JP2003012457A - 含浸化粧料 - Google Patents

含浸化粧料

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JP2003012457A
JP2003012457A JP2001205476A JP2001205476A JP2003012457A JP 2003012457 A JP2003012457 A JP 2003012457A JP 2001205476 A JP2001205476 A JP 2001205476A JP 2001205476 A JP2001205476 A JP 2001205476A JP 2003012457 A JP2003012457 A JP 2003012457A
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urethane
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Toshitaka Munakata
利孝 宗像
Yukari Sakazaki
ゆかり 坂崎
Junji Shiozawa
順二 塩沢
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Bridgestone Kaseihin Tokio KK
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Pola Chemical Industries Inc
Bridgestone Kaseihin Tokio KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 液状化粧料の持っているのびの良さ、或い
は、優れたしっとり感などを生かし、液状化粧料の携帯
性などの使用勝手を改良する手段を提供する。 【解決手段】 リキッドファンデーションのような、流
動性を有する化粧料組成物を、ウレタン或いは高吸収性
ウレタンなどの多孔性の支持体に含浸したものを構成要
件として有することを特徴とする、化粧料を提供する。
必要に応じ、含浸部分はメッシュなどに素材によって固
定しても良い。前記多孔性のし自体としては、ウレタン
が好ましく例示でき、かかるウレタンの特性値として
は、次のようなものが好適に例示できる。密度が0.0
1〜0.17g/cm3、好ましくは0.02〜0.0
6g/cm2でセル数が15〜200個/25mm、好
ましくは17〜65個/25mmで、伸びが100%以
上、好ましくは120%以上である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、化粧料に関し、更
に詳細には、流動性を有する化粧料組成物を、多孔性の
支持体に含浸した形態の構成要件を有する化粧料に関す
る。
【0002】
【従来の技術】化粧料においては、その肌など実際に使
用した後に現れる効果のほかに、その使用状況に関する
もののも重要なファクターになってくる。例えば、メー
クアップ化粧料のように、その演色効果が時間とともに
変化し、一定時間後にはその化粧状況を手直ししなけれ
ばならないような特性を有するものであれば、その携帯
性や再演色性等のような使用勝手も、購入の際には選択
の大きな因子になる。どんなに演色効果に優れるメーク
アップ化粧料であっても、使い勝手が悪ければ、積極的
には選択されないであろうことは容易に推測できる。そ
の一方で、化粧料の機能により、その剤形が決定されて
しまい、使用勝手を犠牲にせざるを得ない場合がある。
この様な例として、液状の、ファンデーションなどのメ
ークアップ化粧料の例が挙げられる。即ち、液状のファ
ンデーションが持っているのびの良さと優れたしっとり
感は、固形ファンデーションや粉体ファンデーションで
具現化は困難であり、この様なのびの良さや優れたしっ
とり感を重視すれば、携帯性などの使用性を犠牲にして
も液状のファンデーションを選択せざるを得なかった。
【0003】一方、流動性を有する化粧料組成物を、多
孔性の支持体に含浸したものを構成要件として有する化
粧料は全く知られていない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前述の様な剤形を重視
し、携帯性などを犠牲にした選択を行った場合におい
て、容器などの化粧料組成物以外の構成要件を工夫する
