JP3387729B2 - プロセスカートリッジ及び現像装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び現像装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に画像を
形成する画像形成装置に着脱可能なプロセスカートリッ
ジ及び現像装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真技術等を利用したプリンタや複
写機等の画像形成装置は、一様に帯電させた像担持体に
選択的な露光をして潜像を形成し、この潜像を現像剤担
持体に付着したトナーで顕像化し、該トナー像を記録媒
体に転写して画像記録を行うものである。従って、この
ような装置にあっては、トナーが無くなる都度補給しな
ければならず、このトナーの補給作業が煩わしいばかり
か、汚れを伴うこともある。また、各部材のメンテナン
スは専門のサービスマンでなければ行うことができず、
ユーザには不便を伴うことが多かった。
【0003】そこで、上記像担持体、帯電手段、現像手
段、クリーニング手段等を一体構造にまとめてカートリ
ッジ化したり、現像手段をユニット化して現像装置とし
たものが考え出されている。これによれば、ユーザが上
記カートリッジや現像装置を装置本体に装填することに
よって、トナーの補給や寿命に達した像担持体等の部品
の交換を可能とし、メンテナンスを容易にすることがで
きる。
【0004】しかし、このようなプロセスカートリッジ
や現像装置においては、画像形成装置からの着脱の際、
あるいは運搬時等におけるトナー漏れを確実に防ぐこと
が必要であり、従来は、回転する現像剤担持体たる現像
スリーブの両端部に、フェルトや発泡ゴム等の弾性体の
シール部材を用いていた。
【0005】その代表的な例を図及び図に示す。な
お、図は従来のプロセスカートリッジにおける現像装
置要部の断面構成図、図は同カートリッジの現像装置
要部の長手方向の断面構成図である。
【0006】図及び図に示すように、現像スリーブ
2はその内部に磁界発生手段たる磁石4を有し、現像剤
容器たるトナー容器3にスリーブ軸受け5を介して回転
可能に取り付けられている。従って、この現像スリーブ
2に供給されたトナーは磁力により現像スリーブ2の表
面に付着し、現像剤規制部材たる現像ブレード6により
層厚が一定に規制された後、像担持体たる感光ドラム1
上の潜像を現像すべく、トナーを転移させる。
【0007】そして、上記現像スリーブ2の両端部に
は、図及び図に示すように、弾性シール部材7が、
上記感光ドラム1と対向する側のトナー容器3に固定さ
れており、該弾性シール部材7の表面を上記現像スリー
ブ2の外周面に圧着させることによりトナーの流出を防
いでいる。
【0008】しかしながら、このような構成のものでは
現像スリーブ2の外周面に圧接した弾性シール部材7に
よる負荷が大きく、上記現像スリーブ2を回転させるる
ためには大きなトルクが必要であった。さらに、現像ス
リーブ2と弾性シール部材7との間にトナーが侵入した
場合に、該トルクが変動したり、より高くなって画像に
悪影響を及ぼすことがあった。また、上記弾性シール部
材7が、回転する上記現像スリーブ2との接触により摩
耗、変形等し、シール性が悪化する等の問題もあった。
【0009】そこで、これらの問題を解決すべく、現像
スリーブの両端部に一定の間隙をもって磁性体のシール
部材を配置し、これによりトナーの流出を防止する方法
が提案されている。
【0010】図に磁性体シール部材を用いた現像装置
要部の長手方向の断面構成図を示す。図において、磁
性体シール部材8は、現像スリーブ2の両端部にその外
周面と一定間隙gを隔て、感光ドラム1に対向する側の
トナー容器3に固定されている。上記現像スリーブ2は
磁石4を内包しており、上記磁性体シール部材8と上記
磁石4の磁極との間に集中磁界を形成し、上記間隙gに
トナーを介在させ、磁気ブラシを形成することで、トナ
ーが現像領域外に流出するのを防止している。
【0011】この技術的手段を用いることにより、現像
スリーブ2と磁性体シール部材8間を非接触でシールす
ることができ、現像スリーブ2の回転トルクを著しく小
さくすることができるので、駆動モータに小型で低価格
なものを用いることが可能となる。また、摩耗等がない
ので、上記磁性体シール部材8の使用は半永久的とな
り、リサイクルにも対応可能である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例では、磁性体シール部材8と現像スリーブ2との間
隙を一定に保つ必要があるため、磁性体シール部材8の
取り付けは位置精度を必要とし、その取り付けが困難と
なる場合があった。即ち、磁性体シール部材8の近傍に
は、現像スリーブ2、現像ブレード6及びブレードホル
ダー15等があり、これらとの位置関係を考慮しなけれ
ばならなかった。
【0013】そこで、本発明の目的は、磁性体シール部
材を簡単に取り付けることができ、かつ、現像スリーブ
との間隙を一定に保って確実にシールすることができる
