JP2003006691A - 動作状態記録システム、並びに、車載器及び運行管理機器 - Google Patents

動作状態記録システム、並びに、車載器及び運行管理機器

Info

Publication number
JP2003006691A
JP2003006691A JP2001185002A JP2001185002A JP2003006691A JP 2003006691 A JP2003006691 A JP 2003006691A JP 2001185002 A JP2001185002 A JP 2001185002A JP 2001185002 A JP2001185002 A JP 2001185002A JP 2003006691 A JP2003006691 A JP 2003006691A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation information
recording
state
vehicle
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001185002A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4718723B2 (ja
Inventor
Hiroki Saho
博樹 佐保
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2001185002A priority Critical patent/JP4718723B2/ja
Publication of JP2003006691A publication Critical patent/JP2003006691A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4718723B2 publication Critical patent/JP4718723B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Checking Fares Or Tickets At Control Points (AREA)
  • Traffic Control Systems (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 安価に、車載器の動作状態の解析が容易とな
る動作状態記録システム、並びに、動作状態記録システ
ムに用いられる車載器及び運行管理機器を提供する。 【解決手段】 車載器1の動作状態が、第1所定状態に
なったことが検出されたとき、動作情報記録手段23a
−3が、その旨を示す動作情報に、運行管理機器2内に
記録された運行情報のうち、最新の情報又は発生時刻を
付加して、記録する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、動作状態記録シ
ステム、並びに、車載器及び運行管理機器に係わり、特
に、車両に搭載された車載器の動作状態が、予め定めた
第1所定状態となった旨の動作情報を記録する動作状態
記録システム、並びに、動作状態記録システムに用いら
れる車載器及び運行管理機器に関する。
【0002】
【従来の技術】上記車載器の一例として、有料道路の料
金所渋滞の発生を防止する自動料金収受システムを構成
するETC(Electronic Toll Collection)車載器があ
る。このETC車載器は、有料道路の料金所に設置され
た路側機との間での無線交信を利用して、自動的に通行
料金の支払いを行うものである。
【0003】上記ETC車載器には、例えば、通行料金
の引き落とし銀行口座情報を含む支払者情報などが格納
されたICカードが着脱可能に挿入されている。そし
て、ETC車載器は、上記路側機との交信の際に、IC
カード内の銀行口座情報や、支払者情報を送信するとと
もに、料金所から送信される通行料金情報に基づいて、
利用明細書情報を作成し、作成した利用明細書情報を書
き込むことにより、通行料金の支払処理を行っている。
【0004】ところで、上述したETC車載器におい
て、ICカードへの利用明細書情報の書込エラーなどが
発生すると、ICカードに利用明細書情報を書き込むこ
とができず、例えば、道路会社から通行料金の請求が届
いたとき、その請求が正しいか否かを判断することがで
きないという不具合が生じる。この場合に限らず、車載
器において、エラーなどが発生したときは、何らかの不
具合が生じる。
【0005】そこで、従来より、路側機との通信エラー
や、ICカードへの書込エラーなどのエラーが発生した
場合、その旨を示すエラー情報(=動作情報)を、記録
するエラー情報記録機能を備えたETC車載器が、提案
されている。これにより、利用者は、記録されたエラー
情報を解析する事によって、上記不具合が発生した場合
の対処が容易に行えるようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来のETC車載器は、エラーが発生した旨しか記録
されておらず、何時、どのような運行状況で、そのエラ
ーが発生したかを知ることができなかった。このため、
エラーの解析が困難となり、エラーの発生により生じる
不具合の対処は依然、難しいという問題があった。
