JP4934123B2 - 撮影装置および方法 - Google Patents

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    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units

Description

本発明は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる複数回の撮影を行ない、これにより得られた画像信号を処理して種々の画像信号を取得する撮影装置および方法に関するものである。
デジタルカメラに用いられる撮像手段であるCCDは、銀塩フィルムと比較してダイナミックレンジが狭いため、画像の白飛びや黒つぶれが生じやすい。このため、広ダイナミックレンジの画像信号を取得するために、異なる露光条件で撮像を行なって、例えば高輝度側の情報量が多い画像と低輝度側の情報量が多い画像等、輝度毎の情報量が異なる複数枚の画像信号を取得してこれらを合成することにより、広いダイナミックレンジを確保して、高輝度から低輝度まで広い範囲で良好な再現性を有するダイナミックレンジ拡大画像信号を取得する技術が知られている。
このように複数の画像信号に基づいてより広いダイナミックレンジの画像信号を取得する方法については、例えば特許文献1〜3で開示されている。
特開2000−078462号公報 特開2006−148591号公報 特開2008−016862号公報
上記のような技術を用いて、ダイナミックレンジを通常撮影時と比較してn倍に拡大させたダイナミックレンジ拡大画像信号を取得する場合、一般的には、通常撮影時と同等の露光量で撮影した画像信号と、通常撮影時の1/n倍の露光量で撮影した画像信号とが必要になる。例えばダイナミックレンジを800%(8倍)に拡大させる場合には、通常撮影時と同等の露光量で撮影した画像信号に加え、通常撮影時の1/8倍の露光量で撮影した画像信号が必要となる。すなわち、ダイナミックレンジを広く拡大しようとすると、通常撮影時と比較してより露光量を少なくしなければならないことになる。
また、上記のような技術を、フラッシュを発光させて取得した画像信号に対して適用する場合、フラッシュを通常発光して通常撮影時と同等の露光量で撮影した画像信号と、フラッシュの発光量を1/n倍に抑えて通常撮影時の1/n倍の露光量で撮影した画像信号とが必要になる。
しかしながら、設定した露光比に合わせてフラッシュの光量を精密に制御するのは非常に困難であり、上記特許文献1に記載のようにフラッシュの発光時間を変更することにより発光量を制御する方法では、フラッシュ光量にばらつきが生じて高精度のダイナミックレンジ拡大処理を行うことができない。
また、上記特許文献2および3では、そもそもフラッシュの発光時の制御については何も開示されていない。
さらに、上記のように複数の画像信号に基づいて1つの画像信号を生成するものについては、ダイナミックレンジ拡大処理に限らず、例えば、複数フレームの画像信号に基づいて被写界深度が浅い画像、もしくは逆に被写界深度が深い画像を生成する、いわゆるマルチフレーム処理等、種々の画像処理があるが、これらについても、フラッシュ発光時の問題は同様である。
本発明は、上記事情に鑑みなされたものであり、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる複数の撮影を行ない、複数の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、これらを処理してダイナミックレンジ拡大画像信号等を取得する際に、フラッシュ発光撮影を行なった場合でも高精度に画像処理を行うことが可能な撮影装置および方法を提供することを目的とするものである。
本発明の第1の撮影装置は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得する撮像手段と、被写体に向けてフラッシュを発光する発光手段と、複数の画像信号を処理する画像信号処理手段と、フラッシュを発光して第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して第2の撮影を行なうステップ、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、第1の撮影の撮影条件および第2の撮影の撮影条件の差と、影響信号量F1とに基づいて、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、画像信号P2に影響信号量F2を加算して、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる通常撮影方式により撮影を行なうように、撮像手段、発光手段および画像信号処理手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の第2の撮影装置は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得する撮像手段と、被写体に向けてフラッシュを発光する発光手段と、複数の画像信号を処理する画像信号処理手段と、フラッシュを発光して第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して第2の撮影を行なうステップ、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを算出するステップ、白飛び量Wに基づき、画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、第1の撮影の撮影条件および第2の撮影の撮影条件の差と、影響信号量F1とに基づいて、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、画像信号P2に影響信号量F2を加算して、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる白飛び時撮影方式により撮影を行なうように、撮像手段、発光手段および画像信号処理手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