ことにより、携帯性などの使用勝手の犠牲を少なくしよ
うとするアプローチが存在するが、本発明はこの様な趣
旨で為されたものであり、液状化粧料の持っているのび
の良さ、或いは、優れたしっとり感などを生かし、液状
化粧料の携帯性などの使用勝手を改良する手段を提供す
ることを課題とする。
【0005】
【課題の解決手段】この様な状況に鑑みて、本発明者ら
は、液状化粧料の持っているのびの良さ、或いは、優れ
たしっとり感などを生かし、液状化粧料の携帯性などの
使用勝手を改良する手段を求めて鋭意研究努力を重ねた
結果、流動性を有する化粧料組成物を、多孔性の支持体
に含浸したものを構成要件として有することを特徴とす
る、化粧料にその様な特性を見出し、発明を完成させる
に至った。即ち、本発明は、以下に示す技術に関するも
のである。 (1)流動性を有する化粧料組成物を、多孔性の支持体
に含浸したものを構成要件として有することを特徴とす
る、化粧料。 (2)化粧料組成物が色剤及び/又は粉体を含有するも
のであることを特徴とする、(1)に記載の化粧料。 (3)メークアップ化粧料であることを特徴とする、
(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料。 (4)構成要件として、更に塗布具を有することを特徴
とする、(1)〜(3)何れか1項に記載の化粧料。 (5)塗布具がパフであることを特徴とする、(1)〜
(4)何れか1項に記載の化粧料。 (6)リチャージャブルの形態であることを特徴とす
る、(1)〜(5)何れか1項に記載の化粧料。 以下、本発明について、実施の形態を中心に更に詳細に
説明を加える。
【0006】
【発明の実施の形態】(1)本発明の化粧料の必須の構
成要件である流動性を有する化粧料組成物 本発明の化粧料の必須の構成要件は、流動性を有する化
粧料組成物を、多孔性の支持体に含浸したものを具備す
ることである。ここで、本発明に言う、流動性を有する
化粧料組成物としては、1気圧、25℃の条件におい
て、流動性を有することを意味し、粘度として好ましい
範囲を示すならば、1000〜50000mPasca
l/secであり、3000〜35000mPasca
l/secがより好ましい。これは粘度が高すぎると、
含浸作業が困難になったり、使用時の取れが阻害された
りする場合があり、低すぎると漏れの発生や粉体の分離
など、安定性が損なわれることがあるためである。本発
明の化粧料が、一定時間後にはその化粧状況を手直しし
なければならないような特性を有するものの為に有用な
ものであることから、メークアップ化粧料、取り分け、
ファンデーションに適用することが特に好ましい。従っ
て、本発明の化粧料組成物は、色剤及び/又は粉体を含
有することが好ましい。色剤としては赤色201号、赤
色206号、黄色4号、黄色6号、青色1号、青色40
4号などの有機色素、そのレーキ化物、カーミン、シコ
ニン、カロチン、アントシアニン等の天然色素類とその
レーキ化物、二酸化チタン、酸化亜鉛、酸化鉄、群青、
紺青などの無機色剤などが例示でき、粉体としては、タ
ルク、マイカ、セリサイト、ベントナイト、カオリン、
チタンマイカ、チタンセリサイト、珪酸マグネシウム、
珪酸カルシウム、シリカ、アルミナなどの鉱物類、前記
鉱物類同士或いは色剤との複合粉体、これらの表面処理
物などが例示できる、表面処理としては、ハイドロジェ
ンメチルポリシロキサン被覆、メチルポリシロキサン被
覆、メチルパーフルオロアルキルポリシロキサン被覆、
パーフルオロアルキジエタノールアミンホスフェート被
覆、リン酸塩被覆などが好ましく例示できる。処理は粉
体に対して1〜10重量%の被覆剤を被覆させればよ
い。被覆は、100〜300℃で加熱するなどの通常の
方法に従って行えばよい。本発明の化粧料組成物におい
て、かかる色剤及び/又は粉体は1種乃至は数種を含有
させることができる。これら色剤及び/又は粉体の好ま
しい含有量は、総量で化粧料組成物全量に対して、1〜
40重量%であり、更に好ましくは5〜20重量%であ
る。これは多すぎると安定性を損なう場合があり、少な
すぎるとメークアップ機能を損なう場合があるからであ
る。又、かかる化粧料組成物の剤形としては、液状であ
れば、溶液分散系、水中油乳化分散系、油中水乳化分散
系或いは多相乳化分散系であっても良い。特に好ましい
ものは、含浸量を多くできる油中水乳化分散系である。
本発明の化粧料の構成要素である、化粧料組成物におい
