JP2003007954A - 樹脂封止型半導体装置の製造方法 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置の製造方法

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JP2003007954A
JP2003007954A JP2001194118A JP2001194118A JP2003007954A JP 2003007954 A JP2003007954 A JP 2003007954A JP 2001194118 A JP2001194118 A JP 2001194118A JP 2001194118 A JP2001194118 A JP 2001194118A JP 2003007954 A JP2003007954 A JP 2003007954A
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lead frame
resin
semiconductor device
die pad
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Eiichi Nakazawa
栄一 中澤
Kenichi Nishiyama
健一 西山
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 リードフレームを用いた樹脂封止型半導体装
置の製造方法では高密度小型化を達成し、かつその底面
側で実装基板と接続する構造を実現するには困難であっ
た。 【解決手段】 外部電極となるランド電極をリード体で
設け、パッケージ底面領域内に第2のリード部4の底面
と第1のリード部3の底面とが配置されて2列配置のラ
ンド電極を構成してLGAパッケージを構成する製法に
おいて、リードフレームの第1のリード部3に設けた認
識部5を用いて、金属細線接続の際の位置認識、位置合
わせを精度よく行うことができ、丸み形状のリードを有
したLGA型のリードフレームの位置認識精度が低下す
るというLGA型樹脂封止型半導体装置の製法上の課題
を解決できるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、従来のビーム状の
リードを備えたリードフレームに加えて、外部端子とな
るランド電極を備えたリードを有したリードフレームを
用い、ランド・グリッド・アレイ(LGA)を実現する
樹脂封止型半導体装置の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、電子機器の小型化に対応するため
に、樹脂封止型半導体装置などの半導体部品の高密度実
装が要求され、それにともなって、半導体部品の小型、
薄型化が進んでいる。また小型で薄型でありながら、多
ピン化が進み、高密度の小型、薄型の樹脂封止型半導体
装置が要望されている。
【0003】以下、従来の樹脂封止型半導体装置に使用
するリードフレームについて説明する。
【0004】図6は、従来のリードフレームの構成を示
す平面図である。図6に示すように、従来のリードフレ
ームは、フレーム枠101と、そのフレーム枠101内
に、半導体素子が載置される矩形状のダイパッド部10
2と、ダイパッド部102を支持する吊りリード部10
3と、半導体素子を載置した場合、その載置した半導体
素子と金属細線等の接続手段により電気的接続するビー
ム状のインナーリード部104と、そのインナーリード
部104と連続して設けられ、外部端子との接続のため
のアウターリード部105と、アウターリード部105
どうしを連結固定し、樹脂封止の際の樹脂止めとなるタ
イバー部106とより構成されていた。
【0005】なお、リードフレームは、図5に示した構
成よりなるパターンが1つではなく、複数個、左右、上
下に連続して配列されたものである。
【0006】次に従来の樹脂封止型半導体装置について
説明する。図7は、図6に示したリードフレームを用い
た樹脂封止型半導体装置を示す断面図である。
【0007】図7に示すように、リードフレームのダイ
パッド部102上に半導体素子107が搭載され、その
半導体素子107とインナーリード部104とが金属細
線108により電気的に接続されている。そしてダイパ
ッド部102上の半導体素子107、インナーリード部
104の外囲は封止樹脂109により封止されている。
封止樹脂109の側面からはアウターリード部105が
突出して設けられ、先端部はベンディングされている。
【0008】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法
は、図8に示すように、リードフレームのダイパッド部
