JP2003004495A - 計器装置の文字板 - Google Patents

計器装置の文字板

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JP2003004495A
JP2003004495A JP2001184999A JP2001184999A JP2003004495A JP 2003004495 A JP2003004495 A JP 2003004495A JP 2001184999 A JP2001184999 A JP 2001184999A JP 2001184999 A JP2001184999 A JP 2001184999A JP 2003004495 A JP2003004495 A JP 2003004495A
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Hidetaka Sugimoto
英孝 杉本
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Yazaki Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高級感を付与できる計器装置の文字板を提供
する。 【解決手段】 計器装置の文字板としての車速表示用文
字板6aは円板状の板部材20と円環状の枠部材21と
を備えている。板部材20の表面20aには数字目盛り
9bが形成されている。板部材20の表面20aには旭
光目付26が施されている。枠部材21の第2の表面2
1aには外縁目盛り9aが形成されている。枠部材21
の第2の表面21aには金属層31が積層されている。
金属層31には複数の凹溝32が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車などの移動
体に搭載される計器装置に関し、指針に指示されること
により計測量を表示する計器装置の文字板に関する。
【0002】
【従来の技術】移動体としての自動車には、各種の計測
手段が計測した情報を乗員に表示する計器装置が搭載さ
れる。この種の計器装置として、例えば、自動車の速度
を表示するスピードメータと、エンジンの回転数を表示
するタコメータと、燃料の残量を表示するヒューエルゲ
ージと、エンジンの冷却水の温度を表示するテンパラチ
ャゲージなどを備えた車両用コンビネーションメータが
用いられる。
【0003】前述した車両用コンビネーションメータ
は、前述した各メータ及びゲージのムーブメントなどを
収容する計器ケースと、前記計器ケースの前面側に配さ
れる文字板と、指針と、この文字板の前面側に配される
見返し板などを備えている。前記ムーブメントは、計測
量に応じて回転する出力軸を備えている。各ムーブメン
トの出力軸には、指針が取り付けられる。
【0004】前記文字板は、スピードメータ用文字板
と、タコメータ用文字板と、ヒューエルゲージ用文字板
と、テンパラチャゲージ用文字板と、を備えている。こ
れらの文字板は、合成樹脂などからなる。各文字板に
は、それぞれ、車速表示用目盛と、エンジン回転数表示
用目盛と、燃料残量表示用目盛と、冷却水温度表示用目
盛と、が形成されている。
【0005】このような構成の車両用コンビネーション
メータは、前記自動車の各種の状況を計測する計測手段
からの情報(計測量)に基づいて、ムーブメントの出力
軸が回転する。そして、出力軸の回転にともなって、指
針が、表示部の前記計測量を示す箇所を指示する。こう
して、車両用コンビネーションメータは、前記計測量
を、乗員に表示する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前述した自動車には、
種々のグレードが設定されている。このため、従来の車
両用コンビネーションメータは、特に、高級なグレード
の自動車に搭載されると、各文字板が合成樹脂からなる
ため、他の搭載機器と比較して高級感が見劣りしてしま
うことがあった。このため、前述した高級なグレードの
自動車の乗員などに対し不快感を与える虞があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、乗員に高級
感を付与できる計器装置の文字板を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し目的を
達成するために、請求項1に記載の本発明の計器装置の
文字板は、移動体の状況を示す表示部を複数備え、これ
らの表示部が計測量に応じて回転する計器ユニットの出
力軸に取り付けられた指針によって指示されることによ
り前記計測量を表示する計器装置の文字板において、前
記移動体の乗員に相対する表面に前記表示部のうち第1
の表示部を設けた板状の板部材を備え、該板部材が金属
からなりかつ前記表面に旭光目付が施されたことを特徴
としている。
