JP2003015413A - 磁気シールを有する現像装置 - Google Patents

磁気シールを有する現像装置

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JP2003015413A JP2002118856A JP2002118856A JP2003015413A JP 2003015413 A JP2003015413 A JP 2003015413A JP 2002118856 A JP2002118856 A JP 2002118856A JP 2002118856 A JP2002118856 A JP 2002118856A JP 2003015413 A JP2003015413 A JP 2003015413A
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    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/08Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer
    • G03G15/09Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush
    • G03G15/0942Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a solid developer, e.g. powder developer using magnetic brush with means for preventing toner scattering from the magnetic brush, e.g. magnetic seals

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価で、簡単な構成により、プロセスカート
リッジの高寿命に対応したトナー漏れ防止方法を提供す
ることを目的とする。 【解決手段】 現像ローラ18と、現像ブレードと、現
像ブレードを支持する支持板金26aと、現像ローラ1
8の長手方向一端側と他端側の少なくとも一方に、該現
像ローラ18の外周面と所定間隙をもって形成された第
1のシール部50eと、支持板金26aと対向する第2
のシール部50cとを有する磁気シール部材50と、第
1のシール部50eと現像ローラ18の間隙の現像ブレ
ード側の出口近傍に設けられ、現像ローラ18と当接す
る現像剤掻き部材58と、を有する現像装置において、
磁気シール部材50の第1のシール部50eと第2のシ
ール部50cには磁力が施されており、掻き部材58の
現像ローラ18の当接部の現像ローラとは反対側の、支
持板金26aと第2シール部50cの対向する場所にお
いて、トナーを貯留するための空間Eを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真方式や静
電記録方式を用いた複写機やプリンタ等の画像形成装置
に用いられ、静電像を現像する現像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタに搭載される現像手段
(現像装置)においては、現像装置に設けられた回転す
る現像ローラのような現像剤担持体の両端部に、現像領
域外へトナーが流出するのを防止するためのシール部材
が設けてある。従来の、このトナー流出を防ぐシール部
材にはフェルトや発泡ゴムなどの弾性体が広く利用され
ている。
【0003】現像ローラは、その内部に磁石ローラを有
し、現像枠体にスリーブ軸受を介して回転可能に支持さ
れている。従って、現像剤容器から供給されたトナー
は、磁石ローラの磁力により現像ローラの表面に付着
し、現像ブレードにより層厚が一定に規制された後、現
像ローラの回転に伴って、感光体ドラム上の潜像と対向
する位置において、この潜像に付着して現像を行う。
【0004】また、現像ローラの現像領域より外側の長
手方向の両端部で、現像枠体に装着される現像ローラの
開口側と反対側の奥部には弾性シール部材が取り付けら
れており、この弾性シール部材を現像ローラの外周面に
圧接させることによりトナーの流出を防止している。
【0005】しかしながら、このような構成の現像装置
では、現像ローラの外周面の半分に弾性シール部材が圧
接しているため、現像動作時に回転する現像ローラの負
荷が大きく、また現像ローラとの接触により弾性シール
部材が劣化し、シール性が悪化するなどの問題があっ
た。さらに現像ローラと弾性シール部材との間にわずか
ではあるがトナーが進出してしまう場合があり、これが
原因でトルクが高くなったり、トルクの変動が大きくな
って回転ムラが生じ、画像形成に悪影響を及ぼすことが
あった。
【0006】そのため、これらの問題を解決すべく、現
像ローラの両端部に一定の間隔をもって磁性体のシール
部材(以下「磁気シール」と呼ぶ。)を配置し、これに
よりトナーの流出を防止する方法が提案されている。
【0007】磁気シールは、磁石から形成されたもの
で、現像ローラの両端の外周面に対して一定の隙間
(0.1〜0.7mm程度)を隔てて配置されており、
現像ローラと共に現像枠体に取り付けられている。磁気
シール部材は、現像ローラとの対向面が着磁されてお
り、各々磁力線に沿って形成されるトナーの穂立ちによ
る磁気ブラシによって現像ローラの外周面と、磁気シー
ル部材の表面との隙間を埋め、トナーが現像領域外に流
出するのを防止している。
【0008】ところで、このような磁気シールによるシ
ール方法は、磁気シール部材と現像ローラ表面の間隙に
介在させたトナーを磁力によって保持するシール方法で
あるため、シール性を高めるためには間隙における磁束
密度を高くする必要がある。特に現像装置が画像形成装
置に着脱自在なカートリッジ式の場合は、着脱操作時の
振動や衝撃によってトナー漏れが起き易い。このため磁
気シールに用いる磁石の磁力を強くしなければならな
い。
【0009】ところが、磁気シールを用いた構成では、
磁気シールと現像ローラ表面の間隙内のトナーの一部が
現像ローラの回転により現像ローラの表面に付着した状
態で間隙の出口部からでてくる。これにより、現像ロー
ラの感光ドラムとの対向側表面にトナー層が形成され
る。このトナーは現像ローラの更なる回転に伴って間隙
の入口部に回収されるが、磁気シールによる磁束密度が
高いと入口部にトナーが溜まり易く、現像動作を繰り返
すにつれて徐々にトナーが溜まり、ついには現像装置外
にトナーがこぼれ落ちてしまうことがあった。
【0010】この問題を解決するために、本願出願人は
特開平9−218578号公報及び特開平11−143
226号公報で、磁気シールと現像ローラ表面の間隙の