また、本発明の第3の撮影装置は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得する撮像手段と、被写体に向けてフラッシュを発光する発光手段と、複数の画像信号を処理する画像信号処理手段と、第1の撮影の際に発光するフラッシュの影響により第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定する判定手段と、判定手段により白飛びが発生しないと判定された場合には、上記通常撮影方式により撮影を行ない、判定手段により白飛びが発生すると判定された場合には、上記白飛び時撮影方式により撮影を行なうように、撮像手段、発光手段および画像信号処理手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とするものである。
上記第1から第3の撮影装置において、画像信号処理手段は、画像信号P1および画像信号P2´´に基づいてダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得するものとしてもよい。
また、撮像手段は、被写体からの光を光電変換する、互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子および第2の受光素子が所定の配列形態によって多数配置されてなる撮像素子を備えたものとしてもよい。
本発明の第1の撮影方法は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、フラッシュを発光して第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して第2の撮影を行なうステップ、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、第1の撮影の撮影条件および第2の撮影の撮影条件の差と、影響信号量F1とに基づいて、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、画像信号P2に影響信号量F2を加算して、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる通常撮影方式により撮影を行なうことを特徴とするものである。
また、本発明の第2の撮影方法は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、フラッシュを発光して第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して第2の撮影を行なうステップ、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを算出するステップ、白飛び量Wに基づき、画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、第1の撮影の撮影条件および第2の撮影の撮影条件の差と、影響信号量F1とに基づいて、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、画像信号P2に影響信号量F2を加算して、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる白飛び時撮影方式により撮影を行なうことを特徴とするものである。
また、本発明の第3の撮影方法は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、第1の撮影の際に発光するフラッシュの影響により第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定し、白飛びが発生しないと判定した場合には、上記通常撮影方式により撮影を行ない、白飛びが発生すると判定した場合には、上記白飛び時撮影方式により撮影を行なうことを特徴とするものである。
上記第1から第3の撮影方法においては、さらに画像信号P1および画像信号P2´´に基づいてダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得してもよい。
なお、上記第1から第3の撮影装置および方法において、ダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得する際は、最低限、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の2つの撮影を行ない、この撮影に対応して取得された画像信号P1およびP2を用いればよいが、勿論これ以上の撮影を行なうことにより取得された画像信号を適宜用いてもよい。
また、上記第1から第3の撮影装置および方法において取得される「第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´」については、上記のダイナミックレンジ拡大画像信号の生成処理以外にも、例えば、複数フレームの画像信号に基づいて被写界深度が浅い画像、もしくは逆に被写界深度が深い画像を生成する、いわゆるマルチフレーム処理等、種々の画像処理に適用することが可能である。
本発明の第1の撮影装置および方法によれば、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、第1の撮影の撮影時のみフラッシュを発光し、第2の撮影時のフラッシュの影響量は、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1に基づいて演算により算出するようにして、フラッシュの微小発光制御等を行なうことなく、フラッシュを発光せずに撮影したものについてもフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号を取得できるようにしたため、ダイナミックレンジ拡大画像信号の生成処理や、複数フレームの画像信号に基づいて被写界深度が浅い画像、もしくは逆に被写界深度が深い画像を生成する、いわゆるマルチフレーム処理等、種々の画像処理に適用してより効果的な画像信号を生成させることが可能となる。
