JP2003005815A - 数値制御工作機械の送り速度・加速度制御方法および数値制御装置 - Google Patents

数値制御工作機械の送り速度・加速度制御方法および数値制御装置

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JP2003005815A JP2001189800A JP2001189800A JP2003005815A JP 2003005815 A JP2003005815 A JP 2003005815A JP 2001189800 A JP2001189800 A JP 2001189800A JP 2001189800 A JP2001189800 A JP 2001189800A JP 2003005815 A JP2003005815 A JP 2003005815A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オービットボーリング等において、切り込み
あるいは逃げ動作のために、半径方向動作が入っても、
制御軸の送り速度、加速度が、機械仕様上の最大送り速
度、最大加速度を超えないようすること。 【解決手段】 円弧補間による輪郭制御時の半径方向の
最大許容速度Vamaxあるいは/および 半径方向の
最大許容加速度度αamaxを、機械仕様上、設定され
ている制御軸の最大送り速度Vmaxおよび最大加速度
αmaxの設定値とは別に予め設定し、円弧補間指令時
には、半径方向の最大許容速度Vamaxあるいは/お
よび最大許容加速度度αamaxを超えないように、半
径方向速度Vnあるいは/および加速度αnに制限を加
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001 】
【発明の属する技術分野】この発明は、数値制御工作機
械の送り速度・加速度制御方法および数値制御装置に関
し、特に、オービットボーリングを行う数値制御工作機
械の送り速度・加速度制御方法および数値制御装置に関
するものである。
【0002 】
【従来の技術】近年、数値制御工作機械(NC工作機
械)における旋削加工法の一つとして、主軸に装着され
たボーリングバー(工具)が常に円弧半径方向(法線方
向)に向くように、主軸と直角平面内における主軸中心
の円弧補間運動と主軸の回転運動とを同期制御して穴加
工を行う旋削加工法が開発された(特許第309393
5号)。この旋削加工法は、運動形態からオービットボ
ーリングと名付けられ、一つのボーリングバーによって
任意の穴寸法の穴加工を行えると云う利点を有する。
【0003 】NC工作機械は、機械仕様上、適正な制
御軸の最大送り速度および最大加速度を設定されてい
る。そして、制御軸の送り速度を、パラメータ設定され
た最大送り速度以内に制限する技術(特開平4−245
505号公報)がある。
【0004 】
【発明が解決しようとする課題】オービットボーリング
中に、切り込みあるいは逃げ動作のために、半径方向動
作が入ると、円弧補間運動の送り速度(オービット運動
速度)に、切り込みあるいは逃げ動作の送り速度(半径
方向速度)が合成されるから、高速切削のために、オー
ビット運動速度をある値以上にすると、1軸の送り速度
や加速度が機械仕様上の上限を超えることがある。
【0005 】制御軸の送り速度、加速度が、機械仕様
上の上限である最大送り速度、最大加速度を超えると、
トルク飽和現象を起こして制御不能になったり、過渡誤
差が許容値を超え、所要の許容精度の加工が行われなく
なる。
【0006 】上述したような問題は、オービットボー
リングに限らず、高速化のために、制御軸の送り速度が
高速化されると、通常の円弧補間による輪郭加工でも、
同様に生じ、所要の許容精度の加工が行われなくなる。
【0007 】この発明は、上述の如き問題点を解消す
るためになされたもので、オービットボーリング等、円
弧補間を伴う制御において、切り込みあるいは逃げ動作
のために、半径方向動作が入っても、制御軸の送り速
度、加速度が、機械仕様上の最大送り速度、最大加速度
