JPH10222711A - 路車間通信装置 - Google Patents

路車間通信装置

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JPH10222711A
JPH10222711A JP9021591A JP2159197A JPH10222711A JP H10222711 A JPH10222711 A JP H10222711A JP 9021591 A JP9021591 A JP 9021591A JP 2159197 A JP2159197 A JP 2159197A JP H10222711 A JPH10222711 A JP H10222711A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でかつ容易に安全性を向上するこ
とができる路車間通信装置を得る。 【解決手段】 路側に設置され電子鍵Aを記憶したメモ
リ28を有する路上機10と、車両に搭載され電子鍵
A,B,Cを記憶した記憶回路48を有する車載機30
との間では電子鍵Aを用いて暗号化した情報を電波通信
によって相互に授受する。車載機30と電子鍵Bを記憶
したメモリ70を有するICカード62との間では電子
鍵Bを用いて暗号化した情報を相互に授受する。また、
車載機30と電子鍵Cを記憶したメモリ84を有する情
報書込装置76との間では電子鍵Cを用いて暗号化した
情報を相互に授受する。このように異なる電子鍵を用い
て暗号化して相互に情報授受しているので、システムの
安全性を向上できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、路車間通信装置に
かかり、特に、車両に搭載された車載機と路側に設置さ
れた路上機との間で通信処理する路車間通信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、有料施設の利用料金の収受、例え
ば、有料道路の通行料金の収受等に、料金前納方式また
は料金後納方式のカードを利用した自動料金収受装置が
開発されている。この自動料金収受装置では、有料道路
の入口ゲートや出口ゲートで料金収受を自動的に行うた
め、車両に対して情報を問い合わせるための質問器とし
てのアンテナを有する路上機を道路側に配設すると共
に、問い合わせのあった情報に対する応答をするための
応答器としてのアンテナを有する路車間通信用車載機
(以下、車載機という)を車両に搭載し、車載機と路上
機との間で無線通信により情報の授受を行っている。
【0003】上記のように、車載機と路上機との間で情
報を授受するためには、料金情報や車両に関連する車両
情報、そしてユーザに関連する情報を記憶する必要があ
る。このため、大量のデータを記憶できるICカードに
情報を書き込ませて用いることもある。
【0004】ところで、上記のように、車載機と路上機
との間で情報を授受する場合やICカードに対する情報
の授受をする場合、情報がその形態のままで用いられる
ので、ユーザーの意図しない者が情報の内容を容易に明
らかにすることができるという問題がある。
【0005】そこで、送信された固有コード等の秘密コ
ードが予め定めた複数の秘密コードと一致することを識
別して秘匿性を有させることにより安全性を向上させる
電子識別システムが提案されている(特表平6−511
097号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
電子識別システムでは、ユーザーに秘密コードを1種類
のみ割り当てているため、多数のユーザーを識別するた
めにはユーザー数に応じた秘密コードを設定しなければ
ならない。このため、多数のユーザーに対して情報の授
受を行う路車間通信装置においては装置の負荷が増大す
る。また、ユーザーに対する秘密コードは1種類のみで
あるため、その秘密コードが漏洩したときには、ユーザ
ーが使用するシステム、すなわち路車間通信装置の安全
性は低下する。
【0007】本発明は、上記事実を考慮して、簡単な構
成でかつ容易に安全性を向上することができる路車間通