【0009】請求項2に記載の本発明の計器装置の文字
板は、移動体の状況を示す表示部を複数備え、これらの
表示部が計測量に応じて回転する計器ユニットの出力軸
に取り付けられた指針によって指示されることにより前
記計測量を表示する計器装置の文字板において、導光材
料からなりかつ枠状に形成されているとともに前記移動
体の乗員に相対する第2の表面に前記表示部のうち第2
の表示部を設けた枠部材を備え、前記第2の表面に金属
層が積層され、かつ前記金属層の表面に該枠部材に沿っ
て枠状に延びた凹溝が複数形成されていることを特徴と
している。
【0010】請求項3に記載の本発明の計器装置の文字
板は、移動体の状況を示す表示部を複数備え、これらの
表示部が計測量に応じて回転する計器ユニットの出力軸
に取り付けられた指針によって指示されることにより前
記計測量を表示する計器装置の文字板において、前記移
動体の乗員に相対する表面に前記表示部のうち第1の表
示部を設けた板状の板部材と、枠状に形成されかつ前記
乗員に相対する第2の表面に前記表示部のうち第2の表
示部を設けているとともに、前記板部材の外縁に取り付
けられる導光材料からなる枠部材と、を備え、前記板部
材が金属からなりかつ前記表面に旭光目付が施されてい
るとともに、前記第2の表面に金属層が積層され、かつ
前記金属層の表面に該枠部材に沿って枠状に延びた凹溝
が複数形成されていることを特徴としている。
【0011】請求項4に記載の本発明の計器装置の文字
板は、請求項1または請求項3記載の計器装置の文字板
において、前記第1の表示部と前記板部材の表面とのう
ち一方が暗色の塗料で塗装され、かつ他方が明色の塗料
で塗装されていることを特徴としている。
【0012】請求項5に記載の本発明の計器装置の文字
板は、請求項1、3または請求項4記載の計器装置の文
字板において、前記板部材の表面が艶消しされているこ
とを特徴としている。
【0013】請求項6に記載の本発明の計器装置の文字
板は、請求項2または請求項3記載の計器装置の文字板
において、前記金属層の表面と前記第2の表示部とのう
ち一方が暗色であり、かつ他方が明色であることを特徴
としている。
【0014】請求項1に記載された本発明によれば、板
部材の乗員に相対する表面に旭光目付が施されている。
このため、照明用の光源や太陽などからの光の前記表面
からの照り返しにより、乗員に金属の質感を付与でき
る。なお、旭光目付とは、複数の溝からなり、これらの
溝が前記表面から凹でかつ板部材の中央から放射状に延
びている状態を示している。
【0015】請求項2に記載された本発明によれば、枠
部材の第2の表面に金属層が形成されている。また、金
属層の表面に複数の凹溝が形成されている。このため、
照明用の光源や太陽などからの光の前記表面からの照り
返しにより、乗員に金属の質感を付与できる。また、第
2の表示部には金属層が形成されていないので、この第
2の表示部を光輝させることができる。
【0016】請求項3に記載された本発明によれば、板
部材の乗員に相対する表面に旭光目付が施されている。
枠部材の第2の表面に金属層が形成されている。また、
金属層の表面に複数の凹溝が形成されている。このた
め、照明用の光源や太陽などからの光の照り返しによ
り、乗員に金属の質感を付与できる。なお、旭光目付と
は、複数の溝からなり、これらの溝が前記表面から凹で
かつ板部材の中央から放射状に延びている状態を示して
いる。また、第2の表示部には金属層が形成されていな
いので、この第2の表示部を光輝させることができる。
【0017】請求項4に記載された本発明によれば、第
1の表示部と、板部材の表面とのうち一方が暗色の塗料
で塗装され、他方が明色の塗料で塗装されている。この
ため、前記第1の表示部と板部材の表面とのコントラス
トが大きくなる。このため、乗員が、前記第1の表示部
を視認しやすくなる。
【0018】請求項5に記載された本発明によれば、板
部材の表面が艶消しされている。このため、前記第1の
表示部と板部材の表面とのコントラストがより大きくな
る。また、例えば夕日などにより文字板から反射される
光が強くなりすぎて、乗員が第1の表示部を視認できな
くなることを防止できる。したがって、乗員が、前記第
1の表示部をより一層視認しやすくなる。
【0019】請求項6に記載された本発明によれば、金
属層の表面と、第2の表示部とのうち一方が暗色で、他
方が明色である。このため、前記第2の表示部と金属層
の表面とのコントラストが大きくなる。このため、乗員
が、前記第2の表示部を視認しやすくなる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図1
ないし図11を参照して説明する。本発明の一実施形態
にかかる計器装置の文字板(以下単に文字板と呼ぶ)
は、図4に示す計器装置としての車両用コンビネーショ
ンメータ1に用いられる。
【0021】図4に示す車両用コンビネーションメータ
