JP2003008988A - フラッシュアーチファクトを除去する方法および装置 - Google Patents

フラッシュアーチファクトを除去する方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 フラッシュアーチファクトを自動的に除去ま
たは修正する方法および装置が必要である。 【解決手段】 フラッシュを使用しない画像が、フラッ
シュを使用する画像と共に撮影される。フラッシュなし
の画像をフラッシュ画像から差し引くことによって、差
分画像が生成される。輝度の大きな差分のみが差分画像
に残るように、閾値が差分画像に適用される。次に、こ
のアーチファクト画像が、フラッシュ画像から差し引か
れ、それによって鏡面反射および赤目等フラッシュアー
チファクトを除去する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、写真の分野に関
し、特にフラッシュ写真の分野に関する。 【0002】 【従来の技術】写真の初期段階では、肖像写真を屋内で
撮影するために人が腰掛けた場合、露光時間は、低速な
写真乾板および通常屋内の低い光レベルにより、最大1
0分までの範囲であった。しばしば、被写体は、露光中
に動かないようにするために、定位置に機械的に固定さ
れた。当初はマグネシウム粉末の燃焼であった人口照明
の出現に伴い、露光時間は劇的に短縮された。今日、多
くのカメラにはフラッシュが内蔵されており、ユーザ
は、任意の機会にフラッシュ写真を撮影することができ
る。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかし、フラッシュの
使用には欠点がある。フラッシュがカメラレンズ付近に
配置される場合、被写体である人間の目が、結果得られ
る写真において赤く光る傾向がある。この問題は、あま
りに一般的であるため、多くの写真店は、仕上がった写
真から赤目を除去するために使用される特殊なペンを販
売している。また、動物の目も、同様にではあるが異な
る色で光る傾向がある。さらに、反射する被写体のフラ
ッシュ写真は、被写体から非常に明るい鏡面反射が生
じ、したがって結果得られる写真を損ねることがある。
当分野には、このようなフラッシュアーチファクトを自
動的に除去または修正する方法および装置が必要であ
る。 【0004】 【課題を解決するための手段】フラッシュを使用しない
画像が、フラッシュを使用する画像と共に撮影される。
フラッシュなしの画像をフラッシュ画像から差し引くこ
とによって、差分画像が生成される。輝度の大きな差分
のみが差分画像に残るように、閾値が差分画像に適用さ
れる。次に、このアーチファクト画像が、フラッシュ画
像から差し引かれ、それによって鏡面反射および赤目等
フラッシュアーチファクトを除去する。使用される閾値
は、自動的に計算することも、またユーザによって設定
することも可能である。用途によっては、使用される色
空間の各次元(赤、緑、および青等)ごとに別個の閾値
を設定することが望ましいこともある。ここでもまた、
このような別個の閾値は、自動的に計算することも、ま
たユーザによって設定することも可能である。 【0005】本発明の他の態様および利点は、例として
本発明の原理を示す添付図面と共に、以下の詳細な説明
から明らかになろう。 【0006】 【発明の実施の形態】図1は、一対のデジタル画像から
フラッシュアーチファクトを除去するプロセスのフロー
チャートである。ステップ102において、デジタル画
像が、フラッシュを使用することなく取り込まれる。ス
テップ104において、同じ被写体の別のデジタル画像
が、フラッシュを使用して取り込まれる。これら2つの
デジタル画像がどの順序で取り込まれても、違いがない
ことに留意する。しかし、被写体が、これら2つのデジ
タル画像取り込みの間で動かないことが望ましい。これ
は、2つの画像を高速に連続して撮影することによって
達成することができる。ステップ106において、フラ
ッシュなしのデジタル画像がフラッシュデジタル画像か
ら差し引かれ、差分画像を生成する。この発明の白黒
(グレースケール)画像についての実施では、デジタル
画像は、輝度データのみを含み、差分画像は、フラッシ
ュの使用によって引き起こされる画像中の輝度変化を表
す。ステップ108において、輝度の棒グラフ(ヒスト
グラム)が、差分画像から生成される。この輝度の棒グ
ラフは、図2の棒グラフの例と同様の形状を有しうる。
この輝度の棒グラフから、ステップ110において、輝
度閾値が計算される。この輝度閾値は、ステップ112
において差分画像に適用される場合に、過度に明るい反
射のみが、アーチファクト画像に格納され、フラッシュ
からの所望の輝度変化が、アーチファクト画像にもはや
存在しなくなるように選択される。仮に、この閾値ステ
ップ(または同様のプロセス)が行われない場合には、
フラッシュ画像からアーチファクト(この場合、差分画
像に等しい)を差し引くと、単にフラッシュなしの画像
が生成される。本発明の実施によっては、ユーザが輝度
閾値を設定可能である、輝度閾値をデジタル画像取り込
み装置内に永久的に保存可能である、または同様の輝度
閾値の結果をもたらす棒グラフ以外の方法を使用するこ
とによって閾値が選択可能であることが望ましいことも
ある。ステップ112において、輝度閾値が差分画像に
適用される。輝度閾値を超える輝度を有する、差分画像
のすべての部分が、アーチファクト画像に格納される。
ここで、このアーチファクト画像は、フラッシュの使用
による輝度の差が、所望の差よりも大きな画像エリアの
みについての輝度差を含む。本発明の実施によっては、
アーチファクト除去の作用を変更するために、アーチフ
ァクト画像のいくつかの処理が行われるものもある。た
とえば、フラッシュ(ストロボ)アーチファクトの完全
な除去が望ましくないが、差全体の代わりに輝度差の一
部の除去が望ましいことがある。アーチファクト画像を
係数で(輝度差を係数倍して)低減してもよく、また係
数分オフセット(輝度差を減算)してもよく、これらの
いずれもユーザが制御することができる。アーチファク
ト画像の変更が望ましくない場合、乗算係数を1.0に
設定する、または加算係数を0.0に設定して、アーチ
ファクト画像に変更が生じないようにすることが可能な
ことに留意する。ステップ114に示すアーチファクト
画像のこの処理は、本明細書に記載の任意のまたはすべ
ての実施形態に含めることができる。ステップ116に
おいて、変更されたアーチファクト画像が、フラッシュ
画像から差し引かれ、フラッシュアーチファクトが除去
