された規制片1cが挿入さ
れるように構成されている。 【0020】上述したようにして、底部1、長側壁2及
び短側壁3をヒンジ連結して、折り畳みコンテナーを組
み立てる。 【0021】図9に示されてように、底部1の上に、長
側壁2が重ねられ、更に、長側壁2の上に、短側壁3が
重ねられた状態の折り畳みコンテナーが折り畳まれた状
態から、図11に示されているように、折り畳みコンテ
ナーを箱型に組み立てるには、先ず最初に、図10に示
されているように、底部1及び長側壁2の上に重ねられ
ている短側壁3を、略垂直に立てる。次いで、底部1の
上に重ねられている長側壁2を垂直方向に回動させて、
長側壁側係止部材2gの凸条2g1を.略垂直に立てら
れている短側壁3の短側壁側係止部材3gの嵌合孔3g
1に挿入するとともに、短側壁側係止部材3gの弾性を
有する舌片3g3を、長側壁2により押圧して外方向に
移動させながら、更に長側壁2を回動すると、長側壁2
と短側壁側係止部材3gの舌片3g3との衝合が外れ
て、舌片3g3が内側方向に、その弾性により戻り、長
側壁2の内壁に当接し、後から略垂直に立てられた長側
壁2が、簡単には、内側に倒れないように構成されてい
る。 【0022】上述したようにして、図11に示されてい
るように、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナー
を、図9に示されているように、折り畳むには、短側壁
3の短側壁側係止部材3gを構成する舌片3g3を外方
向に移動させて、舌片3g3と長側壁2の内壁との当接
状態を解除し、この状態で、長側壁2を底部1方向に倒
して、長側壁2を底部1に重ねる。次いで、短側壁3
を、底部1方向に倒して、短側壁3を底部1に重ねこと
により、折り畳むことができる。なお、図9に示されて
いるように、折り畳んだ状態においては、長辺側外壁1
eを構成する外壁中央部1e1と外壁端部1e2との間
に形成された長辺側外壁1eの間隙に、短側壁3に形成
された短側壁側係止部材3gが挿入可能なように構成さ
れており、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの高
さが、より低くなるように構成されている。 【0023】箱型に組み立てられた状態においては、図
12に示されているように、短側壁3の下部フランジ3
bの下面に形成された短側壁側ヒンジ雄部H4の支持片
h3の内側垂直端面(板状部3aに略平行で、且つ、箱
型に組み立てられた折り畳みコンテナーの内部側に位置
する端面)h3aは、短側壁3の板状部3aの内面3a
1と略面一になるように構成されており、また、支持片
h3の外側垂直端面(板状部3aに略平行で、且つ、組
み立てられた折り畳みコンテナーの短辺側外壁1b側に
位置する端面)h3bは、短辺側外壁1bに近接して位
置するように構成されている。支持片h3の板状部3a
に対して直角方向の長さw1は、下部フランジ3bの下
面の板状部3aに対して直角方向の長さw2より、短辺
側外壁1bの肉厚w3分だけ短く形成されている。そし
て、箱型に組み立てられた状態においては、下部フラン
ジ3bの支持片h3から外側に飛び出た部分が、短辺側
外壁1bの上面1b3に載置されるように構成されてい
る。 【0024】 【発明が解決しようとする課題】上述した従来の折り畳
みコンテナーが図9に示されているように、折り畳まれ
た状態においては、図13に示されているように、後か
ら倒される短側壁3の下部フランジ3bに形成された短
側壁側ヒンジ雄部H4を構成する支持片h3の内側垂直
端面h3aは、短辺側土手部1aの水平部1a1の上面
1a1’に載置されることになる。そして、折り畳まれ
た状態においては、略水平状の短側壁3の上面3’(下
部フランジ3bや上部フランジ3cや側部フランジ3d
等により形成される仮想平面)は、角部ブロック1fの
段部1f1と同じ高さか、或いは、段部1f1より、若
干、低くなるように構成されている。なお、折り畳まれ
た状態の折り畳みコンテナーの高さT’は、底部1の裏
面(底部1の裏面1’には、交差リブ1gが形成されて
