JP2003010396A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2003010396A
JP2003010396A JP2001197220A JP2001197220A JP2003010396A JP 2003010396 A JP2003010396 A JP 2003010396A JP 2001197220 A JP2001197220 A JP 2001197220A JP 2001197220 A JP2001197220 A JP 2001197220A JP 2003010396 A JP2003010396 A JP 2003010396A
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Hiroshi Hayamizu
浩 速水
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Heiwa Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 当りのフラグが成立し、かつ遊技進行の予告
演出が実行されている間において、停止図柄を強制的に
当り図柄とならないようにすることで、前記当りのフラ
グが成立しているか否かを遊技者に判断されることを防
ぎ、前記予告演出の機能を十分に活用することのできる
遊技機を提供することを目的とする。 【解決手段】 予告演出手段による予告演出中に抽選結
果が当たりとなった場合に、所定の図柄配列となるタイ
ミングで停止操作が行われても、停止図柄変更停止制御
手段が前記所定の図柄とは異なる図柄配列に変更して停
止させ、当たり繰越制御手段が前記当たりの状態を次回
以降の遊技に繰り越すようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊技の始動を指示
する始動レバーの操作に基づいて抽選が実行され、当該
抽選の結果を複数列の図柄変動パターンにより報知する
ための図柄変動手段を備え、前記抽選の結果が当たり、
かつ前記図柄変動手段による図柄変動パターンの停止図
柄の停止操作により予め設定された所定の図柄配列とな
った場合に、遊技者に有利な遊技状態となり得る遊技機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、回胴式の遊技機(以下、
パチスロ機という。)では、所定枚数(例えば、3枚)
のコイン(メダルともいう。)を投入して始動レバーを
操作することにより、図柄変動表示部の表示窓内部に設
置された3つのドラムが回転し、各ドラムの周面に均等
に複数配置された図柄が変動表示されるようになってい
る。この図柄変動時において、遊技者が各ドラムに対応
する停止ボタンを操作することにより、各ドラムの回転
が停止され図柄が特定表示されるようになっている。ま
た、ドラム周面に配置された複数の図柄の各々は、予
め、大当たりや小当たり等の役を示す意味付けがなされ
ており、各ドラムの図柄が表示窓において上中下の3行
及び2つの対角線上の何れかに同一に揃うことで、揃っ
た図柄に対応した大役、小役等の役が成立するようにな
っている。これにより、遊技者は、当たり図柄を揃える
ために、所謂目押し(移動する図柄列(図柄)に着目し
ながらタイミングを図って停止ボタンを操作する技術)
をして停止ボタンを操作し、遊技を進めることになる
(通常時ゲーム)。
【0003】また、通常、パチスロ機では、遊技者が始
動レバーを操作した時点で当たり抽選が行なわれ、この
抽選により予め定められた確率で当たり/はずれが決ま
るようになっている。この抽選結果が当たりとなると、
遊技制御部では当たり状態としてフラグを成立させる。
このフラグ成立の状態では、上記のように、目押しによ
って当たり図柄を揃え易い状態となっており、例えば、
目押しした位置から数コマ(例えば4コマ)の範囲で図
柄をスリップさせ(図柄変動用のパルスモータのブレー
キ制御による)、スリップ可能な範囲に当たり図柄があ
れば、これを所定位置に停止させるようにしている。従
って、遊技者は、フラグ成立の状態を認識することによ
り、当たり図柄を容易に揃えることができる。
【0004】所定の当たり図柄が揃うと、遊技者に有利
な状態となる。この状態では、通常、遊技者に有利な状
態として、所定の図柄が揃うことにより所定枚数のメダ
ルを連続的に払い出すボーナスゲームが実行される。こ
のボーナスゲームは、主に、通常時ゲームより多くのメ
ダルの払い出しがなされるレギュラーボーナスゲーム
(以下、Regボーナスという。)と、このレギュラー
ボーナスゲームよりさらに多くのメダルの払い出しがな
されるビッグボーナスゲーム(以下、Bigボーナスと
いう。)とで構成されている。
【0005】上述のパチスロ機では、上述したBigボ
ーナス等が発生する可能性があるといった遊技進行の予
告演出を行う予告演出機能を有しているものがある。
【0006】このような予告演出機能に関連する技術と
して、特開平12−279574号公報に記載の技術
(以下、先行技術1という。)では、上述のフラグ成立
に応じた演出をパチスロ機に設けられたバックランプで
行ない、遊技者に遊技進行の予告演出を行っている。
【0007】また、特開平12−135303号公報に
記載の技術(以下、先行技術2という。)では、予め構
成されている入賞種別に応じて、異なる入賞演出画像を
パチスロ機に設けられた表示器で行い、遊技者に遊技進
行の予告演出を行っている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような予告演出が実行されている間の目押しにあって
は、遊技における当たり/はずれの抽選の結果、遊技制
御部内で当りが抽選された場合にのみ、所定の操作タイ
ミングで当たり図柄を停止表示させることができる。こ
のため、前記抽選の結果、はずれが抽選された場合で
は、上述の目押しを行なって当たり図柄を揃えようとし
ても、当たりを構成する図柄配列とならない。これによ
り、先行技術1及び先行技術2では、前記予告演出が実
行されている間に、当り図柄を揃えようとしても揃えら
れない場合には、フラグが成立していないことが遊技者
に分かってしまう。このため、前記予告演出が終了する
までの間は当り図柄を揃えることが不可能となり、前記
抽選の結果がはずれである場合には、前記予告演出が終