【0007】そこで、エラーが発生したとき、その旨を
示すエラー情報に、発生時刻を付加して、記録すること
も考えられるが、ETC車載器に時計機能を備える必要
があり、その分、コストが高くなるという問題があっ
た。
【0008】そこで、本発明は、上記のような問題点に
着目し、安価に、車載器の動作状態の解析が容易となる
動作状態記録システム、並びに、動作状態記録システム
に用いられる車載器及び運行管理機器を提供することを
課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
になされた請求項1記載の発明は、図1の基本構成図に
示すように、自己の動作状態が、予め定めた第1所定状
態になったことを検出する検出手段13a−1を有する
車載器1と、車両の運行情報を収集する収集手段23a
−1及び前記収集した運行情報を記録する運行情報記録
手段23a−2を有する運行管理機器2とを備えた動作
状態記録システムであって、前記検出手段によって、前
記第1所定状態になったことが検出されたとき、その旨
を示す動作情報に、前記記録された運行情報のうち、最
新の情報を付加して、記録する動作情報記録手段23a
−3をさらに有することを特徴とする動作状態記録シス
テムに存する。
【0010】請求項1記載の発明によれば、運行管理機
器内に備えられた収集手段が、車両の運行情報を収集
し、運行情報記録手段が、収集した運行情報を記録して
いる。車載器内に備えられた検出手段が、その車載器の
動作状態が予め定めた第1所定状態になったことを検出
する。検出手段によって、第1所定状態になったことが
検出されたとき、動作情報記録手段が、その旨を示す動
作情報に、運行情報のうち、最新の情報を付加して、記
録する。従って、運行管理機器が収集し、記録している
運行情報を流用して、車載器の動作状態が、第1所定状
態となった旨の動作情報に、最新の運行情報を付加する
ことにより、どのような運行時に、車載器の動作状態が
第1所定状態となったかが明確になる。
【0011】請求項2記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、自己の動作状態が、予め定めた第1所定
状態になったことを検出する検出手段13a−1を有す
る車載器1と、時刻を計時する時計手段22、車両の運
行情報を収集する収集手段23a−1及び前記運行情報
に、前記収集したときの時刻を付加して、記録する運行
情報記録手段23a−2を有する運行管理機器2とを備
えた動作状態記録システムであって、前記検出手段によ
って、前記第1所定状態になったことが検出されたと
き、その旨を示す動作情報に、前記検出されたときの時
刻を付加して、記録する動作情報記録手段23a−3を
さらに有することを特徴とする動作状態記録システムに
存する。
【0012】請求項2記載の発明によれば、運行管理機
器内に備えられた時計手段が、時刻を計時し、収集手段
が、車両の運行情報を収集し、運行情報記録手段が、収
集した運行情報を記録している。車載器内に備えられた
検出手段が、その車載器の動作状態が予め定めた第1所
定状態になったことを検出する。検出手段によって、第
1所定状態になったことが検出されたとき、動作情報記
録手段が、その旨を示す動作情報に、検出したときの時
刻を付加して、記録する。従って、運行管理機器が計時
している時刻を流用して、車載器の動作状態が、第1所
定状態となった旨の動作情報に、検出したときの時刻を
付加することにより、何時、車載器の動作状態が第1所
定状態となったかが明確になる。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の動作状態記録システムであって、前記車載器は、有
料道路上に設置された路側機との無線通信を利用して、
有料道路の料金収受を行うとともに、前記料金収受に応
じた利用明細書情報を、第1記録媒体に書き込む料金収
受用車載器であり、前記検出手段は、前記第1記録媒体
への前記利用明細書情報の書込エラー状態を含む前記第
1所定状態を検出することを特徴とする動作状態記録シ
ステムに存する。
【0014】請求項3記載の発明によれば、車載器が、
料金収受用車載器である。検出手段が、第1記録媒体へ
の料金収受に応じた利用明細書情報の書込エラー状態を
含む第1所定状態を、各々識別可能に検出する。利用明
細書情報の書込エラーが発生した場合、料金収受の為の
無線交信は正常に行えるため、第1記録媒体には、利用
明細書情報は書き込まれないが、道路会社から請求書は
届くという事態が発生してしまう。しかし、本発明は、
書込エラー状態が発生したときの最新の運行情報又は時
刻が明確となっているため、請求書が正しいかどうかの
判断が容易になる。
【0015】請求項4記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、請求項1、2又は3記載の動作状態記録
システムであって、前記動作情報は、前記運行情報が記
録されている第2記録媒体CA2に、記録されることを
特徴とする動作状態記録システムに存する。
【0016】請求項4記載の発明によれば、動作情報
は、運行情報が記録されている第2記録媒体CA2に、
記録される。従って、車両の管理を行う管理会社が、運
行情報の回収や、解析をするついでに、動作情報の回収
や、解析も行うことができる。