を超えないようにし、許容精度の加工が行われることを
保証する数値制御工作機械の送り速度・加速度制御方法
および数値制御装置を提供することを目的としている。
【0008 】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、この発明による数値制御工作機械の送り速度・加
速度制御方法は、円弧補間による輪郭制御時の半径方向
の最大速度あるいは/および最大加速度を、機械仕様
上、設定されている制御軸の最大送り速度および最大加
速度の設定値とは別に予め設定し、円弧補間指令時に
は、予め設定されている半径方向の最大速度あるいは/
および最大加速度を超えないように、半径方向速度ある
いは/および最大加速度に制限を加える。
【0009 】また、この発明による数値制御工作機械
の送り速度・加速度制御方法は、加工プログラムの先読
みを行い、円弧補間による輪郭制御の指令の場合には、
その加工プログラムより送り速度、加工半径を読み取
り、これらと機械仕様上、設定されている制御軸の最大
送り速度および最大加速度の設定値より輪郭制御時の半
径方向の最大速度あるいは/および最大加速度を算出
し、算出した半径方向の最大速度あるいは/および最大
加速度を超えないように、半径方向速度あるいは/およ
び最大加速度に制限を加える。
【0010 】これらの数値制御工作機械の送り速度・
加速度制御方法によれば、切り込みあるいは逃げ動作の
ために、送り動作に、半径方向動作が入っても、半径方
向の速度制限、加速度制限によって制御軸の送り速度、
加速度が、機械仕様上の最大送り速度、最大加速度を超
えることが回避される。
【0011 】また、この発明による数値制御工作機械
の送り速度・加速度制御方法は、円弧補間による輪郭制
御時の半径方向の速度パターンをS字パターンに設定
し、半径方向動作の加速度を機械上、設定されている制
御軸の最大加速度以下に抑えたり、円弧補間による輪郭
制御時の半径方向動作の加速度を直角2軸平面の原点か
らの角度に応じて設定し、半径方向動作の加速度を機械
上、設定されている制御軸の最大加速度以下に抑えたり
することもできる。
【0012 】また、上述の目的を達成するために、こ
の発明による工作機械の数値制御装置は、円弧補間によ
る輪郭制御時の半径方向の最大速度あるいは/および最
大加速度を、機械仕様上、設定されている制御軸の最大
送り速度および最大加速度の設定値とは別に予め設定す
る手段と、円弧補間指令時には、予め設定されている半
径方向の最大速度あるいは/および最大加速度を超えな
いように、半径方向速度あるいは/および最大加速度に
制限を加える手段とを有しているものである。
【0013 】また、この発明による工作機械の数値制
御装置は、加工プログラムの先読みする機能を備えた工
作機械の数値制御装置において、円弧補間による輪郭制
御の指令の場合には、その加工プログラムより送り速
度、加工半径を読み取り、これらと機械仕様上、設定さ
れている制御軸の最大送り速度および最大加速度の設定
値より輪郭制御時の半径方向の最大速度あるいは/およ
び最大加速度を算出する手段と、算出した半径方向の最
大速度あるいは/および最大加速度を超えないように、
半径方向速度あるいは/および最大加速度に制限を加え
る手段とを有しているものである。
【0014 】また、この発明による数値制御工作機械
の送り速度・加速度制御方法および工作機械の数値制御
装置における円弧補間による輪郭制御として好適なもの
は、主軸に装着された工具が常に円弧半径方向法線方向
に向くように、主軸と直角平面内における主軸中心の円
弧補間運動と主軸の回転運動とを同期制御して穴加工を
行う旋削加工の制御である。
【0015 】
【発明の実施の形態】以下に添付の図を参照してこの発
明の実施の形態を詳細に説明する。 (記号の一覧) Vt オービット運動速度(送り速度) Vtx オービット運動に伴うX軸方向速度 Vtmax オービット運動による接線方向最大速度 Vn 半径方向速度(切り込み速度) Vnx 半径方向運動に伴うX軸方向速度 Vnmax 切り込み時の半径方向の最大速度 Vamax 半径方向の最大許容速度(最大切り込み速