了するまでの間が遊技者にとって意味のないものとなっ
てしまい、前記遊技者は前記予告演出が終了するまで待
つことになる。
【0009】また、前記予告演出が実行されている間
に、当該予告演出をキャンセルするキャンセル機能を備
えた遊技機も存在するが、当り図柄を揃えることができ
なかった時点で、フラグが成立していないことが遊技者
に分かってしまう。このため、遊技者は前記キャンセル
機能を用いて前記予告演出の途中で当該予告演出を終了
させる場合があった。前記予告演出の途中で当該予告演
出が終了してしまうと、前記予告演出そのものが遊技者
にとって意味のないもの、すなわち前記予告演出の機能
を果たさないものとなってしまう。
【0010】本発明は、上記の問題点を解決すべくなさ
れたもので、当りのフラグが成立し、かつ遊技進行の予
告演出が実行されている間において、停止図柄を強制的
に当り図柄とならないようにすることで、前記当りのフ
ラグが成立しているか否かを遊技者に判断されることを
防ぎ、前記予告演出の機能を十分に活用することのでき
る遊技機を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、遊技の始動を指示する始動レバーの操作に基づいて
抽選が実行され、当該抽選の結果を複数列の図柄変動パ
ターンにより報知するための図柄変動手段を備え、前記
抽選の結果が当たり、かつ前記図柄変動手段による図柄
変動パターンの停止図柄の停止操作により予め設定され
た所定の図柄配列となった場合に、遊技者に有利な遊技
状態となり得る遊技機であって、前記図柄変動手段によ
る図柄変動中に報知され、前記抽選の結果、遊技状態が
前記遊技者に有利な状態となる確率に基づいて設定され
た期待度を予告演出する予告演出手段と、前記予告演出
手段による予告演出中に前記当たりとなった場合に、所
定の図柄配列となるタイミングで停止操作が行われて
も、前記所定の図柄とは異なる図柄配列に変更して停止
させる停止図柄変更停止制御手段と、前記当たりの状態
を次回以降の遊技に繰り越す当たり繰越制御手段と、を
有することを特徴としている。
【0012】請求項1に記載の発明によれば、遊技者が
始動レバーを操作し、遊技機(パチスロ機)が始動する
と、複数列の図柄が変動開始する。ここで、前記始動レ
バーの操作に基づいて抽選が実行される。前記抽選の結
果は、図柄変動手段を用いて複数列の図柄変動パターン
により報知される。前記抽選の結果が当たり、かつ前記
図柄変動手段による図柄変動パターンの停止図柄の停止
操作により、予め設定された所定の図柄配列となった場
合に、遊技者に有利な遊技状態(いわゆるビッグボーナ
ス等のボーナスゲーム)に移行する。
【0013】ここで、予告演出手段が前記図柄変動手段
による図柄変動中に、前記抽選の結果、ボーナスゲーム
となる確率に基づいて設定された期待度を予告演出し、
遊技者に報知する。一般に、前記抽選の結果が当りであ
る場合、前記予告演出が実行されている間に、停止する
各列の図柄が前記図柄配列となるタイミングでいわゆる
目押しをすると、前記ボーナスゲームの発生する図柄配
列となり、ボーナスゲームが発生する。しかしながら、
前記抽選の結果がいわゆるはずれである場合には、上述
のように目押しをしても停止する各列の図柄が前記ボー
ナスゲームの発生する図柄配列とはならず、ボーナスゲ
ームは発生しない。このため、前記停止する各列の図柄
によって、前記抽選の結果が当りであるか否かが遊技者
に判断されてしまう。
【0014】そこで、本願発明は、前記予告演出が実行
されている間では、前記抽選の結果に関わらず前記停止
する各列の図柄が前記ボーナスゲームの発生する図柄配
列とならないようにする。これを実現するために、前記
予告演出手段による予告演出中に前記当たりとなった場
合に、所定の図柄配列となるタイミングで停止操作が行
われても、停止図柄変更停止制御手段が前記所定の図柄
とは異なる図柄配列に変更して停止させ、当たり繰越制
御手段が前記当たりの状態を次回以降の遊技に繰り越す
ようにしている。これにより、前記予告演出が実行され
ている間に、停止する各列の図柄を遊技者が認識しても
前記抽選の結果が当りであるか否かの区別ができなくな
るため、前記抽選の結果が当りであるか否かを前記遊技
者に判断されることを防ぐことができる。また、前記抽
選の結果が当たりであっても、前記停止する各列の図柄
が前記ボーナスゲームの発生する図柄配列とならないこ
とから、遊技者は前記ボーナスゲームが発生しないと思
っているため、前記予告演出が終了した後に、前記停止
する図柄によってボーナスゲームが発生した場合には、
遊技進行に対する意外性が遊技者に付与される。さら
に、前記抽選の結果がはずれであると遊技者が判断して
いる場合でも、実際には前記抽選の結果が当たりである
場合があるため、遊技者は前記予告演出を最後まで認識
しなければならなくなり、前記予告演出が終了した後の
図柄の停止時まで、前記ボーナスゲームが発生する期待
感を持ち続けることができる。
【0015】請求項2に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記予告演出手段による予告演出
中に操作されることで、当該予告演出をキャンセルする
キャンセル操作手段と、前記予告演出中に前記当たりと
なった場合に、前記キャンセル操作手段の機能を停止す
るキャンセル機能停止制御手段と、をさらに有すること
を特徴としている。
【0016】請求項2に記載の発明によれば、キャンセ
ル操作手段が前記予告演出手段による予告演出中に操作
されることで当該予告演出をキャンセルし、キャンセル
機能停止制御手段が、前記予告演出中に前記当たりとな
った場合に、前記キャンセル操作手段の機能を停止す
る。これにより、前記予告演出中であって前記当たりと
なった後に、前記予告演出を中止することができなくな
り、遊技者に前記予告演出を最後まで認識させることが
できる。
【0017】請求項3に記載の発明は、前記請求項1に
記載の発明において、前記予告演出手段による予告演出
中に操作されることで、当該予告演出をキャンセルする
キャンセル操作手段と、前記抽選結果が当たりの場合
に、前記予告演出手段による予告演出中に前記キャンセ
ル操作手段が操作された時点で、抽選結果の当たりの記
憶を消去する当たり記憶消去手段と、をさらに有するこ
とを特徴としている。
