JP2000183275A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2000183275A
JP2000183275A JP35302198A JP35302198A JP2000183275A JP 2000183275 A JP2000183275 A JP 2000183275A JP 35302198 A JP35302198 A JP 35302198A JP 35302198 A JP35302198 A JP 35302198A JP 2000183275 A JP2000183275 A JP 2000183275A
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semiconductor chip
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semiconductor
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Tatsuo Yoshifuji
辰夫 吉藤
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Mitsui High Tec Inc
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
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    • H01L2224/48247Connecting between a semiconductor or solid-state body and an item not being a semiconductor or solid-state body, e.g. chip-to-substrate, chip-to-passive the body and the item being stacked the item being metallic connecting the wire to a bond pad of the item

Abstract

(57)【要約】 【課題】パッケージの小型化に有効な半導体装置を提供
する。 【解決手段】エラストマ(30)を塗布した銅板(3
2)の上面に、第1のリードフレーム(14−1)と第
1の半導体チップ(12−1)を載置し、エラストマ
(30)を塗布した銅板(32)の底面に、第2のリー
ドフレーム(14−2)と第2の半導体チップ(12−
2)を載置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置に関
し、特に、パッケージの小型化に有効な半導体装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、複数の半導体チップを高さ方向に
積層して、1つのパッケージ内に収容し、小型化および
高集積化を図った半導体装置が考案され、特許公報にて
公開されている。これら公開された技術の概要を以下に
列挙する。
【0003】特開平5−75016号公報には、1つの
リードフレームの両面に2枚の半導体チップを搭載する
技術が開示されている。
【0004】また、特許第2537325号には、2枚
の半導体チップをそれぞれ専用のリードフレームに搭載
し、これらをパッケージ内で上下に重ねて配置する技術
が開示されている(同公報図9参照)。
【0005】また、特開平6−163792号公報に
は、QFP(Quad Flat Package)
と、PGA(Pin Grid Array pack
age)というリードの形状が異なる2つのパッケージ
を高さ方向に積層する技術が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、特開平5−7
5016号公報記載の方法では、2枚の半導体チップが
1つのリードフレームを共用しているため、信号ピンの
数が制約されるという問題がある。
【0007】また、特許第2537325号の方法で
は、半導体チップとリードフレームの構成体を積層した
分だけパッケージが高さ方向に大きくなり、薄型化を図
る上での問題となる。
【0008】また、特開平6−163792号公報記載
の方法では、QFPが表面実装、PGAがピン挿入実装
と、それぞれ実装方法が異なるため、実装時に特別な配
慮が必要になる上、パッケージが高くなるという問題も
ある。
【0009】そこで、本発明は、パッケージの小型化に
有効な半導体装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、複数の半導体チップがリー
ドフレームに接続され、封止部材(10)で封止された
半導体装置において、第1の半導体チップ(12−1)
に接続された第1のリードフレーム(14−1)と、第
2の半導体チップ(12−2)に接続された第2のリー
ドフレーム(14−2)と、第1の面(16−1)に前
記第1のリードフレーム(14−1)を載置し、第2の
面(16−2)に前記第2のリードフレーム(14−