プロセスカートリッジ及び現像装置を提供することにあ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本出願に係る第1の発明
によれば、上記目的は、像担持体を有するプロセスカー
トリッジあるいは現像装置であって、現像剤を収容する
現像剤容器と、内部に磁界発生手段を有し現像剤容器に
像担持体と対向するように回転自在に支持され現像剤を
担持搬送する円筒体状の現像剤担持体と、現像剤担持体
長手方向両端部現像剤担持体の周方向に沿って配置
されている磁性体シール部材とを備え、磁性体シール部
材と現像剤担持体内の磁界発生手段との間の磁界により
磁性体シール部材と現像剤担持体の間隙部に現像剤の磁
気ブラシを形成することによって現像剤のシールを行う
プロセスカートリッジあるいは現像装置において、上記
磁性体シール部材は、圧縮された弾性部材を介して上記
現像剤容器に取り付けられており、弾性部材の弾性によ
る上記磁性体シール部材の移動を規制するように上記磁
性体シール部材の現像剤担持体周方向の両端面が上記現
像剤容器に形成した突き当て部に、あるいは上記現像剤
容器に取り付けた部材に突き当たり、上記現像剤担持体
の周面と上記磁性体シール部材との間隙が所定距離に保
たれていることにより達成される。
【0015】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記目的は、上記第1の発明において、現像剤容器に取
り付けた部材は、現像剤担持体に当接するように配設さ
れた現像剤規制部材を支持する支持部材であることによ
り達成される。
【0016】また、本出願に係る第の発明によれば、
上記目的は、上記第の発明において、磁性体シール部
材は、予め磁化されており、現像剤規制部材を支持する
支持部材に接触していることにより達成される。
【0017】つまり、本出願に係る第1の発明において
は、プロセスカートリッジあるいは現像装置における磁
性体シール部材がその周方向の両端面にて、圧縮された
弾性部材を介して現像剤容器に取り付けられており、現
像剤容器に取り付けた部材あるいは突き当て部に突き当
たって位置決めされるので、磁性体シール部材は、部品
精度、例えば、弾性部材の厚さ精度、現像剤容器の弾性
部材の貼り付け部の形状精度、及び現像剤容器と弾性部
材、あるいは弾性部材と磁性体シール部材とを結合する
結合部材(例えば、両面テープ等)の厚さ精度を上げな
くとも現像剤担持体と磁性体シール部材間のギャップ精
度を上げることができ、低コストで現像剤のシール性能
を高めることができる。
【0018】また、本出願に係る第2の発明において
は、磁性体シール部材が、圧縮された弾性部材を介して
現像剤容器に取り付けられており、上記ギャップ精度を
上げることができる。
【0019】また、本出願に係る第の発明において
は、磁性体シール部材と現像剤規制部材の支持部材とが
接するので、磁性体シール部材と支持部材間で連続した
磁気シールが行われ、現像剤の漏れをより一層確実に防
ぐと共に、高精度な位置決めが行われ、現像剤規制部材
の動作が妨げられることがない。また、支持部材を磁化
することで、支持部材と現像剤容器との間のシール部材
を無くすことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を添付図
面に基づいて説明する。
【0021】(第1の実施形態) まず、本発明の第1の実施形態を図1ないし図3に基づ
いて説明する。図1は本発明の第1の実施形態における
画像形成装置に着脱自在なプロセスカートリッジの概略
構成を示す図である。
【0022】プロセスカートリッジとは、像担持体と、
少なくとも一つのプロセス手段を備えたものである。こ
こでプロセス手段としては、例えば像担持体の表面を帯
電させる帯電手段、像担持体にトナー像を形成する現像
手段、像担持体表面に残留したトナーを除去すための
クリーニング手段等があり、特に本発明では現像手段を
少なくとも有するプロセスカートリッジである。
【0023】本実施形態のプロセスカートリッジは、図
1に示すように、像担持体である電子写真感光ドラム1
の周囲に、帯電手段9、トナー(現像剤)を収納した現
像手段10、及びクリーニング手段11を配置し、枠体
12からなるハウジングで覆って一体的にカートリッジ
化し、画像形成装置本体に対して着脱自在に構成してい
る。
【0024】図2は本発明の第1の実施形態におけるプ
ロセスカートリッジにおける現像容器要部の断面構成
図、図3は図2のA−A’断面構成図である。これらの
図に示すように、本実施形態の現像手段10には、磁性
体シール部材8が、現像剤担持体たる現像スリーブ2の
両端部にその外周面と一定間隙gを隔て、圧縮された弾
性部材14を介して現像剤容器たるトナー容器3に取り
付けられている。上記磁性体シール部材8と上記現像ス
リーブ2に内包される磁界発生手段たる磁石4の磁極と
の間には、集中磁界が形成され、上記間隙gにトナーを
介在させ磁気ブラシを形成することで、トナーが現像領
域外に流出するのを防止している。