いるので、交差リブ1gの下端が形成する仮想水平面と
いうことになる。)1’から角部ブロック1fの上端1
f2までとなる。 【0025】折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーを
段積みした際には、上に位置する底部1の下面に形成さ
れた嵌合凸部1”の角部が、下に位置する折り畳みコン
テナーの底部1の4つの角部に形成された角部ブロック
1fの段部1f1に嵌合されるように構成されていると
ともに、底部1の短辺側土手部1a及び長辺側土手部1
dの裏面が、角部ブロック1fの上端1f2に載置され
るように構成されているので、折り畳まれた状態におい
ては、角部ブロック1fの段部1f1の上面は、上述し
たように、後から倒される短側壁3の上面3’と同じ高
さか、或いは、短側壁3の上面3’より、若干、上方に
位置していなければならない。角部ブロック1fの段部
1f1の上面が、後から倒される短側壁3の上面3’よ
り低いと、段積みの際に、上に位置する折り畳みコンテ
ナーの底部1の下面1’が、下に位置する折り畳まれた
状態の折り畳みコンテナーの短側壁3の上面3’に当接
し、短側壁3を損傷するという問題が発生することにな
る。 【0026】上述した従来の折り畳みコンテナーにおい
ては、折り畳まれた状態の折り畳みコンテナーの全体の
高さが高く、従って、折り畳まれた状態の折り畳みコン
テナーの収納効率が悪いという問題があった。 【0027】また、図14に示されているように、短辺
側土手部1aの水平部1a1を、図12に示されている
水平部1a1より下方に下げて、略垂直に立てられた状
態の短側壁3の短側壁側ヒンジ雄部H4を構成する支持
片h3と、短辺側土手部1aの水平部1a1の上面1a
1’との間に間隙Sを形成することにより、図15に示
されているように、短側壁3を略水平に倒した際の底部
1の裏面1’から短側壁3の上面3’までの高さT1’
を低くすることも可能であるが、このような間隙Sを形
成すると、箱型に組み立てられた折り畳みコンテナーに
収容されている内容物が、この間隙S1に嵌まり込み、
内容物の取り出しに支障をきたしたり、また、折り畳み
コンテナーの折り畳み作業の際に、間隙S1に嵌まり込
んでいる内容物により、折り畳み作業の障害になるとい
う問題がある。 【0028】本発明の目的は、上述した従来の折り畳み
コンテナーが有する課題を解決することにある。 【0029】 【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、相対する一方の側壁を略垂直に立
て、次いで、もう一方の相対する側壁を略垂直に立て
て、箱型に組み立て可能な折り畳みコンテナーにおい
て、折り畳みコンテナーの折り畳みの際に、後から倒さ
れる側壁に形成されたヒンジ雄部を構成する支持片の内
側垂直端面を、側壁の内面より引っ込ませたものであ
る。 【0030】 【実施例】以下に、図1〜図3を用いて、本発明の実施
例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限り何
ら、本実施例に限定されるものでない。なお、箱型に組
み立てられた状態から折り畳む際に、後から倒される側
壁、即ち、本実施例の場合には、短側壁3に形成された
ヒンジ雄部H4を構成する支持片h3の構成以外は、上
述した従来の折り畳みコンテナーと同じ構成を有してい
るので、同じ構成部材については、同じ符号を用いると
ともに、その詳細な説明は省略する。 【0031】本実施例においては、後から倒される短側
壁3の下部フランジ3bに形成された短側壁側ヒンジ雄
部H4を構成する支持片h3の内側垂直端面h3aを、
可能な限り、短側壁3の板状部3aの内面3a1より引
っ込ませるようにしたものである。 【0032】上述したように、支持片h3の内側垂直端
面h3aを、短側壁3の板状部3aの内面3a1より、
所定距離Dだけ引っ込ませることにより、折り畳みコン
テナーが折り畳まれた状態においては、図2及び図3に
示されているように、短側壁3の下部フランジ3bに形