度設定値) Vx X軸合成速度 Vxmax 機械仕様上のX軸の最大送り速度 Vmax 制御軸の機械仕様上の最大送り速度 αtx オービット運動に伴うX軸方向加速度 αnx 半径方向運動に伴うX軸方向加速度 αn 切り込み時の加速度 αnmax 切り込み時の半径方向の最大加速度 αamax 半径方向の最大許容加速度(最大切り込み
加速度設定値) αx X軸合成加速度 αxmax 機械仕様上のX軸の最大加速度 αmax 制御軸の機械仕様上の最大加速度 αobit オービットボーリング中の2軸の合成加速
度 αX X軸加速度 αY Y軸加速度 θ X軸からの角度 γ 任意の角度 R 加工半径 Rt 工具長(工具の突き出し半径) Ro 円弧半径(円弧補間運動の半径)
【0016 】まず、オービットボーリングの概要を、
図1を参照して説明する。図1において、10はボーリ
ングバー等の工具を、Wは被加工物を各々示している。
工具10は主軸中心Csで示されている主軸(図示省
略)に取り付けられている。
【0017 】オービットボーリングでは、主軸と被加
工物Wとが、相対的なXY軸移動により円弧補間運動を
行い、主軸の回転角制御によって工具10が常に円弧半
径方向(法線方向)に向くように、主軸中心Csの円弧
補間運動と主軸の回転運動との同期制御が行われる。
【0018 】この同期制御により、主軸中心Csは円
弧補間軌跡Aを描き、工具10の突き出し半径(工具
長)Rt、円弧補間運動の半径(円弧半径)Roとを合
成した半径Rt+Roのボーリング加工が行われる。工
具10の突き出し半径Rtは、工具長により決まり、工
具交換以外に物理的に変更できないが、円弧半径Ro
は、数値制御の加工プログラムの指令によって任意に設
定できるから、1本の工具10で、加工プログラムの指
令によって任意半径のボーリング加工を行うことができ
る。
【0019 】図2は、オービット運動速度(送り速
度)がVt、半径方向速度(切り込み方向速度)がVn
の時の状態を示している。図2で、オービット運動に伴
うX軸方向速度をVtx、半径方向運動に伴うX軸方向
速度をVnx、X軸からの角度をθとすると、 Vtx=Vt・sin(θ) …(1) Vnx=Vn・cos(θ) …(2) となる。
【0020 】この時のX軸合成速度Vxは、 Vx=Vtx+Vnx =Vt・sin(θ)+Vn・cos(θ) …(3) となる。
【0021 】また、この時のX軸合成加速度αxは、 αx=αtx+αnx =−Vt・/Ro・cos(θ)+αnx …(4) となる。ただし、αtxはオービット運動に伴うX軸方
向加速度、αnxは半径方向運動に伴うX軸方向加速度
である。
【0022 】オービットボーリングにおいて、切り込
みあるいは逃げ動作のために、半径方向動作が入って
も、制御軸の送り速度、加速度が、機械仕様上の最大送
り速度、最大加速度を超えないためには、式(5)、
(6)に表されているように、X軸合成速度Vxの値が
機械仕様上のX軸の最大送り速度Vxmax以下、X軸
合成加速度αxの値が機械仕様上のX軸の最大加速度α
xmax以下になる必要がある。 Vt・sin(θ)+Vn・cos(θ)≦Vxmax …(5) −Vt・/Ro・cos(θ)+αnx≦αxmax …(6)
【0023 】従って、半径方向の最大速度Vnmax
は、 Vnmax={Vxmax−Vt・sin(θ)}/cos(θ) …(7) となる。X軸とY軸の仕様が同じであれば、角度θは0
〜90°の範囲で考えればよく、この範囲で、式(7)
の微分を求めると、 dVnmax/dθ={Vxmax・sin(θ)−Vt}/cos(θ) …(8) dVnmax/dθ=[Vxmax{1+sin(θ)} −2Vt・sin(θ)]/cos(θ) …(9) となる。
【0024 】式(8)が0となる条件から、 sin(θ)=Vt/Vxmax …(10) θ=sin−1(Vt/Vxmax) …(11) となり、これを式(9)に代入すると、 (Vxmax−Vt)/Vxmax≧0 …(12) となり、式(10)と式(11)は極限値をとる条件に