1は、自動車などの移動体に搭載されて、この移動体の
乗員に対し、該移動体の状況を表示する装置である。前
記車両用コンビネーションメータ1は、図4に示すよう
に、計器ケースとしてのケーシング3と、表示計器4
と、見返し板10と、透明カバー11と、を備えてい
る。
【0022】ケーシング3は、枠部3aと、底板部3b
と、を備えている。枠部3aは、枠状に形成されてい
る。底板部3bは、平板状に形成されている。枠部3a
が底板部3bの外縁に取り付けられて、ケーシング3が
組み立てられる。組み立てられたケーシング3は、移動
体の乗員に相対する開口部3cを有する箱状に形成され
る。
【0023】ケーシング3内には、後述するムーブメン
ト7a,7b,7c,7dや、文字板用の光源としての
バルブ(Bulb)や、指針用の光源としてのバルブなどが
収容される。ケーシング3内には、さらに、前記ムーブ
メント7a,7b,7c,7dやバルブなどと電気的に
接続するプリント基板36が収容される。このプリント
基板36は、可撓性を有していない硬いハード基板とな
っており、前述したムーブメント7a,7b,7c,7
dなどの動作などを制御するためのマイコンなどの電子
部品などが実装されている。
【0024】表示計器4は、車両の速度を表示するため
のスピードメータ4aと、エンジンの回転数を表示する
ためのタコメータ4bと、燃料の残量を表示するための
ヒューエルゲージ4cと、エンジンの冷却水の温度を表
示するテンパラチャゲージ4dとを備えている。
【0025】スピードメータ4aは、計器ユニットとし
てのムーブメント7aと、指針12aと、計器装置の文
字板としての車速表示用文字板6a等によって構成され
ている。タコメータ4bは、計器ユニットとしてのムー
ブメント7bと、指針12bと、計器装置の文字板とし
てのエンジン回転数表示用文字板6b等によって構成さ
れている。
【0026】ヒューエルゲージ4cは、計器ユニットと
してのムーブメント7cと、指針12cと、計器装置の
文字板としての燃料残量表示用文字板6c等によって構
成されている。テンパラチャゲージ4dは、計器ユニッ
トとしてのムーブメント7dと、指針12dと、計器装
置の文字板としての冷却水温度表示用文字板6d等によ
って構成されている。これらの文字板6a,6b,6
c,6dは、前記ケーシング3の開口部3cを通ってケ
ーシング3内に配される。これらの文字板6a,6b,
6c,6dの詳細な構成は、後述する。
【0027】ムーブメント7a,7b,7c,7dは、
それぞれ、車両に搭載された図示しない車速検出手段、
エンジン回転数検出手段、燃料残量検出手段及び冷却水
温度検出手段などと接続している。ムーブメント7a,
7b,7c,7dは、それぞれ、これらの検出手段が検
出した計測量等に応じて回転する出力軸8a,8b,8
c,8dを備えている。
【0028】指針12a,12b,12c,12dは、
アクリル樹脂等の透光性を有する導光材料などから形成
されている。なお、前記指針12a,12b,12c,
12dは、互いに同等の構成であるので、以下スピード
メータ4a用の指針12aを代表して説明する。
【0029】指針12aは、図1に示すように、基端部
41と、基端部41から該基端部41の外周方向に向か
って延びた指示部42と、を備えている。基端部41
は、円盤状に形成されている。基端部41は図示しない
受光部を備えている。受光部には、前述したバルブから
の光が入射する。受光部は、前記光を指示部42の先端
に向かって反射する。指示部42は、基端部41から離
れるのにしたがって徐々に細くなる錐状に形成されてい
る。
【0030】指針12aは、基端部41がムーブメント
7aの出力軸8aに取り付けられる。指針12aは、図
1に示すように、車速表示用文字板6aの中央部に基端
部41が位置した状態で取り付けられる。
【0031】そして、指針12a,12b,12c,1
2dは、それぞれ、ムーブメント7a,7b,7c,7
dの出力軸8a,8b,8c,8dと一体となって回転
する。指針12a,12b,12c,12dは、各計測
手段が計測した計測量に応じて、ムーブメント7a,7
b,7c,7dによって回動されて、各文字板6a,6
b,6c,6dに付された後述する目盛り9a,9bな
どと協働して計測量を表示する。また、前記指針12
a,12b,12c,12dは、例えば夜間などにおい
て、基端部41の受光部に前述したバルブから光が入射
されて、指示部42が光輝する。
【0032】前述した構成によって、表示計器4は、前
述した検出手段が計測した計測量に応じて出力軸8a,
8b,8c,8d及び指針12a,12b,12c,1
2dを回転させる。そして、指針12a,12b,12
c,12dそれぞれが、文字板6a,6b,6c,6d
の目盛り9a,9b即ち表示部の所望の値を指示するこ
とによって、乗員に対し自動車の状況を表示する。