信装置を得ることが目的である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1に記載の発明の路車間通信装置は、路側に設
置され、車載用通信手段との間で相互に情報通信する路
側通信手段と、第1の電子鍵で送信情報を暗号化すると
共に受信情報を復号化する第1の暗号手段とを備えた路
側制御手段と、車両及びユーザの少なくとも一方に関係
するユーザ情報を記憶すると共に車載用通信手段との間
で相互に情報授受する情報授受手段と、第2の電子鍵で
出力情報を暗号化すると共に入力情報を復号化する第2
の暗号手段とを備えた情報制御手段と、車両側に設置さ
れ、前記路側通信装置と相互に情報通信しかつ前記情報
制御手段との間で相互に情報授受する車載用通信手段
と、前記情報通信のとき第1の電子鍵で送信情報を暗号
化しかつ受信情報を復号化すると共に、前記情報授受の
とき第2の電子鍵で出力情報を暗号化しかつ入力情報を
復号化する第3の暗号手段とを備えた車載用制御手段
と、を備えている。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の路車間通信装置において、前記第1の暗号手段と路側
通信手段、前記第2の暗号手段と情報授受手段、及び前
記第3の暗号手段と車載用通信手段の各々を同一基板上
に設けたことを特徴としている。
【0010】請求項1の発明では、路側制御手段の路側
通信手段と車載用制御手段の車載用通信手段との間で相
互に情報通信する。また、車載用制御手段の車載用通信
手段と情報制御手段の情報授受手段との間で相互に情報
授受する。
【0011】情報通信のときは、路側制御手段では第1
の暗号手段により第1の電子鍵で車載用制御手段へ送信
する送信情報を暗号化すると共に車載用制御手段からの
受信情報を復号化する。また、車載用制御手段では第3
の暗号手段により第1の電子鍵で路側制御手段へ送信す
る送信情報を暗号化しかつ路側制御手段からの受信情報
を復号化する。従って、路側制御手段と車載用制御手段
との間で第1の電子鍵を用いて情報を暗号化して相互に
情報通信できるので、秘匿性を有させることにより安全
性が保たれる。
【0012】情報授受のときは、車載用制御手段では第
3の暗号手段により第2の電子鍵で出力情報を暗号化し
かつ入力情報を復号化する。情報授受手段は、車両及び
ユーザの少なくとも一方に関係するユーザ情報を記憶し
ており、このユーザ情報を車載用制御手段へ出力すると
き出力情報として第2の暗号手段により第2の電子鍵で
暗号化しかつ車載用制御手段からの入力情報を復号化す
る。従って、車載用制御手段と情報授受手段との間で第
2の電子鍵を用いて情報を暗号化して相互に情報授受で
きるので、秘匿性を有させることにより安全性が保たれ
る。
【0013】このように、情報通信及び情報授受に異な
る電子鍵を用いて独立した秘匿性を有させているので、
路車間通信装置として安全性を向上できる。また、独立
した秘匿性を有させているので、秘匿性が明らかになる
までを最小限に抑えることができる。
【0014】前記第1の暗号手段乃至第3の暗号手段
は、秘匿性を有させるもとであるので、これらの暗号手
段を明らかにすれば、秘匿性を明らかにできる。そこ
で、請求項2にも記載したように、前記第1の暗号手段
と路側通信手段、前記第2の暗号手段と情報授受手段、
及び前記第3の暗号手段と車載用通信手段の各々を同一
基板上、例えば同一チップ上に設けることによって、解
析等の解読が困難となり、路車間通信装置の安全性を向
上できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明の
実施の形態を詳細に説明する。本実施の形態は、有料道
路等を走行する車両に対して自動的に料金収受処理を行
う自動料金収受システムに本発明を適用したものであ
る。
【0016】なお、この自動料金収受システムでは、車
両に搭載された車載機と、入口ゲートや出口ゲート等の
地上側に設置されたアンテナを有する路上機との間で電
波通信で情報を授受することによって、車両が走行した
通行区間(経路)や車種を判別し、入口ゲート及び出口
ゲートにおいて車両を停止させることなく通行料金等を
自動的に収受するものである。