なる。
【0025 】以上から、切り込み時の半径方向の移動
の最大速度Vnmax(mm/min)は、つぎのよう
にして計算することができる。ここでは、オービット運
動による接線方向最大速度をVtmax(mm/mi
n)、機械仕様上、設定されている1軸の最大送り速度
をVmaxとする。 θ=sin−1(Vt/Vmax) …(13) Vnmax={Vmax−Vtmax・sin(θ)}/cos(θ) …(14)
【0026 】円弧補間運動であるから、X軸の加速度
は、θ=0の時に上限値になるから、 αnx≦αxmax+Vt・/Ro=αnmax …(15) となり、加減速時定数Tnは、直線加減速の場合、 Tn=Vxmax/αnx …(16) となる。
【0027 】例えば、オービット運動による接線方向
最大速度Vtmaxをオービットボーリング指令による
送り速度Vt=10000mm/min、円弧半径Ro
=50mmとし、機械仕様上の制御軸Xの最大送り速度
Vxmax=30000mm/min、最大加速度αx
max=1m/secであれば、オービットボーリン
グ指令時の半径方向速度の上限(最大速度)は、式(1
3)、式(14)より、 θ=sin−1(Vt/Vmax)=19.4° Vnmax={30000−10000sin(19.
4)}/cos(19.4) =ほぼ28284mm/min となる。
【0028 】また、式(15)より、 αnx≦αxmax+Vt・/Ro=0.44m/s
ec=αnmax となり、直線加減速時定数Tnは、式(16)より、T
n=Vxmax/αnx=ほぼ1.13secとなる。
【0029 】以上から、制御軸の送り速度、加速度
が、機械仕様上の最大送り速度、最大加速度を超えない
ようにするためには、円弧半径Ro=50mm、送り速
度10000mm/minのオービットボーリングにお
ける半径方向速度Vnは28284mm/min以下、
直線加減速時定数Tnは1.13secより長く設定す
る必要がある。
【0030 】図3はこの発明による数値制装置の実施
の形態を示している。数値制御装置は、入力された加工
プログラムPを1ブロック毎の補間用データに解析する
加工プログラム解析部20と、1ブロック毎の補間用デ
ータより各制御軸の移動量、送り速度を算出する補間器
21と、補間演算に必要な各種パラメータや機械仕様
上、設定されている制御軸の最大送り速度Vmax、最
大加速度αmaxのパラメータ設定値を格納するパラメ
ータ格納部22とを含んでいる。なお、数値制御装置は
コンピュータ式のものであり、加工プログラム解析部2
0、補間器21は、コンピュータがプログラムを実行す
ることにより実現される。
【0031 】補間器21は、工作機械の各制御軸、オ
ービットボーリングを行う工作機械では、主軸、X軸、
Y軸、Z軸の各位置制御器23、24、25、26へ位
置指令(速度指令)を出力する。主軸、X軸、Y軸、Z
軸の各位置制御器23、24、25、26には、各制御
軸のサーボモータ27、28、29、30が電気的に接
続されており、各制御軸の位置制御器23〜26は各制
御軸のサーボモータ27〜30の駆動制御を行う。
【0032 】補間器21は、基本的には、パラメータ
格納部22に設定されている機械仕様上の制御軸の最大
送り速度Vmax、最大加速度αmaxの範囲内で、各
制御軸の速度指令を生成する。換言すれば、補間器21
は、本来のスペックとして、各軸の位置制御器へ出力す
る速度指令(位置指令)を、パラメーラ設定されている
最大送り速度Vmax、最大加速度αmaxの範囲内に
制限するリミッタ機能を有している。
【0033 】この発明による数値制御装置は、上述し
た本来のスペックに加え、機械仕様上、設定されている
制御軸の最大送り速度Vmax、最大加速度αmax
と、オービットボーリングで指令される送り速度Vtお
よび円弧半径Roの上限値より、オービットボーリング
切り込み時の半径方向の最大速度Vnmax、最大加速
度αnmaxを、上述したような演算式によって予め計
算し、これら最大速度Vnmax、最大加速度αnma
xに安全率を見込んで算出したオービットボーリング中