ては、上記の成分以外に、通常化粧料で使用される任意
の成分を含有することができる。この様な任意の成分と
しては、例えば、スクワラン、ワセリン、マイクロクリ
スタリンワックス等の炭化水素類、ホホバ油、カルナウ
バワックス,オレイン酸オクチルドデシル等のエステル
類、オリーブ油、牛脂、椰子油等のトリグリセライド
類、ステアリン酸、オレイン酸、リチノレイン酸等の脂
肪酸、オレイルアルコール、ステアリルアルコール、オ
クチルドデカノール等の高級アルコール、スルホコハク
酸エステルやポリオキシエチレンアルキル硫酸ナトリウ
ム等のアニオン界面活性剤類、アルキルベタイン塩等の
両性界面活性剤類、ジアルキルアンモニウム塩等のカチ
オン界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル、脂肪酸
モノグリセライド、シュガーエステル、これらのポリオ
キシエチレン付加物、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル等の非イオン
界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、
1,3−ブタンジオール等の多価アルコール類、増粘・
ゲル化剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、防腐剤、粉体、
ビタミン、美白剤などの有効成分等を好ましく例示でき
る。これらの成分を常法に従って処理することにより、
本発明の化粧料を構成する化粧料組成物を製造すること
ができる。
【0007】(2)本発明の化粧料の必須の構成要件で
ある多孔性の支持体 本発明の化粧料は上記化粧料組成物を、多孔性の支持体
に含浸したものを必須の構成要件として具備することを
特徴とする。本発明の化粧料に用いることのできる支持
体としては、例えば、発泡性のウレタン樹脂、海綿、積
層した不織布、高分子繊維塊或いは天然繊維塊などが例
示できる。これらのものの内特に好ましいものは、発泡
性のウレタン樹脂である。発泡性ウレタン樹脂でも、高
吸収性のウレタン樹脂が特に好ましく、かかるウレタン
樹脂の内この様な目的で使用するのに好適なものの特性
値としては、次のようなものが好適に例示できる。密度
が0.01〜0.17g/cm3、好ましくは0.02
〜0.06g/cm2でセル数が15〜200個/25
mm、好ましくは17〜65個/25mmで、伸びが1
00%以上、好ましくは120%以上の条件である。か
かる支持体は唯一種のみで構成することもできるし、二
種以上を組み合わせて、薄片を積層した形に加工した
り、小ブロックをまとめて塊に加工したりして使用する
こともできる。又、かかる支持体の外側は、布、網或い
は不織布などで覆うこともできる。最も好ましい形態
は、ウレタン樹脂の支持体を布メッシュで包んだ形態で
ある。これに前記化粧料組成物を含浸させたものを構成
要件とすることである。
【0008】(3)本発明の化粧料 本発明の化粧料は上記の化粧料組成物と支持体を構成要
件として具備することを特徴とする。本発明の化粧料は
かかる構成要件以外に、通常化粧料が具備する構成要件
を具備することができる。この様なものとしては、化粧
料組成物を含浸した支持体を保持、密閉する容器、パフ
やチップなどの塗布具、鏡或いは補充すべき化粧料組成
物を保存する容器と、補充用の化粧料組成物などが好ま
しく例示できる。このうち使用勝手から、パフを具備す
ることが特に好ましい。これは、持ち運んだ先で使用し
た場合に手指を汚さなくてすむからである。又、本発明
の化粧料としては、化粧料組成物とおなじ理由からメー
クアップ化粧料に適用することが好ましく、中でもファ
ンデーションに適用することが好ましい。
【0009】
【実施例】以下に、実施例を挙げて、本発明について更
に詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみ
限定を受けないことは言うまでもない。
【0010】
【実施例】以下に、実施例を挙げて本発明について更に
詳細に説明を加えるが、本発明がかかる実施例にのみに
限定されないことは言うまでもない。
【0011】<実施例1>下記に示す処方に従って、化
粧料組成物を作成した。即ち、イ、ロの成分を75℃に
加熱し、イにハの成分を分散させ、これに攪拌下、徐々
にロの成分を加えて乳化し、攪拌冷却し化粧料組成物1
を得た。このものを、プラスチック容器に中皿を置き、