また、本発明の第2の撮影装置および方法によれば、上記第1の撮影装置および方法と比較して、さらに第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを考慮して第2の撮影時のフラッシュの影響量を算出するようにしたので、より効果的な画像信号を生成させることが可能となる。
また、本発明の第3の撮影装置および方法によれば、第1の撮影の際に発光するフラッシュの影響により第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定し、白飛びが発生しないと判定した場合には、上記通常撮影方式(第1の撮影装置および方法)により撮影を行ない、白飛びが発生すると判定した場合には、上記通常撮影方式(第1の撮影装置および方法)よりは処理工程が多くなるものの、より正確な処理を行うことが可能な上記白飛び時撮影方式(第2の撮影装置および方法)により撮影を行なうようにしたので、画像信号P1中の白飛びの有無に応じて適切な処理を選択することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態の撮影装置を適用したデジタルカメラの概略ブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態のデジタルカメラ1は、CPU10と、撮像部11と、画像処理部12と、記憶部13と、操作部14と、表示部15と、検出部16と、発光部17と、記録媒体読取部18とから概略構成されている。
撮像部11は、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる複数の撮影を行ない、複数の撮影に対応した複数の画像信号を取得可能に構成されたものであって、不図示のレンズ群およびレンズ駆動部、撮像素子としてのCCD11a、不図示のCCD駆動部、アナログ処理部11bおよびA/D変換部11c等を備えている。
なお、同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる複数の撮影を行ない、複数の撮影に対応した複数の画像信号を取得する方法については、被写体からの光を光電変換する互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子および第2の受光素子が所定の配列形態によって多数配置されてなるCCDを用いて撮影を行なうことにより複数の画像信号を取得する方法としてもよいし、通常のCCDを用いて高速で連続撮影を行なうことにより複数の画像信号を取得する方法としてもよい。
CCD11aの受光面に結像された被写体像は、CCD11a上の各センサで入射光量に応じた量の信号電荷に変換される。なおCCD11aはシャッターゲートパルスのタイミングによって各センサの電荷蓄積時間(シャッタースピード)を制御する、いわゆる電子シャッター機能を有している。
各センサに蓄積された信号電荷は、CCD駆動部から加えられるパルスに基づいて信号電荷に応じた電圧信号(アナログ撮像信号)として順次CCD11aから読み出される。CCD11aから出力されたアナログ撮像信号は、アナログ処理部11bに送られる。
アナログ処理部11bは、サンプリングホールド回路、色分離回路、ゲイン調整回路等の信号処理回路を含み、このアナログ処理部11bにおいて、相関二重サンプリング(CDS)処理並びにR,G,Bの各色信号に色分離処理され、各色信号の信号レベルの調整(プリホワイトバランス処理)が行われる。
アナログ処理部11bから出力された信号は、A/D変換部11cによりデジタル信号に変換された後、画像処理部12に送られる。なおCCD駆動部、アナログ処理部11bおよびA/D変換部11cは、CPU10の指令に従ってタイミングジェネレータから加えられるタイミング信号により同期して駆動されるようになっている。
画像処理部12は、輝度・色差信号生成回路、ガンマ補正回路、シャープネス調整回路、コントラスト補正回路、ホワイトバランス調整回路等の画質調整回路、さらには同一被写体を撮影した複数の画像信号を処理して1つのダイナミックレンジ拡大画像信号を取得する画像合成回路(画像信号処理手段)を含むデジタルシグナルプロセッサ(DSP)で構成されており、CPU10からの指令に基づいて画像信号を処理する。
記憶部13は、各種データを記憶可能な半導体メモリ等によって構成されている。記憶部13は、デジタルカメラを作動させるためのシステムプログラム等を記憶している。
操作部14は、レリーズボタン33や、各種操作設定を行なうためのボタン等から構成されている。
表示部15は、液晶や有機EL等のモニタから構成される。
検出部16は、被写体情報や被写界情報を検出する各種センサより構成される。
発光部17は、フラッシュ発光を行なうためのものであって、キセノンランプ等により構成される。
記憶媒体読取部18は、記録媒体19が挿填される挿填口(メディアスロット)を備えており、記録媒体19がメディアスロットに挿填されると、記録媒体19に対してデータの読取/書込が行われる。
なお、この記録媒体19はxDピクチャーカード(登録商標)、スマートメディア(登録商標)、PCカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリスティック(登録商標)等を使用でき、電子的、磁気的、若しくは光学的、又はこれらの組合せによる方式に従って読み書き可能な種々の媒体を用いることができ、このとき使用される媒体に応じた信号処理手段とインターフェースが適用される。
CPU10は、操作部14からの入力に基づいてデジタルカメラ1を総括的に制御するものであり、操作部14からの指示に応じて記憶部13や記録媒体19に記憶されているデータを読み出す読出制御手段として機能すると共に、レンズ駆動部のズーミング動作、焦点調節(AF)動作および自動露出調節(AE)動作等を制御する動作制御手段や表示部15における表示を制御する表示制御手段としても機能する。
また、後述の所定の撮影方式により撮影を行なうように、撮像部11、発光部17および画像処理部12を制御する制御手段としても機能する。