【0017】請求項5記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、請求項1、2、3又は4記載の動作状態
記録システムであって、前記第1所定状態は、複数種定
められ、前記検出手段は、前記各第1所定状態を、識別
可能に検出し、前記検出手段によって検出された前記第
1所定状態が、予め定めた第2所定状態であった場合、
前記動作情報記録手段による、前記第1所定状態になっ
た旨を示す動作情報の記録を停止させる記録制限手段1
3a−2をさらに備えたことを特徴とする動作状態記録
システムに存する。
【0018】請求項5記載の発明によれば、第1所定状
態は、複数種定められ、検出手段は、各第1所定状態
を、識別可能に検出する。記録制限手段が、検出手段に
よって検出された第1所定状態が、予め定めた第2所定
状態であったとき、動作情報記録手段による第1所定状
態になった旨を示す動作情報の記録を停止させる。従っ
て、検出手段により、解析する必要のない動作状態(第
2所定状態)になったことが検出されても、その旨の動
作情報が、記録されることがない。
【0019】請求項6記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、自己の動作状態が、予め定めた第1所定
状態になったことを検出する検出手段13a−1と、前
記検出手段によって、前記第1所定状態になったことが
検出されたとき、その旨を示す動作情報を、自己に接続
されている車両の運行情報を収集して、記録する運行管
理機器に対して、送信する送信手段13a−3とを備え
ることを特徴とする車載器に存する。
【0020】請求項6記載の発明によれば、検出手段
が、自己の動作状態が予め定めた第1所定状態となった
ことを検出する。送信手段が、検出手段によって、第1
所定状態になったことが検出されたとき、その旨を示す
動作情報を、自己に接続されている車両の運行情報を収
集する運行管理機器に対して、送信する。以上の構成に
おいて、運行管理機器が、車載器から送信された情報
に、運行情報又は、そのときの時刻を付加して記録すれ
ば、どのような運行時に、又は、何時、車載器の動作状
態が第1所定状態となったかが明確になる。
【0021】請求項7記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、車両の運行情報を収集する収集手段23
a−1と、前記収集した運行情報を記録する運行情報記
録手段23a−2と、自己に接続されている車載器1か
ら、当該車載器の動作状態が、第1所定状態になったこ
とを示す動作情報を受信したとき、前記動作情報に、前
記記録された運行情報のうち、最新の情報を付加して、
記録する動作情報記録手段23a−3とを備えたことを
特徴とする運行管理機器に存する。
【0022】請求項7記載の発明によれば、収集手段
が、車両の運行情報を収集する。運行情報記録手段が、
収集した運行情報を記録する。動作情報記録手段が、自
己に接続されている車載器から、当該車載器の動作状態
が、第1所定状態になったことを示す動作情報を受信し
たとき、その動作情報に、記録された運行情報のうち、
最新の情報を付加して、記録する。従って、運行管理機
器が収集し、記録している運行情報を流用して、車載器
の動作状態が、第1所定状態となった旨の動作情報に、
最新の運行情報を付加することにより、どのような運行
時に、車載器の動作状態が第1所定状態となったかが明
確になる。
【0023】請求項8記載の発明は、図1の基本構成図
に示すように、時刻を計時する時計手段22と、車両の
運行情報を収集する収集手段23a−1と、前記運行情
報に、前記収集したときの時刻を付加して、記録する運
行情報記録手段23a−2と、自己に接続されている車
載器1から、当該車載器の動作状態が、第1所定状態に
なったことを示す動作情報を受信したとき、前記動作情
報に、前記受信したときの時刻を付加して、記録する動
作情報記録手段23a−3とを備えたことを特徴とする
運行管理機器に存する。
【0024】請求項8記載の発明によれば、時計手段
が、時刻を計時する。収集手段が、車両の運行情報を収
集する。運行情報記録手段が、運行情報に、収集したと
きの時刻を付加して、記録する。動作情報記録手段が、
自己に接続されている車載器から、その車載器の動作状
態が、第1所定状態になったことを示す動作情報を受信
したとき、その動作情報に、受信したときの時刻を付加
して、記録する。従って、運行管理機器が計時している
時刻を流用して、車載器の動作状態が、第1所定状態と
なった旨の動作情報に、検出したときの時刻を付加する
ことにより、何時、車載器の動作状態が第1所定状態と
なったかが明確になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を、
図面を参照して説明する。図2は、本発明の車載器及び
運行管理機器を組み込んだ動作状態記録システムの一実
施の形態を示すブロック図である。同図に示すように、
動作状態記録システムは、ETC車載器1(請求項中の
車載器に相当)と、運行管理機器2とを備えている。
【0026】上記ETC車載器1は、有料道路の入口料
金所や出口料金所のゲートに設置された路側機との無線
による交信を利用して、通行料金を納める支払処理を行
う。ETC車載器1はまた、エラーが発生したとき、そ
のエラー内容に対応したエラーコードを、運行管理機器