102上に半導体素子107を接着剤により接合した後
(ダイボンド工程)、半導体素子107とインナーリー
ド部104の上面とを金属細線108により接続する
(ワイヤーボンド工程)。その後、半導体素子107の
外囲を封止するが、封止領域はリードフレームのタイバ
ー部106で包囲された領域内を封止樹脂109により
封止し、アウターリード部105を外部に突出させて封
止する(樹脂封止工程)。そしてタイバー部106で封
止樹脂109の境界部をカッティングし、各アウターリ
ード部105を分離し、フレーム枠101を除去すると
ともに、アウターリード部105の先端部をベンディン
グすることにより(タイバーカット・ベンド工程)、図
7に示した構造の樹脂封止型半導体装置を製造すること
ができる。ここで図8において、破線で示した領域が封
止樹脂109で封止する領域である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら従来のリ
ードフレームタイプの樹脂封止型半導体装置では、半導
体素子が高集積化し、多ピンとなった場合、インナーリ
ード部(アウターリード部)の幅の形成には限界があ
り、多ピンに対応しようとする場合は、インナーリード
部(アウターリード部)の数が多くなるため、リードフ
レーム自体が大きくなり、結果として樹脂封止型半導体
装置も大きくなり、要望される小型、薄型の樹脂封止型
半導体装置は実現できないという課題があった。また、
半導体素子の多ピン対応としてリードフレームのサイズ
を変更せず、インナーリード部を増加させる場合は、1
本当たりのインナーリード部の幅を細くしなければなら
ず、リードフレーム形成のエッチング等の加工で課題が
多くなってしまう。
【0010】また最近は面実装タイプの半導体装置とし
て、底面に外部電極(ボール電極、ランド電極)を設け
たキャリア(配線基板)上に半導体素子を搭載し、電気
的接続を行った後、そのキャリアの上面を樹脂封止した
半導体装置であるボール・グリッド・アレイ(BGA)
タイプやランド・グリッド・アレイ(LGA)タイプの
半導体装置がある。このタイプの半導体装置はその底面
側でマザー基板と実装する半導体装置であり、今後、こ
のような面実装タイプの半導体装置が主流になりつつあ
る。したがって、このような動向に対応するには、従来
のリードフレーム、そのリードフレームを用いた樹脂封
止型半導体装置では、対応できないという大きな課題が
顕在化してきている。
【0011】本発明は前記した従来の課題および今後の
半導体装置の動向に対応できるリードフレームタイプの
樹脂封止型半導体装置の製造方法を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の樹脂封止型半導体装置の製造方法
は、半導体素子搭載用のダイパッド部と、前記ダイパッ
ド部を支持した吊りリード部と、先端部が各々、前記ダ
イパッド部に対向して配置された複数の第1のリード部
と、前記第1のリード部よりも長く延在して先端部が各
々、前記ダイパッド部に対向して配置された複数の第2
のリード部とよりなり、少なくとも前記第1のリード部
の表面には、直線で形成された少なくとも二辺よりなる
角部で認識部が形成されているリードフレームを用意す
る工程と、前記用意したリードフレームの前記ダイパッ
ド部上に半導体素子を搭載する工程と、前記ダイパッド
部上に搭載した前記半導体素子の主面上の電極パッド
と、前記リードフレームの第1のリード部、第2のリー
ド部の各上面とを金属細線により接続する工程と、前記
半導体素子、ダイパッド部、金属細線の領域を封止樹脂
により樹脂封止する工程と、よりなる樹脂封止型半導体
装置の製造方法であって、前記ダイパッド部上に搭載し
た前記半導体素子の主面上の電極パッドと、前記リード
フレームの第1のリード部、第2のリード部の各上面と
を金属細線により接続する工程では、前記第1のリード
部の表面に形成された角部による認識部でリードフレー
ムの位置合わせを行った後、金属細線で接続する樹脂封
止型半導体装置の製造方法である。
【0013】そして具体的には、リードフレームを用意
する工程では、第1のリード部、第2のリード部の平面
形状は全体的に丸みを帯びた形状であるリードフレーム
を用意する樹脂封止型半導体装置の製造方法である。
【0014】また、ダイパッド部上に搭載した半導体素
子の主面上の電極パッドと、リードフレームの第1のリ
ード部、第2のリード部の各上面とを金属細線により接
続する工程では、前記第1のリード部の表面に形成され
た角部による認識部でリードフレームのX,Y,θの位
置合わせを行った後、金属細線で接続する樹脂封止型半
導体装置の製造方法である。
【0015】また、リードフレームを用意する工程で