の半径方向の最大許容速度(最大切り込み速度設定値)
Vamax、最大許容加速度(最大切り込み加速度設定
値)αamaxをパラメータ格納部22にパラメータ設
定し、オービットボーリング指令時には、半径方向の最
大許容速度Vamax、最大許容加速度αamaxを超
えないように、最大切り込み速度および最大切り込み加
速度に制限を加える。
【0034 】これにより、オービットボーリング時
に、切り込みあるいは逃げ動作のために、半径方向動作
が入っても、制御軸の送り速度、加速度が、機械仕様上
の最大送り速度Vmax、最大加速度αmaxを超える
ことがなくなり、許容精度の加工が行われる。
【0035 】図4はオービットボーリング時(円弧補
間運動時)のX軸、Y軸の位置波形を、図5は同じくそ
れの速度波形を、図6は同じくそれの最大切り込み速度
・最大切り込み加速度制限前の加速度波形を、図7は同
じくそれの最大切り込み速度・最大切り込み加速度制限
前のトルク波形を、図8は同じくそれの最大切り込み速
度・最大切り込み加速度制限後の加速度波形を、図9は
同じくそれの最大切り込み速度・最大切り込み加速度制
限後のトルク波形を各々示している。
【0036 】オービットボーリング時に、最大切り込
み速度・最大切り込み加速度の制限が適切に行われない
と、図6の領域a、bにおいて加速度が許容範囲を超
え、図7の領域cにおいてトルク飽和を起こすが、上述
したように最大許容送り速度Vamax、最大許容加速
度αamaxをもって最大切り込み速度・最大切り込み
加速度の制限が適切に行われると、図8に示されている
ように加速度が許容範囲内になり、図9に示されている
ようにトルク飽和を起こすことがない。
【0037 】これにより、オービットボーリングにお
ける過渡誤差による加工誤差、加工面の品位低下がなく
なり、トルク飽和による急停止、ショックや衝撃音の発
生が回避される。
【0038 】加工プログラムを先読みする機能を具備
した数値制御装置を使用する場合には、加工プログラム
を先読みし、先読みした加工プログラムの指令が、主軸
位置制御モードで、オービットボーリングであれば、加
工プログラムに記述されているオービットボーリング中
の半径方向動作時の送り速度Vtと円弧半径Roとをオ
ービットボーリング指令のたびに加工プログラムより先
読みし、予めパラメータ設定されている機械仕様上の制
御軸の最大送り速度Vmax、最大加速度αmaxを参
照して、式(13)、(7)、(15)によってオービ
ットボーリングの半径方向の最大速度Vnmax、最大
加速度αnmaxを数値制御装置内で演算し、切り込み
速度Vnが半径方向の最大速度Vnmaxを超えないよ
う、また、切り込み時の加速度αnが半径方向の加速度
αnmaxを超えないように、切り込み速度Vn、加速
度αn、あるいは直線加減速時定数Tnを変更すること
ができる。
【0039 】これにより、オービットボーリング時
に、切り込みあるいは逃げ動作のために、半径方向動作
が入っても、必要最小限度の速度制限、加速度制限によ
って制御軸の送り速度、加速度が、機械仕様上の最大送
り速度Vmax、最大加速度αmaxを超えることがな
くなる。
【0040 】なお、加工プログラムの記述が加工半径
Rによる場合には、円弧半径Roは、工具長Rtが既知
値であることから、加工半径R−Rt=Roなる演算に
よって算出することができる。
【0041 】図10は先読みを行う数値制装置の実施
の形態を示している。なお、図10において、図3に対
応する部分は、図3に付した符号と同一の符号を付け
て、その説明を省略する。
【0042 】この数値制御装置は、入力された加工プ
ログラムPを先読みして1ブロック毎の補間用データに
解析する加工プログラム解析部31と、送り速度・加速
度調整演算部32と、先読みプログラムに関するデータ
を一時格納するバッファメモリ33と、補間演算を行
い、各制御軸の位置指令(速度指令)を出力する補間器
34と、送り速度・加速度調整演算や補間演算に必要な
各種パラメータ、機械仕様上、設定されている制御軸の
最大送り速度Vmax、最大加速度αmaxのパラメー