された、または変更された状態の最終的な画像が生成さ
れる。また、このアルゴリズムが、画像の一部分がフラ
ッシュに近すぎることに起因するアーチファクトの修正
を助けることにも留意する。被写体の他の部分よりもフ
ラッシュにはるかに近い被写体の部分がある場合、近い
部分は、フラッシュによって過度に明るく照らされるこ
とがあり、この方法により、画像のぼけている部分をフ
ラッシュなしの画像データで置換することができる。 【0007】図2は、差分画像例の輝度の棒グラフ例で
ある。この棒グラフにおいては、x軸200は輝度差を
表し、y軸202はピクセル数で測定された度数を表
す。デジタルカメラでは、可能な輝度が量子化されるた
め、いくつのピクセルが可能な各輝度によって表されて
いるかを計算し、図2に示すものと同様の棒グラフを生
成することは比較的容易である。本発明のグレースケー
ルデータを使用する例示的な実施形態では、グレースケ
ール画像データが単に各ピクセルの輝度しか含まず、こ
のデータから直接棒グラフを作成することができる。ま
た、米国内の民間のカラーテレビ放送で使用されるYI
Qモデル等色空間モデルによっては、カラーモデルの1
つの軸が輝度データを含むことができ、カラー画像デー
タのこの成分だけを棒グラフの作成に使用することがで
きる。YIQカラーモデルの例では、Y軸はルミナンス
であり、カラー画像データのこの成分が棒グラフの作成
に使用される。YIQカラーモデルは、米国テレビジョ
ン委員会(NTSC)規格に従って送信されるテレビ画
像において使用される。RGBカラーデータは、標準マ
ッピングアルゴリズムを使用してYIQデータに変換す
ることができる。たとえば、RGBカラーデータからル
ミナンス(YIQにおけるY)を抽出する方程式は、Y
=0.299R+0.587G+0.114Bである。
次に、この計算されたルミナンス(すなわち輝度)が本
発明によって使用され、カラー画像におけるフラッシュ
による輝度変化を検出して修正することができる。多く
の種々の色空間のモデルがある。本発明は、輝度、ルミ
ナンス、または明度をカラーデータから抽出するある方
法が存在する限り、すべての色空間モデルについて適宜
使用できる。図2の棒グラフ例は、輝度の別個の2つの
ローブ(山)を示す。まず、フラッシュ画像とフラッシ
ュなしの画像の間の輝度差が存在するが極度ではない、
すべてのピクセルを表す下部ローブ204がある。しか
し、フラッシュ画像とフラッシュなしの画像の間の輝度
差が極度な上部ローブ206もある。この上部ローブ
は、フラッシュの鏡面反射および有りうる他のフラッシ
ュアーチファクトを有するピクセルを含む。この棒グラ
フの例から、輝度閾値208を、2つのローブの間の最
小度数で容易に選択することができる。したがって、ア
ーチファクト画像が差分画像から作成されると、輝度閾
値208未満の輝度を有するすべてのピクセルの輝度差
は、0に設定される。次に、輝度閾値208よりも大き
な輝度を有するピクセルの輝度差は、差分画像にそのま
ま残される。画像によっては、この図に示すようなきれ
いで簡単な双峰分布の輝度値を持たないものもあること
に留意する。このような場合、輝度閾値は、データの極
小を見つける以外の方法によって選択する必要がある。
たとえば、本方法は、極小が存在しない場合に設定され
た閾値に初期設定することも、最大の輝度差の数パーセ
ントに設定することも、また特定の割合のピクセルが閾
値を上回るように設定することもできる。 【0008】図3は、一対の写真スライド、プリント、
またはネガからフラッシュアーチファクトを除去するプ
ロセスのフローチャートである。本発明のこの例示的な
実施形態においては、フラッシュアーチファクトを除去
するプロセスは、2つの非デジタル画像、すなわちフラ
ッシュを使用して撮影されたものとフラッシュを使用せ
ずに撮影されたものを用いて開始される。次に、双方の
非デジタル画像のデジタル画像が、たとえばスキャナを
使用して作成される。このプロセスは、2つを除いて図
1に示すプロセスにかなり類似する。まず、ステップ3
02において、フラッシュなしのデジタル画像が、被写
体から直接ではなく、代わりにフラッシュなしのスライ
ド、プリント、またはネガから取り込まれる。次に、ス
テップ304において、フラッシュデジタル画像が、被
写体から直接ではなく、代わりにフラッシュを使用して
撮影されたスライド、プリント、またはネガから取り込
まれる。プロセスの残りは、図1に記述されるプロセス
のステップを辿る。ステップ106において、フラッシ
ュなしのデジタル画像が、フラッシュデジタル画像から
差し引かれ、差分画像が生成される。本発明の白黒(グ
レースケール)画像についての実施では、デジタル画像
は、輝度データのみを含み、差分画像は、フラッシュの
使用によって引き起こされる画像における輝度変化を表
す。ステップ108において、輝度の棒グラフが差分画
像から生成される。この輝度の棒グラフは、図2の棒グ
ラフ例と同様の形状を有しうる。ステップ110におい
て、この輝度の棒グラフから輝度閾値が計算される。こ
の輝度閾値は、ステップ112において差分画像に適用
される場合、過度に明るい反射のみがアーチファクト画
像に格納され、フラッシュからの望ましい輝度変化がア
ーチファクト画像にもはや存在しなくなるように、選択
される。仮に、この閾値ステップ(または同様のプロセ
ス)が行われない場合には、フラッシュ画像からアーチ
ファクト画像を差し引くと、フラッシュなしの画像が単
に生成される。本発明の実施によっては、ユーザが輝度
閾値を設定可能である、輝度閾値をデジタル画像取り込
み装置内に永久的に保存可能である、または同様の輝度
閾値結果をもたらす棒グラフ以外の方法を使用すること
によって選択可能なことが望ましいこともある。ステッ
プ112において、輝度閾値が差分画像に適用される。
輝度閾値を超える輝度を有する、差分画像のすべての部
分が、アーチファクト画像に格納される。ここで、この
アーチファクト画像は、フラッシュの使用による輝度の
差が、所望の差よりも大きな画像エリアのみについての
輝度差を含む。本発明の実施によっては、アーチファク
ト除去の作用を変更するために、アーチファクト画像の
いくつかの処理が行われるものもある。たとえば、フラ
ッシュ(ストロボ)アーチファクトの完全な除去が望ま
しくなく、差全体の代わりに輝度差の一部の除去が望ま
しいことがある。アーチファクト画像を係数で(係数倍
して)低減してもよく、また係数でオフセットしてもよ
く、これらのいずれもユーザが制御することができる。
アーチファクト画像の変更が望ましくない場合、乗算係
数を1.0に設定するか、また加算係数を0.0に設定