2)を載置し、該第1のリードフレーム(14−1)と
該第2のリードフレーム(14−2)を絶縁する絶縁部
材(18)とを具備することを特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記第1の半導体チップ(12−
1)は、前記絶縁部材(18)の第1の面(16−1)
に載置され、前記第1のリードフレーム(14−1)と
は第1のワイヤー(20−1)で接続され、前記第2の
半導体チップ(12−2)は、前記絶縁部材(18)の
第2の面(16−2)に載置され、前記第2のリードフ
レーム(14−2)とは第2のワイヤー(20−2)で
接続されることを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記第1の半導体チップ(12−
1)は、第1の電極パッド(22−1)を介して、前記
第1のリードフレーム(14−1)に載置され、前記第
2の半導体チップ(12−2)は、第2の電極パッド
(22−2)を介して、前記第2のリードフレーム(1
4−2)に載置されることを特徴とする。
【0013】また、請求項4記載の発明は、請求項1乃
至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記絶縁
部材(18)は、前記第1の面(16−1)に形成され
た第1の配線パターン(24−1)と、前記第2の面
(16−2)に形成された第2の配線パターン(24−
2)とを具備し、前記第1の半導体チップ(12−1)
は、前記第1の配線パターン(24−1)を介して、前
記第1のリードフレーム(14−1)に接続され、前記
第2の半導体チップ(12−2)は、前記第2の配線パ
ターン(24−2)を介して、前記第2のリードフレー
ム(14−2)に接続されることを特徴とする。
【0014】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4のいずれかに記載の発明において、前記第1
のリードフレーム(14−1)は、第1の方向(26−
1)に伸長し、前記第2のリードフレーム(14−2)
は、前記第1の方向(26−1)と交差する第2の方向
に伸長することを特徴とする。
【0015】また、請求項6記載の発明は、複数の半導
体チップがリードフレームに接続され、封止部材(1
0)で封止された半導体装置において、絶縁部材(1
8)の第1の面(16−1)に載置され、前記封止部材
(10)の外部に突出した先端を有する第1のリードフ
レーム(14−1)と、前記第1のリードフレーム(1
4−1)に接続された第1の半導体チップ(12−1)
と、前記絶縁部材(18)の第2の面(16−2)に載
置され、前記封止部材(10)の底面から露呈した先端
を有する第2のリードフレーム(14−2)と、前記第
2のリードフレーム(14−2)に接続された第2の半
導体チップ(12−2)とを具備することを特徴とす
る。
【0016】
【発明の実施の形態】(発明の概要)本発明の特徴は、
絶縁部材を介して、2枚のリードフレームをパッケージ
内に配設したことにある。このような構造により、薄型
構造で信号ピン数をより多く確保することができる(図
1参照)。
【0017】(発明プロセス)本発明者は、以下に示す
プロセスを通して、上記従来の課題を解決し得る本発明
を完成させるに至った。
【0018】まず、本発明者は、信号ピン数を確保する
ために、複数のリードフレームを1つのパッケージ内に
収容する構成を採用した。しかし、単に、リードフレー
ムを複数設けるだけでは、従来技術のように、パッケー
ジが高さ方向に大きくなってしまう。そこで、本発明者
は、各リードフレームの間隔を可能な限り接近させる構
成を検討した。その結果、各リードフレームの間に絶縁
部材を介在させれば、該各リードフレームを相互に絶縁
した状態でこれらの積層高さを小さくできることを見出
した。
【0019】そして、本発明者は、上記のような特徴を
ワイヤーボンディングやダイレクトボンディングといっ
た異なる接続形態に適用し、本発明の多様な適用形態を
想到した。
【0020】さらに、本発明者は、2つのリードフレー
ムを同一方向に伸長させた場合には、いずれか一方のリ
ードフレームを長く形成する必要がある点に留意し、2
つのリードフレームの伸長方向にも着目して、パッケー
ジの実装面積の縮小化を図った。
【0021】本発明は、上記観点から構成された発明で
あり、多ピン化、薄型化に寄与する技術を提供する。
【0022】(第1の形態)本形態では、半導体チップ
とリードフレームとがワイヤーボンディングによって接
続される場合の適用可能性を例示する。
【0023】図1は、本発明の第1の形態に係る半導体
装置の構成を示す断面図である。以下、同図に基づい
て、本発明の第1の形態の構成を説明する。
【0024】第1のリードフレーム14−1は、第1の
半導体チップ12−1に接続され、該第1の半導体チッ
プ12−1の外部接続端子として機能する。また、同様
に、第2のリードフレーム14−2は、第2の半導体チ
ップ12−2に接続され、該第2の半導体チップ12−
2の外部接続端子として機能する。好ましくは、第1の