2に送信するエラーコード送信処理を行う。一方、運行
管理機器2は、車両の運行情報を収集し、記録する運行
情報収集・記録処理や、ETC車載器1から送信された
エラーコードが示すエラー内容を記録する動作情報記録
処理を行う。
【0027】上述したETC車載器1の詳細な構成につ
いて説明する。ETC車載器1には、第1ICカードC
A1(請求項中の第1記録媒体に相当)が着脱可能に挿
入されている。この第1ICカードCA1には、通行料
金の引き落とし銀行口座情報などを含む支払者情報など
が予め書き込まれている。
【0028】また、ETC車載器1は、上記第1ICカ
ードCA1への情報の読み書きを行うリードライタ10
(以下、R/W10)と、アンテナAT1を介して路側
機と無線交信を行うための送受信回路11と、車両の識
別番号及び有料道路の通行料金体系上による車種を示す
車種情報が保持された不揮発性メモリ12(以下、NV
M12)、通行料金の支払いのための各種演算処理を行
うマイクロコンピュータ13(以下、μCOM13)、
通行料金などを表示するための液晶ディスプレイ14及
び運行管理機器2が接続されているインタフェース15
(以下、I/F15)を備えている。
【0029】μCOM13は、プログラムに従って各種
の処理を行うETC車載器側CPU13a(以下、CP
U13a)、CPU13aが行う処理のプログラムなど
を格納した読み出し専用のメモリであるROM13b及
びCPU13aでの各種の処理過程で利用するワークエ
リア、各種データを格納するデータ格納エリアなどを有
する読み出し書込自在のメモリであるRAM13cを有
する。
【0030】次に、運行管理機器2の詳細な構成につい
て説明する。運行管理機器2は、ETC車載器1が接続
されるインタフェース20(以下、I/F20)、出
庫、入庫などの車両の運行情報を入力するための入力部
21、時刻を計時する時計22(請求項中の時計手段に
相当)、上述した運行情報収集・記録処理や、動作情報
記録処理などの各種演算を実行するマイクロコンピュー
タ23(以下、μCOM23)及び第2ICカードCA
2(請求項中の第2記録媒体に相当)へ、運行情報や、
ETC車載器1に発生したエラー内容の書き込みを行う
リードライタ24(以下、R/W24)を備えている。
【0031】上記μCOM23は、プログラムに従って
各種の処理を行う運行管理機器側CPU23a(以下、
CPU23a)、CPU23aが行う処理のプログラム
などを格納した読み出し専用のメモリであるROM23
b及びCPU23aでの各種の処理過程で利用するワー
クエリア、各種データを格納するデータ格納エリアなど
を有する読み出し書き込み自在のメモリであるRAM2
3cを有する。
【0032】以下、上述した構成の動作状態記録システ
ムの動作について説明する。まず最初に、ETC車載器
1の動作について説明する。ETC車載器1内のCPU
13aは、料金所に設置された路側機からの応答信号の
受信に応じて、通行料金の支払処理を開始する。支払処
理とは、第1ICカードCA1内に書き込まれた支払者
情報や、NVM12に保持された車両の識別番号及び車
種情報を、路側機に対して送信したり、路側機から受信
した通行料金情報に基づき、利用明細書情報を作成し、
第1ICカードCA1に書き込む処理である。
【0033】一方、上記応答信号を受信するまでの間、
CPU13aは、応答信号の受信待ち状態を維持してい
る。また、CPU13aは、一定時間毎に、路側機との
通信エラー、第1ICカードCA1への書込エラー、第
1ICカードCA1の未挿入エラーなどのエラーが発生
したことを検出し、検出したエラーの内容を示すエラー
コードを送信するエラーコード送信処理を割り込ませて
いる。
【0034】このエラーコード送信処理について、図3
のCPU13aの処理手順を示すフローチャートを参照
して以下説明する。まず、CPU13aは、検出手段と
して働き、ETC車載器1の動作状態を監視し、ETC
車載器1の動作状態が、通信エラー、書込エラー及び未
挿入エラーの状態(各状態が、請求項中の第1所定状態
に相当)であるとき、エラーが発生したことを検出する
検出処理を行う(ステップS10)。この検出処理によ
り、エラーが発生していなければ(ステップS11で
N)、CPU13aは、ETC車載器1が正常に動作し
ていると判断して、直ちにリターンする。
【0035】これに対して、エラーが発生していれば
(ステップS11でY)、CPU13aは、液晶ディス
プレイ14に、エラーが発生した旨を、そのエラーの内
容が識別できるように、表示する報知処理を行う(ステ
ップS12)。具体的に述べると、通信エラーが検出さ
れれば、『通信エラーが発生しました』と、書込エラー
が検出されれば、『書込エラーが発生しました』と、未
挿入エラーが検出されれば、『ICカードが未挿入で
す』との表示を行う。
【0036】その後、CPU13aは、上記ステップS
10の検出処理により、未挿入エラー(請求項中の第2
所定状態に相当)が検出されているか否かを判断する
(ステップS13)。未挿入エラー状態でなければ(ス
テップS13でN)、CPU13aは、送信手段として
働き、記録する必要があるエラーであるとして、検出さ
れたエラーの内容を示すエラーコードを運行管理機器2
に送信する(ステップS14)。これに対して、未挿入
エラーであれば(ステップS13でY)、CPU13a
は、記録制限手段として働き、記録する必要がないエラ