出口にトナーを掻き取るスクレーパを設け、磁気シール
と現像ローラ表面の間隙から出てくるトナーが感光体と
の対向面に移動しないようにする技術を提案している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、大量の
プリントに対応するためにトナー容量を大容量にした装
置では、スクレーパにより掻き取られて溜まるトナーが
多くなりすぎて、徐々に溢れ出してしまうという新たな
課題が見つかった。
【0012】本発明は上述の課題に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、現像剤の漏れを押えることができ
る現像装置を提供することにある。
【0013】本発明の他の目的は、磁気シール部の出口
の空間に溜まる現像剤が、この空間から漏れないように
できる現像装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】主要な本発明は請求項に
対応する番号を付して示せば次のとおりである。
【0015】本出願に係る第1の発明は、開口を有して
おり磁性現像剤を収容する容器と、前記開口に回転可能
に配設されており磁性現像剤を搬送する現像剤搬送部材
と、前記現像剤搬送部材の周面から間隙を置いて配設さ
れている磁気シール部材と、前記現像剤搬送部材の周方
向の前記磁気シール部材端部に隣接しており前記現像剤
搬送部材に接触して前記現像剤搬送部材の表面から現像
剤を除去する除去部材と、を有する現像装置において、
前記磁気シール部材と前記除去部材の間の空間から前記
現像剤搬送部材の長手方向端部への現像剤の移動を規制
する第2のシール部材を有することを特徴とする。
【0016】本出願に係る第13の発明は、開口を有し
ており磁性現像剤を収容する容器と、前記開口に回転可
能に配設されており磁性現像剤を搬送する現像剤搬送部
材と、前記現像剤搬送部材の周面から間隙を置いて配設
されている磁気シール部材と、前記現像剤搬送部材の周
方向の前記磁気シール部材端部に隣接しており前記現像
剤搬送部材に接触して前記現像剤搬送部材の表面から現
像剤を除去する除去部材と、を有する現像装置におい
て、前記除去部材に対向する前記磁気シール部材の面は
磁極を有することを特徴する。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図1乃至図
20に基づいて説明する。
【0018】以下の説明における長手方向とは記録媒体
の搬送方向に直角で記録媒体の表面に平行な方向をい
う。また、プロセスカートリッジにおける長手方向とは
現像ローラの軸方向をいい、画像形成装置本体に装着し
た状態のプロセスカートリッジの長手方向は先にのべた
長手方向と一致する。
【0019】(プロセスカートリッジおよび装置本体の
説明)図1に本発明に係るプロセスカートリッジの主断
面図、図2に本発明に係る画像形成装置の主断面図を図
示する。このプロセスカートリッジは、像担持体と、像
担持体に作用するプロセス手段を備えたものである。こ
こでプロセス手段としては、例えば像担持体の表面を帯
電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成する現像
装置、像担持体表面に残留したトナーを除去するための
クリーニング手段がある。
【0020】本実施の形態のプロセスカートリッジ15
は、図1に示すように像担持体である電子写真感光体ド
ラム(以下、感光体ドラムという)11の周囲に帯電手
段である帯電ローラ12、現像装置として、現像ローラ
18、現像剤規制部材26、トナーを収納したトナー収
納枠体16、及びクリーニング手段として、クリーニン
グブレード14を配置し、ハウジングで覆って一体的に
プロセスカートリッジ15とし、画像形成装置本体Cに
対して、着脱自在に構成している。
【0021】図2はプロセスカートリッジ15を装置本
体Cへ装着し画像形成可能な状態である。プロセスカー
トリッジ15を取り外すには不図示のハンドルでプロセ
スカートリッジ15の左端部を支持可能な昇降アーム2
を上昇させ装置本体Cのガイドレール4上でプロセスカ
ートリッジ15の支点足5を中心として揺動し、プロセ
スカートリッジ15のガイド部15aを装置本体Cのガ
イドレール24に一致させ、図1の手前側へ向って把手
25(図4参照)を持って引き出す。
【0022】プロセスカートリッジ15の装置本体Cへ
の装着は上記と逆である。
【0023】このプロセスカートリッジ15は図2に示
すような画像形成装置本体Cに装着されて画像形成に用
いられる。画像形成は装置下部に装着されたシートカセ
ット6から搬送ローラ7によって記録媒体としてのシー
トSを搬送し、このシート搬送と同期して、帯電ローラ
12によって一様に帯電されてある感光体ドラム11に
露光装置8から画像情報に応じた光を照射して潜像を形
成する。一方、トナー収納枠体16に収納したトナーは
現像ローラ18へ向って送り出され現像剤規制部材26
により所定の厚みで現像ローラ18表面に担持されてい
る。そして現像ローラ18に現像バイアスを印加する事
によって、感光体ドラム11の表面の潜像を現像する。
このトナー像を転写ローラ9へのバイアス電圧印加によ
ってシートSに転写し、そのシートSを定着装置10へ
搬送して画像定着し、排紙ローラ1によって装置上部の
排出部3に排出する。
【0024】(プロセスカートリッジの枠体構成)図1
及び図3乃至図5を用いて、プロセスカートリッジ15
の構成について説明する。図5はプロセスカートリッジ
を組み付ける前の枠体構成を示す斜視図である。プロセ
スカートリッジ15は感光体ドラム11、帯電ローラ1
2、クリーニングブレード14を一体的に支持している
クリーニング枠体13、現像ローラ18、現像剤規制部
材26(図5には不図示、図1参照)を一体的に支持し
ている現像枠体17、トナーTを収納している容器とし
てのトナー収納枠体16の3つの枠体により主に構成さ
れている。更には、これら3枠体を一体的に支持するた
めに枠体の両側面でサイドカバー19,20により固定
され、プロセスカートリッジとして成り立っている。
【0025】クリーニング枠体13はクリーニングブレ
ード14を小ねじ等で固定し、帯電ローラ12は端部の
芯金部を軸受部材(不図示)を介して回転自在に支持し
ている。また、感光体ドラム11は両端部のフランジ部
11a,11bを夫々、軸受部材22,23を介してク
リーニング枠体13に回転自在に支持されている。尚、
フランジ部11aは図3に示すようにその端部に装置本
体Cの駆動カップリングと係合するいわゆる3角カップ
リング11cを支持しており、装置本体Cの駆動装置か
ら駆動を受け、感光体ドラム11の駆動を行っている。
トナー収納枠体16はその内部にトナー搬送部材27と