して、アーチファクト画像に変更が生じないようにする
ことが可能なことに留意する。ステップ114に示すア
ーチファクト画像のこの処理は、本明細書に記載の本発
明の任意のまたはすべての実施形態に含めることができ
る。ステップ116において、変更されたアーチファク
ト画像が、フラッシュ画像から差し引かれ、フラッシュ
アーチファクトが除去された、または変更された状態の
最終的な画像が生成される。 【0009】図4は、一対のデジタル画像からフラッシ
ュアーチファクトを除去するプロセスのフローチャート
である。本発明のこの例示的な実施形態では、カラーデ
ジタル画像が処理され、別個の輝度閾値208が、色空
間内の三原色それぞれについて計算される。たとえば、
多くのデジタル画像取り込み装置は、赤、緑、および青
の三原色を含む赤/緑/青(RGB)色空間モデルを使
用する。RGBの例では、別個の異なる画像が各原色に
ついて作成され、別個の閾値が各原色について計算され
る。この例では、本方法が各原色に適用され、被写体の
目がフラッシュからの明るく赤い色として反射する赤目
等のアーチファクトを除去する。赤目の場合、画像の赤
成分の大きさは、被写体の目のエリアで大きく増大して
おり、これは、本方法により検出されて除去または変更
される。多くの他の色空間モデルが存在し、本発明に適
合する。RGB色空間モデルでは、三原色それぞれ
(赤、緑、および青)は、三次元色空間モデルの1つの
軸で表される。対照的に、色相/彩度/明暗度(HS
V)色空間モデルでは、色相データおよび彩度データ
が、色合い、および色の輝度を表す値を定義する。HS
V色空間モデルでは、明度データ(HSVにおけるV)
を直接用い、棒グラフを使用するか、または別の方法を
使用するかに関わらず、輝度閾値を決定する。このプロ
セスは、図1に記述されたプロセスと同様に開始され
る。ステップ102において、デジタル画像が、フラッ
シュを使用することなく取り込まれる。ステップ104
において、同じ被写体の別のデジタル画像が、フラッシ
ュを使用して取り込まれる。これら2つのデジタル画像
がどの順序で取り込まれても、違いがないことに留意す
る。しかし、被写体が、これら2つのデジタル画像取り
込みの間で動かないことが望ましい。これは、2つの画
像を高速に連続して撮影することによって達成すること
ができる。ステップ400において、各原色(すなわち
色空間モデルの軸)について別個の異なる画像が、フラ
ッシュなしデジタル画像をフラッシュデジタル画像から
差し引くことによって計算される。たとえば、RGB色
空間では、2つのデジタル画像が、別個の赤、緑、およ
び青のデジタル画像として格納される。赤のデジタル画
像は、原色である赤についてのデータを含む。同様に、
緑および青のデジタル画像は、原色である緑および青に
ついてのデータを含む。赤のフラッシュなしデジタル画
像が、赤のフラッシュ画像から差し引かれて、赤の差分
画像が生成される。同様に、緑および青のフラッシュな
し画像が、緑および青のフラッシュ画像から差し引かれ
て、緑および青の差分画像が生成される。ステップ40
2において、棒グラフが、これら赤、緑、および青の差
分画像それぞれについて作成される。上記HSVモデル
等色空間モデルによっては、1つの棒グラフしか生成さ
れないこともあることに留意する。1つの棒グラフしか
生成されないこのような色空間モデルでは、本方法が、
輝度のばらつきを修正するように機能するが、画像デー
タが、各原色についてのデータが利用可能な、RGB等
の色空間モデルに変換されない限り、カラーシフトは検
出されない。ステップ404において、3つの閾値20
8が、図2の詳細な説明からのものと同様のプロセスを
使用して、3つの差分画像それぞれについて計算され
る。ステップ406において、各閾値208が対応する
差分画像に適用され、色空間の原色について3つのアー
チファクト画像を生成する。このステップは、本発明の
さらなる機能、すなわちフラッシュによるカラーシフト
の修正につながることに留意する。たとえば、赤のチャ
ネルの大きさが大きな増大を示すが、青および緑は比較
的変化しないままである場合、これは、画像のその部分
での赤のカラーシフトを表す。単一の輝度の棒グラフを
使用する、本発明の実施形態では、このカラーシフトを
修正しないままにしてもよい。各チャネルを別個に処理
することで、輝度シフトを伴わないカラーシフトを検出
し修正することができる。ステップ408において、三
原色のアーチファクト画像が、フルカラーアーチファク
ト画像に組み合わせられる。本発明の実施形態によって
は、アーチファクト除去の作用を変更するために、アー
チファクト画像のいくつかの処理が行われるものもあ
る。たとえば、フラッシュアーチファクトの完全な除去
が望ましくなく、差全体の代わりに輝度差の一部の除去
が望ましいことがある。アーチファクト画像を係数で
(係数倍して)低減してもよく、また係数でオフセット
してもよく、これらのいずれもユーザが制御することが
できる。アーチファクト画像の変更が望ましくない場
合、乗算係数を1.0に設定する、または加算係数を
0.0に設定して、アーチファクト画像に変更が生じな
いようにすることが可能なことに留意する。ステップ4
10に示すように、アーチファクト画像のこの処理は、
本明細書に記載の任意のまたはすべての実施形態に含め
ることができる。最後に、ステップ412において、フ
ルカラーアーチファクト画像が、フルカラーフラッシュ
画像から差し引かれ、フルカラーの最終的な画像が生成
される。 【0010】図5は、一対のデジタル画像からフラッシ
ュアーチファクトを除去する装置のブロック図である。
本発明のこの例示的な実施形態では、フラッシュなしお
よびフラッシュ双方のデジタル画像データが、装置に入
力できるものと仮定する。この画像データは、図1およ
び図4についての詳細な説明において説明したように、
画像取り込み装置によって取り込んでもよく、あるい
は、図3についての詳細な説明において説明したよう
に、既存のスライド、プリント、またはネガからもたら
されてもよい。フラッシュなしのデジタル画像データ5
00は、第1の減算ブロック504において、フラッシ
ュデジタル画像データ502から差し引かれ、その結果
差分デジタル画像データ506が生じる。次に、この差
分デジタル画像データ506を使用して、閾値ブロック
508において輝度閾値510が計算される。輝度閾値
510は、図2についての詳細な説明で説明されたよう
に、棒グラフの使用を通して計算することができる。グ
レースケールシステムでは、グレースケールデータは輝
度データであり、差分画像データは、輝度閾値510の