タ設定値を格納するパラメータ格納部35とを含んでい
る。なお、この数値制御装置もコンピュータ式のもので
あり、加工プログラム解析部31、送り速度・加速度調
整演算部32、補間器34は、コンピュータがプログラ
ムを実行することにより実現される。
【0043 】送り速度・加速度調整演算部32は、先
読みした加工プログラムがオービットボーリングであれ
ば、パラメータ格納部35にパラメータ設定されている
機械仕様上の制御軸の最大送り速度Vmax、最大加速
度αmaxと、オービットボーリング指令の送り速度V
t、円弧半径Roより、式(13)、(7)、(15)
によってオービットボーリングの半径方向の最大速度V
nmax、最大加速度αnmaxを演算し、切り込み速
度Vnが半径方向の最大速度Vnmaxを超えないよ
う、また、切り込み時の加速度αnが半径方向の加速度
αnmaxを超えないように、切り込み速度Vn、加速
度αn、あるいは直線加減速時定数Tnを演算設定す
る。これらのデータはバッファメモリ33に一時格納さ
れる。
【0044 】補間器34は、1ブロック毎の補間用デ
ータより各制御軸の移動量を算出するものであり、オー
ビットボーリングの場合には、バッファメモリ33に一
時格納されている切り込み速度Vn、加速度αn、ある
いは直線加減速時定数Tnに従って各制御軸の位置指令
(速度指令)を演算する。
【0045 】補間器34が出力する位置指令(速度指
令)は、各制御軸の位置制御器23、24、25、26
に入力される。
【0046 】この場合の切り込み速度設定手順を図1
1に示されているフローチャートを参照して説明する。
【0047 】まず、パラメータ設定されている制御軸
(たとえばX軸)の機械仕様上の最大送り速度Vmax
と最大加速度αmaxをパラメータメモリより取得する
(ステップS11)。
【0048 】つぎに、加工プログラムを先読みし、先
読みした加工プログラムより、オービットボーリング指
令の送り速度Vt、切り込み速度Vn、円弧半径Roを
取得する(ステップS12)。なお、円弧半径Roは、
工具長Rtが既知値であることから、加工半径R−Rt
なる演算によって算出することができる。
【0049 】つぎに、最大送り速度Vmax、送り速
度Vt、円弧半径Ro等より、切り込み時の半径方向の
最大速度Vnmaxを上述の式(7)等により算出する
(ステップS13)。
【0050 】つぎに、オービットボーリング指令の切
り込み速度Vnが最大速度Vnmax以下であるか否か
の判別を行う(ステップS14)。この判別で、Vn<
Vnmaxであれば、オービットボーリング指令の切り
込み速度Vnをそのまま適用する(ステップS15)。
これに対し、Vn<Vnmaxでなければ、切り込み速
度VnをVnmaxに変更(制限)する(ステップS1
6)。
【0051 】この後に、プログラムが実行されること
により(ステップS17)、オービットボーリング時の
切り込み速度Vnは最大速度Vnmaxに抑えられ、オ
ービットボーリング時に、制御軸の送り速度が、機械仕
様上の最大送り速度Vmaxを超えることが回避され
る。
【0052 】上述した制御以外に、オービットボーリ
ング時の半径方向動作に関する速度パターンを、補間段
階で、S字など、速度変化が滑らかなパターンにしてオ
ービットボーリング時の半径方向動作の加速度を抑える
こともできる。
【0053 】XY平面オービットの場合、角度θ=0
°で、X軸の加速度が最大になり(χ=Ro・cosθ
ならば、αχ=−Ro(θ/t)cosθ)、機械の
仕様上の最大加速度でオービットボーリングを実施する
場合には、θ=0°の半径方向動作は、加速度α=0で
ならなければならない。このために、S字加減速時定数
による加減速を行う。S字加減速時定数による加減速パ
ターンは、図12に示されているようになる。
【0054 】S字速度パターンにおける曲線部時間Δ
Tcと加減速全体時間ΔTaとの関係は、加速目標速度
Vaと最大加速度αmaxが決まっていると、式(1
7)により表される。