【0033】見返し板10は、ケーシング3の開口部3
cを形成する枠部3aに取り付けられる。見返し板10
は、前記文字板6a,6b,6c,6dをそれぞれ乗員
に対して露出させるスピードメータ露出窓10aと、タ
コメータ露出窓10bと、図示しないヒューエルゲージ
露出窓及びテンパラチャゲージ露出窓10dを備えてい
る。見返し板10は、表示計器4等の表示部分以外を乗
員に対して遮蔽する。
【0034】透明カバー11は、板状に形成され、かつ
透明性を有する樹脂などから成形されている。透明カバ
ー11は、前記ケーシング3の開口部3cを閉じるよう
にケーシング3などに取り付けられる。透明カバー11
は、前記開口部3cを閉じるように覆って、車両用コン
ビネーションメータ1内へ埃等を侵入させない。
【0035】前記文字板6a,6b,6c,6dは、互
いに略同等の構造をなしているため以下、車速表示用文
字板6aを代表して説明する。車速表示用文字板6a
は、図1に示すように、平面形状が略円形に形成されて
いる。車速表示用文字板6aは、図1に示すように、円
板状の板部材20と、円環状(即ち枠状)の枠部材21
と、円環状の第2の枠部材22(図2及び図3に示す)
と、を備えている。
【0036】板部材20は、金属からなる。板部材20
は、図2に示すように、中央に孔23を設け、外縁部に
砲弾目盛り通し孔24を複数設けている。孔23は、勿
論板部材20を貫通している。孔23は、内側にムーブ
メント7aの出力軸8aと前記バルブが出射する光とを
通す。砲弾目盛り通し孔24は、勿論板部材20を貫通
している。砲弾目盛り通し孔24は、後述する砲弾目盛
り35の外形に沿っている。複数の砲弾目盛り通し孔2
4は、板部材20の周方向に沿って等間隔に配されてい
る。
【0037】板部材20の前記移動体の乗員に相対する
表面20aには、自動車の状況を示す第1の表示部とし
ての数字目盛り9bが設けられている。数字目盛り9b
は、板部材20の周方向に沿って順に設けられた自動車
の状態を示す数字25からなる。これらの数字25は、
板部材20の外縁部に、周方向に沿って等間隔に配され
ている。数字目盛り9bの各数字25は、板部材20に
プレス加工(所謂エンボシング)などが施されることに
より、図10及び図11に示すように、前記表面20a
から乗員に向かって突出している。
【0038】なお、車速表示用文字板6aの場合では、
数字目盛り9bの数字25は、自動車の速度を示す。エ
ンジン回転数表示用文字板6bの数字目盛り9bは、エ
ンジンの回転数を示す数字からなる。燃料残量表示用文
字板6cの数字目盛り9bは、燃料の残量を示す数字か
らなる。冷却水温度表示用文字板6dの数字目盛り9b
は、冷却水の温度を示す数字からなる。
【0039】また、前記数字目盛り9bの各数字25を
除く表面20aには、旭光目付26が施されている。こ
の旭光目付26は、複数の溝27からなる。溝27は、
図10及び図11に示すように、表面20aから凹であ
る。溝27は、図2に示すように、前記孔23から板部
材20の径方向に沿って板部材20の外縁に向かって延
びている。複数の溝27は、板部材20の周方向に沿っ
て等間隔に配されている。
【0040】このため、旭光目付26とは、複数の溝2
7からなり、これらの溝27が表面20aから凹でかつ
板部材20の中央から放射状に延びていることを示して
いる。なお、図1中などには、前記溝27を誇張して大
きく記載している。実際の溝27は、その幅と深さと間
隔などが非常に小さく、視認することは困難であるとと
もに、前記表面20aに図1などに示した例より多く形
成されている。
【0041】さらに、数字目盛り9bの各数字25の表
面25a(図3及び図10に示す)と、該各数字25の
表面25aを除く表面20aとのうち一方には、暗色の
塗料28(図3及び図11に示す)が塗装されている。
他方には、明色の塗料29(図3及び図11に示す)が
塗装されている。
【0042】図示例では、各数字25の表面25aを除
く表面20aに、例えば、黒、青、緑などの暗色の塗料
28が塗装されている。各数字25の表面25aには、
例えば、白、黄色、銀などの明色の塗料29が塗装され
ている。また、前記暗色の塗料28には、光沢を抑える
艶消し剤などが混入されている。または、前記暗色の塗
料28の表面に光沢を抑える艶消し剤などが塗布されて
いる。こうして、板部材20の数字目盛り9bの各数字
25の表面25aを除く表面20aは、艶消しされてい
る。
【0043】なお、本発明では、各数字25の表面25
aを除く表面20aに、白、黄色などの明色の塗料29
を塗装しても良い。各数字25の表面25aに、黒、
青、緑などの暗色の塗料28を塗装しても良い。この場
合、前記明色の塗料29に、光沢を抑える艶消し剤など
を混入するのが望ましい。または、前記明色の塗料29
の表面に光沢を抑える艶消し剤などを塗布するのが望ま
しい。要するに、本発明では、板部材20の数字目盛り