計算に直接使用されることに留意する。予め設定された
値、ユーザ入力、または他の同様の方法等、輝度閾値5
10を決定する代替の方法は、本発明の特許請求の範囲
内である。クリッピングブロック512において、差分
デジタル画像データ506内の、輝度閾値510未満の
輝度を有するすべてのピクセルの輝度が、ゼロのレベル
に設定される。このクリッピングブロック512は、ア
ーチファクト画像514を生成する。本発明の実施によ
っては、アーチファクト除去の作用を変更するために、
アーチファクト画像のいくつかの処理が行われるものも
ある。たとえば、フラッシュアーチファクトの完全な除
去が望ましくなく、差全体の代わりに輝度差の一部の除
去が望ましいことがある。アーチファクト画像を係数で
(係数倍して)低減してもよく、また係数でオフセット
してもよく、これらのいずれもユーザが制御することが
できる。アーチファクト画像の変更が望ましくない場
合、乗算係数を1.0に設定する、または加算係数を
0.0に設定して、アーチファクト画像に変更が生じな
いようにすることが可能なことに留意する。変更ブロッ
ク516で実行されるこのアーチファクト画像の処理
は、本明細書に記載の本発明の任意またはすべての実施
形態に含めることができる。次に、第2の減算ブロック
520において、変更されたアーチファクト画像518
が、フラッシュデジタル画像502から差し引かれ、最
終的なフラッシュアーチファクトのない画像522が生
成される。本発明の別の例示的な実施形態では、図5に
示すこのプロセスをピクセル単位で適用することができ
る。この種の実施形態を図7に示し、後述する。 【0011】図6は、各原色が個々に処理される図5の
装置と同様の装置のブロック図である。本発明のこの例
示的な実施形態では、フラッシュなしおよびフラッシュ
双方のデジタル画像データが、装置に入力できるものと
仮定する。この画像データは、図1および図4について
の詳細な説明において説明したように、画像取り込み装
置によって取り込んでもよく、あるいは、図3について
の詳細な説明において説明したように、既存のスライ
ド、プリント、またはネガからもたらされてもよい。フ
ラッシュなしデジタル画像データ500が、装置のフラ
ッシュなしスプリットブロック600に入力され、ここ
で画像データが、現在の色空間における各原色について
のカラーデータに分離される。フラッシュデジタル画像
データ502が、装置のフラッシュスプリットブロック
602に入力され、ここで画像データが、現在の色空間
における各原色についてのカラーデータに分離される。
本発明のこの例示的な実施形態では、RGB色空間が使
用され、各原色が(輝度値の代わりに)大きさを有す
る。本発明の他の実施形態では、ここに示すRGB色空
間の代わりに、シアン/マゼンタ/イエロー(CMY)
等の他の色空間を使用してもよい。いくつかの他の色空
間は、彩度または大きさデータの代わりに輝度データを
含むものもあり、本発明は、いずれの方式でも作用する
ように設計されることに留意する。別個の原色がない、
HSV等の色空間では、フラッシュによる輝度のばらつ
きを検出して修正するために、本発明を使用することが
できる。しかし、データが、原色を有する色空間モデル
(RGBまたはCMY等)に変換されない限り、フラッ
シュによるカラーシフトは検出されない。この例示的な
実施形態では、フラッシュなしスプリットブロック60
0が、フラッシュなしデジタル画像データを、フラッシ
ュなし赤データ603、フラッシュなし緑データ60
4、およびフラッシュなし青データ605に分離する。
同様に、フラッシュスプリットブロック602が、フラ
ッシュデジタル画像データを、フラッシュ赤データ60
6、フラッシュ緑データ607、およびフラッシュ青デ
ータ608に分離する。第1の赤減算ブロック610に
おいて、フラッシュなし赤データ603がフラッシュ赤
データ606から差し引かれ、赤差分データ620が生
成される。第1の緑減算ブロック612において、フラ
ッシュなし緑データ604がフラッシュ緑データ607
から差し引かれ、緑差分データ622が生成される。第
1の青減算ブロック614において、フラッシュなし青
データ605がフラッシュ青データ608から差し引か
れ、青差分データ624が生成される。赤閾値ブロック
630において、赤閾値640が、棒グラフまたは他の
方法を使用して決定される。緑閾値ブロック632にお
いて、緑閾値642が、棒グラフまたは他の方法を使用
して決定される。青閾値ブロック634において、青閾
値644が、棒グラフまたは他の方法を使用して決定さ
れる。赤クリッピングブロック650において、赤差分
データ620中の、赤閾値640未満の値を有するすべ
てのピクセルの赤彩度レベルが、0に設定される。この
赤クリッピングブロック650は、フラッシュの使用に
よる赤の差が所望よりも大きな画像内のすべてのピクセ
ルについての赤差分データを含む赤アーチファクト画像
660を生成する。緑クリッピングブロック652で
は、緑閾値642未満の値を有する緑差分データ622
内のすべてのピクセルの緑レベルが、0に設定される。
この緑クリッピングブロック652は、フラッシュの使
用による緑の差が所望よりも大きな画像内のすべてのピ
クセルについての緑差分データを含む緑アーチファクト
画像662を生成する。青クリッピングブロック654
では、青閾値644未満の値を有する青差分データ62
4内のすべてのピクセルの青レベルが、0に設定され
る。この青クリッピングブロック654は、フラッシュ
の使用による青の差が所望よりも大きな画像内のすべて
のピクセルについての青差分データを含む青アーチファ
クト画像664を生成する。アーチファクト組み合わせ
ブロック666において、赤アーチファクト画像66
0、緑アーチファクト画像662、および青アーチファ
クト画像664が組み合わせられて、フルカラーアーチ
ファクト画像518を生成する。本発明の実施によって
は、アーチファクト除去の作用を変更するために、アー
チファクト画像のいくつかの処理が、組み合わせブロッ
ク666に含められるものもある。たとえば、フラッシ
ュアーチファクトの完全な除去が望ましくなく、差全体
の代わりに輝度差の一部の除去が望ましいことがある。
アーチファクト画像を係数で(係数倍して)低減しても
よく、また係数でオフセットしてもよく、これらのいず
れもユーザが制御することができる。アーチファクト画
像の変更が望ましくない場合、乗算係数を1.0に設定
する、または加算係数を0.0に設定して、アーチファ
クト画像に変更が生じないようにすることが可能なこと