は、第1のリード部の表面に形成された認識部はリード
フレーム面内で対角に位置する第1のリード部の表面に
形成されているリードフレームを用意する樹脂封止型半
導体装置の製造方法である。
【0016】また、リードフレームとして、第1のリー
ド部の底面、第2のリード部の底面はランド電極を構成
し、平面配列で少なくとも2列を構成しているリードフ
レームを用意する樹脂封止型半導体装置の製造方法であ
る。
【0017】前記構成の通り、本発明の樹脂封止型半導
体装置の製造方法は、外部電極となるランド電極を有し
た樹脂封止型半導体装置をリード体を用いて実現できる
ものであり、樹脂封止型半導体装置の底面、すなわちパ
ッケージ底面領域内には、第2のリード部の底面先端の
ランド部が配置され、そのランド部の外側には第1のリ
ード部の底面がランドとして配置されて2列配置の外部
端子を構成したLGA(ランド・グリッド・アレイ)型
パッケージを構成することができる。
【0018】そしてさらに、リードフレームのリード部
の底面はランド部を構成するものであるため、その平面
形状は全体的に丸みを帯びた形状であり、その丸み形状
故にリードフレームの位置認識精度が低下するという新
規課題が発生するが、本発明では、リードフレームとし
て、第1のリード部の表面には、直線で形成された少な
くとも二辺よりなる角部で認識部が形成されているリー
ドフレームを用い、特にワイヤーボンド工程でのリード
部位置の認識、位置合わせの際には、その認識部でリー
ドフレームの位置合わせを行った後、金属細線で接続す
るものであり、角部のシャープな部分を用いて精度よく
位置認識、位置合わせが可能で、信頼性の高い金属細線
接続ができるものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の樹脂封止型半導体
装置の製造方法の主とした実施形態について図面を参照
しながら説明する。
【0020】まず本実施形態の樹脂封止型半導体装置を
実現するリードフレームについて説明する。
【0021】図1は本実施形態のリードフレームを示す
平面図である。図2は本実施形態のリードフレームの一
つの第1のリード部分を示す図であり、図1の円内で示
される部分の拡大図を示し、図2(a)は平面図であ
り、図2(b)は図2(a)のB−B1箇所の断面図で
ある。図3は図1のA−A1箇所の断面図である。
【0022】図示するように、本実施形態で用いるリー
ドフレームは、銅材または、42−アロイ等の通常のリ
ードフレームに用いられている金属材よりなり、半導体
素子搭載用のダイパッド部1であって、中央部が半切断
プレスにより突出したスポットフロート構造のダイパッ
ド部1と、そのダイパッド部1を各角部で4点支持した
吊りリード部2と、先端部が各々、ダイパッド部1に対
向して配置された複数の第1のリード部3と、第1のリ
ード部3よりも長く延在して先端部が各々、ダイパッド
部1に対向して配置された複数の第2のリード部4とよ
りなり、各辺の第1のリード部の1つの表面には、直線
で形成された少なくとも二辺よりなる角部で認識部5が
形成されているリードフレームである。そして第1のリ
ード部3の底面、第2のリード部4の先端部底面はラン
ド電極を構成するものであり、それら第1のリード部、
第2のリード部の各ランド電極により平面配列で少なく
とも2列を構成しているリードフレームである。すなわ
ち、リードフレームの第1のリード部3と第2のリード
部4は、フレーム枠と接続した状態では交互配列の並列
配置となっており、ダイパッド部1に対向する配置にお
いては、第2のリード部4の先端部が第1のリード部3
の先端部よりもダイパッド部1側に延在し、それら先端
部どうしは平面配置上、千鳥状に配置されているもので
ある。この配置は、半導体素子を搭載し、樹脂封止した
際には、パッケージ底面に2列の外部端子が千鳥状に配
置されるようにしたものであり、ランドリードの第1の
リード部3の底面、第2のリード部4の先端部底面がパ
ッケージ底面に配置されるものである。
【0023】またダイパッド部1にはその表面の略中央
部分に円形の突出部1aが設けられ、その突出部1a
は、ダイパッド部1を構成している平板に対してプレス
加工により半切断状態のプレスを施し、上方に突出させ
たものである。この突出部1aが実質的に半導体素子を
支持する部分となり、半導体素子を搭載した際、ダイパ
ッド部1の突出部1aを除く表面と半導体素子裏面との
間には間隙が形成されるよう構成されている。
【0024】また図2に示すように、第1のリード部3
の先端部はハーフエッチ等によって薄厚部が形成され、
この薄厚部で構成されたリード表面に認識部5が形成さ
れているものである。したがって認識部5は表面エリア
に形成されているため、リード底面のランド電極に対し