【0018】請求項3に記載の発明によれば、キャンセ
ル操作手段が前記予告演出手段による予告演出中に操作
されることで当該予告演出をキャンセルし、当たり記憶
消去手段が、前記抽選結果が当たりの場合であって前記
予告演出手段による予告演出中に前記キャンセル操作手
段が操作された時点で、抽選結果の当たりの記憶を消去
する。前記予告演出中に前記予告演出のキャンセル(中
止)を行うと、前記抽選の結果が当たりであった場合で
も、前記抽選結果の当たりの記憶が消去されてしまうた
め、遊技者は、前記記憶が消去されることを避けるため
に、前記予告演出を最後まで認識しなければならなくな
る。
【0019】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)以下、図面
を参照して本発明の第1の実施の形態を詳細に説明す
る。
【0020】図1には、第1の実施の形態に係る遊技機
としてのパチスロ機100が示されている。
【0021】パチスロ機100は、その本体102の正
面が操作面となっており、上から装飾部104、表示部
106、操作部108、払出部110とに分類すること
ができる。
【0022】装飾部104は、その点消灯状態によって
遊技の演出効果をもたらしたり、遊技者に各種情報、例
えば複数種の遊技進行の予告の演出(以下、予告演出と
いう。)を行う電飾ランプ112及びスピーカ113が
設けられている。
【0023】表示部106は、その中央に表示窓114
が設けられている。この表示部114の内部には、図柄
変動部116(図3参照)が設けられ、3個のドラム1
4が回転するようになっている。表示部106の表示窓
114の上部は、指標部(図示せず)となっており、表
示窓114に揃う図柄の状態(列数等)を案内表示して
いる。また、表示窓114の左下部には、液晶ディスプ
レイ150が設けられている。
【0024】操作部108は、コイン投入部120、始
動レバー20、停止ボタン18、及びクレジット機能
(機内に複数枚のコイン(メダルともいう。)を貯めて
おき、ゲームの度に行なうコイン投入作業を省くための
機能)のキャンセルスイッチ124、が設けられてい
る。なお、キャンセルスイッチ124が操作されていな
い状態ではクレジット機能が有効となっており、コイン
投入部120から投入されるコインを所定数(例えば、
50枚)ストックしておくことができ、かつコインの付
与時には、付与されるコイン枚数分がクレジット加算さ
れるようになっている。また、クレジットされているコ
イン枚数は、上記表示窓114の右下部に設けられた枚
数表示部119に表示される。一方、キャンセルスイッ
チ124が操作されると、クレジットされている全ての
コインがコイン排出口126から受け皿128へ払い出
されるようになっている。また、停止ボタン18の右側
には、音声出力端子140が設けられている。
【0025】払出部110は、コイン排出口126と、
このコイン排出口126から排出されるコインを受け取
る受け皿128とで構成されている。
【0026】図2及び図3に示される如く、図柄変動部
116は、3個のドラム14(以下、必要に応じて第1
のドラム14A、第2のドラム14B、第3のドラム1
4Cという。)で構成されており、それぞれのドラム1
4の周面には、複数の図柄が均等に配置された帯体16
が巻かれて閉ループとなっている。ここで、ドラム14
が回転することで、閉ループの帯体16に設けられた図
柄が順次前記表示窓114から見えるようになり、表示
窓114の横並びの中央の行に停止した図柄が基本停止
図柄となる。なお、この基本停止図柄は、1枚のコイン
を投資した場合であり、最大1回のゲームで3枚のコイ
ンを投資でき、この場合は、上行と下行に停止している
図柄、並びに2本の対角線上に停止している図柄が順次
コインの投資数に応じて組み合わせ停止図柄として採用
されるようになっている。
【0027】図柄変動部116下部には、各ドラム14
に対応して前記停止ボタン18(以下、必要に応じて第
1の停止ボタン18A、第2の停止ボタン18B、第3
の停止ボタン18Cという。)が設けられており、予告
演出中であって抽選の結果が当たりの場合(後述)を除
き、それぞれ、第1のドラム14A、第2のドラム14
B、第3のドラム14Cの回転を遊技者の意思で停止さ
せることができる。
【0028】また、この停止ボタン18の左側に設けら
れた始動レバー20を操作(傾倒)することで、各ドラ
ム14が回転を開始するようになっている。
【0029】また、この始動レバー20による操作タイ
ミングは、当たり抽選のタイミングとなっており、始動
レバー20の操作によって、内部の主コントローラ22
(図4参照)では当たり/はずれが決定するようになっ
ている。
【0030】ここで、前記当たり抽選の結果が当たりの
場合、フラグ成立となり、その後に当たり図柄が揃う
と、遊技者に有利な状態となる。なお、当たりには大当
たり(ビッグボーナス)と通常当たり(レギュラーボー
ナス)とがあり、それぞれ遊技者に有利な状態の度合い
が異なる。当然ビッグボーナスの方がレギュラーボーナ
スよりも有利である。
【0031】また、表示窓114の左下部に設けられた
液晶ディスプレイ150は、アニメーション等の動画像
や静止画像をモニタ表示するようになっており、遊技者
に対して視覚的に各種情報を報知することができる。
【0032】また、音声出力端子140は、図示しない
ヘッドホン或いはイヤホン等を接続することによって音
声信号が出力されるようになっており、これによって各
種情報を音声により遊技者に報知することができる。
【0033】図4に示される如く、主コントローラ22
は、このパチスロ機100全体の制御を実行するための
ものであり、コインが投入(投資)されたか否かを判断
するコインセンサ24、始動レバー20の操作がなされ
たか否かを判断する始動レバーセンサ26、第1の停止
ボタン18A、第2の停止ボタン18B、第3の停止ボ
タン18Cが接続されている。
【0034】また、主コントローラ22には、払出制御
部28、第1のドラム回転制御部30、第2のドラム回
転制御部32、第3のドラム回転制御部34が接続さ
れ、それぞれドライバ36、38、40を介して第1の
ドラム14A、第2のドラム14B、第3のドラム14
Cを回転するモータ42、44、46が接続されてい
る。
【0035】また、前記ドラム14が回転停止したこと