ともに、トナーTを収納している。
【0026】現像枠体17には、マグネットローラ18
aを内包する現像ローラ18及び現像剤規制部材26、
及び磁気シール(不図示)が配設されている。現像ロー
ラ18は一端側を突部18、他端側を現像枠体17に固
定した不図示の軸受に回転自在に支持されている。マグ
ネットローラ18aは一端側を現像ローラ軸受となる突
部17e及び他端側を現像枠体17によって支持され、
現像ローラ18とのギャップを保っている。また、現像
ローラ18への給電は現像ローラ18の内部に電気接点
を設けて行われる構成である。更に現像ローラ18上に
は感光体ドラム11との間隔を一定に保つ突き当てコロ
(図示せず)が設けられている。
【0027】現像枠体17は現像ローラ18の他端側に
おいて現像枠体17に設けた吊り穴17dを揺動の回転
中心とし、感光体ドラム中心に現像ローラ中心が向うよ
うにクリーニング枠体13に揺動可能に支持されてい
る。
【0028】更に現像ローラ18の一端側における現像
枠体17の側面には、現像ローラ18の長手方向中心軸
線上に突部17eが固定され、該突部17eを感光体ド
ラム中心方向に加圧するように構成されている。該突部
17eはサイドカバー19に設けられた溝19e(本実
施の形態では感光体ドラム中心方向に略平行で直線形状
の長穴)に挿入され、感光体ドラム中心方向に移動可能
に構成されている。また、溝19e内部には弾性部材
(不図示)が前記突部17eを加圧して現像ローラ18
を感光体ドラム11にて付勢するように配設されてい
る。
【0029】この溝19eは同時に現像ローラ18の移
動方向を規制する位置決めの役割も担っている。
【0030】ここで、駆動力が働いた場合、感光体ドラ
ム11と現像ローラ18に夫々設けられ互いに噛み合う
不図示のギアは吊り穴17dを中心として互いに食い込
み方向に力が働き、感光体ドラム11と現像ローラ18
が離れる方向に力が働くことが無いように設計されてい
る。また、前述の溝19e内に設ける弾性部材によって
も現像ローラ18は常に感光体ドラム18に向かい加圧
されている。
【0031】一方のサイドカバー19はプロセスカート
リッジ15の主断面を覆うほどの大きさを有しており、
プロセスカートリッジ長手方向一端に配置され、クリー
ニング枠体13、トナー収納枠体16を夫々固定して一
体的に支持している。このサイドカバー19の穴部19
aがクリーニング枠体13の、感光体ドラム中心と同軸
上に位置決めされる。この時、軸受部材22を介して、
サイドカバー19の位置決めを行なうと精度良く決ま
る。また、感光体ドラム11からできるだけ離れた位置
に設けられたダボの位置決め部19bにおいてクリーニ
ング枠体13の側面に設けられた穴である位置決め部1
3bとが嵌合して回転方向の位置を決めており、小ねじ
数本でサイドカバー19とクリーニング枠体13が固定
される。更にトナー収納枠体16はその一端面におい
て、ダボの位置決め部16a,16bを設け、その位置
決め部にサイドカバー19に配置された穴である位置決
め部19c,19dを嵌合して位置決めし、小ねじ数本
でサイドカバー19とトナー収納枠体16が固定され
る。他方のサイドカバー20も同様な構成となってい
る。
【0032】また軸受部材22は先に説明したように画
像形成本体Cへ位置決めを兼ねている。トナー収納枠体
16から現像ローラ18へトナーを供給するため、トナ
ー収納枠体16、現像枠体17に夫々開口部17a,1
6cを設けている。現像枠体17とトナー収納枠体16
の開口部17a,16cをつなげるようなシール部材2
1により連結されている。またトナー収納枠体16はサ
イドカバー19,20により位置決めされており、現像
枠体17はクリーニング枠体13により位置決めされて
いるため、現像枠体17とトナー収納枠体16の寸法誤
差によりどちらかにひずみが生じる恐れがある。そのた
め、シール部材21はフレキシブルな材質を使用してい
る。この様な構成にすることにより、トナー収納枠体1
6に収納するトナーが増大した時でも、トナーによる負
荷はサイドカバー19,20に掛かり、現像ローラ18
に負荷が生じることはない。従って、感光体ドラム11
に余計な負荷を与えず安定した画像を得ることができ
る。更には、各枠体の側面で連結することにより、サイ
ドカバー一部品で各容器本体の位置決めを行なうことが
でき精度良く連結することができる。
【0033】(現像装置の説明)次に、現像装置につい
て、更に詳細に説明する。図6は現像装置の現像ローラ
の長手方向一端側の正面図である。図7は図6において
A−Aで切った断面図である。図8は図7においてB−
Bで切った断面図である。図9は図6においてC−Cで
切った断面図である。図10は現像装置の各部品が組み
込まれる前の状態の斜視図である。図11は磁気シール
単体の斜視図である。図12は現像軸受部材と現像枠体
と現像枠体の組み付け前の斜視図である。図13は現像
軸受枠体の別の形態の斜視図である。図14は現像ロー
ラと磁気シールのみを表した斜視図である。図15は図
14においてE−Eで切った断面図である。図16、図
17はトナー掻き部材単体の斜視図であり、図18は耐
久後半のトナーがトナー貯留部に溜まる様子を表した断
面図である。図19、図20は別の形態のトナー漏れ防
止方法を表した図であり、図19は現像装置を現像ロー
ラの長手方向に直交する方向からみた平面図(現像ロー
ラ、現像ブレードが無い状態)であり、図20は現像ロ
ーラを直交方向に切った断面図である。
【0034】現像枠体17には、前述のように画像形成
に係る構成要素として、現像ローラ18、現像剤規制部
材(現像ブレード)26が組み込まれている。
【0035】現像剤規制部材26は、図10に示すよう
に厚さ1〜2mm程度の板金のブレード支持部26aに
現像剤規制ブレード26bがホットメルト、両面接着テ
ープ等で固定されたもので、現像剤規制ブレード26b
が現像ローラ18の母線に接することによって現像ロー
ラ18周面上のトナー量を規制する。なお、現像剤規制
ブレード26bはウレタンゴムであるがシリコンゴムを
採用する場合がある。現像枠体17に設けられたブレー
ド取り付け部としてのブレード突当て平面17fにはめ
ねじ17gが設けられ、やや中央寄りには位置決め用ダ
ボ(図10では不図示、図6の17t)が設けられてい
る。そこで、ブレード支持部26aに設けられた嵌合穴
26dを前記ダボ17tに夫々嵌合する。その後、後述
するトナー掻き部材である現像剤除去部材58のねじ穴
58aと、ブレード支持部26aに設けられたねじ穴2
6cを挿通してめねじ17gに小ねじ57をねじ込み、
ブレード支持部26aを平面に17fに固定する。この
とき、ダボ17tに現像剤除去部材58の長穴58bを
嵌合する。こうして現像剤規制部材26と現像剤除去部