9bの各数字25の表面25aを除く表面20aを、艶
消しすればよい。
【0044】前述した構成の板部材20は、図9ないし
図11に示す工程を経て得られる。板部材20は、ま
ず、図9に示すように、平坦な板金に打ち抜き加工など
が施されて所望形状に形成される。その後、プレス加工
などを施して、図10に示すように、前記数字目盛り9
bの数字25を表面20aから突出させる。また、切削
加工などを施して、図10に示すように、旭光目付26
の各溝27を形成する。そして、図11に示すように、
前記数字目盛り9bの数字25の表面25aに明色の塗
料29を塗布し、数字目盛り9bの数字25を除く表面
20aに暗色の塗料28を塗布する。こうして、前述し
た構成の板部材20が得られる。なお、図9ないし図1
1は、板部材20の周方向に沿った断面を示している。
【0045】枠部材21は、光を通すことのできる合成
樹脂からなる。すなわち、枠部材21は、導光材料から
なる。枠部材21は、前記旭光目付26が施された部分
を囲むように、板部材20の外縁に取り付けられる。枠
部材21は、板部材20の表面20aに重ねられる。枠
部材21の内側は、前記板部材20によって塞がれる。
【0046】枠部材21の乗員に相対する第2の表面2
1aは、該枠部材21の内側に向かうにしたがって、前
記乗員から離れる方向に傾斜している。第2の表面21
aの外縁部には、自動車の状況を示す第2の表示部とし
ての外縁目盛り9aが設けられている。外縁目盛り9a
は、図1に示すように、平面形状が矩形状に形成されて
いるとともに長手方向が枠部材21の径方向に沿った表
示突起30を複数備えている。
【0047】なお、図2では、外縁目盛り9aを省略し
ている。外縁目盛り9aの表示突起30は、図3及び図
5に示すように、第2の表面21aから乗員に向かって
突出している。表示突起30の表面30aは、図5など
に示すように、第2の表面21aと平行である。複数の
表示突起30は、枠部材21の周方向に沿って等間隔に
配されている。
【0048】なお、前述した外縁目盛り9aと数字目盛
り9bとは、本明細書に記した車速を表示する表示部と
しての車速表示用目盛り9を構成している。
【0049】前記表示突起30の表面30aを除く枠部
材21の全外表面には金属層31(図3及び図8などに
示す)が積層されている。すなわち、前記表示突起30
の表面30aを除く第2の表面21aに、金属層31が
積層されている。第2の表面21aの内縁部に位置する
金属層31には、図1及び図8に示すように、複数の凹
溝32が形成されている。凹溝32は、金属層31の表
面31aから凹である。凹溝32は、枠部材21に沿っ
て輪状に延びている。複数の凹溝32は、互いに同軸的
に形成されているとともに、前記枠部材21と同軸的に
形成されている。このため、凹溝32は、枠部材21の
外形に沿って、枠状に延びている。
【0050】なお、図1中などには、前記凹溝32を誇
張して大きく記載している。実際の凹溝32は、その幅
と深さと間隔などが非常に小さく、視認することは困難
であるとともに、前記金属層31の表面に図1などに示
した例より多く形成されている。
【0051】また、枠部材21の内縁部には、図2に示
すように、砲弾目盛り通し孔33が複数設けられてい
る。砲弾目盛り通し孔33は、枠部材21を貫通してい
る。砲弾目盛り通し孔33は、枠部材21に内縁に開口
している。砲弾目盛り通し孔33は、砲弾目盛り35の
外形に沿っている。複数の砲弾目盛り通し孔33は、枠
部材21の周方向に沿って等間隔に配されている。枠部
材21と板部材20とが互いに取り付けられると、砲弾
目盛り通し孔24,33が互いに合致する。
【0052】前述した構成の枠部材21は、図5ないし
図8に示す工程を経て得られる。まず、図5に示すよう
に、導光性の合成樹脂を所望形状に成型する。その後、
図6に示すように、枠部材21の全外表面に、蒸着やめ
っきなどによって前記金属層31を積層する。図7に示
すように、切削加工により前記表示突起30の表面30
a上の金属層31を除去する。その後、図8に示すよう
に、第2の表面21aの内縁部に位置する金属層31の
表面31aに、切削加工により前記凹溝32を形成す
る。こうして、前記枠部材21を得る。なお、図5ない
し図8は、枠部材21の径方向に沿った断面を示してい
る。
【0053】第2の枠部材22は、図2に示すように、
円環部34と、複数の砲弾目盛り35とを備えている。
円環部34は、円環状に形成されている。砲弾目盛り3
5は、平面形状が砲弾型に形成されている。砲弾目盛り
35は、円環部34の内縁部から乗員に向かって突出し
ている。砲弾目盛り35は、長手方向が円環部34の径
方向に沿っているとともに、円環部34の内側に向かう
にしたがって徐々に先細となるように形成されている。
第2の枠部材22の少なくとも砲弾目盛り35は、周知