成された短側壁側ヒンジ雄部H4を構成する支持片h3
の内側垂直端面h3aが、短辺側土手部1aの水平部1
a1の上面1a1’に載置された際には、支持片h3の
内側垂直端面h3aが、短側壁3の板状部3aの内面3
a1より引っ込んだ距離Dだけ、底部1の裏面1’から
短側壁3の上面3’までの高さT1が、上述した従来の
底部1の裏面1’から短側壁3の上面3’までの高さT
1’より低くなる。 【0033】上述したように、折り畳みコンテナーが折
り畳まれた状態において、底部1の裏面1’から短側壁
3の上面3’までの高さT1が、上述した従来の高さT
1’より、距離Dだけ低くなるので、角部ブロック1f
の段部1f1の上面の高さ及び上端1f2の高さを、上
記の距離Dだけ低くすることができ、従って、底部1の
裏面1’から角部ブロック1fの上端1f2までの折り
畳まれた状態の折り畳みコンテナーの全体の高さTを、
従来の折り畳みコンテナーの全体の高さT’に比べて、
距離D分だけ、低くすることができ、よって、折り畳ま
れた状態の折り畳みコンテナーの収納効率を高めること
ができる。 【0034】 【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。 【0035】略垂直に立てられた状態の側壁のヒンジ雄
部を構成する支持片と底部の土手部との間に間隙を形成
するようなことなく、折り畳まれた状態の折り畳みコン
テナーの高さを低くすることができ、折り畳まれた状態
の折り畳みコンテナーの収納効率を高めることができる
とともに、収容物の取り出し作業や折り畳みコンテナー
の折り畳み作業に支障をきたすようなことがない。
【図面の簡単な説明】 【図1】図1は本発明の折り畳みコンテナーの底部と略
垂直状態の短側壁の長側壁に沿った部分垂直側断面図で
ある。 【図2】図2は本発明の折り畳みコンテナーの底部と倒
された状態の短側壁の長側壁に沿った垂直側断面図であ
る。 【図3】図3は本発明の折り畳みコンテナーの底部と倒
された状態の短側壁の長側壁に沿った部分垂直側断面図
である。 【図4】図4は従来の折り畳みコンテナーの底部の斜視
図である。 【図5】図5は従来の折り畳みコンテナーの長側壁の斜
視図である。 【図6】図6は従来の折り畳みコンテナーの底部と長側
壁の分解部分斜視図である。 【図7】図7は従来の折り畳みコンテナーの短側壁の斜
視図である。 【図8】図8は従来の折り畳みコンテナーの底部と短側
壁の分解部分斜視図である。 【図9】図9は従来の折り畳みコンテナーの折り畳まれ
た状態の斜視図である。 【図10】図10は従来の折り畳みコンテナーの折り畳
み途中の斜視図である。 【図11】図11は従来の折り畳みコンテナーが箱型に
組み立てられた状態の斜視図である。 【図12】図12は従来の折り畳みコンテナーの底部と
略垂直状態の短側壁の長側壁に沿った部分垂直側断面図
である。 【図13】図13は従来の折り畳みコンテナーの底部と
倒された状態の短側壁の長側壁に沿った垂直側断面図で
ある。 【図14】図14は従来の別の折り畳みコンテナーの底
部と略垂直状態の短側壁の長側壁に沿った部分垂直側断
面図である。 【図15】図15は図14に示されている短側壁が略水
平に倒された状態の長側壁に沿った垂直側断面図であ
る。 【符号の説明】 H4・・・・・・・ヒンジ雄部 h3・・・・・・・支持片 1・・・・・・・・底部 2・・・・・・・・長側壁 3・・・・・・・・短側壁 3b・・・・・・・下部フランジ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】相対する一方の側壁を略垂直に立て、次い
    で、もう一方の相対する側壁を略垂直に立てて、箱型に
    組み立て可能な折り畳みコンテナーにおいて、折り畳み
    コンテナーの折り畳みの際に、後から倒される側壁に形
    成されたヒンジ雄部を構成する支持片の内側垂直端面
    を、側壁の内面より引っ込ませたことを特徴とする折り
    畳みコンテナー。
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