材58を共締めし、現像剤規制ブレード26bの先端の
位置が決まり、現像ローラ18への現像剤規制ブレード
26bの当接圧が決まり、ウレタンゴム先端から当接位
置までの距離が決まり現像条件が決まる。また、現像剤
規制部材26のブレード支持部26aは、その剛性を高
めるため、その一端は略90度曲げられ曲げ部26eと
なっている。
【0036】なお、現像枠体17には、その開口部17
aの上方長手方向のリブ先端面の弾性シール座面17h
(図10参照)から短手方向の座面17jに沿って、ト
ナーの外部への漏れを防ぐため、略コの字状のモルトプ
レーン等の弾性シール部材51を貼り付けている。弾性
シール部材51の第1直線部51cは現像枠体17の座
面17hに貼り付けられ、第2直線部51a(第3のシ
ール部材)は座面17jに貼り付けられる。現像枠体1
7と現像剤規制部材26の間にこの弾性シール部材51
を挟み込み、つぶすことによってトナーの外部への漏れ
を防止している。更に、この弾性シール部材51はその
長手方向端部に数mm飛び出している耳部51bが形成
されている。この耳部51bは後で説明する磁気シール
部材50の位置決め、及びトナー漏れ防止を担ってい
る。
【0037】また、図10に示すように開口部17aの
長手方向両端側において現像ローラ18の周方向に沿う
円弧面171(エル)及びその上方につづく平面に沿っ
て設けた図7の溝17kに、磁気シール部材50が取り
付けられている。この磁気シール部材50に関しては後
に詳述する。
【0038】また更に、現像枠体17の下あご部17m
の上側の座面17mlには現像ローラ18の母線に接す
る薄片の弾性シール部材(不図示)が貼り付けられてい
る。現像ローラ18はアルミ、ステンレス等の金属材料
からなる円筒部材である。その外径は16〜20mm程
度であり、肉厚は0.5〜1mm程度である。また、そ
の表面には現像剤の帯電性を高めるためにカーボンコー
ト、ブラスト等が施されている。本実施例ではカーボン
コートのみである。
【0039】また、現像ローラ18の両端部にはアル
ミ、ステンレス等の金属材料よりなる段付きの円筒部材
であるスリーブフランジ(一端部のみ図10に図示)1
8sが圧入されている。このスリーブランジ18sは現
像ローラ18と同軸であり順次より外径が小さい第1円
筒部18b、第2円筒部18cが設けられている。この
第1円筒部18bには、現像ローラ18と感光体ドラム
11の対向距離を規制するためのリング状の距離規制部
材であるスペーサコロ53が嵌合されている。このスペ
ーサコロ53はポリセタール等の絶縁性の材質からでき
ている。また第2円筒部18cには現像ローラ18を回
転自在に支持し現像枠体17に位置決めするための現像
軸受部材55(図12に特に拡大して逆側からみた斜視
図を図示)を配置している。また、第2円筒部18cの
先端には二面幅部18dを有し、この二面幅部付の円筒
部18cに丁度嵌合して回り止めされて合成樹脂製の現
像ローラギア54が設けてある。この現像ローラギア5
4は感光体ドラム11の端部に設けられたはす歯のドラ
ムギア(不図示)から駆動を受けて、現像ローラ18を
回転させる。また、その軸方向の推力は現像ローラ18
の長手方向の中央部へ向かうようにねじれている。ま
た、現像ローラ18の内部には、トナーを現像ローラ1
8周面上に付着させるためのマグネットローラ(図15
の符号18a)を内包している。他端部のスリーフラン
ジについても同様な構成であるがここでは説明を省略す
る。
【0040】現像軸受部材55は摺動性が良い樹脂製の
材料からなり、厚さ2〜5mm程度の平板状である。こ
の平板状部の部分の略中央には円筒状の軸受け部55a
が形成されている。この軸受け部55aはその内径は8
〜15mmである。この軸受け部55aがスリーブラン
ジの第2円筒部18cと嵌合し、現像ローラ18が回転
摺動している。また現像軸受部材55の平板状部の面5
5gには先端に現像枠体17との位置を決めるための第
一の段部55d、第二段部55eを有するダボ55cが
軸受け部55aと略平行に形成され、現像枠体17に位
置決めされる。このダボ55cの先端で、ダボ55cと
同軸であるダボ55d,55eは後述する磁気シールの
位置決めとして使用される。また、同じく面55gには
現像枠体17に現像軸受部材55を小ねじ56等で固定
するためのねじ穴55b及び現像軸受部材55を現像枠
体17に位置決めするためのダボ55fが設けられてい
る。現像軸受部材のダボ55cが位置決め穴17c(図
12に図示)に嵌合し、また、ダボ55fが嵌合長穴1
7oに嵌合し現像軸受部材55の面55gが現像枠体1
7の面17pに突き当てる。そして、現像枠体17に設
けられためねじ17q,17rに現像軸受部材55に設
けられたねじ穴55bを挿通して小ねじ56をねじ込
み、現像軸受部材55を現像枠体17に固定する。これ
より、現像枠体17に固定される現像剤規制部材26と
現像ローラ18の位置は確実に決まり安定した画像が出
力される。
【0041】前述してきた現像軸受部材55はその軸受
部55aが現像ローラ18摺動するため、材料は摺動特
性の良い比較的高価な材質を用いる必要がある(例え
ば、PPS、PAベースの軸受材)。そのために図13
のように、その部分のみ軸受ブッシュ101として、ハ
ウジング100部品を分ければ、高価な材質を使う部品
の材質は少なくて済み、ハウジング100はHIPS等
の比較的な安価な材質で済む。
【0042】(磁気シール部材)磁気シール部材50
(図11に特に拡大して図示)は、その構成要素である
磁石50aがNd−Fe−Bの磁性粉末を含有するナイ
ロンバインダを備えた幅3〜4mmの射出成形品であ
る。もう一つの構成要素である磁性板50bは厚さ1〜
1.5mmの鉄材である。そして、磁石50aと磁性板
50bとの接合方法は、磁性板50bが磁石50aの長
手方向に内周と外側側面を除いて埋込まれるように射出
成形のインサート成形によって成形されている。ただ
し、接着剤、両面テープ、磁力のみによる吸着接合でも
後述の効果は同様に得られる。また、現像ローラ18と
磁気シール部材50との間隙は0.1〜0.7mmあ
り、そのときの磁気シール部材50の磁力による現像ロ
ーラ18の表面の磁束密度は1000〜2000Gs程
度である。そして、磁気シール部材50の磁石50aと
磁性板50bとの位置関係は、現像枠体17の開口部1
7a側(図14に示す現像ローラ18に多点でぬりつぶ
し状に示す中央部)に磁石50aが、また開口部17a
より外側(図14に示す現像ローラ18の長手方向の両
端部)に磁性板50bが配置されている。
【0043】上述のように磁石50aを現像枠体17の
開口部17a側に、磁性板50bを開口部17aより外
側に配置することによって磁気シール磁力線75は、図