【0017】図1に示すように、本実施の形態の自動料
金収受システムは、路側に設置された路上機10と、車
両に搭載された車載機30とを含んで構成され、路上機
10と車載機30との間で電波通信によって相互に情報
を授受する。この車載機30と通信する路上機は、各種
の情報を授受するためのアンテナを備えており、有料道
路の入口ゲート、途中経路(所謂チェックバリヤ)、及
び出口ゲート等の各々に配設されている。詳細は後述す
るが、路上機10は電子鍵Aを記憶したメモリ28を備
えており(図4)、車載機30は電子鍵A,B,Cを記
憶した記憶回路48を備えている(図3)。路上機10
と車載機30との間で電波通信により相互に情報を授受
するときは、電子鍵Aを用いて送信情報を暗号化し、受
信した情報は復号化される。
【0018】上記暗号化及び復号化は、秘密鍵暗号方式
(例えば、DES:Data Encryption
Standard)による方法を採用することができ
る。
【0019】車載機30には、各種情報を格納するIC
カード62(詳細は後述)が着脱可能とされている。車
載機30とICカード62との間では相互に情報を授受
する。ICカード62は電子鍵Bを記憶したメモリ70
を備えている(図5)。車載機30とICカード62と
の間では情報を授受するときは、電子鍵Bを用いて送信
情報を暗号化し、受信した情報は復号化される。
【0020】この車載機30には、車載機30を搭載し
た車両の車種やID番号等の車両情報を書き込むことが
ある。この車両情報は、情報書込装置76を用いて書き
込む。情報書込装置76は、電子鍵Cを記憶したメモリ
84を備えている(図5)。車載機30と情報書込装置
76との間で車両情報を授受するときには、電子鍵Cを
用いて車両情報を暗号化し、受信した情報は復号化され
る。
【0021】次に、車載機30、及び車載機30と通信
を行う路上機10について詳細に説明する。なお、本実
施の形態では、路上機は途中経路200に設けられた路
上機を例にして説明する。また、説明を簡単にするた
め、レーン202を走行する車両90に対する電波の授
受を担当する途中経路アンテナ218及び途中経路アン
テナ制御装置232を用いて説明する。また、車載機3
0には、図示しない車載バッテリーが接続されている。
【0022】図2に示すように、有料道路の分岐点の直
前や直後の途中経路200には、2つのレーン202、
204が隣接して設けられており、隣接したレーン20
2、204は敷地208と敷地214との間に形成され
ている。これらのレーン202、204を跨ぐように、
敷地208から敷地214にかけてアーチ216が配設
されている。アーチ216上には、経路把握アンテナ2
18、220、222が配設されている。経路把握アン
テナ218は、レーン202を走行する車両に対する電
波の授受を担当し、レーン202の上方に位置してい
る。経路把握アンテナ222は、レーン204を走行す
る車両に対する電波の授受を担当し、レーン204の上
方に位置している。これらの経路把握アンテナ218、
222の中間付近でかつレーン202、204の境界を
示すセンターライン206の上方には、レーン202、
204に跨がって走行する車両に対する電波の授受を担
当する経路把握アンテナ220が配設されている。
【0023】敷地214には、経路把握アンテナ制御装
置232を備えた経路制御センター230が配設されて
おり、この経路把握アンテナ制御装置232には経路把
握アンテナ218、220、222が接続されている。
【0024】上記構成の途中経路200では、経路把握
アンテナ制御装置232により経路把握アンテナを介し
て、有料道路をどのような経路で走行したかを表す経路
通過情報を車両90に搭載された車載機30に対して送
信する。また、経路把握アンテナ制御装置232には、
有料道路における車両の走行状態を統括的に管理する等
のために、中央コンピュータへ接続が可能である。な
お、途中経路200には、ICカード62を用いて車載
機へ途中経路を表す経路情報を書き込むためのリカバリ
ーゲートを配設することができる。このリカバリーゲー
トには、ICカード62が着脱可能なICカードリード
ライト装置が配設されており、ICカードリードライト