を検知する、ドラム停止センサ48が前記主コントロー
ラ22に接続されている。
【0036】また、前記主コントローラ22は、メモリ
22Aを含んで構成されている。このメモリ22Aに
は、このパチスロ機100全体の制御を行なうための各
種データや処理プログラムが、主コントローラ22から
常時読み出し可能なように記憶保持されている。さら
に、前記メモリ22Aは、抽選の結果を示す後述するフ
ラグの値を記憶する。
【0037】また、前記主コントローラ22には、前記
液晶ディスプレイ150に表示される図柄を選択し制御
するための図柄表示制御基板300を介して、前記液晶
ディスプレイ150が接続されている。さらに、前記主
コントローラ22には、前記電飾ランプ112の点灯・
消灯を制御するためのランプ制御基板302を介して、
前記電飾ランプ112が接続されている。また、前記主
コントローラ22には、前記スピーカ113からの効果
音等の出力を制御する音声制御基板304を介して前記
スピーカ113が接続されている。
【0038】図5には、前記予告演出時及び前記予告演
出後の各ドラム14を制御するための機能ブロック図が
示されている。
【0039】前記主コントローラ22には、前記始動レ
バー20からの検知信号に基づいて乱数値を獲得し、前
記乱数値によってビッグボーナス及びレギュラーボーナ
ス(以下、これらをまとめてボーナスゲームという。)
の抽選の判定を行う抽選判定部306が設けられてい
る。
【0040】前記抽選判定部306にでは、前記抽選の
結果が当たりの場合には前記抽選の結果を示すフラグの
値をFLAG=1にし、はずれの場合には前記フラグの
値をFLAG=0にするようにしている。
【0041】前記抽選判定部306には、前記図柄表示
制御基板300と、前記ランプ制御基板302と、前記
音声制御基板304と、のそれぞれが接続されている。
前記図柄表示制御基板300と、前記ランプ制御基板3
02と、前記音声制御基板304とのそれぞれは、前記
抽選判定部306から遊技者に有利な遊技状態となる確
率に基づいて出力される出力信号に基づいて、順に前記
液晶ディスプレイ150、前記電飾ランプ112、前記
スピーカ113を制御し、遊技者に前記予告演出を行
う。これにより、遊技者に前記確率に基づいて設定され
た期待度を予告演出することができる。
【0042】また、前記主コントローラ22には、各停
止ボタン18が押圧されたタイミングを基に、前記予告
演出が実行開始された後の各ドラム14の回転停止位置
を制御するための予告演出後表示制御部308が設けら
れている。
【0043】前記予告演出後表示制御部308には、前
記第1のドラム回転制御部30と、前記第2のドラム回
転制御部32と、前記第3のドラム回転制御部34と、
のそれぞれが接続されている。前記第1のドラム回転制
御部30と、前記第2のドラム回転制御部32と、前記
第3のドラム回転制御部34と、のそれぞれは、前記予
告演出後表示制御部308から出力される信号に基づい
て、順に前記第1のドラム14Aによる停止図柄と、前
記第2のドラム14Bによる停止図柄と、前記第3のド
ラム14Cの停止図柄と、がボーナスゲームの発生する
図柄配列にならないように、予告演出中の各ドラム14
の回転停止を制御する。
【0044】また、予告演出中に抽選の結果が当たり
(フラグの値が1)となった場合には、当該予告演出が
終了するまで、前記主コントローラ22が前記フラグの
値をメモリ22Aに記憶する。これにより、予告演出中
に発生した当たりの状態を次回以降の遊技に繰り越すこ
とができる。
【0045】次に、第1の実施の形態の作用を説明す
る。
【0046】図6には、遊技進行の予告演出が行われる
際のパチスロ機100の制御フローチャートが示されて
いる。
【0047】まず、ステップ200では、遊技が有効か
否か、すなわちコインが投入済か否かが判断され、前記
判断が肯定されると、ステップ202へ移行して、始動
レバーセンサ26がオンされたか否かが判断される。
【0048】このステップ202では、前記判断が肯定
された場合にのみ、遊技者が始動レバー20を操作した
と判断され、ステップ204へ移行する。
【0049】ステップ204では、ボーナスゲームが発
生する状態(FLAG=1)であるか否か(FLAG=
0)を判断する。前記判断が肯定されるとステップ20
6へ移行し、前記判断が否定されると後述するステップ
214へ移行する。
【0050】ステップ206では、抽選判定部306に
よって、上述のステップ202において前記始動レバー
20が操作されたタイミングを基にボーナスゲームが発
生するか否かの抽選が実行される。前記抽選が実行され
る際には、前記タイミングを基に乱数値が設定され、前
記乱数値がメモリ22Aに記憶される。
【0051】ステップ208では、前記抽選の結果が当
たりであるか否かの判断が行われる。ここで、前記ステ
ップ206で設定された乱数値がボーナスゲームの発生
する所定の値である場合には当たりとなり、ステップ2
10に移行する。また、前記乱数値が前記所定の値と異
なる場合には、はずれとなり、ステップ212に移行す
る。
【0052】ステップ210では、前記乱数値によって
ボーナスゲームが発生する状態を示すフラグの値(FL
AG←1)を設定する。前記設定が終了すると、ステッ
プ214へ移行する。
【0053】一方、前記ステップ208での判断が否定
されるとステップ212へ移行し、前記ステップ212
では、前記ステップ206で設定された乱数値によって
はずれの状態を示すフラグの値(FLAG←0)を設定
する。前記設定が終了すると、ステップ214へ移行す
る。
【0054】ステップ214では、3個のドラム14が
同時に高速で回転始動され、ステップ216へ移行す
る。
【0055】ステップ216では、遊技進行の予告演出
が行われている最中であるか否かが判断される。前記判
断が肯定されると後述するステップ222へ移行し、前
記判断が否定されるとステップ218へ移行する。
【0056】ステップ218では、前記遊技進行の予告
演出を実行するか否かの判断が行われる。前記判断が肯
定されるとステップ220へ移行し、前記判断が否定さ
れると後述するステップ226へ移行する。
【0057】ステップ220では、種々の遊技進行の予
告演出(ボーナスゲームの発生する可能性の予告演出)
に関する制御が実行開始される。前記制御が実行開始さ