半導体チップ12−1を絶縁部材18の第1の面16−
1に載置し、第2の半導体チップを絶縁部材18の第1
の面16−1に載置する。これにより、該2つの半導体
チップの搭載に必要な高さを抑えることができる。
【0025】本発明は、上記第1のリードフレーム14
−1および第2のリードフレーム14−2の形状を限定
するものではないが、好ましくは、同図に示すように、
第1のリードフレーム14−1の半田付け面と、第2の
リードフレーム14−2の半田付け面を水平に配置す
る。このように配置することで、好適な表面実装が実現
できる。
【0026】絶縁部材18は、第1の面16−1に前記
第1のリードフレーム14−1を載置し、第2の面16
−2に前記第2のリードフレーム14−2を載置し、該
第1のリードフレーム14−1と該第2のリードフレー
ム14−2を絶縁する。これにより、第1のリードフレ
ーム14−1および第2のリードフレーム14−2の信
号ラインの独立性が保たれ、それぞれ、第1の半導体チ
ップ12−1および第2の半導体チップ12−2の外部
接続端子として機能する。
【0027】この絶縁部材18は、薄型化という点に着
目すると、なるべく薄く形成することが好ましい。ま
た、第1のリードフレーム14−1と第2のリードフレ
ーム14−2の配設状態を安定させるという観点からす
ると、剛性を有する材料で形成することが好ましい。さ
らに、複数の半導体チップを1つのパッケージ内に収容
した場合には、発熱量が顕著になる。従って、放熱性を
高めるという点では、金属等の熱伝導体の両面に絶縁樹
脂等の絶縁部材を塗布して構成した絶縁部材18が好適
である。
【0028】この絶縁部材18には、ガラスエポキシ基
板やセラミック基板等の絶縁基板や絶縁テープが含まれ
る。
【0029】第1のワイヤー20−1は、第1の半導体
チップ12−1と第1のリードフレーム14−1とを電
気的に接続し、同様に、第2のワイヤー20−2は、第
2の半導体チップ12−2と第2のリードフレーム14
−2とを電気的に接続する。
【0030】封止部材10は、上記各構成要素を一体に
封止し、パッケージの筐体を構成する。同図に示す構造
は、第1のリードフレーム14−1の先端が封止部材1
0の外に突出し、第2のリードフレーム14−2の先端
が封止部材10の底面から一部露出した構造であるが、
第2のリードフレーム14−2が封止部材10の外に突
出した構造であってもよく、本発明は、封止する箇所お
よび封止形態には限定されない。
【0031】図2は、図1に示した半導体装置の底面図
である。同図に示すように、第1のリードフレーム14
−1および第2のリードフレーム14−2は、それぞれ
封止部材10から四方向に伸長しQFPを構成する。そ
して、第1のリードフレーム14−1の半田付け面と第
2のリードフレーム14−2の半田付け面とは、一直線
上に配置される。もっとも、このような配置形態は、本
発明を限定するものではなく、2方向に伸長する2つの
リードフレームを積層してもよいし、2方向に伸長する
リードフレームと4方向に伸長するリードフレームを積
層してもよい。また、半田付け面をずらして配置しても
よい。
【0032】以上説明した本発明の第1の形態によれ
ば、複数のリードフレームが絶縁部材を介して積層され
るため、多ピン化および薄型化を図ることができる。図
1に示す本形態の構成、特に、リードフレームの積層部
分を参照すれば、図1に示す高さHが従来の構造よりも
小さくなることが容易に理解されるであろう。
【0033】(第2の形態)本形態では、半導体チップ
とリードフレームとがダイレクトボンディングによって
接続される場合の適用可能性を例示する。
【0034】図3は、本発明の第2の形態に係る半導体
装置の構成を示す断面図である。以下、同図に基づい
て、本発明の第2の形態の構成を説明する。尚、前述し
た第1の形態に準ずる構成は、同一符号を付して説明を
省略し、以下の説明では、第1の形態と異なる部分を主
に説明する。
【0035】第1の半導体チップ12−1は、第1の電
極パッド22−1を介して、第1のリードフレーム14
−1に載置され、第2の半導体チップ12−2は、第2
の電極パッド22−2を介して、第2のリードフレーム
14−2に載置される。
【0036】そして、第1の電極パッド22−1は、第
1の半導体チップ12−1と第1のリードフレーム14
−1とを電気的に接続し、同様に、第2の電極パッド2
2−2は、第2の半導体チップ12−2と第2のリード
フレーム14−2とを電気的に接続する。
【0037】第1の電極パッド22−1および第2の電
極パッド22−2は、金属バンプ等の小型の導電体で形
成し、半導体チップの搭載高さを抑えた構成とすること
が好ましい。
【0038】以上説明した本発明の第2の形態によれ
ば、ダイレクトボンディングで構成された半導体装置に
本発明を適用することができる。
【0039】(第3の形態)本形態では、絶縁部材に配
線パターンを形成し、接続形態の複雑化に対応し得る構
成を例示する。
【0040】図4は、本発明の第3の形態に係る半導体
装置の構成を示す断面図である。以下、同図に基づい
て、本発明の第3の形態の構成を説明する。尚、前述し