ーであると判断して、エラーコードを送信することな
く、直ちにリターンする。
【0037】上述した未挿入エラーは、第1ICカード
CA1が挿入されていない場合に、検出されるものであ
り、そのため、第1ICカードCA1をR/W10から
抜いたときも検出される。即ち、未挿入エラーは、後で
解析する必要性のないエラーである。従って、上述した
ように、検出処理によって検出されたエラーが、未挿入
エラーであるとき、その内容を示すエラーコード(請求
項中の動作情報に相当)を運行管理機器2に送信しなけ
れば、運行管理機器2において、解析を必要としない未
挿入エラーが記録されることがない。
【0038】次に、上述した運行管理機器2の動作につ
いて説明する。運行管理機器2内のCPU23aは、収
集手段及び運行情報記録手段として働き、入力部21に
より入力された出庫、入庫などの車両の運行情報を収集
し、その運行情報に、収集した時刻を付加して、第2I
CカードCA2内の運行情報エリアに書き込んで記録す
る運行情報収集・記録処理を行っている。なお、運行情
報としては、入力部21により入力された出庫、入庫な
どの情報に限らず、例えば、GPS式ナビゲーション装
置から得られる位置情報や、車両の速度情報などを収集
することも考えられる。
【0039】また、CPU23aは、一定時間毎に、E
TC車載器1から送信されるエラーコードが示すエラー
内容(請求項中の動作情報に相当)を、第2ICカード
CA2に書き込んで記録する動作情報記録処理を割り込
ませている。
【0040】この動作情報記録処理について、図4のC
PU23aの処理手順を示すフローチャートを参照して
以下説明する。まず、CPU23aは、I/F20を介
して、ETC車載器1から送信されたエラーコードを受
信しているか否かを判断する(ステップS20)。この
とき、エラーコードが受信されていなければ(ステップ
S20でN)、CPU23aは、ETC車載器1は正常
に動作していると判断して、直ちにリターンする。
【0041】これに対して、エラーコードが受信されて
いれば(ステップS20でY)、CPU23aは、第2
ICカードCA2の運行情報エリアに書き込まれた運行
情報のうち、最新の運行情報を読み出す(ステップS2
1)。その後、CPU23aは、時計22が計時してい
る時刻を、エラー発生時刻として読み出す(ステップS
22)。
【0042】次に、CPU23aは、動作情報記録手段
として働き、図5に示すように、ETC車載器1から送
信されたエラーコードが示すエラー内容に、上記最新の
運行情報及びエラー発生時刻を付加して、第2ICカー
ドCA2内の動作情報エリアへ、書き込む記録処理を行
う(ステップS23)。さらに、CPU23aは、次も
動作情報記録手段として働き、エラーコードが示すエラ
ー内容を、最新の運行情報に付加して、第2ICカード
CA2内の運行情報エリアへ、書き込む記録処理も行っ
た後(ステップS24)、リターンする。
【0043】ところで、ETC車載器1において、利用
明細書情報の書込エラー状態が発生した場合、料金収受
の為の無線交信は正常に行えるため、第1ICカードC
A1には、利用明細書情報は書き込まれないが、道路会
社から請求書は届くという事態が発生してしまう。しか
しながら、上述した動作状態記録システムによれば、書
込エラー状態が発生したときの最新の運行情報及びエラ
ー発生時刻が明確となるため、請求書が正しいかどうか
の判断が容易になる。
【0044】また、上述した動作状態記録システムは、
書込エラーだけでなく、その他のエラーについても、最
新の運行情報及びエラー発生時刻を付加して、記録して
いる。従って、何時、どのような運行時に、ETC車載
器1にエラーが発生したかが明確になり、ETC車載器
1のエラーの解析が容易となる。
【0045】なお、上述した運行情報が記録されている
第2ICカードCA2は、車両の運行が終了する毎に、
その車両を管理する管理会社により回収され、管理会社
が所有する管理装置により、解析される。従って、上述
した第2ICカードCA2に、ETC車載器1で発生し
たエラー内容を書き込むことにより、運行情報を回収・
解析するついでに、エラー内容についても回収・解析で
きるため、使い勝手がよくなる。また、管理装置で、エ
ラー内容を確認する際には、上述したエラー内容と同時
に、付加した最新の運行情報及び発生時刻が同時に通知
される。
【0046】さらに、上述した実施の形態では、ETC
車載器1において、発生したエラー内容が、記録する必
要のないエラー内容(例えば、未挿入エラー)であると
き、そのエラー内容を示すエラーコードは、運行管理機
器2側に出力しないようにしていた。しかしながら、例
えば、運行管理機器2側で、ETC車載器1から送信さ
れたエラーコードが、記録する必要のないエラー内容で
あると判断したとき、第2ICカードCA2にエラー内
容の記録をすることも考えられる。
【0047】さらに、上述した実施の形態では、検出す
る第1所定状態として、エラーを検出していたが、例え
ば、エラーだけでなく、通信が成功した状態を検出する
ようにしてもよい。また、上述した実施の形態では、車
載器としては、ETC車載器1に限らず、そのエラーな
どの動作状態を記録する必要のある車載器すべてについ
て適用することができる。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び6記