装置は中央コンピュータへ接続されている。このリカバ
リーゲート224は、パーキングやサービスエリア等に
設けてもよい。
【0025】なお、他の路上機である入口ゲートでは、
有料道路の入口情報を車両に搭載された車載機30に対
して送信する。また、出口ゲートでは、出口ゲートを表
す出口情報を車両に搭載された車載機30に対して送信
して、料金収受等、車両が走行した通行区間(経路)や
車種に応じた通行料金等を自動的に収受する。
【0026】これら入口情報及び出口情報は、オペレー
タによりICカードを介して行うこともできる。例え
ば、通信エラーが発生した場合にICカードを用いて入
口ゲートを表す入口情報等のデータを書き込んだり、車
載機に記憶されているデータを読み出したりするための
リカバリーゲートにおいて、ICカード62が着脱可能
なICカードリードライト装置により実行が可能であ
る。なお、入口情報及び経路情報は、有料道路の位置に
対応して予め割り当てられた番号等のコードを用いるこ
とができる。
【0027】図3に示すように車載機30は、路上機か
ら送信されたデータ信号を受信する受信アンテナ32を
備えている。受信アンテナ32は、受信アンテナ32で
受信された変調波を復調し、データ信号を得る復調回路
34に接続されている。この復調回路34は、路上機か
ら送信された電波の搬送波を得ることもでき、送信回路
50に接続されている場合がある。復調回路34は、デ
ータ信号受信回路44を介してマイクロコンピュータを
含んで構成された信号処理回路46に接続されている。
この信号処理回路46のマイクロコンピュータには、以
下で説明する処理プログラム等が記憶されている。
【0028】信号処理回路46には、記憶回路48が接
続されている。記憶回路48には、予め電子鍵A,B,
Cが記憶されている。また、信号処理回路46には情報
書込装置76が接続可能であり、記憶回路48には車載
機情報が蓄積される。すなわち、記憶回路48には車両
への搭載時に、IDコードとして車両ナンバー(ナンバ
ープレートに記録されている番号)が情報書込装置76
により記憶されると共に、車載機が搭載されている車両
の車種情報が記憶される。また、ICカード62が挿入
された場合には、ICカード62の残高情報(残金情
報、途中のサービスエリヤ等で使用した場合には、残金
更新結果)が記憶される。さらに、入口ゲートを通過し
たときには、入口ゲートで検出された車種コード、入口
情報(入口番号、通過日時等)が記憶され、途中経路
(チェックバリヤ)を通過していれば、通過したチェッ
クバリヤ分のチェックバリヤ情報(チェックバリヤ番
号、通過日時)が記憶される。そして、通信エラーが発
生したときには、通信エラー情報(エラーの種類、エラ
ー発生場所(ゲートの種類、ゲート番号、アンテナ番号
等)、エラーの発生日時、エラー回数等)等が記憶され
る。
【0029】また、信号処理回路46には、IDコード
を含むデータ信号等を応答信号として送信する送信回路
50が接続されており、送信回路50は送信アンテナ5
2に接続されている。車載機30は、受信アンテナ32
で受信された変調波を復調して得た搬送波を信号処理回
路46からのデータ信号で変調して送信アンテナ52を
介して返送することもできる。なお、送信アンテナ52
を送受信アンテナとして機能させて、路上機から送信さ
れる無変調の搬送波を送信アンテナ52によって受信し
て、送信回路50によってこの無変調の搬送波を信号処
理回路46からのデータ信号で変調し送信アンテナ52
を介して返送するようにしてもよい。
【0030】また、車載機30には、装着されたICカ
ード62のデータを読み込んだり、ICカード62にデ
ータの書き込みを行うICカードリードライト装置60
が接続されている。ICカードリードライト装置60に
は、ICカード62が挿入されたことを機械的に検出す
るリミットスイッチ58が設けられている。ICカード
が挿入されたか否かは、発光素子と受光素子とを対向配
置して構成されたホトインタラプタを用いて挿入された
ICカードによって光が遮断されたか否かを判断して、
光学的に検出するようにしてもよい。
【0031】信号処理回路46には、ICカードの挿入