の電鋳加工などによって成型される。また、第2の枠部
材22の母材を合成樹脂から成形して、母材の表面にめ
っきや蒸着によって、砲弾目盛り35の表面に金属層を
形成しても良い。
【0054】前述した構成の車速表示用文字板6aは、
第2の枠部材22の円環部34に板部材20を重ね、該
板部材20の表面20a側でかつ外縁に枠部材21を重
ねて得られる。このとき、砲弾目盛り35は、砲弾目盛
り通し孔24,33内を通って、表面20a側に露出す
る。すなわち、砲弾目盛り35は、乗員に対し露出す
る。
【0055】また、車速表示用文字板6aが組み立てら
れた状態で、前記枠部材21を構成する導光性の合成樹
脂と、前記金属層31の表面31aとの内一方は黒、
青、緑などの暗色であり、他方は白、黄色、銀などの明
色である。図示例では、金属層31の表面31aが明色
であり、枠部材21を構成する合成樹脂が暗色である。
なお、金属層31の表面31aは銀色であり、枠部材2
1を構成する合成樹脂は黒色である。しかしながら、本
実施形態では、車速表示用文字板6aが分解されると、
枠部材21を構成する合成樹脂は、薄い黒色となる。な
お、本発明では、金属層31の表面31aが暗色であ
り、枠部材21を構成する合成樹脂が明色であっても良
い。
【0056】さらに、前記枠部材21が導光性の合成樹
脂からなりかつ外縁目盛り9aの各表示突起30の表面
30aが露出しているため、外縁目盛り9aの各表示突
起30は、バルブなどからの光が文字板用導光板5など
によって伝えられて、光輝する。また、文字板6b,6
c,6dには、それぞれ、乗員に相対する表面に、前記
車速表示用目盛り9に相当する目盛りが設けられてい
る。これらの目盛りはエンジン回転数を表示したり、燃
料の残量を表示したり、冷却水の温度を表示する。な
お、これらの目盛りも、前記外縁目盛り9aと数字目盛
り9bとを備えている。
【0057】文字板用導光板5は、図4に示すように、
車速用導光板5aと、エンジン回転数用導光板5bと、
燃料残量用導光板5cと、冷却水温度用導光板5dと、
を備えている。これらの導光板5a,5b,5c,5d
は、各文字板6a,6b,6c,6dに対応して設けら
れている。導光板5a,5b,5c,5dは、文字板用
のバルブと、対応する文字板6a,6b,6c,6dと
の間に配される。各導光板5a,5b,5c,5dは、
文字板用のバルブからの光を、各文字板6a,6b,6
c,6dの外縁目盛り9aまで導いて、該外縁目盛り9
aの各表示突起30を光輝させる。
【0058】前述した構成の文字板6a,6b,6c,
6dは、ムーブメント7a,7b,7c,7dの出力軸
8a,8b,8c,8dによって、指針12a,12
b,12c,12dの指示部42で、目盛り9a,9b
が指示されて、前記計測量を表示する。文字板6a,6
b,6c,6dは、指針12a,12b,12c,12
dと協働して、自動車の状況を示す。
【0059】本実施形態によれば、板部材20が金属か
らなる。また、数字目盛り9bの各数字25を除く板部
材20の表面20aに旭光目付26が施されている。こ
のため、板部材20の表面20aからの照り返しによ
り、自動車の乗員に対し金属の質感を付与できる。した
がって、文字板6a,6b,6c,6dは、前記乗員に
高級感を付与できる。
【0060】また、枠部材21の外縁目盛り9aの各表
示突起30を除く第2の表面21aに、金属層31が積
層されている。該金属層31の表面31aに、互いに同
軸的でかつ輪状の凹溝32が複数形成されている。この
ため、枠部材21の第2の表面21aからの照り返しに
より、自動車の乗員に対し金属の質感を付与できる。し
たがって、文字板6a,6b,6c,6dは、前記乗員
に高級感を付与できる。さらに、本発明では、数字目盛
り9bの各数字25の表面25aにロジウムなどの金属
でめっきを施した後、明色の塗料29を塗装しても良
い。この場合、乗員により金属感を付与でき、乗員によ
り高級感を付与できる。
【0061】さらに、数字目盛り9bの各数字25の表
面25aが明色の塗料29で塗装され、かつ数字目盛り
9bの各数字25を除く表面20aが暗色の塗料28で
塗装されている。このため、数字目盛り9bと表面20
aとのコントラストが大きくなる。したがって、自動車
の乗員が、ひとめで前記数字目盛り9bの数字25を容
易に視認できる。したがって、乗員の視認性が向上す
る。
【0062】また、数字目盛り9bの各数字25を除く
表面20aが艶消しされている。このため、数字目盛り
9bと表面20aとのコントラストがより大きくなる。
また、例えば、夕日などの比較的強い光が板部材20の
表面20aに直接あたっても、前記表面20aから反射
される光の強さを抑制できる。このため、表面20aか
ら反射される光が強すぎて、数字目盛り9bの各数字2
5を乗員が視認できなくなることを防止できる。したが
って、自動車の乗員が、ひとめで前記数字目盛り9bの