に留意する。次に、このフルカラーアーチファクト画像
518が、第2の減算ブロック520においてフラッシ
ュデジタル画像502から差し引かれ、最終的なフラッ
シュアーチファクトのない画像522を生成する。ま
た、三原色よりも多くを使用するシステムにおける本発
明の実施形態を作成することも可能である。さらなる原
色は、色空間の範囲を、たとえば赤/緑/青の色空間に
よってカバーされるエリアを越えて拡張するように作用
することができ、別の原色として本発明内で取り扱うこ
とができる。さらなる原色は多くの実施において必要な
いかもしれないが、本発明はさらに、フラッシュアーチ
ファクトの除去にさらなる原色を使用することができ
る。したがって、三色(赤、緑、および青)パイプライ
ンが図6および図7に示されるが、本発明の実施によっ
ては、必要に応じてさらなるパイプラインが存在しう
る。 【0012】図7は、原色を組み合わせてフルカラー画
像を生成する前に、各原色のアーチファクト画像が、各
原色のフラッシュ画像から差し引かれる、図6の装置と
同様の装置のブロック図である。本発明のこの例示的な
実施形態では、フラッシュなしおよびフラッシュ双方の
デジタル画像データが、装置に入力できるものと仮定す
る。この画像データは、図1および図4についての詳細
な説明において説明したように、画像取り込み装置によ
って取り込んでもよく、あるいは、図3についての詳細
な説明において説明したように、既存のスライド、プリ
ント、またはネガからもたらされてもよい。フラッシュ
なしのデジタル画像データ500は、装置のフラッシュ
なしスプリットブロック600に入力され、ここで画像
データが、現在の色空間における各原色についてのカラ
ーデータに分離される。フラッシュデジタル画像データ
502は、装置のフラッシュスプリットブロック602
に入力され、ここで画像データが、現在の色空間におけ
る各原色についてのカラーデータに分離される。本発明
のこの例示的な実施形態では、RGB色空間が使用さ
れ、各原色が(輝度値の代わりに)色値を有する。本発
明の他の実施形態では、ここに示すRGB色空間の代わ
りに、シアン/マゼンタ/イエロー(CMY)等の他の
色空間を使用してもよい。いくつかの他の色空間は、彩
度または大きさデータの代わりに輝度データを含むもの
もあり、本発明は、いずれの方式でも作用するように設
計されることに留意する。別個の原色がない、HSV等
の色空間では、フラッシュによる輝度のばらつきを検出
して修正するために、本発明を使用することができる。
しかし、データが、原色を有する色空間モデル(RGB
またはCMY等)に変換されない限り、フラッシュによ
るカラーシフトは検出されない。この例示的な実施形態
では、フラッシュなしスプリットブロック600が、フ
ラッシュなしデジタル画像データを、フラッシュなし赤
データ603、フラッシュなし緑データ604、および
フラッシュなし青データ605に分離する。同様に、フ
ラッシュスプリットブロック602が、フラッシュデジ
タル画像データを、フラッシュ赤データ606、フラッ
シュ緑データ607、およびフラッシュ青データ608
に分離する。第1の赤減算ブロック610において、フ
ラッシュなし赤データ603がフラッシュ赤データ60
6から差し引かれ、赤差分データ620が生成される。
第1の緑減算ブロック612において、フラッシュなし
緑データ604がフラッシュ緑データ607から差し引
かれ、緑差分データ622が生成される。第1の青減算
ブロック614において、フラッシュなし青データ60
5がフラッシュ青データ608から差し引かれ、青差分
データ624が生成される。赤閾値ブロック630にお
いて、赤閾値640が、棒グラフまたは他の方法を使用
して決定される。緑閾値ブロック632において、緑閾
値642が、棒グラフまたは他の方法を使用して決定さ
れる。青閾値ブロック634において、青閾値644
が、棒グラフまたは他の方法を使用して決定される。赤
クリッピングブロック650において、赤差分データ6
20中の、赤閾値640未満の値を有するすべてのピク
セルの赤レベルが、0に設定される。この赤クリッピン
グブロック650は、フラッシュの使用による赤の差が
所望よりも大きな画像内のすべてのピクセルについての
赤差分データを含む赤アーチファクト画像660を生成
する。緑クリッピングブロック652では、緑差分デー
タ622内の、緑閾値642未満の値を有するすべての
ピクセルの緑レベルが、0に設定される。この緑クリッ
ピングブロック652は、フラッシュの使用による緑の
差が所望よりも大きな画像内のすべてのピクセルについ
ての緑差分データを含む緑アーチファクト画像662を
生成する。青クリッピングブロック654では、青差分
データ624内の、青閾値644未満の値を有するすべ
てのピクセルの青レベルが、0に設定される。この青ク
リッピングブロック654は、画像内の、フラッシュの
使用による青の差が所望よりも大きなすべてのピクセル
についての青差分データを含む青アーチファクト画像6
64を生成する。本発明の実施によっては、アーチファ
クト除去の作用を変更するために、アーチファクト画像
のいくつかの処理が、クリッピングブロック650、6
52、および654、または第2の減算ブロック70
0、702、および704に含められるものもある。あ
るいは、別個の変更ブロックを、クリッピングブロック
650、652、および654と第2の減算ブロック7
00、702、および704の間に含めてもよい。たと
えば、フラッシュアーチファクトの完全な除去が望まし
くなく、差全体の代わりに輝度差の一部の除去が望まし
いことがある。アーチファクト画像を係数で(係数倍し
て)低減してもよく、また係数でオフセットしてもよ
く、これらのいずれもユーザが制御することができる。
アーチファクト画像の変更が望ましくない場合、乗算係
数を1.0に設定する、または加算係数を0.0に設定
して、アーチファクト画像に変更が生じないようにする
ことが可能なことに留意する。第2の減算ブロック70
0において、赤アーチファクト画像660がフラッシュ
赤データ606から差し引かれ、赤最終画像710が生
成される。第2の緑減算ブロック702において、緑ア
ーチファクト画像662がフラッシュ緑データ607か
ら差し引かれ、緑最終画像712が生成される。第2に
青減算ブロック704において、青アーチファクト画像
664がフラッシュ青データ608から差し引かれ、青
最終画像714が生成される。最終組み合わせブロック
720において、赤最終画像710および緑最終画像7
12が、青最終画像714と組み合わせられ、フルカラ
ー最終画像522が生成される。また、三原色よりも多