この中皿に支持体である密度0.035g/cm3、セ
ル数24個/25mm、伸び126%の高吸収性ウレタ
ン(大きさ30mφ)を装着させ、200メッシュのナ
イロンメッシュを装着して高吸収性ウレタンを固定した
ものに含浸させて、本発明の化粧料1とした。このもの
と化粧料組成物を直に使用した場合(比較例1)の使用
感を、伸びの良さ、しっとり感、化粧仕上がりの3つの
項目について、専門家が判定した。この時、使用条件と
して、パフにより延展した場合と手で延展した場合の両
方について検討した。結果を表1に示す。この結果よ
り、使用形態にかかわらず伸びの良さと優れたしっとり
感を具現化していること、及び、化粧仕上がりについて
は含浸させた後に使用した場合の方が好ましいことがわ
かる。又、パフを用いた方が使用性は良好なので、本発
明の化粧料にはパフの添付が好ましいことがわかる。
尚、評価は、スコア5:非常によい、スコア4:良い、
スコア3:やや良い、スコア2:普通、スコア1:やや
悪い及びスコア0:悪いの6段階で行った。 (イ) ショ糖脂肪酸エステル 0.1重量部 ソルビタンセスキオレート 0.5重量部 ジメチコン 3 重量部 シクロメチコン 25 重量部 スクワラン 2 重量部 有機変性ベントナイト 0.1重量部 (ロ) コア・シェル型アクリル樹脂エマルジョン 3 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 水 30.3重量部 (ハ) 二酸化チタン 8 重量部 酸化鉄 4 重量部 タルク 4 重量部 金属石けん被覆微粒子酸化チタン 5 重量部 酸化亜鉛 10 重量部 ・化粧料組成物1の粘度(20℃):21500mPascal/sec
【0012】
【表1】
【0013】<実施例2>前記実施例1の化粧料1と比
較例1について、パネラー20名を用いて、比較テスト
を行った。評価は半顔づつの使用を最低7回行うこと
で、どちらかが良いかの視点で、アンケートにより行っ
た。尚、化粧料1には化粧料組成物1をガラス瓶に詰め
て補充用組成物(内容量20ml)として付けた。結果
を出現例数として表2に示す。これより本願発明の化粧
料1は明らかに比較例1よりも使用性で優れていること
がわかる。尚、アンケートの自由意見欄には、「化粧料
1は携帯性に優れるので好きである。」という意見が8
例あり、化粧料1の携帯性の良さが証明された。又、
「外での化粧直しに必要な量は極めて少ないので、この
様なリチャージャブル方式は極めて好ましい。」との意
味の意見が6例あり、リチャーブル方式が好ましいこと
も裏付けられた。
【0014】<実施例3>化粧料1の発泡性のウレタン
を密度0.0212g/cm3、セル数17個/25m
m、伸び105%のものに変えて、化粧料2とし、実施
例1と同様に評価したところ、パフ使用条件で伸び3.
5、しっとり感3.5及び化粧仕上がりが3.5であ
り、この物性値の支持体が許容限度に近いものであるこ
とが、わかった。
【0015】<実施例4>化粧料1の発泡性のウレタン
を密度0.055g/cm3、セル数65個/25m
m、伸び131%のものに変えて、化粧料3とし、実施
例1と同様に評価したところ、パフ使用条件で伸び4、
しっとり感4及び化粧仕上がりが4であり、実施例1の
化粧料1と同様に使用可能であることがわかった。
【0016】<実施例5>以下に示す、処方に従って水
分散型のファンデーションである化粧料組成物2を、イ
にハを分散させ、ロを加えて中和し、作成した。このも
のを化粧料1と同様に密度0.035g/cm3、セル
数24個/25mm、伸び126%の高吸収性ウレタン
(大きさ30mφ)に含浸させ、200メッシュのナイ
ロンメッシュで抑え、化粧料4を作成した。このものの
評価はパフ使用条件で伸び4、しっとり感4及び化粧仕
上がりが3.5であり、実施例1の化粧料1と同様に使
用可能であることがわかった。 (イ) グリセリン 2 重量部 ポリエチレングリコール1500 3 重量部 1,3−ブタンジオール 5 重量部 ポリエチレングリコール6000 2 重量部 POE(20)ソルビタンセスキオレート 0.2重量部 メチルパラベン 0.2重量部 カルボキシビニルポリマー 0.1重量部 アクリル酸/メタクリル酸アルキル共重合体 0.1重量部 ベントナイト 0.2重量部 水 50 重量部 (ロ) 水 33.7重量部 苛性カリ 0.5重量部 (ハ) 鉄焼き付け二酸化チタン 1 重量部 親水化二酸化チタン 2 重量部 化粧料組成物2の粘度:10000mPascal/sec