次に、上記のように構成されたデジタルカメラ1における撮影時の処理の流れについて説明する。図2はダイナミックレンジ拡大時のデータ処理についての説明図、図3は本実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。
撮影が開始されると、検出部16の各種センサにより被写体情報や被写界情報が検出される。CPU10では、これに基づいて最終的に取得する画像信号について、通常撮影を行なった場合と比較してどの程度ダイナミックレンジを拡大させるかを設定する。さらに検出部16の各種センサにより検出された被写体情報や被写界情報に基づいてフラッシュを発光するか否かを判断する(ステップA1)。
ステップA1においてフラッシュを発光しないと判断されると、フラッシュを発光させないで撮影を行なう非発光時撮影方式により撮影が行なわれることになる。以下、非発光時撮影方式について詳細に説明する。
まず所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比が決定されると、主に低輝度側の情報を取得するためのA面と、このA面よりも露光量を少なくし、主に高輝度側の情報を取得するためのB面の2つの画像信号が取得される(ステップA9およびA10)。例えばダイナミックレンジを4倍に拡大する場合には、図2(A)に示す通り、通常露光量で撮影されるA面の露光比を1とすると、B面の露光比は1/4となる。次に図2(B)に示す通り、A面とB面の2つの画像信号における輝度−信号値の傾き特性を一致させるために、B面について4倍のゲイン補正を行い、低輝度側の情報についてはA面の情報を使用し、高輝度側の情報についてはB面の情報を使用して、A面とB面の情報を合成することによって、図2(C)に示す通り、4倍にダイナミックレンジを拡大した1つのダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することができる(ステップA11)。
ステップA1においてフラッシュを発光すると判断されると、フラッシュを発光させて撮影を行なう通常撮影方式により撮影が行なわれることになる。以下、通常撮影方式について詳細に説明する。
まず所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比が決定されると(ステップA2)、フラッシュを発光して第1の撮影(A面)を行い(ステップA3)、フラッシュの発光を禁止して第2の撮影を行なう(ステップA4)。
次に、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出し(ステップA5)、第1の撮影の撮影条件および第2の撮影の撮影条件の差(露光比)と、影響信号量F1とに基づいて、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出し(ステップA6)、画像信号P2に影響信号量F2を加算して、第2の撮影においてフラッシュを発光した場合に取得されると考えられる画像信号P2´´を取得する(ステップA7)。
最後に、画像信号P1および画像信号P2´´に基づいて、非発光時撮影方式と同様に、低輝度側の情報についてはA面の情報(画像信号P1)を使用し、高輝度側の情報についてはB面の情報(画像信号P2´´)を使用して、A面とB面の情報を合成することによってダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することができる(ステップA8)。
上記のような構成とすることにより、ダイナミックレンジ拡大処理を行う画像の撮影においてフラッシュを発光させる場合にフラッシュの微小発光制御が不要となるので、フラッシュ発光撮影を行なった場合でも高精度にダイナミックレンジ拡大処理を行うことが可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態の撮影装置を適用したデジタルカメラについて説明する。図4は本実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態は上記第1の実施の形態と比べ、撮像部11の構成を変更するとともに、通常撮影方式における処理をより高精度なものに変更したものである。なお、変更点以外の構成は上記第1の実施の形態と同様であるため、変更点以外の説明については省略する。
本実施の形態の撮像部11は、主に低輝度側の情報を取得するためのA面と、このA面よりも露光量を少なくし、主に高輝度側の情報を取得するためのB面の2つの画像信号が取得するために、1つのCCDを用いて、第1の撮影(A面)と第2の撮影(B面)とで露光時間を変えて高速連続撮影を行なうものである。
撮影が開始されると、検出部16の各種センサにより被写体情報や被写界情報が検出される。CPU10では、これに基づいて最終的に取得する画像信号について、通常撮影を行なった場合と比較してどの程度ダイナミックレンジを拡大させるかを設定する。さらに検出部16の各種センサにより検出された被写体情報や被写界情報に基づいてフラッシュを発光するか否かを判断する(ステップB1)。
ステップB1においてフラッシュを発光しないと判断されると、フラッシュを発光させないで撮影を行なう非発光時撮影方式により撮影が行なわれることになる。なお、非発光時撮影方式(ステップB10〜B12)については、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ステップB1においてフラッシュを発光すると判断されると、フラッシュを発光させて撮影を行なう通常撮影方式により撮影が行なわれることになる。以下、通常撮影方式について詳細に説明する。
まず所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比が決定されると(ステップB2)、フラッシュを発光して露光時間Eで第1の撮影(A面)を行い(ステップB3)、フラッシュの発光を禁止して露光時間E/tで第2の撮影(B面)を行なう(ステップB4)。
次に、第1の撮影と第2の撮影の露光時間の違いに応じて、(1)式により画像信号P2を露光時間Eで撮影した場合の画像信号P2´を算出する(ステップB5)。
P2´=Limit(P2×t) (1)