くを使用するシステムにおける本発明の実施形態を作成
することも可能である。さらなる原色は、色空間の範囲
を、たとえば赤/緑/青の色空間によってカバーされる
エリアを越えて拡張するように作用することができ、別
の原色として本発明内で取り扱うことができる。さらな
る原色は多くの実施において必要ないかもしれないが、
本発明はさらに、フラッシュアーチファクトの除去にさ
らなる原色を使用することができる。したがって、三色
(赤、緑、および青)パイプラインが図6および図7に
示されるが、本発明の実施形態によっては、必要に応じ
てさらなるパイプラインが存在しうる。 【0013】図8は、一対のデジタル画像からピクセル
単位でフラッシュアーチファクトを除去する方法のフロ
ーチャートである。図8に示す例示的な実施形態は、図
1に示すものと同様であるが、輝度計算はピクセル単位
で行われる。図8は、2つのデジタル画像を取り込むこ
とを含む方法を示すが、この方法の代替の実施形態は、
図3に記述するように、スライド、写真、またはネガか
ら画像を取り込んでもよいことに留意する。ステップ1
02において、デジタル画像が、フラッシュを使用する
ことなく取り込まれる。ステップ104において、同じ
被写体の別のデジタル画像が、フラッシュを使用して取
り込まれる。これら2つのデジタル画像がどの順序で取
り込まれても、違いがないことに留意する。しかし、被
写体が、これら2つのデジタル画像取り込みの間で動か
ないことが望ましい。これは、2つの画像を高速に連続
して撮影することによって達成することができる。決定
ステップ800において、輝度閾値が現在存在しない場
合、閾値を計算することができ、制御がステップ814
に渡り、ここで計算が開始される。輝度閾値が存在する
(おそらく初期に計算された、またはユーザによって設
定された)場合、制御はステップ802に渡り、ここで
ピクセル単位での計算が開始される。ステップ814に
おいて、輝度差の棒グラフが、フラッシュなしのデジタ
ル画像の輝度データをフラッシュデジタル画像の輝度デ
ータからピクセル単位で差し引くことで作成される。差
分データは、単に棒グラフ作成のためにピクセル単位で
計算されるため、差分画像における画像全体についての
差分データを保持する必要がない。この輝度差の棒グラ
フは、図2の棒グラフ例と同様の形状を有することがで
きる。棒グラフが完成すると、ステップ816におい
て、輝度差の棒グラフから輝度閾値が計算され、制御が
ステップ802に渡り、ここでピクセル単位での計算が
開始される。ステップ802において、ピクセルが選択
される。ステップ804において、選択されたピクセル
のフラッシュなし画像の輝度が、選択されたピクセルの
フラッシュ画像輝度から差し引かれ、ピクセル差(ピク
セルの輝度差)が生成される。決定ステップ806にお
いて、ピクセル差が輝度閾値よりも大きい場合、制御は
ステップ808に渡り、ここで現ピクセルのフラッシュ
画像データが、現ピクセルのフラッシュなし画像データ
で上書きされ、制御が別の決定ステップ810に渡る。
本発明の他の実施形態は、フラッシュなし画像データで
上書きする以外の方法によって、現ピクセルのフラッシ
ュ画像データを変更しうることに留意する。たとえば、
エリアが、フラッシュからの明度のいくらかから恩恵を
受けるが、フラッシュデータよりも強度が低くなるよう
に、フラッシュおよびフラッシュなしのデータの平均を
代わりに使用してもよい。これは、本明細書に記載の本
発明の他の実施形態でのアーチファクトデータのオフセ
ットまたは係数と同様の効果をもつ。決定ステップ80
6において、ピクセル差が輝度閾値以下である場合、制
御は直接決定ステップ810に渡され、ここで本方法
が、計算するピクセルがまだ残っているかどうかを決定
する。ピクセルが残っていない場合、制御は最終ステッ
プ812に渡り、ここでプロセスが終了し、次いで、修
正された最終フラッシュ画像を格納することができる。
計算するピクセルが残っている場合、制御はステップ8
02に戻り、ここで別のピクセルが選択される。本発明
の可能な実施形態によっては、画像中の各ピクセルに対
して、このプロセスを実行する必要がないものもあるこ
とに留意する。このような場合、ピクセル選択ステップ
802は、選択されたあらゆるピクセルが、処理すべき
選択された画像の部分内にあることを保証するサブステ
ップを含むことができる。また、上記例示的な実施形態
では、輝度閾値よりも大きなピクセル差が、現ピクセル
の画像データの修正に必要であることにも留意する。他
の等価の実施形態は、輝度閾値以上のピクセル差につい
てチェックしてもよい。これは、一輝度単位だけ輝度閾
値を低減することに等しい。さらに、図8に示す本発明
の例示的な実施形態は、カラーデータまたはグレースケ
ールデータに等しく良好に作用することに留意する。ま
た、図6および図7に示すように、図8に示す方法は、
各軸を別個に実行することにより、あるいは動作を並列
に実行することによって、カラーモデルの個々の軸に対
して実行することができる。上述のように、ピクセル単
位で計算を実行することにより、メモリの大幅な節約を
得ることができる。この実施では、差分画像、アーチフ
ァクト画像、またはさらなる最終画像の作成が必要ない
ことに留意する。アーチファクト画像データは、ピクセ
ル単位で計算され、現ピクセルのフラッシュ画像データ
を現ピクセルのフラッシュなし画像データで上書きする
か否かを決定するためにのみ使用される。したがって、
フラッシュ画像は選択的に上書きされて最終画像になる
ため、フラッシュ画像に加えて最終画像は必要ない。ま
た、フラッシュ画像を保存することが望ましい(おそら
く、後の計算のために)場合、フラッシュなしまたはフ
ラッシュの画像ピクセルデータを、さらなる最終画像を
作成中の、メモリの別個の領域に選択的に書き込むこと
で、最終画像を作成することが可能なことに留意する。 【0014】本発明の上記説明は、例示および説明を目
的として提示された。網羅的、すなわち本発明を開示さ
れた厳密な形態に限定する意図はなく、上記教示に鑑み
て他の変更および変形が可能である。実施形態は、本発
明の原理およびその実際の適用を最もよく説明し、それ
によって当業者が、意図する特定の使用に適した様々な
実施形態および様々な変更で本発明を最もよく利用でき
るようにするために選択され、説明された。添付の特許
請求の範囲が、先行技術によって制限される範囲を除
き、本発明の他の代替の実施形態を包含すると解釈され
るものと意図される。 【0015】本発明は次の実施態様を含んでいる。 【0016】1.a)被写体の第1のデジタル画像を取