【0017】<実施例6>実施例1と同様に化粧料組成
物3(油中水エマルション)を作成し、密度0.035
g/cm3、セル数24個/25mm、伸び126%の
高吸収性ウレタン(大きさ30mφ)、に含浸させ、2
00メッシュのナイロンメッシュで抑え、化粧料5を作
成した。このものの評価はパフ使用条件で伸び4、しっ
とり感4及び化粧仕上がりが3.5であり、実施例1の
化粧料1と同様に使用可能であることがわかった。 (イ) ホホバ油 2 重量部 スクワラン 1 重量部 シクロメチコン 25 重量部 ポリオキシプロピレンステアリル 0.5重量部 ショ糖脂肪酸エステル 1 重量部 有機変性ベントナイト 1 重量部 (ロ) グリセリン 2 重量部 1,3−ブタンジオール 8 重量部 マルメロエキス 1 重量部 水 45.5重量部 (ハ) 二酸化チタン 5 重量部 酸化鉄 2 重量部 タルク 2 重量部 メチルシロキサン網状重合体 3 重量部 金属石けん処理微粒子二酸化チタン 1 重量部 化粧料組成物3の粘度:5000mPascal/sec
【0018】<実施例7>実施例1と同様に化粧料組成
物4(油中水エマルション)を作成し、密度0.035
g/cm3、セル数24個/25mm、伸び126%の
高吸収性ウレタン(大きさ30mφ)に含浸させ、20
0メッシュのナイロンメッシュで抑え、化粧料6を作成
した。このものの評価はパフ使用条件で伸び4、しっと
り感4及び化粧仕上がりが3.5であり、実施例1の化
粧料1と同様に使用可能であることがわかった。 (イ) グリセリルトリイソオクタネート 4 重量部 セチルイソオクタネート 2.5重量部 ショ糖脂肪酸エステル 2 重量部 シクロメチコン 6 重量部 POE(45)ステアレート 0.2重量部 POE(20)ソルビタンセスキオレート 2 重量部 ステアリン酸モノグリセリド 3 重量部 ソルビタンセスキオレート 0.5重量部 ステアリン酸 0.3重量部 (ロ) 1,3−ブタンジオール 8 重量部 マルチトール 2 重量部 トリエタノールアミン 0.5重量部 水 38 重量部 (ハ) 二酸化チタン 8 重量部 酸化鉄 4 重量部 タルク 4 重量部 金属石けん被覆微粒子酸化チタン 5 重量部
【0019】
【発明の効果】本発明によれば、液状化粧料の持ってい
るのびの良さ、或いは、優れたしっとり感などを生か
し、液状化粧料の携帯性などの使用勝手を改良する手段
を提供することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 坂崎 ゆかり 神奈川県横浜市神奈川区高島台27番地1 ポーラ化成工業株式会社横浜研究所内 (72)発明者 塩沢 順二 静岡県静岡市弥生町6番48号 ポーラ化成 工業株式会社内 Fターム(参考) 4C083 AA112 AA122 AB212 AB232 AB242 AB432 AB442 AC022 AC122 AC132 AC242 AC402 AC422 AC442 AC482 AC542 AD042 AD092 AD152 AD172 AD192 BB21 BB60 CC01 CC11 DD23 DD50 EE06 EE07

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流動性を有する化粧料組成物を、多孔性
    の支持体に含浸したものを構成要件として有することを
    特徴とする、化粧料。
  2. 【請求項2】 化粧料組成物が色剤及び/又は粉体を含
    有するものであることを特徴とする、請求項1に記載の
    化粧料。
  3. 【請求項3】 メークアップ化粧料であることを特徴と
    する、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧料。
  4. 【請求項4】 構成要件として、更に塗布具を有するこ
    とを特徴とする、請求項1〜3何れか1項に記載の化粧
    料。
  5. 【請求項5】 塗布具がパフであることを特徴とする、
    請求項1〜4何れか1項に記載の化粧料。
  6. 【請求項6】 リチャージャブルの形態であることを特
    徴とする、請求項1〜5何れか1項に記載の化粧料。
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