15(a)のA部分を拡大した図15(b)に示すよう
に、磁石50aと磁性板50bとの間に形成され、透磁
率の高い磁性板50bに入っていくため、磁気シール部
材50の幅の外側まで拡がる磁力線が発生しない。
【0044】したがって、磁気シール部材50の表面の
磁力線に沿って拡がるトナーは、磁性板50b側(開口
部17aの外側)では磁性板50bから外側に存在しな
いため、現像ローラ18の回転によってトナーが距離規
制部材であるスペーサコロ53に接触するということが
なくなる。そこで、スペーサコロ53を磁気シール部材
50の側面まで接近することが可能になり、当然それに
よるプロセスカートリッジ15の小型化と同時に画像形
成装置本体Cの小型化が可能になる。
【0045】また、磁気シール部材50上のトナーは磁
性板50bより現像枠体17の開口部17aよりも外側
に拡がらないので、磁気シール部材50の表面の磁力の
強い範囲で確実にトナー保持することが可能となり、ユ
ーザによってプロセスカートリッジ15を画像形成装置
本体Cへ着脱する際衝撃などを加えられてもトナーが漏
れることのない良好なシール性が得られる。
【0046】また、磁性板50bを磁石50aの側面に
配置することで、上述のように磁力線75が磁性板50
bに入っていくということは発散していく磁力線を磁性
板50bに集中させることである。したがって、磁石5
0a表面の磁束密度が高くなり磁力が大きくなるため、
シール性のさらなる向上が図られる。また、シール性に
余裕がある場合は磁力の小さい安価の磁石を用いること
が可能なので、コストダウンが行える。
【0047】(現像剤除去部材)上記トナー掻き部材で
ある現像剤除去部材(特に図16に拡大して図示)58
はその胴体部58dにねじ穴58a、位置決め用長穴5
8b、及び位置決め用ダボ58cが設けられている。胴
体部58dは厚み3〜5mm程度の略長方形状であり、
ところどころ肉抜きが設けられている。また、胴体部5
8dは現像剤規制部材26とほぼ平行に配されている
(図6参照)。そして後述の磁気シール部材50を長手
方向において全域を覆うように現像ローラ18に弾力で
接する先端部58eを備えている(図6参照)。この先
端部58eは胴体部58dの端面58d1にその一方端
が連結されており、厚みが0.1〜0.4mm程度の薄
片である。
【0048】図7に示すように現像剤除去部材58は感
光体ドラム11上の潜像を現像する領域Aに対して現像
ローラ18の周面の移動方向でみて上流側、即ち磁気シ
ールの間隙g1の出口部g1aの下流側近傍に配置され
る。また、既に述べたようにこの現像剤除去部材58の
先端58eの幅は、図6に示すように上記磁気シール部
材50の幅より1〜3mm程度広い。そして、現像剤除
去部材58の先端58eは上記現像ローラ18に対し、
該現像ローラ18の回転方向に対してカウンタ方向に当
接しており、現像ローラ18が回転したときに現像ロー
ラ18の表面のトナーを長手方向内側に掻き寄せるよう
にテーパ58e1がついている(図6参照)。これによ
り、磁気シールの領域で現像ローラ18の感光体ドラム
11との対向側表面にトナー層が形成されるのを防ぐこ
とができるので、磁気シールの間隙g1の入口部g1b
にトナーが溜ることがない。従って、磁気シールの磁力
を上げることができるので、ユーザが操作時にもトナー
のシール性が高く、かつ耐久時にも良好なシール性を維
持することができる。
【0049】また、上記現像剤除去部材58の先端部5
8eは現像ローラ18に接触しているが、接触面積が小
さいので、トルクの増加は殆んどなく、磁気シール部材
50を用いることによって得たトルク減少の効果を損な
うことはない。
【0050】上記現像剤除去部材58は合成樹脂、特に
摺動性が良く、へたりが少ない、例えばポリアセター
ル、ポリカーボネート、ポリフェニレンヘキサイト等を
射出成形して作られる。
【0051】ここで現像剤除去部材58の固定は先に説
明したように、小ねじ57により、現像剤規制部材26
と共に共締めされている。位置決めについては、現像剤
除去部材58のねじ穴58aと同軸に形成された位置決
め用ダボ58cが現像剤規制部材26の支持板金のねじ
穴26cに嵌合することにより決まり(図7参照)、更
には現像剤規制部材26と略並行に位置決め用ダボ58
cと同一線上に配された位置決め用長穴58bが現像枠
体17の現像剤規制部材26の位置決め用ダボ17tと
嵌合することにより姿勢が決まる(図6参照)。この様
に、現像剤除去部材の位置決め固定は、現像ブレードの
位置決め、固定部を利用することにより、現像剤除去部
材そのものを小型化でき、省スペース、コストダウンに
つなぐことができる。
【0052】(磁気シール部材の位置決め構成)磁気シ
ール部材はこれまでに説明した現像枠体、弾性シール、
現像軸受部材により現像ローラとの位置が決められる。
つまり、磁気シール部材は図7における磁気シールの位
置決め穴50dに位置を決めることと、位置決め穴50
dを中心とする回転方向に付勢することにより位置が決
まる。図6、図7、図8、図9により詳細に説明する。
【0053】図7に示すように磁石50a、磁性板50
bは共に内周側(正面から見て手前側)が現像ローラ1
8に間隙g1をおいた半円弧形部分50e(磁性シール
部材50の半円弧形部分)と、この半円弧形部分50e
の中心から現像枠体17側へオフセットして半円弧形部
分50eの上部から直線状で上方へのびる端面部分(除
去部材58に対向する面)50cを有し、磁石50aは
断面がほぼ方形であり、磁石50aと磁性板50bを併
せた断面は方形である。磁石50aの外周50fから半
径方向外部へ円弧形の屈折部50hが突出している。屈
折部50hの円弧中心に位置決め穴50dを有する。磁
性板50bの上端は図11に示すように端面部分50c
に嵌まり込み、長手方向の外部側面は磁石50aと磁性
板50bが同一面となっている。
【0054】現像枠体17には図7、図10に示すよう
に平面17fから円弧面17l(エル)にかけて磁気シ
ール部材50の取り付け用溝17k(17k1,17k
2,17k3)が設けられている。この溝17kは円弧
面17l(エル)の(図10参照)の円弧に沿う円弧溝
17k1,平面17fに沿う上下方向の直線溝17k
2、磁気シール部材50の屈折部50h(内周に位置決
め穴50dを形成)が丁度嵌入する位置決め溝17k3
がつらなっている。位置決め溝17k3は円弧溝17k
1の底からえぐられている。この溝17kの幅H(図8
に記載)と磁気シール部材50の幅を等しくして、溝1
7kに磁気シール部材50を嵌め込むことにより現像ロ
ーラ18に対する磁気シール部材50の長手方向の位置
が決まる。また、磁気シール部材50の取り付け用溝1
7kの各部の深さは、磁気シール部材50が所定の位置