数字25をより容易に視認できる。したがって、乗員の
視認性がより向上する。
【0063】さらに、枠部材21の第2の表面21aに
積層された金属層31の表面31aが明色である。外縁
目盛り9aの表示突起30が暗色である。このため、金
属層31の表面31aと外縁目盛り9aの表示突起30
とのコントラストが大きくなる。したがって、自動車の
乗員が、前記外縁目盛り9aの表示突起30を容易に視
認できる。したがって、乗員の視認性が向上する。
【0064】前述した実施形態では、枠部材21に金属
層31を積層した後、切削加工により表示突起30の表
面30aから金属層31を除去して、前記表示突起30
を光輝させるようにしている。しかしながら、本発明で
は、枠部材21に金属層31を積層した後、レーザによ
り表示突起30の表面30aから金属層31を除去して
も良い。
【0065】また、前記表示突起30の表面30aに、
ハーフ塗装を施しても良い。なお、このハーフ塗装と
は、表示突起30から乗員に向かって光を通し、かつ乗
員側から表示突起30に向かって光を通さない塗料など
を塗布することである。さらに、前記金属層31に相当
する板金に打ち抜き加工やエッチングなどを施して前記
表示突起30を通す孔を形成する。前記孔から表示突起
30が露出するように前記板金を枠部材21に重ねて、
前記表示突起30を光輝させても良い。
【0066】また、前述した実施形態では、板部材20
の数字目盛り9bの各数字25は、板部材20の表面2
0aから突出している。そして、各数字25を光輝させ
ていない。しかしながら、本発明では、以下に示す手段
を用いて、前記数字目盛り9bの各数字25を光輝させ
ても良い。
【0067】板部材20に打ち抜き加工またはエッチン
グを施して、数字目盛り9bの各数字25を孔とする。
そして、前記文字板用導光板5からの光を前記孔内を通
すことによって、各数字25を光輝させる。また、前記
文字板用導光板5に蒸着、めっきまたは塗装を施すこと
により前記文字板6a,6b,6c,6dを形成する。
その後、レーザにより前記文字板6a,6b,6c,6
dに数字目盛り9bの各数字25に沿った孔を形成す
る。こうして、前記文字板用導光板5からの光で、前記
各数字25を光輝させる。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の本
発明は、板部材の乗員に相対する表面に旭光目付が施さ
れているため、光の照り返しにより、乗員に金属の質感
を付与できる。したがって、乗員に高級感を付与でき
る。
【0069】請求項2に記載の本発明は、枠部材の第2
の表面に金属層が積層されている。また、金属層の表面
に複数の凹溝が形成されている。このため、光の照り返
しにより、乗員に金属の質感を付与できる。したがっ
て、乗員に高級感を付与できる。また、第2の表示部に
は金属層が形成されていないので、この第2の表示部を
光輝させることができる。したがって、副次的な効果と
して、第2の表示部を光輝させることにより、乗員が該
第2の表示部を視認しやすくなる。したがって、乗員の
視認性が向上する。
【0070】請求項3に記載の本発明は、板部材の乗員
に相対する表面に旭光目付が施されている。枠部材の第
2の表面に金属層が形成されている。また、金属層の表
面に複数の凹溝が形成されている。このため、光の照り
返しにより、乗員に金属の質感を付与できる。したがっ
て、乗員に高級感を付与できる。また、第2の表示部に
は金属層が形成されていないので、この第2の表示部を
光輝させることができる。このため、第2の表示部を光
輝させることにより、乗員が該第2の表示部を視認しや
すくなる。したがって、副次的な効果として、乗員の視
認性が向上する。
【0071】請求項4に記載の本発明は、第1の表示部
と板部材の表面とのうち一方が暗色の塗料で塗装され、
他方が明色の塗料で塗装されている。このため、前記第
1の表示部と板部材の表面とのコントラストが大きくな
る。したがって、乗員が前記第1の表示部を視認しやす
くなる。したがって、乗員に高級感を付与できることに
くわえ、乗員の視認性が向上する。
【0072】請求項5に記載の本発明は、板部材の表面
が艶消しされている。このため、前記第1の表示部と板
部材の表面とのコントラストがより大きくなる。また、
文字板から反射される光が強くなりすぎて、乗員が第1
の表示部を視認できなくなることを防止できる。このた
め、乗員が前記第1の表示部をより一層視認しやすくな
る。したがって、乗員に高級感を付与できることにくわ
え、乗員の視認性がより向上する。
【0073】請求項6に記載の本発明は、金属層の表面
と第2の表示部とのうち一方が暗色で、他方が明色であ
る。このため、前記第2の表示部と金属層の表面とのコ
ントラストが大きくなる。このため、乗員が前記第2の
表示部を視認しやすくなる。したがって、乗員に高級感