・未挿入や残高等を表示するLCDやCRTで構成され
たディスプレイ54及び信号処理回路46に信号を入力
するテンキー56が接続されている。
【0032】図4に示すように、レーン202を走行す
る車両に対する路上機は、途中経路アンテナ218及び
途中経路アンテナ制御装置232から構成されている。
途中経路アンテナ218は、送信アンテナ22及び受信
アンテナ26から構成されている。途中経路アンテナ制
御装置232は、マイクロコンピュータを含んで構成さ
れた信号処理回路12を備えている。このマイクロコン
ピュータには、以下で説明する処理プログラムが記憶さ
れている。また、この信号処理回路12は、中央コンピ
ュータ400(図示省略)に接続可能である。信号処理
回路12は、命令を含むデータ信号(通信要求信号)を
生成する送信回路14に接続されている。送信回路14
はミキサー18を介して送信アンテナ22に接続されて
いる。ミキサー18には所定周波数の搬送波を発生する
搬送波発生回路20が接続されており、ミキサー18は
送信回路14から入力される信号と搬送波発生回路20
から入力される搬送波とをミックスし、送信回路14か
ら入力された信号で搬送波発生回路20から入力された
搬送波を変調する。また、送信アンテナ22からはこの
変調波が電波として送信される。
【0033】搬送波発生回路20には、車載機30から
変調されて返送され受信アンテナ26で受信された変調
波からデータ信号を取り出す受信回路24が接続されて
いる。この受信回路24は信号処理回路12に接続され
ている。また、受信回路24は搬送波発生回路20に接
続されており、車載機30から返送された信号に含まれ
る搬送波の比較のために送信した搬送波が入力される。
【0034】なお、路中経路200における他の構成
は、上記と同様な構成であるため、説明を省略する。ま
た、入口ゲート100及び出口ゲート300における各
々のアンテナ及びアンテナ制御装置の構成も、上記と略
同様の構成であるため、説明を省略する。
【0035】また、上記車載機及び路上機では、送信ア
ンテナと受信アンテナに分離して構成されたアンテナを
用いているが、送受信が一体型の1つのアンテナを用い
てもよい。
【0036】図5に示すように、車載機30に挿入可能
なICカード62は、CPU64,RAM66,ROM
68,メモリ70,及び入出力ポート(I/O)72を
含むマイクロコンピュータで構成され、各々はコマンド
やデータの授受が可能なようにバス74によって接続さ
れている。メモリ70は電子鍵B及び各種情報を記憶す
るためのものである。なお、ROM68には、後述する
処理ルーチンが記憶されている。入出力ポート72は、
車載機30またはICリードライト装置60に接続可能
とされている。なお、図示は省略したが、ICカード6
2は、電源回路を備えており、常時電源供給がなされて
いる。
【0037】上記のICカードには、各種情報として、
カードナンバー、残高情報、利用明細情報(入口ゲート
ナンバー、出口ゲートナンバー、料金、利用日時等)等
の車載機情報を記憶させることができ、また、カードと
車載機とを対応させるための認証キーコード、すなわち
電子鍵Bを記憶させることができる。
【0038】なお、ICカードには、LSIカード等の
メモリカード、磁気カード、光学的に情報を記録再生す
ることができるホログラムカード、または光磁気的に情
報を記録再生することができる光磁気カード等のカード
を用いることができる。
【0039】上記車載機30に、車載機情報を書き込む
ための情報書込装置76は車載機30に接続可能であ
り、CPU78,RAM80,ROM82,メモリ8
4,及び入出力ポート(I/O)86を含むマイクロコ
ンピュータで構成され、各々はコマンドやデータの授受
が可能なようにバス88によって接続されている。メモ
リ84は電子鍵C及び各種情報を記憶するためのもので
ある。なお、ROM82には、後述する処理ルーチンが
記憶されている。入出力ポート86は、車載機30に接
続可能とされている。
【0040】次に、本実施の形態の作用を説明する。ま
ず、車載機30に車両情報を書き込む処理を説明する。
【0041】図6は、車載機30に車両情報を書き込む