に決まった時、対応する磁気シール部材50の幅より
0.1〜0.7mm程度深い。つまり、磁気シール部材
50の外周50f面と現像枠体17の溝17kはギャッ
プg2(図7参照)を保っている。このギャップg2か
らトナーが漏れないようにするために、磁気シール部材
50は現像ローラ対向面に磁極を配置して、この磁気力
によりトナーが外部に漏れるのを防ぐ。また、磁性板5
0bを外周面まで延ばして、現像ローラ側のように磁気
力が外側に漏れないようにして、磁気力の効果を上げる
ような構成をとっても良い。
【0055】次に磁気シール部材50の位置決めについ
て詳細に説明する。磁気シール部材50は図8のように
前述した現像軸受部材55から突き出したダボの先端の
第1段部55dが磁気シール部材50の位置決め穴50
dに嵌合し、回転自在に支持される。さらに第1段部5
5dの先端の第2段部55eが現像枠体17の位置決め
穴17cと同軸で有り、取り付け溝17kに対して反対
側に形成された位置決め穴17sに嵌合し、磁気シール
部材50を両持ちで支持している。両持ちで支持するこ
とにより、位置決め軸はある程度細くても、強度的にし
っかりとした支持ができる。そのため、省スペース化に
つながる。また、位置決め軸は成形上倒れやすいが、現
像枠体17の位置決め穴17cと17sの同軸度は成形
上比較的だしやすいもので、磁気シール位置決めは精度
良く行なわれる。
【0056】次に磁気シール部材50の回転方向の位置
決めであるが、これは図7に示すように現像枠体17の
取り付け溝17kの円弧溝17k1の下端面17k4、
つまり、先に説明した下あご部17mの弾性シール(不
図示)座面17m1から落ち込んだ端面17k4に突き
当てることによって行われる。また、確実につきあてる
ための付勢力Fは磁気シール部材50の上部の直線状の
端面部分50cと現像剤規制部材26のブレード支持部
26aの間に介在した弾性シール部材51の主として耳
部51bが圧縮されたことによる反発力(復元力)によ
って発生させる。このように磁気シール部材50は位置
決め穴50dを中心にして時計周り方向に付勢力が働
き、確実に現像ローラと磁気シール部材の位置は決ま
る。また、磁気シール部材と現像ローラの相対位置は現
像軸受部材一部品のみしか介在せず、公差の積み上げに
よるギャップg1のばらつきが極力抑えられ、トナー漏
れに対する余裕の向上となる。従来ギャップg1は工程
上で測定していたが、公差の積み上げが少なくなること
から検査する必要がなくなった。また、付勢力Fは弾性
シール部材51の一部を使うことにより、余分な部品を
使用することなく低コストで確実な位置決めができる。
また、弾性シール部材51に絶縁性の材質を使用するこ
とにより、例えば現像ブレードの板金に高圧を印加した
時に、リーク防止としての役目も果たす。
【0057】次に磁気シール部材の位置が決まるまでの
組み立てを図10に沿って説明する。
【0058】上記磁気シール部材50は図10に示すよ
うに現像枠体17の磁気シール部材50の取り付け用の
溝17kに矢印Dに示すように持ち込み、円弧溝17k
1に磁気シール半円弧形部分50eを嵌め込み、直線状
の端面部分50cを直線溝17k2に嵌め込む。この磁
気シール半円弧形部分50eの内周面を円弧面17l
(エル)と略同一高さになるまで磁気シール部材50を
押し込む。次に弾性シール部材51の第1直線部51c
を現像枠体17の長手方向のリブの端面である弾性シー
ル座面17hに、第2直線部(第3のシール部材)51
aを現像枠体17の座面17jに、耳部51bを磁気シ
ールの端面部分50cに貼り付ける。この時、現像枠体
17の弾性シール座面17hと磁気シール部材50の高
さが違うため弾性シール部材51を貼り付けやすくする
ため、テーパ面50g(図11に図示)を磁気シール部
材50の端面部分50cに設けている(図9参照)。ま
た、耳部51bや第2直線部51aは材料取りの都合上
別体に形成しても別に構わない。ここで、弾性シール部
材51は現像枠体17との間ではシール性があればよい
ので必ずしも弾性部材でなくてもよい。しかし、磁気シ
ール部材50の端面部分50cと規制部材支持部26a
の対向部分に挟み込む第2直線部51aは弾性シール部
材51と一体、別体にかかわらず弾性部材であって磁気
シール部材50を押圧するものでなければならない。次
に現像剤規制部材26の組み付けは先にも説明したよう
に、ブレード支持部26aに設けられた嵌合穴26dを
前記ダボ17tに嵌合させる。その後、ブレード支持部
26aに設けられたねじ穴26cに現像剤除去部材58
の位置決め用ダボ58cを嵌合し、ダボ58cの中心を
とおるねじ穴58を挿通して小ねじ57をめねじ17g
にねじ込み、ブレード支持部26aを平面17fに固定
させる。現像剤規制部材26の現像枠体17への取り付
けによって現像剤規制部材26のブレード支持部26a
は弾性シール部材51を現像枠体17及び磁気シール部
材50の端面部分50eに挟み込み、圧縮する。ここ
で、ブレード支持部26aの長手方向の端部は磁気シー
ル部材50の端面部分50cと対向する形になる。この
対向部分は空間Eとなる。この空間Eは、現像剤除去部
材58の先端部58eと磁気シール部材50の端面部分
50cとの間に拡がっている。次に現像ローラ18のユ
ニットを磁気シール部材50の半円弧形部分50eと同
軸になるように仮置きする。この時、現像ローラ18は
弾性ブレードの現像剤規制部26b部の反発力により磁
気シール部材50に直接接触することはなく、磁気シー
ル部材50により現像ローラ表面が傷つくことはない。
【0059】最後に現像軸受部材55を現像枠体17の
両側面方向から組み付ける(現像枠体の一側面のみの図
示であるが他側面も同一構成である)。つまり、先に図
8を用いて説明したように、現像軸受部材55のダボ5
5cが位置決め穴17cに嵌合すると共にダボ55fが
嵌合長穴17o(図8の紙面に平行して上下方向に長
い)に嵌合し、現像軸受部材の面55gが現像枠体の平
面17pに突き当たり図12に示す平面17pに設けら
れためねじ17q,17rに現像軸受部材55に設けら
れたねじ穴55bを挿通して小ねじ56(図10参照)
をねじ込み、現像軸受部材55を現像枠体17に固定す
る。これより、磁気シール部材50は第1段部55dを
中心にして傾動可能に位置決めされ、また、磁気シール
部材50と現像剤規制部材26の間に介在した弾性シー
ル部材51の反発力により付勢力が働き、磁気シール部
材50は第1段部55dを中心として、モーメントを受
け下端面が現像枠体17の溝17kの下端面17k4に
突き当たる。
【0060】以上の様に、簡単な組み立て方法で磁気シ
ール部材の現像ローラに対する位置が確実に決まる。
【0061】(大容量カートリッジにおけるトナー漏れ
対策)プロセスカートリッジの使用状態において、先に