【0025】ここで、磁性体シール部材8は、圧縮され
た弾性部材14を介してトナー容器3に結合されている
ため、弾性部材14の弾性力によって現像スリーブ2方
向に押し出される。このとき磁性体シール部材8は、現
像剤規制部材たる現像ブレード6を支持する支持部材と
してのブレードホルダー15と、トナー容器3の突き当
て部3aと突き当たって位置決めされる。
【0026】従って、その位置精度は、弾性部材14の
厚さ精度、トナー容器3の弾性部材14の貼り付け部3
bの形状精度、及びトナー容器3と弾性部材14、さら
には弾性部材14の磁性体シール部材8とを結合する結
合部材16(例えば、両面テープ等)の厚さ精度に依ら
ない。特に、トナー容器3に直接、磁性体シール部材8
を結合するときには、磁性体シール部材8の結合面は円
弧形状となる場合が多く、その形状精度を高めることが
難しいために、本発明は効果的である。
【0027】また、本実施形態においては、突き当て部
3aとブレードホルダー15に磁性体シール部材8を突
き当てるように構成したが、ブレードホルダー15が取
り付けられた側にも突き当て部を設けて、磁性体シール
部材8を突き当てるようにしてもよい。さらに、突き当
て部3a側にブレードホルダー15に相当する部材を取
り付けて磁性体シール部材8を突き当てるようにしても
良い。
【0028】(第の実施形態) 次に、本発明の第の実施形態を図及び図に基づい
て説明する。なお、第1の実施形態との共通箇所には同
一符号を付す。
【0029】本実施形態においても、第1の実施形態と
同様に、現像手段10には、磁性体シール部材8が、現
像スリーブ2の両端部にその外周面と一定間隙gを隔
て、感光ドラム1に対向する側のトナー容器3に固定さ
れている。上記磁性体シール部材8と上記現像スリーブ
2に内包される磁石4の磁極との間には、集中磁界が形
成され、上記間隙gにトナーを介在させ磁気ブラシを形
成することで、トナーが現像領域外に流出するのを防止
している。
【0030】本実施形態では、図に示すように、磁性
体シール部材8と現像ブレード6を保持するブレードホ
ルダー15とが接する構成とする。このとき、ブレード
ホルダー15は鉄等の磁性体であって、磁性体シール部
材8と接する部分は磁化される。このため、磁気シール
効果が、磁性体シール部材8とブレードホルダー15間
で連続して、トナーの漏れに対して効果がある。
【0031】従って、このような構成は、上述した第1
の実施形態にも適用することができる。
【0032】また、より積極的に、ブレードホルダー1
5を磁化することで、磁性体シール部材8と現像スリー
ブ2間に働かせている磁気シール力と同等の磁気シール
力を、ブレードホルダー15とトナー容器3の間に与え
ることができる。このため、図8のブレードホルダー中
央部の断面図に示すように、例えばモルトプレン等の弾
性を利用した、ブレードホルダー15とトナー容器3と
の間のシール部材を無くすことができる。
【0033】なお、上述した各実施形態の説明は、プロ
セスカートリッジに本発明を適用する場合について説明
したが、感光ドラム等と一体化されていない、現像装置
単体にも適用することができる。
【0034】
【発明の効果】以上説明したように、本出願に係る第1
の発明によれば、プロセスカートリッジあるいは現像装
における磁性体シール部材がその周方向の両端面に
、圧縮された弾性部材を介して現像剤容器に取り付け
られており、現像剤容器に取り付けた部材あるいは突き
当て部に突き当たって位置決めされるので、磁性体シー
ル部材は、部品精度、例えば、弾性部材の厚さ精度、現
像剤容器の弾性部材の貼り付け部の形状精度、及び現像
剤容器と弾性部材、あるいは弾性部材と磁性体シール部
材とを結合する結合部材(例えば、両面テープ等)の厚
さ精度を上げなくても現像剤担持体と磁性体シール部材
間のギャップ精度を上げることができ、低コストで現像
剤のシール性能を高めることができる。
【0035】また、本出願に係る第2の発明によれば、
上記磁性体シール部材が、圧縮された弾性部材を介して
現像剤容器に取り付けられており、現像剤規制部材の支
持部材、あるいは現像剤容器の突き当て部、もしくはそ
の双方に突き当たって位置決めされるので、磁性体シー
ル部材は、弾性部材の厚さ精度、現像剤容器の弾性部材
の貼り付け部の形状精度、及び現像剤容器と弾性部材、
あるいは弾性部材と磁性体シール部材とを結合する結合
部材(例えば、両面テープ等)の厚さ精度に依らずに、
高精度に位置決めすることができる。
【0036】また、本出願に係る第の発明によれば、
磁性体シール部材と現像剤規制部材の支持部材とが接し
ていて、磁気シール効果が、磁性体シール部材と支持部
材間で連続して及ぶので、現像剤の漏れをより一層確実
に防ぐことができると共に、高精度な位置決めを行うこ
とができ、現像剤規制部材の動作が妨げられることがな
い。また、支持部材を磁化することで、支持部材と現像
剤容器との間のシール部材を無くすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1の実施形態におけるプロセス