情報書込装置76における処理ルーチンを示すものであ
り、処理が実行されるとステップ100において、車載
機30に書き込むべき車載機30を搭載した車両の車種
やID番号等の車両情報を設定し、次のステップ102
で電子鍵Cを読み取りかつ設定した車両情報を電子鍵C
で暗号化する。次のステップ104では、暗号化された
車両情報を車載機30へ出力する(図11の出力C1参
照)。このように、情報書込装置76では、出力する車
両情報を暗号化して秘匿性を有させている。
【0042】図7は、車両情報を書き込むときの車載機
の処理ルーチンを示すもので、ステップ106では、情
報入力がなされるまで待機し、情報入力されたときはス
テップ108において電子鍵Cを読み取りかつ入力され
た情報を電子鍵Cで復号化する。次のステップ110で
は、復号化した情報が車両情報であるか否かを判断し、
車両情報でないときは他処理または誤った情報であると
判別し(ステップ110で否定判断)、本ルーチンを終
了する。一方、車両情報であるときは(ステップ110
で肯定判断)、ステップ112で復号化した車両情報を
記憶回路48に書き込む。このように、車載機30で
は、暗号化された情報を復号化して車両情報か否かを判
断しているので、入力された情報を誤って書き込むこと
がない。
【0043】次に、路上機と車載機との間で相互に行う
通信処理を説明する。図8は、車載機の通信処理の詳細
を示すもので、ステップ114で路上機から信号を受信
(図13の授受A1)するまで待機し、信号を受信する
と(ステップ114で肯定判断)、次のステップ116
で電子鍵Aを読み取ると共に、受信した信号を電子鍵A
で復号化する。次のステップ118では、復号化した信
号が問合せ信号か否かを判断する。問合せ信号でないと
きはステップ118で否定判断されステップ114へ戻
り、問合せ信号のときはステップ118で肯定判断され
ステップ120へ進む。
【0044】ステップ120では、電子鍵A及び車両情
報(自車を特定する識別コード等のIDコード等)を読
み取ると共に、電子鍵Aを用いて車両情報を暗号化し、
次のステップ122において、受信した問合せ信号を搬
送波として暗号化された車両情報で搬送波を変調した変
調波を応答信号として送信する(図13の授受A2)。
【0045】次に、ステップ124において路上機から
の信号を受信(図13の授受A3)するまで待機し、信
号を受信した(ステップ124で肯定判断)ときには、
次のステップ126で受信した信号を電子鍵Aで復号化
する。次のステップ128では、復号化した信号に入口
情報が含まれているか否かを判断することにより、現在
自車が入口ゲートを通過しているか否かを判断する。入
口ゲートを通過していないときには(ステップ128で
否定判断)、ステップ130へ進み、入口ゲートを通過
しているときは、ステップ132において入口ゲート処
理(図13の授受A4〜An)がなされる。この入口ゲ
ート処理では、ステップ506において受信した信号に
含まれる入口ゲートナンバによる入口情報を車載機30
の記憶回路48に記憶させる。
【0046】ステップ130では、復号化した信号に途
中経路コード(チェックバリヤ情報)が含まれているか
を判断することにより途中経路200を通過したか否か
を判断し、途中経路200を通過しているときは(ステ
ップ130で肯定判断)ステップ134において途中経
路処理を行い、途中経路200を通過していないときは
(ステップ130で否定判断)出口ゲート通過と判断し
てステップ136において出口ゲート処理を行う。
【0047】この途中経路処理では、復号化した信号に
含まれる途中経路コードによる途中経路情報を車載機3
0の記憶回路48に記憶させる。また、ステップ514
の出口ゲート処理では、車載機に記憶されている車種情
報、車載機に装着されているICカードに記憶されてい
る残高情報、及び予め車載機に記録されている料金テー
ブルに基づいて、現在の残高から、入口ゲート、途中経
路及び出口ゲートまで至る間に対する料金を算出し、自
動的に料金を収受する処理を行う。そして、料金収受が
正常に行われた後、入口情報をクリアする。途中経路処
理や出口ゲート処理ではその処理数に応じて図13に示