れると、ステップ222に移行する。ここで、前記遊技
進行の予告演出のそれぞれは、電飾ランプ112及びス
ピーカ113を用いて異なる期間だけ実行され、前記期
間を経過すると、前記電飾ランプ112及び前記スピー
カ113の作動が停止し、前記予告演出が終了する。
【0058】ステップ222では、ステップ214での
ドラム始動による図柄変動が予告演出中の図柄変動であ
るか否かが判断される。前記判断が肯定されるとステッ
プ224へ移行し、前記判断が否定されると後述するス
テップ226へ移行する。
【0059】ステップ224では、遊技者にフラグが成
立しているか否かを判断されないようにするために、フ
ラグが成立しているか否かに関わらず、予告演出の開始
後表示制御部308によって停止する各列の図柄をはず
れ図柄にする。すなわち、フラグが成立している場合で
あっても、いわゆるボーナスゲームの発生する停止図柄
とならないように各ドラム14の停止位置が設定され
る。前記設定が終了すると、ステップ226へ移行す
る。
【0060】ステップ226では、停止ボタン18がオ
ンされたか否かが判断される。前記判断が肯定された場
合にのみステップ228へ移行することができる。
【0061】前記ステップ228では、的確な目押しタ
イミングで操作された停止ボタン18A(又は18B、
18C)に該当するドラム14A(又は14B、14
C)の停止制御を実行する。ここで、上述の予告演出が
実行されている際には、強制的に前記停止する各列の図
柄を、ボーナスゲームが発生しない図柄配列になるよう
に各ドラム14が停止する。前記ドラム14が停止する
とステップ230に移行する。
【0062】次のステップ230では、全て(3個)の
ドラム14が停止したか否かが判断され、前記判断が否
定された場合には前記ステップ226へ戻り、前記判断
が肯定された場合にはステップ232へ移行する。
【0063】前記ステップ232では、フラグが成立し
ているか否かの判断、すなわちFLAG=1であるか否
かの判断が行われる。前記判断が肯定されるとステップ
234へ移行し、前記判断が否定されると前記遊技進行
の予告演出が行われる際のパチスロ機100の制御が全
て終了する。
【0064】ステップ234では、停止した前記各列の
図柄がボーナスゲームを発生する所定の図柄であるか否
かが判断される。前記判断が肯定されるとステップ23
6へ移行し、前記判断が否定されると、前記遊技進行の
予告演出が行われる際のパチスロ機100の制御が全て
終了する。
【0065】ステップ236では、ボーナスゲームが発
生することを示すフラグの値(FLAG=1)を初期化
するために、0にし(FLAG←0)、ステップ238
へ移行する。
【0066】ステップ238では、ボーナスゲームに関
する制御が行われる。前記制御が終了すると、遊技進行
の予告演出が行われる際のパチスロ機100の制御が全
て終了する。
【0067】以下に、第1の実施の形態における各遊技
パターンの処理手順を述べる。
【0068】(スタート時にフラグが不成立、抽選結果
が当たりであって、かつ予告演出が開始されない場合)
スタート→ステップ200→ステップ202→ステップ
204→ステップ206→ステップ208→ステップ2
10→ステップ214→ステップ216→ステップ21
8→ステップ226→ステップ228→ステップ230
→ステップ232→ステップ234〜エンド (スタート時にフラグが不成立、抽選結果がはずれであ
って、かつ予告演出が開始されない場合)スタート→ス
テップ200→ステップ202→ステップ204→ステ
ップ206→ステップ208→ステップ212→ステッ
プ214→ステップ216→ステップ218→ステップ
226→ステップ228→ステップ230→ステップ2
32→エンド (スタート時にフラグが不成立、抽選結果が当たりであ
って、かつ予告演出が開始される場合)スタート→ステ
ップ200→ステップ202→ステップ204→ステッ
プ206→ステップ208→ステップ210→ステップ
214→ステップ216→ステップ218→ステップ2
20→ステップ222→ステップ224→ステップ22
6→ステップ228→ステップ230→ステップ232
→エンド (スタート時にフラグが不成立、抽選結果がはずれであ
って、かつ予告演出が開始される場合)スタート→ステ
ップ200→ステップ202→ステップ204→ステッ
プ206→ステップ208→ステップ212→ステップ
214→ステップ216→ステップ218→ステップ2
20→ステップ222→ステップ224→ステップ22
6→ステップ228→ステップ230→ステップ232
→エンド (スタート時にフラグが成立、かつ予告演出が実行中の
場合)スタート→ステップ200→ステップ202→ス
テップ204→ステップ214→ステップ216→ステ
ップ222→ステップ224→ステップ226→ステッ
プ228→ステップ230→ステップ232→エンド (スタート時にフラグが不成立、かつ予告演出が実行中
の場合)スタート→ステップ200→ステップ202→
ステップ204→ステップ206→ステップ208→ス
テップ210又はステップ212→ステップ214→ス
テップ216→ステップ222→ステップ224→ステ
ップ226→ステップ228→ステップ230→ステッ
プ232→エンド (スタート時にフラグが成立、かつ予告演出が終了して
いる場合)スタート→ステップ200→ステップ202
→ステップ204→ステップ214→ステップ216→
ステップ222→ステップ224→ステップ226→ス
テップ228→ステップ230→ステップ232→ステ
ップ234〜エンド 本発明の第1の実施の形態によれば、予告演出が実行さ
れている間に、停止する各列の図柄を遊技者が認識して
も抽選の結果が当りであるか否かの区別ができなくなる
ため、前記抽選の結果が当りであるか否かを前記遊技者
に判断されることを防ぐことができる。また、前記抽選
の結果が当たりであっても、前記停止する各列の図柄が
ボーナスゲームの発生する図柄配列とならないことか
ら、遊技者は前記ボーナスゲームが発生しないと思って
いるため、前記予告演出が終了した後に、前記停止する
図柄によってボーナスゲームが発生した場合には、遊技
進行に対する意外性が遊技者に付与される。さらに、前
記抽選の結果がはずれであると遊技者が判断している場
合でも、実際には前記抽選の結果が当たりである場合が
あるため、遊技者は前記予告演出を最後まで認識しなけ