た第1の形態に準ずる構成は、同一符号を付して説明を
省略し、以下の説明では、第1の形態と異なる部分を主
に説明する。
【0041】絶縁部材18は、第1の面16−1に形成
された第1の配線パターン24−1と、第2の面16−
2に形成された第2の配線パターン24−2とを具備す
る。これらの配線パターンは、特定の回路パターンを構
成するものであってもよいし、単に、ワイヤーとリード
フレームを接続する導電媒体であってもよい。
【0042】この第1の配線パターン24−1および第
2の配線パターン24−2は、半導体チップとリードフ
レームとの接続形態が複雑である場合に有効である。ま
た、この第1の配線パターン24−1および第2の配線
パターン24−2を設ければ、第1のワイヤー20−1
および第2のワイヤー20−2の長さを短くすることも
可能である。
【0043】そして、第1の半導体チップ12−1は、
第1の配線パターン24−1を介して、第1のリードフ
レーム14−1に接続され、第2の半導体チップ12−
2は、第2の配線パターン24−2を介して、第2のリ
ードフレーム14−2に接続される。
【0044】前述した第2の形態のように、半導体チッ
プとリードフレームの接続をダイレクトボンディングで
行う場合には、第1の電極パッド22−1を第1の配線
パターン24−1上に載置し、第1の半導体チップ12
−1を第1のリードフレーム14−1に接続する。同様
に、第2の電極パッド22−2を第2の配線パターン2
4−2上に載置し、第2の半導体チップ12−2を第2
のリードフレーム14−2に接続する。
【0045】以上説明した本発明の第3の形態によれ
ば、半導体チップとリードフレームとが配線パターンを
介して接続されるため、複雑な接続形態にも対応でき、
さらに、ワイヤーボンディングにあっては、ワイヤーを
短くすることができる。
【0046】(第4の形態)本形態では、2つのリード
フレームの伸長方向を特定し、パッケージの実装面積の
縮小化を図った構成を例示する。
【0047】図5は、本発明の第4の形態に係る半導体
装置の構成を示す斜視図である。以下、同図に基づい
て、本発明の第4の形態の構成を説明する。尚、前述し
た第1の形態に準ずる構成は、同一符号を付して説明を
省略し、以下の説明では、第1の形態と異なる部分を主
に説明する。
【0048】第1のリードフレーム14−1は、第1の
方向26−1に伸長し、第2のリードフレーム14−2
は、第1の方向26−1と交差する第2の方向に伸長す
る。第1のリードフレーム14−1および第2のリード
フレーム14−2は、そのすべてが第1の方向26−1
および第2の方向に伸長する形状に限定されず、半田付
け面付近、即ち、リードフレームの先端部が当該方向に
伸長していればよい。このような構造により、各リード
フレームの先端部を同じ長さ(図中「L」で示す)にす
ることができる。
【0049】同図に示すように半導体装置パッケージが
矩形である場合には、第1のリードフレーム14−1と
第2のリードフレーム14−2が交差する角度を90°
とすることが好ましい。ただし、本発明は、90°に限
定されず、パッケージの形状に応じて、交差角度は適宜
変更可能である。また、第1のリードフレーム14−1
および第2のリードフレーム14−2の半田付け面を除
いて、封止部材10で封止した構成も本発明の範囲内で
ある。
【0050】以上説明した本発明の第4の形態によれ
ば、2つのリードフレームが異なる伸長方向で積層され
るため、これらの長さを自由に設計することができる。
従って、各リードフレームの長さを最短値にすれば、実
装面積の低減が図られる。このような効果は、図1乃至
図4に示した構造、即ち、第1のリードフレーム14−
1と第2のリードフレーム14−2が同一方向に伸長し
た構造と、図5に示した第1のリードフレーム14−1
と第2のリードフレーム14−2が異なる方向に伸長し
た構造を比較すれば明確に理解されるであろう。
【0051】(変形例)上述した各形態は、本発明の代
表的な構成であり、他にも以下のような変形が可能であ
る。尚、前述した各形態に準ずる構成は、同一符号を付
して説明を省略し、以下の説明では、当該各形態と異な
る部分を主に説明する。
【0052】図6は、本発明の第1の変形例を示す断面
図である。同図に示すように、本発明では、第1のリー
ドフレーム14−1と第2のリードフレーム14−2を
封止部材10の内部に配置することも可能である。この
場合、第1のリードフレーム14−1および第2のリー
ドフレーム14−2の露出面、即ち、半田付け面は、封
止部材10の底面あるいは側面から露呈させる。
【0053】図7は、本発明の第2の変形例を示す断面
図である。同図に示すように、本発明では、第1のリー
ドフレーム14−1と第2のリードフレーム14−2を
上下に異なる方向で伸長させてもよい。このような構造
は、半導体装置同士の積層実装を行う場合や、1つの半
導体装置を2枚のマザーボードの間に実装する場合に有
効である。
【0054】図8は、本発明の第3の変形例を示す断面
図である。同図に示すように、本発明は、第1のリード
フレーム14−1の先端部と第2のリードフレーム14