て影響を及ぼすことはない。また第1のリード部3の底
面のランドは図2(a)の破線で示した丸みを帯びた形
状である。また図3に示すように、第2のリード部4は
ランド電極を構成する先端部以外はハーフエッチによる
薄厚部から構成されている。
【0025】なお、本実施形態において、図1では4つ
の認識部5がそれぞれ各辺の第1のリード部3の1つの
表面に形成されているが、各辺に少なくとも1つ認識部
を設けてもよく、またリードフレーム面内で対角に位置
する各第1のリード部3の表面に設けたり、場合によっ
ては第1のリード部3の表面に設けてもよい。
【0026】さらに、第1のリード部3、第2のリード
部4の数は、搭載する半導体素子のピン数などにより、
その数を適宜設定できるものである。また本実施形態の
リードフレームはその表面がメッキ処理されたものであ
り、必要に応じて例えば、ニッケル(Ni),パラジウ
ム(Pd)および金(Au)などの金属が積層されて適
宜メッキされているものである。また本実施形態のリー
ドフレームは図1に示したようなパターンが1つよりな
るものではなく、左右・上下に連続して形成できるもの
である。また認識部に対して、孔を設けて認識精度を高
めるようにしてもよい。
【0027】次に本実形態のリードフレームを用いた樹
脂封止型半導体装置について説明する。
【0028】図4は本実施形態の樹脂封止型半導体装置
を示す図であり、図4(a)は平面図、図4(b)は底
面図、図4(c)図4(b)のC−C1箇所の断面図で
ある。
【0029】本実施形態の樹脂封止型半導体装置は、表
面に突出部1aを有したダイパッド部1と、そのダイパ
ッド部1の突出部1a上に銀ペースト等の導電性接着剤
(図示せず)を介して搭載された半導体素子6と、底面
が露出した第1のリード部3と、第1のリード部3の先
端部領域よりもダイパッド部1側に延在して配置され、
その先端部の底面が露出してランド電極を構成する第2
のリード部4と、半導体素子6の主面の電極パッド(図
示せず)と第1のリード部3、第2のリード部4の表面
のボンディングパッド部とを電気的に接続した金属細線
7と、ダイパッド部1の底面を除く領域、搭載された半
導体素子6、第1のリード部3の底面を除く領域、第2
のリード部4の外部側面と底面とを除く領域、および金
属細線7を封止した封止樹脂8とよりなるものである。
そして封止樹脂8よりなるパッケージ部より露出した第
2のリード部4の先端部底面と、第1のリード部3の外
部側面と底面とは、プリント基板等の実装基板への実装
の際、外部電極を構成するランド電極を構成しており、
第1のリード部3の底面とその先端部領域の第2のリー
ド部4の先端部底面とが露出して千鳥状の2列ランド構
成を有しているものである。そしてランド電極は封止樹
脂8より露出しているが、20[μm]程度の段差を有
して突出して露出しているものであり、基板実装時のス
タンドオフを有しているものである。同様にダイパッド
部1の底面も突出して露出しているものであり、基板実
装時はハンダ接合により放熱効率を向上させることがで
きる。さらに、ダイパッド部1の底面には、表面の突出
部1aに対応した凹部が形成されており、これは突出部
1aをダイパッド部1の上面にプレス加工による半切断
状態で形成しているため、その突出量分の凹部が対応し
て底面に形成されているものである。本実施形態では、
200[μm]の金属板よりなるダイパッド部1(リー
ドフレーム厚)の厚みに対して、140[μm]〜18
0[μm](金属板自体の厚みの70[%]〜90
[%])突出した突出部1aを形成している。
【0030】また本実施形態の樹脂封止型半導体装置
は、図示していないが、用いているリードフレームの特
質上、少なくとも1つの第1のリード部の表面には位置
合わせで用いる角を有した認識部を有しているものであ
る。
【0031】また本実施形態の樹脂封止型半導体装置
は、封止樹脂8に封止された第2のリード部4の先端
部、第1のリード部3の先端部の上面の面積が、封止樹
脂8から露出、突出した側のランド電極側の面積よりも
大きく構成されており、封止樹脂8との食いつきを良好
にし、密着性を向上させることができ、基板実装の際の
接続の信頼性を得ることができるものである。
【0032】以上のように、本実施形態の樹脂封止型半
導体装置は、パッケージ底面には、第2のリード部4の
ランド電極の底面が配置され、そのランド電極の外側に
は第1のリード部3の底面であるランド電極が配置され
て千鳥状の2列配置の外部端子を構成するものであり、
LGA(ランド・グリッド・アレイ)型パッケージを構
成することができる。
【0033】次に本発明の樹脂封止型半導体装置の製造
方法の実施形態について図面を参照しながら説明する。
図5は本実施形態の樹脂封止型半導体装置の製造方法を