カートリッジの断面構成図である。
【図2】本発明に係る第1の実施形態における現像装置
要部の断面構成図である。
【図3】本発明に係る第1の実施形態における現像装置
の長手方向の断面構成図である。
【図4】本発明に係る第の実施形態における現像装置
要部の断面構成図である。
【図5】本発明に係る第の実施形態における現像装置
要部のブレードホルダー周辺の断面構成図である。
【図6】従来のプロセスカートリッジの現像装置の断面
構成図である。
【図7】従来のプロセスカートリッジの現像装置要部の
長手方向断面構成図である。
【図8】磁性シール部材を用いた従来のプロセスカート
リッジの現像装置要部の長手方向の断面構成図である。
【符号の説明】 1 感光ドラム(像担持体) 2 現像スリーブ(現像剤担持体) 3 トナー容器(現像剤容器) 4 磁石(磁界発生手段) 6 現像ブレード(現像剤規制部材) 8 磁性体シール部材 14 弾性部材 15 ブレードホルダー(現像剤規制部材を支持する支
持部材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 沼上 敦 東京都大田区下丸子三丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平8−30094(JP,A) 特開 平5−297697(JP,A) 実開 平4−79370(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G03G 15/08 505 G03G 15/09 G03G 21/18

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 像担持体と、現像剤を収容する現像剤容
    器と、内部に磁界発生手段を有し現像剤容器に像担持体
    と対向するように回転自在に支持され現像剤を担持搬送
    する円筒体状の現像剤担持体と、現像剤担持体の長手方
    両端部現像剤担持体の周方向に沿って配置されてい
    磁性体シール部材とを備え、磁性体シール部材と現像
    剤担持体内の磁界発生手段との間の磁界により磁性体シ
    ール部材と現像剤担持体の間隙部に現像剤の磁気ブラシ
    を形成することによって現像剤のシールを行うプロセス
    カートリッジにおいて、 上記磁性体シール部材は、圧縮された弾性部材を介して
    上記現像剤容器に取り付けられており、弾性部材の弾性
    による上記磁性体シール部材の移動を規制するように上
    記磁性体シール部材の現像剤担持体周方向の両端面が
    記現像剤容器に形成した突き当て部に、あるいは上記現
    像剤容器に取り付けた部材に突き当たり、上記現像剤担
    持体の周面と上記磁性体シール部材との間隙が所定距離
    に保たれていることを特徴とするプロセスカートリッ
    ジ。
  2. 【請求項2】 現像剤容器に取り付けた部材は、現像剤
    担持体に当接するように配設された現像剤規制部材を支
    持する支持部材であることとする請求項1に記載のプロ
    セスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 磁性体シール部材は、予め磁化されてお
    り、現像剤規制部材を支持する支持部材に接触している
    こととする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 現像剤を収容する現像剤容器と、内部に
    磁界発生手段を有し現像剤容器に回転自在に支持され
    像剤を担持搬送する円筒体状の現像剤担持体と、現像剤
    担持体の長手方向両端部現像剤担持体の周方向に沿っ
    て配置されている磁性体シール部材とを備え、磁性体シ
    ール部材と現像剤担持体内の磁界発生手段との間の磁界
    により磁性体シール部材と現像剤担持体の間隙部に現像
    剤の磁気ブラシを形成することによって現像剤のシール
    を行う現像装置において、 上記磁性体シール部材は、圧縮された弾性部材を介して
    上記現像剤容器に取り付けられており、弾性部材の弾性
    による上記磁性体シール部材の移動を規制するように上
    記磁性体シール部材の現像剤担持体周方向の両端面が
    記現像剤容器に形成した突き当て部に、あるいは上記現
    像剤容器に取り付けた部材に突き当たり、上記現像剤担
    持体の周面と上記磁性体シール部材との間隙が所定距離
    に保たれていることを特徴とする現像装置。
  5. 【請求項5】 現像剤容器に取り付けた部材は、現像剤
    担持体に当接するように配設された現像剤規制部材を支
    持する支持部材であることとする請求項に記載の現像
    装置。
  6. 【請求項6】 磁性体シール部材は、予め磁化されてお
    り、現像剤規制部材を支持する支持部材に接触している
    こととする請求項に記載の現像装置。
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