なお、Limit(x)とは、xに信号リミットをかけるリミット処理を意味している。これは、実際のCCDでは所定の光量以上の光が入射するとCCDの信号出力が飽和するため、演算により飽和量以上の信号値が発生した場合には、これを制限しないと実際の画像信号を再現できないために行なう処理である。
次に、画像信号P1と画像信号P2´に基づいて、(2)式により画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出し(ステップB6)、影響信号量F1に基づいて、(3)式により第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出し(ステップB7)、画像信号P2と影響信号量F2に基づいて、(4)式により第2の撮影においてフラッシュを発光した場合に取得されると考えられる画像信号P2´´を算出する(ステップB8)。
F1=P1−P2´ (2)
F2=F1/t (3)
P2´´=Limit(P2+F2) (4)
最後に、画像信号P1および画像信号P2´´に基づいて、非発光時撮影方式と同様に、低輝度側の情報についてはA面の情報(画像信号P1)を使用し、高輝度側の情報についてはB面の情報(画像信号P2´´)を使用して、A面とB面の情報を合成することによってダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することができる(ステップB9)。
上記のような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第3の実施の形態の撮影装置を適用したデジタルカメラについて説明する。図5は本実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態は上記第1の実施の形態と比べ、撮像部11の構成を変更するとともに、通常撮影方式における処理をより高精度なものに変更したものである。なお、変更点以外の構成は上記第1の実施の形態と同様であるため、変更点以外の説明については省略する。
本実施の形態の撮像部11は、主に低輝度側の情報を取得するためのA面と、このA面よりも露光量を少なくし、主に高輝度側の情報を取得するためのB面の2つの画像信号が取得するために、被写体からの光を光電変換する互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子および第2の受光素子が所定の配列形態によって多数配置されてなるCCDを用いている。なお、第1の受光素子および第2の受光素子は同じ感度で、電子シャッターを用いて各々異なる露光時間で撮影を行なうことにより、第1の撮影(A面)と第2の撮影(B面)とを異なる露光比で一度に行なえるものである。
撮影が開始されると、検出部16の各種センサにより被写体情報や被写界情報が検出される。CPU10では、これに基づいて最終的に取得する画像信号について、通常撮影を行なった場合と比較してどの程度ダイナミックレンジを拡大させるかを設定する。さらに検出部16の各種センサにより検出された被写体情報や被写界情報に基づいてフラッシュを発光するか否かを判断する(ステップC1)。
ステップC1においてフラッシュを発光しないと判断されると、フラッシュを発光させないで撮影を行なう非発光時撮影方式により撮影が行なわれることになる。なお、非発光時撮影方式(ステップC12〜C14)については、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ステップC1においてフラッシュを発光すると判断されると、フラッシュを発光させて撮影を行なう通常撮影方式により撮影が行なわれることになる。以下、通常撮影方式について詳細に説明する。
まず所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比が決定されると(ステップC2)、露光時間Eで第1の撮影(A面)を開始し(ステップC3)、A面側のみに照射されるようにフラッシュを発光し(ステップC4)、露光時間E/tで第2の撮影(B面)を開始し(ステップC5)、そして第1の撮影(A面)および第2の撮影(B面)を終了させる(ステップC6)。
次に、第1の撮影と第2の撮影の露光時間の違いに応じて、(1)式により画像信号P2を露光時間Eで撮影した場合の画像信号P2´を算出する(ステップC7)。
P2´=Limit(P2×t) (1)
次に、画像信号P1と画像信号P2´に基づいて、(2)式により画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出し(ステップC8)、影響信号量F1に基づいて、(3)式により第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出し(ステップC9)、画像信号P2と影響信号量F2に基づいて、(4)式により第2の撮影においてフラッシュを発光した場合に取得されると考えられる画像信号P2´´を算出する(ステップC10)。
F1=P1−P2´ (2)
F2=F1/t (3)
P2´´=Limit(P2+F2) (4)
最後に、画像信号P1および画像信号P2´´に基づいて、非発光時撮影方式と同様に、低輝度側の情報についてはA面の情報(画像信号P1)を使用し、高輝度側の情報についてはB面の情報(画像信号P2´´)を使用して、A面とB面の情報を合成することによってダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することができる(ステップC11)。
上記のような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第4の実施の形態の撮影装置を適用したデジタルカメラについて説明する。図6は本実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート(1)、図7はフローチャート(2)である。
本実施の形態は上記第1の実施の形態と比べ、第1の撮影の際に発光するフラッシュの影響により第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定し、白飛びが発生すると判定した場合には白飛び発生時専用の処理を行なうように変更したものである。なお、変更点以外の構成は上記第1の実施の形態と同様であるため、変更点以外の説明については省略する。