載の発明によれば、運行管理機器が収集し、記録してい
る運行情報を流用して、車載器の動作状態が、第1所定
状態となった旨の動作情報に、最新の運行情報を付加す
ることにより、どのような運行時に、車載器の動作状態
が第1所定状態となったかが明確になるので、安価に、
車載器の動作状態の解析が容易となる動作状態記録シス
テム及びこの動作状態記録システムに用いられる運行管
理機器を得ることができる。
【0049】請求項2又は7記載の発明によれば、運行
管理機器が計時している時刻を流用して、車載器の動作
状態が、第1所定状態となった旨の動作情報に、検出し
たときの時刻を付加することにより、何時、車載器の動
作状態が第1所定状態となったかが明確になるので、安
価に、車載器の動作状態の解析が容易となる動作状態記
録システム及びこの動作状態記録システムに用いられる
運行管理機器を得ることができる。
【0050】請求項3記載の発明によれば、書込エラー
状態が発生したときの最新の運行情報又は時刻が明確と
なっているため、請求書が正しいかどうかの判断が容易
になる動作状態記録システムを得ることができる。
【0051】請求項4記載の発明によれば、車両の管理
を行う管理会社が、運行情報の回収や、解析をするつい
でに、動作情報の回収や、解析も行うことができるの
で、使い勝手のよい動作状態記録システムを得ることが
できる。
【0052】請求項5記載の発明によれば、検出手段に
より、解析する必要のない動作状態(第2所定状態)に
なったことが検出されても、その旨の動作情報が、記録
されることがない動作状態記録システムを得ることがで
きる。
【0053】請求項8記載の発明によれば、運行管理機
器が、車載器から送信された情報に、運行情報又は、そ
のときの時刻を付加して記録すれば、どのような運行時
に、又は、何時、車載器の動作状態が第1所定状態とな
ったかが明確になるので、安価に、車載器の動作状態の
解析が容易となる動作状態記録システムに用いられる車
載器を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載器及び運行管理機器を組み込んだ
動作状態記録システムの基本構成図である。
【図2】本発明の車載器及び運行管理機器2を組み込ん
だ動作状態記録システムの一実施の形態を示すブロック
図である。
【図3】図2のETC車載器1を構成するCPU13a
のエラーコード送信処理における処理手順を示すフロー
チャートである。
【図4】図2の運行管理機器2を構成するCPU23a
の動作情報記録処理における処理手順を示すフローチャ
ートである。
【図5】第2ICカードCA2の動作情報エリアに格納
されるエラー内容の一例である。
【符号の説明】
1 車載器(ETC車載器) 13a−1 検出手段(ETC車載器側CPU) 13a−2 記録制限手段(ETC車載器側CPU) 13a−3 送信手段(ETC車載器側CPU) 2 運行管理機器 22 時計手段(時計) 23a−1 収集手段(運行管理機器側CPU) 23a−2 運行情報記録手段(運行管理機器側CP
U) 23a−3 動作情報記録手段(運行管理機器側CP
U) CA1 第1記録媒体(第1ICカード) CA2 第2記録媒体(第2ICカード)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3E027 EA01 EC03 EC08 5B058 CA01 CA24 KA02 KA04 KA08 KA27 YA13 YA20 5H180 AA01 BB12 BB15 EE10 FF10 FF33 5K067 BB21 EE02 EE10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自己の動作状態が、予め定めた第1所定
    状態になったことを検出する検出手段を有する車載器
    と、車両の運行情報を収集する収集手段及び前記収集し
    た運行情報を記録する運行情報記録手段を有する運行管
    理機器とを備えた動作状態記録システムであって、 前記検出手段によって、前記第1所定状態になったこと
    が検出されたとき、その旨を示す動作情報に、前記記録
    された運行情報のうち、最新の情報を付加して、記録す
    る動作情報記録手段をさらに有することを特徴とする動
    作状態記録システム。
  2. 【請求項2】 自己の動作状態が、予め定めた第1所定
    状態になったことを検出する検出手段を有する車載器
    と、時刻を計時する時計手段、車両の運行情報を収集す
    る収集手段及び前記運行情報に、前記収集したときの時
    刻を付加して、記録する運行情報記録手段を有する運行
    管理機器とを備えた動作状態記録システムであって、 前記検出手段によって、前記第1所定状態になったこと
    が検出されたとき、その旨を示す動作情報に、前記検出
    されたときの時刻を付加して、記録する動作情報記録手
    段をさらに有することを特徴とする動作状態記録システ
    ム。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の動作状態記録シス
    テムであって、 前記車載器は、有料道路上に設置された路側機との無線
    通信を利用して、有料道路の料金収受を行うとともに、