ればならなくなり、前記予告演出が終了した後の図柄の
停止時まで、前記ボーナスゲームが発生する期待感を持
ち続けることができる。 (第2の実施の形態)次に、本発明の第2の実施の形態
を説明する。ここで、上述の第1の実施の形態と同一構
成・同一作用の箇所には同一符号を付して説明を省略す
る。
【0069】図7及び図8に示される如く、第2の実施
の形態では、上述の第1の実施の形態での構成に加え
て、予告演出を中止するキャンセルボタン310がパチ
スロ機100の操作部108に設けられている。
【0070】また、図9には、パチスロ機100全体の
制御を実行するための制御ブロック図が示されており、
主コントローラ22には、前記キャンセルボタン310
が接続されている。
【0071】ここで、図10に示される如く、前記キャ
ンセルボタン310は、主コントローラ22の内部に設
けられている抽選判定部306に接続されている。本実
施の形態では、予告演出中に抽選の結果がはずれとなっ
た場合に、前記キャンセルボタン310を押圧(ON)
することで前記予告演出を中止する、キャンセル機能が
前記パチスロ機100に備えられている。ここで、予告
演出中に抽選の結果が当たりとなった場合では、前記キ
ャンセルボタン310のスイッチをONにしても前記主
コントローラ22が前記キャンセル機能を停止し、前記
予告演出を中止することができなくなっている。このた
め、遊技者は、前記抽選の結果が当たりであること(す
なわちフラグ成立)が分かり、前記予告演出が終了する
まで当該予告演出を認識しなければならなくなる。これ
により、前記予告演出が途中で中止にされるといったこ
とがなくなり、前記予告演出の終了後のボーナスゲーム
の発生する期待度を遊技者に認識させることができる。
【0072】次に、第2の実施の形態の作用を説明す
る。
【0073】図11には、遊技進行の予告演出が行われ
る際のパチスロ機100の制御フローチャートが示され
ている。また、図12には、キャンセル機能を制御する
フローチャートである。
【0074】ステップ204での判断が肯定される、あ
るいはステップ210、212でのフラグの値の設定が
終了する、と、ステップ240へ移行する。
【0075】ステップ240では、キャンセルボタン3
10がONされたか否かの判断が行われる。前記判断が
肯定されるとステップ242へ移行し、前記判断が否定
されると第1の実施の形態で説明したステップ214へ
移行する。
【0076】ステップ242では、予告演出中であるか
否かの判断が行われる。前記判断が肯定されるとステッ
プ244へ移行し、前記判断が否定されると後述するス
テップ248へ移行する。
【0077】ステップ244では、フラグの値が1であ
るか否かの判断が行われる。前記判断が肯定されるとス
テップ246へ移行し、前記判断が否定されるとステッ
プ248へ移行する。
【0078】ステップ246では、予告演出中であっ
て、かつ抽選の結果が当たり(FLAG=1)であるこ
とから、予告演出を中止するキャンセル機能を停止し、
前記ステップ214へ移行する。ここで、遊技者は、予
告演出が終了するまで当該予告演出を認識しなければな
らなくなる。これにより、前記予告演出が途中で中止に
されるといったことがなくなり、前記予告演出の終了後
のボーナスゲームの発生する期待度を遊技者に認識させ
る。
【0079】一方、ステップ248では、前記キャンセ
ル機能が作動し、前記ステップ214へ移行する。
【0080】また、ステップ218、222での判断が
否定される、あるいはステップ224での停止図柄の設
定が終了する、と、ステップ240Bへ移行する。
【0081】ステップ240Bでは、上述のステップ2
40Aと同一の判断が行われる。前記判断が肯定される
とステップ242へ移行し、前記判断が否定されるとス
テップ226へ移行する。
【0082】前記ステップ240Bでの判断が肯定さ
れ、ステップ242、244での処理がおこなわれ、ス
テップ246あるいはステップ248での処理が終了す
ると、前記ステップ226へ移行する。
【0083】また、ステップ228での処理が終了す
る、と、ステップ240Cへ移行する。
【0084】ステップ240Cでは、上述のステップ2
40A又は240Bと同一の判断が行われる。前記判断
が肯定されるとステップ242へ移行し、前記判断が否
定されるとステップ230へ移行する。
【0085】前記ステップ240Cでの判断が肯定さ
れ、ステップ242、244での処理がおこなわれ、ス
テップ246あるいはステップ248での処理が終了す
ると、前記ステップ230へ移行する。
【0086】なお、第2の実施の形態では、上述の予告
演出を停止するために、キャンセルボタン310を用い
たが、これに換えて、始動レバー20を用いてもよい。
第2の実施の形態では、予告演出中であって、かつ抽選
の結果が当たりである場合には、キャンセルボタン31
0を押圧しても当該予告演出を途中で終了することがで
きないようにしているが、前記始動レバー20を用いた
場合では、前記予告演出中であって、かつ抽選の結果が
当たりである場合には、前記始動レバー20を操作(傾
倒)しても当該予告演出を途中で終了することができな
いようにすればよい。
【0087】以下に、第2の実施の形態における各遊技
パターンの処理手順を述べる。ここで、上述の第1の実
施の形態と同様の処理手順の箇所は説明を省略する。
【0088】(スタート時にフラグが不成立、抽選結果
が当たりであって、かつ予告演出が開始されない場合)
ステップ210→ステップ204A〜ステップ246又
はステップ248→ステップ214、ステップ218→
ステップ204B〜ステップ246又はステップ248
→ステップ226 (スタート時にフラグが不成立、抽選結果がはずれであ
って、かつ予告演出が開始されない場合)ステップ21
2→ステップ204A〜ステップ246又はステップ2
48→ステップ214、ステップ218→ステップ20
4B〜ステップ246又はステップ248→ステップ2
26 (スタート時にフラグが不成立、抽選結果が当たりであ
って、かつ予告演出が開始される場合)ステップ210
→ステップ204A〜ステップ246又はステップ24
8→ステップ214、ステップ224→ステップ204
B〜ステップ246又はステップ248→ステップ22
6 (スタート時にフラグが不成立、抽選結果がはずれであ