す授受A4〜Anの情報授受がなされる。なお、ICカ
ードとの情報授受については後述する。
【0048】図9に示すように、途中経路に設置された
路上機では、ステップ138において、電子鍵Aを読み
取ると共に問合せ信号を電子鍵Aで暗号化し、次のステ
ップ140で暗号化した問合せ信号を送信する(図13
の授受A1)。
【0049】次に、車載機30からの応答信号を受信す
るまで暗号化した問合せ信号を送信し、次のステップ1
42で車載機30からの信号を受信したか否かを判断す
る。信号を受信すると、ステップ142で肯定判断さ
れ、次のステップ144で電子鍵Aを用いて復号化す
る。信号を受信しないときは(ステップ142で否定判
断)ステップ138へ戻る。
【0050】次のステップ146では、復号化した信号
が応答信号であるか否かを判断し、応答信号であるとき
は(ステップ146で肯定判断)、ステップ148でゲ
ート情報、この場合途中経路情報を電子鍵Aで暗号化
し、次のステップ150で暗号化した途中経路情報等を
含む信号を送信する(図13の授受A3)。
【0051】なお、入口ゲートの路上機では、上記処理
と略同様の処理を行うが、途中経路情報等を含む信号に
代えて入口ゲートを表す入口ゲート番号等を含む信号を
送信する。また、出口ゲート300の路上機でも上記処
理と略同様の処理を行うが、出口ゲートを表す出口コー
ド等を含む信号や、電波通信により料金収受処理を実行
すればよい。
【0052】上記路上機10と車載機30との信号授受
において、情報は、電子鍵Aにより復号化されている。
従って、路上機10と車載機30とのの間で授受される
情報は秘匿性を有することになり、情報傍受に対する安
全性を向上させることができる。
【0053】次に、ICカード62と車載機30との間
で情報を授受する処理を説明する。なお、以下の説明で
は、車載機30に接続されたICカードリードライト装
置60における処理を説明するが、リカバリーゲート等
においてICカードリードライト装置が独立して設置さ
れた場合にも適用可能である。
【0054】図12は、ICカード62における処理を
示したものであり、ステップ152において、車載機3
0から信号入力がなされたか否かを判断する。入力がな
いときはステップ152で否定判断され、ステップ15
2の判断を繰り返す。一方、信号が入力されると(図1
2の授受B1,及び図13の授受B1)、ステップ15
2で肯定判断され、ステップ154で電子鍵Bを読み取
りかつ入力された信号を電子鍵Bで復号化する。次のス
テップ156では、復号化した信号がICカード62に
対する読み書きの要求であるか否かを判断する。入力さ
れた信号が読み取り及び書き込み以外の要求のときはス
テップ156で否定判断され、ステップ152へ戻る。
一方、ICカード62に対する処理が読み取り及び書き
込みの要求であるときは、ステップ156で肯定判断さ
れ、次のステップ158において要求が書込であるか否
かを判断し、データの書込であるときはステップ158
で肯定判断され、ステップ160へ進み、データの読み
取りであるときはステップ158で否定判断され、ステ
ップ166へ進む。
【0055】ステップ160では、車載機30に対して
データを出力する要求を行い(図12の授受B2,及び
図13の授受B2)、そのデータを入力させる。その入
力されたデータを、次のステップ162でデータを復号
化し、その復号化したデータを次のステップ164でメ
モリ70に書き込む。
【0056】ステップ166では、メモリ70に記憶さ
れたデータを読み取り、次のステップ168で電子鍵B
により暗号化し、ステップ170で車載機30へ出力す
る(図12の授受B2,及び図13の授受B2)。
【0057】このように、車載機とICカーカードとの
間で授受される情報は電子鍵Bによって秘匿性を有させ
ることにより、情報傍受に対する安全性を向上させるこ
とができる。
【0058】以上説明したように、本実施の形態では、
路上機と車載機との間での情報通信時と、車載機とIC
カードや車載機と情報書込装置との間での情報授受とに
おいて異なる電子鍵を用いて暗号化または復号化してい
る。このため、電子鍵が1つ漏洩した場合であっても、