    前記料金収受に応じた利用明細書情報を、第1記録媒体
    に書き込む料金収受用車載器であり、 前記検出手段は、前記第1記録媒体への前記利用明細書
    情報の書込エラー状態を含む前記第1所定状態を検出す
    ることを特徴とする動作状態記録システム。
  4. 【請求項4】 請求項1、2又は3記載の動作状態記録
    システムであって、 前記動作情報は、前記運行情報が記録されている第2記
    録媒体に、記録されることを特徴とする動作状態記録シ
    ステム。
  5. 【請求項5】 請求項1、2、3又は4記載の動作状態
    記録システムであって、 前記第1所定状態は、複数種定められ、 前記検出手段は、前記各第1所定状態を、識別可能に検
    出し、 前記検出手段によって検出された前記第1所定状態が、
    予め定めた第2所定状態であった場合、前記動作情報記
    録手段による、前記第1所定状態になった旨を示す動作
    情報の記録を停止させる記録制限手段をさらに備えたこ
    とを特徴とする動作状態記録システム。
  6. 【請求項6】 自己の動作状態が、予め定めた第1所定
    状態になったことを検出する検出手段と、 前記検出手段によって、前記第1所定状態になったこと
    が検出されたとき、その旨を示す動作情報を、自己に接
    続されている車両の運行情報を収集して、記録する運行
    管理機器に対して、送信する送信手段とを備えることを
    特徴とする車載器。
  7. 【請求項7】 車両の運行情報を収集する収集手段と、 前記収集した運行情報を記録する運行情報記録手段と、 自己に接続されている車載器から、当該車載器の動作状
    態が、第1所定状態になったことを示す動作情報を受信
    したとき、前記動作情報に、前記記録された運行情報の
    うち、最新の情報を付加して、記録する動作情報記録手
    段とを備えたことを特徴とする運行管理機器。
  8. 【請求項8】 時刻を計時する時計手段と、 車両の運行情報を収集する収集手段と、 前記運行情報に、前記収集したときの時刻を付加して、
    記録する運行情報記録手段と、 自己に接続されている車載器から、当該車載器の動作状
    態が、第1所定状態になったことを示す動作情報を受信
    したとき、前記動作情報に、前記受信したときの時刻を
    付加して、記録する動作情報記録手段とを備えたことを
    特徴とする運行管理機器。
JP2001185002A 2001-06-19 2001-06-19 動作状態記録システム、及び運行管理機器 Expired - Lifetime JP4718723B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185002A JP4718723B2 (ja) 2001-06-19 2001-06-19 動作状態記録システム、及び運行管理機器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001185002A JP4718723B2 (ja) 2001-06-19 2001-06-19 動作状態記録システム、及び運行管理機器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003006691A true JP2003006691A (ja) 2003-01-10
JP4718723B2 JP4718723B2 (ja) 2011-07-06

Family

ID=19024661

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001185002A Expired - Lifetime JP4718723B2 (ja) 2001-06-19 2001-06-19 動作状態記録システム、及び運行管理機器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4718723B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293597A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Denso Corp 車載用無線通信装置および車載用無線通信用プログラム

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235491A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Toyota Motor Corp 車両の走行状態記録装置及び車両の走行状態解析装置
JPH09128574A (ja) * 1995-11-02 1997-05-16 Toyota Motor Corp 路車間通信用車載機及び路車間通信装置
JPH10160642A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Denso Corp 車両用故障診断装置
JPH10222711A (ja) * 1997-02-04 1998-08-21 Toyota Motor Corp 路車間通信装置
JPH1165435A (ja) * 1997-08-21 1999-03-05 Toyota Motor Corp 車両用地図データ処理装置