図6のフローチャート(1)に示すように、撮影が開始されると、検出部16の各種センサにより被写体情報や被写界情報が検出される。CPU10では、これに基づいて最終的に取得する画像信号について、通常撮影を行なった場合と比較してどの程度ダイナミックレンジを拡大させるかを設定する。さらに検出部16の各種センサにより検出された被写体情報や被写界情報に基づいてフラッシュを発光するか否かを判断する(ステップD1)。
ステップD1においてフラッシュを発光しないと判断されると、フラッシュを発光させないで撮影を行なう非発光時撮影方式により撮影が行なわれることになる(ステップD7)。なお、非発光時撮影方式については、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ステップD1においてフラッシュを発光すると判断されると、所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比に基づいてフラッシュの発光量Evfを算出し(ステップD2)、そして発光量Evfのフラッシュの影響により第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定し(ステップD3、D4)、ステップD3、D4において白飛びが発生しないと判断されると、通常撮影方式により撮影が行なわれることになる(ステップD5)。なお、通常撮影方式については、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ステップD3、D4において白飛びが発生すると判断されると、白飛び時撮影方式により撮影が行なわれることになる(ステップD6)。以下、白飛び時撮影方式について詳細に説明する。
図7のフローチャート(1)に示すように、まず所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比とフラッシュ発光量Evfが決定されると、これに基づいて第1の撮影において白飛びしないフラッシュの発光量Evf/uを求め(ステップE1)、発光量Evfのフラッシュを発光して第1の撮影(A面)を行い(ステップE2)、フラッシュの発光を禁止して第2の撮影を行なう(ステップE3)。
次に、第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出し(ステップE4)、第1の撮影の撮影条件および第2の撮影の撮影条件の差(露光比)と、影響信号量F1とフラッシュ減少率1/uに基づいて、第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出し(ステップE5)、画像信号P2に影響信号量F2を加算して、第2の撮影においてフラッシュを発光した場合に取得されると考えられる画像信号P2´´を取得する(ステップE6)。
さらに画像信号P1に対し、白飛びしないようにフラッシュの発光量を抑えた分(F1×(1−1/u))を加算し、第1の撮影においてフラッシュの発光量を抑えずに発光した場合に取得されると考えられる画像信号P1´を取得する(ステップE7)。
最後に、画像信号P1´および画像信号P2´´に基づいて、非発光時撮影方式と同様に、低輝度側の情報についてはA面の情報(画像信号P1´)を使用し、高輝度側の情報についてはB面の情報(画像信号P2´´)を使用して、A面とB面の情報を合成することによってダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することができる(ステップE8)。
上記のような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
次に、本発明の第5の実施の形態の撮影装置を適用したデジタルカメラについて説明する。図8は本実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャートである。
本実施の形態は上記第4の実施の形態と比べ、白飛び時撮影方式における処理を変更したものである。なお、変更点以外の構成は上記第1の実施の形態と同様であるため、変更点以外の説明については省略する。
撮影が開始されると、検出部16の各種センサにより被写体情報や被写界情報が検出される。CPU10では、これに基づいて最終的に取得する画像信号について、通常撮影を行なった場合と比較してどの程度ダイナミックレンジを拡大させるかを設定する。さらに検出部16の各種センサにより検出された被写体情報や被写界情報に基づいてフラッシュを発光するか否かを判断する(ステップF1)。
ステップF1においてフラッシュを発光しないと判断されると、フラッシュを発光させないで撮影を行なう非発光時撮影方式により撮影が行なわれることになる。なお、非発光時撮影方式(ステップF11〜C13)については、上記第1の実施の形態と同様であるため説明を省略する。
ステップF1においてフラッシュを発光すると判断されると、フラッシュを発光させ、かつ第1の撮影により取得された画像信号中のフラッシュの影響による白飛び量Wを考慮して補正を行う白飛び時撮影方式により撮影が行なわれることになる。以下、白飛び時撮影方式について詳細に説明する。
まず所望のダイナミックレンジとするために必要な露光比とフラッシュ発光量を決定し(ステップF2)、これに基づいて上記フラッシュ発光量で第1の撮影を行なった場合に取得される画像信号中のフラッシュの影響による白飛び量Wを算出し(ステップF3)、フラッシュを発光して露光時間Eで第1の撮影(A面)を行い(ステップF4)、フラッシュの発光を禁止して露光時間E/tで第2の撮影を行なう(ステップF5)。
ここで、白飛び量Wの算出方法については、例えば、本撮影前にCCD調光用として本来のフラッシュ発光量よりも抑えて白飛びを発生させないようにして撮影したプレ発光画像と非発光画像とを比較してプレ発光時のフラッシュの影響量を算出し、これを本来のフラッシュ発光量に換算することにより白飛び量Wを求める等、どのような方法を用いてもよい。