り込むステップ(102)と、 b)フラッシュを使用して前記被写体の第2のデジタル
画像を取り込むステップ(104)と、 c)前記第1および第2のデジタル画像の差分画像を作
成するステップ(106)と、 d)閾値を前記差分画像に適用して、アーチファクト画
像を作成するステップ(112)と、 e)前記第2のデジタル画像から前記アーチファクト画
像を差し引いて、最終デジタル画像を作成するステップ
(116)と、 を含む、フラッシュアーチファクトを除去する方法。 【0017】2.前記アーチファクト画像は、前記第2
のデジタル画像から前記アーチファクト画像を差し引く
ステップの前に、係数で乗算される(114)、上記1
記載のフラッシュアーチファクトを除去する方法。 【0018】3.前記アーチファクト画像は、前記第2
のデジタル画像から前記アーチファクト画像を差し引く
ステップの前に、係数でオフセットされる(114)、
上記1記載のフラッシュアーチファクトを除去する方
法。 【0019】4.フラッシュなしデジタル画像データ
(500)およびフラッシュデジタル画像データ(50
2)を含む入力を有する第1の減算ブロック(504)
であって、前記フラッシュなしデジタル画像データ(5
00)は、前記フラッシュデジタル画像データ(50
2)から差し引かれて、差分データ(506)が生成さ
れる、該第1の減算ブロック(504)と、該第1の減
算ブロック(504)に接続され、前記差分データ(5
06)から閾値(510)を決定する閾値ブロック(5
08)と、該閾値ブロック(508)に接続され、前記
差分データ(506)および前記閾値(510)を受信
し、アーチファクトデータ(514)を出力するクリッ
ピングブロック(516)であって、前記アーチファク
トデータ(514)は、前記閾値よりも大きな値を有す
る前記ピクセルに対する前記差分データを含む、該クリ
ッピングブロック(516)と、該クリッピングブロッ
ク(512)に接続される第二の減算ブロック(52
0)であって、前記フラッシュデジタル画像データ(5
02)から前記アーチファクトデータ(518)を差し
引き、最終デジタル画像(522)を生成する、第2の
減算ブロック(520)と、を備える、フラッシュアー
チファクトを除去する装置。 【0020】5.少なくとも三原色のフラッシュなしデ
ジタル画像データ(603、604、605)を少なく
とも三原色のフラッシュデジタル画像データ(606、
607、608)から差し引き、少なくとも三原色の差
分データ(620、622、624)を生成する、少な
くとも三原色に対応する第1の減算ブロック(610、
612、614)であって、第1原色減算ブロック(6
10)は、第1原色フラッシュなしデジタル画像データ
(603)を第1原色フラッシュデジタル画像データ
(606)から差し引き、第1原色差分データ(62
0)を生成し、第2原色減算ブロック(612)は、第
2原色フラッシュなしデジタル画像データ(604)を
第2原色フラッシュデジタル画像データ(607)から
差し引き、第2原色差分データ(622)を生成し、第
3原色減算ブロック(614)は、第3原色フラッシュ
なしデジタル画像データ(605)を第3原色フラッシ
ュデジタル画像データ(608)から差し引き、第3原
色差分データ(624)を生成する、少なくとも三原色
に対応する第1の減算ブロック(610、612、61
4)と、該少なくとも三原色の第1の減算ブロック(6
10、612、614)に接続され、少なくとも三原色
の閾値(640、642、644)を前記少なくとも三
原色の差分データ(620、622、624)から決定
する、少なくとも三原色に対応する閾値ブロック(63
0、632、634)であって、前記第1原色減算ブロ
ック(610)に接続された第1原色閾値ブロック(6
30)は、第1原色閾値(640)を前記第1原色差分
データ(620)から決定し、前記第2原色減算ブロッ
ク(610)に接続された第2原色閾値ブロック(63
2)は、第2原色閾値(642)を前記第2原色差分デ
ータ(622)から決定し、前記第3原色減算ブロック
(614)に接続された第3原色閾値ブロック(63
4)は、第3原色閾値(644)を前記第3原色差分デ
ータ(624)から決定する、少なくとも三原色に対応
する閾値ブロック(630、632、634)と、該少
なくとも3つの閾値ブロック(630、632、63
4)に接続され、前記差分データ(620、622、6
24)および前記閾値(640、642、644)を受
信し、少なくとも三原色のアーチファクトデータ(66
0、662、664)を出力する、少なくとも3つのク
リッピングブロック(650、652、654)であっ
て、前記原色のアーチファクトデータ(660、66
2、664)は、前記原色閾値(640、642、64
4)よりも大きな原色値を有する前記ピクセルに対する
前記差分データを含み、また、第1のクリッピングブロ
ック(650)は、前記第1の閾値ブロック(630)
に接続され、前記第1の差分データ(620)および前
記第1の閾値(640)を受信し、第1原色アーチファ
クトデータ(660)を出力し、第2のクリッピングブ
ロック(652)は、前記第2の閾値ブロック(63
2)に接続され、前記第2の差分データ(662)およ
び前記第2の閾値(642)を受信し、第2原色アーチ
ファクトデータ(662)を出力し、第3のクリッピン
グブロック(654)は、前記第3の閾値ブロック(6
34)に接続され、前記第3の差分データ(624)お
よび前記第3の閾値(644)を受信し、第3原色アー
チファクトデータ(664)を出力する、少なくとも3
つのクリッピングブロック(650、652、654)
と、該クリッピングブロック(650、652、65
4)に接続され、前記少なくとも三原色のアーチファク
トデータ(660、662、664)を組み合わせて、
フルカラーアーチファクトデータ(518)にする、結
合ブロック(666)と、該結合ブロック(666)に
接続され、前記アーチファクトデータ(518)を前記
フラッシュデジタル画像データ(502)から差し引
き、最終デジタル画像(522)を生成する、第2の減
算ブロック(520)と、を備える、フラッシュアーチ
ファクトを除去する装置。 【0021】6.a)被写体の第1のデジタル画像を取
り込むステップ(102)と、 b)フラッシュを使用して前記被写体の第2のデジタル
画像を取り込むステップ(104)と、 c)輝度閾値を選択するステップ(800)と、 d)処理すべき各ピクセルについて、 i)前記第1のデジタル画像中の現ピクセルの輝度を、
前記第2のデジタル画像中の現ピクセルの輝度から差し