説明したように、現像剤除去部材58の先端部58eは
上記現像ローラ18に対し、該現像ローラ18の回転方
向に対してカウンタ方向に当接しており、現像ローラ1
8が回転したときに現像ローラ18の表面のトナーを先
端部58eのテーパ58e1により、長手方向内側に掻
き寄せている。ここで、先端部58eのテーパ58e1
とは先端部58eの先端の現像ローラ18との接触位置
が現像ローラ18の軸方向の位置によって周方向の位置
が異るもので、先端部58eの先端の現像ローラ18と
の接触部は長手方向の内側が現像ローラ18の周面の移
動に関し他の外側部分よりも遅れて接触するように傾斜
していることをいう。しかし、内側に掻き寄せきれない
トナーもあり、現像剤除去部材58の先端部58eの磁
気シール部材50の端面部分50cに対向する面にトナ
ーが蓄積される。従来のプロセスカートリッジの寿命で
は少量しか溜まらず全く問題がないが、高寿命のプロセ
スカートリッジの場合、比較的多くのトナーが先端部5
8eの磁気シールとの対向面に溜まり耐久が進むと、現
像剤除去部材58の外側に溢れ出し、機内に漏れる恐れ
がある。
【0062】そこで、本実施の形態では、図7に示すよ
うに磁気シール部材50端面部分50cと現像剤規制部
材26のブレード支持部26aの対向部(磁気シール部
材50と除去部材58の間)に空間を設けそこをトナー
貯留部の空間Eとし、更に磁気シール部材50の端面部
分50cにも着磁を行なう。これにより、図18に示す
ように現像剤除去部材58で掻き取ったトナーが空間E
に溜まることにより、機内に漏れない。また、先に述べ
た磁気シール部材50の付勢位置決め部材である弾性シ
ール部材51の耳部51bが空間Eの上部にあり、トナ
ーが上方向から漏れるのを防いでいるが、これが無くて
も磁気シール50の端面部50cの着磁によりある程度
のトナーであれば保持される。特に図21のように端面
50cに複数の磁極を設けると、磁力線Gが端面50c
に形成されるので多くのトナーを空間Eで保持すること
が出来、効果的である。
【0063】以上説明したように部品を追加しなくと
も、トナー漏れに対するラチチュードをアップすること
ができる。
【0064】また、更なるトナー漏れに対するラチチュ
ードを上げたい場合には、図19、図20に示す構成を
とることができる。つまり、磁気シール部材50の端面
部分50cとほぼ同一面である、現像枠体の座面部17
uに(空間Eよりも現像ローラ長手方向端部側の位置
に)、端面部50cと接する様にシール部材である密閉
部材(第2のシール部材)59を貼り付ける。この密閉
部材59はほぼ立方形の弾性部材であり、その材質は発
泡ポリウレタン等の安価な材質が望ましい。そして、こ
の位置に貼ることにより、現像ローラ18の長手方向に
おいて、現像剤除去部材58と1〜3mmオーバーラッ
プし、図20に示すように現像剤除去部材58の先端部
58eにより圧縮される。これにより、空間Eにトナー
が充満してもトナーが現像剤除去部材58の外側に漏れ
出さなくなる(空間Eから漏れなくなる)。なお、空間
Eの長手方向の一端は密閉部材(第2のシール部材)5
9、他端(空間Eの第2のシール部材とは反対側)は弾
性シール部材51の第2直線部(第3のシール部材)5
1aが磁気シール部材50の両端に接して配してある。
【0065】このように、安価な部品を1部品追加する
だけでトナー漏れに対するラチチュードが更にあがる。
【0066】実施の形態はプロセスカートリッジに搭載
されている現像装置について説明したが、現像手段のみ
を有するカートリッジについても同様に本発明を適用で
きる。
【0067】
【発明の効果】本発明によれば、安価で簡単な構成であ
り、しかも大容量のトナー容器を用いてもトナー漏れ防
止機能が高い現像装置やカートリッジを提供することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの主断面図概略図である。
【図2】本発明の実施の形態における装置本体の主断面
概略図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジの斜視図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるプロセスカートリ
ッジ枠体の分解斜視図である。
【図6】現像装置の正面図である。
【図7】図6においてA−Aで切った断面図である。
【図8】図7においてB−Bで切った断面図である。
【図9】図6においてC−Cで切った断面図である。
【図10】現像装置の各部品が組み込まれる前の状態の
斜視図である。
【図11】磁気シール部材単体の斜視図である。
【図12】現像軸受枠体と現像枠体のみの組み付け前の
斜視図である。
【図13】現像軸受枠体の別の形態の斜視図である。
【図14】現像ローラと磁気シールのみを表した斜視図
である。
【図15】(a)は図14においてE−Eで切った断面
図、(b)は(a)のA部拡大図である。
【図16】トナー掻き部材単体の斜視図である。
【図17】図16を裏側から見る斜視図である。
【図18】耐久後半のトナーがトナー貯留部に溜まる様
子を表した断面図である。
【図19】別の形態のトナー漏れ防止方法を表した図で
あり、現像装置を現像ローラの長手方向に直交する方向
からみた正面図(現像ローラ、現像ブレードが無い状
態)である。
【図20】別の形態のトナー漏れ防止方法を表した図で
あり、現像ローラを直交方向に切った断面図である。
【図21】磁気シール部材の端面に複数の磁極を設けた
例を示す断面図である。
【符号の説明】
C…画像形成装置本体 S…シート T…トナー F…加圧力 E…トナー貯留部の空間 A…現像領域 1…排紙ローラ 2…昇降アーム 3…排出部 4…ガイドレール 5…支点足 6…シートカセット 7…搬送ローラ 8…露光装置 9…転写ローラ 10…定着装置 11…感光体ドラム 11a,11b…フランジ部 1
1c…三角カップリング 12…帯電ローラ 13…クリーニング枠体 13b…位置決め部 14…クリーニングブレード 15…プロセスカートリッジ 15a…ガイド部 16…トナー収納枠体 16a…位置決め部 16b…
位置決め部 16c…開口部 17…現像枠体 17a…開口部 17c…位置決め穴
17d…吊り穴 17e…突部 17f…ブレード突
当て平面 17g…めねじ 17h…弾性シール座面
17j…座面 17k…取り付け溝 17k1…円弧溝
17k2…直線溝 17k3…位置決め溝 17k4
…下端面 17m…下あご部 17l(エル)…円弧面
17m1…座面 17o…嵌合長穴 17p…面 1
7q…めねじ 17r…めねじ 17s…装置決め穴
17t…位置決め用ダボ 17u…座面部 18…現像ローラ 18a…マグネットローラ 18b