【0055 】 ΔTa=(Va/αmax)+ΔTc …(17) ただし、ΔTc≦(Va/αmax) したがって、曲線部時間ΔTcを決めれば、全体時間Δ
Taが求められる。
【0056 】また、これ以外に、角度θ毎にオービッ
トボーリング時の半径方向動作の加速度を制限すること
もできる。
【0057 】オービットボーリングは、送り系に、 X=Ro・cosωt …(18) Y=Ro・sinωt …(19) (但し、ω=θ/t)の円弧補間を行わせるため、加速
度は、 αX=−Roω・cosωt …(20) αY=−Roω・sinωt …(21) となり、各制御軸の加速度の制限は、 αX=|αmax|−|−Roω・cosωt| …(22) αY=|αmax|−|−Roω・sinωt| …(23) となる。
【0058 】このため、オービットボーリング時の半
径方向動作において、半径方向動作開始角度毎に加速度
を制限することが可能である。
【0059 】また、オービットボーリング中の2軸の
合成加速度は、常に、 αobit=−Roω …(24) であるから、任意の角度γの合成加速度の制限は、 |αXY|=|αmax|−|αobit| =|(αXY・cosγ+αXY・sinγ)| …(25) となる。
【0060 】これにより、2軸の合成加速度は、移動
方向(角度)によって制限されることになる。
【0061 】なお、この発明による数値制御工作機械
の送り速度・加速度制御方法および数値制御装置は、オ
ービットボーリングに限られることはなく、円弧補間に
よる各種の輪郭制御による加工、つまり、制御軸の送り
速度に半径方向速度が加算される加工において有用であ
る。
【0062 】
【発明の効果】以上の説明から理解される如く、この発
明による数値制御工作機械の送り速度・加速度制御方法
および数値制御装置によれば、オービツトボーリング等
の円弧補間による各種の輪郭制御による加工において、
切込み動作など半径方向動作による過渡的な動作を含む
場合に、機械仕様上の許容速度や加速度を超えないよう
に制御するため、過渡誤差の残留振動による加工誤差、
加工面品位の低下や、トルク飽和による急停止、ショッ
クや衝撃音除去の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】オービットボーリングの概要を示す説明図であ
る。
【図2】オービットボーリングの速度ベクトル図であ
る。
【図3】この発明による数値制装置の一つの実施の形態
を示すブロック図である。
【図4】オービットボーリング時のX軸、Y軸の位置波
形を示すグラフである。
【図5】オービットボーリング時のX軸、Y軸の速度波
形を示すグラフである。
【図6】オービットボーリング時の最大切り込み速度・
最大切り込み加速度制限前の加速度波形を示すグラフで
ある。
【図7】オービットボーリング時の最大切り込み速度・
最大切り込み加速度制限前のトルク波形を示すグラフで
ある。
【図8】オービットボーリング時の最大切り込み速度・
最大切り込み加速度制限後の加速度波形を示すグラフで
ある。
【図9】オービットボーリング時の最大切り込み速度・
最大切り込み加速度制限後のトルク波形を示すグラフで
ある。
【図10】この発明による数値制装置の他の実施の形態
を示すブロック図である。
【図11】この発明による数値制御工作機械の送り速度
・加速度制御方法における切り込み速度設定手順を示す
フローチャートである。
【図12】S字速度パターンによる速度制御の速度波形
と加減速波形を示すグラフである。
【符号の説明】
20 加工プログラム解析部 21 補間器 22 パラメータ設定部 23〜26 各制御軸の位置制御器 27〜30 各制御軸のサーボモータ 31 加工プログラム解析部 32 送り速度・加速度調整演算部 33 バッファメモリ 34 補間器 35 パラメータ設定部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斯波 和広 静岡県沼津市大岡2068の3 東芝機械株式 会社内 Fターム(参考) 5H269 AB02 AB03 BB03 CC02 CC11 CC17 RB05