引き、ピクセル差を生成するサブステップ(804)、
および ii)前記ピクセル差が前記輝度閾値よりも大きい場
合、前記第1のデジタル画像中の現ピクセルで、前記第
2のデジタル画像中の現ピクセルを置換するサブステッ
プ(808)、を実行するステップと、を含む、フラッ
シュアーチファクトを除去する方法。 【0022】7.a)被写体の第1のデジタル画像を取
り込むステップ(102)と、 b)フラッシュを使用して前記被写体の第2のデジタル
画像を取り込むステップ(104)と、 c)少なくとも三原色の閾値を選択するステップ(80
0)と、 d)処理すべき各ピクセルの各原色について、 i)前記第1のデジタル画像中の現ピクセルの原色値
を、前記第2のデジタル画像中の現ピクセルの原色値か
ら差し引き、前記現ピクセルの前記現原色の原色ピクセ
ル差を生成するサブステップ(804)、および ii)現ピクセルの現原色に関する前記原色ピクセル差
が、前記現原色の前記原色閾値よりも大きい場合、前記
第2のデジタル画像中の現ピクセルの原色値を、前記第
1のデジタル画像からの現ピクセルの原色値で置換する
サブステップ(808)、を実行するステップと、を含
む、フラッシュアーチファクトを除去する方法。 【0023】8.a)被写体の第1のデジタル画像を取
り込むステップ(102)と、 b)フラッシュを使用して前記被写体の第2のデジタル
画像を取り込むステップ(104)と、 c)少なくとも三原色に関する閾値を選択するステップ
(800)と、 d)処理すべき各ピクセルの各原色について、 i)前記第1のデジタル画像中の現ピクセルの原色値
を、前記第2のデジタル画像中の現ピクセルの原色値か
ら差し引き、前記現ピクセルの前記現原色に関する原色
ピクセル差を生成するサブステップ(804)、および ii)前記現ピクセルの現原色に関する前記原色ピクセ
ル差が、前記現原色に関する前記原色閾値よりも大きい
場合、前記第2のデジタル画像中の現ピクセルの原色値
を、前記第1のデジタル画像中の現ピクセルの前記原色
値、および前記第2のデジタル画像中の現ピクセルの前
記原色値から計算された色値で置換するサブステップ
(808)、を実行するステップと、を含む、フラッシ
ュアーチファクトを除去する方法。
【図面の簡単な説明】 【図1】一対のデジタル画像からフラッシュアーチファ
クトを除去するプロセスのフローチャートである。 【図2】差分画像例の輝度の棒グラフ例である。 【図3】一対の写真スライド、プリント、またはネガか
らフラッシュアーチファクトを除去するプロセスのフロ
ーチャートである。 【図4】一対のデジタル画像からフラッシュアーチファ
クトを除去するプロセスのフローチャートである。 【図5】一対のデジタル画像からフラッシュアーチファ
クトを除去する装置のブロック図である。 【図6】各原色が個々に処理される図5の装置と同様の
装置のブロック図である。 【図7】原色が組み合わせられてフルカラー画像を生成
する前に、各原色のアーチファクト画像が、各原色のフ
ラッシュ画像から差し引かれる、図6の装置と同様の装
置のブロック図である。 【図8】一対のデジタル画像からピクセル単位でフラッ
シュアーチファクトを除去する方法のフローチャートで
ある。 【符号の説明】 102 デジタル画像をフラッシュを使用することなく
取り込むステップ 104 デジタル画像をフラッシュを使用して取り込む
ステップ 106 差分画像を生成するステップ 112 輝度閾値を差分画像に適用するステップ 114 アーチファクト画像を係数で変更するステップ 116 フラッシュアーチファクトが除去された、また
は変更された状態の最終的な画像を生成するステップ 500 フラッシュなしのデジタル画像データ 502 フラッシュデジタル画像データ 504 第1の減算ブロック 506 差分デジタル画像データ 508 閾値ブロック 510 輝度閾値 512、516 クリッピングブロック 514 アーチファクト画像 518 フルカラーアーチファクト画像 520 第2の減算ブロック 522 フルカラー最終画像 603 フラッシュなし赤データ 604 フラッシュなし緑データ 605 フラッシュなし青データ 606 フラッシュ赤データ 607 フラッシュ緑データ 608 フラッシュ青データ 610 第1の赤減算ブロック 612 第1の緑減算ブロック 614 第1の青減算ブロック 620 赤差分データ 622 緑差分データ 624 青差分データ 630 赤閾値ブロック 632 緑閾値ブロック 634 青閾値ブロック 640 赤閾値 642 緑閾値 644 青閾値 650 赤クリッピングブロック 652 緑クリッピングブロック 654 青クリッピングブロック 660 赤アーチファクト画像 662 緑アーチファクト画像 664 青アーチファクト画像 666 組み合わせブロック 800 閾値を決定するステップ 804 ピクセル差を生成するステップ 808 現ピクセルのフラッシュ画像データを現ピクセ
ルのフラッシュなし画像データで上書きするステップ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B057 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC01 CE20 CH08 CH11 5C022 AA13 AB15 AB68 5C077 LL04 MP08 PP47 PQ12 PQ25 TT09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 a)被写体の第1のデジタル画像を取り
    込むステップ(102)と、 b)フラッシュを使用して前記被写体の第2のデジタル
    画像を取り込むステップ(104)と、 c)前記第1および第2のデジタル画像の差分画像を作
    成するステップ(106)と、 d)閾値を前記差分画像に適用して、アーチファクト画
    像を作成するステップ(112)と、 e)前記第2のデジタル画像から前記アーチファクト画
    像を差し引いて、最終デジタル画像を作成するステップ
    (116)と、を含む、フラッシュアーチファクトを除
    去する方法。
JP2002102376A 2001-04-11 2002-04-04 フラッシュアーチファクトを除去する方法および装置 Expired - Lifetime JP4041687B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

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