JP2000292183A (ja) * 1999-04-01 2000-10-20 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08235491A (ja) * 1995-02-27 1996-09-13 Toyota Motor Corp 車両の走行状態記録装置及び車両の走行状態解析装置
JPH09128574A (ja) * 1995-11-02 1997-05-16 Toyota Motor Corp 路車間通信用車載機及び路車間通信装置
JPH10160642A (ja) * 1996-12-04 1998-06-19 Denso Corp 車両用故障診断装置
JPH10222711A (ja) * 1997-02-04 1998-08-21 Toyota Motor Corp 路車間通信装置
JPH1165435A (ja) * 1997-08-21 1999-03-05 Toyota Motor Corp 車両用地図データ処理装置
JP2000292183A (ja) * 1999-04-01 2000-10-20 Alpine Electronics Inc 車載用ナビゲーション装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006293597A (ja) * 2005-04-08 2006-10-26 Denso Corp 車載用無線通信装置および車載用無線通信用プログラム
JP4492804B2 (ja) * 2005-04-08 2010-06-30 株式会社デンソー 車載用無線通信装置および車載用無線通信用プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4718723B2 (ja) 2011-07-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3243941B2 (ja) 自動料金支払装置用車載機
JP4845331B2 (ja) 車両用自動課金装置の監視システム
KR100327694B1 (ko) 요금징수 시스템, 차량 탑재기 및 요금징수 방법
US20090313096A1 (en) Automatic toll collection system without requiring vehicle classification unit
TWI427560B (zh) Fee collection system
KR100243318B1 (ko) 혼합형 폐쇄식 통행요금징수 시스템
EP2402912B1 (en) Electronic toll charging system and method
CN101473356A (zh) 收费系统
JP2003006691A (ja) 動作状態記録システム、並びに、車載器及び運行管理機器
JP6159180B2 (ja) タクシーメータ
KR19990008736A (ko) 혼합형 개방식 통행요금징수 시스템
JP2009048445A (ja) タクシーメータ
JP4191688B2 (ja) 料金所機器設定システム
JP3145476B2 (ja) 有料道路料金収受システム
JP4714376B2 (ja) アプリケーション追加システム、アプリケーション追加機能付き運行管理機器、及び、アプリケーション追加機能付きナビゲーション装置
JP3784208B2 (ja) 有料道路の自動料金収受システムの車載端末
JP2000207598A (ja) 料金収受システム、料金収受端末、上位機器、料金収受方法、icカ―ド
JP3506140B2 (ja) 有料道路の自動料金収受システム及びその車載機
JP3314532B2 (ja) 路車間情報伝達方法、及び路車間通信システム
JP4492804B2 (ja) 車載用無線通信装置および車載用無線通信用プログラム
JP2004310147A (ja) Etc車載器
JP6016408B2 (ja) 通行料金収受システム、通行料金収受方法、発券装置、及び通行料金算出装置
JP2001022981A (ja) 通行料金収受システム
JP3395030B2 (ja) 有料道路の自動料金収受システム並びにその車載機、カード型記憶媒体及び読取機
JP3293501B2 (ja) 情報記憶カード、情報記憶カード装置及び情報記憶カードへの情報記憶方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071126

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100921

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20110329

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20110401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4718723

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140408

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250