システムとしての秘匿性の公開を最小限度に抑えること
ができる。従ってに、各々で保有するデータの信頼性を
向上できると共に、少ない電子鍵による秘匿性によって
システムの負荷を軽減させることができる。
【0059】なお、上記のシステムは、ゲートが存在し
ない、単純収受の道路や駐車場への適用が可能である。
すなわち、単純収受の道路等では、入口が存在しないた
め、車載機情報を読み出す必要がない。このため、料金
収受や駐車時間、通過時間等の単純な情報授受のみに使
用することができ、本実施の形態のシステムを容易に適
用できる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明によれば、異なる電子鍵を用いて独立した秘匿性を
有させているので、路車間通信装置の安全性を向上でき
る、という効果がある。
【0061】請求項2に記載した発明によれば、第1の
暗号手段乃至第3の暗号手段の各々を、対応する路側通
信手段、情報授受手段及び車載用通信手段の各々と同一
基板上に設けることによって、解析等の解読が困難とな
り、路車間通信装置の安全性を向上できる、という効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用可能な自動料金収受システムを示
すブロック図である。
【図2】自動料金収受システムの途中経路を示す概略斜
視図である。
【図3】本実施の形態の車載機を示すブロック図であ
る。
【図4】本実施の形態の路上機の一例を示すブロック図
である。
【図5】本発明が適用可能なICカード及び情報書込装
置を示すブロック図である。
【図6】情報書込装置の処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図7】情報書込装置に対する車載機の処理ルーチンを
示すフローチャートである。
【図8】車載機の通信処理ルーチンを示すフローチャー
トである。
【図9】路上機の処理ルーチンを示すフローチャートで
ある。
【図10】ICカードの処理ルーチンを示すフローチャ
ートである。
【図11】情報書込装置と車載機との間でなされる情報
授受を示すイメージ図である。
【図12】ICカードリードライト装置と車載機との間
でなされる情報授受を示すイメージ図である。
【図13】路上機と車載機、及びICカードリードライ
ト装置と車載機との間でなされる情報授受を示すイメー
ジ図である。
【符号の説明】
10 路上機 28 メモリ 30 車載機 48 記憶回路 50 送信回路 60 ICカードリードライト装置 70 メモリ 76 情報書込装置 84 メモリ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 路側に設置され、車載用通信手段との間
    で相互に情報通信する路側通信手段と、第1の電子鍵で
    送信情報を暗号化すると共に受信情報を復号化する第1
    の暗号手段とを備えた路側制御手段と、 車両及びユーザの少なくとも一方に関係するユーザ情報
    を記憶すると共に車載用通信手段との間で相互に情報授
    受する情報授受手段と、第2の電子鍵で出力情報を暗号
    化すると共に入力情報を復号化する第2の暗号手段とを
    備えた情報制御手段と、 車両側に設置され、前記路側通信装置と相互に情報通信
    しかつ前記情報制御手段との間で相互に情報授受する車
    載用通信手段と、前記情報通信のとき第1の電子鍵で送
    信情報を暗号化しかつ受信情報を復号化すると共に、前
    記情報授受のとき第2の電子鍵で出力情報を暗号化しか
    つ入力情報を復号化する第3の暗号手段とを備えた車載
    用制御手段と、 を備えた路車間通信装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の暗号手段と路側通信手段、前
    記第2の暗号手段と情報授受手段、及び前記第3の暗号
    手段と車載用通信手段の各々を同一基板上に設けたこと
    を特徴とする請求項1に記載の路車間通信装置。
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