示す工程ごとの断面図である。なお、本実施形態では、
図1,図2,図3に示したようなリードフレームを用い
てLGA型の樹脂封止型半導体装置を製造する形態を説
明する。また本実施形態では便宜的に第1のリード部,
第2のリード部の断面を併記した図を用いて説明する。
【0034】まず図5(a)に示すように、半導体素子
搭載用のダイパッド部1と、ダイパッド部1を支持した
吊りリード部と、先端部が各々、ダイパッド部1に対向
して配置された複数の第1のリード部3と、第1のリー
ド部3よりも長く延在して先端部が各々、ダイパッド部
1に対向して配置された複数の第2のリード部4とより
なり、少なくとも第1のリード部の表面には、直線で形
成された少なくとも二辺よりなる角部で認識部が形成さ
れているリードフレームを用意する。
【0035】そして図5(b)に示すように、用意した
リードフレームのダイパッド部1の突出部1a上に接着
剤を介して半導体素子6を接着搭載する。
【0036】そして図5(c)に示すように、ダイパッ
ド部1上に搭載した半導体素子6の主面上の電極パッド
と、リードフレームの第1のリード部3、第2のリード
部4の各上面とを金属細線7により接続する。ここで本
実施形態では第1のリード部3の表面には角部による認
識部が設けられているので、その第1のリード部3の表
面に形成された角部による認識部でリードフレームの
X,Y,θのズレを補正し、位置合わせを行った後、金
属細線7で接続する。本実施形態で用いるLGA用のリ
ードフレームの第1のリード部3,第2のリード部4の
形状は、全体的に丸みを帯びた平面形状であり、その丸
み形状故にリードフレームの位置認識精度が低下する恐
れがあるが、本実施形態ではリードフレームとして、第
1のリード部の表面には、直線で形成された少なくとも
二辺よりなる角部で認識部が形成されているリードフレ
ームを用い、特にワイヤーボンド工程でのリード部位置
の認識、位置合わせの際には、その認識部でリードフレ
ームの位置合わせを行った後、金属細線で接続するもの
であり、角部のシャープな部分を用いて精度よく位置認
識、位置合わせが可能で、信頼性の高い金属細線接続が
できるものである。
【0037】そして図5(d)に示すように、半導体素
子6、ダイパッド部1、金属細線7の領域を封止樹脂8
により樹脂封止し、第1のリード部3、第2のリード部
4などのリード加工と成形とを行うことにより、図4に
示したようなLGA型の樹脂封止型半導体装置を得るも
のである。
【0038】以上、本実施形態の樹脂封止型半導体装置
の製造方法では、リードフレームの第1のリード部に設
けた認識部を用いて、特に金属細線で各リード部と半導
体素子とを接続する際の位置認識、位置合わせを精度よ
く行うことができ、丸み形状のリードを有したLGA型
のリードフレームの位置認識精度が低下するというLG
A型樹脂封止型半導体装置の製法上の新規課題を解決で
きるものである。
【0039】
【発明の効果】以上、本発明の樹脂封止型半導体装置の
製造方法では、外部電極となるランド電極をリード体と
して設けたものであり、半導体素子を搭載し、金属細線
で半導体素子と各リードとを接続し、樹脂封止して樹脂
封止型半導体装置を構成した際、樹脂封止型半導体装置
の底面、すなわちパッケージ底面領域内には、第2のリ
ード部のランド部の底面が配置され、そのランド部の外
側には第1のリード部の底面が配置されて2列配置の外
部端子を構成するものであり、LGA(ランド・グリッ
ド・アレイ)型パッケージを構成することができる。ま
た本発明により、リードフレームの第1のリード部に設
けた認識部を用いて、特に金属細線で各リード部と半導
体素子とを接続する際の位置認識、位置合わせを精度よ
く行うことができ、丸み形状のリードを有したLGA型
のリードフレームの位置認識精度が低下するというLG
A型樹脂封止型半導体装置の製法上の課題を解決できる
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態のリードフレームを示す平
面図
【図2】本発明の一実施形態のリードフレームの一部を
示す図
【図3】本発明の一実施形態のリードフレームを示す断
面図
【図4】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置を
示す図
【図5】本発明の一実施形態の樹脂封止型半導体装置の
製造方法を示す断面図
【図6】従来のリードフレームを示す平面図
【図7】従来の樹脂封止型半導体装置を示す断面図
【図8】従来の樹脂封止型半導体装置の製造方法を示す
平面図
【符号の説明】