−2の先端部を封止部材10の外に突出させて構成して
もよい。
【0055】図9は、本発明の第4の変形例を示す底面
図である。同図に示すように、第1のリードフレーム1
4−1の半田付け面と第2のリードフレーム14−2の
半田付け面がずれた配置も本発明に含まれる。
【0056】
【実施例】(要約)エラストマ30を塗布した銅板32
の上面に、第1のリードフレーム14−1と第1の半導
体チップ12−1を載置し、エラストマ30を塗布した
銅板32の底面に、第2のリードフレーム14−2と第
2の半導体チップ12−2を載置する(図10参照)。
【0057】(好適な実施例)図10は、本発明の好適
な実施例に係る半導体装置の構造を示す断面図である。
以下、同図を用いて、当該半導体装置の構造を説明す
る。尚、前述した本発明の各形態に準ずる構成は、同一
符号を付して説明を省略する。
【0058】銅板32は、第1の半導体チップ12−1
および第2の半導体チップ12−2が発する熱を外部に
逃がすために設けられ、パッケージ28の中央に配置さ
れる。この銅板32の両面にはエラストマ30が塗布さ
れる。
【0059】エラストマ30は、弾性を有する絶縁性の
樹脂であり、第1のリードフレーム14−1と第2のリ
ードフレーム14−2を電気的に絶縁するとともに、第
1の半導体チップ12−1および第2の半導体チップ1
2−2の発熱によって発生した応力を吸収する。
【0060】第1のリードフレーム14−1は、エラス
トマ30を介して、銅板32の上面周縁部に配設され、
その先端部分がパッケージ28から突出した構造を有す
る。そして、該先端部がパッケージ28の底面方向に折
り曲げられ、半田付け面が下方、即ち、マザーボード側
に向けられる。
【0061】第2のリードフレーム14−2は、エラス
トマ30を介して、銅板32の下面周縁部に配設され、
その先端部分がパッケージ28内に収容された構造を有
する。そして、該先端部がパッケージ28内で底面方向
に折り曲げられ、半田付け面がマザーボード側に向けら
れて、該半田付け面、即ち、実装面のみがパッケージ面
から露呈した構造となる。
【0062】第1の半導体チップ12−1は、エラスト
マ30を介して、銅板32の上面中央部に載置され、第
1のワイヤー20−1によって、第1のリードフレーム
14−1に接続される。
【0063】第2の半導体チップ12−2は、エラスト
マ30を介して、銅板32の下面中央部に載置され、第
2のワイヤー20−2によって、第2のリードフレーム
14−2に接続される。
【0064】マザーボード36は、半導体装置の搭載面
に複数のランド34を配置し、該各ランド34上に、第
1のリードフレーム14−1の半田付け面および第2の
リードフレーム14−2の半田付け面が接触する。
【0065】半導体装置の実装時には、このランド34
上にクリーム半田が塗布され、リフロー工程を経て、第
1のリードフレーム14−1および第2のリードフレー
ム14−2の半田付け面が各ランド34に固着する。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
パッケージの小型化に有効な半導体装置を提供すること
ができる。
【0067】また、本発明の第1の形態によれば、複数
のリードフレームが絶縁部材を介して積層されるため、
多ピン化および薄型化を図ることができる。図1に示す
本形態の構成、特に、リードフレームの積層部分を参照
すれば、図1に示す高さHが従来の構造よりも小さくな
ることが容易に理解されるであろう。
【0068】また、本発明の第2の形態によれば、ダイ
レクトボンディングで構成された半導体装置に本発明を
適用することができる。
【0069】また、本発明の第3の形態によれば、半導
体チップとリードフレームとが配線パターンを介して接
続されるため、複雑な接続形態にも対応でき、さらに、
ワイヤーボンディングにあっては、ワイヤーを短くする
ことができる。
【0070】また、本発明の第4の形態によれば、2つ
のリードフレームが異なる伸長方向で積層されるため、
これらの長さを自由に設計することができる。従って、
各リードフレームの長さを最短値にすれば、実装面積の
低減が図られる。このような効果は、図1乃至図4に示
した構造、即ち、第1のリードフレーム14−1と第2
のリードフレーム14−2が同一方向に伸長した構造
と、図5に示した第1のリードフレーム14−1と第2
のリードフレーム14−2が異なる方向に伸長した構造
を比較すれば明確に理解されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態に係る半導体装置の構成を
示す断面図である。
【図2】図1に示した半導体装置の底面図である。
【図3】本発明の第2の形態に係る半導体装置の構成を
示す断面図である。
【図4】本発明の第3の形態に係る半導体装置の構成を
示す断面図である。
【図5】本発明の第4の形態に係る半導体装置の構成を
示す斜視図である。
【図6】本発明の第1の変形例を示す断面図である。
【図7】本発明の第2の変形例を示す断面図である。
【図8】本発明の第3の変形例を示す断面図である。