…第1円筒部 18c…第2円筒部 18d…二面幅部
18s…スリーブフランジ 19…サイドカバー 19a…穴部 19b…位置決め
部 19c…位置決め部 19d…位置決め部 19e
…溝部 20…サイドカバー 21…シール部材 22…軸受部材 23…軸受部材 24…ガイドレール 25…把手 26…現像剤規制部材 26a…ブレード支持部 26
b…現像剤規制部 26c…ねじ穴26d…嵌合穴 2
6e…曲げ部 27…トナー搬送部材 50…磁気シール部材 50a…磁石 50b…磁性板
50c…端面部分 50d…位置決め穴 50e…半円弧形部分 50f…
外周 50g…テーパ面50h…屈折部 51…弾性シール部材 51a…第2直線部(第3のシ
ール部材) 51b…耳部 51c…第1直線部 53…スペーサコロ 54…現像ローラギア 55…現像軸受部材 55a…軸受け部 55b…ねじ
穴 55c…ダボ 55d…第1段部 55e…第2段
部 55f…ダボ 55g…面 56…小ねじ 57…小ねじ 58…現像剤除去部材 58a…ねじ穴 58b…位置
決め用長穴 58c…位置決め用だぼ 58d…胴体部
58d1…付根部 58e…先端部 58e1…先端
部のテーパ 59…密閉部材(第2のシール部材) 75…磁器シール磁力線 100…ハウジング 101…軸受ブッシュ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H077 AD06 AD13 CA12 CA15 FA23 3J043 AA16 BA06 CA02 HA04 3J103 AA02 BA41 BA47 FA30 GA57 GA58

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口を有しており磁性現像剤を収容する
    容器と、 前記開口に回転可能に配設されており磁性現像剤を搬送
    する現像剤搬送部材と、 前記現像剤搬送部材の周面から間隙を置いて配設されて
    いる磁気シール部材と、 前記現像剤搬送部材の周方向の前記磁気シール部材端部
    に隣接しており前記現像剤搬送部材に接触して前記現像
    剤搬送部材の表面から現像剤を除去する除去部材と、を
    有する現像装置において、 前記磁気シール部材と前記除去部材の間の空間から前記
    現像剤搬送部材の長手方向端部への現像剤の移動を規制
    する第2のシール部材を有することを特徴とする現像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2のシール部材は弾性体である請
    求項1に記載の現像装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のシール部材は前記空間よりも
    前記長手方向端部側に設けられており、前記除去部材に
    より圧縮されている請求項2に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記装置は更に前記空間の前記第2のシ
    ール部材とは反対側に第3のシール部材を有する請求項
    3に記載の現像装置。
  5. 【請求項5】 前記装置は更に、前記現像剤搬送部材に
    担持される現像剤の層厚を規制する層厚規制部材を有
    し、前記磁気シール部材と前記第2のシール部材の間に
    は前記層厚規制部材を保持する板金が挟まっている請求
    項1に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記装置は更に、前記層厚規制部材を保
    持する前記板金と前記磁気シール部材の間に弾性部材が
    挟まっている請求項5に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 前記磁気シール部材の前記長手方向に対
    して垂直な方向の位置は前記弾性部材の復元力によって
    決められている請求項6に記載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記除去部材は前記搬送部材の周面にお
    ける現像剤の出口に近接して配設されている請求項1に
    記載の現像装置。
  9. 【請求項9】 前記磁気シール部材の前記除去部材に対
    向する面は磁極を有する請求項1に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記磁極の数は2極以上である請求項
    9に記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記磁性現像剤はトナーであり、前記
    磁気シール部材は磁束密度の高い磁場を形成するための
    磁石を有する請求項1に記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記装置は静電潜像を担持する像担持
    体を搭載するカートリッジに搭載されており、前記カー
    トリッジは画像形成装置本体に着脱可能である請求項1
    に記載の現像装置。
  13. 【請求項13】 開口を有しており磁性現像剤を収容す
    る容器と、 前記開口に回転可能に配設されており磁性現像剤を搬送
    する現像剤搬送部材と、 前記現像剤搬送部材の周面から間隙を置いて配設されて
    いる磁気シール部材と、 前記現像剤搬送部材の周方向の前記磁気シール部材端部
    に隣接しており前記現像剤搬送部材に接触して前記現像
    剤搬送部材の表面から現像剤を除去する除去部材と、を
    有する現像装置において、 前記除去部材に対向する前記磁気シール部材の面は磁極
    を有することを特徴する現像装置。
  14. 【請求項14】 前記磁極の数は2極以上である請求項
    13に記載の現像装置。
  15. 【請求項15】 前記磁気シール部材の前記除去部材に
    対向する面は前記現像剤搬送部材の周面と対向していな
    い面である請求項13に記載の現像装置。
  16. 【請求項16】 前記磁性現像剤はトナーであり、前記
    磁気シール部材は磁束密度の高い磁場を形成するための
    磁石を有する請求項13に記載の現像装置。
  17. 【請求項17】 前記除去部材は前記現像剤搬送部材の
    周面における現像剤の出口に近接して配設されている請
    求項13に記載の現像装置。
  18. 【請求項18】 前記装置は静電潜像を担持する像担持
    体を搭載するカートリッジに搭載されており、前記カー
    トリッジは画像形成装置本体に着脱可能である請求項1
    3に記載の現像装置。
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