1 ダイパッド部 1a 突出部 2 吊りリード部 3 第1のリード部 4 第2のリード部 5 認識部 6 半導体素子 7 金属細線 8 封止樹脂 101 フレーム枠 102 ダイパッド部 103 吊りリード部 104 インナーリード部 105 アウターリード部 106 タイバー部 107 半導体素子 108 金属細線 109 封止樹脂
フロントページの続き Fターム(参考) 5F067 AA01 AA06 AA07 AB04 BB01 BB02 BC06 BD05 BE02 DA16 DA17 DA18 DF04 DF07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体素子搭載用のダイパッド部と、前
    記ダイパッド部を支持した吊りリード部と、先端部が各
    々、前記ダイパッド部に対向して配置された複数の第1
    のリード部と、前記第1のリード部よりも長く延在して
    先端部が各々、前記ダイパッド部に対向して配置された
    複数の第2のリード部とよりなり、少なくとも前記第1
    のリード部の表面には、直線で形成された少なくとも二
    辺よりなる角部で認識部が形成されているリードフレー
    ムを用意する工程と、 前記用意したリードフレームの前記ダイパッド部上に半
    導体素子を搭載する工程と、 前記ダイパッド部上に搭載した前記半導体素子の主面上
    の電極パッドと、前記リードフレームの第1のリード
    部、第2のリード部の各上面とを金属細線により接続す
    る工程と、 前記半導体素子、ダイパッド部、金属細線の領域を封止
    樹脂により樹脂封止する工程と、よりなる樹脂封止型半
    導体装置の製造方法であって、 前記ダイパッド部上に搭載した前記半導体素子の主面上
    の電極パッドと、前記リードフレームの第1のリード
    部、第2のリード部の各上面とを金属細線により接続す
    る工程では、前記第1のリード部の表面に形成された角
    部による認識部でリードフレームの位置合わせを行った
    後、金属細線で接続することを特徴とする樹脂封止型半
    導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 リードフレームを用意する工程では、第
    1のリード部、第2のリード部の平面形状は全体的に丸
    みを帯びた形状であるリードフレームを用意することを
    特徴とする請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 ダイパッド部上に搭載した半導体素子の
    主面上の電極パッドと、リードフレームの第1のリード
    部、第2のリード部の各上面とを金属細線により接続す
    る工程では、前記第1のリード部の表面に形成された角
    部による認識部でリードフレームのX,Y,θの位置合
    わせを行った後、金属細線で接続することを特徴とする
    請求項1に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 リードフレームを用意する工程では、第
    1のリード部の表面に形成された認識部はリードフレー
    ム面内で対角に位置する第1のリード部の表面に形成さ
    れているリードフレームを用意することを特徴とする請
    求項1に記載の樹脂封止型半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 リードフレームとして、第1のリード部
    の底面、第2のリード部の底面はランド電極を構成し、
    平面配列で少なくとも2列を構成しているリードフレー
    ムを用意することを特徴とする請求項1に記載の樹脂封
    止型半導体装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005057067A (ja) * 2003-08-05 2005-03-03 Renesas Technology Corp 半導体装置およびその製造方法
US6977431B1 (en) * 2003-11-05 2005-12-20 Amkor Technology, Inc. Stackable semiconductor package and manufacturing method thereof
JP2006108306A (ja) * 2004-10-04 2006-04-20 Yamaha Corp リードフレームおよびそれを用いた半導体パッケージ
JP2013165285A (ja) * 2013-04-18 2013-08-22 Renesas Electronics Corp 半導体装置

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