【図9】本発明の第4の変形例を示す底面図である。
【図10】本発明の好適な実施例に係る半導体装置の構
造を示す断面図である。
【符号の説明】
10…封止部材、12−1…第1の半導体チップ、12
−2…第2の半導体チップ、14−1…第1のリードフ
レーム、14−2…第2のリードフレーム、16−1…
第1の面、16−2…第2の面、18…絶縁部材、20
−1…第1のワイヤー、20−2…第2のワイヤー、2
2−1…第1の電極パッド、22−2…第2の電極パッ
ド、24−1…第1の配線パターン、24−2…第2の
配線パターン、26−1…第1の方向、26−2…第2
の方向、28…パッケージ、30…エラストマ、32…
銅板、34…ランド、36…マザーボード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の半導体チップがリードフレームに
    接続され、封止部材(10)で封止された半導体装置に
    おいて、 第1の半導体チップ(12−1)に接続された第1のリ
    ードフレーム(14−1)と、 第2の半導体チップ(12−2)に接続された第2のリ
    ードフレーム(14−2)と、 第1の面(16−1)に前記第1のリードフレーム(1
    4−1)を載置し、第2の面(16−2)に前記第2の
    リードフレーム(14−2)を載置し、該第1のリード
    フレーム(14−1)と該第2のリードフレーム(14
    −2)を絶縁する絶縁部材(18)とを具備することを
    特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の半導体チップ(12−1)
    は、 前記絶縁部材(18)の第1の面(16−1)に載置さ
    れ、前記第1のリードフレーム(14−1)とは第1の
    ワイヤー(20−1)で接続され、 前記第2の半導体チップ(12−2)は、 前記絶縁部材(18)の第2の面(16−2)に載置さ
    れ、前記第2のリードフレーム(14−2)とは第2の
    ワイヤー(20−2)で接続されることを特徴とする請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第1の半導体チップ(12−1)
    は、 第1の電極パッド(22−1)を介して、前記第1のリ
    ードフレーム(14−1)に載置され、 前記第2の半導体チップ(12−2)は、 第2の電極パッド(22−2)を介して、前記第2のリ
    ードフレーム(14−2)に載置されることを特徴とす
    る請求項1記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記絶縁部材(18)は、 前記第1の面(16−1)に形成された第1の配線パタ
    ーン(24−1)と、 前記第2の面(16−2)に形成された第2の配線パタ
    ーン(24−2)とを具備し、 前記第1の半導体チップ(12−1)は、 前記第1の配線パターン(24−1)を介して、前記第
    1のリードフレーム(14−1)に接続され、 前記第2の半導体チップ(12−2)は、 前記第2の配線パターン(24−2)を介して、前記第
    2のリードフレーム(14−2)に接続されることを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の半導
    体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1のリードフレーム(14−1)
    は、 第1の方向(26−1)に伸長し、 前記第2のリードフレーム(14−2)は、 前記第1の方向(26−1)と交差する第2の方向に伸
    長することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 複数の半導体チップがリードフレームに
    接続され、封止部材(10)で封止された半導体装置に
    おいて、 絶縁部材(18)の第1の面(16−1)に載置され、
    前記封止部材(10)の外部に突出した先端を有する第
    1のリードフレーム(14−1)と、 前記第1のリードフレーム(14−1)に接続された第
    1の半導体チップ(12−1)と、 前記絶縁部材(18)の第2の面(16−2)に載置さ
    れ、前記封止部材(10)の底面から露呈した先端を有
    する第2のリードフレーム(14−2)と、 前記第2のリードフレーム(14−2)に接続された第
    2の半導体チップ(12−2)とを具備することを特徴
    とする半導体装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100381838B1 (ko) * 2000-09-07 2003-05-01 앰코 테크놀로지 코리아 주식회사 반도체패키지
CN102290399A (zh) * 2010-06-17 2011-12-21 国碁电子(中山)有限公司 堆叠式芯片封装结构及方法
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