次に、第1の撮影と第2の撮影の露光時間の違いに応じて、(1)式により画像信号P2を露光時間Eで撮影した場合の画像信号P2´を算出する(ステップF6)。
P2´=Limit(P2×t) (1)
次に、画像信号P1、画像信号P2´および白飛び量Wに基づいて、(5)式により画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出し(ステップF7)、影響信号量F1に基づいて、(3)式により第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出し(ステップF8)、画像信号P2と影響信号量F2に基づいて、(4)式により第2の撮影においてフラッシュを発光した場合に取得されると考えられる画像信号P2´´を算出する(ステップF9)。
F1=P1−P2´+W (5)
F2=F1/t (3)
P2´´=Limit(P2+F2) (4)
最後に、画像信号P1および画像信号P2´´に基づいて、非発光時撮影方式と同様に、低輝度側の情報についてはA面の情報(画像信号P1)を使用し、高輝度側の情報についてはB面の情報(画像信号P2´´)を使用して、A面とB面の情報を合成することによってダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することができる(ステップF10)。
上記のような構成としても、上記第1の実施の形態と同様の効果を得ることができる。
以上、本発明の好ましい実施の形態について説明したが、本発明は上記に限定されるものではなく、例えば、「第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´」については、上記のダイナミックレンジ拡大画像信号の生成処理以外にも、複数フレームの画像信号に基づいて被写界深度が浅い画像、もしくは逆に被写界深度が深い画像を生成する、いわゆるマルチフレーム処理等、種々の画像処理に適用することが可能である。
第1の実施の形態のデジタルカメラの概略ブロック図 ダイナミックレンジ拡大時のデータ処理についての説明図 上記デジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート 第2の実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート 第3の実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート(1) 上記フローチャート(2) 第4の実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート(1) 上記デジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート(2) 第5の実施の形態のデジタルカメラにおける撮影時の処理の流れを示すフローチャート(1) 上記フローチャート(2)
符号の説明
1 デジタルカメラ
10 CPU
11 撮像部
11a CCD
11b アナログ処理部
11c A/D変換部
12 画像処理部
13 記憶部
14 操作部
15 表示部
16 検出部
17 発光部
18 記録媒体読取部
19 記録媒体

Claims (9)

  1. 同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、該複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得する撮像手段と、
    前記被写体に向けてフラッシュを発光する発光手段と、
    前記複数の画像信号を処理する画像信号処理手段と、
    フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、前記画像信号P2に前記影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる通常撮影方式により撮影を行なうように、前記撮像手段、前記発光手段および前記画像信号処理手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  2. 同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、該複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得する撮像手段と、
    前記被写体に向けてフラッシュを発光する発光手段と、
    前記複数の画像信号を処理する画像信号処理手段と、
    フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを算出するステップ、該白飛び量Wに基づき、前記画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、前記画像信号P2に前記影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる白飛び時撮影方式により撮影を行なうように、前記撮像手段、前記発光手段および前記画像信号処理手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  3. 同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、該複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得する撮像手段と、
    前記被写体に向けてフラッシュを発光する発光手段と、
    前記複数の画像信号を処理する画像信号処理手段と、
    前記第1の撮影の際に発光するフラッシュの影響により前記第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定する判定手段と、