って、かつ予告演出が開始される場合)ステップ212
→ステップ204A〜ステップ246又はステップ24
8→ステップ214、ステップ224→ステップ204
B〜ステップ246又はステップ248→ステップ22
6 (スタート時にフラグが成立、かつ予告演出が実行中の
場合)ステップ204→ステップ204A〜ステップ2
46又はステップ248→ステップ214、ステップ2
24→ステップ204B〜ステップ246又はステップ
248→ステップ226 (スタート時にフラグが不成立、かつ予告演出が実行中
の場合)ステップ210又はステップ212→ステップ
204A〜ステップ246又はステップ248→ステッ
プ214、ステップ224→ステップ204B〜ステッ
プ246又はステップ248→ステップ226 (スタート時にフラグが成立、かつ予告演出が終了して
いる場合)ステップ204→ステップ204A〜ステッ
プ246又はステップ248→ステップ214、ステッ
プ224→ステップ204B〜ステップ246又はステ
ップ248→ステップ226 本発明の第2の実施の形態によれば、キャンセルボタン
310が電飾ランプ112及びスピーカ113による予
告演出中に操作されることで当該予告演出をキャンセル
し、主コントローラ22が、前記予告演出中に抽選の結
果が当たりとなった場合に、前記キャンセルボタン31
0の機能を停止する。これにより、前記予告演出中であ
って前記当たりとなった後に、前記予告演出を中止する
ことができなくなり、遊技者に前記予告演出を最後まで
認識させることができる。 (第3の実施の形態)次に、本発明の第3の実施の形態
を説明する。
【0089】ここで、上述の第1及び第2の実施の形態
と同一構成・同一作用の箇所には同一符号を付して説明
を省略する。
【0090】上述の第2の実施の形態では、予告演出中
に抽選の結果が当たりとなった場合に、上述のキャンセ
ルボタン310のスイッチをONにしても前記予告演出
を中止することができなくなっている。第3の実施の形
態では、これに代えて、予告演出中に抽選の結果が当た
りとなった場合では、予告演出中にキャンセルボタン3
10のスイッチをONにしても前記予告演出を中止する
ことができるものとし、前記キャンセルスイッチをON
にした時点で、抽選判定部が306がメモリ22Aに記
憶されている前記抽選の結果の当たりの記憶を消去する
ようにしている(FLAG←0)。
【0091】次に、第3の実施の形態の作用を説明す
る。
【0092】図11には、遊技進行の予告演出が行われ
る際のパチスロ機100の制御フローチャートが示され
ている。ここでは、第2の実施の形態における図12で
の各制御に代えて、図13に示される如く、当たり記憶
を消去するか否かを制御する各制御を行うようにしてい
る。
【0093】ステップ242では、予告演出中であるか
否かの判断が行われる。前記判断が肯定されるとステッ
プ244へ移行し、前記判断が否定されると後述するス
テップ248Aへ移行する。
【0094】ステップ244では、フラグの値が1であ
るか否かの判断が行われる。前記判断が肯定されるとス
テップ246へ移行し、前記判断が否定されるとステッ
プ248Aへ移行する。
【0095】ステップ246では、第2の実施の形態で
説明したキャンセル機能が作動し、前記ステップ248
Aへ移行する。
【0096】ステップ248Aでは、メモリ22Aに記
憶されている前記抽選の結果の当たりの記憶(FLAG
=1)を消去し(FLAG←0)、ステップ214に移
行する。
【0097】また、前記ステップ240Bでの判断が肯
定され、ステップ242、244での処理がおこなわ
れ、ステップ246あるいはステップ248Aでの処理
が終了すると、前記ステップ226へ移行する。
【0098】さらに、前記ステップ240Cでの判断が
肯定され、ステップ242、244での処理がおこなわ
れ、ステップ246あるいはステップ248Aでの処理
が終了すると、前記ステップ230へ移行する。
【0099】なお、第3の実施の形態では、上述の予告
演出中にキャンセルボタン310を押圧することで、当
該予告演出を終了するようにしたが、これに代えて、始
動レバー20を操作することで、前記予告演出を終了す
るようにしてもよい。
【0100】以下に、第3の実施の形態における各遊技
パターンの処理手順を述べる。ここで、上述の第1の実
施の形態と同様の処理手順の箇所は説明を省略する。
【0101】(スタート時にフラグが不成立、抽選結果
が当たりであって、かつ予告演出が開始されない場合)
ステップ210→ステップ204A〜ステップ248A
→ステップ214、ステップ218→ステップ204B
〜ステップ248A→ステップ226 (スタート時にフラグが不成立、抽選結果がはずれであ
って、かつ予告演出が開始されない場合)ステップ21
2→ステップ204A〜ステップ248A→ステップ2
14、ステップ218→ステップ204B〜ステップ2
48A→ステップ226 (スタート時にフラグが不成立、抽選結果が当たりであ
って、かつ予告演出が開始される場合)ステップ210
→ステップ204A〜ステップ248A→ステップ21
4、ステップ224→ステップ204B〜ステップ24
8A→ステップ226 (スタート時にフラグが不成立、抽選結果がはずれであ
って、かつ予告演出が開始される場合)ステップ212
→ステップ204A〜ステップ248A→ステップ21
4、ステップ224→ステップ204B〜ステップ24
8A→ステップ226 (スタート時にフラグが成立、かつ予告演出が実行中の
場合)ステップ204→ステップ204A〜ステップ2
48A→ステップ214、ステップ224→ステップ2
04B〜ステップ248A→ステップ226 (スタート時にフラグが不成立、かつ予告演出が実行中
の場合)ステップ210又はステップ212→ステップ
204A〜ステップ248A→ステップ214、ステッ
プ224→ステップ204B〜ステップ248A→ステ
ップ226 (スタート時にフラグが成立、かつ予告演出が終了して
いる場合)ステップ204→ステップ204A〜ステッ
プ248A→ステップ214、ステップ224→ステッ
プ204B〜ステップ248A→ステップ226 本発明の第3の実施の形態によれば、キャンセルボタン
310が電飾ランプ112及びスピーカ113による予
告演出中に操作されることで当該予告演出をキャンセル
し、予告演出後表示制御部308が、前記抽選結果が当