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円弧補間による輪郭制御時の半径方向の
    最大速度あるいは/および最大加速度を、機械仕様上、
    設定されている制御軸の最大送り速度および最大加速度
    の設定値とは別に予め設定し、 円弧補間指令時には、予め設定されている半径方向の最
    大速度あるいは/および最大加速度を超えないように、
    半径方向速度あるいは/および最大加速度に制限を加え
    ることを特徴とする数値制御工作機械の送り速度・加速
    度制御方法。
  2. 【請求項2】 加工プログラムの先読みを行い、 円弧補間による輪郭制御の指令の場合には、その加工プ
    ログラムより送り速度、加工半径を読み取り、これらと
    機械仕様上、設定されている制御軸の最大送り速度およ
    び最大加速度の設定値より輪郭制御時の半径方向の最大
    速度あるいは/および最大加速度を算出し、 算出した半径方向の最大速度あるいは/および最大加速
    度を超えないように、半径方向速度あるいは/および最
    大加速度に制限を加えることを特徴とする数値制御工作
    機械の送り速度・加速度制御方法。
  3. 【請求項3】 円弧補間による輪郭制御時の半径方向の
    速度パターンをS字パターンに設定し、半径方向動作の
    加速度を機械上、設定されている制御軸の最大加速度以
    下に抑えることを特徴とする数値制御工作機械の送り速
    度・加速度制御方法。
  4. 【請求項4】 円弧補間による輪郭制御時の半径方向動
    作の加速度を直角2軸平面の原点からの角度に応じて設
    定し、半径方向動作の加速度を機械上、設定されている
    制御軸の最大加速度以下に抑えることを特徴とする数値
    制御工作機械の送り速度・加速度制御方法。
  5. 【請求項5】 円弧補間による輪郭制御は、主軸に装着
    された工具が常に円弧半径方向法線方向に向くように、
    主軸と直角平面内における主軸中心の円弧補間運動と主
    軸の回転運動とを同期制御して穴加工を行う旋削加工の
    制御であることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項
    記載の数値制御工作機械の送り速度・加速度制御方法。
  6. 【請求項6】 円弧補間による輪郭制御時の半径方向の
    最大速度あるいは/および最大加速度を、機械仕様上、
    設定されている制御軸の最大送り速度および最大加速度
    の設定値とは別に予め設定する手段と、 円弧補間指令時には、予め設定されている半径方向の最
    大速度あるいは/および最大加速度を超えないように、
    半径方向速度あるいは/および最大加速度に制限を加え
    る手段と、 を有していることを特徴とする工作機械の数値制御装
    置。
  7. 【請求項7】 加工プログラムの先読みする機能を備え
    た工作機械の数値制御装置において、 円弧補間による輪郭制御の指令の場合には、その加工プ
    ログラムより送り速度、加工半径を読み取り、これらと
    機械仕様上、設定されている制御軸の最大送り速度およ
    び最大加速度の設定値より輪郭制御時の半径方向の最大
    速度あるいは/および最大加速度を算出する手段と、 算出した半径方向の最大速度あるいは/および最大加速
    度を超えないように、半径方向速度あるいは/および最
    大加速度に制限を加える手段と、 を有していることを特徴とする工作機械の数値制御装
    置。
  8. 【請求項8】 円弧補間による輪郭制御は、主軸に装着
    された工具が常に円弧半径方向法線方向に向くように、
    主軸と直角平面内における主軸中心の円弧補間運動と主
    軸の回転運動とを同期制御して穴加工を行う旋削加工の
    制御であることを特徴とする請求項6あるいは7記載の
    工作機械の数値制御装置。
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