を付与できることにくわえ、乗員の視認性がより向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる計器装置の車速表
示用文字板などを示す正面図である。
【図2】図1に示された車速表示用文字板を分解して示
す斜視図である。
【図3】図1中のIII−III線に沿った断面図であ
る。
【図4】図1に示した車速表示用文字板が用いられる車
両用コンビネーションメータを分解して示す斜視図であ
る。
【図5】図1に示された車速表示用文字板の枠部材が導
光材料から成形された状態を示す断面図である。
【図6】図5に示された枠部材の外表面に金属層が積層
された状態を示す断面図である。
【図7】図6に示された枠部材の表示突起の表面から金
属層を除去した状態を示す断面図である。
【図8】図7に示された枠部材の金属層に凹溝を形成し
た状態を示す断面図である。
【図9】図1に示された車速表示用文字板の板部材に数
字が形成されていない状態を示す断面図である。
【図10】図9に示された板部材に数字と溝が形成され
た状態を示す断面図である。
【図11】図10に示された板部材の表面と数字の表面
とに塗料が塗布された状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 車両用コンビネーションメータ(計器装置) 6a 車速表示用文字板(計器装置の文字板) 6b エンジン回転数表示用文字板(計器装置の文字
板) 6c 燃料残量表示用文字板(計器装置の文字板) 6d 冷却水温度表示用文字板(計器装置の文字板) 7a,7b,7c,7d ムーブメント(計器ユニッ
ト) 8a,8b,8c,8d 出力軸 9 車速表示用目盛り(表示部) 9a 外縁目盛り(第2の表示部) 9b 数字目盛り(第1の表示部) 12a,12b,12c,12d 指針 20 板部材 20a 表面 21 枠部材 21a 第2の表面 26 旭光目付 28 暗色の塗料 29 明色の塗料 31 金属層 31a 表面 32 凹溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動体の状況を示す表示部を複数備え、
    これらの表示部が計測量に応じて回転する計器ユニット
    の出力軸に取り付けられた指針によって指示されること
    により前記計測量を表示する計器装置の文字板におい
    て、 前記移動体の乗員に相対する表面に前記表示部のうち第
    1の表示部を設けた板状の板部材を備え、 該板部材が金属からなりかつ前記表面に旭光目付が施さ
    れたことを特徴とする計器装置の文字板。
  2. 【請求項2】 移動体の状況を示す表示部を複数備え、
    これらの表示部が計測量に応じて回転する計器ユニット
    の出力軸に取り付けられた指針によって指示されること
    により前記計測量を表示する計器装置の文字板におい
    て、 導光材料からなりかつ枠状に形成されているとともに前
    記移動体の乗員に相対する第2の表面に前記表示部のう
    ち第2の表示部を設けた枠部材を備え、 前記第2の表面に金属層が積層され、かつ前記金属層の
    表面に該枠部材に沿って枠状に延びた凹溝が複数形成さ
    れていることを特徴とする計器装置の文字板。
  3. 【請求項3】 移動体の状況を示す表示部を複数備え、
    これらの表示部が計測量に応じて回転する計器ユニット
    の出力軸に取り付けられた指針によって指示されること
    により前記計測量を表示する計器装置の文字板におい
    て、 前記移動体の乗員に相対する表面に前記表示部のうち第
    1の表示部を設けた板状の板部材と、 枠状に形成されかつ前記乗員に相対する第2の表面に前
    記表示部のうち第2の表示部を設けているとともに、前
    記板部材の外縁に取り付けられる導光材料からなる枠部
    材と、を備え、 前記板部材が金属からなりかつ前記表面に旭光目付が施
    されているとともに、 前記第2の表面に金属層が積層され、かつ前記金属層の
    表面に該枠部材に沿って枠状に延びた凹溝が複数形成さ
    れていることを特徴とする計器装置の文字板。
  4. 【請求項4】 前記第1の表示部と前記板部材の表面と
    のうち一方が暗色の塗料で塗装され、かつ他方が明色の
    塗料で塗装されていることを特徴とする請求項1または
    請求項3記載の計器装置の文字板。
  5. 【請求項5】 前記板部材の表面が艶消しされているこ
    とを特徴とする請求項1、3または請求項4記載の計器
    装置の文字板。
  6. 【請求項6】 前記金属層の表面と前記第2の表示部と
    のうち一方が暗色であり、かつ他方が明色であることを
    特徴とする請求項2または請求項3記載の計器装置の文
    字板。
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