たりの場合であって前記電飾ランプ112及び前記スピ
ーカ113による予告演出中に前記キャンセルボタン3
10が操作された時点で、抽選結果の当たりの記憶を消
去する(FLAG←0)。前記予告演出中に前記予告演
出のキャンセル(中止)を行うと、前記抽選の結果が当
たりであった場合でも、前記抽選結果の当たりの記憶が
消去されてしまうため、遊技者は、前記記憶が消去され
ることを避けるために、前記予告演出を最後まで認識し
なければならなくなる。
【0102】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、予
告演出が実行されている間に、停止する各列の図柄を遊
技者が認識しても抽選の結果が当りであるか否かの区別
ができなくなるため、前記抽選の結果が当りであるか否
かを前記遊技者に判断されることを防ぐことができる。
また、前記抽選の結果が当たりであっても、前記停止す
る各列の図柄がボーナスゲームの発生する図柄配列とな
らないことから、前記予告演出が終了した後に、前記停
止する図柄によってボーナスゲームが発生した場合に
は、遊技者は前記ボーナスゲームが発生しないと思って
いるため、遊技進行に対する意外性が遊技者に付与され
る。さらに、前記抽選の結果がはずれだと前記遊技者が
判断している場合でも、実際には前記抽選の結果が当た
りである場合があるため、前記遊技者は前記予告演出を
最後まで認識しなければならなくなり、前記予告演出後
に前記ボーナスゲームが発生する期待感を持ち続けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るパチスロ機の
外観の概略を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るパチスロ機の
図柄変動部及びその周辺部の概略正面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るパチスロ機の
図柄変動部の概略を示す斜視図である(図柄表示された
帯体の一部展開図を含む)。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るパチスロ機の
主コントローラ及びその周辺の機能ブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係る予告演出時及
び前記予告演出後の各ドラムを制御するための機能ブロ
ック図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態に係る、遊技進行の
予告演出が行われる際のパチスロ機の制御フローチャー
トである。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るパチスロ機の
外観の概略を示す斜視図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るパチスロ機の
図柄変動部及びその周辺部の概略正面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るパチスロ機の
主コントローラ及びその周辺の機能ブロック図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係る予告演出時
及び前記予告演出後の各ドラムを制御するための機能ブ
ロック図である。
【図11】本発明の第2の実施の形態に係る、遊技進行
の予告演出が行われる際のパチスロ機の制御フローチャ
ートである。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るキャンセル
機能を制御するフローチャートである。
【図13】本発明の第3の実施の形態に係る当たり記憶
を消去するか否かを制御するフローチャートである。
【符号の説明】
22 主コントローラ(繰越制御手段、キャンセル機
能停止制御手段) 20A メモリ(繰越制御手段) 112 電飾ランプ(予告演出手段) 113 スピーカ(予告演出手段) 306 抽選判定部(記憶消去手段) 308 予告演出開始後表示制御部(停止図柄変更停止
制御手段、当たり記憶消去手段) 310 キャンセルボタン(キャンセル操作手段)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技の始動を指示する始動レバーの操作
    に基づいて抽選が実行され、当該抽選の結果を複数列の
    図柄変動パターンにより報知するための図柄変動手段を
    備え、前記抽選の結果が当たり、かつ前記図柄変動手段
    による図柄変動パターンの停止図柄の停止操作により予
    め設定された所定の図柄配列となった場合に、遊技者に
    有利な遊技状態となり得る遊技機であって、 前記図柄変動手段による図柄変動中に報知され、前記抽
    選の結果、遊技状態が前記遊技者に有利な状態となる確
    率に基づいて設定された期待度を予告演出する予告演出
    手段と、 前記予告演出手段による予告演出中に前記当たりとなっ
    た場合に、所定の図柄配列となるタイミングで停止操作
    が行われても、前記所定の図柄とは異なる図柄配列に変
    更して停止させる停止図柄変更停止制御手段と、 前記当たりの状態を次回以降の遊技に繰り越す当たり繰
    越制御手段と、を有する遊技機。
  2. 【請求項2】 前記予告演出手段による予告演出中に操
    作されることで、当該予告演出をキャンセルするキャン
    セル操作手段と、 前記予告演出中に前記当たりとなった場合に、前記キャ
    ンセル操作手段の機能を停止するキャンセル機能停止制
    御手段と、をさらに有することを特徴とした請求項1記
    載の遊技機。
  3. 【請求項3】 前記予告演出手段による予告演出中に操
    作されることで、当該予告演出をキャンセルするキャン
    セル操作手段と、 前記抽選結果が当たりの場合に、前記予告演出手段によ
    る予告演出中に前記キャンセル操作手段が操作された時
    点で、抽選結果の当たりの記憶を消去する当たり記憶消
    去手段と、をさらに有することを特徴とした請求項1記
    載の遊技機。
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