    該判定手段により白飛びが発生しないと判定された場合には、フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、前記画像信号P2に前記影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる通常撮影方式により撮影を行ない、該判定手段により白飛びが発生すると判定された場合には、フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを算出するステップ、該白飛び量Wに基づき、前記画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、前記画像信号P2に前記影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる白飛び時撮影方式により撮影を行なうように、前記撮像手段、前記発光手段および前記画像信号処理手段を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする撮影装置。
  4. 前記画像信号処理手段が、前記画像信号P1および前記画像信号P2´´に基づいてダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得するものであることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の撮影装置。
  5. 前記撮像手段が、被写体からの光を光電変換する、互いに独立に駆動制御可能な第1の受光素子および第2の受光素子が所定の配列形態によって多数配置されてなる撮像素子であることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の撮影装置。
  6. 同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、該複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、
    取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、
    フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、
    フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、
    前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、
    前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、
    および、前記画像信号P2に影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる通常撮影方式により撮影を行なうことを特徴とする撮影方法。
  7. 同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、該複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、
    取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、
    フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、
    フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、
    前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを算出するステップ、
    該白飛び量Wに基づき、前記画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、
    前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、
    および、前記画像信号P2に影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる白飛び時撮影方式により撮影を行なうことを特徴とする撮影方法。
  8. 同一被写体に対して、撮影条件が互いに異なる第1の撮影および第2の撮影の少なくとも2つ以上の複数回の撮影を行ない、該複数回の撮影に対応した複数の画像信号を取得し、
    取得した複数の画像信号を処理する撮影方法において、
    前記第1の撮影の際に発光するフラッシュの影響により前記第1の撮影により取得された画像信号P1中に白飛びが発生するか否か判定し、
    白飛びが発生しないと判定した場合には、フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、前記画像信号P2に影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる通常撮影方式により撮影を行ない、
    白飛びが発生すると判定した場合には、フラッシュを発光して前記第1の撮影を行なうステップ、フラッシュの発光を禁止して前記第2の撮影を行なうステップ、前記第1の撮影により取得された画像信号P1におけるフラッシュ発光に起因する白飛び量Wを算出するステップ、該白飛び量Wに基づき、前記画像信号P1におけるフラッシュ発光の影響信号量F1を算出するステップ、前記第1の撮影の撮影条件および前記第2の撮影の撮影条件の差と、前記影響信号量F1とに基づいて、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合のフラッシュ発光の影響信号量F2を算出するステップ、および、前記画像信号P2に影響信号量F2を加算して、前記第2の撮影においてフラッシュを発光させた場合に取得されると推測される画像信号P2´´を取得するステップからなる白飛び時撮影方式により撮影を行なうことを特徴とする撮影方法。
  9. 前記画像信号P1および前記画像信号P2´´に基づいてダイナミックレンジ拡大画像信号Pcを取得することを特徴とする請求項6から8のいずれか1項記載の撮影方法。
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